JP2017516569A - 非熱的な爪、足、および手の真菌治療のための方法および器具 - Google Patents

非熱的な爪、足、および手の真菌治療のための方法および器具 Download PDF

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Abstract

非熱的手段により爪または爪床および隣接組織の感染症を治療するための方法および装置が説明される。装置は、電磁スペクトルの近赤外領域の光で領域を照射する。好ましくは、約870nm〜約930nmの波長を有する光が使用されるであろう。さらに、装置は、紫外光を放出することが可能な発光ダイオードを含む。これらの光は、器具を使用する使用者に無菌環境を提供することが意図されている。【選択図】図1

Description

優先権の主張
本出願は、2015年5月29日に出願された米国実用特許出願第14/725,622号および2014年5月29日に出願された米国仮特許出願第62/004,423号の優先権を主張し、これらの出願の両方の内容が参照により本明細書に完全に組み込まれる。
本発明およびその実施形態の分野は、非熱的メカニズム(すなわち、領域を特定の波長の光に長時間曝露させること)によって爪、爪床、および隣接組織の真菌感染症を治療するための方法および器具に関する。特に、照射光は、電磁スペクトルの近赤外領域(NIR)由来の光ならびに電磁スペクトルの紫外(UV)領域由来の光であろう。
ヒトを含む多くの動物の爪は、寄生生物、真菌、および他の生物が生育するのに極めて良い場所である。爪は、これらの生物が生存するのに極めて良い場所を提供する。これは、これらの領域からの上記生物の除去に伴う困難性および痛みが原因で、これらの生物を除去するのが困難である可能性があるためである。上述の生物のうち、多種類の真菌が、これらの環境で特によく生育する。このような真菌の一つが、足白癬(athlete’s foot)、股部白癬(jock itch)、および白癬(ringworm)の最も一般的な原因であるトリコフィトン・ルブルム(Trichophyton rubrum)(「T.rubrum」)である。
さらに、T.rubrumは、人間の爪および爪床の感染により生じる慢性状態である爪真菌症(onychomycosis)の症例の約80%を占める。爪真菌症は、爪母、爪床、または爪甲を含む爪ユニットの任意の構成要素に関わる可能性がある、足の爪または手の爪の真菌感染症である。爪真菌症は、爪および爪床において、痛み、不快感、および変形を生じさせ得る。さらに、爪真菌症は、深刻な身体的制限および職業的制限をもたらす可能性があり、生活の質を低下させる可能性もある。糖尿病患者における感染症など、極端な場合には、爪真菌症は指の喪失をもたらすことがある。
今日、爪真菌症の有病率についての様々な推定値が存在するが、西欧諸国では、最大で成人人口の18%という感染率が挙げられている。60歳を超える人々については、有病率は30%であり、糖尿病を有する人々では爪真菌症の有病率はさらに高いと考えられる。これらの病気は依然として世界人口の大部分を悩ましているため、現代の技術でさえ、爪の真菌治療の分野では改善の余地が残されているということが論理的に示される。
爪の真菌を治療するための一つの方法は局所薬の使用である。爪真菌症ならびに他の爪および爪床の感染症の歴史を通じて、このタイプの治療を好むことを多くの人々が表明している。これらの手法は確かに、爪真菌症に対するポジティブな効果をいくらか有する。しかし、局所薬は、高度に角化性である爪甲には浸透できず、これにより局所薬は深刻な感染を完全には排除できない。局所療法と組み合わせた爪の剥離を用いる治療は、局所軟膏単独の場合よりもいくらか成功しているが、この手法は、時間がかかり、一時的に何もできなくなり、苦痛を伴う可能性がある。シクロピロクス(Penlac)は、爪半月を巻き込むことなくT.rubrumにより引き起こされる軽度から中等度の爪真菌症の治療用の、爪に液体またはラッカーとして適用される、局所薬の実例である。シクロピロクス療法は、安全かつ比較的安価であるが、ほとんど有効ではない。より新しい局所薬としては、テルビナフィン(Lamisil(登録商標))、イトラコナゾール(Sporanox(登録商標))、およびフルコナゾール(Diflucan(登録商標))が挙げられる。テルビナフィンおよびイトラコナゾールによる療法は広く受け入れられているが、フルコナゾールは局所薬および経口薬として市場で急速に受け入れられつつある。
これらの新しい医薬は、その有効性を高める特性(爪および爪床に迅速に浸透すること、治療中止後数カ月間にわたって爪に残存すること、および概して良好な安全プロファイル)を共有する。公開されている研究では、これらの治療(特に、爪真菌症の治療に使用される際にこれらの薬の経口形態を用いた場合)の良好な有効性が示されているが、治療の長さは、爪が成長するのに要する時間に等しく、これは通常4〜9カ月である。さらに、これらの新しい薬に付随する副作用のせいで、それらは多くの潜在的使用者にとって極めて魅力のないものとなっている。
これらの医薬化合物は、原因となる真菌生物の増殖を阻害し停止させることにより、その効果を発揮する。この方法が有効であることも判明しているが、これらの医薬化合物の経口摂取は使用者の肝臓に対して有毒であることが判明しており、高価で面倒な、患者の血液化学のモニタリングという結果になることが多い。
このような爪の真菌を治療するために使用される現在のシステムは、多くの場合、クラス3Rまたはクラス4Rのいずれかのレーザーを利用する。このようなレーザーの一つが、1064nmのレーザー光の短パルスのバーストを発生させるNd:YAGレーザーである。これらの光のバーストは、選択的吸収により、真菌の栄養増殖の主要形態である真菌菌糸の温度を上昇させる。65℃(149°F)という温度が7秒間維持されれば、真菌のタンパク質を変性させて真菌に永久的な損傷を生じさせるのに十分である。光の吸収は選択的であり、これは、治療中に爪床の温度が45℃(113°F)を越えず、健康な組織に損傷を生じさせないということを意味する。これらのシステムは、真菌の除去に非常に有効である。しかし、それらは、治療を受ける者に痛みを生じさせることが多い。この痛みは、治療を受ける者の身体がレーザー光の大部分を吸収して、痛みにつながる温度の上昇がもたらされることによって引き起こされる。これは、患者が自身の爪の真菌をレーザーにより除去することを望めば必ず、ひどい痛みを感じなければならないことになるということを意味する。
従って、使用者に痛みを生じさせず、使用者にいかなる潜在的な害も及ぼさず、使用者がいかなる過度の費用も負担することにならない、爪の真菌の効果的な治療のための方法および器具が必要とされている。
低レベルレーザー療法(「LLLT」)を用いる抗真菌治療が発展している。このタイプの装置の魅力は、近赤外の波長が本質的に安全であること、および治療において使用されるエネルギーが低レベルであり、その結果、温度が低いことである。さらに、光力学療法(PDT)とは異なり、光増感剤は必要とされない。PDTは爪真菌症を治療する見込みがあると多くの人に提唱されているが、爪を介して爪床に光増感剤を侵入させることは、重大な課題をもたらす。LLLTを用いた真菌菌糸に対する光損傷のプロセスは非常に複雑なプロセスであり、その使用を支持する臨床的な証拠が存在するものの、完全には理解されていない。Neumanによる1999年の研究では、870nmおよび930nmの2種類のピークがE.coliに対する有意な光損傷を引き起こすということが見出された。Neuman et al., Characterization of Photodamage to Escherichia coli in Optical Traps, Biophysical Journal 77, November 1999を参照のこと。
それ以来、この分野における最も注目すべき開発は、Nomir Technologies,Incorporatedによって作製されたNoveonレーザーである。Noveonは、870nmおよび930nmという2種類の波長で作動するレーザーダイオードシステムであり、これらの波長はいずれも抗真菌特性を示すことが示されている。いくつかの研究が行われており、最も重要なものはLandsmanによる研究である。その研究では、爪真菌症の治療に対する、これらの波長の効果が180日間調査された。Landsman, et al. Treatment of Mild, Moderate, and Severe Onychomycosis Using 870− and 930−nm Light Exposure, Journal of the American Podiatric Medical Association, 100(3), May/June 2010を参照のこと。その後に270日間の追跡調査も実施された。これらの研究は、これらの波長が真菌および細菌のみに悪影響を与え、哺乳動物細胞には悪影響を与えないという選択性を証明した。請求される実施形態は、爪真菌症を治癒させるための安全かつ効果的な方法を提供するためにこれらの現象を利用することが可能な方法および器具を対象とする。
関連技術の概説:
米国特許出願公開第2012/0283622号は、爪の真菌の治療に主に適した皮膚科学的治療装置に関する。この公開は、光化学活性を有する物質の使用を開示し、これは、患者の健康に対する付随的な影響を有さない波長の光で真菌を照射することにより真菌を効果的に抑制する。請求される方法および器具に適切な光源としてガス放電ランプまたは発光ダイオードのいずれかを使用することが可能である。好ましくは、短波光を吸収する透明な靴状の光遮蔽筐体が使用される。
米国特許第7,306,620号は、人間の皮膚および爪の上または直下で生じる微生物感染症の予防および治療のための方法に関する。この治療は、感染症を引き起こす生物を死滅させるのに十分な長さの時間にわたって皮膚および爪の領域を照射することからなる。さらに、いくつかのオプションの特徴により治療の安全性が向上する。これらのオプションは、非感染領域を照射から遮蔽することによって、および電磁放射を見ることにより生じる可能性のある視覚損傷を防止するためのカバーを含めることによって、安全性の向上を達成する。
米国特許出願公開第2005/0256552号は、就寝中に快適に装着できるバッテリー駆動型足指爪真菌除菌装置に関する。あるいは、この装置は、連続的に装着できる。
米国特許第5,616,140号は、治療用レーザーによる治療のための方法および器具に関する。この器具は、複数のハイパーレッド発光ダイオードを有する携帯可能なバッテリー駆動型レーザーバンデージを含む。このレーザーバンデージは、患者が装着し、特定の治療領域に適用できる。患者は、自身の処方医師の診察と診察の間に最大1週間、この装置を装着してよい。処方された治療期間の最後に、医師は必要に応じて、異なる治療レジメンのために、この装置を再プログラミングしてよい。あるいは、医師は、器具に含まれるバッテリーを交換して、上記の処方された治療レジメンを継続してよい。開示された装置は、患者の通常の活動を妨げることのないように、服の下に装着できるほど小さい。
特許協力条約の下で公開された国際出願第WO2003/077996号は、発光する容器を利用することによる身体の外表面の治療のための装置および方法に関する。この装置はパッチまたはバンデージを含み、ヒトまたは動物の身体部分の特定の外表面上に、または外表面に隣接して、適用される。その後、この装置は、様々な強度、波長、持続時間の光を供給する。この様々な光への曝露は、特に真菌を治療することが意図されている。
先行技術を考慮した本発明の概説:
上記の技術はいずれも、本発明が対処する課題の全てに対処するものではない。本発明は、電源と、約800nm〜980nmの波長を有する光を発生させることが可能な少なくとも1つの発光ダイオードと、設定可能でプリント可能な回路基板と、指収容領域を備えるチャンバと、を含む。研究では、約870nmおよび約930nmの波長を有する光で治療領域を満たすことが適切な治療手段をもたらすということが示されている。任意選択で、チャンバは、交換可能な底板と、紫外光を発生させることが可能な少なくとも1つの追加の光源と、を備えてよい。
本発明は、以前に企図されていたものよりも完全な、NIR光による治療領域および隣接組織の曝露をもたらす。本発明は、NIR光を発生させることが可能な発光ダイオードおよび紫外光を発生させることが可能な発光ダイオードの両方を使用する。先行技術の装置はいずれも、これらの特徴を両方含むことはない。これらの特徴の組み合わせにより、複数の使用者が、患者の安全性を損なうことなく互いの使用直後に、且つ本発明のチャンバ内の衛生条件を維持しつつ、同一の装置を使用することが可能となる。
同じ性質の他の装置と比較した場合、本発明は、使用者の指を収容することが可能な領域を含むチャンバを提供し、これによって、治療されるべき領域を、発光ダイオードのアレイおよび紫外発光ダイオード(複数可)の両方により放出される治療光に完全に曝露させることが可能となる。例えば、使用者がT.rubrum(足白癬の原因であることが多い真菌)の感染を治療することを望んだ場合、使用者は、本発明の指収容領域内に足を配置するであろう。その後、この使用者の足は、約840nm〜約980nmの範囲の発光ダイオードのアレイからの光、ならびに、治療と治療の間に装置を主に滅菌するために使用される、ある線量の紫外光(最適には約383nmのもの)に曝露されるであろう。日本の徳島大学の研究では、365nmおよび385nmの波長での空気および水の両方における滅菌効果が示されている。この曝露は、使用者にいかなる熱または不快感も感じさせることなく、真菌を死滅させることになるであろう。使用者が不快感を受けないという事実は、使用者に過度の熱を生じさせる先行技術を上回る改善である。
本発明を差別化する別の特徴は、発光ダイオードの構成である。好ましい実施形態では、発光ダイオードは、チャンバの上部に配列されているだけでなく、使用者の指と指の間に挿入されるべき柱に埋め込まれてもいる。この柱は、これらの柱と柱の間の距離を適切に構成して使用者の指を最適に治療できるように調整可能である。柱が調整されると、発光ダイオードは、使用者の治療領域を完全に照射できるはずである。これらの調整可能な柱は、先行技術とは大きく異なるものである。
従って、本発明は、当分野の他の装置が解決しない、いくつかの課題を解決し、そのため、当分野において新規且つ独特なものである。
本発明は、非熱的手段によって真菌の爪または爪床への感染を治療および予防するための方法および器具である。器具は、電源と、電源に作動可能なように接続された少なくとも1つの発光ダイオードと、内表面、外表面、および指収容領域を有するチャンバと、を含み、上記指収容領域は任意選択で、その底面上に窪みのグリッド(pitted grid)を含む。発光ダイオード(複数可)は、約840nm〜約980nmの範囲の波長を有する光を放出し、上記発光ダイオードのうちの少なくとも1つは、所望の場合にその発光ダイオードが指収容領域を照射できる向きで、チャンバの内表面に取り付けられている。最適には、約870nmおよび約930nmの波長が放出されるであろう。また、器具は任意選択で、チャンバの上部を含むヒンジ式の上部を有するように構成されてもよい。
さらに、疾患の予防および治療のための方法は、
最初に少なくとも1本の指をチャンバ内部に配置することであって、上記チャンバが内表面、外表面、および指収容領域を有し、上記チャンバが少なくとも2つの発光ダイオードを有し、約383nmの波長を有する光を発生させることが可能な第2の発光ダイオードが上記チャンバの内表面に取り付けられており、上記指収容領域が上面および底面を有する、配置することと、
次に約870nmおよび約930nmの波長の光が発生するように発光ダイオードに電力を供給することと、
次に第1の所定の時間にわたってチャンバ内に指をとどまらせることと、
最後に所定の時間にわたって上記のステップを繰り返すことと、
を含む。
さらに、本発明は、滅菌装置が電源と、上記電源に作動可能なように接続された少なくとも1つの発光ダイオードであって、約870nm〜約930nmの波長の光を放出する上記発光ダイオードと、正面端および遠位端を有するスパイン(spine)と、上面および底面ならびに正面端および遠位端を有する複数のフィンガーであって、フィンガーの遠位端が上記スパインにヒンジで取り付けられており、少なくとも1つの発光ダイオードが上記フィンガーに取り付けられている、フィンガーと、上面および底面ならびに指収容領域を有するチャンバであって、上記指収容領域が少なくとも底面を有し、少なくとも1つの発光ダイオードが、所望の場合にその発光ダイオードが指収容領域を照射できる向きで、上記チャンバの内表面に取り付けられている、チャンバと、を含む実施形態を企図する。
治療中に、ユニットが真菌で汚染される可能性があり、従って、ユニットを他者と共有する場合、使用者間の交差感染が生じる可能性があり、および/または使用者が、既に治療した指を不注意に再汚染させる可能性がある。2種類の波長の組み合わせを用いた治療は標的の真菌に対する阻害効果を有することが示されており、これは、治療後に装置内に残った残留真菌がいずれも、使用者の指が存在しない状態で2回目の治療サイクル(「浄化」サイクル)を実行することにより悪影響を受ける可能性があるということを示唆するであろう。
本発明の目的は、使用者の爪または爪床の上に位置する真菌の治療を可能にする治療器具を提供することである。
本発明の目的は、使用者の指上に位置する真菌の治療を可能にする治療器具を提供することである。
本発明の目的は、使用者の靴から真菌を除去することを可能にする治療器具を提供することである。
本発明の目的は、使用者に痛みを生じさせる箇所に過度の熱を発生させることなく、使用者の指上に位置する真菌の治療を可能にする治療器具を提供することである。
本発明の目的は、使用者の指上に位置する真菌の治療を可能にする治療器具であって、その器具が特定の使用者のために最適化されるように調整可能である治療器具を提供することである。
本発明の目的は、使用者と使用者の間でチャンバを滅菌するための紫外発光ダイオードも使用する治療器具を提供することである。
本発明の目的は、上述の治療器具を利用する方法を提供することである。
本発明の器具の一実施形態の正面斜視図である。 本発明の器具の実施形態の右斜視図である。 ヒンジ式の蓋が開位置にある、本発明の器具の実施形態の正面斜視図である。 本発明の器具の実施形態の断面の上面図であり、器具の内部の電気部品が強調されている。 人間の使用者が使用中である本発明の器具の実施形態の正面図である。 本発明の方法の実施形態のステップを示すフローチャートである。 本発明のさらに別の実施形態の上面図である。 本発明の実施形態の上面図であり、実施形態がどのように捩れて使用者の靴の滅菌を可能にするかを示している。 靴の踵を近IR光およびUV光に曝露させるための別の実施形態の上面図である。 本発明の完全に伸びた実施形態の側面図である。 圧縮位置にある本発明の実施形態の側面図である。 左向きの指または指の群を収容するように構成された本発明の別の実施形態の平面図である。 中央の、または中央を向いた指または指の群を収容するように構成された本発明の別の実施形態の平面図である。 右向きの指または指の群を収容するように構成された本発明の別の実施形態の平面図である。 本発明の実施形態の上面図である。 本発明の実施形態の背面図である。 本発明の実施形態の正面図である。 本発明の実施形態の側面図である。 蓋が持ち上げられ、装置本体の残りの部分から取り外されている正面図である。 指離間器具の実施形態の側面図である。 指離間器具の実施形態の上面図である。
図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態を以下で説明する。様々な図における同一の要素は、同じ参照番号で示されている。
ここで、本発明の各実施形態を詳細に参照する。このような実施形態は、本発明の説明のために提供され、それらに限定されることを意図するものではない。実際、当業者が本明細書および添付の図面を閲覧すれば、このような実施形態に様々な改変および変更を加えることができるということを理解するであろう。
図1は、本発明の一実施形態の全体構成を示す。装置100は、内表面140、外表面135を有し、電源110に作動可能なように接続されている。装置は、照射チャンバ105を含む。この実施形態では、照射チャンバ105の上部は、ヒンジ式の蓋130を含む。ヒンジ式の蓋130を持ち上げて、装置100を整備でき、柱115を調整できる。電源110は、特に、柱115の内部に含まれる発光ダイオードを作動させる。
図2は、ステータス発光ダイオード155が外表面135に取り付けられている、図1に示される本発明の実施形態を示す。これらのステータス発光ダイオード155は、少なくとも、装置の電源が入っているかどうか、装置が浄化サイクルにあるかどうか、治療サイクルにあるかどうか、または治療の準備が整っているかどうかを示し得る。ステータス発光ダイオード155により示される特定の表示は、所与の製造業者の好みに基づいて構成され得る。
図3は、本発明の実施形態の別の図を示す。この実施形態では、ヒンジ式の上部130は開位置にあり、照射チャンバ105の内部が露出している。この図は、発光ダイオード175を電源110に作動可能なように接続するために使用される電線180を示す。この実施形態では電線180を介して柱115を電源100に接続するが、柱115が装置100の電気系統に無線接続される他の実施形態が存在することに留意されたい。また、この図は、指収容領域145、ならびに指収容領域145の底部を含む窪みのグリッド120も示す。また、交換可能な板150も、この角度から見ることができる。交換可能な板は、照射チャンバ105の底部全体を含む。この板は、使用者が治療サイクルを終了した後に交換されてよい。これは装置100の滅菌プロセスの助けとなるか、または損傷した交換可能な板150の交換の助けとなることがある。
好ましい実施形態では、発光ダイオード175は、約870nmおよび約930nmのピーク波長、±10°の視野角、上記波長の各々についてそれぞれ約50mWおよび約35mWの平均電力および約500mWおよび約350mWのピーク電力、を有する発光ダイオードの対を含む。これらの装置の通常の連続動作電流は約100mAであり、これは、平均電力出力を供給する。ピーク電力出力を達成するためには、電流を連続レベルの約10倍まで過度に駆動させる必要があり、これは約1.0Aのピークとなるであろう。装置の安全動作領域内にとどめるためには、このピーク電流は100μsの最大パルス幅でしか維持できず、デバイスの平均電力消費を超えてはならない。この実施形態では、エネルギー消費および治療される指の平均サイズを考慮すると、発光ダイオードの直径は約5.0mmであるべきであり、発光ダイオードは、治療される指の表面から約25.4mm離れて配置されるべきである。
別の好ましい実施形態では、発光ダイオード175のアレイは、約120mm×約34.5mmであるべきである。このアレイは、便利なことに、6個の発光ダイオード175の列を20列、または、おそらくより有用なことに、6個の発光ダイオード175の二重列を10列、形成する。図3では明示されていないが、装置100は、発光ダイオード175のアレイに組み込まれた、UV光を放出することが可能な発光ダイオード175を有してよい。
図4は、本発明の一実施形態の構成を図示する。これは電源110の実施形態の一部であり、変圧器160が示されている。さらに、2つのプリント可能な回路基板165および170が図6に図示されている。これらのプリント可能な回路基板165および170は、使用者が装置100を制御することを可能にする。また、プリント可能な回路基板165および170は、どのように所定の治療サイクルを実施するかについての情報を保存することが可能なメモリおよびプロセッサを含むように構成されてもよい。例えば、使用者が約870nmおよび約930nmでの10分の照射を2サイクル受ける場合、このメモリおよびプロセッサは、このようなサイクルを実行するのに必要なステップを含むであろう。これにより、使用者が1つのボタンを押すだけでそれらの所定の治療サイクルを開始させることが可能となるであろう。
好ましい実施形態では、プリント可能な回路基板は、電源基板およびタイマー基板を含む。これにより、所定の時間の後に、本発明の器具の電源を自動的に切ることが可能となるであろう。電源基板は、制御回路用の調節された12Vの直流電圧および発光ダイオードの連なりへの電力用の調節されていない42Vの直流電圧供給を提供し、これは、以前に定電流源の場合に示されているように調節されるであろう。さらに、カウントダウンタイマーならびに100μsのパルス幅および約615Hzの周波数での発光ダイオードの連なりのパルスのオンとオフを提供するための、分離したタイマー基板が存在するであろう。このシステムでは、パルス調節を行うために開閉できるアナログ電圧で発光ダイオード175の電流を設定できる。全体的な直流供給は、もはや厳密な電圧調節を必要とせず、複雑性およびコストを低減する。これは、以下に示すように、各連なりの底部の制御回路によって電流が一定のレベルに設定されるためである。
さらに別の好ましい実施形態では、変圧器160を115V入力(米国)用および230V入力(欧州)用に構成できるように、対になった一次巻線を変圧器160が有する。この場合、第1のプリント回路基板165および第2のプリント回路基板175は、重なる同一のフットプリントおよびスタックを有する。別の実施形態では、ヒンジ式の蓋130の裏面に発光ダイオード175の制御用のプリント回路基板が取り付けられており、ヒンジ式の蓋130には、それを完全に開いて上部カバーの後部上に寝かせ、治療領域に完全に接近できるようにするために2つのヒンジが配置されている。
さらに別の実施形態では、治療領域のためのヒンジ式カバーは、カバーが開いている間に装置が作動することを防止するマイクロスイッチと連動している。UV曝露の可能性は別として、NIR発光ダイオード175からの発光は可視スペクトル外であるが、眼のレンズは、それでも、この波長を透過させて網膜に合焦させ、これは損傷を生じさせる可能性がある。これは眼の反応の範囲外であるため、光出力の強度に対する虹彩の反応はなく、そのため、瞬きの反応がない。従って、この状態での作動を防止する必要がある。
図5は、使用中の本発明を表した図である。発光ダイオード175および柱115は、少なくとも1種類の所定の波長の光を放出する。これらの発光ダイオード175および柱115は、約350nm〜約1000nmの波長を有する光を放出することが可能である。好ましい実施形態では、発光ダイオード175および柱115は、約383nm、約870nm、および約930nmの光を放出する。複数の発光ダイオード175のうちの別々の発光ダイオードを、別々の波長の光を放出するように最適化できる。柱115は、使用者の指185を適切に保持および収容するように調整可能である。柱115は治療領域のより完全な曝露をもたらし、これにより、より迅速で、より強力な、爪真菌症の治療がもたらされるであろうということが予想されることに留意されたい。好ましい実施形態では、発光ダイオード175は、直径5mmの両側貫通式である。別の好ましい実施形態では、柱115は直径8mmのシリンダーを含む。従って、直径2mmのステンレススチール製のピンを柱115の基部に使用する場合、柱115を配置し、それらを直立に保持するために窪みのグリッド120を使用できる。この配置は、使用者の足の爪および指と指の隙間の完全な照射をもたらすであろう。
図6は、本発明の器具を使用する方法の一実施形態のステップを図示する。この方法は、使用者が本発明の器具内に自身の指を少なくとも1本配置するステップ1100から始まる。
ステップ1200では、装置の電源を入れる。ステップ1300は、潜在的に異なる結果を伴う質問を含む。
ステップ1300は、本発明の器具がメモリおよびプロセッサを含むかどうかを考慮する。もし含むのであれば、本発明の器具は、そのメモリの内容の実行を開始してステップ1400に進むであろう。もし含まないのであれば、開示される方法のこの実施形態は、所定の治療プログラムに従うように使用者が発光ダイオードおよび柱を手動で制御することを必要とする。
ステップ1400では、発光ダイオードおよび柱が、少なくとも、約383nm、870nm、および930nmの波長を有する光で照射チャンバを照射する。
ステップ1500では、プロセッサがメモリをチェックして、使用者の指を紫外光で照射することを所定の治療プログラムが要求するかどうかを確かめる。好ましい実施形態では、この光は約383nmの波長を有する。使用者の指を照射することを所定の治療プログラムが確かに要求する場合、ステップ1550が実行され、指が照射されるであろう。
所定のプログラムが紫外光を要求しない場合、この方法はステップ1600に進むであろう。その場合、この方法は、メモリをチェックして、治療サイクルを繰り返す必要があるかどうかを決定する。もし繰り返す必要があれば、ステップ1650において発光ダイオードおよび柱が所定の時間にわたって消灯し、その後にステップ1400に戻るであろう。もし治療サイクルが繰り返されるべきでないのであれば、実施形態はステップ1700に進む。
ステップ1700では、使用者の指が照射チャンバから取り除かれ、その後に、この方法は、浄化サイクルを開始すべきかどうかを決定する。もし開始すべきであれば、実施形態はステップ1750に進み、浄化サイクルが開始される。もし開始すべきでないのであれば、この方法はステップ1800に進み、装置の電源が切られる。この方法の一実施形態では、治療サイクルは15分間続くであろう。
図7および図8は、使用者の靴を、上記使用者の靴から任意の真菌を除去することによって滅菌するように特別に最適化された器具の実施形態を示す。この場合も発光ダイオード175の機構は本発明の器具の前述の実施形態の場合と同じであることに留意するのが重要である。重要な差異は、滅菌装置200においては、発光ダイオード175が固定されたアレイとなっているのではなく、スパイン190から延びる実施形態のフィンガー215の上に発光ダイオード175が配置されているということである。別の好ましい実施形態では、各フィンガー215は、中央のスパインに対して垂直である静止位置を与えるためのスパイン190と一体となったピボット点を中心とする90°のねじりばねを有する、樹脂でポッティングされたプリント回路基板からなる。この機構により、図8に示されるように、フィンガーが靴の外側限界まで広がることが可能となる。
各フィンガーには、上と下の両方に向いた6個(3対)のNIR発光ダイオード175が存在し、各対の間には、中央に取り付けられた1つのUV発光ダイオードが存在する。上側および下側の発光ダイオードは、それらをプリント可能な回路基板に取り付けることができるように互い違いに配置される必要があるであろう。典型的な靴の形状に適合するために、好ましくは少なくとも3種の異なる長さのフィンガーが存在し、これらは中央のスパイン190のいずれかの側に鏡映されている。このように靴の前方(または足部分225)が照射されると共に、靴の踵部分220も曝露を必要とするであろう。
図7では、滅菌装置200の踵部分220に位置するフィンガー215が示されている。示される2つの形態は、適切な照射範囲を履物用品にもたらすためにフィンガー215が配置されてよい様式を示す。これらの2つの形態は、可能な形態を例示することが意図されており、当業者であれば、フィンガー215の配置には多くのバリエーションが存在することを理解するであろう。
踵部分220全体に「広がる」ためにピボット点を中心とするねじりばねを利用する、複数のフィンガー215が存在してよい。さらに、フィンガー215は、踵部分220および足部分225の両方から踵部分220へと向かっていてよく、それにより、踵部分220に照射範囲をもたらす。図8に示されるように、フィンガー215は、履物用品に完全な適用範囲をもたらすように配置され得るか、または足部分225上のみに存在してよい。足部分225上のみに存在する場合、滅菌装置はさらに、照明付き踵カップを利用してよい(図9を参照のこと)。しかし、記載されるような踵カップを、踵部分220上でフィンガー215と組み合わせて使用してもよい。
ここで図9を参照すると、使用者の靴の踵部分を浄化および滅菌することが意図された装置の特定の実施形態の踵カップ要素が示されている。フィンガー215と同様に(図8を参照のこと)、樹脂でポッティングされたプリント可能な回路基板が、踵カップ様構造に含まれる。このプリント可能な回路基板は、それを靴の後部に押し付けるためのばね仕掛けのシャフト上に取り付けられている。
図10および図11は、中央シャフト195の動作を示す。この中央シャフト195は、フィンガーの調整ならびに踵プレートの支持および位置決めという2つの機能を提供する。一実施形態では、フィンガーをスパイン190に近づけるのに必要な動きに適合するために、中央シャフト195は、前方に約5mm移動する必要がある。
図10および図11に示される実施形態については、フィンガーは、2枚の薄い鋼板の間に取り付けられている。2枚のうち、下側の方は、装置を前方で停止させるために、前方端部で僅かに延長されている。2枚の垂直板(前方と後方)が装置の高さを設定し、中央シャフト195の配置を可能にする。上側の板は、取り除くために装置を圧縮する際に保持点として機能する90°の曲がりを有する。必要な調整に適合するために、好ましくは2つの圧縮ばねが必要となるであろう。スペーサーおよびばねガイドは、後方の垂直板に当接し、中央シャフト195の後部上のスナップリングは、ばねの圧力の下で踵プレートが外れるのを防止する。踵プレート210は、中央シャフト195上で前方にスライド可能であり、ばねを圧縮することになり、ばねは、踵プレート210を靴の後部に押し付けることになる。この段階において、中央シャフト195は、靴内のフィンガー215の位置に影響を与えず、フィンガー215は独自に位置する。
装置が取り除かれる際、踵プレート210は、さらに前方に押されて、中央シャフト195上の第2のスナップリングに押し付けられることになる。これは、中央シャフト195を前方に押して、取り外しを容易にするためにフィンガーをスパイン190の方へと曲げることになる。
図12A〜Cは、本発明の別の潜在的な実施形態を示す。少なくとも2本の支柱270によって支持され、雄コネクタ240を介して適合する雌コネクタ(好ましくは装置本体上に存在する)に連結されているヒンジ式および/または取り外し可能な蓋130を有する装置100の実施形態の平面図が示されている。蓋130の裏面には、複数のLED175がアレイ275に配置されている。複数のLED175は、好ましくは、本明細書において前述されるような動作波長で一致しているが、他の波長または複数の波長の組み合わせが企図されてよい。アレイ275全体の回転を可能にし、そのため、固定された経路に従って一斉にLEDを回転させる、回転可能なバー250が、少なくとも1つの側縁(好ましくは2つの縁)に沿ってアレイ275に結合している。さらに、蓋130の裏面に沿って、複数のUV LED230が埋め込まれている、および/またはそこから突き出ている。UV LED230は、好ましくはアレイ275の一部を形成せず、一部の実施形態では存在しなくてよい。
蓋130の外表面上には、回転可能な機構260を介してアレイ275に結合されたダイアル220が存在する。ダイアル220は、図12A、B、およびCのそれぞれに示されるような少なくとも3種の異なる位置の間で自由に回転するように構成されている。ダイアル220は、回転されると、回転可能な機構260の回転を引き起こし、その回転が今度は、アレイ275全体の配置または向きの回転を引き起こす。
アレイ275の回転は、いくつかの利点をもたらす。例えば、ダイアル220を操作することによってアレイ275を、使用者の足または他の付属物が形成する特定の角度に、より厳密に合わせることができる。これにより、左足と右足の両方の指を全て包括的にカバーすることが可能となる。従って、使用者は、自身の左足を治療し(図12Aを参照のこと)、その後に、自身の右足を治療するためにアレイ275の向きを変える(図12Cを参照のこと)ことを望む可能性がある。それぞれの向きは、重なり合う光の治療を全ての指が受けることを保証し、窮屈な角度または不快な角度で付属物または指を挿入することを必要としない。潜在的に手または個々の指に関連する、他のよりニュートラルな配置では、中央位置またはニュートラルな位置が望まれる可能性がある(図12Bを参照のこと)。仮に自身の付属物の角度に合うようにアレイ275の向きを変える柔軟性を有さないのであれば、その場合には、その付属物自体の向きを潜在的に不快な角度に変える必要があり、その付属物自体がさらに、装置自体の構造によって拘束される可能性がある。
ここで図13A〜Dを参照すると、本発明の実施形態の様々な図が示されている。これらの図は、上(図13A)、正面(図13C)、側面(図13D)、および背面(図13B)から装置100を示す。
図13Aには装置の上面図が示されている。装置の上部は、蓋130の裏面上に含まれるライトのアレイ275の回転を可能にするダイアル260を有する。蓋130は、装置の残りの構造ならびに支柱170によって支持されている。支柱170は、装置の使用中に蓋130の位置を固定するための高強度磁石(例えばネオジム磁石)などの連結機構345を有する。
ライトのアレイ275は、回転可能なように蓋130に連結されている。ダイアル260は、使用者の望む向きに一致するようにライトのアレイの向きを変えることを可能にする。アレイ275には、埋め込まれているか蓋表面の裏面から突き出ている複数のUV LED230が隣接している。対照的に、ライトのアレイ275は、本明細書において前述される波長と一致する波長を放出するライトを有する。一部の例では、以下でさらに説明されるように、蓋130を取り外して、異なるLEDのセットを有する異なるアレイを装置本体に連結させることができる。
正面から見た場合、支柱170は、指/付属物収容領域145内に指または付属物を自由に挿入することを可能にする「オープンコンセプト(open concept)」を画定する。この非制限的な開口は、使用者が自身の指/付属物の向きを調整することを可能にしつつ、LEDが発生させる任意の残留熱を散逸させるのに役立つ適切な空気流も提供する。さらに、オープンコンセプトは、図13Dにおいて側面から示されている。従って、指収容領域145は、支柱170にかかわらず、装置の3つの側面に沿って実質的に開いている。残りの閉じた側面は、好ましくは装置の背面である。
図13Dには、ステータスLED155も示されている。本明細書に記載されるような、またはそうでなければ本発明の範囲に含まれるような動作ステータスが任意の数、存在してよい。例えば、図13Dに示されるステータスLEDは、「作動」サイクル、「浄化」サイクル、「計時」サイクル、および「頻発」サイクルに対応する。使用中の装置上に示されるサイクルまたは設定は、図面に反映されるものと同じであっても異なっていてもよい。
装置の背面は、電力入力125ならびに電力出力127を含んでよい。電力入力125は、電源110の接続を可能にする(図2を参照のこと)。電力出力127は、図15A〜Bに示されるような指離間機構360に電力を供給するためのUSB接続または他の適切な接続を提供する。
図14では、図13Aで説明されるような蓋130は、取り外し可能であってよい。このような取り外し可能な蓋130の目的は、装置のさらなる浄化を提供すると共に、部品の変更および/または交換を提供することであってよい。例えば、示されるような蓋130は、Molexまたは他の好適な接続形式であってよい雌コネクタ265に連結されている。雄コネクタ240は雌コネクタ265に嵌合して雌コネクタ265に収容される。雄/雌コネクタが所定位置に導かれると、固定ピン280も装置本体に固定される。
固定ピン280は、使用中に蓋130を固定して、任意の一方向に蓋130が回転することを防止し、それにより、使用、保管、輸送等の間に蓋130またはコネクタへの損傷を防ぐ。固定機構280は、レセプタクル285に嵌合するように構成されている、ステンレススチールまたは他の金属、プラスチック、ゴム等のダボであってよい。固定機構280はそれぞれ1つのレセプタクル285に嵌合するように設計されており、一部の実施形態では、複数の固定機構が単一のレセプタクル内に存在してよい。
実際には、アレイ275を異なるが類似のアレイ275に変更することを可能にするために、蓋130が取り外されてよい。例えば、種々の皮膚のタイプのための治療を提供するために、このようなカスタマイズ機能を装置100に持たせることは有利である可能性がある。明るい皮膚の色合いよりもメラニン濃度が高い、暗い皮膚の色合いは、光の吸収を増加させ、それにより、適用される治療の浸透度に有害な影響を与えるであろう。蓋130を取り替え、その後にアレイ275を別のより好適なアレイ275および関連する波長の光に取り替えることにより、個々のLEDを変更する必要なく適切な治療が可能となるであろう。
ここで図15A〜Bを参照すると、本明細書に記載される本発明の実施形態で使用することが可能な指離間機構360が示されている。一部の例では、指離間機構360は、装置100自体を必要とすることなく使用できる。指離間機構360は一般に、第1の表面310、第2の表面320、スペーサー330内に含まれるLED175を備えた少なくとも2つのスペーサー330を有する。さらに、ケーブル350および配線340の電力は、装置とLED175との間の電子通信を可能にする。
指離間機構360は、限定されるものではないがプラスチック、ゴム、発泡体、およびシリコーンまたはそれらの任意の組み合わせを含め、任意の数の材料を含んでよい。第1の表面310、第2の表面320、およびスペーサー330はそれぞれ、同一の材料または異なる材料を含んでよい。治療(指と指の間のスペースにもたらされる治療)中に光の正確な透過を可能にするためには、選択された材料が、全ての可視波長、および可視スペクトルの側方のどちらかに少なくとも500nm広がる波長の光の透過を可能にする良好な光学的透明度を示すことが重要である。
好ましくは、第1の表面310および第2の表面320は、互いに対してほぼ平行に配置される。スペーサー330は、好ましくは、それらの間に配置され、第1の表面310および第2の表面320のそれぞれに連結されている。各スペーサー330同士の間には隙間スペース390が存在する。好ましくは少なくとも1つの、より好ましくは少なくとも2つのLED175が各スペーサー330内に配置される。2つのLED175が使用される場合、それらのLEDは、それぞれ約870nmおよび約940nmの光を放出する。
LED175は、好ましくは第1の表面310または第2の表面320のいずれかに埋め込まれた配線340による直列接続で配線340を介して連結されている。さらに、指離間機構360の作動のための電力は、電力入力ケーブル350を介して供給される。電力入力ケーブル350は、装置または電源110に連結されてよい(図2を参照のこと)。
指離間機構360は、使用者が2つではなく1つの機構しか必要としないという点で両手用であることが意図されている。使用中に、指離間機構360は、例えば、右足、左足、左手、または右手に沿って適合され得る。一方の側(すなわち左側)に使用した場合、身体の右側の対応する付属物に使用するには、この機構を単純に反転させる必要がある。従って、図15Aに示される図と比較すると、第1の表面310は底部に存在し、第2の表面320は上部に存在する。さらに、この機構は、治療のために装置内に配置される前に付属物上に配置され得る。
ある程度の特殊性を伴って本発明が説明されてきたが、本開示は例示として記載されているに過ぎないこと、および、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく構成の詳細および部品の配置における多くの変更が可能であることが理解されるべきである。

Claims (28)

  1. 爪、爪床、および周辺組織を治療するための治療装置であって、
    電源と、
    前記電源に作動可能なように接続された少なくとも1つの発光ダイオードであって、約870nm〜約930nmの波長の光を放出する前記少なくとも1つの発光ダイオードと、
    内表面および外表面ならびに指収容領域を有するチャンバであって、前記指収容領域が少なくとも底面を有する、チャンバと、
    を含み、
    少なくとも1つの発光ダイオードが、所望の場合に前記少なくとも1つの発光ダイオードが前記指収容領域を照射できる向きで前記チャンバの内表面に取り付けられている、
    治療装置。
  2. 少なくとも1つの追加の発光ダイオードをさらに含む、請求項1に記載の装置であって、
    前記発光ダイオードは、約383nmの波長を有する光を発生させることが可能であり、
    前記発光ダイオードは、前記チャンバの内表面に取り付けられており、
    前記発光ダイオードは、前記発光ダイオードが前記チャンバの前記指収容領域を紫外光で照射できる向きで固定されている、
    装置。
  3. 上面および底面を有するヒンジ式の蓋が前記チャンバの上部を形成し、前記少なくとも1つの発光ダイオードが前記ヒンジ式の蓋の底面に接続されている、請求項1に記載の装置。
  4. 前記電源に作動可能なように接続された調整可能な柱をさらに含む、請求項1に記載の装置であって、
    前記柱は少なくとも1つの発光ダイオードを含み、
    前記柱は、それらが使用者の指と指の間に位置できるように前記指収容領域の底面に挿入可能である、
    装置。
  5. 前記指収容領域の底部に配置された交換可能な板をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  6. 少なくとも2つの発光ダイオードが存在する、請求項1に記載の装置であって、
    前記発光ダイオードは、それぞれ約870nmおよび930nmの波長の光を放出する、
    装置。
  7. 前記チャンバの外表面は、所定の治療計画を利用する前記装置のステータスを示すための複数の発光ダイオードを含む、請求項1に記載の装置。
  8. 爪、爪床、および周辺組織を治療するための治療装置であって、
    電源と、
    前記電源に作動可能なように接続された複数の発光ダイオードであって、約870nmおよび約930nmの波長の光を放出する前記発光ダイオードと、
    約383nmの波長の光を発生させることが可能な少なくとも1つの紫外ライトと、
    内表面および外表面ならびに指収容領域を有するチャンバであって、
    前記指収容領域が少なくとも底面を有し、
    前記指収容領域は、使用者が前記チャンバ内部に少なくとも1本の指を快適に配置させるのに十分なほど広い、
    チャンバと、
    柱と柱の間のスペースを調整して、異なるサイズの潜在的使用者の指に適合するための調整機構と、
    を含む治療装置。
  9. ヒンジ式の蓋が前記指収容領域の上部を形成し、前記複数の発光ダイオードが前記ヒンジ式の蓋に接続されている、請求項8に記載の装置。
  10. 前記指収容領域の底部が交換可能な板を含む、請求項8に記載の装置。
  11. 前記柱が、少なくとも1つの発光ダイオードを含み、前記装置に有線接続されているか、または無線である、請求項8に記載の装置。
  12. 前記交換可能な板は、前記チャンバの前記指収容領域を超えて広がることも可能である、請求項10に記載の装置。
  13. 前記チャンバの外表面は、所定の治療計画を利用する前記装置のステータスを示すための複数の発光ダイオードを含む、請求項8に記載の装置。
  14. 爪および皮膚の真菌の予防および治療のための方法であって、
    (a)治療装置で治療領域を照射することであって、
    前記治療装置が、
    電源と、
    前記電源に作動可能なように接続された複数の発光ダイオードであって、約870nm〜約930nmの波長の光を放出する前記発光ダイオードと、
    約383nmの波長の光を発生させることが可能な少なくとも1つの紫外発光ダイオードと、
    を含む、照射することと、
    (b)第1の所定の時間にわたって前記治療領域を前記治療装置により照射されたままにしておくことと、
    (c)第2の所定の時間にわたって約7日に1回、ステップ(a)〜ステップ(b)を繰り返すことと、
    を含む方法。
  15. 爪および皮膚の真菌の予防および治療のための方法であって、
    (a)少なくとも1本の指をチャンバ内部に配置することであって、
    前記チャンバが内表面、外表面、および指収容領域を有し、
    前記チャンバが少なくとも2つの発光ダイオードを有し、前記少なくとも2つの発光ダイオードのうちの少なくとも1つが、約383nmの波長を有する光を発生させることが可能であり、前記チャンバの内表面に取り付けられており、前記指収容領域が上面および底面を有する、
    配置することと、
    (b)約870nm〜約930nmの波長の光が発生するように前記チャンバに電力供給することと、
    (c)第1の所定の時間にわたって前記チャンバ内に前記指をとどまらせることと、
    (d)第2の所定の時間にわたって1週間に1回、ステップ(a)〜ステップ(c)を繰り返すことと、
    を含む方法。
  16. 治療サイクルの後に浄化サイクルが開始し、前記浄化サイクルは、所定の時間にわたって約383nmの波長の光により前記チャンバを照射することからなる、ステップ(e)をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記方法は、前記装置がプロセッサおよびメモリを含むかどうかを考慮し、
    もし含むのであれば、前記方法は、前記装置が前記メモリの内容に従って所定の治療サイクルを自動的に開始および終了するステップをさらに含む、
    請求項15に記載の方法。
  18. 約383nmの波長を有する少なくとも1つの発光ダイオードを前記第1の所定の時間の最後の5分間にわたって点灯させるステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  19. 滅菌装置であって、
    電源と、
    前記電源に作動可能なように接続された少なくとも1つの発光ダイオードであって、約870nm〜約930nmの波長の光を放出する前記発光ダイオードと、
    正面端および遠位端を有するスパインと、
    上面および底面ならびに正面端および遠位端を有する複数のフィンガーであって、フィンガーの遠位端が前記スパインにヒンジで取り付けられており、前記少なくとも1つの発光ダイオードがフィンガーに取り付けられている、複数のフィンガーと、
    を含む滅菌装置。
  20. 平坦な正面端および曲線的な遠位端を有する踵プレートをさらに含む、請求項19に記載の装置であって、
    前記踵プレートは前記スパインの遠位端に接続されており、
    前記踵プレートは少なくとも2つの発光ダイオードを含み、
    第1の発光ダイオードは、約870nmおよび約930nmの波長を有する光を放出するように構成されており、
    第2の発光ダイオードは、約383nmの波長を有する光を放出するように構成されており、
    前記少なくとも2つの発光ダイオードは、前記踵プレート全体にわたって均等に離間されている、
    装置。
  21. 前記スパインは、第1および第2の中空シリンダーならびに圧縮ばねを含み、
    前記第1の中空シリンダーを前記第2の中空シリンダー内に配置できるように、前記第1の中空シリンダーは、前記第2の中空シリンダーよりも直径が小さく、
    前記2つの中空シリンダーが伸長位置で静止するが、適切な力を印加すると前記第1および第2の中空シリンダーが縮んで、より小さな環境での配置に適合するように、前記第1の中空シリンダーと前記第2の中空シリンダーとの間に前記圧縮ばねが挿入されている、
    請求項20に記載の装置。
  22. 治療装置であって、
    電源と、
    前記電源に作動可能なように接続された少なくとも1つの発光ダイオードであって、約870nmおよび約930nmの波長の光を放出する前記少なくとも1つの発光ダイオードと、
    内表面および外表面ならびに指収容領域を有するチャンバと
    を含み、前記指収容領域が少なくとも底面を有し、少なくとも1つの発光ダイオードが、所望の場合に前記少なくとも1つの発光ダイオードが前記指収容領域を照射できる向きで前記チャンバの内表面に取り付けられている、治療装置;および
    滅菌装置であって、
    電源と、
    前記電源に作動可能なように接続された少なくとも1つの発光ダイオードであって、約870nmおよび約930nmの波長の光を放出する前記発光ダイオードと、
    正面端および遠位端を有するスパインと、
    上面および底面ならびに正面端および遠位端を有する複数のフィンガーであって、フィンガーの遠位端が前記スパインにヒンジで取り付けられており、前記少なくとも1つの発光ダイオードがフィンガーに取り付けられている、複数のフィンガーと、
    を含む滅菌装置、
    を含む、真菌を治療するための治療キット。
  23. 前記スパインの遠位端に接続された、平坦な正面端および曲線的な遠位端を有する踵プレートを前記滅菌装置がさらに含み、
    前記踵プレートは少なくとも2つの発光ダイオードを含み、
    第1の発光ダイオードは、約870nmおよび約930nmの波長を有する光を放出するように構成されており、
    第2の発光ダイオードは、約383nmの波長を有する光を放出するように構成されている、
    請求項22に記載の治療キット。
  24. 指離間機構をさらに含む、請求項1に記載の治療装置。
  25. 前記指離間機構は、
    第1の表面が第2の表面から離れている、第1の表面および第2の表面と、
    前記第1の表面と前記第2の表面との間に配置されており、前記第1の表面および前記第2の表面のそれぞれに連結されている、少なくとも2つのスペーサーと、
    を含み、
    前記少なくとも2つのスペーサーのそれぞれが、それらに含まれる少なくとも2つの光源を有する、
    請求項24に記載の治療装置。
  26. 前記少なくとも1つの発光ダイオードに連結されたダイアルをさらに含む、請求項1に記載の治療装置。
  27. 回転可能な機構を介して前記少なくとも1つのダイアルに連結された、複数の発光ダイオードが存在し、
    前記ダイアルの回転が前記複数の発光ダイオードを一斉に回転させる、
    請求項26に記載の治療装置。
  28. 前記ヒンジ式の蓋が取り外し可能である、請求項3に記載の治療装置。
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