JP2017526597A - 砂粒形状原材料の膨張のための方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、砂粒形状原材料(1)の膨張のための方法であって、原材料が、加熱のための手段(2)を備えた略垂直な加熱されるシャフト(3)を通じて下方へ落下し、シャフト内にシャフトフロー(4)が行き渡る、砂粒形状原材料(1)の膨張のための方法、ならびに略垂直なシャフト(3)および運搬ライン(7)に接続され得る分注要素(6)に関する。運搬ライン(7)から来る圧力変動をシャフト(3)のエリアにおいて防止するために、分注要素(6)がシャフトと運搬(7)ラインとの間に取り付けられ、粒状物の定義された材料蓄積がシャフトフロー(4)を運搬フローから遮断するバッファとして分注要素(6)内に形成されるように、シャフト(3)から運搬ライン(7)内に渡っていく粒状物の量が調節するための手段を介して調節される。【選択図】図1

Description

本発明は、砂粒形状原材料の膨張のための方法ならびに当該方法にて用いられる略垂直なシャフトおよび運搬ラインに接続され得る分注要素に関し、当該方法では、原材料が、加熱のための手段を備えた略垂直な加熱されるシャフトを通じて下方へ落下し、シャフト内にシャフトフローが行き渡る。
先行技術
砂粒形状原材料から膨張した粒状物を生成する方法は、特許文献1に開示されており、その目的は、膨張した粒状物が吸湿性を全く、またはほとんど呈しないように、膨張した粒状物の閉じた表面を制御可能な方式で調整することにある。加えて、膨張した粒状物の表面構造およびしたがって粗さに具体的に影響を与える可能性が提供される。この目的のため、この文書は、砂粒形状原材料の落下部に沿って複数配置され、互いに独立して制御可能な加熱要素を提供すること、および落下部に沿って温度検出を行うことを提案しており、加熱要素は、膨張プロセスが起きる領域の下で検出された温度に応じて制御される。落下部の下端からの膨張した粒状物の除去は、落下部が開口する空気式運搬ラインによって保証される。
シャフトの垂直配向の結果として、かつ、膨張プロセスに伴うプロセスガスの更なる導入または抽気の結果として、砂粒形状原材料に作用するフローがシャフト内部で発生する。特に、壁部付近の上向きの境界層流の形成は、この境界層流がシャフトの壁部上での砂粒形状原材料の焼成を防止するため、膨張プロセスの品質に対してプラスの効果を有する。膨張シャフトが頂部に向かって閉じていると、上向きの境界層流に加えて、中央の下向きのコアフローが確立される。このコアフローは、上述の境界層流の一部を妨げ、したがって焼成堆積物が生じる。従来から知られているように、コアフローの影響は、プロセスガスのシャフトのヘッド領域からの抽気およびシャフトのヘッド領域への吹き込みによって低減され得る。
しかしながら、シャフトの空気式運搬ラインへの直接接続の結果として、圧力変動が生じ(ことによると運搬ライン内のフィルタの清掃サイクルによって引き起こされて)、シャフト内の空気に直接伝えられる。結果として、シャフトのエリア内に横のフローが生成され、境界層流のプラスの効果を妨げ、そのため、膨張プロセスの品質に相当の劣化を引き起こし、プロセスが停止しているときに複雑な保守措置によってのみ除去し得る焼成堆積物をもたらす。
したがって、不均一な膨張プロセスおよびシャフト壁部上の焼成堆積物の形成は、例えば、後続の空気式運搬ライン内の圧力変動によって発生する横のフローの結果として生じる先行技術の欠点としてみなされ得る。公知のプロセスガスのシャフトのヘッド領域からの抽気およびシャフトのヘッド領域への吹き込みは、この効果を防止できない。
国際公開第2013/053635号公報
本発明の説明
本発明の基礎を形成する目的を定式化すると、砂粒形状原材料から膨張した粒状物を生成するための方法と、上述の欠点を有さず、運搬ラインからの圧力変動が膨張した粒状物の品質に決して影響を与えないようにする、シャフトを運搬ラインに接続するための分注要素とを提供することである。本方法は、低い保守コストでトラブルのない動作を保証するべきである。分注要素は、単純かつ信頼性ある設計によって特徴付けられるべきである。更に、多額の支出なしに本発明を既存のシステムに追加導入することが可能であるべきである。
この目的は、分注要素がシャフトと運搬ラインとの間に取り付けられ、粒状物の定義された材料蓄積がシャフトフローを運搬フローから遮断するバッファとして分注要素内に形成されるように、シャフトから運搬ライン内に渡っていく粒状物の量が調節手段を介して調節される、当初述べた方法によって達成される。
本発明は、単純な手段によって(ことによると落下する粒状物を積み上げることによって)形成され得る材料の蓄積の結果として、通常動作では運搬ライン内の圧力変動にもはや影響されない形で、材料蓄積の上の領域に圧力条件が確立されることに基づいている。材料蓄積の形成の結果として、運搬ラインに対するシャフトの完全な気密封止は達成され得ないが、封止効果は、運搬フローからシャフトフローへの圧力変動の伝達を防止するために十分であることは自明である。
調節手段を取り付けることによって、材料蓄積の高さに具体的に影響を与えることで、当該高さが下限に未達とならず、上限を超過しないようにし、現在のプロセスのための最適値に調整することができる。
砂粒形状原材料に関しては、例えばパーライトまたは黒曜石の砂等のように、水を推進剤として結合した鉱物砂だけが使用され得るわけではない。これはまた、含水鉱物結合剤と混合された鉱物塵を含んでもよく、この場合、含水鉱物結合剤は、推進剤として作用する。この場合、膨張プロセスは、以下のように進行し得る。すなわち、例えば20pmの直径を有する比較的小さい砂粒からなる鉱物塵が、結合剤と共に、例えば500pmのより大きな粒を形成する。臨界温度において、鉱物塵の砂粒の表面は、可塑性になり、より大きな粒の閉じた表面を形成するか、または融解してそのような粒を形成する。個々のより大きな粒の閉じた表面は、通常、概して、このより大きな粒の形成に関与した鉱物塵の個々の砂粒の全表面の合計よりも小さいため、このようにして、表面エネルギーが得られるか、または表面対体積の比率が減少する。このとき、各々が閉じた表面を有するより大きな粒が存在し、粒は、鉱物砂塵および含水鉱物結合剤のマトリックスを含む。これらの鉱物粒の表面は、上述のように可塑性であるため、形成される水蒸気が、後により大きな粒を膨張させ得る。つまり、含水鉱物結合剤は、推進剤として使用される。代替的な鉱物塵も推進剤と混合され得、推進剤は、好ましくは水を含有する鉱物結合剤とブレンドされる。例えば、CaCOが推進剤として使用され得る。この場合、上述のプロセスと同様の膨張プロセスが起こり得る。すなわち、比較的小さい砂粒サイズ(例えば、直径20pm)を有する鉱物塵が、推進剤および鉱物結合剤と共により大きな粒(例えば、直径500pm)を形成する。臨界温度に到達すると、鉱物塵の砂粒の表面は、可塑性になり、より大きな粒の閉じた表面を形成するか、または溶解してそのような粒を形成する。より大きな粒の閉じた表面は、上述のように可塑性であり、今や推進剤によって膨張され得る。鉱物結合剤が含水である場合、これは、更なる推進剤として機能し得る。そのため、本発明による方法の好ましい実施形態では、推進剤を含む鉱物材料は、水が結合のための推進剤として作用する鉱物材料、または推進剤として作用する含水鉱物結合剤と混合された鉱物塵、もしくは鉱物結合剤とブレンドされた推進剤と混合された鉱物塵であって、鉱物結合剤が、好ましくは水を含有し、更なる推進剤として作用する、鉱物塵、を含むと規定されている。提示した方法をできるだけ効率的に実行できるためには、シャフト炉に加えて、(相互に独立して)制御可能な複数の加熱要素およびインテリジェントな調節制御ユニットを有する複数の加熱ゾーンを設けることが好ましい。これは、加熱要素を、好ましくは炉シャフトに沿って測定された温度の関数として、制御する。
本発明による方法は、例えば、特許文献1におけるように構成され得る。したがって、その開示の全体が本明細書に組み込まれる。
好ましい実施形態は、分注要素の少なくとも第1の断面がシャフトからの膨張した粒状物によって定義された高さを越えて完全に満たされるように、バッファとして作用する材料蓄積が設計されることによって特徴付けられる。この種類のバッファは、生成するのが特に単純であることによって特徴付けられる。シャフトから落下する膨張した粒状物は、特定の高さに到達するまで積み上げられ、それによって形成される材料蓄積は、バッファとして作用する。材料蓄積の高さは、例えば、分注要素内に取り付けられ、材料蓄積の存在を検出する測定装置の位置によって規定され得る。測定装置の位置は、分注要素の動作状態において、分注要素内の特定の高さに対応し、そのため、そのとき存在する材料蓄積の特定の高さにも対応する。
更なる好ましい実施形態によれば、運搬フローは、抽気装置によって生成される。抽気システムが特に端部に分注要素から離れる方向に向けて取り付けられる場合、運搬フローは、運搬ラインの全長にわたって得られ、例えばフィルタシステム等の他の要素が運搬ライン内に取り付けられ得る。
別の好ましい実施形態では、分離装置、好ましくはガスサイクロンが運搬ライン内に設けられており、それによって、膨張した粒状物が運搬フローから分離される。膨張した粒状物は本実施形態に係る最終製品を含むため、運搬フローからの集中除去(特にガスサイクロンによる)を行うことには利点がある(このようにして、粒状物の更なる輸送のためまたは更なる処理のために、例えばサイロ等の容器が単純な方式で充填され得るため)。
更なる好ましい実施形態は、後に加熱のための手段を調節するか、または原材料のフィードを低減させるために、粒状物の嵩密度が膨張プロセスの品質特徴として決定されると規定している。膨張した粒状物の継続的な制御を通じて、このような手順は、シャフトの状態について結論を下すことを可能にする。嵩密度が定められた標準パラメータとは感知できるほど異なる場合、これは、一方では、加熱のための手段による温度の変更によって補償され得る砂粒形状原材料の異なる組成に帰着し得、またはシャフトの内壁面上の焼成堆積物の発生に帰着し得る。後者のケースが発生した場合、保守作業を行うことができるように、原材料のフィードは低減され、好ましくは完全に停止され得る。
更なる特に好ましい実施形態によれば、調節手段は、分注要素内の運搬フローに局所的に影響を与えることによって、運搬ライン内の膨張した粒状物の運搬量を増大または低減させる。運搬量のこのような調節は、膨張した粒状物と接触する可動部品なしに達成され得、そのため、閉塞に対する耐性を有する。運搬量の低減が材料蓄積の増大をもたらす一方で、運搬量が増大すると反対のケースが発生する。
更なる特に好ましい実施形態では、分注要素内の材料蓄積の高さが検出され、この情報が調節手段に送信される。結果として、材料蓄積の高さがほぼ一定にとどまるように、材料蓄積の高さが運搬量の影響によって変更され得るか、または原材料の不均一なフィードが補償され得る。
更なる好ましい実施形態によれば、ヘッド領域に方向付けられたシャフトフローの部分を増大させ、それによって安定させるために、シャフトのヘッド領域からプロセス空気が抽気される。このような設計の結果として、圧力変動の不在によるプラスの効果と下向きのコアフローの低減効果とが組み合わされ、その結果、シャフト内のフロー条件が外的影響から独立しておおむね一定に保たれ得る。
本発明の更なる好ましい実施形態は、ヘッド領域に方向付けられたシャフトフローの部分を安定化させるために、シャフトのヘッド領域内にプロセス空気が吹き込まれるか、または吸引されると規定している。これは、シャフト内のフロー条件をほぼ一定に保つための別の可能性を提供し、運搬ラインから到来する圧力変動の同時の低減の結果として、膨張した粒状物の品質に対してプラスの効果を有する。
本発明による分注要素は、シャフト接続部を介してシャフトに接続され得、長手方向軸を有する材料容器と、運搬接続部を介して運搬ラインに接続され得る運搬部と、粒状物が材料容器内に入ると材料容器のエリア内に材料蓄積が生成されるように構成された調節するための手段と、を備えることによって特徴付けられる。分注要素は、膨張した粒状物が材料容器内に入るように、シャフト接続部によってシャフトに接続され得る。運搬部を介して、粒状物は運搬接続部に到達し、運搬接続部によって、分注要素は、分注要素を通過した膨張した粒状物の除去を確保するために、運搬ラインに接続され得る。運搬接続部を介して分注要素から除去されるよりも多くの粒状物がシャフトから材料容器内に落下するため、分注要素を通過する運搬量は、材料容器内に材料蓄積が形成されるような方式で、調節するための手段によって影響される。材料蓄積が定義された特定の高さに到達した場合、分注要素を通じて運搬される量は、シャフトから材料容器内に落下する粒状物の量にほぼ対応するであろう。
本発明によるシステムは、略垂直で加熱可能なシャフトが、シャフト接続部を介して、運搬量を調節するための手段が中に位置付けられる分注要素の材料容器に接続され、かつ、分注要素の運搬部が、運搬接続部を介して空気式運搬ラインに接続されるように、構成され得る。
当初定式化した目的は、そのため、本発明に係る分注要素のみによっても解決され得るし、当該分注要素を含む本発明に係るシステムによっても解決され得る。そのため、本発明は、システムであって、略垂直な加熱可能なシャフトおよび空気式運搬ラインに接続された分注要素を有し、当該分注要素が、シャフト接続部を介してシャフトに接続され、長手方向軸を有する材料容器と、運搬接続部を介して運搬ラインに接続される運搬部と、粒状物が材料容器内に入ると材料容器のエリア内に材料蓄積が生成されるように構成された調節するための手段と、を備えると本発明に従って規定されている、本発明による方法を実行するためのシステムにも関する。
本発明による分注要素または本発明によるシステムの好ましい実施形態によれば、運搬部は、材料容器を通じてシャフトの長手方向軸に対して横方向に案内される。運搬部および材料容器のこの種類の接続は、複雑な建造が必要とされないことによって特徴付けられる。材料容器は、例えば、板金プレートから溶接され得、その寸法が運搬部の直径よりも大きくなるような寸法で形成されるだけでよい。
本発明による分注要素または本発明によるシステムの更に好ましい実施形態では、運搬部は、運搬接続部の反対側で周囲雰囲気に接続され得、その結果、抽気システムは、周囲空気を抽気して、運搬フローを生成し、それを運搬ラインにわたって輸送し得る。
本発明による分注要素または本発明によるシステムの更に特に好ましい実施形態によれば、シャフト接続部の反対側に、運搬部は、膨張した粒状物の運搬部内への移動を保証する少なくとも1つの開口部を有する。このような設計は、粒状物が運搬フローの吸引効果によってのみ運搬部内に入り、粒状物ができるだけ長い経路をカバーしてから少なくとも1つの開口部に到達することを保証する。
本発明による分注要素または本発明によるシステムの更に特に好ましい実施形態は、それによって材料蓄積の高さが検出され得る運搬量を調節するための手段に連結される測定装置が、材料容器のエリア内に取り付けられていると規定している。結果として、運搬量は、調節するための手段を介して、材料蓄積の高さに従って増大または低減され得る。高さが最小限の高さに未達の場合、運搬量は絞られ、最大限の高さを超過した場合、運搬量は増大される。
本発明による分注要素または本発明によるシステムの更に特に好ましい実施形態によれば、運搬量を調節するための手段は、内部に位置付けられたバタフライ弁を有する運搬部内部に配される内管として設計される。調節するための手段のこの単純な設計の結果として、弁を調整することによって運搬量を調節することが可能である。内管は、好ましくは運搬部と同じ長さであり、周囲空気も内管を通じて吸引され得るように、動作状態において運搬部と同じ側で雰囲気に接続される。加えて、均一な吸引効果を達成するために、内管を運搬部に対して同心円状に取り付けることが有利である。
本発明による分注要素または本発明によるシステムの更に特に好ましい実施形態では、バタフライ弁は、一方において、材料蓄積の定義された高さの超過が測定装置によって検出されると、運搬量を増大させて材料蓄積の高さを低減させるために閉弁され得、それによって通過フローが起きる内管の断面を低減させ、他方において、材料蓄積の定義された高さの未達が測定装置によって検出されると、運搬量を低減させて材料蓄積の高さを増大させるために開弁され得、それによって通過フローが起きる内管の断面を増大させるように構成されている。バタフライ弁は内管と同じ直径を有するため、通過フローが起きる断面は、調整され得る。バタフライ弁が内管の長手方向軸に対して法線方向にある場合、通過フローが起きる断面は存在せず、内管と運搬部の内面との間のエリアに強力な吸引が生成され、その結果、より多くの膨張した粒状物が材料容器から吸引される。バタフライ弁が内管の長手方向軸に対して平行である場合、同じ吸引効果が運搬部の断面全体にわたって行き渡り、少量の粒状物のみが運搬部に入る。
本発明による方法および本発明による装置の詳細な説明が、ここから続く。
本発明によるシステムの概略イメージを示す。 本発明による分注要素の詳細図を示す。 本発明による分注要素の、図2のA−A線に沿った断面図を示す。
本発明を実施するための方法
図1は、砂粒形状原材料1の膨張のためのシステムを示している。この場合、原材料1は、加熱のための手段2によって加熱され得る垂直シャフト3を通って落下し、本実施形態では複数の電気抵抗加熱器2が使用される。原材料は、シャフト3のヘッド領域16内にフィードされる。抵抗加熱器2は個別に制御され得るため、シャフト3に沿って特定の温度プロファイルが確立され得る。シャフト3からの原材料1に対して作用する熱放射の結果として、原材料1は、膨張して膨張した粒状物5を形成する。シャフト3の加熱された壁部およびそれに続くプロセス空気18のため、壁部付近の、ヘッド領域16方向の境界層流と中央の、シャフト接続部20方向のコアフローとからなるシャフトフロー4がシャフト3内に確立される。
ヘッド領域16からプロセス空気18を抽気し、そのようにしてシャフトフロー4を改善する更なる抽気装置17が、シャフト3のヘッド領域16内に設けられる。加えて、制御ループ30が、抽気されるプロセス空気18と吸引される周囲空気との割合を調節する更なる抽気装置17に連結される。同様に、この更なる抽気装置17またはここには図示しない別の装置のいずれかによって、シャフトフロー4を安定化させるために、プロセス空気18がヘッド領域16内に吹き込まれてもよい。
シャフト3の下端には、シャフト3から空気式運搬ライン7内に運搬される粒状物5の量を調節する分注要素6が位置付けられる。分注要素6は、シャフト3との接続点にシャフト接続部20を有し、運搬ライン7との接続点に運搬接続部23を有する。同様に、その測定データを使用して運搬量が調節される測定装置15が、シャフト3に隣接する分注要素6の部分に装着される。
抽気装置12(これは、好ましくはファンとして設計される)は、空気式運搬ライン7の一方の端部に装着され、運搬ライン7の他方の端部から周囲空気を吸引し、雰囲気に対して開口するように設計され、そのため膨張した粒状物5を運搬する。ガスサイクロン13は、この運搬ライン7内部に位置付けられ、粒状物5は、これを介して運搬ラインから分離される。運搬ライン7内には、好ましくはガスサイクロン13と運搬ライン7から小さい粒子を分離させる抽気装置12との間に配されるフィルタシステム28が位置付けられる。更なる測定装置29によって差圧を測定することによって、フィルタシステム28が汚染された場合でさえ運搬ライン7内のフロー速度が一定に保たれるように、抽気装置12の運搬量が制御される。
図1は、この実施形態では、計量装置14が更に設けられ、これが、粒状物5のフローに関してガスサイクロン13の下流に配置され、分離された膨張した粒状物5の重量およびしたがって嵩密度を決定するために使用され得ることを示している。この測定によって、膨張プロセスの品質が評価され得、それに応じて、原材料1のフィードが低減され、好ましくは完全に停止されるか、またはシャフト3の特定の領域内で抵抗加熱器2の出力が増大されるかのいずれかである。本発明の代替的な実施形態は、膨張した粒状物5がガスサイクロン13から直接容器、好ましくはサイロ内に導入されるように、計量装置14を設けない。
図2および3は、今度は、分注要素6の詳細図を示している。図3は、分注要素6の主要な機能のうちの1つ、すなわち材料蓄積10の形成を示している。膨張した粒状物5は、シャフト3からシャフト接続部20(図1)を介して分注要素の第1の部分、長手方向軸21を有する材料容器19内に落下する。第1のプロセスステップでは、シャフトからの粒状物5の量が、分注要素6を通じて運搬ライン内に入る粒状物5の量よりも多いため、材料容器19の少なくとも第1の断面11を満たす材料蓄積10が形成されるように、材料容器19が膨張した粒状物5で満たされる。この手段によって、運搬ライン7内の圧力変動がシャフトフロー4に影響を与えないように、動作状態において材料蓄積10の上方に位置する空間(特にシャフト3)が、動作状態において材料容器19の下流に位置する空間(特に運搬ライン7)から、圧力変動の影響に関して遮断され得る。材料容器19は、少なくともシャフト接続部20のエリア内においてシャフト3と同じ断面を有し、好ましくは材料容器19の上方エリア全体がシャフト3と同じ断面を有するように設計され、断面は、特に長方形である。
図2は、好ましくは円形断面を有する運搬部22が、好ましくはシャフト3よりも大きい断面を有する材料容器19の下方領域を通じて案内され、運搬部22の最大直径は、材料容器19の内部の最小寸法よりも小さくなるように構成されることを示している。運搬部22の外側と材料容器19の内側との間の距離は、プロセスに関連する経験的値から知られる、膨張した粒状物5の粒状物に期待される最大直径の倍数である。乗算係数は、通常10倍〜100倍、好ましくは20倍〜40倍の範囲内にある。膨張した粒状物5の典型的な粒径は、0.5〜5mmの範囲内にある。例えば、2mmの粒径および30の係数の場合、2mm×30、すなわち60mmの距離が得られる。
したがって、材料容器19は、少なくとも運搬部22の一部、好ましくは運搬部22全体を取り囲む。したがって、運搬部22は、好ましくは材料容器19の基部表面に接し、この上に載置される。運搬部は、材料容器の長手方向軸21に対して横方向にこれを通じて案内され、本発明のこの変形例では、長手方向軸21は、ある点において運搬部22の軸と交差し、両軸間の角度は90°である。本発明の代替的な実施形態は、異なる角度およびオフセット軸も有し得る。膨張した粒状物5の材料容器19から運搬部内への移動を保証するために、少なくとも1つの開口部24(図3)が運搬部22内に設けられる。この少なくとも1つの開口部24は、本発明のこの変形例ではシャフト接続部20に対向する運搬部22の側に(かつ具体的には運搬部22の両側に、ここでは長手方向軸21に対して対称的に)、すなわち動作状態では下側に位置付けられ、少なくとも1つの開口部24は、好ましくは多数のスリットとして設計される。代替的な実施形態は、少なくとも1つの開口部24は、長方形、正方形、または円の形状を有すると規定している。いずれにせよ、少なくとも1つの開口部24は、プロセスに関連する経験的値から知られる最大直径を有する粒状物が、依然として閉塞の形成なしに少なくとも1つの開口部24を通過できるような寸法で形成されなければならない。粒状物と開口部24の直径との間の比率は、好ましくは1:3〜1:100、特に好ましくは1:5〜1:50、特に1:5〜1:25である。例えば、2mmの粒径および1:5の比率の場合、開口部24の直径は、2mm×5によって10mmとして得られる。
運搬部22内部には、この変形例ではバタフライ弁26を有する内管25として設計される運搬量を調節するための手段9が位置付けられる。この場合、運搬部22と同様に好ましくは円形である内管25の最大直径は、運搬部22の最小直径よりも小さく、これら2つの要素は、同心円状に配置される。内管25の断面および位置を変化させることによって、多くの代替的な設計が実行可能である。内管25はまた、運搬部22およびしたがって運搬ライン7と同様に、運搬接続部23の反対側で雰囲気に接続され、それによって、周囲空気が全ての上述の要素を通じて吸引され得る。
バタフライ弁26は、内管25内部に配され、好ましくは内管25の閉鎖を可能にする直径を有する円形プレートとして構成される。このバタフライ弁26は、それが内管25の軸に対して法線方向の軸の周りを旋回可能であるように、回転可能に装着される。この旋回は、バタフライ弁26が運搬部22の長手方向軸に対して平行である第1の位置と、バタフライ弁26が運搬部22の長手方向軸に対して法線方向にある第2の位置との間の領域内で起こり得る。
抽気装置12(図1)によって生成される運搬ライン7内のものと同じ運搬フロー8が、運搬部22内に行き渡る。この運搬フロー8によって、粒状物5は、材料容器19から少なくとも1つの開口部24を介して運搬部22内に、更に運搬ライン7内に運搬される。
動作状態において材料容器19の上方部分で材料蓄積10の高さを監視する測定装置15(図1)によって、材料蓄積10の高さが低すぎることが検出されると、バタフライ弁26は、開弁され、すなわちバタフライ弁26は第1の位置の方向に旋回される。結果として、第2の位置に到達すると通過フローが起きる断面27は、内管25の直径と同じサイズであり、運搬フロー8の同じフロー速度が、運搬部22の断面全体に行き渡る。結果として、粒状物5は材料容器19から運搬部22内にほとんど移動せず、材料蓄積10の高さが増大する。
測定装置15(図1)によって今度は材料蓄積10の高さが高すぎることが検出されると、バタフライ弁26は、閉弁され、すなわちバタフライ弁26は第2の位置の方向に旋回される。結果として、第1の位置に到達すると通過フローが起きる断面27は、内管25と運搬部22の内側との間の環状領域内のフロー速度がより高速になるように、最小限となり、好ましくは完全に閉じており、結果として強力な吸引が生成され、大量の粒状物5が材料容器19から運搬部内に移動され、材料蓄積10の高さは沈下する。
これは、シャフトフロー4を運搬フロー5から遮断する効果を維持するために、材料蓄積10の高さが常に定義された範囲内に保持され得ることを保証する。
この場合、材料蓄積10の最小限の高さは、該最小限の高さによって覆われなければならない少なくとも1つの開口部24によって決定される。動作中に確証される材料蓄積10の実際の高さは、測定装置15の運搬部22からの距離によって決定され、好ましくは1cm〜15cmである。したがって、測定装置15(またはその検出器)は、膨張した粒状物5の吸引のための、空気が流れる環状間隙(内管25と運搬部22の内側との間)の外径よりもせいぜいわずかだけ高く取り付けられるべきである。
1 砂粒形状原材料
2 加熱のための手段(電気抵抗加熱器)
3 シャフト
4 シャフトフロー
5 膨張した粒状物
6 分注要素
7 空気式運搬ライン
8 運搬フロー
9 調節するための手段
10 材料蓄積
11 第1の断面
13 ガスサイクロン(分離装置)
14 計量装置
15 測定装置
16 ヘッド領域
17 更なる抽気装置
18 プロセス空気
19 材料容器
20 シャフト接続部
21 長手方向軸
22 運搬部
23 運搬接続部
24 開口部
25 内管
26 バタフライ弁
27 通過フローが起きる断面
28 フィルタシステム
29 更なる測定装置
30 制御ループ

Claims (16)

  1. 砂粒形状原材料の膨張のための方法であって、前記原材料が、略垂直な加熱されるシャフトを通じて下方へ落下し、前記シャフトは、加熱のための手段を備え、シャフトフローが前記シャフト内に行き渡り、
    前記シャフト内の伝熱の結果として前記原材料が膨張した粒状物に膨張し、生成された前記粒状物が、更なる輸送のための運搬フローを有する空気式運搬ライン内に入り、
    分注要素が、前記シャフトと前記運搬ラインとの間に取り付けられ、
    前記粒状物の定義された材料蓄積が前記シャフトフローを前記運搬フローから遮断するバッファとして前記分注要素内に形成されるように、前記シャフトから前記運搬ライン内に渡っていく前記粒状物の量が調節手段を介して調節される、
    砂粒形状原材料の膨張のための方法。
  2. 前記分注要素の少なくとも第1の断面が前記シャフトからの膨張した粒状物によって定義された高さを越えて完全に満たされるように、バッファとして作用する前記材料蓄積が設計される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記運搬フローが、抽気装置によって生成される、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 分離装置、好ましくはガスサイクロンが前記運搬ライン内に設けられており、それによって前記膨張した粒状物が前記運搬フローから分離される、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 後に前記加熱のための手段を調節するか、または原材料のフィードを低減させるために、粒状物の嵩密度が、膨張プロセスの品質特徴として決定される、請求項3に記載の方法。
  6. 前記調節するための手段が、前記分注要素内の前記運搬フローに局所的に影響を与えることによって、前記運搬ライン内の膨張した粒状物の運搬量を増大または低減させる、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記分注要素内の前記材料蓄積の高さが、検出され、この情報が、前記調節するための手段に送信される、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記シャフトのヘッド領域に方向付けられた前記シャフトフローの部分を増大させ、それによって安定させるために、前記ヘッド領域からプロセス空気が抽気される、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記シャフトのヘッド領域に方向付けられた前記シャフトフローの部分を安定させるために、前記ヘッド領域内にプロセス空気が吹き込まれるか、または吸引される、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の方法。
  10. システムであって、略垂直な加熱可能なシャフトおよび空気式運搬ラインに接続された分注要素を有し、前記分注要素が、シャフト接続部を介して前記シャフトに接続され、
    長手方向軸を有する材料容器と、
    運搬接続部を介して前記運搬ラインに接続される運搬部と、
    粒状物が前記材料容器内に入ると前記材料容器のエリア内に材料蓄積が生成されるように構成された調節するための調節手段と、
    を備える、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の方法を実行するためのシステム。
  11. 前記運搬部が、前記材料容器を通じて前記シャフトの前記長手方向軸に対して横方向に案内される、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記運搬部が、前記運搬接続部の反対側で周囲雰囲気に接続され得る、請求項10または請求項11に記載のシステム。
  13. 前記シャフト接続部の反対側に、前記運搬部が、膨張した粒状物の前記運搬部内への移動を保証する少なくとも1つの開口部を有する、請求項10から請求項12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. それによって前記材料蓄積の高さが検出され得る運搬量を調節するための手段に連結される測定装置が、前記材料容器の前記エリア内に取り付けられている、請求項10から請求項13のいずれか一項に記載のシステム。
  15. 運搬量を調節するための手段が、中に位置付けられたバタフライ弁を有する前記運搬部内に配される内管として設計される、請求項10から請求項14のいずれか一項に記載のシステム。
  16. 前記バタフライ弁が、一方において、前記材料蓄積の定義された高さの超過が測定装置によって検出されると、前記運搬量を増大させて前記材料蓄積の前記高さを低減させるために閉弁され得、それによって通過フローが起きる前記内管の断面を低減させ、他方において、前記材料蓄積の定義された高さの未達が前記測定装置によって検出されると、前記運搬量を低減させて前記材料蓄積の前記高さを増大させるために開弁され得、それによって通過フローが起きる前記内管の前記断面を増大させるように構成されている、請求項15に記載のシステム。
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