JP2017522770A - シーケンス生成方法、ならびにシーケンス生成のための端末および基地局 - Google Patents

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Abstract

本発明はシーケンス生成方法および基地局を開示する。本方法は、端末が、候補シーケンスに従って第1シーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、端末が、第2シーケンスを生成するために第1シーケンスを連結し、または第1シーケンスを第2シーケンスとして直接用い、第2シーケンスに従って信号を受信し、第2シーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。本方法によれば、実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2シーケンスを、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に従って効果的に獲得できる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。

Description

本発明は通信分野に関し、詳細には、シーケンス生成方法、ならびにシーケンス生成のための端末および基地局に関する。
LTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボルーション)システムには、図1に示すように、全部で6つの標準システム帯域幅、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、および20MHzがある。RS(Reference Signal、参照信号)シーケンスやスクランブリング・コード・シーケンスといったシーケンスは最大システム帯域幅に従って生成される。例えば、20MHzが必要とするシーケンス長に従ってシーケンスが生成される。次いで、対応するシーケンスが実際のシステム帯域幅に従ってシーケンスの中心から切り取られ、対応するシーケンスは実際に用いられるべきシーケンスとして用いられる。図2に示すように、シーケンスから周波数領域へのマッピングは中心周波数から両側へ拡張することによって行われる。
LTEシステムでは、シーケンスは次式に従って生成され:
Figure 2017522770
式中、nsは無線フレームにおけるタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重化)シンボルの番号であり、c(i)は擬似ランダムシーケンスであり、シーケンスが生成されるときには、シーケンスを区別するのに擬似ランダムシーケンス生成器の初期設定状態を用いることができ、例えば:
Figure 2017522770
であり、式中、NCPは通常のCP(Cyclic Prefix、サイクリックプレフィックス)の場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、
c(2m)は次式に従って生成され:
c(n)=(x1(n+Nc)+x2(n+Nc))mod2
x1(n+31)=(x1(n+3)+x1(n))mod2
x2(n+31)=(x2(n+3)+x2(n+2)+x2(n+1)+x2(n))mod2
式中、Ncは定数である。
スクランブリング・コード・シーケンスやパイロットシーケンスといったシーケンスは、擬似ランダムシーケンスを生成する方法ですべて生成される。
最大システム帯域幅に従ってシーケンスを生成し、シーケンスを切り取る方法では、最大システム帯域幅が実際に用いられるべき帯域幅よりはるかに大きいときに、実際に用いられるべきシーケンス長は生成される必要のあるシーケンス長よりはるかに短く、結果としてシーケンス生成効率が低くなり、計算処理リソースが無駄になり、高エネルギー消費がもたらされる。この問題はシステム帯域幅が20Mを超えるときにより明白となる。
この問題を考慮して、本発明は、シーケンス生成の複雑さを低減するために、シーケンス生成方法、ならびにシーケンス生成のための端末および基地局を提供する。
第1の態様によれば、シーケンス生成方法が提供され、本方法は、
端末が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するステップであって、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、ステップと、
第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信するステップであって、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、ステップと、
を提供する。
第1の態様の実施態様に関連して、第1の可能な実施態様において、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の可能な実施態様において、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、
第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するステップ、
を含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の可能な実施態様において、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、
少なくとも1つの第3のシーケンスを決定するステップであって、第3のシーケンスは事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、ステップと、
第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結するステップと、
を含む。
第1の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第4の可能な実施態様において、候補シーケンスの長さは、基地局によって事前設定され、または構成され、または端末によって選択される。
第1の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様、第1の態様の第2の可能な実施態様、第1の態様の第3の可能な実施態様、第1の態様の第4の可能な実施態様、または第1の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第6の可能な実施態様において、本方法は、
端末が、シーケンス番号を獲得するステップであって、シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、ステップと、
シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップと、
をさらに含む。
第1の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第7の可能な実施態様において、端末が、シーケンス番号を獲得するステップは、
端末が、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出するステップと、
アクセスパイロットの検出結果に従って端末が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得するステップ、または、端末が、アクセスパイロットに従って制御シグナリングを受信し、制御シグナリングはアクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、パイロットシーケンスの構成情報に従って端末が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得するステップ、または、
端末が、基地局によって送信された制御シグナリングを受信するステップであって、制御シグナリングは少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、ステップと、
を含む。
第1の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の可能な実施態様において、アクセスパイロットの検出結果に従って端末が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得するステップは、端末が、少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、パイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップ、を含む。
第1の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、または第8の可能な実施態様に関連して、第9の可能な実施態様において、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。
第1の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第10の可能な実施態様において、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。
第1の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第11の可能な実施態様において、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップは、
端末が、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成するステップ、または
端末が、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成するステップ、
を含む。
第1の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第12の可能な実施態様において、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップは、
シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成するステップであって:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロである、ステップと、
初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成するステップと、
を含む。
第1の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第13の可能な実施態様において、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様の実施態様に関連して、第14の可能な実施態様において、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。
第2の態様によれば、シーケンス生成方法が提供され、本方法は、基地局が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するステップであって、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、ステップと、
第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信するステップであって、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、ステップと、
を含む。
第2の態様の実施態様に関連して、第1の可能な実施態様において、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の可能な実施態様において、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するステップ、を含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の可能な実施態様において、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、
少なくとも1つの第3のシーケンスを決定するステップであって、第3のシーケンスは事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、ステップと、
第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結するステップと、
を含む。
第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第4の可能な実施態様において、候補シーケンスの長さは基地局によって事前設定され、または選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される。
第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、もしくは第5の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、第6の可能な実施態様において、本方法は、
基地局が、シーケンス番号を獲得するステップであって、シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、ステップと、
シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップと、
をさらに含む。
第2の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第7の可能な実施態様において、基地局が、シーケンス番号を獲得するステップは、
基地局が、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定するステップと、
基地局が、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップと、
を含む。
第2の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の可能な実施態様において、基地局が、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップは、
基地局が端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットを送信するステップ、または、基地局が制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示するステップ、
をさらに含む。
第2の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、または第8の可能な実施態様に関連して、第9の可能な実施態様において、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。
第2の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第10の可能な実施態様において、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。
第2の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第11の可能な実施態様において、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップは、
基地局が、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成するステップ、または
基地局が、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成するステップ、
を含む。
第2の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第12の可能な実施態様において、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップは、
シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成するステップであって:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロである、ステップと、
初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成するステップと、
を含む。
第2の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第13の可能な実施態様において、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様の実施態様に関連して、第14の可能な実施態様において、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。
第3の態様によれば、シーケンス生成のための端末が提供され、本端末は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成された、第1の決定モジュールであって、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、第1の決定モジュールと、
第1の決定モジュールに接続され、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信するように構成された、第1の生成モジュールであって、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、第1の生成モジュールと、
を含む。
第3の態様の実施態様に関連して、第1の可能な実施態様において、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の可能な実施態様において、第1の連結生成モジュールは、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するようにさらに構成されている。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の可能な実施態様において、第1の連結生成モジュールは、
事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、
第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第4の可能な実施態様において、候補シーケンスの長さは、基地局によって事前設定され、または構成され、または端末によって選択される。
第3の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、もしくは第5の可能な実施態様に関連して、第6の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、
シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、第5の可能な実施態様、または第6の可能な実施態様に関連して、第7の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、
アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、アクセスパイロットに従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含む、制御シグナリングを受信し、パイロットシーケンスの構成情報に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、
少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、基地局によって送信された制御シグナリングを受信する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、または第8の可能な実施態様に関連して、第9の可能な実施態様において、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。
第3の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第10の可能な実施態様において、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。
第3の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第11の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または
あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第12の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、
第1の決定モジュールは、初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第13の可能な実施態様において、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様の実施態様に関連して、第14の可能な実施態様において、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。
第4の態様によれば、シーケンス生成のための基地局が提供され、本基地局は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成された、第2の決定モジュールであって、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、第2の決定モジュールと、
第2の決定モジュールに接続され、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信するように構成された、第2の生成モジュールであって、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、第2の生成モジュールと、
を含む。
第4の態様の実施態様に関連して、第1の可能な実施態様において、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の可能な実施態様において、第2の生成モジュールは、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するようにさらに構成されている。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の可能な実施態様において、第2の生成モジュールは、
事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、
第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第4の可能な実施態様において、候補シーケンスの長さは基地局によって事前設定され、または選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される。
第4の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、もしくは第5の可能な実施態様に関連して、第6の可能な実施態様において、第2の決定モジュールは、
シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、
シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第7の可能な実施態様において、第2の決定モジュールは、
アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、
アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の可能な実施態様において、基地局は、
端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットを送信し、または
制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示する、
ように構成された、送信モジュールをさらに含む。
第4の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、または第8の可能な実施態様に関連して、第9の可能な実施態様において、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。
第4の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第10の可能な実施態様において、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。
第4の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第11の可能な実施態様において、第2の決定モジュールは、
少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または
あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第12の可能な実施態様において、第2の決定モジュールは、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、
第2の決定モジュールは、初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第13の可能な実施態様において、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様の実施態様に関連して、第14の可能な実施態様において、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。
前述の解決策によれば、本発明の有益な効果は以下のとおりである:本発明においては、端末が少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、端末は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、最大システム帯域幅に従うのではなく、端末および/または基地局は、実際に用いられるべきシーケンス、すなわち、第2のシーケンスを、連結によって効果的に獲得し、または直接獲得することができる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、先行技術で最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下で、これらの実施形態を説明するのに必要な添付の図面について簡単に述べる。明らかに、以下の説明における添付の図面は単に本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、当業者は、これら添付の図面から難なく他の図面をさらに導出することができる。
先行技術における6つの標準システム帯域幅の概略図である。 先行技術におけるシーケンスから周波数領域へのマッピングの概略図である。 本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。 本発明の第1の実施形態による1つの候補シーケンスのためのシーケンス生成方法の概略図である。 本発明の第1の実施形態による2つの候補シーケンスのためのシーケンス生成方法の概略図である。 本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。 本発明の第1の実施形態による候補シーケンスのためのシーケンス生成方法の概略図である。 本発明の第1の実施形態による候補シーケンスにおけるDCサブキャリアの概略図である。 本発明の第1の実施形態による相対シーケンス番号の概略図である。 本発明の第3の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。 本発明の第4の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。 本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成のための端末の概略的構造図である。 本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成のための基地局の概略的構造図である。 本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成のための端末の概略的構造図である。 本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成のための基地局の概略的構造図である。
以下で、本発明の実施形態における添付の図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の全部ではなく、一部であるにすぎない。本発明の実施形態に基づいて当業者によって難なく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
図3を参照すると、図3は、本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。図3に示すように、本シーケンス生成方法は以下のステップを含む。
S10:端末が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって構成され、または端末によって選択される長さに従って生成することができる。基地局が構成を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。端末が長さを選択する場合には、端末が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば端末間の直接接続で用いられる。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。この場合の第1の長さ閾値は、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅に対応するシーケンス長とすることができる。
S11:端末は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。
具体的には、S11で、端末は、以下の3つの場合に、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用いることができる:a)端末は第2のシーケンスを獲得するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結する。この場合には、第2のシーケンスの長さは第1のシーケンスの長さより長い。b)端末は少なくとも1つの第1のシーケンスの中から第1のシーケンスを選択し、選択した第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用いる。c)端末によって用いられる帯域幅が候補シーケンスに対応する周波数帯域以下であるときに、端末は、候補シーケンスの中からシーケンスを選択し、そのシーケンスを第2のシーケンスとして使用し、または、端末によって用いられる帯域幅が候補シーケンスに対応する周波数帯域より大きいときに、端末は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結する。この場合には、第2のシーケンスの長さは第1のシーケンスの長さより長い。端末が第2のシーケンスを獲得するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するときに、端末は、第2のシーケンスを形成するために、位置順に従って少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、次いで、第2のシーケンスを時間周波数リソースにマップする。
本実施形態では、端末は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、端末は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、端末は、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンスとして直接用いることもできる。加えて、任意選択で、サービング基地局もしくはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅または最大システム帯域幅に従ってシーケンスを生成するのではなく、端末は、ネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に従って、実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2のシーケンスを効果的に獲得することもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
eNB(evolved Node B、進化型ノードB)が非標準帯域幅を用い、または100MHzといった高帯域幅を用い、端末によってアクセスされるサービング周波数帯域が、eNBによって用いられる周波数帯域の任意の一部でしかないときには、端末は、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供するサービス帯域幅のみを知り、eNBによって用いられる帯域幅を知らない場合もあり、この場合には、先行技術のシーケンス生成方法に従い、端末のためのシーケンス生成はより効率が低く、より複雑になり、計算処理リソースを無駄にし、より多くのエネルギー消費をもたらす。したがって、端末のサービス帯域幅がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅または最大システム帯域幅よりはるかに狭く、端末がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅も最大システム帯域幅も知らないときには、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない、という本発明の有益な効果が特に明白となる。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
その上、本発明の本実施形態によれば、シーケンスが異なる周波数帯域により柔軟にマップされ、したがって、端末および基地局による周波数帯域の多種多様な使用方法に柔軟に適応することができる。
より具体的な実施形態においては、S10で、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
図4に示すように、第1のシーケンスは候補シーケンスに従って決定される。第1のシーケンスは候補シーケンス、例えば第2のシーケンス1であると決定される。第1のシーケンスは候補シーケンス、または候補シーケンスのサブシーケンス、例えば第2のシーケンス2であると決定され、第1のシーケンスが候補シーケンスのサブシーケンスであるときに、第1のシーケンスは第2のシーケンスの一部であり、第2のシーケンスの先頭および/または末尾および/または中間位置にある。第1のシーケンスは候補シーケンスのサブシーケンス、例えば第2のシーケンス3であると決定される。
図5に示すように、第1のシーケンスは2つの候補シーケンスAおよびBに従って決定される。第1のシーケンスは候補シーケンスAおよび/または候補シーケンスB、例えば第2のシーケンス1であると決定される。第1のシーケンスは候補シーケンスAならびに/または候補シーケンスBならびに1つもしくは2つの候補シーケンスAおよび/もしくは候補シーケンスBのサブシーケンスであると決定され、第1のシーケンスが候補シーケンスのサブシーケンスであるときに、第1のシーケンスは第2のシーケンスの一部であり、第2のシーケンス、例えば第2のシーケンス2のシーケンスの先頭および/または末尾および/または中間位置にある。第1のシーケンスは候補シーケンスAおよび/または候補シーケンスBのサブシーケンス、例えば第2のシーケンス3であると決定される。
本発明の本実施形態では、図6に示すように、S10は以下のステップを含む。
S100:端末はシーケンス番号を獲得し、シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる。
端末は、基地局から受信された事前設定もしくは構成に従って、または端末に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得することができる。
S100で、端末はアクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、端末はアクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、端末はアクセスパイロットに従って制御シグナリングを受信し、制御シグナリングはアクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、端末はパイロットシーケンスの構成情報に従ってアクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、パイロットシーケンスの構成情報は、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を含む。あるいは、端末は基地局によって送信された制御シグナリングを受信し、制御シグナリングは少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/または第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む。アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得するステップは、端末が、少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップ、を含む。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、第2のシーケンスにおけるシーケンスセグメントの位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。
候補シーケンスは、事前定義された長さまたは構成された長さまたは端末によって選択された長さに従って生成される。候補シーケンスの長さをLとすることができ、Lの長さは第1の長さ閾値以下である。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。例えば、LはN*Mと等しいものとすることができ、Mは1つの候補シーケンスによってカバーされるRB(Resource Block、リソースブロック)数の最大値であり、Nは各シンボルの各RBに対応するシーケンス要素数である。例えば、N=2であり、M=15である場合、候補シーケンスの長さは30であり、各候補シーケンスは最大15RBをカバーすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、例えば、候補シーケンスAの長さは30であり、候補シーケンスBの長さは60である。このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、端末が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するためにより柔軟に選択することができる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
S101:シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する。
S101で、端末は、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または、端末は、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
本発明の本実施形態では、第2のシーケンスは、端末が基地局の信号を受信する周波数帯域にマップされる。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、以下のうちの少なくとも1つを含む:CRS(Cell−specific Reference Signal、セル固有参照信号)、CSI−RS(Channel State Indication RS、チャネル状態指示参照信号)、DL DM RS(Downlink Demodulation Reference Signal、ダウンリンク復調参照信号)、DRS(Demodulation Reference Signal、復調参照信号)、PRS(Positioning Reference Signal、位置決定参照信号)、SRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)、またはMBSFN RS(Multimedia Broadcast Single Frequency Network Reference Signal、マルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク参照信号)。各候補シーケンスは独立に生成される。伝送帯域幅における候補シーケンスのマッピング方法が図7に示されている。候補シーケンスごとに、図7のaで示すように、伝送帯域幅の中心から伝送帯域幅の両側へ拡張する方法でマッピングを行うこともでき、または、候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の一方の端から他方の端まで伝送帯域幅の防衛線を拡張する方法でマッピングを行うこともでき、この方法は、図7のbで示す左端から右端への拡張、または図7のcで示す右端から左端への拡張を含む。複数の候補シーケンスがあるときには、2つの候補シーケンスの長さは同じであるが、シーケンスは異なる場合もある。
具体的には、端末は以下の場合に候補シーケンスを生成することができる。
1)端末は、アクセスに用いられる第1の周波数帯域のCRSといったパイロットを検出するためにブラインド検出を行い、パイロットに従って制御シグナリング(例えば、PBCH、Physical Broadcast Channel、物理ブロードキャストチャネル)を獲得し、制御シグナリングはサービス周波数帯域内の少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、端末は、パイロットシーケンスの構成情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域内の候補シーケンスを獲得する。端末によってアクセスされうる周波数帯域内の候補シーケンスは事前に端末によって知られ、例えば、候補シーケンスは事前定義され、またはセル識別子にバインドされ、あるいは、同期信号PSS/SSSや基地局によって送信される探索パイロットDRSといった別の信号を用いて獲得することもできる。
2)端末は、アクセスに用いられる第1の周波数帯域のDRSといったパイロットを検出するためにブラインド検出を行い、別の周波数帯域内の候補シーケンスとパイロットの周波数帯域内の候補シーケンスとの間の関係に従って別の周波数帯域内の候補シーケンスを決定し、または、パイロットDRSで搬送される情報は、サービス周波数帯域内の少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、端末は、パイロットシーケンスの構成情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域内の候補シーケンスを獲得する。
3)端末は、端末によってアクセスされる第1の周波数帯域を検出するためにブラインド検出を行い、例えば、PSS/SSS(Primary Synchronization Signal/Secondary Synchronization Signal、プライマリ同期信号/セカンダリ同期信号)またはDRSを検出することによって第1の周波数帯域を決定する。第1の周波数帯域を除く別の第2の周波数帯域内の候補シーケンスについては、候補シーケンスは第2の周波数帯域のシーケンス番号に従って決定することができ、生成方法を事前定義することができる。任意選択で、PSS/SSSを送信するための周波数帯域において、シーケンス番号はセル識別子とすることができ、端末は当該周波数帯域を用いてセルにアクセスすることができ、後方互換性が維持される。
本発明の本実施形態では、図8に示すように、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。例えば、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。図9に示すように、第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が別々に獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。端末は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、端末は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて、例えば、PBCHもしくはSIB(System information block、システム情報ブロック)内の情報要素や別のブロードキャストRRCシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて、例えば、マルチキャストDCI(Downlink Control Information、ダウンリンク制御情報)/DCIフォーマット3/3Aもしくは別のマルチキャストRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)シグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて、例えば、UE固有のPDCCH(Physical downlink control channel、物理ダウンリンク制御チャネル)、ePDCCH(enhanced PDCCH、エンハンスト物理ダウンリンク制御チャネル)、もしくはRRCシグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICIC(Inter−Cell Interference Coordination、セル間干渉制御)の利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、端末は少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行い、または、端末は、少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行い、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定する。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうかが判定される。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態では、S11で、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップにおいて、端末は第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結する。あるいは、端末は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結することもできる。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
図10を参照すると、図10は、本発明の第3の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。図10に示すように、本シーケンス生成方法は以下のステップを含む。
S20:基地局が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される長さに従って生成することができる。基地局が選択を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。ネットワーク制御ノードが構成を行う場合には、ネットワークノードが候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば無線コアネットワーク上で用いられる。候補シーケンスの長さが基地局によって事前設定される場合、基地局は事前設定された長さを端末へさらに送信する。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。また候補シーケンスの長さは基地局によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短くてもよい。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。例えば、第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、基地局が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。S20で、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
図11に示すように、S20は以下のステップを含む。
S200:基地局はシーケンス番号を獲得し、シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる。
シーケンス番号は、基地局によって行われる事前設定もしくは選択に従って、または基地局に対応する識別子に従って獲得される。基地局は事前設定シーケンス番号を端末へさらに送信することができる。
S200で、基地局はアクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、周波数帯域位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。本発明の本実施形態では、基地局は、端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットを送信することができ、そのため端末は、アクセスパイロットで搬送された情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を獲得する。あるいは、基地局は、制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示することもできる。したがって、基地局は、異なる周波数帯域を用いて端末のために用いられるべきシーケンスの構成を別々に構成し、対応する周波数帯域で対応するシーケンスを別々に送信することができ、この場合には、異なる周波数帯域のシーケンスを無関係とすることができ、そのためシーケンスがより柔軟に用いられる。端末は旧来の端末とすることができ、この場合には、従来のシーケンスを旧来の端末に対応する周波数帯域で用いることができ、基地局は、本発明に従って生成されたシーケンスを用いて別の周波数帯域で別の端末のためのサービスを提供することができる。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。例えば、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
S201:シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する。
S201では、基地局は少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または基地局は、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
本発明の本実施形態では、各候補シーケンスが独立に生成される。候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の中心から伝送帯域幅の両側へ拡張する方法でマッピングを行うこともでき、または、候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の一方の端から他方の端まで伝送帯域幅の防衛線を拡張する方法でマッピングを行うこともでき、この方法は、左端から右端への拡張、または右端から左端への拡張を含む。複数の候補シーケンスがあるときには、2つの候補シーケンスの長さは同じであるが、シーケンスは異なる場合もある。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が、端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。基地局は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、基地局は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
基地局は端末の測定結果をさらに受信することができ、測定結果は、端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、または端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定することによって得られる結果である。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、端末は、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうか判定する。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
S21:第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。
具体的には、S21で、基地局は、以下の3つの場合に、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用いることができる:a)基地局は第2のシーケンスを獲得するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、この場合には、第2のシーケンスの長さは第1のシーケンスの長さより長い。b)基地局は少なくとも1つの第1のシーケンスの中から第1のシーケンスを選択し、選択した第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用いる。c)端末によって用いられる帯域幅が候補シーケンスに対応する周波数帯域以下であるときに、基地局は、候補シーケンスの中からシーケンスを選択し、そのシーケンスを第2のシーケンスとして使用し、または、端末によって用いられる帯域幅が候補シーケンスに対応する周波数帯域より大きいときに、基地局は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、この場合には、第2のシーケンスの長さは第1のシーケンスの長さより長い。基地局が第2のシーケンスを獲得するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するときに、基地局は、第2のシーケンスを形成するために、位置順に従って少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、次いで、第2のシーケンスを時間周波数リソースにマップする。S21で、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、基地局が、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するステップ、を含む。あるいは、基地局は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結する。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
本発明の本実施形態によれば、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、基地局と端末の両方が、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅または最大システム帯域幅に従ってシーケンスを生成するのではなく、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンスとして直接用いることもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
eNBが非標準帯域幅を用い、または100MHzといった高帯域幅を用い、端末によってアクセスされるサービング周波数帯域が、eNBによって用いられる周波数帯域の任意の一部でしかないときには、端末は、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供するサービス帯域幅のみを知り、eNBによって用いられる帯域幅は知らない場合もあり、この場合には、先行技術のシーケンス生成方法に従って、端末のためのシーケンス生成はより効率が低く、より複雑なものとなり、計算処理リソースを無駄にし、より多くのエネルギー消費をもたらす。したがって、端末のサービス帯域幅がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅または最大システム帯域幅よりはるかに狭く、端末がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅も最大システム帯域幅も知らないときには、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない、という本発明の有益な効果が特に明白となる。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
その上、本発明の本実施形態によれば、シーケンスが異なる周波数帯域により柔軟にマップされ、したがって、端末および基地局による周波数帯域の多種多様な使用方法に柔軟に適応することができる。
図12を参照すると、図12は、本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成のための端末の概略的構造図である。図12に示すように、端末30は、第1の決定モジュール301と、第1の生成モジュール302とを含む。第1の決定モジュール301は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成されており、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い。第1の生成モジュール302は、第1の決定モジュール301に接続され、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信するように構成されており、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。第2のシーケンスは、端末が基地局の信号を受信する周波数帯域にマップされる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって構成され、または端末によって選択される長さに従って生成することができる。基地局が構成を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。端末が長さを選択する場合には、端末が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば端末間の直接接続で用いられる。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。この場合の第1の長さ閾値は、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅に対応するシーケンス長とすることができる。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、端末が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、第1の決定モジュール301は、シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するようにさらに構成されている。第1の決定モジュール301は、基地局から受信された事前設定もしくは構成に従って、または端末に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得する。
第1の決定モジュール301がシーケンス番号を獲得するときに、第1の決定モジュール301はアクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、アクセスパイロットに従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含む、制御シグナリングを受信し、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を含む、パイロットシーケンスの構成情報に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、端末は、少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、基地局によって送信された制御シグナリングを受信する。アクセスパイロットの検出結果に従って第1の決定モジュール301が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得することは、第1の決定モジュール301が、少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定すること、を含む。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、第2のシーケンスにおけるシーケンスセグメントの位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。
第1の決定モジュール301がシーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するときに、第1の決定モジュール301は、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。第1の決定モジュール301は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、第1の決定モジュール301は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、第1の連結生成モジュールは、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するようにさらに構成されている。あるいは、第1の連結生成モジュールは、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結するようにさらに構成されている。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
端末30は第1の測定モジュール303をさらに含み、第1の測定モジュール303は少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行い、または少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行い、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定するように構成されている。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうかが判定される。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態によれば、第1の決定モジュール301は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、第1の生成モジュール302は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、端末は、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2のシーケンスとして直接用いることもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、先行技術で最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
図13を参照すると、図13は、本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成のための基地局の概略的構造図である。図13に示すように、基地局31は、第2の決定モジュール311と、第2の生成モジュール312とを含む。第2の決定モジュール311は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成されており、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い。第2の生成モジュール312は、第2の決定モジュール311に接続され、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信するように構成されており、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される長さに従って生成することができる。基地局が選択を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。ネットワーク制御ノードが構成を行う場合には、ネットワークノードが候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば無線コアネットワーク上で用いられる。候補シーケンスの長さが事前設定される場合、第2の生成モジュール312は事前設定された長さを端末へさらに送信する。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。また候補シーケンスの長さは基地局によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短くてもよい。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、基地局が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が、端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、第2の決定モジュール311は、シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するようにさらに構成されている。第2の決定モジュール311は、基地局によって行われる事前設定もしくは選択に従って、または基地局に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得し、事前設定されたシーケンス番号を端末へ送信する。
第2の決定モジュール311がシーケンス番号を獲得するときに、第2の決定モジュール311は、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、周波数帯域位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。本発明の本実施形態では、基地局31は、第2の決定モジュール311に接続され、端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットを送信するように構成された送信モジュール313をさらに含み、そのため端末は、アクセスパイロットで搬送された情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を獲得する。あるいは、送信モジュール313は、制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示するようにさらに構成されている。したがって、基地局は、異なる周波数帯域を用いて端末のために用いられるべきシーケンスの構成を別々に構成し、対応する周波数帯域で対応するシーケンスを別々に送信することができ、この場合には、異なる周波数帯域のシーケンスを無関係とすることができ、そのためシーケンスがより柔軟に用いられる。端末は旧来の端末とすることができ、この場合には、従来のシーケンスを旧来の端末に対応する周波数帯域で用いることができ、基地局は、本発明に従って生成されたシーケンスを用いて別の周波数帯域で別の端末のためのサービスを提供することができる。
第2の決定モジュール311がシーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するときに、第2の決定モジュール311は、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成する。あるいは、第2の決定モジュール311は、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
各候補シーケンスは独立に生成される。候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の中心から伝送帯域幅の両側へ拡張する方法でマッピングを行うこともでき、または、候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の一方の端から他方の端まで伝送帯域幅の防衛線を拡張する方法でマッピングを行うこともでき、この方法は、左端から右端への拡張、または右端から左端への拡張を含む。複数の候補シーケンスがあるときには、2つの候補シーケンスの長さは同じであるが、シーケンスは異なる場合もある。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。例えば、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。第2の決定モジュール311は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、第2の決定モジュール311は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、第2の決定モジュール311は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結することができる。あるいは、第2の決定モジュール311は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結することができる。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
基地局31は、端末の測定結果を受信するように構成された、受信モジュール314をさらに含み、測定結果は、端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、または端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定することによって得られる結果である。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、端末は、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうか判定する。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態によれば、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、基地局と端末の両方が、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅または最大システム帯域幅に従ってシーケンスを生成するのではなく、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンスとして直接用いることもできる。
eNBが非標準帯域幅を用い、または100MHzといった高帯域幅を用い、端末によってアクセスされるサービング周波数帯域が、eNBによって用いられる周波数帯域の任意の一部でしかないときには、端末は、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供するサービス帯域幅のみを知り、eNBによって用いられる帯域幅は知らない場合もあり、この場合には、先行技術のシーケンス生成方法に従って、端末のためのシーケンス生成はより効率が低く、より複雑なものとなり、計算処理リソースを無駄にし、より多くのエネルギー消費をもたらす。したがって、端末のサービス帯域幅がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅または最大システム帯域幅よりはるかに狭く、端末がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅も最大システム帯域幅も知らないときには、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない、という本発明の有益な効果が特に明白となる。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
その上、本発明の本実施形態によれば、シーケンスが異なる周波数帯域により柔軟にマップされ、したがって、端末および基地局による周波数帯域の多種多様な使用方法に柔軟に適応することができる。
図14を参照すると、図14は、本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成のための端末の概略的構造図である。図14に示すように、端末40は、プロセッサ401と、送受信機402と、メモリ403と、データバス404と、を含む。プロセッサ401、送受信機402、およびメモリ403は、互いに通信するようにデータバス404を用いて相互接続されている。
本発明の本実施形態では、プロセッサ401は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、プロセッサ401は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。第2のシーケンスは、端末が基地局の信号を受信する周波数帯域にマップされる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって構成され、または端末によって選択される長さに従って生成することができる。基地局が構成を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。端末が長さを選択する場合には、端末が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば端末間の直接接続で用いられる。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。この場合の第1の長さ閾値は、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅に対応するシーケンス長とすることができる。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、端末が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。送受信機402は、候補シーケンスのものであり、基地局側によって構成され、基地局側によって送信される第1の長さ閾値を受信する。メモリ403は候補シーケンスの第1の長さ閾値を記憶する。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ401は、シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する。プロセッサ401は、基地局から受信された事前設定もしくは構成に従って、または端末に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得する。
プロセッサ401がシーケンス番号を獲得するときに、プロセッサ401は、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、アクセスパイロットに従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含む、制御シグナリングを受信し、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を含む、パイロットシーケンスの構成情報に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、基地局によって送信された制御シグナリングを受信する。アクセスパイロットの検出結果に従ってプロセッサ401が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得することは、プロセッサ401が、少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定すること、を含む。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、第2のシーケンスにおけるシーケンスセグメントの位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。
プロセッサ401がシーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するときに、プロセッサ401は、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。プロセッサ401は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、プロセッサ401は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、プロセッサ401は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結することができる。あるいは、プロセッサ401は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスをさらに決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結することができる。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
プロセッサ401は少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行い、または少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行い、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定する。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうかが判定される。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態によれば、プロセッサ401は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、プロセッサ401は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、端末は、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2のシーケンスとして直接用いることもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、先行技術で最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
図15を参照すると、図15は、本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成のための基地局の概略的構造図である。図15に示すように、基地局41は、プロセッサ411と、送受信機412と、メモリ413と、データバス414と、を含む。プロセッサ411、送受信機412、およびメモリ413は、互いに通信するようにデータバス414を用いて相互接続されている。
本発明の本実施形態では、プロセッサ411は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、プロセッサ411は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される長さに従って生成することができる。基地局が選択を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。ネットワーク制御ノードが構成を行う場合には、ネットワークノードが候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば無線コアネットワーク上で用いられる。候補シーケンスの長さが事前設定される場合、送受信機412は事前設定された長さ閾値を端末へさらに送信する。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。また候補シーケンスの長さは基地局によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短くてもよい。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。メモリ413は第1の長さ閾値を記憶する。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、基地局が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が、端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ411は、シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成し、シーケンス番号に従って少なくとも1つの候補シーケンスを生成する。送受信機412は事前設定されたシーケンス番号を端末へ送信するように構成することができる。プロセッサ411は、基地局によって行われる事前設定もしくは選択に従って、または基地局に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得し、事前設定されたシーケンス番号を端末へ送信する。
プロセッサ411がシーケンス番号を獲得するときに、プロセッサ411は、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、周波数帯域位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。本発明の本実施形態では、送受信機412は、端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットをさらに送信し、そのため端末は、アクセスパイロットで搬送された情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を獲得する。あるいは、送受信機412は、制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報をさらに指示する。したがって、基地局は、異なる周波数帯域を用いて端末のために用いられるべきシーケンスの構成を別々に構成し、対応する周波数帯域で対応するシーケンスを別々に送信することができ、この場合には、異なる周波数帯域のシーケンスを無関係とすることができ、そのためシーケンスがより柔軟に用いられる。端末は旧来の端末とすることができ、この場合には、従来のシーケンスを旧来の端末に対応する周波数帯域で用いることができ、基地局は、本発明に従って生成されたシーケンスを用いて別の周波数帯域で別の端末のためのサービスを提供することができる。
プロセッサ411がシーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するときに、プロセッサ411は少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成する。あるいは、プロセッサ411は、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
各候補シーケンスは独立に生成される。候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の中心から伝送帯域幅の両側へ拡張する方法でマッピングを行うこともでき、または、候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の一方の端から他方の端まで伝送帯域幅の防衛線を拡張する方法でマッピングを行うこともでき、この方法は、左端から右端への拡張、または右端から左端への拡張を含む。複数の候補シーケンスがあるときには、2つの候補シーケンスの長さは同じであるが、シーケンスは異なる場合もある。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。例えば、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。プロセッサ411は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、プロセッサ411は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、送受信機412は端末の測定結果をさらに受信し、測定結果は、端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、または端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、例えば、第1のシーケンスに対応するチャネル品質を測定することによって得られる結果である。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、端末は、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうか判定する。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ411は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結することができる。あるいは、プロセッサ411は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスをさらに決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結することができる。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
結論として、本発明によれば、端末は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、端末は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、端末と基地局の両方が、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2のシーケンスとして直接用いることもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、先行技術で最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
その上、本発明の本実施形態によれば、シーケンスが異なる周波数帯域により柔軟にマップされ、したがって、端末および基地局による周波数帯域の多種多様な使用方法に柔軟に適応することができる。
本発明においては、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスだけに限定されない。
本発明においては、シーケンスが周波数領域にマップされる例を用いて説明が与えられているが、本発明は、シーケンスが時間領域または時間周波数領域にマップされるシナリオでも用いることができる。
本発明においては、シーケンスはダウンリンクシーケンスであるが、シーケンスはアップリンクシーケンスとすることもでき、ピア端末間で送信されるシーケンスとすることもできる。
任意選択で、本発明のシーケンス生成方法に基づき、シーケンスをさらに処理すること、例えば、使用前にスクランブルすることもできる。
以上の説明は単に本発明の実施形態であるにすぎず、本発明の保護範囲はこれらの実施形態だけに限定されない。本発明における本明細書および添付の図面の内容に従って、または他の関連技術分野で本発明を直接的もしくは間接的に適用することによってなされるあらゆる等価の構造変更またはプロセス変更は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
30 端末
301 第1の決定モジュール
302 第1の生成モジュール
303 第1の測定モジュール
31 基地局
311 第2の決定モジュール
312 第2の生成モジュール
313 送信モジュール
314 受信モジュール
40 端末
401 プロセッサ
402 送受信機
403 メモリ
404 データバス
41 基地局
411 プロセッサ
412 送受信機
413 メモリ
414 データバス
本発明は通信分野に関し、詳細には、シーケンス生成方法、ならびにシーケンス生成のための端末および基地局に関する。
LTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボルーション)システムには、図1に示すように、全部で6つの標準システム帯域幅、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、および20MHzがある。RS(Reference Signal、参照信号)シーケンスやスクランブリング・コード・シーケンスといったシーケンスは最大システム帯域幅に従って生成される。例えば、20MHzが必要とするシーケンス長に従ってシーケンスが生成される。次いで、対応するシーケンスが実際のシステム帯域幅に従ってシーケンスの中心から切り取られ、対応するシーケンスは実際に用いられるべきシーケンスとして用いられる。図2に示すように、シーケンスから周波数領域へのマッピングは中心周波数から両側へ拡張することによって行われる。
LTEシステムでは、シーケンスは次式に従って生成され:
Figure 2017522770
式中、nsは無線フレームにおけるタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重化)シンボルの番号であり、c(i)は擬似ランダムシーケンスであり、シーケンスが生成されるときには、シーケンスを区別するのに擬似ランダムシーケンス生成器の初期設定状態を用いることができ、例えば:
Figure 2017522770
であり、式中、NCPは通常のCP(Cyclic Prefix、サイクリックプレフィックス)の場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、
c(2m)は次式に従って生成され:
c(n)=(x1(n+Nc)+x2(n+Nc))mod2
x1(n+31)=(x1(n+3)+x1(n))mod2
x2(n+31)=(x2(n+3)+x2(n+2)+x2(n+1)+x2(n))mod2
式中、Ncは定数である。
スクランブリング・コード・シーケンスやパイロットシーケンスといったシーケンスは、擬似ランダムシーケンスを生成する方法ですべて生成される。
最大システム帯域幅に従ってシーケンスを生成し、シーケンスを切り取る方法では、最大システム帯域幅が実際に用いられるべき帯域幅よりはるかに大きいときに、実際に用いられるべきシーケンス長は生成される必要のあるシーケンス長よりはるかに短く、結果としてシーケンス生成効率が低くなり、計算処理リソースが無駄になり、高エネルギー消費がもたらされる。この問題はシステム帯域幅が20Mを超えるときにより明白となる。
この問題を考慮して、本発明は、シーケンス生成の複雑さを低減するために、シーケンス生成方法、ならびにシーケンス生成のための端末および基地局を提供する。
第1の態様によれば、シーケンス生成方法が提供され、本方法は、
端末が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するステップであって、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、ステップと、
第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信するステップであって、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、ステップと、
を提供する。
第1の態様の実施態様に関連して、第1の可能な実施態様において、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の可能な実施態様において、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、
第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するステップ、
を含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の可能な実施態様において、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、
少なくとも1つの第3のシーケンスを決定するステップであって、第3のシーケンスは事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、ステップと、
第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結するステップと、
を含む。
第1の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第4の可能な実施態様において、候補シーケンスの長さは、基地局によって事前設定され、または構成され、または端末によって選択される。
第1の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様、第1の態様の第2の可能な実施態様、第1の態様の第3の可能な実施態様、第1の態様の第4の可能な実施態様、または第1の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第6の可能な実施態様において、本方法は、
端末が、シーケンス番号を獲得するステップであって、シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、ステップと、
シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップと、
をさらに含む。
第1の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第7の可能な実施態様において、端末が、シーケンス番号を獲得するステップは、
端末が、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出するステップと、
アクセスパイロットの検出結果に従って端末が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得するステップ、または、端末が、アクセスパイロットに従って制御シグナリングを受信し、制御シグナリングはアクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、パイロットシーケンスの構成情報に従って端末が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得するステップ、または、
端末が、基地局によって送信された制御シグナリングを受信するステップであって、制御シグナリングは少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、ステップと、
を含む。
第1の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の可能な実施態様において、アクセスパイロットの検出結果に従って端末が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得するステップは、端末が、少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、パイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップ、を含む。
第1の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、または第8の可能な実施態様に関連して、第9の可能な実施態様において、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。
第1の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第10の可能な実施態様において、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。
第1の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第11の可能な実施態様において、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップは、
端末が、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成するステップ、または
端末が、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成するステップ、
を含む。
第1の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第12の可能な実施態様において、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップは、
シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成するステップであって:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロである、ステップと、
初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成するステップと、
を含む。
第1の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第13の可能な実施態様において、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様の実施態様に関連して、第14の可能な実施態様において、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。
第2の態様によれば、シーケンス生成方法が提供され、本方法は、基地局が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するステップであって、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、ステップと、
第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信するステップであって、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、ステップと、
を含む。
第2の態様の実施態様に関連して、第1の可能な実施態様において、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の可能な実施態様において、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するステップ、を含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の可能な実施態様において、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、
少なくとも1つの第3のシーケンスを決定するステップであって、第3のシーケンスは事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、ステップと、
第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結するステップと、
を含む。
第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第4の可能な実施態様において、候補シーケンスの長さは基地局によって事前設定され、または選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される。
第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、もしくは第5の可能な実施態様に関連して、第6の可能な実施態様において、本方法は、
基地局が、シーケンス番号を獲得するステップであって、シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、ステップと、
シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップと、
をさらに含む。
第2の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第7の可能な実施態様において、基地局が、シーケンス番号を獲得するステップは、
基地局が、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定するステップと、
基地局が、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップと、
を含む。
第2の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の可能な実施態様において、基地局が、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップは、
基地局が端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットを送信するステップ、または、基地局が制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示するステップ、
をさらに含む。
第2の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、または第8の可能な実施態様に関連して、第9の可能な実施態様において、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。
第2の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第10の可能な実施態様において、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。
第2の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第11の可能な実施態様において、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップは、
基地局が、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成するステップ、または
基地局が、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成するステップ、
を含む。
第2の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第12の可能な実施態様において、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップは、
シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成するステップであって:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロである、ステップと、
初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成するステップと、
を含む。
第2の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第13の可能な実施態様において、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様の実施態様に関連して、第14の可能な実施態様において、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。
第3の態様によれば、シーケンス生成のための端末が提供され、本端末は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成された、第1の決定モジュールであって、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、第1の決定モジュールと、
第1の決定モジュールに接続され、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信するように構成された、第1の生成モジュールであって、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、第1の生成モジュールと、
を含む。
第3の態様の実施態様に関連して、第1の可能な実施態様において、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の可能な実施態様において、第1の連結生成モジュールは、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するようにさらに構成されている。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の可能な実施態様において、第1の連結生成モジュールは、
事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、
第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第4の可能な実施態様において、候補シーケンスの長さは、基地局によって事前設定され、または構成され、または端末によって選択される。
第3の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、もしくは第5の可能な実施態様に関連して、第6の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、
シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、第5の可能な実施態様、または第6の可能な実施態様に関連して、第7の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、
アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、アクセスパイロットに従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含む、制御シグナリングを受信し、パイロットシーケンスの構成情報に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、
少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、基地局によって送信された制御シグナリングを受信する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、または第8の可能な実施態様に関連して、第9の可能な実施態様において、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。
第3の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第10の可能な実施態様において、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。
第3の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第11の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または
あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第12の可能な実施態様において、第1の決定モジュールは、
シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、
第1の決定モジュールは、初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第3の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第13の可能な実施態様において、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様の実施態様に関連して、第14の可能な実施態様において、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。
第4の態様によれば、シーケンス生成のための基地局が提供され、本基地局は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成された、第2の決定モジュールであって、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、第2の決定モジュールと、
第2の決定モジュールに接続され、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信するように構成された、第2の生成モジュールであって、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、第2の生成モジュールと、
を含む。
第4の態様の実施態様に関連して、第1の可能な実施態様において、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の可能な実施態様において、第2の生成モジュールは、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するようにさらに構成されている。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の可能な実施態様において、第2の生成モジュールは、
事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、
第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第4の可能な実施態様において、候補シーケンスの長さは基地局によって事前設定され、または選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される。
第4の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、または第3の可能な実施態様に関連して、第5の可能な実施態様において、候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実施態様、第2の可能な実施態様、第3の可能な実施態様、第4の可能な実施態様、もしくは第5の可能な実施態様に関連して、第6の可能な実施態様において、第2の決定モジュールは、
シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、
シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第7の可能な実施態様において、第2の決定モジュールは、
アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、
アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の可能な実施態様において、基地局は、
端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットを送信し、または
制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示する、
ように構成された、送信モジュールをさらに含む。
第4の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、または第8の可能な実施態様に関連して、第9の可能な実施態様において、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。
第4の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第10の可能な実施態様において、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。
第4の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第11の可能な実施態様において、第2の決定モジュールは、
少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または
あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第6の可能な実施態様、第7の可能な実施態様、第8の可能な実施態様、第9の可能な実施態様、または第10の可能な実施態様に関連して、第12の可能な実施態様において、第2の決定モジュールは、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、
第2の決定モジュールは、初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する、
ようにさらに構成されている。
第4の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第13の可能な実施態様において、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様の実施態様に関連して、第14の可能な実施態様において、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。
前述の解決策によれば、本発明の有益な効果は以下のとおりである:本発明においては、端末が少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、端末は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、最大システム帯域幅に従うのではなく、端末および/または基地局は、実際に用いられるべきシーケンス、すなわち、第2のシーケンスを、連結によって効果的に獲得し、または直接獲得することができる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、先行技術で最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下で、これらの実施形態を説明するのに必要な添付の図面について簡単に述べる。明らかに、以下の説明における添付の図面は単に本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、当業者は、これら添付の図面から難なく他の図面をさらに導出することができる。
先行技術における6つの標準システム帯域幅の概略図である。 先行技術におけるシーケンスから周波数領域へのマッピングの概略図である。 本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。 本発明の第1の実施形態による1つの候補シーケンスのためのシーケンス生成方法の概略図である。 本発明の第1の実施形態による2つの候補シーケンスのためのシーケンス生成方法の概略図である。 本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。 本発明の第1の実施形態による候補シーケンスのためのシーケンス生成方法の概略図である。 本発明の第1の実施形態による候補シーケンスにおけるDCサブキャリアの概略図である。 本発明の第1の実施形態による相対シーケンス番号の概略図である。 本発明の第3の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。 本発明の第4の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。 本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成のための端末の概略的構造図である。 本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成のための基地局の概略的構造図である。 本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成のための端末の概略的構造図である。 本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成のための基地局の概略的構造図である。
以下で、本発明の実施形態における添付の図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の全部ではなく、一部であるにすぎない。本発明の実施形態に基づいて当業者によって難なく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
図3を参照すると、図3は、本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。図3に示すように、本シーケンス生成方法は以下のステップを含む。
S10:端末が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって構成され、または端末によって選択される長さに従って生成することができる。基地局が構成を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。端末が長さを選択する場合には、端末が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば端末間の直接接続で用いられる。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長に近い。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。この場合の第1の長さ閾値は、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅に対応するシーケンス長とすることができる。
S11:端末は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。
具体的には、S11で、端末は、以下の3つの場合に、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用いることができる:a)端末は第2のシーケンスを獲得するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結する。この場合には、第2のシーケンスの長さは第1のシーケンスの長さより長い。b)端末は少なくとも1つの第1のシーケンスの中から第1のシーケンスを選択し、選択した第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用いる。c)端末によって用いられる帯域幅が候補シーケンスに対応する周波数帯域以下であるときに、端末は、候補シーケンスの中からシーケンスを選択し、そのシーケンスを第2のシーケンスとして使用し、または、端末によって用いられる帯域幅が候補シーケンスに対応する周波数帯域より大きいときに、端末は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結する。この場合には、第2のシーケンスの長さは第1のシーケンスの長さより長い。端末が第2のシーケンスを獲得するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するときに、端末は、第2のシーケンスを形成するために、位置順に従って少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、次いで、第2のシーケンスを時間周波数リソースにマップする。
本実施形態では、端末は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、端末は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、端末は、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンスとして直接用いることもできる。加えて、任意選択で、サービング基地局もしくはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅または最大システム帯域幅に従ってシーケンスを生成するのではなく、端末は、ネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に従って、実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2のシーケンスを効果的に獲得することもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
eNB(evolved Node B、進化型ノードB)が非標準帯域幅を用い、または100MHzといった高帯域幅を用い、端末によってアクセスされるサービング周波数帯域が、eNBによって用いられる周波数帯域の任意の一部でしかないときには、端末は、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供するサービス帯域幅のみを知り、eNBによって用いられる帯域幅を知らない場合もあり、この場合には、先行技術のシーケンス生成方法に従い、端末のためのシーケンス生成はより効率が低く、より複雑になり、計算処理リソースを無駄にし、より多くのエネルギー消費をもたらす。したがって、端末のサービス帯域幅がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅または最大システム帯域幅よりはるかに狭く、端末がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅も最大システム帯域幅も知らないときには、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない、という本発明の有益な効果が特に明白となる。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
その上、本発明の本実施形態によれば、シーケンスが異なる周波数帯域により柔軟にマップされ、したがって、端末および基地局による周波数帯域の多種多様な使用方法に柔軟に適応することができる。
より具体的な実施形態においては、S10で、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
図4に示すように、第1のシーケンスは候補シーケンスに従って決定される。第1のシーケンスは候補シーケンス、例えば第2のシーケンス1であると決定される。第1のシーケンスは候補シーケンス、または候補シーケンスのサブシーケンス、例えば第2のシーケンス2であると決定され、第1のシーケンスが候補シーケンスのサブシーケンスであるときに、第1のシーケンスは第2のシーケンスの一部であり、第2のシーケンスの先頭および/または末尾および/または中間位置にある。第1のシーケンスは候補シーケンスのサブシーケンス、例えば第2のシーケンス3であると決定される。
図5に示すように、第1のシーケンスは2つの候補シーケンスAおよびBに従って決定される。第1のシーケンスは候補シーケンスAおよび/または候補シーケンスB、例えば第2のシーケンス1であると決定される。第1のシーケンスは候補シーケンスAならびに/または候補シーケンスBならびに1つもしくは2つの候補シーケンスAおよび/もしくは候補シーケンスBのサブシーケンスであると決定され、第1のシーケンスが候補シーケンスのサブシーケンスであるときに、第1のシーケンスは第2のシーケンスの一部であり、第2のシーケンス、例えば第2のシーケンス2のシーケンスの先頭および/または末尾および/または中間位置にある。第1のシーケンスは候補シーケンスAおよび/または候補シーケンスBのサブシーケンス、例えば第2のシーケンス3であると決定される。
本発明の本実施形態では、図6に示すように、S10は以下のステップを含む。
S100:端末はシーケンス番号を獲得し、シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる。
端末は、基地局から受信された事前設定もしくは構成に従って、または端末に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得することができる。
S100で、端末はアクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、端末はアクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、端末はアクセスパイロットに従って制御シグナリングを受信し、制御シグナリングはアクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、端末はパイロットシーケンスの構成情報に従ってアクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、パイロットシーケンスの構成情報は、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を含む。あるいは、端末は基地局によって送信された制御シグナリングを受信し、制御シグナリングは少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/または第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む。アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得するステップは、端末が、少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップ、を含む。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、第2のシーケンスにおけるシーケンスセグメントの位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。
候補シーケンスは、事前定義された長さまたは構成された長さまたは端末によって選択された長さに従って生成される。候補シーケンスの長さをLとすることができ、Lの長さは第1の長さ閾値以下である。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。例えば、LはN*Mと等しいものとすることができ、Mは1つの候補シーケンスによってカバーされるRB(Resource Block、リソースブロック)数の最大値であり、Nは各シンボルの各RBに対応するシーケンス要素数である。例えば、N=2であり、M=15である場合、候補シーケンスの長さは30であり、各候補シーケンスは最大15RBをカバーすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、例えば、候補シーケンスAの長さは30であり、候補シーケンスBの長さは60である。このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、端末が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するためにより柔軟に選択することができる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
S101:シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する。
S101で、端末は、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または、端末は、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
本発明の本実施形態では、第2のシーケンスは、端末が基地局の信号を受信する周波数帯域にマップされる。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、以下のうちの少なくとも1つを含む:CRS(Cell−specific Reference Signal、セル固有参照信号)、CSI−RS(Channel State Indication RS、チャネル状態指示参照信号)、DL DM RS(Downlink Demodulation Reference Signal、ダウンリンク復調参照信号)、DRS(Demodulation Reference Signal、復調参照信号)、PRS(Positioning Reference Signal、位置決定参照信号)、SRS(Sounding Reference Signal、サウンディング参照信号)、またはMBSFN RS(Multimedia Broadcast Single Frequency Network Reference Signal、マルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク参照信号)。各候補シーケンスは独立に生成される。伝送帯域幅における候補シーケンスのマッピング方法が図7に示されている。候補シーケンスごとに、図7のaで示すように、伝送帯域幅の中心から伝送帯域幅の両側へ拡張する方法でマッピングを行うこともでき、または、候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の一方の端から他方の端まで伝送帯域幅を拡張する方法でマッピングを行うこともでき、この方法は、図7のbで示す左端から右端への拡張、または図7のcで示す右端から左端への拡張を含む。複数の候補シーケンスがあるときには、2つの候補シーケンスの長さは同じであるが、シーケンスは異なる場合もある。
具体的には、端末は以下の場合に候補シーケンスを生成することができる。
1)端末は、アクセスに用いられる第1の周波数帯域のCRSといったパイロットを検出するためにブラインド検出を行い、パイロットに従って制御シグナリング(例えば、PBCH、Physical Broadcast Channel、物理ブロードキャストチャネル)を獲得し、制御シグナリングはサービス周波数帯域内の少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、端末は、パイロットシーケンスの構成情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域内の候補シーケンスを獲得する。端末によってアクセスされうる周波数帯域内の候補シーケンスは事前に端末によって知られ、例えば、候補シーケンスは事前定義され、またはセル識別子にバインドされ、あるいは、同期信号PSS/SSSや基地局によって送信される探索パイロットDRSといった別の信号を用いて獲得することもできる。
2)端末は、アクセスに用いられる第1の周波数帯域のDRSといったパイロットを検出するためにブラインド検出を行い、別の周波数帯域内の候補シーケンスとパイロットの周波数帯域内の候補シーケンスとの間の関係に従って別の周波数帯域内の候補シーケンスを決定し、または、パイロットDRSで搬送される情報は、サービス周波数帯域内の少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、端末は、パイロットシーケンスの構成情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域内の候補シーケンスを獲得する。
3)端末は、端末によってアクセスされる第1の周波数帯域を検出するためにブラインド検出を行い、例えば、PSS/SSS(Primary Synchronization Signal/Secondary Synchronization Signal、プライマリ同期信号/セカンダリ同期信号)またはDRSを検出することによって第1の周波数帯域を決定する。第1の周波数帯域を除く別の第2の周波数帯域内の候補シーケンスについては、候補シーケンスは第2の周波数帯域のシーケンス番号に従って決定することができ、生成方法を事前定義することができる。任意選択で、PSS/SSSを送信するための周波数帯域において、シーケンス番号はセル識別子とすることができ、端末は当該周波数帯域を用いてセルにアクセスすることができ、後方互換性が維持される。
本発明の本実施形態では、図8に示すように、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。例えば、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。図9に示すように、第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が別々に獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。端末は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、端末は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて、例えば、PBCHもしくはSIB(System information block、システム情報ブロック)内の情報要素や別のブロードキャストRRCシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて、例えば、マルチキャストDCI(Downlink Control Information、ダウンリンク制御情報)/DCIフォーマット3/3Aもしくは別のマルチキャストRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)シグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて、例えば、UE固有のPDCCH(Physical downlink control channel、物理ダウンリンク制御チャネル)、ePDCCH(enhanced PDCCH、エンハンスト物理ダウンリンク制御チャネル)、もしくはRRCシグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICIC(Inter−Cell Interference Coordination、セル間干渉制御)の利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、端末は少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行い、または、端末は、少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行い、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定する。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうかが判定される。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態では、S11で、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップにおいて、端末は第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結する。あるいは、端末は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結することもできる。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
図10を参照すると、図10は、本発明の第3の実施形態によるシーケンス生成方法の概略的流れ図である。図10に示すように、本シーケンス生成方法は以下のステップを含む。
S20:基地局が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される長さに従って生成することができる。基地局が選択を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。ネットワーク制御ノードが構成を行う場合には、ネットワークノードが候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば無線コアネットワーク上で用いられる。候補シーケンスの長さが基地局によって事前設定される場合、基地局は事前設定された長さを端末へさらに送信する。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。また候補シーケンスの長さは基地局によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短くてもよい。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。例えば、第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、基地局が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。S20で、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
図11に示すように、S20は以下のステップを含む。
S200:基地局はシーケンス番号を獲得し、シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる。
シーケンス番号は、基地局によって行われる事前設定もしくは選択に従って、または基地局に対応する識別子に従って獲得される。基地局は事前設定シーケンス番号を端末へさらに送信することができる。
S200で、基地局はアクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、周波数帯域位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。本発明の本実施形態では、基地局は、端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットを送信することができ、そのため端末は、アクセスパイロットで搬送された情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を獲得する。あるいは、基地局は、制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示することもできる。したがって、基地局は、異なる周波数帯域を用いて端末のために用いられるべきシーケンスの構成を別々に構成し、対応する周波数帯域で対応するシーケンスを別々に送信することができ、この場合には、異なる周波数帯域のシーケンスを無関係とすることができ、そのためシーケンスがより柔軟に用いられる。端末は旧来の端末とすることができ、この場合には、従来のシーケンスを旧来の端末に対応する周波数帯域で用いることができ、基地局は、本発明に従って生成されたシーケンスを用いて別の周波数帯域で別の端末のためのサービスを提供することができる。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。例えば、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
S201:シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する。
S201では、基地局は少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または基地局は、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
本発明の本実施形態では、各候補シーケンスが独立に生成される。候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の中心から伝送帯域幅の両側へ拡張する方法でマッピングを行うこともでき、または、候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の一方の端から他方の端まで伝送帯域幅を拡張する方法でマッピングを行うこともでき、この方法は、左端から右端への拡張、または右端から左端への拡張を含む。複数の候補シーケンスがあるときには、2つの候補シーケンスの長さは同じであるが、シーケンスは異なる場合もある。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が、端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。基地局は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、基地局は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
基地局は端末の測定結果をさらに受信することができ、測定結果は、端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、または端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定することによって得られる結果である。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、端末は、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうか判定する。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
S21:第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。
具体的には、S21で、基地局は、以下の3つの場合に、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用いることができる:a)基地局は第2のシーケンスを獲得するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、この場合には、第2のシーケンスの長さは第1のシーケンスの長さより長い。b)基地局は少なくとも1つの第1のシーケンスの中から第1のシーケンスを選択し、選択した第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用いる。c)端末によって用いられる帯域幅が候補シーケンスに対応する周波数帯域以下であるときに、基地局は、候補シーケンスの中からシーケンスを選択し、そのシーケンスを第2のシーケンスとして使用し、または、端末によって用いられる帯域幅が候補シーケンスに対応する周波数帯域より大きいときに、基地局は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、この場合には、第2のシーケンスの長さは第1のシーケンスの長さより長い。基地局が第2のシーケンスを獲得するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するときに、基地局は、第2のシーケンスを形成するために、位置順に従って少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、次いで、第2のシーケンスを時間周波数リソースにマップする。S21で、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結するステップは、基地局が、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するステップ、を含む。あるいは、基地局は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結する。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
本発明の本実施形態によれば、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、基地局と端末の両方が、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅または最大システム帯域幅に従ってシーケンスを生成するのではなく、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンスとして直接用いることもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
eNBが非標準帯域幅を用い、または100MHzといった高帯域幅を用い、端末によってアクセスされるサービング周波数帯域が、eNBによって用いられる周波数帯域の任意の一部でしかないときには、端末は、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供するサービス帯域幅のみを知り、eNBによって用いられる帯域幅は知らない場合もあり、この場合には、先行技術のシーケンス生成方法に従って、端末のためのシーケンス生成はより効率が低く、より複雑なものとなり、計算処理リソースを無駄にし、より多くのエネルギー消費をもたらす。したがって、端末のサービス帯域幅がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅または最大システム帯域幅よりはるかに狭く、端末がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅も最大システム帯域幅も知らないときには、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない、という本発明の有益な効果が特に明白となる。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
その上、本発明の本実施形態によれば、シーケンスが異なる周波数帯域により柔軟にマップされ、したがって、端末および基地局による周波数帯域の多種多様な使用方法に柔軟に適応することができる。
図12を参照すると、図12は、本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成のための端末の概略的構造図である。図12に示すように、端末30は、第1の決定モジュール301と、第1の生成モジュール302とを含む。第1の決定モジュール301は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成されており、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い。第1の生成モジュール302は、第1の決定モジュール301に接続され、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信するように構成されており、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。第2のシーケンスは、端末が基地局の信号を受信する周波数帯域にマップされる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって構成され、または端末によって選択される長さに従って生成することができる。基地局が構成を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。端末が長さを選択する場合には、端末が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば端末間の直接接続で用いられる。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。この場合の第1の長さ閾値は、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅に対応するシーケンス長とすることができる。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、端末が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、第1の決定モジュール301は、シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するようにさらに構成されている。第1の決定モジュール301は、基地局から受信された事前設定もしくは構成に従って、または端末に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得する。
第1の決定モジュール301がシーケンス番号を獲得するときに、第1の決定モジュール301はアクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、アクセスパイロットに従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含む、制御シグナリングを受信し、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を含む、パイロットシーケンスの構成情報に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、端末は、少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、基地局によって送信された制御シグナリングを受信する。アクセスパイロットの検出結果に従って第1の決定モジュール301が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得することは、第1の決定モジュール301が、少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定すること、を含む。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、第2のシーケンスにおけるシーケンスセグメントの位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。
第1の決定モジュール301がシーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するときに、第1の決定モジュール301は、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。第1の決定モジュール301は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、第1の決定モジュール301は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、第1の連結生成モジュールは、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するようにさらに構成されている。あるいは、第1の連結生成モジュールは、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結するようにさらに構成されている。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
端末30は第1の測定モジュール303をさらに含み、第1の測定モジュール303は少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行い、または少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行い、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定するように構成されている。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうかが判定される。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態によれば、第1の決定モジュール301は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、第1の生成モジュール302は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、端末は、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2のシーケンスとして直接用いることもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、先行技術で最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
図13を参照すると、図13は、本発明の第1の実施形態によるシーケンス生成のための基地局の概略的構造図である。図13に示すように、基地局31は、第2の決定モジュール311と、第2の生成モジュール312とを含む。第2の決定モジュール311は、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成されており、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い。第2の生成モジュール312は、第2の決定モジュール311に接続され、第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信するように構成されており、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される長さに従って生成することができる。基地局が選択を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。ネットワーク制御ノードが構成を行う場合には、ネットワークノードが候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば無線コアネットワーク上で用いられる。候補シーケンスの長さが事前設定される場合、第2の生成モジュール312は事前設定された長さを端末へさらに送信する。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。また候補シーケンスの長さは基地局によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短くてもよい。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、基地局が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が、端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、第2の決定モジュール311は、シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するようにさらに構成されている。第2の決定モジュール311は、基地局によって行われる事前設定もしくは選択に従って、または基地局に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得し、事前設定されたシーケンス番号を端末へ送信する。
第2の決定モジュール311がシーケンス番号を獲得するときに、第2の決定モジュール311は、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、周波数帯域位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。本発明の本実施形態では、基地局31は、第2の決定モジュール311に接続され、端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットを送信するように構成された送信モジュール313をさらに含み、そのため端末は、アクセスパイロットで搬送された情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を獲得する。あるいは、送信モジュール313は、制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示するようにさらに構成されている。したがって、基地局は、異なる周波数帯域を用いて端末のために用いられるべきシーケンスの構成を別々に構成し、対応する周波数帯域で対応するシーケンスを別々に送信することができ、この場合には、異なる周波数帯域のシーケンスを無関係とすることができ、そのためシーケンスがより柔軟に用いられる。端末は旧来の端末とすることができ、この場合には、従来のシーケンスを旧来の端末に対応する周波数帯域で用いることができ、基地局は、本発明に従って生成されたシーケンスを用いて別の周波数帯域で別の端末のためのサービスを提供することができる。
第2の決定モジュール311がシーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するときに、第2の決定モジュール311は、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成する。あるいは、第2の決定モジュール311は、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
各候補シーケンスは独立に生成される。候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の中心から伝送帯域幅の両側へ拡張する方法でマッピングを行うこともでき、または、候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の一方の端から他方の端まで伝送帯域幅を拡張する方法でマッピングを行うこともでき、この方法は、左端から右端への拡張、または右端から左端への拡張を含む。複数の候補シーケンスがあるときには、2つの候補シーケンスの長さは同じであるが、シーケンスは異なる場合もある。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。例えば、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。第2の決定モジュール311は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、第2の決定モジュール311は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、第2の決定モジュール311は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結することができる。あるいは、第2の決定モジュール311は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結することができる。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
基地局31は、端末の測定結果を受信するように構成された、受信モジュール314をさらに含み、測定結果は、端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、または端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定することによって得られる結果である。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、端末は、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうか判定する。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態によれば、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、基地局と端末の両方が、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅または最大システム帯域幅に従ってシーケンスを生成するのではなく、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンスとして直接用いることもできる。
eNBが非標準帯域幅を用い、または100MHzといった高帯域幅を用い、端末によってアクセスされるサービング周波数帯域が、eNBによって用いられる周波数帯域の任意の一部でしかないときには、端末は、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供するサービス帯域幅のみを知り、eNBによって用いられる帯域幅は知らない場合もあり、この場合には、先行技術のシーケンス生成方法に従って、端末のためのシーケンス生成はより効率が低く、より複雑なものとなり、計算処理リソースを無駄にし、より多くのエネルギー消費をもたらす。したがって、端末のサービス帯域幅がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅または最大システム帯域幅よりはるかに狭く、端末がサービング基地局またはサービングセルの総使用帯域幅も最大システム帯域幅も知らないときには、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない、という本発明の有益な効果が特に明白となる。その上、最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
その上、本発明の本実施形態によれば、シーケンスが異なる周波数帯域により柔軟にマップされ、したがって、端末および基地局による周波数帯域の多種多様な使用方法に柔軟に適応することができる。
図14を参照すると、図14は、本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成のための端末の概略的構造図である。図14に示すように、端末40は、プロセッサ401と、送受信機402と、メモリ403と、データバス404と、を含む。プロセッサ401、送受信機402、およびメモリ403は、互いに通信するようにデータバス404を用いて相互接続されている。
本発明の本実施形態では、プロセッサ401は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、プロセッサ401は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。第2のシーケンスは、端末が基地局の信号を受信する周波数帯域にマップされる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって構成され、または端末によって選択される長さに従って生成することができる。基地局が構成を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。端末が長さを選択する場合には、端末が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば端末間の直接接続で用いられる。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。この場合の第1の長さ閾値は、サービング基地局またはサービングセルのものであり、端末にサービスする帯域幅を含む総使用帯域幅に対応するシーケンス長とすることができる。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、端末が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。送受信機402は、候補シーケンスのものであり、基地局側によって構成され、基地局側によって送信される第1の長さ閾値を受信する。メモリ403は候補シーケンスの第1の長さ閾値を記憶する。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ401は、シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する。プロセッサ401は、基地局から受信された事前設定もしくは構成に従って、または端末に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得する。
プロセッサ401がシーケンス番号を獲得するときに、プロセッサ401は、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、アクセスパイロットに従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含む、制御シグナリングを受信し、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を含む、パイロットシーケンスの構成情報に従って、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得し、または、少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、基地局によって送信された制御シグナリングを受信する。アクセスパイロットの検出結果に従ってプロセッサ401が、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を獲得することは、プロセッサ401が、少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定すること、を含む。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、第2のシーケンスにおけるシーケンスセグメントの位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。
プロセッサ401がシーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するときに、プロセッサ401は、少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。プロセッサ401は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、プロセッサ401は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、プロセッサ401は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結することができる。あるいは、プロセッサ401は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスをさらに決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結することができる。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
プロセッサ401は少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行い、または少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行い、例えば、第1のシーケンスに対応する周波数帯域のチャネル品質を測定する。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうかが判定される。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態によれば、プロセッサ401は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、プロセッサ401は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、端末は、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2のシーケンスとして直接用いることもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、先行技術で最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
図15を参照すると、図15は、本発明の第2の実施形態によるシーケンス生成のための基地局の概略的構造図である。図15に示すように、基地局41は、プロセッサ411と、送受信機412と、メモリ413と、データバス414と、を含む。プロセッサ411、送受信機412、およびメモリ413は、互いに通信するようにデータバス414を用いて相互接続されている。
本発明の本実施形態では、プロセッサ411は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、プロセッサ411は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を送信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。第2のシーケンスは、それだけに限らないが、CRS、CSI−RS、DL DM RS、DRS、PRS、SRS、またはMBSFN RSのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、サブシーケンスは候補シーケンスの一部である。候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、それら2つの候補シーケンスは異なり、または、第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、それら少なくとも2つの第1のシーケンスは異なり、少なくとも2つの第1のシーケンスに別々に対応する候補シーケンスまたはサブシーケンスは同じであり、または異なる。
候補シーケンスは事前定義された長さ、または基地局によって選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される長さに従って生成することができる。基地局が選択を行う場合には、基地局が候補シーケンスの長さを制御し、これは例えばセルラネットワーク上で用いられる。ネットワーク制御ノードが構成を行う場合には、ネットワークノードが候補シーケンスの長さを制御し、これは例えば無線コアネットワーク上で用いられる。候補シーケンスの長さが事前設定される場合、送受信機412は事前設定された長さを端末へさらに送信する。端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、または、端末のアクセス帯域幅および/もしくはネットワークが端末のためのサービスを提供するアクセス帯域幅の部分帯域幅に対応する長さに近い長さを候補シーケンスの長さとして選択することもでき、すなわち、候補シーケンスの長さは端末によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短い。また候補シーケンスの長さは基地局によって用いられる帯域幅に対応するシーケンス長より短くてもよい。任意選択で、候補シーケンスの長さは第1の長さ閾値以下である。第1の長さ閾値は、20MHz、100MHz、または1000MHzのシステム帯域幅に対応するパイロットシーケンス長とすることができる。メモリ413は第1の長さ閾値を記憶する。異なる候補シーケンスの長さは異なっていてよく、このようにして、その長さが、端末のアクセス帯域幅および/またはネットワークが端末のためのサービスを提供する帯域幅に対応するシーケンス長により近く、またはそれよりも短いシーケンスを、基地局が確認することのできるパイロットシーケンスを形成するために選択することができる。
本発明の本実施形態では、少なくとも1つの第1のシーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む。各第1のシーケンスが対応する周波数帯域にマップされるときに、対応する周波数帯域内にDCサブキャリアがあるかどうか、およびDCサブキャリアの位置が、端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。DCサブキャリアにマップされたシーケンス要素は送信されず、またはDCサブキャリアにはシーケンス要素がマップされない。したがって、DCサブキャリアを含む周波数帯域を柔軟に構成することができ、DCサブキャリアを含む周波数帯域を端末によるアクセスに用いることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ411は、シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、シーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成する。送受信機412は事前設定されたシーケンス番号を端末へ送信するように構成することができる。プロセッサ411は、基地局によって行われる事前設定もしくは選択に従って、または基地局に対応する識別子に従ってシーケンス番号を獲得し、事前設定されたシーケンス番号を端末へ送信する。
プロセッサ411がシーケンス番号を獲得するときに、プロセッサ411は、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス番号を決定する。アクセスに用いられる周波数帯域と少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係は事前定義することができ、例えば、アクセスに用いられる周波数帯域のシーケンスセグメント番号と、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンスのシーケンスセグメント番号とは、周波数帯域位置による漸進的増加関係にあり、例えば、漸進的増加ステップは、1、2、3、などである。本発明の本実施形態では、送受信機412は、端末へ、少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送するアクセスパイロットをさらに送信し、そのため端末は、アクセスパイロットで搬送された情報に従って少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を獲得する。あるいは、送受信機412は、制御シグナリングを用いて端末へ、アクセスに用いられる周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報をさらに指示する。したがって、基地局は、異なる周波数帯域を用いて端末のために用いられるべきシーケンスの構成を別々に構成し、対応する周波数帯域で対応するシーケンスを別々に送信することができ、この場合には、異なる周波数帯域のシーケンスを無関係とすることができ、そのためシーケンスがより柔軟に用いられる。端末は旧来の端末とすることができ、この場合には、従来のシーケンスを旧来の端末に対応する周波数帯域で用いることができ、基地局は、本発明に従って生成されたシーケンスを用いて別の周波数帯域で別の端末のためのサービスを提供することができる。
プロセッサ411がシーケンス番号を用いて少なくとも1つの候補シーケンスを生成するときに、プロセッサ411は少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成する。あるいは、プロセッサ411は、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、そのシーケンス番号に従って生成される少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する。本発明では、候補シーケンスを生成する方法を基地局が制御することができ、例えば、候補シーケンスを生成する前述の2つの方法を基地局が制御することができる。
各候補シーケンスは独立に生成される。候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の中心から伝送帯域幅の両側へ拡張する方法でマッピングを行うこともでき、または、候補シーケンスごとに、伝送帯域幅の一方の端から他方の端まで伝送帯域幅を拡張する方法でマッピングを行うこともでき、この方法は、左端から右端への拡張、または右端から左端への拡張を含む。複数の候補シーケンスがあるときには、2つの候補シーケンスの長さは同じであるが、シーケンスは異なる場合もある。
本発明の本実施形態では、シーケンス番号は絶対番号または相対番号である。例えば、絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である。絶対周波数領域位置番号の各番号は、絶対位置における周波数帯域または絶対周波数チャネル番号に対して1対1の対応関係にあり、例えば、絶対周波数領域番号は、
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
と等しいものとすることができ、
Figure 2017522770
は切り上げを示し、
Figure 2017522770
は切り捨てを示し、Nは正の整数である。
相対周波数領域位置番号は第1の周波数帯域の位置に対する候補シーケンスの周波数帯域の位置に従って獲得される番号である。第1の周波数帯域は端末がシステムにアクセスする周波数帯域であり、第1の周波数帯域の両側の周波数帯域は、C MHzを単位として用いた除算を行うことによって別々に獲得され、例えば、シーケンスに従って第1の周波数帯域の左側で番号−1、番号−2、番号−3、…が獲得され、シーケンスに従って第1の周波数帯域の右側で番号1、番号2、番号3、…が別々に獲得される。
各シーケンスはシーケンス生成器の独立した初期設定状態値に従って生成することができる。この初期設定状態値はシーケンス番号に従って決定される。プロセッサ411は、シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
または
Figure 2017522770
式中、cinitは、シーケンス生成器のものであり、少なくとも1つの候補シーケンスに対応する初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
Figure 2017522770
はシーケンス番号であり、
Figure 2017522770
はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、プロセッサ411は初期設定状態値に従って候補シーケンスを生成する。
本発明の本実施形態では、少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む。各第1のシーケンスのパラメータは端末のために基地局によって事前定義され、または構成される。第1の候補シーケンスのパラメータは、少なくとも2つの特定のパラメータ値の中から選択することもでき、またはブロードキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはマルチキャストシグナリングを用いて構成することもでき、またはUE固有の(UE−specific)シグナリングを用いて構成することもできる。各第1のシーケンスにおいて、送信電力は、時間領域、周波数領域、または時間周波数領域において一定であり、それによって、周波数領域ICICの利得が得られ、近隣セルに対する第2のシーケンス、すなわちパイロットシーケンスからの干渉が低減される。
本発明の本実施形態では、送受信機412は端末の測定結果をさらに受信し、測定結果は、端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、または端末が少なくとも1つの第1のシーケンスの第1のシーケンスのサブシーケンスに従って測定を行うことによって得られる結果、例えば、第1のシーケンスに対応するチャネル品質を測定することによって得られる結果である。任意選択で、基地局による事前定義または構成によって、第1のシーケンスに基づく測定について、端末は、測定が複数のシーケンスセグメントに基づいて行われうるかどうか判定する。このようにして、異なるシーケンスを用いて測定を柔軟に行うことができ、その上、異なるシーケンスに対応する異なる周波数帯域が異なる測定に対応するという目的を達成することができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ411は、第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結することができる。あるいは、プロセッサ411は、事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスをさらに決定し、第2のシーケンスを獲得するために、少なくとも1つの第1のシーケンスと少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結することができる。第3のシーケンスはアクセスに用いられるシーケンスとすることができる。事前構成識別子は事前構成されたシーケンスセグメント番号またはセル識別子とすることができる。
結論として、本発明によれば、端末は少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定し、候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短く、端末は第2のシーケンスを生成するために少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、第2のシーケンスに従って信号を受信し、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである。したがって、数個のシーケンスだけが、または短いシーケンスさえもが生成されるということに基づき、端末と基地局の両方が、連結によって、実際に用いられるべきシーケンスを生成することもでき、または、それらのシーケンスもしくは短いシーケンスを実際に用いられるべきシーケンス、すなわち第2のシーケンスとして直接用いることもできる。したがって、シーケンス生成がより効率的であり、より単純であり、エネルギー消費がより少ない。その上、先行技術で最大システム帯域幅に従ってシーケンスが生成されるときに必要とされる大量の計算処理を回避することができ、計算処理リソースを減らすことができる。
その上、本発明の本実施形態によれば、シーケンスが異なる周波数帯域により柔軟にマップされ、したがって、端末および基地局による周波数帯域の多種多様な使用方法に柔軟に適応することができる。
本発明においては、第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスだけに限定されない。
本発明においては、シーケンスが周波数領域にマップされる例を用いて説明が与えられているが、本発明は、シーケンスが時間領域または時間周波数領域にマップされるシナリオでも用いることができる。
本発明においては、シーケンスはダウンリンクシーケンスであるが、シーケンスはアップリンクシーケンスとすることもでき、ピア端末間で送信されるシーケンスとすることもできる。
任意選択で、本発明のシーケンス生成方法に基づき、シーケンスをさらに処理すること、例えば、使用前にスクランブルすることもできる。
以上の説明は単に本発明の実施形態であるにすぎず、本発明の保護範囲はこれらの実施形態だけに限定されない。本発明における本明細書および添付の図面の内容に従って、または他の関連技術分野で本発明を直接的もしくは間接的に適用することによってなされるあらゆる等価の構造変更またはプロセス変更は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
30 端末
301 第1の決定モジュール
302 第1の生成モジュール
303 第1の測定モジュール
31 基地局
311 第2の決定モジュール
312 第2の生成モジュール
313 送信モジュール
314 受信モジュール
40 端末
401 プロセッサ
402 送受信機
403 メモリ
404 データバス
41 基地局
411 プロセッサ
412 送受信機
413 メモリ
414 データバス

Claims (60)

  1. シーケンス生成方法であって、前記方法は、
    端末が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するステップであって、前記候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、前記ステップと、
    第2のシーケンスを生成するために前記少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または前記少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、前記第2のシーケンスに従って信号を受信するステップであって、前記第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、前記ステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは前記少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは前記少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、前記サブシーケンスは前記候補シーケンスの一部である、請求項1に記載の方法。
  3. 第2のシーケンスを生成するために前記少なくとも1つの第1のシーケンスを連結する前記ステップは、
    前記第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するステップ、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 第2のシーケンスを生成するために前記少なくとも1つの第1のシーケンスを連結する前記ステップは、
    少なくとも1つの第3のシーケンスを決定するステップであって、前記第3のシーケンスは事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、前記ステップと、
    前記第2のシーケンスを獲得するために、前記少なくとも1つの第1のシーケンスと前記少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結するステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記候補シーケンスの前記長さは、基地局によって事前設定され、または構成され、または前記端末によって選択される、請求項2から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、前記2つの候補シーケンスは異なり、または、前記第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、前記少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる、請求項2から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記端末が、シーケンス番号を獲得するステップであって、前記シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、前記ステップと、
    前記シーケンス番号を用いて前記少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップと、
    をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記端末が、シーケンス番号を獲得する前記ステップは、
    前記端末が、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出するステップと、
    前記アクセスパイロットの検出結果に従って前記端末が、アクセスに用いられる前記周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を獲得するステップ、または、前記端末が、前記アクセスパイロットに従って制御シグナリングを受信し、前記制御シグナリングはアクセスに用いられる前記周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含み、前記パイロットシーケンスの前記構成情報に従って前記端末が、アクセスに用いられる前記周波数帯域を除く前記少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を獲得するステップ、または、
    前記端末が、基地局によって送信された制御シグナリングを受信するステップであって、前記制御シグナリングは少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは前記第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、前記ステップと、
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記アクセスパイロットの検出結果に従って前記端末が、アクセスに用いられる前記周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を獲得する前記ステップは、
    前記端末が、前記少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、前記アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる前記周波数帯域と前記少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って前記少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を決定するステップ、
    を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記シーケンス番号は絶対番号または相対番号である、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記シーケンス番号を用いて前記少なくとも1つの候補シーケンスを生成する前記ステップは、
    前記端末が、前記少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成するステップ、または
    前記端末が、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、前記シーケンス番号に従って生成される前記少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成するステップ、
    を含む、請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記シーケンス番号を用いて前記少なくとも1つの候補シーケンスを生成する前記ステップは、
    前記シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、前記候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成するステップであって:
    Figure 2017522770
    または
    Figure 2017522770
    または
    Figure 2017522770
    式中、cinitは、前記シーケンス生成器のものであり、前記少なくとも1つの候補シーケンスに対応する前記初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
    Figure 2017522770
    は前記シーケンス番号であり、
    Figure 2017522770
    はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロである、前記ステップと、
    前記初期設定状態値に従って前記候補シーケンスを生成するステップと、
    を含む、請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、前記パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む、請求項5に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む、請求項1に記載の方法。
  16. シーケンス生成方法であって、前記方法は、
    基地局が、少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するステップであって、前記候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、前記ステップと、
    第2のシーケンスを生成するために前記少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または前記少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、前記第2のシーケンスに従って信号を送信するステップであって、前記第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、前記ステップと、
    を含む、方法。
  17. 前記少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは前記少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは前記少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、前記サブシーケンスは前記候補シーケンスの一部である、請求項16に記載の方法。
  18. 第2のシーケンスを生成するために前記少なくとも1つの第1のシーケンスを連結する前記ステップは、
    前記第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結するステップ、
    を含む、請求項16または17に記載の方法。
  19. 第2のシーケンスを生成するために前記少なくとも1つの第1のシーケンスを連結する前記ステップは、
    少なくとも1つの第3のシーケンスを決定するステップであって、前記第3のシーケンスは事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、前記ステップと、
    前記第2のシーケンスを獲得するために、前記少なくとも1つの第1のシーケンスと前記少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結するステップと、
    を含む、請求項16または17に記載の方法。
  20. 前記候補シーケンスの前記長さは前記基地局によって事前設定され、または選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される、請求項17から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、前記2つの候補シーケンスは異なり、または、前記第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、前記少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる、請求項17から19のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記基地局が、シーケンス番号を獲得するステップであって、前記シーケンス番号はシーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、前記ステップと、
    前記シーケンス番号を用いて前記少なくとも1つの候補シーケンスを生成するステップと、
    をさらに含む、請求項16から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記基地局が、シーケンス番号を獲得する前記ステップは、
    前記基地局が、アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定するステップと、
    前記基地局が、アクセスに用いられる前記周波数帯域と前記少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って前記少なくとも1つの他の前記周波数帯域のシーケンス番号を決定するステップと、
    を含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記基地局が、アクセスに用いられる前記周波数帯域と前記少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って前記少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を決定する前記ステップは、
    前記基地局が端末へ、前記少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送する前記アクセスパイロットを送信するステップ、または
    前記基地局が制御シグナリングを用いて前記端末へ、アクセスに用いられる前記周波数帯域を除く前記少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示するステップ、
    を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記シーケンス番号は絶対番号または相対番号である、請求項22から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である、請求項25に記載の方法。
  27. 前記シーケンス番号を用いて前記少なくとも1つの候補シーケンスを生成する前記ステップは、
    前記基地局が、前記少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成するステップ、または
    前記基地局が、あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、前記シーケンス番号に従って生成される前記少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成するステップ、
    を含む、請求項22から25のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記シーケンス番号を用いて前記少なくとも1つの候補シーケンスを生成する前記ステップは、
    前記シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、前記候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成するステップであって:
    Figure 2017522770
    または
    Figure 2017522770
    または
    Figure 2017522770
    式中、cinitは、前記シーケンス生成器のものであり、前記少なくとも1つの候補シーケンスに対応する前記初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
    Figure 2017522770
    は前記シーケンス番号であり、
    Figure 2017522770
    はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロである、前記ステップと、
    前記初期設定状態値に従って前記候補シーケンスを生成するステップと、
    を含む、請求項22から25のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、前記パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む、請求項20に記載の方法。
  30. 前記少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む、請求項16に記載の方法。
  31. シーケンス生成のための端末であって、前記端末は、
    少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成された、第1の決定モジュールであって、前記候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、前記第1の決定モジュールと、
    前記第1の決定モジュールに接続され、第2のシーケンスを生成するために前記少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または前記少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、前記第2のシーケンスに従って信号を受信するように構成された、第1の生成モジュールであって、前記第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、前記第1の生成モジュールと、
    を含む、端末。
  32. 前記少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは前記少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは前記少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、前記サブシーケンスは前記候補シーケンスの一部である、請求項31に記載の端末。
  33. 前記第1の連結生成モジュールは、
    前記第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結する、
    ようにさらに構成されている、請求項31または32に記載の端末。
  34. 前記第1の連結生成モジュールは、
    事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、
    前記第2のシーケンスを獲得するために、前記少なくとも1つの第1のシーケンスと前記少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結する、
    ようにさらに構成されている、請求項31または32に記載の端末。
  35. 前記候補シーケンスの前記長さは、基地局によって事前設定され、または構成され、または前記端末によって選択される、請求項32から34のいずれか一項に記載の端末。
  36. 前記候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、前記2つの候補シーケンスは異なり、または、前記第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、前記少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる、請求項32から34のいずれか一項に記載の端末。
  37. 前記第1の決定モジュールは、
    シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、
    前記シーケンス番号を用いて前記少なくとも1つの候補シーケンスを生成する、
    ようにさらに構成されている、請求項31から36のいずれか一項に記載の端末。
  38. 前記第1の決定モジュールは、
    アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを検出し、
    前記アクセスパイロットの検出結果に従って、アクセスに用いられる前記周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を獲得し、または、前記アクセスパイロットに従って、アクセスに用いられる前記周波数帯域を除く少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を含む、制御シグナリングを受信し、前記パイロットシーケンスの前記構成情報に従って、アクセスに用いられる前記周波数帯域を除く前記少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を獲得し、または、
    前記端末が、少なくとも1つのシーケンス番号に関する情報および/もしくは前記第2のシーケンスを形成する方法に関する情報を含む、基地局によって送信された制御シグナリングを受信する、
    ようにさらに構成されている、請求項31から37のいずれか一項に記載の端末。
  39. 前記第1の決定モジュールは、
    前記少なくとも1つの他の周波数帯域のものであり、前記アクセスパイロットで搬送されるシーケンス構成情報、および/またはアクセスに用いられる前記周波数帯域と前記少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係もしくは周波数帯域位置関係に従って前記少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を決定する、
    ようにさらに構成されている、請求項38に記載の端末。
  40. 前記シーケンス番号は絶対番号または相対番号である、請求項37から39のいずれか一項に記載の端末。
  41. 前記絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である、請求項40に記載の端末。
  42. 前記第1の決定モジュールは、
    前記少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または
    あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、前記シーケンス番号に従って生成される前記少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する、
    ようにさらに構成されている、請求項37から41のいずれか一項に記載の端末。
  43. 前記第1の決定モジュールは、
    前記シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、前記候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
    Figure 2017522770
    または
    Figure 2017522770
    または
    Figure 2017522770
    式中、cinitは、前記シーケンス生成器のものであり、前記少なくとも1つの候補シーケンスに対応する前記初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
    Figure 2017522770
    は前記シーケンス番号であり、
    Figure 2017522770
    はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、
    前記第1の決定モジュールは、前記初期設定状態値に従って前記候補シーケンスを生成する、
    ようにさらに構成されている、請求項37から41のいずれか一項に記載の端末。
  44. 前記少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、前記パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む、請求項35に記載の端末。
  45. 前記少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む、請求項31に記載の端末。
  46. シーケンス生成のための基地局であって、前記基地局は、
    少なくとも1つの候補シーケンスに従って少なくとも1つの第1のシーケンスを決定するように構成された、第2の決定モジュールであって、前記候補シーケンスの長さは最大利用可能システム帯域幅に対応するシーケンス長より短い、前記第2の決定モジュールと、
    前記第2の決定モジュールに接続され、第2のシーケンスを生成するために前記少なくとも1つの第1のシーケンスを連結し、または前記少なくとも1つの第1のシーケンスを第2のシーケンスとして直接用い、前記第2のシーケンスに従って信号を送信するように構成された、第2の生成モジュールであって、前記第2のシーケンスは参照信号シーケンスまたはスクランブリング・コード・シーケンスのうちの少なくとも1つである、前記第2の生成モジュールと、
    を含む、基地局。
  47. 前記少なくとも1つの第1のシーケンスの各第1のシーケンスは前記少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスまたは前記少なくとも1つの候補シーケンスの候補シーケンスのサブシーケンスであり、前記サブシーケンスは前記候補シーケンスの一部である、請求項46に記載の基地局。
  48. 前記第2の生成モジュールは、
    前記第2のシーケンスを生成するために少なくとも2つの第1のシーケンスを連結する、
    ようにさらに構成されている、請求項46または47に記載の基地局。
  49. 前記第2の生成モジュールは、
    事前定義されたシーケンスまたは事前構成識別子に従って決定されるシーケンスである、少なくとも1つの第3のシーケンスを決定し、
    前記第2のシーケンスを獲得するために、前記少なくとも1つの第1のシーケンスと前記少なくとも1つの第3のシーケンスとを連結する、
    ようにさらに構成されている、請求項46または47に記載の基地局。
  50. 前記候補シーケンスの前記長さは前記基地局によって事前設定され、または選択され、またはネットワーク制御ノードによって構成される、請求項47から49のいずれか一項に記載の基地局。
  51. 前記候補シーケンスが少なくとも2つの候補シーケンスを含むときに、前記2つの候補シーケンスは異なり、または、前記第1のシーケンスが少なくとも2つの第1のシーケンスを含むときに、前記少なくとも2つの第1のシーケンスは異なる、請求項47から49のいずれか一項に記載の基地局。
  52. 前記第2の決定モジュールは、
    シーケンス生成器の初期設定状態値を生成するのに用いられる、シーケンス番号を獲得し、
    前記シーケンス番号を用いて前記少なくとも1つの候補シーケンスを生成する、
    ようにさらに構成されている、請求項46から51のいずれか一項に記載の基地局。
  53. 前記第2の決定モジュールは、
    アクセスに用いられる周波数帯域のアクセスパイロットを決定し、
    アクセスに用いられる前記周波数帯域と前記少なくとも1つの他の周波数帯域との間の順序関係または周波数帯域位置関係に従って前記少なくとも1つの他の周波数帯域の前記シーケンス番号を決定する、
    ようにさらに構成されている、請求項52に記載の基地局。
  54. 前記基地局は、
    端末へ、前記少なくとも1つの他の周波数帯域のシーケンス構成情報を搬送する前記アクセスパイロットを送信し、または
    制御シグナリングを用いて前記端末へ、アクセスに用いられる前記周波数帯域を除く前記少なくとも1つの他の周波数帯域におけるパイロットシーケンスの構成情報を指示する、
    ように構成された、送信モジュールをさらに含む、請求項53に記載の基地局。
  55. 前記シーケンス番号は絶対番号または相対番号である、請求項52から54のいずれか一項に記載の基地局。
  56. 前記絶対番号は絶対周波数領域位置番号であり、または相対番号は相対周波数領域位置番号である、請求項55に記載の基地局。
  57. 前記第2の決定モジュールは、
    前記少なくとも1つのシーケンス番号に従って対応する数の候補シーケンスを生成し、または
    あるシーケンス番号に従ってある候補シーケンスを生成し、前記シーケンス番号に従って生成される前記少なくとも1つの候補シーケンスの相対位置に従って別の候補シーケンスを生成する、
    ようにさらに構成されている、請求項52から55のいずれか一項に記載の基地局。
  58. 前記第2の決定モジュールは、前記シーケンス番号を用いて次式に従って、シーケンス生成器のものであり、前記候補シーケンスに対応する初期設定状態値を生成し:
    Figure 2017522770
    または
    Figure 2017522770
    または
    Figure 2017522770
    式中、cinitは、前記シーケンス生成器のものであり、前記少なくとも1つの候補シーケンスに対応する前記初期設定状態値であり、nsはタイムスロット番号であり、lはタイムスロットにおけるOFDMシンボルの番号であり、
    Figure 2017522770
    は前記シーケンス番号であり、
    Figure 2017522770
    はセル番号であり、NCPは通常のCPの場合のものであり、拡張されたCPの場合にはNCPはゼロであり、
    前記第2の決定モジュールは、前記初期設定状態値に従って前記候補シーケンスを生成する、
    ようにさらに構成されている、請求項52から25のいずれか一項に記載の基地局。
  59. 前記少なくとも2つの第1のシーケンスに対応するパラメータは同じであり、または異なり、前記パラメータは、シーケンス長、シーケンス番号、または送信電力のうちの少なくとも1つを含む、請求項50に記載の基地局。
  60. 前記少なくとも1つの候補シーケンスに対応する周波数帯域はDCサブキャリアを含む、請求項46に記載の基地局。
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