JP2017517168A - デュアルアクセスフォンにおけるrfリソース利用可能性を要因とするワイヤレスシステム選択 - Google Patents

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Abstract

方法、デバイス、およびシステム実施形態が、様々な異なるRFハードウェア構成要素および構成に適応することができるように、マルチ加入者識別モジュール、マルチアクティブ通信デバイス上で複数の無線周波数(RF)チェーンを使用する複数のサブスクリプションのうちの少なくとも1つのサブスクリプションのサービスプリエンプションの管理を可能にする。様々な実施形態は、サービスプリエンプションを管理するための、プロセッサによって実装される方法を提供する。第1のRFチェーン上で開始された第2のサブスクリプションのサービスが、同様に第1のRFチェーンが担当する第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であると検出したことに応答して、プロセッサは、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として使うことができる同様のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断してよく、利用可能なとき、プロセッサは、第1のRFチェーンが利用可能になるまで、代替サービスを使用し始めるように第1のサブスクリプションを構成してよい。

Description

関連出願
本出願は、2014年3月27日に出願された「Wireless System Selection Factoring RF Resource Availability in Dual Access Phones」と題する米国仮特許出願第61/971,052号および2014年4月23日に出願された「Wireless System Selection Factoring RF Resource Availability in Dual Access Phones」と題する米国仮特許出願第61/982,941号の優先権の利益を主張する。両出願の内容全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
スマートフォン、タブレットコンピュータ、およびラップトップコンピュータなど、モバイル通信デバイスのいくつかの新しい設計は、複数の別個のモバイルテレフォニーネットワークに対するアクセスをユーザに提供する2つ以上の加入者識別モジュール(「SIM」)カードを含む。モバイル電話ネットワークの例には、GSM(登録商標)、TD-SCDMA、CDMA2000、およびWCDMA(登録商標)がある。複数のSIMを含む例示的なモバイル通信デバイスは、モバイルフォンと、ラップトップコンピュータと、スマートフォンと、複数のモバイルテレフォニーネットワークに接続するように構成された他のモバイル通信デバイスとを含む。複数のSIMを含み、1つまたは複数の別個の無線周波数(「RF」)チェーン/リソースを使って2つ以上の別個のモバイルテレフォニーネットワークに接続するモバイル通信デバイスは、「マルチSIMマルチアクティブ」すなわち「MSMA」通信デバイスと呼ばれる。例示的なMSMA通信デバイスが「デュアルSIMデュアルアクティブ」すなわち「DSDA」通信デバイスであり、これは、2つの別個のモバイルテレフォニーネットワークと通信するのに2つの別個のRFチェーンを使用する2つのSIMカード/サブスクリプションを含む。
様々な実施形態は、様々な異なるRFハードウェア構成要素および構成に適応することができるように、RFチェーン上でのサービスプリエンプションを管理するのに複数の無線周波数(RF)チェーンを使用する、複数のサブスクリプションのうちの少なくとも1つのサブスクリプションのサービスを管理するための、マルチ加入者識別モジュール(SIM)、マルチアクティブ通信デバイス上で実装される方法を含む。いくつかの実施形態では、第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であるかどうかに関する判断が行われ得る。第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であると判断したことに応答して、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかに関する判断を行うことができる。第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあると判断したことに応答して、第1のサブスクリプションは、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように構成され得る。
様々な実施形態は、第1のRFチェーンおよび第2のRFチェーンの各々からの異なるデータサービスを第1のサブスクリプションによって受信させてよく、第1のサブスクリプションは、第2のRFチェーンから音声サービスを受信することができる。
様々な実施形態は、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスが第1のRFチェーン上で再開し得るかどうかを判断するステップを含み得る。第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスが第1のRFチェーン上で再開し得ると判断したことに応答して、第1のサブスクリプションは、第1のRFチェーン上で、プリエンプトされたサービスを獲得し直すように構成され得る。
様々な実施形態は、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスが第1のRFチェーン上で再開し得ると判断したことに応答して、所定の期間だけ待つことによって、第1のRFチェーン上で、プリエンプトされたサービスを獲得し直すように第1のサブスクリプションを構成するステップと、所定の期間だけ待った後で、プリエンプトされたサービスが、再度、プリエンプトされたか、またはプリエンプトされる予定であるかどうかを判断するステップと、所定の期間だけ待った後で、プリエンプトされたサービスが、再度、プリエンプトされておらず、プリエンプトされる予定もないと判断したことに応答して、第1のRFチェーン上で、プリエンプトされたサービスを獲得し直すように第1のサブスクリプションを構成するステップとを含み得る。
様々な実施形態は、第1のRFチェーンおよび第2のRFチェーンの各々についての動作状態を判断し、第1のRFチェーンおよび第2のRFチェーンの動作状態、ならびに第2のRFチェーンに関連付けられたサービスに基づいて、第2のRFチェーン上で利用可能なサービスのテーブル中でルックアップを実施することによって、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断するステップを含み得る。
様々な実施形態は、テーブルルックアップに基づいて、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断するステップを含み得る。テーブルルックアップに基づいて、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあると判断したことに応答して、第1のサブスクリプションは、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように構成され得る。
様々な実施形態は、テーブルルックアップに基づいて、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断するステップと、第2のRFチェーンが、代替サービスを提供するようにすでに構成されているかどうかを判断するステップとを含み得る。テーブルルックアップに基づいて、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあり、第2のRFチェーンが、代替サービスを提供するようにすでに構成されていると判断したことに応答して、第1のサブスクリプションは、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように構成され得る。
様々な実施形態は、第2のRFチェーンが、代替サービスを提供するようにはまだ構成されていないと判断したことに応答して、第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、持続時間閾よりも長く、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトすると推定されるかどうかを判断するステップを含み得る。第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、持続時間閾よりも長く、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトすると推定されると判断したことに応答して、第1のサブスクリプションは、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように構成され得る。
さらなる実施形態は、上記の方法に対応する様々な動作を実施するようにプロセッサ実行可能ソフトウェア命令を用いて構成されたプロセッサを有するモバイル通信デバイスを含むことができる。
さらなる実施形態は、上記の方法動作に対応する機能を実施するための様々な手段を有するモバイル通信デバイスを含むことができる。
さらなる実施形態は、モバイル通信デバイスのプロセッサに上記の方法動作に対応する様々な動作を実施させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶している非一時的プロセッサ可読記憶媒体を含むことができる。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の例示的な実施形態を示し、上記の一般的な説明および以下の発明を実施するための形態とともに、本発明の特徴を説明するのに役立つ。
様々な実施形態とともに使用するのに適したモバイルテレフォニーネットワークの通信システムブロック図である。 様々な実施形態による、マルチSIM通信デバイスの構成要素ブロック図である。 様々な実施形態による、マルチSIM通信デバイス上での第1のサブスクリプションおよび/または第2のサブスクリプションに異なるサービスを提供するように各々が構成された第1のRFチェーンおよび第2のRFチェーンの例示的構成を示す構成要素ブロック図である。 GSM(登録商標)音声呼サービスが第1のRFチェーン上で開始されたときの第1のRFチェーン上でのLTEサービスのプリエンプションを示すタイムライン図である。 様々な実施形態による、第2のサブスクリプションの第2のサービスが、第1のRFチェーン上で第1のサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であると判断したことに応答して、第1のサブスクリプションのために第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するための方法を示すプロセスフロー図である。 様々な実施形態による、第1のRFチェーン上でプリエンプトされたサービスの代替として働き得る、第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスかあるかどうかを判断するための動作の例を示すプロセスフロー図である。 いくつかの実施形態による、第1のRFチェーン上でプリエンプトされたサービスの代替として働き得る、第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスかあるかどうかを判断する際に使用するための例示的データテーブルである。 様々な実施形態による、オーバーヘッドを考慮することにより、第1のRFチェーン上でプリエンプトされたサービスの代替として働き得る、第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスへの切替えが正当であるかどうかを判断するための動作の例を示すプロセスフロー図である。 いくつかの実施形態を実装するのに適したマルチSIM通信デバイスの構成要素ブロック図である。
様々な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。可能なときには必ず、図面全体を通じて、同一のまたは同様の部分を指すのに同一の符号を使用する。特定の例および実装形態へと行われる言及は、説明を目的とし、本発明の範囲または特許請求の範囲を限定する意図はない。
本明細書で使用する「マルチSIM通信デバイス」という用語は、セルラー電話、スマートフォン、パーソナルマルチメディアプレーヤまたはモバイルマルチメディアプレーヤ、携帯情報端末、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートブック、パームトップコンピュータ、ワイヤレス電子メール受信機、マルチメディアインターネット対応セルラー電話、ワイヤレスゲームコントローラ、ならびに、複数のSIMカード、少なくとも2つのモバイル通信ネットワークに接続するためのプログラム可能プロセッサ、メモリ、および回路を含む、同様のパーソナル電子デバイスのうちの、任意の1つもしくはすべてを指す。様々な実施形態は、スマートフォンなど、モバイル通信デバイス内で有用であり得、したがって、そのようなデバイスは様々な実施形態を説明する際に参照される。ただし、実施形態は、少なくとも2つのサブスクリプションと、アンテナ、無線、トランシーバなどのうちの1つまたは複数を含み得る少なくとも2つのRFチェーンとを個々に維持することができるどの電子デバイスにおいても有用であり得る。
本明細書で使用する、「SIM」、「SIMカード」、および「加入者識別モジュール」という用語は、集積回路であっても、リムーバブルカードに組み込まれてもよいメモリであって、ネットワーク上のワイヤレスデバイスを識別および/もしくは認証するために使用される国際モバイル加入者識別(IMSI)、関連する鍵、ならびに/または他の情報を記憶し、ネットワークとの通信サービスを可能にするメモリを指すために互換的に使用される。SIM中に記憶された情報は、ワイヤレスデバイスが、特定のネットワークとの特定の通信サービスのための通信リンクを確立することを可能にするので、「SIM」および「サブスクリプション」という用語は、互換的に使われ、本明細書では、SIMおよび通信ネットワーク、ならびにそのネットワークによってサポートされるサービスおよびサブスクリプションが互いに相関するとき、特定のSIM中に記憶された情報に関連付けられるとともに、その情報によって可能される通信サービスを指すための省略参照として使われる。
記載したように、現在のMSMA通信デバイスは、無線周波数(RF)チェーンを同時に使用することができる複数のSIM/サブスクリプションを含む。いくつかの比較的新しいMSMA通信デバイス設計において、様々な異なるRFモデムおよび無線が実装される場合があり、特定のデバイス上で実装されるRFチェーン構成要素の正確な組合せを、オペレーティングシステム開発者、アプリケーション開発者、およびチップセット開発者は前もって知ることができない。したがって、異なる通信サブスクリプションが、様々な異なるRFチェーンハードウェアを介してネットワークからサービスを受信する可能性がある。いくつかのRFチェーンが複数のサブスクリプションを担当し得る。たとえば、特定の型式およびモデルDSDA通信デバイスにおいて、第1のサブスクリプションが、1xCDMA無線アクセス技術(RAT)を使って第1のRFチェーン上で音声呼を、またはエボリューションデータ最適化、すなわち「DO」RATを使って第1のRFチェーン上でデータ呼を発信し得る。第1のサブスクリプションは、LTE RATを使って第2のRFチェーン上でデータ呼を発信する場合もある。さらに別の例では、第1のサブスクリプションは、GSM(登録商標) RATを使って第2のRFチェーン上でデータおよび音声呼を発信するように構成された第2のサブスクリプションと、第2のRFチェーンを共有することができる。
MSMA通信デバイス上で作用するサブスクリプションは、複数のRFチェーンを使用することができるので、これらのサブスクリプションは、複数のサービス(たとえば、データと音声の両方)を同時に受信することが可能である。上記例において、第1のサブスクリプションは、第1のRFチェーンを用いてLTEデータを受信することができ、同時に、第2のRFチェーンを用いて1xCDMA音声を受信することができる。ただし、MSMA通信デバイスのいくつかの型式およびモデルの場合、共有RFチェーン上での第2のサブスクリプションの活動は、第2のサブスクリプションが優先度の高い活動(たとえば、音声呼の発信)を実施するときなどに、第1のサブスクリプションが共有RFチェーン上でサービスを受信するのを防止するか、またはプリエンプトすることができる。
現在のMSMA通信デバイスでは、共有RFチェーン上での第1のサブスクリプションのサービスが第2のサブスクリプションの活動によってプリエンプトされたと、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスは中断され、共有RFチェーンが後で利用可能になるまで強制的にサービス停止状態にされてよく、第1のサブスクリプションは、第2のサブスクリプションの活動が終わるまではプリエンプトされたサービスを確立し直すことができないとしても、第2のサブスクリプションの優先度の高い活動が継続している間、プリエンプトされたサービスを獲得し直そうと絶えず試みる場合がある。プリエンプションの結果として、第1のサブスクリプションは、その実施およびスループットに対して重大な悪影響を受ける場合があり、プリエンプトされたサービスを確立し直そうと無駄に試みて、電力および処理リソースを浪費し得る。
概して、様々な実施形態は、様々な異なるRFハードウェア構成要素および構成に適応することができるように、複数のサブスクリプションによって共有されるRFチェーン上でのサービスプリエンプションを管理するための、MSMA通信デバイス上のプロセッサによって実装される方法を提供する。特に、第1のRFチェーン上で開始された第2のサブスクリプションのサービス(たとえば、データまたは音声)が、同様に第1のRFチェーンが担当する第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であることを検出したことに応答して、デバイスプロセッサは、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として使うことができる同様のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断し得る。代替サービスが第2のRFチェーン上で利用可能であると判断したことに応答して、デバイスプロセッサは、第1のサブスクリプションを、第1のRFチェーンが利用可能になるまで代替サービスを使用し始めるように構成してよい。そのようなとき、デバイスプロセッサは、第1のサブスクリプションを、プリエンプトされたサービスを用いて、サービスの受信を再開するように構成すればよい。
いくつかの実施形態(たとえば、図7を参照して記載される)では、第1のサブスクリプション向けに、実行可能な代替サービスがあるかどうかを識別するために、デバイスプロセッサは、第1のRFチェーンおよび第2のRFチェーンの動作状態(たとえば、どのようなサービス/活動を第1および第2のRFチェーンが現在担当しているか)と、第2のRFチェーンに関連付けられたサービスとを識別すればよい。いくつかの実施形態では、デバイスプロセッサは、第1および第2のRFチェーンの動作状態と、第2のRFチェーンに関連付けられたサービスとに基づいて、第2のRFチェーン上で利用可能なサービスのテーブル中でルックアップを実施することによって、代替サービスが第2のRFチェーン上で利用可能であるかどうかを判断することができる。いくつかの実施形態では、第2のRFチェーン上で利用可能なサービスのテーブルは、デバイスのメモリ中に記憶することができ、一方、他の実施形態では、第2のRFチェーン上で利用可能なサービスのテーブルは、モデム通信マネージャの実行可能コード内のデータ構造として実装することができる。いくつかの実施形態では、デバイスプロセッサは、モデム通信マネージャの実行可能コード内の一連の動作を実施することによって、代替サービスが第2のRFチェーン上で利用可能であるかどうかを判断することができる。いくつかの実施形態では、デバイスプロセッサは、オーバーヘッドを考慮することにより、第1のRFチェーン上でプリエンプトされたサービスの代替として働き得る、第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスへの切替えが容認されるかどうかを判断することができる。たとえば、デバイスプロセッサは、プリエンプションの持続時間が、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように第1のサブスクリプションを構成する際に、サービス転送のオーバーヘッドを調整する期間を表す持続時間閾を超えたか、または超えると推定されるかどうかを判断することができる。
様々な実施形態は、その一例が図1に示されている、少なくとも2つのモバイルテレフォニーネットワークなど、様々な通信システム100内で実装され得る。第1のモバイルネットワーク102および第2のモバイルネットワーク104は通常、各々が、複数のセルラー基地局(たとえば、第1の基地局130および第2の基地局140)を含む。第1のMSMA通信デバイス110は、第1の基地局130に対するセルラー接続132を介して、第1のモバイルネットワーク102と通信することができる。第1のMSMA通信デバイス110は、第2の基地局140に対するセルラー接続142を介して、第2のモバイルネットワーク104と通信することもできる。第1の基地局130は、ワイヤード接続134上で第1のモバイルネットワーク102と通信することができる。第2の基地局140は、ワイヤード接続144上で第2のモバイルネットワーク104と通信することができる。
第2のMSMA通信デバイス120は、同様に、第1の基地局130に対するセルラー接続132を介して、第1のモバイルネットワーク102と通信することができる。第2のMSMA通信デバイス120は、第2の基地局140に対するセルラー接続142を介して、第2のモバイルネットワーク104と通信することもできる。セルラー接続132および142は、4G、3G、CDMA、TDMA、WCDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、および他のモバイルテレフォニー技術などの双方向ワイヤレス通信リンクを通して行われ得る。
MSMA通信デバイス110、120は、モバイルネットワーク102に、および随意にはモバイルネットワーク104に接続されて示されているが、いくつかの実施形態(図示せず)では、MSMA通信デバイス110、120は、2つ以上のモバイルネットワークへの2つ以上のサブスクリプションを含んでよく、上述したのと同様に、それらのサブスクリプションに接続することができる。
いくつかの実施形態では、第1のMSMA通信デバイス110は随意には、第1のMSMA通信デバイス110と関連して使われる周辺デバイス150とのワイヤレス接続152を確立することができる。たとえば、第1のMSMA通信デバイス110は、Bluetooth(登録商標)リンクを介して、Bluetooth(登録商標)対応パーソナルコンピューティングデバイス(たとえば、「スマートウォッチ」)と通信することができる。いくつかの実施形態では、第1のMSMA通信デバイス110は随意には、たとえばWi-Fi接続を介して、ワイヤレスアクセスポイント160とのワイヤレス接続162を確立することができる。ワイヤレスアクセスポイント160は、ワイヤード接続166を介してインターネット164または別のネットワークに接続するように構成され得る。
図示していないが、第2のMSMA通信デバイス120は同様に、ワイヤレスリンクを介して周辺デバイス150および/またはワイヤレスアクセスポイント160と接続するように構成されてよい。
図2は、様々な実施形態を実装するのに適したMSMA通信デバイス200の構成要素ブロック図である。様々な実施形態によると、MSMA通信デバイス200は、図1を参照して説明した、MSMA通信デバイス110、120のうちの1つまたは複数と同様であり得る。図1および図2を参照すると、MSMA通信デバイス200は、第1のサブスクリプションに関連付けられた第1の識別モジュールSIM-1 204aを受けることができる第1のSIMインターフェース202aを含み得る。MSMA通信デバイス200は、第2のサブスクリプションに関連付けられた第2の識別モジュールSIM-2 204bを受けることができる第2のSIMインターフェース202bを含むことも可能である。
様々な実施形態でのSIMは、SIMおよび/またはUSIMアプリケーションとともに構成されるユニバーサル集積回路カード(UICC)であってよく、GSM(登録商標)および/またはUMTSネットワークへのアクセスを可能にする。UICCは、電話帳および他のアプリケーション用の記憶を提供することもできる。代替的に、CDMAネットワーク内で、SIMは、カード上のUICCリムーバブルユーザ識別情報モジュール(R-UIM:removable user identity module)またはCDMA加入者識別モジュール(CSIM:CDMA subscriber identity module)であり得る。SIMカードは、CPU、ROM、RAM、EEPROM、およびI/O回路を有し得る。集積回路カード識別(ICCID)SIMシリアル番号が、識別のためにSIMカード上に印刷され得る。しかしながら、SIMは、MSMA通信デバイスのメモリの一部の中で実装可能であり、したがって、別個のもしくは取外し可能な回路、チップ、またはカードでなくてよい。
様々な実施形態において使われるSIMは、ユーザアカウント情報、IMSI、SIMアプリケーションツールキット(SAT)コマンドのセット、および他のネットワークプロビジョニング情報を記憶し、かつユーザの連絡先の電話帳データベース用の記憶空間を提供することができる。ネットワークプロビジョニング情報の一部として、SIMは、SIMカードネットワークオペレータプロバイダを示すためのホーム識別子(たとえば、システム識別番号(SID)/ネットワーク識別番号(NID)のペア、ホームPLMN(HPLMN)コードなど)をさらに記憶することができる。
MSMA通信デバイス200は、コーダ/デコーダ(コーデック)208に結合され得る汎用プロセッサ206など、少なくとも1つのコントローラを含み得る。コーデック208は、スピーカー210およびマイクロフォン212に結合され得る。汎用プロセッサ206はまた、少なくとも1つのメモリ214に結合される場合がある。メモリ214は、プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。たとえば、これらの命令は、対応するベースバンドRFリソースチェーンを介して、第1のサブスクリプションまたは第2のサブスクリプションに関する通信データを経路指定することを含み得る。
メモリ214は、オペレーティングシステム(OS)、ならびにユーザアプリケーションソフトウェアおよび実行可能命令を記憶することができる。メモリ214は、アレイデータ構造など、アプリケーションデータを記憶することもできる。
汎用プロセッサ206およびメモリ214は、各々、少なくとも1つのベースバンドモデムプロセッサ216に結合され得る。MSMA通信デバイス200内の各SIM(たとえば、SIM-1 204aおよび/またはSIM-2 204b)をベースバンドRFリソースチェーンに関連付けることができる。ベースバンドRFリソースチェーンは、少なくとも1つのSIM上での通信のためのベースバンド/モデム機能を実施することができるベースバンドモデムプロセッサ216を含むことができ、本明細書では、概して、RFリソースまたはRFチェーン(たとえば、RFリソース218aおよびRFリソース218b)と呼ばれる、1つまたは複数の増幅器および無線を含み得る。いくつかの実施形態では、ベースバンドRFリソースチェーンは、ベースバンドモデムプロセッサ216(すなわち、MSMA通信デバイス上のすべてのSIMに関するベースバンド/モデム機能を実施する単一のデバイス)を共有することができる。他の実施形態では、各ベースバンドRFリソースチェーンは、物理的または論理的に別個のベースバンドプロセッサ(たとえば、BB1、BB2)を含み得る。
RFリソース218a、218bは各々、MSMA通信デバイスの関連SIM用の送信/受信機能を実施するトランシーバであってよい。RFリソース218a、218bは、別個の送信回路および受信回路を含むことが可能であるか、または送信機機能および受信機機能を組み合わせたトランシーバを含むことが可能である(たとえば、図3を参照して記載されるように)。RFリソース218a、218bは、各々、ワイヤレスアンテナ(たとえば、第1のワイヤレスアンテナ220aおよび第2のワイヤレスアンテナ220b)に結合され得る。RFリソース218a、218bはまた、ベースバンドモデムプロセッサ216に結合され得る。
いくつかの実施形態では、汎用プロセッサ206、メモリ214、ベースバンドプロセッサ216、およびRFリソース218a、218bは、システムオンチップとして、MSMA通信デバイス200内に含まれ得る。いくつかの実施形態では、第1のSIM204aおよび第2のSIM204b、ならびにそれらの対応するインターフェース202a、202bは、システムオンチップの外部にあってよい。さらに、様々な入力および出力デバイスが、インターフェースまたはコントローラなど、システムオンチップ上の構成要素に結合され得る。MSMA通信デバイス200内で使用するのに適した例示的なユーザ入力構成要素は、キーパッド224と、タッチスクリーンディスプレイ226と、マイクロフォン212とを含み得るが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、キーパッド224、タッチスクリーンディスプレイ226、マイクロフォン212、またはそれらの組合せは、発信呼を開始するための要求を受信する機能を実施し得る。たとえば、タッチスクリーンディスプレイ226は、連絡先リストから連絡先の選択を受信すること、または電話番号を受信することができる。別の例では、タッチスクリーンディスプレイ226およびマイクロフォン212のいずれか、または両方は、発信呼を開始するための要求を受信する機能を実施し得る。たとえば、タッチスクリーンディスプレイ226は、連絡先リストから連絡先の選択を受信すること、または電話番号を受信することができる。別の例として、発信呼を開始するための要求は、マイクロフォン212を介して受信された音声コマンドの形をとり得る。当技術分野で知られているように、MSMA通信デバイス200内の様々なソフトウェアモジュールおよび機能間の通信を可能にするために、それらの間にインターフェースが設けられ得る。
いくつかの実施形態(図示せず)では、MSMA通信デバイス200は、特に、追加SIMカード、SIMインターフェース、追加SIMカードに関連付けられた複数のRFリソース、および追加モバイルネットワークに接続するための追加アンテナを含み得る。
MSMA通信デバイス200は随意には、(たとえば、図3を参照して記載されるように)RFチェーン上でサービスがプリエンプトされているか、またはプリエンプトされようとしている場合に、第1および第2のSIM204a、204bのサービスを管理するように構成されたRFチェーン管理ユニット230を含み得る。いくつかの実施形態では、RFチェーン管理ユニット230は、サブスクリプションのサービスが第1のRFチェーン上でプリエンプトされたか、またはプリエンプトされる予定であることを検出したことに応答して、第2のRFチェーン上の代替サービスを用いてサービスを獲得するようにサブスクリプションを構成するかどうかを判断することができる。いくつかの実施形態では、RFチェーン管理ユニット230は、汎用プロセッサ206内で実装され得る。他の実施形態では、RFチェーン管理ユニット230は、別個の(すなわち、汎用プロセッサ206とは別個の)ハードウェア構成要素として実装され得る。さらに他の実施形態では、RFチェーン管理ユニット230は、メモリ214内に記憶されたソフトウェアアプリケーションとして実装され、汎用プロセッサ206によって実行され得る。
図3は、様々な実施形態による、図1および図2を参照して記載した、MSMA通信デバイス200上の別個のRFリソース中の構成要素のブロック図300を示す。
図1〜図3を参照すると、たとえば、RFリソース218aは、1つまたは複数のモバイルネットワーク(たとえば、モバイルネットワーク102、104)と通信するための、トランシーバ304aおよびRFフロントエンド302aを含み得る。特定の実施形態では、トランシーバ304aおよび/またはRFフロントエンド302aは、データをフォーマットし、符号化し、インターリーブし、搬送波信号を符号化データで変調し、変調信号を(たとえば、フィルタリングし、増幅し、アップコンバートすることによって)、送信用のRF変調信号を生成するように整えることができる。RF変調信号は、たとえば、第1のワイヤレスアンテナ220aを介して第1の基地局130に送信されてよく、RFリソース218aは、第1のワイヤレスアンテナ220を介してRF信号を受信し、復号することができる。RFリソース218bは同様に、第2のワイヤレスアンテナ220bを介してRF信号を送り、受信するための、トランシーバ304bおよびRFフロントエンド302bを含み得る。
SIM-1 204aおよびSIM-2 204bは、1つまたは複数のRATにより様々なデータおよび音声サービスを維持することが可能であり得る。たとえば、SIM-1 204aは、1xCDMA RATを使って音声呼を発信することができ、LTE RATまたはDO RATのいずれかを用いてデータ呼を発信することができる。SIM-2 204bは、GSM(登録商標) RATを用いて音声およびデータ呼を発信することができる。
図3に示す例において、SIM-1 204aは異なるRATを使用して、RFリソース218a、218bの一方または両方を介して異なるサービスを同時に獲得することが可能であり得る。具体的には、SIM-1 204aは、LTEデータ呼/アイドリング動作を担当するためにRFリソース218aを使用することができ、一方、1xCDMA音声呼/アイドリング動作を担当するためにRFリソース218bを同時に使用する。これに対して、SIM-2 204bは単に、GSM(登録商標)音声およびデータ呼とアイドリング動作とを担当するためにRFリソース218aを使用し得る。
SIM-2 204bは、RFリソース218a上でGSM(登録商標)音声呼を開始することができる。いくつかの実施形態では、音声呼の品質を維持するのには、SIM-2 204bがRFリソース218aへの排他的アクセスを有することを要し得るので、GSM(登録商標)音声呼は高い優先度を有し得る。その結果、SIM-1 204aは、LTEデータを受信するのにRFリソース218aを使用するのを妨げられ得る(すなわち、LTEデータサービスはGSM(登録商標)音声呼によってプリエンプトされ得る)。
したがって、いくつかの実施形態では、RFチェーン管理ユニット230は、RFリソース218a上でのSIM-2 204bの活動が、SIM-1 204aのLTEデータサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であることを検出することができ、それに応答して、LTEデータサービスの代替として働き得る、RFリソース218b上の別のサービスを見つけようと試みてよい(たとえば、図4を参照して記載されるように)。
図4は、タイムライン図400を示す。特に、図1〜図4を参照すると、タイムライン図400は、RFリソース218a上でSIM-1 204aのデータサービスをSIM-2 204bの活動がプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であることを検出したことに応答して、時間401にわたって、RFチェーン管理ユニット230が、SIM-1 204aを、RFリソース218b上で代替サービスを用いてサービスを獲得するように構成する例を示す。
図4に示す例において、および図1〜図4を参照すると、SIM-1 204aは、電源投入中に獲得を実施することができ(すなわち、「PWRUP獲得402」)、その結果、時間404までに、RFリソース218b上でアイドル1xCDMA音声サービスを、およびRFリソース218a上でアイドルLTEデータサービスを確立することができる。SIM-2 204bは同様に、時間416までにSIM-2 204bがRFリソース218a上でアイドルGSM(登録商標)音声および/またはデータサービスを受信することを可能にし得る、電源投入中の独自の獲得を実施することができる(すなわち、「PWRUP獲得414」)。
時間418において、SIM-2 204bは、RFリソース218a上でGSM(登録商標)音声呼420を開始することができる。記載したように、GSM(登録商標)音声呼420は、GSM(登録商標)音声呼420が継続している間は他のサービスがRFリソース218a上で発生するのをプリエンプトする、RFリソース218aへの排他的アクセスを要し得る。
いくつかの実施形態では、RFチェーン管理ユニット230は、他のサービスをプリエンプトし得るサービスが開始されたかどうかを判断するために、RFリソース218a、218bの現在の状態および/または条件を監視することができる。したがって、たとえば、RFチェーン管理ユニット230は、時間418においてGSM(登録商標)音声呼420が開始されたこと、およびその結果、RFリソース218aが、GSM(登録商標)音声呼420が継続している間、SIM-1 204aがRFリソース218aからLTEデータサービスを受信するために利用可能でないか、または利用可能にならないことを検出することができる。それに応答して、RFチェーン管理ユニット230は、SIM-1 204aを、動作406においてDO RATを用いてデータサービスを獲得するように構成すればよい。したがって、時間408までに、SIM-1 204aは、RFリソース218bを介して、1xCDMA RATでのアイドル音声サービスと、DO RATでのアイドルデータサービスとを受信することができ、SIM-204aは、RFリソース218aを介しては、LTE RATでのどのサービスも受信することができない。言い換えると、RFリソース218a上でGSM(登録商標)音声呼420が継続している間、SIM-1 204aは、LTE RATを用いてデータサービスを受信する代替として、DO RATを用いてデータサービスを受信するように構成されてよい。
時間422において、GSM(登録商標)音声呼420は終わってよく、RFチェーン管理ユニット230は、時間426において、RFリソース218aが利用可能である/もはやプリエンプトされていないと判断し得る。そのようなとき、RFチェーン管理ユニット230は、動作410においてRFリソース218a上でLTE RATを用いてデータサービスを獲得し直すようにSIM-1 204aを構成すればよく、時間412までに、SIM-1 204aは、RFリソース218bを介して1xCDMAから音声サービスを受信するように構成されてよく、RFリソース218a上でLTE RATを用いてデータサービスを受信することができる。
図5は、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように第1のサブスクリプションを構成するための、複数のサブスクリプションと複数のRFチェーン中の1つまたは複数の共有RFチェーンとをサポートするMSMA通信デバイス(たとえば、図2のMSMA通信デバイス200)上のプロセッサ(たとえば、図2の汎用プロセッサ206、ベースバンドモデムプロセッサ216、RFチェーン管理ユニット230、別個のコントローラなど)によって実装することができる方法500を示す。
図1〜図5を参照すると、デバイスプロセッサは、ブロック502において、第1のサブスクリプションおよび第2のサブスクリプションにとって利用可能なサービスを判断することによって、方法500の動作を実施し始めることができる。ある例(たとえば、図3〜図4を参照して記載した)では、第1のサブスクリプション(たとえば、SIM-1 204a)は、1xCDMA RATを用いる音声サービスと、LTE RATまたはDO RATのいずれかにおけるデータサービスとを受信することができる。第2のサブスクリプション(たとえば、SIM-1 204a)は、GSM(登録商標) RATを用いて、音声サービスとデータサービスの両方を受信することができる。
ブロック504において、デバイスプロセッサは、ブロック502において判断されたサービスの各々に関連付けられたRFチェーンを識別することができる。したがって、上記例において、デバイスプロセッサは、第1のRFチェーンが第1のサブスクリプション向けのLTEデータサービスと、第2のサブスクリプション向けのGSM(登録商標)音声/データサービスとを扱い、一方、第2のRFチェーンが、第1のサブスクリプション向けの1xCDMA音声サービスおよびDOデータサービスを扱うと判断することができる。
特定のデバイス内に設置された各RFチェーンによってサポートされるハードウェア構成ならびにRATおよびサービスは、製造元によって決定され、したがって、デバイスが作られるときに設定される。異なる市場(利用可能な異なるセルラーネットワークを有し得る)における異なるプライスポイントに対処するために、製造元は、異なるモデルには異なるチップセットおよび異なるRFチェーン構成要素を使い得る。したがって、システムおよびアプリケーション開発者は、各電話の中にある具体的な構成を知ることはなく、したがって、様々なRFハードウェア構成要素組合せと連携するようにソフトウェアを開発しなければならないが、デバイス内に設置された特定のRFチェーンは、デバイスが製造された後も変わることはない。したがって、各サービスに関連付けられたRFチェーンは、(初期登録時、またはプロビジョニングされたSIMの挿入時など)一度決定されればよい。したがって、ブロック504の動作は、(たとえば、新規SIMの検出時、電源投入時など)一度実施されればよく、結果はメモリ(たとえば、214)に記憶される。
判断ブロック506において、デバイスプロセッサは、開始されたサービスが、同様に第1のRFチェーンが担当する第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、または間もなくプリエンプトするように、第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが開始された(または、ユーザが電話番号をダイヤルし始めるときのように、開始されるところである)かどうかを判断することができる。いくつかの実施形態では、デバイスプロセッサは、この判断を、開始されたサービスがRFチェーンへの排他的アクセス(たとえば、GSM(登録商標)音声呼420)を要しているか、または要し得るときを判断するために、RFチェーンの状態および/または条件を監視することによって行うことができる。
第2のサブスクリプションのそのようなサービスのプリエンプトが第1のRFチェーン上で開始されていないと判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック506=「No」)、デバイスプロセッサは、第2のサブスクリプションのサービスがいつ開始され、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であるかを監視するループ中の判断ブロック506における動作を実施し続けてよい。
第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが開始され、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であると判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック506=「Yes」)、デバイスプロセッサは、判断ブロック508において、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断すればよい。いくつかの実施形態(たとえば、図6〜図7を参照して記載した)では、デバイスプロセッサは、プリエンプトされたものへの代替として働き得るサービスを含むテーブルを参照すればよい。他の実施形態では、デバイスプロセッサは、プリエンプトされたサービスの代替サービスをデバイスプロセッサが識別することを可能にし得る、試験、検査、条件文、および/またはほぼ他のどのデータ構造も含む決定木に従えばよい。たとえば、デバイスプロセッサは、第1のサブスクリプションが、第1のRFチェーン上で同様のサービス(たとえば、DOデータサービス)を、プリエンプトされたLTEデータサービスの代替として受信することが可能であるかどうかを判断することができる。
第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にないと判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック508=「No」)、デバイスプロセッサは、別のサービスを、そのプリエンプトされたサービスの代替として獲得するように第1のサブスクリプションを構成せずに、判断ブロック512における動作を実施し始めてよい。言い換えると、代替サービスがないとき、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスは、第1のRFチェーンが再度利用可能になるまで、中断されたままか、またはサービス停止のままであり得る。
第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあると判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック508=「Yes」)、デバイスプロセッサは、ブロック510において、第1のサブスクリプションを、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように構成してよい。たとえば、デバイスプロセッサは、第1のサブスクリプションを、第2のRFチェーン(たとえば、RFリソース218b)上で、DO RATを用いてデータサービスを受信し始めるように構成してよい。したがって、第1のサブスクリプションが代替サービスを受信することを可能にすることによって、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスが再開され得るまで、第1のサブスクリプションの全体的実施およびスループットが維持され得る。
デバイスプロセッサが、ブロック510において、第1のサブスクリプションを、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように構成するかどうか、またはデバイスプロセッサが、判断ブロック508において代替サービスがないと判断するかどうかにかかわらず、デバイスプロセッサは、判断ブロック512において、プリエンプトされたサービスが第1のRFチェーン上で再開することが可能かどうかを判断してよい。いくつかの実施形態では、デバイスプロセッサは、GSM(登録商標)音声呼が終わったときなど、第2のサブスクリプションのサービスが第1のRFチェーンへの排他的アクセスをそれ以上必要としないときを判断するために、第1のRFチェーンを監視すればよい。
第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスが、第1のRFチェーン上で再開することが可能でないと判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック512=「No」)、デバイスプロセッサは、ループ中の判断ブロック512において、プリエンプトされたサービスが第1のRFチェーン上で再開することが可能であるかどうかを判断し続ければよい。
第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスが第1のRFチェーン上で再開することが可能であると判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック512=「Yes」)、デバイスプロセッサは、ブロック514において、第1のサブスクリプションを、第1のRFチェーン上で、プリエンプトされたサービスを獲得し直すように構成すればよい。ある例(たとえば、図3〜図4を参照して記載した)では、第1のサブスクリプションは、第2のRFチェーンから獲得されたDOデータサービスから、第1のRFチェーン上のLTEデータサービスを獲得し直すことができる。
デバイスプロセッサは、第1のRFチェーン上で第2のサブスクリプションのサービスが開始されたかどうかを判断することによって、ループ中の、方法500の判断ブロック506における上記動作を繰り返すことができ、そうすることによって、第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトする。
上記説明は第1のサブスクリプションおよび第2のサブスクリプションに言及しているが、「第1の」および「第2の」サブスクリプションの使用は、説明しやすくするためにのみ使われており、本開示の範囲を狭めることは意図していない。したがって、方法500の動作は、記載したように異なるRFチェーンから異なるサービスを受信するMSMA通信デバイスにおけるどのサブスクリプションに対しても実施され得ることが期待される。したがって、いくつかの実施形態では、サブスクリプションおよびRFチェーンの条件および状態に依存して、あるときの第1のサブスクリプションは、以降のときは第2のサブスクリプションになる場合があり、その逆も同様である。
方法500の動作のいくつかの実施形態では、デバイスプロセッサは、プリエンプトされたサービスが、近い将来プリエンプトされた見込みが高くないように再開され得ることを保証するために、プリエンプトされたサービスを獲得し直すように第1のサブスクリプションを構成するのを待てばよい。
第2のサブスクリプションにおけるサービス(たとえば、GSM(登録商標)音声呼)が第1のサブスクリプションのサービス(たとえば、LTEデータサービス)をプリエンプトするいくつかの実施形態では、デバイスプロセッサは、プリエンプトされたサービスがそれ以上プリエンプトされ得ないと判断したことに応答して、プリエンプトされたサービスが早まって再開されないことを保証するために、以下の動作を実施し得る。そのような実施形態において、好ましいサービス(たとえば、LTEデータ)がプリエンプトされている間、第1のサブスクリプションは、代替の、好ましくないサービス(たとえば、DOデータサービス)を使用すればよい。
ある例では、前の第2のサブスクリプションGSM(登録商標)音声呼の終了からの所定の期間(たとえば、4秒)を超えてスタートする第2のサブスクリプションGSM(登録商標)音声呼に対して、デバイスプロセッサは、第1のサブスクリプションが、第2のサブスクリプションのGSM(登録商標)音声呼に先立って、LTE RATを用いてデータサービスを受信したかどうかを判断し得る。第1のサブスクリプションのデータサービスが、第2のサブスクリプションの音声呼に先立って、LTE RATを用いて受信される場合、デバイスプロセッサは、フラグ、ビット、または他の指示を「TRUE」とセットすればよい。具体的には、第2のサブスクリプションが、連続するGSM(登録商標)音声呼を実施するとき、第1のサブスクリプションのデータサービスの状況は、第1のGSM(登録商標)音声呼のスタート時に一度検査されればよい。
第2のサブスクリプションのGSM(登録商標)音声呼が終わったことを検出したことに応答して、デバイスプロセッサは、LTEとDOとの間の「ピンポン」を防止するために、連続するGSM(登録商標)音声呼が生じるかどうかを判断するのを、所定の時間だけ待てばよい。言い換えると、デバイスプロセッサは、デバイスプロセッサが第1のサブスクリプションのデータサービスをLTEからDOに切替え復帰することを要し得る別のGSM(登録商標)音声呼を、第2のサブスクリプションが直ちにスタートする予定がないことを確かめるのを待てばよい。
GSM(登録商標)音声呼が終わったと、および別のGSM(登録商標)呼があらかじめ定義された時間だけ開始されていないと判断したことに応答して、デバイスプロセッサは、どのDOデータサービスの継続中のデータ転送も影響を受けないことを保証するために、第1のサブスクリプションが第1のGSM(登録商標)音声呼の前にLTEデータサービスを受信していた場合、および第1のサブスクリプションが現時点でDO RATを用いるデータ呼上にない場合、LTEデータサービスを獲得し直すように第1のサブスクリプションを構成すればよい。
GSM(登録商標)音声呼が終わったと、別のGSM(登録商標)音声呼があらかじめ定義された時間だけ開始されていないと、および第1のサブスクリプションがDOにおけるデータ呼を司っていると、ならびに/または第1のサブスクリプションが第1のGSM(登録商標)音声呼に先立ってDOを使っていたと判断したことに応答して、デバイスプロセッサは、たとえば、次のスケジュールされたBSRまたは第1のサブスクリプションのネットワークプロビジョニングされたD2L測定値に基づいて、LTEデータサービスを受信するように第1のサブスクリプションを構成するのを待てばよい。
図6は、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として働き得るサービスがあるかどうかを判断するための、複数のサブスクリプションおよび複数のRFチェーンをサポートするMSMA通信デバイス(たとえば、図2のMSMA通信デバイス200)上のプロセッサ(たとえば、図2の汎用プロセッサ206、ベースバンドモデムプロセッサ216、RFチェーン管理ユニット230、別個のコントローラなど)によって判断ブロック508(図5参照)において実装することができる動作の例を示す。したがって、図1〜図6を参照すると、デバイスプロセッサは、第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしたか、またはプリエンプトする予定があると判断したことに応答して、判断ブロック508の動作を実施し始め得る(すなわち、判断ブロック506=「Yes」)。
ブロック602において、デバイスプロセッサは、たとえばRFチェーンの各々が現在扱っているサービスを判断することによって、第1のRFチェーンおよび第2のRFチェーンの動作状態を識別することができる。たとえば、第1のRFチェーンは、第2のサブスクリプション向けのGSM(登録商標)音声呼を担当している場合があり、第2のRFチェーンは、第1のサブスクリプション向けのDOデータサービスおよび1xCDMAアイドリングサービスを扱っている場合がある。
ブロック604において、デバイスプロセッサは、第1および第2のRFチェーンの動作状態、ならびに第2のRFチェーンに関連付けられたサービスに基づいて、第2のRFチェーン上で利用可能なサービスのテーブル中でルックアップを実施し得る。言い換えると、デバイスプロセッサは、第1のサブスクリプションにとって利用可能であり得る、第2のRFチェーン上でのサービスを判断するために、ブロック602において識別されたRFチェーンの動作状態ならびに各サブスクリプションにとって利用可能なサービスを使用することができる。
ブロック604において実施される動作のいくつかの実施形態では、デバイスプロセッサは、図7に示すデータテーブル700を参照し得る。図1〜図7を参照すると、データテーブル700は、各RFチェーンが第1および/または第2のサブスクリプション向けに現在扱っているサービスに基づく、各RFチェーンについてのエントリを含み得る。たとえば、デバイスプロセッサは、第2のサブスクリプションが音声呼上であるとき、第1のRFチェーンは、第2のサブスクリプションにのみサービスを提供するのに専用であってよく、第2のRFチェーンは、第1のサブスクリプション向けに1xCDMA音声サービスおよびDOデータサービスを提供することが可能であり得ると判断してよい。
いくつかの実施形態では、データテーブル700は、データベース内のデータテーブル、記憶されたスプレッドシート、アプリケーションまたはシステム変数の集合体、またはMSMA通信デバイス上で記憶され、順序付けられ、かつ/または修正されることが可能な他のどのデータ構造として、メモリ(たとえば、メモリ214)中に実装されてもよい。いくつかの実施形態では、データテーブル700は、第1および/または第2のRFチェーンが、それぞれ、RFチェーンの現在の動作状況(たとえば、GSM(登録商標)音声呼をサポートする、など)を与えられると、第1および第2のサブスクリプション向けにサポートすることが可能なサービスをデバイスプロセッサが判断することを可能にし得るソフトウェア中で実装される、一連の条件付きステートメント(たとえば、if/elseステートメント)、切替えステートメント、および/または他の様々な論理の表現であってよい。
いくつかの実施形態ではデータテーブルを使わない場合があり、代わりに、デバイスプロセッサは、第1および/または第2のRFチェーンが、それぞれ、RFチェーンの現在の動作状況(たとえば、GSM(登録商標)音声呼をサポートする、など)が与えられると、第1および第2のサブスクリプション向けにサポートすることが可能なサービスをデバイスプロセッサが判断することを可能にし得るソフトウェア中で実装される、一連の条件付きステートメント(たとえば、if/elseステートメント)、切替えステートメント、および/または他の様々な論理など、モデム通信マネージャの実行可能コード内の一連の動作を実施することによって、ブロック604において、代替サービスが第2のRFチェーン上で利用可能であるかどうかを判断してよい。
判断ブロック606において、デバイスプロセッサは、ブロック604において実施されたテーブルルックアップに基づいて、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能な別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断し得る。言い換えると、テーブルルックアップに基づいて、デバイスプロセッサは、第2のRFチェーンが、プリエンプトされているか、またはプリエンプトされる予定である、第1のRFチェーン上のプリエンプトされたサービス(たとえば、LTEデータサービス)と一時的に置き換わり得るサービス(たとえば、DOデータサービス)を提供することが可能かどうかを判断することができる。
テーブルルックアップに基づいて、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあると判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック606=「Yes」)、デバイスプロセッサは、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように第1のサブスクリプションを構成することによって、方法500のブロック510における動作を実施してよい。
テーブルルックアップに基づいて、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能な他のサービスが第2のRFチェーン上にないと判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック606=「No」)、デバイスプロセッサは、プリエンプトされたサービスが第1のRFチェーン上で再開することが可能かどうかを判断することによって、方法500の判断ブロック512における動作を実施してよい。
図8は、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として働き得るサービスがあるかどうかを判断するための、複数のサブスクリプションおよび複数のRFチェーンをサポートするMSMA通信デバイス(たとえば、図2のMSMA通信デバイス200)上のプロセッサ(たとえば、図2の汎用プロセッサ206、ベースバンドモデムプロセッサ216、RFチェーン管理ユニット230、別個のコントローラなど)によって判断ブロック508(図5参照)において実装することができる動作の例を示す。したがって、図1〜図8を参照すると、デバイスプロセッサは、第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしたか、またはプリエンプトする予定があると判断したことに応答して、判断ブロック508の動作を実施し始め得る(すなわち、判断ブロック506=「Yes」)。
デバイスプロセッサは、(たとえば、図6を参照して)記載したように判断ブロック508において実装される、同様の番号を付けられたブロックの動作を実施して、ブロック602において、第1のRFチェーンおよび第2のRFチェーンの動作状態を判断し、ブロック604において、第1および第2のRFチェーンの動作状態、ならびに第2のRFチェーンに関連付けられたサービスに基づいて、第2のRFチェーンにとって利用可能なサービスのテーブル中でルックアップを実施し、判断ブロック606において、テーブルルックアップに基づいて、プリエンプトされたサービスの代替として利用可能な別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断することができる。
テーブルルックアップに基づいて、第1のサブスクリプションのプリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあると判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック606=「Yes」)、デバイスプロセッサは、判断ブロック802において、第2のRFチェーンが、代替サービスを提供するようにすでに構成されているかどうかを判断してよい。たとえば、ブロック602において判断された第2のRFチェーンの動作状態に基づいて、デバイスプロセッサは、第2のRFチェーンが、第1のRFチェーン上で、プリエンプトされたLTEデータサービスと一時的に置き換わることができるDOデータサービスを提供するようにすでに構成されているかどうかを判断することができる。
第2のRFチェーンが、代替サービスを提供するようにすでに構成されていると判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック802=「Yes」)、デバイスプロセッサは、記載したように、方法500のブロック510において、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように第1のサブスクリプションを構成してよい。
第2のRFチェーンが、代替サービスを提供するようにはまだ構成されていないと判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック802=「No」)、デバイスプロセッサは、判断ブロック804において、第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、持続時間閾よりも長く、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトすると推定されるかどうかを判断してよい。様々な実施形態において、持続時間閾は、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように第1のサブスクリプションを構成するのに関わるサービス転送のオーバーヘッドを調整する期間を表す、メモリ(たとえば、メモリ214)中に記憶された値であってよい。第1のサブスクリプションのサービスが、少なくとも持続時間閾だけプリエンプトされたと推定されることを保証することによって、サービス転送に関連するオーバーヘッドは、持続時間が短いプリエンプションイベント(たとえば、持続時間閾よりも短いプリエンプション)の場合は回避され得る。
第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスを持続時間閾よりも長くはプリエンプトしないと推定されると判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック804=「No」)、デバイスプロセッサは、記載したように、判断方法500のブロック512において、プリエンプトされたサービスが第1のRFチェーン上で再開することが可能かどうかを判断してよい。
第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、持続時間閾よりも長く、第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトすると推定されると判断したことに応答して(すなわち、判断ブロック804=「Yes」)、デバイスプロセッサは、記載したように、方法500のブロック510において、第2のRFチェーン上で代替サービスを獲得するように第1のサブスクリプションを構成してよい。
本明細書における、第1および第2のサービス、第1および第2のSIM、ならびに第1および第2のRFチェーンへの言及は任意であり、説明のしやすさおよび参照目的のためにすぎないことに留意されたい。実施形態の説明では、第2のサービスが第1のサービスのアクティブ通信によってプリエンプトされ、第2のSIMに関連付けられた第2のRFチェーンを使って第2のサービスを続けることに言及するが、実施形態は、サービス、SIMおよびRFチェーンの状況および役割が反転したときにも等しく当てはまり得る。
様々な実施形態は、様々なMSMA通信デバイスのいずれにも実装することができ、その一例(たとえば、MSMA通信デバイス900)が図9に示される。様々な実施形態によると、MSMA通信デバイス900は、図1〜図3を参照して上述したMSMA通信デバイス110、120、200と同様であり得る。したがって、様々な実施形態において、MSMA通信デバイス900は、方法500、600、800(図5、図6、および図8参照)を実装することができる。
図1〜図9を参照すると、MSMA通信デバイス900は、タッチスクリーンコントローラ904および内部メモリ906に結合されたプロセッサ902を含み得る。プロセッサ902は、汎用または特定の処理タスクに指定された1つもしくは複数のマルチコア集積回路であってもよい。内部メモリ906は揮発性もしくは不揮発性メモリであってもよく、また、安全保護および/もしくは暗号化メモリであっても、または非安全保護および/もしくは非暗号化メモリであっても、あるいはそれらの任意の組合せであってもよい。タッチスクリーンコントローラ904およびプロセッサ902は、抵抗感知タッチスクリーン、容量感知タッチスクリーン、赤外線感知タッチスクリーンなどの、タッチスクリーンパネル912に結合される場合もある。さらに、MSMA通信デバイス900のディスプレイは、タッチスクリーン能力を有する必要はない。
MSMA通信デバイス900は、プロセッサ902および2つ以上のアンテナ910、911に結合され、セルラー通信を送るように、かつ受信するように構成された、1つまたは複数のセルラーネットワークトランシーバ908a、908bを有し得る。トランシーバ908a、908bおよびアンテナ910、911は、様々な実施形態方法を実装するために、上記の回路とともに使用される場合がある。MSMA通信デバイス900は、トランシーバ908a、908bおよび/またはプロセッサ902に結合され、上で説明したように構成された、2つ以上のSIMカード916a、916bを含み得る。MSMA通信デバイス900は、セルラーネットワークを介する通信を可能にし、プロセッサに結合された、セルラーネットワークワイヤレスモデムチップ917を含むことができる。
MSMA通信デバイス900は、オーディオ出力を提供するためのスピーカー914を含む場合もある。MSMA通信デバイス900は、本明細書で説明された構成要素のすべてまたはいくつかを収容するための、プラスチック、金属、または材料の組合せから構築された筐体920を含む場合もある。MSMA通信デバイス900は、使い捨てまたは充電可能なバッテリーなどの、プロセッサ902に結合された電源922を含む場合もある。充電可能なバッテリーは、MSMA通信デバイス900の外部にある電源から充電電流を受けるために、周辺デバイス接続ポートに結合される場合もある。MSMA通信デバイス900は、ユーザ入力を受け取るための物理ボタン924を含む場合もある。MSMA通信デバイス900はまた、MSMA通信デバイス900をオンおよびオフするための電源ボタン926をも含み得る。
上記の方法の説明およびプロセスフロー図は、単に説明のための例として提供され、様々な実施形態のステップが提示された順序で実施されなければならないことを要求または暗示することを意図しない。当業者なら理解するように、上記の実施形態におけるステップの順序は、任意の順序で実施することができる。「その後」、「次いで」、「次に」などの単語は、ステップの順序を限定することを意図しておらず、これらの単語は、単に、方法の説明を通じて読者を導くために使用される。さらに、たとえば冠詞「a」、「an」、または「the」を使用する、単数形での請求項の要素に対する任意の参照は、要素を単数形に限定すると解釈されるべきではない。
本明細書において開示された実施形態に関して記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装される場合がある。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能性に関して上述された。そのような機能性がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明された機能性を各々の具体的な適用例に対して様々な方式で実装し得るが、そのような実装の判断は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
本明細書で開示される態様に関連して説明される様々な例示的論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用されるハードウェアは、本明細書で説明される機能を実施するように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せとともに実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来型プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装することができる。代替として、いくつかのステップまたは方法は、所与の機能に固有の回路によって実施することができる。
1つまたは複数の例示的な態様では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装することができる。ソフトウェアで実装される場合、機能は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体または非一時的プロセッサ可読記憶媒体上に1つまたは複数のプロセッサ実行可能命令またはコードとして記憶され得る。本明細書で開示した方法またはアルゴリズムのステップは、非一時的なコンピュータ可読媒体またはプロセッサ可読記憶媒体上に常駐し得るプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュールにおいて具体化され得る。非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読の記憶媒体は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされ得る任意の記憶媒体であり得る。限定ではなく例として、そのような非一時的コンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD-ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含み得る。本明細書において使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せは、また、非一時的なコンピュータ可読およびプロセッサ可読媒体の範囲内に含まれる。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せまたはセットとして非一時的プロセッサ可読記憶媒体および/またはコンピュータ可読記憶媒体上に常駐し得、非一時的プロセッサ可読記憶媒体および/またはコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラム製品に組み込まれ得る。
開示された実施形態の前述の説明は、当業者が本発明を作成または使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する様々な修正が当業者には容易に明らかであり、本明細書において定義された一般的原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく、いくつかの実施形態に適用される場合がある。したがって、本発明は、本明細書において示された実施形態に限定されることを意図せず、以下の特許請求の範囲、ならびに本明細書において開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
100 通信システム
102 第1のモバイルネットワーク、モバイルネットワーク
104 第2のモバイルネットワーク、モバイルネットワーク
110 第1のMSMA通信デバイス、MSMA通信デバイス
120 第2のMSMA通信デバイス、MSMA通信デバイス
130 第1の基地局
132 セルラー接続
134 ワイヤード接続
140 第2の基地局
142 セルラー接続
144 ワイヤード接続
150 周辺デバイス
152 ワイヤレス接続
160 ワイヤレスアクセスポイント
162 ワイヤレス接続
164 インターネット
166 ワイヤード接続
200 MSMA通信デバイス
202a 第1のSIMインターフェース、インターフェース
202b 第2のSIMインターフェース、インターフェース
204a 第1の識別モジュールSIM-1
204b 第2の識別モジュールSIM-2
206 汎用プロセッサ
208 コーダ/デコーダ(コーデック)
210 スピーカー
212 マイクロフォン
214 メモリ
216 ベースバンドモデムプロセッサ
218a RFリソース
218b RFリソース
220a 第1のワイヤレスアンテナ
220b 第2のワイヤレスアンテナ
224 キーパッド
226 タッチスクリーンディスプレイ
230 RFチェーン管理ユニット
302a RFフロントエンド
302b RFフロントエンド
304a トランシーバ
304b トランシーバ
700 データテーブル
900 MSMA通信デバイス
902 プロセッサ
904 タッチスクリーンコントローラ
906 内部メモリ
908a セルラーネットワークトランシーバ、トランシーバ
908b セルラーネットワークトランシーバ、トランシーバ
910 アンテナ
911 アンテナ
912 タッチスクリーンパネル
914 スピーカー
916a SIMカード
916b SIMカード
917 セルラーネットワークワイヤレスモデムチップ
920 筐体
922 電源
924 物理ボタン
926 電源ボタン

Claims (25)

  1. 複数の無線周波数(RF)チェーンを使用する、複数のサブスクリプションのうちの少なくとも1つのサブスクリプションのサービスを管理するための、マルチ加入者識別モジュール(SIM)、マルチアクティブ通信デバイス上で実装される方法であって、
    第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、前記第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であるかどうかを判断するステップと、
    前記第1のRFチェーンに関連付けられた前記第2のサブスクリプションのサービスが前記第1のRFチェーン上で前記第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であると判断したことに応答して、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断するステップと、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが前記第2のRFチェーン上にあると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するステップとを含む方法。
  2. 前記第1のサブスクリプションは、前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの各々から異なるデータサービスを受信し、
    前記第1のサブスクリプションは、前記第2のRFチェーンから音声サービスを受信する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得るかどうかを判断するステップと、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得ると判断したことに応答して、前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成するステップは、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得ると判断したことに応答して、所定の期間だけ待つステップと、
    前記所定の期間だけ待った後で、前記プリエンプトされたサービスが、再度、プリエンプトされたか、またはプリエンプトされる予定であるかどうかを判断するステップと、
    前記所定の期間だけ待った後で、前記プリエンプトされたサービスが、再度、プリエンプトされておらず、プリエンプトされる予定もないと判断したことに応答して、前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断するステップは、
    前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの各々についての動作状態を判断するステップと、
    前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの前記動作状態、ならびに前記第2のRFチェーンに関連付けられた前記サービスに基づいて、前記第2のRFチェーン上で利用可能なサービスのテーブル中でルックアップを実施するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断するステップと、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するステップとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断するステップと、
    前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにすでに構成されているかどうかを判断するステップと、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあり、前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにすでに構成されていると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するステップとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにはまだ構成されていないと判断したことに応答して、第1のRFチェーンに関連付けられた前記第2のサブスクリプションの前記サービスが、持続時間閾よりも長く、前記第1のRFチェーン上で前記第1のサブスクリプションの前記サービスをプリエンプトすると推定されるかどうかを判断するステップと、
    第1のRFチェーンに関連付けられた前記第2のサブスクリプションの前記サービスが、前記持続時間閾よりも長く、前記第1のRFチェーン上で前記第1のサブスクリプションの前記サービスをプリエンプトすると推定されると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するステップとをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. マルチ加入者識別モジュール(SIM)、マルチアクティブモバイル通信デバイスであって、
    第1の無線周波数(RF)チェーンと、
    第2のRFチェーンと、
    前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンに結合されたプロセッサとを備え、前記プロセッサは、
    前記第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、前記第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であるかどうかを判断し、
    前記第1のRFチェーンに関連付けられた前記第2のサブスクリプションのサービスが前記第1のRFチェーン上で前記第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であると判断したことに応答して、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが前記第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断し、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが前記第2のRFチェーン上にあると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するための、プロセッサ実行可能命令を有して構成される、マルチ加入者識別モジュール(SIM)、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  10. 前記第1のサブスクリプションは、前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの各々から異なるデータサービスを受信し、
    前記第1のサブスクリプションは、前記第2のRFチェーンから音声サービスを受信する、請求項9に記載のマルチSIM、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  11. 前記プロセッサは、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得るかどうかを判断し、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得ると判断したことに応答して、前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成するためのプロセッサ実行可能命令を有してさらに構成される、請求項9に記載のマルチSIM、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  12. 前記プロセッサは、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得ると判断したことに応答して、所定の期間だけ待つこと、
    前記所定の期間だけ待った後で、前記プリエンプトされたサービスが、再度、プリエンプトされたか、またはプリエンプトされる予定であるかどうかを判断すること、および
    前記所定の期間だけ待った後で、前記プリエンプトされたサービスが、再度、プリエンプトされておらず、プリエンプトされる予定もないと判断したことに応答して、前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成することによって、前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成するためのプロセッサ実行可能命令を有してさらに構成される、請求項11に記載のマルチSIM、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  13. 前記プロセッサは、
    前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの各々についての動作状態を判断すること、ならびに
    前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの前記動作状態と、前記第2のRFチェーンに関連付けられた前記サービスとに基づいて、前記第2のRFチェーン上で利用可能なサービスのテーブル中でルックアップを実施することによって、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断するためのプロセッサ実行可能命令を有してさらに構成される、請求項9に記載のマルチSIM、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  14. 前記プロセッサは、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断し、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するためのプロセッサ実行可能命令を有してさらに構成される、請求項13に記載のマルチSIM、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  15. 前記プロセッサは、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断し、
    前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにすでに構成されているかどうかを判断し、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあり、前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにすでに構成されていると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するためのプロセッサ実行可能命令を有してさらに構成される、請求項13に記載のマルチSIM、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  16. 前記プロセッサは、
    前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにはまだ構成されていないと判断したことに応答して、第1のRFチェーンに関連付けられた前記第2のサブスクリプションの前記サービスが、持続時間閾よりも長く、前記第1のRFチェーン上で前記第1のサブスクリプションの前記サービスをプリエンプトすると推定されるかどうかを判断し、
    第1のRFチェーンに関連付けられた前記第2のサブスクリプションの前記サービスが、前記持続時間閾よりも長く、前記第1のRFチェーン上で前記第1のサブスクリプションの前記サービスをプリエンプトすると推定されると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するためのプロセッサ実行可能命令を有してさらに構成される、請求項15に記載のマルチSIM、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  17. マルチ加入者識別モジュール(SIM)、マルチアクティブモバイル通信デバイスであって、
    第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、前記第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であるかどうかを判断するための手段と、
    前記第1のRFチェーンに関連付けられた前記第2のサブスクリプションのサービスが前記第1のRFチェーン上で前記第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であると判断したことに応答して、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断するための手段と、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが前記第2のRFチェーン上にあると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成するための手段とを備えるマルチ加入者識別モジュール(SIM)、マルチアクティブモバイル通信デバイス。
  18. プロセッサに、複数の無線周波数(RF)チェーンを使用する、複数のサブスクリプションのうちの少なくとも1つのサブスクリプションのサービスを管理するための動作を実施させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、前記動作は、
    第1のRFチェーンに関連付けられた第2のサブスクリプションのサービスが、前記第1のRFチェーン上で第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であるかどうかを判断すること、
    前記第1のRFチェーンに関連付けられた前記第2のサブスクリプションのサービスが前記第1のRFチェーン上で前記第1のサブスクリプションのサービスをプリエンプトしているか、またはプリエンプトする予定であると判断したことに応答して、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断すること、および
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが前記第2のRFチェーン上にあると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成することを含む、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  19. 前記第1のサブスクリプションは、前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの各々から異なるデータサービスを受信し、
    前記第1のサブスクリプションは、前記第2のRFチェーンから音声サービスを受信する、請求項18に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  20. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、プロセッサに、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得るかどうかを判断すること、および
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得ると判断したことに応答して、前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成することをさらに含む動作を実施させるように構成される、請求項18に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  21. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、プロセッサに、前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成することが、
    前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスが前記第1のRFチェーン上で再開し得ると判断したことに応答して、所定の期間だけ待つこと、
    前記所定の期間だけ待った後で、前記プリエンプトされたサービスが、再度、プリエンプトされたか、またはプリエンプトされる予定であるかどうかを判断すること、および
    前記所定の期間だけ待った後で、前記プリエンプトされたサービスが、再度、プリエンプトされておらず、プリエンプトされる予定もないと判断したことに応答して、前記第1のRFチェーン上で、前記プリエンプトされたサービスを獲得し直すように前記第1のサブスクリプションを構成することを含むような動作を実施させるように構成される、請求項20に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  22. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、プロセッサに、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である別のサービスが第2のRFチェーン上にあるかどうかを判断することが、
    前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの各々についての動作状態を判断すること、ならびに
    前記第1のRFチェーンおよび前記第2のRFチェーンの前記動作状態と、前記第2のRFチェーンに関連付けられた前記サービスとに基づいて、前記第2のRFチェーン上で利用可能なサービスのテーブル中でルックアップを実施することを含むような動作を実施させるように構成される、請求項18に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  23. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、プロセッサに、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断すること、および
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成することをさらに含む動作を実施させるように構成される、請求項22に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  24. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、プロセッサに、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断すること、
    前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにすでに構成されているかどうかを判断すること、および
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあり、前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにすでに構成されていると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成することをさらに含む動作を実施させるように構成される、請求項22に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  25. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、プロセッサに、
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあるかどうかを判断すること、
    前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにすでに構成されているかどうかを判断すること、および
    前記テーブルルックアップに基づいて、前記第1のサブスクリプションの前記プリエンプトされたサービスの代替として利用可能である、前記第2のRFチェーンに関連付けられた別のサービスがあり、前記第2のRFチェーンが、前記代替サービスを提供するようにすでに構成されていると判断したことに応答して、前記第2のRFチェーン上で前記代替サービスを獲得するように前記第1のサブスクリプションを構成することをさらに含む動作を実施させるように構成される、請求項24に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
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