JP2017530741A - 相互運用可能なカプセル送出ユニット及び飲料調製マシン - Google Patents

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Abstract

飲料調製システムであって、送出動作としてユーザーにカプセルを送出するためのカプセルディスペンサと、飲料調製動作として、ユーザーにより供給されたカプセルから飲料の原材料を抽出するための飲料調製マシンであって、カプセルディスペンサ及び飲料調製マシンは制御システムを介して動作可能に互いに接続され、制御システムは、カプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウントを決定するための送出情報を得、飲料調製動作の動作カウントを含む飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得るように構成され、制御システムは、送出カウントが前記飲料調製カウント以下である場合、又は前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、次の飲料調製動作を無効化するように構成されている、飲料調製システム。【選択図】 図6

Description

本発明は、飲料を調製するためのシステムに関し、システムは、飲料調製マシン、カプセル、及びその収容部からカプセルを送出するためのカプセルディスペンサを備え、飲料調製マシンは、飲料の調製中に、カプセルから飲料の原材料を抽出するための抽出ユニットを備え、カプセルディスペンサは、飲料調製マシンに動作可能に互いに連結されている。
飲料調製のため、ますます多くのマシンが、例えば、コーヒー、紅茶、又はスープなどの、飲料の原材料の投与量を含むカプセルを使用して動作するように構成されている。調製中、マシンの抽出ユニットは、例えば、溶解により、少なくとも部分的に原材料をカプセルから抽出する。このようなマシンの例は、欧州特許第2393404(A1)号、同第2470053(A1)号、同第2533672(A1)号、同第2509473(A1)号、同第2685874(A1)号に提示されている。これらのマシンの人気の高まりは部分的に、例えば、ストーブトップエスプレッソメーカー、又は手動で動作するカフェティエ(フレンチプレス)など、従来的な飲料調製マシンよりも高いユーザー利便性に起因し得る。また一部には、マシンの淹出プロセスの向上によるものであり、カプセルが抽出ユニットに挿入され、熱湯がカプセルに設けられた入口に注入され、カプセル内の原材料が、カプセル内に設けられた出口を通じ、熱湯により抽出され、淹出された飲料が熱湯により出口から収集される。このプロセスの間、マシンの処理パラメータは、飲料の味を向上させるために、内部の特定のカプセル、及び/又は特定の原材料に合わせられてもよい。例えば、動作パラメータは、入口及び出口の水温、予備湿潤持続時間、水の流量水量淹出プロセス中における他の動作を含み得る。このように、淹出プロセスが最適化される。
上記飲料マシンは、ユーザーがその収容部からカプセルを選択及び/又は購入するように操作することができる、カプセル送出ユニットとの関連により、商業又は商用施設において使用するように適合させることができる。例えば、ユーザーが、無関係な飲料注出マシンで使用するために、カプセルディスペンサから送出された、値下げされたカプセルを買い溜めするのを制限するように、飲料調製マシンで使用されるカプセルディスペンサから送出されないカプセルを制限するように、カプセル送出及び飲料調製操作を制御するために、このようなカプセルディスペンサ及び飲料調製マシンの相互運用性が必要とされている。
一般的に、送出されたカプセルが直ちに引き出されるように、カプセルディスペンサ及び飲料調製マシンを一体化することによって、上記相互運用性をもたらすことは望ましくない場合があるがこれは、多くの飲料調製マシンを供給するために単一のカプセルディスペンサが使用され得るため、例えば、コストの理由から、カプセルディスペンサを既存のマシンに一体化させるのは望ましくないことがあるため、ユーザーが利用可能な、様々な飲料調製マシンが存在することがあり、ユーザーが好ましいマシン(例えば、特定の飲料調製オプションを有するマシン)を選択するためである。
米国特許第7197377号は、カプセル又はその容器など、消費可能な製品が、(カプセルディスペンサではなく)供給元から供給されるシステムを開示している。カプセルは、コード(例えば、バーコード、RFID、又は他の好適なコード)などの識別子を含む。飲料調製マシンは、識別子の上記コードを読み取ることによってカプセルを識別するためのコードリーダを含み、これに従って許可された抽出プロセスの数を増やすように構成されている。許可された抽出プロセスが存在しない場合、飲料調製マシンは、抽出プロセスを実行することができない場合がある。国際公開第2005104911号は、カプセル送出ユニットを開示しているが、関連する飲料調製マシンとの相互運用性は存在しない。
このシステムの欠点は、カプセルが識別子を必要とし、飲料調製マシンが、識別子を識別するように動作可能なコードを含まなくてはならないことである。従って、システムは高価で、動作が複雑となり得、また既存のシステムに組み込むのが複雑になり得る。
本発明の目的は、飲料調製マシン、及びカプセルがそこから送出され、ユーザーにより飲料調製マシンに装填される、カプセルディスペンサを備えるシステムを提示し、このシステムは、カプセル送出、及び飲料調製マシンの動作を制限するように動作可能である。
無関係な飲料注出マシンで使用するために、カプセルディスペンサから送出された、値下げされたカプセルをユーザーが買い溜めするのを制限するように動作可能である、システムを提示する。
飲料調製マシンのカプセルディスペンサから送出されないカプセルの使用を制限するように動作可能なシステムを提示することが有利である。
費用効果の高いシステムを提示することが有利である。
安全かつ便利に使用できる、システムを提供することが有利である。
既存のシステムに便利に後付け可能な上記の目的で機能し得る構成を提示することが有利である。
本発明の目的は、請求項1に記載の飲料調製システム、請求項11に記載のカプセルディスペンサ、請求項12に記載の飲料調製マシン、請求項13に記載の方法、及び請求項14に記載のコンピュータプログラムによって達成される。
ユーザーによって(例えば、ユーザーインターフェースへのコマンドの入力、又は機械的装置の動作により)開始される送出動作として、ユーザーにカプセルを送出するためのカプセルディスペンサと、飲料調製動作として、ユーザーにより供給されたカプセル(例えば、ユーザーは抽出のために、飲料調製マシンに/飲料調製マシン内に、カプセルを手動で装填又は供給する)から飲料の原材料を抽出するための飲料調製マシンであって、カプセルディスペンサ及び飲料構成マシンは制御システムを介して動作可能に互いに接続される(例えば、有線又は無線媒体により直接)、飲料調製マシンと(制御システムは様々な構成を含むことがあり、例えば、これは、飲料調製マシンとカプセルディスペンサとの一方又は両方上に位置するか、又は飲料調製マシンとカプセルディスペンサから分離して、情報、及び/又は信号を交換して関連する構成要素を制御することができる)を備える、飲料調製システムが、本発明の第1態様に従い、本明細書に開示される。制御システムは、上記送出動作に関する情報を含む送出情報であって、カプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウントを決定するための送出情報を得(例えば、ユーザーインターフェースからのコマンドを介して、若しくはカプセルディスペンサのセンサを介して、又は通信インターフェース上で、又はカプセルディスペンサのコンピュータプログラムを介して)、好ましくは送出情報から上記送出カウント(又は同等のカウント)を決定し、上記飲料調製動作に関する情報を含む飲料調製情報であって、カプセル飲料調製動作の動作カウントを含む飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得(例えば、ユーザーインターフェースからのコマンドを介して、若しくは飲料調製マシンのセンサを介して、又は通信インターフェース上で、又は飲料調製マシンのコンピュータプログラムを介して)、好ましくは飲料調製情報から上記飲料調製カウント(又は同等のカウント)を決定するように構成されている。制御システムは、送出カウントが飲料調製カウント以下である場合、又は送出カウントが飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を無効化するように更に構成される。一般的に、第1及び第2論理条件は同じシステムで実施されず、すなわち、これらは相互に排他的であり、代替的な選択肢である。
機能的に同等な条件は、同じ機能的な結果をもたらす、いずれかの数学的な不等を含む。一実施例として、システムカウントは以下のように導出され得る。システムカウントは、各送出動作に関して、例えば1などの規定量だけ増加し、各飲料調製に関して規定量だけ減少する。このようにシステムカウントは、上記送出カウント及び飲料調製カウントの合計により効果的に導出される。システムを使用した、機能的な同等な条件は、システムカウントが0以下であるか、又は0よりも第1規定量超だけ小さい場合、次の飲料調製動作を無効化する。
有利なことに、本発明の目的は、上記の数学的な不等が、飲料調製マシンのカプセルディスペンサから送出されるものでないカプセルの使用を制限するための飲料調製システムの制御を可能にするため、達成され得る。例えば、送出カウントが、飲料調製カウントよりも小さい場合、送出されたカプセルよりも多くの飲料が調製されており、これに応答して飲料調製マシンは、更なる飲料調製動作を防ぐために無効化される。送出カウントが飲料調製カウントと等しい場合、送出されたカプセルと同じ量(0を含む)の飲料が調製され、これに応答して、飲料調製マシンは、カプセルが送出されるまでに更なる飲料調製動作を防ぐように、無効化される。この構成の更なる実施例において、送出カウントが、飲料調製カウントよりも第1規定量(1、2、3以上など、非ゼロの正の量)超だけ小さい場合、飲料調製マシンは無効化される。このように、飲料調製マシンは、少量のカプセル(第1規定量)が飲料調製マシン内で使用されるのを可能にするように制御され得、上記カプセルはカプセルディスペンサから送出されないか、又はカプセルディスペンサから送出されるが、上記送出から規定量の時間内に使用されず、よってカウンターのリセットがカプセルの使用前に生じる。
更に、上記システムは、実施が高価である、先行技術によるカプセル認識を必要とせず、既存の飲料調製システムで、高い費用効果で実施することができる。
従って、制御システムは、送出カウントが飲料調製カウントよりも大きい場合、又は送出カウントが飲料調製カウントよりも第1規定量以下だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を有効化するように構成され得る。この条件は、実行可能性の範囲の一部(飲料調製マシンが有効化される)を設定し、実行可能性の別の側面は、第1態様の初期条件(飲料調製マシンが無効化される)である。上記システムカウントを使用した、機能的に同等な条件の実施例は、システムカウントが0超であるか、又は0よりも第1規定量以下だけ小さい場合、飲料調製動作を有効化する。
上記の不等に応答して、次のカプセル送出動作は、有効化又は無効化され得る。例えば、
制御システムは、送出カウントが飲料調製カウント以下である場合、又は送出カウントが飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次のカプセル送出動作を有効化するように構成される。このように、送出カウントが一般的に飲料調製カウントよりも少ない場合にカプセルディスペンサが有効化され、足りないカプセルの送出が可能になり、よって飲料調製マシンが有効化される(上記の実行可能性の範囲に従う)。
あるいは、制御システムは、送出カウントが飲料調製カウント以下である場合、又は送出カウントが飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次のカプセル送出動作を無効化するように構成される。このように、カプセルディスペンサは、送出カウントが一般的に、飲料調製カウントよりも少ない(例えば、第1規定量超だけ)場合に恒久的に無効化され、例えば、管理者によるリセットを必要とし得る。
制御システムは、送出カウントが、飲料調製カウント及び第2規定量の合計以上である場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次のカプセル送出動作を無効化するように構成され得る。上記システムカウントを使用した、機能的に同等な条件の実施例は、システムカウントが第2規定量以上である場合、送出動作を無効化する。
有利なことに、上記数学的な不等が、カプセルディスペンサから送出されたカプセルが、飲料調製マシンで使用されずに蓄積される(例えば、ユーザーは他の飲料調整マシンで使用するために値下げしたカプセルを買い溜めすることがあり、又は特定の好みの種類のカプセルの残りの在庫を購入することがある)のを制限するために、飲料調製システムの制御を可能にするため、本発明の目的は達成される。特に、送出カウントが、飲料調製カウント+第2規定量(これは、例えば、2〜50、好ましくは1、5、10、又は20超である数など、非ゼロの正の値に設定され得る)の合計と等しい場合、第2規定量を超える大きさのカプセルの備蓄が蓄積され、したがって、第2規定量を超える大きさのカプセルの備蓄の蓄積を防ぐために、送出動作が無効化され得る。
従って、制御システムは、送出カウントが、飲料調製カウント及び第2規定量の合計よりも小さいである場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次のカプセル送出動作を有効化するように構成され得る。この条件は、実行可能性の範囲の一部(カプセルディスペンサが有効化される)を設定し、実行可能性の別の側面は、上記の逆の条件(カプセルディスペンサが無効化される)である。上記システムカウントを使用した、機能的に同等な条件の実施例は、システムカウントが第2規定量よりも小さい場合、送出動作を有効化する。
上記の不等に応答して、次の飲料調製動作は、有効化又は無効化され得る。例えば、
制御システムは、送出カウントが、飲料調製カウント及び第2規定量の合計以上である場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を無効化するように構成される。このように、飲料調製マシンは、カプセルが過剰に貯まった場合に恒久的に無効化され、例えば、管理者がリセットすることを必要とし得る。
あるいは、制御システムは、送出カウントが、飲料調製カウント及び第2規定量の合計以上である場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を有効化するように構成される。このように、飲料調製マシンは、カプセルが過剰に蓄積された場合に有効化されて、上記蓄積されたカプセルが全て使用されるのを可能にし、よってカプセルディスペンサが再び有効化される。
上記条件は、例えば、制御システムが以下の不等により飲料調製システムを制御するように構成されるように、好適に組み合わされてもよく、制御システムは、送出カウントが飲料調製カウント以下である場合、又は送出カウントが飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を無効化するように構成される。制御システムは、送出カウントが飲料調製カウントよりも大きい場合、又は送出カウントが飲料調製カウントよりも第1規定量以下だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を有効化するように構成され得る。制御システムは、送出カウントが、飲料調製カウントよりも第2規定量だけ大きいかそれ以上である場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を無効化するように構成される。従って、制御システムは、送出カウントが、飲料調製カウントよりも、第2規定量未満だけ大きい場合、という、条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次のカプセル送出動作を有効化するように構成され得る。あるいは、飲料調製動作、及びカプセル送出動作のうちの一方又は両方が無効化され得る。
制御システムは、送出動作の後に、飲料調製動作が行われることなく、規定量の時間が経過した場合、という条件(これは、例えば、上記システムカウントなど、上記カウントから導出され得る、同等のカウントを規定量に設定するなど、全ての機能的に等しい条件を含む)に従い、送出カウント及び/又は飲料調製カウントを規定量に設定するように構成され得る。上記カウントのうちの一方又は両方に関し、規定量は、典型的には0であるが、例として、1、−1、2、又は−2であってもよい。一般的にカウントは初期条件に戻される。規定量の時間は典型的には、2、5、10、30、又は60分である。有利なことに、ユーザーは、カプセルを使用するまでの規定量の時間を有し、使用しない場合はカプセル送出カウントはリセットされ、カプセルは送出されなかったものとみなされる。上記規定量の時間の後に両方のカウンターがリセットされて、飲料調製システムが恒久的に無効化されることを確実にしてもよい。
上記制御システムは、例えば、カプセルディスペンサ、及び飲料調製マシンを制御するように動作可能な単一制御システム、カプセルディスペンサのサブ制御システム、及び飲料調製マシンのサブ制御システムと相互作用するように動作可能な、一般制御システム、飲料調製マシンのサブ制御システムと相互作用するように動作可能な、カプセルディスペンサの一般制御システム、及びその逆など、様々な同等の構成を備えてもよい。より具体的には、カプセルディスペンサの制御システムは、処理ユニット、及び通信インターフェースを備え、これは飲料調製マシンのサブ制御システムの対応する通信インターフェース及び制御ユニットとデータ交換するように動作可能であるか、又はその逆である。又は、カプセルディスペンサの制御システムは、飲料調製マシンの電気的に動作する構成要素を直接制御する(すなわち、更なる処理ユニットなしに)ために処理ユニット及び通信インターフェースを備えるか、又はその逆である。
制御システムにより飲料調製マシンの無効化することは、様々な手段により達成することができる。例えば、制御システムが、飲料調製マシンの抽出ユニットの電気的に動作するカプセルホルダ装填機構を、カプセル抽出位置まで移動するように制御し、ユーザーが内部にカプセルを入れられないようにする。制御システムは、飲料調製マシンの電気的に動作する構成要素(例えば、流体供給システム)のヌル動作を生じさせる。カプセルディスペンサの無効化は、様々な手段により達成することができる。例えば、制御システムは、カプセルディスペンサの電気的に動作する構成要素(例えば、カプセルディスペンサのカプセル送出システム)のヌル動作を生じさせる。制御システムにより、カプセルディスペンサの機械的に動作するカプセル送出システムは、例えば、関連する構成要素と係合するソレノイドなどにより、ユーザーにより作動できないようにブロックされる。
飲料調製マシンとカプセルディスペンサとは、有線又は無線媒体、例えば、IEEE 802.3により規定されるRS−232、USB、IC、Ethernet(登録商標)などの有線接続、無線LAN(例えば、IEEE 802.11)、又は近距離システムなどの無線接続を含む制御システムの通信インターフェースによって、上記制御システムを介して動作可能に互いに接続されてもよい。飲料調製マシンとカプセルディスペンサとは、互いに機械的に接続されてもよく、例えばこれらは、同じハウジング内に配置されるか、又は同じ本体に接続される。
一般的に、カプセルディスペンサ及び飲料調製マシンは、互いに動作可能に近接するように構成され、これにより例えば、ユーザーは、カプセルを送出した直後に上記カプセルを飲料調製マシン内に挿入することができ、これらは例えば、同じ部屋にあるか、又は互いに見通し線内に配置され得る。
制御システムは、飲料調製マシン、又はカプセルディスペンサを、飲料調製マシン又はカプセルディスペンサの他方が、通信インターフェースを介して制御システムから動作的に切断される場合に(動作的な切断は、物理的な切断、又はデータ交換の能力の消失を含むことがある)、例えば、通信インターフェースがオンになっていないか、又は関連する飲料調製マシン及び/又はカプセルディスペンサがオンになっていない場合に、他方を無効化するように構成され得る。このような構成において、切断された飲料調製マシン、又はカプセルディスペンサは、既定の無効状態に設定されるように構成され得る。このように、飲料注出システムは、飲料調製マシンとカプセルディスペンサとが両方とも、通信インターフェースを介して制御システムに接続されている場合にのみ送出及び抽出され得るように構成されている。
飲料調製システムは、制御システムに動作可能に接続された複数の飲料調製マシンを備えてもよく、制御システムは、飲料調製マシンそれぞれから飲料調製情報を受信し、これにより複数の飲料調製マシンに関する飲料調製動作の単一の動作カウントを含む合計飲料調製カウントを決定するように構成されている。このようなシステムにおいて、制御システムに接続された単一のカプセルディスペンサのみが存在する。
制御システムは、上記飲料調製マシンの全てに関して、送出動作の後に飲料調製動作が行われることなく、上記規定量の時間が経過した場合に、送出カウント及び/若しくは飲料調製カウント、又は送出カウント及び/若しくは飲料調製カウントから導出され得る同等のカウントを、上記規定量へと設定するように構成され得る。飲料調製動作を無効化する場合、制御システムは、飲料調製マシン全ての上記動作の無効化を生じさせるように動作可能であり得る。
飲料調製システムは、制御システムの通信インターフェース、例えば、飲料調製マシン及び/又はカプセルディスペンサの通信インターフェースを介して、サーバーシステムと通信するように動作可能であり得る。サーバーシステムを使用して、飲料調製マシン及び/又はカプセルディスペンサの動作パラメータ、例えば、関連するカウントの一方又は両方をモニタリング/調節してもよく、かつ特に、カウントの上記規定量への設定、又はカウントの他の調節を行う。パラメータは、水温などの抽出プロセス、又は再注文のためにカプセルの消費と関連している。
制御システムは、カプセルディスペンサと飲料調製マシンとは別個であり得るか、又はカプセルディスペンサ及び/若しくは飲料調製マシンに全体的に、又は部分的に配置されてもよいユーザーインターフェースを備える(例えば、カプセルディスペンサを制御するサブ制御システムは、ユーザーインターフェースの一部又は全部を含み、飲料調製マシンを制御するサブ制御システムは、ユーザーインターフェースの一部又は全部を含む)。ユーザーインターフェースは一般的に、ユーザーから入力を受信して、カプセルを送出するように動作可能である(すなわち、送出動作)。制御システムは、応答して、カプセルディスペンサのカプセル送出ユニットを介してカプセルを送出する、送出動作を実行するように動作可能である。制御システムは、フォトダイオード、誘導性センサ、又は他の好適なセンサなど、カプセルの送出を検出するためのセンサを備えてもよい。ユーザーインターフェースは一般的に、ユーザーから入力を受信して、飲料を調製するように動作可能である(すなわち、飲料調製動作)。制御システムは、応答して、抽出ユニットと、流体供給部と、カプセル処理ユニットと(存在する場合)を全体的に制御することによって飲料の調製を生じるように動作可能である。制御システムは、フォトダイオード、誘導性センサ、流量センサ、又は他の好適なセンサなど、適切な飲料の調製を検出するためのセンサを備えてもよい。
ユーザーインターフェースは、キーパッド、又はキーカードと共に使用するための磁気ストリップリーダ(magnetic strip reader)などの識別システムを備えてもよく、これはユーザーのアイデンティティを認証するように動作可能である。制御システムは、識別されたユーザーに関する、カプセルディスペンサ及び/又は飲料調製マシンの特定の動作(例えば、特定のカプセルの購入)、特定の値段でのカプセルの購入、ユーザーと関連するクレジットからカプセルの値段を差し引くこと、カウントのリセットなどの管理者操作、又は他のサービス/管理に関する動作を可能にするように構成され得る。
制御システムは、ユーザーからコマンドを受信し、上記構成要素を制御するための1つ以上の処理ユニットを備え、例えば、カプセルディスペンサの処理ユニットは、ユーザーインターフェース、センサ、及び通信インターフェースから入力を受信してもよく、これに応答して、飲料調製マシンのカプセル送出ユニット及び処理ユニットに出力を送信し得る。飲料調製マシンの処理ユニットは、通信インターフェースからの入力を受信してもよく、ユーザーインターフェースは、これに応答して、抽出ユニット及び流体供給を制御して、抽出プロセスを行うことができる。
カプセルディスペンサ、及び飲料調製動作として、ユーザーにより飲料調製マシンに供給されたカプセルから飲料の原材料を抽出するための飲料調製マシンを備える、飲料調製システムのカプセルディスペンサが、本発明の第2態様によって、本明細書に開示され、カプセルディスペンサは、送出動作としてユーザーにカプセルを送出する。カプセルディスペンサは、送出カウントを決定するために、送出情報を得るように構成された制御システムを備える。送出カウントは、カプセル送出動作の動作カウントを含む。一般的に、カプセルディスペンサは、好ましくは上記送出動作に関する情報を含む送出情報から、送出カウント(又は同等のカウント)を決定する。制御システムは、飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得る(すなわち、通信インターフェースを介して)ように更に構成されている。好ましくは、制御システムは、ここから上記送出カウント(又は同等のカウント)を決定する。一般的に、受信した飲料調製情報は、上記飲料調製動作に関する情報を含む。あるいは、制御システムは、飲料調製動作の動作カウントを含む飲料調製カウント(又は同等のカウント)を(すなわち、通信インターフェースを介して)得てもよい。制御システムは、送出カウントが飲料調製カウント以下であるか、又は飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作の無効化を生じさせるように更に構成されている。カプセルディスペンサは、第1の態様のいずれかの特徴を含み、及び/又は第1の態様のいずれかに従って動作するように構成され得る。
送出動作としてユーザーにカプセルを送出するためのカプセルディスペンサを備える、飲料調製システムの飲料調製マシンが、本発明の第3実施形態に従って本明細書において開示され、飲料調製マシンは、飲料調製動作として、ユーザーによりそこに供給されたカプセルから飲料の原材料を抽出する。飲料調製マシンは、送出カウントを決定するために、送出情報を(すなわち、通信インターフェースを介して)得るように構成された制御システムを備えている。好ましくは、飲料調製マシンは、ここから上記送出カウント(又は同等のカウント)を決定する。一般的に、受信した送出情報は、上記カプセル送出動作に関する情報を含む。あるいは、カプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウント(又は同等のカウント)を(すなわち、通信インターフェースを介して)得てもよい。制御システムは、飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得るように更に構成されている。飲料調製カウントは、飲料調製動作の動作カウントを含む。一般的に、飲料調製マシンは、上記飲料調製動作に関する情報を含む飲料調製情報から飲料調製カウントを決定する。制御システムは、送出カウントが飲料調製カウント以下であるか、又は飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を無効化するように更に構成されている。飲料調製マシンは、第1の態様のいずれかの特徴を含み、及び/又は第1の態様のいずれかに従って動作するように構成され得る。
本発明の第1態様のいずれかの特徴に従い、飲料調製システムを使用して飲料を調製する方法が、本発明の第4態様により、本明細書において開示され、この方法は、カプセル送出動作の動作カウントを含み、及び好ましくは動作カウントから送出カウント(又は同等のカウント)が導出される、送出カウントを決定するための送出情報を得る工程と、飲料調製動作の動作カウントを含み、及び好ましくは動作カウントから飲料調製カウント(又は同等のカウント)を導出する、飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得る工程と、制御システムは更に、送出カウントが飲料調製カウント以下であるか、又は飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を無効化する工程と、
飲料調製システムの制御システムの処理ユニットのコンピュータプログラムが、本発明の第5実施形態に従って本明細書において開示され、飲料調製システムは、送出動作としてユーザーにカプセルを送出するためのカプセルディスペンサを備え、飲料調製マシンは、飲料調製動作として、ユーザーにより飲料調製システムに供給されたカプセルから飲料の原材料を抽出する。コンピュータプログラムは好ましくは、プログラムコード及び/又はプログラム論理を含む。コンピュータプログラムは、送出カウントを決定するために送出情報を得るか、又はカプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウントを得る、飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得るか、又は飲料調製動作の動作カウントを含む送出カウントを得る、送出カウントが飲料調製カウント以下であるか、又は飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、という条件(これは全ての機能的に同等な条件を含む)に従って次の飲料調製動作を無効化するように、(例えば、プロセッサにより)実施可能である。コンピュータプログラムは、第1の態様のいずれかの特徴に従って動作するように構成され得る。
第5態様によるコンピュータプログラムを含む非一時的なコンピュータ可読媒体が、本発明の第6態様に従い、本明細書において開示される。非一時的なコンピュータ可読媒体は、コンピュータをプログラムするためのコンピュータ可読プログラムコードを保存するための、プロセッサのメモリユニット、又は他のコンピュータ可読記憶媒体(例えば、ハードディスク、CD−ROM、光学記憶装置、磁気記憶装置、フラッシュメモリなど)を含み得る。
本発明の上記の態様は、任意の適切な組み合わせで組み合わせることができる。更に、本明細書に記載した様々な特徴は、具体的に図示して説明した組み合わせとは異なる組み合わせを提供するために、上記の態様の1つ以上と組み合わされ得る。本発明の更に他の目的及び有利な特徴は、特許請求の範囲、詳細な説明、及び添付の図面から明らかになるであろう。
本発明をよりよく理解し、その実施形態が、どのように実行され得るかを示すために、例として以下の添付の図面が参照される。
一般的な飲料調製マシン、飲料調製マシンのカプセル、及び容器の代表的な図である。 図1による一般的な飲料調製マシンの制御システムの概略図である。 図1による飲料調製システムのカプセルの第1実施形態の側断面図である。 図1による飲料調製システムのカプセルの第2実施形態の側断面図である。 図1による飲料調製システムのカプセルの第3実施形態の斜視断面図である。 一体化したカプセルディスペンサ及び飲料調製マシンを備える、飲料調製マシンの代表的な図である。 飲料調製システムのカプセルディスペンサの代表的な図である。 図6及び7によるカプセルディスペンサの制御システムの概略図である。
飲料調製システム
図1は、第1レベルにおいて、飲料調製マシン4、カプセル6、容器8、カプセルディスペンサ(先に記載され、後に示される)を備える飲料調製システム2の一部の、例示的な図を示している。
飲料調製マシン
図1を更に参照し、最初に飲料調製マシン4が記載される。機能上、飲料調製マシン4は、カプセルに流体を注入することによりカプセル6から1つ以上の原材料を抽出するように、動作可能である。抽出された原材料は、容器8(例えば、カップ)に回収される飲料の少なくとも一部を形成する。飲料調製マシン4は、調理台で使用するため(すなわち、長さ、幅、及び高さが50cm未満)、又は自立型ユニットとして動作するための大きさである。好適な飲料調製マシン4の例は、欧州特許第2393404(A1)号、同第2470053(A1)号、同第2533672(A1)号、同第2509473(A1)号、同第2685874(A1)号に提示されており、これら全てが本明細書において参照として組み込まれる。補足として、このような飲料調製マシン4がここでより詳細に記載され、飲料調製マシン4の第1レベルにおいて、ハウジング10、流体供給部12、抽出ユニット14、任意選択的に、カプセル処理ユニット16、制御システム18を備えるものと考えられる。これらの構成要素は、順に記載される。
飲料調製マシンのハウジング
ハウジング10は、上記の第1レベルの構成要素を収容及び支持し、飲料調製マシン4の第2レベルにおいて基部20及び本体22を備える。基部20は、支持表面と当接している。本体22は、他の第1レベルの構成要素を取り付けるためのものである。
飲料調製マシンの流体供給部
流体供給部12は、一般的には加熱される水で流体を抽出ユニット14に供給するように動作可能である。流体供給部12は典型的には、飲料調製マシン4の第2レベルにおいて、殆どの用途において1〜2リットルの流体である流体を収容するリザーバとしてのリザーバ24と、往復又は回転ポンプなどの流体ポンプ26と、サーモブロックタイプの加熱器を一般的に含む流体加熱器28と、以下に記載される抽出ユニット14に流体を供給するための出口とを備える。リザーバ24、流体ポンプ26、流体加熱器28、及び出口は、任意の好適な順序で互いに流体連通する。別の実施例において、流体供給部12は、外部流体供給部(例えば、水道)への接続を含み得る。
飲料調製マシンの抽出ユニット
抽出ユニット14は、そこから原材料を抽出するために、カプセル6を受け取り、及び処理するように動作可能である。抽出ユニット14は、カプセル6をユーザーから直接受け取るように、又はカプセル6を任意のカプセル処理ユニット16から受け取るように構成され得る。抽出ユニット14はカプセル受け取り位置とカプセル抽出位置との間で移動するように動作可能であり、カプセル抽出位置からカプセル受け取り位置まで動く際に、抽出ユニットはカプセル排出位置を通過するかここまで移動することができ、ここから使用済みのカプセルが排出され得る。抽出ユニットは典型的には、飲料調製マシン4の第2レベルにおいて、注入ヘッド30と、カプセルホルダ32と、カプセルホルダ装填機構34と、カプセル挿入チャネル36と、カプセル排出チャネル38とを備え、これらは順次記載される。
注入ヘッド30は、カプセルホルダ32により保持されるときに、カプセル6の空洞に流体を注入するように構成され、かつこの目的のために、流体供給部12の出口と流体連通したノズルを有する注入器40が取り付けられている。注入ヘッド30は、一般的にランセット、又は他の好適な部材を備え、カプセル6を穿孔して上記空洞への入口を形成するために、これを通じて注入器40が延びている。
カプセルホルダ32は、抽出中にカプセルを保持し、この目的のために注入ヘッド30と動作可能に互いに連結されている。カプセルホルダ32は、上記カプセル受け取り位置、及びカプセル抽出位置を実現するために動くように動作可能である。カプセルホルダ32がカプセル受け取り位置(図1に示される)にあるとき、カプセル6が、カプセル挿入チャネル36からカプセルホルダ32へと供給され得る。カプセルホルダ32がカプセル抽出位置にあるとき、供給されたカプセルがホルダによって保持され、注入ヘッド30は保持されたカプセルの空洞内に流体を注入することができ、ここから1種類以上の成分が抽出され得る。カプセルホルダ32が、カプセル抽出位置から受け取り位置へと移動するとき、カプセルホルダ32は上記カプセル排出位置を通過するかここまで移動することができ、使用済みカプセルは、カプセル排出チャネル38を介してカプセルホルダ32から排出することができる。カプセルホルダ32は一般的に、注入ヘッド30が取り付けられた空洞基部44を備える空洞42、抽出された原材料のための出口48を有する抽出壁部46を備える。上記カプセル受け取り位置及びカプセル抽出位置を実現するために、抽出壁部46及び空洞42は互いに対して可動であり得、例えば、抽出壁部46は本体22に固定され、空洞42はこれに対して可動である。別の実施例において、空洞は、抽出壁部に固定することができ、カプセル受け取り位置及びカプセル抽出位置を実現するように注入ヘッド及び空洞の基部は空洞に対して移動可能である。このようなシステムの実施例は、国際公開第2009/113035号に提示され、これは本明細書において参照として組み込まれる。
カプセルホルダ装填機構34は、カプセル受け取り位置と、上記カプセル抽出位置との間でカプセルホルダ32を駆動するように動作可能である。この目的のため、カプセルホルダ装填機構34は、典型的にはモーター又はソレノイドなどの線形作動装置、及びラック及びピニオン構成などの作動可能な機構を備える。カプセルホルダ装填機構34はあるいは、例えば、ユーザーにより作動される構成を備える、国際公開第2009/113035号に開示される、連結具の構成によって、機械的に作動させることができる。
抽出ユニット14は、ある圧力、例えば最大20バールで、カプセル6の空洞内へと流体を注入することによって動作することができ、この圧力は、例示される実施例におけるように、注入ヘッド30及びポンプ26によって達成することができる。これはあるいは、本明細書において参照として組み込まれる、欧州特許第2594171(A1)号に開示される遠心処理により動作し得る。後者の実施例において、抽出ユニット14は、遠心処理を生じさせるようにカプセル支持体を回転させるように構成された、電気モーター及びドライブトレインを典型的に備える、カプセル駆動機構を更に備える。
飲料調製マシンのカプセル処理ユニット
飲料調製マシン4は、カプセル処理ユニット16を備えていてもよい。カプセル処理ユニット16は、カプセル6を処理して、ユーザーがこれを供給した際に検出し、任意によりカプセル6の種類を識別し、任意によりカプセルのコードを読み取り、カプセル6を抽出ユニット14へと移送するように動作可能である。一般的に、カプセル処理ユニット16は、抽出ユニット14の上方に配置され、その様々なサブ構成要素が取り付けられた飲料調製マシン4の本体22の一部として一体化されている。カプセル処理ユニット16は、飲料調製マシン4の第2レベルにおいて、任意によりコード読み取りシステム50と、カプセル移送機構52と、カプセル検出システム54とを備え、これらは順次記載されている。
コードリーダ50は、カプセル6のコードを読み取り、そこからコード信号を生じさせるように動作可能である。コード信号は、抽出情報を決定するために、制御システム18の処理ユニット(以下に記載される)によって処理することができる。コードによりエンコードされた抽出情報は、カプセル及び/又は抽出プロセス中に使用され得るマシンの動作パラメータに関する。例えば、抽出情報は、(遠心処理により動作する抽出ユニットの)角速度/加速度、(カプセル入口及び/又はマシン出口における)水温、水の質量/体積流量、水体積、例えば、予備湿潤時間などの、抽出動作の順序、例えば、カプセルを再注文する目的のために、カプセルの消費をモニタリングするために使用され得る、カプセルパラメータ(体積、種類、カプセル識別子、消費期限)の1つ以上をエンコードしてもよい。
コード読み取りシステム50は、カプセル6のコードを読み取るように動作可能なコードリーダを備える。例えば、任意により読み取り可能なコード及び光学リーダ、誘導に基づくコード、及び誘導性センサコードリーダ、RFIDタグ及び問い合わせ電磁場など、様々なコード及びコード読み取りシステム50の構成が使用され得る。コードリーダの読み取りヘッドと、カプセル6のコードとの間の相対移動の間にコードが読み取られる、コード読み取りシステム50の構成において、コード読み取りシステム50は、上記相対移動を生じさせるように動作可能な、コード読み取り機構を備える。コード読み取りシステム50は、あるいは、抽出ユニット14、例えば、遠心処理ベースの抽出ユニット14と一体化されてもよく、カプセル6のコードは、カプセルの回転中に読み取ることができる。
カプセル移送機構52は、処理されたカプセルを抽出ユニット14(すなわち、カプセル挿入チャネル36を介して)に移送するように動作可能である。従ってこれは、抽出ユニット14とは別個に、及びその上方に配置される。カプセル移送機構52は、カプセル6を拘束する拘束具を除去すること、又はカプセルをカプセル挿入チャネル36へと変位させることによって、カプセルの移送を生じさせる。一般的にカプセル移送機構52は、ユーザーからカプセル6を受け取るように構成され、かつ上部に支持されたカプセルを抽出ユニット14へと移送させるように、本体22に対して移動可能である、可動カプセル支持体を備える。より具体的には、これはカプセル支持位置とカプセル移送位置との間で移動可能であり、(図1に示されるように)カプセル支持位置にあるとき、カプセル6のコードは、コード読み取りシステム50によって読み取ることができ、カプセル移送位置にあるとき、支持カプセル6の抽出ユニット14への移送が生じる。移動可能なカプセル支持体は、カプセル支持体駆動機構124によって各位置の間で駆動され、その後作動装置ユニットによって駆動される。好適なカプセル移送機構の実施例は、国際公開第2014/056642号、及び欧州特許第14176243.5号に開示され、これらは参照として本明細書に組み込まれる。
カプセル検出システム54は、カプセル移送機構52の可動カプセル支持体上のカプセル6の存在、及び任意によりその種類を検出するように動作可能である。カプセル検出システムは、これに近接するカプセルの存在を検出するための1つ以上のカプセル検出センサを備える。カプセル検出センサは、制御システム18の処理ユニット(以下に記載される)によって処理されるカプセル検出信号を生成するように動作可能である。カプセル検出センサはそれぞれ、誘導性センサ、光学センサ、機械的に作動されるセンサなど、様々な構成を有し得る。
飲料調製マシンの制御システム
図1及び図2を参照し、制御システム18は、ここで考察される。制御システム18は、1つ以上の原材料をカプセル6から抽出するように、他の第1レベルの構成要素を制御するように動作可能である。制御システム18は典型的には、飲料調製マシン4の第2レベルにおいて、ユーザーインターフェース56と、処理ユニット58と、任意によりセンサ60と、電源102と、任意により通信インターフェース104とを備え、これらは順次記載されている。
ユーザーインターフェース56は、ユーザーインターフェース信号によりユーザーが処理ユニット58と相互作用するのを可能にする、ハードウェアを備える。より具体的には、ユーザーインターフェースは、ユーザーからのコマンドを受信し、ユーザーインターフェースが上記コマンドを、処理ユニット58への入力として送信する。コマンドは、例えば、抽出プロセスを実行する、及び/又は飲料調製マシン4の動作パラメータを調節する、及び/又は飲料調製マシン4をオンにするか、若しくはオフにするための命令であり得る。処理ユニット58はまた、例えば、飲料調製プロセスが開始されたこと、又はプロセスと関連するパラメータが選択されたことを示すために、飲料調製プロセスの一部として、ユーザーインターフェース56にフィードバックを出力してもよい。
ユーザーインターフェース56のハードウェアは、いずれかの好適な装置を含んでもよく、例えば、ハードウェアは、ジョイスティックボタン、又はプレスボタンなどのボタンと、ジョイスティックと、LEDと、グラフィック又はキャラクターLDCと、タッチセンサ及び/又はスクリーンエッジボタンとを備えるグラフィックスクリーンの1つ以上を備える。ユーザーインターフェース56は、1つのユニット、又は複数の別個のユニットにして形成され得る。より複雑なハードウェア構成において、ユーザーインターフェース56は、メーザ処理ユニット58と相互作用するための、別個の処理ユニット(これの例は後に記載される)を備えることがある。
センサ60は、飲料調製マシン4の抽出プロセス及び/又は状態をモニタリングするために、処理ユニット58に入力信号を送信するように動作可能である。入力信号は、アナログ又はデジタル信号であり得る。センサ60は典型的には、リザーバ24と関連する流体レベルセンサ62と、流体ポンプ26と関連する流量センサ64と、加熱器28と関連する温度センサ66と、抽出ユニット14の位置(例えば、カプセル受け取り位置、カプセル抽出位置、カプセル排出位置)を感知するように動作可能である、抽出ユニット14と関連する位置センサ68と、容器6の流体レベルを測定するように動作可能な流体レベルセンサ70と、カプセル処理ユニット16と関連するカプセル検出センサ72と、コード読み取りシステム50と関連するコードリーダ74と、カプセル移送機構52と関連する可動カプセル支持センサ76と、(遠心処理により動作する抽出ユニットと共に使用するために)角速度センサと、のうちの1つ以上を備える。
処理ユニット58は、入力、すなわち、ユーザーインターフェース56からのコマンド、及び/又はセンサ60(例えば、カプセル検出システム54のカプセル検出センサ72)の信号、を受信し、メモリユニット(後に記載される)に保存されるプログラムコード(又は、プログラムされた論理)による入力を処理し、一般的には抽出プロセスである出力を提供するように動作可能である。より具体的には、出力は、任意によりカプセル処理ユニット16(例えば、コード読み取りシステム50、カプセル移送機構52の動作)と、抽出ユニット14(すなわち、上記カプセル受け取り位置と、カプセル抽出位置との間でカプセルホルダ32を駆動するための、カプセルホルダ装填機構34の動作)と、水供給部12(すなわち、流体ポンプ26及び流体加熱器28の動作)との動作を含む。上記構成要素の動作は、センサ60からの入力信号をフィードバックとして使用した、開ループ制御、又はより好ましくは閉ループ制御であり得る。
処理ユニット58は一般的に、典型的には、マイクロプロセッサ、又はマイクロコントローラなどの集積回路、として構成されたメモリ、入力及び出力システム構成要素を備える。処理ユニット50は、他の好適な集積回路、例えば、ASIC、PAL、CPLD、FPGA、PSoCなどのプログラム可能な論理装置、システムオンチップ(SoC)、コントローラなどのアナログ集積回路を備えてもよい。このような装置において、適切である場合、上記のプログラムコードは、プログラムされた論理が想到され、又はプログラムされた論理を追加的に含んでもよい。処理ユニット50はまた、上記集積回路の1つ以上を含み得る。後者の例として、いくつかの集積回路は、モジュラー式で互いに通信するように構成され、例えば、抽出ユニット14及び水供給部12を制御するためのマスター集積回路と通信している、ユーザーインターフェース42を制御するためのスレーブ集積回路である。
処理ユニット58は一般的には、プログラムコードとしての命令、及び任意によりデータを保存するための、メモリユニット62を含む。この目的のために、メモリユニットは典型的には、例えば、プログラムコード及び動作パラメータを命令として保存するための、EPROM、EEPROM、又はFlashなどの、不揮発性メモリと、一時的なデータ保存のための不揮発性メモリ(RAM)とを含む。メモリユニットは、別個の及び/又は一体の(例えば、半導体のダイの上)メモリを備え得る。プログラム可能な論理装置のために、命令はプログラムされた論理として保存され得る。
メモリユニットに保存される命令は、飲料調製プログラムを含むものとして理想化することができる。飲料調製プログラムは、上記入力(すなわち、ユーザーインターフェース56からのコマンド、及び/又はカプセル検出センサ72の信号)に応答して処理ユニットによって実行することができる。飲料生成プログラムの実行により、処理ユニット58が、第1レベル構成要素:任意選択的に、受け取ったカプセルを抽出ユニット14へと進めるカプセル処理ユニット16と、カプセル受け取り位置とカプセル抽出位置との間で移動する抽出ユニット14と、熱湯を抽出ユニット14に供給するための水供給部12とを制御する。飲料調製プログラムは、コードカプセル上のエンコードされた抽出情報、並びに/又はメモリユニット62にデータとして保存され得る、及び/若しくはユーザーインターフェース56を介して入力され得る他の情報を使用して、上記構成要素の制御を生じ得る。
電源102は、上記制御された構成要素、処理ユニット58、及びこれらの関連する構成要素に電気エネルギーを供給するように動作可能である。電源102は、電池、又はコンセントからの電源供給を受け取り、かつ調節するためのユニットなどの様々な手段を備え得る。電源102は、飲料調製マシン4をオン又はオフにするために、ユーザーインターフェース56の一部と動作可能に互いに接続されていてもよい。
通信インターフェース104は、飲料調製マシン4が、別の装置/システム(サーバーシステム、カプセルディスペンサ、又は他の関連する装置であり得る)とデータ通信するためのものである。通信インターフェース104は、カプセル通信情報、及び/又は抽出プロセス情報など、飲料調製プロセスに関連する情報を送信及び/又は受信するために使用することができる。通信インターフェース104は、いくつかの装置と直接データ通信するか、又は異なる媒体を介して通信するために、第1及び第2通信インターフェースを備え得る。
通信インターフェース104は、有線媒体、又は無線媒体、又はこれらの組み合わせ、例えば、RS−232、USB、IC、IEEE 802.3により規定されるイーサネット(登録商標)などの有線接続、無線LAN(例えば、IEEE 802.1)、又は近距離通信(NFC)、又はGPRS若しくはGSM(登録商標)などのセルラシステムなどの無線通信に合わせて構成することができる。通信インターフェース104は、通信インターフェース信号により、処理ユニット58と相互作用する。一般的に、通信インターフェースは、メーザ処理ユニット58と相互作用するために、通信ハードウェア(例えば、アンテナ)を制御するための、別個の処理ユニット(これの例は先に記載された)を備える。しかしながら、例えば、処理ユニット58との直接的なシリアル通信のための、単純な有線接続など、より単純な構成が使用されてもよい。
飲料調製システムのカプセル
カプセル6は一般的には、抽出される原材料の投与量を保存するための空洞を画定する本体部分と、空洞を閉じるための蓋部分と、本体部分とフランジ部分を接続するためのフランジ部分であって、空洞の基部と離れて配置された、フランジ部分と、備える。本体部分は、ディスク、円錐形、又は断面が矩形である形状など、様々な形状を含み得る。カプセルは、金属、プラスチック、又はこれらの組み合わせなど、様々な材料で形成され得る。一般的に材料は、これが食品にとって安全であり、抽出プロセスの圧力/温度に耐えることができ、好ましくは、注入ヘッド30のインジェクタ40の挿入を可能にし、抽出した原材料を抽出壁部46の出口48に供給するために破裂することができるように選択される。従って、カプセル6は様々な形態をとることができ、そのうちの3つの実施例が以下に記載されることが理解される。
図3は、カプセル6の第1実施例の側断面図を示しており、これは、抽出される原材料の投入量を保持するための、円錐台形状を有する本体部分82と、本体部分の空洞を閉じるための蓋部分84と、本体部分82と蓋部分84を接続するためのフランジ部分86とを備える。
図4は、カプセル6の第2実施例の側断面図を示しており、これは、抽出される原材料の投入量を保持するための、半球形状を有する本体部分88と、本体部分の空洞を閉じるための蓋部分90と、本体部分88と蓋部分90を接続するためのフランジ部分92とを備える。
図5は、カプセル6の第2実施例の側断面図を示しており、これは、抽出される原材料の投入量を保持するための、ディスク形状を有する本体部分94と、本体部分の空洞を閉じるための、やはり空洞を含む蓋部分96と、本体部分94と蓋部分96を接続するためのフランジ部分98とを備える。
一般的に、カプセル6は、これが、フランジ部分86、92、98が位置する平面とほぼ垂直に延びるカプセル回転軸線100に関して実質的に回転対称である形状である。
カプセルディスペンサ
カプセルディスペンサ106は、例えば、10〜300個のカプセル6の収容部を保持するように動作可能であり、かつユーザーから入力を受信し、これに応答して、送出されたカプセル6をここから出力する(本明細書においてはカプセル送出動作と称される)ように構成されている。カプセルディスペンサ106は、飲料調製マシン4と一体化されてもよく、よってこれらは、ハウジング10と同じ本体22を共有する。あるいは、飲料調製マシン4とは別個であり得る。この目的のため、カプセルディスペンサ106は、カプセルディスペンサ106の第1レベルにおいて、ハウジング108と、カプセルホルダ110と、カプセル送出システム112と、制御システム114とを含むものとして理想化することができ、これらは順次記載される。
ハウジング108は、上記の第1レベルの構成要素を収容及び支持し、カプセルディスペンサ106の第2レベルにおいて基部116及び本体118を備える。基部116は、支持表面又は飲料調製マシン4と当接している。本体118は、他の第1レベルの構成要素を取り付けるためのものである。
カプセルホルダ110は、複数のカプセル6を保存するためのものである。一般的に、カプセル6は、例えば、積み重ねるか、横並びか、又はストリップとして、規則正しく保存されている。カプセル6は一般的に、カプセルホルダ110の本体120内へとその近位端で、又は側部の開口部を介して、及び遠位端で送出されるように装填される。カプセル6は、本体120に取り外し可能に取り付け可能であり得る、1つ以上のカートリッジ122によって、例えば、種類によって分類して保存されてもよい。
図6及び図7は、カプセル106が飲料調製マシン4と一体化された実施例、及びカプセルホルダ110の本体120が6個のカートリッジ122を収容し、それぞれが、10〜30の垂直方向に積み重ねたカプセル6を保存している実施例を示している。カプセル6は、カートリッジ122の遠位端から送出され、遠位端及び/又は近位端においてカートリッジ122に装填することができる。カートリッジ122は、カプセルホルダ110の本体120内へと、その近位端と遠位端との間に配置された側部ドアを介して装填される。
カプセル送出システム112は、カプセル6を送出するための入力を受信し、これに応答してカプセルディスペンサからカプセルを送出を行う出力をするように動作可能である。一般的に、カプセル送出システム112は、制御システム114によって制御される、電気的に動作する機構である。しかしながら、より単純な実施例において、これはユーザーにより作動される機構を含むことがあり、例えば、送出機構は、カプセル送出位置と、カプセル保持位置との間に配置されるトレー又はローターを含む。電気的に動作する機構の実施例に関し、カプセル送出システム112は、制御システム114によって制御されるモーター又はソレノイドなどの作動装置124と、作動装置124からの駆動により、カプセル送出位置と、カプセル保持位置との間で移動するように動作可能である、送出機構126とを含む。
このようなシステムの例は、支持部材に動作可能に互いに接続されたドライブトレインを備える、送出機構を駆動するモーターを備える作動装置であり、支持部材は対応するカプセル保持位置及びカプセル送出位置において、カートリッジ内へと延びここから後退するように駆動される。より詳細な実施例は、国際公開第2005/104908号に開示され、これは本明細書において参照として組み込まれる。
図8を参照し、制御システム114はここでは、カプセル6の送出を命令するユーザーからのコマンドを受信し、これに応答してカプセル送出機構112を制御し、飲料調製マシン4の制御システム118とデータを交換するように動作可能であるものと考えられる。制御システム114は典型的には、カプセルディスペンサ106の第2レベルにおいて、ユーザーインターフェース128と、処理ユニット130と、センサ132と、任意により通信インターフェース134と、電源136とを備え、これらは順次記載される。
ユーザーインターフェース128は、ユーザーインターフェース信号によりユーザーが処理ユニット132と相互作用するのを可能にする、ハードウェアを備える。より具体的には、ユーザーインターフェース128は、ユーザーからのコマンドを受信し、ユーザーインターフェース信号が上記コマンドを、処理ユニット132への入力として送信する。コマンドは典型的には、特定のカプセル6を送出し、及び/又はカプセルディスペンサ106の電源をオン又はオフにするものである。処理ユニット132はまた、例えば、カプセル6が選択されたことを示すため、カプセル送出動作の一部として、ユーザーインターフェース128にフィードバックを出力してもよい。
ユーザーインターフェース128のハードウェアは、いずれかの好適な装置を含んでもよく、例えば、ハードウェアは、ジョイスティックボタン、又はプレスボタンなどのボタンと、ジョイスティックと、LEDと、グラフィック又はキャラクターLDCと、タッチセンサ及び/又はスクリーンエッジボタンとを備えるグラフィックスクリーンのうちの1つ以上を備える。ユーザーインターフェース128は、1つのユニット、又は複数の別個のユニットにして形成され得る。より複雑なハードウェア構成において、ユーザーインターフェース128は、メーザ処理ユニット130と相互作用するための、別個の処理ユニット(これの例は後に記載される)を備えることがある。
ユーザーインターフェース128は、ユーザーのアイデンティティを認証するように動作可能である、識別システムを更に備えてもよい。この識別システムは、例えば、磁気ストリップリーダ(magnetic strip reader)などのカードリーダと、コードを入力するためのキーパッドと、他の好適なシステムとを備え得る。識別システムを使用して、ユーザーを識別することができ、例えばこれにより、その識別に関連したクレジット使用して送出されたカプセル6をユーザーが購入し、特定のカプセル種類、又はカプセルディスペンサ106及び/又は飲料調製マシン4のサービスのための管理者オプションなど、ユーザーのための特定の種類のオプションが可能になる。
センサ132は、カプセル送出動作のモニタリングのために、処理ユニット130に入力信号を送信するように動作可能である。入力信号は、アナログ又はデジタル信号であり得る。センサ132は典型的にはカプセルが送出されたかどうかを感知するように動作可能なカプセルセンサと、送出機構126及び/又は作動装置124の位置を感知するように動作可能な位置センサと、のうちの1つ以上を備える。
処理ユニット130は、入力、すなわち、ユーザーインターフェース128からのコマンド、及び/又はセンサ132の信号を受信し、メモリユニット(後に記載される)に保存されるプログラムコード(又は、プログラムされた論理)による入力を処理し、カプセル送出システム112を介した、カプセル6の送出、及び通信インターフェース134を介した、関連する飲料調製マシン4の処理ユニット56とのデータ交換である出力を送信するように動作可能である。より具体的には、出力は、カプセルを送出するためのカプセル送出システム112の作動装置124の動作という動作を含む。上記の動作は、センサ132からの入力信号をフィードバックとして使用した、開ループ制御、又はより好ましくは閉ループ制御であり得る。
処理ユニット130は、飲料調製マシン4の処理ユニット58に関して先に記載された実施例の1つなどの、集積回路を備えてもよい。別の実施形態において、カプセルディスペンサ106の処理ユニット128は、飲料調製マシン4のものと一体化されており、例えば、ユーザーインターフェース128、カプセル送出システム112、及びセンサ132は、飲料調製マシン4の処理ユニット58に接続されるか、又はその逆であり、これは以降に記載される。
通信インターフェース134は、カプセルディスペンサ106と、飲料調製マシン4とのデータ通信のためのものである。通信インターフェース134は、飲料調製動作/カプセル送出動作に関連する情報を送信及び/又は受信するために使用され得、これは以降に記載される。飲料調製マシンの通信インターフェース104について先に記載されたように、通信インターフェース134は、有線媒体、若しくは無線媒体、又はこれらの組み合わせに合わせて構成され得る。
電源136は、上記制御された構成要素、処理ユニット130、及びこれらの関連する構成要素に電気エネルギーを供給するように動作可能である。電源136は、飲料調製マシン4の電源102と同等の手段を備えるか、上記電源を共有し得る。
飲料調製マシンとカプセルディスペンサとの相互運用性
飲料調製システム2の制御システムは、カプセル送出動作の数の動作カウントを決定し、飲料調製動作の数の動作カウントを決定し、これにより飲料調製マシン4とカプセルディスペンサと106の相互運用性を決定するように構成され、これらは以下に記載される。
上記制御システムは、様々な構成により形成されてもよく、例えば、制御システムは部分的に、飲料調製マシンの制御システム18、及びカプセルディスペンサの制御システム114、及び通信インターフェース104、134を介して処理ユニット58、130と相互作用する別個の更なる処理ユニットから形成される。制御システムは、カプセルディスペンサ106又は飲料調製マシン4のうちの一方の処理ユニット58、又は130を備え、これは、通信インターフェースを介して、カプセルディスペンサ106又は飲料調製マシン4の他方の構成要素と相互作用し、すなわち、単一処理ユニットが、カプセルディスペンサ106又は飲料調製マシン4の両方を制御するために使用される。好ましい実施例において、制御システムは、飲料調製マシン4の制御システム18、及びカプセルディスペンサ106の制御システム114を含み、関連する処理ユニットが、通信インターフェース104、134を介して相互作用する。
このカウントは、飲料調製マシン4若しくはカプセルディスペンサ106(又は上記任意の他の処理ユニット)又はこれらの組み合わせの処理ユニットにより行われてもよく、関連するプロセスに関するデータが、関連する通信インターフェースを介して交換され、例えば、飲料調製マシン4の処理ユニット56が、飲料調製動作の数の動作カウントを決定して、これをその不揮発性及び/又は揮発性メモリに保存し、カプセルディスペンサ106の処理ユニット130は、カプセル送出動作の数の動作カウントを決定してこれをその不揮発性及び/又は揮発性メモリに保存する。飲料調製マシン4又はカプセルディスペンサ106の一方が、関連するプロセスに関するデータを飲料調製マシン4又はカプセルディスペンサ106の他方へと伝達し、これが双方のカウントを実行する。
好ましい実施例において、カプセルディスペンサ106の処理ユニット130は、カプセル送出動作の数の動作カウントを決定し、通信インターフェース104、134を介して飲料調製マシン4から、飲料調製動作に関する信号を受信し、これによりカプセルディスペンサ106が、飲料調製動作の数の動作カウントを決定する。カプセルディスペンサ106の処理ユニット130は、動作カウントを処理し、これに応答して、カプセルの送出を有効/無効にし、通信インターフェース104、134を介して飲料調製マシン4に信号を送信して、その動作を有効/無効にすることができる。
このような実施例において、飲料調製マシン4の処理ユニット58は、マシンのデフォルト動作へと設定され得、飲料調製動作が無効な状態となり、カプセルディスペンサ106の処理ユニット130から通信インターフェースを介して信号を受信する際の上記プロセスを有効にする。有利なことに、カプセルディスペンサ106と飲料調製マシン4との間の通信が切断されると(例えば、ケーブル接続の例に実施例においては、ユーザーがケーブルを切断する)、飲料調製動作は停止される。加えて、カプセルディスペンサ106の処理ユニット、及び飲料調製マシン4は、いずれの装置も、これらが互いに通信しない限り動作しないように構成され得る。
関連する処理ユニットのプログラムコード(及び/又はプログラムされた論理)は、実行された際にカプセル送出動作の数の動作カウント(本明細書においては、送出カウントと称される)を、飲料調製動作の数の動作カウント(本明細書において、飲料調製カウントと称される)と比較し、これに応答して、飲料調製マシン4の動作を有効/無効にするか、及び/又はカプセルディスペンサ106の動作を有効/無効にし、その例が提示されるように構成される。
A)飲料調製システム2の動作は、カプセルディスペンサ106から送出されていないカプセル6の使用が、以下の条件のうちの1つによって、飲料調製マシン4内において制限されるように、制御され得る。
送出カウントが飲料調製カウント以下である場合、飲料調製動作を無効にする(例えば、これが有効から無効に切り替えられるか、又は無効なまま維持される)。送出カウントが、飲料調製カウントよりも第1の規定量超だけ小さい場合、飲料調製動作を無効にする(例えば、有効から無効に切り替えられるか、又は無効なまま維持される)(後者の条件は、飲料調製カウントから送出カウントを引いたものが第1の既定値よりも大きい場合、飲料調製動作を無効にする、として同等に表現される)。一般的に、上記第1及び第2論理条件は同じシステムで実施されず、すなわち、これらは相互に排他的であり、代替的な選択肢である。
最初の条件は、以下の2つの実施例により例示することができる。
例えば、0カプセルが送出され、よって送出カウントが0である。0個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは0である。送出カウントは飲料調製カウントと等しく、飲料調製マシン4は無効化される。このような条件は一般的に、システム2の起動時に生じる(又は、以下に記載されるようにカウンターリセットの後)。
例えば、0カプセルが送出され、よって送出カウントが0である。2個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは2である。送出カウントは飲料調製カウントよりも小さく、飲料調製マシン4は無効化される。一般的に、関連する論理ループを実行する間(その例が後に示される)、前の条件がこの条件が生じるのを防ぐため、システム2の通常動作中に、このような条件は生じない。
第2の条件は、以下の実施例により例示することができる。
例えば、0カプセルが送出され、よって送出カウントが0である。2個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは2である。第1の規定量は1に設定される。送出カウントは飲料調製カウントよりも第1の規定量超だけ小さく、飲料調製マシン4は無効化される。このような条件は、カプセルディスペンサ106から送出されていない限定された量(すなわち、第1の規定量)のカプセルが、飲料調製マシン4で使用されることを可能にするために有用である。これは、以下に記載されるように、規定量の時間の経過の後に、カウンターをリセットすることを含む条件の後に、カプセルディスペンサ106により送出された制限された量のカプセルが、飲料調製マシン4で使用されるのを可能にする。
逆に、送出カウントが飲料調製カウントよりも大きい場合、又は送出カウントが飲料調製カウントよりも、第1の規定量以下だけ小さい場合、飲料調製動作が有効化され得る(例えば、これは無効から有効に切り替えられるか、有効なまま維持される)。
例えば、2カプセルが送出され、よって送出カウントが2である。0個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは0である。送出カウントは飲料調製カウントよりも大きく、飲料調製マシン4は有効化される。
例えば、0カプセルが送出され、よって送出カウントが0である。2個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは2である。第1の規定量は2に設定される。送出カウントは飲料調製カウントよりも第1の規定量だけ小さく、飲料調製マシン4は有効化される。このようにして、飲料調製システム2は、カプセルディスペンサ106から送出されない、限定された量(すなわち、第1の規定量)のカプセルの抽出を制御することができる。
例えば、0カプセルが送出され、よって送出カウントが0である。1個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは1である。第1の規定量は2に設定される。送出カウントは飲料調製カウントよりも第1の規定量未満だけ小さく、飲料調製マシン4は有効化される。このようにして、飲料調製システム2は、カプセルディスペンサ106から送出されない限定された量(すなわち、第1の規定量)のカプセルの抽出を制御することができる。
上記A)の条件は、例えば、飲料調製システム2の所有者/貸り手が、カプセル6の販売により、飲料調製システム2の購入/リース量を支払う場合、有利である。
B)飲料調製システム2の動作は、飲料調製マシン4以外の飲料調製マシンにおいて使用するためにカプセルディスペンサ106からのカプセル6の送出は、以下の条件により禁止されるように、制御され得る。
送出カウントが、飲料調製カウントよりも、第2の規定量だけ大きいかそれ以上である場合、カプセル送出動作を無効化する(例えば、これは有効から無効に切り替えられるか、無効なまま維持される)(上記条件は、送出カウントが、飲料調製カウント及び第2の規定量の合計以上である場合に、次のカプセル送出動作を無効化する、と言い換えることができる)。
例えば、10カプセルが送出され、よって送出カウントが10である。0個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは0である。第2の規定量は10である。送出カウントは飲料調製カウント及び第2の規定量の和に等しく、よってカプセルディスペンサ106は無効化される。
例えば、15カプセルが送出され、よって送出カウントが15である。0個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは0である。第2の規定量は10である。送出カウントは飲料調製カウント及び第2の規定量の和よりも大きく、よってカプセルディスペンサ106は無効化される。一般的に、関連する論理ループを実行する間(その例が後に示される)、前の条件がこの条件が生じるのを防ぐため、システム2の通常動作中に、このような条件は生じない。
逆に、送出カウントが飲料調製カウントよりも、第2の規定量未満だけ大きい場合、カプセル送出動作が有効化され得る(例えば、これは無効から有効に切り替えられるか、有効なまま維持される)。
例えば、5カプセルが送出され、よって送出カウントが5である。0個の飲料が調製され、よって飲料調製カウントは0である。第2の規定量は10である。送出カウントが飲料調製カウントよりも、第2の規定量未満だけ大きい場合、カプセルディスペンサ106が有効化される。
上記の不等に反応して、次の飲料調製動作は有効化又は無効化され得える。例えば、送出カウントが、飲料調製カウント及び第2の既定値の合計以上である場合、次の飲料調製動作は無効化される。このように、飲料調製マシンは、カプセルが過剰に貯まった場合に恒久的に無効化され、例えば、管理者がリセットすることを必要とし得る。
B)の条件は、例えば、飲料調製システム2の所有者/借り手がその施設内で使用するために、そこから送出されたカプセル6を値下げし、かつユーザーが値下げしたカプセルを購入して別の場所で使用するか/貯蔵する(例えば、特定のユーザーは、特定の種類のカプセルを全て買い占める)のを防ぐことを所望する場合に有利である。
第2の規定量は、カプセルディスペンサがロックされる前に、上記の送出動作により、送出され得るカプセルの量(及びしたがって、潜在的に貯蔵されるカプセルの数)を設定する上で有利である。第1の規定量は典型的には、0よりも大きい数、例えば、1〜50の任意の数であり、典型的には、5、又は10、又は15以上である。一般的に、条件B)は、最初に実施される条件A)を含む論理ループ内で実行され、これは論理ループに関して後に示される。
条件A)及びB)の組み合わせは従って、関連する態様の両方が制限され得るために、有利である。条件A)及びB)が好適に組み合わされ得る様子の例が、論理ループを含む以下のプログラムコードに示される(条件A)において、(又は)で示されているように、双方の代替的論理条件が示されているが一般的にはこれらの代替的論理条件の一方のみが実行されることに留意する)。
送出カウントが飲料調製カウント以下であるか、(又は)送出カウント+第1の規定量が飲料調製カウントよりも小さい場合、飲料調製動作を無効化する。
送出カウントが飲料調製カウントよりも大きいか、(又は)送出カウント+第1の規定量が飲料調製カウント以上である場合、飲料調製動作を有効化する。
送出カウントが飲料調製カウント+第2規定量以上である場合、カプセル送出動作を無効化する。
送出カウントが飲料調製カウント+第2規定量よりも小さい場合、カプセル送出動作を有効化する。
条件終了
送出カウント、又は飲料調製カウントのいずれかの各増加に関し、上記論理ループが実行され得る。
C)プログラムコード(及び/又はプログラムされた論理)は、カウントのいずれか、又は両方が規定の時間量だけ動かないと、飲料調製カウント、及び/又は送出カウントを調節する(例えば、リセットする)ように構成され得、その例が提示される。規定量の時間は、処理ユニットの、又はこれと関連するクロック発生器によって決定され得る。
カプセルディスペンサ106からのカプセル6の送出(及び送出カウンタの対応する増加)の後、飲料調製動作が、送出プロセス(及び対応する飲料調製カウントの増加)から規定時間量内に実行されない場合、送出カウント及び任意により飲料調製カウントがリセットされ得る。規定量の時間は、例えば、5、10、20分など、ユーザーにより規定される量であり得る。
この機能は、送出後に、飲料調製マシン4内で送出されたカプセル6を使用するために、ユーザーがある程度の時間量が与えられ得るために、有利である。ある実施例において、混雑した施設、及び/又はカプセルディスペンサ106が飲料調製マシン4と分離されている、飲料調製システム2において、規定量の時間は、飲料調製マシン4の前で待つ人のために、マシンの所有者/借り手によって、例えば、10〜20分などのより長い時間へと設定することができる。
上記論理ループは、下記の、プログラムコードの更なる部分による、上記リセット動作の初期工程を含むように修正されてもよい。
送出カウントが0よりも大きく、飲料調製動作が、飲料調製マシン4において、最後の送出プロセスから規定時間内に、実施されない場合、送出カウントは0である。
上記条件A、B、及びCを達成するために、様々な数学的に同等の方法が存在することが認識される。例えば、システムカウントは、各送出動作において増加され、各飲料調製動作において低減されるか、又はその反対であってもよく、システムカウントは、上記条件を判定するためにある値と比較される。
システムカウントが各送出動作において例えば1などの規定量だけ増加し、各飲料調製に関して規定量だけ低減する実施例において、数学的に同等な条件A、B、及びCは以下のように決定される。
A)の条件に関し、システムカウントが0以下であるか、又は0よりも第1規定量超だけ小さい場合、飲料調製動作は無効化することができる。
逆に、システムカウントが0よりも大きいか、又は0よりも第1規定量以下だけ小さい場合、飲料調製動作は有効化することができる。
B)の条件に関し、システムカウントが第2規定量以上であるとき、カプセル送出動作は無効化することができる。
逆に、システムカウントが第2規定量よりも小さい場合、送出動作は有効化することができる。
条件C)に関し、規定量の時間の後に、システムカウントが低減しない場合、システムカウントはリセットすることができる。
飲料調製システム
飲料調製システム2は、上記機能を伴って動作するように動作可能に互いに接続されている、単一カプセルディスペンサ106、及び単一飲料調製マシン4を含むことがある。
飲料調製システム2は、上記機能を伴って動作するように動作可能に互いに接続されている、単一カプセルディスペンサ106、及び複数の飲料調製マシン4を含むことがある。図6において、カプセルディスペンサ106が、第1飲料調製マシン4A、及び第2飲料調製マシン4Bに動作可能に互いに接続されている、実施例が提示されている。このような実施例において、制御システムは、飲料調製マシンそれぞれから飲料調製情報を受信し、これにより複数の飲料調製マシンに関する飲料調製動作の単一の動作カウントを含む合計飲料調製カウントを決定するように構成されている。合計カウントは、上記条件(例えば、動作A)及びB)、及び規定の時間量)が生じるかどうかを決定するために使用される。このような実施例において、飲料調製マシンを無効化するための上記論理は、結果的に全ての動作可能に互いに接続された飲料調製マシンを無効化する。更に、制御システムが、規定量の時間の後にカウントをリセットするように構成されているとき、制御システムは、上記飲料調製マシン全てにおいて、送出動作の後に、飲料調製動作が行われずに規定量の時間が経過した場合に、送出カウント及び/又は合計飲料調製カウントを、上記規定量(典型的には0)に設定するように構成され得、すなわち、単一の飲料調製マシン4において、飲料が規定量の時間内に調製される場合はカウントタはリセットされない。
飲料調製システム2は、上記機能を伴って動作するように動作可能に互いに接続されている、複数のカプセルディスペンサ106、及び1つ以上の飲料調製マシン4を更に更に含むことがある。このような実施例において、制御システムは、飲料調製マシンそれぞれから飲料調製情報を受信し、これにより複数の飲料調製マシンに関する飲料調製動作の単一の動作カウントを含む合計飲料調製カウントを決定するように構成されている。同様に、このような実施例において、制御システムは、カプセルディスペンサそれぞれからカプセル送出情報を受信し、これにより複数の飲料調製マシンに関するカプセル送出動作の単一の動作カウントを含む合計飲料調製カウントを決定するように構成されている。合計カウントは、上記条件(例えば、動作A)及びB)、及び規定の時間量)が生じるかどうかを決定するために使用される。このような実施例において、飲料調製マシンを無効化するための上記論理は、結果的に全ての動作可能に互いに接続された飲料調製マシンを無効化する。カプセルディスペンサの無効化は、結果的に全ての動作可能に互いに接続されたカプセルディスペンサを無効化する。カウンターのリセットは、上記実施例の通りに制御される。
2 飲料調製システム
4 飲料調製マシン
10 ハウジング
20 基部
22 本体
12 流体供給部
24 リザーバ
26 流体ポンプ
28 流体加熱器
14 抽出ユニット
30 注入ヘッド
40 注入器
32 カプセルホルダ
42 空洞
44 空洞基部
46 抽出ユニット
48 出口
34 カプセルホルダ装填機構
36 カプセル挿入チャネル
38 カプセル放出チャネル
16 カプセル処理ユニット
50 コード読み取りシステム
74 コードリーダ
52 カプセル移送機構
54 カプセル検出システム
18 制御システム
56 ユーザーインターフェース
58 処理ユニット
62 メモリ
60 センサ
62 流体レベルセンサ
64 流量センサ
66 温度センサ
68 位置センサ
70 流体レベルセンサ
72 カプセル検出システム
74 コードリーダ
76 カプセル支持体
80 角速度センサ
102 電源
104 通信インターフェース
6 カプセル
100 カプセル回転軸
82 本体部分
84 蓋部分
86 フランジ部分
88 本体部分
90 蓋部分
92 フランジ部分
94 本体部分
96 蓋部分
98 フランジ部分
8 容器
106 カプセル支持体
108 ハウジング
116 基部
118 本体
110 カプセルホルダ
120 本体
122 カートリッジ
112 カプセル送出システム
124 作動装置
126 送出機構
114 制御システム
128 ユーザーインターフェース
130 処理ユニット
132 センサ
134 通信インターフェース
136 電源

Claims (15)

  1. 飲料調製システム(2)であって、
    送出動作として、カプセル(6)をユーザーに送出するためのカプセルディスペンサ(106)と、
    飲料調製動作として、ユーザーにより供給されたカプセルから飲料の原材料を抽出するための飲料調製マシン(4)とを備え、
    前記カプセルディスペンサと飲料調製マシンとは、制御システム(18、114)によって動作可能に互いに接続され、
    前記制御システムは、
    前記カプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウントを決定するための送出情報を得、
    前記飲料調製動作の動作カウントを含む飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得るように構成され、
    前記制御システムは、前記送出カウントが前記飲料調製カウント以下である場合、又は前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、次の飲料調製動作を無効化するように構成されている、飲料調製システム(2)。
  2. 前記制御システムは、前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも大きい場合、又は前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも前記第1規定量以下だけ小さい場合、次の飲料調製動作を有効化するように構成されている、請求項1に記載の飲料調製システム。
  3. 前記制御システムは、前記送出カウントが前記飲料調製カウント以下である場合、又は前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも前記第1規定量超だけ小さい場合、次のカプセル送出動作を有効化するように構成されている、請求項1又は2に記載の飲料調製システム。
  4. 前記制御システムは、前記送出カウントが前記飲料調製カウント及び第2規定量の合計以上である場合、次のカプセル送出動作を無効化するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲料調製システム。
  5. 前記制御システムは、前記送出カウントが前記飲料調製カウント及び前記第2規定量の合計よりも小さい場合、次のカプセル送出動作を有効化するように構成されている、請求項4に記載の飲料調製システム。
  6. 前記制御システムは、前記送出カウントが前記飲料調製カウント及び前記第2規定量の合計以上である場合、次の飲料調製動作を無効化するように構成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の飲料調製システム。
  7. 前記制御システムは、送出動作の後に飲料調製動作が行われることなく、規定量の時間が経過した場合に、前記送出カウント及び/又は前記飲料調製カウントを規定量に設定するように構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の飲料調製システム。
  8. 前記飲料調製マシンとカプセルディスペンサとは、有線又は無線媒体により前記制御システムを介して動作可能に互いに接続されており、前記制御システムは、前記飲料調製マシン又はカプセルディスペンサの一方が前記制御システムから動作的に切断された場合に、前記飲料調製マシン又は前記カプセルディスペンサの他方を無効化するように構成されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の飲料調製システム。
  9. 前記制御システムに動作可能に接続された複数の飲料調製マシンを備え、前記制御システムは、前記飲料調製マシンそれぞれから飲料調製情報を受信し、これにより前記複数の飲料調製マシンに関する前記飲料調製動作の動作カウントを含む飲料調製カウントを決定するように構成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の飲料調製システム。
  10. 前記制御システムは、前記飲料調製マシンの全てに関して、送出動作の後に飲料調製動作が行われることなく前記規定量の時間が経過した場合に、前記送出カウント及び/若しくは前記飲料調製カウント、又は前記送出カウント及び/若しくは前記飲料調製カウントから導生され得る同等のカウントを、前記規定量へと設定するように構成されている、請求項7及び9に記載の飲料調製システム。
  11. 送出動作として、カプセル(6)をユーザーに送出するためのカプセルディスペンサ(106)であって、
    前記カプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウントを決定するための送出情報を得、
    飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得るか、又は飲料調製動作の動作カウントを含む飲料調製カウントを得るための、制御システム(114)を備え、
    前記制御システムは、前記送出カウントが前記飲料調製カウント以下である場合、又は前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、次の飲料調製動作の無効化を生じさせるように構成されている、カプセルディスペンサ(106)。
  12. 飲料調製動作として、ユーザーにより供給されたカプセル(6)から飲料の原材料を抽出するための飲料調製マシン(4)であって、
    送出カウントを決定するための送出情報を得るか、又はカプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウントを得、
    前記飲料調製動作の動作カウントを含む飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得るように構成されている制御システム(18)を備え、
    前記制御システムは、前記送出カウントが前記飲料調製カウント以下である場合、又は前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、次の飲料調製動作の無効化を生じさせるように構成されている、飲料調製マシン(4)。
  13. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の飲料調製システム(2)を使用して、飲料を調製するための方法であって、
    前記カプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウントを決定するための送出情報を得る工程と、
    前記飲料調製動作の動作カウントを含む飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得る工程と、
    前記送出カウントが飲料調製カウント以下である場合、又は前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、次の飲料調製動作を無効化する工程とを含む、方法。
  14. 飲料調製システム(2)の制御システム(18、114)の処理ユニット(58、130)のためのコンピュータプログラムであって、
    送出カウントを決定するための送出情報を得るか、又はカプセル送出動作の動作カウントを含む送出カウントを得、
    飲料調製カウントを決定するための飲料調製情報を得るか、又は飲料調製動作の動作カウントを含む送出カウントを得、
    前記送出カウントが飲料調製カウント以下である場合、又は前記送出カウントが前記飲料調製カウントよりも第1規定量超だけ小さい場合、次の飲料調製動作を無効化するように、実行可能である、コンピュータプログラム。
  15. 請求項14に記載のコンピュータプログラムを含む、非一時的なコンピュータ可読媒体。
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