JP2017510920A - 消費電力制御方法、装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

消費電力制御方法、装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明は消費電力制御方法、装置、プログラム及び記録媒体に関し、スマートデバイス分野に属する。前記方法は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップと、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップとを含む。前記装置は、確定モジュール、モニタリングモジュール及び切換モジュールを備える。本発明は統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。【選択図】図1

Description

本発明はスマートデバイス分野に関し、特に消費電力制御方法及び装置に関する。
組み込みシステム、特に一部の小型電池給電デバイスにおいて、消費電力管理は非常に重要である。比較的に長い待機時間は、良好なユーザ体験の重要な構成要素であり、各種デバイスのメーカは皆、消費電力の最適化に力を入れている。異なるデバイスにおける消費電力の管理方法は往々にしてデバイスによって異なり、適用場面によって異なる。
現在、一般的な消費電力最適化方法は、製品機能に基づいて消費電力を管理し、具体的な製品の動作特徴を具体的に分析し、対応して、消費電力を低下させる方法を設計する。例えば、姿勢検出器が長い時間静止する場合、センサのサンプリングを停止させ、姿勢検出器の消費電力を低下させる。
本発明は、統一的な消費電力制御を実現して、デバイスの制限を受けないための消費電力制御方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の第1の態様によれば、消費電力制御方法を提供し、前記方法は、
システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップと、
前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップとを含む。
ここで、前記システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
前記システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含む。
ここで、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップとを含む。
ここで、前記システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
前記システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含む。
ここで、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするステップと、
低消費電力モードへの切り換えを実行するための優先度が最も低い第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップと、
前記第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップとを含む。
ここで、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含む。
ここで、前記方法は、更に、割込みイベントが発生したとリアルタイムにモニタリングされる場合、前記低消費電力モードを停止して前記割込みイベントを処理するステップを含む。
本発明の実施例の第2の態様によれば、消費電力制御装置を提供し、前記装置は、
システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するための確定モジュールと、
前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするためのモニタリングモジュールと、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるための切換モジュールとを備える。
ここで、前記確定モジュールは、
前記システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための第1確定サブモジュールを有する。
ここで、前記モニタリングモジュールは、
前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクがあるか否かをリアルタイムにモニタリングし、割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定し、割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するための第1モニタリングサブモジュールを有する。
ここで、前記確定モジュールは、
前記システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための、第2確定サブモジュールを有する。
ここで、前記モニタリングモジュールは、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするための第2モニタリングサブモジュールを有し、
低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、前記第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定し、前記第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定する。
ここで、前記切換モジュールは、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数の操作を実行するための、切換サブモジュールを有する。
ここで、前記切換モジュールは、割込みイベントが発生したことがリアルタイムにモニタリングされる場合、前記低消費電力モードを停止するためにも使われ、
前記装置は、更に、
リアルタイムにモニタリングした前記割込みイベントを処理するための処理モジュールを備える。
本発明の実施例の第3の態様によれば、消費電力制御装置を提供し、前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサは、
システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、
前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるように構成される。
本発明の実施例が提供する技術的解決手段は下記のような有益な効果を含むことができる。システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのソフトウェア開発キット(Software Development Kit、略してSDK)を世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
また、上記の一般的な説明及び以下の詳細な説明は単なる例示及び解釈に過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
本願の図面は明細書に取り込まれて明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示し、また、明細書と共に本発明の原理の解釈に用いられる。
図1は一つの例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。 図2は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。 図3は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。 図4は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図5は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図6は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図7は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図8は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図9は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図10は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図11は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図12は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図13は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。
ここで例示的な実施例について詳細に説明を行うが、その例示は図面において示されている。以下の説明が図面に関する場合、特に示さない限り、異なる図面の中の同一の数字は同一又は類似の要素を表す。また、以下の例示的な実施例で説明する実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するものではなく、これらは特許請求の範囲において詳述した、本発明の一部の態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
本発明にかかる消費電力制御方法及び装置は電子デバイスに適用され、該電子デバイスは、端末、サーバ、家電デバイス等を含むが、これに限定されない。該端末は、コンピュータ、携帯電話、タブレットPC等を含むが、これに限定されない。該家電デバイスは、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコン等を含むが、これに限定されない。本発明にかかるシステムは、該電子デバイスにおけるシステムのことを指し、該システムが組み込みシステムであるのが好ましい。該システムは、例えばフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステム、又は横取り(Preemption)を支援するリアルタイムシステム等であってもよく、タイプは限定されない。
図1は一つの例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。図1に示すように、該方法は電子デバイスに使われ、以下のようなステップを含む。
ステップS11において、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定する。
本実施例において、該システムは電子デバイスのシステムを指し、フォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステム、又は横取りを支援するリアルタイムシステム等を含むが、これに限定されない。該モニタリング方式は、システムの実行すべきタスクの有無をモニタリングするために使われ、異なるタイプのシステムに対してそのモニタリング方式も異なる。
ステップS12において、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングする。
本実施例において、システムの実行すべきタスクがある場合、一般的にはタスクの正常な実行を確保するため、消費電力を低下させない。システムの実行すべきタスクがない場合は、一般的には、消費電力を低下させることができることで、電子デバイスのため電力を節約でき、貴重な資源を節約できる。
ステップS13において、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させる。
本実施例において、システムの動作モードは、正常動作モードと低消費電力モードに分けられる。ここで、システムがタスクを実行しているときは、その全てが正常動作モードになっており、システムがタスクを実行していない時は、低消費電力モードになっている。該低消費電力モードにおけるシステムの消費電力は正常動作モードにおける消費電力より低く、更に電力を節約でき、電子デバイスの性能を向上させることができる。
本実施例において、好ましくは、システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
該システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップ、又は、
該システムが横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含むことができる。
本実施例において、好ましくは、該システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
該システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップとを含む。
本実施例において、好ましくは、該システムが横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするステップと、ここで、低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、
該第1プロセスを除くその他のプロセスが全てトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップと、
該第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップとを含むことができる。
本実施例において、好ましくは、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニット(Micro Control Unit、略してMCU)の給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むが、これに限定されない。
本実施例において、好ましくは、上述した方法は、更に、
割込みイベントが発生したことがリアルタイムにモニタリングされる場合、該低消費電力モードを停止して該割込みイベントを処理するステップを含むことができる。
本実施例において提供される上述の方法は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図2は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。図2に示すように、該方法は電子デバイスに使われ、以下のようなステップを含む。
ステップS21において、該システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定する。
ここで、フォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムとは、システムがフォアグラウンドとバックグラウンドが協力する方式で動作することを指す。フォアグラウンドは割込みイベントをモニタリングするために使われ、バックグラウンドは具体的なタスクを実行するために使われる。フォアグラウンドによりモニタリングされた割込みイベントは、対応するタスクを実行するようバックグラウンドをトリガーさせることができる。ファイグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムにおいて、全てのタスク分配を処理するための一つのメインループを有し、該システムは更にタスクキュー(task_queue)を有し、全ての実行待ちタスクは該タスクキューに排列され処理を待ち、メインループは対応するタスク実行関数を呼び出して対応するタスクを処理する。
ステップS22において、該システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングする。割込みイベントによりトリガーされたタスクがない場合、ステップS23を実行し、割込みイベントによりトリガーされたタスクがある場合、ステップS25を実行する。
本実施例において、異なるタイプの割込みイベントはタスクをトリガーさせる可能性も、タスクをトリガーさせない可能性もある。割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、該タスクはメインループのタスクキューの中に分配され、現在実行すべきタスクがあると確定することができる。割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、メインループのタスクキューは空いており、現在実行すべきタスクがないと確定することができる。
ステップS23において、現在実行すべきタスクがないと確定する。
ステップS24において、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させ、プロセスは終了する。
ここで、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むが、これに限定されない。
前記指定された外部デバイスは、動作していない外部デバイス等であってもよく、本発明はこれを限定しない。
ステップS25において、現在実行すべきタスクがあると確定する。
ステップS26において、該低消費電力モードを停止して該割込みイベントを処理し、プロセスは終了する。
本実施例において、好ましくは、フォアグラウンド・バックグラウンドシステムのメインループにおいて判断することができ、タスクキューに実行すべきタスクがある場合、対応するタスク実行関数を呼び出して対応するタスクを処理し、タスクキューに実行すべき如何なるタスクもない場合、低消費電力モード関数を呼び出し、システムを低消費電力モードに切り換えて動作させる。
上述のプロセスは下記のようなコードで実現することができる。
While(1) {
While(has_task_in_queue(task_queue)) {//タスクキューにタスクがある場合
Execute_task() //対応するタスクを実行
}
Enter_lowpower_mode(); //タスクキューにタスクがない場合低消費電力モードに入る
}
ここで、While(1)はメインループであり、While(has_task_in_queue(task_queue))はタスクキュー処理関数であり、該関数はタスクキューに実行すべきのタスクがあると判断した場合、関数Execute_task()を呼び出して対応するタスクを実行する。タスクキューにタスクがあるという条件を満たさない場合、関数Enter_lowpower_mode()を実行して、システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。本実施例において、割込みイベントはシステムを低消費電力モードから呼び起こし、システムをトリガーさせて対応するタスクを実行することができる。
本実施例において提供される上述の方法は、フォアグラウンド・バックグラウンドシステムのモニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定し、該モニタリング方式に従って、現在システムにおいて割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、モニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させ、統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、二次開発が可能なソフトウェアフレームワーク項目をユーザに提供することにとって重要な意義を有し、二次開発者は消費電力管理を気にかける必要がない。且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図3は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。図3に示すように、該方法は電子デバイスに使われ、以下のようなステップを含む。
ステップS31において、該システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定する。
ここで、横取りを支援するリアルタイムシステムとは、システムがプロセスを作成してタスクを実行し、それぞれのプロセスは異なる優先度を有し、高優先度のプロセスは先に実行されることで、高優先度のタスクが優先に処理されるよう確保することを指す。
ステップS32において、それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングする。ここで、低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低い。該第1プロセスを除くその他のプロセスが全てトリガーされていない場合、ステップS33を実行し、該第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、ステップS35を実行する。
本実施例において、低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、その他のプロセスの優先度はいずれも該第1プロセスより高く、その他のプロセス全てがトリガーされていない場合のみ、初めて該第1プロセスを実行する。その他のプロセスのうちのいずれかがトリガーされた場合は、該第1プロセスはトリガーされない。このような方式は、システムに如何なるタスクもない場合に初めて低消費電力モードに入ることを確保することで、タスクの正常な実行に影響を及ぼさなくなる。
ステップS33において、現在実行すべきタスクがないと確定する。
ステップS34において、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させ、プロセスは終了する。
ここで、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むが、これに限定されない。
ステップS35において、現在実行すべきタスクがあると確定する。
ステップS36において、該低消費電力モードを停止して該割込みイベントを処理し、プロセスは終了する。
本実施例において提供する上述の、低消費電力モードに切り換えるプロセスは、下記のようなコードで実現することができる。
Void lowest_priority_task() { //最低優先度のプロセス処理関数
While(1) {
Enter_low_power_mode(); //低消費電力モードに入る
}
}
ここで、lowest_priority_task()は優先度が最も低いプロセスであり、低消費電力モードに切り換え動作させることをトリガーするために使われ、その他の優先度のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、該プロセスを自動でトリガーさせる。該プロセスにおいて、関数Enter_low_power_mode()を実行することで、システムを低消費電力モードに切り換えて動作させる。
横取りを支援するリアルタイムシステムにおいて、割込みイベントに対応するプロセスは最高の優先度を有し、割込みイベントが発生した時、第1プロセスの実行権を横取りし、該割込みイベントに対応するプロセスを優先してトリガーさせることで、該プロセスが対応する関数を実行して割込みイベントに対応するタスクを処理するようにする。これによりシステムを低消費電力モードから呼び起こして、高優先度のタスクが実行されるよう確保する。このような、システムはタスクがない場合即ち暇なときに初めて低消費電力モードに入るメカニズムは、システムのリアルタイム性に影響しないだけでなく、消費電力管理を便利に実現できる。
本実施例において提供する上述の方法は、横取りを支援するリアルタイムシステムのモニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定し、該モニタリング方式に従ってシステムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、モニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図4は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。図4に示すように、該装置は確定モジュール121、モニタリングモジュール122及び切換モジュール123を備える。
該確定モジュール121は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定する。
該モニタリングモジュール122は、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングする。
該切換モジュール123は、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させる。
図5に示すように、本実施例において、好ましくは、該確定モジュール121は、
該システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための、第1確定サブモジュール121aを有することができる。
図6に示すように、本実施例において、好ましくは、該モニタリングモジュール122は、
前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクがあるか否かをリアルタイムにモニタリングし、割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定し、割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定する、第1モニタリングサブモジュール122aを有する。
図7に示すように、本実施例において、好ましくは、該確定モジュール121は、
該システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための、第2確定サブモジュールを有することができる。
図8に示すように、本実施例において、好ましくは、該モニタリングモジュール122は、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするための第2モニタリングサブモジュール122bを有することができ、ここで、低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、該第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定し、該第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定する。
図9に示すように、本実施例において、好ましくは、該切換モジュール123は、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数の操作を実行するための、切換サブモジュール123aを有することができる。
図10に示すように、本実施例において、好ましくは、該切換モジュール123は、割込みイベントが発生しことがリアルタイムにモニタリングされる場合、該低消費電力モードを停止するためにも使われる。上述の装置は、更に、
リアルタイムにモニタリングした該割込みイベントを処理するための、処理モジュール124を備えることができる。
上述の実施例における装置に関しては、それぞれのモジュールが操作を実行する具体的な方法は既に関連する実施例において詳細な説明を行っており、ここでは繰り返し説明しない。
本実施例において提供する上述の装置は全ての電子デバイスに適用することができ、前記電子デバイスは、端末、サーバ又は家電デバイスを含むが、これに限定されない。
本実施例が提供した上述した装置は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図11は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。図11に示すように、該装置は、プロセッサ701、及びプロセッサが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリ702とを備え、
該プロセッサ701は、
システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、
該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるように構成される。
該プロセッサ701は、前記システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
前記システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含むように構成される。
該プロセッサ701は、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップとを含むように構成される。
該プロセッサ701は、前記システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
前記システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含むように構成される。
該プロセッサ701は、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきのタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするステップと、
低消費電力モードへの切り換えを実行するための優先度が最も低い第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップと、
前記第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップとを含むように構成される。
該プロセッサ701は、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むように構成される。
該プロセッサ701は、割込みイベントが発生したとリアルタイムにモニタリングされる場合、前記低消費電力モードを停止して前記割込みイベントを処理するように構成される。
図12は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置800のブロック図である。例えば、装置800は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、フィットネス設備、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図12を参照して、装置800は、プロセス部材802、メモリ804、電源部材806、マルチメディア部材808、オーディオ部材810、入出力(I/O)インターフェイス812、センサ部材814、及び通信部材816のような一つ以上の部材を含んでよい。
プロセス部材802は、一般的には装置800の全体の操作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセス部材802は、一つ以上のプロセッサ820を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセス部材802は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセス部材802と他の部材の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセス部材802は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディア部材808とプロセス部材802の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ804は、各種類のデータを記憶することにより装置800の操作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置800において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、いずれの種類の揮発性、不揮発性記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、PROM(Programmable ROM)、ROM、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源部材806は、装置800の多様な部材に電力を供給する。電源部材806は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置800のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他の部材を含んでもよい。
マルチメディア部材808は、前記装置800とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスライドの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスライド操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディア部材808は、一つのフロントカメラ、及びリアカメラ又はいずれか一方を含む。装置800が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及びリアカメラ又はいずれか一方は外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオ部材810は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオ部材810は、一つのマイク(MIC)を含み、装置800が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されたり、通信部材816を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオ部材810は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス812は、プロセス部材802と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサ部材814は、装置800に各方面の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサ部材814は、装置800のON/OFF状態、装置800のディスプレイと小さなキーパッドのような部材の相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサ部材814は、装置800、或いは装置800の一つの部材の位置変更、ユーザと装置800とが接触しているか否か、装置800の方位、又は加速/減速、装置800の温度の変化を検出できる。センサ部材814は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサ部材814は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCDイメージセンサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサ部材814は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信部材816は、装置800と他の機器の間に有線、又は無線形態の通信を提供する。装置800は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信部材816は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信部材816は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を推進するようにする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency Identification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra WideBand)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置800は、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ804を提供しており、装置800のプロセッサ820により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM(登録商標)、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
本実施例において提供する上述のコンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図13は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置1900のブロック図である。例えば、装置1900はサーバとして提供されることができる。図13に示すように、装置1900は、一つ又は複数のプロセッサを有する処理部材1922、及びメモリ1932を代表とする記憶装置を備える。該記憶装置は、例えばアプリケーションプログラムのような、処理部材1922によって実行される指令を記憶するために使われる。メモリ1932に記憶されるアプリケーションプログラムは、一つ又は複数の、それぞれ一組の指令に対応するモジュールを含むことができる。また、処理部材1922は指令を実行するように構成され、上記のいずれの実施例の方法を実行する。
装置1900は更に、装置1900の電源の管理を実行するように構成される電源部材1926、装置1900をネットワークに接続するように構成される一つの有線又は無線ネットワークインターフェース1950及び一つの入力/出力(I/O)インタフェース1958を備える。装置1900はメモリ1932に記憶された、例えばWindows(登録商標) Server、Mac 0S X(登録商標)、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、FreeBSD(登録商標)のようなオペレーティングシステムに基づいて動作することができる。
本実施例において提供する上述の装置は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
当業者は明細書を検討し、ここで開示した発明を実践した後、本発明のその他の実施方案を容易に思いつくことができる。本願は本発明の全ての変更、用途又は適応性の変化を含む。これらの変更、用途又は適応性の変化は本発明の一般的な原理に基づいており、本発明に未開示の本技術分野における周知技術又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は例示的なものに過ぎず、本発明の真の範囲及び主旨は以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で説明した、また図面において示した寸分違わぬ構成に限定されず、その範囲を逸脱しない前提のもとで種々の変更及び修正を行うことができることを理解すべきである。本発明の範囲は付された特許請求の範囲によってのみ限定される。本願は出願番号が201510077297.6であって、出願日が2015年2月13日である中国特許出願に基づき、優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容を本願に援用する。
本発明はスマートデバイス分野に関し、特に消費電力制御方法装置、プログラム及び記録媒体に関する。
組み込みシステム、特に一部の小型電池給電デバイスにおいて、消費電力管理は非常に重要である。比較的に長い待機時間は、良好なユーザ体験の重要な構成要素であり、各種デバイスのメーカは皆、消費電力の最適化に力を入れている。異なるデバイスにおける消費電力の管理方法は往々にしてデバイスによって異なり、適用場面によって異なる。
現在、一般的な消費電力最適化方法は、製品機能に基づいて消費電力を管理し、具体的な製品の動作特徴を具体的に分析し、対応して、消費電力を低下させる方法を設計する。例えば、姿勢検出器が長い時間静止する場合、センサのサンプリングを停止させ、姿勢検出器の消費電力を低下させる。
本発明は、統一的な消費電力制御を実現して、デバイスの制限を受けないための消費電力制御方法装置、プログラム及び記録媒体を提供する。
本発明の実施例の第1の態様によれば、消費電力制御方法を提供し、前記方法は、
システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップと、
前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップとを含む。
ここで、前記システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
前記システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含む。
ここで、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップとを含む。
ここで、前記システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
前記システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含む。
ここで、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするステップと、
低消費電力モードへの切り換えを実行するための優先度が最も低い第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップと、
前記第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップとを含む。
ここで、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含む。
ここで、前記方法は、更に、割込みイベントが発生したとリアルタイムにモニタリングされる場合、前記低消費電力モードを停止して前記割込みイベントを処理するステップを含む。
本発明の実施例の第2の態様によれば、消費電力制御装置を提供し、前記装置は、
システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するための確定モジュールと、
前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするためのモニタリングモジュールと、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるための切換モジュールとを備える。
ここで、前記確定モジュールは、
前記システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための第1確定サブモジュールを有する。
ここで、前記モニタリングモジュールは、
前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクがあるか否かをリアルタイムにモニタリングし、割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定し、割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するための第1モニタリングサブモジュールを有する。
ここで、前記確定モジュールは、
前記システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための、第2確定サブモジュールを有する。
ここで、前記モニタリングモジュールは、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするための第2モニタリングサブモジュールを有し、
低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、前記第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定し、前記第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定する。
ここで、前記切換モジュールは、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数の操作を実行するための、切換サブモジュールを有する。
ここで、前記切換モジュールは、割込みイベントが発生したことがリアルタイムにモニタリングされる場合、前記低消費電力モードを停止するためにも使われ、
前記装置は、更に、
リアルタイムにモニタリングした前記割込みイベントを処理するための処理モジュールを備える。
本発明の実施例の第3の態様によれば、消費電力制御装置を提供し、前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサは、
システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、
前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるように構成される。
本発明の実施例の第4の態様によれば、プロセッサに実行されることにより、前記消費電力制御方法を実現する記録媒体に記録されたプログラムを提供する。
本発明の実施例の第5の態様によれば、前記プログラムが記録された記録媒体を提供する。
本発明の実施例が提供する技術的解決手段は下記のような有益な効果を含むことができる。システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのソフトウェア開発キット(Software Development Kit、略してSDK)を世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
また、上記の一般的な説明及び以下の詳細な説明は単なる例示及び解釈に過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
本願の図面は明細書に取り込まれて明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示し、また、明細書と共に本発明の原理の解釈に用いられる。
図1は一つの例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。 図2は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。 図3は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。 図4は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図5は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図6は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図7は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図8は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図9は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図10は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図11は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図12は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。 図13は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。
ここで例示的な実施例について詳細に説明を行うが、その例示は図面において示されている。以下の説明が図面に関する場合、特に示さない限り、異なる図面の中の同一の数字は同一又は類似の要素を表す。また、以下の例示的な実施例で説明する実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するものではなく、これらは特許請求の範囲において詳述した、本発明の一部の態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
本発明にかかる消費電力制御方法及び装置は電子デバイスに適用され、該電子デバイスは、端末、サーバ、家電デバイス等を含むが、これに限定されない。該端末は、コンピュータ、携帯電話、タブレットPC等を含むが、これに限定されない。該家電デバイスは、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコン等を含むが、これに限定されない。本発明にかかるシステムは、該電子デバイスにおけるシステムのことを指し、該システムが組み込みシステムであるのが好ましい。該システムは、例えばフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステム、又は横取り(Preemption)を支援するリアルタイムシステム等であってもよく、タイプは限定されない。
図1は一つの例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。図1に示すように、該方法は電子デバイスに使われ、以下のようなステップを含む。
ステップS11において、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定する。
本実施例において、該システムは電子デバイスのシステムを指し、フォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステム、又は横取りを支援するリアルタイムシステム等を含むが、これに限定されない。該モニタリング方式は、システムの実行すべきタスクの有無をモニタリングするために使われ、異なるタイプのシステムに対してそのモニタリング方式も異なる。
ステップS12において、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングする。
本実施例において、システムの実行すべきタスクがある場合、一般的にはタスクの正常な実行を確保するため、消費電力を低下させない。システムの実行すべきタスクがない場合は、一般的には、消費電力を低下させることができることで、電子デバイスのため電力を節約でき、貴重な資源を節約できる。
ステップS13において、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させる。
本実施例において、システムの動作モードは、正常動作モードと低消費電力モードに分けられる。ここで、システムがタスクを実行しているときは、その全てが正常動作モードになっており、システムがタスクを実行していない時は、低消費電力モードになっている。該低消費電力モードにおけるシステムの消費電力は正常動作モードにおける消費電力より低く、更に電力を節約でき、電子デバイスの性能を向上させることができる。
本実施例において、好ましくは、システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
該システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップ、又は、
該システムが横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含むことができる。
本実施例において、好ましくは、該システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
該システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップとを含む。
本実施例において、好ましくは、該システムが横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするステップと、ここで、低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、
該第1プロセスを除くその他のプロセスが全てトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップと、
該第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップとを含むことができる。
本実施例において、好ましくは、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニット(Micro Control Unit、略してMCU)の給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むが、これに限定されない。
本実施例において、好ましくは、上述した方法は、更に、
割込みイベントが発生したことがリアルタイムにモニタリングされる場合、該低消費電力モードを停止して該割込みイベントを処理するステップを含むことができる。
本実施例において提供される上述の方法は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図2は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。図2に示すように、該方法は電子デバイスに使われ、以下のようなステップを含む。
ステップS21において、該システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定する。
ここで、フォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムとは、システムがフォアグラウンドとバックグラウンドが協力する方式で動作することを指す。フォアグラウンドは割込みイベントをモニタリングするために使われ、バックグラウンドは具体的なタスクを実行するために使われる。フォアグラウンドによりモニタリングされた割込みイベントは、対応するタスクを実行するようバックグラウンドをトリガーさせることができる。ファイグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムにおいて、全てのタスク分配を処理するための一つのメインループを有し、該システムは更にタスクキュー(task_queue)を有し、全ての実行待ちタスクは該タスクキューに排列され処理を待ち、メインループは対応するタスク実行関数を呼び出して対応するタスクを処理する。
ステップS22において、該システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングする。割込みイベントによりトリガーされたタスクがない場合、ステップS23を実行し、割込みイベントによりトリガーされたタスクがある場合、ステップS25を実行する。
本実施例において、異なるタイプの割込みイベントはタスクをトリガーさせる可能性も、タスクをトリガーさせない可能性もある。割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、該タスクはメインループのタスクキューの中に分配され、現在実行すべきタスクがあると確定することができる。割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、メインループのタスクキューは空いており、現在実行すべきタスクがないと確定することができる。
ステップS23において、現在実行すべきタスクがないと確定する。
ステップS24において、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させ、プロセスは終了する。
ここで、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むが、これに限定されない。
前記指定された外部デバイスは、動作していない外部デバイス等であってもよく、本発明はこれを限定しない。
ステップS25において、現在実行すべきタスクがあると確定する。
ステップS26において、該低消費電力モードを停止して該割込みイベントを処理し、プロセスは終了する。
本実施例において、好ましくは、フォアグラウンド・バックグラウンドシステムのメインループにおいて判断することができ、タスクキューに実行すべきタスクがある場合、対応するタスク実行関数を呼び出して対応するタスクを処理し、タスクキューに実行すべき如何なるタスクもない場合、低消費電力モード関数を呼び出し、システムを低消費電力モードに切り換えて動作させる。
上述のプロセスは下記のようなコードで実現することができる。
While(1) {
While(has_task_in_queue(task_queue)) {//タスクキューにタスクがある場合
Execute_task() //対応するタスクを実行
}
Enter_lowpower_mode(); //タスクキューにタスクがない場合低消費電力モードに入る
}
ここで、While(1)はメインループであり、While(has_task_in_queue(task_queue))はタスクキュー処理関数であり、該関数はタスクキューに実行すべきのタスクがあると判断した場合、関数Execute_task()を呼び出して対応するタスクを実行する。タスクキューにタスクがあるという条件を満たさない場合、関数Enter_lowpower_mode()を実行して、システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。本実施例において、割込みイベントはシステムを低消費電力モードから呼び起こし、システムをトリガーさせて対応するタスクを実行することができる。
本実施例において提供される上述の方法は、フォアグラウンド・バックグラウンドシステムのモニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定し、該モニタリング方式に従って、現在システムにおいて割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、モニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させ、統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、二次開発が可能なソフトウェアフレームワーク項目をユーザに提供することにとって重要な意義を有し、二次開発者は消費電力管理を気にかける必要がない。且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図3は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御方法のフローチャートである。図3に示すように、該方法は電子デバイスに使われ、以下のようなステップを含む。
ステップS31において、該システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定する。
ここで、横取りを支援するリアルタイムシステムとは、システムがプロセスを作成してタスクを実行し、それぞれのプロセスは異なる優先度を有し、高優先度のプロセスは先に実行されることで、高優先度のタスクが優先に処理されるよう確保することを指す。
ステップS32において、それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングする。ここで、低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低い。該第1プロセスを除くその他のプロセスが全てトリガーされていない場合、ステップS33を実行し、該第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、ステップS35を実行する。
本実施例において、低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、その他のプロセスの優先度はいずれも該第1プロセスより高く、その他のプロセス全てがトリガーされていない場合のみ、初めて該第1プロセスを実行する。その他のプロセスのうちのいずれかがトリガーされた場合は、該第1プロセスはトリガーされない。このような方式は、システムに如何なるタスクもない場合に初めて低消費電力モードに入ることを確保することで、タスクの正常な実行に影響を及ぼさなくなる。
ステップS33において、現在実行すべきタスクがないと確定する。
ステップS34において、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させ、プロセスは終了する。
ここで、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むが、これに限定されない。
ステップS35において、現在実行すべきタスクがあると確定する。
ステップS36において、該低消費電力モードを停止して該割込みイベントを処理し、プロセスは終了する。
本実施例において提供する上述の、低消費電力モードに切り換えるプロセスは、下記のようなコードで実現することができる。
Void lowest_priority_task() { //最低優先度のプロセス処理関数
While(1) {
Enter_low_power_mode(); //低消費電力モードに入る
}
}
ここで、lowest_priority_task()は優先度が最も低いプロセスであり、低消費電力モードに切り換え動作させることをトリガーするために使われ、その他の優先度のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、該プロセスを自動でトリガーさせる。該プロセスにおいて、関数Enter_low_power_mode()を実行することで、システムを低消費電力モードに切り換えて動作させる。
横取りを支援するリアルタイムシステムにおいて、割込みイベントに対応するプロセスは最高の優先度を有し、割込みイベントが発生した時、第1プロセスの実行権を横取りし、該割込みイベントに対応するプロセスを優先してトリガーさせることで、該プロセスが対応する関数を実行して割込みイベントに対応するタスクを処理するようにする。これによりシステムを低消費電力モードから呼び起こして、高優先度のタスクが実行されるよう確保する。このような、システムはタスクがない場合即ち暇なときに初めて低消費電力モードに入るメカニズムは、システムのリアルタイム性に影響しないだけでなく、消費電力管理を便利に実現できる。
本実施例において提供する上述の方法は、横取りを支援するリアルタイムシステムのモニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定し、該モニタリング方式に従ってシステムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、モニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図4は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。図4に示すように、該装置は確定モジュール121、モニタリングモジュール122及び切換モジュール123を備える。
該確定モジュール121は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定する。
該モニタリングモジュール122は、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングする。
該切換モジュール123は、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換えて動作させる。
図5に示すように、本実施例において、好ましくは、該確定モジュール121は、
該システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための、第1確定サブモジュール121aを有することができる。
図6に示すように、本実施例において、好ましくは、該モニタリングモジュール122は、
前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクがあるか否かをリアルタイムにモニタリングし、割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定し、割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定する、第1モニタリングサブモジュール122aを有する。
図7に示すように、本実施例において、好ましくは、該確定モジュール121は、
該システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための、第2確定サブモジュールを有することができる。
図8に示すように、本実施例において、好ましくは、該モニタリングモジュール122は、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするための第2モニタリングサブモジュール122bを有することができ、ここで、低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、該第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定し、該第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定する。
図9に示すように、本実施例において、好ましくは、該切換モジュール123は、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数の操作を実行するための、切換サブモジュール123aを有することができる。
図10に示すように、本実施例において、好ましくは、該切換モジュール123は、割込みイベントが発生しことがリアルタイムにモニタリングされる場合、該低消費電力モードを停止するためにも使われる。上述の装置は、更に、
リアルタイムにモニタリングした該割込みイベントを処理するための、処理モジュール124を備えることができる。
上述の実施例における装置に関しては、それぞれのモジュールが操作を実行する具体的な方法は既に関連する実施例において詳細な説明を行っており、ここでは繰り返し説明しない。
本実施例において提供する上述の装置は全ての電子デバイスに適用することができ、前記電子デバイスは、端末、サーバ又は家電デバイスを含むが、これに限定されない。
本実施例が提供した上述した装置は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図11は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置のブロック図である。図11に示すように、該装置は、プロセッサ701、及びプロセッサが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリ702とを備え、
該プロセッサ701は、
システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、
該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、
リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるように構成される。
該プロセッサ701は、前記システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
前記システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含むように構成される。
該プロセッサ701は、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップと、
割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップとを含むように構成される。
該プロセッサ701は、前記システムタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
前記システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含むように構成される。
該プロセッサ701は、前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきのタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするステップと、
低消費電力モードへの切り換えを実行するための優先度が最も低い第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップと、
前記第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップとを含むように構成される。
該プロセッサ701は、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むように構成される。
該プロセッサ701は、割込みイベントが発生したとリアルタイムにモニタリングされる場合、前記低消費電力モードを停止して前記割込みイベントを処理するように構成される。
図12は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置800のブロック図である。例えば、装置800は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、フィットネス設備、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図12を参照して、装置800は、プロセス部材802、メモリ804、電源部材806、マルチメディア部材808、オーディオ部材810、入出力(I/O)インターフェイス812、センサ部材814、及び通信部材816のような一つ以上の部材を含んでよい。
プロセス部材802は、一般的には装置800の全体の操作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセス部材802は、一つ以上のプロセッサ820を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセス部材802は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセス部材802と他の部材の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセス部材802は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディア部材808とプロセス部材802の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ804は、各種類のデータを記憶することにより装置800の操作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置800において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、いずれの種類の揮発性、不揮発性記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、PROM(Programmable ROM)、ROM、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源部材806は、装置800の多様な部材に電力を供給する。電源部材806は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置800のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他の部材を含んでもよい。
マルチメディア部材808は、前記装置800とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスライドの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスライド操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディア部材808は、一つのフロントカメラ、及びリアカメラ又はいずれか一方を含む。装置800が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及びリアカメラ又はいずれか一方は外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオ部材810は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオ部材810は、一つのマイク(MIC)を含み、装置800が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されたり、通信部材816を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオ部材810は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス812は、プロセス部材802と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサ部材814は、装置800に各方面の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサ部材814は、装置800のON/OFF状態、装置800のディスプレイと小さなキーパッドのような部材の相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサ部材814は、装置800、或いは装置800の一つの部材の位置変更、ユーザと装置800とが接触しているか否か、装置800の方位、又は加速/減速、装置800の温度の変化を検出できる。センサ部材814は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサ部材814は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCDイメージセンサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサ部材814は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信部材816は、装置800と他の機器の間に有線、又は無線形態の通信を提供する。装置800は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信部材816は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信部材816は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を推進するようにする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency Identification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra WideBand)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、装置800は、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ804を提供しており、装置800のプロセッサ820により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM(登録商標)、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
本実施例において提供する上述のコンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
図13は他の例示的な実施例にかかる消費電力制御装置1900のブロック図である。例えば、装置1900はサーバとして提供されることができる。図13に示すように、装置1900は、一つ又は複数のプロセッサを有する処理部材1922、及びメモリ1932を代表とする記憶装置を備える。該記憶装置は、例えばアプリケーションプログラムのような、処理部材1922によって実行される指令を記憶するために使われる。メモリ1932に記憶されるアプリケーションプログラムは、一つ又は複数の、それぞれ一組の指令に対応するモジュールを含むことができる。また、処理部材1922は指令を実行するように構成され、上記のいずれの実施例の方法を実行する。
装置1900は更に、装置1900の電源の管理を実行するように構成される電源部材1926、装置1900をネットワークに接続するように構成される一つの有線又は無線ネットワークインターフェース1950及び一つの入力/出力(I/O)インタフェース1958を備える。装置1900はメモリ1932に記憶された、例えばWindows(登録商標) Server、Mac 0S X(登録商標)、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、FreeBSD(登録商標)のようなオペレーティングシステムに基づいて動作することができる。
本実施例において提供する上述の装置は、システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、該モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、該システムを低消費電力モードに切り換え動作させる。統一的かつ簡潔なソフトウェアアーキテクチャに基づいて汎用の消費電力制御を実現することで、フレームワークを実現し、デバイスのSDKを世に出しやすく、且つデバイスの具体的な動作特徴を分析する必要がなく、デバイス機能の制限を受けず、様々なタイプのデバイスに適用でき、適用が更に広範囲で、柔軟性がある。
当業者は明細書を検討し、ここで開示した発明を実践した後、本発明のその他の実施方案を容易に思いつくことができる。本願は本発明の全ての変更、用途又は適応性の変化を含む。これらの変更、用途又は適応性の変化は本発明の一般的な原理に基づいており、本発明に未開示の本技術分野における周知技術又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は例示的なものに過ぎず、本発明の真の範囲及び主旨は以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で説明した、また図面において示した寸分違わぬ構成に限定されず、その範囲を逸脱しない前提のもとで種々の変更及び修正を行うことができることを理解すべきである。本発明の範囲は付された特許請求の範囲によってのみ限定される。本願は出願番号が201510077297.6であって、出願日が2015年2月13日である中国特許出願に基づき、優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容を本願に援用する。

Claims (15)

  1. システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップと、
    前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
    リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップとを含むことを特徴とする消費電力制御方法。
  2. 前記システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
    前記システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の消費電力制御方法。
  3. 前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
    前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップと、
    割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップと、
    割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の消費電力制御方法。
  4. 前記システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するステップは、
    前記システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の消費電力制御方法。
  5. 前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするステップは、
    それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするステップと、
    低消費電力モードへの切り換えを実行するための優先度が最も低い第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するステップと、
    前記第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定するステップとを含むことを特徴とする請求項4に記載の消費電力制御方法。
  6. 前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるステップは、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の消費電力制御方法。
  7. 更に、割込みイベントが発生したとリアルタイムにモニタリングされる場合、前記低消費電力モードを停止して前記割込みイベントを処理するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の消費電力制御方法。
  8. システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定するための確定モジュールと、
    前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングするためのモニタリングモジュールと、
    リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるための切換モジュールとを備えることを特徴とする消費電力制御装置。
  9. 前記確定モジュールは、
    前記システムがフォアグラウンド・バックグラウンドタイプのシステムである場合、モニタリング方式を、フォアグラウンドが割込みイベントによってトリガーされたタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための第1確定サブモジュールを有することを特徴とする請求項8に記載の消費電力制御装置。
  10. 前記モニタリングモジュールは、
    前記システムのメインループにおいて、現在割込みイベントによってトリガーされたタスクがあるか否かをリアルタイムにモニタリングし、割込みイベントによってトリガーされたタスクがある場合、現在実行すべきタスクがあると確定し、割込みイベントによってトリガーされたタスクがない場合、現在実行すべきタスクがないと確定するための第1モニタリングサブモジュールを有することを特徴とする請求項9に記載の消費電力制御装置。
  11. 前記確定モジュールは、
    前記システムが、横取りを支援するリアルタイムシステムである場合、モニタリング方式を、優先度に基づいてタスクをリアルタイムにモニタリングする方式に確定するための、第2確定サブモジュールを有することを特徴とする請求項8に記載の消費電力制御装置。
  12. 前記モニタリングモジュールは、
    それぞれの優先度のプロセスがトリガーされたか否かをリアルタイムにモニタリングするための第2モニタリングサブモジュールを有し、
    低消費電力モードへの切り換えを実行するための第1プロセスの優先度が最も低く、前記第1プロセスを除くその他のプロセスがいずれもトリガーされていない場合、現在実行すべきタスクがないと確定し、前記第1プロセスを除くその他のプロセスのいずれかがトリガーされた場合、現在実行すべきタスクがあると確定することを特徴とする請求項11に記載の消費電力制御装置。
  13. 前記切換モジュールは、
    リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、中央処理装置の周波数を下げること、マイクロコントロールユニットの給電電圧を下げること、マイクロコントロールユニットを低消費電力モードに切り換えること、指定された外部デバイスへの給電を停止すること又は外部クロックを停止すること、のうちのいずれかの一つ又は複数の操作を実行するための、切換サブモジュールを有することを特徴とする請求項8乃至請求項12のいずれかに記載の消費電力制御装置。
  14. 前記切換モジュールは、割込みイベントが発生したことがリアルタイムにモニタリングされる場合、前記低消費電力モードを停止するためにも使われ、
    前記装置は、更に、
    リアルタイムにモニタリングした前記割込みイベントを処理するための処理モジュールを備えることを特徴とする請求項8乃至請求項12のいずれか一つに記載の消費電力制御装置。
  15. プロセッサと、
    プロセッサが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリとを備え、
    前記プロセッサは、
    システムのタイプに基づいてモニタリング方式を確定し、
    前記モニタリング方式に従って、システムの現在実行すべきタスクの有無をリアルタイムにモニタリングし、
    リアルタイムにモニタリングした結果、現在実行すべきタスクがない場合、前記システムを低消費電力モードに切り換えて動作させるように構成されることを特徴とする消費電力制御装置。

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