JP2017528071A - 近接サービスに対するオンライン課金 - Google Patents

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Abstract

近接サービスに対するオンライン課金を実行するシステムおよび方法。一実施形態は、モバイルネットワーク向けの近接サービスを制御する近接サービス要素である。近接サービス要素は、近接サービスに向けてユーザ機器(UE)からサービス要求を受信し、近接サービスに関するオンライン課金情報を収集する。近接サービス要素は、オンライン課金情報をオンライン課金要求へとフォーマットし、オンライン課金要求をオンライン課金システムへと送信する。近接サービス要素は、近接サービスについてのクレジット認可結果を含むオンライン課金応答をオンライン課金システムから受信し、近接サービスについてのクレジット認可結果を示すサービス応答をUEへと送信する。

Description

本非仮出願は、2014年5月9日に出願された米国仮特許出願第61/991,269号の優先権を主張するものであり、上記出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、通信システムの分野に関し、より詳細には、近接サービスに対する課金に関する。
近接サービス、または近接に基づくサービスとは、互いが近接しているデバイス(すなわち、ユーザ機器(UE))間に提供されるサービスのことを指す。近接サービスはデバイスツーデバイス(D2D)通信とも呼ばれ、UEが備える無線技術を利用することにより、近接したUE同士がコアネットワークを経由することなく直接的に通信を交わすものである。あるUEが別のUEと直接通信を確立することが可能であれば、それらは「近接」しているとみなされる。
第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)では、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク向けの近接サービス(ProSe)について定義されている。ProSeを利用することで、セルラーネットワークのアンダーレイとしてのD2D通信が可能となる。D2D通信では、UEはコアネットワーク経由でデータ信号をルーティングする代わりに、セルラーリソースを用いたダイレクトリンク上で相互にデータ信号を送信しあう。よって、D2D通信には、進化型パケットコア(EPC)などのコアネットワークを介したトラフィックルーティングに代わり、距離の近いUE同士によるトラフィックの直接送信が必要となる。近接状態にあるUE間に直接通信が存在するため、D2D通信はインフラを追加することなくEPCネットワークからトラフィックをオフロードする。D2D通信はまた、データ転送の高速化や転送遅延の低減、さらにUE内の電力効率を改善することも可能である。
通常、近接サービスには、ダイレクトディスカバリ、直接通信、およびUE−トゥ−ネットワークリレーが含まれる。ダイレクトディスカバリとは、あるUEが、近接した他のUEを識別するための機能である。直接通信とは、近接したUE同士が、ローカル無線リソースを用いて通信することを可能にする機能である。UE−トゥ−ネットワークリレーとは、リモートUEからネットワークへ、またはネットワークからリモートUEへと、UEがトラフィックをリレーすることを可能にする機能である。たとえば、あるUE(リモートUEと呼ぶ)がネットワーク用基地局のサービスエリア外であっても、UE−トゥ−ネットワークリレー機能を用いれば、同リモートUEは基地局のサービスエリア内に位置するリレーUEに向けて、リレーUEとの直接通信によりトラフィックを送信することが可能になる。このリレーUEは、ネットワークの基地局と通信することにより、リモートUEからネットワークへとトラフィックを転送する。
3GPPは近接サービスおよび関連アーキテクチャについて定義しているものの、近接サービスに対する課金方法については定義していない。
本明細書に記述される実施形態は、近接サービスに対するオンライン課金メカニズムを提供するものである。モバイルネットワークの近接サービス要素は、近接サービスに対応したUEと相互作用する。たとえば、UEは、近接サービスの認可、近接した他のUEのディスカバリ開始許可、近接しているとみなされた他のUEとの直接通信の開始許可、などを要求するため、近接サービス要素に連絡し得る。近接サービス要素は、近接サービスにかかわるUEとのこうした相互作用のうちの1つ以上に応答して課金イベントをトリガするよう構成される課金トリガ機能(CTF)を含み、近接サービスに関係する課金情報を収集する。次いで、近接サービス要素は、近接サービスに関するクレジット制御のため、オンライン課金システムに課金情報を提供する。
一実施形態は、モバイルネットワーク向けの近接サービスを制御するよう構成される近接サービス要素を含む。近接サービス要素は、近接サービスに対するサービス要求をUEから受信することと、近接サービスに関するオンライン課金情報を収集することと、近接サービスに関するオンライン課金情報をオンライン課金要求へとフォーマットすることと、オンライン課金要求をオンライン課金システム(OCS)へと送信することとを行うよう構成される、コントローラを含む。コントローラは、近接サービスについてのクレジット認可結果を含むオンライン課金応答をOCSから受信することと、近接サービスについてのクレジット認可結果を示すサービス応答をUEへと送信することとを行うよう構成される。
別の実施形態では、コントローラは、Diameter Roインターフェースを介してオンライン課金システムと通信するよう構成され、近接サービスに関するオンライン課金情報について、Diameter Roインターフェース内に少なくとも1つの属性値ペア(AVP)が定義される。
別の実施形態では、あるAVPは、近接サービスの機能を実行するよう設計されるUE上のアプリケーションについてのアプリケーション識別子に関して定義され得て、あるAVPは、ディスカバリ手順においてUEによって使用されるアプリケーションコードに関して定義され得る。
別の実施形態では、あるAVPは、近接サービス要素により近接サービスに割り当てられた一意の識別子である課金識別子に関して定義され得る。
別の実施形態では、あるAVPは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により定義されたモデルAおよびモデルBから選択される、ディスカバリ手順においてUEが使用するディスカバリモデルに関して定義され得る。あるAVPは、ディスカバリモデルに従って、ディスカバリ手順の間にUEによって使用される、ディスカバリロールタイプに関して定義され得る。このとき、ディスカバリロールタイプは、モデルAの場合は、アナウンス、監視、および一致報告(match report)の中から選択され、モデルBの場合は、発見者側と被発見者側のどちらかから選択される。
別の実施形態では、あるAVPは、一対一、一対多(すなわち一対グループ)、および一対全の中から選択される、直接通信のためにUEによって要求される直接通信タイプに関して定義され得る。
別の実施形態では、あるAVPは、一対多または一対全となる通信タイプの場合、UEが送信機と受信機のどちらとして動作するかを示す直接通信モードに関して定義され得る。
別の実施形態では、あるAVPは、一対多となる通信タイプの場合の受信者数に関して定義され得る。
別の実施形態は、モバイルネットワーク向けの近接サービスを制御するよう構成されるモバイルネットワークの近接サービス要素においてオンライン課金を実装するための方法を含む。本方法は、近接サービスに対するサービス要求を(近接サービス要素において)UEから受信することと、近接サービスに関するオンライン課金情報を収集することと、オンライン課金情報をオンライン課金要求へとフォーマットすることと、オンライン課金要求を近接サービス要素からOCSへと送信することとを含む。本方法は、近接サービスについてのクレジット認可結果を含むオンライン課金応答を近接サービス要素においてOCSから受信することと、近接サービスについてのクレジット認可結果を示すサービス応答を近接サービス要素からUEへと送信することとをさらに含む。
別の実施形態は、モバイルネットワーク向けの近接サービスを制御する近接サービス要素と通信するよう構成されるOCSを含む。OCSは、ユーザ機器(UE)がかかわる近接サービスに関するオンライン課金情報を含むオンライン課金要求を近接サービス要素から受信することと、近接サービスに適用可能な課金ポリシーを識別することと、クレジット認可結果を生成するために課金ポリシーに基づき近接サービスに対しクレジット認可を付与するかどうかを決定することと、近接サービスについてのクレジット認可結果を示すオンライン課金応答を近接サービス要素へと送信することとを行うよう構成される。
上記の概要は、本明細書の態様のいくつかに関する基本的理解を提供するものである。この概要は、本明細書の網羅的概略ではない。かかる概要は、本明細書に重要不可欠な要素を特定するためのものでもなければ、本明細書の個々の実施形態が持つ範囲、または各請求項の範囲を正確に叙述するためのものでもない。その唯一の目的は、以下に示すより詳細な説明の前置きとして、本明細書が持つ概念の一部を簡略化した形式で提示することにある。
本発明に関するいくつかの実施形態を、添付図面を参照しながら、単なる例証として以下に記述する。各図面を通じ、同一の参照番号は、同一要素または同型の要素を表す。
例示的一実施形態における、近接サービスに向けたモバイルネットワークのアーキテクチャを示す図である。 2つのUE間における直接通信のシナリオを示す図である。 例示的一実施形態における、近接サービスの認可をOCSに要求するための方法を示すフローチャートである。 例示的一実施形態における、OCSの概略図である。 例示的一実施形態における、近接サービスに対する課金方法を示すフローチャートである。 例示的一実施形態における、近接サービスに対するオンライン課金について示すメッセージ図である。 例示的一実施形態における、近接サービスに対するオンライン課金について示すメッセージ図である。
各図面および以下の記述は、特定の例示的実施形態を示すものである。よって、本明細書に明示的な記述や表示がなくとも、当業者であれば各実施形態の諸原理を具現化し各実施形態の範囲内のものである種々の構成を案出することが可能であることは理解されよう。さらに、本明細書に記述される実施例はすべて、各実施形態の諸原理に対する理解を促進するためのものであり、具体的に述べられた実施例や条件への限定は伴わないものと解釈されたい。つまり、本発明の概念は、以下に記述する特定の実施形態または実施例に限定されない。かかる限定は、請求項およびその均等物によって行われる。
図1は、近接サービスを提供する、モバイルネットワーク100(たとえば、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN))のアーキテクチャを示している。モバイルネットワーク100にはパケット交換(PS)コアネットワーク110(進化型パケットコア(EPC)など)が含まれ、これは無線アクセスネットワーク(RAN)112を介してUE120−121との通信を行う。RAN112の一例として、進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)が挙げられる。図1には示さないが、RAN112には、UE120−121(およびその他のUE)とPSコアネットワーク110の間でワイヤレス接続を提供する、複数の基地局(たとえば、eNodeB)が含まれる。PSコアネットワーク110には、モビリティ管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(S−GW)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P−GW)など、UE120−121にサービスを提供するネットワーク要素が1つ以上含まれ得る。また、モバイルネットワーク100には、自身の加入者に関するプロファイルを格納する、ホーム加入者サーバ(HSS)114が含まれる。
図1のアーキテクチャは、ローミングを行わないシナリオを示している。しかし、その他のアーキテクチャ(インターPLMNアーキテクチャ、ローミングアーキテクチャ、RAN112の代わりにWLANがUEをカバーする場合のアーキテクチャなど)が、本明細書に記述される実施形態に適用されてもよい。類似のシナリオが3GPP TS23.303(v12.0.0)に示されており、同文献の全体は参照により本明細書に組み込まれる。
モバイルネットワーク100にはさらに、近接サービス要素130と近接サービス適用サーバ(AS)136が含まれる。近接サービス要素130には、近接サービスに必要なネットワーク関連動作に使用される、任意のサーバ、デバイス、装置、または機器(ハードウェアを含む)が含まれる。近接サービス要素130は、近接サービスの機能を制御するために、さまざまな役割を果たし得る。たとえば、近接サービス要素130は、近接サービスを要求するUEの認可やプロビジョニングを行うことができる。近接サービス要素130は、近接サービスに向けたディスカバリ手順の開始を要求するUEの認可やプロビジョニングを行うことができる。近接サービス要素130は、近接サービスに向けた直接通信の開始を要求するUEの認可やプロビジョニングを行うことができる。近接サービスAS136には、近接サービス提供時に近接サービス要素130をサポートする、任意のサーバ、デバイス、装置、または機器(ハードウェアを含む)が含まれる。
UE120−121には、モバイル端末、モバイルブロードバンドアダプタを備えたラップトップコンピュータなど、エンドユーザが通信のために直接使用する、任意のデバイスが含まれる。UE120−121は、近接サービス対応型、つまり、1つ以上の近接サービスに対する要求および関連手順をサポートしているものとみなす。UE120およびUE121の各々には、近接サービスを利用/提供するのに使用される、アプリケーション122および123がそれぞれ含まれる。アプリケーション122−123は、ローカル音声サービス、マルチメディアコンテンツの共有、ゲーム、グループマルチキャスト、コンテンツアウェアアプリケーション、公共の安全、などのために構成され得る。たとえば、アプリケーション122は、UE120がある百貨店に近付いたとき、同アプリケーションを通じて百貨店がUE120に直接メッセージを送信することを可能にする、といった形の近接サービスを提供することができる。別の例として、アプリケーション122には、別のUEとの直接通信を可能にする、ソーシャルネットワークアプリケーション(たとえば、Facebook)が含まれてよい。
モバイルネットワーク100は、近接サービスに対するオンライン課金を実装するため、本実施形態において機能強化される。そのような機能強化の1つとして、近接サービス要素130内のコントローラ132は、オンライン課金のための課金トリガ機能(CTF)133を実装する。CTFは、サービスに対する課金可能イベントを検出し、これらの課金可能イベントに関する情報を対応する課金イベントへとまとめたうえで、この課金イベントをオンライン課金機能(OCF)に向け送信するといった、ユーザによって要求された課金可能イベントを認可するためのコンポーネントである。CTF133は、近接サービスに関連したイベントの時にトリガし、同近接サービスに関する情報を収集し、その情報をOCFへと報告するよう構成される。CTF133はまた、リソース使用中のリソース使用許可に関する可用性を追跡(「クォータ管理」)することや、OCFが許可しないか期限切れとなったときにエンドユーザのリソース使用を強制終了することができる。
本実施形態における別の機能強化として、モバイルネットワーク100にはオンライン課金システム(OCS)140が含まれるということが挙げられる。OCS140には、モバイルネットワーク100において提供される近接サービスへのオンライン課金を実現する、サーバ、デバイス、装置、または機器(ハードウェアを含む)が含まれる。オンライン課金とは課金メカニズムであり、行われるサービスに対し課金情報がリアルタイムで作用し得る。したがって、セッション/サービス制御を伴うこうした課金メカニズムの直接相互作用が必要となる。オンライン課金は2つのタイプ:セッションベースタイプ、またはイベントベースタイプとなり得る。イベントベース課金では、CTFは単一回オペレーションに関して課金イベントを報告する。セッションベース課金では、CTFはセッションに関して複数の課金イベントを報告する。課金原理についてのさらなる解説は3GPP TS32.240に記述されており、同文献の全体は参照により本明細書に組み込まれる。
モバイルネットワーク100におけるさらに別の機能強化として、近接サービス要素130とOCS140の間で定義される、インターフェース150または参照点の存在が挙げられる。本明細書に記述されるインターフェース150により、ある近接サービスに関連したOCS140に向けて、近接サービス要素130がオンライン課金情報を提供することが可能になる。たとえば、インターフェース150には、Diameter Roインターフェースが含まれ得る。このインターフェースは、近接サービスに関する課金情報用に定義された1つ以上の新たな属性値ペア(AVP)を持つことで機能を強化したインターフェースである。
本明細書で論じるオンライン課金原理は、UEがE−UTRANにより、またはE−UTRANをよらずにサービスを提供されるシナリオ、UEがホームPLMN(HPLMN)または訪問先PLMN(VPLMN)内に位置するシナリオ、UEが直接通信において送信機または受信機として動作するシナリオ、UEが1つまたは複数のPLMNに属するシナリオ、HPLMN近接サービス要素から割り当てられたアプリケーションコードを用いたアプリケーションIDによってUEがグループ化されるシナリオ、などに向けたものとなり得る。
図1に示すアーキテクチャは、近接サービス(ProSe)について論じた3GPP TS23.303に記載のアーキテクチャと類似し得る。図1のアーキテクチャは3GPP仕様に準拠し得るが、本明細書で論じる概念は、エンドユーザデバイス間での直接通信を可能にする、あらゆる近接サービスに対して適用可能である。
本明細書で論じる近接サービスには、ディスカバリ機能、直接通信(D2D)機能、およびUE−トゥ−ネットワークリレー機能が含まれる。ディスカバリとは、別のUEと近接したUEを識別する処理である。ディスカバリの一種としてダイレクトディスカバリがある。これはUEが展開する、自身と距離の近い他のUEを発見する処理であり、これら2つのUEの機能のみが使用される。たとえば、あるUEは、ローカル無線リソースを使用して近くにある他のUEの存在を発見することができる。別のタイプのディスカバリ(3GPPにおいてEPCレベルディスカバリと呼ばれるもの)では、UEの位置を監視し、それらのUEにUE同士の近接を通知するため、ネットワーク内のサーバが使用される。
直接通信とは、ネットワークノードを(おそらくはRANの基地局以外は)一切経由しないチャネルによる無線技術(たとえば、E−UTRA)を用いたユーザデータプレーンでの送信を通じて行われる、近接した2つ以上のUE間の通信のことをいう。直接通信により、コアネットワーク(PSコアネットワーク110など)によるトラフィックのルーティングなしに、UE同士がローカル無線リソースを使用して直接的に通信することが可能となる。たとえば、UE同士は、双方が利用可能なRAN(基地局など)からの無線リソースを通じて、直接的に通信することができる。また、UE同士は、自身の無線リソースを通じて直接的に通信することも可能である。いずれにせよ、UE間でやりとりされるトラフィックは、コアネットワークを通じてルーティングされることはなく、ワイヤレスインターフェースを介してUE間で直接送られる。
図2は、2つのUE間における直接通信のシナリオを示している。シナリオ201において、基地局206は、UE210−211と通信状態にある。基地局206は、制御プレーン(制御パス、または制御チャネルとも呼ぶ)上でUE210−211と通信することにより、それらのUEとシグナリングメッセージおよび他のタイプの制御メッセージをやりとりする。UE210−211は、ローカル無線リソースを使用してユーザデータプレーン(データパス、またはデータチャネルとも呼ぶ)上に直接通信を確立することにより、コアネットワークによるトラフィックのルーティングなしに、互いが直接的に通信することができる。シナリオ202においても、基地局206は制御プレーン上でUE210−211と通信して、それらのUEとシグナリングメッセージおよび他のタイプの制御メッセージをやりとりする。UE210−211は、コアネットワークによるトラフィックのルーティングなしに、基地局206を通じてユーザデータプレーン上で直接通信を確立することができる。上記シナリオの各々において、UE210−211は互いの間に直接通信を確立する。本明細書では、これをD2D通信とも呼ぶ。
UE−トゥ−ネットワークリレーとは、あるUEが、1つ以上のリモートUEに対する「ユニキャスト」サービスへの接続性をサポートするための機能である。リモートUEとは、RAN(たとえば、E−UTRAN)からサービスを提供されず、UE−トゥ−ネットワークリレーによりネットワークと通信するUEを指す。たとえば、リモートUEは、たとえRANのサービスエリア外であったとしても、そのサービスエリア内にある別のUE(リレーUE)を経由してPDNにアクセスすることができる。リレーUEは、UE−トゥ−ネットワークリレーに対応したデバイスとなる。UE−トゥ−ネットワークリレーにより、サービスエリア内のリレーUEを介したネットワークからリモートUEへの通信、または、サービスエリア内のリレーUEを介したリモートUEからネットワークへの通信が可能となる。よって、「UE−トゥ−ネットワークリレー」という用語は、リモートUEからネットワークへの通信、およびネットワークからリモートUEへの通信のことを指す。
本実施形態では、UE120は、UE121との直接通信など、ある近接サービスを開始することを望むと仮定する。UE120は、近接サービスの開始時、近接サービス要素130に連絡するようプログラムされる。UE120は、近接サービスの認可、近接サービスに関するディスカバリ(たとえば、アナウンス要求、監視要求、または一致報告)の認可、近接サービスに向けた直接通信(たとえば、一対一、一対多、または一対全)の開始認可、などを要求するため、近接サービス要素130に連絡し得る。つまり、UE120は、制御プレーン上で、近接サービスに関連した種々の要求を、近接サービス要素130へと送信し得る。近接サービス要素130は、UE120からの1つ以上の要求に応答してオンライン課金を開始するよう機能強化されたものである。
図3は、例示的一実施形態における、近接サービスの認可をOCSに要求するための方法300を示すフローチャートである。方法300の各ステップは、図1の近接サービス要素130を基準として説明されるが、当業者であれば、方法300は他のシステムにおいても実行可能であることは理解されよう。さらに、本明細書に記述されるフローチャートの各ステップは網羅的なものではなく、示されない他のステップが含まれてもよい。また、各ステップの実行順序が置き換えられてもよい。
近接サービス要素130内のコントローラ132は、UE120から近接サービスに対するサービス要求を受信する(ステップ302)。近接サービス要素130は、加入者プロファイル、サービスタイプ、時刻(Time of Day:ToD)などに基づき、UE120のエンドユーザをオンライン課金ユーザとして識別することができる。エンドユーザがオンライン課金にサブスクライブするとき、近接サービス要素130内のCTF133は、近接サービスに関連した特定の課金可能イベントの時にトリガするようプログラムされる。つまり、CTF133は、UE120からのサービス要求を受信するとトリガする。コントローラ132は、近接サービスに関連したオンライン課金情報を(CTF133を通じて)収集する(ステップ304)。このオンライン課金情報には、オンライン課金機能が近接サービスに対するクレジット制御の実行に使用し得る、任意の情報が含まれる。オンライン課金情報は、少なくとも部分的に、近接サービスに単独で適用することができる(これは、モバイルネットワーク100上の通常セッションとは対照的である)。オンライン課金情報の例を挙げれば、モバイル加入者の識別子(IMSIなど)、PLMN(モバイルネットワーク100など)の識別子、要求された機能のタイプ(たとえば、ディスカバリ、直接通信、またはその両方)、UEが使用するダイレクトディスカバリのモデル(モデルA、モデルBなど)、ディスカバリ手順におけるUEの役割(アナウンスUE、監視UE、一致報告など)、ダイレクトディスカバリにおいて使用されるアプリケーションID、アナウンスUEに割り当てられるアプリケーションコード、一致報告において監視UEが報告するアプリケーションコードおよびタイムスタンプ、UEが要求する直接通信のタイプ(一対一、一対多、一対全など)、あるグループにおける参加者の識別子(たとえば、一対多の直接通信の場合)、などをCTF133は収集可能である。近接サービスに向け、同サービスに対する料金表の決定やクレジットの発行に使用可能な所望の情報が収集されてよい。オンライン課金情報については、本明細書の後段で詳述する。
コントローラ132は、オンライン課金情報の収集後、その情報をオンライン課金要求へとフォーマットする(ステップ306)。オンライン課金要求には、OCSにサービスの認可を要求するメッセージが含まれる。オンライン課金要求の一例として、Diameter Roクレジット制御要求(CCR)が挙げられる。よって、コントローラ132は、近接サービスに関連したオンライン課金情報を、CCRの属性値ペア(AVP)へとフォーマットし得る。次いで、コントローラ132は、このオンライン課金要求をOCS140へと送信する(ステップ308)。
図4は、例示的一実施形態における、OCS140の概略図である。OCS140には、オンライン課金機能(OCF)410を実装するコントローラ402と、口座残高管理機能(ABMF)412と、レーティング機能(RF)414とが含まれる。OCF410は、セッションベース課金およびイベントベース課金を制御する機能を表す(たとえば、セッションベース課金機能(SBCF)およびイベントベース課金機能(EBCF))。ABMF412は、OCS140内における加入者の口座残高の場所である。RF414は、ネットワークオペレータが定めた料金表に従って、リソース使用に関する値(OCF410が受信する課金イベント内に記述される)をOCF410の代わりに決定する。OCF410は、課金イベントから取得した情報をRF414に提供し、引き換えにレーティング出力(金額的なものあるいは金銭的でないもの)を受け取る。RF414は、データ容量に関するレーティング、セッション/接続時間に関するレーティング、サービスイベントに関するレーティング、などを扱うことができる。
また、OCS140内のコントローラ402は、近接サービス用のポリシーデータベース(DB)416を実装する。ポリシーデータベース416は、近接サービスに対してオンライン課金がどのように実行されるかを定義する、課金ポリシー(または課金ルール)を格納する。近接サービス用課金ポリシーは、個々の加入者、および/または加入者グループに対し、OCS140においてプロビジョニングされ得る。課金ポリシーを通じて、近接サービスの認可や異なるレートの適用を、以下の基準の任意の組合せに基づき行うことができる:
− 近接サービスであるか、他のサービス(非近接サービス)であるか
− ディスカバリまたは直接通信を要求した
− ディスカバリロールを要求した(ロールは、モデルAの場合はアナウンス、監視、または一致報告、モデルBの場合は発見者側または被発見者側となること、など)
− 直接通信を要求した(一対一、一対多、または一対全)
− 受信者がオンネットワーク、オフネットワーク、または国外であるか
− 受信者数
− アプリケーションIDまたはアプリケーションコード
− UEの位置
− ディスカバリにおける範囲クラス
− ホームPLMNと訪問先PLMNのどちらであるか
− 1ユーザあたり請求、1イベントあたり請求、定額料金制、および近接サービス有効期間内での継続時間ベース請求のいずれであるか
− UEが「E−UTRANによるサービスを受けた」か「E−UTRANによるサービスを受けていない」か
− UEに対するサービスのクラス
図5は、例示的一実施形態における、近接サービスに対する課金方法500を示すフローチャートである。方法500の各ステップは、図4のOCS140を基準として説明されるが、当業者であれば、方法500は他のシステムにおいても実行可能であることは理解されよう。
コントローラ402は、オンライン課金要求を近接サービス要素130から受信する(ステップ502)。オンライン課金要求に応答して、コントローラ402は、近接サービスに適用可能な課金ポリシーを識別する(ステップ504)。この近接サービスは、UE120、またはUE120のエンドユーザ/加入者に適用可能なものである。たとえば、コントローラ402は、UE120またはそのエンドユーザに割り当てられた加入者IDをオンライン課金要求から識別し、その加入者IDに基づいてポリシーデータベース416から課金ポリシーを取得することができる。別の例では、コントローラ402は、オンライン課金要求からグループID識別し、そのグループIDに基づいてポリシーデータベース416から課金ポリシーを取得し得る。
課金ポリシーの識別後、コントローラ402は、その課金ポリシーに基づき、同近接サービスがそのUEに対し認可されているかどうかを決定する(ステップ506)。近接サービスの認可決定に際し、コントローラ402は、オンライン課金要求からのオンライン課金情報および課金ポリシーを処理して、この近接サービスに対しクレジットが認可されているかどうかを決定することができる。たとえば、UEがHPLMNではなくVPLMNに位置する場合、クレジットは近接サービスに対し認可されないということが、課金ポリシーによって指定されてもよい。また、コントローラ402は、オンライン課金情報を処理して、エンドユーザの口座に十分な残高があるかどうかを決定することもできる。たとえば、コントローラ402は、ABMF412においてエンドユーザの口座残高を識別することができる。ABMF412は、ユーザが先立って購入した金額または他のサービスユニットを表すものである。また、コントローラ402は、(RF414を通じて)近接サービスに対する料金表を課金ポリシーに基づき識別することもできる。たとえば、課金ポリシーは、UEがE−UTRANのサービスを受けるときの近接サービスに適用される料金表と、それとは異なる、UEがE−UTRANのサービスを受けないときの近接サービスに適用される料金表とを示すことができる。近接サービスのために識別された料金表に基づき、口座残高が十分なものであれば、コントローラ402は、(OCF410を通じて)クレジットがその近接サービスについて認可されたと決定することができる。また、コントローラ402は、クレジットが認可された場合に、近接サービスに関するサービスユニットのクォータを供与することもできる。OCS140における、こうした課金ポリシーに基づく近接サービスの認可決定メカニズムは、クレジット認可と呼ばれる。
次いで、コントローラ402は、近接サービスに対するクレジット認可結果を示すオンライン課金応答を、近接サービス要素130へと送信する(ステップ508)。オンライン課金応答の一例として、Diameter Roクレジット制御返答(CCA)が挙げられ、これにはクレジット認可結果を示す1つ以上のAVPが含まれる。本実施形態のクレジット認可結果は、課金ポリシーに基づき近接サービスをUEに認可したということ、または、課金ポリシーに基づき近接サービスを拒否したということを示し得る。また、クレジット認可結果は、近接サービスのために供与されたサービスユニットのクォータを示すこともできる。
図3において、近接サービス要素130内のコントローラ132は、オンライン課金応答をOCS140から受信する(ステップ310)。このオンライン課金応答は、課金ポリシーに基づくOCS140からのクレジット認可結果を示すものである。コントローラ132は、このクレジット認可結果を示すサービス応答を、UE120に向けて送信する(ステップ312)。UE120へのサービス応答は、近接サービスのためにOCS140が供与したクレジットクォータ(認可された場合)、近接サービスに関連付けられたアプリケーションID、ディスカバリ手順のためのアプリケーションコード、などを示し得る。その後、UE120、OCS140によって与えられた認可に基づき、動作を続行することができる。
上記実施形態には、近接サービスに対するオンライン課金を有利に可能にする。UE120からの要求を受けて、近接サービス要素がOCS140に向けて課金イベントをトリガするため、このOCS140による、近接サービスに対するクレジット認可の実行が可能となる。以上のことから、ネットワークオペレータは、直接通信、すなわちD2D通信などの近接サービスを利用する加入者のプリペイド口座に課金することが可能となる。
本実施形態は、OCS140において、異なる課金モード、すなわち、イベントベース課金(1ステージもしくは2ステージ)またはセッションベース課金をサポートする。1ステージ課金には、即時イベント課金(IEC)が含まれる。IECでは、CTFがワンタイムの要求をOCS140へと送信する。この要求に応答して、OCS140は、クレジットが認可されていれば、エンドユーザの口座から直接引き落としを行うことができる。リソースが使用できなければ、CTFはOCS140と通信して、エンドユーザの口座に返金することが可能である。2ステージ課金には、ユニット予約によるイベント課金(ECUR)が含まれる。ECURでは、リソース使用のために予約する所望のユニット量を示した要求がCTFによって発行され、OCSがその量の分だけエンドユーザの口座を封鎖する。サービスが配信されると、CTFは実際に消費されたユニット量を示す別の要求を発行し、OCSがエンドユーザの口座から実際の引き落としを行う。セッションベース課金には、ユニット予約によるセッション課金(SCUR)が含まれる。SCURはECURと同様のものだが、予約が複数回発生し得るという違いがある。
上述した各実施形態には、近接サービスに関するオンライン課金情報を近接サービス要素130がOCS140へと転送可能であることから、近接サービスに対するオンライン課金を有利に可能とする。オンライン課金情報の内容は、所望のように変更されてよい。一例として、オンライン課金情報には、以下のデータが含まれてよい:
アプリケーションID
アプリケーションコード
フィルタID
イベント/セッションID
課金ID
ディスカバリモデル(モデルAまたはモデルB)
ディスカバリロールタイプ(アナウンス/監視/一致報告、または発見者側/被発見者側)
直接通信タイプ(一対一、一対多、または一対全)
加入者ID
加入者モード(送信者側または受信者側)
受信者数
加入者PLMN ID
機能ID
加入者位置情報
サービスネットワークタイプ(E−UTRANまたは非E−UTRAN)
タイムスタンプ
このタイプのオンライン課金情報をOCS140に送信するためにDiameter Ro参照点(Diameter Roインターフェースとも呼ばれる)に対する新たなAVPを定義することで、オンライン課金情報を転送してもよい。Diameter Ro向けに本明細書で新たに定義する例示的AVPを以下にいくつか列挙する。
近接サービスに関連付けられたアプリケーションIDに関する新たなAVPが定義されてよい。アプリケーションIDとは、近接サービスの機能を実行するよう設計された、特定のアプリケーション(たとえば、UE上で実行されるもの)に対する世界的に一意な識別子である。
近接サービスに関連付けられたアプリケーションコードに関する新たなAVPが定義されてよい。アプリケーションコードとは、ディスカバリ手順においてアナウンスUEのために使用されるコードであり、ディスカバリ手順に従事するアナウンスUEによって無線インターフェース上で監視UEに送信されるメッセージに含まれるものである。アプリケーションコードは、アプリケーションID、およびアプリケーションコードに割り当てられた近接サービス要素のPLMN ID(たとえば、モバイルカントリコード(MCC)やモバイルネットワークコード(MNC))に相当する、一時的識別子によって構成され得る。近接サービス要素は、アナウンスUEおよびアプリケーションごとにアプリケーションコードを割り当て、さらに、近接サービス要素とUEの両方で動作する、関連付けがなされた有効性タイマの割当ても行う。このAVPは、アプリケーションコードに関連付けられた有効性タイマを示すことも可能である。
近接サービスに関連付けられたフィルタIDに関する新たなAVPが定義されてよい。フィルタIDはディスカバリ手順において使用されるものであり、ディスカバリ手順の間にUEが監視するアプリケーションコードまたはマークを含んでいる。UEは、1つ以上のアプリケーションコードがフィルタと一致したことを検知すると、そのアプリケーションコードを近接サービス要素に報告する。
近接サービスに割り当てられたイベントIDまたはセッションIDに関する新たなAVPが定義されてよい。
近接サービスに割り当てられた課金IDに関する新たなAVPが定義されてよい。課金IDとは、近接サービスに対する一意の課金識別子である。課金IDは、アプリケーションID、アプリケーションコード、およびイベント/セッションIDを束ねるストリングとなり得る。近接サービス要素は、イベントまたはセッションに課金IDを割り当てる。このイベントまたはセッションに関係する第1のUEは、近接サービス要素から課金IDを受信することになる。グループ通信に関わるUEは、イベントまたはセッションに関するグループ内の他のUEに向けて、課金IDを転送することになる。
ディスカバリ手順の間にUEが使用するディスカバリモデルに関する新たなAVPが定義されてよい。たとえば、3GPPでは、ダイレクトディスカバリに向けた2つのモデルが定義されている(3GPP TS23.303参照)。ひとつ目がモデルAであり、これは「私はここにいる(I am here)」という方法論を用いるものである。「アナウンス」UEが既定のディスカバリ間隔でディスカバリメッセージをブロードキャストし、これらのメッセージに関心がある「監視」UEがそれらを読み取り、かつ処理する。このように、アナウンスUEは、自身についての情報をブロードキャストする。ふたつ目はモデルBであり、これは「誰がいる?(who is there?)」または「そこにいる?(are you there?)」という方法論を用いる。「発見者側」UEは、応答を受信したい他のUEについての情報を送信する。次いで、この発見者側UEに近接している「被発見者側」UEは、発見者側の要求に関連した情報で応答し得る。このAVPは、UEがディスカバリのためにモデルAとモデルBのどちらを使用しているかを示すことができる。
ディスカバリ手順の間にUEが使用するディスカバリロールタイプに関する新たなAVPが定義されてよい。モデルAでは、ダイレクトディスカバリに参加するUEの各ロールが定義される。ロールの1つがアナウンスUEであり、その場合のUEは、発見許可を有する近接したUEによって使用され得る、特定の情報をアナウンスする。別のロールとして監視UEがあり、その場合のUEは、アナウンスUEに近接した関心のある特定の情報を監視する。もう1つのロールが「一致報告」である。ディスカバリフィルタに一致するアプリケーションコードが、そのアプリケーションコードに対応するローカルに格納済みのアプリケーションIDを持たない場合、監視UEにより、一致報告は使用される。よって、モデルAのもとでは、このAVPは、UEがアナウンス、監視、または一致報告としてのロールを要求しているかどうかについて示すことができる。同じくモデルBも、ダイレクトディスカバリに参加するUEについて、2つのロールを定義する。一方のロールは発見者側UEであり、その場合のUEは、自身が発見に関心のある特定の情報を含む要求を送信する。他方のロールは被発見者側UEであり、その場合、要求メッセージを受信したUEは、発見者側の要求に関連した何らかの情報を用いて応答可能である。よって、モデルBのもとでは、このAVPは、UEが発見者側UEと被発見者側UEのどちらであるかについて示すことができる。
直接通信のためにUEが要求または使用する直接通信タイプに関する新たなAVPが定義されてよい。直接通信タイプの例として、一対一、一対多(または一対グループ)、および一対全が挙げられる。一対一とは、2つのUE間での直接通信であり、通信のベアラは双方向性のものとなる。所与のベアラの無線レイヤに渡されるIPパケットは、関連付けられたL2宛先アドレスを用いて、物理レイヤによって送信されることになる。同一ベアラの無線レイヤから引き渡されたIPパケットは、同一のレイヤ2宛先に向けた無線通信(Over−The−Air)で受信されたものとなる。一対多とは、マルチキャスト通信であり、発信元UEは、レイヤ2グループIDを宛先レイヤ2IDとして使用することにより、IPマルチキャストアドレスに向けてIPデータを送信する。受信側UEは、一対多直接通信を受信するため、割り当てられた無線リソースをリスンする。受信側UEは、宛先レイヤ2IDに含まれるレイヤ2グループIDに基づき、受信したパケットをフィルタ出力する。そのパケットは、グループIDと一致する場合、上位レイヤへと配信される。ユーザプレーンのパケットはIPスタックへと配信され、そこでグループIDマルチキャストアドレスに基づき、フィルタリングを施される。一対全とは、直接通信であり、その場合のUEは、許可を持つ近接したすべてのUEに向け、通信をブロードキャストする。
近接サービスにかかわるUEの直接通信のモードに関する新たなAVPが定義されてよい。一対多通信または一対全通信の場合、UEは、発信元(すなわち送信側)UEまたは受信側UEとなり得る。換言すれば、このUEは、1つ以上のUEに向けてパケットを送信しているか、または別のUEが送信するパケットをリスンしているかのどちらかである。このAVPは、ある直接通信について、UEが送信側UEと受信側UEのどちらであるかを示すものである。
一対多通信の受信者数に関する新たなAVPが定義されてよい。
上述したものとは異なる、任意のオンライン課金情報に関する新たなAVPが定義されてよい。

図6は、例示的一実施形態における、近接サービスに対するオンライン課金について示すメッセージ図である。まず、UE120が、近接サービスの認可要求を、近接サービス要素130へと送信する。この認可要求には、近接サービスのアプリケーションID、UE ID、またはUE120に関する、もしくはUE120が要求する近接サービスに関する他の情報が含まれ得る。UE120は、有効時間を伴う、ダイレクトディスカバリおよび/または直接通信のためのサービス認可を、(自身のHPLMNの)近接サービス要素130から取得する。サービス認可に関する手順は、UE120がすでにダイレクトディスカバリまたは直接通信に携わっており、その登録済みPLMNを変更する場合、もしくは、サービス認可がもはや無効となっている場合、ダイレクトディスカバリまたは直接通信のセットアップ開始に先立って実行される。認可要求に応答して、近接サービス要素130は、UE120が要求している近接サービスに関するオンライン課金情報を(自身のCTF133を通じて)収集する。次いで、近接サービス要素130は、このオンライン課金情報を、Diameter Ro CCRへとフォーマットする。このDiameter Ro CCRには、新たに定義されたAVP、すなわち、アプリケーションID、アプリケーションコード、フィルタID、イベント/セッションID、課金ID、ディスカバリモデル、ディスカバリロールタイプ、直接通信タイプ、加入者モード、および受信者数のうち、少なくとも1つ以上が含まれる。その後、近接サービス要素130は、このCCRをOCS140へと送信する。
CCRに応答して、OCS140は、課金ポリシーに基づき、その近接サービスに対してクレジットが認可されるかどうかを決定する。たとえば、加入者の口座に近接サービスへの支払いに十分な残高があれば、OCS140は、その近接サービスに対してクレジットが認可されると決定し、UE120へのクレジットクォータを決定することができる。口座に近接サービスへの支払いに足る残高がなければ、OCS140は、その近接サービスに対してクレジットは認可されないと決定し得る。OCS140は、クレジット認可結果を伴うDiameter Roクレジット制御返答(CCA)を、近接サービス要素130へと返す。CCAには、クレジット認可結果を示す、新たに定義された1つ以上のAVPが含まれ得る。
CCAに応答して、近接サービス要素130は、クレジット認可結果(すなわち、認可または拒絶/失敗)を伴う認可応答を、UE120へと送信する。OCS140によってクレジットが授与されれば、UE120は近接サービスを開始することができる。
図7は、例示的一実施形態における、近接サービスに対するオンライン課金について示す別のメッセージ図である。まず、UE120が、近接サービスに向けたディスカバリ要求を、近接サービス要素130へと送信する。このディスカバリ要求には、近接サービスのアプリケーションID、UE ID、アナウンスUEとしてのロールに関するコマンド、などが含まれ得る。関連するUEコンテキストがなければ、近接サービス要素130は、クレジット認可のため、Diameter Ro CCRをOCS140へと送信する。CCRに関するAVPにより、UE IDがUEサブスクリプションを識別する、ディスカバリのためのコマンドが「アナウンス」用に設定される、アプリケーションIDが近接サービスを開始するアプリケーションを示す、アプリケーションコードがディスカバリに使用されるコードを示す、有効性タイマがアプリケーションコードの有効時間を示す。OCS140は、課金ポリシーに基づき、ディスカバリ要求がUE120に対し認可されるかどうかを決定する。次いで、OCS140は、Diameter Ro CCAにより、クレジット認可結果を近接サービス要素130へと返す。ディスカバリ要求が認可されれば、近接サービス要素130は、アプリケーションコードや有効性タイマなどを含むディスカバリ応答を用いて、UE120に応答する。その後、UE120は、近接サービス要素130が認可し構成した無線リソースを用いてアプリケーションコードをアナウンスすることにより、ディスカバリ手順を開始することができる。ディスカバリ要求が認可されなければ、近接サービス要素130は、失敗結果を示すディスカバリ応答を用いて、UE120に応答する。
図面に示された、または本明細書に記述された、種々の要素やモジュールはいずれも、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの何らかの組合せとして実装することが可能なものである。たとえば、ある要素が専用ハードウェアとして実装されてよい。専用ハードウェア要素は、「プロセッサ」、「コントローラ」、または何らかの類似した術語として呼ばれ得る。こうした機能は、プロセッサによって提供されるときには、単一の専用プロセッサ、単一の共有プロセッサ、または複数の独立したプロセッサ(その一部が共有であってよい)によるものとなり得る。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」という用語が明示的に使用されたとしても、それはソフトウェアを実行可能なハードウェアのみを指すものと解釈されるべきではなく、限定するものではないが、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワークプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)やその他の回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを記憶するためのリードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、不揮発性ストレージ、ロジック、またはその他何らかの物理的ハードウェアコンポーネントやモジュールが、暗に含まれ得る。
また、ある要素が、その機能を遂行するプロセッサまたはコンピュータによって実行可能な命令として実装されてもよい。命令の例として、ソフトウェア、プログラムコード、およびファームウェアが挙げられる。こうした命令は、プロセッサによる実行時に、同プロセッサに指示を出し、当該要素の機能を遂行するよう動作可能なものである。かかる命令は、プロセッサが読取り可能なストレージデバイスに記憶され得る。ストレージデバイスの例として、デジタルメモリもしくはソリッドステートメモリ、磁気記憶媒体(磁気ディスク、磁気テープなど)、ハードドライブ、または光学的に読取り可能なデジタルデータ記憶媒体が挙げられる。
本明細書では、特定の実施形態について記述したが、本開示の範囲はそれらに限定されるものではない。本開示の範囲は、続く各請求項、およびその均等物によって定義される。

Claims (10)

  1. 近接サービスに対するサービス要求をユーザ機器(UE)から受信することと、近接サービスに関するオンライン課金情報を収集することと、近接サービスに関するオンライン課金情報をオンライン課金要求へとフォーマットすることと、オンライン課金要求をオンライン課金システムへと送信することとを行うよう構成されるコントローラ
    を備える、モバイルネットワーク向けの近接サービスを制御するよう構成される近接サービス要素であって、
    コントローラは、近接サービスについてのクレジット認可結果を含むオンライン課金応答をオンライン課金システムから受信することと、近接サービスについてのクレジット認可結果を示すサービス応答をUEへと送信することとを行うよう構成される、近接サービス要素
    を備える、装置。
  2. コントローラは、Diameter Roインターフェースを介してオンライン課金システムと通信するよう構成され、
    近接サービスに関するオンライン課金情報について、Diameter Roインターフェース内に少なくとも1つの属性値ペア(AVP)が定義される、
    請求項1に記載の装置。
  3. 少なくとも1つのAVPは、
    近接サービスの機能を実行するよう設計されるUE上のアプリケーションについてのアプリケーション識別子に関して定義されるAVPと、
    ディスカバリ手順においてUEによって使用されるアプリケーションコードに関して定義されるAVPと
    を含む、請求項2に記載の装置。
  4. 少なくとも1つのAVPは、
    近接サービス要素により近接サービスに割り当てられた一意の識別子である課金識別子に関して定義されるAVP
    を含む、請求項2に記載の装置。
  5. 少なくとも1つのAVPは、
    一対一、一対多、または一対全の中から選択される、直接通信のためにUEによって要求される直接通信タイプに関して定義されるAVPと、
    一対多または一対全となる通信タイプの場合、UEが送信機と受信機のどちらとして動作するかを示す直接通信モードに関して定義されるAVPと、
    一対多となる通信タイプの場合の受信者数に関して定義されるAVPと
    を含む、請求項2に記載の装置。
  6. モバイルネットワーク向けの近接サービスを制御するよう構成されるモバイルネットワークの近接サービス要素においてオンライン課金を実装するための方法であって、
    近接サービス要素により、近接サービスに対するサービス要求をユーザ機器(UE)から受信することと、
    近接サービス要素により、近接サービスに関するオンライン課金情報を収集することと、
    近接サービス要素により、オンライン課金情報をオンライン課金要求へとフォーマットすることと、
    オンライン課金要求を近接サービス要素からオンライン課金システムへと送信することと、
    近接サービスについてのクレジット認可結果を含むオンライン課金応答をオンライン課金システムから近接サービス要素内に受信することと、
    近接サービスについてのクレジット認可結果を示すサービス応答を近接サービス要素からUEへと送信することと
    を含む、方法。
  7. 近接サービス要素は、Diameter Roインターフェースを介してオンライン課金システムと通信し、
    近接サービスに関するオンライン課金情報について、Diameter Roインターフェース内に少なくとも1つの属性値ペア(AVP)が定義される、
    請求項6に記載の方法。
  8. 少なくとも1つのAVPは、
    近接サービスの機能を実行するよう設計されるUE上のアプリケーションについてのアプリケーション識別子に関して定義されるAVPと、
    ディスカバリ手順においてUEによって使用されるアプリケーションコードに関して定義されるAVPと
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのAVPは、
    近接サービス要素により近接サービスに割り当てられた一意の識別子である課金識別子に関して定義されるAVP
    を含む、請求項7に記載の方法。
  10. 少なくとも1つのAVPは、
    一対一、一対多、または一対全の中から選択される、直接通信のためにUEによって要求される直接通信タイプに関して定義されるAVPと、
    一対多となる通信タイプの場合、UEが送信機と受信機のどちらとして動作するかを示す直接通信モードに関して定義されるAVPと、
    一対多となる通信タイプの場合の受信者数に関して定義されるAVPと
    を含む、請求項7に記載の方法。
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