JP2017513430A - 通信デバイスおよび方法 - Google Patents

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Abstract

通信デバイスおよび通信デバイスを使用して通信する方法が、デバイスツーデバイス通信を行うために開示される。通信デバイスは、第1の動作モードに応じて1以上の他の通信デバイスに信号を送信するために、移動通信ネットワークによって要求に応じて通信デバイスに対して割り当てられる無線アクセスインタフェースの第1の通信リソースの指示、またはデバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて1以上の他の通信デバイスに信号を送信するために、通信デバイスによって使用される無線アクセスインタフェースの第2の通信リソースの指示、のうち少なくとも1つで構成される。方法は、移動通信ネットワークから、通信デバイスが、第1の動作モードに応じて1以上の他の通信デバイスに信号を送信するために、移動通信ネットワークによって要求に応じて通信デバイスに対して割り当てられる無線アクセスインタフェースの第1の通信リソース、またはデバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて1以上の他の通信デバイスに信号を送信するために、通信デバイスによって使用される無線アクセスインタフェースの第2の通信リソース、のうち少なくとも1つを使用できるかどうかの指示を受信することと、移動通信ネットワークによって提供される指示および第1の通信リソースおよび/または第2の通信リソースの構成に応じて、第1の通信リソースを介して1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、またはデバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて第2の通信リソースを介して1以上の他の通信デバイスに信号を送信することと、を含む。本技術の実施形態は、通信デバイスに与えられた優先度に従ってD2D通信のための通信リソースへのアクセスを低減または制限するように、D2D通信を行う通信デバイスを制限または制御するための構成を提供できる。【選択図】図10

Description

本開示は、通信デバイスおよび通信デバイスを用いたデータ通信方法に関し、特にデバイスツーデバイス通信を行うように構成された通信デバイスに関する。
3GPPで規定されたUMTSおよびロングタームエボリューション(LTE)に基づくようなモバイル通信システムは、前世代のモバイル通信システムによって供給される単純なボイスおよびメッセージングサービスよりも高性能なサービスをサポートできる。例えば、LTEシステムによって提供される改善された無線インタフェースおよび拡張されたデータレートを用いて、ユーザは、以前は固定回線データ接続のみを介して利用可能であった、モバイルビデオストリーミングおよびモバイル通信デバイスを用いたビデオ会議などの高データレートのアプリケーションを楽しむことができる。
したがって、第4世代ネットワークを展開することの需要は強く、そのネットワークのカバレッジエリア、すなわちネットワークにアクセスすることができる地理的位置を急速に拡張することが望まれている。しかしながら、第4世代ネットワークのカバレッジおよび容量は通信ネットワークの前世代のものを大幅に超えることが予想されるものの、そのようなネットワークによってサービスされるネットワーク容量と地理的位置の制限が依然としてある。例えば、これらの制限は、ネットワークが通信デバイス間の高負荷および高データレートの通信を経験している状況、または通信デバイスがネットワークのカバレッジエリア内ではないかもしれないが、通信デバイス間の高負荷および高データレートの通信が要求される場合に特に関連がある可能性がある。これらの制限に対処するために、LTEリリース12において、デバイスツーデバイス(D2D)通信を実行するLTE通信デバイスの能力が導入される。
D2D通信は、カバレッジエリアの内側にある場合および外側にある場合の両方またはネットワークに障害が発生している場合に、近接する通信デバイスに互いに直接通信できるようにする。このD2Dの通信能力は、基地局のようなネットワークエンティティに関連するユーザデータの必要性を取り除くことにより、通信デバイス間のユーザデータをより効率的に通信できるようにすることができ、またそれらの通信デバイスがネットワークのカバレッジエリア内ではないかもしれないものの、近接する通信デバイスに互いに通信できるようにする。カバレッジエリアの内側および外側の両方で動作する通信デバイスのための能力は、例えば、公共安全通信のようなアプリケーションに適したD2D機能を組み込むLTEシステムを構築する。公共安全通信は、デバイスが輻輳したネットワークで、またカバレッジエリアの外側で互いに通信し続けることができる、高いレベルの堅牢性を必要とする。
従って第4世代ネットワークは、現在世界中で使用されているTETRAのような専用のシステムに比べて、公共安全通信に対して費用効果的な解決策として提案されている。しかし、単一のカバレッジエリアまたはネットワーク内での従来のLTE通信とD2D通信との共存の可能性は、LTEネットワーク内での協調通信リソース割り当ての複雑さを増大させる可能性がある。いくつかのアプリケーションにおいて、D2D通信は緊急に実行されなければならず、よって他の通信デバイスによって消費される通信リソースの結果としての輻輳を受けることなく、通信デバイスが迅速に通信リソースにアクセスすることができる構成を提供する必要があるかもしれない。
本技術の第1の実施形態によれば、デバイスツーデバイス通信を行うために通信デバイスを使用して無線アクセスインタフェースを介して通信する方法が提供される。方法は、通信デバイスが移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内にある場合、第1の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の他の通信デバイスから信号を受信するために移動通信ネットワークによって要求に応じて通信デバイスに対して割り当てられる無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソースの指示、および通信デバイスが移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の他の通信デバイスから信号を受信するために通信デバイスによって使用される無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソースの指示、のうちの少なくとも1つで通信デバイスを構成することを含む。第1および/または第2の通信リソースの指示を有する通信デバイスを構成することは、製造中、または第1および第2の通信リソースの構成に係る情報を通信デバイスにおいて受信する間に通信デバイスを予め構成することを含んでもよい。方法はまた、移動通信ネットワークから、第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための無線アクセスインタフェースの第1の通信リソース、または第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための無線アクセスインタフェースの第2の通信リソースのうち少なくとも1つを通信デバイスが使用できるかどうかの指示を受信すること、および移動通信ネットワークによって提供される指示および1以上の第1の通信リソースおよび/または第2の通信リソースの構成に応じて、第1の動作モードに応じて移動通信ネットワークによって割り当てられた第1の通信リソースを介して1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または第1の通信リソースを介して1以上の他の通信デバイスから信号を受信する、またはデバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて第2の通信リソースを介して1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または第2の通信リソースを介して1以上の他の通信デバイスから信号を受信すること、を含む。
本技術の実施形態は、通信デバイスに与えられた優先度に従ってD2D通信のための通信リソースへのアクセスを低減または制限するように、D2D通信を行う通信デバイスを制限または制御するための構成を提供することができる。制御は、優先度が緊急サービスをサポートするためにD2D通信を行うUEに与えられるように、例えば緊急事態の結果として開始されてもよい。他の例では、D2D通信リソースにアクセスすることに対する輻輳を管理するために、アクセスはD2D通信リソースに対して制限されてもよい。
いくつかの例によれば実施形態は、D2D通信を行うUEの異なるタイプまたはクラスをサポートするための構成を提供できる。しかしながら、公共安全デバイスのような優先度の高いUEをサポートするために、高負荷のシナリオおよび/または高い干渉シナリオで、D2D通信リソースへのアクセスにおけるいくつかの区別を提供することが必要であってもよい。
従来移動通信ネットワークは、通信デバイスの異なるクラスに対して異なるアクセス確率値に応じて輻輳が制御されるアクセス制御制約(access control barring)のための構成を含む。本技術のいくつかの実施形態は、通信デバイスの異なるクラスに対するより精度の高いレベルでのD2D通信デバイスのためのアクセス制御が提供されるために、従来提案されているアクセス制御制約とD2D通信に対するアクセス制御指示とを組み合わせるように構成される。
本技術の実施形態は、リソースの各プールがリソース割り当てモードに関連付けられており、また、通信デバイスのどのタイプまたはクラスがそれらの通信リソースへのアクセスを許可されているかを指定する追加のパラメータに関連付けられてもよい、通信リソースの1以上のセクションまたはプールを提供できる。したがってこの構成は、制約情報/アクセス権とD2D通信リソースプールおよび/または通信モードとの関連を提供する。
いくつかの例において、通信デバイスが、第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための無線アクセスインタフェースの第1の通信リソース、第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための無線アクセスインタフェースの第2の通信リソース、のうち少なくとも1つを使用することができるかどうかの通信デバイスによって受信される指示は、通信デバイスの所定のクラスのうちの1つに依存する。
種々のさらなる態様および本発明の特徴は、添付の特許請求の範囲に定義され、通信デバイス、通信デバイスを使用して通信する方法を含む。
本開示の実施形態を、同様の部分に対応する参照番号が付された添付の図面を参照して、例示のためのみに説明する。
図1は、モバイル通信システムの概略図を提供する。 図2は、モバイル通信システムの無線アクセスインタフェースのダウンリンクの構造の概略図を提供する。 図3は、モバイル通信システムの無線アクセスインタフェースのアップリンクの概略図を提供する。 図4は、通信デバイスがデバイスツーデバイス通信を行うことができるモバイル通信システムの概略図を提供する。 図5aは、デバイスツーデバイス通信のシナリオの例の概略図を提供する。 図5bは、デバイスツーデバイス通信のシナリオの例の概略図を提供する。 図5cは、デバイスツーデバイス通信のシナリオの例の概略図を提供する。 図5dは、デバイスツーデバイス通信のシナリオの例の概略図を提供する。 図6は、本開示でモード1と呼ばれる、移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内でデバイスツーデバイス通信を行う複数の通信デバイスがグループを形成する構成を示す概略ブロック図を提供する。 図7は、図6で示されたように移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内のときに、プレスツートーク(PTT)アプリケーションでデバイスツーデバイス通信を行う通信デバイスの動作例を示すフロー図である。 図8は、移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア外でデバイスツーデバイス通信を行い、したがって本開示でモード2と呼ばれる、自律的に動作する複数の通信デバイスがグループを形成する構成を示す概略的なブロック図を提供する。 図9は、図8で示されたように移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア外のときに、プレスツートーク(PTT)アプリケーションでデバイスツーデバイス通信を行う通信デバイスの動作例を示すフロー図である。 図10は、異なる通信リソースプールおよび異なる複数のアクセスモードを使用してD2D通信を行う複数の通信デバイスを示す概略ブロック図である。 図11は、通信デバイスがモード2のD2D動作でリソース割り当てのためのアクセス権を通知される、本技術の例に係る通信システムの動作を示すメッセージフロー図である。 図12は、通信デバイスがモード1のD2D動作でリソース割り当てのためのアクセス権を通知される、本技術の例に係る通信システムの動作を示すメッセージフロー図である。 図13は、本技術に係るアクセス制限情報を通信デバイスに搬送するインフラ機器の動作例を示すフロー図である。 図14は、ネットワークアクセスに対する条件が変わるときに、本技術に係るアクセス制限情報を通信デバイスに搬送するインフラ機器の動作例を示すフロー図である。 図15は、本技術に係るアクセス制御情報を用いてD2D通信を行う通信デバイスの動作例を示すフロー図である。 図16は、スケジューリング割り当て領域と共有通信リソース領域を含む無線アクセスインタフェースの概略図であり、デバイスツーデバイス通信をサポートするための本発明の手法に従った動作を示す。
(従来の通信システム)
図1は、従来のモバイル通信システム100の概略図を提供し、当該システムは、モバイル通信デバイス101、インフラ機器102およびコアネットワーク103を含む。インフラ機器はまた、例えば基地局、ネットワークエレメント、拡張ノードB(eNodeB)または調整エンティティと呼ばれてもよく、カバレッジエリアまたはセル内の1つ以上の通信デバイスに対し無線アクセスインタフェースを提供する。1つ以上のモバイル通信デバイスは、無線アクセスインタフェースを使用してデータを表す信号の送受信を介してデータを通信してもよい。ネットワークエンティティ102は、コアネットワーク103に通信可能に接続されており、コアネットワークは、通信デバイス101およびインフラ機器102から形成されたものと同様の構造を有する、1つ以上の他の通信システムまたはネットワークに接続されてもよい。コアネットワークはまた、ネットワークエンティティによってサービスされる通信デバイスに対する認証、移動管理、課金などのような機能を提供してもよい。図1のモバイル通信デバイスはまた、通信端末、ユーザ機器(UE)、端末デバイスなどと呼ばれてもよく、ネットワークエンティティを介して、同じまたは異なるカバレッジエリアによってサービスされる1つ以上の他の通信デバイスと通信するように構成される。これらの通信は、104から109に線で表された双方向通信リンク上で無線アクセスインタフェースを使用してデータを表す信号を送受信することにより行われてもよく、104、106および108は、ネットワークエンティティから通信デバイスへのダウンリンク通信を表し、105、107および109は、通信デバイスからネットワークエンティティへのアップリンク通信を表す。通信システム100は、任意の公知のプロトコルに従って動作してもよく、例えば、いくつかの例では、システム100は、3GPPのロングタームエボリューション(LTE)規格に従って動作してもよく、ネットワークエンティティと通信デバイスはそれぞれ、一般に、eNodeBおよびUEと呼ばれる。
図2は、通信システムがLTE規格に従って動作する場合に、図1のeNodeBによってまたは関連して提供される、無線アクセスインタフェースのダウンリンクの構造の簡略図を提供する。LTEシステムにおいて、eNodeBからUEへのダウンリンクの無線アクセスインタフェースは直交周波数分割多重(OFDM)アクセス無線インタフェースに基づいている。OFDMインタフェースにおいて、利用可能な帯域幅のリソースは周波数において複数の直交サブキャリアに分割されており、データは直交する複数のサブキャリア上で並列に送信され、例えば1.25MHzから20MHzの間の帯域幅は、128から2048の直交サブキャリアに分割されてもよい。各サブキャリアの帯域幅は任意の値をとってもよいが、LTEにおいては15kHzで固定されている。図2に示されるように、無線アクセスインタフェースのリソースは時間的にフレームに分割され、フレーム200は、10ミリ秒持続し、それぞれ1ミリ秒の持続時間を有する10のサブフレーム201に分割される。各サブフレームは14のOFDMシンボルから形成され、標準または拡張サイクリックプレフィックスが、シンボル間干渉の低減のためにOFDMシンボル間で利用されているかどうかに応じて6または7のOFDMシンボルを含む、2つのスロットに分割される。スロット内のリソースは、1スロットの期間に対してそれぞれ12のサブキャリアを含む、リソースブロック203に分割されてもよく、さらにリソースブロックは、1つのOFDMシンボルに対して1つのサブキャリアにわたる、リソースエレメント204に分割されてもよく、各長方形204はリソースエレメントを表す。
図2のLTE無線アクセスインタフェースのダウンリンクの簡略化された構造では、各サブフレーム201は、制御データの送信のために制御領域205、ユーザデータを送信するためのデータ領域206、所定のパターンに従って制御データ領域に散在しているリファレンス信号207および同期信号を有する。制御領域204は、制御データの送信のために、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)および物理HARQインディケータチャネル(PHICH)のような、多数の物理チャネルを含んでもよい。データ領域は、データの送信のために、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)のような、多数の物理チャネルを含んでもよい。これらの物理チャネルはLTEシステムに広い範囲の機能性を提供するが、リソースの割り当ておよび本開示のPDCCHとPDSCHの点で最も関連する。LTEシステムの物理チャネルの構造と機能に関する詳しい情報は、[11]で理解することができる。
PDSCH内のリソースは、eNodeBによってサービスされるUEに対してeNodeBによって割り当てられてもよい。例えば、UEが、UEが以前に要求したデータまたは無線リソース制御(RRC)シグナリングのようなeNodeBによってUEに配信されるデータを受信できるようにするために、多数のPDSCHのリソースブロックがUEに割り当てられてもよい。図2では、UE1は、データ領域206のリソース208、UE2リソース209およびUEリソース210を割り当てられる。LTEシステムにおけるUEは、PDSCHの利用可能なリソースの一部を割り当てられてもよく、したがってUEは、PDSCH内の関連するデータのみを検出し、推定できるように、PDCSH内に割り当てられたリソースの場所を通知される必要がある。割り当てられた通信リソースの位置をUEに通知するために、ダウンリンクのリソース割り当てを特定するリソース制御情報は、ダウンリンク制御情報(DCI)と呼ばれるフォームでPDCCHにわたって搬送され、PDSCHに対するリソース割り当ては、同じサブフレームの先行するPDCCHインスタンスで搬送される。リソース割り当て手順中、このようにUEは、それらに向けられたDCIに対するPDCCHをモニタし、そのようなDCIが検出されると、DCIを受信し、PDSCHの関連部分からデータを検出し、推定する。
図3は、図1のeNodeBによってまたはeNodeBに関連して提供されてもよい、LTE無線アクセスインタフェースのアップリンクの構造の簡略図を提供する。LTEネットワークでは、アップリンクの無線アクセスインタフェースは、シングルキャリア周波数分割多重FDM(SC−FDM)インタフェースに基づき、ダウンリンクおよびアップリンク無線アクセスインタフェースは、周波数分割複信(FDD)または時分割複信(TDD)によって提供され、TDDにおける実装サブフレームは、予め定義されたパターンに応じて、アップリンクとダウンリンクのサブフレームを切り替える。しかし、使用される多重方式に関係なく、共通のアップリンクフレーム構造が使用される。図3の簡略化された構造は、FDD実装におけるアップリンクフレームを示す。フレーム300は、10個の1ミリ秒の持続時間のサブフレーム301に分割され、各サブフレーム301は、0.5ミリ秒の持続時間の2つのスロット302を含む。そして各スロットは、ダウンリンクサブフレームの場合と同じ方法で、7個のOFDMシンボル303から形成され、サイクリックプレフィックス304は、各シンボルの間に挿入される。図3において、標準のサイクリックプレフィックスが使用されるため、サブフレーム内に7個のOFDMシンボルがあるが、拡張サイクリックプレフィックスが使用される場合、各スロットは6個のOFDMシンボルを含む。アップリンクサブフレームのリソースは、ダウンリンクサブフレームと同様に、リソースブロックとリソースエレメントに分割される。
各アップリンクサブフレームは、例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)305、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)306、および物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のような、異なる複数のチャネルを含んでもよい。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、例えばダウンリンク送信のためのeNodeBに対するACK/NACK、アップリンクリソースをスケジュールすることを望むUEに対するスケジューリング要求インジケータ(SRI)およびダウンリンクのチャネル状態情報(CSI)のフィードバックのような制御情報を搬送してもよい。PUSCHは、UEのアップリンクデータまたは一部のアップリンク制御データを搬送してもよい。PUSCHのリソースは、通常、UEにおけるバッファ内の送信可能なデータの量をネットワークと通信することによってトリガされる許可のように、PDCCHを介して許可される。PRACHは、システム情報ブロックのような、ダウンリンクシグナリングでUEにシグナリングされてもよく、複数のPRACHのパターンのうちの一つに応じてアップリンクフレームのリソースのいずれかでスケジュールされてもよい。物理アップリンクチャネルと同様に、アップリンクサブフレームは、リファレンス信号を含んでもよい。例えば、復号リファレンス信号(DMRS)307およびサウンディングリファレンス信号(SRS)308が、アップリンクサブフレーム内に存在してもよく、DMRSは、PUSCHが送信されるスロットの4番目のシンボルを占有し、PUCCHとPUSCHのデータの復号化のために使用され、SRSは、eNodeBにおけるアップリンクチャネル推定のために使用される。LTEシステムの物理チャネルの構造と機能の詳細に関する情報は、[1]で理解される。
PDSCHのリソースと類似の方法で、PUSCHのリソースは、サービングeNodeBによってスケジュールまたは許可される必要があり、したがってデータがUEによって送信される場合、PUSCHのリソースは、eNodeBによってUEに許可される必要がある。PUSCHのリソース割り当ては、UEにおいて、スケジューリング要求を送信することまたはUEのサービングeNodeBにバッファ状態報告を送信することによって実現される。スケジューリング要求は、PUCCH上のアップリンク制御情報(UCI)の送信を介してバッファ状態報告を送信するためにUEに対して不十分なアップリンクリソースである場合、UEに対する既存のPUSCHの割り当てがない場合、またはUEに対する既存のPUSCHの割り当てがある場合にPUSCHでの直接の送信によって、行われてもよい。スケジューリング要求に応答して、eNodeBは、要求するUEにバッファ状態報告を転送するための十分なPUSCHリソースの一部を割り当て、そして、PDCCH上でDCIを介してバッファ状態報告リソース割り当てをUEに通知するように構成される。UEがバッファ状態報告を送信するのに十分なPUSCHのリソースを有した場合、または有すると、バッファ状態報告はeNodeBに送信され、バッファ状態報告はアップリンクバッファまたはUEにおけるバッファのデータ量に関する情報をeNodeBに与える。バッファ状態報告を受信した後、eNodeBは、UEのバッファされたアップリンクデータの一部を送信するために送信UEにPUSCHリソースの一部を割り当て、そしてPDCCHでDCIを介して、リソース割り当てをUEに通知することができる。例えば、利用するUEがeNodeBとの接続を有し、そのUEは、UCIの形態でPUCCHにおけるPUSCHリソース要求を最初に送信する。その後、UEは、適切なDCIのためのPDCCHをモニタし、PUSCHリソース割り当ての詳細を抽出し、割り当てられたリソースで、最初にバッファ状態報告を含むアップリンクデータを送信し、および/またはその後にバッファされたデータの一部を含むアップリンクデータを送信する。
ダウンリンクサブフレームの最初のシンボル以外、ダウンリンクサブフレームと同様の構造ではあるが、アップリンクサブフレームはダウンリンクサブフレームに対する異なる制御構造を有し、特に、アップリンクサブフレームのサブキャリア/周波数/リソースブロックの上部309および下部310は、制御シグナリングのために予約される。さらに、ダウンリンクおよびアップリンクのためのリソース割り当て手順は比較的類似しているが、割り当てられるリソースの実際の構造は、それぞれダウンリンクおよびアップリンクで使用されるOFDMおよびSC−FDMインタフェースの異なる特性によって変化してもよい。OFDMでは、各サブキャリアは個別に変調されるため、周波数/サブキャリアの割り当てが連続している必要はないが、SC−FDMにおいてサブキャリアは組み合わされて変調されているので、利用可能なリソースの効率的な使用が行われなければならない場合、各UEに対する連続した周波数割り当てが好ましい。
上述の無線インタフェースの構造と動作の結果として、1つ以上のUEが調整eNodeBを介して相互にデータを通信でき、したがって従来のセルラー通信システムを形成する。以前にリリースされたLTE規格に基づくもののようなセルラー通信システムは商業的に成功しているが、多くの欠点がこのような集中システムに関連する。例えば、近接する2つのUEが互いに通信することを望む場合、データを搬送するのに十分なアップリンクおよびダウンリンクリソースが必要とされる。これにより、システムのリソースの2つの部分が、データの1つの部分を搬送するために使用される。第2の欠点は、UEが互いに通信することを望む場合、近接している場合であっても、eNodeBが必要とされることである。システムに高負荷が発生している、または例えば、遠隔地またはeNodeBが正しく機能していない場合のようにeNodeBのカバレッジが利用できない場合、これらの制限は問題となる可能性がある。これらの制限を克服することは、LTEネットワークの能力と効率の両方を向上させるだけでなく、LTEのネットワーク事業者のための新たな収益の可能性の創造につながる。
(デバイスツーデバイス通信)
D2D通信は、ネットワーク容量およびLTEデバイス間の通信のためのネットワークカバレッジの要件の前述の問題に対処する可能性を提供する。例えば、ユーザデータがUE間で直接通信される場合、アップリンクおよびダウンリンクリソースの両方ではなく、リソースの1セットのみがデータを搬送するために必要とされる。また、UEが直接通信することができる場合、たとえeNodeBによって提供されるカバレッジエリアの外側であっても、互いの範囲内のUEは通信することができる。これらの潜在的な利点の結果として、LTEシステムにD2D機能の導入が提案されている。
図4は、図1を参照して説明したものと実質的に同様であるが、UE401、402、403は、直接互いにデバイスツーデバイス(D2D)通信を実行するように動作可能である、モバイル通信システム400の概略図を提供する。D2D通信は、ユーザおよび/または制御データがeNodeBのような専用の調整エンティティを介して通信されることなく、UEが直接互いの間でデータを通信することを含む。例えば、図4においてUE401、402、403、415とeNodeB404との間の通信は、既存のLTE規格に従っているが、UE401―403が互いの範囲内にある場合、アップリンクおよびダウンリンク405−410を介して通信するのと同様に、それらはまた、D2D通信リンク411−414を介して互いに直接通信してもよい。図4において、D2D通信リンクは破線で示され、401と402、および402と403の間に存在するが、401と403のUEは互いに直接信号を送信および互いから直接信号を受信するために十分に近接していないので、401と403の間には存在しないことが示されている。D2D通信リンクはまた、UE415はD2D通信が可能ではないので、415と他のUEとの間に存在しないことが示されている。図4に示されたような、UE415はD2D動作の仕様に準拠していないデバイスである状況が、LTEネットワーク内に存在してもよい。
UE402からUE403への一方向D2D通信リンク414のような、D2D通信リンクを確立するために、多数のステップが実行される必要がある。最初に、範囲内の他のD2D可能なUEについての知識を有することは開始するUEにとって有益である。LTEシステムでは、例えばこれは、それぞれのUEが互いに定期的に、UEを識別する固有の「ディスカバリ」識別子を含むディスカバリ信号を送信することによって実現されてもよい。代わりに、サービングeNodeBまたは調整エンティティは、D2D通信を行うことが可能なそのカバレッジエリア内のUEのリストを集め、そのカバレッジエリア内の適切なUEにリストを配信してもよい。上記のプロセスのいずれかによって、UE401はUE402を発見することができ、UE402はUE401と403を発見することができ、およびUE403はUE402を発見することができる。一旦UE402がUE403の存在を認識すると、その後UE402はUE403とのD2D通信リンクの確立に進んでもよい。
(以前の提案されたD2Dシステム)
3GPPロングタームエボリューション(LTE)と呼ばれることで管理される仕様に従う通信システムを定義する規格において、デバイスツーデバイス通信のためのいくつかの構成を提供することが以前に提案されている。LTEのD2D通信の実装に可能な多くのアプローチが存在する。例えば、UEとeNodeBの間の通信のために提供される無線アクセスインタフェースがD2D通信のために使用されてもよく、eNodeBは必要とされるリソースを割り当て、制御シグナリングはeNodeBを介して伝達されるが、ユーザデータはUEとの間で直接送信される。
D2D通信に利用される無線アクセスインタフェースは、例えば、OFDMA/SC−FDMAの3GPP LTEベースの無線アクセスインタフェースと同様、キャリアセンス多重アクセス(CSMA)、OFDMまたはこれらの組み合わせのような、多くの技術のいずれかに従って提供され得る。例えば、ドキュメントR2−133840[1]において、UEによる送信の調整、各UEによる非調整/コンテンションベースのスケジューリングである、キャリアセンス多重アクセス、CSMA、を使用することが提案されている。各UEは、最初にリッスンし、そして未使用のリソースで送信する。
別の例では、UEは、直接無線アクセスインタフェースへのアクセスをネゴシエイトすることによって互いに通信してもよく、したがって調整eNodeBの必要性を解決する。以前に提案された構成の例は、グループのUEの1つが、グループの他のメンバーの送信を調整する制御エンティティとして機能するものを含む。そのような提案の例は、以下の開示において提供される。
[2]R2-133990,Network control for Public Safety D2D Communications;Orange,Huawei,Hisilicon,Telecom Italia
[3]R2-134246,The Synchronizing Central Node for Out of Coverage D2D Communication; General DynamicS Broadband UK
[4]R2-134426,Medium Access for D2D communication;LG Electronics Inc
他の構成において、最初にグループのUEの1つは、スケジューリング割り当てを送信し、そして中央スケジューリングUEまたは伝送を制御する制御エンティティなしにデータを送信する。以下の開示は、この分散型配置の例を示す。
[5]R2-134238,D2D Scheduling Procedure;Ericsson;
[6]R2-134248,Possible mechanisms for resource selection in connectionless D2D voice communication;General Dynamics Broadband UK;
[7]R2-134431,Simulation results for D2D voice services using connectionless approach;General Dynamics Broadband UK
特に、上記の最後の2つの寄書、R2-134248[6],R2-134431[7]は、使用されるであろうリソースと共にデータをスケジュールするためにUEによって使用されるスケジューリングチャネルの使用を開示する。他の開示、R2-134238[5]は、そのようなスケジューリングチャネルを使用しないが、スケジューリング割り当てを送信するために、少なくともいくつかの事前定義されたリソースを配信する。
[8]および[9]で開示される他の例の構成は、通信デバイスの送信を制御するために、通信デバイスにフィードバックを提供する基地局を必要とする。ドキュメント[10]は、干渉制御およびリソース調整のために、セルラーユーザ機器とデバイスツーデバイスユーザ機器との間に専用リソース交換チャネルが設けられる構成が開示する。
D2Dデバイスとネットワークの機関に対する可能性のあるアプローチの結果として、多くのシナリオが生じるかもしれない。例えばシナリオの選択は、図5aから図5dで提供され、従来のLTE通信と並行するD2D通信の動作およびeNodeBによって提供されるカバレッジエリア間のD2D可能なデバイスの移動、のそれぞれがリソースの割り当てに関する別の問題を引き起こす可能性がある。
図5aにおいて、UE501と502は、eNodeBのカバレッジエリア外にあり、したがって、D2Dデバイスは、隣接するLTEネットワークに対するD2D通信によって引き起こされ得る干渉とほとんど、あるいはまったく関連せずに通信できる。このようなシナリオは、公共安全通信で生じてもよく、例えば、どちらかのUEがカバレッジエリアの外にある、またはモバイル通信ネットワークが現在正常に機能していない場合である。このようなシナリオで通信するUEは、リソースを割り当てるため、および通信を調整するために互いに直接ネゴシエイトしてもよく、またはUEまたは第3のUEの1つが調整エンティティとして動作してもよく、したがってリソースの割り当てを行ってもよい。
図5bにおいて、UE501は、eNodeB503のカバレッジエリア504内にあり、カバレッジエリア503の外にあるUE502とD2D通信を行っている。図5aのシナリオとは対照的に、eNodeB503のカバレッジエリア内にあるUE501よって、D2D通信は、カバレッジエリア内の従来のLTE通信に干渉を引き起こす可能性がある。したがって、D2Dリソース割り当ておよび送信は、カバレッジエリア504内のものを避けて調整されなければならないかもしれず、よって、従来のLTE通信はD2D送信の影響を受けない。これは多くの方法で達成されてもよく、例えば、eNodeBは、D2Dリソースと従来のLTEリソースがオーバーラップしないように、D2D通信のためのリソース割り当てを調整してもよい。そして、任意の割り当てが、UE501によってUE502に中継されてもよい。あるいは、例えば、UE1またはUE1を介するUE2がリソースの割り当てを行ってもよく、そしてD2D通信のために利用されるリソースをeNodeBに知らせてもよい。eNodeBは、これらのD2D通信のためのリソースを予約する。
図5cにおいて、UE501および502は共にeNodeB503のカバレッジエリア内にあり、したがってカバレッジエリア内の従来のLTE通信に対する干渉を生じさせることなくD2D通信が行われる場合、eNodeBとUEとの間の調整が必要となる。このような調整は、図5bを参照して説明したものと同様の方法で達成されてもよいが、図5cの場合、UE502はカバレッジエリア内にあり、したがってUE1によるUE2からeNodeBに対するリソース割り当て信号の中継は、必要とされないかもしれない。
図5dに第4のより複雑なD2Dシナリオが図示されており、UE501とUE502はそれぞれ、異なるeNodeB503と504のカバレッジエリア504、505内にある。図5bおよび5cのシナリオに関して、D2D通信と従来のLTE通信との干渉が避けられるべき場合は、D2D通信を行うUE間の調整が必要となる。しかし、2つのeNodeBの存在は、カバレッジエリア504および505内のeNodeBによるリソース割り当てがD2Dリソースの割り当てを避けて調整される必要があることを必要とする。
図5aから5dは単に可能性が高い4つのD2D使用のシナリオを示し、さらなるシナリオが図5aから5dに示されたものの組み合わせから形成されてもよい。例えば、2つのeNodeBのカバレッジエリア内にD2D通信を行うUEの2つのグループが存在するように、図5aに示される通信を行っている2つのUEが、図5dの使用シナリオに移ってもよい。
D2D通信リンクが確立されると、無線アクセスインタフェースのリソースがD2Dリンクに割り当てられることが要求される。上記のように、D2D通信はLTEネットワークに割り当てられたスペクトルで行われることが好ましく、したがってLTEネットワークのカバレッジエリア内である場合、D2D送信は、SC−FDMが使用されるアップリンクスペクトルにおいて行われることが以前に提案されている。また、D2D通信を奨励する動機要因の一つは、もたらされる容量の増加であるので、D2D通信のためのダウンリンクスペクトルを利用することは適切ではない。
同時係属中の欧州特許出願EP14153512.0は、D2D通信を行う通信デバイス構成を開示しており、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。通信デバイスは、スケジューリング割り当て領域と呼ばれる、リソースの所定のセクションでスケジューリング割り当てメッセージを送信することによって、競合アクセスを行うために割り当てられる、LTEアップリンクのPUSCHのような、共有通信リソースを予約するように構成される。EP14153530.2で開示されるように、その内容は参照により本明細書に組み込まれ、1以上の通信デバイスがスケジューリング割り当て領域の同じセクションで同時にスケジューリング割り当てメッセージを送信する場合に、通信デバイスが競合アクセスを検出し、別の時間に再試行できるように、競合解決手順が通信デバイスによって適用される。このD2D通信アクセス手順に応じる通信デバイスの動作は、網羅的に添付1に要約される。
(デバイスツーデバイス通信の動作モード)
図5a−5dに示された異なるシナリオを参照して上述したように、通信デバイスまたはUEは、UEがモバイル通信ネットワークのeNodeBが提供するカバレッジエリア内にあるか否かに応じて、異なる状況でD2D通信を行ってもよい。本開示によれば、上記のシナリオは、eNodeBのカバレッジ内でD2D通信リソースの割り当てがeNodeBによって制御される、モード1と以下の記載で呼ばれる、またはeNodeBのカバレッジの内またはカバレッジの外かどうかで自律的に動作する、通信リソースがeNodeBによって割り当てられずに自律的にD2D UEによってアクセスされる、モード2と呼ばれる、いずれかであるとして要約される。動作のこれら2つのモードは、D2D UEのグループの間でのプレスツートークタイプの動作であるD2D通信のアプリケーションの説明のサポートと共に図6と図8に示される。
図6は、基地局またはeNodeB602によって提供される破線境界線601によって表されるカバレッジエリア内で動作する通信デバイス600の例の図を提供する。D2D通信が移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内で行なわれているとき、無線アクセスインタフェースの通信リソースは移動通信ネットワークの制御下で提供される。
図6に示されるように、通信デバイスまたはUE600の各々は、コントローラ610の制御下で信号の送受信を行う送信機606および受信機608を含む。コントローラ610は、D2D通信を行うグループのメンバー間でデータを送受信するように送信機606および受信機608を制御する。しかし、モード1の動作と呼ばれるこのモードの動作で理解されるように、無線アクセスインタフェースへのアクセスはeNodeB602によって判定され、制御される。
モード1の動作例による、参考文献(5)で提供される開示に基づく、D2D通信のためのプレスツートークタイプのアプリケーションに応じたD2D通信を行うための手順が図7に示される。図7は、UEがeNodeB602のカバレッジエリア601内でD2D通信を行い、したがってeNodeB602からの通信リソースの割り当てを要求し、受信する処理を示すメッセージシーケンスフロー図を提供する。プロセスの最初の部分として図7に示されるように、ステップ701においてUE600は、暗号化キーおよび認証を提供されることによって、通信リソースを割り当て、通信リソースにアクセスするために事前に構成されるように構成される。ステップ702において、第1の通信デバイス701は、UE706のようなグループ内の他のUEに送信することを望み、よって処理ステップ708によって表されるようにプレスツートーク動作を行う。上記で示された構成のいずれかによれば、処理ステップ710で表されるようにUE704は、eNodeB602によって提供される無線アクセスインタフェースの通信リソースを要求し、無線アクセスインタフェースの通信リソースの許可をeNodeBから受信する。第1のUE704は、メッセージ712を使用して、グループ内の他のUE706にスケジューリング割り当てメッセージを送信し、ステップ714、716で、グループ内の他のUEにユーザデータを送信する。他のUEにユーザデータを送信し続けるために(720)、さらなるスケジューリング割り当てメッセージが送信されてもよい(718)。したがって、メッセージ712から720は、他のUEにデータを送信する送信セッション722を表す。処理ステップ730によって実行されるように、eNodeB602からのより大きな通信リソースを更新する、または受けるために、通信リソースのためのさらなる要求が、ステップ730で他のUEに対して行われてもよい。さらなるスケジューリング割り当てメッセージ732およびユーザデータの送信が、さらに送信セッション736において実行される。最後にUE704は、ステップ740でD2D通信の送信のためにeNodeB602によって割り当てられた通信リソースを解放するためにプレスツートーク要求を解除する。
上述したように動作の別の例のモードは、モード1のカバレッジ動作に対応する図6に示した例に実質的に対応する図8に示されるように、通信デバイスまたはUEが基地局602のカバレッジエリア601の外側にある、D2D通信がカバレッジ外で行われるモード2と呼ばれる。したがって図8に示されるように、UE600は境界601の外側にあり、したがってeNodeB602によって提供されるカバレッジエリア外にある。UE610がeNodeB602のカバレッジエリア内にあるか否かは、例えば、ダウンリンク受信信号強度指示が所定の閾値未満であってもよいというような、所定の条件に応じて判定される。したがって、送信機、受信機およびコントローラ606、608、609は、eNodeBからのダウンリンク送信が所定の閾値以下であることを受信信号強度に応じて判定してもよく、したがってUEはeNodeB602によって提供されるカバレッジエリア外で動作していると判定してもよい。したがって、図7に示されるようなプレスツートークの例のための、モード2の動作におけるプレスツートーク動作に対応するメッセージフロー図が図9に示される。図9について以下のように説明される。
図9に示されるように、図7におけるステップ701に対応する第1ステップの間に、UEは、UEが無線アクセスインタフェースを介して通信できるように、認証および暗号化キーが交換される、または通信ネットワークによって提供される事前構成を行う。したがって第1のステップにおいてリソース構成が行われる(901)。そして第1のUE902は、プレスツートーク有効化ステップ904によって表されるようなプレスツートーク動作を行う。D2D通信手順として一般的に示される処理ステップにおいて、第1のUE902は、第2のUE908とD2D通信を形成するために無線アクセスインタフェースの通信リソースを予約するための手順を実行する。第2のUE908は1つのデバイスであってもよいが、第1のデバイス902から通信を受信してもよい有効なグループの他のデバイスがある。無線アクセスインタフェース上の通信リソースを予約すると、メッセージ送信矢印912、914、916で表されるように、第1のUE902はグループ内の他のデバイス908にユーザデータを送信する。したがって、送信メッセージ912、914、916は送信セッション918として一般的に表される。
さらに動作において、第1のUE902は、無線アクセスインタフェース920の通信リソースを予約するために、必要に応じて予約を更新する、またはさらなるリソースを予約するために必要とされ得る、さらなるD2D通信手順を実行してもよい。したがって、さらなる送信922、924が、さらなる通信セッション926で発生する。最後に、ステップ930においてプレスツートーク機能が解除された後に、予約されたリソースがUE902によって解放される。
上記の取り決めによると、UEは、ネットワークのカバレッジ内にあるとき、モード1を使用したほうがよい。モード1の動作について、モード1が動作する前に、UEは、RRC接続されなければならない。理解されるように、UEがカバレッジ内(現在の定義によると:セルがふさわしい)にあるときはいつでもUEはネットワークとRRC接続を確立することが好ましく、ネットワークは特定のリソースをUEのためにスケジュールするように構成するためのいくつかの利点がある。
いくつかの例によれば、移動通信ネットワークは、モード1またはモード2を許可することができるかを制御できる。例えば、システム情報を介してモード1または2を有効にし、例えば、
・カバレッジ内および/またはカバレッジ外でモード2が許可される、
・モード1が必要とされる(モード2は許可されない)またはモード2がカバレッジ内で許可されるための、1ビットの指示を有効にする。
UEがモード1で動作することが必要とされる場合、UEがアイドルモードからRRC接続を確立する必要があるため問題が認識される。適切なセル内にあり、アイドルモードであるUEは、RRC接続を確立する、およびD2Dリソースを要求する、およびeNodeBがリソースを割り当てるためにかかる時間による、いずれかの公共安全またはその他のD2D通信に遅延を生じさせる。通常の動作条件下で、通信を確立するための重大な遅延に相当しない、アイドルからRRC接続状態に移行するために要するUEによって引き起こされる通信の遅延は数百ミリ秒となる。しかし、いくつかの状況で、特に輻輳したネットワークでは、この遅延は許容できないことがある、または公共安全デバイスが動作できないようにする可能性がある。
一例は、緊急サービスによって動作されるD2D通信デバイスが機能する必要がある、地震、爆発または任意の状況のような災害が発生した場合であり、多くの人々が友人や親戚に電話またはテキストしようとする可能性がある、移動通信ネットワークが輻輳状態になることがある例を提供する。これはPRACH上の輻輳を引き起こす可能性があり、結果として、ネットワークはすべてのUEにサービスを提供できない可能性がある。このPRACHの障害は、一時的な干渉、またはコアネットワークまたはeNodeBの障害によっても引き起こされる可能性がある。
先行技術において、文献EP0993314(15)は、無線アクセスインタフェースによって提供される無線アクセスチャネルリソースが優先度ベースのアクセスの異なるタイプの間で分割される、CDMAの無線アクセスインタフェースの構成を開示する。優先度の高いアクセスのタイプはランダムアクセスに対してより多くの物理リソースを受ける。この構成は、特定のメッセージが競合アクセスで成功するであろうより高い可能性による、ネットワークへのアクセスを獲得する可能性の改善を提供する。したがって、より重要なUEクラスが、競合アクセスの成功するより高い可能性を有することができる。
移動通信ネットワークが輻輳する例では、ネットワークは、通常のユーザがセルにアクセスできないように制約するアクセスクラスを設定するように構成されることができる。公共安全デバイスは特殊なアクセスクラスを持っているだろうと仮定すると(アクセスクラス11−15は特別なデバイスのために予約される)、これらのデバイスはセルにアクセスすることができるかもしれない。しかし、アクセスクラス制約パラメータ(access class barring parameter)を更新することは時間がかかる場合がある。さらに、システム情報の通信が妨げられるいくつかのネットワーク障害のシナリオがある。また、UEが接続を確立できる場合であっても、リソースの割り当ては、不安定な状況では信頼性がない可能性がある。
(D2D通信のためのアクセス制御)
本技術の実施形態は、D2D通信を行う通信デバイスを制限または制御するための構成を提供できる。制御は、優先度が緊急サービスをサポートするためにD2D通信を行うUEに与えられるように、例えば緊急事態の結果として開始されてもよい。他の例では、D2D通信リソースにアクセスすることに対する輻輳を管理するために、アクセスはD2D通信リソースに対して制限されてもよい。本技術の実施形態は、D2D通信を行うUEの異なるタイプまたはクラスをサポートするための構成を提供できる。しかし、高負荷のシナリオおよび/または高い干渉のあるシナリオで公共安全デバイスのような、より高い優先度のUEをサポートするために、D2D通信リソースに対するアクセスにおいていくつかの区別を提供する必要があるかもしれない。セルラーネットワークに対して、UEの異なるクラスを制約すること(barring)により(アクセスクラス制約)、またはアクセスの可能性を提供することにより、負荷を制御することが可能である。
本技術の実施形態は、通信リソースの1以上のセクションまたはプールを提供でき、リソースの各プールおよび/またはリソース割り当てモードは、UEのどのタイプがそれらの通信リソースへのアクセスを許可されるかを指定する追加のパラメータに関連付けられ、D2Dの通信リソースプールおよび/または通信モードと制約情報/アクセス権を関連付ける。
上記の説明から理解されるように、D2D通信リソースは、少なくとも三種類を含むものとして見られる。それらは、以下である。
(1)カバレッジ外のリソースプール
・これらのリソースは、eNodeBのカバレッジ内にない送信UEによって使用される。
・このタイプの動作は、公共安全UEに対してのみ意図される。
(2)カバレッジ端のリソース/カバレッジ内のプールにおけるモード2
・これは、eNodeBによってカバレッジ内にあるUEにブロードキャストされる、eNodeBとの無線通信のためのリソースのプールからUEがリソースを自律的に選択する動作のモードである。
・UEがモード1を実行するためのRRC接続を有していない、またはネットワークがUEがモード1の代わりにモード2を使用することを構成する。
・これは、商用のD2Dデバイスだけでなく公共安全デバイスに適用可能であってもよい。
(3)カバレジ内でスケジュールされるリソースプール/モード1
・eNodeBは、UEがセルラーネットワークに対してRRC接続を有している間に特定のリソースを送信D2D UEにスケジュールする。
・これは、商用のD2Dデバイスだけでなく、公共安全デバイスにも適用可能であってもよい。
少なくとも(2)および(3)タイプの通信リソースプールに応じる例では、セル内の多くのUEは、輻輳を発生させる可能性がある。特にタイプ(2)では、1つのリソースプールが全てのUEに対して提供される場合、これは、公共安全UEに通信リソースに対するアクセスを獲得できないようにする。モード1が輻輳させられる可能性もある。
本技術の実施形態は、複数の通信リソースプールの各々に対して、そのタイプのUEがプールの通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する指示が、UEの複数の異なるタイプまたはクラスの各々に提供される構成を提供できる。
これは、リソースプールは、公共安全のみ、商用UEのみ、またはUEのすべてのタイプに対してであることをUEに通知する単一の指示によって行われてもよい。ある例では、移動通信ネットワークは、例えばD2D通信のためのモード2で動作するUEによる使用のための複数の異なるリソースプールを提供できる。具体的には、いくつかのリソースが公共安全のために割り当てられ、商用UEがそれらのリソースを取得しないように、公共安全デバイスは公共安全での使用のために指示されたリソースプールを使用してもよく、商用デバイスは別のリソースプールを使用してもよい。
例えば、モード1は、商用デバイスまたはすべてのデバイスに対して固有であるが、モード2で動作するように構成されるUEは、公共安全デバイスにのみ適用する関連するモード2と共に通信リソースプールをシグナルされる。この場合において、それは公共安全デバイスに限定される、モード2の動作および関連する通信リソースプールになる。
本技術の実施例が図10に示される。図10において、eNodeB960は、送信機962、受信機964およびコントローラ966を含むように示される。また図10に示されるように複数のUE970の各々は、送信機972、受信機974およびコントローラ976を含む。コントローラは、上述したようにeNodeB960を介してデータを送信および受信する、またはD2D通信を行うために、送信機と受信機972、974を制御する。図10に示されるように、3つのUE970.1、970.2の2つのグループ978、980は、それぞれ異なる通信リソースを用いて互いにD2D通信を実行している。UE978の第1のグループは、ブロック986で表される第1の通信リソースを使用するモード1の動作を使用してD2D通信を行う。UEの980の第2のグループは、ボックス982で示される通信リソースの第2のグループを使用するモード2の動作に応じてD2D通信を行う。例えば第2の通信リソース982は、カバレッジエリアのエッジでの、または破線992で表されるカバレッジエリアの特定の部分内でのD2D通信をサポートするために予約されてもよい。
上述したように、UE970は、第1の通信リソース986へのアクセスがeNodeB960によって制御され、グループ内の他のUEとD2D通信を行うためにUEが要求し、第1の通信リソース986の中から1以上のリソースを許可される、モード1を使用してD2D通信を行うことができる。他のUEは、D2D通信が第2の通信リソース982を使用するD2D通信プロトコルに従って行われるモード2で動作してもよい。したがって、例えば、UE980の第2のグループは、第2の通信リソース982に対して競合アクセスを行ってもよい。
上述したように、本技術によればeNodeB960は、UEが、第1の通信リソース986、または第2の通信リソース982のいずれか、またはその両方を使用できるか否かに関する指示をUE970に送信する。
いくつかの例では、第1および第2の通信リソース982、986へのこのアクセスは、通信デバイスのクラスに依存する。上述したように、緊急サービスによって使用されるプレスツートークアプリケーションを提供する通信デバイスは異なるクラスであってもよく、したがって商用UEよりも高い優先度を有していてもよい。したがって、商用UEは、モード1の動作で第1の通信リソース986を使用することを制限されてもよい。
図11で示されるメッセージフロー図で示されるように、D2D通信を使用して通信をサポートするUEにシステム情報を定期的に送信することにより、アクセス権がeNodeB1012によってUE1010に付与される。モード2の動作に関連付けられている第2の通信リソースであるリソースプールを識別するシステム情報が、メッセージ1014で送信される。いくつかの例において、第2の通信リソースは、公共安全ルールに制限されるもの、および商用ルールに制限される他のものの、2つのリソースプールを含んでもよい。処理ステップ1016において、UE1010は、eNodeBからのシステム情報で受信されるアクセス権情報に基づいて、UEが選択するためにアクセスを許可され、したがってモード2の動作に応じてD2D通信を行う通信リソースプールを判定するように構成される。したがって、UEのクラスに応じてUEに割り当てられたリソースプールの1つを選択した後、メッセージ送信1022で表されるようにUEは、そのグループ内の他のUE1020にD2D送信を送信する。
受信UEもまた、どの通信リソースプールが受信UEが受信すべきデータを含むか(例えば、UEは公共安全のリソースプールのみをモニタできる)を判定するための制約情報(barring information)を使用できるように、受信UEがモニタする必要があるリソースプールを知る必要がある。受信UEが一時的にすべてのD2D通信を制約されるクラスに属している場合、次のブロードキャストがUEがもはや制約されていないことを示すまで、UEはモニタを控えることができる。セル制約(cell barring)のために使用される既存のTbarredと同様に制約タイマが提供され、使用されてもよい。
ネットワークが動作するUEをモード1の動作でD2D通信を行うことに制限する例では、UEは、モード1のD2D通信を行うためにRRC接続の確立を開始することが許可されるかどうかを判定するように構成される。
アクセス制御チェックに基づいて、UEは、どの動作モードをUEが使用すべきかを判定してもよい。例えば、UEは、アクセス制御チェックをモード2の通信リソースプールに関して行ってもよく、アクセス制御チェックが失敗し(チェックが失敗する可能性がある)、その結果としてUEがモード1を選択し、RRC接続確立手順を開始する。この動作例は、図12に示される。
他の例は、モード2の動作が許可されるが、公共安全デバイスに限定されることである。これは、公共安全デバイスはモード2を使用してもよい一方、商用デバイスは常にモード2のアクセス権チェックに失敗し、モード1の動作を使用するためにRRC接続されなければならないことを意味する(潜在的に、受信DL電力閾値のような他の追加の基準に基づいてもよい)。
アクセス権がD2D通信を行うUEに伝達される例が、図12に示される。図12において、UE1110は、モード1の動作に対するUEのアクセス権を表すシステム情報をeNodeB1112から受信する。したがって、例えば、eNodeB1112は、モード1の動作を使用して第1の通信リソースにアクセスする、図10に示されるUEの第1のグループにシステム情報を定期的に送信する。処理ステップ1114において、UE1110は、UEが第1の通信リソースへのアクセスを許可されるかどうかを示すシステム情報に基づいて、UEが受信したシステム情報が、UEが第1の通信リソースを使用してモード1のD2D通信を行うためにRRC接続の確立をトリガすることを許可されるかどうかを決定するかどうかを判定するように構成される。したがって、UE1110がモード1で動作するために第1の通信リソースへのアクセスを許可される場合、両矢印1116によって表されるように、UEはRRC接続確立手順を実行する。UEが、UEがモード1の動作をするためにアクセス権を有することが条件とされる、モード1の動作に必要とされるRRC接続確立を開始する。したがって、RRC接続を確立した後、メッセージ矢印1120によって表されるように、UE1110はグループ1118内の他のUEにD2D通信を送信できる。
本技術によるeNodeBの動作が、以下に説明される図13に示されるフロー図によって要約される。
S1201:図10を参照して上述したようにeNodeBは、送信機、受信機およびコントローラを提供される。コントローラは、UEによる送信と受信のためのリソースをスケジューリングし、割り当てることにより無線アクセスインタフェースの形成を制御する。図10に示されるようにコントローラは、モード1の動作に応じるD2D通信のためにコントローラを介して要求に応じて通信デバイスに割り当てられる、無線アクセスインタフェースの通信リソースの第1の選択を構成する。
S1202:本例においてコントローラはまた、D2D通信プロトコルを使用するモード2の動作に応じるD2D通信のために使用される、無線アクセスインタフェースの第2の通信リソースを構成する。上述したように、第2の通信リソースプールからリソースの競合アクセス手順に従ってスケジューリング割り当て送信を行う、D2D通信プロトコルの例が、添付1で提供される。したがってUEは、eNodeBを参照することなく第2の通信リソースにアクセスし、したがって、自律的に動作する。
S1204:そしてコントローラは、D2D通信を行う通信デバイスの各々のクラスを識別する。
S1206:eNodeBのコントローラは、D2D通信を行う通信デバイスの各々のクラスに応じて、UEが、1以上の第1の通信リソースまたは無線アクセスインタフェースまたは無線アクセスインタフェースの第2の通信リソースまたはその両方にアクセスできるかどうかを判定する。したがって、コントローラは、UEが、UEのクラスに応じて、第1の通信リソースにのみアクセスできることを判定してもよい。代替的に、緊急サービスのUEは、モード2を使用するD2D通信を行うための第2の通信リソースへのアクセスを許可されてもよい。
S1208:eNodeBのコントローラは、通信デバイスのクラスに応じて、1以上の通信デバイスの各々に対して、UEが、無線アクセスインタフェースの第1の通信リソースまたは無線アクセスインタフェースの第2の通信リソースのいずれかまたは第1および第2の通信リソースの両方へのアクセスを許可されるか否かに関する指示を生成する。
S1210:そしてコントローラは、例えばシステム情報メッセージを介して1以上のUEの各々に、無線アクセスインタフェースを介して送信するように送信機を制御する。UEが第1または第2の通信リソース、または第1および第2の通信リソースの両方にアクセスできるか否かに関する生成された指示は、UEのクラスに依存する。
いくつかの実施例では、図13に示されるフロー図におけるeNodeBによって実行される処理に加えて、eNodeBは、所定の条件に対してUEの独立の特定のクラスに許可されたアクセス権を変更してもよい。所定の条件は、モバイルネットワークオペレータが、緊急事態が発生したため、例えば、緊急サービスのUEにより大きなアクセス権を与えるような、UEの異なるクラスに対するアクセス権を変更する指示を規定することであってもよい。他の例において、eNodeBまたは移動通信ネットワークの他の部分は、輻輳がネットワーク上に存在することを検出してもよく、したがってD2D通信へのアクセスを制御してもよく、したがってUEにより許可された第1および/または第2の通信リソースのいずれかに対するアクセス権を変更することを望んでもよい。図14は以下のように要約される。
S1301:第1のステップでは、eNodeBのコントローラは、ネットワークアクセスに対する条件が変化したか否かを判定する。
S1302:eNodeBのコントローラは、第1または第2の通信リソースの構成を変更するかどうかを判定する。例えば、eNodeBは、eNodeBが第2の通信リソースに比べて第1の通信リソースに割り当てられた通信リソースの相対的な割合を変更することを望むことを判定してもよい。答えがNOである場合、次に処理はステップS1310に移行してもよい。
S1304:eNodeBのコントローラが、第1の通信リソースおよび/または第2の通信リソースを再構成することが適切であると判定する場合、互いに対して調整が、これらのリソースの相対的な割合で行われる。
S1306:次にコントローラは、第1および第2の通信リソースの変更を識別する情報を生成する。
S1308:次にコントローラは、第1および/または第2の通信リソースの変更を識別する情報をD2D通信を行うUEに送信する。
S1310:次にコントローラは、例えば、UEのクラスに依存してもよく、したがって、UEのクラスに応じて異なっていてもよい、UEのアクセス権を変更することが適切であるかどうかを判定する。
S1312:eNodeBのコントローラは、通信デバイスの各々のクラスに応じて、UEが、無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソースまたは第2の通信リソースにアクセスできるかどうかの変更を判定する。
S1314:コントローラは、1以上のUEの各々に対して、UEのクラスに応じて、UEが、第1の通信リソースまたは第2の通信リソースのいずれか、または第1および第2の通信リソースの両方にアクセスできるか否かにについての変更された指示を再生成する。
S1316:コントローラは、例えば、第1および/または第2の通信リソースに対するアクセス権の指示の変更をシステム情報送信を用いて送信するように送信機を使用する。
S1318:次に処理は、再びネットワークアクセスに対する条件が変わったかどうかを判定するための手順の前の、待機状態S1318に戻ってループする。理解されるように変更は、同時に独立してまたは一緒に通信される(図14参照)。
通信リソースプールへのアクセス権に応じるUEのD2D通信の構成における、UEの動作が図15に要約される。図15は以下のように説明される。
S1401:UEは、モード1の動作に応じてD2D通信を行うためのeNodeBからの通信リソースを要求するためにUEによって使用される、無線アクセスインタフェースの第1の通信リソースの構成の指示を予め構成されてもよく、または受信してもよい。
S1402:UEはまた、モード2の動作に応じてD2D通信に使用される、無線アクセスインタフェースの第2の通信リソースの指示を予め構成されてもよく、受信してもよい。上述されたように、モード2の動作においてUEは、例えば、競合アクセスを使用してD2D通信プロトコルの使用を要求する。
S1404:UEは、UEがモード1の動作に応じてD2D通信を行うための無線アクセスインタフェースの第1の通信リソース、またはモード2の動作に応じてD2D通信を行うための無線アクセスインタフェースの第2の通信リソース、のいずれか、または第1および第2の通信リソースの両方へのアクセスを使用できるかどうかの指示をeNodeBから受信する。
S1406:UEは、UEのクラスに応じてUEが第1の通信リソースへのアクセスを許可されるかどうかを判定し、処理は、モード1の動作に応じてeNodeBを介して第1の通信リソースへのアクセスを要求し、アクセスが許可されることによってD2D通信が第1の通信リソースを用いて行われるステップS1406に進む。並行してまたは代わりに、UEは、UEがモード2の動作を用いて第2の通信リソースを使用できるかどうかを判定してもよい。したがって、ステップS1412では、UEは、例えば、競合アクセスを使用して、D2D通信プロトコルを使用するモード2において第2の通信リソースを用いて、D2D通信を行う。
(他の態様)
いくつかの実施例では、移動通信ネットワークは、UEのクラス、アクセスクラス制約に応じて通信リソースへのアクセスを制御することをUEに提供する指示を結合するように構成されてもよく、既存のセル制約パラメータ、またはD2D固有のパラメータの追加の信号のいずれかを関連付けるように構成されてもよい。
現在、LTEにおいてアクセスクラス0−9が、「通常の」デバイスに対する優先度クラスを提供するカテゴリである。アクセスクラス10は、緊急呼のためのものである。アクセスクラス11−15は、優先度の高いクラスである。公共安全のクラスは、通常アクセスクラス12、13、14である。
アクセスクラス0−9は、セルにアクセスする前にアクセスの確率を提供され、UEは、(確率を表す)閾値に対するランダムに選択された値を適用する。このチェックにパスしない場合、UEはセルにアクセスできない。他のアクセスクラスは、個別に制約または許可することができる。したがって、アクセスクラスの各々は、D2D通信を行うUEが、UEのクラスに応じて通信リソースプールにアクセスできるかどうかに関する追加の指示を提供でき、より段階的な方法でアクセス制御を行うために、アクセスクラスとアクセスの確率とアクセス待機時間とを組み合わせることができる。例えば、アクセスクラス0−9を示す1ビット、および少なくともクラス12、13、14に対する個々のビットが許可される。
本発明の種々のさらなる態様および特徴は、添付の特許請求の範囲に定義される。本技術の実施形態は、任意のシナリオに対してD2D通信を行ってもよい任意のアプリケーションと通信デバイスを見いだす。
いくつかの本技術の実施形態において、UEに送信される、指示されたアクセス権によって提供されるアクセス制御は、D2D送信を受信するために受信UEがどのリソースをモニタすべきかを判定するために、受信UEによって使用される。したがって、UEが、D2D通信のために割り当てられる通信リソースプールへのアクセス権を有していない場合、省電力化が図られる。
(添付1:自律D2D通信の例)
UEからグループの他のUEへの信号の送信を制御するための中央エンティティを必要とせずに、UEのグループを形成してもよい1つまたは複数のUE間でD2D通信が行われる構成が、簡易的に図16を参照して示される。この構成によれば、スケジューリング割り当てメッセージが通信リソースの複数のセクションで送信されてもよい、スケジューリング割り当て領域またはチャネルを含む無線アクセスインタフェースが提供される。複数の通信リソースの各々は、共有通信チャネルのリソースに対応するセクションを有する。スケジューリング割り当て領域のセクションの1つでのスケジューリング割り当てメッセージの送信は、グループ内の他のすべてのデバイスに、UEが共有通信リソースの対応するセクションでデータを表す信号を送信することを望むことの指示を与えることができる。
図16において、無線アクセスインタフェースは、通信リソースのセクションに分割される、複数のOFDMサブキャリア1501および複数のOFDMシンボル1502で形成される。図16に示されるように、無線アクセスインタフェースは、通信リソースのサブフレーム1504、1506、1508、1510の時間分割ユニットに分割される。図16に示されるように、他のすべてのサブフレームは、スケジューリング割り当て領域1512、1514を含む。スケジューリング割り当て領域は、図16において1から84で番号付けられる通信リソースの複数のセクションを含む。スケジューリング割り当て領域1512、1514が含まれるサブフレーム1504、1508の残りの部分は、共有通信リソースの複数のセクションに分割される。スケジューリング割り当て領域1512、1514が無いその他のサブフレームは、UEによるグループ内の他のUEへのデータを表す信号の送信のための共用通信リソースのセクションに分割される。しかし、共有リソースの通信リソースの複数のセクションの組み合わせは、サブフレーム1504、1506、1508、1510のうちの2つおよびスケジューリング割り当て領域1512、1514のセクションの1つに対応する、共有リソースの各セクション内で提供される。したがって、スケジューリング割り当てメッセージのスケジューリング割り当て領域のセクションの1つにおけるUEによる送信は、スケジューリング割り当て領域のセクションでスケジューリング割り当てメッセージを送信したUEが、データが送信される共有通信リソースの対応するセクションでデータを送信しようとすることを、グループ内の他のUEに指示する。したがって、矢印1520によって表されるように、スケジューリング割り当て領域1512のセクション81におけるスケジューリング割り当ての送信は、スケジューリング割り当てメッセージを送信した送信UEが、スケジューリング割り当てリソースのセクション番号81でデータを送信しようとしていることの指示を、グループ内の他のUEに提供する。
したがって図16は、暗黙的なリソーススケジューリングのための潜在的な構成を示す。図16に示される例では、スケジューリング割り当てリソースまたは領域1512は、従来のLTE無線アクセスインタフェースの1つのアップリンクリソースブロックとなるように選択され、1サブフレームおきに送信される。
いくつかの例において、スケジューリング割り当てメッセージは、これらに限定されるものではないが、用途に応じて、送信UEの識別子、宛先デバイスの識別子、論理チャネル識別子、トランスポートチャネル識別子およびアプリケーション識別子、またはUEのグループの識別子、を含んでもよい、1以上の識別子を含んでもよい。例えば、UEのグループがプッシュツートーク通信セッションに参加していた場合、その後、スケジューリング割り当てメッセージは、個々のデバイスを特定する必要はなく、UEのグループだけ特定する必要がある。スケジューリング割り当て領域のセクションでスケジューリング割り当てメッセージの送信を検出するグループ内の他のデバイスは、データを送信するための共有通信リソースの対応するセクションで送信することを試みないことを理解し、UEのグループの識別子を検出する。したがってグループのデバイスは、スケジューリング割り当てメッセージを送信した送信UEによって送信された、グループ識別子が含まれるデータをリッスンし、受信することを理解する。
図16に示されるように、リソース番号81は、第3のサブフレーム708内にある、その番号の、後続の利用可能な通信リソース内の領域に対応する。したがって、共有通信リソースの特定のセクションが、UEの1つによって送信のために予約されていることの通知をグループ内の他のUEに提供するために、スケジューリング割り当てメッセージの送信とデータの送信との間に対応する遅延が存在する。
競合アクセスを解決するために、2つのフェーズの競合解決プロセスが提案される。
フェーズ1:リソース予約のためのリスニング(および進行中のデータ送信または他のUEからの測定値のような他の情報のための潜在的なリスニング)の一定のシークエンス、またはオプションとしていくつかの例におけるスケジューリング領域のメッセージの送信。
UEが、選択されたリソースが使用中である、または別のUEによって要求されていることを検出する場合、UEは、共有通信リソースから別のリソースをランダムに選択する。通信リソースを変更する必要がある場合、フェーズ1が繰り返されてもよい。
このフェーズ1は、2つのUEがまったく同じサブフレームでリスニングを開始することを除いて、ほとんどの場合に衝突を解決する。
フェーズ2において、UEは選択された通信リソースで送信する、またはスケジューリングチャネルが存在する場合、UEは、UEが共有チャネルの対応する通信リソースで送信しようとしていることを他のUEに通知するメッセージを送信する。ランダムな時間が経過した後、他のUEが同時に送信することから衝突が発生したか否かを判定するためにさらにリスニング処理が行われる。
衝突が検出される場合、UEは、フェーズの1つまたは両方を再度開始してもよい。
UEはまた、再開する前に、ランダムのバックオフ時間を実行してもよい。
このフェーズ2は、2つのUEがまさに同じ時刻に開始し、フェーズ1で衝突が検出されない場合に対処することを意図している。プリアンブルフレームの数がより大きくなれば、衝突の確率はより低くなるので、ランダムリスニングスロットは、衝突の全体の確率を減少させる。
ネットワークまたは調整UEは、例えば近接するデバイスの数に基づいてプリアンブルフェーズの長さを設定してもよい。
いくつかの例において、この実施例が使用される場合、カウンターが各スケジューリングメッセージの送信後にインクリメントされてもよい。これは、衝突の場合に、例えば、他のUEからのスケジューリングメッセージがより多いカウンターで検出された場合、またはUEがフェーズ2で他のUEを検出した場合、UEが別のリソースを選択したほうがよいかを判定することに役立ち、通信リソースの異なるセットが選択される。
更なるデータを送信する試みを行う前にUEが他のUEとの衝突を回避するために、UEがデータを表す信号を送信した後に、UEは所定の期間またはランダムな期間待ってもよい。
この構成によれば、互いに近接する異なる送信UE間の衝突の確率は、単純に送信する前にリスニングすることに比べて低減される。また、衝突検出のための比較的短い遅延(いくつかのサブフレームのオーダーで)が達成され、設定可能なプリアンブル長は、システム内の異なる数のUEに対処するための機能を提供することができる。例えば、衝突の可能性を低減するために、長いプリアンブル長(フェーズ1および2のサブフレームの合計の数)が、UEの数が多い場合に必要とされてもよい。
本発明の種々のさらなる態様および特徴は、添付の特許請求の範囲に定義され、請求項の従属性について列挙されている特定の組み合わせ以外の従属項の特徴の種々の組み合わせは、独立請求項のものを用いて行われてもよい。改変はまた、本明細書において本発明の範囲から逸脱することなく記載された実施形態に対してなされ得る。例えば、特徴は特定の実施例に関連して説明されたように見えるかもしれないが、説明され実施形態の様々な特徴を認識するであろう当業者は、本開示に従って組み合わせてもよい。
以上の説明ではD2D通信はLTEシステムを参照して説明されたが、ここで開示された技術は、D2D通信と互換性がある他のLTEシステムの構造および他のシステムにも同様に適用できる。
以下の番号の条項は、本技術のUEのさらなる態様および特徴の例を定義する。
条項1.デバイスツーデバイス通信を行うために通信デバイスを使用して無線アクセスインタフェースを介して通信する方法であって、前記方法は、
前記通信デバイスが移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内にある場合、第1の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記移動通信ネットワークによって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソースの指示、
前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソースの指示、
のうちの少なくとも1つで通信デバイスを構成することと、
前記移動通信ネットワークから、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの指示を受信することと、
前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、
第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信する、または前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信すること、または
前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信する、または前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信すること、を含む、通信方法。
条項2.前記通信デバイスによって受信される、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの前記指示は、通信デバイスの複数の所定のクラスのうちの1つに依存する、条項1に記載の通信方法。
条項3.所定のクラスの各々はアクセスクラスを示し、各アクセスクラスはアクセス確率レベルおよび待機時間と関連付けられ、複数の前記所定のクラスのうちの1つで前記通信デバイスを構成することと、
前記アクセス確率に従って、現在の時点で受信された前記指示に応じて、前記通信デバイスが前記第1の通信リソースまたは前記第2の通信リソースを介して信号を送信できるかどうかを判定することと、
前記通信デバイスが前記アクセス確率に応じて前記現在の時点で信号を送信できない場合、前記待機時間を待つこと、を含む、条項1または条項2に記載の通信方法。
条項4.前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示に応じて、第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信すること、または前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信することは、
前記通信デバイスが、移動通信ネットワークによって提供される、前記無線アクセスインタフェースを介して無線信号を送信または受信するためのカバレッジエリア内にあるかどうかを所定の条件に応じて判定すること、
前記通信デバイスが、前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にあると判定され、前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にあるときに1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信するための通信リソースの前記指示を受信した場合、
前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信すること、または、
前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信すること、または、
前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にないと判定された場合、
デバイスツーデバイス通信プロトコルの第2の動作モードに応じて、前記第1または前記第2の通信リソースまたは前記無線アクセスの前記1以上の他の通信リソースにアクセスすることによって、前記デバイスツーデバイス通信に応じて1以上の前記他の通信デバイスに前記無線アクセスインタフェースを介して信号を送信すること、を含む、条項1、2または3のいずれか1項に記載の通信方法。
条項5.前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信することは、
前記第2の通信リソースに対する競合アクセス手順を実行すること、を含む、条項1から4のいずれか1項に記載の通信方法。
条項6.前記第1の通信リソースおよび前記第2の通信リソースは、同じである1以上の通信リソースを含む、条項1から5のいずれか1項に記載の通信方法。
条項7.前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つを識別する情報を前記移動通信ネットワークから定期的に受信すること、を含む、条項1から6のいずれか1項に記載の通信方法。
条項8.デバイスツーデバイス通信を実行するために無線アクセスインタフェースを介して1以上の他の通信デバイスに信号を送信するように構成された送信機と、
前記無線アクセスインタフェースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機と、
デバイスツーデバイス通信に応じて前記信号によって表されるデータを送信する、または受信するために前記無線アクセスインタフェースを介して前記信号を送信する、または受信するように前記送信機および前記受信機を制御するためのコントローラと、を含み、
前記通信デバイスが移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内にある場合、第1の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記移動通信ネットワークによって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソースの指示、
前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソースの指示、
のうちの少なくとも1つを前記コントローラは提供され、
前記移動通信ネットワークから、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソース、のうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの指示を受信し、
前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、
第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信し、または
前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するように、
前記コントローラは前記送信機および前記受信機と組み合わせて構成される、通信デバイス。
条項9.前記通信デバイスによって受信される、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、および前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソース、のうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの前記指示は、通信デバイスの複数の所定のクラスのうちの1つに依存する、条項8に記載の通信デバイス。
条項10.前記コントローラは複数の所定のクラスのうちの1つが提供され、前記所定のクラスの各々はアクセスクラスを示し、各アクセスクラスはアクセス確率レベルおよび待機時間と関連付けられ、前記コントローラは、前記アクセス確率に従って、現在の時点で受信された前記指示に応じて前記通信デバイスが前記第1の通信リソースまたは前記第2の通信リソースを介して信号を送信できるかどうかを判定するように前記送信機と組み合わせて構成され、前記通信デバイスが前記アクセス確率に応じて前記現在の時点で信号を送信できない場合、前記待機時間を待つ、条項8または9に記載の通信デバイス。
条項11.前記コントローラは、
前記通信デバイスが、移動通信ネットワークによって提供される、前記無線アクセスインタフェースを介して無線信号を送信または受信するためのカバレッジエリア内にあるかどうかを所定の条件に応じて判定し、
前記通信デバイスが、前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にあると判定され、前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にあるときに1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信するための通信リソースの前記指示を受信した場合、前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、
第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または
前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信し、または
前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にないと判定された場合、
デバイスツーデバイス通信プロトコルの第2の動作モードに応じて、前記第1または前記第2の通信リソースまたは前記無線アクセスの前記1以上の他の通信リソースにアクセスすることによって、前記デバイスツーデバイス通信に応じて1以上の前記他の通信デバイスに前記無線アクセスインタフェースを介して前記信号を送信するように、前記送信機および前記受信機と組み合わせて構成される、条項8、9または10のいずれか1項に記載の通信デバイス。
条項12.前記コントローラは、前記第2の通信リソースに対する競合アクセス手順を実行することによって、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信するように、前記送信機および前記受信機と組み合わせて構成される、
条項8から11のいずれか1項に記載の通信デバイス。
条項13.前記第1の通信リソースおよび前記第2の通信リソースは、同じである1以上の通信リソースを含む、条項8から11のいずれか1項に記載の通信デバイス。
条項14.前記コントローラは、
前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つを識別する情報を前記移動通信ネットワークから定期的に受信するように前記受信機と組み合わせて構成される、
条項8から13のいずれか1項に記載の通信デバイス。
条項15.移動通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器を使用して通信する方法であって、前記方法は、
無線アクセスインタフェースを介して通信デバイスに信号を送信することと、
前記無線アクセスインタフェースを介して前記通信デバイスから信号を受信することと、
前記無線アクセスインタフェースを形成するために前記送信および前記受信を制御することと、を含み、前記送信を前記制御することは、
前記通信デバイスが前記インフラ機器によって提供されるカバレッジエリア内にある場合、前記第1の動作モードに応じて、前記通信デバイスから1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記インフラ機器によって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソース、および
前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソース、
のうち少なくとも1つに前記通信デバイスがアクセスすることを許可されているかどうかを識別する指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信すること、を含む、方法。
条項16.前記指示を前記1以上の前記通信デバイスの各々に送信すること、前記通信デバイスが前記第1の通信リソースまたは前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つにアクセスすることを許可されるかどうかを識別することは、
1以上の前記通信デバイスの各々のクラスを識別することと、
前記通信デバイスの各々のクラスに応じて、前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの前記1以上の第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対してアクセスできるかどうかを判定することと、
前記通信デバイスの前記クラスに応じて通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する指示を1以上の前記通信デバイスの各々に対して生成することと、
前記通信デバイスに対して前記生成された指示を1以上の通信デバイスの各々に送信することと、を含む、条項15に記載の方法。
条項17.前記指示を前記1以上の前記通信デバイスの各々に送信すること、前記通信デバイスが前記第1の通信リソースまたは前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つにアクセスすることを許可されるかどうかを識別することは、
1以上の前記通信デバイスの各々が、前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対してアクセスできるかどうかの変更を所定の条件に応じて判定することと、
前記通信デバイスの前記クラスに応じて、前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する前記指示を、前記変更に従って1以上の前記通信デバイスの各々に対して再生成することと、
前記通信デバイスに対して前記変更された指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信することと、を含む、条項16に記載の方法。
条項18.前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソースと前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースの構成を判定することと、
前記第1の通信リソースと前記第2の通信リソースを識別する情報を生成することと、
前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つを識別する情報を1以上の前記通信デバイスに定期的に送信すること、を含む、条項15から17のいずれか1項に記載の方法。
条項19.前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソースと前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースの構成における変更を所定の条件に応じて判定することと、
前記変更された第1の通信リソースと前記変更された第2の通信リソースを識別する情報を生成することと、
前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つの前記変更を識別する情報を1以上の前記通信デバイスに定期的に送信することと、を含む、条項15から18のいずれか1項に記載の方法。
条項20.前記指示を変更するための前記所定の条件は、緊急状態または輻輳状態を含む、条項17、18または19に記載の方法。
条項21.移動通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器であって、前記インフラ機器は、
無線アクセスインタフェースを介して通信デバイスに信号を送信するように構成された送信機と、
前記無線アクセスインタフェースを介して前記通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機と、
1以上の前記通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記通信デバイスから信号を受信するための前記無線アクセスインタフェースを形成するために前記送信機および前記受信機を制御するためのコントローラと、を含み、前記コントローラは、
前記通信デバイスが前記インフラ機器によって提供されるカバレッジエリア内にある場合、前記第1の動作モードに応じて、前記通信デバイスから1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記インフラ機器によって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの第1の通信リソース、または
前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの第2の通信リソース、
のうち少なくとも1つに前記通信デバイスがアクセスすることを許可されているかどうかを識別する指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信するように前記送信機と組み合わせて構成される、インフラ機器。
条項22.前記コントローラは、
1以上の前記通信デバイスの各々のクラスを識別し、
前記通信デバイスの各々のクラスに応じて、前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの前記1以上の第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対してアクセスできるかどうかを判定し、
前記通信デバイスの前記クラスに応じて前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する前記指示を1以上の前記通信デバイスの各々に対して生成する、ように構成され、前記コントローラは、
前記通信デバイスに対して前記生成された指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、条項21に記載のインフラ機器。
条項23.前記コントローラは、
1以上の前記通信デバイスの各々が、前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対してアクセスできるかどうかの変更を所定の条件に応じて判定し、
前記通信デバイスの前記クラスに応じて、前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する前記指示を、前記変更に従って1以上の前記通信デバイスの各々に対して再生成する、ように構成され、前記コントローラは、
前記通信デバイスに対して前記変更された指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、条項22に記載のインフラ機器。
条項24.前記コントローラは、
前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソースと前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースの構成を判定し、
前記第1の通信リソースと前記第2の通信リソースを識別する情報を生成する、ように構成され、前記コントローラは、
前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つを識別する情報を1以上の前記通信デバイスに定期的に送信するように、前記送信機と組み合せて構成される、条項21から23のいずれか1項に記載のインフラ機器。
条項25.前記コントローラは、
前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソースと前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースの構成における変更を所定の条件に応じて判定し、
前記変更された第1の通信リソースと前記変更された第2の通信リソースを識別する情報を生成する、ように構成され、前記コントローラは、
前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つの前記変更を識別する情報を1以上の前記通信デバイスに定期的に送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、条項21から24のいずれか1項に記載のインフラ機器。
条項26.前記指示を変更するための前記所定の条件は、緊急状態または輻輳状態を含む、条項23、24または25のいずれか1項に記載のインフラ機器。
条項27.デバイスツーデバイス通信を実行するための無線アクセスインタフェースを介して1以上の他の通信デバイスに信号を送信するように構成された送信機回路と、
前記無線アクセスインタフェースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機回路と、
デバイスツーデバイス通信に応じて前記信号によって表されるデータを送信する、または受信するために前記無線アクセスインタフェースを介して前記信号を送信する、または受信するように前記送信機および前記受信機を制御するためのコントローラ回路と、を含み、
前記通信デバイスが移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内にある場合、前記第1の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記移動通信ネットワークによって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソースの指示、
前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソースの指示、
のうちの少なくとも1つを前記コントローラ回路は提供され、
前記移動通信ネットワークから、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの指示を受信し、
前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、
第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信し、または
前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するように、
前記コントローラ回路は前記送信機回路および前記受信機回路と組み合わせて構成される、通信デバイス。
<参考>
(1)R2-133840,“CSMA/CA based resource selection,” Samsung,published at 3GPP TSG-RAN WG2 #84,San Francisco,USA,11-15 November 2013.
(2)R2-133990,“Network control for Public safety D2D Communications”,Orange,Huawei,Hisilicon,Telecom Italia,published at 3GPP TSG-RAN WG2 #84,San Francisco, USA,11-15 November 2013.
(3)R2-134246,“The Synchronizing Central Node for Out of Coverage D2D Communication”,General Dynamics Broadband UK,published at 3GPP TSG-RAN WG2 #84,San Francisco,USA,11-15 November 2013.
(4)R2-134426,“Medium Access for D2D communication”, LG Electronics Inc, published at 3GPP TSG-RAN WG2 #84,San Francisco,USA,11-15 November 2013.
(5)R2-134238,“D2D Scheduling Procedure”,Ericsson, published at 3GPP TSG-RAN WG2 #84,San Francisco, USA,11-15 November 2013.
(6)R2-134248 , “Possible mechanisms for resource Selection in connectionless D2D voice communication”, General Dynamics Broadband UK, published at 3GPP TSG-RAN WG2 #84, San Francisco, USA, 11-15 November 2013.
(7)R2-134431, “Simulation results for D2D voice Services using connectionless approach”, General Dynamics Broadband UK, published at 3GPP TSG-RAN WG2 #84, San Francisco, USA, 11-15 November 2013.
(8)“D2D Resource Allocation under the Control of BS”, Xiaogang R. et al, University of Electronic Science and Technology of China, https://mentor.ieee.org/802.16/dcn/13/16-13-0123-02-000n-D2D-resource-allocation-under-the-control-of-bs.docx
(9)US20130170387
(10)US20120300662
(11)LTE for UMTS:OFDMA and SC-FDMA Based Radio Access, Harris Holma and Antti Toskala, Wiley 2009, ISBN 978-0-470-99401-6.
(12)Study on LTE Device to Device Proximity Services, Qualcomm Incorporated, RP-122009.
(13)EP14153512.0
(14)EP14153530.2
(15)EP09933214

Claims (27)

  1. デバイスツーデバイス通信を行うために通信デバイスを使用して無線アクセスインタフェースを介して通信する方法であって、前記方法は、
    前記通信デバイスが移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内にある場合、第1の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記移動通信ネットワークによって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソースの指示、
    前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソースの指示、
    のうちの少なくとも1つで通信デバイスを構成することと、
    前記移動通信ネットワークから、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの指示を受信することと、
    前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、
    第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信する、または前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信すること、または
    前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信する、または前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信すること、を含む、通信方法。
  2. 前記通信デバイスによって受信される、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの前記指示は、通信デバイスの複数の所定のクラスのうちの1つに依存する、請求項1に記載の通信方法。
  3. 所定のクラスの各々はアクセスクラスを示し、各アクセスクラスはアクセス確率レベルおよび待機時間と関連付けられ、複数の前記所定のクラスのうちの1つで前記通信デバイスを構成することと、
    前記アクセス確率に従って、現在の時点で受信された前記指示に応じて、前記通信デバイスが前記第1の通信リソースまたは前記第2の通信リソースを介して信号を送信できるかどうかを判定することと、
    前記通信デバイスが前記アクセス確率に応じて前記現在の時点で信号を送信できない場合、前記待機時間を待つこと、を含む、請求項1に記載の通信方法。
  4. 前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示に応じて、第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信すること、または前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信することは、
    前記通信デバイスが、移動通信ネットワークによって提供される、前記無線アクセスインタフェースを介して無線信号を送信または受信するためのカバレッジエリア内にあるかどうかを所定の条件に応じて判定すること、
    前記通信デバイスが、前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にあると判定され、前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にあるときに1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信するための通信リソースの前記指示を受信した場合、
    前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信すること、または、
    前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信すること、または、
    前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にないと判定された場合、
    デバイスツーデバイス通信プロトコルの第2の動作モードに応じて、前記第1または前記第2の通信リソースまたは前記無線アクセスの前記1以上の他の通信リソースにアクセスすることによって、前記デバイスツーデバイス通信に応じて1以上の前記他の通信デバイスに前記無線アクセスインタフェースを介して信号を送信すること、を含む、請求項1に記載の通信方法。
  5. 前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信することは、
    前記第2の通信リソースに対する競合アクセス手順を実行すること、を含む、請求項1に記載の通信方法。
  6. 前記第1の通信リソースおよび前記第2の通信リソースは、同じである1以上の通信リソースを含む、請求項1に記載の通信方法。
  7. 前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つを識別する情報を前記移動通信ネットワークから定期的に受信すること、を含む、請求項1に記載の通信方法。
  8. デバイスツーデバイス通信を実行するために無線アクセスインタフェースを介して1以上の他の通信デバイスに信号を送信するように構成された送信機と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機と、
    デバイスツーデバイス通信に応じて前記信号によって表されるデータを送信する、または受信するために前記無線アクセスインタフェースを介して前記信号を送信する、または受信するように前記送信機および前記受信機を制御するためのコントローラと、を含み、
    前記通信デバイスが移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内にある場合、第1の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記移動通信ネットワークによって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソースの指示、
    前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソースの指示、
    のうちの少なくとも1つを前記コントローラは提供され、
    前記移動通信ネットワークから、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソース、のうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの指示を受信し、
    前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、
    第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信し、または
    前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するように、
    前記コントローラは前記送信機および前記受信機と組み合わせて構成される、通信デバイス。
  9. 前記通信デバイスによって受信される、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、および前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソース、のうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの前記指示は、通信デバイスの複数の所定のクラスのうちの1つに依存する、請求項8に記載の通信デバイス。
  10. 前記コントローラは複数の所定のクラスのうちの1つが提供され、前記所定のクラスの各々はアクセスクラスを示し、各アクセスクラスはアクセス確率レベルおよび待機時間と関連付けられ、前記コントローラは、前記アクセス確率に従って、現在の時点で受信された前記指示に応じて前記通信デバイスが前記第1の通信リソースまたは前記第2の通信リソースを介して信号を送信できるかどうかを判定するように前記送信機と組み合わせて構成され、前記通信デバイスが前記アクセス確率に応じて前記現在の時点で信号を送信できない場合、前記待機時間を待つ、請求項8に記載の通信デバイス。
  11. 前記コントローラは、
    前記通信デバイスが、移動通信ネットワークによって提供される、前記無線アクセスインタフェースを介して無線信号を送信または受信するためのカバレッジエリア内にあるかどうかを所定の条件に応じて判定し、
    前記通信デバイスが、前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にあると判定され、前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にあるときに1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信するための通信リソースの前記指示を受信した場合、前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、
    第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または
    前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信し、または
    前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークの前記カバレッジエリア内にないと判定された場合、
    デバイスツーデバイス通信プロトコルの第2の動作モードに応じて、前記第1または前記第2の通信リソースまたは前記無線アクセスの前記1以上の他の通信リソースにアクセスすることによって、前記デバイスツーデバイス通信に応じて1以上の前記他の通信デバイスに前記無線アクセスインタフェースを介して前記信号を送信するように、前記送信機および前記受信機と組み合わせて構成される、請求項8に記載の通信デバイス。
  12. 前記コントローラは、前記第2の通信リソースに対する競合アクセス手順を実行することによって、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに前記信号を送信するように、前記送信機および前記受信機と組み合わせて構成される、
    請求項8に記載の通信デバイス。
  13. 前記第1の通信リソースおよび前記第2の通信リソースは、同じである1以上の通信リソースを含む、請求項8に記載の通信デバイス。
  14. 前記コントローラは、
    前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つを識別する情報を前記移動通信ネットワークから定期的に受信するように前記受信機と組み合わせて構成される、
    請求項8に記載の通信デバイス。
  15. 移動通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器を使用して通信する方法であって、前記方法は、
    無線アクセスインタフェースを介して通信デバイスに信号を送信することと、
    前記無線アクセスインタフェースを介して前記通信デバイスから信号を受信することと、
    前記無線アクセスインタフェースを形成するために前記送信および前記受信を制御することと、を含み、前記送信を前記制御することは、
    前記通信デバイスが前記インフラ機器によって提供されるカバレッジエリア内にある場合、前記第1の動作モードに応じて、前記通信デバイスから1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記インフラ機器によって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソース、および
    前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソース、
    のうち少なくとも1つに前記通信デバイスがアクセスすることを許可されているかどうかを識別する指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信すること、を含む、方法。
  16. 前記指示を前記1以上の前記通信デバイスの各々に送信すること、前記通信デバイスが前記第1の通信リソースまたは前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つにアクセスすることを許可されるかどうかを識別することは、
    1以上の前記通信デバイスの各々のクラスを識別することと、
    前記通信デバイスの各々のクラスに応じて、前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの前記1以上の第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対してアクセスできるかどうかを判定することと、
    前記通信デバイスの前記クラスに応じて通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する指示を1以上の前記通信デバイスの各々に対して生成することと、
    前記通信デバイスに対して前記生成された指示を1以上の通信デバイスの各々に送信することと、を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記指示を前記1以上の前記通信デバイスの各々に送信すること、前記通信デバイスが前記第1の通信リソースまたは前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つにアクセスすることを許可されるかどうかを識別することは、
    1以上の前記通信デバイスの各々が、前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対してアクセスできるかどうかの変更を所定の条件に応じて判定することと、
    前記通信デバイスの前記クラスに応じて、前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する前記指示を、前記変更に従って1以上の前記通信デバイスの各々に対して再生成することと、
    前記通信デバイスに対して前記変更された指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信することと、を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソースと前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースの構成を判定することと、
    前記第1の通信リソースと前記第2の通信リソースを識別する情報を生成することと、
    前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つを識別する情報を1以上の前記通信デバイスに定期的に送信すること、を含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソースと前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースの構成における変更を所定の条件に応じて判定することと、
    前記変更された第1の通信リソースと前記変更された第2の通信リソースを識別する情報を生成することと、
    前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つの前記変更を識別する情報を1以上の前記通信デバイスに定期的に送信することと、を含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記指示を変更するための前記所定の条件は、緊急状態または輻輳状態を含む、請求項17に記載の方法。
  21. 移動通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器であって、前記インフラ機器は、
    無線アクセスインタフェースを介して通信デバイスに信号を送信するように構成された送信機と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して前記通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機と、
    1以上の前記通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記通信デバイスから信号を受信するための前記無線アクセスインタフェースを形成するために前記送信機および前記受信機を制御するためのコントローラと、を含み、前記コントローラは、
    前記通信デバイスが前記インフラ機器によって提供されるカバレッジエリア内にある場合、前記第1の動作モードに応じて、前記通信デバイスから1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記インフラ機器によって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの第1の通信リソース、または
    前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの第2の通信リソース、
    のうち少なくとも1つに前記通信デバイスがアクセスすることを許可されているかどうかを識別する指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信するように前記送信機と組み合わせて構成される、インフラ機器。
  22. 前記コントローラは、
    1以上の前記通信デバイスの各々のクラスを識別し、
    前記通信デバイスの各々のクラスに応じて、前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの前記1以上の第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対してアクセスできるかどうかを判定し、
    前記通信デバイスの前記クラスに応じて前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する前記指示を1以上の前記通信デバイスの各々に対して生成する、ように構成され、前記コントローラは、
    前記通信デバイスに対して前記生成された指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、請求項21に記載のインフラ機器。
  23. 前記コントローラは、
    1以上の前記通信デバイスの各々が、前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対してアクセスできるかどうかの変更を所定の条件に応じて判定し、
    前記通信デバイスの前記クラスに応じて、前記通信デバイスが前記無線アクセスインタフェースの1以上の前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースに対するアクセスを許可されるか否かに関する前記指示を、前記変更に従って1以上の前記通信デバイスの各々に対して再生成する、ように構成され、前記コントローラは、
    前記通信デバイスに対して前記変更された指示を1以上の前記通信デバイスの各々に送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、請求項22に記載のインフラ機器。
  24. 前記コントローラは、
    前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソースと前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースの構成を判定し、
    前記第1の通信リソースと前記第2の通信リソースを識別する情報を生成する、ように構成され、前記コントローラは、
    前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つを識別する情報を1以上の前記通信デバイスに定期的に送信するように、前記送信機と組み合せて構成される、請求項21に記載のインフラ機器。
  25. 前記コントローラは、
    前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソースと前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースの構成における変更を所定の条件に応じて判定し、
    前記変更された第1の通信リソースと前記変更された第2の通信リソースを識別する情報を生成する、ように構成され、前記コントローラは、
    前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうちの少なくとも1つの前記変更を識別する情報を1以上の前記通信デバイスに定期的に送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、請求項21に記載のインフラ機器。
  26. 前記指示を変更するための前記所定の条件は、緊急状態または輻輳状態を含む、請求項23に記載のインフラ機器。
  27. デバイスツーデバイス通信を実行するための無線アクセスインタフェースを介して1以上の他の通信デバイスに信号を送信するように構成された送信機回路と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機回路と、
    デバイスツーデバイス通信に応じて前記信号によって表されるデータを送信する、または受信するために前記無線アクセスインタフェースを介して前記信号を送信する、または受信するように前記送信機および前記受信機を制御するためのコントローラ回路と、を含み、
    前記通信デバイスが移動通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリア内にある場合、前記第1の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信するまたは1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記移動通信ネットワークによって要求に応じて前記通信デバイスに対して割り当てられる前記無線アクセスインタフェースの1以上の第1の通信リソースの指示、
    前記通信デバイスが前記移動通信ネットワークによって提供される前記カバレッジエリア内にある場合、デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する第2の動作モードに応じて、1以上の他の通信デバイスに信号を送信する、または1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するために前記通信デバイスによって使用される前記無線アクセスインタフェースの1以上の第2の通信リソースの指示、
    のうちの少なくとも1つを前記コントローラ回路は提供され、
    前記移動通信ネットワークから、前記第1の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第1の通信リソース、または前記第2の動作モードに応じてデバイスツーデバイス通信を行うための前記無線アクセスインタフェースの前記第2の通信リソースのうち少なくとも1つを前記通信デバイスが使用できるかどうかの指示を受信し、
    前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第1の通信リソースの構成に応じて、
    第1の動作モードに応じて前記移動通信ネットワークによって割り当てられた前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または前記第1の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信し、または
    前記移動通信ネットワークによって提供される前記指示および前記1以上の前記第2の通信リソースの構成に応じて、前記デバイスツーデバイス通信プロトコルを使用する前記第2の動作モードに応じて前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスに信号を送信し、または前記第2の通信リソースを介して1以上の前記他の通信デバイスから信号を受信するように、
    前記コントローラ回路は前記送信機回路および前記受信機回路と組み合わせて構成される、通信デバイス。
JP2017500423A 2014-03-21 2015-03-19 通信デバイスおよび方法 Active JP6568574B2 (ja)

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