JP2017510208A - サービスチェインルーティング方法とシステム及びシステムにおける機器 - Google Patents

サービスチェインルーティング方法とシステム及びシステムにおける機器 Download PDF

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Abstract

本発明は、サービスチェインルーティング方法とシステム、及びシステムにおける機器を開示する。ここで、該サービスチェインルーティング方法は、ネクストホップノードとバインド関係を有する中継ノードが、交換ノードが転送した第1のデータメッセージを受信することであって、ここで、第1のデータメッセージはサービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージであることと、中継ノードがネクストホップノードのタイプがサービスノードであると確定した後、第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除することと、中継ノードが、交換ノードを、バインド関係に基づいてサービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージをネクストホップノードへ転送させるように、サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを交換ノードへ送信することと、を含む。本発明によると、サービスチェインルーティング成功率を向上させ、サービスチェインルーティングメカニズムを完全化する効果を実現できる。

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、サービスチェインルーティング方法とシステム及びシステムにおける機器に関する。
現在、通信事業者は移動付加価値サービスネットワークを配置することでユーザ体験品質(Qualify of Experience、QoEと略称)を向上させる方式でネットワーク帯域幅の圧力を低減し、付加価値サービスを提供している。移動付加価値サービスネットワークのサービスチェインは主に、図1に示す二つのモードである。
モード1:サービスイネイブラーが静的に接続されていて、トラフィックはサービスチェイン中の全てのサービスイネイブラーを経由し、通常、移動ゲートウェイはアクセスポイントネーム(Access Point Name、APNと略称)によって異なるサービスチェインを区別する。
モード2:全てのサービスイネイブラーが集中したトラフィックルーティング制御器に接続され、各サービスイネイブラーが処理した後、トラフィックは集中制御器に戻ってネクストホップを決める。
モード1において、各APNに対応するサービスイネイブラー間のネットワーク構成トポロジは相対的に静的なものであって、更には固定して一つのサービスチェインとして直接に接続されていて、一つのサービスイネイブラーの添加又は除去、又はサービスチェインのロジックの簡単な変更も、いずれもネットワークトポロジの変更をもたらすことになり、これにより通信事業者のサービスの配置や管理に沢山の問題が発生し、ネットワークトポロジに対する依頼性によって人的配置が複雑になって、これによりサービスイネイブラーは既定の順で配置することしかできず、変更できず(多くのサービスイネイブラー間に実行順が制限されていないが)、柔軟且つ高速にサービスの配置変更に対応することができない。
モード2において、資本的支出(CAPital eXpenditure、CAPXと略称)は比較的に高く、全てのトラフィックに対して集中制御器によってネクストホップを確定するので、その機能がパケット化ゲートウェイと重複してしまう。
上記問題を解決するため、当該分野ではサービスチェインルーティング方案を提示していて、図1に示すように、該方案は以下のようないくつかのネットワークエレメント機器を含む:
トラフィック分類ネットワークエレメント機器:主に、受信したデータメッセージにサービス識別やサービスチェインの選択を行い、また、データメッセージに対応するサービスチェインラベルを挿入し、具体的には図2を参照することができる。
サービス排列ネットワークエレメント機器:主に、サービスチェイン中の直列したサービスノードを順に排列する。
ネットワーク制御ネットワークエレメント機器:主に、移動付加価値サービスネットワークのネットワークトポロジとサービスチェインルーティングテーブルの保守や管理を行う。
交換器:主に、データメッセージを受信し、また、サービスチェインルーティングテーブルに基づいてデータメッセージを転送する。
しかし、移動付加価値サービスネットワークにおける全てのノードがサービスチェインルーティングをサポートするのではなく、図3と図4に示すように、図3において、サービスノード2がサービスチェインルーティングメカニズムをサポートしないので、サービスチェインの経路2のルーティングに失敗することになり、図4において、交換器2がサービスチェインルーティングメカニズムをサポートしないので、同様にサービスチェインルーティングに失敗することになる。
既存技術において移動付加価値サービスネットワークの伝統的なノードがサービスチェインルーティングメカニズムをサポートしないことでサービスチェインルーティングに失敗してしまう問題について、未だに有効な解決案を提示していない。
本発明は、少なくとも上記問題を解決できるサービスチェインルーティング方法とシステム及びシステムにおける機器を提供する。
本発明の一実施例によると、ネクストホップノードとバインド関係を有する中継ノードが、交換ノードが転送した、サービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージである第1のデータメッセージを受信することと、中継ノードが、ネクストホップノードのタイプがサービスノードであると確定した後、第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除することと、中継ノードが、交換ノードを、バインド関係に基づいてサービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージをネクストホップノードへ転送させるように、サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを交換ノードへ送信することと、を含むサービスチェインルーティング方法を提供する。
中継ノードが第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除することは、中継ノードが、第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組とサービスチェインマークとの間の対応関係を記憶することであって、ここで、アドレス5つ組は宛先IPアドレスと、宛先ポートと、ソースIPアドレスと、ソースポートと、プロトコル番号を含むことと、中継ノードが、第1のデータメッセージからサービスチェインマークを削除することと、を含む。
中継ノードがサービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを交換ノードに送信した後には、中継ノードが、交換ノードが転送した第2のデータメッセージを受信することであって、ここで、第2のデータメッセージはネクストホップノードがメッセージを処理した後に返送するメッセージであることと、中継ノードが、第2のデータメッセージへ第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加することと、中継ノードが、サービスチェインマークを添加した第2のデータメッセージを交換ノードへ転送することと、を更に含む。
中継ノードが、第2のデータメッセージへ第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加することは、中継ノードが、第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得することと、中継ノードが、既に記憶している対応関係が属する対応関係集合から第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組に対応するサービスチェインマークが存在するか否かを調査することと、調査結果がYESである場合、中継ノードが調査されたサービスチェインマークを第2のデータメッセージへ添加し、対応関係集合から対応関係を削除することと、調査結果がNOである場合、中継ノードはネクストホップノードがメッセージ処理を行う時に既にアドレス5つ組を修正したことを確定し、ネクストホップノードから第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得し、また対応関係に基づいて第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを取得し、取得したサービスチェインマークを第2のデータメッセージ中へ添加することと、を含む。
バインド関係は、予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知を送信する方式によって、中継ノードとネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である。
バインド関係は、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって中継ノードとネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である。
ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する前には、交換ノードが、第1のデータメッセージにサービスチェインマークを載せていることを発見し、サービスチェインルーティング情報に基づいてネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを確定することと、交換ノードが、ネットワーク制御ノードへイベント報知を送信することと、ネットワーク制御ノードが、ネットワークトポロジに基づいてネクストホップノードへ中継ノードを割り当てることと、を更に含み、ここで、中継ノードは仮想マシン、サービス機器、又はネットワーク制御ノードの内部部品を含む。
本発明の他の一実施例によると、サービス排列ノードと、ネットワーク制御ノードと、交換ノードと、サービスノードと、中継ノードとを含むサービスチェインルーティングシステムを提供する。ネクストホップノードとバインド関係を有する中継ノードは、交換ノードが転送した、サービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージである第1のデータメッセージを受信するように構成される第1の受信モジュールと、ネクストホップノードのタイプがサービスノードであると確定した後、第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除するように構成される第1の処理モジュールと、交換ノードを、バインド関係に基づいてサービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージをネクストホップノードへ転送させる様に、サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを交換ノードへ送信するように構成される第1の送信モジュールと、を含む。
第1の処理モジュールは、第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組とサービスチェインマークとの間の対応関係を記憶するように構成される記憶ユニットであって、ここで、アドレス5つ組は宛先IPアドレスと、宛先ポートと、ソースIPアドレスと、ソースポートと、プロトコル番号とを含む記憶ユニットと、第1のデータメッセージからサービスチェインマークを削除するように構成される削除ユニットと、を含む。
中継ノードは、交換ノードが転送した、ネクストホップノードがメッセージ処理を行った後に返送するメッセージである第2のデータメッセージを受信するように構成される第2の受信モジュールと、第2のデータメッセージへ第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加するように構成される第2の処理モジュールと、サービスチェインマークを添加した第2のデータメッセージを交換ノードへ転送するように構成される第2の送信モジュールと、を更に含む。
第2の処理モジュールは、第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得するように構成される取得ユニットと、既に記憶している対応関係が属する対応関係集合から、第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組に対応するサービスチェインマークが存在するか否かを調査するように構成される調査ユニットと、調査ユニットによる調査結果がYESである場合、調査されたサービスチェインマークを第2のデータメッセージへ添加し、対応関係集合から対応関係を削除するように構成される第1の処理ユニットと、調査ユニットによる調査結果がNOである場合、ネクストホップノードがメッセージ処理を行う時にアドレス5つ組を修正したと確定し、ネクストホップノードから第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得し、対応関係に基づいて第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを取得し、取得したサービスチェインマークを第2のデータメッセージへ添加するように構成される第2の処理ユニットと、を含む。
バインド関係は予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知する送信する方式によって、中継ノードとネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である。
バインド関係はネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって中継ノードとネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である。
交換ノードは、第1のデータメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、サービスチェインルーティング情報に基づいてネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないと確定するように構成される確定モジュールと、ネットワーク制御ノードへイベント報知を送信するように構成される送信モジュールと、を含む。ネットワーク制御ノードは、ネットワークトポロジに基づいてネクストホップノードへ中継ノードを割り当てるように構成される割り当てモジュールを含み、ここで、中継ノードは、仮想マシン、サービス機器、又はネットワーク制御ノードの内部部品を含む。
本発明の他の一実施例によると、ネクストホップノードとバインド関係を有する第1の中継ノードが、交換ノードが転送した、サービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージであるデータメッセージを受信することと、第1の中継ノードが、ネクストホップノードのタイプが交換ノードであると確定した後、ネクストホップノードとバインド関係を有する第2の中継ノードのアドレス情報をデータメッセージにカプセル化することと、第1の中継ノードが、第2の中継ノードを、受信したデータメッセージからアドレス情報を削除した後アドレス情報を削除したデータメッセージをサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードへ送信させる様に、アドレス情報がカプセル化されたデータメッセージを第2の中継ノードへ送信することと、を含むサービスチェインルーティング方法を提供する。
第1の中継ノードが交換ノードが転送したデータメッセージを受信する前には、第1の中継ノードが、ネットワーク制御ノードが送信した第2の中継ノードのアドレス情報を受信することを更に含む。
バインド関係は予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知を送信する方式によって、第1の中継ノード、第2の中継ノード及びネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である。
バインド関係は、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって、第1の中継ノード、第2の中継ノード及びネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である。
第1の中継ノードがネットワーク制御ノードが送信した第2の中継ノードのアドレス情報を受信する前には、交換ノードが、データメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、サービスチェインルーティング情報に基づいてネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを確定することと、交換ノードが、ネットワーク制御ノードへイベント報知を送信することと、ネットワーク制御ノードが、ネットワークトポロジに基づいてネクストホップノードへ第1の中継ノードと第2の中継ノードを割り当てることと、を含み、ここで、第2の中継ノードはサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードと直接に接続された中継ノードを表す。
第2の中継ノードがネットワーク制御ノードの管轄範囲に属さない時、ネットワーク制御ノードは、第2の中継ノードを管轄するネットワーク制御ノードへ割り当て要求を送信して、第2の中継ノードを使用する権利と第2の中継ノードのアドレス情報を取得する。
本発明の他の一実施例によると、サービス排列ノードと、ネットワーク制御ノードと、交換ノードと、サービスノードと、第1の中継ノードと、第2の中継ノードとを含むサービスチェインルーティングシステムを提供する。ネクストホップノードとバインド関係を有する第1の中継ノードは、交換ノードが転送した、サービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージであるデータメッセージを受信するように構成される第1の受信モジュールと、ネクストホップノードのタイプが交換ノードであると確定した後、ネクストホップノードとバインド関係を有する第2の中継ノードのアドレス情報をデータメッセージにカプセル化するように構成される第1の処理モジュールと、第2の中継ノードを、受信したデータメッセージからアドレス情報を削除した後アドレス情報が削除されたデータメッセージをサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードへ転送させる様に、アドレス情報がカプセル化されたデータメッセージを第2の中継ノードへ送信するように構成される第2の処理モジュールと、を含む。
第1の中継ノードは、ネットワーク制御ノードが送信した第2の中継ノードのアドレス情報を受信するように構成される第2の受信モジュールを更に含む。
バインド関係は予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知を送信する方式によって、第1の中継ノード、第2の中継ノード及びネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である。
バインド関係はネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって第1の中継ノード、第2の中継ノード及びネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である。
交換ノードは、データメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、サービスチェインルーティング情報に基づいてネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを確定するように構成される確定モジュールと、ネットワーク制御ノードへイベント報知を送信するように構成される第1の送信モジュールと、を含む。ネットワーク制御ノードは、ネットワークトポロジに基づいてネクストホップノードへ第1の中継ノードと第2の中継ノードを割り当てるように構成される割り当てモジュールを含み、ここで、第2の中継ノードはサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードと直接に接続された中継ノードを指す。
ネットワーク制御ノードは、第2の中継ノードがネットワーク制御ノードの管轄範囲に属さない時、第2の中継ノードを管轄するネットワーク制御ノードへ割り当て要求を送信して、第2の中継ノードを使用する権利と第2の中継ノードのアドレス情報を取得するように構成される第2の送信モジュールを更に含む。
本発明の他の一実施例によると、サービスチェイン中の全てのサービスノードのサービスチェインルーティング能力情報を収集するように構成される収集モジュールと、サービスチェインルーティング能力情報に基づいて、サービスチェインルーティング能力をサポートしないサービスノードを選別するように構成される選別モジュールと、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器を、ネットワークトポロジに基づいてサービスルーティング能力をサポートしないサービスノードに接続された交換ノードのポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定させる様に、サービスチェインルーティング能力をサポートしないサービスノードをネットワーク制御ネットワークエレメント機器へ通知するように構成される通知モジュールと、を含むサービス排列ネットワークエレメント機器を提供する。
本発明の他の一実施例によると、移動付加価値サービスネットワーク中の全ての交換ノードのサービスチェインルーティング能力情報を収集するように構成される収集モジュールと、サービスチェインルーティング能力情報に基づいて、サービスチェインルーティング能力をサポートしない交換ノードを選別するように構成される選別モジュールと、ネットワークトポロジに基づいて、サービスルーティング能力をサポートしない交換ノードに接続された交換ノードのポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定するように構成される設定モジュールと、を含むネットワーク制御ネットワークエレメント機器を提供する。
本発明の他の一実施例によると、ネクストホップノードへのデータ転送に失敗した場合又は応答がない場合、ネクストホップノードがサービスチェインルーティング能力をサポートしないことを確定するように構成される確定モジュールと、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器を、予定の戦略とポート状態情報に基づいてネクストホップノードが確実にサービスチェインルーティング能力をサポートしないことを確定させるように、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器へネクストホップノードがサービスチェインルーティング能力をサポートしないことを指示するポート状態情報を報知するように構成される報知モジュールと、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器から返送される、交換器へネクストホップノードに接続されたポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定することを通知するための応答メッセージを受信するように構成される受信モジュールと、応答メッセージに基づいて、ネクストホップノードに接続された交換器のポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定するように構成される設定モジュールと、を含む交換器を提供する。
本発明によると、通信事業者により伝統的に配置した移動付加価値サービスネットワークへ中継ノードを追加し、またその他のノードへ機能拡張や定義を行う方式によって、既存技術における移動付加価値サービスネットワークの伝統的なノードがサービスチェインルーティングメカニズムをサポートしないことでサービスチェインルーティングに失敗しやすい問題を解決し、サービスチェインルーティング能力をサポートしないネクストホップノードがサービスノードである場合、中継ノードによって交換ノードが転送したデータメッセージをネクストホップのサービスノードヘ転送し、また、サービスチェインルーティング能力をサポートしないネクストホップノードが交換ノードである場合、中継ノードによって交換ノードが転送したデータメッセージをネクストホップの交換ノードヘ転送することで、サービスチェインルーティング成功率を向上させ、サービスチェインルーティングメカニズムを完全化する効果を実現できる。
ここで説明する図面は本発明を一層理解させるためのもので、本願の一部を構成し、本発明に示す実施例及びその説明は本発明を解釈するもので、本発明を限定するものではない。
既存技術に係わる移動付加価値サービスネットワークのサービスチェインルーティングの構成を示す図である。 既存技術に係わるデータメッセージにサービスチェインラベルを挿入することを示す図である。 既存技術に係わるサービスノードがサービスチェインルーティングメカニズムをサポートしない時のサービスチェインルーティングを示す図である。 既存技術に係わる交換ノードがサービスチェインルーティングメカニズムをサポートしない時のサービスチェインルーティングを示す図である。 本発明の実施例1に係わるサービスチェインルーティング方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係わるサービスチェインルーティングシステムの構造を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係わる好適なサービスチェインルーティングシステムの構造を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係わるサービスチェインルーティング方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係わるサービスチェインルーティングシステムの構造を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係わる好適なサービスチェインルーティングシステムの構造を示すブロック図である。 本発明の実施例に係わるサービス排列ネットワークエレメント機器の構造を示すブロック図である。 本発明の実施例に係わるネットワーク制御ネットワークエレメント機器の構造を示すブロック図である。 本発明の実施例に係わる交換器の構造を示すブロック図である。 本発明の好適な実施例に係わる移動付加価値サービスネットワークのサービスチェインルーティングの構成を示す図である。 本発明の好適な実施例に係わるネクストホップノードがサービスノードである場合のメッセージ処理を示す図である。 本発明の好適な実施例に係わるネクストホップノードが交換ノードである場合のメッセージ処理を示す図である。 本発明の好適な実施例に係わるネクストホップノードがサービスノードである場合のメッセージ処理を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施例に係わるネクストホップノードが交換ノードである場合のメッセージ処理を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施例に係わる交換ノードのポート状態を設定する方式1を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施例に係わる交換ノードのポート状態を設定する方式2を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施例に係わる交換ノードのポート状態を設定する方式3を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施例に係わる交換器がサービスチェインをサポートしない場合の中継ノードによる領域間処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ実施例を結合して本発明を詳しく説明する。尚、矛盾しない限り、本願の実施例及び実施例に記載の特徴の互いに組み合せすることができる。
本発明の実施例1はサービスチェインルーティング方法を提供する。図5は本発明の実施例1に係わるサービスチェインルーティング方法を示すフローチャートで、図5に示すように、該方法は主に以下のステップ(ステップS502〜ステップS506)を含む。
ステップS502にいて、中継ノードが、交換ノードが転送した第1のデータメッセージを受信し、ここで、第1のデータメッセージはサービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージです。中継ノードはネクストホップノードとバインド関係を有する。
ステップS504において、中継ノードが、ネクストホップノードのタイプがサービスノードであることを確定した後、第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除する。
ステップS506において、中継ノードが、交換ノードを、バインド関係に基づいてサービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージをネクストホップノードへ転送させるように、サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを交換ノードへ送信する。
上記各ステップによって、通信事業者により伝統的に配置した移動付加価値サービスネットワークへ中継ノードを追加し、またその他のノードへ機能拡張や定義を行う方式によって、サービスチェインルーティング能力をサポートしないネクストホップノードがサービスノードである場合、中継ノードによって交換ノードが転送したデータメッセージをネクストホップのサービスノードへ転送することで、サービスチェインルーティングの成功率を向上させ、サービスチェインルーティングメカニズムを完全化できる。
本実施例1において、ステップS504で、中継ノードが第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除することは、中継ノードが、まず、第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組とサービスチェインマークとの間の対応関係を記憶することであって、ここで、アドレス5つ組は宛先IPアドレスと、宛先ポートと、ソースIPアドレスと、ソースポートと、プロトコル番号を含むことと、中継ノードが、また、第1のデータメッセージからサービスチェインマークを削除することと、の方式によって実現できる。
本実施例1において、ステップS506を実行した後には、更に、中継ノードは、交換ノードが転送した、ネクストホップノードがメッセージの処理を行った後に返送したメッセージである第2のデータメッセージを受信し、第2のデータメッセージへ第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加し、サービスチェインマークを添加した第2のデータメッセージを交換ノードへ転送することができる。
ここで、中継ノードが第2のデータメッセージへ第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加することは、中継ノードがまず第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得することと、中継ノードが既に記憶している対応関係が属する対応関係集合から第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組に対応するサービスチェインマークが存在するか否かを調査することと、調査結果がYESである場合、中継ノードが調査されたサービスチェインマークを第2のデータメッセージへ添加して、対応関係集合から対応関係を削除することと、調査結果がNOである場合、中継ノードがネクストホップノードがメッセージを処理する際に既にアドレス5つ組を修正したことを確定し、ネクストホップノードから第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得し、更に対応関係に基づいて第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを取得し、取得したサービスチェインマークを第2のデータメッセージへ添加することと、の方式によって実現できる。
本実施例1において、バインド関係は以下のような2種類の方式で実現できる。方式(1)のバインド関係は、予め交換ノードへ配置した方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知を送信する方式によって、中継ノードとネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である。方式(2)のバインド関係は、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって中継ノードとネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である。
ここで、方式(2)の実施中に、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する前には、更に、交換ノードが第1のデータメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、サービスチェインルーティング情報に基づいてネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを確定することと、交換ノードがネットワーク制御ノードへイベント報知を送信することと、ネットワーク制御ノードがネットワークトポロジに基づいてネクストホップノードへ中継ノードを割り当てすることと、を含むことができ、ここで、中継ノードは仮想マシン、サービス機器、又はネットワーク制御ノードの内部部品を含む。
本発明の実施例1においてサービスチェインルーティングシステムを提供し、実施例1で提供するサービスチェインルーティング方法を実現するように構成される。図6は本発明の実施例1に係わるサービスチェインルーティングシステムの構造を示すブロック図で、図6に示すように、該システムは主に、サービス排列ノード10と、ネットワーク制御ノード20と、交換ノード30と、サービスノード40と、中継ノード50と、を含む。
ここで、ネクストホップノードとバインド関係を有する中継ノード50は、交換ノード30が転送した第1のデータメッセージを受信するように構成される第1の受信モジュール51であって、ここで、第1のデータメッセージはサービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージである第1の受信モジュール51と、ネクストホップノードのタイプがサービスノードであることを確定した後、第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除するように構成される第1の処理モジュール52と、交換ノード30を、バインド関係に基づいてサービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージをネクストホップノードへ転送させる様に、サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを交換ノード30へ送信するように構成される第1の送信モジュール53と、を含む。
図6に示すサービスチェインルーティングシステムを基に、本発明の実施例1は更に好適なサービスチェインルーティングシステムを提供する。図7は本発明の実施例1に係わる好適なサービスチェインルーティングシステムの構造を示すブロック図で、図7に示すように、該好適なサービスチェインルーティングシステムにおいて、第1の処理モジュール52は、第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組とサービスチェインマークとの間の対応関係を記憶するように構成される記憶ユニット522であって、ここで、アドレス5つ組は宛先IPアドレス、宛先ポート、ソースIPアドレス、ソースポート及びプロトコル番号を含む記憶ユニット522と、第1のデータメッセージからサービスチェインマークを削除するように構成される削除ユニット524と、を含む。
該好適なサービスチェインルーティングシステムにおいて、中継ノード50は、交換ノード30が転送した第2のデータメッセージを受信するように構成されるであって、ここで、第2のデータメッセージはネクストホップノードがメッセージの処理を行った後に返送するメッセージである第2の受信モジュール54と、第2のデータメッセージへ第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加するように構成される第2の処理モジュール55と、サービスチェインマークを添加した第2のデータメッセージを交換ノード30へ転送するように構成される第2の送信モジュール56と、を更に含む。
更に、第2の処理モジュール55は、第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得するように構成される取得ユニット552と、既に記憶している対応関係が属する対応関係集合から、第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組に対応するサービスチェインマークが存在するか否かを調査するように構成される調査ユニットと、調査ユニットによる調査結果がYESである場合、調査されたサービスチェインマークを第2のデータメッセージへ添加し、対応関係集合から対応関係を削除するように構成される第1の処理ユニット554と、調査ユニットによる調査結果がNOである場合、ネクストホップノードがメッセージの処理を行う時に既にアドレス5つ組を修正したことを確定し、ネクストホップノードから第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得し、対応関係に基づいて第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを取得し、取得したサービスチェインマークを第2のデータメッセージへ添加するように構成される第2の処理ユニット556と、を含むことができる。
バインド関係が以下の2種類の方式で実現することが好ましい。方式(1)のバインド関係は予め交換ノード30へ配置する方式又はネットワーク制御ノード20が交換ノード30へ通知を送信する方式によって、中継ノード50とネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である。方式(2)のバインド関係はネットワーク制御ノード20がサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって中継ノード50とネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である。
該好適なサービスチェインルーティングシステムにおいて、交換ノード30は、第1のデータメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、サービスチェインルーティング情報に基づいて、ネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを確定するように構成される確定モジュール32と、ネットワーク制御ノード20へイベント報知を送信するように構成される送信モジュール34と、を含む。ネットワーク制御ノード20は、ネットワークトポロジに基づいてネクストホップノードへ中継ノード50を割り当てるように構成される割り当てモジュール22を含み、ここで、中継ノード50は仮想マシン、サービス機器、又はネットワーク制御ノードの内部部品を含むことができる。
本発明の実施例2においてサービスチェインルーティング方法を提供する。図8は本発明の実施例2に係わるサービスチェインルーティング方法を示すフローチャートで、図8に示すように、該方法は主に以下のステップ(ステップS802〜ステップS806)を含む。
ステップS802において、第1の中継ノードが、交換ノードが転送したデータメッセージを受信する。ここで、データメッセージはサービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージである。第1の中継ノードはネクストホップノードとバインド関係を有する。
ステップS804において、第1の中継ノードが、ネクストホップノードのタイプが交換ノードであることを確定した後、第2の中継ノードのアドレス情報をデータメッセージにカプセル化する。ここで、第2のノードはネクストホップノードとバインド関係を有する。
ステップS806において、第1の中継ノードが、第2の中継ノードを、受信したデータメッセージからアドレス情報を削除した後にアドレス情報を削除したデータメッセージをサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードへ送信させる様に、アドレス情報をカプセル化したデータメッセージを第2の中継ノードへ送信する。
上記各ステップによって、通信事業者により伝統的に配置した移動付加価値サービスネットワークへ中継ノードを追加し、またその他のノードへ機能拡張や定義を行う方式によって、サービスチェインルーティング能力をサポートしないネクストホップノードが交換ノードである場合、中継ノードによって交換ノードが転送したデータメッセージをネクストホップの交換ノードへ転送することで、サービスチェインルーティングの成功率を向上させ、サービスチェインルーティングメカニズムを完全化できる。
本実施例2において、ステップS802を実行する前には、第1の中継ノードはネットワーク制御ノードが送信した第2の中継ノードのアドレス情報を受信することができる。
第1の中継ノードがネットワーク制御ノードが送信した第2の中継ノードのアドレス情報を受信する前には、更に、交換ノードがデータメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、サービスチェインルーティング情報に基づいてネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを確定することと、交換ノードがネットワーク制御ノードへイベント報知を送信することと、ネットワーク制御ノードがネットワークトポロジに基づいてネクストホップノードへ第1の中継ノードと第2の中継ノードを割り当てることと、を含むことが好ましい。ここで、第2の中継ノードはサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードと直接に接続された中継ノードを指す。
本実施例2において、バインド関係は以下のような2種類の方式で実現できる。方式(1)のバインド関係は、予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知を送信する方式によって、第1の中継ノード、第2の中継ノード及びネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である。方式(2)のバインド関係は、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって第1の中継ノード、第2の中継ノード及びネクストホップノードに設定されたアドレストンネルバインド関係である。
第2の中継ノードがネットワーク制御ノードの管轄範囲に属さない時、ネットワーク制御ノードは、第2の中継ノードを管轄するネットワーク制御ノードへ割り当て要求を送信して、第2の中継ノードを使用する権利と第2の中継ノードのアドレス情報を取得することが好ましい。
本発明の実施例2においてサービスチェインルーティングシステムを提供し、実施例2で提供するサービスチェインルーティング方法を実現するように構成される。図9は本発明の実施例2に係わるサービスチェインルーティングシステムの構造を示すブロック図で、図9に示すように、該システムは主に、サービス排列ノード10と、ネットワーク制御ノード20と、交換ノード30と、サービスノード40と、第1の中継ノード52と、第2の中継ノード54と、を含む。ここで、ネクストホップノードとバインド関係を有する第1の中継ノード52は、交換ノード30が転送したデータメッセージを受信するように構成される第1の受信モジュール522であって、ここで、データメッセージはサービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージである第1の受信モジュール522と、ネクストホップノードのタイプが交換ノードであることを確定した後、ネクストホップノードとバインド関係を有する第2の中継ノード54のアドレス情報をデータメッセージにカプセル化する第1の処理モジュール524と、第2の中継ノード54を、受信したデータメッセージからアドレス情報を削除した後にアドレス情報を削除したデータメッセージをサービスチェインルーティングをサポートする交換ノード30へ転送させる様に、アドレス情報がカプセル化されたデータメッセージを第2の中継ノード54へ送信するように構成される第2の処理モジュール526と、を含む。
図9に示すサービスチェインルーティングシステムを基に、本発明の実施例2において好適なサービスチェインルーティングシステムを更に提供する。図10は本発明の実施例2に係わる好適なサービスチェインルーティングシステムの構造を示すブロック図で、図10に示すように、第1の中継ノード52は、ネットワーク制御ノード20が送信した第2の中継ノード54のアドレス情報を受信するように構成される第2の受信モジュール528を更に含むことができる。
バインド関係は以下の2種類の方式で実現できる。方式(1)のバインド関係は、予め交換ノード30へ配置する方式又はネットワーク制御ノード20が交換ノード30へ通知を送信する方式によって、第1の中継ノード52、第2の中継ノード54及びネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である。方式(2)のバインド関係は、ネットワーク制御ノード20がサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって第1の中継ノード52、第2の中継ノード54及びネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である。
該好適なサービスチェインルーティングシステムにおいて、交換ノード30は、データメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、サービスチェインルーティング情報に基づいてネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを確定するように構成される確定モジュール32と、ネットワーク制御ノード20へイベント報知を送信するように構成される第1の送信モジュール34と、を含む。ネットワーク制御ノード20は、ネットワークトポロジに基づいてネクストホップノードへ第1の中継ノード52と第2の中継ノード54を割り当てるように構成される割り当てモジュール22を含み、ここで、第2の中継ノード54はサービスチェインルーティングをサポートする交換ノード30に直接に接続された中継ノードを指す。
ネットワーク制御ノード20は、第2の中継ノード54がネットワーク制御ノード20の管轄範囲に属さない時、第2の中継ノード54を管轄するネットワーク制御ノードへ割り当て要求を送信して、第2の中継ノード54を使用する権利と第2の中継ノードのアドレス情報を取得するように構成される第2の送信モジュール24を更に含むことが好ましい。
本発明の実施例において更にサービス排列ネットワークエレメント機器を提供する。図11は本発明の実施例に係わるサービス排列ネットワークエレメント機器の構造を示すブロック図で、図11に示すように、該サービス排列ネットワークエレメント機器は、サービスチェイン中の全てのサービスノードのサービスチェインルーティング能力情報を収集するように構成される収集モジュール10と、サービスチェインルーティング能力情報に基づいて、サービスチェインルーティング能力をサポートしないサービスノードを選別するように構成される選別モジュール20と、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器を、ネットワークトポロジに基づいてサービスルーティング能力をサポートしないサービスノードに接続された交換ノードのポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定させる様に、サービスチェインルーティング能力をサポートしないサービスノードをネットワーク制御ネットワークエレメント機器へ通知するように構成される通知モジュール30と、を含むことができる。
本発明の実施例において更にネットワーク制御ネットワークエレメント機器を提供する。図12は本発明の実施例に係わるネットワーク制御ネットワークエレメント機器の構造を示すブロック図で、図12に示すように、該ネットワーク制御ネットワークエレメント機器は、移動付加価値サービスネットワーク中の全ての交換ノードのサービスチェインルーティング能力情報を収集するように構成される収集モジュール10と、サービスチェインルーティング能力情報に基づいて、サービスチェインルーティング能力をサポートしない交換ノードを選別するように構成される選別モジュール20と、ネットワークトポロジに基づいて、サービスルーティング能力をサポートしない交換ノードに接続された交換ノードのポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定するように構成される設定モジュール30と、を含むことができる。
本発明の実施例において更に交換器を提供する。図13は本発明の実施例に係わる交換器の構造を示すブロック図で、図13に示すように、該交換器は、ネクストホップノードへのデータ転送に失敗した場合又は応答がない場合、ネクストホップノードがサービスチェインルーティング能力をサポートしないことを確定するように構成される確定モジュール10と、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器を、予定の戦略とポート状態情報に基づいてネクストホップノードが確実にサービスチェインルーティング能力をサポートしないことを確定させる様に、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器へ、ネクストホップノードがサービスチェインルーティング能力をサポートしないことを指示するためのポート状態情報を報知するように構成される報知モジュール20と、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器から返送された応答メッセージを受信するように構成されるであって、ここで、応答メッセージは、交換器へネクストホップノードに接続されたポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定することを通知するものである受信モジュール30と、応答メッセージに基づいて、ネクストホップノードに接続された交換器ポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定するように構成される設定モジュール40と、を含むことができる。
上記実施例で提供するサービスチェインルーティング方法及びシステム、サービス排列ネットワークエレメント機器、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器及び/又は交換器によると、既存技術における移動付加価値サービスネットワークの伝統的なノードがサービスチェインルーティングメカニズムをサポートしないことでサービスチェインルーティングに失敗しやすい問題を解決し、サービスチェインルーティング成功率を向上させ、サービスチェインルーティングメカニズムを完全化する効果を実現できる。
以下、図14乃至図22及び好適な実施例を結合して、上記実施例で提供するサービスチェインルーティング方法及びシステム、サービス排列ネットワークエレメント機器、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器及び/又は交換器を一層詳しく説明する。
好適な実施例
図14は本発明の好適な実施例に係わる移動付加価値サービスネットワークのサービスチェインルーティングの構成を示す図です。図14に示すように、該構成は、背景技術の構成(図1に示す)に比べ、主に、一つの中継ノードネットワークエレメントを追加している。本好適な実施例でトラフィック分類ネットワークエレメントに係わっていないので、説明の便宜を図るため、本構成でトラフィック分類ネットワークエレメントを省略する。本構成は主に以下のとおりである。
サービス排列ネットワークエレメント機器は、サービスチェインの直列されたサービスノードの排列を行う以外、サービスノードの能力情報(主に、サービスチェインルーティング能力をサポートするか否かを含む)を収集し、また、これらの情報をネットワーク制御ネットワークエレメント機器へ転送する。
ネットワーク制御ネットワークエレメント機器は、移動付加価値サービスネットワークのネットワークトポロジとサービスチェインルーティングテーブルの保守と管理を行う以外、サービスチェインルーティングをサポートしないサービスノードと交換ノード(交換器)へ中継ノードを割り当てる。
交換ノード(交換器)は、データメッセージを受信し、サービスチェインルーティングテーブルに基づいてデータメッセージを転送する以外、ネクストホップがサービスチェインルーティングをサポートするか否かの能力を検知しなければならず、サポートしないと、メッセージをネットワーク制御ネットワークエレメントにより割り当てられた中継ノードへ転送する。
中継ノードは、ネットワーク制御ネットワークエレメントが報知したネクストホップノードのタイプに基づいて対応する操作を行う。具体的には、(1)ネクストホップノードのタイプがサービスノードであると、中継ノードは受信したデータメッセージに載せられたアドレス5つ組とサービスチェインマークの関係を記憶した後、データメッセージ中のサービスチェインマークを削除し、そして、データメッセージを交換ノードへ送信してネクストホップノードへ転送するようにする。返送されたデータメッセージを受信した後、中継ノードはデータメッセージの5つ組を取得し、記憶していたアドレス5つ組とサービスチェインマークの関係から対応するサービスチェインマークを調査し、調査された後、対応するサービスチェインマークをデータメッセージへ添加し、そして記憶していた5つ組とサービスチェインマークの対応関係の記録を削除し、データメッセージを交換ノードへ転送する。(2)ネクストホップノードのタイプが交換ノードであると、第1の中継ノードは第2の中継ノードのアドレス情報を取得し、第2の中継ノードのアドレス情報をデータメッセージのヘッド部にカプセル化し、第1の交換ノードによりデータメッセージを第2の中継ノードへ転送する。第2の中継ノードは、データメッセージ中のカプセル化された第2の中継ノードのアドレス情報を剥離して、データメッセージを第2の交換ノードへ転送する。
図15は本発明の好適な実施例に係わるネクストホップノードがサービスノードである場合のメッセージ処理を示す図です。図15に示すように、交換ノードはデータメッセージを受信した後、サービスチェインルーティングテーブルに基づいてメッセージを転送する際、ネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートすることを発見し、ネットワーク制御ノードへイベントを報知する(ステップ(1)を参照)。
ネットワーク制御はネクストホップノードにサービスを提供する中継ノードを選択し、中継ノードへネクストホップノードのタイプを報知し(ここで、中継ノードがサービスノードのみを処理すると、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器がネクストホップノードのタイプを報知する必要がない)、その後、交換ノードのトラフィックテーブルを変更することで、中継ノードとネクストホップのサービスノードとのアドレストンネルバインドを実現し、サービスノードへ送信しサービスチェインマークが載せられたデータメッセージを中継ノードへ転送する。中継ノードがサービスチェインマークが載せられていないデータメッセージをサービスノードへ転送する。サービスノードから返送されるデータメッセージはいずれも中継ノードへ転送される(ステップ(2)を参照)。
交換ノードがデータメッセージを中継ノードへ転送し、この時、データメッセージにサービスチェインマークが載せられている(ステップ(3)を参照)。
中継ノードが、データメッセージを受信し、メッセージ中の5つ組とサービスチェインマークとの間の対応関係を動的に記憶し、メッセージ中のサービスチェインマークのフィールドを削除し、メッセージを交換ノードへ転送し、ここで、5つ組とはメッセージに載せられた宛先IPアドレスと、宛先ポートと、ソースIPアドレスと、ソースポートと、プロトコル番号を指す(ステップ(4)を参照)。
交換ノードが、受信したデータメッセージにサービスチェインマークがないと判断し、中継ノードとサービスノードのバインド関係に基づいて、データメッセージをサービスノードへ転送して処理させる(ステップ(5)を参照)。
サービスノードは、メッセージを受信して、処理を完成してからデータメッセージを返送する(ステップ(6)を参照)。
交換ノードは、サービスノードと中継ノードのバインド関係に基づいて、返送されたデータメッセージを中継ノードへ返送する(ステップ(7)を参照)。
中継ノードは、データメッセージを受信した後、まずデータメッセージ中のアドレス5つ組(5つ組と略称することができる)を取得し、5つ組に基づいて記憶していた5つ組とサービスチェインマークとの関係テーブルから対応するサービスチェインマークを調査し、調査されると、対応するサービスチェインマークをデータメッセージへ添加し、そして記憶していた5つ組とサービスチェインマークとの対応関係記録を削除し、前記メッセージを交換ノードへ転送する。調査されていないと、サービスノードがメッセージの初期5つ組、例えばNATタイプのサービスノードなどを修正したことを表し、この時、中継ノードはサービスノードから初期5つ組情報を取得し、また、初期5つ組調査関係テーブルに基づいてサービスチェインマークを取得し、取得した後、同様にサービスチェインマークフィールドをデータメッセージに挿入し、その後、メッセージを交換ノードへ転送しなければならない(ステップ8を参照)。
交換ノードは、メッセージを次のネクストホップへ転送する。
図16は本発明の好適な実施例に係わるネクストホップノードが交換ノードである場合のメッセージ処理を示す図です。図16に示すように、交換ノードはデータメッセージを受信した後、サービスチェインルーティングテーブルに基づいてメッセージを転送する際、ネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを発見し、ネットワーク制御ノードへイベントを報知する(ステップ(1)を参照)。
ネットワーク制御ネットワークエレメント機器は、ネクストホップノードへサービスを提供する第1の中継ノード(第1の中継ノードと第2の中継ノードを含む)を選択し、まず第2の中継ノードのアドレス情報を取得し、ここでの第2の中継ノードとは後続のサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードを直接に接続することのできる中継ノードを指す。その取得方法は2種類がある。第1種類:第2の中継ノードが現在のネットワーク制御ネットワークエレメント機器の管轄範囲に属されると、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器がネットワークトポロジ及び交換ノードの能力に基づいて、第2の中継ノードを選択する。第2種類:第2の中継ノードが現在のネットワーク制御ネットワークエレメント機器の管轄範囲に属さない(ネットワーク制御ネットワークエレメント機器1と称する)と、ネットワーク制御ネットワークエレメント機器1はネットワーク制御ネットワークエレメント機器2(第2の中継ノードが属されるネットワーク制御ネットワークエレメント機器)へ第2の中継ノードの割り当てを要求しなければならない(詳しくは図22を参照)。ネットワーク制御ネットワークエレメント機器1は、中継ノード2(即ち、第2の中継ノード)のアドレス情報を取得して中継ノード1(即ち、第1の中継ノード)へ転送し、その後、交換ノードのトラフィックテーブルを変更することで、中継ノード1及び中継ノード2とネクストホップのサービスノードとのアドレストンネルバインドを実現する。サービスノードへ送信された、サービスチェインマークが載せられたデータメッセージを中継ノード1へ転送する。中継ノード1はサービスチェインマークが載せられていないメッセージをサービスノードへ転送する。サービスノードから返送されたデータメッセージを全て中継ノード1へ転送する(ステップ(2)を参照)。
交換ノードが、データメッセージを第1の中継ノードへ転送し、この時、データメッセージにサービスチェインマークが載せられている(ステップ(3)を参照)。
第1の中継ノードは、データメッセージを受信し、メッセージのヘッドに第2の中継ノードのアドレス情報をカプセル化して、メッセージを交換ノードへ転送する(ステップ(4)を参照)。
交換ノードは、データメッセージを第2の中継ノードへ転送する(ステップ(5)を参照)。
第2の中継ノードは、データメッセージを受信した後、本ノードのアドレス情報を剥離して、メッセージをサービスチェインルーティングをサポートする交換器へ転送する(ステップ(6)を参照)。
交換ノードは、メッセージを対応するサービスノードへ転送する。
図17は本発明の好適な実施例に係わるネクストホップノードがサービスノードである場合のメッセージ処理を示すフローチャートで、図17に示すように、該プロセスは以下のステップを含む。
S1701において、交換ノードは、データメッセージを受信し、メッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、その後、サービスチェインルーティングテーブルに基づいて、メッセージを転送するネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを検出する。
S1702において、交換ノードは、ネットワーク制御ノード機器へイベント報知を送信する。
S1703において、ネットワーク制御ノード機器は、ネットワークトポロジに基づいて、ネクストホップノードへ中継ノードを割り当て、該中継ノードは仮想マシンの実例、又はサービス機器、又はネットワーク制御ノード内部の部品であることができる。
尚、交換ノードが中継ノードが既に存在している(例えば、ネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知した、又は交換ノードが静的に中継ノードを配置している(内蔵中継ノードを含む))ことを通知していると、前の三つのステップは不要である。
S1704において、ネットワーク制御ノード機器は、サービスチェインルーティングトラフィックテーブルを変更し、中継ノードとネクストホップのサービスノードとのアドレストンネルバインドを実現する。サービスノードへ送信された、サービスチェインマークが載せられたデータメッセージを中継ノードへ転送する。中継ノードはサービスチェインマークが載せられていないデータメッセージをサービスノードへ転送する。サービスノードから返送されたデータメッセージを全て中継ノードへ転送する。
S1705において、交換ノードは、サービスチェインルーティングトラフィックテーブルに基づいて、データメッセージを中継ノードへ転送する。
S1706において、中継ノードは、データメッセージを受信した後、メッセージ中の5つ組とサービスチェインマークとの対応関係を動的に記憶し(ここで、5つ組とはメッセージに載せられた宛先IPアドレスと、宛先ポートと、ソースIPアドレスと、ソースポートと、プロトコル番号を指す)、そしてデータメッセージ中のサービスチェインマークフィールドを削除して、データメッセージを交換ノードへ転送する。
S1707において、交換ノードは、受信したデータメッセージにサービスチェインマークがないと確定し、中継ノードとサービスノードとのバインド関係に基づいて、データメッセージをサービスノードへ転送して処理するようにする。
S1708〜S1709において、サービスノードは、受信したデータメッセージに対する処理を完成した後、データメッセージを返送し、交換ノードはサービスノードと中継ノードとのバインド関係に基づいて、返送されたデータメッセージを中継ノードへ返送する。
S1710において、中継ノードは、データメッセージを受信した後、まずデータメッセージ中の5つ組を取得し、5つ組に基づいて、記憶していたアドレス5つ組とサービスチェインマークとの関係テーブルから対応するサービスチェインマークを調査し、調査されると、対応するサービスチェインマークをデータメッセージへ添加し、記憶していた5つ組とサービスチェインマークとの対応関係記録を削除し、データメッセージを交換ノードへ転送する。調査されていないと、サービスノードがメッセージの初期5つ組を修正したことを表し(例えば、NATタイプのサービスノード)、この時、中継ノードはサービスノードから初期5つ組情報を取得し、また、初期5つ組調査関係テーブルに基づいて、サービスチェインマークを取得し、取得した後、同様にサービスチェインマークフィールドをデータメッセージに挿入してから、データメッセージを交換ノードへ転送し、交換ノードによりメッセージを次のネクストホップノードへ転送しなければならない。
図18は本発明の好適な実施例に係わるネクストホップノードが交換ノードである場合のメッセージ処理を示すフローチャートで、図18に示すように、該プロセスは以下のステップを含む。
S1801において、交換ノードは、データメッセージを受信した後、サービスチェインルーティングテーブルに基づいて、メッセージを転送する際、ネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないことを発見した。
S1802において、交換ノードは、ネットワーク制御ノード機器へイベントを報知する。
S1803において、ネットワーク制御ノード機器は、ネクストホップノードへサービスを提供する中継ノードを選択し、第2の中継ノードのアドレス情報を取得し、ここでの第2の中継ノードとは後続のサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードを直接に接続することのできる中継ノードを指す。その取得方法は、2種類である。第1種類:第2の中継ノードがネットワーク制御ノード機器の管轄範囲に属され、ネットワーク制御ノード機器がネットワークトポロジ及び交換ノードの能力に基づいて、第2の中継ノードを選択する。第2種類:第2の中継ノードがネットワーク制御ノード機器の管轄範囲に属さず、ネットワーク制御1がネットワーク制御2へ第2の中継ノードの割り当てを要求しなければならない(詳しくは図22を参照)。
尚、交換ノードが中継ノードを把握していると(例えば、ネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知した、又は交換ノードが中継ノード(内蔵中継ノードを含む)を静的に配置している)、上述した三つのステップは不要である。
S1804において、ネットワーク制御ノード機器は、中継ノード2のアドレス情報を取得し、中継ノード1へ転送する。
S1805において、交換ノードのトラフィックテーブルを変更することで、中継ノードとネクストホップのサービスノードとのアドレストンネルバインドを実現する。サービスノードへ送信された、サービスチェインマークが載せられたデータメッセージを中継ノードへ転送する。中継ノードはサービスチェインマークが載せられていないデータメッセージをサービスノードへ転送する。サービスノードから返送されるデータメッセージを全て中継ノードへ転送する。
S1806において、交換ノードは、データメッセージを中継ノード1へ転送する(この時、データメッセージにサービスチェインマークが載せられている)。
S1807において、中継ノードは、データメッセージを受信した後、データメッセージのヘッドに第2の中継ノードのアドレス情報をカプセル化して、メッセージを交換ノードへ転送する。
S1808において、交換ノードは、データメッセージを第2の中継ノードへ転送する。
S1809において、第2の中継ノードは、データメッセージを受信した後、本ノードのアドレス情報を剥離し、データメッセージをサービスチェインルーティングをサポートする交換器へ転送する。交換ノードはデータメッセージを対応するサービスノードへ転送する。
図19は本発明の好適な実施例に係わる交換ノードのポート状態設定方式1を示すフローチャートで、該方式1によると、交換器がネクストホップノードがサービスチェインルーティング能力をサポートするか否かを検知することができ、図19に示すように、該プロセスは以下のステップを含む。
S1901において、サービス排列ノードが、各サービスノードの能力を収集する。
S1902において、どのノードがサービスルーティングをサポートしないかを選別し、ネットワーク制御ノードへ通知する。
S1903において、ネットワーク制御ノードは、ネットワークトポロジに基づいて、サービスチェインルーティング能力を具備しないサービスノードに接続された交換器のポートを「サービスチェインルーティングをサポートしない状態」に設定し、交換器がサービスチェインルーティングテーブルを調査する時、ポート状態が「サービスチェインルーティングをサポートしない状態」であることを発見した場合、図17/18に示すプロセスをトリガーする。
S1904において、ネットワーク制御ノードが、サービスノード能力情報報知応答を返送する。
図20は本発明の好適な実施例に係わる交換ノードのポート状態設定方式2を示すフローチャートで、該方式2はネットワーク制御ノードにより交換ノードのネクストホップの交換器がサービスチェインルーティング能力をサポートするか否かを検知する場合に用いられ、図20に示すように、該プロセスは以下のステップを含む。
S2001において、ネットワーク制御ノードが、ネットワーク中の各交換ノードの能力情報を収集し、サービスチェインルーティングをサポートしない交換器を選別する。
S2002において、ネットワーク制御ノードが、ネットワークトポロジに基づいて、サービスチェインルーティング能力を具備しない交換ノードに接続された交換器のポートを「サービスチェインルーティングをサポートしない状態」に設定する。
図21は本発明の好適な実施例に係わる交換ノードのポート状態設定方式3を示すフローチャートで、該方式3は交換ノードによりネクストホップがサービスチェインルーティング能力をサポートするか否かを検知する場合に用いられ、図21に示すように、該プロセスは以下のステップを含む。
S2101において、交換ノードがデータを転送する際、ネクストホップがサービスチェインルーティングをサポートしないことを検知した(例えば、データを送信したが応答がない、又は送信に失敗した)。
S2102において、交換ノードが、ネットワーク制御ノードへポート状態情報を報知して、ネットワーク制御ノードへネクストホップのサービスチェインルーティングに失敗したことを通知する。
S2103において、ネットワーク制御ノードが、戦略(例えば、失敗回数閾値)に基づいて、交換ノードが報知したネクストホップが確実にサービスチェインルーティングをサポートしないことを確定し、応答メッセージを返送して、交換ノードへポートを「サービスチェインルーティングをサポートしない状態」に設定することを通知する。
図22は本発明の好適な実施例に係わる交換器がサービスチェインをサポートしない場合の中継ノードによる領域間処理を示すフローチャートで、図22に示すように、該プロセスは以下のステップを含む。
S2201において、サービス領域1のネットワーク制御ノード1は、交換ノードによるネクストホップがサービスチェインルーティングをサポートしないとの報知を受信すると、まず本領域の中継ノード1を割り当てる。
S2202において、領域2のネットワーク制御ノード2へ、中継ノードの割り当てを要求する。
S2203において、領域2のネットワーク制御ノード2が、中継ノード2を割り当てる。
S2204において、中継ノード1の情報を通知する(本ステップは選択することのできるステップである)。
S2205において、中継ノード2のアドレス情報が載せられた要求応答を返送する。
S2206において、ネットワーク制御ノード1が、収集した中継ノード2のアドレス情報を中継ノード1へ通知する。
尚、上記各モジュールをハードウェアで実現することができる。例えば、上記各モジュールを含むプロセッサであることもでき、又は、上記各モジュールをそれぞれ一つのプロセッサに分布させることもできる。
他の一実施例において、上記実施例及び好適な実施形態に記載の技術案を実行するためのソフトウェアを提供する。
他の一実施例において、上記ソフトウェアが記憶された記録媒体を更に提供し、該記憶媒体は、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、書き込み・消去可能なメモリ等である。
上述のように、本発明によると、通信事業者により伝統的に配置した移動付加価値サービスネットワークへ中継ノードを追加し、またその他のノードへ機能拡張や定義を行う方式によって、サービスチェインルーティング能力をサポートしないネクストホップノードがサービスノードである場合、中継ノードによって交換ノードが転送したデータメッセージをネクストホップのサービスノードへ転送し、サービスチェインルーティング能力をサポートしないネクストホップノードが交換ノードである場合、中継ノードによって交換ノードが転送したデータメッセージをネクストホップの交換ノードへ転送することで、サービスチェインルーティング成功率を向上させ、サービスチェインルーティングメカニズムを完全化する効果を実現できる。
上記した本発明の各モジュール又は各ステップを共通の計算装置によって実現することができ、単独の計算装置に集中させることができれば、複数の計算装置から構成されるネットワークに分布させることもでき、更に計算装置が実行可能なプログラムコードによって実現することもできるので、それらを記憶装置に記憶させて計算装置によって実行することができ、場合によっては、他の順で図に示す又は説明したステップを実行することができ、又は夫々集積回路モジュールに製作し、又はそれらにおける複数のモジュール又はステップを単一の集積回路モジュールに製作して実現できることは当業者にとって明らかなことである。このように、本発明は如何なる特定のハードウェアとソフトウェアの結合にも限定されない。
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば本発明に様々な修正や変形が可能である。本発明の精神や原則内での全ての修正、置換、改良などは本発明の保護範囲内に含まれる。
上述のように、本発明の実施例においてサービスチェインルーティング方法とシステム、及びシステムにおける機器を提供し、サービスチェインルーティング能力をサポートしないネクストホップノードがサービスノードである場合、中継ノードによって交換ノードが転送したデータメッセージをネクストホップのサービスノードへ転送し、サービスチェインルーティング能力をサポートしないネクストホップノードが交換ノードである場合、中継ノードによって交換ノードが転送したデータメッセージをネクストホップの交換ノードへ転送することで、サービスチェインルーティング成功率を向上させ、サービスチェインルーティングメカニズムを完全化する効果を実現できる。

Claims (29)

  1. ネクストホップノードとバインド関係を有する中継ノードは、交換ノードが転送した、サービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージである第1のデータメッセージを受信することと、
    前記中継ノードが、前記ネクストホップノードのタイプがサービスノードであると確定した後、前記第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除することと、
    前記中継ノードが、前記交換ノードを、前記バインド関係に基づいて前記サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを前記ネクストホップノードへ転送させるように、サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを前記交換ノードへ送信することと、を含むサービスチェインルーティング方法。
  2. 前記中継ノードが前記第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除することは、
    前記中継ノードが、前記第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組と前記サービスチェインマークとの間の対応関係を記憶することであって、前記アドレス5つ組は宛先IPアドレスと、宛先ポートと、ソースIPアドレスと、ソースポートと、プロトコル番号とを含むことと、
    前記中継ノードが、前記第1のデータメッセージから前記サービスチェインマークを削除することと、を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記中継ノードがサービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを前記交換ノードへ送信した後、
    前記中継ノードが、前記交換ノードが転送した第2のデータメッセージを受信することであって、前記第2のデータメッセージは前記ネクストホップノードがメッセージを処理した後に返送するメッセージであることと、
    前記中継ノードが、前記第2のデータメッセージへ前記第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加することと、
    前記中継ノードが、サービスチェインマークを添加した第2のデータメッセージを前記交換ノードへ転送することと、を更に含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記中継ノードが、前記第2のデータメッセージへ前記第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加することは、
    前記中継ノードが、前記第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得することと、
    前記中継ノードが、既に記憶している前記対応関係が属する対応関係集合から前記第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組に対応するサービスチェインマークが存在するか否かを調査することと、
    調査結果がYESである場合、前記中継ノードが調査されたサービスチェインマークを前記第2のデータメッセージへ添加し、前記対応関係集合から前記対応関係を削除することと、
    調査結果がNOである場合、前記中継ノードは前記ネクストホップノードがメッセージ処理を行う時に既にアドレス5つ組を修正したと確定し、前記ネクストホップノードから前記第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得し、また前記対応関係に基づいて前記第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを取得し、取得したサービスチェインマークを前記第2のデータメッセージ中へ添加することと、を含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記バインド関係は、予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知を送信する方式によって、前記中継ノードと前記ネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である請求項1乃至4の中のいずれかに記載の方法。
  6. 前記バインド関係は、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって前記中継ノードと前記ネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である請求項1乃至4の中のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ネットワーク制御ノードが前記サービスチェインルーティング情報を変更する前、
    前記交換ノードが、前記第1のデータメッセージにサービスチェインマークを載せていることを発見し、前記サービスチェインルーティング情報に基づいて前記ネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないと確定することと、
    前記交換ノードが、前記ネットワーク制御ノードへイベント報知を送信することと、
    前記ネットワーク制御ノードが、ネットワークトポロジに基づいて前記ネクストホップノードへ中継ノードを割り当てることであって、前記中継ノードは仮想マシン、サービス機器、又はネットワーク制御ノードの内部部品を含むことと、を更に含む請求項6に記載の方法。
  8. サービス排列ノードと、ネットワーク制御ノードと、交換ノードと、サービスノードと、中継ノードとを含み、
    ネクストホップノードとバインド関係を有する中継ノードが、
    前記交換ノードが転送した、サービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージである第1のデータメッセージを受信するように構成される第1の受信モジュールと、
    前記ネクストホップノードのタイプがサービスノードであると確定した後、前記第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを削除するように構成される第1の処理モジュールと、
    前記交換ノードを、前記バインド関係に基づいて前記サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを前記ネクストホップノードへ転送させる様に、サービスチェインマークを削除した第1のデータメッセージを前記交換ノードへ送信するように構成される第1の送信モジュールと、を含むサービスチェインルーティングシステム。
  9. 前記第1の処理モジュールが、
    前記第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組と前記サービスチェインマークとの間の対応関係を記憶するように構成される記憶ユニットであって、前記アドレス5つ組は宛先IPアドレスと、宛先ポートと、ソースIPアドレスと、ソースポートと、プロトコル番号とを含む記憶ユニットと、
    前記第1のデータメッセージから前記サービスチェインマークを削除するように構成される削除ユニットと、を含む請求項8に記載のシステム。
  10. 前記中継ノードが、
    前記交換ノードが転送した、前記ネクストホップノードがメッセージ処理を行った後に返送するメッセージである第2のデータメッセージを受信するように構成される第2の受信モジュールと、
    前記第2のデータメッセージへ前記第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを添加するように構成される第2の処理モジュールと、
    サービスチェインマークを添加した第2のデータメッセージを前記交換ノードへ転送するように構成される第2の送信モジュールと、を更に含む請求項9に記載のシステム。
  11. 前記第2の処理モジュールが、
    前記第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得するように構成される取得ユニットと、
    既に記憶している前記対応関係が属する対応関係集合から、前記第2のデータメッセージ中のアドレス5つ組に対応するサービスチェインマークが存在するか否かを調査するように構成される調査ユニットと、
    前記調査ユニットによる調査結果がYESである場合、調査されたサービスチェインマークを前記第2のデータメッセージへ添加し、前記対応関係集合から前記対応関係を削除するように構成される第1の処理ユニットと、
    前記調査ユニットによる調査結果がNOである場合、前記ネクストホップノードがメッセージ処理を行う時にアドレス5つ組を修正したと確定し、前記ネクストホップノードから前記第1のデータメッセージ中のアドレス5つ組を取得し、前記対応関係に基づいて前記第1のデータメッセージ中のサービスチェインマークを取得し、取得したサービスチェインマークを前記第2のデータメッセージへ添加するように構成される第2の処理ユニットと、を含む請求項10に記載のシステム。
  12. 前記バインド関係は、予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知する送信する方式によって、前記中継ノードと前記ネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である請求項8乃至11中のいずれかに記載のシステム。
  13. 前記バインド関係は、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって前記中継ノードと前記ネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である請求項8乃至11の中のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 前記交換ノードが、
    前記第1のデータメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、前記サービスチェインルーティング情報に基づいて前記ネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないと確定するように構成される確定モジュールと、
    前記ネットワーク制御ノードへイベント報知を送信するように構成される送信モジュールと、を含み、
    前記ネットワーク制御ノードが、
    ネットワークトポロジに基づいて前記ネクストホップノードへ中継ノードを割り当てるように構成される割り当てモジュールを含み、
    前記中継ノードは、仮想マシン、サービス機器、又はネットワーク制御ノードの内部部品を含む請求項13に記載のシステム。
  15. ネクストホップノードとバインド関係を有する第1の中継ノードが、交換ノードが転送した、サービスチェインルーティングをサポートしない前記ネクストホップノードへ送信するメッセージであるデータメッセージを受信することと、
    前記第1の中継ノードが、前記ネクストホップノードのタイプが交換ノードであると確定した後、前記ネクストホップノードとバインド関係を有する第2の中継ノードのアドレス情報を前記データメッセージにカプセル化することと、
    前記第1の中継ノードが、前記第2の中継ノードを、受信したデータメッセージからアドレス情報を削除した後前記アドレス情報を削除したデータメッセージをサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードへ送信させるように、前記アドレス情報がカプセル化されたデータメッセージを前記第2の中継ノードへ送信することと、を含むサービスチェインルーティング方法。
  16. 第1の中継ノードが交換ノードが転送したデータメッセージを受信する前、
    前記第1の中継ノードが、ネットワーク制御ノードが送信した前記第2の中継ノードのアドレス情報を受信することを更に含む請求項15に記載の方法。
  17. 前記バインド関係は、予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知を送信する方式によって、前記第1の中継ノード、前記第2の中継ノード及び前記ネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記バインド関係は、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって、前記第1の中継ノード、前記第2の中継ノード及び前記ネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である請求項15又は16に記載の方法。
  19. 前記第1の中継ノードがネットワーク制御ノードが送信した前記第2の中継ノードのアドレス情報を受信する前、
    前記交換ノードが、前記データメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、前記サービスチェインルーティング情報に基づいて前記ネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないと確定することと、
    前記交換ノードが、前記ネットワーク制御ノードへイベント報知を送信することと、
    前記ネットワーク制御ノードが、ネットワークトポロジに基づいて前記ネクストホップノードへ前記第1の中継ノードと前記第2の中継ノードを割り当てることと、を含み、ここで、第2の中継ノードはサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードと直接に接続された中継ノードを表す請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2の中継ノードが前記ネットワーク制御ノードの管轄範囲に属さない時、前記ネットワーク制御ノードは、前記第2の中継ノードを管轄するネットワーク制御ノードへ割り当て要求を送信して、前記第2の中継ノードを使用する権利と第2の中継ノードのアドレス情報を取得する請求項19に記載の方法。
  21. サービス排列ノードと、ネットワーク制御ノードと、交換ノードと、サービスノードと、第1の中継ノードと、第2の中継ノードとを含み、
    ネクストホップノードとバインド関係を有する第1の中継ノードが、
    交換ノードが転送した、サービスチェインルーティングをサポートしないネクストホップノードへ送信するメッセージであるデータメッセージを受信するように構成される第1の受信モジュールと、
    前記ネクストホップノードのタイプが交換ノードであると確定した後、前記ネクストホップノードとバインド関係を有する第2の中継ノードのアドレス情報を前記データメッセージにカプセル化するように構成される第1の処理モジュールと、
    前記第2の中継ノードを、受信したデータメッセージから前記アドレス情報を削除した後前記アドレス情報が削除されたデータメッセージをサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードへ転送させる様に、前記アドレス情報がカプセル化されたデータメッセージを前記第2の中継ノードへ送信するように構成される第2の処理モジュールと、を含むサービスチェインルーティングシステム。
  22. 前記第1の中継ノードが、
    ネットワーク制御ノードが送信した前記第2の中継ノードのアドレス情報を受信するように構成される第2の受信モジュールを更に含む請求項21に記載のシステム。
  23. 前記バインド関係は、予め交換ノードへ配置する方式又はネットワーク制御ノードが交換ノードへ通知を送信する方式によって、前記第1の中継ノード、前記第2の中継ノード及び前記ネクストホップノードへ配置されたアドレストンネルバインド関係である請求項21又は22に記載のシステム。
  24. 前記バインド関係は、ネットワーク制御ノードがサービスチェインルーティング情報を変更する方式によって、前記第1の中継ノード、前記第2の中継ノード及び前記ネクストホップノードへ設定されたアドレストンネルバインド関係である請求項21又は22に記載のシステム。
  25. 前記交換ノードが、
    前記データメッセージにサービスチェインマークが載せられたことを発見し、前記サービスチェインルーティング情報に基づいて前記ネクストホップノードがサービスチェインルーティングをサポートしないと確定するように構成される確定モジュールと、
    前記ネットワーク制御ノードへイベント報知を送信するように構成される第1の送信モジュールと、を含み、
    前記ネットワーク制御ノードが、
    ネットワークトポロジに基づいて前記ネクストホップノードへ前記第1の中継ノードと前記第2の中継ノードを割り当てるように構成される割り当てモジュールを含み、ここで、前記第2の中継ノードはサービスチェインルーティングをサポートする交換ノードと直接に接続された中継ノードを指す請求項24に記載のシステム。
  26. 前記ネットワーク制御ノードが、
    前記第2の中継ノードが前記ネットワーク制御ノードの管轄範囲に属さない時、前記第2の中継ノードを管轄するネットワーク制御ノードへ割り当て要求を送信して、前記第2の中継ノードを使用する権利と前記第2の中継ノードのアドレス情報を取得するように構成される第2の送信モジュールを更に含む請求項25に記載のシステム。
  27. サービスチェイン中の全てのサービスノードのサービスチェインルーティング能力情報を収集するように構成される収集モジュールと、
    前記サービスチェインルーティング能力情報に基づいて、サービスチェインルーティング能力をサポートしないサービスノードを選別するように構成される選別モジュールと、
    ネットワーク制御ネットワークエレメント機器を、ネットワークトポロジに基づいてサービスルーティング能力をサポートしないサービスノードに接続された交換ノードのポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定させる様に、前記サービスチェインルーティング能力をサポートしないサービスノードを前記ネットワーク制御ネットワークエレメント機器に通知するように構成される通知モジュールと、を含むサービス排列ネットワークエレメント機器。
  28. 移動付加価値サービスネットワーク中の全ての交換ノードのサービスチェインルーティング能力情報を収集するように構成される収集モジュールと、
    前記サービスチェインルーティング能力情報に基づいて、サービスチェインルーティング能力をサポートしない交換ノードを選別するように構成される選別モジュールと、
    ネットワークトポロジに基づいて、前記サービスルーティング能力をサポートしない交換ノードに接続された交換ノードのポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定するように構成される設定モジュールと、を含むネットワーク制御ネットワークエレメント機器。
  29. ネクストホップノードへのデータ転送に失敗した場合又は応答がない場合、前記ネクストホップノードがサービスチェインルーティング能力をサポートしないと確定するように構成される確定モジュールと、
    ネットワーク制御ネットワークエレメント機器を、予定の戦略とポート状態情報に基づいて前記ネクストホップノードが確実にサービスチェインルーティング能力をサポートしないことを確定させる様に、前記ネットワーク制御ネットワークエレメント機器へ前記ネクストホップノードがサービスチェインルーティング能力をサポートしないことを指示する前記ポート状態情報を報知するように構成される報知モジュールと、
    前記ネットワーク制御ネットワークエレメント機器から返送される、前記ネクストホップノードに接続されたポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定することを通知するための応答メッセージを受信するように構成される受信モジュールと、
    前記応答メッセージに基づいて、前記ネクストホップノードに接続された交換器のポートをサービスチェインルーティングをサポートしない状態に設定するように構成される設定モジュールと、を含む交換器。
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