JP2017528072A - コンテンションベースアップリンク送信の復号のための方法およびノード - Google Patents

コンテンションベースアップリンク送信の復号のための方法およびノード Download PDF

Info

Publication number
JP2017528072A
JP2017528072A JP2017511246A JP2017511246A JP2017528072A JP 2017528072 A JP2017528072 A JP 2017528072A JP 2017511246 A JP2017511246 A JP 2017511246A JP 2017511246 A JP2017511246 A JP 2017511246A JP 2017528072 A JP2017528072 A JP 2017528072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless device
network node
data
contention
uplink transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017511246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6530057B2 (ja
Inventor
アンドレアス ヘーグルンド,
アンドレアス ヘーグルンド,
オスマン ヌーリ カン ユルマズ,
オスマン ヌーリ カン ユルマズ,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル), テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Publication of JP2017528072A publication Critical patent/JP2017528072A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6530057B2 publication Critical patent/JP6530057B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W60/00Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W60/00Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration
    • H04W60/04Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration using triggered events
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

ネットワークノード(200)によってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信の復号のための、ネットワークノード(200)、ワイヤレスデバイス(202)、およびそれらにおける方法。ワイヤレスデバイス(202)が、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスのセット(200a)に含まれるように、ネットワークノード(200)は、例えば、ワイヤレスデバイスから送信された登録要求を受信したときに、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために、ワイヤレスデバイス(202)を登録する。ネットワークノード(200)は、次いで、セット内のワイヤレスデバイスを考慮することによって、無線リソース上で送信されるアップリンク信号のブラインド復号を実行する。このようにして、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されていない、セル内の任意の他のワイヤレスデバイスを無視することによって、復号はより効率化される。【選択図】図2

Description

本開示は、広く言えば、無線ネットワークのネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信の復号のための、無線ネットワークのネットワークノード、ワイヤレスデバイス、およびそれらにおける方法に関する。
モバイル通信またはワイヤレス通信の分野において、「ワイヤレスデバイス」または単に略して「デバイス」という用語は、例えば、モバイル電話、タブレット、およびラップトップコンピュータなどの、無線信号を送信および受信することによって無線ネットワークで無線通信が可能な任意のワイヤレス通信エンティティを表すために、本開示においてしばしば使用され、かつ使用されることとなる。本分野における別の共通用語は、「ユーザ機器(UE:User Equipment)」である。本文脈におけるワイヤレスデバイスは、例えば、ある間隔で、またはあるイベントに際して、無線ネットワークを介して報告を送信するように設定される、センサ、カウンタまたは測定エンティティなどの自動的に動作するマシンツーマシン型デバイスでもあり得る。
さらに、基地局、無線ノード、e−NodeB、eNB、NB、ベーストランシーバ基地局、アクセスポイントなどと呼ばれることもある「ネットワークノード」という用語は、無線信号をワイヤレスデバイスと通信するように配置される無線ネットワークの任意のノードを表すために、ここでは使用される。ここで説明するネットワークノードは、いくつかの従来例を述べると、いわゆるマクロ基地局、またはマイクロ、ピコ、フェムト、Wifiもしくはリレーノードなどの低電力基地局であってもよいが、限定はされない。本開示を通じて、「基地局」および「UE」という用語は、それぞれネットワークノードおよびワイヤレスデバイスに代えて代替的に使用され得る。
ワイヤレス通信用の典型的な無線ネットワークでは、多数の異なるワイヤレスデバイスが、無線ネットワーク内の異なるセルにサーブするネットワークノードにアップリンクデータチャネルを介してデータを送信することによって、頻繁に通信している。通常の手続きは、まず、データを送信しようとしているワイヤレスデバイスが、そのサービングネットワークノードにスケジューリング要求を送信し、次いで、例えばある周波数および/またはチャネル上のサブフレームに関して、データ送信用に予約されている無線リソースを指定するネットワークノードからのアップリンクグラントを待たなければならないというものである。この手続きは、アクセス予約と呼ばれることがある。
一方、多くのワイヤレスデバイスが不規則かつ予測不能な間隔で極めて小さな量のデータのみを送信する必要が頻繁にあるということが、ますます一般的になってきたため、各データ送信前の要求およびグラントを伴う上述のアクセス予約手続きが負担となり、シグナリングに多大な「オーバヘッド」を生じ、ワイヤレスデバイスおよびネットワークノード双方のハンドリングを遅延させている。このように、アクセス予約手続きは、比較的少量のデータを通信するために相当量の制御シグナリングおよび処理を必要とし、さらにデータ通信においてレイテンシをもたらす。別の欠点は、ワイヤレスデバイスにおける電力消費が大きいことである。その結果、そのようなデータ送信について、コンテンションベースアップリンク送信が上述のアクセス予約の代わりに採用され得ることが、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:the Third Generation Partnership project)において提案されている。コンテンションベースアップリンク送信がどのように採用され得るかについていくつかの例が、WO2010057540A1に記載されている。
コンテンションベースアップリンク送信は、任意のワイヤレスデバイスが、2つ以上のデバイスがたまたま同時に送信する際の衝突の危険がある上で、共通の無線リソース上でサービングネットワークノードにデータを送信し得ることを意味する。セル内に存在するワイヤレスデバイスの数が限定されていて、衝突がめったに発生しない限り、これはうまく機能する。1つより多くのワイヤレスデバイスから同時に受信した送信が復号され得るように、いくつかのネットワークノードが、いわゆるマルチユーザ検出(MUD:Multi−User Detection)が可能な高度な受信機を備えている。
そのようなコンテンションベースアップリンク送信を受信するネットワークノードは、それぞれの潜在的な送信デバイスのいくつかの識別子に基づきいわゆる「ブラインド復号」を実行することによって、送信デバイスを判断し、送信されたデータを復号することができる。このことは、ネットワークノードが、その時点の1つの識別子に基づいて受信した送信を復号するように試みなければならず、したがって、受信したデータを潜在的に送信した可能性がある全てのワイヤレスデバイスの識別子を1つずつ検討することによって、セル内の全てのデバイスにわたるブラインド復号を実行することを意味する。
受信した送信のブラインド復号がどのように実行され得るかの例が、米国特許出願公開第20090154607(A1)号に記載されている。
しかしながら、ネットワークノードが多数のワイヤレスデバイスにサーブしている場合、受信したコンテンションベースアップリンク送信を復号するために、これらのワイヤレスデバイスの全てにわたってブラインド復号を実行する必要があるということが問題である。図1は、コンテンションベースアップリンク送信の特徴が、例えば、そのような送信用に予約された特定の無線リソースまたはチャネル上で採用される場合の通信シナリオを示す。この図は、複数のワイヤレスデバイスD1〜D6が、セル102内のネットワークノード100によってサーブされていることを示している。実際に、同一のネットワークノードによってサーブされているデバイスが非常に多数存在することがあり、この図は、単にこのことを概略的に示しているだけである。従来の手続きによれば、ネットワークノード100は、受信したコンテンションベースアップリンク送信を識別および復号するために、これらのワイヤレスデバイスD1〜D6の全てにわたってブラインド復号を実行する。したがって、これは、デバイスの数が大きいときには極めて複雑かつ処理の重い動作である。復号に失敗するリスクもまた、セル内に存在する潜在的なワイヤレスデバイスの数に伴って増加し、したがって、送信デバイスは、そのデータを再送信することによって再試行しなければならない。
さらにデバイスD1〜D6が、異なる送信フォーマットまたは変調符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)を使用可能である場合、それぞれの潜在的なワイヤレスデバイスが、可能性のある送信フォーマットまたはMCS全てについてネットワークノード100によってテストされる必要がある。それによって、ネットワークノードは、多数のデバイスだけでなく可能性のある送信フォーマット全てにわたっても、ブラインド復号を実行することを必要とし、結果として、受信した送信それぞれについて膨大な数の可能性のある仮説が生じる。
本明細書で説明する実施形態の目的は、上記で概説した問題および課題の少なくともいくつかに対処することである。添付の独立請求項に記載される方法およびネットワークノードを使用することによって、この目的その他を達成することが可能である。
一態様によれば、方法は、無線ネットワークのネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信の復号のために、そのネットワークノードによって実行される。この方法では、ネットワークノードは、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のためにワイヤレスデバイスを登録する。次いで、ネットワークノードは、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮することによって、無線リソース上のコンテンションベースアップリンク送信のブラインド復号を実行する。
別の態様によれば、無線ネットワークのネットワークノードは、ネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信を復号するために配置される。ネットワークノードは、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のためにワイヤレスデバイスを登録するように設定された手段を含む。ネットワークノードはまた、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮することによって、無線リソース上のコンテンションベースアップリンク送信のブラインド復号を実行するように設定された手段を含む。
別の態様によれば、方法は、無線ネットワークのネットワークノードが、ネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信を復号することを可能にするために、ワイヤレスデバイスによって実行される。この方法では、ワイヤレスデバイスが、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のためにネットワークノードに登録要求を送信する。次いで、ワイヤレスデバイスが、セル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されていることを示す確認応答を、ワイヤレスデバイスはネットワークノードから受信する。ワイヤレスデバイスはさらに、無線リソース上でデータを送信し、それにより、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮することによって、ネットワークノードが、データのブラインド復号を実行することを可能にする。
別の態様によれば、ワイヤレスデバイスは、無線ネットワークのネットワークノードが、ネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信を復号することを可能にするように配置される。ワイヤレスデバイスは、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために、ネットワークノードに登録要求を送信するように設定された手段を含む。ワイヤレスデバイスはまた、ワイヤレスデバイスがセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されていることを示す確認応答を、ネットワークノードから受信するように設定された手段を含む。ワイヤレスデバイスはさらに、無線リソース上でデータを送信し、それにより、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮することによって、ネットワークノードが、データのブラインド復号を実行することを可能にするように設定された手段を含む。
上記ネットワークノード、ワイヤレスデバイス、およびそれらにおける方法は、以下で説明するさらなる特徴および利益を達成するために、異なる任意の実施形態に従って実装され、設定され得る。
少なくとも1つのプロセッサで実行されるときに、少なくとも1つのプロセッサに上記方法のいずれかを実行させる命令を含む、コンピュータプログラムも提供される。上記コンピュータプログラムを含む担体も提供され、担体は、電子信号、光信号、無線信号、または無形のコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
ここで、例示的な実施形態によって、および添付の図面を参照して、解決手段についてより詳細に説明する。
従来技術による、セル内でコンテンションベースアップリンク送信を受信するネットワークノードを示す通信シナリオである。 いくつかの考えられる実施形態による、ネットワークノードにおけるコンテンションベースアップリンク送信の復号のための手続きを示すブロック図である。 さらなる考えられる実施形態による、ネットワークノードにおける手続きを示すフローチャートである。 さらなる考えられる実施形態による、ワイヤレスデバイスにおける手続きを示すフローチャートである。 さらなる考えられる実施形態による、ネットワークノードにおける手続きの、より詳細な例を示す別のフローチャートである。 さらなる考えられる実施形態による、ワイヤレスデバイスにおける手続きの、より詳細な例を示す別のフローチャートである。 さらなる考えられる実施形態による、ネットワークノードおよびワイヤレスデバイスをより詳細に示すブロック図である。
簡潔に述べると、解決手段は、ネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信を復号する、ネットワークノードにおけるプロセスを容易にするために提供される。上記で説明したように、従来の手続きでは、ネットワークノードは、そのようなコンテンションベースアップリンク送信を受信する際に、多数のワイヤレスデバイスにわたり、およびおそらく様々な可能性のあるMCSをも介して、ブラインド復号を実行する必要がある。一方、本解決手段では、ネットワークノードは、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されている、減少した数のワイヤレスデバイスだけを考慮することによって、無線リソース上で送信されたアップリンク信号のブラインド復号を実行することができる。これは、ネットワークノードが、ブラインド復号を実行する際に、このように登録されないセル内の任意の他のワイヤレスデバイスを無視することができ、この動作において考慮するデバイスの数を、それによって実質的に減少させることができるということを意味する。
さらに、ワイヤレスデバイスは、例えば、アップリンクおよびダウンリンクチャネル、MCS、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid automatic repeat request)、タイミングアドバンス、電力制御、ヘッダ圧縮などと呼ばれ得る、通信パラメータに関するプリファレンスとともに登録されていることもある。その場合、ネットワークノードは、送信時にどのMCSが登録済みワイヤレスデバイスによって使用されるかを認識することができ、したがって、登録済みデバイスのプリファレンスに従って、可能性のあるMCSへのブラインド復号を制限することができる。
ここで、この手続きのいくつかの特徴について、図2に示される通信シナリオを参照して概説する。図2は、セル内の様々なワイヤレスデバイスにサーブするネットワークノード200を含み、図示されるワイヤレスデバイス202は、ネットワークノード200によってサーブされる。この手続きでは、アクション2:1に示すように、ワイヤレスデバイス202は、データのコンテンションベースアップリンク送信のために登録要求をサービングネットワークノード200に送信する。
例えば、ワイヤレスデバイス202は、極めて小さな量であるがいくつかの異なる機会に送信するデータを有すること、および、この送信パターンが、オーバヘッドシグナリングを回避するためにデータのコンテンションベースアップリンク送信によって利益を得ることを決定し、または検出した可能性がある。そのような送信挙動の例示的であるが非限定的な例は、ワイヤレスデバイスが、頻繁に測定報告を送信するように設定されたセンサなどであるとき、各報告が少量のデータを含むが、報告が、いくつかの方式に従って何回も送信される場合である。一般的には、ワイヤレスデバイス202は、いかなる理由でも、要求およびグラントを必要とする従来のアクセス予約手続きに関連するオーバヘッドシグナリングが、回避されるべきであるということを決定または検出した可能性がある。
登録要求を受信すると、別のアクション2:2に示すように、ネットワークノード200は、ワイヤレスデバイス202を登録するか否かの決定を行う。この決定は、以下でより詳細に説明する様々な要因に基づき得る。この例では、ネットワークノード200は、別のアクション2:3において、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された特定の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のためにワイヤレスデバイス202を登録する。ワイヤレスデバイス202からの登録要求を必要とする代わりとして、例えば、サブスクリプションまたは類似のものにおけるプリファレンスまたは設定に基づいて、コンテンションベース送信のために「より高いレベル」にワイヤレスデバイスが自動的に登録され得る。この場合、アクション2:1の登録要求は省略されることができ、よってシグナリングオーバーヘッドがさらに減少される。
いずれにしても、ネットワークノード200は、別のアクション2:4によって示される、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスのセットにデバイス202を含めることによって、デバイス202を登録する。アクション2:4は、したがって、登録アクション2:3の一部であるものとみなすことができる。この登録済みワイヤレスデバイスのセット200aは、ネットワークノード200内にリストなどとして維持され得る。リストは、ブラインド復号動作において使用され得るセット200a内の各ワイヤレスデバイスの適当な識別子を少なくとも含み、場合により、それぞれのデバイスについて登録されているものがもしあれば、通信パラメータに関するプリファレンスも含み得る。
この例では、ネットワークノード200はさらに、ワイヤレスデバイス202が登録されセットに含まれることを示すために、アクション2:5において、ワイヤレスデバイス202に確認応答を送信する。別のアクション2:6は、ワイヤレスデバイス202が、ある時点でデータのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上でデータを送信することを示す。送信は、アクション2:3および2:4においてデバイスが登録され、登録済みワイヤレスデバイスのセットに追加されて以降、デバイスが効果的に行うことが可能である。
最後のアクション2:7は、ネットワークノード200が、セット200a内のワイヤレスデバイスを考慮することによって、したがって、セット200a内にない、セル内の任意の他のワイヤレスデバイスを無視することによって、無線リソース上で送信されたアップリンク信号のブラインド復号を実行することを示す。例えば、ブラインド復号は、セット内の各ワイヤレスデバイスの識別子に基づき、このアクションでネットワークノードによって実行されてもよい。この識別子は、さらに、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI:Cell Radio Network Temporary Identity)であってもよい。ブラインド復号の実際の動作を実行するのに用いられる技術は、従来のものであってもよく、本解決手段のやや範囲外である。いずれにしても、ワイヤレスデバイス202は登録され、セットに含まれているため、ネットワークノードは、デバイス202を識別し、セット200aのみを考慮することによってその送信を復号することができる。
本解決手段の利点は、可能性のあるデバイスの数を上述のセット200aに制限することによって、かつ、もしあればそれらのプリファレンスに従って潜在的なMCSの減少した数にも制限することによって、簡易化され、より信頼性の高いブラインド復号動作を含む。別の利点は、ネットワークノード200が、セット内の登録済みデバイスの数に基づいて、セル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信に必要な電流を推定することができ、その結果、ネットワークノード200がそれに応じて柔軟かつ動的に、予約された無線リソースを設定し、調整することができるということである。
解決手段が採用されるとき、無線ネットワークのネットワークノードによって実行される手続きの例について、ここで図3のフローチャートを参照して説明する。この手続きでは、ネットワークノードは、以下のように、ネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信の復号のために動作可能である。したがって、手続きは、ネットワークノードおよびワイヤレスデバイスを含み、ネットワークノードおよびワイヤレスデバイスは、それぞれ上述のネットワークノード200およびワイヤレスデバイス202であってもよい。
第1のアクション300は、ネットワークノードが、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために、ワイヤレスデバイスを登録することを示す。このアクションは、ワイヤレスデバイスが、アクション300の一部と見られ得る別のアクション302によって示されるように、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスのセットに含まれるように、行われ得る。任意のアクション304は、考えられる実施形態によれば、ワイヤレスデバイスが、無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録され、それによってセットに含まれていることを示す確認応答を、ネットワークノードがワイヤレスデバイスに送信することができることを示す。
最後のアクション306は、ネットワークノードが、無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイス、即ちセット内のワイヤレスデバイスを考慮することによって、無線リソース上のコンテンションベースアップリンク送信のブラインド復号を実行することを示す。これは、ネットワークノードが、ブラインド復号を実行する際に、セット内にないセル内の任意の他の未登録ワイヤレスデバイスを無視することができることを意味しており、それが、上記で説明した利点である。それによって、図2について上述したのと同じ利点が達成され得る。
ネットワークノードに使用され得る、いくつかの任意であるが非限定的な実施形態について、ここで説明する。いくつかの考えられる実施形態では、ネットワークノードは、以下のうちの少なくとも1つに基づいて、ワイヤレスデバイスを登録するか否かを判断することができる。
− 無線リソース上の現在の負荷。即ち、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上の、登録済みワイヤレスデバイスによって現在送信されているデータ量を指す。例えば、無線リソース上の現在の負荷が、最大限度に近いかまたは超えている場合、ネットワークノードは、衝突およびブラインド復号の失敗をもたらし得る無線リソース上の混雑を回避するために、ワイヤレスデバイスを登録しないことを決定してもよい。例えば、衝突が多いか、または信号受信状態が良くないことに起因してブラインド復号が頻繁に失敗する場合、ネットワークノードは、ブラインド復号を改善するために、セットから1つまたは複数のワイヤレスデバイスを削除することも可能である。
− セル内の現在のトラフィック負荷。例えば、セル内の現在のトラフィック負荷が高く、あるレベルを超えている場合、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスを登録しないことを決定してもよい。
− 例えば、信号強度、信号品質、ビットエラーレート、ブロックエラーレートなどに関する、ワイヤレスデバイスから受信した信号の測定値。例えば、信号測定値が、信号の受信状態が十分良好であることを示している場合、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスを登録することを決定してもよく、一方、信号受信状態が良くない場合、ワイヤレスデバイスからの送信を復号することが困難となるため、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスを登録しないことを決定してもよい。
− 登録済みの、したがってセットに含まれる、ワイヤレスデバイスの現在の数。例えば、登録済みのワイヤレスデバイスの数が、最大限度を下回ったままである場合にのみ、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスを登録することを決定してもよい。セット内の登録済みデバイスの最大数は、例えば、無線リソース上の現在の負荷、および/またはセル内の現在のトラフィック負荷に依存して変動可能であってもよい。例えば、無線リソース上の現在の負荷が比較的低いとき、現在の負荷が比較的高いときよりも多くの数のデバイスが、セット内に登録可能とされてもよい。
− ワイヤレスデバイスに有効なサブスクリプション設定。例えば、ワイヤレスデバイスは、例えば、随時もしくはある時間に、および/またはある状況下で、無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のためにワイヤレスデバイスを登録可能にするサブスクリプションを有することができる。
− 通信パラメータに関するワイヤレスデバイスのプリファレンス。いくつかの例示的であるが非限定的な例を述べると、例えば、アップリンクおよびダウンリンクチャネル、特定のMCS、特定のHARQプロセス、あるタイミングアドバンス、電力制御、ヘッダ圧縮に関係するものである。
別の考えられる実施形態では、登録が実際上多少「周期的」であるように、ワイヤレスデバイスは、予め規定された期間の間、予め規定された時間間隔で登録されてもよい。それによって、例えば、衝突のリスクを低減または回避するために、ネットワークノードは、異なるワイヤレスデバイスに対して異なる時間間隔を割り当てることによって、送信トラフィックを分散させ、または分布させることができる。予め規定された期間および予め規定された時間間隔は、本実施形態では、デバイスのニーズに依存してさらに選択され、「適合」され得る。無線リソース上の負荷が時間的に分散されるように、同一の予め規定された時間間隔で2つ以上のワイヤレスデバイスを一緒にグループ化することも可能である。この場合、無線リソースの利用を増加または最大化するように、ある「合致する」デバイスが、同一の予め規定された時間間隔で、それらの機能および/またはニーズに従ってさらにグループ化されてもよい。
さらなる考えられる実施形態では、ネットワークノードは、以下のうちの少なくとも1つに基づいて、ワイヤレスデバイスをセットから登録解除および削除することができる。
− 無線リソースが混雑していること。例えば、無線リソース上の送信が多すぎる結果としての多くの衝突に起因して、アクション306のブラインド復号がしばしば失敗することを意味する。
− ワイヤレスデバイスから送信された信号の受信状態が良くないこと。上述のように、そのデバイスからの信号受信状態が良くないことに起因してブラインド復号が失敗しやすい場合、ネットワークノードは、セットからワイヤレスデバイスを削除してもよい。
− ワイヤレスデバイスから登録解除要求が受信されたこと。例えば、それ以上送信すべきデータがないとき、またはコンテンションベース送信が機能せず、その結果再送信が頻繁に必要となると検出するときに、例えば、ワイヤレスデバイスは、これ以上データを送信しないことを決定してもよい。
− ワイヤレスデバイスがいかなるデータも送信しない、予め規定された休止期間が満了したこと。これは、コンテンションベース送信が、少なくともしばらくの間は、ワイヤレスデバイスによってもはや必要とされないことを示す。ワイヤレスデバイスは、その場合、データのコンテンションベース送信の必要性が再び生じたときはいつでも登録済みとなるように、ネットワークノードに別の登録要求を自由に送信できる。
− ワイヤレスデバイスが登録されている予め規定された登録期間が満了したこと。これは、アクション300で、限られた期間、即ち、予め規定された登録期間が満了するまで、ワイヤレスデバイスが登録されることを意味する。
上述のように、ネットワークノードがワイヤレスデバイスから登録要求を受信すると、ワイヤレスデバイスが登録され得る。これは、別の考えられる実施形態である。さらに考えられる実施形態では、登録要求が、周知のメッセージである無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続要求またはRRC接続再確立要求において、ネットワークノードによって受信され得る。
他の考えられる実施形態では、デバイスが使用することを意図し、または使用することを好む、通信パラメータに関するプリファレンスを、上述の登録要求が含み得る。そのようなプリファレンスのいくつかの非限定的な例は、好ましいアップリンクおよびダウンリンクチャネル、好ましいMCS、好ましいHARQプロセス、好ましいタイミングアドバンス、好ましい電力制御機構、好ましいヘッダ圧縮などに関係し得る。それによって、ワイヤレスデバイスは、そのようなプリファレンスとともに登録されることができ、その結果、デバイスがそのデータのコンテンションベース送信をどのように実行するかをネットワークノードが認識することとなり、ブラインド復号動作がさらに容易となる。特に、ネットワークノードは、デバイスのプリファレンスで与えられる1つのMCSに限定して復号を試みることができる。
さらに考えられる実施形態では、ネットワークノードが、ワイヤレスデバイスの登録要求においてプリファレンスを受け入れ、それらを登録し続けてもよい。または、例えば、プリファレンスが、非実用的と考えられ、もしくはいかなる理由でも受け入れられない場合、ネットワークノードが、登録において受信したプリファレンスを修正してもよい。トラフィック負荷などのいくつかの状況が変化した場合に、即ち、デバイスが登録されたままで、登録済みワイヤレスデバイスのセット内に存在する間はいつでも、ネットワークノードは、登録において受信したプリファレンスを、ある時間後にさらに修正してもよい。
別の考えられる実施形態では、ネットワークノードは、通信パラメータに関するワイヤレスデバイスのプリファレンスに基づいて、異なる無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録済みワイヤレスデバイスの異なるセットを生成することができる。それによって、ネットワークノードは、例えば、無線リソースの利用を最適化するために、異なる無線リソース上の異なるワイヤレスデバイスを一緒にグループ化することが可能である。例えば、ある挙動に従って送信するとみられるデバイスが、補足的な、または合致する挙動に従って送信するとみられる別のデバイスとともに無線リソースを使用するように割り当てられてもよい。別の例では、通信パラメータに関する同一または類似のプリファレンスを有するデバイスが、同一の無線リソースを使用するように割り当てられてもよく、ネットワークノード内のブラインド復号動作がさらに容易となる。
さらなる考えられる実施形態では、アクション304で送信される確認応答は、少なくともネットワークノードによってサーブされるセル内の、データのコンテンションベースアップリンク送信について有効な一時識別子を含んでもよく、それによってネットワークノードは、一時識別子に基づいてブラインド復号を実行してもよい。
別の考えられる実施形態では、ネットワークノードは、無線ネットワークの複数のセルにわたって有効な登録を行うために、少なくとも1つの他のネットワークノードにワイヤレスデバイスの登録を転送してもよい。それによって、デバイスが複数のセルのうちの別の1つに移動し、デバイスの登録を受信した別のネットワークノードにハンドオーバされる度に、ワイヤレスデバイスは、新たな登録要求を送信する必要がなくなる。
解決手段が採用されるときにワイヤレスデバイスよって実行される手続きのさらなる例について、ここで、図4のフローチャートを参照して説明する。この手続きでは、ワイヤレスデバイスは、無線ネットワークのネットワークノードが、以下のようにネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信を復号することを可能にするように動作可能である。この手続きでは、ワイヤレスデバイスは、上述のワイヤレスデバイス202であってもよく、ネットワークノードは、上述のネットワークノード200であってもよい。
第1のアクション400は、ワイヤレスデバイスが、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上の、データのコンテンションベースアップリンク送信のためにネットワークノードに登録要求を送信することを示す。別のアクション402では、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスがセル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されていることを示す確認応答をネットワークノードから受信する。ワイヤレスデバイスは、したがって、セル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスのセットに含まれ得る。よって、アクション402は、前の図3の例におけるアクション304に対応し、ネットワークノードは、登録要求を受信したことに応答して上述のアクション300および302を実行したと考えられる。
最後に示すアクション404で、ワイヤレスデバイスは、無線リソース上でデータを送信し、それによって、ネットワークノードは、アクション306について説明したやり方でセット内のワイヤレスデバイスを考慮することにより、データのブラインド復号を実行することが可能となる。さらにこの手続きでは、図2について上述したのと同じ利点が達成され得る。ネットワークノードは、図3について説明した実施形態のうちのいずれかを採用することができる。
いくつかの任意であるが限定はされない実施形態も、ここで説明されるワイヤレスデバイスに使用され得る。いくつかの考えられる実施形態では、ワイヤレスデバイスは、無線リソース制御(RRC)接続要求またはRRC接続再確立要求において、登録要求を送信してもよい。別の考えられる実施形態では、ワイヤレスデバイスがセットから削除されることを示す登録解除メッセージがネットワークノードから受信された場合に、ワイヤレスデバイスは、無線リソース上でデータを送信することを抑制してもよい。そのような登録解除メッセージについては、図3について上記で説明した。別の考えられる実施形態では、例えば、それ以上送信すべきデータがない場合、またはコンテンションベース送信が適切に機能せず、デバイスに同じデータの再送信を頻繁に実行させることがある場合に、これ以上データを送信しないことを決定したとき、ワイヤレスデバイスがネットワークノードに登録解除要求を送信してもよい。
図3の手続きを実行する際にネットワークノードがどのように作動し得るかのより詳細な例について、ここで図5のフローチャートを参照して説明する。第1のアクション500は、ネットワークノードが、無線リソース上のコンテンションベースアップリンク送信のためにワイヤレスデバイスから登録要求を受信することを示す。そのような登録要求については上記で説明した。続くアクション502で、ネットワークノードは、要求を許可するか否か、およびワイヤレスデバイスを登録済みデバイスのセットに含めることによって登録するか否かを決定する。そのような決定がどのようにしてネットワークノードで行われ得るかのいくつかの例が、図3について上記で説明されており、したがって、ここでは繰り返し説明しない。
例えば、無線リソースが現在混雑している、既に登録済みのワイヤレスデバイスの数が最大限度に達した、信号受信状態が悪すぎる、などの理由で、ネットワークノードは、アクション504の時点でデバイスの要求を拒否することを決定してもよい。ワイヤレスデバイスは、ある時点で別の登録要求をネットワークノードに送信することができ、プロセスはその後、破線矢印で示されるように、アクション500に戻ることができる。
一方、ネットワークノードが、アクション502でデバイスの要求を許可することを決定する場合、ワイヤレスデバイスは、別のアクション506において、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスのセットに含まれる。ネットワークノードはまた、アクション508において、ワイヤレスデバイスが、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために現在登録されており、よってセットに含まれていることを示す確認応答を、ワイヤレスデバイスに送信する。それによって、ワイヤレスデバイスは、例えば、予め規定された期間の間に予め規定された時間間隔でなど、登録におけるある制約に従って、無線リソース上でデータを送信することが可能となる。
この手続きの次のアクション510は、ネットワークノードが、ワイヤレスデバイスを登録解除するかそれとも登録を維持するかを考慮し得ることを、概略的に示す。ワイヤレスデバイスが登録解除されない場合、アクション512で、ネットワークノードは、この場合上述のワイヤレスデバイスを含むセット内のワイヤレスデバイスを考慮することによって、無線リソース上で送信されたアップリンク信号のブラインド復号を実行する。別の破線矢印によって示されるように、アクション510および512は、繰り返され得る。
例えば、無線リソースが混雑してきた、信号受信状態が良くない、ワイヤレスデバイスが登録解除要求を送信した、ある最大休止期間よりも長くワイヤレスデバイスが休止していた、または、ある最大登録期間よりも長くワイヤレスデバイスが登録されたままとなっていた、などの理由で、アクション510において、ネットワークノードは、ある時点でワイヤレスデバイスを登録解除することを決定してもよい。このいずれかが発生した場合、アクション514で、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスを登録解除し、セットから削除する。アクション516で、ネットワークノードはまた、ワイヤレスデバイスがもはや登録されておらず、セットから削除されたことを示す登録解除メッセージを、ワイヤレスデバイスに送信する。最後のアクション518は、ネットワークノードが、上述のワイヤレスデバイスを除く更新されたセットに基づいて、無線リソース上のコンテンションベースアップリンク送信のブラインド復号を実行することを示す。ワイヤレスデバイスが別の登録要求をネットワークノードに送信する場合、プロセスは次いで、別の破線矢印で示されるようにアクション500に戻ることができる。
図4の手続きを実行する際にワイヤレスデバイスがどのように作動し得るかのより詳細な例について、ここで図6のフローチャートを参照して説明する。第1のアクション600は、ワイヤレスデバイスがネットワークノードに登録要求を送信することを示す。次いで、アクション602において、ワイヤレスデバイスは、登録要求がネットワークノードによって許可されたか否かを判断し、または検出する。例えば、ネットワークノードからの確認応答によって示されるように、許可された場合、ワイヤレスデバイスは、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスのセットに含められ、アクション604によって示されるように、ワイヤレスデバイスは、ある時点に無線リソース上でデータを送信する。それによって、ネットワークノードは、上記ワイヤレスデバイスを含むセット内のワイヤレスデバイスを考慮することによって、データのブラインド復号を実行することができる。
別のアクション606は、登録解除メッセージがネットワークノードから受信されたか否かを、ワイヤレスデバイスが判断し、または検出することを示す。受信されない場合、ワイヤレスデバイスは、無線リソース上でデータを送信するアクション604へ戻ることができる。一方、アクション606において登録解除メッセージがネットワークノードから受信された場合、このメッセージは、ワイヤレスデバイスがセットから削除されたことを示し、ワイヤレスデバイスはそれに応じて、アクション608によって示されるように、無線リソース上でデータを送信することを抑制する。ワイヤレスデバイスが別の登録要求をネットワークノードに送信する場合、プロセスはその後、破線矢印で示されるようにアクション600に戻ることができる。
図7のブロック図は、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702それぞれが、どのようにして上述の解決手段およびその実施形態をもたらすように構築され得るかの、詳細であるが非限定的な例を示す。この図では、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702は、適宜以下のように、上述の解決手段を採用する例および実施形態のうちのいずれかに従って動作するように設定され得る。第1のネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702のそれぞれは、本明細書で説明したやり方で、情報を伴う信号を送信および受信するための適当な機器とともに、プロセッサ「P」、メモリ「M」、および通信回路「C」を含むように示される。
ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702のそれぞれの通信回路Cは、このように、実装に依存する無線通信用の適当なプロトコルを用いて、無線インターフェースを介して互いに通信するように設定された機器を含む。
ネットワークノード700は、上述のやり方で、図3および5それぞれのフローチャートのアクション300〜306および500〜518のうちの少なくともいくつかを実行するように設定され、または配置される手段を含む。さらに、ワイヤレスデバイス702は、上述のやり方で、図4および6それぞれのフローチャートのアクション400〜404および600〜608のうちの少なくともいくつかを実行するように設定され、または配置される手段を含む。これらのアクションは、以下のように、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702におけるそれぞれのプロセッサP内の機能モジュールによって実行され得る。
ネットワークノード700は、ネットワークノードによってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信の復号のために配置されている。ネットワークノード700は、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のためにワイヤレスデバイス702を登録するように設定される手段を含む。これは、ワイヤレスデバイス702が、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスのセット700bに含まれるように行われ得る。例えば、アクション300および302について上記で説明したやり方で、この登録アクティビティが、ネットワークノード700の登録モジュール700aによって実行され得る。
ネットワークノード700はまた、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイス、即ちセット700b内のワイヤレスデバイスを考慮することによって、無線リソース上のコンテンションベースアップリンク送信のブラインド復号を実行するように設定される手段を含む。例えば、アクション306について上記で説明したやり方で、この復号アクティビティが、ネットワークノード700の復号モジュール700cによって実行され得る。
ワイヤレスデバイス702は、無線ネットワークのネットワークノード700が、ネットワークノード700によってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信を復号することを可能にするように配置される。ワイヤレスデバイス702は、データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために、ネットワークノード700に登録要求を送信するように設定される手段を含む。例えば、アクション400について上記で説明したやり方で、このアクティビティが、ワイヤレスデバイス702の要求モジュール702aによって実行され得る。
ワイヤレスデバイス702はまた、ワイヤレスデバイス702が登録されていることを示す確認応答を、ネットワークノード700から受信するように設定される手段を含む。これは、ワイヤレスデバイス702が、セル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスのセットに含まれるように行われ得る。例えば、アクション402について上記で説明したやり方で、この受信アクティビティが、ワイヤレスデバイス702の受信モジュール702bによって実行され得る。ワイヤレスデバイス702は、無線リソース上でデータを送信するように設定される手段をさらに含み、それにより、セル内の無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイス、即ちセット内のワイヤレスデバイスを考慮することによって、ネットワークノード700が、データのブラインド復号を実行することを可能にする。例えば、アクション404について上記で説明したやり方で、この送信アクティビティが、ワイヤレスデバイス702の送信モジュール702cによって実行され得る。
図7は、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702それぞれにおける様々な機能モジュールを示し、当業者は、適当なソフトウェアおよびハードウェアを実際に使用してこれらの機能モジュールを実装することが可能であることに留意すべきである。したがって、解決手段は、一般的には、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702の図示された構造に限定されず、その中の機能モジュール700a、700cおよび702a〜702cが、適宜、本開示で説明した特徴および実施形態のいずれかに従って動作するように設定され得る。
上述の機能モジュール700a、700cおよび702a〜702cは、プロセッサPによる実行時に、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702のそれぞれに上述のアクションおよび手続きを実行させるコード手段を備える、それぞれのコンピュータプログラムのプログラムモジュールによって、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702それぞれにおいて実装され得る。各プロセッサPは、単一の中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)を備えてもよく、または、2つ以上の処理ユニットを備えてもよい。例えば、各プロセッサPは、汎用マイクロプロセッサ、命令セットプロセッサおよび/もしくは関連するチップセット、ならびに/または特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)などの専用マイクロプロセッサを含んでもよい。各プロセッサPは、キャッシュ用の記憶装置も備えてもよい。
各コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体を有し、かつプロセッサPに接続されているメモリの形式で、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702のそれぞれにおいて、コンピュータプログラム製品によって運搬されてもよい。ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702のそれぞれのコンピュータプログラム製品またはメモリMは、したがって、例えば、コンピュータプログラムモジュールなどの形式でコンピュータプログラムが記憶されている、コンピュータ可読媒体を含む。例えば、各ノードのメモリMは、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random−Access Memory)、読み出し専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)またはEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)であってもよく、プログラムモジュールは、代替の実施形態では、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702のそれぞれのメモリの形式で、異なるコンピュータプログラム製品上に配布されることができる。
本明細書で説明した解決手段は、命令を含むコンピュータプログラムによって、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702のそれぞれにおいて実装されてもよく、命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される際に、適宜、上記実施形態のいずれかによるアクションを、少なくとも1つのプロセッサに実行させる。解決手段は、ネットワークノード700およびワイヤレスデバイス702のそれぞれにおいて、上記コンピュータプログラムを含む担体に実装されてもよく、担体は、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
ブラインド復号は、C−RNTI、またはデータのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために特に割り当てられたいくつかの一時識別子などの、セット内の各ワイヤレスデバイスの識別子に基づいて、ネットワークノードによって実行され得ることが上述された。実施形態のさらなる詳細について、ここで説明する。
ネットワークノードは、コンテンションベースアクセスのために登録されている全てのワイヤレスデバイスのリスト内のセットを維持し得る。解決手段は、コンテンションベースアクセス方式を考慮する。コンテンションベースアクセス方式では、ワイヤレスデバイスは、RRC接続モードにあり、したがって、各ワイヤレスデバイスは、特定のC−RNTIに対応する。PUSCH上のレガシーアップリンクデータ送信では、受信機は、それぞれのワイヤレスデバイスのC−RNTIによってスクランブルされたCRCを検査することより、データを正確に復号したことを判断する。その場合、ネットワークノードは、1つのC−RNTIのみ、即ち、そのリソース上でスケジュールされたワイヤレスデバイスのC−RNTIのみを考慮する。
RRC接続モードにあるワイヤレスデバイスのためのコンテンションベースアクセス/インスタントアクセスの場合、ネットワークノードは、どのワイヤレスデバイスが送信しているかについての知識を全く持たず、セル内の全てのワイヤレスデバイス、即ち、完全なC−RNTI空間を考慮しなければならなかった。本解決手段では、ネットワークノードは、無線リソース上のコンテンションベースデータ送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮すればよいだけとなる。これらのワイヤレスデバイス、またはむしろそのC−RNTIは、ネットワークノードにおけるリストに保持され、完全なC−RNTI空間のこのサブセットのみが、無線リソース上で受信された送信の復号のために考慮される。上述した登録は、単なる復号動作に関する例ではなく、デバイス識別子への復号成功につながるためのC−RNTIの使用に限定されるものではないことに留意すべきである。
考えられる実装では、ネットワークノードは、UEからのコンテンションベース登録要求を拒否することが可能であること、および登録解除メッセージを送信してワイヤレスデバイスをリストから削除することによって、登録済みデバイスのこのリストを完全に制御することができる。登録要求を承認/拒否すること、またはワイヤレスデバイスをリストに追加/削除することは、例えば、アップリンクの信号強度/品質測定、ブロック/ビットエラーレート、セル混雑/負荷状態などに関する信号受信状態に依存し得る。登録要求は、RRC接続要求に含まれることができ、例えば、新たなRRC接続セットアップが発生するとき、NASシグナリングなどを介してネゴシエートされてRRCレベルで実行され得る。上述のように、要求に対する応答が、RRC接続セットアップメッセージにおいて、ネットワークノードによってもたらされ得る。同様に、RRC接続再確立要求は、登録要求を含むことができ、要求に対する応答は、RRC接続再設定メッセージに含まれ得る。
ネットワークノードは、1つまたは複数のワイヤレスデバイスを登録解除することを選択してもよく、次いでセットから削除されることとなるこれらのワイヤレスデバイスに登録解除メッセージを送信してもよい。更新された登録済みセットは、次いで、どのワイヤレスデバイスがコンテンションベースアクセスについて認められるかを判断し、これらのデバイスは、無線リソース上のコンテンションベース送信を復号する動作における仮説として考慮される。
いくつかの考えられる実施形態では、登録情報は、例えば、MCS,トラフィックパターン、拡張レベル、プロトコルプリファレンスなどに関する、様々なプリファレンスを含むことができる。いくつかの考えられるプリファレンスを以下に述べる。
コンテンションベースアクセス用のプロトコルプリファレンス:
・HARQ
・RLC AM/UM
・ヘッダ圧縮
・タイミングアドバンスプリファレンス
・電力制御パラメータプリファレンス
コンテンションベースアクセスのためのアップリンクチャネル用のプリファレンス:
・例えば、SR、CQI、またはACK/NACKに関するPUCCH
・PUSCH
コンテンションベースアクセスのためのダウンリンクチャネル用のプリファレンス:
・例えば、電力制御コマンド、Harq情報に関するPDCCH
・例えば、ACK/NACK手続きに関するPHICH
・例えば、PDCCH情報に関するPCFICH
さらに別の実施形態では、例えば、異なるカバレッジ拡張レベル、または設定における任意の他の違いについての、データのコンテンションベース送信用に予約された無線リソースの異なるグループがあってもよい。この場合、ワイヤレスデバイスは、任意のこれらのグループ個々について登録を実行してもよい。
解決手段について、特定の例示する実施形態を参照して説明してきたが、説明は、概して発明の概念を例証することを意図するのみであり、解決手段の範囲を限定するものとして取られるべきではない。例えば、「ネットワークノード」、「ワイヤレスデバイス」、「コンテンションベースアップリンク送信」、「無線リソース」、および「ブラインド復号」という用語が本開示を通して使用されているが、本明細書で説明した特徴および特性を有する任意の他の対応するエンティティ、機能、および/またはパラメータも、使用されてもよい。解決手段は、添付の特許請求の範囲に記載される。

Claims (34)

  1. 無線ネットワークのネットワークノード(200、700)によってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信の復号のために、前記ネットワークノード(200、700)によって実行される方法であって、
    − データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために、ワイヤレスデバイス(202、702)を登録すること(2:3、300)と、
    − 前記セル内の前記無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮することによって、前記無線リソース上のコンテンションベースアップリンク送信のブラインド復号を実行すること(2:7、306)と、を含む方法。
  2. 前記ネットワークノード(200、700)は、
    − 前記無線リソース上の現在の負荷、
    − 前記セル内の現在のトラフィック負荷、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)から受信した信号の測定値、
    − 登録済みワイヤレスデバイスの現在の数、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)について有効なサブスクリプション設定、および
    − 通信パラメータに関する前記ワイヤレスデバイス(202、702)のプリファレンス
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ワイヤレスデバイス(202、702)を登録するか否かを判断する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ワイヤレスデバイス(202、702)は、予め規定された期間の間、予め規定された時間間隔で登録される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ネットワークノード(200、700)は、
    − 前記無線リソースが混雑していること、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)から送信された信号の受信状態が良くないこと、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)から登録解除要求が受信されたこと、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)がいかなるデータも送信しない、予め規定された休止期間が満了したこと、および
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)が登録されている、予め規定された登録期間が満了したこと
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ワイヤレスデバイス(202、702)を登録解除する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ワイヤレスデバイス(202、702)は、前記ワイヤレスデバイス(202、702)から登録要求を受信したときに登録される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記登録要求は、無線リソース制御(RRC)接続要求、またはRRC接続再確立要求において受信される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記登録要求は、通信パラメータに関するプリファレンスを含む、請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記ネットワークノード(200、700)は、前記ワイヤレスデバイス(202、702)の登録において、前記プリファレンスを保持しまたは修正する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ネットワークノード(200、700)は、通信パラメータに関する前記ワイヤレスデバイスのプリファレンスに基づいて、異なる無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録済みワイヤレスデバイスの異なるセットを生成する、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ネットワークノード(200、700)は、前記ワイヤレスデバイス(202、702)が前記セル内の前記無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されていることを示す確認応答を、前記ワイヤレスデバイス(202、702)に送信する(2:5、304)、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記確認応答は、少なくとも前記ネットワークノード(200、700)によってサーブされる前記セル内の、データのコンテンションベースアップリンク送信について有効な一時識別子を含み、前記ネットワークノード(200、700)は、前記一時識別子に基づいて前記ブラインド復号を実行する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ネットワークノード(200、700)は、前記無線ネットワークの複数のセルにわたって有効な前記登録を行うために、少なくとも1つの他のネットワークノードに前記ワイヤレスデバイスの登録を転送する、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 無線ネットワークのネットワークノード(200、700)であって、前記ネットワークノード(200、700)は、前記ネットワークノード(200、700)によってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信の復号のために配置され、
    − データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上の、データのコンテンションベースアップリンク送信のためにワイヤレスデバイス(202、702)を登録し、
    − 前記セル内の前記無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮することによって、前記無線リソース上のコンテンションベースアップリンク送信のブラインド復号を実行するように設定された手段を含む、ネットワークノード(200、700)。
  14. 前記ネットワークノード(200、700)は、
    − 前記無線リソース上の現在の負荷、
    − 前記セル内の現在のトラフィック負荷、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)から受信した信号の測定値、
    − 登録済みワイヤレスデバイスの現在の数、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)について有効なサブスクリプション設定、および
    − 通信パラメータに関する前記ワイヤレスデバイス(202、702)のプリファレンス
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ワイヤレスデバイス(202、702)を登録するか否かを判断するように設定された、請求項13に記載のネットワークノード(200、700)。
  15. 前記ネットワークノード(200、700)は、予め規定された期間の間、予め規定された時間間隔で前記ワイヤレスデバイス(202、702)を登録するように設定された、請求項13または14に記載のネットワークノード(200、700)。
  16. 前記ネットワークノード(200、700)は、
    − 前記無線リソースが混雑していること、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)から送信された信号の受信状態が良くないこと、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)から登録解除要求が受信されたこと、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)がいかなるデータも送信しない、予め規定された休止期間が満了したこと、および
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)が登録されている、予め規定された登録期間が満了したこと
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ワイヤレスデバイス(202、702)を登録解除するように設定された、請求項13から15のいずれか一項に記載のネットワークノード(200、700)。
  17. 前記ネットワークノード(200、700)は、前記ワイヤレスデバイス(202、702)から登録要求を受信したときに、前記ワイヤレスデバイス(202、702)を登録するように設定された、請求項13から16のいずれか一項に記載のネットワークノード(200、700)。
  18. 前記ネットワークノード(200、700)は、無線リソース制御(RRC)接続要求、またはRRC接続再確立要求において前記登録要求を受信するように設定された、請求項17に記載のネットワークノード(200、700)。
  19. 前記登録要求は、通信パラメータに関するプリファレンスを含む、請求項17または18に記載のネットワークノード(200、700)。
  20. 前記ネットワークノード(200、700)は、前記ワイヤレスデバイス(202、702)の登録において、前記プリファレンスを保持しまたは修正するように設定された、請求項19に記載のネットワークノード(200、700)。
  21. 前記ネットワークノード(200、700)は、通信パラメータに関する前記ワイヤレスデバイスのプリファレンスに基づいて、異なる無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録済みワイヤレスデバイスの異なるセットを生成するように設定された、請求項13から20のいずれか一項に記載のネットワークノード(200、700)。
  22. 前記ネットワークノード(200、700)は、前記ワイヤレスデバイス(202、702)が前記セル内の前記無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されていることを示す確認応答を、前記ワイヤレスデバイス(202、702)に送信するように設定された、請求項13から21のいずれか一項に記載のネットワークノード(200、700)。
  23. 前記確認応答は、少なくとも前記ネットワークノード(200、700)によってサーブされる前記セル内の、データのコンテンションベースアップリンク送信について有効な一時識別子を含み、前記ネットワークノード(200、700)は、前記一時識別子に基づいて前記ブラインド復号を実行するように設定された、請求項22に記載のネットワークノード(200、700)。
  24. 前記ネットワークノード(200、700)は、前記無線ネットワークの複数のセルにわたって有効な前記登録を行うために、少なくとも1つの他のネットワークノードに前記ワイヤレスデバイスの登録を転送するように設定された、請求項13から23のいずれか一項に記載のネットワークノード(200、700)。
  25. 無線ネットワークのネットワークノード(200、700)が、前記ネットワークノード(200、700)によってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信を復号することを可能にするために、ワイヤレスデバイス(202、702)によって実行される方法であって、
    − データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために、前記ネットワークノード(200、700)に登録要求を送信すること(2:1、400)と、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)が前記セル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されていることを示す確認応答を、前記ネットワークノード(200、700)から受信すること(2:5、402)と、
    − 前記無線リソース上でデータを送信し(2:6、404)、それにより、前記セル内の前記無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮することによって、前記ネットワークノード(200、700)が、前記データのブラインド復号を実行することを可能にすることと、を含む方法。
  26. 前記登録要求は、無線リソース制御(RRC)接続要求、またはRRC接続再確立要求において送信される、請求項25に記載の方法。
  27. 前記ワイヤレスデバイスが登録解除されたことを示す登録解除メッセージが前記ネットワークノード(200、700)から受信された場合に、前記ワイヤレスデバイス(202、702)は、前記無線リソース上のデータ送信を抑制する、請求項25または26に記載の方法。
  28. 前記ワイヤレスデバイス(202、702)は、これ以上データを送信しないと決定したとき、前記ネットワークノード(200、700)に登録解除要求を送信する、請求項25から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 無線ネットワークのネットワークノード(200、700)が、前記ネットワークノード(200、700)によってサーブされるセル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信を復号することを可能にするように配置されるワイヤレスデバイス(202、702)であって、
    − データのコンテンションベースアップリンク送信用に予約された無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために、前記ネットワークノード(200、700)に登録要求を送信し、
    − 前記ワイヤレスデバイス(202、702)が前記セル内のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されていることを示す確認応答を、前記ネットワークノード(200、700)から受信し、
    − 前記無線リソース上でデータを送信し、それにより、前記セル内の前記無線リソース上のデータのコンテンションベースアップリンク送信のために登録されているワイヤレスデバイスを考慮することによって、前記ネットワークノード(200、700)が、前記データのブラインド復号を実行することを可能にするように設定された手段を含む、ワイヤレスデバイス(202、702)。
  30. 前記ワイヤレスデバイス(202、702)は、無線リソース制御(RRC)接続要求、またはRRC接続再確立要求において前記登録要求を送信するように設定された、請求項29に記載のワイヤレスデバイス(202、702)。
  31. 前記ワイヤレスデバイスが登録解除されたことを示す登録解除メッセージが前記ネットワークノード(200、700)から受信された場合に、前記ワイヤレスデバイス(202、702)は、前記無線リソース上のデータ送信を抑制するように設定された、請求項29または30に記載のワイヤレスデバイス(202、702)。
  32. 前記ワイヤレスデバイス(202、702)は、これ以上データを送信しないと決定したとき、前記ネットワークノード(200、700)に登録解除要求を送信するように設定された、請求項29から31のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(202、702)。
  33. 少なくとも1つのプロセッサで実行されるときに、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1から12および25から28のいずれか一項に記載の前記方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
  34. 電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、請求項33に記載の前記コンピュータプログラムを含む担体。
JP2017511246A 2014-08-27 2014-08-27 コンテンションベースアップリンク送信の復号のための方法およびノード Active JP6530057B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2014/050983 WO2016032376A1 (en) 2014-08-27 2014-08-27 Methods and nodes for decoding of contention based uplink transmissions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017528072A true JP2017528072A (ja) 2017-09-21
JP6530057B2 JP6530057B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=51628429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017511246A Active JP6530057B2 (ja) 2014-08-27 2014-08-27 コンテンションベースアップリンク送信の復号のための方法およびノード

Country Status (19)

Country Link
US (3) US10412762B2 (ja)
EP (5) EP3829259B1 (ja)
JP (1) JP6530057B2 (ja)
KR (2) KR102048227B1 (ja)
CN (2) CN111343665B (ja)
AP (1) AP2017009687A0 (ja)
AU (1) AU2014404466B2 (ja)
BR (1) BR112017002849B1 (ja)
CA (1) CA2958998C (ja)
DK (1) DK3413678T3 (ja)
ES (1) ES2748923T3 (ja)
HU (1) HUE045426T2 (ja)
MA (1) MA40088B1 (ja)
MX (1) MX367072B (ja)
MY (1) MY192546A (ja)
PL (1) PL3413678T3 (ja)
PT (1) PT3413678T (ja)
RU (1) RU2673006C2 (ja)
WO (1) WO2016032376A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11546929B2 (en) 2017-01-09 2023-01-03 Huawei Technologies Co., Ltd. Systems and methods for signaling for semi-static configuration in grant-free uplink transmissions
US10645730B2 (en) * 2017-04-06 2020-05-05 Huawei Technologies Co., Ltd. Flexible grant-free resource configuration signaling

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041161A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Ntt Docomo Inc 移動通信方法、移動局及び無線基地局
JP2013502163A (ja) * 2009-08-12 2013-01-17 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド コンテンションベースのアップリンクデータ送信のための方法および装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7778151B2 (en) 2006-10-03 2010-08-17 Texas Instruments Incorporated Efficient scheduling request channel for wireless networks
US8687745B2 (en) * 2007-12-13 2014-04-01 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for blind decoding
US20110005166A1 (en) * 2008-03-27 2011-01-13 Tetsuya Yamano Coin wrapping machine
US8660064B2 (en) * 2008-06-03 2014-02-25 Lg Electronics Inc. Method for transmitting and receiving paging information in a broadband wireless access system
US8861449B2 (en) 2008-11-21 2014-10-14 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Transmission method and devices in a communication system with contention-based data transmission
US9948424B2 (en) 2009-04-27 2018-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for reducing blind decoding complexity in OFDMA-based systems
US8644354B2 (en) * 2009-10-14 2014-02-04 Verizon Patent And Licensing Inc. Methods and systems for automatically registering a mobile phone device with one or more media content access devices
US8953535B2 (en) 2009-12-01 2015-02-10 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transceiving data via a contention-based physical uplink data channel
JP2011142532A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Sharp Corp 無線通信システム、基地局装置、移動局装置、無線通信方法および集積回路
US9844073B2 (en) * 2010-01-11 2017-12-12 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for contention-based uplink access in wireless communication systems
RU2556387C2 (ru) * 2010-01-15 2015-07-10 Телефонактиеболагет Лм Эрикссон (Пабл) Способы и устройство для основанного на конкуренции предоставления в сети беспроводной связи
EP2367394B1 (en) 2010-03-12 2015-11-25 BlackBerry Limited Base station and method for receiving transmissions on an enhanced random access channel
CN102083224B (zh) * 2010-04-06 2013-06-12 电信科学技术研究院 一种基于竞争的上行数据传输方法及装置
US9408232B2 (en) * 2010-04-21 2016-08-02 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for contention-based wireless transmissions
US8625442B2 (en) * 2010-08-19 2014-01-07 Motorola Mobility Llc Method and apparatus for determining when to use contention-based access for transmitting data in a wireless network
US8767596B2 (en) * 2010-08-19 2014-07-01 Motorola Mobility Llc Method and apparatus for using contention-based resource zones for transmitting data in a wireless network
US10020971B2 (en) 2012-10-29 2018-07-10 Lg Electronics Inc. Method and user equipment for transreceiving TDD
US20140192767A1 (en) 2012-12-14 2014-07-10 Futurewei Technologies, Inc. System and Method for Small Traffic Transmissions
US10028302B2 (en) * 2013-03-08 2018-07-17 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for uplink grant-free transmission scheme

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013502163A (ja) * 2009-08-12 2013-01-17 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド コンテンションベースのアップリンクデータ送信のための方法および装置
JP2011041161A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Ntt Docomo Inc 移動通信方法、移動局及び無線基地局

Also Published As

Publication number Publication date
CN111343665A (zh) 2020-06-26
MX2017000738A (es) 2017-05-01
AP2017009687A0 (en) 2017-01-31
KR20170038847A (ko) 2017-04-07
PT3413678T (pt) 2019-10-14
CA2958998A1 (en) 2016-03-03
CN106576369A (zh) 2017-04-19
BR112017002849B1 (pt) 2023-05-02
US11109407B2 (en) 2021-08-31
AU2014404466A1 (en) 2017-02-16
PL3413678T3 (pl) 2019-12-31
RU2673006C2 (ru) 2018-11-21
US20190349988A1 (en) 2019-11-14
CN106576369B (zh) 2020-03-10
EP3413678A1 (en) 2018-12-12
US11723065B2 (en) 2023-08-08
CA2958998C (en) 2019-06-11
BR112017002849A2 (pt) 2018-01-30
MY192546A (en) 2022-08-26
WO2016032376A1 (en) 2016-03-03
RU2017109806A (ru) 2018-10-01
AU2014404466B2 (en) 2019-01-31
RU2017109806A3 (ja) 2018-10-01
US20220046700A1 (en) 2022-02-10
EP3829259A1 (en) 2021-06-02
EP4096339B1 (en) 2024-03-27
MA40088B1 (fr) 2018-12-31
MX367072B (es) 2019-08-05
JP6530057B2 (ja) 2019-06-12
KR20190069626A (ko) 2019-06-19
EP4096339A1 (en) 2022-11-30
HUE045426T2 (hu) 2019-12-30
EP3829259B1 (en) 2022-07-20
EP4096339C0 (en) 2024-03-27
US20170251496A1 (en) 2017-08-31
ES2748923T3 (es) 2020-03-18
DK3413678T3 (da) 2019-10-07
KR102048227B1 (ko) 2019-11-25
EP3562254B1 (en) 2021-01-27
EP3413678B1 (en) 2019-07-03
CN111343665B (zh) 2023-08-18
MA40088A1 (fr) 2018-04-30
EP3562254A1 (en) 2019-10-30
EP3187019B1 (en) 2018-07-18
KR101992033B1 (ko) 2019-06-21
US10412762B2 (en) 2019-09-10
EP3187019A1 (en) 2017-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI672922B (zh) 共享rf頻譜頻帶中的harq回饋
US11166263B2 (en) Selective reallocation of previously allocated radio resources
US11297614B2 (en) Collision avoidance for uplink radio resource allocation in reoccurring time intervals
US10455602B2 (en) Control of channel reference signal transmission in a cellular network
US11723065B2 (en) Methods and nodes for decoding of contention based uplink transmissions
EP3666007B1 (en) Command receipt confirmation in a wireless communication system
TWI389588B (zh) 執行半持續性資源之資料傳輸之方法
US20170208490A1 (en) D2d resource utilization monitoring in a wireless communication network
CN114765841B (zh) 处理实体下链路控制通道的检测的装置
EP4218352B1 (en) Systems and methods for mac ce based inter-device coordination of sidelink transmissions
OA18163A (en) Methods and nodes for decoding of contention based uplink transmissions

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190305

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6530057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250