JP2017526035A - ブルートゥース低エネルギースキャンを介した動き検出 - Google Patents

ブルートゥース低エネルギースキャンを介した動き検出 Download PDF

Info

Publication number
JP2017526035A
JP2017526035A JP2016572272A JP2016572272A JP2017526035A JP 2017526035 A JP2017526035 A JP 2017526035A JP 2016572272 A JP2016572272 A JP 2016572272A JP 2016572272 A JP2016572272 A JP 2016572272A JP 2017526035 A JP2017526035 A JP 2017526035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computing device
location
bluetooth
data
advertisement packets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016572272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6359126B2 (ja
Inventor
ヴィスワナダム,プレレパ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Google LLC
Original Assignee
Google LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Google LLC filed Critical Google LLC
Publication of JP2017526035A publication Critical patent/JP2017526035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6359126B2 publication Critical patent/JP6359126B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/20Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel
    • H04W4/21Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel for social networking applications

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】 電力消費を抑えることである。【解決手段】 ブルートゥース低エネルギースキャンを介して動き検出を提供する例示的方法が開示される。詳細には、この方法は、コンピューティングデバイスのブルートゥースユニットを介してスキャンを行うことを含む。さらに、この方法は、行われたスキャンに応答して、ブルートゥースユニットを介して1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを受信することを含む。1つまたは複数のアドバタイズメントパケットは、それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられているようにすることができる。さらに、この方法は、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて、ブルートゥースユニットの場所が変化したかどうかを判定することを含む。判定することは、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを、1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットの組と比較することを含む。また、この方法は、ブルートゥースユニットが場所を変えたと判定することに応答して、アプリケーション処理ユニットを有効にすることを含む。アプリケーション処理ユニットは、ブルートゥースユニットの場所を判定するように構成することができる。【選択図】 図6

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本願は、2014年7月10日に出願された米国特許出願第14/328,005号に対する優先権を主張し、同特許出願は、参照により全体が本明細書に組み込まれる。
[0002] 本明細書中で特に指摘されない限り、この項目に記載される題材は、本願の特許請求の範囲にとって従来技術ではなく、この項目に含められることによって従来技術であると認められるものではない。
[0003] パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、着用型コンピュータ、および数えきれないほどの種類のインターネット対応デバイスなどの携帯型コンピューティングデバイスが、現代生活の数多くの面で普及している。例えば、1人の消費者が、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、キーボード、およびマウスを、可能性としては同時に操作するのは普通のことである。複数個の携帯型デバイスの消費者が増えるのに従って、ワイヤレス技術に対する需要は、そのような携帯型デバイスの使用において役割を果たし続けている。そのため、多数の用途でそのような携帯型デバイスを局所的に接続するために、様々な形態のワイヤレス技術が発展している。複数の携帯型デバイスの間でデータをやり取りするためのワイヤレス技術標準の1つは、ブルートゥースとして広く知られている。
[0004] ブルートゥースは、普通、携帯型デバイスを、短い距離を介して1つまたは複数の他の携帯型デバイスとワイヤレスに接続するために使用される。例えば、ブルートゥースを使用して携帯電話をワイヤレスヘッドセットに接続し、可能性としては手を使わずに電話機を使用できるようにすることができる。場合によっては、ブルートゥースを使用して携帯電話を自動車のオーディオスピーカおよびマイクロフォンに接続して、可能性としては自動車を操作しながら、手を使わずに電話機を使用できるようにすることができる。このように、多数の用途が、ブルートゥースを、電線に替わる標準的なプロトコルとして成長させてきた。複数の用途において、ブルートゥースは、低費用のソリューションおよび電力消費が低くなるように設計されたプロトコルのために、特に魅力的であり続けている。
[0005] 本明細書の例示的実施形態は、ブルートゥース低エネルギースキャンを介して動き検出を提供することが可能な、方法、コンピューティングデバイス、およびコンピュータ可読媒体を開示する。ブルートゥース低エネルギースキャンを使用して動きを検出することにより、ブルートゥース低エネルギースキャンよりも多くのエネルギーを使用する動き検出コンポーネントを、動きが検出されるまで無効にしておくことができる。
[0006] 一例では、方法が提供される。この方法は、コンピューティングデバイスのブルートゥースユニットを介して1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを受信することを含む。1つまたは複数のアドバタイズメントパケットは、それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられているようにすることができる。さらに、方法は、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて、コンピューティングデバイスの場所が変化したかどうかを判定することを含む。判定することは、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを、1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットの組と比較することを含む。また、方法は、コンピューティングデバイスが場所を変えたと判定することに応答して、アプリケーション処理ユニットの場所検出機能を有効にすることを含む。
[0007] 別の例では、コンピューティングデバイスが提供される。このコンピューティングデバイスは、1つまたは複数のプロセッサとブルートゥースユニットとの両方を含む。ブルートゥースユニットは、送信器および受信器の両方を含むことができる。送信器は、ブルートゥーススキャンを行うように構成することができる。受信器は、1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを受信するように構成することができる。1つまたは複数のアドバタイズメントパケットの各々は、それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられているようにすることができる。コンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイスの場所を判定するように構成されたアプリケーション処理ユニットも含むこともできる。さらに、コンピューティングデバイスは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとコンピューティングデバイスに機能を行わせるプログラム命令が記憶されたコンピュータ可読媒体も含むことができる。この機能は、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて、コンピューティングデバイスの場所が変化したかどうかを判定することを含む。判定することは、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを、1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットの組と比較することを含む。また、機能は、コンピューティングデバイスが場所を変えたと判定することに応答して、アプリケーション処理ユニットの場所検出機能を有効にすることを含む。
[0008] さらに別の例では、コンピューティングデバイスが提供される。このコンピューティングデバイスは、プロセッサと、プロセッサによって実行されるとコンピューティングデバイスに機能を行わせるプログラム命令が記憶されたコンピュータ可読媒体とを含むことができる。機能は、コンピューティングデバイスのブルートゥースユニットを介して、1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを受信することを含む。1つまたは複数のアドバタイズメントパケットは、それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられているようにすることができる。さらに、機能は、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて、コンピューティングデバイスの場所が変化したかどうかを判定することを含む。判定することは、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを、1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットの組と比較することを含む。また、機能は、コンピューティングデバイスが場所を変えたと判定することに応答して、アプリケーション処理ユニットの場所検出機能を有効にすることを含む。アプリケーション処理ユニットは、コンピューティングデバイスの場所を判定するように構成することができる。
[0009] 上記ならびに他の態様、利点、および代替形態は、適宜添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより、当業者に明らかになろう。
[0010]例示的なコンピューティングデバイスの図である。 [0011]例示的なコンピューティングデバイスの概略図である。 [0012]例示的なネットワーク化されたサーバクラスタの概略図である。 [0013]例示的なブルートゥースデバイスの概略図である。 [0014]別の例示的なブルートゥースデバイスの概略図である。 [0015]例示的なアドバタイズメントパケットの図である。 [0016]ブルートゥースデバイスの近くに位置するコンピューティングデバイスを示す図である。 [0017]ブルートゥース低エネルギースキャンを介して動き検出を提供する例示的方法の流れ図を示す。
[0018] 以下の詳細な説明では、添付図面を参照して、開示されるシステムおよび方法の様々な特徴および機能を説明する。図では、文脈が別途示さない限り、同様の符号は同様の構成要素を識別する。本明細書に記載される例示のためのシステムおよび方法の実施形態は、制限的なものではない。開示されるシステムおよび方法の特定の態様は、種々の異なる構成でアレンジし、組み合わせることが可能であり、そのような構成はすべて本明細書で企図されることは容易に理解できよう。
[0019] 上記のように、ブルートゥースは、電線に替わる標準的なプロトコルとして成長を続けており、電力消費が低くなるように設計されたプロトコルのために、特に魅力的であり続けている。詳細には、ブルートゥース低エネルギー(BLE(Bluetooth Low Energy))は、低電力デバイスが、複数の他のコンピューティングデバイスと通信するためのプロトコルを提供する。例えば、1つまたは複数のバッテリによって給電可能なコンピューティングデバイスを考えられたい。さらに、そのコンピューティングデバイスがワイヤレスヘッドセットや支払いデバイスなどの他のコンピューティングデバイスと通信するために、BLEのプロトコルを利用すると考える。例えば、コンピューティングデバイスの音楽再生アプリケーションが、ワイヤレスヘッドセットに音楽をストリーミングすることができる。詳細には、BLEのプロトコルは、BLEアドバタイズプロトコル(本明細書では、「アドバタイズプロトコル」または「アドバタイズパケット」と呼ぶ場合もある)を含むことができ、コンピューティングデバイスは、可能性としてはコンピューティングデバイスをワイヤレスヘッドセットと「ペアリング(pair)」するか、または接続するために、自身の存在をワイヤレスヘッドセットなどの他のコンピューティングデバイスに「宣伝(advertise)」、または通知することができる。そのため、アドバタイズプロトコルは、コンピューティングデバイスがコンピューティングデバイスの低い電力消費を保ちながら、ワイヤレスヘッドセットとペアリングすることができるように設計されている。
[0020] 加えて、BLEは、コンピューティングデバイスが、一度に2つ以上のデバイスと同時に対話できるようにすることもできる。例えば、コンピューティングデバイスは、そのコンピューティングデバイスの近傍に位置するブルートゥースデバイスを発見するためにブルートゥーススキャンを行うことができる。コンピューティングデバイスがワイヤレスブルートゥーススキャンを行うと、そのブルートゥーススキャンの範囲内にある各種のブルートゥースデバイスが、それに応答して、スキャンを行っているコンピューティングデバイスにアドバタイズパケットを送り返すことができる。
[0021] BLEのアドバタイズプロトコルにはいくつかの他の利点がある。例えば、上述のシナリオを考えると、コンピューティングデバイスは、他のプロトコルを使用するよりも、アドバタイズプロトコルを使用する方が、コンピューティングデバイスの近傍に位置するブルートゥースデバイスを高速に(かつより少ない消費エネルギーで)発見することができる。詳細には、アドバタイズプロトコルは、ワイヤレススペクトル、例えば2.4GHzのワイヤレススペクトルの3つのチャネルに固定することができる。したがって、ワイヤレススペクトルの全体はスキャンしないことにより、コンピューティングデバイスは、3つの固定されたチャネルを通じて他のブルートゥースデバイスを検出して、他のプロトコルよりも高速にBLEアドバタイズメントパケット(本明細書では「アドバタイズメントパケット」と呼ぶ場合もある)を送受信することができる。
[0022] アドバタイズメントパケットの電力使用が低いことの追加的な利益は、コンピューティングデバイスが、近隣のブルートゥースデバイスを求めるスキャンを使用して、そのコンピューティングデバイスが移動したかどうかを判定できる場合があることである。ブルートゥーススキャンを使用してアドバタイズメントパケットを受信することにより、コンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイスがブルートゥーススキャンから移動を検出するまで、追加的な場所検出ハードウェアの電源を切っておくことができる場合がある。そのため、ブルートゥーススキャンを使用してコンピューティングデバイスの移動を検出することにより、コンピューティングデバイスは、場所検出ハードウェアを必要時にのみ有効にすることによって、バッテリ電力をより効率的に使用できる可能性がある。
[0023] したがって、本明細書の実施形態は、ブルートゥース低エネルギースキャンを介して動き検出を提供するための例示的な方法、デバイス、およびコンピュータ可読媒体を提供する。そのため、単一のデバイス、例えばコンピューティングデバイスが、そのコンピューティングデバイスのブルートゥーススキャンの範囲内にある複数のブルートゥースデバイスから、複数のアドバタイズメントパケットを受信することができる。詳細には、アドバタイズメントパケットの各々は、何らかの関連付けられたデータを含むことができる。さらに、各アドバタイズメントパケットに関連付けられたデータは、そのアドバタイズメントパケットを送信しているそれぞれのブルートゥースデバイスの何らかの位置情報を示すデータを含むことができる。そのため、コンピューティングデバイスは、それぞれのブルートゥースデバイスの何らかの位置情報を示すデータを含んでいる少なくとも1つのアドバタイズメントパケットを受信することができる。さらに、上記のシナリオでは、コンピューティングデバイスは、第2のブルートゥーススキャンを行うことができる。第2のスキャンの結果、コンピューティングデバイスは、近隣のブルートゥースデバイスからアドバタイズメントパケットを受信する可能性がある。したがって、コンピューティングデバイスは、受信されたアドバタイズメントパケットの数およびそれらのアドバタイズメントパケットに含まれているデータの両方を比較して、そのコンピューティングデバイスが移動したかどうかを判定することができる。コンピューティングデバイスが移動している場合には、コンピューティングデバイス内のプロセッサが、それに応答して場所検出ハードウェアを有効にして、より精密なデバイスの場所を得ることができる。
[0024] 図1は、例示的なコンピューティングデバイスを示す。図1のシナリオ100に示されるように、コンピューティングデバイス102はスマートフォン(すなわちコンピューティングデバイス)として例示し、コンピューティングデバイス104は、デジタルテレビまたはモニタとして例示し、コンピューティングデバイス106はテーブルコンピュータとして例示し、コンピューティングデバイス108は別のスマートフォンとして例示することができる。ただし、図1に提供されるコンピューティングデバイス102〜108の構成は、例示のみを目的とすることを理解されたい。例えば、コンピューティングデバイス102は、様々な種類の着用型コンピューティングデバイスの中でもとりわけ、上記のシナリオに記載されるようにコンピューティングデバイスである可能性がある。また、場合によっては、コンピューティングデバイス102は、種々の可能性の中でもとりわけ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、および/または人間インターフェースデバイスである可能性がある。そのため、コンピューティングデバイス102は、例えば、ブルートゥース低エネルギースキャンを介して動き検出を提供することの関連で上記に記載されたコンピューティングデバイスのいずれの形態を取ってもよい。
[0025] さらに、図1に示すように、コンピューティングデバイス102は、いくつかの他のコンピューティングデバイスとペアリングまたは接続することができる。例えば、コンピューティングデバイス102は、接続110を通じてコンピューティングデバイス104とペアリングまたは接続することができる。さらに、コンピューティングデバイス102は、接続112を通じてコンピューティングデバイス106ともペアリングまたは接続することができる。さらに、コンピューティング102は、接続114を通じてコンピューティングデバイス108ともペアリングまたは接続することができる。また、接続110、112、および114は、種々の種類の接続の中でもとりわけ、BLUETOOTH(登録商標)接続および/またはブルートゥース低電力エネルギー(LPE)接続などの2地点間ワイヤレス接続とすることができる。
[0026] 場合によっては、コンピューティングデバイス102は、いくつかのアプリケーションを決定することができる。例えば、例えばアプリケーション116、118、および120が、コンピューティングデバイス102にダウンロードされることが可能である。場合によっては、アプリケーション116は、可能性としてはコンピューティングデバイス104のより大きなディスプレイに映像を表示するために、コンピューティングデバイス102からコンピューティングデバイス104に映像をストリーミングするための映像再生アプリケーションである可能性がある。さらに、アプリケーション118は、可能性としてはコンピューティングデバイス106のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を使用して情報に改変を加えるために、コンピューティングデバイス102からコンピューティングデバイス106に情報を送るためのプレゼンテーションアプリケーション、ワードアプリケーション、および/または表計算アプリケーションである可能性がある。さらに、アプリケーション120は、コンピューティングデバイス102とコンピューティングデバイス108の間でデータを送信するためのスマートフォンアプリケーションである可能性もある。コンピューティングデバイス102の各種アプリケーションは、コンピューティングデバイス104、106、および108の1つに支払い情報を通信することが可能な支払いアプリケーションの形態を取る場合もある。さらに他の実施形態では、コンピューティングデバイス102のアプリケーションは、コンピューティングデバイス108など近隣のコンピューティングデバイスを見つけるアプリケーションの形態を取る場合もある。
[0027] 図2は、例示的コンピューティングデバイスの概略図を示す。場合によっては、コンピューティングデバイス200は、例えば、図1との関係で上記に記載されたコンピューティングデバイスのいずれか、または、本明細書に記載される方法および機能を行うように構成することが可能な同様のデバイスの形態を取ることができる。この例では、コンピューティングデバイス200は、プロセッサ202、データ記憶204、ネットワークインターフェース206、および入力/出力機能208を含み、これらはすべてシステムバス210または同様の機構によって結合することができる。プロセッサ202は、1つまたは複数の汎用プロセッサ、および/または1つまたは複数の専用プロセッサ(例えば、特定用途集積回路、デジタル信号プロセッサ、ネットワークプロセッサ、アプリケーション処理ユニット等)などの1つまたは複数のCPUを含むことができる。
[0028] そして、データ記憶204は、揮発性および/または不揮発性のデータ記憶からなることができ、全体または一部がプロセッサ202と統合され得る。データ記憶204は、プロセッサ202により実行可能なプログラム命令、および、それらの命令によって操作されて本明細書に記載される様々な方法、処理、または機能を実行することができるデータを保持することができる。それに代えて、それらの方法、処理、または機能は、ハードウェア、ファームウェア、ならびに/または、ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの任意の組み合わせによって定義することもできる。例として、データ記憶204内のデータは、本明細書または添付図面に開示される方法、処理、または機能のいずれかを実行するためにプロセッサ202により実行可能な、場合によっては非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶されたプログラム命令を含むことができる。
[0029] ネットワークインターフェース206は、BLUETOOTH(登録商標)などのワイヤレス接続の形態を取ることができる。詳細には、ネットワークインターフェース206は、BLEプロトコルおよびそれに関連するアドバタイズプロトコルを含む、1つまたは複数のブルートゥース標準またはプロトコルを有効にすることができる。さらに、ネットワークインターフェース206は、アドバタイズパケットを他のコンピューティングデバイスに送信するための無線機を含むことができる。例えば、再度図1を参照すると、コンピューティングデバイス102は、コンピューティングデバイス104〜106とペアリングするためのネットワーク206も含むことができる。また、ネットワークインターフェース206は、IEEE802.11(Wi-Fi)またはワイドエリアワイヤレス接続など、他のワイヤレス接続の形態を取ることもできる。ただし、他の形態の物理的層接続および他の種類の標準または独自開発の通信プロトコルが、ネットワークインターフェース206を通じて使用されてよい。さらに、ネットワークインターフェース206は、複数の物理インターフェースを備えることができる。さらに、ネットワークインターフェース206は、イーサネット接続など、ワイヤライン接続の形態を取ることもできる。
[0030] 入力/出力機能208は、例示的なコンピューティングデバイス200とのユーザ対話を助けることができる。入力/出力機能208は、キーボード、マウス、タッチ画面など、複数種類の入力装置を備えることができる。同様に、入力/出力機能208は、画面、モニタ、プリンタ、または1つもしくは複数の発光ダイオード(LED)など、複数種類の出力装置を備えることができる。それに加えて、またはそれに代えて、例示的なコンピューティングデバイス200は、ネットワークインターフェース206を介して、またはユニバーサルシリアルバス(USB)や高精細マルチメディアインターフェース(HDMI)ポートなどの別のインターフェース(図示せず)を介して、別のデバイスからの遠隔アクセスを支援することができる。
[0031] 場所特定サービス210は、コンピューティングデバイス200が自身の場所を地理的に特定できるようにするのを助けることができる。様々な実施形態で、場所特定サービス210は様々な形態を取ることができる。例えば、場所特定サービス210は、全地球測位システム(GPS)、セルラーネットワークの場所特定、wifiを利用した場所特定、またはコンピューティングデバイスの場所を特定する他の手段を含むことができる。いくつかの実施形態では、場所特定サービス210は、コンピューティングデバイスのエネルギーを比較的多量に消費する可能性がある。そのため、不使用時には場所特定サービス210の電源を切っておくことが望ましい場合がある。さらに、場合によっては、場所特定サービス210が、GPS衛星、セルラーネットワーク、および/またはwifiネットワークを検出できない場合がある。場所設定手段が利用できないとき、または場所設定手段の信号が非常に弱いとき、場所特定サービス210は通常よりもさらに多くの電力を消費する可能性がある。そのため、状況によっては、コンピューティングデバイスが、場所提供信号が弱い地域にある時には、場所特定サービス210の電源を切っておくことが望ましい可能性がある。さらに、いくつかの追加的な実施形態では、コンピューティングデバイスが移動していない時には、既知の場所情報が変化しないので、場所特定サービス210の電源を切っておくことが望ましい可能性がある。
[0032] いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイス200は、デバイスプラットフォームまたはオペレーティングシステム(図示せず)を含むことができる。場合によっては、デバイスプラットフォームまたはオペレーティングシステムは、ブルートゥース、ブルートゥース低エネルギー(BLE)プロトコル、および/またはBLEのアドバタイズプロトコルと互換性がある場合がある。場合によっては、デバイスプラットフォームまたはオペレーティングシステムは、多階層のLinuxプラットフォームまたはオペレーティングシステムとして構成されることもある。デバイスプラットフォームは、種々のアプリケーションおよびアプリケーションフレームワーク、ならびに各種カーネル、ライブラリ、および実行時エンティティを含むことができる。他の例では、他のフォーマットまたはシステムでコンピューティングデバイス200を動作させることも可能である。
[0033] いくつかの実施形態では、1つまたは複数のコンピューティングデバイスが、可能性としては図1に示されるように、ネットワーク化されたアーキテクチャとして配備される場合がある。コンピューティングデバイスの正確な物理的場所、接続性、および構成は、他のコンピューティングデバイスには知られていない、および/または重要でないことがある。そのため、図1および図2のコンピューティングデバイスは、様々な遠隔の場所に収容されている可能性のある「クラウドベース」のデバイスと呼ぶこともできる。
[0034] 図3は、ネットワーク化されたサーバクラスタの概略図を示す。詳細には、サーバデバイス306は、例えば、図1および図2との関係で上記に記載したいずれかのコンピューティングデバイスの形態を取ることができる。図3では、コンピューティングデバイス200の機能は、サーバデバイス306、クラスタデータ記憶308、およびクラスタルータ310間に分散させることができ、それらはすべてローカルクラスタネットワーク312によって接続可能である。サーバクラスタ304内のサーバデバイス、クラスタデータ記憶、およびクラスタルータの数は、サーバクラスタ304に割り当てられるコンピューティング作業および/またはアプリケーションに依存する可能性がある。
[0035] 例えば、サーバデバイス306は、コンピューティングデバイス200の各種コンピューティング作業を行うように構成することができる。そのため、コンピューティング作業は、サーバデバイス306の1つまたは複数に分散させることができる。そのようなコンピューティング作業を並列に行える限りにおいて、そのような作業の分散により、それらの作業を完了して結果を返すのにかかる合計時間を減らすことができる。
[0036] クラスタデータ記憶308は、ハードディスクドライブの群への読出しおよび書込みアクセスを管理するように構成されたディスクアレイコントローラを含む、データ記憶アレイとすることができる。ディスクアレイコントローラは、単独で、またはサーバデバイス306と連携して、クラスタデータ記憶308に記憶されているデータのバックアップまたは冗長コピーを管理して、ディスクドライブの障害、またはサーバデバイス306の1つもしくは複数がクラスタデータ記憶308のユニットにアクセスできなくなる他の種類の障害から保護するように構成することもできる。
[0037] クラスタルータ310は、サーバクラスタに内部および外部の通信を提供するように構成されたネットワーキング機器を含むことができる。例えば、クラスタルータ310は、(i)クラスタネットワーク312を介したサーバデバイス306とクラスタデータ記憶308との間のネットワーク通信、および/または、(ii)ネットワーク300への通信リンク302を介したサーバクラスタ304と他のデバイスとの間のネットワーク通信、を提供するように構成された1つまたは複数のパケット交換デバイスおよび/または経路選定デバイスを含むことができる。
[0038] 加えて、クラスタルータ310の構成は、サーバデバイス306およびクラスタデータ記憶308のデータ通信要件、ローカルクラスタネットワーク312の待ち時間およびスループット、通信リンク302の待ち時間、スループット、および費用、ならびに/またはシステムアーキテクチャの費用、速度、耐障害性、回復力、効率および/もしくは他の設計上の目標に寄与し得る他の要因、に少なくとも部分的に基づくことができる。
[0039] 図4Aは、例示的なブルートゥースデバイスの概略図を示す。詳細には、ブルートゥースデバイス400は、例えば、上記のシナリオに記載したコンピューティングデバイスのいずれかと合体することができる。場合によっては、ブルートゥースデバイス400は、可能性としてはブルートゥースモジュールとして、上記のコンピューティングデバイスのいずれかに組み込まれてもよい。例えば、上記のシナリオのように、ブルートゥースデバイス400は、ワイヤレスヘッドセットおよび携帯型キーボードにアドバタイズメントパケットを送るために、コンピューティングデバイスに組み込むことができる。
[0040] この例では、ブルートゥースデバイス400は、アプリケーションマネジャ402、ホストスタック406、コントローラ410、および無線414を含む。詳細には、アプリケーションマネジャ402は、システムバス406または同様の機構によりホストスタック406に結合されることが可能である。さらに、ホストスタック406は、システムバス408または同様の機構によりコントローラ410に結合されることが可能である。さらに、コントローラ410は、システムバス412または同様の機構により無線に結合されることが可能である。
[0041] コントローラ410は、物理ブルートゥースコントローラインターフェースを含むことができる。さらに、物理ブルートゥースコントローラインターフェースは、可能性としてはブルートゥースデバイス400にダウンロードされたアプリケーションについてアドバタイズメントパケットを送信するために、物理ブルートゥース静的ランダム(BSR)アドレス410Aに対応することができる。例えば、上記のシナリオを再度参照し、ブルートゥースデバイス400がコンピューティングデバイスと一体化されていると考える。そのため、音楽再生アプリケーションをブルートゥースデバイス400にダウンロードすることができる。さらに、コントローラ410は、音楽再生アプリケーションについてのアドバタイズメントパケットを送信するために、BSRアドレス410Aに対応することができる。
[0042] ブルートゥースデバイス400は、機能性に応じて異なるモードで動作することができる。場合によっては、ブルートゥースデバイス400の機能性は、ブルートゥースデバイス400のユーザによって制御される場合がある。上記のシナリオを考えると、ユーザが、ブルートゥースデバイス400に、またはコンピューティングデバイス200、可能性としてはブルートゥースデバイス400と合体している可能性のあるコンピューティングデバイスに、入力を提供することができる。詳細には、ユーザは、可能性としてはグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である入力/出力機能208に入力を提供して、音楽再生アプリケーションを開始し、ワイヤレスヘッドセットに音楽をストリーミングすることができる。そのため、ブルートゥース400の動作モードはアドバタイズモードを含むことができる。
[0043] いくつかの実施形態では、アドバタイズモードは、ブルートゥースデバイス400が周期的にアドバタイズパケットを送信することを伴う。さらに、ブルートゥースデバイス400は、他のデバイスから要求があると、より多くの情報で応答することができる。また、ブルートゥース400は、スキャンモード、親デバイスモード、および子デバイスモードなどの他のモードも有することができる。いくつかの実施形態では、スキャナモードは、ブルートゥースデバイス400が、他のデバイスから送信されたアドバタイズメントパケットを検知しようとする(listen)ことを含むことができる。
[0044] いくつかの実施形態では、ブルートゥースデバイス400は、アドバタイズメントモードで別のコンピューティングデバイスとの接続を確立することができる。例えば、上記のシナリオを再度参照し、ブルートゥースデバイス400がコンピューティングデバイスと一体化されていると考える。そのため、ワイヤレスヘッドセットは、ブルートゥースデバイス400から送られる望ましいアドバタイズパケットを求めてスキャンすることができる。アドバタイズメントパケットを受信すると、ワイヤレスヘッドセットは、ブルートゥースデバイス400にペアリング要求または接続要求を送ることができる。ペアリングが確立されると、ワイヤレスヘッドセットが子デバイスになることができ、ブルートゥースデバイス400が親デバイスになることができる。
[0045] 図4Bは、別の例示的ブルートゥースデバイスの概略図を示す。詳細には、ブルートゥースデバイス420は、例えば、図1〜図4Aとの関係で上記に記載したコンピューティングデバイスおよびブルートゥースデバイスのいずれかの形態を取ることができる。例えば、図4Aに示すように、ブルートゥースデバイス420も、アプリケーションマネジャ402、ホストスタック406、コントローラ410、および無線414を含む。さらに、アプリケーションマネジャ402は、システムバス404または同様の機構によりホストスタック406に結合されることが可能である。さらに、ホストスタック406は、システムバス408または同様の機構によりコントローラ410に結合されることが可能である。さらに、コントローラ410は、システムバス412または同様の機構により無線に結合されることが可能である。
[0046] アプリケーション422、424、および426は、ブルートゥースデバイス420および/またはブルートゥースデバイス420と合体されたコンピューティングデバイスにダウンロードすることができる。場合によっては、アプリケーション422、424、および426は、例えば、図1との関係で上記に記載されたアプリケーション116、118、および120の形態をそれぞれ取ることができる。さらに、アプリケーション422、424、および426は、それぞれアプリケーションインターフェース428、430、および432を通じて、アプリケーションマネジャ402とアドバタイズメントデータをやり取りすることができる。さらに、アプリケーション424と426の間の省略記号で示されるように、追加的なアプリケーションが、アプリケーションマネジャ402とアドバタイズメントデータのやり取りを試みる可能性がある。さらに、アプリケーション422、424、および426は、アプリケーションマネジャ402と通信して、他のデバイス(図4には図示せず)とアドバタイズメントパケットをやり取りすることができる。
[0047] いくつかの実施形態では、ブルートゥースデバイス420は、アドバタイズメントモードに入って、アプリケーション422、424、および426について無線を介してアドバタイズメントパケットを送信することができる。上記のように、コントローラ410には、他のコンピューティングデバイスにアドバタイズメントパケットを送信するために単一のブルートゥース静的アドレス410Aを割り当てることができる。例えば、ブルートゥースデバイス420は、BSRアドレス410Aを含むようにアドバタイズメントパケット436を作成することができる。そのため、アドバタイズメントパケット436は、アプリケーション102、104、および106の1つまたは複数について、無線414を通じて送信される可能性がある。
[0048] 図4Cは、例示的なアドバタイズメントパケットを示す。詳細には、アドバタイズメントパケット440は、例えば、図1〜図4Bとの関係で上記に記載したアドバタイズメントパケットのいずれかの形態を取ることができる。いくつかの追加的な実施形態では、ブルートゥースタグがアドバタイズメントパケット440を通信することができる。ブルートゥースタグは、固定された場所を持つように、かつ場所データを含んでいるアドバタイズメントパケット440でブルートゥーススキャンに応答するように構成することができる。図4Cに示すように、アドバタイズメントパケット440は、プリアンブル442、アクセスアドレス444、2〜39バイトのペイロードデータ単位(PDU)446、および巡回冗長検査(CRC)448を含むことができる。
[0049] また、PDU446は、ヘッダ450、および6〜37バイトのアドバタイズメントペイロード452を含むことができる。さらに、アドバタイズメントペイロード452は、ヘッダ454、MACアドレス456、および最大31バイトのアドバタイズメントデータ458を含むことができる。上記のシナリオで述べたように、この31バイトの空間が、アプリケーション422、424、および426について送信できるアドバタイズメントデータを制約する可能性がある。詳細には、コンピューティングデバイス420は、可能性としてはアプリケーション422、424、および426の1つまたは2つについて、1つのアドバタイズメントパケット436を送信する場合がある。例えば、31バイトの空間で、アプリケーション422および424のアドバタイズメントデータは可能であるが、アプリケーション426は可能でない見込みが高い。さらに別の例で、31バイトの空間は、アドバタイズメントパケットを介して通信される可能性のある場所データを含むことがある。しかし、場合によっては、図1のアプリケーション424と426と間の省略記号で示されるように、追加的なアプリケーションが存在する可能性がある。そのため、追加的なアプリケーションは、31バイトの空間の制約と、1つのみのブルートゥース静的アドレス118Aのために、アドバタイズメントデータを送信するための待機期間に遭遇する可能性がある。
[0050] 図5は、ブルートゥースデバイス504a〜504iの近くに位置するコンピューティングデバイス502があるシナリオ500を示す。詳細には、図5のシナリオ500は、コンピューティングデバイス502を所有する人物が建物の中を歩き回っているシナリオに相当する可能性がある。例えば、シナリオ500は、オフィスビル、店舗などで発生する可能性がある。加えて、シナリオ500は、コンピューティングデバイス502が、図6のブロック602〜608の1つまたは複数によって示される、1つまたは複数の工程、処理、および/または機能を行うことを含む可能性がある。
[0051] コンピューティングデバイス502を所有する人物が、入口506から建物に入ることができる。人物が建物に入ると、建物のために、標準的な場所特定サービス(例えば図2の場所特定サービス210)が正しく働かなくなる可能性がある。例えば、建物がGPS信号を部分的に遮断する可能性がある。別の例では、建物が場所の検出を妨げるために、建物が原因となって場所特定サービスが通例よりも多くのエネルギーを使用する場合がある。そのため、建物の中で動作する際には、場所特定サービスは正しく働かないか、または通常より大幅に多いバッテリ電力を消費する可能性がある。さらに、場所特定サービスが正しく機能していない時、または高い消費電力になる見込みである時は、コンピューティングデバイス502が自身の場所特定サービスを無効にすることが望ましいこともある。
[0052] いくつかの実施形態では、建物の入口506は、コンピューティングデバイスが建物に入る時にコンピューティングデバイスの場所特定サービスが正しく働く最後の地点である可能性がある。加えて、入口506は、コンピューティングデバイスに対して基準データとして機能することもできる。入口は、場所特定サービスがモバイルに正しい場所情報を提供する地点である可能性がある。したがって、いくつかの実施形態では、コンピューティングデバイスが入口506に対する自身の位置を算出できると、有利である可能性がある。さらに、コンピューティングデバイスの正確な場所は、入口506からの基準データと、コンピューティングデバイス502の相対的な位置とに基づいて計算することができる。
[0053] 店舗は、ブルートゥースデバイス504a〜504iを備えることができる。ブルートゥースデバイス504a〜504iは、図5に示すようにグリッド状に配置されるか、またはブルートゥースデバイス504a〜504iは異なるレイアウトに配置することができる。ブルートゥースデバイス504a〜504iは、コンピューティングデバイス502などのコンピューティングデバイスがブルートゥーススキャンを行うのを待つように構成することができる。ブルートゥーススキャンに応答して、ブルートゥースデバイス504a〜504iは、アドバタイズパケット510a〜510dなどのアドバタイズパケットで応答することができる。いくつかの実施形態では、ブルートゥーススキャンの範囲内にあるブルートゥースデバイスだけがアドバタイズパケットで応答することができる。
[0054] ブルートゥースデバイス504a〜504iがアドバタイズパケットを送信する時、各ブルートゥースデバイスは、場所データと共にアドバタイズパケットを送信することができる。特定の実施形態に応じて、場所データは多くの異なる形態を取ることができる。いくつかの実施形態では、ブルートゥースデバイス504a〜504iの各々がグリッドシステムに位置する場合がある。グリッドシステムでは、ブルートゥースデバイス504a〜504iの各々は、互いのブルートゥースデバイス504a〜504iから所定の距離に位置することができる。グリッドは、対称(例えばブルートゥースデバイスの前後および左右の間隔が同一の間隔)、または非対称(例えば、ブルートゥースデバイスの前後の間隔と左右の間隔とが異なる間隔)とすることができる。追加的な実施形態では、ブルートゥースデバイス504a〜504iの各々はグリッドに置かれない場合もある。ブルートゥースデバイス504a〜504iは、建物内にほぼあらゆる間隔で置かれる可能性がある。そのため、ブルートゥースデバイス504a〜504iの実際の場所は、実施形態によっては必要とされない場合もある。
[0055] ブルートゥースデバイス504a〜504iがグリッド状に間隔を空けて設置される実施形態では、ブルートゥースデバイス504a〜504iの各々が、スキャンを行っているコンピューティングデバイスに、相対位置情報を含むアドバタイズパケットを通信することができる。相対位置情報は、座標場所データを含むことができる。座標場所データは、入口506など、局所的な基準点からの相対的な場所情報の形態を取ることができる。一例では、図5に示すように、コンピューティングデバイス502がブルートゥーススキャンを行っている。ブルートゥースデバイス504a〜504iのレイアウトでは、ブルートゥースデバイス504cは、右上に位置し、最も入口506に近い。したがって、ブルートゥースデバイス504cは、入口506の左側が1の位置で、入口506の下方が0の位置なので、コンピューティングデバイスにアドバタイズメントパケットを通信する際、ブルートゥースデバイス504cは、座標場所(1,0)を通信することができる。ブルートゥースデバイス504bは、入口506の左側が2の位置で、入口506の下方が0の位置なので、ブルートゥースデバイス504bは座標場所(2,0)を通信することができる。ブルートゥースデバイス504fは、入口506の左側が1の位置で、入口506の下方が1の位置なので、ブルートゥースデバイス504fは座標場所(1,1)を通信することができる。そして、ブルートゥースデバイス504fは入口506の左側が2の位置で、入口506の下方が1の位置なので、ブルートゥースデバイス504eは、座標場所(2,1)を通信することができる。
[0056] 他の実施形態では、ブルートゥースデバイス504a〜504iの各々は、スキャンを行っているコンピューティングデバイスに、広域場所データを含むアドバタイズパケットを通信することができる。広域場所データは、地理座標系データを含むデータを含むことができる。地理座標系データは、それぞれのブルートゥースデバイスが位置する地球上の正確な座標の形態を取ることができる。例えば、地理座標系データは、GPSユニットによって計算されるデータと同じ種類とすることができる。さらに他の一例では、ブルートゥースデバイス504a〜504iの各々は、GPSユニットを備えるか、または各自の正確な座標がデバイス内にプログラムされている場合がある。コンピューティングデバイス502がブルートゥーススキャンを行うと、コンピューティングデバイス502は、コンピューティングデバイス502のブルートゥース範囲内にある各種ブルートゥースデバイスの地理座標系データを受信することができる。
[0057] 図6は、ブルートゥース低エネルギースキャンを介して動き検出を提供する例示的方法の流れ図を示す。詳細には、図6の方法600は、図1〜図5に関係して上記に記載されたコンピューティングデバイスの1つまたは複数によって実行または実施することができる。例えば、方法600は、ブルートゥースデバイス504a〜504iからアドバタイズメントパケットを受信するために、図5のコンピューティングデバイス502によって実行することができる。さらに、方法600は、ブロック602〜608の1つまたは複数によって示される1つまたは複数の工程、処理、および/または機能を含むことができる。ブロックは連続した順序で示されるが、それらのブロックのいくつかは、同時に行うこと、および/または図示される順序とは異なる順序で行うことも可能である。また、様々なブロックは、特定の実装形態に基づいて、組み合わせてより少ない数のブロックにする、分割して追加的なブロックを作る、および/または削除されてもよい。
[0058] ブロック602で、方法600は、コンピューティングデバイスのブルートゥースユニットを介してスキャンを行うことを含む。コンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイスの近傍に位置するブルートゥースデバイスを発見することを試みてブルートゥーススキャンを行うことができる。ブルートゥーススキャンの範囲内にあるブルートゥースデバイスは、そのブルートゥースデバイスがスキャンを受信すると、それに応答してアドバタイズパケットをコンピューティングデバイスに送り返すことができる。
[0059] ブルートゥースのアドバタイズプロトコルは、コンピューティングデバイスにいくつかの利点を提供することができる。アドバタイズプロトコルは、コンピューティングデバイスが、他のプロトコルを使用するよりも、コンピューティングデバイスの近傍に位置するブルートゥースデバイスを高速に(かつより少ない消費エネルギーで)発見できるようにすることができる。詳細には、アドバタイズパケットを送信させるスキャンは、ワイヤレススペクトル、例えば2.4GHzのワイヤレススペクトルの3つのチャネルに固定することができる。したがって、ワイヤレススペクトルの全体はスキャンしないことにより、コンピューティングデバイスは、3つの固定されたチャネルを通じて他のブルートゥースデバイスを検出することができ、他のプロトコルよりも効率的にアドバタイズメントパケットを送受信することができる。
[0060] ブロック604で、方法600は、行われたスキャンに応答して、ブルートゥースユニットを介して1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを受信することをさらに含む。コンピューティングデバイスがワイヤレスブルートゥーススキャンを行うと、そのブルートゥーススキャンの範囲内にある各種のブルートゥースデバイスが、それに応答して、スキャンを行っているコンピューティングデバイスにアドバタイズパケットを送り返すことができる。したがって、コンピューティングデバイスは、当該ブルートゥーススキャンの範囲にあったブルートゥースデバイスから、少なくとも1つのアドバタイズパケットを受信することができる。1つまたは複数の受信されたアドバタイズメントパケットは、それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられているようにすることができる。加えて、1つまたは複数のアドバタイズメントパケットは、それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられたデータを含むことができる。それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられたデータは、それぞれのブルートゥースデバイスの場所に関連するデータを含むことができる。
[0061] ブルートゥースデバイスがアドバタイズパケットを送信する時、各ブルートゥースデバイスは、場所データと共にアドバタイズパケットを送信することができる。特定の実施形態に応じて、場所データは多くの異なる形態を取ることができる。例えば、ブルートゥースデバイスは、相対位置情報または地理座標系データのどちらかを介してそれぞれのブルートゥースデバイスの場所に関連するデータを提供するように構成することができる。
[0062] いくつかの実施形態で先に論じたように、ブルートゥースデバイスの各々はグリッドシステムに位置する場合がある。グリッドシステムでは、ブルートゥースデバイスの各々は、互いのブルートゥースデバイスから所定の距離に位置することができる。ブルートゥースデバイスがグリッド状に間隔を空けて設置される実施形態では、各ブルートゥースデバイスは、スキャンを行っているコンピューティングデバイスに、相対位置情報を含むアドバタイズパケットを通信することができる。相対位置情報は座標場所データを含むことができる。座標場所データは、局所的な基準点からの相対的な場所情報の形態を取ることができる。例えば、場所情報は、特定の位置に対するX座標およびY座標を含むことができる。
[0063] 他の実施形態では、ブルートゥースデバイスの各々は、スキャンを行っているコンピューティングデバイスに、広域場所データを含むアドバタイズパケットを通信することができる。広域場所データは、GPSデータと同様の地理座標系データを含むデータを含むことができる。したがって、地理座標系データは、地球の表面上におけるそれぞれのブルートゥースデバイスの絶対的な場所を提供することができる。
[0064] ブロック606で、方法600は、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて、コンピューティングデバイスの場所が変化したかどうかを判定することをさらに含み、判定することは、受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットの組と比較することを含む。判定することは、ブルートゥースユニットのプロセッサなど、コンピューティングデバイスの様々な処理装置によって行うことができる。
[0065] ブルートゥースユニットの場所が変化したかどうかを判定するために、コンピューティングデバイスは、受信されたアドバタイズメントパケットを基準アドバタイズメントパケットと比較することができる。この比較が、受信されたアドバタイズメントパケットと基準アドバタイズメントパケットとの高い類似度を示す場合、モバイルデバイスは、当該モバイルデバイスが移動していないことを高い確率で判定できる可能性がある。一方、比較が、受信されたアドバタイズメントパケットと基準アドバタイズメントパケットとの低い類似度を示す場合、モバイルデバイスは、当該モバイルデバイスが移動していないことを高い確率で判定できる可能性がある。
[0066] 図5に関して論じたように、ブルートゥースデバイスは、データを含んでいるアドバタイズメントパケットを送信することができる。いくつかの実施形態では、このデータは場所情報を含む。ただし、他の実施形態では、このデータは場所情報を含まなくてよく、データは、スキャンに応答するそれぞれのブルートゥースデバイスの識別情報のみを含む場合がある。提供されたデータの種類に基づいて、モバイルデバイスは、自身が移動したか否かを種々のやり方で判定することができる。いくつかの実施形態では、モバイルデバイスは、第1のブルートゥーススキャンを行って、基準アドバタイズメントパケットの組を得ることができる。それらの基準アドバタイズメントパケットは、建物の玄関など、モバイルデバイスに知られている場所に対応することができる。他の実施形態では、モバイルデバイスは、基準アドバタイズメントパケットの組を含むデータをワイヤレスに受信することができる。例えば、建物に入る時に、その店舗内に進入する時に受信することをモバイルデバイスが予想できる基準アドバタイズメントパケットに関係するデータの組を、ブルートゥースデバイスが通信することができる。
[0067] 加えて、モバイルデバイスは、そのモバイルデバイスが移動した確率を、アドバタイズメントパケットを分析することに基づいて確定することができる。この確率は、モバイルデバイスが自身が移動したと考える度合いに基づくことができる。他の場合には、確率は、それぞれのアドバタイズメントパケットでブルートゥースデバイスから受信されるデータの分析に基づくことができる。
[0068] はじめに、ブルートゥースデバイスが、場所データを含まないデータを含んでいるアドバタイズメントパケットを送信する場合、モバイルデバイスは、受信されたアドバタイズメントパケットの数と、各パケットに含まれているデータとの両方に基づいて、受信されたアドバタイズメントパケットと基準アドバタイズメントパケットを比較することができる。例えば、所与の場所で、モバイルデバイスが第1のブルートゥーススキャンを行うことができる。この第1のスキャンの結果、6台のブルートゥースデバイスが応答アドバタイズパケットを送信する可能性がある。それらのアドバタイズパケットは各々、それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられた一意の識別子を含むことができる。モバイルデバイスは、第2の時に第2のスキャンを行うことができる。この第2のスキャンの結果、5台のブルートゥースデバイスが応答アドバタイズパケットを送信する可能性があり、各パケットは、それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられた一意の識別子を含んでいる。そして、モバイルデバイスは、2回のスキャンを比較することができる。
[0069] まず、スキャンに応答したブルートゥースデバイスの数が なので、モバイルデバイスは、そのモバイルデバイスが移動した見込みが高いと判定することができる。ただし、モバイルデバイスは、スキャンに応答した各ブルートゥースデバイスの一意の識別子も調べることができる。場合によっては、第2のスキャンの5台のブルートゥースデバイスすべてが、第1のスキャンにも応答してアドバタイズメントパケットを送信している可能性がある。加えて、モバイルデバイスは、受信された各アドバタイズメントパケットの電力レベルを分析することができる。例えば、第1のスキャンの一部であったが、第2のスキャンの一部ではない第6のブルートゥースデバイスが、ほぼ検出できないほど低い電力レベルでモバイルデバイスに受信されたアドバタイズメントパケットを送信した可能性がある。この場合には、第2のスキャンにこの第6のブルートゥースデバイスが存在しないことは、モバイルデバイスの動きが原因ではない可能性がある。したがって、2回のそれぞれのスキャンで得られたアドバタイズメントパケットの組は著しく重複するので、モバイルデバイスは、当該モバイルデバイスが移動した確率が高いことを判定することができる。
[0070] 別の例では、第1のスキャンの結果、同様に6台のブルートゥースデバイスが応答アドバタイズパケットを送信し、第2のスキャンの結果、5台のブルートゥースデバイスが応答アドバタイズパケットを送信する可能性がある。モバイルデバイスがその2回のスキャンを比較すると、モバイルデバイスは、第1のスキャンでは、第2のスキャンでアドバタイズメントパケットを受信しなかった2台のデバイスからアドバタイズメントパケットを受信したことを判定することができる。加えて、モバイルデバイスは、第2のスキャンでは、第1のスキャンでアドバタイズメントパケットを受信しなかった1台のデバイスからアドバタイズメントパケットを受信したことを判定することができる。したがって、2回のそれぞれのスキャンによるアドバタイズメントパケットの組は重複がないので、モバイルデバイスは、当該モバイルデバイスが移動した確率が高いと判定することができる。
[0071] さらに別の例では、第1のスキャンの結果、同様に5台のブルートゥースデバイスが応答アドバタイズパケットを送信し、第2のスキャンの結果、5台のブルートゥースデバイスが応答アドバタイズパケットを送信する可能性がある。モバイルデバイスがその2回のスキャンを比較すると、モバイルデバイスは、その2回のスキャンによるアドバタイズメントパケットが同じブルートゥースデバイスからのものであることを判定することができる。したがって、モバイルデバイスは、それら様々なアドバタイズメントパケットの受信電力レベルおよび関連する電力比を分析して、モバイルデバイスが移動したかどうかを判定することができる。例えば、受信電力比の大きな変化は、モバイルデバイスが移動したことを示す可能性がある。対して、電力比に著しい変化がないことは、モバイルデバイスが移動しなかったことを示す可能性がある。
[0072] さらに他の実施形態では、ブルートゥースデバイスは、場所情報を含むデータを有するアドバタイズメントパケットを送信することができる。場所情報は、座標場所データを含む相対位置情報、または広域場所データのどちらかを含む。アドバタイズメントパケットが場所データを含んでいる場合、モバイルデバイスは、先に論じたモバイルデバイスが移動したかどうかを判定する方法を使用するか、またはモバイルデバイスはその場所情報を活用することができる。
[0073] 例えば、所与の場所で、モバイルデバイスが第1のブルートゥーススキャンを行うことができる。この第1のスキャンの結果、4台のブルートゥースデバイスが応答アドバタイズパケットを送信する可能性がある。それらのアドバタイズパケットは各々、場所情報を含んでいる可能性がある。モバイルデバイスは、第2の時に第2のスキャンを行うことができる。この第2のスキャンの結果、4台のブルートゥースデバイスが応答アドバタイズパケットを送信する可能性があり、各パケットは場所情報を含んでいる。そして、モバイルデバイスは、2回のスキャンを比較することができる。
[0074] 一例では、場所情報は、座標場所データとすることができる。第1のスキャンの結果、モバイルデバイスは、座標場所(0,0)、(1,0)、(0,1)、および(1,1)に対応するデータを有するアドバタイズメントパケットを受信する可能性がある。第2のスキャンの結果、モバイルデバイスは、座標場所(0,1)、(1,1)、(0,2)、および(1,2)に対応するデータを有するアドバタイズメントパケットを受信する可能性がある。したがって、モバイルデバイスは、第1のスキャンは、(0,0)、(1,0)、(0,1)、および(1,1)に対応する4台のブルートゥースデバイスの近傍の地域内で行われた可能性が高く、第2のスキャンは、(0,1)、(1,1)、(0,2)、および(1,2)に対応する4台のブルートゥースデバイスの近傍の地域内で行われた可能性が高いと判定することができる。したがって、モバイルデバイスは、アドバタイズパケットデータから、受信された座標の変化に基づいて移動の確率を判定できる可能性がある。
[0075] さらに、モバイルデバイスは、スキャンごとに平均座標を計算することができる。第1のスキャンでは、平均は(0.5,0.5)であり、第2のスキャンでは、平均は(0.5,1.5)である。したがって、モバイルデバイスは、平均座標の変化に基づいて移動の確率を判定できる可能性がある。さらにいくつかの他の実施形態では、モバイルデバイスは、様々なアドバタイズメントパケットの受信電力レベルに基づいて、重み付けした平均座標を計算することができる。
[0076] 場所情報が広域場所データである実施形態では、座標場所データと同じ計算を広域場所データに行うことができる。一例では、コンピューティングデバイスが建物に入ると、コンピューティングデバイスはデバイス上の場所特定サービスを使用して広域場所データを得ることができる。広域場所データは、基準データの役目を果たすことができる。建物の中に入ると、場所特定サービスは、広域場所データを提供するように働かなくなるか、または信頼性の低下したデータを提供する場合がある。しかし、ブルートゥースデバイスは、広域場所データを、データと共にアドバタイズメントパケットで提供することができる。そのため、モバイルデバイスは、場所特定サービスによって提供される広域場所データを、アドバタイズメントパケット中のデータを介してブルートゥースデバイスによって提供される広域場所データと比較して、そのモバイルデバイスが移動したか否かを判定することができる。
[0077] ブロック608で、方法600は、ブルートゥースユニットが場所を変えたと判定するのに応答して、アプリケーション処理ユニットの場所検出機能を有効にすることをさらに含む。アプリケーション処理ユニットは、ブルートゥースユニットの場所を判定するように構成することができる。アプリケーション処理ユニットは、追加的な場所特定サービスハードウェア(GPS、Wifiなど)を使用して、コンピューティングデバイス実際の場所を判定することがあるため、場所特定サービスハードウェアが無効になっている時にコンピューティングデバイスが使用するよりも大幅に多いエネルギーをコンピューティングデバイスに使用させる可能性がある。したがって、必要時のみソフトウェアもしくはハードウェアおよび/またはアプリケーション処理ユニットを介して場所特定サービスを有効にすることにより、コンピューティングデバイスは、著しい電力を節減することができる。
[0078] そのため、アプリケーション処理ユニットの場所検出機能が有効にされると、場所検出機能は、自身で計算を行ってモバイルデバイスの正確な場所を判定するか、または場所特定サービスハードウェアを有効にしてモバイルデバイスの正確な場所を判定することができる。いずれの場合にも、モバイルデバイスは、低電力モード(アプリケーション処理ユニットが無効にされる)から高電力モード(アプリケーション処理ユニットが有効にされる)に遷移する。
[0079] 本明細書に開示される方法600、他の工程、処理、および/または機能は、例示的実施形態の可能な実装形態を示していることに留意されたい。これに関して、図4Aおよび図4Bの各ブロックは、方法600の特定の論理機能を行うように設計または配線されたハードウェア、チップセット、および/または回路に対応し得る。さらに、方法600の各ブロックは、方法の特定の論理機能または工程を実施するためにプロセッサにより実行可能な1つまたは複数の命令を含む、モジュール、セグメント、またはプログラムコードの一部を表すことができる。プログラムコードは、例えば、ディスクまたはハードドライブを含む記憶装置など、任意種類のコンピュータ可読媒体に記憶することができる。
[0080] コンピュータ可読媒体は、例えばレジスタメモリ、プロセッサキャッシュ、およびランダムアクセスメモリ(RAM)のように短期間データを記憶するコンピュータ可読媒体などの非一時的なコンピュータ可読媒体を含むことができる。コンピュータ可読媒体は、例えば読出し専用メモリ(ROM)、光学または磁気ディスク、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)のような、2次記憶または恒久的な長期間の記憶などの非一時的な媒体も含むことができる。コンピュータ可読媒体は、任意の他の揮発性または不揮発性の記憶システムであってもよい。コンピュータ可読媒体は、例えば、コンピュータ可読記憶媒体、有形の記憶装置、または他の製造品と考えることもできる。
[0081] 本明細書に記載される構成は、例のみを目的とすることを理解されたい。そのため、当業者は、他の構成および他の要素(例えば、機械、インターフェース、機能、順序、および機能のグループ化など)が代わりに使用可能であり、要素の中には所望の結果に応じて完全に省略可能であるものもあることを認識されよう。さらに、記載される要素の多くは、個別の構成要素もしくは分散された構成要素、または、任意の適切な組み合わせおよび場所で他の構成要素と連携して実施することが可能な機能的な実体であり、あるいは独立した構造として記載される他の構造的要素が組み合わせられてよい。
[0082] 様々な態様および実施形態が本明細書に開示されたが、他の態様および実施形態が当業者には明らかになろう。本明細書に開示される様々な態様および実施形態は、例示を目的とし、制限的なものではなく、真の範囲は、以下の特許請求の範囲およびそれらの請求項に該当する均等物の全範囲によって示される。本明細書で使用される用語は特定の実施形態を説明することのみを目的とし、制限的なものではないことも理解されたい。

Claims (20)

  1. コンピューティングデバイスのブルートゥースユニットを介して1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを受信することであって、前記1つまたは複数のアドバタイズメントパケットはそれぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている、受信することと、
    前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて、前記ブルートゥースユニットの処理ユニットを介して、前記コンピューティングデバイスの場所が変化したと判定することであって、前記判定することは、前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットと比較することを含む、判定することと、
    前記コンピューティングデバイスが場所を変えたと判定することに応答して、前記コンピューティングデバイスのアプリケーション処理ユニットの場所検出機能を有効にすることと
    を含む方法。
  2. 前記それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている前記データが、前記それぞれのブルートゥースデバイスの座標場所データを含み、前記座標場所データは、局所的な基準点からの相対場所情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている前記データが、前記それぞれのブルートゥースデバイスの広域場所データを含み、前記広域場所データは、地理座標系データを含んでいるデータを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットが、前記ブルートゥースユニットを介して行われた以前のスキャンで記憶されている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記コンピューティングデバイスの場所が変化したかどうかを判定することが、前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて移動の確率を計算し、前記移動の確率を閾値と比較することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記アプリケーション処理ユニットが、前記座標場所データに基づいて前記コンピューティングデバイスの前記場所を判定するように構成される、請求項2に記載の方法。
  7. 前記アプリケーション処理ユニットが、前記広域場所データに基づいて前記コンピューティングデバイスの前記場所を判定するように構成される、請求項2に記載の方法。
  8. 前記コンピューティングデバイスが
    前記アプリケーション処理ユニットを介して、初期基準場所データを取得し、
    初期基準場所データを取得した後に前記アプリケーション処理ユニットを無効にすること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. コンピューティングデバイスであって、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    ブルートゥースユニットを介して1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを受信するように構成された受信器を備えるブルートゥースユニットであって、前記1つまたは複数のアドバタイズメントパケットはそれぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている、ブルートゥースユニットと、
    前記コンピューティングデバイスの場所を判定するように構成されたアプリケーション処理ユニットと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると前記コンピューティングデバイスに機能を行わせるプログラム命令が記憶されたコンピュータ可読媒体と
    を備え、前記機能は、
    前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて、前記コンピューティングデバイスの場所が変化したかどうかを判定することであって、前記判定することは、前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットと比較することを含む、判定することと、
    前記コンピューティングデバイスが場所を変えたと判定することに応答して、前記コンピューティングデバイスの前記アプリケーション処理ユニットの場所検出機能を有効にすることと
    を含む、コンピューティングデバイス。
  10. 前記それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている前記データが、前記それぞれのブルートゥースデバイスの座標場所データを含み、前記座標場所データは、局所的な基準点からの相対場所情報を含み、
    前記アプリケーション処理ユニットが、前記座標場所データに基づいて前記コンピューティングデバイスの前記場所を判定するように構成される、請求項9に記載のコンピューティングデバイス。
  11. 前記それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている前記データが、前記それぞれのブルートゥースデバイスの広域場所データを含み、前記広域場所データは、地理座標系データを含んでいるデータを含み、
    前記アプリケーション処理ユニットが、前記広域場所データに基づいて前記コンピューティングデバイスの前記場所を判定するように構成される、請求項9に記載のコンピューティングデバイス。
  12. 前記1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットが、前記ブルートゥースユニットを介して行われた以前のスキャンで記憶されている、請求項9に記載のコンピューティングデバイス。
  13. 前記コンピューティングデバイスの場所が変化したかどうかを判定することが、前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて移動の確率を計算し、前記移動の確率を閾値と比較することをさらに含む、請求項9に記載のコンピューティングデバイス。
  14. 前記アプリケーション処理ユニットが、前記アプリケーション処理ユニットを介して、初期基準場所データを取得するように構成されることと、
    前記機能が、初期基準場所データを取得した後に前記アプリケーション処理ユニットを無効にすることをさらに含むことと
    をさらに含む、請求項9に記載のコンピューティングデバイス。
  15. 1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、コンピューティングデバイスに関連して機能を行わせるプログラム命令が記憶されたコンピュータ可読媒体であって、前記機能は、
    コンピューティングデバイスのブルートゥースユニットを介して1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを受信することであって、前記1つまたは複数のアドバタイズメントパケットはそれぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている、受信することと、
    前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて、前記ブルートゥースユニットの処理ユニットを介して、前記コンピューティングデバイスの場所が変化したと判定することであって、前記判定することは、前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットを1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットと比較することを含む、判定することと、
    前記コンピューティングデバイスが場所を変えたと判定することに応答して、前記コンピューティングデバイスのアプリケーション処理ユニットの場所検出機能を有効にすることと
    を含むコンピュータ可読媒体。
  16. 前記それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている前記データが、前記それぞれのブルートゥースデバイスの座標場所データを含み、前記座標場所データは、局所的な基準点からの相対場所情報を含み、
    前記アプリケーション処理ユニットが、前記座標場所データに基づいて前記コンピューティングデバイスの前記場所を判定するように構成される、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  17. 前記それぞれのブルートゥースデバイスに関連付けられている前記データが、前記それぞれのブルートゥースデバイスの広域場所データを含み、前記広域場所データは、地理座標系データを含んでいるデータを含み、
    前記アプリケーション処理ユニットが、前記広域場所データに基づいて前記コンピューティングデバイスの前記場所を判定するように構成される、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  18. 前記1つまたは複数の基準アドバタイズメントパケットが、前記ブルートゥースユニットを介して行われた以前のスキャンで記憶されている、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  19. 前記コンピューティングデバイスの場所が変化したかどうかを判定することが、前記受信された1つまたは複数のアドバタイズメントパケットに基づいて移動の確率を計算し、前記移動の確率を閾値と比較することをさらに含む、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  20. 前記コンピューティングデバイスが
    前記アプリケーション処理ユニットを介して、初期基準場所データを取得し、
    初期基準場所データを取得した後に前記アプリケーション処理ユニットを無効にすること
    をさらに含む、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
JP2016572272A 2014-07-10 2015-07-08 ブルートゥース低エネルギースキャンを介した動き検出 Active JP6359126B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/328,005 US9179254B1 (en) 2014-07-10 2014-07-10 Motion detection with bluetooth low energy scan
US14/328,005 2014-07-10
PCT/US2015/039557 WO2016007627A1 (en) 2014-07-10 2015-07-08 Motion detection via a bluetooth low energy scan

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017526035A true JP2017526035A (ja) 2017-09-07
JP6359126B2 JP6359126B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=54352907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016572272A Active JP6359126B2 (ja) 2014-07-10 2015-07-08 ブルートゥース低エネルギースキャンを介した動き検出

Country Status (7)

Country Link
US (2) US9179254B1 (ja)
EP (1) EP3167666A4 (ja)
JP (1) JP6359126B2 (ja)
KR (1) KR101795993B1 (ja)
CN (1) CN106664678B (ja)
AU (1) AU2015287904B2 (ja)
WO (1) WO2016007627A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9179254B1 (en) * 2014-07-10 2015-11-03 Google Inc. Motion detection with bluetooth low energy scan
KR102380070B1 (ko) * 2015-08-25 2022-03-30 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그의 제어 방법
CN108702583B (zh) * 2015-12-23 2021-11-23 英特尔公司 上下文驱动连接协议
US9961484B2 (en) * 2016-01-22 2018-05-01 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for controlling a device using bluetooth technology
US10284566B2 (en) * 2016-04-01 2019-05-07 Intel Corporation Proximity detection system
JP6293247B1 (ja) * 2016-11-29 2018-03-14 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
EP3979219A1 (en) 2018-11-02 2022-04-06 Assa Abloy AB System, methods, and devices for access control
FR3094094A1 (fr) 2019-03-20 2020-09-25 Orange Procédé de détection de changement de position d’un récepteur radio
AU2020247386B2 (en) 2019-03-25 2023-07-06 Assa Abloy Ab Ultra-wide band device for access control reader system
WO2020193578A1 (en) 2019-03-25 2020-10-01 Assa Abloy Ab Physical access control systems with localization-based intent detection
WO2021008704A1 (en) * 2019-07-17 2021-01-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Layer one execution control
US11955723B2 (en) 2019-09-26 2024-04-09 Assa Abloy Ab Ultra-wide band antenna configuration for physical access control system
EP3864872A1 (en) 2019-10-01 2021-08-18 Assa Abloy Ab Connection and service discovery for fine ranging applications
US11824906B2 (en) * 2021-07-15 2023-11-21 Socero Inc. Network architecture for hybrid conferencing service

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011504578A (ja) * 2007-10-16 2011-02-10 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー Gps測位回路の電源オン/オフを調整する移動端末および方法
US20140087752A1 (en) * 2012-09-26 2014-03-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bluetooth beacon based location determination

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080036758A1 (en) * 2006-03-31 2008-02-14 Intelisum Inc. Systems and methods for determining a global or local position of a point of interest within a scene using a three-dimensional model of the scene
WO2009046767A1 (en) * 2007-10-12 2009-04-16 Nokia Corporation Determining whether a wireless communication node is stationary by evaluating changes in information about peer wireless communication nodes
US8554249B2 (en) * 2009-12-08 2013-10-08 Microsoft Corporation Location service for wireless devices
US20110244798A1 (en) * 2010-02-24 2011-10-06 Wherepro, Llc Data Packet Generator and Implementations of Same
US8560229B1 (en) * 2010-09-15 2013-10-15 Google Inc. Sensor based activity detection
US8965284B2 (en) * 2011-04-07 2015-02-24 Nokia Corporation Facilitating positioning through Bluetooth low energy wireless messaging
US9185652B2 (en) * 2011-12-22 2015-11-10 Broadcom Corporation Bluetooth low energy module systems and methods
US20130217333A1 (en) * 2012-02-22 2013-08-22 Qualcomm Incorporated Determining rewards based on proximity of devices using short-range wireless broadcasts
CN104205853B (zh) * 2012-04-05 2017-10-24 诺基亚技术有限公司 无线网络中用于数据分发的方法、设备和计算机程序产品
CN103024154B (zh) * 2012-11-29 2014-07-16 北京购阿购技术服务有限公司 移动智能设备室内定位方法
EP2929740B1 (en) 2012-12-07 2017-09-06 Nokia Technologies OY Handling packet data units
US9179254B1 (en) * 2014-07-10 2015-11-03 Google Inc. Motion detection with bluetooth low energy scan

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011504578A (ja) * 2007-10-16 2011-02-10 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー Gps測位回路の電源オン/オフを調整する移動端末および方法
US20140087752A1 (en) * 2012-09-26 2014-03-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bluetooth beacon based location determination

Also Published As

Publication number Publication date
AU2015287904A1 (en) 2016-11-17
WO2016007627A1 (en) 2016-01-14
US20160021499A1 (en) 2016-01-21
US9179254B1 (en) 2015-11-03
KR20170018018A (ko) 2017-02-15
CN106664678A (zh) 2017-05-10
KR101795993B1 (ko) 2017-11-08
EP3167666A1 (en) 2017-05-17
EP3167666A4 (en) 2018-03-07
CN106664678B (zh) 2020-05-05
AU2015287904B2 (en) 2018-07-05
JP6359126B2 (ja) 2018-07-18
US9686643B2 (en) 2017-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6359126B2 (ja) ブルートゥース低エネルギースキャンを介した動き検出
EP3170348B1 (en) Range management with bluetooth low energy
US10609646B2 (en) Intelligent management of a plurality of communications links
US9781586B2 (en) Method of transmitting/receiving signal in proximity network and electronic device thereof
US20150103708A1 (en) Method and device for operating as an access point, and method for transmitting data
US10591589B2 (en) Apparatus and method for measuring wireless range
KR20120046547A (ko) 무선 네트워크에서 그룹 오너 결정 방법 및 그 디바이스
US20150065053A1 (en) Method of controlling short-range wireless communication and apparatus supporting the same
US9326093B2 (en) Virtual bluetooth controller interfaces
KR102478031B1 (ko) 외부 장치와의 연결을 위한 전자 장치 및 방법
WO2018093371A1 (en) Multi-use fog device
KR20160118923A (ko) 전자 장치를 이용한 위치 측정 장치 및 방법
WO2019015040A1 (zh) 基于信号强度的频点选取方法及物联网终端
KR102514593B1 (ko) Rf 핑거프린트 구축 방법 및 장치
CN111448825B (zh) 一种传输控制方法及设备
KR102386606B1 (ko) 무선 메시 네트워크에서 비콘 장치의 이상 상태 검출 방법 및 이를 위한 장치, 이를 수행하는 컴퓨터 프로그램을 기록한 기록 매체
US8725089B2 (en) First hub and second hub communicating by temporal connection between different wireless body area networks (WBANs) and communication method thereof
CN105379343A (zh) 用于发送数据的方法和装置
US20140364139A1 (en) Method, apparatus and system for exchanging map information
KR20230110941A (ko) 전자 장치 및 전자 장치에서 uwb 신호를 이용하여 위치를 판단하는 방법
KR102536586B1 (ko) 와이파이 통신을 사용하는 전자 장치와 이의 동작 방법
JP2016144070A (ja) 通信システム、通信端末およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180425

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6359126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250