JP2017514328A - ワイヤレス通信デバイスにおけるモードおよびモード制御能力の自動切替のための方法、装置、および記憶媒体 - Google Patents

ワイヤレス通信デバイスにおけるモードおよびモード制御能力の自動切替のための方法、装置、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信デバイスが、企業によって定義され得る条件および環境に対応する複数のデバイスとして機能することを可能にする、ワイヤレス通信デバイスの異なるモードまたはペルソナを実施するための方法、システム、およびデバイス。オペレーティング・モードまたはペルソナは、企業によって選択され得るユーザ許可、デバイス機能、イネーブルされた能力、およびユーザ制限を含み得るオペレーティング特性のセットによって定義され得る。複数のモード/ペルソナ間の自動切替は、ワイヤレス通信デバイスのロケーション、近接度、時間、およびコンテキストのうちの何れかに基づくトリガによって制御され得る。モード制御能力の自動切替もまたこのようなトリガによって制御され得、企業が定義したトリガに応答して実施される自動モード/ペルソナをオーバーライドするユーザの能力を企業が制限すること、を可能にする。

Description

関連出願
[0001]本願は、2014年2月19日に出願された「Automatic Switching of Modes and Mode Control Capabilities on a Wireless Communication Device」(ワイヤレス通信デバイスにおけるモードおよびモード制御能力の自動切替)と題され、この全体が本明細書において参照によって組み込まれている米国仮出願番号61/941,674号に対する優先権の利益を主張する。
[0002]セルラおよびワイヤレス通信技術は、過去数年にわたって急激な成長を見せた。この成長は、より優れた通信ハードウェア、より大きなネットワーク、およびより信頼性の高いプロトコルによって刺激された(fueled)。ワイヤレス・サービス・プロバイダは、現在、カスタマに、常に拡大する多様な一連の機能およびサービス(an ever-expanding array of features and services)を提案し、ユーザに、情報、リソース、および通信への先例のない(unprecedented)レベルのアクセスを提供することができる。今日のワイヤレス通信デバイスは、たとえば、カメラ、GPS受信機、MP3プレーヤを含み得る。そして、ウェブ・コンテンツ、データ共有、アプリケーション・ダウンロード、および他の多くの機能へのアクセスを提供し得る。さらに、企業システムおよび/またはイントラネットへ出先からの接続(on-the-go connectivity to enterprise systems and/or intranets)を提供するモバイル・アプリケーションが、単一のワイヤレスデバイスが、一般に制限されていない環境においてユーザによって実施されるパーソナルアプリケーションおよびコンテンツに加えて、各々が異なるセキュリティのレベルを必要とし得る多くのモバイル環境にアクセスすることが可能となり得るような、利用可能性を増大させた。これら環境におけるデータおよびプログラムへのアクセスを分離するために、ワイヤレスデバイスにおいて、異なる「ペルソナ」(personas)またはオペレーティング・モードが実施され得る一方で、異なるペルソナへ切り替える動作は、典型的には、ユーザによってマニュアルでトリガされる。このため、特定のモードによって提供される利点は、単にこのモードから切り替えるユーザの能力によって、または、ユーザが特定の状況またはロケーションのための適切なモードへ切り替えることを忘れることによって、回避され(be circumvented)得る。さらに、いくつかのデバイス設定(settings)は、特定の条件に応答して自動的に変化するように構成され得る一方で、このような設定は典型的にはユーザ・インターフェースの機能(たとえば、ボリューム(volume)、ディスプレイ等)にのみ関連する。
[0003]さまざまな実施形態は、ワイヤレス通信デバイスにおいて複数のモードを自動的に制御するためのシステム、デバイス、および方法を提供する。さまざまな実施形態は、ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することと、ジオフェンス・イベント(a geofence event)の通知を受信することと、示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へワイヤレス通信デバイスのロケーションを適用することにより、第1のオペレーティング・モードを決定することと、第1のオペレーティング・モードに関連付けられた(この用語が本明細書において定義されるような)オペレーティング特性のセットを識別することと、ワイヤレス通信デバイスにおいて、関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、ワイヤレス通信デバイスの動作を第1のオペレーティング・モードへ切り替えることと、を可能にする。いくつかの実施形態の方法およびデバイスでは、受信された信号は、ワイヤレスアイデンティティ送信機がワイヤレス通信デバイスの近接エリア(a proximity area)内にあることを示し、ジオフェンス・イベントは、ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別する。
[0004]さまざまな実施形態はまた、第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられているか否かを決定することであって、ここにおいて、各モード制御能力は、第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を含み得る、決定することと、第1のオペレーティング・モードが少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することと、を可能にする。
[0005]いくつかの実施形態の方法およびデバイスでは、第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性は、ユーザ許可、ユーザ制限、ワイヤレス通信デバイスにおける命じられた(mandated)コンテンツ記憶ロケーション、および、ワイヤレス通信デバイスにおける通信のための命じられたサブスクリプション(subscription)、のうちの少なくとも1つを含み得、第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセット、および、第1のモード制御能力に関連付けられたモード制御能力設定は、企業によって生成され得る。いくつかの実施形態の方法およびデバイスでは、第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別することは、第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性が、ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定することと、第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性がメモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信することと、を含み得る。
[0006]ここに組み込まれ、この明細書の一部を構成している添付図面は、本発明の典型的な実施形態を例示し、上記に与えられた一般的な説明と、以下に与えられる詳細な説明とともに、本発明の機能を説明する役割を果たす。
[0007]図1は、さまざまな実施形態とともに使用するために適切なネットワークの通信システム・ブロック図である。 [0008]図2は、ジオフェンス・イベントによってトリガされる自動モード切替を管理するための実施形態の方法を例示するプロセスフロー図である。 [0009]図3は、近接ビーコンから受信されたブロードキャスト・メッセージによってトリガされる自動モード切替を管理するための実施形態の方法を例示するプロセスフロー図である。 [0010]図4は、例示的な企業に関連付けられ、ワイヤレス通信デバイスによって実施され得る、モードおよびモード制御能力を例示するデータ構造図である。 [0011]図5は、さまざまな実施形態とともに使用するために適切な例示的なワイヤレス通信デバイスのコンポーネント図である。 [0012]図6は、さまざまな実施形態とともに使用するために適切な例示的なサーバのコンポーネント図である。
詳細な説明
[0013]さまざまな実施形態が、添付図面を参照して詳細に記述されるであろう。可能であればどこでも、同じまたは同様の部位を称するために、図面のすべてにわたって同一の参照番号が使用されるであろう。特定の例および実施に対してなされる参照は、例示目的のためであり、本発明または特許請求の範囲の範囲を制限することは意図されていない。
[0014]「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。「典型的」として本明細書に記載されるあらゆる実施は、他の実施よりも好適または有利であると必ずしも解釈される必要はない。
[0015]「ワイヤレスデバイス」および「ワイヤレス通信デバイス」という用語は、セルラ電話、スマートフォン(たとえば、iPhone(登録商標))、ウェブ・パッド、タブレット・コンピューティング・デバイス(「タブレット」)、インターネット対応セルラ電話、WiFi対応電子デバイス、情報携帯端末(PDA)、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・コンピュータ、ショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージ、マルチメディア・メッセージ・サービス(MMS)メッセージおよび/または電子メール(eメール)を送信および受信するコンピュータ、および、ワイヤレストランシーバおよびプログラマブル・プロセッサを含む類似の電子デバイス、のうちの何れか1つまたはすべてを称するために本明細書において置換可能に使用される。しかしながら、「ワイヤレス通信デバイス」および「ワイヤレスデバイス」という用語は、列挙されたデバイスのリストに限定されるべきではない。
[0016]「オペレーティング・モード」という用語は、本明細書では、ワイヤレスデバイスにおいて特定のコンピューティング環境を提供する、設定、コンテンツ、ミドルウェア、ファームウェア、ドライバ、アプリケーション、および/または、ファイル・システムの組合せを称するために使用される。
[0017]参照の容易のために、「企業」という用語は、本明細書において、一般に、ワイヤレス通信デバイスがどのように振る舞うべきかを定義する必要性を有し得る組織、会社(businesses)、公共のおよび民間の施設、軍事および政府のエンティティ、アフィリエーション(affiliations)、クラブ、または他の組織を称するために使用される。企業のいくつかの限定しない例は、会社、学校、病院、軍事基地、政府施設、空港、国定公園、博物館、映画館、ショッピング・モール、大規模なスポーツ・イベント等を含む。
[0018]さまざまな実施形態は、異なるオペレーティング・モードとモード制御能力との間の自動的な切替のための方法、デバイス、およびシステムを提供し、これらは、本明細書では、一般に、組み合わせて、または、個別に「ペルソナ」と称される。このように、複数の企業は、単一のユーザ・デバイスが、いくつかの異なるデバイスとして振る舞い得るような、さまざまな限定およびカスタマイズを設定し得る。特定のトリガは、企業に関連付けられたオペレーティング・モードを備える能力、機能性、許可、および振る舞いからなる特定のセットのみならず、ユーザが異なるモードをマニュアルで選択し得る範囲(extent)を定義する特定のモード制御能力をアクティブ化し(activate)得る。さまざまな実施形態では、特定のトリガは、特定のデバイスへの近接度のみならず、(たとえば、ジオフェンスに関する)ロケーションとの組合せであり得る。さまざまな実施形態では、特定のトリガはさらに、日付、時刻、アプリケーションまたはコンテキスト・ベースの条件、遠隔ソースからのプロンプトの受信、およびそれらの任意の組合せを含み得る。
[0019]スマートフォン、タブレット・コンピュータ、ゲーム・デバイス等を含む現代のワイヤレスデバイスは、それらのユーザに、先例がない程度の接続、アクセス、利便性、および安全性を提供する。スマートフォンおよびタブレット・コンピューティング・デバイスのようなワイヤレスデバイスは、人気を伸ばし続けているので、それらは、現代社会をナビゲートし、互いにインタラクトし、多くの日常のタスクを迅速かつ効率的に達成するための必須の(indispensible)ツールに直ちになりつつある。この結果、多くの機関が、追加の機能を提供し、現在のソリューションを改善し、および/または、ユーザへの利便性を高めるために、モバイル技術を自分たちのシステムへ統合している。たとえば、学校または教室は、生徒に、学科内容へのモバイル・アクセスのみならず、ポータル、文書交換サーバ、および/または、統合学習アプリケーションのような他の機能を提供することによって、教室の授業を補足し得る。別の例において、病院は、通信効率を高め、精度を向上し、および/または、指定された情報を異なるユーザ・グループ(たとえば、医者、患者、保険提供者等)へ提供するために、さまざまなモバイル・ツールおよびプラットフォームを提供し得る。いくつかの機関では、内科医のワイヤレスデバイス上に提供されるアプリケーション・インターフェースが、患者データ(たとえば、センサ読出、実験結果(lab results)等)のモニタリングを可能にし得る。別の例において、会社は、仕事関連のタスク(たとえば、法人の電子メール・アカウント、カレンダ、データベース等へのワイヤレスアクセス)、時間ベースの制約、日付ベースの制約、または遠隔デバイスから受信した信号、のパフォーマンスを促進するために、従業員のワイヤレス通信デバイスに、コンテンツ、データ、およびアプリケーションへのモバイル・アクセスを提供し得る。たとえば、ワイヤレス通信デバイスは、カレンダ・アプリケーションによってスケジュールされた日付ベースの制約アポイントメントに基づいて、モバイル・アクセスを提供され得る。さらなる例では、空港、国定公園、博物館、映画館、ショッピング・モール、および競技場のようないくつかの公共施設は、いくつかのワイヤレスアクセスを制限、または、いくつかのデバイス設定(configurations)を制御(たとえば、デバイスをハッシュ・モードに強制)しながら、情報および/または広告を客へ提供し得る。
[0020]企業は、他の機能性を可能にしながら、それらのそれぞれのリソースへアクセスしているワイヤレスデバイスにさまざまな制限を課すことから利益を得ることができる。このような制限は、いくつか例を挙げると、アクセス・セキュリティ/認可、情報プライバシ、システム負荷、法令順守、およびユーザ経験に対する懸念(concerns)によって駆り立てられ(be driven)得る。
[0021]ワイヤレス通信デバイスに対する制限を課すための既存のソリューションは、異なる企業に対応する異なるモードで動作するようにデバイスを構成することを含む。ここでは、各々のためのデータおよびアプリケーションが、デバイスにおいて分離されている。しかしながら、企業はまた、改善された管理からも利益を得、異なるモードがユーザによってどのようにいつ実施されるのかについて制御し得る。
[0022]さまざまな実施形態は、単一のワイヤレスデバイスにおいて、異なる企業のための自動ペルソナ切替機能、モード制御能力、および、オペレーティング・モード、からなる包括的なセットを実施するためのシステムおよび方法を提供する。ユーザのワイヤレス通信デバイスにおけるセキュア・エンジンは、さまざまなトリガを検出するように、および、ユーザがモード/ペルソナをオーバーライド(override)または変更する能力を制限するためのモード制御能力の自動切替を含むモード/ペルソナの自動切替を実行するように、構成され得る。このような自動切替を実施するために使用され得るさまざまなトリガは、ジオフェンスおよび/または近接ビーコンのワイヤレスデバイスの検出、または、ジオフェンスおよび/または近接ビーコンとのワイヤレスデバイスのインタラクションを含む。他のトリガは、時間制限された設定、アプリケーションベースの条件、遠隔パーティによってリアルタイムで送信された信号、およびこの他を含み得る。さらに、ワイヤレス通信デバイスにおいて、特にカスタマイズされたモードまたはペルソナをトリガするために企業が使用し得る、極めて特定のコンテキストにおける自動的なモード切替を引き起こすために、トリガのさまざまな組合せが使用され得る。
[0023]さまざまな実施形態を実施するために、種々のワイヤレス通信デバイスが使用され得る。例示的なワイヤレス通信デバイスは、タブレット・コンピュータ(たとえば、アップル社のiPad(登録商標)、および、他の製造者によって製造された類似の製品)およびスマートフォンを含み得る。ポータブルで、相当なコンピューティング能力、ほぼ連続的なセルラおよびWiFiネットワーク・アクセス、多くのアプリケーション、および直観的なユーザ・インターフェースを備えて構成されているため、このようなワイヤレス通信デバイスは、教育、ビジネス、および娯楽のリソースへのアクセスを提供するために理想的である。機能性および動作の観点から、これらのワイヤレスデバイスと他のタイプのワイヤレスデバイスとの間の差が、時間と共にさほど顕著ではなくなると予想される。したがって、さまざまな実施形態の説明を簡単にするために、図面および以下の実施形態の説明は、ユーザ・デバイス、ワイヤレス通信デバイス、および/または、ワイヤレスデバイスを、適用可能なすべてのタイプのデバイスの代表として称し得る。この参照は、特許請求の範囲の範囲を限定することは意図されていない。
[0024]さまざまな実施形態は、この例が図1に例示されているような種々の通信システム内で実施され得る。ワイヤレス通信システム100は、インターネット108に接続された1つまたは複数のセルラ塔または基地局106、および、1つまたは複数のサーバ110、112を通してデータ信号103(たとえば、広域ネットワーク(WAN)信号)で通信するように構成されたワイヤレス通信デバイス102のような複数のデバイスを含み得る。ワイヤレス通信デバイス102は、1つまたは複数のデータ信号103で、セルラ塔または基地局106とデータを交換し得、これらは、CDMA、TDMA、GSM(登録商標)、PCS、3G、4G、LTE(登録商標)等またはこの他任意のタイプのセルラ接続であり得る。セルラ塔または基地局106は、ルータと通信し得、それは、インターネット108に接続し得る。このように、セルラ塔または基地局106、および/または、インターネット108への接続によって、データが、ワイヤレス通信デバイス102と(1つまたは複数の)サーバ110、112との間で交換され得る。実施形態では、サーバ110は、ウェブサイトに関連付けられたページおよび他のコンテンツをホストするウェブサーバのようなコンテンツ・サーバであり得る。実施形態では、別のサーバ112は、セルラ塔または基地局106を含むセルラ・ネットワークを介して、ワイヤレス通信デバイス102のさまざまなペルソナを管理する企業によって操作される企業の制御設定サーバであり得る。本明細書に記述されたワイヤレス通信デバイス、モデム、およびサーバの機能が、WANセルラ接続およびモデムを参照して記述され得る一方で、これらの機能は、ワイヤードとワイヤレスとの両方である他のタイプの接続、および、他のタイプのワイヤレス通信デバイス、モデム、およびサーバとともに使用され得る。WANセルラ接続、モデム、およびサーバは、本明細書において単に、さまざまな実施形態の機能を例示するために使用され、いずれにせよ、さまざまな実施形態を限定することは意図されていない。他のタイプのワイヤレス通信デバイス、モデム、およびサーバは、さまざまな実施形態とともに使用され、他のワイヤレス通信デバイス、モデム、およびサーバが、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、さまざまな例において代用され得る。
[0025]実施形態では、ワイヤレス通信デバイスのオペレーティング・モード/モード制御能力を制御することを所望する企業は、時間におけるモード/能力部分のみ、または、特定の状況においてのみ、制御し得る。たとえば、学区(a school district)は、学校ペルソナを単に課したいのみであり得、それは、ワイヤレス通信デバイス102が、学区内の学校のグランドを定義するジオフェンス104内に位置するとき、オペレーティング・モードおよび/またはモード制御能力を含み得る。たとえば、ワイヤレス通信デバイス102は、学校ジオフェンス104内にある間、学校ペルソナに従って動作し、この他すべての時間において、ユーザが定義した(すなわち、制約の無い)ペルソナに従って動作するように構成され得る。したがって、学校ジオフェンス104内へ移動すると、ワイヤレス通信デバイス102は、学校ペルソナと一致しているこの許可機能、ユーザ・インターフェース、アクセス可能なアプリケーション等を変更し得る。このように、学区は、生徒が学校にいる場合、生徒によって使用されるワイヤレス通信デバイス102に制限を課し、機能をイネーブルし(enable)得る。
[0026]さまざまな実施形態では、ワイヤレス通信デバイス102は、多くの技術のうちの何れかを使用して、このロケーション、特にジオフェンス104内のこの位置を決定し得る。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイス102は、全地球測位システム(GPS)受信機を使用してこのロケーションを決定し、ジオフェンス104の境界を調整するために、このロケーションを比較し得る。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイス102は、それらが接続されるセル塔106のセル塔識別子(ID)を、ジオフェンス104に相関付けられたセル塔IDと比較し得る。たとえば、学校ジオフェンス104は、最も近接しているセル塔106のセル塔IDによって定義され得る。
[0027]それに加えて、または、この代わりに、ワイヤレス通信デバイス102は、ワイヤレス近接ビーコン105からの信号を受信することによって、別のロケーションに対するこの位置を決定し得る。いくつかの実施形態では、ワイヤレス近接ビーコン105は、ジオフェンス104を定義する受信範囲を有する信号をブロードキャストし得る。たとえば、ワイヤレス近接ビーコン105は、Bluetooth(登録商標)信号をブロードキャストし得る。Bluetooth信号は、それらが、Bluetooth信号からワイヤレス近接ビーコン105のIDを取得し、このIDを有する信号を受信した時が、ワイヤレス通信デバイスがジオフェンス104内にあることを示すと認識できるようにするアプリケーションを用いて構成される、ワイヤレス通信デバイス102によって受信され得る。いくつかの実施形態では、ワイヤレス近接ビーコンIDを認識し、および/または、このIDを特定のジオフェンス104に相関付けるプロセスは、ワイヤレス通信デバイス102が、このIDを含む観測メッセージ(a sighting message)を、セルラ・データ・ネットワークおよびインターネット108の信号103を介してサーバ110、112へ送信することと、サーバがこのIDを認識することと、サーバが、近接ビーコン、または、関連付けられたオペレーティング・モードおよび/またはモード制御能力を実施する必要性を、ジオフェンスの応答メッセージによってワイヤレス通信デバイスへ通知することと、を含み得る。
[0028]ワイヤレス通信システム100は、インターネット108を介してアクセス可能な企業の制御設定サーバ112のような1つまたは複数の制御設定サーバを含み得る。企業の制御設定サーバ112とワイヤレスネットワークとの間の接続は、インターネット108を介し得るか、または、プライベート・ネットワークを介し得る。あるいは、企業の設定サーバ112は、ワイヤレスネットワークのネットワーク・インフラストラクチャ内のサーバとして実施され得る。制御設定サーバ112は、たとえばインターネット108を介して、企業のコンピューティングシステムへのアクセスを提供するさまざまなインターフェースを含み得る。企業は、自動モード切替およびモード制御能力切替のための設定を生成し、更新し、および/または維持するためにそれらが使用する自身の制御設定サーバ112を有し得る。あるいは、1つまたは複数の制御設定サーバ112は、複数の企業のためのペルソナ切替を管理するように構成された中央サーバであり得る。他の実施形態では、各企業9は、自身の制御設定サーバ112に関連付けられ得る。制御設定サーバ112は、さまざまなオペレーティング・モードまたはペルソナのみならず、異なるモード制御能力を定義する設定をも補う許可、設定、および制御のセットのいくつかまたはすべてを記憶するように構成され得る。それに加えて、制御設定サーバ112は、各企業によって設定されたトリガ条件のいくつかまたはすべてを記憶するように構成され得、これらは、ペルソナ切替エンジンが、自動切替のためのそれぞれのローカル設定を更新できるように、(たとえば、オーバ・ザ・エア更新によって(via over-the-air))定期的にワイヤレス通信デバイス102へ送信され得る。
[0029]ワイヤレス通信デバイス102の各オペレーティング・モードは、限定されないが、企業によって、イネーブル、ディセーブル、制限、および/または、さもなければ制御される(be enabled, disabled, restricted, and/or otherwise controlled)べきデバイス機能を指定するさまざまな許可、設定、制御、コンテンツ、および他の構成を含むオペレーティング特性のセットによって定義され得る。それに加えて、各オペレーティング・モードはまた、どのようにしてワイヤレス通信デバイスがこのアプリケーションおよび関連付けられたデータを分離するのかによって定義され得る。たとえば、個人のオペレーティング・モードにおけるモバイル・アプリケーションは、企業モードにおける何れのアプリケーションのデータにもアクセスできないことがある。さらに、各オペレーティング・モードまたはペルソナは、カメラ、スピーカ、Bluetoothトランシーバ、ディスプレイ、WiFiトランシーバ、セルラ・トランシーバ等のようなデバイスの周辺コンポーネントを使用する能力を制御し得る。参照を容易にするために、オペレーティング・モードによって制御(および、それにより定義)され得る機能性、許可、設定、制限、データ分離、および周辺コンポーネント構成のすべては、本明細書では集合的および一般的に「オペレーティング特性」として称される。
[0030]特定のオペレーティング・モードを実施する結果として制限され得るワイヤレスデバイスの作用(functions)および機能(features)のいくつかの例は、ハードウェアコンポーネント(たとえば、カメラ、GPS受信機、WiFiトランシーバ等)、通常の電話(すなわち、音声通話)、シンプル・メッセージング・サービス(SMS)メッセージング、およびマルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)メッセージングの使用を含む。特定のオペレーティング・モードを実施した結果としてイネーブルされ得るワイヤレスデバイスの作用および機能のいくつかの例は、制限されたデータ・ストレージへのアクセス、企業関連ポータル、オンライン・コラボレーション・ツール(たとえば、join.me(登録商標)、Skype(登録商標)等)、企業特有のコンタクト・リストへのアクセス等を含む。さまざまなオペレーティング・モードにおけるオペレーティング特性の企業制御の別の例は、特定のセルラ・データ・プランの使用を含み得る。いくつかの実施形態では、オペレーティング・モードは、ユーザに利用可能であり得る複数のサービス・プランの中から、特定のサービス・プランを指定する設定を含み得る。たとえば、「ワークプレイス」ペルソナのアクティブ化(activation)は、ユーザのワイヤレス通信デバイスが、ユーザの雇用者によって提供される通信サービス・プランへ切り替わるオペレーティング・モードのアクティブ化を含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザ・デバイスは、特定の通信サービス・プランを、前に(previously)雇用者に関連付けていることがあり得る。代替実施形態では、「ワークプレイス」ペルソナのオペレーティング・モードは、利用可能なプランに対してチェックされるべきサービス・プラン・パラメータを提供し得、このベスト・マッチングが、ワイヤレスデバイス上における使用のために選択され得る。
[0031]いくつかの実施形態では、さまざまなペルソナのいくつかまたはすべてを定義するオペレーティング特性およびモード切替能力が、ワイヤレスデバイスのセキュア・メモリ・ロケーションにローカルに維持され得、それは、適切なトリガに応答してペルソナ切替エンジンによってアクセスされ得る。たとえば、オペレーティング特性および/またはモード切替能力は、先ず、制御設定サーバ112から受信され、ワイヤレスデバイスにおけるメモリ内に記憶され、制御設定サーバ112へプッシュされた通信を介して定期的に更新され得る。それに加えて、または、この代わりに、さまざまなペルソナのいくつかまたはすべてを定義するオペレーティング特性および/またはモード切替能力が、制御設定サーバ内に記憶され、適切な各トリガに応答して、ペルソナ切替エンジンによって要求され得る。いくつかの実施形態では、いくつかのペルソナに関連付けられたモード切替能力、および/または、オペレーティング特性は、ワイヤレス通信デバイスのローカルメモリ内に記憶され得る一方で、他は、制御設定サーバ112内に記憶され得る。実施形態では、一般化されたペルソナ(すなわち、複数の企業によって適用され得るペルソナ)のモード切替能力およびオペレーティング特性は、ローカルに記憶され得る一方で、カスタマイズされたペルソナ(すなわち、特定のシナリオまたはユーザを適合させるために企業によって生成されたペルソナ)のモード切替能力およびオペレーティング特性は、制御設定サーバ112内に記憶され得る。
[0032]実施形態では、一般化された「教育」ペルソナは、多くの異なる企業の何れかによって適用され得るモード切替能力およびオペレーティング・モードを指定し得る。たとえば、「教育」ペルソナへの切替は、インターネット・アクセスおよびセルラ・サービスを、ユーザ・デバイス上に制限させることのみならず、ゲームおよびオーディオ/ビジュアル記録をディセーブルさせ得る。さらに、「教育」ペルソナへの切替は、たとえば、教室学習における支援を行い得、および、ユーザが、「教育」ペルソナからマニュアルで切り替えることを阻止し得るもののように、デバイス上において、ある機能および/またはアプリケーションをイネーブルし得る。別の実施形態では、カスタマイズされた「数学101」ペルソナは、企業によって提案された特定の数学101コースに適用されるように設計されたモード切替能力およびオペレーティング・モードを指定し得る。たとえば、「数学101」ペルソナへの切替は、ユーザ・デバイスにおけるインターネット・アクセスを、特定のポータルまたはウェブ・ページのみに制限させ得、(たとえば、授業中に、電子メールを介して先生またはアシスタントへ質問を送るように)ある非破壊形式(certain non-disruptive forms)のみが、限定された受信者のセットのみと通信するために使用され得るように、通信サービスを制限させ得る。さらに、「数学101」ペルソナへの切り替えは、企業によって提案されている数学101コースに特有のコンテンツおよび/またはツールをアクティブ化し得る。いくつかの実施形態では、カスタマイズされたペルソナは、一般的なペルソナのサブ・モードとして実施され得る。
[0033]さまざまな実施形態では、ペルソナ切替エンジンは、オペレーティング・システムの下のセキュア・ソフトウェア・レイヤとして実施され得る。ワイヤレス通信デバイスのプロセッサ上で動作し、ペルソナ切替エンジンは、オペレーティング・システムに、さまざまなトリガの何れかとのインタラクションに基づいて、別のオペレーティング・モードおよび/またはモード制御能力へ切り替えさせ得る。このようなトリガを実施するために多くの技法およびシステムが使用され得る。この例は、限定されないが、近接ビーコンおよびジオフェンスを含む。
[0034]実施形態システムでは、企業が決定したロケーションへのユーザの近接が、このロケーションに関連付けられた近接ビーコンからの信号の受信によって認識され得る。一般に、(「ワイヤレスアイデンティティ送信機」とも呼ばれる)近接ビーコンは、ユニークでセキュアな識別コードを含むメッセージを、Bluetooth(登録商標)低エネルギ(LE)トランシーバのような短距離ワイヤレス無線を介してブロードキャストするように構成され得る。識別ブロードキャスト・パケット(「ブロードキャスト・メッセージ」)は、ユーザに関連付けられた物理的に近似の近接ブロードキャスト受信機(physically proximate proximity broadcast receivers)によって受信され得る。たとえば、このような機能性は、特定のイベント検出アプリケーション(すなわち、「近接ブロードキャスト受信機アプリケーション」)を用いて構成されたワイヤレス通信デバイスにおいて実施され得る。近接ビーコンからのブロードキャスト・メッセージは、たとえば0〜25フィート以内のような受信範囲内の近接ブロードキャスト受信機によって受信され得る。
[0035]他の実施形態システムでは、ユーザのロケーションは、ジオフェンスに関連付けられた信号の受信によって認識され得る。本明細書で使用されるように、「ジオフェンス」という用語は、ロケーション、エリア、または境界を定義する地理的な座標のセットを称し得、それは、満足されているとき、いくつかの関連付けられた機能性(たとえば、この場所におけるユーザの存在を記録すること、情報をプッシュすること、アラートを送信すること、動作(action)またはアプリケーションをトリガすること等)を開始する。さまざまな実施形態では、ジオフェンスは、座標間の複雑な多角形または線から構成され得る。したがって、「ジオフェンス」という用語は、境界線、中心点および半径、ベクトル空間、および/または、2Dまたは3Dのエリアまたは境界線を定義するためのこの他任意のデータ構造を定義する1つまたは複数の点または座標のセットを称し得る。いくつかの実施形態では、ジオフェンスは、緯度、経度、および高度の値によって定義される点によって指定され得る一方で、他の実施形態では、これら点は、通りのアドレス(a street address)、車道の交差点等によって定義され得る。
[0036]ジオフェンス境界およびサービスは、ジオフェンス・サーバによって提供され、維持され、または定義され得る。この例は、QUALCOMM社によってサポートされているGimbal(登録商標)サーバである。さまざまな実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、たとえば、近くの企業に関連付けられたジオフェンスの地理的特性/ロケーションを受信するために、ジオフェンス・サーバと通信する特定のイベント検出アプリケーション(すなわち、「ジオフェンス対応アプリケーション」)を実行するように構成され得る。ワイヤレス通信デバイス上で実行している間、ジオフェンス対応アプリケーションは、たとえば、デバイスのGPS受信機、Wi−Fi(たとえば、事前にマップされたWi−Fiアクセス・ポイントロケーション)および/またはセルラ接続(たとえば、事前にマップされたセルラ塔ロケーション)によって、このロケーションを連続的に決定し得る。さまざまな実施形態では、ジオフェンス対応アプリケーションは、ジオフェンス・イベントが発生した(たとえば、ジオフェンス・エリアに入ったか、ジオフェンス・エリアを出たか等)か否かを決定するために、ワイヤレス通信デバイスのロケーションを、既知のジオフェンスのロケーションと比較し得る。
[0037]ジオフェンス・イベント情報は、ワイヤレス通信デバイスのペルソナ切替エンジンへ渡され得る。いくつかの実施形態では、ジオフェンス・イベント情報はまた、更新されたジオフェンス情報(すなわち、ワイヤレス通信デバイスの更新されたロケーションの近傍のジオフェンスのロケーション)を求める要求とともに、ジオフェンス・サーバへ送信され得る。他の実施形態では、ジオフェンス・サーバは、さまざまなワイヤレス通信デバイスにおいて動作しているジオフェンス対応アプリケーションのための情報を自動的に更新するように構成され得る。
[0038]図2は、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサが、セキュアなペルソナ切替エンジンを実行することによって実施され得る実施形態方法200を例示する。ブロック202では、少なくとも1つのトリガ・イベントの通知が、少なくとも1つの対応するイベント検出アプリケーションから受信され得る。いくつかの実施形態では、少なくとも1つのトリガ・イベントは、ジオフェンス・イベントおよび近接ブロードキャスト・メッセージのうちの何れかまたは両方であり得る。そして、少なくとも1つの対応するイベント検出アプリケーションは、ジオフェンス対応アプリケーションおよび近接ブロードキャスト受信機アプリケーションのうちの1つまたは両方であり得る。実施形態では、少なくとも1つの通知は、イベントのタイプ、地理的ロケーション、近接ビーコンの識別情報、および/または、対応するジオフェンスまたは近接ビーコンに関連付けられた企業識別子を含む少なくとも1つのトリガ・イベントに関する情報を含み得る。たとえば、第1のイベント通知は、ジオフェンスが越えられたこと、および、ワイヤレス通信デバイスが特定のアドレスおよび/または特定の識別された学校におけるジオフェンス・エリアに入ったことを、規定し得る。第2のイベント通知は、それに加えて、または、この代わりに、ワイヤレス通信デバイスが、特定の部屋または他の空間におけるビーコンのある近接内にあることを規定し得る。
[0039]決定ブロック204では、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、少なくとも1つの受信された通知によって示されたトリガ・イベント、または、複数のトリガ・イベントの組合せが、自動モード切替(すなわち、新たなオペレーティング・モードへの切替)に関連付けられているか否かを決定し得る。トリガ・イベント/複数のイベントの組合せが、自動モード切替に関連付けられていないと決定すること(すなわち、決定ブロック204=「No」)に応答して、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロック205において、現在のオペレーティング・モードを維持し、トリガ・イベントを無視し得る。トリガ・イベント/複数のイベントの組合せが、自動モード切替に関連付けられていると決定すること(すなわち、決定ブロック204=「Yes」)に応答して、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロック206において、対応する新たなオペレーティング・モードを識別し得る。いくつかの実施形態では、対応する新たなオペレーティング・モードを識別することは、ローカル・データベース、または、ワイヤレス通信デバイスにおけるセキュアなストレージ内に維持された他のデータ構造にアクセスすることによって実行され得る。他の実施形態では、識別された新たなオペレーティング・モードは、中央制御設定サーバのようなサーバに問い合わせることによって識別され得る。
[0040]決定ブロック208では、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、識別された新たなオペレーティング・モードを補うオペレーティング特性のセットが、ワイヤレス通信デバイスにおいて利用可能であるか否かを決定し得る。識別された新たなオペレーティング・モードを補うオペレーティング特性のセットが、利用可能ではないと決定すること(すなわち、決定ブロック208=「No」)に応答して、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロック210において、このような情報を求める要求を、中央設定サーバへ送信し得、中央設定サーバは、識別されたオペレーティング・モードのオペレーティング特性に関する情報を返すことによって応答し得る。識別されたオペレーティング・モードを補うオペレーティング特性のセットが、利用可能であると決定すること(すなわち、決定ブロック208=「Yes」)に応答して、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロック212において、ワイヤレス通信デバイスの識別された新たなオペレーティング・モードを実施することによって、自動切替を促し得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ上で実行するオペレーティング・システムは、新たなオペレーティング・モードへの切替を実施し得る一方で、他の実施形態では、プロセッサは、オペレーティング・システムを含むことなく、新たなオペレーティング・モードへの切替を実施し得る。
[0041]ブロック214において、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、モード制御能力が自動的に切り替えられるべきであるか否かを決定し得る。たとえば、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、モード制御能力設定を識別するために、ローカル・データベースまたは他の構造へアクセスし得、これは、ユーザが、新たなオペレーティング・モードをマニュアルでオーバーライドする(すなわち、新たなオペレーティング・モードから切り替える)能力を有するべきであるか否かを命令し得る。さまざまな実施形態では、モード制御能力の初期デフォルト設定は、このようなオーバーライドを可能にし得る。いくつかの実施形態では、実施された新たなオペレーティング・モードは、特定のモード制御能力設定に関連付けられ得、これは、ローカル・データベースまたは他のデータ構造から取得されると、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサによって自動的に実施され得る。他の実施形態では、複数のモード制御能力設定が、新たなオペレーティング・モードに関連付けられ、自動的な切替決定が、追加の基準に基づいて実行され得る。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイスはまた、ワイヤレス通信デバイスにおいて実施された現在のモード制御能力設定を、モード制御能力が自動的に切り替えられるべきであるか否かの決定の一部として識別されたモード制御能力設定と比較し得る。
[0042]モード制御能力が切り替えられる必要はないと決定すること(すなわち、決定ブロック214=「No」)に応答して、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロック216において、現在のモード制御能力設定を維持し得る。モード制御能力が新たなモード制御能力設定に切り替えられる必要があると決定すること(すなわち、決定ブロック214=「Yes」)に応答して、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロック218において、新たなモード制御能力設定を実施し得る。
[0043]図3は、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサが、ワイヤレス通信デバイスにおいてセキュアなペルソナ切替エンジンを実行することによって実施され得る別の実施形態方法300を例示する。ブロック301において、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ワイヤレス通信デバイスの近接ブロードキャスト受信機アプリケーションが、決定ブロック302において、ブロードキャスト・メッセージを受信したか否かを決定するために、モニタリング・モードにおいて連続的に動作し得る。ワイヤレス通信デバイスの近接ブロードキャスト受信機が、ブロードキャスト・メッセージを受信していないと決定すること(すなわち、決定ブロック302=「No」)に応答して、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、決定ブロック302、およびブロック301における連続モニタリング状態に戻り得る。近接ブロードキャスト受信機アプリケーションが、ブロードキャスト・メッセージを受信したと決定すること(すなわち、決定ブロック302=「Yes」)に応答して、ブロック304において、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロードキャスト・メッセージのソースとして役立つ近接ビーコンを識別し得る。いくつかの実施形態では、近接ビーコンから受信された信号は、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサが、近接ビーコン・ソースを識別することを可能にするために十分な情報を提供し得る。他の実施形態では、近接ブロードキャスト受信機は、受信したブロードキャスト信号を、他の情報(たとえば、タイムスタンプ・データ、近接情報等)とともに観測メッセージの形式で中央サーバへ中継し得、それは、近接ビーコンの識別情報を、ワイヤレス通信デバイスへ返すために使用され得る。
[0044]決定ブロック306では、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、識別された近接ビーコンが、自動モード切替(すなわち、新たなペルソナ)に関連付けられているか否かを決定し得る。識別された近接ビーコンが、自動モード切替に関連付けられていないと決定すること(すなわち、決定ブロック306=「No」)に応答して、ブロック308において、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、現在のペルソナを維持し、受信されたブロードキャストを無視し得る。識別された近接ビーコンが、自動モード切替に関連付けられていると決定すること(すなわち、決定ブロック306=「Yes」)に応答して、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロック310において、対応する新たなペルソナ(すなわち、対応するオペレーティング・モードおよび/または制御能力)を識別し得る。いくつかの実施形態では、対応する新たなペルソナを識別することは、ワイヤレス通信デバイス上のセキュアなストレージ内に維持されたローカル・データベースまたは他のデータ構造へアクセスすることによって実行され得る。他の実施形態では、識別された新たなペルソナは、中央制御設定サーバのようなサーバに問い合わせことによって識別され得る。
[0045]さまざまな実施形態では、限定されないが、近接センサが使用されるものを含む、識別された新たなペルソナは、別の、より広いペルソナのサブ・モードであり得る。たとえば、より広いペルソナの特定のサブ・モードは、指定された能力を、より広いペルソナを実施した、いくつかの、すべてではないユーザへ提供するコンテンツを含み得る。決定ブロック312では、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、識別された新たなペルソナが、より広いペルソナのサブ・モードであるか否かを決定し得る。識別された新たなペルソナが、より広いペルソナのサブ・モードであると決定すること(すなわち、決定ブロック312=「Yes」)に応答して、ブロック314では、ワイヤレス通信デバイスがサブ・モードに入ることができることを確認するために、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、中央制御設定サーバへメッセージを送信し得る。たとえば、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ワイヤレス通信デバイスが(たとえば、特定の教室/学校のコース、授業出席リストのチェック、ホームワーク割当が提出されていたか否か等に関連付けられたサブ・モードのための)サブ・モードを実施するために評価される必要のあるさらなる登録または許可が存在しないことを保証するためのチェックを行い得る。ブロック316では、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、ブロック310において識別された新たなペルソナへ自動モード切替を促すことによってサブ・モードを実施し得る。このような自動切替は、サブ・モードのオペレーティング・モード特性を識別すること、および/または、サブ・モードまたはより広いペルソナに関連付けられたこの他さまざまなセキュリティまたは検証チェックを実行すること、を含み得る。
[0046]識別された新たなペルソナが、より広いペルソナのサブ・モードではないと決定すること(すなわち、決定ブロック312=「No」)に応答して、ブロック318では、ワイヤレス通信デバイス・プロセッサは、図2を参照して上述された方法200におけるブロック206および/または決定ブロック214において識別された新たなオペレーティング・モードおよび/またはモード切替能力を実施し得る。いくつかの実施形態では、識別された新たなペルソナを実施することは、図2を参照して上述したように、方法200における決定ブロック208に戻ることによって新たなオペレーティング・モードを実施することを含み得る。いくつかの実施形態では、識別された新たなペルソナを実施することは、それに加えて、または、この代わりに、図2を参照して上述したように方法200における決定ブロック214に戻ることによって新たなモード制御能力を実施することを含み得る。
[0047]他のさまざまな実施形態は、複雑な制限および企業特有のケースを生成するために、ペルソナの自動的な切替のために異なるトリガ、モード、および条件を適用し得る。さまざまな実施形態は、モード切替のためのジオフェンスおよび近接ベースのトリガに限定されないことがある。むしろ、企業によって高度にカスタマイズされ得るペルソナへの自動切替を引き起こすために、任意の数のトリガ・イベントが、他のトリガ・イベントとともに使用され得るか、および/または、他のトリガ・イベントと結合され得る。このようなトリガ・イベントの例は、日付および時間(たとえば、時刻および/またはタイム・スパン)ベースのトリガ・イベントを含み得る。例示的な実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、日付および/または時間ベースのトリガ・イベントを検出し得、これは、特定の対応するオペレーティング・モードおよび/またはモード制御能力を識別するために、ジオフェンス・イベントおよび受信した近接ブロードキャスト・メッセージと組み合わせて使用され得る。別の例示的な実施形態では、日付および/または時間ベースのトリガ・イベントは、ワイヤレスデバイスにおいて既に実施され得る、(たとえば、学校が学期中である場合、一定のワーク時間中、ある時刻/曜日等に生じるワークイベントまたは学校行事等のための)より広いペルソナの特定のサブ・モードを識別し得る。
[0048]別のタイプのトリガ・イベントは、自動モード切替を促すことを許可されたサード・パーティ・デバイスからの通知を受信することによってトリガされるリアル・タイム・アラートであり得る。たとえば、救急医療士(EMT)モードまたはペルソナは、EMTユーザを事故現場へ向けるメッセージによってトリガされ得る。
[0049]別のタイプのトリガ・イベントは、アプリケーションベースのトリガであり得、これは、ワイヤレス通信デバイスにおけるアプリケーションにおいて、または、このアプリケーションから、アラートを受信すると、特定のモードまたはペルソナを自動的に開始し得る。たとえば、カレンダ・アプリケーションにおけるアラート、および/または、特定の電子メール・クライアントを通して受信した電子メールは、オペレーティング・モード、サブ・モード、および/または、モード制御能力の切替を含む、自動モード切替のためのトリガを提供し得る。たとえば、カレンダ・アプリケーションによってスケジュールされたアポイントメントは、自動モード切替のためのトリガを提供し得る。自動モード切替のためのトリガのためのさらなる例は、時間ベースの制約、日付ベースの制約、および遠隔デバイスから受信した信号を含み得る。
[0050]さまざまな実施形態において企業によって使用され得るペルソナとトリガのいくつかの組合せが、図4に例示され、それは、代表的な企業400を図示する。代表的な企業400(「企業1」)のためのデータは、2つの異なるオペレーティング・モード402a、402bを補う(make up)トリガ・イベントおよびオペレーティング・モード特性を含み得る。さらに、オペレーティング・モード402a、402bと、さまざまなモード制御能力設定404との間の関係が提供され得る。例示的な実施形態では、企業1に関連付けられたオペレーティング・モードのうちの1つは、学校モード402aであり得る。このためのデータは、学校モード402aに関連付けられたさまざまなトリガ・イベント、複数のトリガ・イベントの組合せ、および、オペレーティング特性のセット、を定義する1つまたは複数のデータ構造で提供され得る。たとえば、デバイスに学校モード402aを実施させるであろう複数のトリガ・イベントの組合せは、企業1に現在位置している近接ビーコンの識別子(ID)のみならず、学校グランドを包囲するジオフェンスのIDであり得る。デバイスに学校モード402aを実施させるであろう個別のトリガ・イベントは、ホームワークが、先生とのアポイントメントによることを示すカレンダ入力であり得る。
[0051]学校モード402aを定義するオペレーティング特性のセットは、トリガ・イベントと同じデータ構造内に含まれ得るか、または、個別に提供され得る。このようなオペレーティング特性のセットは、学校電子メールクライアントまたはアカウントをイネーブルしながら、ソーシャル・メディア・アプリおよびゲームをディセーブルするようにオペレーティング・システムを促すデータ・フィールドまたはフラグを含み得る。学校モード402aの一部であり得る別のオペレーティング特性は、特定のセルラ・データ・ネットワーク・サービスのように、使用されるべき特定のワイヤレスアクセス・アカウントのための情報をプロビジョンすること(provisioning)を識別するか、または含んでいる。
[0052]例示的な実施形態では、企業1に関連付けられた別のオペレーティング・モードは、テスト・モード402bであり得る。このためのデータは、テスト・モード402bに関連付けられたさまざまなトリガ・イベント、複数のトリガ・イベントの組合せ、および、オペレーティング特性のセット、を定義する1つまたは複数のデータ構造で提供され得る。たとえば、デバイスにテスト・モード402aを実施させるであろう複数のトリガ・イベントの組合せは、企業1においておよび/または特定の教室内に現在位置している少なくとも1つの近接ビーコンの識別子(ID)、学校のいくつかまたはすべてを包囲するジオフェンスのID、および特定の日付/時間条件であり得る。(たとえば、インターネットおよびセルラ・ネットワーク・アクセスをディセーブルすること、ローカル・メモリ・アクセスをディセーブルすること、および、ユーザ・インターフェースにおけるカウントダウン・タイマおよび計算機をイネーブルすることのような)オペレーティング特性のセットは、テスト・モード402bを定義する。
[0053]図4はまた、さまざまなモード制御能力設定412を実施する(すなわち、オペレーティング・モードの選択を制御するようにユーザの能力をイネーブル、ディセーブル、または制限する)ように機能するモード制御モジュール410とともに構成され得るワイヤレス通信デバイスを例示する。たとえば、ユーザのワイヤレス通信デバイスが、特定のジオフェンスIDに関連付けられたロケーションまたはエリア内にあるとき、特定のオペレーティング・モードの実施を制御するためのユーザの能力がディセーブルされ得る。それゆえ、現在実施されている、または、ジオフェンス・エリアに入ると自動的に切り替えられるオペレーティング・モードは、ユーザによるオーバーライドまたは変化に依存しない(is not subject to override or changing)。したがって、企業1は、オペレーティング・モード402a、402bと、モード制御能力設定412との組合せに基づいて、さまざまなペルソナ・オプションを有し得る。
[0054]さまざまな実施形態は、種々のワイヤレス通信デバイスの何れかにおいて実施され得、この例は図5に例示される。たとえば、ワイヤレス通信デバイス500は、内部メモリ504、506に結合されたプロセッサ502を含み得る。内部メモリ504、506は、揮発性または不揮発性のメモリであり得、また、セキュアなおよび/または暗号化されたメモリ、または、非セキュアなおよび/または暗号化されていないメモリ、またはこれらの任意の組合せでもあり得る。プロセッサ502はまた、抵抗性感知タッチスクリーン、容量性感知タッチスクリーン、赤外線感知タッチスクリーン等のようなタッチ・スクリーン・ディスプレイ512にも結合され得る。それに加えて、ワイヤレス通信デバイス500のディスプレイは、タッチスクリーン能力を有する必要はない。
[0055]ワイヤレス通信デバイス500は、互いに結合され、および/または、プロセッサ502と、ワイヤレス信号を送信および受信するための1つまたは複数の無線周波数(RF)トランシーバ508(たとえば、Peanut(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、Wi−Fi、RF無線)およびアンテナ510を有し得る。ワイヤレス通信デバイス500は、プロセッサを含むワイヤレスモデムまたはモデム・チップ516のようなセルラ・ネットワーク・インターフェースを含み得る。モデムまたはモデム・チップ516は、セルラ・データ・ネットワーク(たとえば、CDMA、TDMA、GSM、PCS、3G、4G、LTE、または他の任意のタイプのセルラ・データ・ネットワーク)のような広域ネットワークを介した通信を可能にし、プロセッサ502に結合され得る。別の実施形態では、モデムまたはモデム・チップ516は、コンテンツへのアクセスを制御する際にモデムまたはモデム・チップ516をサポートするプロセッサおよび/またはメモリを含むオプションのコンポーネント517へ結合され得る。モデムまたはモデム・チップ516およびオプションのコンポーネント517は、完全に分離したハードウェアの断片であり得るか、または、同じチップ上のハードウェアコンポーネントであり得る。
[0056]ワイヤレス通信デバイス500は、プロセッサ502に結合された周辺デバイス接続インターフェース518を含み得る。周辺デバイス接続インターフェース518は、1つのタイプの接続を受け取るように単数で構成され得るか、または、USB、Fire Wire、Thunderbolt、またはPCIeのような共有または専用の、さまざまなタイプの物理的および通信接続を受け取るように複数で構成され得る。周辺デバイス接続インターフェース518はまた、同様に構成された周辺デバイス接続ポートにも結合され得る。ワイヤレス通信デバイス500はまた、オーディオ出力を提供するためのスピーカ514を含み得る。ワイヤレス通信デバイス500はまた、本明細書にて議論されたコンポーネントのすべてまたはいくつかを含むための、プラスチック、金属、または、材料の組合せからなるハウジング520を含み得る。ワイヤレス通信デバイス500は、使い捨てまたは再充電可能なバッテリのように、プロセッサ502に結合された電源522を含み得る。再充電可能なバッテリはまた、ワイヤレス通信デバイス500の外部のソースから充電電流を受け取るための周辺デバイス接続ポートに結合され得る。
[0057]さまざまな実施形態は、図6に例示されたサーバ600のようなさまざまな市販の利用可能なサーバ・デバイスの何れかにおいても実施され得る。このようなサーバ600は、一般に、揮発性メモリ602に結合されたプロセッサ601と、たとえば、ディスク・ドライブ603のような大容量不揮発性メモリとを含む。サーバ600はまた、プロセッサ601に結合されたフロッピー(登録商標)ディスク・ドライブ、コンパクト・ディスク(CD)またはDVDディスク・ドライブ604を含み得る。サーバ600はまた、他のブロードキャスト・システム・コンピュータおよびサーバに結合されたローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、公衆交換電話網、および/または、セルラ・データ・ネットワーク(たとえばCDMA、TDMA、GSM、PCS、3G、4G、LTE、または他の任意のタイプのセルラ・データ・ネットワーク)のようなネットワーク607とのネットワーク・インターフェース接続を確立するためのプロセッサ601に結合されたネットワーク・アクセス・ポート606をも含み得る。
[0058]プロセッサ502、601、モデムまたはモデム・チップ516、およびオプションのコンポーネント517は、任意のプログラマブル・マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または、マルチ・プロセッサ・チップまたはチップであり得る。これらは、前に記述されたさまざまな実施形態の機能を含むさまざまな機能を実行するためのソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成され得る。いくつかのデバイスでは、1つのプロセッサが、ワイヤレス通信機能に特化され、1つのプロセッサが、他のアプリケーションを実行することに特化されたような、複数のプロセッサが提供され得る。一般に、ソフトウェア・アプリケーションは、それらがアクセスされ、プロセッサ502、601、モデムまたはモデム・チップ516、およびオプションのコンポーネント517内にロードされる前に、内部メモリ内に記憶され得る。プロセッサ502、601、モデムまたはモデム・チップ516、およびオプションのコンポーネント517は、アプリケーション・ソフトウェア命令を記憶するのに十分な内部メモリを含み得る。多くのデバイスにおいて、内部メモリは、たとえばフラッシュ・メモリのような不揮発性メモリまたは揮発性メモリ、またはこれらの組合せであり得る。この記述のために、メモリへの一般的な言及は、プロセッサ502、601と、モデムまたはモデム・チップ516と、ワイヤレス通信デバイス内にプラグされた内部メモリまたはリムーバブル・メモリ、プロセッサ502、601、モデムまたはモデム・チップ516、およびオプションのコンポーネント517自身の内部のメモリを含むオプションのコンポーネント517とによってアクセス可能なメモリを称する。
[0059]前述した方法の記述およびプロセスフロー図は、単に、例示的な例として提供されており、これらさまざまな実施形態のステップが、示された順で実行されねばならないことを必要とすることも、強要することも意図されていない。当業者によって理解されるであろうが、前述した実施形態におけるステップの順序は、任意の順序で実行され得る。「この後」、「そして」、「次に」等のような用語は、これらステップの順序を限定することは意図されておらず、これらの単語は単に、これら方法の記述によって、読者を案内するために使用される。さらに、たとえば、「a」、「an」、または「the」といった冠詞を用いた、単数形の特許請求の範囲の要素への参照は、その要素を単数形に限定するものとして解釈されるべきではない。
[0060]本明細書に開示された実施形態に関連して記述された、例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら両方の組合せとして実施され得る。ハードウェアとソフトウェアとのこの相互置換性を明確に例示するために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に前に記述された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実施されるか否かは、特定のアプリケーション、およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変化する方式で上述した機能を実施し得るが、この実施判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
[0061]本明細書に開示された態様に関連して記述された例示的なさまざまなロジック、論理ブロック、モジュール、および回路を実施するために使用されるハードウェアは、本明細書に記載された機能を実行するように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)またはこの他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェアコンポーネント、または、これら任意の組合せを用いて実施または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代わりに、汎用プロセッサは、任意の従来式のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステート・マシンであり得る。プロセッサはまた、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せや、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携された1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または、この他任意のこのような構成のような、複数のコンピューティング・デバイスの組合せとして実施され得る。あるいは、いくつかのステップまたは方法は、所与の機能に特有の回路によって実行され得る。
[0062]1つまたは複数の典型的な態様では、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組合せで実施され得る。ソフトウェアで実施される場合、これら機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体または非一時的なプロセッサ読取可能な媒体上に記憶され得る。本明細書において開示された方法またはアルゴリズムのステップは、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体またはプロセッサ読取可能な記憶媒体上に存在し得るプロセッサ実行可能なソフトウェア・モジュールにおいて具体化され得る。非一時的なコンピュータ読取可能またはプロセッサ読取可能な記憶媒体は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされ得る任意の記憶媒体であり得る。例として、限定ではなく、このような非一時的なコンピュータ読取可能な、または、プロセッサ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、FLASHメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、または、所望されるプログラム・コードを、命令およびデータ構造の形式で記憶するために使用され、かつ、コンピュータによってアクセスされ得るこの他任意の媒体を含み得る。本明細書で使用されるように、diskおよびdiscは、コンパクト・ディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク、およびblu−ray(登録商標)ディスクを含み、通常、diskは、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せもまた、非一時的なコンピュータ読取可能な、および、プロセッサ読取可能な媒体の範囲内に含まれる。それに加えて、方法またはアルゴリズムの動作は、非一時的なプロセッサ読取可能な媒体および/またはコンピュータ読取可能な媒体における命令および/またはコードの1つまたは任意の組合せまたはセットとして存在し得、それはコンピュータ・プログラム製品内に組み込まれ得る。
[0063]開示された実施形態の前述した記述は、当業者が、本発明の製造または使用を可能にするように提供される。これら実施形態に対するさまざまな修正が、当業者に容易に明らかになるであろう。そして、本明細書で定義された一般的な原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。従って、本発明は、本明細書で図示された実施形態に限定されることは意図されていないが、以下の特許請求の範囲、および、本明細書に開示された原理および新規な機能に一致した最も広い範囲に相当するべきである。
[0063]開示された実施形態の前述した記述は、当業者が、本発明の製造または使用を可能にするように提供される。従って、本発明は、本明細書で図示された実施形態に限定されることは意図されていないが、以下の特許請求の範囲、および、本明細書に開示された原理および新規な機能に一致した最も広い範囲に相当するべきである。
以下に本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信デバイスにおいて複数のモードを自動的に制御するための方法であって、
ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することと、ここにおいて、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することは、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記ワイヤレス通信デバイスの定義された近接内にあることを示し、
前記ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別するジオフェンス・イベントの通知を受信することと、
前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へ前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションを適用することによって、第1のオペレーティング・モードを決定することと、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにおいて、前記関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることと、
を備える、方法。
[C2]
前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることは、
前記ワイヤレス通信デバイスの現在のオペレーティング・モードに少なくとも部分的に基づいて、前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられているか否かを決定することと、
前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられていると決定することに応答して、前記ワイヤレス通信デバイスの前記現在のオペレーティング・モードを維持することと、
を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられているか否かを決定することと、ここにおいて、各モード制御能力は、前記第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を備え、
前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することは、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記少なくとも1つのモード制御能力を識別することと、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えているか否かを決定することと、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えていると決定することに応答して、前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機と前記ワイヤレス通信デバイスの少なくとも前記ロケーションに基づいて、第1のモード制御能力を識別することと、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、複数のモード制御能力を備えていないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力を、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記1つのモード制御能力として識別することと、
を備える、C3に記載の方法。
[C5]
新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することはさらに、
前記識別された第1のモード制御能力を、前記ワイヤレス通信デバイスにおいて現在実施されているモード制御能力設定と比較することと、
前記識別された第1のモード制御能力が、前記現在実施されているモード制御能力設定に対応していないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力へ切り替えることと、
を備える、C4に記載の方法。
[C6]
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性は、ユーザ許可、ユーザ制限、前記ワイヤレス通信デバイスにおける命じられたコンテンツ記憶ロケーション、および、前記ワイヤレス通信デバイスにおける通信のための命じられたサブスクリプションのうちの少なくとも1つを備え、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセット、および、前記第1のモード制御能力に関連付けられたモード制御能力設定は、企業によって生成される、C5に記載の方法。
[C7]
前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することはさらに、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機に関連付けられた少なくとも1つのコンテキストを示し、ここにおいて、前記少なくとも1つのコンテキストは、第2のロケーションを前記ワイヤレスアイデンティティ送信機へ適用することが、第2のオペレーティング・モードを決定するような、少なくとも1つの前記第2のロケーションに適用可能である、C1に記載の方法。
[C8]
前記第2のオペレーティング・モードは、前記第1のオペレーティング・モードのサブ・モードを備える、C7に記載の方法。
[C9]
カレンダ・アプリケーションによってスケジュールされたアポイントメント、時間ベースの制約、日付ベースの制約、および遠隔デバイスから受信した信号、からなるグループから選択されたアポイントメント追加トリガ・イベントの通知を受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機および前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションへ前記追加トリガ・イベントを適用することによって、前記第1のオペレーティング・モードの第2のオペレーティング・モードを決定すること
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを識別することは、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、前記ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定することと、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、メモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信することと、
を備える、C1に記載の方法。
[C12]
ワイヤレス通信デバイスであって、
無線周波数トランシーバと、
前記無線周波数トランシーバに結合され、
ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することと、ここにおいて、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することは、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記ワイヤレス通信デバイスの定義された近接内にあることを示し、
前記ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別するジオフェンス・イベントの通知を受信することと、
前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へ前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションを適用することによって、第1のオペレーティング・モードを決定することと、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにおいて、前記関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることと、
を備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令で構成されたプロセッサと、
を備える、ワイヤレス通信デバイス。
[C13]
前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることが、
前記ワイヤレス通信デバイスの現在のオペレーティング・モードに少なくとも部分的に基づいて、前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられているか否かを決定することと、
前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられていると決定することに応答して、前記ワイヤレス通信デバイスの前記現在のオペレーティング・モードを維持することと、
を備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、C12に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C14]
前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられているか否かを決定することと、ここにおいて、各モード制御能力は、前記第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を備え、
前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することと、
をさらに備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令で前記プロセッサが構成される、C12に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C15]
新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することが、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記少なくとも1つのモード制御能力を識別することと、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えているか否かを決定することと、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えていると決定することに応答して、前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機と前記ワイヤレス通信デバイスの少なくとも前記ロケーションに基づいて、第1のモード制御能力を識別することと、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、複数のモード制御能力を備えていないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力を、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記1つのモード制御能力として識別することと、
を備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、C14に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C16]
新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することがさらに、
前記識別された第1のモード制御能力を、前記ワイヤレス通信デバイスにおいて現在実施されているモード制御能力設定と比較することと、
前記識別された第1のモード制御能力が、前記現在実施されているモード制御能力設定に対応していないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力へ切り替えることと、
を備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、C15に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C17]
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、ユーザ許可、ユーザ制限、前記ワイヤレス通信デバイスにおける命じられたコンテンツ記憶ロケーション、および、前記ワイヤレス通信デバイスにおける通信のための命じられたサブスクリプションのうちの少なくとも1つを備え、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセット、および、前記第1のモード制御能力に関連付けられたモード制御能力設定が、企業によって生成される、
ような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、C16に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C18]
前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することがさらに、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機に関連付けられた少なくとも1つのコンテキストを示すような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成され、ここにおいて、前記少なくとも1つのコンテキストは、第2のロケーションを前記ワイヤレスアイデンティティ送信機へ適用することが、第2のオペレーティング・モードを決定するような、少なくとも1つの前記第2のロケーションに適用可能である、C12に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C19]
前記第2のオペレーティング・モードが、前記第1のオペレーティング・モードのサブ・モードを備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、C18に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C20]
カレンダ・アプリケーションによってスケジュールされたアポイントメント、時間ベースの制約、日付ベースの制約、および遠隔デバイスから受信した信号、からなるグループから選択された追加トリガ・イベントの通知を受信すること
をさらに備える動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、C12に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C21]
前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機および前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションへ前記追加トリガ・イベントを適用することによって、前記第1のオペレーティング・モードの第2のオペレーティング・モードを決定すること
をさらに備える動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、C20に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C22]
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを識別することが、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、前記ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定することと、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、メモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信することと、
を備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、C12に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C23]
ワイヤレス通信デバイスであって、
ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信するための手段と、ここにおいて、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することは、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記ワイヤレス通信デバイスの定義された近接内にあることを示し、
前記ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別するジオフェンス・イベントの通知を受信するための手段と、
前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へ前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションを適用することによって、第1のオペレーティング・モードを決定するための手段と、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別するための手段と、
前記ワイヤレス通信デバイスにおいて、前記関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えるための手段と、
を備える、ワイヤレス通信デバイス。
[C24]
前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えるための手段は、
前記ワイヤレス通信デバイスの現在のオペレーティング・モードに少なくとも部分的に基づいて、前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられているか否かを決定するための手段と、
前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられていると決定することに応答して、前記ワイヤレス通信デバイスの前記現在のオペレーティング・モードを維持するための手段と、
を備える、C23に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C25]
新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定するための手段は、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた少なくとも1つのモード制御能力を識別するための手段と、ここにおいて、各モード制御能力は、前記第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を備え、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えているか否かを決定するための手段と、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えていると決定することに応答して、前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機と前記ワイヤレス通信デバイスの少なくとも前記ロケーションに基づいて、第1のモード制御能力を識別するための手段と、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、複数のモード制御能力を備えていないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力を、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記1つのモード制御能力として識別するための手段と、
前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、前記識別された第1のモード制御能力を、前記ワイヤレス通信デバイスにおいて現在実施されているモード制御能力設定と比較するための手段と、
前記識別された第1のモード制御能力が、前記現在実施されているモード制御能力設定に対応していないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力へ切り替えるための手段と、
を備える、C23に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C26]
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを識別するための手段は、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、前記ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定するための手段と、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、メモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信するための手段と、
を備える、C23に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C27]
ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することと、ここにおいて、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することは、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、ワイヤレス通信デバイスの定義された近接内にあることを示し、
前記ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別するジオフェンス・イベントの通知を受信することと、
前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へ前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションを適用することによって、第1のオペレーティング・モードを決定することと、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別することと、
前記ワイヤレス通信デバイスにおいて、前記関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることと、
を備える動作を、ワイヤレスデバイスのプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能な命令を記憶した、非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体。
[C28]
前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることが、
前記ワイヤレス通信デバイスの現在のオペレーティング・モードに少なくとも部分的に基づいて、前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられているか否かを決定することと、
前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられていると決定することに応答して、前記ワイヤレス通信デバイスの前記現在のオペレーティング・モードを維持することと、
を備えるような動作を、ワイヤレス通信デバイスのプロセッサに実行させるように、前記記憶されたプロセッサ実行可能な命令が構成される、C27に記載の非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体。
[C29]
新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することが、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた少なくとも1つのモード制御能力を識別することと、ここにおいて、各モード制御能力は、前記第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を備え、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えているか否かを決定することと、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えていると決定することに応答して、前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機と前記ワイヤレス通信デバイスの少なくとも前記ロケーションに基づいて、第1のモード制御能力を識別することと、
前記少なくとも1つのモード制御能力が、複数のモード制御能力を備えていないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力を、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記1つのモード制御能力として識別することと、
前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、前記識別された第1のモード制御能力を、前記ワイヤレス通信デバイスにおいて現在実施されているモード制御能力設定と比較することと、
前記識別された第1のモード制御能力が、前記現在実施されているモード制御能力設定に対応していないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力へ切り替えることと、
を備えるような動作を、ワイヤレス通信デバイスのプロセッサに対して実行させるように、前記記憶されたプロセッサ実行可能な命令が構成される、C27に記載の非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体。
[C30]
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを識別することが、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、前記ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定することと、
前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、メモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信することと、
を備えるような動作を、ワイヤレス通信デバイスのプロセッサに実行させるように、前記記憶されたプロセッサ実行可能な命令が構成される、C27に記載の非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信デバイスにおいて複数のモードを自動的に制御するための方法であって、
    ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することと、ここにおいて、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することは、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記ワイヤレス通信デバイスの定義された近接内にあることを示し、
    前記ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別するジオフェンス・イベントの通知を受信することと、
    前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へ前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションを適用することによって、第1のオペレーティング・モードを決定することと、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別することと、
    前記ワイヤレス通信デバイスにおいて、前記関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることと、
    を備える、方法。
  2. 前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることは、
    前記ワイヤレス通信デバイスの現在のオペレーティング・モードに少なくとも部分的に基づいて、前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられているか否かを決定することと、
    前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられていると決定することに応答して、前記ワイヤレス通信デバイスの前記現在のオペレーティング・モードを維持することと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられているか否かを決定することと、ここにおいて、各モード制御能力は、前記第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を備え、
    前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することは、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記少なくとも1つのモード制御能力を識別することと、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えているか否かを決定することと、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えていると決定することに応答して、前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機と前記ワイヤレス通信デバイスの少なくとも前記ロケーションに基づいて、第1のモード制御能力を識別することと、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、複数のモード制御能力を備えていないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力を、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記1つのモード制御能力として識別することと、
    を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することはさらに、
    前記識別された第1のモード制御能力を、前記ワイヤレス通信デバイスにおいて現在実施されているモード制御能力設定と比較することと、
    前記識別された第1のモード制御能力が、前記現在実施されているモード制御能力設定に対応していないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力へ切り替えることと、
    を備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性は、ユーザ許可、ユーザ制限、前記ワイヤレス通信デバイスにおける命じられたコンテンツ記憶ロケーション、および、前記ワイヤレス通信デバイスにおける通信のための命じられたサブスクリプションのうちの少なくとも1つを備え、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセット、および、前記第1のモード制御能力に関連付けられたモード制御能力設定は、企業によって生成される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することはさらに、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機に関連付けられた少なくとも1つのコンテキストを示し、ここにおいて、前記少なくとも1つのコンテキストは、第2のロケーションを前記ワイヤレスアイデンティティ送信機へ適用することが、第2のオペレーティング・モードを決定するような、少なくとも1つの前記第2のロケーションに適用可能である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2のオペレーティング・モードは、前記第1のオペレーティング・モードのサブ・モードを備える、請求項7に記載の方法。
  9. カレンダ・アプリケーションによってスケジュールされたアポイントメント、時間ベースの制約、日付ベースの制約、および遠隔デバイスから受信した信号、からなるグループから選択されたアポイントメント追加トリガ・イベントの通知を受信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機および前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションへ前記追加トリガ・イベントを適用することによって、前記第1のオペレーティング・モードの第2のオペレーティング・モードを決定すること
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを識別することは、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、前記ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定することと、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、メモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信することと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  12. ワイヤレス通信デバイスであって、
    無線周波数トランシーバと、
    前記無線周波数トランシーバに結合され、
    ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することと、ここにおいて、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することは、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記ワイヤレス通信デバイスの定義された近接内にあることを示し、
    前記ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別するジオフェンス・イベントの通知を受信することと、
    前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へ前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションを適用することによって、第1のオペレーティング・モードを決定することと、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別することと、
    前記ワイヤレス通信デバイスにおいて、前記関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることと、
    を備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令で構成されたプロセッサと、
    を備える、ワイヤレス通信デバイス。
  13. 前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることが、
    前記ワイヤレス通信デバイスの現在のオペレーティング・モードに少なくとも部分的に基づいて、前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられているか否かを決定することと、
    前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられていると決定することに応答して、前記ワイヤレス通信デバイスの前記現在のオペレーティング・モードを維持することと、
    を備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、請求項12に記載のワイヤレス通信デバイス。
  14. 前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられているか否かを決定することと、ここにおいて、各モード制御能力は、前記第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を備え、
    前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することと、
    をさらに備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令で前記プロセッサが構成される、請求項12に記載のワイヤレス通信デバイス。
  15. 新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することが、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記少なくとも1つのモード制御能力を識別することと、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えているか否かを決定することと、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えていると決定することに応答して、前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機と前記ワイヤレス通信デバイスの少なくとも前記ロケーションに基づいて、第1のモード制御能力を識別することと、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、複数のモード制御能力を備えていないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力を、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記1つのモード制御能力として識別することと、
    を備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、請求項14に記載のワイヤレス通信デバイス。
  16. 新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することがさらに、
    前記識別された第1のモード制御能力を、前記ワイヤレス通信デバイスにおいて現在実施されているモード制御能力設定と比較することと、
    前記識別された第1のモード制御能力が、前記現在実施されているモード制御能力設定に対応していないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力へ切り替えることと、
    を備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、請求項15に記載のワイヤレス通信デバイス。
  17. 前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、ユーザ許可、ユーザ制限、前記ワイヤレス通信デバイスにおける命じられたコンテンツ記憶ロケーション、および、前記ワイヤレス通信デバイスにおける通信のための命じられたサブスクリプションのうちの少なくとも1つを備え、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセット、および、前記第1のモード制御能力に関連付けられたモード制御能力設定が、企業によって生成される、
    ような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、請求項16に記載のワイヤレス通信デバイス。
  18. 前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することがさらに、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機に関連付けられた少なくとも1つのコンテキストを示すような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成され、ここにおいて、前記少なくとも1つのコンテキストは、第2のロケーションを前記ワイヤレスアイデンティティ送信機へ適用することが、第2のオペレーティング・モードを決定するような、少なくとも1つの前記第2のロケーションに適用可能である、請求項12に記載のワイヤレス通信デバイス。
  19. 前記第2のオペレーティング・モードが、前記第1のオペレーティング・モードのサブ・モードを備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、請求項18に記載のワイヤレス通信デバイス。
  20. カレンダ・アプリケーションによってスケジュールされたアポイントメント、時間ベースの制約、日付ベースの制約、および遠隔デバイスから受信した信号、からなるグループから選択された追加トリガ・イベントの通知を受信すること
    をさらに備える動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、請求項12に記載のワイヤレス通信デバイス。
  21. 前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機および前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションへ前記追加トリガ・イベントを適用することによって、前記第1のオペレーティング・モードの第2のオペレーティング・モードを決定すること
    をさらに備える動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、請求項20に記載のワイヤレス通信デバイス。
  22. 前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを識別することが、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、前記ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定することと、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、メモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信することと、
    を備えるような動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令で、前記プロセッサが構成される、請求項12に記載のワイヤレス通信デバイス。
  23. ワイヤレス通信デバイスであって、
    ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信するための手段と、ここにおいて、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することは、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記ワイヤレス通信デバイスの定義された近接内にあることを示し、
    前記ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別するジオフェンス・イベントの通知を受信するための手段と、
    前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へ前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションを適用することによって、第1のオペレーティング・モードを決定するための手段と、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別するための手段と、
    前記ワイヤレス通信デバイスにおいて、前記関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えるための手段と、
    を備える、ワイヤレス通信デバイス。
  24. 前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えるための手段は、
    前記ワイヤレス通信デバイスの現在のオペレーティング・モードに少なくとも部分的に基づいて、前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられているか否かを決定するための手段と、
    前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられていると決定することに応答して、前記ワイヤレス通信デバイスの前記現在のオペレーティング・モードを維持するための手段と、
    を備える、請求項23に記載のワイヤレス通信デバイス。
  25. 新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定するための手段は、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた少なくとも1つのモード制御能力を識別するための手段と、ここにおいて、各モード制御能力は、前記第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を備え、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えているか否かを決定するための手段と、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えていると決定することに応答して、前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機と前記ワイヤレス通信デバイスの少なくとも前記ロケーションに基づいて、第1のモード制御能力を識別するための手段と、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、複数のモード制御能力を備えていないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力を、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記1つのモード制御能力として識別するための手段と、
    前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、前記識別された第1のモード制御能力を、前記ワイヤレス通信デバイスにおいて現在実施されているモード制御能力設定と比較するための手段と、
    前記識別された第1のモード制御能力が、前記現在実施されているモード制御能力設定に対応していないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力へ切り替えるための手段と、
    を備える、請求項23に記載のワイヤレス通信デバイス。
  26. 前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを識別するための手段は、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、前記ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定するための手段と、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、メモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信するための手段と、
    を備える、請求項23に記載のワイヤレス通信デバイス。
  27. ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することと、ここにおいて、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機から信号を受信することは、前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、ワイヤレス通信デバイスの定義された近接内にあることを示し、
    前記ワイヤレス通信デバイスのロケーションを識別するジオフェンス・イベントの通知を受信することと、
    前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機へ前記ワイヤレス通信デバイスの前記ロケーションを適用することによって、第1のオペレーティング・モードを決定することと、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられたオペレーティング特性のセットを識別することと、
    前記ワイヤレス通信デバイスにおいて、前記関連付けられたオペレーティング特性のセットを実施することによって、前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることと、
    を備える動作を、ワイヤレスデバイスのプロセッサに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能な命令を記憶した、非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体。
  28. 前記ワイヤレス通信デバイスの動作を、前記第1のオペレーティング・モードへ切り替えることが、
    前記ワイヤレス通信デバイスの現在のオペレーティング・モードに少なくとも部分的に基づいて、前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられているか否かを決定することと、
    前記ジオフェンス・イベントおよび前記ワイヤレスアイデンティティ送信機が、前記第1のオペレーティング・モードへの自動モード切替に関連付けられていると決定することに応答して、前記ワイヤレス通信デバイスの前記現在のオペレーティング・モードを維持することと、
    を備えるような動作を、ワイヤレス通信デバイスのプロセッサに実行させるように、前記記憶されたプロセッサ実行可能な命令が構成される、請求項27に記載の非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体。
  29. 新たなモード制御能力へ切り替えるか否かを決定することが、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた少なくとも1つのモード制御能力を識別することと、ここにおいて、各モード制御能力は、前記第1のオペレーティング・モード以外のモードを選択するためのユーザ制御のレベルを定義する設定を備え、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えているか否かを決定することと、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた複数のモード制御能力を備えていると決定することに応答して、前記示されたワイヤレスアイデンティティ送信機と前記ワイヤレス通信デバイスの少なくとも前記ロケーションに基づいて、第1のモード制御能力を識別することと、
    前記少なくとも1つのモード制御能力が、複数のモード制御能力を備えていないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力を、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記1つのモード制御能力として識別することと、
    前記第1のオペレーティング・モードが、少なくとも1つのモード制御能力に関連付けられていると決定することに応答して、前記識別された第1のモード制御能力を、前記ワイヤレス通信デバイスにおいて現在実施されているモード制御能力設定と比較することと、
    前記識別された第1のモード制御能力が、前記現在実施されているモード制御能力設定に対応していないと決定することに応答して、前記第1のモード制御能力へ切り替えることと、
    を備えるような動作を、ワイヤレス通信デバイスのプロセッサに対して実行させるように、前記記憶されたプロセッサ実行可能な命令が構成される、請求項27に記載の非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体。
  30. 前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを識別することが、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、前記ワイヤレス通信デバイスにおけるメモリ内に記憶されているか否かを決定することと、
    前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性が、メモリ内に記憶されていないと決定することに応答して、前記第1のオペレーティング・モードに関連付けられた前記オペレーティング特性のセットを取得するための要求をサーバへ送信することと、
    を備えるような動作を、ワイヤレス通信デバイスのプロセッサに実行させるように、前記記憶されたプロセッサ実行可能な命令が構成される、請求項27に記載の非一時的なプロセッサ読取可能な記憶媒体。
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