JP2017518717A - 動的なデータ中継としてのプロキシ装置の使用 - Google Patents

動的なデータ中継としてのプロキシ装置の使用 Download PDF

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Abstract

ローカルサーバは、複数のローカルネットワーク内のコンピューティングデバイスと通信するように構成される。ローカルサーバは、命令を記憶するためのメモリと命令を実行するように構成されたプロセッサを備える。命令は、複数のコンピューティングデバイスの一つ以上との接続を動的に確立し、接続は複数のコンピューティングデバイスの一つ以上をデータ中継として識別し、ローカルネットワーク内で複数のコンピューティングデバイスの一つ以上からのデータトラフィックを受信し、宛先サーバに通信すべきデータトラフィックを受信し、通信ネットワーク経由で宛先サーバへの通信のためにデータ中継にデータトラフィックを送信し、データ中継から応答データトラフィックを受信し、ローカルネットワーク内で複数のコンピューティングデバイスの一つ以上に応答データを送信するようにプロセッサを動作させる。

Description

本発明は、通信を容易にするために、概して通信ネットワークを介し、特にシステムにデータを送信すること、及び動的なデータ中継としてのプロキシ装置を使用する方法に関する。
接続された車とは、インターネットなどの無線ワイドエリアネットワークへのアクセスを備えた車両を提供するネットワークアクセス装置を搭載した車両である。典型的には、第三世代(3G)、ロングタームエボリューション(LTE)、3G拡張音声データ最適化(EVDO)などの通信技術を使用してセルラーネットワークにアクセスするようにネットワークデバイスが構成されている。さらに、ネットワークアクセス装置は、利用可能な場合にはWi−Fiネットワークにアクセスするように構成することもできる。このような状況では、Wi−Fiネットワークをセルラーネットワークに優先させることができる。
アクセス装置には、車両内の他のコンピューティングデバイスへのインターネットアクセスを提供するローカルエリアネットワークを備えることも可能である。このローカルエリアネットワークには、有線と無線の双方の技術を盛り込むことができる。従って、スマートフォン、タブレット、ノートブックパソコンやその他のポータブルコンピューティングデバイスなどのコンピューティングデバイスは、アクセス装置を介してインターネットにアクセスすることができる。また、運転手と乗客の双方に付加的なサービスを提供するために、車両には多くの場合、インターネットアクセスを活用する車載コンピューティングデバイスが装備されている。このようなサービスの例としては、事故の自動通報、スピード違反通報、スマートナビゲーション、オーディオ及びビデオメディアストリーミングなどが挙げられる。
接続された車によって提供されるサービスはより不可欠となるため、インターネットへのアクセス装置の接続信頼性がより重要になる。従って、通信ネットワークへのネットワークアクセス装置を接続するための改良されたシステム及び方法を提供することが本実施形態の目的である。
本実施形態の態様によれば、ローカルネットワーク内で複数のコンピューティングデバイスと通信するように構成されたローカルサーバが提供され、ローカルサーバは、命令を格納するメモリと、複数のコンピューティングデバイスの一つ以上との接続を動的に確立し、接続は複数のコンピューティングデバイスの一つ以上をデータ中継として識別し、コンピューティングデバイスの一つ以上からのデータトラフィックを受信し、宛先サーバに通信するデータトラフィックを受信し、通信ネットワーク経由で宛先サーバへの通信のために既定義された一つ以上のコンピューティングデバイスへデータトラフィックを送信し、既定義の一つ以上のコンピューティングデバイスからの応答データトラフィックを受信し、コンピューティングデバイスの一つ以上に応答データを送信する命令を実行するように構成されたプロセッサを備えている。
本実施形態の別の態様によれば、コンピューティングデバイスによって実行されたときに、ローカルサーバとの接続を動的に確立し、ローカルサーバのためにコンピューティングデバイスをデータ中継として識別し、ローカルサーバからアウトバウンドデータトラフィックを受信し、アウトバウンドデータトラフィックを宛先サーバへ伝送し、宛先サーバからのインバウンドトラフィックを受信し、インバウンドトラフィックをローカルサーバへ伝送するようにコンピューティングデバイスを動作させる、命令を記憶させた非一時的なコンピュータ可読媒体が提供される。
実施形態のさらに別の態様によれば、ローカルサーバと、ローカルサーバと通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを備えるネットワークが提供され、ローカルサーバは、複数のコンピューティングデバイスの一つ以上と少なくとも一つの既定義のコンピューティングデバイスとの間でデータトラフィックを転送するように構成され、宛先サーバに通信されるべきデータトラフィックを転送し、及び少なくとも一つの既定義したコンピューティングデバイスは、ローカルサーバからのデータトラフィックを受信し、通信ネットワークを介して宛先サーバへデータトラフィックを伝達し、通信を介して宛先サーバからの応答データを受信し、ローカルサーバへ応答データを伝達するように構成される。
以下、本発明の実施例のみが示された以下の図面を参照して説明する。
通信インフラストラクチャを示す概略図である。 データ中継としてコンピューティングデバイスを動的に確立することを示すフローチャートである。 データ中継を利用したローカルサーバを示すフローチャートである。 マイクロネットワークとして接続された車両の概略図である。
便宜上、明細書における同様な数字は、図面中の同様な構造を指している。図1を参照すると、この図には通信インフラストラクチャは全体的に参照番号100で示されている。通信インフラストラクチャ100には複数のローカルネットワーク102、通信ネットワーク104、一つ以上の通信ネットワークリンク105、カプセル化サーバ106及び宛先サーバ108が含まれる。
通信ネットワーク104には、通信ネットワークリンクとの通信を容易にするために一つ以上のセルラー方式のタワーとアクセスポイントが備えられている。通信ネットワーク104は、ワイドエリアネットワーク(WAN)及び/またはローカルエリアネットワーク(LAN)を備えることが可能である。これには、例えば公衆電話交換網(PSTN)やインターネット、並びに私設ネットワークまたはイントラネットのような公衆ネットワークが含まれる。当業者によって理解されるように、通信ネットワーク104の実際の構成は実装に応じて変えることができる。
ローカルネットワーク102の各々には、ローカルサーバ110及び1つまたは複数のコンピューティングデバイス112が備えられている。ローカルネットワーク102内におけるコンピューティングデバイス112の少なくとも一つは、一つ以上の通信ネットワークリンク105を介して通信ネットワーク104と通信することができる。例えば、通信ネットワークリンク105の一つはセルラー方式のネットワークである。セルラー方式のネットワークは、第三世代(3G)、ロングタームエボリューション(LTE)、3G拡張音声データ最適化(EVDO)など多くの既知または独自の通信規格のいずれかを使用してアクセスすることができる。別の実施例として、通信ネットワークリンク105の一つは、無線エリアネットワークである。無線エリアネットワークには、Wi−Fi、WiMaxのなど多くの既知または専用の無線通信規格のいずれかを使用してアクセスし得る。さらに別の例として、通信ネットワークリンク105の一つは衛星ネットワークである。衛星ネットワークには、多くの既知または専用衛星通信規格のいずれかを使用してアクセスし得る。
ローカルサーバ110には一つ以上のローカルネットワークインターフェース114が備えられている。ローカルネットワークインターフェース114は、コンピューティングデバイス112とローカルサーバ110との間の通信を容易にする。ローカルネットワークインターフェース114には、有線通信及び/または無線通信のためのインターフェースを備えることができる。有線通信のためのインターフェースの例としては、イーサネット(登録商標)、ユニバーサルシリアルバス(USB)、アップルライトニング、コントローラエリアネットワーク(CAN)バス、プロセスフィールドバス(profibus)、Modbusなどを挙げることができる。無線通信のためのインターフェースの例としては、Wi−Fi、WiMaxの、ブルートゥース(登録商標)、赤外線、近距離通信(NFC)などが挙げられる。
実装によって、ローカルサーバ110に一つ以上の通信ネットワークインターフェース116を組み込むこともできる。通信ネットワークインターフェース116は、通信ネットワークリンク105へのアクセスを提供する。例えば、通信ネットワークインターフェース116は、セルラー方式の技術の一つ以上、例えば、Wi−Fi、WiMax、人工衛星などにより通信ネットワークリンク105にアクセスするよう構成することができる。従って、いくつかの実施形態では、ローカルサーバ110には通信ネットワークインターフェース116を備えていなくてもよく、或いは非アクティブな通信ネットワークインターフェース116を備え、後述するように通信ネットワーク104にアクセスするためにはコンピューティングデバイス112にもっぱら依存する。他の実施形態では、ローカルサーバ110にはアクティブな通信ネットワークインターフェース116が備えられており、後述するように通信ネットワーク104にアクセスするためには通信ネットワークインターフェース116とコンピューティングデバイス112の組み合わせに依存する。
説明を簡単にするため、ネットワーク通信リンク105へのアクセスを容易にするように構成されたコンピューティングデバイス112は、プロキシ装置112aと称する。プロキシとして設定されていないコンピューティングデバイス112は、クライアントデバイス112bと称する。クライアントデバイス112bは通信ネットワーク104へ直接アクセスすることはできず、通信ネットワーク104へ直接アクセスすることはないかもしれず、或いは通信ネットワーク104への自身の直接アクセスをローカルサーバ110と共有しなくてもよい。コンピューティングデバイス112は、既知または独自のメソッドを使用して、ローカルサーバ110に接続することができる。例えば、コンピューティングデバイス112のいくつかはローカルサーバ110への永続的な有線接続を利用してもよく、コンピューティングデバイス112のいくつかはローカルサーバ110への着脱可能な有線接続を利用してもよく、コンピューティングデバイス112のいくつかはローカルサーバ110への無線接続を利用してもよい。ローカルサーバ110は、接続を確立する前に何らかの形で検証を必要としてもよい。検証はユーザ名とパスワードの組み合わせ、個人識別番号(PIN)などの形態であってもよい。
プロキシ装置112aは、ローカルサーバ110のための中継サービスとして機能することができるように事前に設定される。本実施形態では、この機能を提供するために、各プロキシ装置112aは中継サービスのアプリケーションを含む。当該技術分野で知られているように、中継サービスのアプリケーションはスタンドアロンのソフトウェアアプリケーションであってもよく、または別のアプリケーションに統合することができ、或いはプロキシ装置112aのオペレーティングシステム自体とすることが可能である。
ローカルサーバ110は、プロキシ装置112aを経由してデータトラフィックを通信ネットワーク104へ転送することができるように事前設定されている。そうすることが可能である場合には、通信ネットワーク104へ直接データトラフィックを転送してもよい。後述の説明から理解されるように、ローカルサーバ110に利用可能な通信ネットワーク104に多数の異なるデータパスが存在してもよい。ローカルサーバ110は、帯域幅集約、トラフィックシェーピング、トラフィック複製などの異なるデータ経路を使用することができる。帯域幅集約のための分割データトラフィックは、Tajinder Mankuに付与された「改良されたデータスループットを有するマルチ転送モードデバイス」と題する米国特許第8707389号に詳細に記載されており、この特許の記述は参照により本明細書に組み込まれている。Mankuに付与された特許に記載されているモビリティ及びアグリゲーションサーバー(MAS)は、カプセル化サーバ106の一実施例である。
さらに、ローカルサーバ110は、ローカルネットワーク102内のコンピューティングデバイス112の夫々に提供することができるデータトラフィックのタイプに関するポリシーを適用することができる。この実施形態では、ローカルサーバ110は、この機能を提供するためにルーティングアプリケーションを備えている。当該技術分野で知られているように、ルーティングアプリケーションはスタンドアロンのソフトウェアアプリケーションであることができ、または別のアプリケーションに統合することができ、或いはローカルサーバ110のオペレーティングシステム自体とすることが可能である。
カプセル化サーバ106は、複数の異なるネットワーク経路を介してデータトラフィックを受信し、データトラフィックをデカプセル化し、宛先サーバ108にデータトラフィックを転送するように設定される。カプセル化サーバ106は、パフォーマンスや信頼性を向上させるためにパケットの集約や重複排除のような追加の操作を行うことができる。同様に、カプセル化サーバ106は、宛先サーバ108からデータトラフィックを受信し、データトラフィックをカプセル化し、複数の異なるネットワーク経路を介してコンピューティングデバイス112にデータトラフィックを転送するように設定されている。コンピューティングデバイス112にデータトラフィックを転送するとき、カプセル化サーバ106は、データトラフィックのパフォーマンス、信頼性及び/またはセキュリティを改善するために、パケットの並べ替え、複製、フィルタリングのような追加の操作、または当業者によって理解されるであろう他の任意の操作を実行することができる。コンピューティングデバイス112は、次にローカルサーバ110にデータトラフィックを転送し、ローカルサーバでデータトラフィックをデカプセル化する。カプセル化サーバ106がMASである別の実装例は、Liらによる「マルチネットワークを使用するクライアントとサーバ間の通信」と題された米国特許出願公開第2012/0120962号に詳細に記載されており、その記述が参照により本明細書に援用されている。
この実施形態では、ローカルサーバ110は、カプセル化サーバ106との通信を容易にするために、データトラフィックをカプセル化する。カプセル化サーバ106は、受信時にパケットをデカプセル化する。複数のデータ経路を介して送信を容易にするために、データパケットをカプセル化するための様々なスキームは、Schmidtkeらによる「複数の異なるネットワークに亘ってのデータ送信」と題された米国特許第8,644,816号、アームストロングらによる「インテリジェント・ネットワーク・コンポーネントを特徴とするカプセル化システム」と題された米国特許出願公開第2013/0080612、及びロビンソンらによる「パケット特性を維持しながらのカプセル化トラフィック」と題された米国特許出願公開第2013/0136128号に記載されており、これらの記述は参照により本明細書に組み込まれている。
図2を参照すると、この図にはデータ中継としてプロキシ装置112aを動的に確立するフローチャートが全体的に符号200で示されている。ステップ202において、プロキシ装置112aはローカルサーバ110との接続を確立する。例えば、プロキシ装置112aがローカルネットワーク102に近接しているときにワイヤレス接続を使用して接続が確立される。別の実施例では、プロキシ装置112aがローカルネットワーク102内にあるときに接続は有線接続を使用して確立される。ステップ204において、プロキシ装置112aはローカルサーバ110のためのデータ中継として自身を識別する。この実施形態では、プロキシ装置112a上で実行される中継サービスアプリケーションは、データ中継としてプロキシ装置112aを確立するために、ローカルサーバ110上で実行されるルーティングアプリケーションと通信する。ステップ206では、ローカルサーバ110は、データ中継としてプロキシ装置112aを使用するか否かを判断する。プロキシ装置112aを使用するという決定は、少なくとも部分的に入力メトリックの多様性に基づいている。入力メトリックの実施例には、設定されたポリシー、通信ネットワーク104へのプロキシ装置の接続に関する現在及び/または過去のネットワーク特性、位置、時刻、データトラフィックのタイプなどが挙げられる。従って、ローカルネットワーク102に接続するとき、ローカルサーバ110のためにプロキシ装置112aがデータ中継として動的に確立されていることが理解されるであろう。
図3を参照すると、この図にはデータ中継としてプロキシ装置112aを用いていることを示すフローチャートが全体的に符号300で示されている。ステップ302において、ローカルサーバ110はクライアントデバイス112bのいずれかからデータトラフィックを受信する。受信されたデータトラフィックは、宛先サーバ108の一つ以上に定められる。
ステップ304では、ローカルサーバ110は、受信されたデータトラフィックを宛先サーバ108に送信するべく、通信ネットワーク104と通信するためにどのデータ経路を使用するかを決定する。前述したように、ローカルサーバ110は、異なる通信ネットワークリンク105を介して、通信ネットワーク104への複数の独立したデータ経路を備え得る。例えば、ローカルサーバ110は通信ネットワークインターフェース116を備えることができ、これにより通信ネットワーク104への一つ以上の異なるデータ経路が提供される。加えて、ローカルサーバ110は、データ中継として確立されているプロキシ装置112aを介して、通信ネットワーク104に接続できる。また、プロキシ装置112aは、通信ネットワーク104への異なるデータ経路を提供し得る。例えば、セルラー技術とWi−Fiのうちの一つ以上によって通信ネットワーク104と通信するように、プロキシ装置112aを構成することもできる。
ローカルサーバ110は、多数の異なる伝送パラメータに基づいてデータ経路の一つ以上を選択する。送信パラメータの実施例には、リンク型、バッテリレベル、コスト、信号強度などが挙げられる。ローカルサーバ110は、最適化パラメータを満たすべくプロキシ装置112aの一つ以上を選択するために伝送パラメータを使用する。最適化パラメータの実施例としては、コスト、品質、信頼性、パフォーマンスなどが挙げられる。最適化パラメータは、ローカルネットワーク102内のコンピューティングデバイス112から取得され、リモートポリシー及びコンフィギュレーションサーバ(図示せず)、或いはそれらの組み合わせから取得され、ローカルサーバ110上に格納することができる。もし最適化パラメータがコンピューティングデバイス112またはリモートポリシーやコンフィギュレーションサーバのようなサードパーティから取得される場合、多くの既知のまたは独自の認証アルゴリズムのうちのいずれか一つを用いて認証するために、最適化パラメータに符号を付けてもよい。上記の内容から分かるように、コストのデータトラフィック伝送を最適化するときにローカルサーバ110によって選択されたプロキシ装置112aは、信頼性のデータトラフィック伝送を最適化する際にローカルサーバ110によって選択されたものとは異なっていてもよい。さらに、カスタムポリシーを実装するようにローカルサーバ110を構成することができる。例えば、様々なデータアクセスプランを管理するため、データをプロキシ装置112aで如何にして分割されるかをユーザが選択できるようにデータ共有ポリシーを実装することが可能である。具体的には、ユーザは、様々なデータアクセスプランによって、様々なプロキシ装置112aに様々なバンド幅制限を適用することができ、それに応じて、ローカルサーバ110はデータトラフィックを転送する。この実施例では、ユーザは第一のスマートフォン上で3ギガバイトの最大帯域幅を設定することができるが、プランがより小さいか或いはより高価なデータアクセスプランであるために、第二のスマートフォンでは500メガバイトしか設定することができない。その結果、ローカルサーバ110は、データトラフィックをそれぞれ6:1の割合で第一及び第二のスマートフォンへ転送することになる。
ステップ306では、ひとたびローカルサーバ110がプロキシ装置112aをデータ中継として使用することを決定すると、プロキシ装置112aに選択されたアウトバウンドデータトラフィックの送信を開始する。この実施形態では、ローカルサーバ110がデータトラフィックをカプセル化する。ローカルサーバ110は、データトラフィックを操作する追加の工程を任意な数だけ実行することもできる。この操作はパケット並べ替え、複製、フィルタリング、或いはデータトラフィックのパフォーマンス、信頼性及び/またはセキュリティを向上させるために当業者によって理解される他のタイプの操作が含まれ得る。
ローカルサーバ110からの送信データトラフィックを受信すると、プロキシ装置112aはカプセル化サーバ106にデータトラフィックを送信する。カプセル化サーバ106の識別は、初期設定メッセージの一部として、またはデータトラフィックに即して、ローカルサーバ110によりデータ中継112aに対して設けられている。内容から分かるように、プロキシ装置112aは、複数の異なるデータ経路を使用して、通信ネットワーク104へ接続することができる。プロキシ装置112aから通信ネットワーク104へ接続するために選択されるデータ経路は、ローカルサーバ110またはプロキシ装置112aのいずれかによって決定される。選択されたデータ経路は、送信されるトラフィックのタイプ、ポリシー、ネットワーク機能などに依存させることができる。
さらに、ネットワーク差を構成するためカプセル化サーバ106に送信する前に、ローカルサーバ110から受信するとプロキシ装置112aがアウトバウンドデータトラフィックを変更する必要がある。例えば、通信ネットワークリンク105の最大伝送単位(MTU)がデータパケットを収容するには小さすぎる場合、プロキシ装置112aはデータパケットを分割する必要があるかもしれない。別の実施例として、プロキシ装置112aは、データパケットのソース及び/または宛先インターネットプロトコル(IP)アドレスを書き換える必要が予想される。
プロキシ装置112aはカプセル化サーバ106からのインバウンドデータトラフィックを受信する。ネットワーク差を構成するためローカルサーバ110に送信する前に、プロキシ装置112aがインバウンドデータトラフィックを変更する必要がある。例えば、通信ネットワークリンク105の最大伝送単位(MTU)が十分に大きい場合、プロキシ装置112aはデータパケットを結合することができる。別の実施例として、プロキシ装置112aは、ローカルサーバ110のための対応する宛先IPアドレスへのデータパケットの送信先インターネットプロトコル(IP)アドレスをマップし、書き換える必要があるかもしれない。
ステップ308において、ローカルサーバ110は、プロキシ装置112aからデータトラフィックを受信して、それをデカプセル化する。ステップ310では、ローカルサーバ110は、クライアント装置112bにデータトラフィックを送信する。
このようにして、ローカルサーバ110は、ローカルネットワーク102内にあるコンピューティングデバイスに対するデータトラフィックのためのデータ中継としてプロキシ装置112aを使用可能なことが分かる。この構成は多くの利点を提供する。プロキシ装置112aが利用できる場合、特定のトラフィックを流すことだけでローカルサーバ110は一種のトラフィックシェーピング(回線利用の最適化)を実行することが可能である。例えば、ローカルサーバ110は、通信ネットワークインターフェース116を使用するときに、コンピューティングデバイス112がビデオストリームにアクセスするのを制限するということもあり得る。しかし、一つ以上のプロキシ装置112aが利用可能であるときには、コンピューティングデバイス112は、ビデオストリームへのアクセスを許可される。また、ローカルサーバ110は、特定のデータ経路パスに沿ってデータトラフィックを導くこともできる。例えば、ローカルサーバ110は、通信ネットワークインターフェース116だけを使用して、ローカルネットワークに関する統計情報及びロギング情報を送信することができ、これがプロキシ装置112aよりも信頼される可能性がある。ローカルサーバ110が、利用可能なデータ経路のいずれもデータトラフィックに適していないと判断した場合、データトラフィックは遮断されてもよい。
また、上述したように、複数のプロキシ装置112aがローカルサーバ110のデータ中継として作動することができる。従って、ローカルサーバ110は、ポリシー、現在と過去の歴史的なネットワーク特性、データトラフィック特性、位置などを用いながら、利用可能なプロキシ装置112aとそれ自体の通信ネットワークインターフェース116から選択することができる。プロキシ装置112aの数を増やすことで、見込まれるいくつかの利点を提供することもできる。例えば、利用可能なネットワークプロバイダの多様性という結果として通信の信頼性が増加する可能性がある。ネットワークプロバイダの多様性は、様々な通信技術、一般的な通信技術の範囲内での様々なネットワークキャリア及び様々な通信周波数を含めて様々なネットワーク経路を提供する。さらに、利用可能な通信技術と無線周波数チャネルの多様性の結果としてネットワーク容量を増加させることができる。さらに加えて、データトラフィックの最大量に関して安価なネットワークの使用を可能にすることによって通信コストを減らすことができる。また、多数のプロキシ装置112a上での帯域集約、或いはさらに高い信頼性を得るためにデータトラフィックを複製し、複数のプロキシ装置112aに同一のデータトラフィックを送るなどして、多数の中継の存在下でネットワーク接続性を向上させる他の方法があるかもしれない。
前述したように、ローカルサーバ110に接続された任意のコンピューティングデバイス112が、通信ネットワークリンク105のいずれかを介してデータトラフィックを通過させることが可能である。このシナリオでは、ローカルサーバ110はネットワークルータとして作動する。例えば、Wi−Fiカードだけを備えたノート型パソコンのように、通信ネットワークへ直接アクセスすることができないクライアントデバイス112bは、ネットワークルータとしてローカルサーバ110を使用することになる。ローカルサーバ110は、一つ以上の通信ネットワークインターフェース116とプロキシ装置112aを使用してデータトラフィックを送信するか否かを決定する。
さらにまた、プロキシ装置112aがインテリジェンス層を追加し、単純なデータ中継の代わりにプロキシとして動作することも可能である。例えば、携帯加入者のデータプランに関連する会計情報のように、特定のプロキシ装置112aが接続されたネットワーク上でのみ利用可能であるサービスにローカルサーバ110がアクセスしたい場合があるかもしれない。ローカルサーバ110は課金サーバと直接通信することができないので、ローカルサーバ110に代わってプロキシ装置112aが作動して情報を要求し、ローカルサーバ110に結果を返信する。
ローカルサーバ110とカプセル化サーバ106との間で暗号化されたカプセル化を使用することにより、見込まれる多くの利点が提供される。例えば、宛先サーバ108の識別がプロキシ装置112aやカプセル化サーバ106とローカルサーバ110との間にあるデータ経路内の他の中間デバイスの視界から覆い隠されているので、暗号化されたカプセル化はプライバシーを高めることができる。他の実施例としては、データトラフィックの内容がプロキシ装置112aやカプセル化サーバ106とローカルサーバ110との間にある他の中間デバイスの視界から覆い隠されているため、カプセル化はセキュリティを高め得る。このように、プロキシ装置112aが信頼できない、或いは保護されていない場合でも、信頼性の高いカプセル化サーバ106を使用してデータトラフィックのセキュリティを向上させることができる。
さらにまた、データトラフィックを送信するのに多数のデータ経路を使用することによって、プライバシー及びセキュリティを向上させることができる。なぜなら、多数のデータ経路によって提供されるネットワーク接続の多様性に起因して、データトラフィックは様々なネットワークを介して転送されるが、プロバイダのいずれか一者から送信されたすべてのデータトラフィックの和を難読化しながら行われるからである。
上述の実施形態は、通信を容易にするためにカプセル化の使用を論じているが、カプセル化の代わりに単純なIPルーティングを使用したシステムを実装することもあり得る。この実施形態では、プロキシ装置112aとローカルサーバ110は極めて単純なルーティングプロトコルを使用して通信している。このルーティングプロトコルは、単にデータ中継としてプロキシ装置112aの存在を通知することになる。必要に応じて、ローカルサーバ110は、オペレーティングシステムのルーティングテーブルを変更するために通知を使用することになる。オペレーティングシステム・ルーティングテーブルの管理は、多数のデータ中継のサポートを可能にするルーティングアプリケーションの責務であろう。この実施形態では、同じ宛先IPアドレスに多数のデータ中継を介してトラフィックが流れることを可能にするために、ローカルサーバ110のオペレーティングシステムから追加のサポートが必要となり得る。これには、ファイアウォール/NATサブシステムまたはソースベースのルーティング・サブシステムを使用することが含まれる。シンプルな宛先ベースのルーティングモジュールは、多数のルートで同じ宛先へトラフィックの送信をサポートしていないからである。ファイアウォール/NATまたはソースベースのルーティング・サブシステムを使用することで、従来の宛先ベースのルーティングシステムにおけるこの制約を克服することであろう。この実施形態では、カプセル化を使用する実施形態ほど柔軟ではないかもしれないが、カプセル化サーバ106の使用を必要としない。
図4を参照すると、この図には特定のローカルネットワーク102の実施例が符号400によって全体的に示されている。この実施例では、ローカルネットワーク102が車両に接続されている。この実施形態におけるクライアントデバイス112bの実施例としては、ラップトップまたはノートパソコン、車両インフォテインメントシステム、車両診断モジュール、スマートフォン、タブレットなどが挙げられる。この実施形態におけるプロキシ装置112aの実施例としては、スマートフォンやインターネットに接続されたタブレット、インターネットに接続されたラップトップまたはノートパソコンなどが含まれる。携帯電話やWi−Fi接続に加えて、通信ネットワークインターフェース116には、人工衛星及び専用短距離通信(DSRC)を挙げることができる。内容から分かるように、接続された車両にローカルネットワーク102を実装することは、臨界車両センサや診断データの通信を個人消費者データと車載テレマティクスから分離することを可能にする。換言すれば、ローカルサーバ110は、一方において臨界車両センサと診断データ通信との間のファイアウォールとして機能し、他方において個人消費者データ、車載テレマティックス及び通信ネットワーク104として機能するように構成することができる。さらに、ローカルネットワーク102は、事前に定義されたポリシーに基づいて、臨界車両センサ、診断データ通信及び車載テレマティックスの管理を可能にする。
上述の実施形態では、コンピューティングデバイス112は、プロキシ装置112a及びクライアント装置112bの両方として作動することができる。つまり、コンピューティングデバイス112はクライアントデバイス112bとして機能し、ローカルサーバ110に自身のデータトラフィックを転送し得る。同時に、コンピューティングデバイス112はプロキシ装置112aとして機能し、ローカルサーバ110から受信したデータトラフィックを通信ネットワーク104に送信し得る。ローカルサーバ110がどのようにデータトラフィックを予定したかに応じて、クライアントデバイス112aとして動作する場合に、コンピューティングデバイス112によって送信されたデータトラフィックは、クライアントデバイス112bとして動作する場合に、コンピューティングデバイス112によって送信されたデータトラフィックを含んでも含まなくてもよい。
上述の実施形態では、単一のローカルサーバ110が各ローカルネットワーク102のために備えられている。代替的な実施形態では、多数のローカルサーバ110をローカルネットワーク102の各々に設けることもできる。この実施形態では、ローカルサーバ110の各々は、コンピューティングデバイス112のサブセットと通信するように構成されている。ローカルサーバ110が通信することができるコンピューティングデバイス112のサブセットは、実装に応じて相互排他的であってもよい。ローカルサーバ110は相互に通信することも可能であり、これによりコンピューティングデバイス112の全へのアクセスを容易にする。
さらに別の実施形態では、ローカルサーバ110は、リモートローカルネットワークにおいてリモートローカルサーバに接続することができる。このシナリオは、無線ローカルエリアネットワークにアクセスすることができる通信インターフェース116を備えた一つのローカルサーバ110が、第二のローカルサーバ110のローカルネットワーク102の範囲内にあるときに発生し、このネットワークに加わることを選択する。実施例として、無線LANインターフェースを搭載したローカルサーバ110は、Wi−FiのSSIDをブロードキャストしている第二ローカルサーバ110のローカルネットワーク102に参加することもあり得る。互いに近接状態にある2台の車両を考えてみることにする。各車両はそのローカルネットワーク102を管理する独立したローカルサーバ110を有している。利用可能な通信リンク105の数を増やすために、第1の車両のローカルサーバ110は第2の車両のローカルネットワーク102に接続している。第2の車両のローカルサーバ110も、第1の車両のローカルネットワーク102に参加することができるであろうということになり、これにより同様に第2の車両のローカルサーバ110にも利用可能なリンク105の数を増やす。この実施形態では、リモートローカルサーバを経由してリモートコンピューティングデバイスを利用するので、ローカルサーバ110が利用可能なコンピューティングデバイス112の総数は増加する。
前述の明細書を参照しながら、プログラミングソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの任意な組み合わせを生成する標準的なプログラミング及び/またはエンジニアリング技術を用いることによって、本発明はコンピュータ、プロセスまたは製品として実施することができる。
結果として生じるいかなるプログラム(複数可)はコンピュータ可読命令を伴っており、メモリデバイスや送信デバイスなどの一つ以上のコンピュータ使用可能媒体内に格納され得、それによって本発明によるコンピュータプログラム製品または製品を製造する。それ故に、任意なメモリ素子または任意な送信デバイスなどの任意なコンピュータ可読媒体上の命令として存在するコンピュータプログラムのように、機能性は物理デバイスに分け与えることができ、命令はプロセッサによって実行されるべきものである。
メモリデバイスの実施例には、ハードディスクドライブ、ディスケット、光ディスク、磁気テープ、そしてFLASH、RAM、ROM、PROMSなどの半導体メモリが含まれる。ネットワークの実施例としては、インターネット、イントラネット、電話/モデムベースのネットワーク通信、ハードワイヤード/有線通信ネットワーク、セルラー通信、電波通信、衛星通信、及び他の固定または移動ネットワークシステム/通信リンクを挙げることができるが、これらに限定されるものでもない。
本発明を具体化する装置は、例えばコンピュータ処理ユニット(CPU)やプロセッサ、メモリ/記憶装置、通信リンク、通信/伝送装置、サーバ、I/Oデバイス、或いは一つ以上の処理システムの任意なサブコンポーネントまたは個々の部品、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意な組合せまたは部分的組み合わせを含む一つ以上の処理システムを含み、これらが特許請求の範囲に記載した本発明を具体化する。
本明細書で提供される説明を参照して、当業者は、適切な汎用または専用コンピュータハードウェアを用いて、本発明を実施するコンピュータシステム及び/またはコンピュータサブコンポーネントを創作するために、本発明の方法を実行するためのコンピュータシステム及び/またはコンピュータサブコンポーネントを開発するために、上述したように考案されたソフトウェアを組み合わせることは容易なこととなる。
本発明の好ましい実施形態について本明細書で説明したが、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく変形形態が実現され得ることは、当業者によって理解されるであろう。
100 通信インフラストラクチャ
102 ローカルネットワーク
104 通信ネットワーク
105 通信ネットワークリンク
106 カプセル化サーバ
108 宛先サーバ
110 ローカルサーバ
112 コンピューティングデバイス
112a プロキシ装置
112b クライアントデバイス
114 ローカルネットワークインターフェース
116 通信ネットワークインターフェース

Claims (26)

  1. ローカルネットワーク内で複数のコンピューティングデバイスと通信するように構成されるローカルサーバであって、
    命令を格納するメモリと、
    前記複数のコンピューティングデバイスの一つ以上との接続を動的に確立し、前記接続は前記複数のコンピューティングデバイスの一つ以上をデータ中継として識別し、
    前記ローカルネットワーク内で前記複数のコンピューティングデバイスの一つ以上からのデータトラフィックを受信し、宛先サーバに通信すべき前記データトラフィックを受信し、
    通信ネットワーク経由で前記宛先サーバへの通信のために前記データ中継に前記データトラフィックを送信し、
    前記データ中継から応答データトラフィックを受信し、
    前記ローカルネットワーク内で、前記複数のコンピューティングデバイスの一つ以上に前記応答データを送信する、
    前記命令を実行するように構成されるプロセッサと、
    を備える前記ローカルサーバ。
  2. 前記通信ネットワークと直接通信するための一つ以上の通信インターフェースを備える、請求項1に記載のローカルサーバ。
  3. 前記通信インターフェースは、一つ以上の有線または無線インターフェースを含み、前記一つ以上の有線または無線インターフェースは、イーサネット(登録商標)インターフェース、ケーブルモデムインタフェース、DSLモデムインタフェース、セルラーインターフェースのPSTNインターフェース、Wi−Fiインターフェース、WiMaxインターフェース、衛星インターフェース、または専用短距離通信インターフェースを含む、請求項2に記載のローカルサーバ。
  4. 前記ローカルサーバが車両内に設置されるように構成される、請求項1に記載のローカルサーバ。
  5. 前記ローカルネットワークは、ローカル有線通信インターフェースまたはローカル無線通信インターフェースを使用して確立される、請求項1に記載のローカルサーバ。
  6. 前記ローカル有線通信インターフェースは、イーサネット(登録商標)、USB、ライトニング、CANバス、プロフィバス、及びModbusの一つ以上を介して通信するための接続インターフェースを含む、請求項5に記載のローカルサーバ。
  7. 前記ローカル無線通信インターフェースは、Wi−Fi、ブルートゥース(登録商標)、赤外線、及び近距離通信の一つ以上を介して通信するための接続インターフェースを含む、請求項5に記載のローカルサーバ。
  8. さらに、前記データトラフィックをカプセル化し、カプセル化された前記データトラフィックをカプセル化サーバに伝達するようデータ中継を指示するように構成され、前記カプセル化サーバは、前記宛先サーバへ前記データトラフィックを通信する、請求項1に記載のローカルサーバ。
  9. 前記カプセル化されたデータトラフィックを暗号化するようにさらに構成される、請 求項8に記載のローカルサーバ。
  10. 複数の前記データ中継及び/または通信インターフェースを使用して前記データトラフィックを送信するようにさらに構成され、それによって前記データトラフィックのために利用可能な帯域幅を増加させる、請求項1に記載のローカルサーバ。
  11. 複数の前記データ中継及び/または通信インターフェースを介して前記データトラフィックを複製するようにさらに構成され、それによって前記データトラフィックの信頼性を増加させる、請求項1に記載のローカルサーバ。
  12. 別のローカルサーバと通信するようにさらに構成され、それによって利用可能なデータ中継及び/または通信インターフェースの数を増加させる、請求項1に記載のローカルサーバ。
  13. 多数の異なる伝送パラメータに基づいて前記データ中継及び/または通信インターフェースの一つ以上を選択するようにさらに設定される、請求項に記載のローカルサーバ。
  14. 前記伝送パラメータは、リンクタイプ、バッテリレベル、コスト、及び信号強度を含む、請求項13に記載のローカルサーバ。
  15. 一つ以上の最適化パラメータを満足させる前記データ中継及び/または通信インターフェースの一つ以上を選択するために、前記伝送パラメータを使用するようにさらに構成される、請求項に記載のローカルサーバ。
  16. 前記最適化パラメータは、コスト、品質、信頼性、及びパフォーマンスを含む、請求項15に記載のローカルサーバ。
  17. 適切なデータ中継及び/または通信インターフェースが利用可能でない場合には、前記データトラフィックが遮断される、請求項1に記載のローカルサーバ。
  18. 前記データ中継及び/または通信インターフェースが前記宛先サーバに基づいて選択される、請求項1のローカルサーバ。
  19. ローカルサーバは、個人消費者データと車載テレマティクスから臨界車両センサと診断データ通信を分離するようにさらに構成される、請求項4に記載のローカルサーバ。
  20. 前記ローカルサーバは、前記ローカルサーバから離れたデバイスから前記最適化パラメータを取得するようにさらに構成される、請求項15に記載のローカルサーバ。
  21. 前記取得された最適化パラメータは、既定義の認証アルゴリズムを使用して認証される、請求項20に記載のローカルサーバ。
  22. 既定義のポリシーに従って前記データ中継に前記データトラフィックを送信するようにさらに構成される、請求項1に記載のローカルサーバ。
  23. コンピューティングデバイスによって実行されたときに、
    ローカルサーバとの接続を動的に確立し、
    前記ローカルサーバのために前記コンピューティングデバイスをデータ中継として動的に識別し、
    前記ローカルサーバからアウトバウンドデータトラフィックを受信し、前記アウトバウンドデータトラフィックを宛先サーバへ伝送し、
    前記宛先サーバからのインバウンドトラフィックを受信し、
    前記インバウンドトラフィックを前記ローカルサーバへ伝送する、
    ように、前記コンピューティングデバイスを動作させる命令を記憶させた非一時的なコンピュータ可読媒体。
  24. 前記コンピューティングデバイスは、前記ローカルサーバに代わってプロキシとして動作する、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
  25. ローカルサーバと、
    前記ローカルサーバと通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスと、
    を備えるネットワークであって、
    前記ローカルサーバは、前記コンピューティングデバイスの一つ以上と少なくとも一つの既定義のコンピューティングデバイスとの間でデータトラフィックを転送するように構成され、宛先サーバに通信されるべき前記データトラフィックを転送し、
    前記少なくとも一つの既定義コンピューティングデバイスは、ローカルサーバからの前記データトラフィックを受信し、
    通信ネットワークを介して前記宛先サーバへ前記データトラフィックを伝達し、通信を介して前記宛先サーバからの応答データを受信し、
    前記ローカルサーバへ前記応答データを伝達する、
    ように構成される、前記ネットワーク。
  26. 前記ネットワークが車両に実装される、請求項25に記載のネットワーク。
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