JP2017529624A - コンポーネント固有アプリケーション提示履歴 - Google Patents

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Abstract

多くのコンピューティングシナリオでは、デバイスのコンピューティング環境は、ディスプレイ、スピーカおよびヘッドホンなどの様々な提示コンポーネントを通してアプリケーションを提示してもよい。しかしながら、コンピューティング環境内で現在提示されるアプリケーションの間でナビゲートすることはユーザにとって困難となり得、たとえばアプリケーションスタックを共有する多くのディスプレイで多くのアプリケーションを提示するデバイスの場合、ユーザが選択したいアプリケーションは共有アプリケーションスタック内で深く埋められることがある。本明細書に提示される技法によれば、装置は、提示コンポーネントを通して以前に提示されたアプリケーションを示す、各提示コンポーネントに対するアプリケーション提示履歴を生成してもよい。選択される提示コンポーネントを現在のアプリケーション提示から離れて移行する要求は、選択された提示コンポーネントのアプリケーション提示履歴にアプリケーション提示を有する第2のアプリケーションを特定し、選択された提示コンポーネントを第2のアプリケーションに移行することによって果たされてもよい。

Description

関連出願
[0001] 本出願は、「COMPONENT−SPECIFIC APPLICATION PRESENTATION HISTORIES」という名称の、2014年9月24日に出願された米国特許出願第14/495,181号への優先権を主張し、これを参照により本明細書に組み込む。
[0001] コンピューティングの分野では、多くのシナリオが、少なくとも2つの提示コンポーネントを有する装置によるアプリケーションの提示を伴う。第1のそのような例として、装置は2つ以上のディスプレイを備えてもよく、2つ以上のディスプレイにわたってコンピューティング環境を提示してもよい。第2のそのような例として、ディスプレイはディスプレイおよび一対のヘッドホンを備えてもよく、ディスプレイ上で視覚的におよび/またはヘッドホンを通して聴覚的にアプリケーションを提示してもよい。第3のそのような例として、装置は、遠隔端末セッション、プロジェクタ、または遠隔スピーカの組など、1つまたは複数の他の装置の遠隔表示コンポーネントへのアクセスを有してもよく、遠隔表示コンポーネントの1つまたは複数にアプリケーション提示を伝送して提示してもよい。
[0002] アプリケーションを提示すべき提示コンポーネントを選ぶ方式はしばしばユーザに委ねられる。第1のそのような例として、装置にとってアクセス可能であるいくつかのディスプレイの中で、視覚的アプリケーションのユーザは選択されるディスプレイを指定してもよく(たとえば、特定のディスプレイにウィンドウを移動させる)、装置は選択されたディスプレイにアプリケーションを表示してもよい。第2のそのような例として、ユーザは音楽を流すことを要求してもよく、装置は装置にとってアクセス可能であり、かつユーザに対して音楽を再生することが可能であるオーディオデバイスのリストを提示してもよい。ユーザは次いでオーディオデバイスを選択してもよく、装置は選択されたオーディオデバイスを通して音楽を流してもよい。
[0003] 付加的に、多くのそのような装置は、装置のコンピューティング環境内で提示されたアプリケーションの履歴を維持する。たとえば、アプリケーションスイッチャまたは「Alt−Tab」リストは、アプリケーションがユーザに提示および/またはユーザによって起動されたアプリケーション提示順序(たとえば、現在のアプリケーションおよび以前のアプリケーション)を任意選択により含め、最近提示されたアプリケーションの集合を示してもよい。現在のアプリケーションから第2のアプリケーション(アプリケーション順序で「次の」アプリケーションなど)に移行する要求を受けた上で、装置はコンピューティング環境を第2のアプリケーションに移行してもよい(たとえば、コンピューティング環境の前景に第2のアプリケーションを提示するために、装置のディスプレイで提示されるウィンドウスタックでのアプリケーションのためのウィンドウのZオーダを上げる)。
[0004] この「発明の概要」は、「発明を実施するための形態」にさらに下記される概念の抜粋を簡略形態で導入するために設けられる。この「発明の概要」は特許請求される主題の主要な要因または本質的な特徴を特定するものとは意図されず、またそれは特許請求される主題の範囲を限定するために使用されるものとも意図されない。
[0005] 装置のコンピューティング環境でのアプリケーションの提示は、特に各種の提示コンポーネントへのアクセスを有する装置にとって、部分的に現代の装置の複雑性および/または堅牢性のために様々な制限を呈することがある。
[0006] 第1のそのような例として、装置は比較的多数の提示コンポーネントを有することがあり、ユーザはそれを通して比較的多数のアプリケーションを実行することがある。アプリケーション提示履歴に含まれることができる多数のアプリケーションのために、ユーザが移行したい第2のアプリケーションを選択することは困難であることがある。たとえば、ユーザがアプリケーション提示履歴(アプリケーションスタックなど)で後ろに進みたければ、個人が起動したいアプリケーションはアプリケーション提示履歴内で深く位置付けられることになり、ユーザが自分が提示されてほしいと思うアプリケーションを見つけるのにしばらくかかることになる。
[0007] 第2のそのような例として、装置の提示コンポーネントは様々な点で異なることがあり、たとえばいくつかの装置は様々な入出力モダリティ、場所またはユーザコンテキストと関連づけられることがある。その上、ユーザは特定の提示コンポーネントでのアプリケーションの提示を要求するつもりでもよいが、しかしどの提示コンポーネントかを指定しないことがある。しかしながら、特定のアプリケーションの提示のための提示コンポーネントを特定することは、決定するのが困難であることがある。
[0008] 本明細書に提示されるのは、ユーザが装置でのアプリケーションの提示の間でナビゲートするのを装置が容易にすることを可能にするための技法である。これらの技法によれば、装置にとってアクセス可能であるそれぞれの提示コンポーネントについて、装置は、提示コンポーネントを通して提示されたアプリケーションのアプリケーション提示を特定するアプリケーション提示履歴を生成してもよい。選択される提示コンポーネントを通して選択されるアプリケーションのアプリケーション提示を提示したことに応答して、アプリケーションは選択された提示コンポーネントのアプリケーション提示履歴にアプリケーション提示を記録してもよく、選択される提示コンポーネントを現在のアプリケーションから離れて移行する要求を受けたことに応答して、装置は選択された提示コンポーネントのアプリケーション提示履歴から第2のアプリケーションを選択し、選択された提示コンポーネントを現在のアプリケーションから第2のアプリケーションに移行してもよい。
[0009] 1つのそのような例として、アプリケーションは、装置で提示されたアプリケーション提示を示す、各提示コンポーネントに対するアプリケーションスイッチリスト(たとえば、「Alt-Tab」リストまたはアプリケーションスタック)を生成してもよい。ユーザが選択される表示コンポーネントを現在のアプリケーションから離れて移行する要求(たとえば、「戻る」動作)を指定すると、装置は選択されたディスプレイに特に表示されたアプリケーションを特定してもよく、ディスプレイでアプリケーション提示履歴からの第2のまたは「次の」アプリケーションを提示してもよい。このように、本明細書に提示される技法は、ユーザが装置の様々な提示コンポーネントでのアプリケーション提示の間でナビゲートするのを装置が容易にすることを可能にすることができる。
[0010] 前記のおよび関連の目的の達成のために、以下の記載および添付の図面がいくらかの例証的な態様および実装を明らかにする。これらは、1つまたは複数の態様が利用されることができる様々な手法のほんの少数を示す。本開示の他の態様、利点および新規な特徴は、添付の図面と併せて考えられる以下の詳細な記載から明らかになろう。
[0011]装置の様々な提示コンポーネントでのアプリケーションの提示を特徴とするシナリオ例の図である。 [0012]本明細書に提示される技法による、装置の様々な提示コンポーネントでのアプリケーションの提示を特徴とするシナリオ例の図である。 [0013]本明細書に提示される技法による、少なくとも2つの提示コンポーネントを有する装置でアプリケーションを提示する方法例のフロー図である。 [0014]本明細書に提示される技法による、少なくとも2つの提示コンポーネントを有する装置でアプリケーションを提示するために提供されるシステム例のコンポーネントブロック図である。 [0015]本明細書に明らかにされる規定の1つまたは複数を具体化するように構成されるプロセッサ実行可能命令を備えるコンピュータ可読媒体例の図である。 [0016]本明細書に提示される技法による、タスクフローによる現在のアプリケーション提示から第2のアプリケーション提示への提示コンポーネントの移行を特徴とするシナリオ例の図である。 [0017]本明細書に提示される技法による、提示能力および提示ポリシーによる様々な提示コンポーネントでの提示記事のフォーマッティングを特徴とするシナリオ例の図である。 [0018]本明細書に提示される技法による、装置の提示コンポーネントでのアプリケーション提示の管理を特徴とするシナリオ例の図である。 [0019]本明細書に提示される技法による、アプリケーション提示のための提示コンポーネントを選択するためのユーザへの推奨を特徴とするシナリオ例の図である。 [0020]本明細書に明らかにされる規定の1つまたは複数を実装することができるコンピューティング環境例の図である。
[0021] 特許請求される主題がここで図面を参照しつつ記載されるが、そこでは全体を通して同様の要素を指すために同様の参照数字が使用される。以下の記載では、説明の目的で、特許請求される主題の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が明らかにされる。しかしながら、特許請求される主題がこれらの具体的な詳細なしで実施されてもよいことが明白であろう。他の事例では、特許請求される主題を記載することを容易にするために、構造および装置はブロック図形式で図示される。
[0022] A.序論
[0023] 図1は、一組のアプリケーション108を提示するために一組の提示コンポーネント106を使用する装置104とのユーザ102の対話を特徴とするシナリオ例100の図を提示する。このシナリオ例100では、装置104の提示コンポーネント106は2つの別個のディスプレイ、一対のスピーカ、および一対のヘッドホンを含む。装置104のコンピューティング環境によって提示されるアプリケーション108は、報告書を作成するために使用されるテキストエディタ、一組のメッセージを提示する、電子メールクライアントなどのメッセージングクライアント、ネットワークを通じてウェブサーバと対話し、ウェブページを描画するウェブブラウザ、音楽、ビデオおよびオーディオブックなどの様々な形態のメディアを再生するメディアプレーヤ、ニュース速報、天気またはメールの着信などの様々な話題に関してユーザ102にアラートを提示するアラートアプリ、ならびに音声インタフェースを通じてユーザ102と対話する音声アバターなど、各種の機能性を含む。
[0024] このシナリオ例100にさらに例示されるように、様々なアプリケーション108へのアクセスを可能にするために、装置104はユーザ102が各アプリケーション108のために使用されるべき提示コンポーネント106を指定するようにしてもよい。第1の例として、ユーザ102はテキストエディタアプリケーション108が第1のディスプレイで提示されてほしいと思ってもよく、そこでテキストエディタアプリケーション108をインスタンス化し、第1のディスプレイの特定の領域にアプリケーション108を含むウィンドウを位置付けてもよい。第2の例として、ユーザ102は第1のディスプレイと第2のディスプレイの両方でメールを見たいことがあり、そこで電子メールクライアントアプリケーション108に各ディスプレイに異なるメッセージを描画するように要求してもよい。第3の例として、ユーザ102はメディアプレーヤを通じて異なるオーディオデバイスに異なる種類のオーディオ出力を流すこと(たとえば、ヘッドホンを通してオーディオブックを流しつつスピーカを通して音楽を流すこと)を要求してもよく、したがってメディアプレーヤ108に各オーディオストリームを適切なオーディオデバイスに宛てるように要求してもよい。
[0025] このシナリオ例100にさらに例示されるように、ユーザ102がアプリケーション108を使用するにつれて、装置104は、ユーザ102によるアプリケーション108の最新の経時アクセスに従って下降方式で順序づけられるスタック順序112で、アプリケーションスタック110を生成および維持してもよい。たとえば、ユーザ102がテキストエディタアプリケーション108を選択した場合、装置104はテキストエディタアプリケーション108をアプリケーションスタック110の最上部114に移動させてもよい(たとえば、テキストエディタアプリケーション108が現在入力フォーカスを有する、および/または装置104のアプリケーション108のすべての中で最新のユーザ起動の日付を有する「最上位」アプリケーション108であることを示す)。装置104はアプリケーションスタック110におけるアプリケーション108を様々な手法で描画してもよく、たとえばアプリケーション108のZオーダを用いて、装置104はアプリケーションスタック110の最上部114のアプリケーション108を前景位置に提示してもよく、より低いZオーダで連続するアプリケーション108を次第に背景位置に提示してもよい。その上、ユーザ102はアプリケーション108に複数の提示コンポーネント106を同時に使用するように要求してもよく、たとえば電子メールクライアントアプリケーション108は2つのデバイスの各々にメッセージを同時に提示してもよく、ウェブブラウザ108はディスプレイ提示コンポーネント106でウェブページを提示し、かつスピーカ提示コンポーネント106を通してウェブページと関連したオーディオを流してもよい。特に、図1のシナリオ例100に例示されるように、装置104は共有アプリケーションスタック110を使用し、そこでは任意のアプリケーション108のインスタンス化および/または呼出しは、アプリケーション108がどこで提示されるかにかかわらず、アプリケーションスタック110上のエントリの挿入を引き起こす。
[0026] 装置104はまた、アプリケーションスタック110を使用して、ユーザ102がアプリケーション108の間でナビゲートすることを可能にしてもよい。第1のそのような例として、ユーザ102がアプリケーションスタック110の最上部114の現在のアプリケーション108から離れる装置104の移行を要求する「戻る」動作116を起動した場合、装置104はアプリケーションスタック110でより低い第2のアプリケーション108を特定してもよく、アプリケーションスタック110の順序112を並べ替えて、元はアプリケーションスタック110の最上部114の現在のアプリケーション108より上に第2のアプリケーション108を配置してもよい。第2のそのような例として、装置104は、特定のアプリケーション108を選択するために装置で現在動いているすべてのアプリケーション108の完全なリスト(たとえば、プロセスリスト)をユーザ102に提示してもよく、ユーザ102がアプリケーション108のそのような選択を起動したことに応答して、装置104は選択されたアプリケーション108をアプリケーションスタック110の最上部114に配置してもよい。第3のそのような例として、装置104は、装置104に利用可能であり、かつ装置104で実行することができるすべてのアプリケーション108のリストまたはメニュー118をユーザ102に提示してもよい。ユーザ102からそのようなアプリケーション108の選択を受けたことに応答して、装置104は、アプリケーション108がすでに動いていなければそれをインスタンス化してもよく(またはアプリケーション108がすでに動いていれば追加的なインスタンスを作成してもよく)、選択されたアプリケーション108をアプリケーションスタック110の最上部114に挿入してもよく、ユーザ102にアプリケーションインスタンスを提示してもよい。このように、装置104は、ユーザ102が各種の技法を使用して、装置104で実行するアプリケーション108の間でユーザ102がナビゲートすることを可能にすることを可能にすることができる。
[0027] しかしながら、図1のシナリオ例100は、そのようなアプリケーション選択技法の実装で生じることがあるいくつかの欠点も例示する。
[0028] 第1のそのような例として、装置104は比較的大きい一組の提示コンポーネント106を含むことがある。そのような提示コンポーネント106は、別の部屋、建物または都市に位置付けられるプロジェクタまたはスピーカなど、装置104の物理的場所から遠隔でさえあってもよい。ユーザ102は、各アプリケーション108に対して、アプリケーション108が提示されることになる提示デバイス106を選択しなければならないことに苛立つであろう。装置104が多数のディスプレイを備えれば、アプリケーション108が提示される特定の提示コンポーネント106の選択をユーザ102が選び、かつ管理することは苛立たしいであろう。たとえば、アプリケーションスタック110におけるアプリケーション108の完全なリストおよび/またはすべてのアプリケーションメニュー118を提示することは、リストが潜在的に多数のアプリケーション108を含めば、ユーザ102を苛立たせる、および/または視覚的に圧倒することになる。
[0029] 第2のそのような例として、装置104は比較的多数の実行しているおよび/または潜在的に実行可能なアプリケーション108を含むことがある。そのような多数のアプリケーション108の提示を管理することは困難になろう。たとえば、ユーザ102が同じ電子メールクライアントアプリケーション108を通じていくつかの電子メールメッセージを開く場合、メッセージがすべて同じディスプレイで開く一方で、他のディスプレイが使用されないままであれば、それは苛立たしいことであろう。反対に、ユーザ102は多数のディスプレイにわたる電子メールメッセージの分散に苛立つであろうし、開いた電子メールメッセージの集合を見つけ、かつ管理するのに困難を有することになる。その上、たとえユーザ102が一群の関連する電子メールメッセージを見つけることができても、ユーザ102はメッセージを合わせて読むためにそれぞれのディスプレイで提示される電子メールメッセージの位置およびサイズを再配置しなければならないであろう。
[0030] 第3のそのような例として、ユーザ102による特定のアプリケーション108の選択は、比較的多数の提示コンポーネント106および/またはアプリケーション108によって複雑にされることがある。第1のそのような例として、特定のアプリケーション108を選択して対話するために、ユーザ102はアプリケーションスタック110のページを逐次めくることを試みることになる。しかしながら、アプリケーション108がアプリケーションスタック110の順序112内で深く埋められていれば、ユーザ102はアプリケーション108の場所を見つけるのに困難を有することになる。その上、ユーザ102がスタック順序112に従ってアプリケーションスタック110のアプリケーション108の間でトグルする間、様々な提示コンポーネント106が入出力フォーカスを受けるおよび/または失うことになり、これはユーザ102に無秩序なコンピューティング環境の出現をもたらすであろう。
[0031] 第4のそのような例として、ユーザがアプリケーション108をインスタンス化および/または起動するときに、装置104はアプリケーションスタック110におけるアプリケーション108を起動してもよいが、しかしユーザ102にアプリケーション108のための提示コンポーネント106を適切に通知しないことがある。たとえば、「戻る」動作116はユーザ102にアプリケーション108を通知することなく行われてもよく、および/または提示コンポーネント106が新しい最上位提示のために選択されている。ユーザ102はしたがって、ユーザ入出力の現在のフォーカスを判定するために、提示デバイス106を個々に、かつおそらく長々と調査しなければならないであろう。ユーザ102が新しいアプリケーション108を開くことを要求するときにもそのような混乱が起こることがあり、装置104は提示コンポーネント106を選択し、選択された提示コンポーネント106でアプリケーション108をインスタンス化することになるが、しかしユーザ102にどの提示コンポーネント106が選択されているかについて通知し損なうことがある。実際は、ユーザ102は、アプリケーション108をインスタンス化する要求が装置104によって果たされていることを理解さえしないことがある。いくつかのシナリオでは、そのような選択は任意に行われてもよいか、または少なくともユーザ102にとって任意であるように見えてもよく、それによって装置104で多数のアプリケーション108と対話する間のユーザ102の苛立ちを悪化させる。たとえば、ユーザ102は、アプリケーションスタック110上の最上位アプリケーション108と第2のアプリケーション108の両方が第1のディスプレイで提示されると理解することができるが、しかし第2のディスプレイで提示される第3のアプリケーション108がアプリケーションスタック110でそのようなアプリケーション間に位置されるとは理解しないことがある。「戻る」動作116を要求する際に、ユーザ102は第2のアプリケーション108への装置104の移行を予期することになり、応答を求めて第1のディスプレイを見ることになり、第2のディスプレイでの第3のアプリケーション108の起動に気づき損なうであろう。その上、ユーザ102は第2のアプリケーション108と対話するつもりで装置104にユーザ入力を提供することになる(たとえば、第2のアプリケーション108に向けられるキーボードからのテキストを入力する)が、しかしユーザ入力は不測にも第2のアプリケーション108の代わりに第3のアプリケーション108に宛てられることになる。
[0032] 第5のそのような例として、アプリケーション108のそのような提示の視覚的に圧倒的な結果は、各種のアプリケーションビューを提供するアプリケーション108によって悪化されることがあり、たとえば電子メールクライアントが各メッセージに対して異なるアプリケーションウィンドウ110を提示する場合、ユーザ102が十数個以上の電子メールメッセージを同時に見ていれば、アプリケーションリストは扱いにくくなろう。反対に、アプリケーションスタック110はアプリケーションスタック110における同じアプリケーション108のアプリケーションビューを合わせてグループ化してもよく、および/または選択されるアプリケーション108の複数のビューの提示をアプリケーションスタック110での1つのエントリとして統合してもよいが、しかしアプリケーションスタック110内のそのようなグルーピングおよび/または統合は特定のアプリケーションビューにアクセスする個人の能力と干渉することがある。たとえば、いくつかのシナリオでは、アプリケーション108は、特定のアプリケーションビューに対してエントリを挿入することを控えることによってアプリケーションスタック110を使用しすぎることを控えてもよい(たとえば、メディアプレーヤは、異なるオーディオコンポーネントを通して流れる音楽に対して別個のエントリを挿入することを控えてもよい)が、しかしそのような自制は、アプリケーションスタック110を介して特定のアプリケーションビューを起動し、それと対話しようとするユーザ102を苛立たせることになる。これらおよび他の困難は、図1のシナリオ例100に提示される方式で共有アプリケーションスタック110を使用する装置104のコンピューティング環境のアプリケーション108の提示で起こることがある。
[0033] B.提示される技法
[0034] 本明細書に提示されるのは、少なくとも2つの提示コンポーネント108を有する装置104のユーザ102にアプリケーション106を提示するように装置104を構成するための技法である。そのような技法によれば、装置104は、各提示コンポーネント106に対して、提示コンポーネント106で提示されたアプリケーション108のアプリケーション提示を示す別個のアプリケーション提示履歴を生成および維持してもよい。ユーザ102が選択される提示コンポーネントでの現在のアプリケーション提示から離れる移行を要求する(たとえば、特定のディスプレイでの「戻る」動作を要求する)と、装置104は同じ提示コンポーネント106での現在のアプリケーション提示から他のアプリケーション提示への移行を制限してもよい。このように、各提示コンポーネント106に固有であるアプリケーション提示の間でトグルするユーザ102の意図は直観的かつ効率的な方式で果たされることができる。
[0035] 図2は、本明細書に提示される技法による装置104の様々な提示コンポーネント106で提示されるアプリケーション108とのユーザ102の対話を特徴とするシナリオ例200の図を提示する。このシナリオ例200では、装置104は、各々が一対のディスプレイ、一対のスピーカおよびヘッドホンデバイスなど、装置104の様々な提示コンポーネント106で1つまたは複数のアプリケーション提示204(たとえば、ウィンドウ、全または部分領域表示、画像、ユーザコントロール、アプリケーションアイコン、メニューバーアイコン、メディアストリームおよびゲームセッション)を提示する各種のアプリケーション108を実行する。いくつかの電子メールメッセージの各々に対して別個のアプリケーションビューを提示する電子メールクライアントなど、それぞれのアプリケーション108は、同じまたは異なる提示コンポーネント106で提示されてもよい1つまたは複数のアプリケーションビューも提示してもよい。
[0036] 本明細書に提示される技法によれば、装置104は、各提示コンポーネント106に対して、提示コンポーネント106で提示されたアプリケーション108のアプリケーション提示204を示す別個のアプリケーション提示履歴202を生成する。選択される提示コンポーネント106でアプリケーション提示204を提示したことに応答して、装置104は、提示コンポーネント106に対するアプリケーション提示履歴202にアプリケーション提示204を記録する。各提示コンポーネント106に固有なアプリケーション提示204のそのような記録は、装置104のコンピューティング環境のアプリケーション提示204の間でのユーザ102によるナビゲーションを容易にしてもよい。たとえば、選択される提示コンポーネント106を現在のアプリケーション提示206(たとえば、提示コンポーネント106に対するアプリケーション提示履歴202で最上位位置を有するアプリケーション提示204)から離れて移行するユーザ102からの要求を受けたことに応答して、装置104は選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202から第2のアプリケーション提示208を選択し、選択された提示コンポーネント106を現在のアプリケーション提示206から第2のアプリケーション提示208に移行する。このように、本明細書に提示される技法によれば、装置104は、ユーザ102が、選択されるディスプレイで提供されるアプリケーション提示204の間でのみナビゲート、トグルおよび/または移行するために、選択されたディスプレイに対して「戻る」動作116を起動することを可能にしてもよい。
[0037] C.技術的効果
[0038] 装置104でのそれぞれのアプリケーション108のアプリケーション提示204の間で移行するための本明細書に提示される技法の使用は各種の技術的効果に帰着することができる。
[0039] 本明細書に提示される技法によって達成可能となり得る技術的効果の第1の例として、本明細書に提示される技法を使用する装置104は、ユーザ102が直観的な方式でアプリケーション提示204の間で移行することを可能にしてもよい。提示コンポーネント106のいずれかで提供されるアプリケーション提示204の全集合をナビゲートするよりはむしろ、そのような装置104はナビゲーション集合の中のアプリケーション提示204の集合を、選択される提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202内であるものに制約してもよい。コンピューティング環境のアプリケーション移行およびナビゲーション機能性はしたがってユーザ102に、より効率的なかつ理解できるユーザインタフェースおよびユーザ体験を提供することができる。
[0040] 本明細書に提示される技法によって達成可能となり得る技術的効果の第2の例として、本明細書に提示される技法を使用する装置104はより大きなスケーラビリティを提示して、より多数のアプリケーション108および提示コンポーネント106とのユーザ102の対話を可能にしてもよい。たとえば、多数のディスプレイ(たとえば、20個を超えるディスプレイ)を提示する装置104は、すべてのそのようなディスプレイにわたって提示されるアプリケーション108と対話しようとするユーザ102に、特にそのようなアプリケーション108が同じコンピューティング環境の一部である場合には、比較的苛立たせるユーザ体験を提示することになる。本明細書に提示される技法はユーザ102によるそのようなアクセスを容易にすることができ、それによって装置104に提示コンポーネント106を加えることへのユーザインタフェースおよび管理支障を削減し、多くのそのような提示コンポーネント106にわたって提示される多数のアプリケーション108の間でユーザ102がより高いなめらかさおよび速度で素早く切り替えつつ、それらと同時に対話することを可能にする。
[0041] 本明細書に提示される技法によって達成可能となり得る技術的効果の第3の例として、ユーザ102が特定の提示コンポーネント106に対するアプリケーション提示204の間で移行するようにするユーザインタフェースはユーザ混乱(たとえば、どのアプリケーション108が現在フォーカスを有するか、または特定のアプリケーション提示204をインスタンス化および/または起動する要求が受けられて果たされたかどうかさえユーザ102が確信がない場合)の発生率を低減させてもよい。そのような技法はまた、ユーザ102が特定のアプリケーション提示204を起動し、それと対話するつもりであるが、しかし不測にも異なる提示コンポーネント106で異なるアプリケーション提示204を起動し、それにユーザ入力を提供する場合など、ユーザ入力の誤りを低減させてもよい。ユーザ入力誤り、矛盾およびユーザ誤解の多くのそのような事例が、本明細書に提示される技法に従ってアプリケーション提示移行を可能にすることによって回避されることができる。
[0042] 本明細書に提示される技法によって達成可能となり得る技術的効果の第4の例として、それぞれの提示コンポーネント106に対する別個のアプリケーション提示履歴202におけるそれぞれのアプリケーション108のアプリケーション提示204の記録は、他の技法を通じてはそれほど直ちに達成可能でない各種の特徴を可能にしてもよい。第1のそのような例として、特定のアプリケーション108のアプリケーション提示履歴202を記録することは、同じアプリケーション108のための、同じアプリケーション108の異なるアプリケーション提示204のための、および/または異なるが同様のアプリケーション108のための同じ提示コンポーネント106の以降の選択および利用を可能にしてもよい。たとえば、ユーザ102が音声メールメッセージを聞くことを要求するときに、それぞれの提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202が調べられて、ユーザ102がそのようなメッセージの提示のためにどの提示コンポーネント106を頻繁に選択するかを判定するか、および/またはどの提示コンポーネント106が特定のアプリケーション提示204に適するかを(たとえば、それぞれの提示コンポーネント106で現在および/または以前提供されているその他のアプリケーション提示204に基づいて)判定することができる。その上、それぞれの提示コンポーネント106に対してアプリケーション提示履歴202を記録する装置104の構成は、アプリケーション108に提示コンポーネント106の中の選択を委ねるよりもむしろ、装置104で実行するすべてのアプリケーション108の中の一貫したアプリケーション行動を与えることができる。これらおよび他の技術的効果は、本明細書に提示される技法に従って装置104でのそれぞれのアプリケーション108のアプリケーション提示204の間で移行する装置104の構成を通じて達成可能でもよい。
[0043] D.実施形態例
[0044] 図3は、少なくとも2つの提示デバイス106でアプリケーション108を提示するように装置104を構成する方法例300として例示される、本明細書に提示される技法の第1の実施形態例を提示する。方法例300は、たとえばメモリ回路、ハードディスクドライブのプラッタ、ソリッドステート記憶デバイス、または磁気もしくは光ディスクなどの、装置104のメモリコンポーネントに記憶される一組の命令として実装され、かつ装置のプロセッサで実行されたとき、装置104を本明細書に提示される技法に従って動作させるように編成されてもよい。
[0045] 方法例300は302で開始し、装置のプロセッサで命令を実行304することを含む。具体的には、プロセッサで命令を実行304することは、装置104に、それぞれの提示コンポーネント106に対して、提示コンポーネント106を通したアプリケーション108のアプリケーション提示204を特定するアプリケーション提示履歴202を生成306させる。プロセッサで命令を実行304することはまた、装置104に、選択される提示コンポーネント106を通して選択されるアプリケーション108のアプリケーション提示204を提示したことに応答して、選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202にアプリケーション提示204を記録308させる。プロセッサで命令を実行304することはまた、装置104に、選択される提示コンポーネント106を現在のアプリケーション提示206から離れて移行する要求を受けたことに応答310して、第2のアプリケーション提示208を選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202から選択312させ、選択された提示コンポーネント106を現在のアプリケーション提示206から第2のアプリケーション提示208に移行314させる。このように、命令は、装置104に本明細書に提示される技法に従ってそれぞれの提示コンポーネント106でアプリケーション108を提示させ、それで316で終了する。
[0046] 図4は、プロセッサ404、メモリ406および少なくとも2つの提示コンポーネント106を特徴とする装置例402で実装されるシステム例408として例示され、ここでシステム例408が装置402に本明細書に提示される技法に従ってアプリケーション108を提示させる、本明細書に提示される技法の第2の実施形態例を提示する。システム例408は、たとえば装置402のメモリ406に記憶される一組の命令をそれぞれ備える一組のコンポーネントとして実装されてもよく、ここでそれぞれのコンポーネントの命令は、プロセッサ404で実行されたとき、装置402を本明細書に提示される技法に従って動作させる。
[0047] システム例408は、それぞれの提示コンポーネント106に対して、提示コンポーネント106を通したアプリケーション108のアプリケーション提示204を特定するアプリケーション提示履歴202を含む。システム例408は、選択される提示コンポーネント106を通して選択されるアプリケーション108のアプリケーション提示204を提示したことに応答して、選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202にアプリケーション提示204を記録するアプリケーション履歴レコーダ410も含む。システム例408は、選択される提示コンポーネント106を現在のアプリケーション提示206から離れて移行する要求を受けたことに応答して、選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202から第2のアプリケーション提示208を選択し、選択された提示コンポーネント106を現在のアプリケーション提示206から第2のアプリケーション提示208に移行するアプリケーションスイッチャ412も含む。このように、システム例408は、装置402が本明細書に提示される技法に従って少なくとも2つの提示コンポーネント106でアプリケーション108を提示することを可能にする。
[0048] なお別の実施形態は、本明細書に提示される技法を適用するように構成されるプロセッサ実行可能命令を備えるコンピュータ可読媒体を含む。そのようなコンピュータ可読媒体は、様々な物理現象を通じて(たとえば、電磁信号、音波信号または光信号)かつ様々な有線シナリオ(たとえば、イーサネット(登録商標)または光ファイバケーブルを介して)および/または無線シナリオ(たとえば、WiFiなどのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ブルートゥース(登録商標)などのパーソナルエリアネットワーク(PAN)、またはセルラもしくは無線ネットワーク)で伝播されてもよく、かつ装置のプロセッサによって実行されたとき、装置に本明細書に提示される技法を実装させる一組のコンピュータ可読命令をエンコードする信号など、様々な種類の通信媒体を含んでもよい。そのようなコンピュータ可読媒体は、装置のプロセッサによって実行されたとき、装置に本明細書に提示される技法を実装させる一組のコンピュータ可読命令をエンコードする、メモリ半導体(たとえば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)および/または同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)技術を使用する半導体)、ハードディスクドライブのプラッタ、フラッシュメモリデバイス、または磁気もしくは光ディスク(CD-R、DVD-Rまたはフロッピーディスクなど)といったコンピュータ可読メモリデバイスも(通信媒体を除く部類の技術として)含んでもよい。
[0049] これらの手法で考案されることができるコンピュータ可読媒体例が図5に例示され、ここでは実装500はコンピュータ可読メモリデバイス502(たとえば、CD-R、DVD-R、またはハードディスクドライブのプラッタ)を備え、そこにコンピュータ可読データ504がエンコードされる。このコンピュータ可読データ504は次いで、少なくとも2つの提示コンポーネント106を有する装置510のプロセッサ404で実行されたとき、装置510を本明細書に明らかにされる原理に従って動作させる一組のコンピュータ命令506を備える。第1のそのような実施形態において、プロセッサ実行可能命令506は装置510に、図3の方法例300など、少なくとも2つの提示コンポーネント106を有する装置104でアプリケーション108を提示する方法を行わせてもよい。第2のそのような実施形態において、プロセッサ実行可能命令506は装置510に、図4のシステム例408など、アプリケーション108を提示させてもよい。本明細書に提示される技法に従って動作するように構成される多くのそのようなコンピュータ可読媒体が当業者によって考案されることができる。
[0050] E.変形例
[0051] 本明細書に論じられる技法は多くの態様で変形を伴って考案されてもよく、いくつかの変形例が付加的な利点を提示および/またはこれらおよび他の技法の他の変形例に関する欠点を低減させてもよい。その上、いくつかの変形例が組み合わされて実装されてもよく、いくつかの組合せが相乗的協調を通じて付加的な利点および/または低減された欠点を特徴としてもよい。変形例は様々な実施形態(たとえば、図3の方法例300、図4のシステム例408、および図5のメモリデバイス例502)に組み込まれて、そのような実施形態に個々のおよび/または相乗的利点を与えてもよい。
[0052] E1.シナリオ
[0053] これらの技法の実施形態の中で異なってもよい第1の態様は、そのような技法を使用することができるシナリオに関する。
[0054] この第1の態様の第1の変形例として、本明細書に提示される技法は、ワークステーション、ラップトップ、タブレット、移動電話、ゲームコンソール、ポータブルゲーム装置、ポータブルまたは非ポータブルメディアプレーヤ、テレビなどのメディア表示装置、電気機器、ホームオートメーション装置、接眼レンズまたは携帯時計などを統合するウェアラブル装置と統合されるコンピューティングコンポーネント、ならびに監視制御およびデータ収集(SCADA)装置など、各種の装置104の構成を達成するために使用されてもよい。
[0055] この第1の態様の第2の変形例として、本明細書に提示される技法は、オフィス生産性アプリケーション、オーディオおよびビデオプレーヤなどのメディア提示アプリケーション、ウェブブラウザ、電子メールクライアント、チャットクライアントおよびボイスオーバーIP(VoIP)クライアントなどの通信アプリケーション、ジオロケーション、マッピングおよびルーティングアプリケーションなどのナビゲーションアプリケーション、ユーザ102にアラートを提示する天気およびニュース監視アプリケーションなどのユーティリティ、ならびにゲームなど、アプリケーション提示204を有する各種のアプリケーション108と使用されてもよい。その上、アプリケーション108のアプリケーション提示204は、テキスト、画像、ライブおよび/または録画ビデオ、音響効果、音楽、発語、触覚フィードバック、三次元レンダリング、ならびに対話および/または非対話ユーザインタフェースなどの1つまたは複数の提示モダリティの他に、テキスト入力、指示入力、触覚入力、ジェスチャ入力、口頭入力および視線追跡入力などのユーザ102からのユーザ入力を受けるための様々な技法を伴ってもよい。
[0056] この第1の態様の第3の変形例として、本明細書に提示される技法は、装置104および提示コンポーネント106の各種のアーキテクチャと使用されてもよい。第1のそのような例として、装置104は、有線ディスプレイ、スピーカおよびヘッドホンなど、装置104に直接かつ物理的に接続される1つまたは複数の提示コンポーネント106を使用してもよい。第2のそのような例として、装置104は、無線周波数など、ワイヤレス接続を介してアクセス可能である1つまたは複数の提示コンポーネント106を使用してもよい。第3のそのような例として、装置104は、装置104がインターネットを通じてビデオを流すディスプレイなど、ネットワークを通じてアクセス可能である1つまたは複数の提示コンポーネント106を使用してもよい。第4のそのような例として、装置104は、クライアント/サーバまたはピアツーピアアーキテクチャでなど、第2の装置104を通じてアクセス可能である1つまたは複数の提示コンポーネント106を使用してもよい。その上、そのような装置104および/または提示コンポーネント106は1人のユーザ102または一群のユーザ102によって使用されてもよく、および/または少なくとも1人の第1のユーザ102によって少なくとも1人の第2のユーザ102の代わりに制御されてもよい。これらおよび他のシナリオは、本明細書に提示される技法による装置104の提示コンポーネント106でのアプリケーション108の提示に適することができる。
[0057] E2.アプリケーション提示およびアプリケーション提示履歴
[0058] 本明細書に提示される技法の実施形態の中で異なってもよい第2の態様は、1つまたは複数の提示コンポーネント106でのアプリケーション108のアプリケーション提示204の性質、およびそれぞれの提示コンポーネント106でのアプリケーション提示204のアプリケーション提示履歴202の記録に関する。
[0059] この第2の態様の第1の変形例として、それぞれの提示コンポーネントのアプリケーション提示履歴202は、アプリケーション提示204が提示コンポーネント106を通して提示されたアプリケーション順序履歴をさらに表す。1つのそのような例として、アプリケーション提示履歴202は、アプリケーション提示204が提示コンポーネント206を通して提示された、および/またはユーザ102がアプリケーション提示204を選択したおよび/またはそれと対話したスタック順序112を呈してもよい。現在のアプリケーション提示206から離れて移行する状況で第2のアプリケーション提示208を選択することはしたがって、選択された提示コンポーネント106に対するアプリケーション提示履歴202のアプリケーション順序履歴で現在のアプリケーション提示206に先行する第2のアプリケーション提示208を選択することを備えてもよい。代替的にまたは付加的に、アプリケーション提示履歴202は、アプリケーション提示204の呼出し順序(たとえば、最近インスタンス化されたアプリケーション108を最近インスタンス化されたのではないアプリケーション108の前に提示する)、それぞれのアプリケーション提示206に対するユーザ102の嗜好(たとえば、ユーザ102は、ビデオなどのメディアアプリケーション108のアプリケーション提示204が他のアプリケーション108のアプリケーション提示204の前に選択される、および/またはZオーダでそれらより上に提示されるべきであるように要求してもよい)、優先度および/または緊急度(たとえば、緊急情報メッセージがルーチンまたはより重要でないアプリケーション提示204より高い位置でアプリケーション提示履歴202に挿入されてもよい)、および/またはリソース利用度(たとえば、ネットワーク帯域幅および/またはプロセッサ容量など著しい計算資源を伴うアプリケーション提示204がより著しくない計算資源を伴う他のアプリケーション提示204より上に提示されてもよい)など、他の手法でソートされてもよい。代替的にまたは付加的に、アプリケーション提示履歴202は、特定のアプリケーション108と関連づけられるアプリケーション提示履歴202のアプリケーション提示204を統合しても、グループ化しても、および/またはその他関連づけてもよい。1つのそのような例として、選択されるアプリケーション108は少なくとも2つのアプリケーションビューをさらに備えてもよい。アプリケーション提示204の記録はしたがって、選択される提示コンポーネント106を通して選択されるアプリケーション108の選択されるアプリケーションビューを提示したことに応答して、選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202に選択されたアプリケーションの選択されたアプリケーションビューのアプリケーション提示を記録することを備えてもよい。たとえば、電子メールクライアントはいくつかの電子メールメッセージを同時にかつ別個に提示し、選択される提示コンポーネント106で1つのそのようなメッセージを提示した上で、装置104は選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202でのそれぞれの電子メールメッセージのアプリケーション提示204をグループ化してもよい。
[0060] この第2の態様の第2の変形例として、装置104はそれぞれの提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202を使用して、ユーザ102が選択された提示コンポーネント106での提示のために特定のアプリケーション提示204を選択するのを支援してもよい。たとえば、装置104は、選択された提示コンポーネント106でのアプリケーション提示履歴202に少なくとも1つのアプリケーション提示204を有するアプリケーション108のリストをユーザ102に提示してもよく、第2のアプリケーション108の選択をユーザ102から受けたことに応答して、選択された提示コンポーネント106を現在のアプリケーション提示206からアプリケーション提示204の中から選択される第2のアプリケーション提示208に移行してもよい。
[0061] 図6は、提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202におけるアプリケーション提示204の中から第2のアプリケーション提示208を選択するための1つのそのような技法を特徴とするシナリオ例600の図を提示する。このシナリオ例600では、アプリケーション提示履歴202は、提示コンポーネント106が現在、現在のアプリケーション提示206を含め、いくつかのアプリケーション提示204を提示していることを示す。その上、現在のアプリケーション提示204は、様々なアプリケーション108を通じてタスク順序で行われるべきであるいくつかのタスクのステップを伴うタスクフロー602と関連づけられる。たとえば、ユーザ102は、データ解析アプリケーション108で行われるデータ解析ステップ、報告書エディタアプリケーション108で行われる報告書編集ステップ、パブリッシャアプリケーション108で行われるパブリケーションステップ、および電子メールクライアント108で行われる報告ステップを伴うタスクフロー602に従うことによって、クライアントのための報告書を頻繁に生成してもよい。その上、アプリケーション提示履歴202におけるそれぞれのアプリケーション提示204はタスクフロー602のステップと相関されてもよく、装置104はユーザ102がタスク順序に従ってタスクを完了するのを容易にしてもよい。したがって、タスクフロー602の第1のアプリケーション108と関連づけられる現在のアプリケーション提示206から移行する要求をユーザ102から受けた(たとえば、ユーザ102がタスクフロー602の第1のステップを完了したことを検出した)上で、装置104は、タスクフロー602のタスク順序で現在のアプリケーション提示206に続く第2のアプリケーション提示208を選択してもよい。
[0062] この第2の態様の第3の変形例として、選択される提示コンポーネント106でのアプリケーション提示204は様々な手法で達成されてもよい。第1のそのような例として、選択された提示コンポーネント106がさらにディスプレイから成る場合、アプリケーション順序履歴はディスプレイで提示されるアプリケーション提示204のZオーダと関連づけられてもよく、選択された提示コンポーネント106を現在のアプリケーション提示206から第2のアプリケーション提示208に移行することは、ディスプレイのZオーダで現在のアプリケーション提示206より上に第2のアプリケーション提示208を並べ替えることによって達成されてもよい。第2のそのような例として、装置104は現在のアプリケーション提示206を全表示提示として提示してもよく、全表示の現在のアプリケーション提示206を第2のアプリケーション提示208と置換することによって第2のアプリケーション提示208に移行してもよい(任意選択により、フェード、ワイプ、スライドまたは消失移行などの視覚的移行を用いて)。第3のそのような例として、装置104は提示コンポーネント106にレイアウトを適用してもよく、たとえばディスプレイの最上部垂直位置に現在のアプリケーション提示206を提示し、現在のアプリケーション提示206を垂直に下方に移動させ、かつ現在のアプリケーション提示206より垂直に上に第2のアプリケーション提示208を挿入することによって第2のアプリケーション提示208に移行するなど、アプリケーション提示204はアプリケーション提示履歴202に従ってディスプレイに視覚的に配置されてもよい。第4のそのような例として、装置104は、オーディオアプリケーション提示204を優先させるオーディオデバイス(たとえば、スピーカ)など、アプリケーション提示履歴202における現在のアプリケーション提示206のみが現在の時間にスピーカを使用してもよいか、または同時に提示されるオーディオアプリケーション提示204の中で最高音量を有してもよいように、提示待ち行列を備えてもよい。したがって、オーディオ提示コンポーネント106は、第2のアプリケーション提示208のオーディオが有利なように現在のアプリケーション提示206を停止するか、または減少させる(たとえば、現在のアプリケーション提示206のオーディオの音量をフェードアウトさせる、および/または下げる)ことによって、第2のアプリケーション提示208に移行してもよい。本明細書に提示される技法によれば、アプリケーション提示履歴202を表すため、およびアプリケーション提示204を提示し、それらの間で移行するために、多くのそのような技法が使用されることができる。
[0063] E3.アプリケーション提示型
[0064] 本明細書に提示される技法の実施形態の中で異なってもよい第3の態様は、選択された提示コンポーネント106で提供されるアプリケーション提示204の型に関わる。
[0065] 本明細書に提示される技法によれば、それぞれのアプリケーション提示204はおそらくアプリケーション提示型と関連づけられる。たとえば、アプリケーション提示204はユーザ対話または非ユーザ対話提示、様々な入力モダリティ(たとえば、キーボード、ポインタ、音声および/またはジェスチャ)および/または出力モダリティ(たとえば、テキスト、画像、ビデオ、音、発語および/または触覚)を使用する提示、ならびに様々な量のユーザ注意を伴う提示(たとえば、深い、複雑な、および/または長いユーザ注意結合を伴うアプリケーション提示204、ならびにカジュアルで、表面的な、および/または短いユーザ注意結合を伴うアプリケーション提示204)を様々に備えてもよい。代替的にまたは付加的に、それぞれの提示コンポーネント106はアプリケーション提示型と関連づけられてもよく、たとえばユーザ102は、複雑で長いアプリケーション提示204と係わるためにデスクトップディスプレイ提示コンポーネント106を、カジュアルなアプリケーション提示204に係わるためにモバイルディスプレイ提示コンポーネント106を、および選択的かつ車両指向の対話に係わるためにのみアプリケーション提示204への車両インタフェースを提供するダッシュマウントされる提示コンポーネント106を使用してもよい。したがって、本明細書に提示される技法の実施形態は、選択される提示コンポーネント106を第2のアプリケーション提示208に移行する間に、第2のアプリケーション提示208を調節して、第2のアプリケーション提示208および/または選択された提示コンポーネント106と関連づけられるアプリケーション提示型に合わせることができる。
[0066] 図7は、アプリケーション提示型706を達成するアプリケーション提示204の調節のいくつかの変形を特徴とするシナリオ例700の図を提示する。このシナリオ例700では、アプリケーション提示204は、ユーザ102がいくつかの提示コンポーネント106の1つで経験したいテキスト記事に関わる。各提示コンポーネント106が異なる性質および/または異なる状況を呈するので、アプリケーション提示204のアプリケーション提示型706は選択された提示コンポーネント106に鑑みて選択されてもよい。この第3の態様の第1のそのような変形例として、それぞれの提示コンポーネント106は提示能力に従ってアプリケーション提示204を提示してもよい。たとえば、ディスプレイを含む提示コンポーネント106はビデオおよび/または静止画像をサポートするように決定されてもよく、スピーカを含む提示コンポーネント106はオーディオをサポートするように決定されてもよい。装置104はしたがって、選択された提示コンポーネント106の提示能力702を使用するアプリケーション提示204のためのアプリケーション提示型706を選択することによってアプリケーション提示204を提示する。たとえば、デスクトップディスプレイ提示コンポーネント106が選択されれば、テキスト記事の全テキストおよび画像がアプリケーション提示型706として選択されてもよく、小さいディスプレイおよび限られた計算資源を特徴とするモバイルデバイス提示コンポーネント106が選択されれば、テキスト記事の要約がアプリケーション提示型706として選択されてもよく、ヘッドホン提示コンポーネント106が選択されれば、テキスト記事のオーディオ原稿がアプリケーション提示型706として選択されてもよい。
[0067] 図7のシナリオ例700はこの第3の態様の第2のそのような変形例も例示し、ここではそれぞれの提示コンポーネント106が提示コンポーネントポリシー704と関連づけられる。たとえば、車両提示コンポーネント106は、オーディオおよびビデオを提示することを含む提示能力702を特徴としてもよいが、しかし車両が移動している間テキストの表示を制限する提示コンポーネントポリシー704を実装してもよい。したがって、装置104は、選択された提示コンポーネント106(たとえば、テキスト記事のオーディオのみの要約を提示する)の提示コンポーネントポリシー704と整合しているアプリケーション提示204のためのアプリケーション提示型706を選択してもよい。
[0068] この第3の態様の第3の変形例として、アプリケーション履歴レコーダは、アプリケーション提示204を現在の提示コンポーネント106から選択された提示コンポーネント106に再配置する要求を受けてもよい。装置104は、アプリケーション提示204を再配置する間に、アプリケーション提示204を、現在の提示コンポーネント106を通したアプリケーション提示204と関連づけられる現在のアプリケーション提示型706から選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示型706に再フォーマットしてもよい。たとえば、アプリケーション108のアプリケーション提示204をディスプレイ提示コンポーネント106からオーディオのみの提示コンポーネント106に移動させる要求を受けた上で、装置104はアプリケーション提示204をテキストベースのアプリケーション提示型706からオーディオのみのアプリケーション提示型706に再フォーマットしてもよい。本明細書に提示される技法に従ってアプリケーション提示204を特定の提示コンポーネント106に適応させるために、多くのそのような技法が使用されることができる。
[0069] E4.アプリケーション提示状態および提示コンポーネントの選択
[0070] 本明細書に提示される技法の実施形態の中で異なってもよい第4の態様は、アプリケーション108のアプリケーション提示204の提示のための提示コンポーネント106を選択する方式に関わる。
[0071] この第4の態様の第1の変形例として、特定の提示コンポーネント106上のアプリケーション提示204は、同じまたは同様のアプリケーション提示204の以前の提示からの特定の提示詳細の持続を呈してもよい。第1のそのような例として、選択された提示コンポーネントがさらにディスプレイから成る場合、アプリケーション提示型706は、アプリケーション提示204が以前に提示されたディスプレイの領域をさらに備えてもよい。装置104はしたがって、第2のアプリケーション提示208が以前に提示されたディスプレイの領域に位置決めすることによって第2のアプリケーション提示208を提示してもよい。第2のそのような例として、以前のアプリケーション提示204が、ユーザ102が最後に費やしたテキスト、ビデオまたはオーディオ録音の位置などの特定のアプリケーション状態を伴った場合、装置104は最後の既知のアプリケーション状態を用いてアプリケーション提示204を再開してもよい。
[0072] 図8はこの第4の態様のいくつかの変形を特徴とするシナリオ例800の図を提示し、ここでは様々なアプリケーション108のアプリケーション提示204のための選択された提示コンポーネント106を特定するために、様々な提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202が使用される。このシナリオ例800では、装置104のユーザ102は1つまたは複数のアプリケーション提示204を有する各種のアプリケーション108と対話し、本明細書に提示される技法によれば、装置104はそれぞれの提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202にそのようなアプリケーション提示204を記録する。その上、そのような記録は、そのようなアプリケーション108のさらなるアプリケーション提示204のための提示コンポーネント106の選択を容易にすることができる。
[0073] この第4の態様の第2の変形例として、図8は、同じアプリケーション108の第1のアプリケーションビュー802および第2のアプリケーションビュー802が異なる提示コンポーネント106で同時に提示されてもよいことを例示する。ユーザ102が第2のアプリケーションビュー802を提示するように第1の提示コンポーネント106の移行を要求するときに、装置104は第2のアプリケーション提示を以前の提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202から選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202に移動させてもよい。そのような移動は、第2のアプリケーションビュー802の提示詳細および/またはアプリケーション状態の保存、および/または同じ提示コンポーネント106上の同じまたは同様のアプリケーション108の複数のアプリケーションビュー802の統合を容易にすることができる。
[0074] この第4の態様の第3の変形例として、図8は、装置104が選択される提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202にアプリケーション提示204を有するアプリケーション108を停止する要求を受けるときに、装置104が選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202からアプリケーション108のアプリケーション提示204を削除してもよいことを例示する。代替的に、装置104は、アプリケーション提示履歴202からアプリケーション108のアプリケーション提示204を移動させることを控えてもよいが、しかしアプリケーション提示履歴202におけるアプリケーション提示204を非アクティブとしてマークしても、および/または非優先させてもよい。
[0075] この第4の態様の第4の変形例として、図8は、選択されるアプリケーション108を停止した後にアプリケーション108の第2のアプリケーション提示208に移行する要求を受けた上で、装置104がアプリケーション108を再インスタンス化してもよいことを例示する。特定の例として、要求が第2のアプリケーション108の以前のアプリケーション提示204を停止した後に受けられ、かつ再インスタンス化されたアプリケーション108の第2のアプリケーション提示208が提示されるべきである選択された提示コンポーネント106を指定しない場合、装置104は、アプリケーション108の以前のアプリケーション提示204が提示された選択された提示コンポーネント106を特定してもよい。
[0076] 図9は、装置104の提示コンポーネント106の中の、アプリケーション108のアプリケーション提示204のための選択される提示コンポーネント106の推奨を伴う、この第4の態様のなおさらなる変形を特徴とする例示的なシナリオ900の図を提示する。このシナリオ例900では、ユーザ102は装置104に、ビデオプレーヤを通じて流されるべき映画など、アプリケーション108のアプリケーション提示204を提示するように要求するが、しかしどの提示コンポーネント106がアプリケーション提示204のために選択されるべきかは指定しない。装置104は、利用可能な提示コンポーネント106の評価に基づいて選択および/または推奨を行ってもよい。第1のそのような例として、それぞれの提示コンポーネント106が提示能力702(たとえば、ビデオおよび/またはオーディオを提示するそれぞれの提示コンポーネント106の能力)に従ってアプリケーション提示204を提示する場合、装置104は、アプリケーション108のアプリケーション提示204によって使用される提示能力702を有する提示コンポーネント106を特定してもよい(たとえば、ビデオを流すことができないとしてヘッドホン提示コンポーネント106を除外すること)。第2のそのような例として、装置104は各提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202を評価してもよく、したがってアプリケーション提示204に適しないアプリケーション提示履歴202を呈する提示コンポーネント106を除外してもよい(たとえば、ディスプレイ提示コンポーネント106は、それが現在別の映画を表示しているので、除外されてもよい)。第3のそのような例として、複数の提示コンポーネント106がアプリケーション提示204に適するとして特定されれば、装置104はそのような提示コンポーネント106を比較評価してもよい(たとえば、高精細ビデオを表示することが可能でない第3のディスプレイ提示コンポーネント106より高精細ビデオを表示することが可能である第2のディスプレイ提示コンポーネント106を選択する)。装置はそのような比較評価によって特定される提示コンポーネント106を自動的に選択および使用してもよく、および/または選択のためにユーザ102に結果を提示してもよい(たとえば、任意選択により比較評価に基づく推奨とともに、アプリケーション提示204に適する少なくとも2つの提示コンポーネント106に対するオプション904のリスト902をユーザ102に提示する)。ユーザ選択の提示コンポーネント106に対するオプション904のリスト選択906をユーザ102から受けたことに応答して、装置104は、第2のアプリケーション204の第2のアプリケーション提示204のための選択された提示コンポーネント106としてユーザ選択の提示コンポーネント106を選択してもよい。装置104は次いで選択された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202にアプリケーション提示204を第2のアプリケーション提示108として記録してもよく、選択された提示コンポーネント106を第2のアプリケーション提示208に移行してもよい。このように、装置104は、本明細書に提示される技法に従ってアプリケーション提示204のための提示コンポーネント106の選択でユーザ104を導いてもよい。
[0077] E5.アプリケーション提示履歴柔軟性および適応
[0078] 本明細書に提示される技法の実施形態の中で異なってもよい第5の態様は、装置104がそれぞれの提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202の適応を起動または可能にすることができる状況に関わる。
[0079] この第5の態様の第1の変形例として、ユーザ102は、第1の提示コンポーネント106で、第2の提示コンポーネント106に対するアプリケーション提示履歴202(たとえば、別のモニタで行われたアプリケーション提示206のリスト)を見ることを要求してもよい。リストからのオプションの選択を受けたことに応答して、装置104は、第2の提示コンポーネント106で関連したアプリケーション提示206を提示してもよい(たとえば、選択されたアプリケーション提示206を第2の提示コンポーネント106のための現在のアプリケーション提示206と特定する)。代替的に、装置104は、選択されたアプリケーション提示206を第2の提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202から第1の提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202に移動させてもよい(たとえば、アプリケーション108を第2のモニタから第1のモニタに移動させる)。
[0080] この第5の態様の第2の変形例として、第1のアプリケーション提示204は、同じアプリケーション108または異なるアプリケーション108の第2のアプリケーション提示204と関係を有してもよい。たとえば、選択される提示コンポーネント106で提示される第1のアプリケーション108は、同じく選択された提示コンポーネント106で提示される第2のアプリケーション108によってインスタンス化されることがある(たとえば、ウェブブラウザによって提示されるウェブページ内の「mailto:」リンクをユーザ102が選択したときにインスタンス化された電子メールクライアント)。装置104は、アプリケーション提示204の一部としてそのような関係を記憶してもよい。したがって、いずれかのアプリケーション提示204が新しい提示コンポーネント106に再配置されれば、関連するアプリケーション提示204も新しい提示コンポーネント106に再配置されてもよく、それによって特定のタスクのために合わせて使用されてもよいアプリケーション108の論理接続および近接を維持する。
[0081] この第5の態様の第3の変形例として、装置104は、それぞれの提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202の複合提示を起動および/または可能にしてもよい。第1のそのような例として、ユーザ102は提示コンポーネント106のいくつかまたはすべてでのアプリケーション提示履歴202の完全な集合を見たいことがあり(たとえば、ユーザ102は提示コンポーネント106の潜在的に大きい集合の中で、装置104で実行しているアプリケーション108を見つけるのに困難を有することになる)。装置104はしたがって、少なくとも2つの提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202の併合集合を提示してもよく、各種の手法でそのような併合提示を達成してもよい(たとえば、提示コンポーネント106または提示コンポーネント型でグループ化される、アプリケーション型でグループ化される、および/またはアプリケーション名の年代および/またはアルファベット順でソートされる)。第2のそのような例として、ユーザ102はアプリケーション108のいくつかまたはすべてを第1の提示コンポーネント106から第2の提示コンポーネント106に再配置したいことがある。装置104はしたがって、関連したアプリケーション108のアプリケーション提示204を第1の提示コンポーネント206のアプリケーション提示履歴202から第2の提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202に併合してもよい。
[0082] この第5の態様の第4の変形例として、装置104は、第1の提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202の1つまたは複数の他の提示コンポーネント106への分割または分配を起動および/または可能にしてもよい。たとえば、第1の提示コンポーネント106が過負荷である(たとえば、ディスプレイで提示されるウィンドウの数が使用可能な閾値を超えることがある)ことを装置104が検出しても、および/またはユーザ102が示してもよい。装置104はしたがって、第1の提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202を分割してもよく、アプリケーション提示履歴202の様々な部分集合を他の提示コンポーネント106に再分配してもよい。そのような再分配は、たとえばそれぞれのアプリケーション108が以前にどこで提示されたかなど、それぞれのアプリケーション提示202の履歴を再検討することを伴ってもよい。
[0083] この第5の態様の第5の変形例として、新しい提示コンポーネント106が装置104に利用可能な提示コンポーネント106の集合に加えられるとき、装置104は新しい提示コンポーネント106に対する新しいアプリケーション提示履歴202を生成してもよい。代替的に、新しい提示コンポーネント106が以前に装置104に接続されており、切断期間に続いて新たに再接続された場合、装置104は新しい提示コンポーネント106に対する以前のアプリケーション提示履歴202をロードしてもよく、その間に終了された(たとえば、装置104からの新しい提示コンポーネント106の切断に応答して)、そのようなアプリケーション提示履歴202と関連づけられるアプリケーション108を再インスタンス化してもよい。任意選択により、そのようなアプリケーション108は、提示コンポーネント106の切断および/またはアプリケーション108の終了により持続されていることがある最新のアプリケーション状態で再インスタンス化されてもよい。
[0084] この第5の態様の第6の変形例として、装置104に利用可能な提示コンポーネント106の集合への新しい提示コンポーネント106の追加は、提示コンポーネント106へのアプリケーション108の割振りの再評価を促してもよく、第1の提示コンポーネント106から新しい提示コンポーネント106に1つまたは複数のアプリケーション108を再配置してもよい。そのような再配置は、第1の提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202から新しい提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202にアプリケーション提示204を移動させることを伴ってもよい。そのような再評価は、負荷平衡検討(たとえば、過密なアプリケーション提示履歴202を呈する第1の提示コンポーネント106から新しい提示コンポーネント106にアプリケーション提示106を移動させる)、および/または各アプリケーション108のための各提示コンポーネント204の適切さの評価(たとえば、第1の提示コンポーネント106から、より高解像度ディスプレイまたはよりハイファイスピーカセットなど、より高品質でアプリケーション108を表現することが可能である新しい提示コンポーネント106にアプリケーション提示204を移動させる)を含んでもよい。再配置はアプリケーション提示204の履歴の再検討を伴ってもよく、たとえばアプリケーション108が以前に新しい提示コンポーネント106で提示したかもしれず、切断の期間に続いて新しい提示コンポーネント106へ戻されることがある。1つのそのような実施形態において、そのような再配置を行うべきか否かの判定は切断期間の持続期間に基づいてもよく、たとえば短い切断期間は装置104にアプリケーション108を自動的に返却することを促してもよい一方で、より延長された切断期間は、ユーザ102が再配置を起動しない限り、アプリケーション108が代替の提示コンポーネント106にとどまることを可能にしてもよい。別のそのような実施形態において、そのような再配置を行うべきか否かの判定はアプリケーション108とのユーザ102の対話に基づいてもよく、たとえばユーザ102が代替の提示コンポーネント106でアプリケーション108と対話したならば、アプリケーションはとどまってもよいが、しかしユーザ102が代替の提示コンポーネント106でアプリケーション108と対話しなかったならば、自動再配置が起動されてもよい。
[0085] この第5の態様の第7の変形例として、提示コンポーネント106が装置104から切断されるときに、装置104は様々な手法で応答してもよい。第1のそのような例として、装置104は切断された提示コンポーネント106に対するアプリケーション提示履歴202を放棄してもよいか、または後の再接続に備えてアプリケーション提示履歴202を持続してもよい。第2のそのような例として、装置104は、たとえば切断された提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202から別の提示コンポーネント106のアプリケーション提示履歴202にアプリケーション提示204を移動させることによって、切断された提示コンポーネント106で提示された1つまたは複数のアプリケーション108を他の提示コンポーネント106に再配置してもよい。代替的に、装置104は、切断された提示コンポーネント106でのみ提示されたアプリケーション108を終了してもよい。任意選択により、装置104はそのようなアプリケーション108のアプリケーション状態を持続してもよく、アプリケーション108が同じ提示コンポーネント108の再接続でまたは異なる提示コンポーネント106で再インスタンス化されれば、最新のアプリケーション状態をもつそのようなアプリケーション108を復元してもよい。多くのそのような変形例がアプリケーション提示履歴202の適応に含まれて、本明細書に提示される技法に従ってユーザ102および装置104のコンピューティング環境の動的な性質を反映することができる。
[0086] F.コンピューティング環境
[0087] 図10および以下の論考は、本明細書に明らかにされる規定の1つまたは複数の実施形態を実装するのに適切なコンピューティング環境の簡潔で一般的な記載を提供する。図10の動作環境は適切な動作環境の1つの例であるにすぎず、かつ動作環境の使用または機能性の範囲に関していかなる限定も示唆するものとは意図されない。コンピューティング装置例は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップ装置、モバイル装置(移動電話、携帯情報端末(PDA)、メディアプレーヤなどといった)、マルチプロセッサシステム、家電、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記システムまたは装置のいずれかを含む分散コンピューティング環境、などを含むが、これらに限定されない。
[0088] 必ずしも必要ではないが、実施形態は、1つまたは複数のコンピューティング装置によって実行されている「コンピュータ可読命令」の一般的な文脈で記載される。コンピュータ可読命令はコンピュータ可読媒体(下記される)を介して配布されてもよい。コンピュータ可読命令は、特定のタスクを行うか、または特定の抽象データ型を実装する、関数、オブジェクト、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)、データ構造などといった、プログラムモジュールとして実装されてもよい。典型的に、コンピュータ可読命令の機能性は、様々な環境で所望されるように、組み合わされても、または分散されてもよい。
[0089] 図10は、本明細書に提供される1つまたは複数の実施形態を実装するように構成されるコンピューティング装置1002を備えるシステム1000の例を例示する。1つの構成において、コンピューティング装置1002は少なくとも1つの処理ユニット1006およびメモリ1008を含む。コンピューティング装置の厳密な構成および種類次第で、メモリ1008は揮発性(たとえばRAMなど)、不揮発性(たとえばROM、フラッシュメモリなどといった)、または両者のなんらかの組合せでもよい。この構成は一点鎖線1004によって図10に例示される。
[0090] 他の実施形態において、装置1002は付加的な特徴および/または機能性を含んでもよい。たとえば、装置1002は、磁気ストレージ、光ストレージなどを含むが、これらに限定されない付加的なストレージ(たとえば、取り外し可能および/または非取り外し可能)も含んでもよい。そのような付加的なストレージはストレージ1010によって図10に例示される。一実施形態において、本明細書に提供される1つまたは複数の実施形態を実装するコンピュータ可読命令はストレージ1010にあってもよい。ストレージ1010は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムなどを実装する他のコンピュータ可読命令も記憶してもよい。コンピュータ可読命令は、たとえば処理ユニット1006による実行のためにメモリ1008にロードされてもよい。
[0091] 用語「コンピュータ可読媒体」は本明細書で使用される場合、信号などの通信媒体から成る他の形態のコンピュータ可読媒体を除くコンピュータ可読メモリデバイスを含む。そのようなコンピュータ可読メモリデバイスは揮発性および/または不揮発性、取り外し可能および/または非取り外し可能でもよく、コンピュータ可読命令または他のデータを記憶する様々な種類の物理デバイスを含んでもよい。メモリ1008およびストレージ1010はコンピュータ記憶媒体の例である。コンピュータ記憶ストレージデバイスはRAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、および磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイスを含むが、これらに限定されない。
[0092] 装置1002は、装置1002が他の装置と通信するようにする通信接続1016も含んでもよい。通信接続1016はモデム、ネットワークインタフェースカード(NIC)、統合ネットワークインタフェース、無線周波数送受信器、赤外線ポート、USB接続、またはコンピューティング装置1002を他のコンピューティング装置に接続するための他のインタフェースを含むが、これらに限定されないことがある。通信接続1016は有線接続または無線接続を含んでもよい。通信接続1016は通信媒体を送信および/または受信してもよい。
[0093] 用語「コンピュータ可読媒体」は通信媒体を含んでもよい。通信媒体は典型的に搬送波または他の移送機構などの「変調データ信号」でコンピュータ可読命令または他のデータを具体化し、かついかなる情報配信媒体も含む。用語「変調データ信号」は、その特性の1つまたは複数が信号における情報をエンコードするような方式で設定または変更される信号を含んでもよい。
[0094] 装置1002は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、赤外線カメラ、ビデオ入力デバイスおよび/または任意の他の入力デバイスなどの入力デバイス1014を含んでもよい。1つまたは複数のディスプレイ、スピーカ、プリンタおよび/または任意の他の出力デバイスなどの出力デバイス1012も装置1002に含まれてもよい。入力デバイス1014および出力デバイス1012は、有線接続、無線接続またはその任意の組合せを介して装置1002に接続されてもよい。一実施形態において、別のコンピューティング装置からの入力デバイスまたは出力デバイスが、コンピューティング装置1002のための入力デバイス1014または出力デバイス1012として使用されてもよい。
[0095] コンピューティング装置1002のコンポーネントは、バスなどの様々な相互接続子によって接続されてもよい。そのような相互接続子は、PCI Expressなどのペリフェラルコンポーネントインタコネクト(PCI)、ユニバーサルシリアルバス(USB)、ファイアワイヤ(IEEE 1394)、光バス構造などを含んでもよい。別の実施形態において、コンピューティング装置1002のコンポーネントはネットワークによって相互接続されてもよい。たとえば、メモリ1008は、ネットワークによって相互接続される異なる物理的場所に位置付けられる複数の物理メモリユニットで構成されてもよい。
[0096] 当業者は、コンピュータ可読命令を記憶するために使用されるストレージデバイスがネットワークにわたって分散されてもよいことを認識することになる。たとえば、ネットワーク1018を介してアクセス可能なコンピューティング装置1020が、本明細書に提供される1つまたは複数の実施形態を実装するコンピュータ可読命令を記憶してもよい。コンピューティング装置1002はコンピューティング装置1020にアクセスし、コンピュータ可読命令の一部またはすべてを実行のためにダウンロードしてもよい。代替的に、コンピューティング装置1002は必要に応じてコンピュータ可読命令の部分をダウンロードしてもよいか、または一部の命令がコンピューティング装置1002で、かつ一部がコンピューティング装置1020で実行されてもよい。
[0097] G.用語の使用法
[0098] 主題が構造的特徴および/または方法論的行為に固有な言語で記載されたとはいえ、添付の請求項に定義される主題が必ずしも上記された固有な特徴または行為に限定されるわけではないことが理解されるべきである。むしろ、上記された固有な特徴および行為は、請求項を実装する形態例として開示される。
[0099] 本出願に使用されるように、用語「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」、「インタフェース」などは概して、ハードウェアか、ハードウェアとソフトウェアの組合せか、ソフトウェアか、または実行中のソフトウェアかいずれかのコンピュータ関連のエンティティを指すものと意図される。たとえば、コンポーネントは、プロセッサ上で動くプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラムおよび/またはコンピュータでもよいが、これらに限定されない。例証として、コントローラ上で動くアプリケーションもコントローラも両方ともコンポーネントであることができる。1つまたは複数のコンポーネントがプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在してもよく、コンポーネントは1つのコンピュータに局所化されても、および/または2つ以上のコンピュータ間で分散されてもよい。
[00100] さらには、特許請求される主題は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはその任意の組合せを生成してコンピュータを開示される主題を実装するように制御する標準プログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を用いて、方法、装置または製造品として実装されてもよい。用語「製造品」は本明細書で使用される場合、任意のコンピュータ可読デバイス、搬送波または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するものと意図される。もちろん、当業者は、特許請求される主題の範囲または趣旨から逸脱することなく、本構成に多くの変更がなされてもよいと認識するであろう。
[00101] 実施形態の様々な動作が本明細書に提供される。一実施形態において、記載される動作の1つまたは複数が1つまたは複数のコンピュータ可読媒体に記憶されるコンピュータ可読命令を構成してもよく、それは、コンピューティング装置によって実行されたとき、コンピューティング装置に記載される動作を行わせることになる。動作のいくつかまたはすべてが記載される順序は、これらの動作が必ず順序依存であることを意味するとは解釈されるべきでない。代替の順序は本記載の利益を受ける当業者によって認識されよう。さらに、すべての動作が必ずしも本明細書に提供される各実施形態に存在するわけではないことが理解されよう。
[00102] 本明細書に「例」として記載されるいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計より有利と解釈されるわけではない。むしろ、単語「例」の使用は、本明細書に提示される技法に関係することができる1つの可能な態様および/または実装を提示するものと意図される。そのような例はそのような技法のために必要ではなく、または限定するものとは意図されない。そのような技法の様々な実施形態がそのような例を単独でまたは他の特徴と結合して含んでもよく、および/または異なってもよく、および/または例示された例を省略してもよい。
[00103] 本出願に使用されるように、用語「または」は、排他的な「または」よりむしろ包括的な「または」を意味するものと意図される。すなわち、別途明記されない限り、または文脈から明らかに、「XはAまたはBを利用する」は、自然な包括的な順列のいずれかを意味するものと意図される。すなわち、XがAを利用し、XがBを利用し、またはXがAもBも利用するのであれば、「XはAまたはBを利用する」が上記事例のいずれの下でも充足される。加えて、本出願および添付の請求項に使用されるように、冠詞「a」および「an」は概して、別途明記されない限り、または単数形に向けられるべき文脈から明らかに「1つまたは複数」を意味するものと解釈されてもよい。
[00104] また、本開示が1つまたは複数の実装に関して図示および記載されたが、本明細書および添付の図面の閲覧および理解に基づいて、当業者には等価な修正および変更が想起されよう。本開示はすべてのそのような変更および修正を含む、かつ以下の請求項の範囲によってのみ限定される。上記されたコンポーネント(たとえば、要素、リソースなど)によって行われる様々な機能に特に関して、そのようなコンポーネントを記載するために使用される用語は、別途明記されない限り、本開示の本明細書に例示された実装例での機能を行う開示された構造に構造的に等価でないとしても、記載されたコンポーネントの指定された機能を行う任意のコンポーネント(たとえば、機能的に等価である)に対応するものと意図される。加えて、本開示の特定の特徴がいくつかの実装の1つのみに関して開示されていることがあるが、そのような特徴は所望されるようにその他の実装の1つまたは複数の他の特徴と組み合わされてもよく、かつ任意の所与のまたは特定の応用にとって有利でもよい。さらにまた、用語「含む」、「有している」、「有する」、「をもつ」またはその異形が詳細な記載かまたは請求項かいずれかに使用される限り、そのような用語は用語「備えている」と同様に包括的であるものと意図される。

Claims (15)

  1. プロセッサと少なくとも2つの提示コンポーネントとを有する装置でアプリケーションを提示する方法であって、
    前記装置に、
    それぞれの提示コンポーネントについて、前記提示コンポーネントを通したアプリケーションのユーザインタフェースのアプリケーション提示を特定するアプリケーション提示履歴を生成させ、
    選択される提示コンポーネントを通して選択されるアプリケーションのユーザインタフェースのアプリケーション提示を提示したことに応答して、前記選択された提示コンポーネントの前記アプリケーション提示履歴に前記ユーザインタフェースの前記アプリケーション提示を記録させ、
    選択される提示コンポーネントを現在のアプリケーション提示の現在のユーザインタフェースから離れて移行する要求を受けたことに応答して、
    前記選択された提示コンポーネントの前記アプリケーション提示履歴から、第2のアプリケーション提示を選択させ、
    前記選択された提示コンポーネントを前記現在のアプリケーション提示の前記現在のユーザインタフェースから前記第2のアプリケーション提示の第2のユーザインタフェースに移行させる命令を前記プロセッサで実行することを含む、方法。
  2. 前記それぞれの提示コンポーネントの前記アプリケーション提示履歴が、前記アプリケーション提示が前記提示コンポーネントを通して提示されたアプリケーション順序履歴をさらに表し、
    前記第2のアプリケーションを選択することが、前記選択された提示コンポーネントに対する前記アプリケーション提示履歴の前記アプリケーション順序履歴で前記現在のアプリケーション提示に先行する前記第2のアプリケーション提示を選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アプリケーション順序履歴が、前記アプリケーションが前記装置のユーザによって選択された順序をさらに表す、請求項2に記載の方法。
  4. 前記選択された提示コンポーネントがディスプレイをさらに備え、
    前記アプリケーション順序履歴が、前記ディスプレイで提示されるアプリケーション提示のZオーダと関連づけられ、
    前記選択された提示コンポーネントを移行することが、前記ディスプレイの前記Zオーダで前記現在のアプリケーション提示より上に前記第2のアプリケーション提示を並べ替えることをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第2のアプリケーション提示を選択することが、
    前記選択された提示コンポーネントの前記アプリケーション提示履歴にアプリケーション提示を有する前記アプリケーションをユーザに提示することと、
    前記アプリケーション提示からの前記第2のアプリケーション提示と関連づけられる第2のアプリケーションの選択を前記ユーザから受けることとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記現在のアプリケーション提示が、タスク順序を提供するタスクフローと関連づけられ、
    前記第2のアプリケーションを選択することが、前記タスクフローの前記タスク順序で前記現在のアプリケーション提示に続く前記第2のアプリケーション提示を選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記選択されたアプリケーションが少なくとも2つのアプリケーションビューをさらに備え、
    前記アプリケーション提示を記録することが、選択される提示コンポーネントを通して前記選択されたアプリケーションの選択されるアプリケーションビューを提示したことに応答して、前記選択された提示コンポーネントの前記アプリケーション提示履歴に前記選択されたアプリケーションの前記選択されたアプリケーションビューの前記アプリケーション提示を記録することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記要求を受けることが、前記選択された提示コンポーネントでの前記現在のアプリケーションを停止する要求を受けることをさらに含み、
    前記選択された提示コンポーネントを移行することが、前記選択された提示コンポーネントの前記アプリケーション提示履歴から前記現在のアプリケーションの前記現在のアプリケーション提示を削除することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記要求を受けることが、前記第2のアプリケーションを停止した後に前記第2のアプリケーション提示に移行する要求を受けることをさらに含み、
    前記選択された提示コンポーネントを移行することが、前記第2のアプリケーションを再インスタンス化することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 少なくとも2つの提示コンポーネントと、
    プロセッサと、
    前記プロセッサで実行されたとき、
    それぞれの提示コンポーネントについて、前記提示コンポーネントを通したアプリケーションのユーザインタフェースのアプリケーション提示を特定するアプリケーション提示履歴と、
    選択される提示コンポーネントを通して選択されるアプリケーションのユーザインタフェースのアプリケーション提示を提示したことに応答して、前記選択された提示コンポーネントの前記アプリケーション提示履歴に前記ユーザインタフェースの前記アプリケーション提示を記録するアプリケーション履歴レコーダと、
    選択される提示コンポーネントを現在のアプリケーション提示の現在のユーザインタフェースから離れて移行する要求を受けたことに応答して、
    前記選択された提示コンポーネントの前記アプリケーション提示履歴から、第2のアプリケーション提示を選択し、
    前記選択された提示コンポーネントを前記現在のアプリケーション提示の前記現在のユーザインタフェースから前記第2のアプリケーション提示の第2のユーザインタフェースに移行するアプリケーションスイッチャとを提供する命令を記憶するメモリとを備える、アプリケーションを提示する装置。
  11. それぞれのアプリケーション提示がアプリケーション提示型と関連づけられ、
    前記アプリケーションスイッチャが、前記アプリケーション提示型に従って前記選択された提示コンポーネントを通して前記第2のアプリケーションの前記アプリケーション提示を提示することによって、前記選択された提示コンポーネントを移行する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記選択された提示コンポーネントが、提示能力に従って前記アプリケーション提示を提示し、
    前記アプリケーションスイッチャが、前記選択された提示コンポーネントの前記提示能力を使用する前記第2のアプリケーション提示のための前記アプリケーション提示型を選択することによって、前記第2のアプリケーション提示を提示する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記選択された提示コンポーネントが、提示コンポーネントポリシーに従って前記アプリケーションを提示し、
    前記アプリケーションスイッチャが、前記選択された提示コンポーネントの前記提示コンポーネントポリシーと整合している前記第2のアプリケーションのための前記アプリケーション提示型を選択することによって、前記第2のアプリケーションを提示する、請求項11に記載の装置。
  14. アプリケーション履歴レコーダが、アプリケーション提示を現在の提示コンポーネントから前記選択された提示コンポーネントに再配置する要求を受け、かつ
    前記アプリケーションスイッチャが、前記第2のアプリケーションを、前記現在の提示コンポーネントを通した前記アプリケーション提示と関連づけられる現在のアプリケーション提示型から前記選択された提示コンポーネントの前記アプリケーション提示型に再フォーマットすることによって、前記第2のアプリケーションを提示する、請求項11に記載の装置。
  15. 前記選択された提示コンポーネントがディスプレイをさらに備え、
    前記アプリケーション提示型が、前記アプリケーション提示が以前に提示された前記ディスプレイの領域をさらに備え、かつ
    前記アプリケーションスイッチャが、前記ディスプレイの前記領域に前記アプリケーション提示を位置決めすることによって、前記第2のアプリケーションを提示する、請求項11に記載の装置。
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