JP2017528878A - 照明アセンブリ、ledストリップ、照明器具、及び照明アセンブリの製造方法 - Google Patents

照明アセンブリ、ledストリップ、照明器具、及び照明アセンブリの製造方法 Download PDF

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Abstract

照明アセンブリ100、LEDストリップ、照明器具、及び照明アセンブリの製造方法が提供される。照明アセンブリ100は、制御可能な相関色温度の実質的な白色光を放射するためのものであり、第1の光源110、第2の光源120、及び第3の光源130のグループ、並びにコントローラ140を備える。第1の光源は、5000ケルビンよりも大きな色温度を有する実質的な白色光を放射するためのものである。第2の光源は、2250ケルビンよりも小さな色温度を有する実質的な白色光を放射するためのものである。第3の光源は、緑色をおびた光を放射するためのものである。緑色をおびた光は、半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525との共通部分内の、CIE1931XYZ色空間内に、第3のカラーポイントを有する。コントローラは、光源の発光を制御するためのものである。

Description

本発明は、制御可能な相関色温度の実質的な白色光を放射するための照明アセンブリと、LEDストリップと、照明器具と、照明アセンブリを製造するための方法とに関する。
参照により組み込まれる、公開された米国特許出願第2008/0238335A1号は、1つの特定の実施形態において、3つの発光ダイオード(LED)を含む固体光源と、この3つのLEDの発光を制御するコントローラと、光検出器とについて開示している。これらLEDのうちの2つは同じタイプの青色発光LEDダイを含み、それらは両方とも同じタイプの(黄色に発光する)発光材料を含むが、量は別々である。これら2つのLEDは両方とも、黒体線からそれ程離れていないカラーポイントを有する−2つのカラーポイントのうちの一方は黒体線よりも上方にあり、2つのカラーポイントのうちの他方は黒体線よりも下方にある。第3のLEDは、緑色の光を放射するように構成される。この明細書は、第3のLEDの発光が、LEDダイにより放射される光と1つ又は複数の発光材料の合成であることを開示している。コントローラは、固体光源により放射される光の特性を示す信号を、光検出器から受信する。続いて、コントローラは、LEDの個々の発光を制御して、黒体線上の予め決められた又は制御可能なポイントである、固体光源による要求された発光を得る。
引用された特許出願の実施形態の欠点は、カラーポイントを黒体線に近づけさせるこれら2つのLEDのカラーポイントが、青色発光LEDダイのカラーポイントと特定の発光材料により放射される光のカラーポイントとの間の線上にあるということである。そのような状況では、2つのLEDを、それらのカラーポイントが黒体線に近くなるように、かつ、固体光源により広範囲の相関色温度が放射されることができるように、選択することが不可能である。従って、黒体線のほんのわずかの一部のみが、3つの全てのLEDのカラーポイントにより規定される三角形の内部にある。また、2つのLEDのうちの片方のカラーポイントの1つが黒体線より上方にあるという事実は、黒体線の比較的に小さな部分しか、3つの全てのLEDのカラーポイントにより規定される三角形の内部にないという事実に寄与する。
本発明の目的は、比較的に広範囲の相関色温度に沿って黒体線の近くにカラーポイントを有する光を放射することができる、照明アセンブリを提供することである。
本発明の一態様は、制御可能な相関色温度の実質的な白色光を放射するための照明アセンブリを提供する。本発明の他の態様は、LEDストリップ、照明器具、及び照明アセンブリの製造方法を提供する。有利な実施形態が、従属請求項に規定されている。
本発明の態様に従った、制御可能な相関色温度の実質的な白色光を放射するための照明アセンブリは、複数の光源のグループ及びコントローラを備える。光源の各グループは、第1の光源、第2の光源、及び第3の光源を備える。第1の光源は、第1のカラーポイントと第1の相関色温度とを有する第1の光を放射するためのものである。第1のカラーポイントは、黒体線から7SDCM以内にある。第1の相関色温度は、5000ケルビンよりも大きい。第2の光源は、第2のカラーポイントと第2の相関色温度とを有する第2の光を放射するためのものである。第2のカラーポイントは、黒体線から7SDCM以内にある。第2の相関色温度は、2250ケルビンよりも小さい。第3の光源は、緑色をおびた光を放射するためのものである。緑色をおびた光は、半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525との共通部分内の、CIE1931XYZ色空間内に、第3のカラーポイントを有する。各第3の光源は、所定の標準動作条件の下で、固有の最大光束を放射することができる。個々の第3の光源のそれぞれの固有の最大光束は、複数のグループの全ての第3の光源の平均最大光束から最大で35%ずれており、複数の第3の光源のうちの少なくとも1つの固有の最大光束は、平均最大光束から10%より多くずれる。コントローラは、前述の光源に対する第1の制御信号、第2の制御信号、及び第3の制御信号を生成するためのものである。複数のグループの第1の光源が、第1の制御信号により制御される。複数のグループの第2の光源が、第2の制御信号により制御される。複数のグループの第3の光源が、第3の制御信号により制御される。第1の制御信号、第2の制御信号、及び第3の制御信号は、それぞれ、第1の光源、第2の光源、及び第3の光源により放射されるべき光の量を指示する。コントローラは、前述のそれぞれの制御信号を生成して、第1の光、第2の光、及び第3の光を含む合成された発光を使用時に得るように構成される。合成された発光は、黒体線の近くに制御可能なカラーポイントを有する。
第1の光源及び第2の光源のカラーポイントは、比較的に広い相関色温度範囲に沿って互いに離間している。続いて第3の光源がCIE1931XYZ色空間の主張された領域内にカラーポイントを有する場合には、それぞれのカラーポイントを結ぶ三角形が比較的に大きくなり、黒体線の大部分がこの三角形の内部に入る。このように、合成された発光が黒体線の近くにカラーポイントを有するように、コントローラが光源を制御して光を放射すると、照明アセンブリによって、比較的に大きな範囲の相関色温度に沿って、実質的な白色光が放射されることができる。光源アセンブリにより放射され得る相関色温度の範囲は、第1の相関色温度から第2の相関色温度までの範囲と実質的に等しい。
製造業者は一般的に、第3の光源の生産中に、第3の光源の最大光束において比較的に大きな偏差を得る。殆どの用途では、最大光束のそのような大きな偏差は許容できない、というのも、それは目に見える色の兆候又は目に見える色の違いにつながり得るからである−従来、製造された第3の光源は、試験され、データ区間毎にそのデータ区間の第3の光源により放射される最大光束が比較的に低い分布になるようなデータ区間に区分けされる。本発明者らは、第3の光源の固有の最大光束が、例えば、使用される全ての第3の光源の平均から35%未満など、互いに相当に乖離している場合に、全てのグループの光源を制御するために単一のコントローラを使用することにより、各グループが依然として、黒体線に近いカラーポイントを有する合成された光を放射することを、発見した。各グループのカラーポイントは、黒体線から少なくとも15SDCM以内にあり、更には黒体線から5SDCM以内にある場合もあることが、シミュレーションにより証明されている。従って、人間の裸眼は、実質的な白色光として、各グループにより放射される光を知覚する。従って、本発明者らは、第3の光源を区分けする必要がないこと、又は、少なくとも、第3の光源を非常に多数の区間に区分けする必要がないことを発見した。これにより、この任意選択的な実施形態に従って照明アセンブリを製造する場合、より安価な第3の光源が使用されることができ、従って、照明アセンブリの製造コストが低減される。特に、第3の光源が先に議論した緑色光を放射する場合には、この比較的に大きな最大光束の変動は許容されることができる。
第3の光源は、それらのカラーポイントに変動があってもよい。後に述べる任意選択の実施形態のうちの1つでは、カラーポイントが配置されることができる色空間の領域が示される。カラーポイントに関しては、コントローラは、製造業者により示された平均のカラーポイントのみを知っている。任意選択的に、第3の光源のカラーポイントは、例えば、CIE XYZ色空間において特定のカラーポイントの周りの5SDCMの領域内などに僅かにずれていてもよい。続いて、コントローラは、個々の第3の光源のそれぞれの各カラーポイントではなく、この特定のカラーポイントについての知識を有する。
別の利点は、第1の光源及び第2の光源の発光が、比較的に多数の波長の光エネルギーを含み、従って、合成された発光が比較的に大きな演色評価数(CRI:Color Rending Index)を有することである。
議論された光源の仕様が与えられると、その仕様を満足する光源を見つけることは、比較的に容易である。今日では、そのような光源の多くの実施形態が、比較的に安価で市場で購入されることができる。従って、照明アセンブリは、比較的に費用対効果高く、製造されることができる。
コントローラは、第1の光源、第2の光源、及び第3の光源により放射される光のカラーポイントについての知識を有する。コントローラは、所定の正常/標準動作条件の下で動作するときに、これらの光源の(平均)最大光束が幾らであるかも知っている。この情報はコントローラのメモリに記憶されてもよく、この情報をコントローラにより使用して制御信号を決定する。カラーポイント、最大光束、及び要求された制御可能なカラーポイントに関する知識に基づいて光源を制御することができる、既知の制御技術が使用されてもよい。制御信号は、例えば、それぞれの制御された光源がそれらの最大光束の特定のパーセンテージで光を放射しなくてはならないことを指示する−そのような情報は、光源がパルス幅変調技術により駆動される場合にはデューティサイクル値として表現されてもよい。制御信号は、光源を駆動する駆動回路に供給されるアナログ信号又はデジタル信号であり得る。コントローラが光源を駆動するのに十分に強力な信号を生成することができる場合には、制御信号は、光源に直接的に供給されてもよい。コントローラは、要求された制御可能なカラーポイントについての情報を受け取るための入力を有してもよい。コントローラが、どの要求された相関色温度で光が放射されなくてはならないかを知っている場合には、第1の光と第2の光との間の特定の比率が決定されて、要求された相関色温度を有する黒体線上のカラーポイントに近い、第1のカラーポイントと第2のカラーポイントとの間の線上の合成されたカラーポイントを有する発光を得る。線上の合成されたカラーポイントは、殆どの場合、黒体線よりはるかに下方になる。続いて、コントローラは、合成された発光のカラーポイントを黒体線に向かって移動させるために、幾らの量の緑色光が放射されなくてはならないかを決定する。
コントローラは、第3の光源のそれぞれが標準動作条件の下でどれだけの量の緑色をおびた光を最大で放射することができるかを正確には知らないことに、留意されたい。コントローラは、第3の光源の適用されたタイプについての平均最大光束として製造業者により提供された値を、内部メモリに記憶している。換言すると、個々の第3の光源が、平均最大光束からずれた固有の最大光束を有する場合、コントローラは、平均最大光束についての知識のみを有し、個々の第3の光源の固有の最大光束についての知識は有さない。個々の第3の光源のそれぞれの固有の最大光束は、製造業者により供給されるこの平均値から最大で35%ずれる。
上述の照明アセンブリは、実質的な白色光を放射することができることに留意されたい。実質的な白色光とは、この光が黒体線に近いカラーポイントを有すること−少なくとも、カラーポイントが黒体線に十分に近いので人間の裸眼はこの光を白色光として知覚し、この実質的な白色光中に色の兆候を知覚しないことを意味する。従って、合成された発光のカラーポイントは、黒体線から15SDCM(等色標準偏差(Standard Deviation Color Matching))以内、好ましくは黒体線から10SDCM以内、より好ましくは黒体線から5SDCM以内にあることを意味する。
所定の標準動作条件は、例えば、光源に供給されるべき所定の電圧、又は所定の電流を含み、また所定の標準動作条件は、周囲温度及び光源に結合された冷却手段に関する条件を含むことがある。
任意選択的に、第1のカラーポイントは、黒体線から5SDCM以内にある。任意選択的に、第1のカラーポイントは、黒体線から4SDCM以内にある。任意選択的に、第2のカラーポイントは、黒体線から5SDCM以内にある。任意選択的に、第2のカラーポイントは、黒体線から4SDCM以内にある。これらの任意選択的な実施形態は、第1のカラーポイントと第2のカラーポイントと第3のカラーポイントとの間の三角形が、黒体線の比較的に大部分がこの三角形の内部にあるように色空間の内部の位置を有することを、確実にする。結果として、照明アセンブリは、それぞれの光源を最適に使用して、比較的に広範囲の相関色温度の内部で実質的な白色光を放射することができる。任意選択的に、第2のカラーポイントは黒体線から3SDCM以内にあり、ほぼ黒体線上にあるカラーポイントを結果として生ずる。
任意選択的に、第1の相関色温度は6000ケルビン以上である。任意選択的に、第1の相関色温度は6500ケルビン以上である。任意選択的に、第1の相関色温度は100,000ケルビン以下である。任意選択的に、第1の相関色温度は50,000ケルビン以下である。任意選択的に、第2の相関色温度は2100ケルビン以下である。任意選択的に、第2の相関色温度は2000ケルビン以下である。任意選択的に、第2の相関色温度は1000ケルビン以上である。これらの任意選択的な実施形態は、照明アセンブリが光を放射することができるより広範囲の相関色温度に寄与する。
任意選択的に、個々の第3の光源のそれぞれの固有の最大光束は、複数のグループの全ての第3の光源の平均最大光束から、最大で25%ずれる。任意選択的に、個々の第3の光源のそれぞれの固有の最大光束は、複数のグループの全ての第3の光源の平均最大光束から、最大で15%ずれる。これらの任意選択的な実施形態は、グループ毎に、放射される光がより等しくなるという事実に寄与する。
任意選択的に、第3の光源のうちの少なくとも1つの固有の最大光束は、平均最大光束から14%より大きくずれる。
任意選択的に、第3の光源の各々は、緑色を発光する固体発光体ダイ、及び発光材料を備えた固体発光体、のうちの1つを含む。第3の光源の第2の実施形態に関して、発光材料は、固体発光体により放射される光の一部を別の色の光に変換するように構成される−結果として、緑色をおびた光は、固体発光体により放射される光の別の部分と、発光材料により放射される別の色の光との合成になる。そのような第3の光源により、第3のカラーポイントを有する緑色をおびた光を放射することは比較的に容易である。発光材料を伴う実施形態に関しては、発光材料は単一の発光材料であってもよいが、発光材料の混合物であってもよいことに、留意されたい。発光材料は、固体発光体の上部に直接的に設けられてもよく、又は、固体発光体から少し離れて配置されてもよい。固体発光体は、例えば、青色の光を放射することでもよく、この青色の光の一部が発光材料により緑色及び/又は黄色を有する光に変換され、その結果、変換されていない青色の光が緑色及び/又は黄色の光と組み合わされて合成された発光が、第3のカラーポイントを有する。任意選択的に、全ての第3の光源が、上述した選択肢のうちの同じものを含む。
緑色に発光する固体発光体ダイにより放射される緑色光のカラーポイントは、カラーポイント(x、y)=(0.161、0.715)の周りの領域内に位置してもよい。そのような緑色に発光する固体発光体ダイが使用されると、合成される発光のために、黒体線上の又は黒体線に近いカラーポイントを得るために、第3の光源により僅かの光束のみが放射される必要がある。従って、(要求された)制御可能なカラーポイントを得るために第1の光源及び第2の光源の発光に加えて使用されるエネルギー量は、比較的に低くなる。従って、第3の光源は比較的に安価である場合がある、というのも、第3の光源が大きな光束を放射できることが必要とされていないからである。
今日では、ライム色の光を放射する多数の光源が市場で入手可能である−そのような光源は、しばしば、青色発光LEDと、青色発光LEDにより放射される全ての青色光を変換する1つ又は2つの発光材料と、に基づいている。ライム色の光は、カラーポイント(x、y)=(0.408、0.538)の周りの領域内にカラーポイントを有する。また、緑色の兆候を有する僅かにオフホワイトの光を放射する多数の他のタイプの光源も利用可能である。そのような緑色をおびたオフホワイトの光源は、しばしば、青色光の一部のみを変換する1つ又は複数の発光材料と組み合わせた青色発光LEDに基づいている−使用される発光材料は、しばしばライム色を発する光源で使用される材料と同じであるが、別の量が適用されている。オフホワイトの光源の典型的なカラーポイントは、カラーポイント(x、y)=(0.376、0.454)の周りの領域内にある。ライム色を発する光源を使用すること、又はオフホワイトの発光光源を使用することの利点は、それらの発光スペクトルが比較的に多数の波長の光を有し、従って、そのような光源は合成された発光のより大きなCRIに寄与することができることである。
個々の第3の光源は、複数の緑色を発する固体発光体ダイ若しくは発光材料を備えた複数の固体発光体を含んでもよく、又は、第3の光源はそれら両方の組み合わせを含んでもよいことに、留意されたい。
任意選択的に、CIE1931XYZ色空間における第3の光源の第3のカラーポイントは、以下の領域のうちの1つの内部にある。
− 角がカラーポイント(x、y)=(0.129、0.740)、(x、y)=(0.238、0.740)、(x、y)=(0.243、0.700)、及び(x、y)=(0.146、0.696)であるポリゴンによって規定される第1の領域。
− 角がカラーポイント(x、y)=(0.382、0.506)、(x、y)=(0.397、0.499)、(x、y)=(0.434、0.567)、及び(x、y)=(0.421、0.582)であるポリゴンによって規定される第2の領域。
− 角がカラーポイント(x、y)=(0.388、0.496)、(x、y)=(0.401、0.487)、(x、y)=(0.365、0.415)、及び(x、y)=(0.350、0.420)であるポリゴンによって規定される第3の領域。
第1の領域は、緑色を発光する固体発光体ダイにより放射される光に関係する。第2の領域は、ライム色の光を放射する第3の光源に関係する。第3の領域は、緑色をおびたオフホワイトの光を放射する第3の光源に関係する。任意選択的に、全ての第3の光源が、上述した第1の領域、第2の領域、及び第3の領域から選択された同一の領域内にカラーポイントを有する。
任意選択的に、複数のグループのうちの個々のグループについて、所定の標準動作条件の下で、特定のグループの第3の光源により放射されることができる最大光束は、所定の標準動作条件の下でこの特定のグループの第1の光源とこの特定のグループの第2の光源とにより放射されることができる最大光束の合計の50%よりも小さい。従って、第3の光源は非常に強力である必要はなく、例えば光源が複数の固体発光体を備える場合、第3の光源中には比較的に少数の固体発光体が使用されなくてはならない。この任意選択的な実施形態は、第3の光源に係る全ての前述した実施形態に関係する。
任意選択的に、複数のグループのうちの個々のグループについて、所定の標準動作条件の下で、特定のグループの第3の光源により放射されることができる最大光束は、所定の標準動作条件の下でこの特定のグループの第1の光源とこの特定のグループの第2の光源とにより放射されることができる最大光束の合計の35%よりも小さい。この任意選択的な実施形態は、ライム色の光を放射するか、又は緑色を発光する固体発光体ダイを備える、前述した第3の光源に主として関係する。
任意選択的に、複数のグループのうちの個々のグループについて、所定の標準動作条件の下で、特定のグループの第3の光源により放射されることができる最大光束は、所定の標準動作条件の下でこの特定のグループの第1の光源とこの特定のグループの第2の光源とにより放射されることができる最大光束の合計の20%よりも小さい。この任意選択的な実施形態は、緑色を発光する固体発光体ダイを備える前述した第3の光源に主として関係する。
任意選択的に、第1の光源及び第2の光源のうちの少なくとも1つが、固体発光体を備える。任意選択的に、第1の光源及び第2の光源の両方が、固体発光体を備える。任意選択的に、第1の光源及び第2の光源のうちの少なくとも1つが、複数の固体光源を備える。任意選択的に、異なる光源で使用される固体発光体が、同じタイプの固体発光体であってもよく、例えば、異なる組成の発光材料が、異なる光源のために異なる発光を得るために使用される。固体発光体の例としては、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、又は、例えばレーザーダイオードがある。実施形態によっては、固体光源は、例えば、440〜460nmの波長範囲の基本の(青色の)光を放射する、GaNまたはInGaNベースのLEDなどの、青色発光LEDである場合がある。そのような青色光の一部は、その後、発光材料により、より高い波長の光に変換されることがある。或いは、固体光源は、UV又は紫色光を放射することでもよく、この光は続いて1つ又は複数の発光材料により、より長い波長の光に変換される。
任意選択的に、第1の光源が第1の発光材料を含み、かつ/又は第2の光源が第2の発光材料を含む。第1の発光材料は、第1の光源の発光体により放射された光の一部を、第1の他の色の光に変換するように構成され、第1の光は、第1の光源の発光体により放射される光の別の部分と、第1の発光材料により放射される第1の他の色の光との合成になる。第2の発光材料は、第2の光源の発光体により放射された光の一部を、第2の他の色の光に変換するように構成され、第2の光は、第2の光源の発光体により放射される光の別の部分と、第2の発光材料により放射される第2の他の色の光との合成になる。第1の発光材料及び第2の発光材料は、単一の発光化合物であるが、異なる発光化合物の混合物であってもよい。第1の発光材料は、第2の発光材料と等しくてもよいが、(それぞれの光源が放射する光の量に対して)異なる相対量で適用されてもよい。第1の発光材料は、第2の発光材料とは異なる組成を有してもよい。発光材料の組成及び量は、光源により放射される光のカラーポイントが、上述したようなカラーポイント及び相関色温度を有するように、光源内の特定の発光体の選択と組み合わせて注意深く選択される。照明アセンブリで使用するための、発光材料の特定の混合物と組み合わせたLEDに基づく幾つかの光源が、市販で利用可能である。
任意選択的に、各第1の光源は、所定の標準動作条件の下で、更なる固有の最大光束を放射することができる。個々の第1の光源のそれぞれのこの更なる固有の最大光束は、複数のグループの全ての第1の光源の更なる平均光束から、最大で20%ずれる。第1の光源のうちの少なくとも1つのこの更なる固有の最大光束は、更なる平均最大光束から7.5%より大きくずれる。従って、この任意選択的な実施形態に従った照明アセンブリでは、照明アセンブリに組み込まれる前に第1の光源を区分けする必要はなく、比較的に大きな製造変動が許容され得る。任意選択的に、個々の第1の光源のそれぞれの更なる固有の最大光束は、複数のグループの全ての第1の光源の更なる平均光束から、最大で15%ずれる。任意選択的に、第1の光源のうちの少なくとも1つの更なる固有の最大光束は、更なる平均最大光束から10%より大きくずれる。第3の光源のコンテキストにおける議論に沿うと、コントローラは、個々の第1の光源のそれぞれの正確なパラメータについての知識はなく、各パラメータの平均についての知識のみを有する。
任意選択的に、各第2の光源は、所定の標準動作条件の下で、別の固有の最大光束を放射することができる。個々の第2の光源のそれぞれのこの別の固有の最大光束は、複数のグループの全ての第2の光源の別の平均光束から、最大で20%ずれる。第2の光源のうちの少なくとも1つのこの別の固有の最大光束は、別の平均最大光束から7.5%より大きくずれる。従って、この任意選択的な実施形態に従った照明アセンブリでは、照明アセンブリに組み込まれる前に第2の光源を区分けする必要はなく、第2の光源に対して比較的に大きな製造変動が許容され得る。任意選択的に、個々の第2の光源のそれぞれの更なる固有の最大光束は、複数のグループの全ての第2の光源の更なる平均光束から、最大で15%ずれる。任意選択的に、第2の光源のうちの少なくとも1つの別の固有の最大光束は、別の平均最大光束から10%より大きくずれる。第2の光源のコンテキストにおける議論に沿うと、コントローラは、個々の第2の光源のそれぞれの正確なパラメータについての知識はなく、各パラメータの平均についての知識のみを有する。
本発明の別の態様に従うと、照明アセンブリの上述した実施形態に従った照明アセンブリを備えるLEDストリップが提供される。任意選択的に、第1の光源、第2の光源、及び第3の光源は発光ダイオード(LED)である。この任意選択的な実施形態のLEDストリップは、より効率的に製造されることができる、というのも、LEDストリップで使用される光源が、LEDストリップに組み込まれる前に区分けされる必要がないからである。更に、LEDストリップはしばしば、互いに結合されてLEDを有するより長いストリップを形成するように構成される。本発明者らは、例えば、特定の製造バッチからのLEDを用いて製造されたLEDストリップが、別の製造バッチからのLEDを用いて製造された別のLEDストリップと組み合わされることができるように、LEDストリップ間で、光源間の製造変動が許容され得ることを発見した。LEDストリップは、少なくとも細長い形状を有し、第1、第2、及び第3の光源の複数のグループを含み、かつコントローラを備えることに留意されたい。
本発明の別の態様に従ったLEDストリップは、本発明の第1の態様に従った照明アセンブリと同じ利点を提供し、照明アセンブリの対応する実施形態と類似の効果を有する類似の実施形態を有する。
任意選択的に、LEDストリップの光源は、可撓性のあるストリップ状の支持体上に設けられる。ストリップ状とは、細長い形状を有することを意味する。可撓性のあるストリップ状の支持体は、コントローラ及び/又は駆動回路により供給された電力及び信号を異なる光源に供給するための導電性トラックを備えることがある。
本発明の更なる態様に従うと、前述の実施形態のうちの1つに従った照明アセンブリを備える照明器具が提供される。本発明のこの更なる態様に従った照明器具は、本発明の第1の態様に従った照明アセンブリと同じ利点を提供し、照明アセンブリの対応する実施形態と類似の効果を有する類似の実施形態を有する。
任意選択的に、照明器具は、空間的に離れた複数の位置から光を放射するように構成される。空間的に離れた複数の位置に、光源の少なくとも1つのグループが設けられる。任意選択的に、照明器具は、光源の少なくとも1つのグループを有する空間的に離れた位置から、光ビームを放射するように構成される。前述したように、単一のタイプの光源に等しい制御信号(例えば、全ての第1の光源に対して1つの制御信号)を供給する単一のコントローラによって全てのグループが制御される場合には、異なるグループの光源間で、製造公差が許容され得る。照明器具が複数の光ビームを放射するとき、各グループにより放射される光のカラーポイントの僅かな差はあまり目に見えず、従って、光源の特性における比較的に大きな偏差、例えば、光源が放射する最大光束における比較的に大きな偏差は許容され得る。
本発明の最後の態様に従うと、第1の光源、第2の光源、及び第3の光源の複数のグループを備える照明アセンブリの製造方法が提供される。
この方法は、第1の光源のセットを受け取ることを含む。第1の光源は、第1のカラーポイントと第1の相関色温度とを有する第1の光を放射するように構成される。第1のカラーポイントは、黒体線から7SDCM以内にある。第1の相関色温度は、5000ケルビンよりも高い。
この方法は、第2の光源のセットを受け取ることを更に含む。第2の光源は、第2のカラーポイントと第2の相関色温度とを有する第2の光を放射するように構成される。第2のカラーポイントは、黒体線から7SDCM以内にある。第2の相関色温度は、2250ケルビンよりも低い。
この方法は、第3の光源のセットを受け取ることも含む。第3の光源は、半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525との共通部分内の、CIE1931XYZ色空間内に第3のカラーポイントを有する緑色をおびた光を放射するように構成される。各第3の光源は、所定の標準動作条件の下で、固有の最大光束を放射することができる。個々の第3の光源のそれぞれの固有の最大光束は、第3の光源のセットの全ての第3の光源の平均最大光束から最大で35%ずれており、複数の第3の光源のうちの少なくとも1つの固有の最大光束は、平均最大光束から10%より多くずれる。
この方法は、光源のグループを形成することを更に含む。このグループのそれぞれは、第1の光源のセットのうちの1つの第1光源と、第2の光源のセットのうちの1つの第2の光源と、光源のグループのうちの1つの第3の光源と、を含む。
この方法は、光源のグループを照明アセンブリに組み立てることも含む。
この方法は、コントローラを照明アセンブリに組み込み、それを光源のグループの光源に結合することを含む。コントローラは、第1の光源を制御するための第1の制御信号と、第2の光源を制御するための第2の制御信号と、第3の光源を制御するための第3の制御信号とを生成するように構成され、第1の制御信号、第2の制御信号、及び第3の制御信号は、それぞれ、第1の光源、第2の光源、及び第3の光源により放射されるべき光量を指示する。コントローラは、前述のそれぞれの制御信号を生成して、第1の光、第2の光、及び第3の光を含む合成された発光を使用時に得るように構成される。合成された発光は、黒体線の近くにある相関色を有する制御可能なカラーポイントを有する。
本発明のこの態様に従った方法は、前述した照明アセンブリと同じ利点を提供し、照明アセンブリの対応する実施形態と類似の効果を有する類似の実施形態を有する。
本発明のこれらの及び他の態様が、以降に記載される実施形態から明らかであり、以降に記載される実施形態を参照して説明される。
本発明の上述した選択肢、実装、及び/又は態様のうちの2つ以上が、有用と思われる任意の方法で組み合わされることができることが、当業者により理解されるであろう。
照明アセンブリの記載された修正及び変形に対応する、照明アセンブリ、LEDストリップ、照明器具、及び/又は方法の修正及び変形が、本明細書に基づいて当業者により実行されることができる。
照明アセンブリの実施形態を断面図で概略的に示す。 照明アセンブリの光源のカラーポイントが概略的に示されている、CIE1931XYZ色空間を概略的に示す。 LEDストリップの実施形態の上面図を概略的に示す。 照明器具の実施形態を概略的に示す。 照明アセンブリの製造方法を概略的に示す。
異なる図中で同一の参照番号により示される項目は、同一の構造的特徴及び同一の機能を有しているか、又は同じ信号であることに、留意されたい。そのような項目の機能及び/又は構造が説明済みである場合、詳細な説明においてそれらについて繰り返し説明する必要はない。
図は純粋に概略のものであり、正確な縮尺で描かれていない。特に明確にするために、幾つかの寸法は強く誇張されている。
第1の実施形態が図1aに示されている。図1aは、照明アセンブリ100の実施形態を断面図で概略的に示している。照明アセンブリ100は、コントローラ140、第1の光源110、第2の光源120、及び第3の光源130を備える。コントローラ140、第1の光源110、第2の光源120、及び第3の光源130は、例えばプリント回路基板などの支持体102上に任意選択的に設けられる。任意選択的に、照明アセンブリ100は、使用時に、第1の光源110、第2の光源120、及び/又は第3の光源130が光を放射する光出射窓(図示せず)を備えるハウジング(図示せず)を備える。
第1の光源110は、第1のカラーポイントと第1の相関色温度とを有する第1の光111を放射するように構成される。第1のカラーポイントは、例えば、CIE1931XYZ色空間などの特定の色空間内のカラーポイントである。色空間において、黒体線は、異なる温度を有する黒体放射体の発光のカラーポイントを表す。第1のカラーポイントは、黒体線から7SDCM(等色標準偏差)以内にある。第1の相関色温度は5000ケルビンより大きく、例えば、5500ケルビン、6000ケルビン、又は6300ケルビンである。任意選択的に、第1の相関色温度は6000ケルビンより大きい。従って、第1の光111は、比較的に高い相関色温度の実質的な白色光である。しばしば「冷たい白色光」という用語を用いてこの光を指す。
任意選択的に、第1の光源110は、例えば青色光を放射しかつ発光材料(別個には図示せず)を含む固体発光体(別個には図示せず)を備え、この発光材料は、固体発光体により放射される光の少なくとも一部を、例えば黄色及び/又はオレンジ色の光などの別の色の光に変換する。吸収されない固体発光体により放射される光の一部と、別の色の放射された光との合成が、上述した特性を有する第1の光111をもたらすように、発光材料の特定の量が選択される。任意選択的に、第1の光源110は、それぞれが任意選択的に発光材料を備える複数の固体発光体を含む。上述した発光材料は、単一の発光材料であってもよく、又は発光材料の混合物であってもよい。今日では、合成光が第1の光源110の特性を有するように発光材料を備えた発光ダイオード(LED)を容易に購入することができる。別の実施形態では、第1の光源110は、任意選択的に発光材料を備える複数の固体発光体も含む−これらの複数の固体発光体の合成された発光は、第1の光源110の発光に対する上述の要件を満たす。
第2の光源120は、第2のカラーポイントと第2の相関色温度とを有する第2の光121を放射するように構成される。第2のカラーポイントは、例えば、CIE1931XYZ色空間などの特定の色空間内のカラーポイントである。第2のカラーポイントは、黒体線から7SDCM(等色標準偏差)以内にある。第2の相関色温度は2250ケルビンより小さく、例えば、2150ケルビン、2100ケルビン、又は2200ケルビンである。任意選択的に、第2の相関色温度は、2100ケルビンよりも小さい。従って、第2の光121は、比較的に低い相関色温度の実質的な白色光である。しばしば「暖かい白色光」という用語を用いてこの光を指す。
任意選択的に、第2の光源120は、例えば青色光を放射しかつ発光材料(別個には図示せず)を含む固体発光体(別個には図示せず)を備え、この発光材料は、固体発光体により放射される光の少なくとも一部を、例えば黄色及び/又はオレンジ色の光などの更に別の色の光に変換する。吸収されない固体発光体により放射される光の一部と、更に別の色の放射された光との合成が、上述した特性を有する第2の光121をもたらすように、発光材料の特定の量が選択される。任意選択的に、第2の光源120は、それぞれが任意選択的に発光材料を備える複数の固体発光体を含む。上述した発光材料は、単一の発光材料であってもよく、又は発光材料の混合物であってもよい。今日では、合成光が第2の光源120の特性を有するように発光材料を備えた発光ダイオード(LED)を容易に購入することができる。別の実施形態では、第2の光源120は、任意選択的に発光材料を備える複数の固体発光体も含む−これらの複数の固体発光体の合成された発光は、第2の光源120の発光に対する上述の要件を満たす。
第3の光源130は、緑色をおびた光131を放射するように構成される。緑色をおびた光は、半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525の共通部分である領域の内部の、CIE1931XYZ色空間内に、第3のカラーポイントを有する。共通部分である領域は、少なくとも緑色成分を有し、従って、緑色をおびた光に関係する発光のカラーポイントに関係する。緑色をおびた光という用語は、本明細書のコンテキストでは、CIE1931XYZ色空間の領域によって規定される。
任意選択的に、第3の光源130は、緑色光を放射する固体発光体ダイを備える−そのとき、第3のカラーポイントは、0.65よりも大きなy値を有し、従ってほぼ純粋な濃い緑色光と関係する。第3の光源130は、そのような緑色光を放射する複数の固体発光体ダイを含んでもよい。
任意選択的に、第3の光源130は、例えば青色光などの特定の色の光を放射しかつ発光材料(別個には図示せず)を含む固体発光体(別個には図示せず)を備え、この発光材料は、固体発光体により放射される光の少なくとも一部を、例えば緑色又はライム色の光などの別の色の光に変換する。吸収されない固体発光体により放射される光の一部と、別の色の放射された光との合成が、上述した特性を有する第3の光131をもたらすように、発光材料の特定の量が選択される。任意選択的に、第3の光源130は、それぞれが任意選択的に発光材料を備える複数の固体発光体を含む。上述した発光材料は、単一の発光材料であってもよく、又は発光材料の混合物であってもよい。
コントローラ140は、上述した光源110、120、130の発光を制御するために、使用時に、第1の制御信号141、第2の制御信号142、及び第3の制御信号143を生成するように構成される。第1の制御信号141、第2の制御信号142、及び第3の制御信号143は、それぞれ、第1の光源110、第2の光源120、及び第3の光源130により放射されるべき光量を示す。コントローラは、光源110、120、130が制御信号141、142、143により制御されると、黒体線に近いカラーポイントを有する合成された発光を照明アセンブリが放射するように制御信号を生成するように、構成される。コントローラは、合成された発光の相関色温度が制御されるようにカラーポイントの位置を制御するように、構成される。既知の光源制御技術が、コントローラ140で実装されることでもよい。そのような技術は、今日、例えば、Philips Hue(登録商標)電灯などの色調整可能な照明機器に実装されている。コントローラ140は、光源110、120、130の特性についての何らかの情報、例えば、それらの(推定)カラーポイント、及びそれらが放射することができる(推定)最大光束などを、事前に(例えば、製造中又は製造直後に)受け取っている。この情報は、特定の量の冷たい白色光、特定の量の暖かい白色光、及び特定の量の緑色をおびた光が放射されて、それらが一緒になって、黒体線上に又は黒体線の近くにカラーポイントを有するように、例えば、最大光束の何パーセントで光源が光を放射しなくてはならないかを制御することにより光源110、120、130の発光を制御するために、使用される。コントローラ140は、例えば、(第1の色温度と第2の色温度との間の)どの相関色温度で照明アセンブリが実質的な白色光を放射しなくてはならないかを示す信号を受信する入力も有する。この入力は、第1の光と第2の光とがどの比率で混合されなくてはならないか(これは、黒体線の下方に位置するカラーポイントをもたらす)、また、合成された発光のカラーポイントを黒体線の近く又は黒体線の上の位置に向けて上方向に移動させるために、どの位の量の緑色をおびた光が放射されなくてはならないかを決定するために、コントローラ140により使用される。それによって、照明アセンブリは、例えば第1の色温度から第2の色温度までなど、比較的に広範囲の相関色温度に沿って、実質的な白色光を放射することができる。
図1aは、ハウジング無しの照明アセンブリ100を示す。実際の実施形態では、照明アセンブリ100は、例えば後付けの電球などのハウジング(図示せず)内に設けられ、主電源入力電力を低電圧レベルの電力信号に変換するための回路(図示せず)などの他の電子部品も有することがある。
図1bは、照明アセンブリの光源のカラーポイントが概略的に示されている、CIE1931XYZ色空間152を概略的に示す。図150には、CIE1931XYZ色空間152が描かれている。線154は、単一波長での光エネルギーを含む発光スペクトルのカラーポイントを表す、モノラインである。色空間152には、黒体線156も描かれている。カラーポイント158は、前述した第1の光源のカラーポイントの一例である。カラーポイント158は、6500Kの相関色温度を有する発光を表し、黒体線156上に又は黒体線156の非常に近く(これは、黒体線156から少なくとも7SDCM以内を意味する)に位置する。カラーポイント162は、前述した第2の光源のカラーポイントの一例である。カラーポイント162は、2000Kの相関色温度を有する発光を表し、黒体線156上に又は黒体線156の非常に近く(これは、黒体線156から少なくとも7SDCM以内を意味する)に位置する。
第3の光源のカラーポイントは、領域166の内部にある。領域166は、色空間152全体の下位領域であり、線y=1.04x及びy=−0.0694x+0.4525の両方の上方に位置する。換言すると、領域166は、半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525(とCIE1931XYZ色空間152)との共通部分である。従って、領域166は、緑色をおびた光のカラーポイントを表す。
一実施形態では、第3の光源は、緑色を放射する固体発光体ダイである。これは、例えば、座標(x、y)=(0.181、0.715)を有するカラーポイント170である。一実施形態では、第3のカラーポイントは、図1bに示されるように、領域172の内部にある。任意選択的に、領域172は、角のポイントが(x、y)=(0.129、0.740)、(x、y)=(0.238、0.740)、(x、y)=(0.243、0.700)、及び(x、y)=(0.146、0.696)であるポリゴンによって規定される。
一実施形態では、第3の光源はライム色光を放射する。そのような発光は、固体発光体を適切な発光材料と組み合わせることにより得ることができる。そのような光源のカラーポイントは、座標(x、y)=(0.408、0.538)を有するカラーポイント190である場合がある。一実施形態では、第3の光源がライム色光を放射する場合に、第3のカラーポイントは図1bに示されるように領域192の内部にある。任意選択的に、領域192は、角のポイントが(x、y)=(0.382、0.506)、(x、y)=(0.397、0.499)、(x、y)=(0.434、0.567)、及び(x、y)=(0.421、0.582)であるポリゴンによって規定される。
一実施形態では、第3の光源は、人間の裸眼で見たときに緑色の兆候を有するオフホワイトの光を放射する。この出願の後ほどでは、この光の色は、緑色をおびたオフホワイト光により示される。そのような発光は、固体発光体を適切な発光材料と組み合わせることにより得ることができる。そのような光源のカラーポイントは、座標(x、y)=(0.376、0.454)を有するカラーポイント180である場合がある。一実施形態では、第3の光源が緑色をおびたオフホワイト光を放射する場合に、第3のカラーポイントは図1bに示されるように領域182の内部にある。任意選択的に、領域182は、角のポイントが(x、y)=(0.388、0.496)、(x、y)=(0.401、0.487)、(x、y)=(0.365、0.415)、及び(x、y)=(0.350、0.420)であるポリゴンによって規定される。
図1bでは、第1の光源及び第2の光源の両方が特定の量の光を放射するとき、合成された発光は、黒体線から離れたカラーポイント(カラーポイント158、162を通る直線のポイント)を有することがわかる。従って、特定の量の緑色をおびた光(領域166内にカラーポイントを有する)も放射することにより、第1の光源から第3の光源までの合成された発光のカラーポイントは、黒体線156に向かって移動する。コントローラは、合成された発光のカラーポイントが黒体線の近く、例えば黒体線から7SDCM以内などになるように、(黒体線上の要求されたカラーポイントについての知識に基づいて)放射される緑色をおびた光の量を制御する。
光源110、120、130のそれぞれは、所定の標準動作条件の下で、ほぼ固有の最大光束を放射することができる。製造業者は、個々の光源110、120、130のそれぞれについて、固有の最大光束が幾らであるのかを示すことがあり、また、製造業者は、光源110、120、130について、これらのタイプの光源の最大光束の平均を表す最大光束値のみを示すことがある。個別に供給される光源110、120、130により放射されることができる最大光束は、示された最大光束から(ある限度内で)ずれることがある。一般的に、特定の第1の光源110及び特定の第2の光源120は、照明アセンブリが、合成された所定の最大光束で実質的な白色光を放射することができるように、選択される。前に議論したように、第3の光源は、合成された発光が黒体線上にカラーポイントを有するように、第1及び第2の光源の発光を補正するのに十分な量の緑色をおびた光を放射しなくてはならない。この補正を得るために、第3の光源は、第1の光源及び第2の光源ほど強力でなくてもよい。シミュレーションは、第3の光源130が緑色を放射する固体発光体ダイである場合、第3の光源130の最大光束は、第1の光源110の最大光束と第2の光源120の最大光束との合計の約13%であることを、示した。第3の発光体130が、図1bのコンテキストで議論されたように、ライム色光を放射する場合、第3の光源130の最大光束は、第1の光源110の最大光束と第2の光源120の最大光束との合計の約28%であることも、示された。シミュレーションにより、第3の光源130が、図1bのコンテキストで議論されたように、緑色をおびたオフホワイト光を放射する場合、第3の光源130の最大光束は、第1の光源110の最大光束と第2の光源120の最大光束との合計の約43%であることが、更に示された。従って、第3の光源130を追加することはコストを大幅に増加させない、というのも、第3の光源130は(第1の光源及び第2の光源に比べて)非常に強力な光源である必要がないからである。各光源が複数の発光ダイオード(LED)を含む(第1の光源及び第2の光源については、発光材料も含む)と想定される場合には、第1の光源及び第2の光源に対してよりも、第3の光源に対してより少数のLEDが必要とされることを示すものとして、LED数も使用され得る。LED数がパラメータとして使用される場合、LEDは同じタイプの青色発光LEDダイであり、ほぼ同じダイサイズを有するものと仮定される。緑色発光LEDダイは、LED及び発光材料を備える第1及び第2の光源とほぼ同じ効率を有する。従って、緑色を放射する固体発光体用のLED数は、第1及び第2の光源内のLED数の合計の約13%である。ライム色光又は緑色をおびたオフホワイト光を放射する第3の光源は、第1及び第2の光源よりも約1.5倍効率がよい。従って、第3の光源がライム色光又は緑色をおびたオフホワイト光を放射する場合、第3の光源用のLED数は、第1の光源及び第2の光源のLED数の合計の、それぞれ約18%又は28%である。これらの数値は、6500ケルビンの相関色温度を有する第1の光源を有し、かつ、2000ケルビンの相関色温度を有する第2の光源を有する、照明アセンブリに少なくとも当てはまる。
第3の光源に使用され得る発光材料は、有機蛍光体、無機蛍光体、及び、量子閉じ込めを示し少なくとも1つの寸法がナノメートル範囲のサイズを有する粒子、のうちの1つであってもよく、そのような粒子の例としては、量子ドット、量子ロッド、及び量子テトラポッドがある。
より具体的には、適切な無機蛍光体の例としては、以下がある。
− Lu1−x−y−a−bGd(Al1−z−uGaSi12−u:CePr、但し、0≦x≦1、0≦y≦1、0<z≦0.1、0≦u≦0.2、0<a≦0.2、及び0<b≦0.1、例えば、LuAl12:Ce3+及びYAl12:Ce3+
− 例えば、SrSi:Eu2+、及びBaSi0.67:Eu2+を含む、(Sr1−a−b−cCaBa)Si:Eu 2+、但し、a=0.002−0.2、b=0.0−0.25、c=0.0−1.0、x=1.5−2.5、y=0.67−2.5、z=1.5−4、
− 例えば、SrGa:Eu2+を含む、(Sr1−u−v−xMgCaBa)(Ga2−y−zAlIn):Eu2+
− 例えば、BaSrSiO:Eu2+を含む、(Sr1−xBaSiO:Eu、但し、0<x≦1、CaScSi12:Ce3+などの、(Ca1−x−y−a−bLu(Sc1−zAl(Si1−x−yAlx+y12:CePr、但し、0≦x≦1、0≦y≦1、0<z≦1、0≦u≦0.2、0<a≦0.2、及び0<b≦0.1。
適切な無機発光材料の他の例としては、以下がある。SSONE (SrSi(2)(2)(2):Eu)、SIAION (SrSi(2)(2)(2):Eu)、SAE (SrAl1425:Eu)、GaYAG ((YGa(1−x)Al12:Eu)、明るい緑色の量子ドット、BAM:Mn(BaMgAl10O17:Mn)、BBG (BaMgAl10O17:Eu,Mn)、BSONE (BaSi(2)(2)(2):Eu)、及び異なるケイ酸塩 (ASi(OD):Eu、但し、A=Sr、Ba、Ca、Mg、Zn及びD=F、Cl、S、N、Br、BOSE=(SrBaCa)2SiO4:Eu、(Ba2MgSi2O7:Eu2+,Ba2SiO4:Eu2+)、(Ca,Ce)3(Sc,Mg)2Si3O12。
より具体的には、有機蛍光体の例としては、ルモゲンF物質083(黄色)、170(黄色)、850(緑色)などのぺリレン誘導体などの緑色発光有機色素がある。
適切な量子ドットには、硫化カドミウム(CdS)及び硫化亜鉛(ZnS)などのシェルを有するセレン化カドミウム(CdSe)、又は、リン化インジウム(InP)及び硫化銅インジウム(CuInS2)及び/若しくは硫化銀インジウム(AgInS2)などのカドミウムの無い量子ドットがある。
第3の光源は、緑色をおびた光を放射する発光材料のみを有することでもよいが、第3の光源は赤色をおびた光を放射する発光材料も少量含んでもよい−勿論、第3の光源により放射される合成光は、領域166内になくてはならない。
図2aは、LEDストリップ200の実施形態の上面図を概略的に示す。LEDストリップ200は、前述した照明アセンブリを含む。図1aの照明アセンブリは、1つの第1の光源と、1つの第2の光源と、1つの第3の光源とを備えている。LEDストリップ200には、複数の第1の光源210と、複数の第2の光源220と、複数の第3の光源230と、がある。これらの複数の第1光源210、第2の光源220、及び第3の光源230のそれぞれは、図1aのコンテキストで議論されたような、第1、第2、及び第3の光源としての特性を有する。これらの光源は、光源のグループ290〜296に細別される。光源の各グループ290〜296は、1つの第1の光源210、1つの第2の光源220、及び1つの第3の光源230を備える。この実施形態では、光源のグループ290〜296のそれぞれにおける光源210、220、230のそれぞれが、任意選択的に発光材料を備える発光ダイオード(LED)を含んでもよい。
各第3の光源は、第3の光源の固有の冷却が与えられると、かつ、第3の光源に対する特定の所定の供給電圧又は供給電流が与えられると、特定の温度下などの所定の標準動作条件の下で、固有の最大光束を放射することができる。しばしば、使用される光源は区分けされ、固有の最大光束の変動は限られている、というのも、LEDストリップの製造業者は、そうしなければ光源の異なるグループ290〜296の間で、色の違いが目に見えると信じているからである。この出願の照明アセンブリの特定の使用において、より具体的には、光源の複数のグループ290〜296を有する照明アセンブリに関連して、特徴的な「所定の標準動作条件の下で放射される最大光束」については、はるかに大きな変動が許容され得ることを、シミュレーションが示した。個々の第3の光源230のそれぞれの固有の最大光束は、光源の複数のグループ290〜296の全ての第3の光源230の平均最大光束から、最大で35%ずれてもよいことが、示された。第3の光源230のうちの少なくとも1つが、実際に、平均最大光束から少なくとも10%ずれると想定されることに、留意されたい。従って、LEDストリップ200が製造される際、第3の光源の製造業者は、第3の光源を区分けする必要はなく、従って、第3の光源の価格はより低くなり、従って、LEDストリップ200はより低い原価で製造されることができる。
任意選択的に、各第1の光源210は、所定の標準動作条件の下で、更なる固有の最大光束を放射することができる。第1の光源210に対する所定の標準動作条件は、例えば、第1の光源210が別の電圧で動作しなくてはならない場合、又は第1の光源210に別の電流が印加されなくてはならない場合には、第3の光源230の所定の標準動作条件とは異なることがある。個々の第1の光源のそれぞれの更なる固有の最大光束は、複数のグループの全ての第1の光源210の更なる平均光束から、最大で20%ずれる。第1の光源210のうちの少なくとも1つの更なる固有の最大光束は、更なる平均最大光束から7.5%より大きくずれることが想定される。従って、所定の標準動作条件の下で放射される特徴的な最大光束に比べて比較的に小さな区間に、第1の光源210を区分けする必要はない。
任意選択的に、各第2の光源220は、所定の標準動作条件の下で、別の固有の最大光束を放射することができる。第2の光源220に対する所定の標準動作条件は、例えば、第2の光源220が別の電圧で動作しなくてはならない場合、又は第2の光源220に別の電流が印加されなくてはならない場合には、第3の光源230又は第2の光源220の所定の標準動作条件とは異なることがある。個々の第2の光源220のそれぞれの別の固有の最大光束は、複数のグループの全ての第2の光源の別の平均光束から、最大で20%ずれる。第2の光源220のうちの少なくとも1つの別の固有の最大光束は、別の平均最大光束から7.5%より大きくずれることが想定される。従って、所定の標準動作条件の下で放射される特徴的な最大光束に比べて比較的に小さな区間に、第2の光源220を区分けする必要はない。
LEDストリップ200は、図1aのコントローラ140と同じ特性を有するコントローラ240を備える。コントローラ240は、第1の光源210、第2の光源220、及び第3の光源230から放射される光量をそれぞれ制御するための3つの制御信号241〜243を提供する。制御信号241〜243は、例えば、それぞれの光源210、220、230の最大放射可能光束の何パーセントが放射されなくてはならないかを示す−そのような値は、任意選択的に、デューティサイクル値の形式で提供されてもよい。LEDストリップ200は、任意選択的に、制御信号241〜243を受け取り、光源210、220、230を駆動するための駆動信号246〜248を生成する、駆動回路245を備える。一実施形態では、駆動回路245は、パルス幅変調技術に従って変調された駆動信号246〜248を生成する。光源の各グループ290〜296の第1の光源210のそれぞれは、同じ駆動信号を受信し、等しい態様で制御される。光源の各グループ290〜296の第2の光源220のそれぞれは、同じ駆動信号を受信し、等しい態様で制御される。光源の各グループ290〜296の第3の光源230のそれぞれは、同じ駆動信号を受信し、等しい態様で制御される−なお、第3の光源は、放射可能な最大光束に対して比較的に大きな偏差を有することがあり、従って、光源の各グループ290〜296の第3の光源230のそれぞれは、使用時に僅かに異なる光束を放射することに、留意されたい。シミュレーションは、光源の各グループ290〜296の合成された発光が、黒体線から許容可能な閾値以内にあり、その結果、人間の裸眼は、各グループ290〜296の合成された発光の間で、大きな違いを知覚しないことを示した。従って、LEDストリップ200が製造される際、標準動作条件の下での特徴的な「最大放射可能光束」に従って区分けされた、区分け済第3の光源を使用する必要はない。
各グループ290〜296の光源210、220、230、コントローラ240、及び任意選択的な駆動回路245は、可撓性のある支持ストリップ201上に設けられてもよい。可撓性のある支持ストリップ201は、駆動信号246〜248を光源210、220、230に運ぶための導電性トラックを含んでもよい。
上記では、光源のうちの一部のものの固有の最大光束(又は放射される光のカラーポイントさえも)は、光源用のこれらのパラメータの平均に対してずれている場合があることを想定して議論した。実際の実施形態では、使用される光源はLEDストリップに組み立てられる前に区分けされず、従って、それらの特性値(所定の動作条件の下での最大光束、及び/又は放射光のカラーポイントなど)は、特定の最大値及び特定の最小値を有するある範囲内でずれることを意味する。この特定の最大値及び特定の最小値は、光源が区分けされたときよりも、更に間隔が離れている。
光源の各グループ290〜296は、第1の光源、第2の光源、及び第3の光源よりも多くを含んでもよいことに、留意されたい。例えば、他の光源又はLEDが、どのグループにも備えられていてもよい。特定の実施形態では、各グループは、上述したように第1の光源及び第2の光源を設けることにより、かつ、緑色、青色、及び赤色を放射するLEDを含む光源を設けることにより、構築され、少なくとも緑色を放射するLEDが、上述したようにコントローラにより制御される。
図2bは、照明器具250の実施形態を概略的に示す。照明器具は、例えば、部屋の壁又は天井に結合されることがあるハウジング251を備える。照明器具250は、使用時に制御信号241〜243を生成するコントローラ240と、使用時に駆動信号246、247、248を生成する任意選択的な駆動回路245と、光源の3つのグループ297〜299とを備える。照明器具のこれらの要素は、図2aのコンテキストで議論された対応する要素と同様である。照明器具の例は、3つのリフレクタ285〜287を備え、リフレクタ285〜287のそれぞれには、光源のグループ297〜299の単一のグループが設けられている。光源の単一のグループを有する1つのリフレクタは、この1つのリフレクタが向けられている方向に、光ビームを放射するように構成される。照明器具の可能な実施形態は、リフレクタを備える照明器具に限定されない。光源の複数のグループが内部に設けられる他の照明器具が、前述した照明アセンブリの実施形態を備えていてもよい。
図3は、各グループが第1の光源、第2の光源、及び第3の光源を含む複数の光源グループを備える照明アセンブリの製造方法300を概略的に示している。この方法300は、以下を含む、即ち、i)第1の光源のセットを受け取るステップ302であって、第1の光源は第1のカラーポイント及び第1の相関色温度を有する第1の光を放射するように構成され、第1のカラーポイントは黒体線から7SDCM以内にあり、第1の相関色温度は5000ケルビンよりも高い、ステップ302と、ii)第2の光源のセットを受け取るステップ304であって、第2の光源は第2のカラーポイント及び第2の相関色温度を有する第2の光を放射するように構成され、第2のカラーポイントは黒体線から7SDCM以内にあり、第2の相関色温度は2250ケルビンよりも低い、ステップ304と、iii)第3の光源のセットを受け取るステップ306であって、第3の光源は半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525との共通部分内部のCIE1931XYZ色空間内に第3のカラーポイントを有する緑色をおびた光を放射するように構成され、各第3の光源は所定の標準動作条件の下で固有の最大光束を放射することができ、個々の第3の光源それぞれの固有の最大光束は第3の光源のセットの全ての第3の光源の平均最大光束から最大で35%ずれる、ステップ306と、iv)光源のグループを形成するステップ308であって、グループは、第1の光源のセットのうちの1つの第1の光源と、第2の光源のセットのうちの1つの第2の光源と、光源のグループのうちの1つの第3の光源と、を備える、ステップ308と、v)光源のグループを照明アセンブリに組み立てるステップ310と、vi)コントローラを照明アセンブリに組み込み、それを光源のグループの光源に結合するステップ312であって、コントローラは前述の光源に対する第1の制御信号、第2の制御信号、及び第3の制御信号を生成するように構成され、第1の制御信号、第2の制御信号、及び第3の制御信号は、それぞれ第1の光源、第2の光源、及び第3の光源により放射される光の量を指示し、コントローラは前述のそれぞれの制御信号を生成して第1の光、第2の光、及び第3の光を含む合成発光を使用時に得るように構成され、合成発光は黒体線に近い制御可能なカラーポイントを有しかつ相関色を有する、ステップ312とを含む。
上述した実施形態は、本発明を限定するより説明するものであり、当業者であれば添付の特許請求の範囲から逸脱することなく多くの代替の実施形態を設計することができることに、留意されたい。
特許請求の範囲において、括弧の間に置かれたいかなる参照符号も、特許請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。「含む/備える」という動詞及びその活用型の使用は、特許請求の範囲に記載される要素又はステップ以外の要素又はステップの存在を排除するものではない。要素に先行する冠詞「1つの(a)」又は「1つの(an)」は、複数のそのような要素の存在を排除するものではない。本発明は、幾つかの別個の要素を備えるハードウェアによって実装されてもよい。幾つかの手段を列挙する照明アセンブリの請求項において、これらの手段のうちの幾つかは、同一のハードウェアアイテムにより具現化されてもよい。特定の処置が互いに異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの処置の組み合わせが利益を得るように使用され得ないということを示すものではない。
照明アセンブリ、LEDストリップ、照明器具、及び照明アセンブリの製造方法の実施例が、以下の番号を付された節で規定される。
1. 制御可能な相関色温度の実質的な白色光を放射するための照明アセンブリ(100)であって、
− 第1のカラーポイント(158)及び第1の相関色温度を有する第1の光(111)を放射するための第1の光源(110)であって、第1のカラーポイント(158)は黒体線(156)から7SDCM以内にあり、第1の相関色温度は5000ケルビンよりも大きい、第1の光源(110)と、
− 第2のカラーポイント(162)及び第2の相関色温度を有する第2の光(121)を放射するための第2の光源(120)であって、第2のカラーポイント(162)は黒体線から7SDCM以内にあり、第2の相関色温度は2250ケルビンよりも小さい、第2の光源(120)と、
− 緑色をおびた光(131)を放射するための第3の光源(130)であって、緑色をおびた光(131)は半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525との共通部分(166)内の、CIE1931XYZ色空間内に第3のカラーポイント(170、180、190)を有する、第3の光源(130)と、
− 前述の光源(110、120、130)に対する第1の制御信号(141)、第2の制御信号(142)、及び第3の制御信号(143)を生成するためのコントローラ(140)と、を備え、第1の制御信号(141)、第2の制御信号(142)、及び第3の制御信号(143)は、それぞれ第1の光源(110)、第2の光源(120)、及び第3の光源(130)により放射されるべき光の量を指示し、コントローラ(140)は前述のそれぞれの制御信号(141〜143)を生成して第1の光(111)、第2の光(121)及び緑色をおびた光(131)を含む合成発光を使用時に得るように構成され、合成発光は黒体線(156)の近くに制御可能なカラーポイントを有する、照明アセンブリ(100)。
2. 第3の光源(130)が、i)緑色を放射する固体発光体ダイ、ii)発光材料を備える固体発光体、のうちの1つを備え、発光材料は、固体発光体により放射される光の一部を別の色の光に変換するように構成され、緑色をおびた光は、固体発光体により放射される光の別の部分と、発光材料により放射される別の色の光との合成である、条項1に記載の照明アセンブリ(100)。
3. CIE1931XYZ色空間内の第3のカラーポイント(170、180、190)は、
− 角がカラーポイント(x、y)=(0.129、0.740)、(x、y)=(0.238、0.740)、(x、y)=(0.243、0.700)、及び(x、y)=(0.146、0.696)であるポリゴンによって規定される第1の領域(172)
− 角がカラーポイント(x、y)=(0.382、0.506)、(x、y)=(0.397、0.499)、(x、y)=(0.434、0.567)、及び(x、y)=(0.421、0.582)であるポリゴンによって規定される第2の領域(192)
− 角がカラーポイント(x、y)=(0.388、0.496)、(x、y)=(0.401、0.487)、(x、y)=(0.365、0.415)、及び(x、y)=(0.350、0.420)であるポリゴンによって規定される第3の領域(182)、のうちの1つの内部にある、先行する条項の何れか一つに記載の照明アセンブリ(100)。
4. 所定の標準動作条件の下で、第3の光源(130)により放射されることができる最大光束は、所定の標準動作条件の下で第1の光源及び第2の光源により放射されることができる最大光束の合計の50パーセントよりも小さい、先行する条項の何れか一つに記載の照明アセンブリ(100)。
5. 第1の光源(110)及び第2の光源(120)のうちの少なくとも1つが固体発光体を備える、先行する条項の何れか一つに記載の照明アセンブリ(100)。
6. 第1の光源(110)が第1の発光材料を含み、かつ/又は第2の光源(120)が第2の発光材料を含み、第1の発光材料は第1の光源の発光体により放射される光の一部を第1の他の色の光に変換するように構成され、第1の光は第1の光源の発光体により放射される光の別の部分と第1の発光材料により放射される第1の他の色の光との合成であり、第2の発光材料は第2の光源の発光体により放射される光の一部を第2の他の色の光に変換するように構成され、第2の光は第2の光源の発光体により放射される光の別の部分と第2の発光材料により放射される第2の他の色の光との合成である、先行する条項の何れか一つに記載の照明アセンブリ(100)。
7. 光源の各グループ(290〜299)は第1の光源(210)、第2の光源(220)、及び第3の光源(230)を備え、複数のグループの第1の光源は第1の制御信号により制御され、この複数のグループの第2の光源は第2の制御信号により制御され、この複数のグループの第3の光源は第3の制御信号により制御される、光源の複数のグループ(290〜299)を含む条項4〜6の何れか一つに記載の照明アセンブリ(100)。
8. 各第3の光源は所定の標準動作条件の下で固有の最大光束を放射することができ、個々の第3の光源のそれぞれの固有の最大光束は、複数のグループの全ての第3の光源の平均最大光束から最大で35%ずれており、第3の光源のうちの少なくとも1つの固有の最大光束は、平均最大光束から10%より多くずれている、条項7に記載の照明アセンブリ(100)。
9. 各第1の光源は所定の標準動作条件の下で更なる固有の最大光束を放射することができ、個々の第1の光源のそれぞれのこの更なる固有の最大光束は、複数のグループの全ての第1の光源の更なる平均光束から最大で20%ずれており、第1の光源のうちの少なくとも1つの更なる固有の最大光束は、更なる平均最大光束から7.5%より多くずれている、条項8に記載の照明アセンブリ(100)。
10. 各第2の光源は所定の標準動作条件の下で別の固有の最大光束を放射することができ、個々の第2の光源のそれぞれのこの別の固有の最大光束は、複数のグループの全ての第2の光源の別の平均光束から最大で20%ずれており、第2の光源のうちの少なくとも1つの別の固有の最大光束は、別の平均最大光束から7.5%より多くずれている、条項8又は9に記載の照明アセンブリ(100)。
11. 前述の光源が固体光源を含む、条項7〜10の何れか一つに記載の照明アセンブリを備える、LEDストリップ(200)。
12. 前述の光源が可撓性のあるストリップ状の支持体上に設けられている、条項11に記載のLEDストリップ(200)。
13. 条項1〜10の何れか一つに記載の照明アセンブリ、又は条項11〜12の何れか一つに記載のLEDストリップを備える、照明器具(250)。
14. 照明アセンブリは、条項7、8、9、又は10に記載されるように光源の複数のグループを含み、照明器具は複数の空間的に離れた位置から光を放射するように構成され、この複数の空間的に離れた位置に光源の1つのグループが設けられる、条項13に記載の照明器具(250)。
15. 各グループが第1の光源、第2の光源、及び第3の光源を含む複数の光源グループを備える照明アセンブリを製造する方法(300)であって、
− 第1の光源のセットを受け取るステップ(302)であって、第1の光源は第1のカラーポイント及び第1の相関色温度を有する第1の光を放射するように構成され、第1のカラーポイントは黒体線から7SDCM以内にあり、第1の相関色温度は5000ケルビンよりも高い、ステップ(302)と、
− 第2の光源のセットを受け取るステップ(304)であって、第2の光源は第2のカラーポイント及び第2の相関色温度を有する第2の光を放射するように構成され、第2のカラーポイントは黒体線から7SDCM以内にあり、第2の相関色温度は2250ケルビンよりも低い、ステップ(304)と、
− 第3の光源のセットを受け取るステップ(306)であって、第3の光源は半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525との共通部分内部のCIE1931XYZ色空間内に第3のカラーポイントを有する緑色をおびた光を放射するように構成され、各第3の光源は所定の標準動作条件の下で固有の最大光束を放射することができ、個々の第3の光源それぞれの固有の最大光束は第3の光源のセットの全ての第3の光源の平均最大光束から最大で35%ずれる、ステップ(306)と、
− 光源のグループを形成するステップ(308)であって、グループは、第1の光源のセットのうちの第1の光源と、第2の光源のセットのうちの第2の光源と、光源のグループのうちの第3の光源と、を備える、ステップ(308)と、
− 光源のグループを照明アセンブリに組み立てるステップ(310)と
− コントローラを照明アセンブリに組み込み、それを光源のグループの光源に結合するステップ(312)であって、コントローラは前述の光源に対する第1の制御信号、第2の制御信号、及び第3の制御信号を生成するように構成され、第1の制御信号、第2の制御信号、及び第3の制御信号は、それぞれ第1の光源、第2の光源、及び第3の光源により放射されるべき光の量を指示し、コントローラは前述のそれぞれの制御信号を生成して第1の光、第2の光、及び第3の光を含む合成発光を使用時に得るように構成され、合成発光は黒体線に近い制御可能なカラーポイントを有しかつ相関色を有する、ステップ(312)と、を含む方法。

Claims (13)

  1. 制御可能な相関色温度の実質的な白色光を放射するための照明アセンブリであって、前記照明アセンブリは複数の光源のグループとコントローラとを備え、
    前記光源のグループの各グループが第1の光源、第2の光源、及び第3の光源を備え、
    前記第1の光源は、第1のカラーポイント及び第1の相関色温度を有する第1の光を放射するためのものであり、前記第1のカラーポイントは黒体線から7SDCM以内にあり、前記第1の相関色温度は5000ケルビンよりも大きく、
    前記第2の光源は、第2のカラーポイント及び第2の相関色温度を有する第2の光を放射するためのものであり、前記第2のカラーポイントは前記黒体線から7SDCM以内にあり、前記第2の相関色温度は2250ケルビンよりも小さく、
    前記第3の光源は緑色をおびた光を放射するためのものであり、前記緑色をおびた光は半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525の共通部分内部のCIE1931XYZ色空間内に第3のカラーポイントを有し、各第3の光源は所定の標準動作条件の下で固有の最大光束を放射することができ、個々の第3の光源それぞれの前記固有の最大光束は前記複数のグループの全ての第3の光源の平均最大光束から最大で35%ずれ、前記第3の光源のうちの少なくとも1つの前記固有の最大光束は前記平均最大光束から10%より多くずれており、
    前記コントローラは、前記第1の光源を制御するための第1の制御信号、前記第2の光源を制御するための第2の制御信号、及び前記第3の光源を制御するための第3の制御信号を生成するためのものであり、前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、及び前記第3の制御信号は、それぞれ前記第1の光源、前記第2の光源、及び前記第3の光源により放射されるべき光の量を指示し、前記コントローラは前記第1、第2及び第3の制御信号を生成して前記第1の光、前記第2の光及び前記緑色をおびた光を含む合成発光を使用時に取得し、前記合成発光は前記黒体線の近くに制御可能なカラーポイントを有する、照明アセンブリ。
  2. 前記第3の光源のうちのそれぞれが、i)緑色を放射する固体発光体ダイ及びii)発光材料を備える固体発光体のうちの1つを備え、前記発光材料は、前記固体発光体により放射される光の一部を別の色の光に変換し、前記緑色をおびた光は、前記固体発光体により放射される光の別の部分と、前記発光材料により放射される前記別の色の光との合成である、請求項1に記載の照明アセンブリ。
  3. 前記CIE1931XYZ色空間内の、前記第3の光源の前記第3のカラーポイントは、
    角がカラーポイント(x、y)=(0.129、0.740)、(x、y)=(0.238、0.740)、(x、y)=(0.243、0.700)、及び(x、y)=(0.146、0.696)であるポリゴンによって規定される第1の領域、
    角がカラーポイント(x、y)=(0.382、0.506)、(x、y)=(0.397、0.499)、(x、y)=(0.434、0.567)、及び(x、y)=(0.421、0.582)であるポリゴンによって規定される第2の領域、
    角がカラーポイント(x、y)=(0.388、0.496)、(x、y)=(0.401、0.487)、(x、y)=(0.365、0.415)、及び(x、y)=(0.350、0.420)であるポリゴンによって規定される第3の領域、
    のうちの1つの内部にある、請求項1又は2に記載の照明アセンブリ。
  4. 前記複数のグループのうちの個々のグループについて、前記所定の標準動作条件の下で、特定のグループの前記第3の光源により放射されることができる最大光束は、前記所定の標準動作条件の下で前記特定のグループの前記第1の光源と前記特定のグループの前記第2の光源とにより放射されることができる前記最大光束の合計の50パーセントよりも小さい、請求項1乃至3の何れか一項に記載の照明アセンブリ。
  5. 前記第1の光源及び前記第2の光源のうちの少なくとも1つが固体発光体を備える、請求項1乃至4の何れか一項に記載の照明アセンブリ。
  6. 前記第1の光源は第1の発光材料を含み、及び/又は前記第2の光源は第2の発光材料を含み、前記第1の発光材料は前記第1の光源の発光体により放射される光の一部を第1の他の色の光に変換し、前記第1の光は前記第1の光源の前記発光体により放射される光の別の部分と前記第1の発光材料により放射される前記第1の他の色の光との合成であり、前記第2の発光材料は前記第2の光源の発光体により放射される光の一部を第2の他の色の光に変換し、前記第2の光は前記第2の光源の前記発光体により放射される光の別の部分と前記第2の発光材料により放射される前記第2の他の色の光との合成である、請求項1乃至5の何れか一項に記載の照明アセンブリ。
  7. 各第1の光源は前記所定の標準動作条件の下で更なる固有の最大光束を放射することができ、個々の第1の光源のそれぞれの前記更なる固有の最大光束は、前記複数のグループの全ての第1の光源の更なる平均光束から最大で20%ずれており、前記第1の光源のうちの少なくとも1つの前記更なる固有の最大光束は、前記更なる平均最大光束から7.5%より多くずれている、請求項1乃至6の何れか一項に記載の照明アセンブリ。
  8. 各第2の光源は前記所定の標準動作条件の下で別の固有の最大光束を放射することができ、個々の第2の光源のそれぞれの前記別の固有の最大光束は、前記複数のグループの全ての第2の光源の別の平均光束から最大で20%ずれており、前記第2の光源のうちの少なくとも1つの前記別の固有の最大光束は、前記別の平均最大光束から7.5%より多くずれている、請求項1乃至7の何れか一項に記載の照明アセンブリ。
  9. 前記光源が固体光源を含む、請求項1乃至8の何れか一項に記載の照明アセンブリを備える、LEDストリップ。
  10. 前記光源が可撓性のあるストリップ状の支持体上に設けられている、請求項9に記載のLEDストリップ。
  11. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の照明アセンブリ、又は請求項9若しくは10に記載のLEDストリップを備える、照明器具。
  12. 前記照明器具は複数の空間的に離れた位置から光を放射し、前記複数の空間的に離れた位置に光源の1つのグループが設けられる、請求項11に記載の照明器具。
  13. それぞれが第1の光源、第2の光源、及び第3の光源を含む、複数の光源グループを備える照明アセンブリを製造する方法であって、前記方法は、
    第1の光源のセットを受け取るステップであって、前記第1の光源は第1のカラーポイント及び第1の相関色温度を有する第1の光を放射し、前記第1のカラーポイントは黒体線から7SDCM以内にあり、前記第1の相関色温度は5000ケルビンよりも高い、ステップと、
    第2の光源のセットを受け取るステップであって、前記第2の光源は第2のカラーポイント及び第2の相関色温度を有する第2の光を放射し、前記第2のカラーポイントは黒体線から7SDCM以内にあり、前記第2の相関色温度は2250ケルビンよりも低い、ステップと、
    第3の光源のセットを受け取るステップであって、前記第3の光源は半空間y>=1.04xとy>=−0.0694x+0.4525との共通部分内部のCIE1931XYZ色空間内に第3のカラーポイントを有する緑色をおびた光を放射し、各第3の光源は所定の標準動作条件の下で固有の最大光束を放射することができ、個々の第3の光源それぞれの前記固有の最大光束は前記第3の光源のセットの全ての前記第3の光源の平均最大光束から最大で35%ずれており、前記第3の光源のうちの少なくとも1つの前記固有の最大光束は前記平均最大光束から10%より多くずれている、ステップと、
    光源のグループを形成するステップであって、各グループは、前記第1の光源のセットのうちの第1の光源と、第2の光源の前記セットのうちの第2の光源と、前記光源のグループのうちの第3の光源とを備える、ステップと、
    − 前記光源のグループを前記照明アセンブリに組み立てるステップと
    − コントローラを前記照明アセンブリに組み込み、前記コントローラを前記光源のグループの前記光源に結合するステップであって、前記コントローラは前記第1の光源を制御するための第1の制御信号、前記第2の光源を制御するための第2の制御信号、及び前記第3の光源を制御するための第3の制御信号を生成し、前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、及び前記第3の制御信号は、それぞれ前記第1の光源、前記第2の光源、及び前記第3の光源により放射されるべき光の量を指示し、前記コントローラは前記第1、第2及び第3の制御信号を生成して前記第1の光、前記第2の光、及び前記第3の光を含む合成発光を使用時に取得し、前記合成発光は前記黒体線に近い制御可能なカラーポイントを有しかつ相関色を有する、ステップと、を含む、方法。
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