JP2017517308A - 薬剤送達装置 - Google Patents

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Abstract

本発明はハウジング(10)と、ハウジングに対して長手軸方向に可動に配置された薬剤容器ホルダ(18)を備え、薬剤容器ホルダ(18)は薬剤容器(28)と適合するよう配置され、薬剤容器(28)は薬剤と希釈剤が異なるチャンバに含まれる複数チャンバ容器として配置され、薬剤容器を作動するよう操作可能に配置されたプランジャロッド(70)と、前記ハウジングに前記プランジャロッドを解放可能に保持可能な保持要素(74)と、前記ハウジングに対して前記薬剤容器ホルダ(18)を作動し、動かして前記薬剤と希釈剤の混合のために前記プランジャロッドを前記薬剤容器に作動する作動力要素(60)を備える薬剤送達装置に関する。

Description

技術分野
本発明は不必要にサイズを大きくすることなく効果的な方法で二重のチャンバ薬剤容器が取り扱われる機能を提供可能な薬剤送達装置に関する。
発明の背景
液体薬剤構成物の中には、患者に投薬される前に、時間の経過により品質低下したり有効性を失うものがある。
これらの薬剤を取り扱うために、いわゆる複数チャンバ薬剤容器が開発された。これらはしばしば細長い管状の容器を備え可動ストッパによって複数の区画またはチャンバに分割され、そこで薬剤は粉末状態であるチャンバに位置し、別のチャンバには希釈材が位置する。容器に沿った一定位置において、通路が配置され、ストッパが動かされたとき通路が開き、チャンバ間の往来が可能になり、こうして薬剤と希釈材の混合が可能となる。ストッパはしばしば駆動スプリングで作動される細長いブランジャロッドで動かされる。
混合後、調整シーケンスがしばしば必要で、混合物の除去が必要となった後、空気およびガスが捕捉される。ストッパは空気を除去するためにプランジャロッドによって少しの距離動かされなければならない。混合および調整の後注入シーケンスが実行される。
二重のチャンバ薬剤容器を取り扱う装置の1つの問題は同じ駆動スプリングがすべてのシーケンスに使用されるならばプランジャロッドは準備、混合、注入すべてにおいて装置の長手方向に動かされなければならないので、装置がやや長めになりがちだという点である。また、いくつかの過程でプランジャロッドを作動させて止めることを許容する機械的な解決はたいてい比較的複雑な構成を要する。
文献US8,323,238は複数のチャンバ容器を取り扱うよう配置された薬剤送達装置を開示する。しかしながら、それは1つの駆動バネのみ含みやや長めになる。その長さは装置の使用中変更できない。
文献US8,123,719は異なる必要な機能を実行するために複数の駆動バネを採用する薬剤送達装置を開示する。しかしながら、装置はかさばり医療訓練を受けていない患者の個人的使用には適さない。
発明の簡潔な説明
本出願において、「遠位パート/端部」という言葉が使用された際、これは患者の薬剤送達部位から最も遠い装置のパート/端部、または部のパート/端部を参照する。対応して、「近位パート/端部」という言葉が使用された際、これは患者の薬剤送達部位から最も近い装置のパート/端部、または部のパート/端部を参照する。
本発明の目的は従来技術の装置の欠点を克服することである。この目的は独立特許請求項による薬剤送達装置によって得られる。発明の好ましい実施形態は非独立請求項の主題を形成する。
本発明による薬剤送達装置はハウジングを備える。ハウジングはハウジングに対して長手方向に可動に配置された薬剤容器ホルダに接続される。薬剤容器ホルダは好ましくは薬剤容器を適応させるよう配置される。薬剤容器は一定量の薬剤を含んで送達するのに適したいくつかの異なるタイプであるが、好ましい解決策では薬剤容器は分離されたチャンバ内に薬剤および希釈材を備える複数のチャンバ容器として薬剤容器は配置される。
薬剤送達装置はさらに好ましくは薬剤容器に作動するよう操作可能に配置されたプランジャロッドを備える。プランジャロッドは好ましくは薬剤容器内にフィットするよう細長くサイズ調節される。薬剤送達装置はさらにハウジングに対してプランジャロッドの解放可能な保持を可能とする保持要素を有して配置される。
好ましい解決策によれば作動力要素は作動中に前記ハウジングに対する前記薬剤容器ホルダが移動可能なように配置され、前記プランジャロッドが前記薬剤と前記希釈材を混合するための薬剤容器上に作動する。この解決策により、プランジャロッドは混合動作が実行されている間動かされない。代わりに薬剤容器はプランジャロッドに対して装置の遠位方向に動かされる。こうして駆動力要素はプランジャロッド上に接続され操作可能な任意の駆動要素から分離される。さらに装置は混合動作後かなり短くなる。
他の好ましい解決策によれば、薬剤送達装置はさらにプランジャロッドに操作可能に接続された駆動力要素を備え、前駆保持要素が前記プランジャロッドを解放するよう作動した際、それは混合薬剤が薬剤送達部を通じて押し出されるよう薬剤容器上に行使される。こうして、分離された駆動力要素は一定量の配達動作のために配置される。これは2つの分離された付勢要素が異なる操作シーケンスに使用されるので装置の長さを短くする。
好ましくは、プランジャロッドは、初期位置においてプランジャロッドの保持を可能とする、保持要素と協働する第1のストップ要素と混合の実行のために長手方向に一定距離でプランジャロッドを止めることのできる第2のストップ要素を備える。混合動作はこうして実行され、プランジャロッドは次のシーケンスが実行されるまで止められる。
この点においてプランジャロッドは準備を実行するための長手方向の第2の距離においてプランジャロッドを止めることのできる第3のストップ要素を備えるかもしれない。こうして準備ステップもまた実行され、プランジャロッドは次のシーケンスが実行されるまで止められる。
前記機能を得るために、ストップ要素は、プランジャロッドの外側表面上に配置されるストップレッジを備えるかもしれず、ストップレッジは薬剤容器ホルダ上のストップ表面と協働するために配置される概ね長手方向に横断的に配置される。こうしてプランジャロッドの外側表面は望ましい機能的シーケンスを実現して使用される。
さらにストップ表面は前記プランジャロッドの外側表面上に長手方向に延びる溝部に入り込むよう配置された固定レッジを備えるかもしれない。この観点から溝部は前記プランジャロッドの軸方向に互いにずれて位置し、溝部の端部表面は前記ストップレッジを備える。溝は、溝が互いにずれて配置されたとき外側表面上で容易に得られ溝の端部表面は自然のストップレッジとなる。
プランジャロッドは固定レッジをある溝部から次のグルーブ部にシフトさせるために容器ホルダに対して回転可能かもしれない。ユーザは、たとえば、薬剤送達装置上に配置されたノブを回してプランジャロッドを回転させる。
さらに、薬剤送達装置は、作動されたときに前記プランジャロッドを解放して前記保持要素に操作可能に接続される手動操作可能な作動要素を備える。保持要素は、前記プランジャロッドの溝セグメントに嵌合し、前記プランジャロッドを保持するためのストップレッジと接触するよう配置されたレッジを備えるかもしれない。
また、手動で操作可能な作動要素は前記プランジャロッドを解放するために前記ストップレッジとの接触を外すよう前記保持要素の前記レッジを動かすよう操作可能に配置された解放要素を備えるかもしれない。
図面の簡単な説明
発明の以下の詳細な説明において、添付図面の参照が可能である。
薬剤送達装置の展開図である。 図1の装置の長手方向の断面図である。 図1の薬剤送達装置に含まれる構成要素の詳細図である。 図1の薬剤送達装置に含まれる構成要素の詳細図である。 図1の薬剤送達装置に含まれる構成要素の詳細図である。 図1の薬剤送達装置に含まれる構成要素の詳細図である。 図1の薬剤送達装置に含まれる構成要素の詳細図である。 異なるステップの詳細な機能的図である。 異なるステップの詳細な機能的図である。 異なるステップの詳細な機能的図である。 異なるステップの詳細な機能的図である。 異なるステップの詳細な機能的図である。 異なるステップの詳細な機能的図である。
発明の詳細な説明
図に示された薬剤送達装置は遠位端部12および近位端部14を有する図2のハウジング10を備える。近位端部において図2bのように中心通路16が配置される。中心通路16内では図2bのような概ね管状の薬剤容器ホルダ18が近位方向に延びる。図3のように薬剤容器ホルダの近位パート20は軸維持スリーブ22によって囲まれる。薬剤容器ホルダ18と維持スリーブ22の両方に窓または開口部24および26が配置され、それを通じて薬剤容器28は観察可能である。示された実施形態において薬剤容器28はいわゆる二重チャンバ容器で第1のチャンバ30が薬剤を乾燥形態で含む一方で第2のチャンバ32は希釈材を含む。チャンバは第1の可動ストッパ34によって分離される。さらに薬剤容器の遠位端部は第2の可動ストッパ36を有して配置される。
薬剤容器は薬剤容器ホルダ内にその近位端部に付着された薬剤容器固定具38によって維持され、薬剤容器のネック部は薬剤用意固定具38の管状ネック部40を通じて延びるかもしれない。ネック部40は図2のように薬剤送達部42上に配置された一対の固定要素と協働可能な適切な固定要素が配置される。固定要素は示されたようなネジ、剣山接続またはルアー接続を備えうることは多言を要しない。薬剤容器固定具38は薬剤容器ホルダ内に延びる遠位方向を向いた舌部44によって薬剤容器に付着される。舌部44の自由端部は外側に延びるレッジ46が配置され、レッジ46は図3のように薬剤容器ホルダ18の内側表面上の溝48と嵌合し係止して配置される。
薬剤容器ホルダ18の遠位端部において、図4のように端部プレート50が付着され、あるいは薬剤容器ホルダと一体になる。端部プレート50は図3のように、2つの対向して位置する支持プレート52を概ね横断して伸びる。これらの支持プレートは代わりに近位方向に延びる支持壁54で固定され支持プレート52と薬剤容器ホルダ18の外側側面に付着する。支持プレート52はさらに穴56を通じて配置され、図1および図2のように作動力要素60のためのガイドロッド58の付着ポストが付着される。示された実施形態におけるこれらの要素60は図2bのように端部プレート52と遠位方向を向いたハウジング10の壁表面62の間に張った2つの圧縮ばねである。
さらに薬剤容器ホルダ18の遠位端部は図4のように中心通路64が配置される。中心通路64は径方向内側を向いた概ね長方形のレッジ66が配置される。これらのレッジ66は図5のようにプランジャロッド70の長手方向の溝68との協働が意図される。プランジャロッド70は薬剤容器ホルダ18内に延びるよう配置され図2bに示されるように第2のストッパ38に作用する。さらに、図5に見られるように、プランジャロッドの溝は部に分割される。プランジャロッド70の近位端部において第1の部68Iは近位方向を向いた第1のストップレッジ72Iで終了する。第2の部68IIは第1の部68Iと接続し第1の部68Iに対して周方向にずれて配置される。第2の部68IIは近位方向を向いた第2のストップレッジ72IIで第1のストップレッジ72Iからプランジャロッド70に沿ってdIIの距離の位置で終わる。第3の部68IIIは第2の部68IIと接続する。第3の部68IIIは第2の部に対して短い距離dIIIを有し、第3のストップレッジ72IIIで終わる。第4の部68IVは第3の部68IIIと接続し周方向にずれて位置する。第4の部68IVプランジャロッド70の遠位端部において第4のストップレッジ72IVを有して距離dIVの位置で終わる。
さらに、図5のようなリリースタブ74の形態の維持要素はプランジャロッドの溝68と、特に以下に説明される第4の部68IVおよびそのストップレッジ72IVとの協働が意図される。リリースタブ74は近位方向に延びる2つのアーム78を有する概ね輪形状の本体76を有し、アーム78は本体76上に互いに対向して位置する。アーム78はさらに径方向内側を向いたレッジ80が配置され溝の第4部68IVに嵌合するよう配置される。アーム78のその位置においてハウジング10の内側壁から径方向に図2aのように距離dがある。さらに、図5のようなプッシュボタン形態の作動要素リリースタブ74の遠位側に配置される。プッシュボタン82は2つの近位方向に延びるアーム84を有して配置される。アーム84の自由端部は概ね外側を向いた突起86を有して配置され、突起はリリースタブ74のアーム78の内側表面と接触して配置される。プッシュボタンはさらに近位方向に延びる2つのガイドアーム88が配置される。
リリースタブ74およびプッシュボタン82は、図6のように薬剤送達装置の遠位端部に配置された概ね管形状のノブ90内に配置される。ノブ90は図7のように概ね横断的な端部壁92を有して配置される。端部壁92はプッシュボタン82のアーム84、88が伸びる通路94を通じて配置される。さらにリリースタブ94の輪形状の本体76が、図6に見られるように端部壁92の近位方向を向いた表面に付着される。ノブ90の端部壁92は図7のように近位方向を向いたサポート面96を有する中心ポスト95を有して配置される。図1および図2のプランジャロッドドライブばね98はノブのサポート面96と図2のプランジャロッド70の端部壁100の遠位方向を向いた面の間に配置される。
ノブ90の近位端部はさらに外側を向いた周方向のレッジ102を有して配置される。レッジ102はジグザグ形状面を有して設計され、ハウジング10の端部キャップ108の中心通路106内に配置された近位方向を向いた周方向レッジ上の、図7のようなジグザグ形状面104と対応することが意図される。中心通路104はノブ90がそれを通じて遠位方向に延びるよう配置される。端部キャップ108は接着、溶接、スナップイン要素などの適切な手段によってハウジングに付着される。
端部キャップ108はさらに薬剤容器ホルダ18の支持プレート52の遠位方向を向いた面と接触するよう配置された近位方向を向いたポスト110を有して配置される。さらに、図6のようにブロッカー板112がエンドキャップ108に配置される。それは中心通路内に位置することが意図され、中心通路104の縁部上において凹部118に嵌合する概ね径方向に延びるタブ116によってエンドプレート108に回転可能に係止されるハブ114を備える。ブロッカー板112はまたそれを通じてプランジャロッド70が伸びるかもしれない中心通路120を有して配置される。中心通路120の周辺でいくつかの遠位方向を向いたストップレッジが、ノブ90およびリリースタブ74の回転運動を制限するようリリースタブ74のアーム78と協働するよう配置される。
ブロッカー板112はブロッカー板ナット124によってエンドキャップ108内の位置に保持される。それは外側表面にネジセグメント128を有して配置された輪形状の本体126を備える。これらのセグメント128はエンドキャップ108の中心通路104の内側表面上の関連する傾いた溝130と協働するよう配置される。ブロッカー板ナット124はブロッカー板ナットが係止位置にあるとき、エンドキャップ108の凹部118と嵌合する概ね周方向に延びる可撓性アーム130によって位置に係止される。
装置は以下のように機能することが意図される。装置は図2に見られるようにユーザに送達される。装置には薬剤容器28が乗せられる。薬剤容器ホルダ18はハウジング10から近位方向に延びる。作動バネ60は圧縮され薬剤容器ホルダ18は、薬剤容器ホルダ18の中心通路内のレッジ64が図8に見られるようにプランジャロッド70の第1のストップレッジ72Iと当接する状態でハウジング10に保持される。プランジャロッド68は代わりに図9に見られる用にリリースタブ74のレッジ80によって第4部72IVの位置に保持され第4のストップレッジ72IVと当接する。プランジャロッド70の駆動ばね98は図2に見られるように張力がかけられる。
第1のステップは薬剤と希釈液を薬剤容器28内で混合することである。ユーザはその後ノブ90を回転しノブ90と薬剤容器ホルダ18の間のジグザグ面によっていくつかのステップが生じる。中心通路64のレッジ66はその後プランジャロッド70の溝68の第2の部68II内に移動する。薬剤容器28を有する薬剤容器ホルダ18は作動ばね60によって遠位方向に自由に移動可能である。プランジャロッド70は固定されているので薬剤容器28内のストッパ34、36上に作動しこれにより薬剤は希釈液と混合される。図10および図11のようにレッジが第2のストップレッジ66IIとぶつかった際に動きは止まる。
混合後、ユーザは薬剤送達部42を薬剤容器固定具38の近位方向を向いたネック部40に付着させる。示された実施形態では、注射針が付着される。混合により、薬剤容器28は内側に捕捉された空気またはガスを排出するために貫かれなければならない。ユーザはその後ノブ90をさらなるステップに回し、これによりレッジ66は第3の部68IIIに入り込み薬剤容器ホルダ18と薬剤容器28は図12のように距離dIIIだけ移動し、プランジャロッドはストッパ34、36に作動して残留空気の排出を生じる。
以上で装置は一定量の薬剤を送達する準備が完了した。ユーザは本実施例では薬剤送達部に対して装置の近位端部を押し、貫通が実行される。注入シーケンスを始めるために、ノブ90はさらなるステップに回転され、これによりレッジ66は第4の部68IVに移動される。しかしながら、薬剤容器ホルダ18は薬剤容器ホルダ18の遠位方向を向いた表面が端部キャップ108のポスト110に接触しているので遠位方向にさらに動くことはできない。ユーザはこうしてプッシュボタン82を近位方向に押し、プッシュボタン82のアーム84の突起86のリリースタブ74のアーム78上への押圧を生じ、レッジ80はプランジャロッド70上の第4の部68IVの第4のストップレッジ72IVと接触しないように移動する。プランジャロッド70は駆動ばね98によって近位方向に促され、代わりにストッパ34、36が近位方向に移動され、図13のように薬剤送達部42を通じて一定量の薬剤が送達される。注入シーケンスが完了したとき、装置は送達場所から除去されて安全な方法で捨てられ、使用される場合には注射針は除去されて再キャップされることもまた可能である。
以上に説明され図で示された実施形態は本発明の非限定的な例であるとみなされ、特許請求項の範囲内において多くの方法で修正されるかもしれないことは理解されるべきである。
さらに薬剤容器ホルダ18の遠位端部は図4のように中心通路64が配置される。中心通路64は径方向内側を向いた概ね長方形のレッジ66が配置される。これらのレッジ66は図5のようにプランジャロッド70の長手方向の溝68との協働が意図される。プランジャロッド70は薬剤容器ホルダ18内に延びるよう配置され図2bに示されるように第2のストッパ36に作用する。さらに、図5に見られるように、プランジャロッドの溝は部に分割される。プランジャロッド70の近位端部において第1の部68Iは近位方向を向いた第1のストップレッジ72Iで終了する。第2の部68IIは第1の部68Iと接続し第1の部68Iに対して周方向にずれて配置される。第2の部68IIは近位方向を向いた第2のストップレッジ72IIで第1のストップレッジ72Iからプランジャロッド70に沿ってdIIの距離の位置で終わる。第3の部68IIIは第2の部68IIと接続する。第3の部68IIIは第2の部に対して短い距離dIIIを有し、第3のストップレッジ72IIIで終わる。第4の部68IVは第3の部68IIIと接続し周方向にずれて位置する。第4の部68IVプランジャロッド70の遠位端部において第4のストップレッジ72IVを有して距離dIVの位置で終わる。

Claims (11)

  1. 薬剤送達装置であって、ハウジング(10)と、前記ハウジングに対して長手方向に可動に配置された薬剤容器ホルダ(18)であって、薬剤容器ホルダ(18)は薬剤容器(28)と調和するよう配置された薬剤容器ホルダと、前記薬剤容器(28)は薬剤と希釈剤が別々のチャンバに含まれる複数チャンバ容器として提供され、前記薬剤容器に作用するよう操作可能に配置されたプランジャロッド(70)と、前記ハウジングに前記プランジャロッドを解放可能に保持可能な保持要素(74)と、前記薬剤および希釈剤の混合のために前記プランジャロッド(70)が前記薬剤容器(28)に作用するよう前記ハウジング(10)に対して作動時に前記薬剤容器ホルダ(18)を動かすことのできる作動力要素(60)とを備える、薬剤送達装置。
  2. 前記保持要素(74)が前記プランジャロッド(70)を解放するために作動したとき、前記プランジャロッド(70)は薬剤送達部(42)を通じて前記混合薬剤を解放するために前記薬剤容器(28)に作用するよう前記プランジャロッド(70)に操作可能に接続された駆動力要素(98)をさらに備える、請求項1に記載の薬剤送達装置。
  3. 前記プランジャロッド(28)は前記保持要素(74)と協働し初期の位置で前記プランジャロッド(70)を保持することが可能な第1のストップ要素(80)を備え、前記プランジャロッド(70)は混合の実行のために長手方向に第1の距離で前記プランジャロッド(70)を止めることが可能な第2のストップ要素(72II)を備える、請求項1または2に記載の薬剤送達装置。
  4. 前記プランジャロッド(70)は調整実行のための長手方向に第2の距離で前記プランジャロッドを止めることが可能な第3のストップ要素(72III)を備える、請求項3に記載の薬剤送達装置。
  5. 前記ストップ要素(72)は前記プランジャロッド(70)の外側表面上に配置されたストップレッジを備え、ストップレッジは概ね長手方向に横断的に配置され、ストップレッジは前記薬剤容器ホルダ上のストップ面(66)と協働する、請求項2から4に記載の薬剤送達装置。
  6. 前記ストップ面は前記プランジャロッドの前記外側表面上で長手方向に延びる溝部で動くよう配置された固定レッジ(66)を備える、請求項5に記載の薬剤送達装置。
  7. 前記溝部(68)は前記プランジャロッドの周方向に互いにずれて位置し、溝部の端部表面は前記ストップレッジ(72)を備える、請求項6に記載の薬剤送達装置。
  8. 前記プランジャロッド(70)は前記固定レッジ(66)をある溝部(68)から次の溝部(68)に動かすために回転可能に配置される、請求項7に記載の薬剤送達装置。
  9. 作動時に前記プランジャロッド(70)を解放するために前記保持要素(74)に操作可能に接続された手動で操作可能な作動要素(82)をさらに備える、請求項1から8のいずれかに記載の薬剤送達装置。
  10. 前記保持要素(74)は前記プランジャロッド(70)上の溝セグメント(68)に嵌合するよう配置され前記プランジャロッドを保持するためにストップレッジ(72)と接触するレッジ(80)を備える、請求項9に記載の薬剤送達装置。
  11. 前記手動で操作可能な作動要素(82)は前記プランジャロッド(70)を解放するために前記ストップレッジ(72)との接触を外れるよう前記保持要素(74)の前記レッジ(80)を動かすよう操作可能に配置された解放要素(84,86)を備える、請求項10に記載の薬剤送達装置。
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