JP2017513490A - ガン及び様々な病態生理学的状態を処置するための方法において使用するためのApoO - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ガン性細胞におけるアポトーシスを誘導するのに使用するための化合物であって、ApoO、その変異体又はフラグメント、それらの混合物及び前記ApoO、その変異体又はフラグメントをコードするベクターからなる群より選択される化合物に関する。本発明はさらに、病態生理学的状態を処置するのに使用するための化合物であって、ApoO活性又はApoO遺伝子発現のインヒビターである化合物に関する。
ガンの流行は過去数十年間で劇的に拡大し、紛れもなく、研究されている主要な現代病となった。ガンの病因に関する新たな遺伝学的側面は、ますます重要と認識されている。最近、ガンを患っている患者を処置するために、新規戦略が開発された。それらのうち、細胞周期の停止を誘導するために、又はアポトーシスを誘導するために、新規化学療法化合物が設計された。実際、アポトーシスの誘導は、患者を処置するための非常に有望な戦略となった。しかしながら、科学界は、現在の化学療法の周知の副作用を緩和し、ガンの処置において効率的な結果を提供する新たな化合物を強く必要としている。
定義
本明細書を通して、いくつかの用語が用いられ、以下の段落で定義される。
第1の態様では、本発明は、ガン性細胞におけるアポトーシスを誘導するのに使用するための化合物であって、ApoO、その変異体又はフラグメント、それらの混合物及び前記ApoO、その変異体又はフラグメントをコードするベクターからなる群より選択される化合物に関する。
配列番号10:YTTWCQETY;
配列番号11:QWGLDSYDY;及び
配列番号12:YDWGLRGY。
ヒトの心臓、マウスの肝臓及び心筋芽細胞(cardiac myobloasts)において実験することによって、本発明者らは、ApoOの過剰発現が高レベルのアポトーシス(これは、とりわけ、高いカスパーゼ3活性によって証明された)に関連していたことを見出した。したがって、本発明者らは、ApoOの過剰発現がアポトーシス率を増加させることを初めて明らかにした。
本発明の別の目的は、ガンを処置するための、より好ましくはガン細胞におけるアポトーシスを誘導するための化合物を含む治療組成物であって、前記化合物が、ApoO、その変異体又はフラグメント及びそれらの混合物及びからなる群より選択される治療組成物に関する。
アポリポタンパク質(Apo)は、リンパ系及び循環系を介して血漿脂質輸送プロセスを促進するリポタンパク質に結合することを初めて特性評価した。しかしながら、Apoについて、異なる予想外の機能も同定した。ApoEはAkt/PKBリン酸化を活性化し、ApoJは核に移行され得、DNA修復タンパク質Ku80に結合する。最終的に、Bcl2ファミリーメンバーと構造相同性を有するApoL6は、オートファジーなどの経路をレギュレーションする。
ヒト心臓サンプル。倫理委員会の承認後、参加前に、本研究における患者全員から、サンプル採取及び分子分析に関する書面による同意を得た。冠動脈バイパス手術前に、Department of Cardiology, Toulouse University Hospitalの医師が、患者を慎重に選択した。
全ての動物研究は、INSERM Institute Animal Facilityのガイドラインにしたがっており、INSERM I2MC UMR 1048の動物管理委員会によって承認された。French Ministry of Agricultureのガイドラインにしたがって、全ての動物手順を実施した。Toulouse I2MC animal facilityにおいて、明期12時間/日(6AM〜6PM)、周囲温度22+/−1℃の部屋で、動物を飼育した。
ヒトApoO(pTT−ApoO)を過剰発現させるために、プライマーhApoO5BamPTT(配列番号2)及びhApoO3BamPTT(配列番号3)を使用して、ApoOコード配列を増幅し、pTT発現ベクターのBamH1部位にクローニングした。プライマーSnapApoEcorV−F(配列番号4)及びSnapApoEcorV−R(配列番号5)を使用してpTT−ApoOのPCR増幅によって、pSNAP−ApoOを作製し、pSNAP-tag(登録商標)(Ozyme, Saint-Quentin-en-Yvelines, France)のEcoRV部位にクローニングした。hApoOpGEX1FBam(配列番号6)及びhApoOpGEX1RSma(配列番号7)を使用してpTT−ApoOのPCR増幅によって、pGEX2T−ApoOを構築し、pGEX2T(Promega, Charbonnieres-les-Bains)のBamHI/SmaI部位にクローニングした。本研究で使用した全てのプライマーは、Eurogentec France (Angers)によって合成された。使用した全ての制限酵素は、New England Biolabs (Ozyme, Saint-Quentin-en-Yvelines)製であった。ABI PRISM(登録商標)BigDye(商標)Terminator version 3.1 Ready反応サイクル配列決定キット(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)を使用してDNA二本鎖配列決定によって、発現ベクター内の全てApoO配列を確認し、ABI 3130XL DNA配列決定機器(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)にロードした。
H9c2は、European Collection of Cell Cultures (Salisbury, England)から入手した。1.5g/リットルの重炭酸ナトリウムを含有するように調整し、抗生物質−抗真菌溶液(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)及び10%ウシ胎児血清(FBS, AbCys s.a., Paris)を補充したダルベッコ改変イーグル培地(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)中で、H9c2細胞を培養した。細胞を直径10cmの組織培養皿上にプレーティングし、37℃、飽和湿度の5%CO2インキュベーターで成長させ、培地を2日ごとに交換した。エレクトロポレーションによってH9c2心筋芽細胞を安定トランスフェクションし、以前に公開されているように、トランスフェクタントのプールを選択した。
ApoO遺伝子発現をノックダウンするために使用したshRNA及びコントロールは、MISSION shRNA set; Sh2 = TRCN 72707; Sh4 = TRCN 72704; Sh5= TRCN 72705 (Sigma Aldrich, Saint-Quentin Fallavier)のものであり、安定トランスフェクタントのプールを作製することによって、推奨されるように使用した。空ベクター(shRNAインサートなし)コントロールもトランスフェクションしたが、有意な効果はなかった。
Harmancey, R. et al, western diet changes cardiac acyl-CoA composition in obese rats: a potential role for hepatic lipogenesis. J Lipid Res 51, 1380-1393, (2010)に記載されているように、膜調製を実施した。
Qiacube (Qiagen, Courtaboeuf)自動プロトコールによってRNeasyキット(Qiagen, Courtaboeuf)を使用して、全RNAを精製した。Experionキャピラリー電気泳動(Bio-Rad, Marnes La Coquette)によって、全RNAの完全性を確認した。RNA品質指数が8.5/10以上のサンプルを分析のために選択した。RiboGreen及びVictor(商標)X5 2030マルチラベルリーダー(Perkin Elmer, Courtaboeuf)を使用して、全RNAを正確に定量した。ChipShot(商標)ダイレクトラベリングキット(Promega, Charbonnieres-les-Bains)による蛍光標識のために、全RNAを使用した。標識RNAをパンゲノムラットガラスマイクロアレイにハイブリダイゼーションさせた。標準的なハイブリダイゼーションの後、Ventanaディスカバリーハイブリダイゼーション洗浄システム(Ventana Medical Systems SA, Illkirch)によってガラスアレイを洗浄し、GenPix 4000スキャナー(Molecular Devices France, St. Gregoire)を使用してスキャンした。X-dotリーダーソフトウェア(COSE, Paris)によって、スキャン画像を処理し、オペレーターがスポット検出を検証した。Toppgene及びIngenuity pathway analysisソフトウェア(Ingenuity systems, Redwood City, CA, USA)の両方を使用して、マイクロアレイデータを分析した。
Hickson-Bick et al, J Mol Cell Cardiol 32, 511-519, (2000)及びHirota, et al. Life Sci 79, 1312-1316, (2006)に記載されているように、パルミタートの調製及びカスパーゼ−3活性の測定を実施した。
i13 L 14−MHzリニアアレイトランスデューサーを備えるVivid 7 PRO心エコーシステム(GE Medical System, Velizy)を使用することによって、心エコー図検査を実施した。1〜2%イソフルラン(Baxter, Maurepas)によって軽度麻酔した胸部剃毛ラットを仰向け、トランスデューサーを左半胸郭上に置いて、画像を取得した。左心室の二次元傍胸骨長短軸画像を取得し、二次元ターゲットMモードトレーシングを掃引速度200mm/秒で記録した。American Society for Echocardiographyの推奨にしたがって、全ての測定を実施した。画像が軸上にあることを基準として、最先端の方法を、円形の左心室腔(2D画像)を有する3連続の心周期(n)に適用した。多大な努力を払って良好な画質を達成し、徐々に移動させてトランスデューサーを角張らせることによって、心臓の心内膜及び心外膜の境界を可視化した。式FS=(EDD−ESD)/EDD×100(式中、EDD及びESDは、それぞれ拡張末期径及び収縮末期径である)によって、左心室(LV)短縮(FS)のパーセント(LV収縮機能の尺度)を計算した。
ADIシステム(ADinstruments LTD, Oxford, UK)を使用して、表面心電図(ECG)を記録した。
フランスの法律及びINSERMの動物管理ガイドラインにしたがって、トランスジェニックマウスの研究を行った。マウスαMHCプロモーターを含有する5.5kbのBamHI−SalIフラグメントと、ヒトApoOコード配列を含有するSalI−HindIII cDNAフラグメントとから、αミオシン重鎖(αMHC)−ApoO導入遺伝子を構築した。αMHC−ApoO導入遺伝子をNotIで線状化し、電気溶出によって精製し、elutip-dカラム(Schleicher and Schuell)で濃縮し、B6D2/F1ハイブリッド雌の受精卵の核注入に使用した。次いで、マイクロインジェクションした卵母細胞を、B6CBA/F1ハイブリッド偽妊娠養母に再移植した。3つのトランスジェニックマウス系統を作製し、C57B6l6/Jマウスと交配した。QIAcube装置のDNAeasy血液組織キット(Qiagen, Courtaboeuf)を使用して、ゲノムDNAを抽出した。推奨されるようにプライマーrtiMHCP1F(配列番号8)及びrtiMHCP1R(配列番号9)並びにDynazyme II酵素(Ozyme, Saint-Quentin-en-Yvelines)を使用してPCRによって、子孫を追跡した。PCRをマウス1匹当たり少なくとも3回実施し、PCR産物をアクリルアミドゲル電気泳動によって分析した。
若干の修正を加えた以外は記載されているように、プラスミド50μgを含む等張NaCl 2mlを、20〜24gのマウスの尾静脈に6〜8秒間かけて単回水圧注入することによって、DNAを投与した。
以前に記載されているように、組織サンプルから単離した全RNAを品質チェック及び濃度コントロールした。製造業者のプロトコール(Ozyme, Saint-Quentin-en-Yvelines)にしたがってRNeasyカラム及びQIAcube自動装置を使用して、培養H9c2心筋芽細胞から全RNAを単離した。
オリゴは、Perlプライマーソフトウェアで設計し、Eurogentec Companyが合成した。MyiQ(商標)リアルタイムPCR装置(Bio-Rad)に記載されているように、SurePrimeキット試薬(MP Biomedicals, Illkirch)を使用して、リアルタイムPCRを実施した。SigmaStat3ソフトウェアを用いて、リアルタイムPCRを統計的に分析した。
OROBOROS Oxygraph-2k (Oroboros Instruments GmbH, Innsbruck, Austria)及び標準Oroboros手順を使用して、O2フローを測定した。CCCPの存在下における酸素消費量を、オリゴマイシンで測定したもので割ることによって、呼吸制御指数(RC)の計算を行った。RCは、呼吸とリン酸化との間の共役のタイトネスを示す。
Victor(商標)X5 2030マルチラベルリーダー(Perkin Elmer, Courtaboeuf)を用いて、製造業者(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)によって推奨されるように、5−(及び−6)−カルボキシ−2’,7’−ジクロロフルオレセインジアセタート(カルボキシ−DCFDA)を使用した。
カスパーゼ−3基質IV蛍光基質(VWR, Strasbourg)及びVictor(商標)X5 2030マルチラベルリーダー(Perkin Elmer, Courtaboeuf)を使用して、カスパーゼ−3アッセイを実施した。
Askari, B. et al., Diabetes 56, 1143-1152, (2007)に記載されているように、アシル−coAシンテターゼ活性を実施した。
シトクロムcオキシダーゼアッセイキットSigma Aldrich (Saint-Quentin-Fallavier)及びVictor(商標)X5 2030マルチラベルリーダー(Perkin Elmer, Courtaboeuf)を使用して、推奨されるように、シトクロムCオキシダーゼ活性を実施した。
Harlow, E et al., Cold spring Harbor Laboratory Press, (1999)に記載されているように、RIPA緩衝液中で、共免疫沈降(Co−IP)及びGSTプルダウンを実施した。
Falcon培養スライド(BD Biosciences, Le Pont de Claix)上で、Bodipy−パルミタート(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)の蛍光検出を実施した。サブコンフルエント細胞を、Bodipy−パルミタート1μMと共に2分間インキュベーションし、リン酸緩衝化生理食塩水(PBS)で2回洗浄し、4%ホルムアルデヒドを含有するPBSによって室温で15分間固定し、続いて、−20℃で5分間固定した。次いで、細胞をPBSで3回洗浄し、蛍光封入剤及びカバースリップで覆ってから、Zeiss LSM 510共焦点顕微鏡(Carl Zeiss Meditec France SAS, Le Pecq)上で分析した。
FAST-PREP (MP Biochemicals)用いてメタノール/5mM EGTA(2:1v/v)2ml中で、細胞又は組織をホモジナイズした。50μlを蒸発させ、乾燥ペレットをNaOH(0.1M)0.2mlに一晩溶解し、Bio-Radアッセイを用いてタンパク質を測定した。
内部標準:スティグマステロール3μg、1,3−ジミリスチン2μg、ヘプタデカン酸コレステリル3μg及びトリヘプタデカン酸グリセリル5μgの存在下、クロロホルム/メタノール/水(2.5:2.5:2.1、v/v/v)で脂質を抽出した。クロロホルム相を蒸発乾固した。SPEカラム(Macherey Nagel glass Chromabond pure silice, 200 mg)によって、中性脂質を分離した。クロロホルム2mlでカートリッジを洗浄した後、抽出物を、クロロホルム20□l中のカートリッジにアプライし、中性脂質をクロロホルム:メタノール溶液(90:10、v/v)2mlで溶出した。有機相を蒸発乾固し、酢酸エチル20μlに溶解した。Zebron-1 Phenomenex融合シリカキャピラリカラム(内径5m×0,32mm膜厚0.50μm)を使用してFOCUSサーモエレクトロンシステムの気液クロマトグラフィーによって、脂質抽出物1μlを分析した。キャリアガスとして水素(0.5bar)を使用して5℃/分の速度で、オーブン温度を200℃〜350℃にプログラムした。注入器及び検出器は、それぞれ315℃及び345℃であった。
内部標準トリヘプタデカン酸グリセリル2μgの存在下でホモジネートを乾燥させ、14%三フッ化ホウ素メタノール溶液(SIGMA)1ml及びヘキサン1ml中、55℃で1時間メチル基転移した。水1mlを抽出物に追加した後、FAMEをヘキサン3mlで抽出し、蒸発乾固し、酢酸エチル20μlに溶解した。Famewax RESTEK融合シリカキャピラリカラム(内径30m×0,32mm膜厚0.25μm)を使用してClarus 600 Perkin Elmerシステムの気液クロマトグラフィーによって、FAME(1μl)を分析した。2℃/分の速度で、オーブン温度を110℃〜220℃にプログラムし、キャリアガスは水素(0.5bar)であった。注入器及び検出器は、それぞれ225℃及び245℃であった。
哺乳動物MCL-1細胞溶解キット溶液(Sigma Aldrich, Saint-Quentin-Fallavier)を用いて、プロテアーゼインヒビターの混合物の存在下で、心臓組織又は肝臓組織を破砕した。製造業者のプロトコールにしたがって、手順を実施した。タンパク質60μgを10%ポリアクリルアミド−SDSゲルにロードし、0.45 μmニトロセルロース膜BA85 (Schleicher and Schuell, Ecquevilly, France)上にブロットした。ウエスタンブロットでは、ローディングコントロールとしてアクチンの代わりにリバーシブルポンソーS染色を使用した。MultiMarkマルチカラースタンダード(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)を使用して、タンパク質の分子量を決定した。0.1%Tween20及び3%脱脂粉乳を含むTBS(7mM Tris、pH7.5;150mM NaCl)中で、ニトロセルロース膜を2時間ブロッキングした。TBS−Tween0.1%中で、抗ApoO血清のハイブリダイゼーションを2時間実施した。TBS−Tween0.1%で3回洗浄した後、TBS−Tween0.1%+3%脱脂粉乳中で、西洋ワサビペルオキシダーゼコンジュゲート(10−4希釈)を膜と共に2時間インキュベーションした。ブロットをTween−TBSで3回洗浄し、TBSで1回洗浄してから、製造業者のプロトコール(Fisher Scientific SAS, Illkirch, France)にしたがってSuperSignal West Pico化学発光基質を用いて、ハイブリダイゼーションを明らかにした。
全ての結果は、平均±SEとして示されている。ANOVAを使用して多重比較を分析し、続いて適切な場合にはStatview 4.5ソフトウェア(Abacus Concepts, Inc., Berkeley, CA)を使用してダネット事後検定によって分析した。対応のないスチューデントt検定を使用して、単一比較を実施し、0.05以下のp値を有意であるとみなした。
この結果は、ミトコンドリア機能不全と脂肪毒性との間の相互作用を識別し、マウス及びヒトの心臓における透過性遷移孔と脂質代謝との関連を初めて実証している。また、本発明者らは、ミトコンドリア機能及び脂質代謝の新たなシグナルレギュレーターとしてApoOの重要性を実証する。本発明者らが開発したApoOモデルは、ミトコンドリア心機能障害と脂質蓄積との間の最初の関連性を表す。
ヒト心臓のトランスクリプトームバイオインフォマティクス分析にしたがって、本発明者らは、ApoOを過剰発現する心筋芽細胞における酸化的リン酸化遺伝子の発現の有意な増加を測定した。この増加は、ApoOのN末端欠失及び心筋芽細胞のshApoO処理の両方によって減少した。本発明者らはまた、基礎酸素消費量の2倍の増加(これは、ApoOのミトコンドリア局在性に依存し、ApoO shRNA処理によって縮小した)を示したApoO−Tg心臓及びApoO細胞の両方において、シトクロムCオキシダーゼ活性(呼吸鎖の必須要素)の増加を見出した(図4A)。アンチマイシン(キノンサイクルのインヒビター)は、酸素消費をほぼ完全に阻害したが、これは、測定された呼吸の大部分がミトコンドリア性であることを示している(図4B)。ApoO細胞では、オリゴマイシンによって基礎酸素消費が部分的に阻害され、脱共役剤カルボニルシアニドm−クロロフェニルヒドラゾン(CCCP)の追加は、酸素消費量の2倍の増加をもたらしたが、これは、これらの細胞が高い電子伝達活性を有することを示唆している。呼吸共役(RC)の計算により、ApoO細胞では、RCが減少していることが確認された(図4C)。したがって、ApoOは、ミトコンドリア機能に対する2つの異なる効果(総呼吸の増加及びマイルドな脱共役)を有する。これらの効果はまた、細胞内の活性酸素種(ROS)の増加に関連していた(図4D)。本発明者らは、流体力学的in vivoトランスフェクションマウス肝臓由来の単離されたミトコンドリア(これは、酸素消費量の有意な増加を示した)を用いて、同等の結果を観察した。
公知の治療ターゲットであるミトコンドリア膜透過性遷移孔(MPTP)の適切なレギュレーションは、ミトコンドリア呼吸及び心臓ホメオスタシスに必須である。ApoOのミトコンドリア局在性、並びに適度なApoO過剰発現でミトコンドリア構造及び心機能に対して観察された効果を考慮して、本発明者らは、ApoOが、MPTP機能に関与するタンパク質と相互作用すると仮説した。MPTP構造は、まだ完全には決定されていない。当初、MPTPは、マトリックスにシクロフィリン−D(CypD)と、内膜にアデニンヌクレオチドトランスロカーゼ(ANT)と、外膜に電位依存性アニオンチャネル(VDAC)とを含むと提案された。最近、遺伝子ターゲティングマウス実験により、VDACはMPTPに不要であったことが示された。この細孔は、1.5kDa未満の分子及び代謝産物(プロトンを含む)のミトコンドリアへの自由な通過を可能にし、これがミトコンドリア脱共役につながる。ApoOはミトコンドリア内膜に局在するというコンピュータ予測と一致して、ブルーネイティブページ及びGSTプルダウン実験により、ApoOとシクロフィリン−D及び/又はANTとの間の相互作用が実証され(図5A及びB)、VDACとの相互作用が排除された。
エネルギー源として脂肪酸を使用するミトコンドリアが豊富な組織、例えば心臓及び褐色脂肪組織では、ApoOが高発現されている。したがって、本発明者らは、電子伝達鎖フラックスのApoO誘導性増加が、長鎖脂肪酸(LCFA)のミトコンドリア輸送を増加させると仮定した。LCFAをミトコンドリアに提供するために、細胞は、最終的には、原形質膜における脂肪酸取り込みを増加させるであろう。
MPTP開口は、プログラム細胞死のプロセスにおける重要な工程である。本発明者らは、ApoO過剰発現がアポトーシスを促進すると仮説し、ヒト心臓におけるApoO mRNAレベルとプロアポトーシス因子Baxとの間の正の相関関係を見出した(図9a)。ApoO−Tgマウス由来の心臓におけるApoO過剰発現が適度であっても、Bax発現及びカスパーゼ3活性(図9b〜c)は増強された。ApoOトランスフェクション肝臓を用いてin vivoで(図9d〜e)、及びApoO細胞を用いてin vitroでこれらの結果を確認したところ、Bax発現及びカスパーゼ−3活性の増加は、ApoO shRNA処理によって有意に低減した(図9f〜g)。また、TEMにより、ApoO細胞の原形質膜における小疱形成(これは、プロアポトーシス状態の指標である)が明らかになった。これらの細胞の機能ゲノミクス分析により、プログラム細胞死及び代謝経路のレギュレーションに関与する遺伝子の発現の大幅な増加が明らかになった。低用量のCsAによる処理は、基礎カスパーゼ−3活性及びBax発現の減少を示したApoO細胞を治癒した。実際、これらの細胞は、細胞体凝縮及び細胞質空胞変性の減少を含む特徴的な形態改善を示した。また、ApoO過剰発現は、漸増用量のパルミタートのアポトーシス効果を劇的に増幅し、コントロール細胞におけるカスパーゼ−3活性がやや増加した(図9h)。興味深いことに、パルミタート誘導性のカスパーゼ−3活性は、CsAによる処理によって有意に減少した(図9i)。ApoOは、シクロフィリンD及びANTをターゲティングし、MPTP開口をモデュレーションすることによってアポトーシス及び脂肪毒性を増加させ得る。これらの結果により、病的なApoO過剰発現とミトコンドリア機能不全(これは、最終的には、ミトコンドリア生合成をトリガーするはずである)の誘導との間の潜在的関連性が示唆された。したがって、心臓手術を受けた患者由来のヒト右心耳サンプル、及びApoO−Tgマウス由来の心臓では、ApoO及びPPAR−γコアクチベーター1α(PGC−1α)(ミトコンドリア生合成のマスターレギュレーター)の発現は密接に相関している。本発明者らは、ミトコンドリア合成の増加が、ApoO−Tg心臓及びApoO細胞で観察された自食作用胞及び多層体におけるミトコンドリアの変質及び分解をバランスすると仮定した(図10a〜d)。本発明者らは、ApoO誘導性のアポトーシス及びミトコンドリアの変質が、細胞死に至る悪循環へと細胞を誘導すると仮説した。本発明者らが線維形成及びアポトーシスの発生によって証明したように、この仮説により、ApoO−Tg心臓で観察された筋原線維及び心筋細胞の喪失が説明される。本発明者らの結果に基づいて、本発明者らは、ApoOが、図10eに示されているモデルにおける中心的分子であると提案する。
材料及び方法
U87神経膠芽腫の細胞培養及びトランスフェクション
U87は、European Collection of Cell Cultures (Salisbury, England). p y, g )から入手した。1.5g/リットルの重炭酸ナトリウムを含有するように調整し、抗生物質−抗真菌溶液(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)及び10%ウシ胎児血清(FBS, AbCys s.a., Paris)を補充したダルベッコ改変イーグル培地(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)中で、U87細胞を培養した。細胞を直径10cmの組織培養皿上にプレーティングし、37℃、飽和湿度の5%CO2インキュベーターで成長させ、培地を2日ごとに交換した。エレクトロポレーションによってU87神経膠芽腫を安定トランスフェクションし、以前に記載されているように(Smih et al 2002)、トランスフェクタントのプールを選択した。
プロテアーゼインヒビターの混合物の存在下で、培養細胞をRIPA緩衝液(0.15M塩化ナトリウム、1%NP−40、0.5%デオキシコール酸ナトリウム、0.1%SDS、50mM Tris、pH8)に再懸濁した。溶解物を6秒間超音波処理し、6,500×gで10分間遠心分離した。タンパク質20μgを12%ポリアクリルアミド−SDSゲルにロードし、0.45 μmニトロセルロース膜BA85 (Schleicher and Schuell, Ecquevilly, France)上にブロットした。ローディングコントロールとしてリバーシブルポンソーS染色を使用した。MultiMarkマルチカラースタンダード(Life Technologies SAS, Villebon sur Yvette)を使用して、タンパク質の分子量を決定した。0.1%Tween20及び3%脱脂粉乳を含むTBS(10mM Tris、pH8.8、150mM NaCl)中で、ニトロセルロース膜を2時間ブロッキングした。次いで、膜を所望の抗体とハイブリダイゼーションさせた。ApoOタンパク質を明らかにするために、膜を、TBS−Tween0.1%緩衝液を含む抗ApoO血清と共に4℃で一晩インキュベーションした。TBS−Tween0.1%で3回洗浄した後、TBS−Tween0.1%+3%脱脂粉乳中で、100,000倍希釈の西洋ワサビペルオキシダーゼ結合ウサギ抗体(Life Technologies SAS, Saint Aubin, France)を膜と共に2時間インキュベーションした。ブロットをTBS−Tween1%で3回洗浄し、TBSで1回洗浄してから、製造業者のプロトコール(Fisher Scientific SAS, Illkirch, France)にしたがってSuperSignal West Pico化学発光基質を用いて、ハイブリダイゼーションを明らかにした。製造業者のプロトコールにしたがって、カルレティキュリン(Epitomics, Burlingame, USA)抗体によるハイブリダイゼーション及び顕色を実施した。ImageJソフトウェアを用いて、タンパク質の免疫バンドのデンシトメトリーを定量した。
pTTのみ又はpTT−ApoOで予めトランスフェクションした神経膠芽腫を100μMパルミタートで一晩処理した。以前に記載されているように(Hickson−Bick et al. 2000; Hirota et al. 2006)、パルミタートの調製及びカスパーゼ−3活性のアッセイを実施した。カスパーゼ−3基質IV蛍光基質(VWR, Strasbourg)及びVictorTM X5 2030マルチラベルリーダー(Perkin Elmer, Courtaboeuf)を用いて、カスパーゼ−3活性を測定した。
本発明者らは、ApoOを過剰発現するU87トランスフェクタント細胞を開発した(図12)。U87は、本発明者らが本実験のためにEuropean Collection of Cell Culturesから入手したヒト初代神経膠芽腫細胞株である。
−コントロールU87細胞(pTT);及び
−ApoOを過剰発現するU87トランスフェクタント(pTT−ApoO)において、
カスパーゼ−3活性を測定及び比較した。
現在では、代謝調節障害は、ガン細胞の顕著な特徴であることが広く認められている。加えて、神経膠芽腫細胞は、浸潤性腫瘍の成長中にミトコンドリアのグルコース酸化を使用することが公知である。
本発明者らは、ApoOの発現をサイレンシングするショートヘアピンRNA(shApoO)で神経膠芽腫細胞を処理した後、酸素消費量を比較した。
加えて、本発明者らは、
−ApoOを発現しない神経膠芽腫細胞では、パルミタートの存在下であっても、脂質が蓄積しないのに対して;
−ApoOを発現する神経膠芽腫細胞では、パルミタートの存在下で、脂質が蓄積することを説明した。
最後に、本発明者らは、神経膠芽腫細胞におけるApoOの発現又は過剰発現が、異常ミトコンドリアの発生を誘導することを明らかにした。
本発明者らは、神経膠芽腫細胞において、ApoOを発現するAAV9を使用することによってApoOの過剰発現を誘導することの立証責任を果たした。AAV9は血液脳関門を通過することができるので、アデノ随伴ウイルス9の使用は、遺伝子を脳細胞に送達するのに非常に便利である。
Claims (18)
- ガン性細胞におけるアポトーシスを誘導するために使用するための化合物であって、ApoO、その変異体又はフラグメント、それらの混合物及び前記ApoO、その変異体又はフラグメントをコードするベクターからなる群より選択される、化合物。
- ガン性細胞におけるアポトーシスを誘導することによってガンを処置するために使用するための化合物であって、ApoO、その変異体又はフラグメント、それらの混合物及び前記ApoO、その変異体又はフラグメントをコードするベクターからなる群より選択される、化合物。
- 前記ガン性細胞が、高含量のミトコンドリアを有する細胞、好ましくは、少なくとも30体積%、好ましくは40体積%のミトコンドリアを含む細胞である、請求項1又は2に記載の使用のための化合物。
- 前記ガン性細胞が、心臓細胞、肝臓細胞、膀胱細胞、脳細胞、乳房細胞、結腸細胞、直腸細胞、子宮内膜細胞、腎細胞、血液細胞、表皮細胞、膵臓細胞、前立腺細胞及び甲状腺細胞からなる群より選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- 前記ガン性細胞が脳ガン細胞であり、前記脳ガンが、脊索腫、頭蓋咽頭腫、神経節細胞腫、神経節腫、未分化神経節膠腫、頸静脈小体、髄膜腫、松果体細胞腫、下垂体腺腫、神経鞘腫、神経膠腫、血管芽細胞腫及びラブドイド腫瘍を含む脳ガンから選択される、請求項4に記載の使用のための化合物。
- 前記ガン性細胞が、星状細胞、上衣細胞及び希突起膠細胞からなる群より選択される、請求項5に記載の使用のための化合物。
- 前記ガンが膠芽細胞腫である、請求項2〜6のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- ヒトApoO、好ましくは配列番号1に示されているヒトApoOである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- ApoOフラグメントであり、30〜190、好ましくは50〜130、より好ましくは70〜120アミノ酸の長さを有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- ApoOフラグメントであり、8〜190、好ましくは8〜100、より好ましくは8〜50アミノ酸の長さを有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- 配列番号10、配列番号11及び配列番号12に示されているフラグメントからなる群より選択されるApoOフラグメントである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- 配列番号12に示されているApoOフラグメントである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- ApoOフラグメントであり、ネイティブなApoOのN末端の少なくとも40アミノ酸を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- MPTPと相互作用してMPTPが開口状態をとるようにし、それにより、ミトコンドリア脱共役を誘導する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- CyPD又はANTと相互作用する、請求項14に記載の化合物。
- ミトコンドリア呼吸を増加させ、脂肪酸代謝を増加させ、前記ガン性細胞内の脂質蓄積を誘導する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
- 肥満、糖尿病、脂肪肝、膵炎及び甲状腺機能低下症からなる群より選択される病態生理学的状態を処置するための方法において使用するための化合物であって、ApoO活性又はApoO遺伝子発現のインヒビターである、化合物。
- 病態生理学的状態、好ましくは肥満、糖尿病、心筋症、筋障害、脂肪肝、膵炎及び/又は甲状腺機能低下症における脂質過負荷を軽減するための方法において使用するための化合物であって、ApoO活性又はApoO遺伝子発現のインヒビターである、化合物。
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