JP2017516342A - 光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置 - Google Patents

光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態において提供されるのは、光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を調整するための方法および装置であり、光ネットワークオンチップのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバが、光ルータを用いて、そのクラスタと、そのクラスタ以外の他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間でリンクを確立して、光信号を交換するように構成され、そのクラスタの中のメインコントローラが、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて、x個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、最大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てること、およびx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちのリンクに割り当てられた後、その固定リンクに接続された2つのクラスタの間でその固定リンク以外のリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行うように構成される。

Description

本発明は、光通信技術の分野に関し、詳細には、光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置に関する。
半導体技術の絶え間ない向上とともに、システムは、マルチコアの方向に発展している。オンチップ通信の高い並行性および短い待ち時間を求めるシステムの要件を満たすのに、ネットワークオンチップが、バスに徐々に取って代わってチップ内の主流の相互接続スキームになっている。しかし、集積回路技法のフィーチャサイズが縮小しつづけるにつれ、電気相互接続および電気伝送は、待ち時間および消費電力の点で大きなパフォーマンス低下に直面する。従来の電気相互接続様態と比べて、光相互接続は、短い待ち時間、低いロス、および干渉防止などの利点を有し、したがって、電気相互接続の潜在的な問題を効果的に解決する方法として、光相互接続が、近年、多くの注目を集めている。光相互接続は、ネットワークオンチップに導入されており、高い潜在力のオンチップ構造、すなわち、光ネットワークオンチップ(ONoC,Optical Network−on−Chip)となる。
半導体集積回路処理技術の絶え間ない向上とともに、ほとんどの光デバイスを製造することに飛躍的進歩が成されてきたものの、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor、相補性金属酸化膜半導体)技法と互換性がある光キャッシュ技法は、依然として、まだ成熟しておらず、このことが、伝送プロセスに光情報を一時的に記憶することを困難にする。したがって、電気ネットワーク構成と光ネットワーク伝送が、現在の光ネットワークオンチップにおいて概ね使用される。
現在、波長割当てに基づく光ネットワークオンチップおよび通信方法が存在し、ここで、ONoCは、メッシュ(mesh)トポロジ構造を使用し、X−Yと類似したルーティングアルゴリズムを使用する。光ネットワークオンチップは、複数のノードを含み、光ネットワークオンチップの構造が、図1Aに示され、図1Aにおける各円が、1つのノードを示す。各ノードの構造が、図1Bに示され、図1Bにおける各円は、1つのマイクロリング共振器(MRR,Microring Resonator)を含む。
図1Aに示されるネットワークオンチップの基本動作原理は、以下のとおりである。すなわち、光情報伝送プロセスにおいて、各ノードが、図1Bにおける原点に示される4つのMRRを使用することによってX−Y転向を完了し、各行および各列の転向波長は異なり、このことが、干渉を回避し、同一の導波路における複数のノードの光情報の同時伝送を実現し、導波路帯域幅利用率を向上させる。光情報が送信される際、下の2つのグループのMRR(x軸の左方向におけるMRR、およびx軸の右方向におけるMRR)が、その情報を、転向のために要求される波長の光情報として変調し、その光情報をXの方向で導波路に伝送する。その光情報が、宛先ノードと同一のY軸にある中間ノードに到着すると、中間ノードの原点における4つのMRRが、その光情報をYの方向に転向する。その光情報が宛先ノードに到着すると、宛先ノードのものであり、対応する波長のものである垂直MRRが、その光情報を、光−電気変換を完了するために光−電気コンバータに伝送し、光−電気変換の後に獲得された情報が処理ユニットに送信され、ここで、図1BにおけるIPが、プロセッサまたはメモリである。
前述の光ネットワークオンチップは、X−Yと類似したルーティングアルゴリズムを使用し、送信元ノードと宛先ノードの間に1つだけのパスが存在する。適応型調整が、ネットワークステータスにより伝送パス上で実行されることは可能でなく、負荷が不平衡である場合、ネットワーク輻輳が生じる可能性が高い。
本発明の実施形態は、光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置を提供し、これらは、適応型調整がネットワークステータスにより伝送パス上で実行されることが可能でないため、負荷が不平衡である場合、ネットワーク輻輳が生じる可能性が高いという従来技術における問題を解決するのに使用される。
第1の態様によれば、光ルータと、n−x+1のクラスタとを含む光ネットワークオンチップが提供され、ここで、各クラスタは、少なくとも1つのノードと、少なくとも1つの電気ルータと、n個の光トランシーバと、1つのメインコントローラとを含み、ここで、nとxはともに正の整数であり、xは、nより小さく、上記ノードは、電気信号を記憶するように、または処理するように構成され、上記光ルータは、異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成され、
クラスタの中で、各電気ルータは、少なくとも1つのノードに接続され、各電気ルータは、n個の光トランシーバに別々に接続され、ここで、各光トランシーバは、上記電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換して、その光信号を上記光ルータに送信するように、かつ上記光ルータから受信された光信号を電気信号に変換して、その電気信号を上記電気ルータに送信するように構成され、
クラスタの中のn個の光トランシーバは、n−xの固定的に互いに接続された光トランシーバと、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバとを含み、ここで、各固定的に互いに接続された光トランシーバは、上記光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタうちの1つのクラスタとの間でリンクを確立して、光信号を交換するように構成され、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間でリンクを確立するように構成され、
クラスタの中のメインコントローラが、x個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当て、上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちのリンクに割り当てられた後、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御し、ここで、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である。
上記第1の態様を参照すると、第1の可能な実施様態において、クラスタの中の電気ルータが、電気相互接続線路を用いて、かつそのクラスタのネットワークサイズにより選択されたネットワークトポロジを使用することによって接続され、
そのクラスタの中の各電気ルータは、その電気ルータに接続されたノードによって生成された電気信号を受信した後、その受信された電気信号の宛先ノードが、その電気ルータが位置付けられている上記クラスタの中にあると決定するように、かつその受信された電気信号を、その電気ルータが位置付けられている上記クラスタにおいて使用されるルーティングアルゴリズムにより上記宛先ノードにルーティングするように構成される。
上記第1の態様を参照して、第2の可能な実施様態において、上記光トランシーバは、光送信機と、光受信機とを含み、
上記光送信機は、上記光トランシーバに接続された各電気ルータに1つのタイムスタンプを割り当てること、電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換すること、およびその光信号を上記光ルータに送信することを行うように構成され、その電気ルータから受信された上記電気信号は、その電気ルータに接続されたノードによって生成され、かつその電気ルータが位置付けられているクラスタを除く別のクラスタの中のノードによって受信された電気信号であり、
上記光受信機は、上記光ルータから光信号を受信することであって、その光信号の波長は、上記光トランシーバが位置付けられているクラスタに対応する、受信すること、その受信された光信号を電気信号に変換すること、およびその電気信号を、上記光トランシーバに接続された各電気ルータに送信して、その電気信号を受信する必要がある宛先ノードに接続された電気ルータが、その電気信号をその宛先ノードに送信し、かつ上記光トランシーバに接続された別の電気ルータがその電気信号を破棄するようにすることを行うように構成される。
上記第1の態様の上記第2の可能な実施様態を参照して、第3の可能な実施様態において、上記光トランシーバは、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、上記光トランシーバにおける上記光送信機は、固定周波数を有するレーザと、第1の変調器とを含み、
固定周波数を有する上記レーザは、上記光トランシーバによって接続された2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために事前設定された波長の光を生成するように構成され、ここで、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザは、異なる波長の光を生成し、
上記第1の変調器は、上記光トランシーバに接続された電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、固定周波数を有する上記レーザによって生成された光を変調するように、かつその情報で変調されている光を上記光ルータに送信するように構成される。
上記第1の態様の上記第3の可能な実施様態を参照して、第4の可能な実施様態において、上記光トランシーバは、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、上記光トランシーバにおける上記光送信機は、ローカルカウンタをさらに含み、ここで、上記ローカルカウンタは、そのクラスタの中の上記第1の変調器に接続され、
上記ローカルカウンタは、事前設定された持続時間中のものであり、上記ローカルカウンタに接続された上記第1の変調器が位置付けられている上記固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンクのものである通信トラフィックについての統計を収集するように構成され、
上記光トランシーバが位置付けられている上記クラスタの中のメインコントローラは、上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである、そのクラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集された通信トラフィックにより、上記事前設定された持続時間中に最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクを決定すること、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクに割り当てること、および上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記kの固定リンクにおける固定リンクに割り当てられた後、上記光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行うように特に構成される。
上記第1の態様の上記第2の可能な実施様態を参照して、第5の可能な実施様態において、上記光トランシーバは、適応的に互いに接続された光トランシーバであり、上記光トランシーバにおける上記光送信機は、調整可能なレーザと、第2の変調器とを含み、
上記調整可能なレーザは、上記光トランシーバ、および上記光トランシーバによって接続された2つのクラスタによりメインコントローラによって波長が決定される光を生成するように構成され、ここで、その光は、上記光トランシーバによって接続された上記2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために使用され、上記メインコントローラは、上記光トランシーバが位置付けられている上記クラスタの中にあり、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、上記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、上記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なり、
上記第2の変調器は、上記光トランシーバに接続された電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、上記調整可能なレーザによって生成された光を変調するように、かつその情報で変調されている光を上記光ルータに送信するように構成される。
上記第1の態様の上記第2の可能な実施様態を参照すると、第6の可能な実施様態において、上記光トランシーバにおける上記光受信機は、検出器を含み、
上記検出器は、上記光ルータから光信号を受信すること、その受信された光信号を電気信号に変換すること、およびその電気信号を、上記検出器に接続された電気ルータに送信することを行うように構成され、上記検出器に接続された上記電気ルータは、その検出器を含む上記光トランシーバが位置付けられている上記クラスタの中の電気ルータである。
上記第1の態様を参照して、第7の可能な実施様態において、上記光ルータは、波長分割マルチプレクサと、波長分割デマルチプレクサと、光スイッチとを含み、
上記波長分割マルチプレクサは、異なる波長のものであり、かつ上記光ネットワークオンチップにおける光トランシーバによって送信された光信号を組み合わせて1つのビームにするように、かつそのビームを上記光スイッチに送信するように構成され、
上記波長分割デマルチプレクサは、異なる波長のものであり、かつ上記光スイッチから受信された光信号を、波長により分解するように、かつ上記ネットワークオンチップにおけるクラスタに関して、そのクラスタに対応する波長の光信号を、そのクラスタの中の光トランシーバに送信するように構成され、
上記光スイッチは、波長ベースの光信号ルーティングを完了するように、かつ少なくともx+1個の異なる波長を使用することによって2つの異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成される。
第2の態様によれば、リンク帯域幅を動的に調整するための方法であって、
クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するステップであって、そのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、そのクラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立する、ステップと、
そのクラスタの中のxの適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるステップと、
上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、上記光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するステップであって、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、ステップと、を含む方法が提供される。
上記第2の態様を参照して、第1の可能な実施様態において、クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックの上記決定するステップは、
クラスタの中のn−x個のローカルカウンタの中のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、上記ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信するステップと、
上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の上記n−x個のローカルカウンタによって収集される上記通信トラフィックにより、上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定するステップと、を特に含む。
上記第2の態様を参照して、第2の可能な実施様態において、上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクの中の固定リンクに割り当てられた後、上記光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間でその固定リンクを除くリンクを確立する、その適応的に互いに接続された光トランシーバの上記制御するステップは、
上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける上記調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するようにするステップを特に含み、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、上記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、上記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
第3の態様によれば、リンク帯域幅を動的に調整するための装置であって、
クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するように構成された決定モジュールであって、そのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、そのクラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立する、決定モジュールと、
そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるように構成された割当てモジュールと、
上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、上記光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するように構成された制御モジュールであって、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、制御モジュールと、を含む装置が提供される。
上記第3の態様を参照して、第1の可能な実施様態において、上記決定モジュールは、
クラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、上記ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信すること、および上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の上記n−x個のローカルカウンタによって収集される上記通信トラフィックにより、上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定することを行うように特に構成される。
上記第3の態様を参照して、第2の可能な実施様態において、上記制御モジュールは、
上記xの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける上記調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するように特に構成され、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、上記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、上記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
本発明の上記実施形態において提供される上記光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための上記方法および上記装置によれば、上記光ネットワークオンチップにおける各クラスタの中のメインコントローラが、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクに割り当てること、および上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行うことが可能である。異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、したがって、本発明の上記実施形態において提供される上記光ネットワークオンチップによれば、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちのいくつかの固定リンクによって接続されたクラスタの間のリンクの帯域幅が増加されることが可能であり、ネットワーク輻輳の確率が低減される。
従来技術における光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 従来技術における光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光トランシーバおよび光ルータを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光リンク帯域幅を動的に調整するための方法を示す第1の流れ図である。 本発明の実施形態による光リンク帯域幅を動的に調整するための方法を示す第2の流れ図である。 本発明の実施形態による光リンク帯域幅を動的に調整するための実際的なアプリケーションにおける方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態による光リンク帯域幅を動的に調整するための装置を示す概略構造図である。
本発明の実施形態は、光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置を提供する。光ネットワークオンチップにおける各クラスタの中のメインコントローラが、そのクラスタの中のxの適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てること、およびx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行う。異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、したがって、最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクのうちのいくつかの固定リンクによって接続されたクラスタの間のリンクの帯域幅が増加され、ネットワーク輻輳の確率が低減される。
添付の図面を参照して、以下は、本発明の実施形態において提供される光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置の特定の実施様態について説明する。
図2Aに示されるとおり、本発明の実施形態において提供される光ネットワークオンチップが、光ルータ21と、n−x+1個のクラスタ22とを含み、ここで、第iのクラスタ22(図2Bに示され、i=0,...,n−xである)は、少なくとも1つのノード221と、少なくとも1つの電気ルータ222(図2Bにおいて、クラスタがn個のノード221と、n個の電気ルータ222とを含むことは、説明のための例として使用される)と、n個の光トランシーバ(図2Bにおいて、Ti,j,j=0,...,n−xであり、j≠iであり、かつAi,m,m=1,...,xである)と、メインコントローラ223とを含み、nとxはともに正の整数であり、xは、nより小さく、各ノード221は、電気信号を記憶するように、または処理するように構成され、光ルータ21は、異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成される。
クラスタの中で、各電気ルータは、少なくとも1つのノードに接続され、各電気ルータは、n個の光トランシーバに別々に接続され、ここで、各光トランシーバは、電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換して、その光信号を光ルータ21に送信するように、かつ光ルータ21から受信された光信号を電気信号に変換して、その電気信号を電気ルータに送信するように構成される。図2Bにおいて、各電気ルータは、1つだけのノードに接続され、もちろん、各電気ルータは、複数のノードに接続されてもよい。
クラスタの中のn個の光トランシーバは、n−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバと、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバとを含み、ここで、各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタうちの1つのクラスタとの間でリンクを確立して、光信号を交換するように構成され、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間でリンクを確立するように構成され、ここで、図2Bにおいて、Ti,jは、第iのクラスタの中にあり、第iのクラスタと第jのクラスタとの間でリンクを確立して、光対話を実行する固定的に互いに接続された光トランシーバを示し、Ai,mは、第iのクラスタの中の第mの適応的に互いに接続された光トランシーバを示す。
クラスタの中のメインコントローラ223が、x個の適応的に互いに接続されたトランシーバ、すなわち、Ai,mを、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバ、すなわち、Ti,jによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクに割り当て、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するように構成され、ここで、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さい。クラスタがn個の電気ルータを含む場合、それらのn個の電気ルータのうちの各電気ルータは、そのクラスタの中のn個の光トランシーバに接続され、すなわち、そのクラスタの中の電気ルータとそのクラスタの中の光トランシーバは、完全に互いに接続され、ここで、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である。
異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、それらの異なるリンクは、2つの同一のクラスタに接続された異なるリンクであることが可能であり、または異なるクラスタに接続された異なるリンクであることが可能である。2つのクラスタに接続された異なるリンクは、固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクを含み、固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクが、その固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられているクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクである場合、2つのクラスタに接続された前述の異なるリンクは、適応的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンクをさらに含む。
x個の適応的に互いに接続されたトランシーバ、すなわち、Ai,mを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てることは、例えば、k=2である場合、x個の適応的に互いに接続されたトランシーバのうちの半分より多くの適応的に互いに接続されたトランシーバを、最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てること、およびx個の適応的に互いに接続されたトランシーバのうちの残りの適応的に互いに接続されたトランシーバを、2番目に大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てることであることが可能であり、またはx個の適応的に互いに接続されたトランシーバすべてを、最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てることであることが可能である。
例えば、光ネットワークオンチップが、3つのクラスタを含み、各クラスタが、3つの光トランシーバを含み、そのうちの2つが、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、そのうちの2つが、適応的に互いに接続された光トランシーバである。各光トランシーバは、1つの光受信機を含み、したがって、各クラスタは、3つの光受信機を含む。第1のクラスタと第3のクラスタとの間の通信プロセスにおける通信トラフィックは、第1のクラスタと第2のクラスタとの間の通信プロセスにおける通信トラフィックよりも多く、第1のクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに関してk=1である場合、第1のクラスタの中の2つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタと第3のクラスタの両方に接続され、第1のクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに関してk=2である場合、その事例は、第1のクラスタの中の2つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタと第3のクラスタの両方に接続されることであることが可能であり、または第1のクラスタの中の一方の適応的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタおよび第3のクラスタに接続され、第1のクラスタの中の他方の適応的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタおよび第2のクラスタに接続されることであることが可能であるものと想定される。第1のクラスタの中の一方の固定的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタおよび第2のクラスタに接続され、第1のクラスタの中の他方の固定的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタおよび第3のクラスタに接続される。
したがって、クラスタの中の適応的に互いに接続された光トランシーバをどのように割り当てるべきかは、事前設定された規則、およびそのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクにおけるkの値に依存する。
さらに、図2Bにおいて、第iのクラスタの中の電気ルータが、順次接続される。実際には、別の接続様態、例えば、図2Cにおける接続様態が使用されることも可能である。
図2Cに示されるとおり、クラスタの中の電気ルータ222は、電気相互接続線路を用いて、かつそのクラスタのネットワークサイズ、例えば、そのクラスタの中の電気ルータの数量により選択されたネットワークトポロジを使用することによって接続される。
クラスタの中の各電気ルータ222は、その電気ルータに接続されたノードによって生成された電気信号を受信した後、その受信された電気信号の宛先ノードが、その電気ルータが位置付けられているクラスタの中にあると決定するように、かつその受信された電気信号を、その電気ルータが位置付けられているクラスタにおいて使用されるルーティングアルゴリズムにより宛先ノードにルーティングするように構成される。電気ルータが位置付けられているクラスタにおいて使用されるルーティングアルゴリズムは、電気ルータが位置付けられているクラスタのネットワークトポロジによって決定される。図2Cにおける電気ネットワークは、各電気ルータを接続する電気相互接続線路と、ルーティングアルゴリズムとを含む。
1つの電気ルータが複数のノードに接続される場合、異なるノードが、その電気ルータの異なるポートに接続されることが可能であり、その場合、いずれのノードがその電気ルータの出力ポートに接続されるべきかは、アービトレーションを用いて決定される。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバが、光送信機31と、光受信機32とを含み、光送信機31は、光トランシーバに接続された各電気ルータ222(図3における1つの電気ルータ222が、光トランシーバが位置付けられているクラスタの中のすべての電気ルータを示す)に1つのタイムスタンプを割り当てること、電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換すること、およびその光信号を光ルータに送信することを行うように構成され、その電気ルータから受信された電気信号は、その電気ルータに接続されたノードによって生成され、かつその電気ルータが位置付けられているクラスタを除く別のクラスタの中のノードによって受信された電気信号である。
例えば、第iのクラスタが、3つの電気ルータ、すなわち、電気ルータA、電気ルータB、および電気ルータCを含む。第iのクラスタの中の光トランシーバが、電気ルータA、電気ルータB、および電気ルータCにタイムスタンプを別々に割り当てる。光トランシーバは、電気ルータAから受信された電気信号を、電気ルータAに割り当てられたタイムスタンプの中でだけ光信号に変換し、すなわち、電気ルータAは、電気ルータAに割り当てられたタイムスタンプの中でしか光トランシーバを使用することができない。光トランシーバは、電気ルータBから受信された電気信号を、電気ルータBに割り当てられたタイムスタンプの中でだけ光信号に変換し、すなわち、電気ルータBは、電気ルータBに割り当てられたタイムスタンプの中でしか光トランシーバを使用することができない。光トランシーバは、電気ルータCから受信された電気信号を、電気ルータCに割り当てられたタイムスタンプの中でだけ光信号に変換し、すなわち、電気ルータBは、電気ルータBに割り当てられたタイムスタンプの中でしか光トランシーバを使用することができない。
光受信機32は、光ルータから光信号を受信することであって、その光信号の波長は、光受信機32を含む光トランシーバが位置付けられているクラスタに対応する、受信すること、その受信された光信号を電気信号に変換すること、およびその電気信号を、光トランシーバに接続された各電気ルータに送信して、その電気信号を受信する必要がある宛先ノードに接続された電気ルータが、その電気信号をその宛先ノードに送信し、かつ光トランシーバに接続された別の電気ルータがその電気信号を破棄するようにすることを行うように構成される。
異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、したがって、各クラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバすべてが、そのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するリンクに常に割り当てられ、各クラスタに対応し、異なる波長のものである少なくともn個の光信号が、他のn−x個のクラスタの中の異なる光トランシーバの信号から区別されるように存在し、ここで、異なる波長のn−x個の光信号は、それらの他のn−x個のクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって使用され、異なる波長のx個の光信号は、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバによって使用される。光ルータから光受信機によって受信される光信号は、光受信機を含む光トランシーバによって接続された2つのクラスタのうちの、光受信機を含む光トランシーバが位置付けられているクラスタを除く、クラスタにおいて送信された信号である。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバ31は、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、光トランシーバにおける光送信機は、固定周波数を有するレーザ311と、第1の変調器312とを含む。
固定周波数を有するレーザ311は、光トランシーバによって接続された2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために事前設定された波長の光を生成するように構成され、ここで、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザは、異なる波長の光を生成する。
例えば、第iのクラスタと第jのクラスタを接続し、かつ第iのクラスタの中にある固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長は、第iのクラスタと第kのクラスタを接続し、かつ第iのクラスタの中にある固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なり、ここで、i、j、およびkは等しくない。
第1の変調器312は、光トランシーバに接続された電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、固定周波数を有するレーザ311によって生成された光を変調するように、かつその情報で変調されている光を光ルータ21に送信するように構成される。
したがって、光トランシーバが固定的に互いに接続された光トランシーバである場合、その光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックは、その光トランシーバにおける光送信機における第1の変調器によって変調される情報の情報量である。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバは、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、光トランシーバにおける光送信機が、ローカルカウンタ313をさらに含み、ローカルカウンタ313は、そのクラスタの中の第1の変調器312に接続される。
ローカルカウンタ313は、事前設定された持続時間中のものであり、ローカルカウンタ313に接続された第1の変調器312が位置付けられている固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックについての統計を収集するように構成される。例えば、事前設定された持続時間中のものであり、第1の変調器312が位置付けられている固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックは、電気信号の中の、第1の変調器312によって、事前設定された持続時間中に光を変調した情報の情報量についての統計を収集することによって決定されることが可能である。
光トランシーバが位置付けられているクラスタの中のメインコントローラ223が、事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである、そのクラスタの中のn−x個のローカルカウンタ313によって収集された通信トラフィックにより、事前設定された持続時間中に最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクを決定すること、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てること、およびx個の適応的に互いに接続されたトランシーバのうちの各適応的に互いに接続されたトランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行うように特に構成される。
例えば、第iのクラスタの中の4つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk=3の固定リンクに割り当てられ、ここで、第iのクラスタの中の2つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てられる。その固定リンクが、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンクであるものと想定すると、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバは、第iのクラスタと第jのクラスタとの間で、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンクを除く2つのリンクを確立する。さらに、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンク上で伝送される光信号と、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された2つのリンク上で伝送される光信号との間で干渉は全く生じることがない。例えば、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンク上で伝送される光信号の波長は、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された2つのリンク上で伝送される光信号の波長とは異なるようにされることが可能であり、したがって、固定リンク上で伝送される光信号と、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンク上で伝送される光信号との間で干渉は全く生じることがない。さらに、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された2つのリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがない。同様に、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された2つのリンク上で伝送される光信号の波長は、互いに異なるようにされることが可能であり、したがって、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがない。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバが、適応的に互いに接続された光トランシーバであり、光トランシーバにおける光送信機31は、調整可能なレーザ314と、第2の変調器315とを含む。
調整可能なレーザ314は、光トランシーバ、およびその光トランシーバによって接続された2つのクラスタによりメインコントローラ223によって波長が決定される光を生成するように構成され、ここで、その光は、その光トランシーバによって接続された2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために使用され、メインコントローラは、光トランシーバが位置付けられているクラスタの中にある。
適応的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられているクラスタの中のメインコントローラ223が、光トランシーバ、およびその光トランシーバによって接続されたクラスタにより波長を決定することは、以下のことを意味する。すなわち、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光のものであり、メインコントローラ223によって決定される波長は、異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバが異なる固定リンクに割り当てられた場合、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光のものであり、メインコントローラ223によって決定される波長は、異なる。また、このことは、適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、それらの異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なることを意味する。
さらに、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがない。したがって、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定の互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、その固定の互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
例えば、第iのクラスタの中の4つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk=3の固定リンクに割り当てられ、ここで、第iのクラスタの中の2つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てられる。その固定リンクが、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンクであるものと想定すると、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバは、第iのクラスタと第jのクラスタとの間で、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンクを除く2つのリンクを確立する。この事例において、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの一方の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザの光に関して第iのクラスタの中のメインコントローラによって決定された波長が第1の波長であり、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの他方の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザの光に関して第iのクラスタの中のメインコントローラによって決定された波長が第2の波長であり、第iのクラスタの中にあり、かつ第iのクラスタと第jのクラスタとの間で固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長が第3の波長である場合、第1の波長、第2の波長、および第3の波長は等しくなく、第1の波長、第2の波長、および第3の波長はすべて、第jのクラスタに対応する波長である。あるいは、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクが、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第kのクラスタとの間で確立された固定リンクである場合、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバは、第iのクラスタと第kのクラスタとの間で、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第kのクラスタとの間で確立された固定リンクを除く2つのリンクを確立する。この事例において、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの一方の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザの光に関して第iのクラスタの中のメインコントローラによって決定された波長が第4の波長であり、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの他方の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザの光に関して第iのクラスタの中のメインコントローラによって決定された波長が第5の波長であり、第iのクラスタの中にあり、かつ第iのクラスタと第kのクラスタとの間で固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長が第6の波長である場合、第4の波長、第5の波長、および第6の波長は等しくない。さらに、第1の波長は、第4の波長とも、第5の波長とも、第6の波長とも等しくなく、また、第2の波長も、第4の波長とも、第5の波長とも、第6の波長とも等しくなく、第3の波長も、第4の波長とも、第5の波長とも、第6の波長とも等しくなく、第4の波長、第5の波長、および第6の波長すべては、第kのクラスタに対応する波長である。
第2の変調器315は、光トランシーバに接続された電気ルータ222に割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、調整可能なレーザ314によって生成された光を変調するように、かつその情報で変調されている光を光ルータ21に送信するように構成される。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバにおける光受信機は、検出器321を含み、ここで、検出器321は、光ルータ21から光信号を受信すること、その受信された光信号を電気信号に変換すること、およびその電気信号を、検出器に接続された電気ルータ222に送信することを行うように構成され、検出器に接続された電気ルータは、その検出器を含む光トランシーバが位置付けられているクラスタの中の電気ルータである。
オプションとして、図3に示されるとおり、光ルータ21は、波長分割マルチプレクサ211と、波長分割デマルチプレクサ212と、光スイッチ213とを含み、
波長分割マルチプレクサ211は、異なる波長のものであり、かつ光ネットワークオンチップにおける光トランシーバによって送信された光信号を組み合わせて1つのビームにするように、かつそのビームを光スイッチ213に送信するように構成され、
波長分割デマルチプレクサ212は、異なる波長のものであり、光スイッチ213から受信された光信号を、波長により分解するように、かつネットワークオンチップにおけるクラスタに関して、そのクラスタに対応する波長の光信号を、そのクラスタの中の光トランシーバに送信するように構成され、
光スイッチは、波長ベースの光信号ルーティングを完了するように、かつ少なくともx+1個の異なる波長を使用することによって2つの異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成される。
本発明のこの実施形態において提供される光ネットワークオンチップにおいて、クラスタの中のノードが通信を実行する場合、そのノードは、電気情報を生成し、その電気情報を、そのノードに接続された電気ルータに送信し、ここで、その電気ルータは、そのクラスタにおけるネットワークトポロジにより選択されたルーティングアルゴリズムを使用することによって宛先ノードにその電気情報をルーティングする。クラスタの間のノードが通信を実行する場合、そのノードは、電気情報を生成し、その電気情報を、そのノードに接続された電気ルータに送信し、宛先ノードを含むクラスタに接続された光トランシーバによってその電気ルータに割り当てられたタイムスタンプに到達すると、宛先ノードを含むクラスタに接続された光トランシーバは、その電気情報を、特定の波長の光情報に変換し、波長ベースの光ルータを使用することによって、その光情報を、宛先ノードを含むクラスタにルーティングする。宛先ノードを含むクラスタの中の光トランシーバが、その光情報を受信し、その光情報を電気情報に変換し、その電気情報を、宛先ノードを含むクラスタの中のすべての電気ルータに伝送する。宛先ノードに接続された電気ルータが、その電気情報を受信し、他の電気ルータは、その電気情報を破棄する。
本発明のこの実施形態において提供される光ネットワークオンチップにおいて、光リンク帯域幅が調整される際、調整される必要があるデバイスは極めて少数しか存在しない(調整可能なレーザによって生成される光の波長だけが調整される必要がある)。したがって、帯域幅調整中、待ち時間は、比較的短い。
同一の発明の概念に基づいて、本発明の実施形態は、光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置をさらに提供する。この方法およびこの装置の問題解決原理は、前述の光ネットワークオンチップのものと同様であるため、この方法およびこの装置の実施のために前述の方法の実施の参照が行われ、繰り返される説明は提供されない。
図4に示されるとおり、本発明の実施形態において提供される光リンク帯域幅を動的に調整するための方法は、
S401 クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するステップであって、そのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、そのクラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバは、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立するように構成される、ステップと、
S402 そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるステップと、
S403 そのx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するステップであって、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、ステップと、を含む。
オプションとして、図5に示されるとおり、S401は、
S401a クラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信するステップと、
S401b 事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集される通信トラフィックにより、事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定するステップと、を特に含む。
オプションとして、図5に示されるとおり、S403は、
そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するようにすることを特に含み、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
実際的なアプリケーションにおいて、クラスタの中のメインコントローラが、図6に示される流れ図を使用することによって光リンク帯域幅を調整する。
S601 ローカルカウンタが、時間レジスタを構成するための方法を使用することによって実施されることが可能な事前設定された持続時間を設定する。
S602 ローカルカウンタが、ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバの通信トラフィックについての統計を収集する。
S603 ローカルカウンタが、計時が終了したかどうかを決定し、計時が終了した場合、S601を実行し、かつS604を実行し、計時が終了しない場合、S602を実行する。
S604 ローカルカウンタが、ローカルカウンタによって収集された通信トラフィックをメインコントローラに送信する。
S605 メインコントローラが、すべてのローカルカウンタによって収集された通信トラフィックにより、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクを決定する。
S606 メインコントローラが、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てる。
S607 そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するようにする。
S604〜S607を実行するプロセスにおいて、S601〜S603が継続して実行される。
図7に示されるとおり、本発明の実施形態において提供される光リンク帯域幅を動的に調整するための装置は、
クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するように構成された決定モジュール71であって、そのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、そのクラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立するように構成される、決定モジュール71と、
そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるように構成された割当てモジュール72と、
x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するように構成された制御モジュール73であって、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、制御モジュール73とを含む。
オプションとして、決定モジュール71は、クラスタの中のn−x個のローカルカウンタの中のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信すること、および事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集される通信トラフィックにより、事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定することを行うように特に構成される。
オプションとして、制御モジュール73は、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するようにするように特に構成され、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
当業者は、本発明の実施形態が、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供されることが可能であることを理解するはずである。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを有する実施形態の形態を使用することが可能である。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1または複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクメモリ、CD−ROM、光メモリなどを含むが、以上には限定されない)上で実施されるコンピュータプログラム製品の形態を使用することが可能である。
本発明は、本発明の実施形態による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品の流れ図および/またはブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令は、流れ図および/またはブロック図における各プロセスおよび/または各ブロック、ならびに流れ図および/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組合せを実施するのに使用されることが可能であることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを生成するように汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み型プロセッサ、または他の任意のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサに提供されることが可能であり、したがって、コンピュータ、または他の任意のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令が、流れ図における1または複数のプロセス、および/またはブロック図における1または複数のブロックにおける特定の機能を実施するための装置を生成する。
また、これらのコンピュータプログラム命令は、特定の様態で機能するようにコンピュータまたは他の任意のプログラマブルデータ処理デバイスに命令することができるコンピュータ可読メモリに記憶されることも可能であり、したがって、そのコンピュータ可読メモリに記憶された命令が、命令装置を含む製品を生成する。その命令装置が、流れ図における1または複数のプロセス、および/またはブロック図における1または複数のブロックにおける特定の機能を実施する。
また、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされることも可能であり、したがって、一連の動作およびステップが、そのコンピュータまたはその別のプログラマブルデバイス上で実行されて、その結果、コンピュータ実施処理を生成する。したがって、そのコンピュータまたはその別のプログラマブルデバイス上で実行される命令が、流れ図における1または複数のプロセス、および/またはブロック図における1または複数のブロックにおける特定の機能を実施するためのステップを提供する。
本発明のいくつかの好ましい実施形態が説明されてきたものの、当業者は、基本的な発明の概念を知ると、これらの実施形態に変形および変更を行うことができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、例示的な実施形態、ならびに本発明の範囲に含まれるれすべての変形および変更を範囲に含むものと解釈されることが意図される。
明らかに、当業者は、本発明の実施形態の趣旨および範囲を逸脱することなく、本発明の実施形態に様々な変更および改変を行うことができる。本発明は、これらの変更および改変を、それらが、添付の特許請求の範囲、およびそれらと均等な技術によって規定される保護の範囲に含まれるという条件付きで、範囲に含むことを意図している。
本発明は、光通信技術の分野に関し、詳細には、光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置に関する。
半導体技術の絶え間ない向上とともに、システムは、マルチコアの方向に発展している。オンチップ通信の高い並行性および短い待ち時間を求めるシステムの要件を満たすのに、ネットワークオンチップが、バスに徐々に取って代わってチップ内の主流の相互接続スキームになっている。しかし、集積回路技法のフィーチャサイズが縮小しつづけるにつれ、電気相互接続および電気伝送は、待ち時間および消費電力の点で大きなパフォーマンス低下に直面する。従来の電気相互接続様態と比べて、光相互接続は、短い待ち時間、低いロス、および干渉防止などの利点を有し、したがって、電気相互接続の潜在的な問題を効果的に解決する方法として、光相互接続が、近年、多くの注目を集めている。光相互接続は、ネットワークオンチップに導入されており、高い潜在力のオンチップ構造、すなわち、光ネットワークオンチップ(Optical Network−on−Chip、ONoC)となる。
半導体集積回路処理技術の絶え間ない向上とともに、ほとんどの光デバイスを製造することに飛躍的進歩が成されてきたものの、相補性金属酸化膜半導体(Complementary Metal Oxide Semiconductor、CMOS)技法と互換性がある光キャッシュ技法は、依然として、まだ成熟しておらず、このことが、伝送プロセスに光情報を一時的に記憶することを困難にする。したがって、電気ネットワーク構成と光ネットワーク伝送が、現在の光ネットワークオンチップにおいて概ね使用される。
現在、波長割当てに基づく光ネットワークオンチップおよび通信方法が存在し、ここで、ONoCは、メッシュ(mesh)トポロジ構造を使用し、X−Yと類似したルーティングアルゴリズムを使用する。光ネットワークオンチップは、複数のノードを含み、光ネットワークオンチップの構造が、図1Aに示され、図1Aにおける各円が、1つのノードを示す。各ノードの構造が、図1Bに示され、図1Bにおける各円は、1つのマイクロリング共振器(MRR,Microring Resonator)を含む。
図1Aに示されるネットワークオンチップの基本動作原理は、以下のとおりである。すなわち、光情報伝送プロセスにおいて、各ノードが、図1Bにおける原点に示される4つのMRRを使用することによってX−Y転向を完了し、各行および各列の転向波長は異なり、このことが、干渉を回避し、同一の導波路における複数のノードの光情報の同時伝送を実現し、導波路帯域幅利用率を向上させる。光情報が送信される際、下の2つのグループのMRR(x軸の左方向におけるMRR、およびx軸の右方向におけるMRR)が、その情報を、転向のために要求される波長の光情報として変調し、その光情報をXの方向で導波路に伝送する。その光情報が、宛先ノードと同一のY軸にある中間ノードに到着すると、中間ノードの原点における4つのMRRが、その光情報をYの方向に転向する。その光情報が宛先ノードに到着すると、宛先ノードのものであり、対応する波長のものである垂直MRRが、その光情報を、光−電気変換を完了するために光−電気コンバータに伝送し、光−電気変換の後に獲得された情報が処理ユニットに送信され、ここで、図1BにおけるIPが、プロセッサまたはメモリである。
前述の光ネットワークオンチップは、X−Yと類似したルーティングアルゴリズムを使用し、送信元ノードと宛先ノードの間に1つだけのパスが存在する。適応型調整が、ネットワークステータスにより伝送パス上で実行されることは可能でなく、負荷が不平衡である場合、ネットワーク輻輳が生じる可能性が高い。
本発明の実施形態は、光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置を提供し、これらは、適応型調整がネットワークステータスにより伝送パス上で実行されることが可能でないため、負荷が不平衡である場合、ネットワーク輻輳が生じる可能性が高いという従来技術における問題を解決するのに使用される。
第1の態様によれば、光ルータと、n−x+1のクラスタとを含む光ネットワークオンチップが提供され、ここで、各クラスタは、少なくとも1つのノードと、少なくとも1つの電気ルータと、n個の光トランシーバと、1つのメインコントローラとを含み、ここで、nとxはともに正の整数であり、xは、nより小さく、上記ノードは、電気信号を記憶するように、または処理するように構成され、上記光ルータは、異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成され、
クラスタの中で、各電気ルータは、少なくとも1つのノードに接続され、各電気ルータは、n個の光トランシーバに別々に接続され、ここで、各光トランシーバは、上記電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換して、その光信号を上記光ルータに送信するように、かつ上記光ルータから受信された光信号を電気信号に変換して、その電気信号を上記電気ルータに送信するように構成され、
クラスタの中のn個の光トランシーバは、n−xの固定的に互いに接続された光トランシーバと、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバとを含み、ここで、各固定的に互いに接続された光トランシーバは、上記光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタうちの1つのクラスタとの間でリンクを確立して、光信号を交換するように構成され、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間でリンクを確立するように構成され、
クラスタの中のメインコントローラが、x個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当て、上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちのリンクに割り当てられた後、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御し、ここで、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である。
上記第1の態様を参照すると、第1の可能な実施様態において、クラスタの中の電気ルータが、電気相互接続線路を用いて、かつそのクラスタのネットワークサイズにより選択されたネットワークトポロジを使用することによって接続され、
そのクラスタの中の各電気ルータは、その電気ルータに接続されたノードによって生成された電気信号を受信した後、その受信された電気信号の宛先ノードが、その電気ルータが位置付けられている上記クラスタの中にあると決定するように、かつその受信された電気信号を、その電気ルータが位置付けられている上記クラスタにおいて使用されるルーティングアルゴリズムにより上記宛先ノードにルーティングするように構成される。
上記第1の態様を参照して、第2の可能な実施様態において、上記光トランシーバは、光送信機と、光受信機とを含み、
上記光送信機は、上記光トランシーバに接続された各電気ルータに1つのタイムスタンプを割り当てること、電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換すること、およびその光信号を上記光ルータに送信することを行うように構成され、その電気ルータから受信された上記電気信号は、その電気ルータに接続されたノードによって生成され、かつその電気ルータが位置付けられているクラスタを除く別のクラスタの中のノードによって受信された電気信号であり、
上記光受信機は、上記光ルータから光信号を受信することであって、その光信号の波長は、上記光トランシーバが位置付けられているクラスタに対応する、受信すること、その受信された光信号を電気信号に変換すること、およびその電気信号を、上記光トランシーバに接続された各電気ルータに送信して、その電気信号を受信する必要がある宛先ノードに接続された電気ルータが、その電気信号をその宛先ノードに送信し、かつ上記光トランシーバに接続された別の電気ルータがその電気信号を破棄するようにすることを行うように構成される。
上記第1の態様の上記第2の可能な実施様態を参照して、第3の可能な実施様態において、上記光トランシーバは、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、上記光トランシーバにおける上記光送信機は、固定周波数を有するレーザと、第1の変調器とを含み、
固定周波数を有する上記レーザは、上記光トランシーバによって接続された2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために事前設定された波長の光を生成するように構成され、ここで、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザは、異なる波長の光を生成し、
上記第1の変調器は、上記光トランシーバに接続された電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、固定周波数を有する上記レーザによって生成された光を変調するように、かつその情報で変調されている光を上記光ルータに送信するように構成される。
上記第1の態様の上記第3の可能な実施様態を参照して、第4の可能な実施様態において、上記光トランシーバは、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、上記光トランシーバにおける上記光送信機は、ローカルカウンタをさらに含み、ここで、上記ローカルカウンタは、そのクラスタの中の上記第1の変調器に接続され、
上記ローカルカウンタは、事前設定された持続時間中のものであり、上記ローカルカウンタに接続された上記第1の変調器が位置付けられている上記固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンクのものである通信トラフィックについての統計を収集するように構成され、
上記光トランシーバが位置付けられている上記クラスタの中のメインコントローラは、上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである、そのクラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集された通信トラフィックにより、上記事前設定された持続時間中に最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクを決定すること、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクに割り当てること、および上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記kの固定リンクにおける固定リンクに割り当てられた後、上記光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行うように特に構成される。
上記第1の態様の上記第2の可能な実施様態を参照して、第5の可能な実施様態において、上記光トランシーバは、適応的に互いに接続された光トランシーバであり、上記光トランシーバにおける上記光送信機は、調整可能なレーザと、第2の変調器とを含み、
上記調整可能なレーザは、上記光トランシーバ、および上記光トランシーバによって接続された2つのクラスタによりメインコントローラによって波長が決定される光を生成するように構成され、ここで、その光は、上記光トランシーバによって接続された上記2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために使用され、上記メインコントローラは、上記光トランシーバが位置付けられている上記クラスタの中にあり、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、上記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、上記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なり、
上記第2の変調器は、上記光トランシーバに接続された電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、上記調整可能なレーザによって生成された光を変調するように、かつその情報で変調されている光を上記光ルータに送信するように構成される。
上記第1の態様の上記第2の可能な実施様態を参照すると、第6の可能な実施様態において、上記光トランシーバにおける上記光受信機は、検出器を含み、
上記検出器は、上記光ルータから光信号を受信すること、その受信された光信号を電気信号に変換すること、およびその電気信号を、上記検出器に接続された電気ルータに送信することを行うように構成され、上記検出器に接続された上記電気ルータは、その検出器を含む上記光トランシーバが位置付けられている上記クラスタの中の電気ルータである。
上記第1の態様を参照して、第7の可能な実施様態において、上記光ルータは、波長分割マルチプレクサと、波長分割デマルチプレクサと、光スイッチとを含み、
上記波長分割マルチプレクサは、異なる波長のものであり、かつ上記光ネットワークオンチップにおける光トランシーバによって送信された光信号を組み合わせて1つのビームにするように、かつそのビームを上記光スイッチに送信するように構成され、
上記波長分割デマルチプレクサは、異なる波長のものであり、かつ上記光スイッチから受信された光信号を、波長により分解するように、かつ上記ネットワークオンチップにおけるクラスタに関して、そのクラスタに対応する波長の光信号を、そのクラスタの中の光トランシーバに送信するように構成され、
上記光スイッチは、波長ベースの光信号ルーティングを完了するように、かつ少なくともx+1個の異なる波長を使用することによって2つの異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成される。
第2の態様によれば、リンク帯域幅を動的に調整するための方法であって、
クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するステップであって、そのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、そのクラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立する、ステップと、
そのクラスタの中のxの適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるステップと、
上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、上記光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するステップであって、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、ステップと、を含む方法が提供される。
上記第2の態様を参照して、第1の可能な実施様態において、クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックの上記決定するステップは、
クラスタの中のn−x個のローカルカウンタの中のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、上記ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信するステップと、
上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の上記n−x個のローカルカウンタによって収集される上記通信トラフィックにより、上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定するステップと、を特に含む。
上記第2の態様を参照して、第2の可能な実施様態において、上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクの中の固定リンクに割り当てられた後、上記光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間でその固定リンクを除くリンクを確立する、その適応的に互いに接続された光トランシーバの上記制御するステップは、
上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける上記調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するようにするステップを特に含み、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、上記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、上記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
第3の態様によれば、リンク帯域幅を動的に調整するための装置であって、
クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するように構成された決定モジュールであって、そのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、そのクラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立する、決定モジュールと、
そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるように構成された割当てモジュールと、
上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、上記光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するように構成された制御モジュールであって、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、制御モジュールと、を含む装置が提供される。
上記第3の態様を参照して、第1の可能な実施様態において、上記決定モジュールは、
クラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、上記ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信すること、および上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の上記n−x個のローカルカウンタによって収集される上記通信トラフィックにより、上記事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定することを行うように特に構成される。
上記第3の態様を参照して、第2の可能な実施様態において、上記制御モジュールは、
上記xの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける上記調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するように特に構成され、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、上記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、上記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、上記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
本発明の上記実施形態において提供される上記光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための上記方法および上記装置によれば、上記光ネットワークオンチップにおける各クラスタの中のメインコントローラが、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクに割り当てること、および上記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行うことが可能である。異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、したがって、本発明の上記実施形態において提供される上記光ネットワークオンチップによれば、最も大量の通信トラフィックを有する上記k個の固定リンクのうちのいくつかの固定リンクによって接続されたクラスタの間のリンクの帯域幅が増加されることが可能であり、ネットワーク輻輳の確率が低減される。
従来技術における光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 従来技術における光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光ネットワークオンチップを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光トランシーバおよび光ルータを示す概略構造図である。 本発明の実施形態による光リンク帯域幅を動的に調整するための方法を示す第1の流れ図である。 本発明の実施形態による光リンク帯域幅を動的に調整するための方法を示す第2の流れ図である。 本発明の実施形態による光リンク帯域幅を動的に調整するための実際的なアプリケーションにおける方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態による光リンク帯域幅を動的に調整するための装置を示す概略構造図である。
本発明の実施形態は、光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置を提供する。光ネットワークオンチップにおける各クラスタの中のメインコントローラが、そのクラスタの中のxの適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てること、およびx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行う。異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、したがって、最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクのうちのいくつかの固定リンクによって接続されたクラスタの間のリンクの帯域幅が増加され、ネットワーク輻輳の確率が低減される。
添付の図面を参照して、以下は、本発明の実施形態において提供される光ネットワークオンチップ、ならびに光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置の特定の実施様態について説明する。
図2Aに示されるとおり、本発明の実施形態において提供される光ネットワークオンチップが、光ルータ21と、n−x+1個のクラスタ22とを含み、ここで、第iのクラスタ22(図2Bに示され、i=0,...,n−xである)は、少なくとも1つのノード221と、少なくとも1つの電気ルータ222(図2Bにおいて、クラスタがn個のノード221と、n個の電気ルータ222とを含むことは、説明のための例として使用される)と、n個の光トランシーバ(図2Bにおいて、Ti,j,j=0,...,n−xであり、j≠iであり、かつAi,m,m=1,...,xである)と、メインコントローラ223とを含み、nとxはともに正の整数であり、xは、nより小さく、各ノード221は、電気信号を記憶するように、または処理するように構成され、光ルータ21は、異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成される。
クラスタの中で、各電気ルータは、少なくとも1つのノードに接続され、各電気ルータは、n個の光トランシーバに別々に接続され、ここで、各光トランシーバは、電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換して、その光信号を光ルータ21に送信するように、かつ光ルータ21から受信された光信号を電気信号に変換して、その電気信号を電気ルータに送信するように構成される。図2Bにおいて、各電気ルータは、1つだけのノードに接続され、もちろん、各電気ルータは、複数のノードに接続されてもよい。
クラスタの中のn個の光トランシーバは、n−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバと、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバとを含み、ここで、各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタうちの1つのクラスタとの間でリンクを確立して、光信号を交換するように構成され、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間でリンクを確立するように構成され、ここで、図2Bにおいて、Ti,jは、第iのクラスタの中にあり、第iのクラスタと第jのクラスタとの間でリンクを確立して、光対話を実行する固定的に互いに接続された光トランシーバを示し、Ai,mは、第iのクラスタの中の第mの適応的に互いに接続された光トランシーバを示す。
クラスタの中のメインコントローラ223が、x個の適応的に互いに接続されたトランシーバ、すなわち、Ai,mを、所定の規則およびそのクラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバ、すなわち、Ti,jによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクに割り当て、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するkの固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するように構成され、ここで、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さい。クラスタがn個の電気ルータを含む場合、それらのn個の電気ルータのうちの各電気ルータは、そのクラスタの中のn個の光トランシーバに接続され、すなわち、そのクラスタの中の電気ルータとそのクラスタの中の光トランシーバは、完全に互いに接続され、ここで、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である。
異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、それらの異なるリンクは、2つの同一のクラスタに接続された異なるリンクであることが可能であり、または異なるクラスタに接続された異なるリンクであることが可能である。2つのクラスタに接続された異なるリンクは、固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクを含み、固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクが、その固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられているクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクである場合、2つのクラスタに接続された前述の異なるリンクは、適応的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンクをさらに含む。
x個の適応的に互いに接続されたトランシーバ、すなわち、Ai,mを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てることは、例えば、k=2である場合、x個の適応的に互いに接続されたトランシーバのうちの半分より多くの適応的に互いに接続されたトランシーバを、最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てること、およびx個の適応的に互いに接続されたトランシーバのうちの残りの適応的に互いに接続されたトランシーバを、2番目に大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てることであることが可能であり、またはx個の適応的に互いに接続されたトランシーバすべてを、最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てることであることが可能である。
例えば、光ネットワークオンチップが、3つのクラスタを含み、各クラスタが、4つの光トランシーバを含み、そのうちの2つが、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、そのうちの2つが、適応的に互いに接続された光トランシーバである。各光トランシーバは、1つの光受信機を含み、したがって、各クラスタは、4つの光受信機を含む。第1のクラスタと第3のクラスタとの間の通信プロセスにおける通信トラフィックは、第1のクラスタと第2のクラスタとの間の通信プロセスにおける通信トラフィックよりも多く、第1のクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに関してk=1である場合、第1のクラスタの中の2つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタと第3のクラスタの両方に接続され、第1のクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに関してk=2である場合、その事例は、第1のクラスタの中の2つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタと第3のクラスタの両方に接続されることであることが可能であり、または第1のクラスタの中の一方の適応的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタおよび第3のクラスタに接続され、第1のクラスタの中の他方の適応的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタおよび第2のクラスタに接続されることであることが可能であるものと想定される。第1のクラスタの中の一方の固定的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタおよび第2のクラスタに接続され、第1のクラスタの中の他方の固定的に互いに接続された光トランシーバが、第1のクラスタおよび第3のクラスタに接続される。
したがって、クラスタの中の適応的に互いに接続された光トランシーバをどのように割り当てるべきかは、事前設定された規則、およびそのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクにおけるkの値に依存する。
さらに、図2Bにおいて、第iのクラスタの中の電気ルータが、順次接続される。実際には、別の接続様態、例えば、図2Cにおける接続様態が使用されることも可能である。
図2Cに示されるとおり、クラスタの中の電気ルータ222は、電気相互接続線路を用いて、かつそのクラスタのネットワークサイズ、例えば、そのクラスタの中の電気ルータの数量により選択されたネットワークトポロジを使用することによって接続される。
クラスタの中の各電気ルータ222は、その電気ルータに接続されたノードによって生成された電気信号を受信した後、その受信された電気信号の宛先ノードが、その電気ルータが位置付けられているクラスタの中にあると決定するように、かつその受信された電気信号を、その電気ルータが位置付けられているクラスタにおいて使用されるルーティングアルゴリズムにより宛先ノードにルーティングするように構成される。電気ルータが位置付けられているクラスタにおいて使用されるルーティングアルゴリズムは、電気ルータが位置付けられているクラスタのネットワークトポロジによって決定される。図2Cにおける電気ネットワークは、各電気ルータを接続する電気相互接続線路と、ルーティングアルゴリズムとを含む。
1つの電気ルータが複数のノードに接続される場合、異なるノードが、その電気ルータの異なるポートに接続されることが可能であり、その場合、いずれのノードがその電気ルータの出力ポートに接続されるべきかは、アービトレーションを用いて決定される。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバが、光送信機31と、光受信機32とを含み、光送信機31は、光トランシーバに接続された各電気ルータ222(図3における1つの電気ルータ222が、光トランシーバが位置付けられているクラスタの中のすべての電気ルータを示す)に1つのタイムスタンプを割り当てること、電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換すること、およびその光信号を光ルータに送信することを行うように構成され、その電気ルータから受信された電気信号は、その電気ルータに接続されたノードによって生成され、かつその電気ルータが位置付けられているクラスタを除く別のクラスタの中のノードによって受信された電気信号である。
例えば、第iのクラスタが、3つの電気ルータ、すなわち、電気ルータA、電気ルータB、および電気ルータCを含む。第iのクラスタの中の光トランシーバが、電気ルータA、電気ルータB、および電気ルータCにタイムスタンプを別々に割り当てる。光トランシーバは、電気ルータAから受信された電気信号を、電気ルータAに割り当てられたタイムスタンプの中でだけ光信号に変換し、すなわち、電気ルータAは、電気ルータAに割り当てられたタイムスタンプの中でしか光トランシーバを使用することができない。光トランシーバは、電気ルータBから受信された電気信号を、電気ルータBに割り当てられたタイムスタンプの中でだけ光信号に変換し、すなわち、電気ルータBは、電気ルータBに割り当てられたタイムスタンプの中でしか光トランシーバを使用することができない。光トランシーバは、電気ルータCから受信された電気信号を、電気ルータCに割り当てられたタイムスタンプの中でだけ光信号に変換し、すなわち、電気ルータは、電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中でしか光トランシーバを使用することができない。
光受信機32は、光ルータから光信号を受信することであって、その光信号の波長は、光受信機32を含む光トランシーバが位置付けられているクラスタに対応する、受信すること、その受信された光信号を電気信号に変換すること、およびその電気信号を、光トランシーバに接続された各電気ルータに送信して、その電気信号を受信する必要がある宛先ノードに接続された電気ルータが、その電気信号をその宛先ノードに送信し、かつ光トランシーバに接続された別の電気ルータがその電気信号を破棄するようにすることを行うように構成される。
異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、したがって、各クラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバすべてが、そのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するリンクに常に割り当てられ、各クラスタに対応し、異なる波長のものである少なくともn個の光信号が、他のn−x個のクラスタの中の異なる光トランシーバの信号から区別されるように存在し、ここで、異なる波長のn−x個の光信号は、それらの他のn−x個のクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって使用され、異なる波長のx個の光信号は、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバによって使用される。光ルータから光受信機によって受信される光信号は、光受信機を含む光トランシーバによって接続された2つのクラスタのうちの、光受信機を含む光トランシーバが位置付けられているクラスタを除く、クラスタにおいて送信された信号である。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバ31は、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、光トランシーバにおける光送信機は、固定周波数を有するレーザ311と、第1の変調器312とを含む。
固定周波数を有するレーザ311は、光トランシーバによって接続された2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために事前設定された波長の光を生成するように構成され、ここで、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザは、異なる波長の光を生成する。
例えば、第iのクラスタと第jのクラスタを接続し、かつ第iのクラスタの中にある固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長は、第iのクラスタと第kのクラスタを接続し、かつ第iのクラスタの中にある固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なり、ここで、i、j、およびkは等しくない。
第1の変調器312は、光トランシーバに接続された電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、固定周波数を有するレーザ311によって生成された光を変調するように、かつその情報で変調されている光を光ルータ21に送信するように構成される。
したがって、光トランシーバが固定的に互いに接続された光トランシーバである場合、その光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックは、その光トランシーバにおける光送信機における第1の変調器によって変調される情報の情報量である。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバは、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、光トランシーバにおける光送信機が、ローカルカウンタ313をさらに含み、ローカルカウンタ313は、そのクラスタの中の第1の変調器312に接続される。
ローカルカウンタ313は、事前設定された持続時間中のものであり、ローカルカウンタ313に接続された第1の変調器312が位置付けられている固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックについての統計を収集するように構成される。例えば、事前設定された持続時間中のものであり、第1の変調器312が位置付けられている固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックは、電気信号の中の、第1の変調器312によって、事前設定された持続時間中に光を変調した情報の情報量についての統計を収集することによって決定されることが可能である。
光トランシーバが位置付けられているクラスタの中のメインコントローラ223が、事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである、そのクラスタの中のn−x個のローカルカウンタ313によって収集された通信トラフィックにより、事前設定された持続時間中に最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクを決定すること、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てること、およびx個の適応的に互いに接続されたトランシーバのうちの各適応的に互いに接続されたトランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行うように特に構成される。
例えば、第iのクラスタの中の4つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk=3の固定リンクに割り当てられ、ここで、第iのクラスタの中の2つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てられる。その固定リンクが、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンクであるものと想定すると、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバは、第iのクラスタと第jのクラスタとの間で、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンクを除く2つのリンクを確立する。さらに、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンク上で伝送される光信号と、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された2つのリンク上で伝送される光信号との間で干渉は全く生じることがない。例えば、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンク上で伝送される光信号の波長は、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された2つのリンク上で伝送される光信号の波長とは異なるようにされることが可能であり、したがって、固定リンク上で伝送される光信号と、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンク上で伝送される光信号との間で干渉は全く生じることがない。さらに、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された2つのリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがない。同様に、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された2つのリンク上で伝送される光信号の波長は、互いに異なるようにされることが可能であり、したがって、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがない。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバが、適応的に互いに接続された光トランシーバであり、光トランシーバにおける光送信機31は、調整可能なレーザ314と、第2の変調器315とを含む。
調整可能なレーザ314は、光トランシーバ、およびその光トランシーバによって接続された2つのクラスタによりメインコントローラ223によって波長が決定される光を生成するように構成され、ここで、その光は、その光トランシーバによって接続された2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために使用され、メインコントローラは、光トランシーバが位置付けられているクラスタの中にある。
適応的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられているクラスタの中のメインコントローラ223が、光トランシーバ、およびその光トランシーバによって接続されたクラスタにより波長を決定することは、以下のことを意味する。すなわち、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光のものであり、メインコントローラ223によって決定される波長は、異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバが異なる固定リンクに割り当てられた場合、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光のものであり、メインコントローラ223によって決定される波長は、異なる。また、このことは、適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、それらの異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なることを意味する。
さらに、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがない。したがって、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定の互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、その固定の互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
例えば、第iのクラスタの中の4つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有するk=3の固定リンクに割り当てられ、ここで、第iのクラスタの中の2つの適応的に互いに接続された光トランシーバが、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクに割り当てられる。その固定リンクが、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンクであるものと想定すると、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバは、第iのクラスタと第jのクラスタとの間で、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第jのクラスタとの間で確立された固定リンクを除く2つのリンクを確立する。この事例において、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの一方の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザの光に関して第iのクラスタの中のメインコントローラによって決定された波長が第1の波長であり、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの他方の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザの光に関して第iのクラスタの中のメインコントローラによって決定された波長が第2の波長であり、第iのクラスタの中にあり、かつ第iのクラスタと第jのクラスタとの間で固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長が第3の波長である場合、第1の波長、第2の波長、および第3の波長は等しくなく、第1の波長、第2の波長、および第3の波長はすべて、第jのクラスタに対応する波長である。あるいは、第iのクラスタの中の最も大量の通信トラフィックを有する固定リンクが、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第kのクラスタとの間で確立された固定リンクである場合、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバは、第iのクラスタと第kのクラスタとの間で、第iのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって第iのクラスタと第kのクラスタとの間で確立された固定リンクを除く2つのリンクを確立する。この事例において、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの一方の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザの光に関して第iのクラスタの中のメインコントローラによって決定された波長が第4の波長であり、その2つの適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの他方の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザの光に関して第iのクラスタの中のメインコントローラによって決定された波長が第5の波長であり、第iのクラスタの中にあり、かつ第iのクラスタと第kのクラスタとの間で固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長が第6の波長である場合、第4の波長、第5の波長、および第6の波長は等しくない。さらに、第1の波長は、第4の波長とも、第5の波長とも、第6の波長とも等しくなく、また、第2の波長も、第4の波長とも、第5の波長とも、第6の波長とも等しくなく、第3の波長も、第4の波長とも、第5の波長とも、第6の波長とも等しくなく、第4の波長、第5の波長、および第6の波長すべては、第kのクラスタに対応する波長である。
第2の変調器315は、光トランシーバに接続された電気ルータ222に割り当てられたタイムスタンプの中で、その電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、調整可能なレーザ314によって生成された光を変調するように、かつその情報で変調されている光を光ルータ21に送信するように構成される。
オプションとして、図3に示されるとおり、光トランシーバにおける光受信機は、検出器321を含み、ここで、検出器321は、光ルータ21から光信号を受信すること、その受信された光信号を電気信号に変換すること、およびその電気信号を、検出器に接続された電気ルータ222に送信することを行うように構成され、検出器に接続された電気ルータは、その検出器を含む光トランシーバが位置付けられているクラスタの中の電気ルータである。
オプションとして、図3に示されるとおり、光ルータ21は、波長分割マルチプレクサ211と、波長分割デマルチプレクサ212と、光スイッチ213とを含み、
波長分割マルチプレクサ211は、異なる波長のものであり、かつ光ネットワークオンチップにおける光トランシーバによって送信された光信号を組み合わせて1つのビームにするように、かつそのビームを光スイッチ213に送信するように構成され、
波長分割デマルチプレクサ212は、異なる波長のものであり、光スイッチ213から受信された光信号を、波長により分解するように、かつネットワークオンチップにおけるクラスタに関して、そのクラスタに対応する波長の光信号を、そのクラスタの中の光トランシーバに送信するように構成され、
光スイッチは、波長ベースの光信号ルーティングを完了するように、かつ少なくともx+1個の異なる波長を使用することによって2つの異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成される。
本発明のこの実施形態において提供される光ネットワークオンチップにおいて、クラスタの中のノードが通信を実行する場合、そのノードは、電気情報を生成し、その電気情報を、そのノードに接続された電気ルータに送信し、ここで、その電気ルータは、そのクラスタにおけるネットワークトポロジにより選択されたルーティングアルゴリズムを使用することによって宛先ノードにその電気情報をルーティングする。クラスタの間のノードが通信を実行する場合、そのノードは、電気情報を生成し、その電気情報を、そのノードに接続された電気ルータに送信し、宛先ノードを含むクラスタに接続された光トランシーバによってその電気ルータに割り当てられたタイムスタンプに到達すると、宛先ノードを含むクラスタに接続された光トランシーバは、その電気情報を、特定の波長の光情報に変換し、波長ベースの光ルータを使用することによって、その光情報を、宛先ノードを含むクラスタにルーティングする。宛先ノードを含むクラスタの中の光トランシーバが、その光情報を受信し、その光情報を電気情報に変換し、その電気情報を、宛先ノードを含むクラスタの中のすべての電気ルータに伝送する。宛先ノードに接続された電気ルータが、その電気情報を受信し、他の電気ルータは、その電気情報を破棄する。
本発明のこの実施形態において提供される光ネットワークオンチップにおいて、光リンク帯域幅が調整される際、調整される必要があるデバイスは極めて少数しか存在しない(調整可能なレーザによって生成される光の波長だけが調整される必要がある)。したがって、帯域幅調整中、待ち時間は、比較的短い。
同一の発明の概念に基づいて、本発明の実施形態は、光リンク帯域幅を動的に調整するための方法および装置をさらに提供する。この方法およびこの装置の問題解決原理は、前述の光ネットワークオンチップのものと同様であるため、この方法およびこの装置の実施のために前述の方法の実施の参照が行われ、繰り返される説明は提供されない。
図4に示されるとおり、本発明の実施形態において提供される光リンク帯域幅を動的に調整するための方法は、
S401 クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するステップであって、そのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、そのクラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバは、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立するように構成される、ステップと、
S402 そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるステップと、
S403 そのx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するステップであって、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、ステップと、を含む。
オプションとして、図5に示されるとおり、S401は、
S401a クラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信するステップと、
S401b 事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集される通信トラフィックにより、事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定するステップと、を特に含む。
オプションとして、図5に示されるとおり、S403は、
そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するようにすることを特に含み、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
実際的なアプリケーションにおいて、クラスタの中のメインコントローラが、図6に示される流れ図を使用することによって光リンク帯域幅を調整する。
S601 ローカルカウンタが、時間レジスタを構成するための方法を使用することによって実施されることが可能な事前設定された持続時間を設定する。
S602 ローカルカウンタが、ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバの通信トラフィックについての統計を収集する。
S603 ローカルカウンタが、計時が終了したかどうかを決定し、計時が終了した場合、S601を実行し、かつS604を実行し、計時が終了しない場合、S602を実行する。
S604 ローカルカウンタが、ローカルカウンタによって収集された通信トラフィックをメインコントローラに送信する。
S605 メインコントローラが、すべてのローカルカウンタによって収集された通信トラフィックにより、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクを決定する。
S606 メインコントローラが、そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てる。
S607 そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するようにする。
S604〜S607を実行するプロセスにおいて、S601〜S603が継続して実行される。
図7に示されるとおり、本発明の実施形態において提供される光リンク帯域幅を動的に調整するための装置は、
クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するように構成された決定モジュール71であって、そのクラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、そのクラスタと、そのクラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、そのクラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、そのクラスタと、それらの他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立するように構成される、決定モジュール71と、
そのクラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるように構成された割当てモジュール72と、
x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、光ルータを使用することによって、その固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、その固定リンクを除くリンクを確立するようその適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するように構成された制御モジュール73であって、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、その固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつその固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、制御モジュール73とを含む。
オプションとして、決定モジュール71は、クラスタの中のn−x個のローカルカウンタの中のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信すること、および事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集される通信トラフィックにより、事前設定された持続時間中のものであり、そのクラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定することを行うように特に構成される。
オプションとして、制御モジュール73は、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、その適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、その適応的に互いに接続された光トランシーバ、およびその固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、その適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザが、その決定された波長により光を生成するようにするように特に構成され、
適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる。
当業者は、本発明の実施形態が、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供されることが可能であることを理解するはずである。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの組合せを有する実施形態の形態を使用することが可能である。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1または複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクメモリ、CD−ROM、光メモリなどを含むが、以上には限定されない)上で実施されるコンピュータプログラム製品の形態を使用することが可能である。
本発明は、本発明の実施形態による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品の流れ図および/またはブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令は、流れ図および/またはブロック図における各プロセスおよび/または各ブロック、ならびに流れ図および/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組合せを実施するのに使用されることが可能であることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを生成するように汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み型プロセッサ、または他の任意のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサに提供されることが可能であり、したがって、コンピュータ、または他の任意のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令が、流れ図における1または複数のプロセス、および/またはブロック図における1または複数のブロックにおける特定の機能を実施するための装置を生成する。
また、これらのコンピュータプログラム命令は、特定の様態で機能するようにコンピュータまたは他の任意のプログラマブルデータ処理デバイスに命令することができるコンピュータ可読メモリに記憶されることも可能であり、したがって、そのコンピュータ可読メモリに記憶された命令が、命令装置を含む製品を生成する。その命令装置が、流れ図における1または複数のプロセス、および/またはブロック図における1または複数のブロックにおける特定の機能を実施する。
また、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされることも可能であり、したがって、一連の動作およびステップが、そのコンピュータまたはその別のプログラマブルデバイス上で実行されて、その結果、コンピュータ実施処理を生成する。したがって、そのコンピュータまたはその別のプログラマブルデバイス上で実行される命令が、流れ図における1または複数のプロセス、および/またはブロック図における1または複数のブロックにおける特定の機能を実施するためのステップを提供する。
本発明のいくつかの好ましい実施形態が説明されてきたものの、当業者は、基本的な発明の概念を知ると、これらの実施形態に変形および変更を行うことができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、例示的な実施形態、ならびに本発明の範囲に含まれるれすべての変形および変更を範囲に含むものと解釈されることが意図される。
明らかに、当業者は、本発明の実施形態の範囲を逸脱することなく、本発明の実施形態に様々な変更および改変を行うことができる。本発明は、これらの変更および改変を、それらが、添付の特許請求の範囲、およびそれらと均等な技術によって規定される保護の範囲に含まれるという条件付きで、範囲に含むことを意図している。

Claims (14)

  1. 光ルータと、n−x+1個のクラスタと、を備える光ネットワークオンチップであって、
    各クラスタは、少なくとも1つのノードと、少なくとも1つの電気ルータと、n個の光トランシーバと、1つのメインコントローラとを備え、nとxはともに正の整数であり、xは、nより小さく、前記ノードは、電気信号を記憶するように、または処理するように構成され、前記光ルータは、異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成され、
    クラスタの中で、各電気ルータは、少なくとも1つのノードに接続され、各電気ルータは、n個の光トランシーバに別々に接続され、各光トランシーバは、前記電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換して、前記光信号を前記光ルータに送信するように、かつ前記光ルータから受信された光信号を電気信号に変換して、前記電気信号を前記電気ルータに送信するように構成され、
    クラスタの中のn個の光トランシーバは、n−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバと、x個の適応的に互いに接続された光トランシーバとを備え、各固定的に互いに接続された光トランシーバは、前記光ルータを使用することによって、前記クラスタと、前記クラスタを除く他のn−x個のクラスタうちの1つのクラスタとの間でリンクを確立して、光信号を交換するように構成され、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、前記クラスタと、前記他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間でリンクを確立するように構成され、
    クラスタの中のメインコントローラが、x個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則および前記クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックに基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当て、前記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、前記適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する前記kの固定リンクのうちのリンクに割り当てられた後、前記固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、前記固定リンクを除くリンクを確立するよう前記適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するように構成され、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、前記固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつ前記固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である
    ことを特徴とする前記光ネットワークオンチップ。
  2. クラスタの中の電気ルータは、電気相互接続線路を用いて、かつ前記クラスタのネットワークサイズにより選択されたネットワークトポロジを使用することによって接続される光ネットワークオンチップであって、
    前記クラスタの中の各電気ルータは、前記電気ルータに接続されたノードによって生成された電気信号を受信した後、前記受信された電気信号の宛先ノードが、前記電気ルータが位置付けられている前記クラスタの中にあると決定するように、かつ前記受信された電気信号を、前記電気ルータが位置付けられている前記クラスタにおいて使用されるルーティングアルゴリズムにより前記宛先ノードにルーティングするように構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ネットワークオンチップ。
  3. 前記光トランシーバは、光送信機と、光受信機とを備える光ネットワークオンチップであって、
    前記光送信機は、前記光トランシーバに接続された各電気ルータに1つのタイムスタンプを割り当てること、電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、前記電気ルータから受信された電気信号を光信号に変換すること、および前記光信号を前記光ルータに送信するように構成され、前記電気ルータから受信された前記電気信号は、前記電気ルータに接続されたノードによって生成され、かつ前記電気ルータが位置付けられているクラスタを除く別のクラスタの中のノードによって受信された電気信号であり、
    前記光受信機は、前記光ルータから光信号を受信することであって、前記光信号の波長は、前記光トランシーバが位置付けられているクラスタに対応する、受信すること、前記受信された光信号を電気信号に変換すること、および前記電気信号を、前記光トランシーバに接続された各電気ルータに送信して、前記電気信号を受信する必要がある宛先ノードに接続された電気ルータが、前記電気信号を前記宛先ノードに送信し、かつ前記光トランシーバに接続された別の電気ルータが前記電気信号を破棄するようにすることを行うように構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ネットワークオンチップ。
  4. 前記光トランシーバは、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、前記光トランシーバにおける前記光送信機は、固定周波数を有するレーザと、第1の変調器とを備える光ネットワークオンチップであって、
    固定周波数を有する前記レーザは、前記光トランシーバによって接続された2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために使用される事前設定された波長の光を生成するように構成され、異なる固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザは、異なる波長の光を生成し、
    前記第1の変調器は、前記光トランシーバに接続された電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、前記電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、固定周波数を有する前記レーザによって生成された前記光を変調するように、かつ前記情報で変調されている光を前記光ルータに送信するように構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ネットワークオンチップ。
  5. 前記光トランシーバは、固定的に互いに接続された光トランシーバであり、前記光トランシーバにおける前記光送信機は、ローカルカウンタをさらに備える光ネットワークオンチップであって、前記ローカルカウンタは、前記クラスタの中の前記第1の変調器に接続され、
    前記ローカルカウンタは、事前設定された持続時間中のものであり、前記ローカルカウンタに接続された前記第1の変調器が位置付けられている前記固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立されたリンクのものである通信トラフィックについての統計を収集するように構成され、
    前記光トランシーバが位置付けられている前記クラスタの中のメインコントローラは、前記事前設定された持続時間中のものであり、前記クラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである、前記クラスタの中のn−x個のローカルカウンタによって収集された通信トラフィックにより、前記事前設定された持続時間中に最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクを決定すること、前記クラスタの中のx個の適応的に互いに接続されたトランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有する前記k個の固定リンクに割り当てること、および前記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバにおける各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する前記k個の固定リンクにおける固定リンクに割り当てられた後、前記光ルータを使用することによって、前記固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、前記固定リンクを除くリンクを確立するよう前記適応的に互いに接続された光トランシーバを制御することを行うように特に構成される
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ネットワークオンチップ。
  6. 前記光トランシーバは、適応的に互いに接続された光トランシーバであり、前記光トランシーバにおける前記光送信機は、調整可能なレーザと、第2の変調器とを備える光ネットワークオンチップであって、
    前記調整可能なレーザは、前記光トランシーバ、および前記光トランシーバによって接続された2つのクラスタによりメインコントローラによって波長が決定される光を生成するように構成され、前記光は、前記光トランシーバによって接続された前記2つのクラスタの間の光信号ルーティングのために使用され、前記メインコントローラは、前記光トランシーバが位置付けられている前記クラスタの中にあり、
    適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、
    異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、前記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、
    適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、前記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なり、
    前記第2の変調器は、前記光トランシーバに接続された電気ルータに割り当てられたタイムスタンプの中で、前記電気ルータから受信された電気信号の中で搬送される情報で、前記調整可能なレーザによって生成された前記光を変調するように、かつ前記情報で変調されている光を前記光ルータに送信するように構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ネットワークオンチップ。
  7. 前記光トランシーバにおける前記光受信機は、検出器を備える光ネットワークオンチップであって、
    前記検出器は、前記光ルータから光信号を受信すること、前記受信された光信号を電気信号に変換すること、および前記電気信号を、前記検出器に接続された電気ルータに送信することを行うように構成され、前記検出器に接続された前記電気ルータは、前記検出器を備える前記光トランシーバが位置付けられている前記クラスタの中の電気ルータである
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ネットワークオンチップ。
  8. 前記光ルータは、波長分割マルチプレクサと、波長分割デマルチプレクサと、光スイッチとを備える光ネットワークオンチップであって、
    前記波長分割マルチプレクサは、異なる波長のものであり、かつ光ネットワークオンチップにおける光トランシーバによって送信された光信号を組み合わせて1つのビームにするように、かつ前記ビームを前記光スイッチに送信するように構成され、
    前記波長分割デマルチプレクサは、異なる波長のものであり、かつ前記光スイッチから受信された光信号を、波長により分解するように、かつネットワークオンチップにおけるクラスタに関して、前記クラスタに対応する波長の光信号を、前記クラスタの中の光トランシーバに送信するように構成され、
    前記光スイッチは、波長ベースの光信号ルーティングを完了するように、かつ少なくともx+1個の異なる波長を使用することによって2つの異なるクラスタの間で光信号をルーティングするように構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ネットワークオンチップ。
  9. 光リンク帯域幅を動的に調整するための方法であって、
    クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するステップであって、前記クラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、前記クラスタと、前記クラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、前記クラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、前記クラスタと、前記他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立する、ステップと、
    前記クラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるステップと、
    前記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する前記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、前記光ルータを使用することによって、前記固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、前記固定リンクを除くリンクを確立するよう前記適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するステップであって、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、前記固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつ前記固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、ステップと、
    を含むことを特徴とする前記方法。
  10. クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックの前記決定するステップは、
    クラスタの中のn−x個のローカルカウンタの中のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、前記ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信するステップと、
    前記事前設定された持続時間中のものであり、前記クラスタの中の前記n−x個のローカルカウンタによって収集される前記通信トラフィックにより、前記事前設定された持続時間中のものであり、前記クラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定するステップと、
    を特に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する前記k個の固定リンクの中の固定リンクに割り当てられた後、前記光ルータを使用することによって、前記固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、前記固定リンクを除くリンクを確立するようにする前記適応的に互いに接続された光トランシーバの前記制御するステップは、
    前記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、前記適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する前記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、前記適応的に互いに接続された光トランシーバ、および前記固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける前記調整可能なレーザが、前記決定された波長により光を生成するようにするステップを特に備える方法であって、
    適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、
    異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、前記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、
    適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、前記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 光リンク帯域幅を動的に調整するための装置であって、
    クラスタの中のn−x個の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクの通信トラフィックを決定するように構成された決定モジュールであって、前記クラスタの中の各固定的に互いに接続された光トランシーバは、光ルータを使用することによって、前記クラスタと、前記クラスタを除く他のn−x個のクラスタのうちの1つのクラスタとの間で固定リンクを確立して、光信号を交換し、前記クラスタの中の異なる固定的に互いに接続された光トランシーバが、前記クラスタと、前記他のn−x個のクラスタのうちの異なるクラスタとの間で固定リンクを確立するように構成される、決定モジュールと、
    前記クラスタの中のx個の適応的に互いに接続された光トランシーバを、所定の規則に基づいて最も大量の通信トラフィックを有するk個の固定リンクに割り当てるように構成された割当てモジュールと、
    前記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの各適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する前記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、前記光ルータを使用することによって、前記固定リンクによって接続された2つのクラスタの間で、前記固定リンクを除くリンクを確立するよう前記適応的に互いに接続された光トランシーバを制御するように構成された制御モジュールであって、異なるリンク上で伝送される光信号の間で干渉は全く生じることがなく、kは、正の整数であり、kは、n−xより小さく、固定リンクの通信トラフィックは、前記固定リンクを確立する固定的に互いに接続された光トランシーバによって受信され、かつ前記固定的に互いに接続された光トランシーバが位置付けられたクラスタの中の電気ルータからの電気信号によって搬送される情報量である、制御モジュールと、
    を備えることを特徴とする前記装置。
  13. 前記決定モジュールは、
    クラスタの中のn−x個のローカルカウンタの中のローカルカウンタによって収集される、事前設定された持続時間中のものであり、前記ローカルカウンタに接続された固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを受信すること、および前記事前設定された持続時間中のものであり、前記クラスタの中の前記n−x個のローカルカウンタによって収集される前記通信トラフィックにより、前記事前設定された持続時間中のものであり、前記クラスタの中の固定的に互いに接続された光トランシーバによって確立された固定リンクのものである通信トラフィックを決定することを行うように特に構成される
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記制御モジュールは、
    前記x個の適応的に互いに接続された光トランシーバのうちの適応的に互いに接続された光トランシーバに関して、前記適応的に互いに接続された光トランシーバが、最も大量の通信トラフィックを有する前記k個の固定リンクのうちの固定リンクに割り当てられた後、前記適応的に互いに接続された光トランシーバ、および前記固定リンクによって接続された2つのクラスタにより、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長を決定して、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける前記調整可能なレーザが、前記決定された波長により光を生成するように特に構成され、
    適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの異なるクラスタを接続する場合、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、異なり、
    異なる適応的に互いに接続された光トランシーバが2つの同一のクラスタを接続する場合、前記異なる適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、互いに異なり、
    適応的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタが、固定的に互いに接続された光トランシーバによって接続された2つのクラスタと同一である場合、前記適応的に互いに接続された光トランシーバにおける調整可能なレーザによって生成される光の波長は、前記固定的に互いに接続された光トランシーバにおける固定周波数を有するレーザによって生成される光の波長とは異なる
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
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