JP2017508409A - Ueに固有のオフロード処理のためのシステム及び方法 - Google Patents

Ueに固有のオフロード処理のためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

装置は、ユーザ装置(UE)のオフロード処理のための方法を実行するよう構成される。当該方法は、ネットワークコントローラが、UEから測定報告を受信するステップであって、測定報告はサービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンク測定量を有し、測定量は干渉キャンセレーション又は抑制後に測定される、受信するステップを有する。当該方法はまた、UEからの測定報告に部分的に基づき、1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルにUEをオフロードするか判定するステップを有する。

Description

本出願は、2014年3月19日に出願された“UE−SPECIFIC OFFLOADING”という名称の米国仮特許出願第61/955,606号、2014年3月31日に出願された“ADAPTIVE CIO AND UE−SPECIFIC OFFLOADING”という名称の米国仮特許出願第61/972,965号、及び2015年3月16日に出願された“SYSTEM AND METHOD FOR UE−SPECIFIC OFFLOADING”という名称の米国出願第14/659,260号の利益を主張する。これらの出願のそれぞれは、参照することによりその全体がここに援用される。
本開示は、一般にヘテロジーニアスネットワーク及びユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システム(UMTS)ユーザ装置(UE)を含む無線通信ネットワークに関し、より詳細には、オフロード処理及びセル個別オフセット(CIO)適応化のためのシステム及び方法に関する。
高パワーNodeB(マクロセル)及び低パワーノード(LPN)の混合された配置を含むヘテロジーニアスネットワーク(Hetnet)の配置は、ネットワークキャパシティ及びカバレッジを増大させることを目的とする。ロードインバランスは、特にHetnetに対して、ネットワーク配置における一般的な問題である。例えば、LPNは、通常は低パワーにより送信し、LPNのカバレッジを限定的にする。さらに、LPNは常にホットスポットエリアの中心に配置できるとは限らない。これら2つの要因は、ロードの軽いLPNとオーバロードのマクロセルとを導く可能性がある。ロードバランシング技術は、ネットワークキャパシティ及びユーザ体感を向上させるのに利用可能である。しかしながら、ロードバランシング技術の多くは最善ではない。
一実施例によると、ユーザ装置(UE)のオフロード処理のための方法が提供される。当該方法は、ネットワークコントローラが、UEから測定報告を受信することを含み、測定報告は、サービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンク測定量であり、測定量は干渉キャンセレーション又は抑制後に測定される。当該方法はまた、UEからの測定報告に部分的に基づき、1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルにUEをオフロードするか判定することを含む。
他の実施例によると、UEにおけるUEのオフロード処理のための方法が提供される。当該方法は、UEが、サービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンクパフォーマンスに関連する1つ以上の測定を実行することを含む。当該方法はまた、UEが、ネットワークコントローラに測定報告を送信することを含み、測定報告は、サービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンクパフォーマンスに関連する1つ以上の測定を有する。測定報告は、1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルにUEをオフロードするか判定するため、ネットワークコントローラにおいて利用されるよう構成される。
本開示及びその効果のより完全な理解のため、同様の番号が同様のオブジェクトを示す添付図面に関して行われる以下の説明が参照される。
図1は、一例となるヘテロジーニアスネットワーク(Hetnet)を示す。 図2は、他の例となるHetnetを示す。 図3は、3GPP TS25.302における図7と同様の測定モデルを示す。 図4は、本開示による測定報告、UEに固有のCIO適応化及びオフロード処理のための一例となる処理のワークフロー図を示す。 図5は、本開示による測定報告、UEに固有のCIO適応化及びオフロード処理のための他の例となる処理のワークフロー図を示す。 図6は、ここに開示される装置及び方法を実現するのに利用可能な一例となる通信システムを示す。 図7A及び7Bは、ここに開示される方法及び教示を実現するのに利用可能な一例となる装置を示す。
後述される図1〜7Bと、本特許文献における本発明の原理を説明するのに利用される各種実施例とは、説明のみのためであり、本発明の範囲を限定するよう何れの方法でも解釈されるべきでない。当業者は、本発明の原理が何れかのタイプの適切に構成された装置又はシステムにより実現されうることを理解するであろう。
本開示の実施例は、あるセルから通常はより低いロードを有する他のセルへのUEのオフロード処理に関する。オフロードの決定は、サービングセル及び候補サービングセルのトラフィックロードと、オフロード処理前後のUEのリンクレベルパフォーマンス差とに基づく。トラフィックロードは、ネットワークによって知られてもよい。UEのリンクレベルパフォーマンスは、UE受信能力及び無線リンク状態に密接に関連しうる。UEは、現在のサービングセル及び近傍の候補サービングセルからの無線リンク状態をネットワークに報告する。トラフィックロード及び無線リンク状態のUE報告に基づき、ネットワークは、UEに固有のセル個別オフセット(CIO)を設定するか、又はオフロード手順を直接トリガすることによって、UEを新たなセルにオフロードする。開示された実施例はヘテロジーニアスネットワーク(すなわち、異なる送信パワーを備えたNodeBを有するネットワーク)に関して説明されるが、開示される実施例は、ホモジーニアスネットワーク(すなわち、実質的に同じ送信パワーを備えたNodeBを有するネットワーク)にもまた適用可能である。
図1は、一例となるヘテロジーニアスネットワーク(Hetnet)100を示す。Hetnetは、ネットワークキャパシティ及びカバレッジを増大させるよう構成される高パワーNodeB(マクロセル)及び低パワーノード(LPN)の混合された配置である。図1に示されるように、Hetnet100は、カバレッジエリア115を提供するマクロNodeB110と、カバレッジエリア125を提供するLPN120とを含む。Hetnetでは、UEは、マクロセルからLPNにオフロード可能であり、より高いデータレートを享受できる。システムキャパシティ及びカバレッジゲインは、LPNにより提供されたエンハンスされたスケジューリング機会から主として生じる。従って、LPNにより提供されるべきより多くのUEをオフロードすることは、Hetnet配置において重要となりうる。
Hetnetにおいて、マクロNodeBとLPNとの間の送信パワーの差は、アップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)について異なるカバレッジエリアをもたらし、これは、通常はUL−DLインバランスとして参照される。ダウンリンクカバレッジは、各ノードの送信パワーによって決定され、高送信パワーのノードは、低送信パワーのノードより大きなエリアをカバーする。例えば、図1において、マクロNodeBのカバレッジエリア115は、LPN120のカバレッジエリア125より大きい。サービングセルの選択は、ダウンリンクの受信信号強度に基づく。サービングセル変更のセル個別オフセット(CIO)が0dBに設定されている場合、マクロNodeB及びLPNからのダウンリンク信号パワーが同じである位置にUEが配置されているとき、セル変更のためのイベント1D(後述される)が報告される。当該位置において、マクロNodeBにおいて受信されるアップリンク信号は、LPNにおいて受信される信号よりはるかに弱いか、あるいは、等しくは、UEからマクロNodeBへのパスロスは、UEからLPNへのパスロスより大きい。従って、等しいアップリンクパスロスを備えたUE位置と、等しいダウンリンク受信パワーを備えたUE位置とは異なり、当該位置の間の領域はインバランス領域として参照される。
セルレンジ拡張(CRE)は、LPNのカバレッジエリアを拡大させるための技術であり、オフロード処理に影響を与える。CREによると、LPNにおけるCIOは、ゼロより高い値に設定される。これは、図1における拡張されたカバレッジエリア128により示されるように、LPNのカバレッジエリアを拡張する。このとき、使用中のCREによると、UEがマクロセルによって当初提供されていたエリア(例えば、図1において、カバレッジエリア125の外側であるが、拡張されたカバレッジエリア128の内側であるエリア)において、UEが代わりにLPNにオフロードされる。当該エリアは、CREエリアとして参照される。LPNによって提供されるより多くのUEをオフロードするため、CREエリアは拡大されるべきである。CREエリアを拡大するための1つの典型的な技術は、より大きなハンドオーババイアシングパラメータを設定することを含む。
3GPP 25.331に規定されるように、サービングセル変更手順は、規定されたイベント1Dによって開始される。イベント1Dは、以下の条件が充足されるとき、あるUEに対してトリガされる。
Figure 2017508409
ここで、MNotBestはUEのサービングセルでないセルの測定結果であり、CIONotBestは当該指定されたセルのセル個別オフセットであり、MBestはUEのサービングセルの測定結果であり、CIOBestはUEのサービングセルのセル個別オフセットであり、H1dはイベント1Dのヒステリシスパラメータである。
CIOパラメータは、無線ネットワークコントローラ(RNC)からの無線リソース制御(RRC)シグナリングによって、又はサービングNodeBからのシステム情報ブロック(SIB)情報によって設定可能である。1つの個別のCIOが1つの個別のセル(CIOBest)に対して設定される。イベント1Dがトリガされると、UEは、測定結果を含む測定報告をRNCに送信する。当該測定報告(MBestに関連する)に基づき、RNCは、UEが式(1)を充足する指定されたNotBestセルにハンドオーバ(オフロードされる)すべきであるか判断する。
上述したサービングセル変更手順によると、UMTSにおいて、レンジ拡張はより大きなCIONotBestパラメータを用いることによって実現可能であることが理解できる。いくつかのHetnet配置では、ネットワークは、LPNセルについてより大きなCIOパラメータ(CIOLPNとして特定される)を利用可能であり、この場合、UEはLPNにハンドオーバする傾向がより高くなる(高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)では、ハンドオーバはサービングセル変更と呼ばれる)。従って、より多くのUEがLPNにオフロードされることになり、Hetnetのシステムキャパシティ及びカバレッジパフォーマンスを向上させることができる。
UEをロードのない又はロードが軽いセルにオフロードするために大きなCIOパラメータを適用することによって、CRE技術は、ネットワークキャパシティ及びカバレッジに利益を提供可能である。しかしながら、CRE技術は、オフロードされたUEのパフォーマンスを向上させないかもしれない。オフロード処理が適用されるとき、UEパフォーマンスに影響を与える複数の要因がある。1つの要因は、新たなサービングセルが以前のセルと比較してロードがないか、又はロードが軽い場合、新たなNodeBからのスケジューリングリソース又は機会が増加する。他の要因は、無線リンクの劣化である。すなわち、オフロードされたUEが以前のサービングリンクと比較して、より不良なサービングリンクを被る可能性がある。これは、(オフロード処理前の以前のサービングセルでありうる)近傍セルからの強い干渉信号のためでありうる。
図2において、具体例が示される。図2は、RNC230に通信結合されるマクロNodeB210及びLPN220を含む他の一例となるHetnet200を示す。Hetnet200はまた、UE240により表される1つ以上のUEを含む。図2に示されるように、マクロNodeB210はオーバロードであり、LPN220はロードがないか、又はロードが軽い。これは、Hetnet配置における典型的なシナリオとなりうる。このシナリオでは、オフロード処理前、UE240は、サービングセル(マクロNodeB210)からより良好なダウンリンク無線リンクを受ける。しかしながら、UE240は、マクロNodeB210上の限定的なスケジューリングリソースのため、滅多にスケジューリングされない。オフロード処理後、オフロードされたUE240は、より多くのスケジューリング送信時間間隔(TTI)によりスケジューリング可能である。しかしながら、スケジューリングされた各TTI上で伝送可能なデータは、新たなサービングセル(LPN220)からのより不良な無線リンクのため劣化しうる。
各TTIにおいてサポートされるデータレート(又は、より一般的には、UE240のリンクレベルパフォーマンス)は、無線リンク状態だけでなくUE240の受信能力によってもまた影響を受ける。干渉キャンセレーション受信機において見つけられるようなより強力な受信処理を備えたUEは、同じ無線リンク状態下においてより強力でない受信機と比較して、より大きなデータレートをサポートできる。
Hetnet200における異なる受信機を備えた他のUEの有無に依存して、UE240のオフロード処理は、UE240に対して異なる影響及び全体的なシステムパフォーマンスを有してもよい。従って、セル固有のオフロード処理/CIO適応化手段が現実的な配置においてベストなパフォーマンスを常に保証するとは限らないことが観察される。
特定のUEをオフロードする決定は、現在のサービングセル及び候補となる新たなサービングセルのロードと、オフロード処理前後のリンクレベルパフォーマンス差とに基づくものとすることができる。当該ロードは、ネットワークにより知られている。リンクレベルパフォーマンスは、大部分の従来のネットワークではUEによってのみ知られているUE受信能力と無線リンク状態とに密接に関連する。オフロード処理決定を向上させるため、ネットワークはまた候補近傍サービングセルにおける無線リンク状態の知識を有するべきである。これは、現在のネットワークではサポートされていない。
これらの問題に対処するため、本開示の実施例は、ネットワークがUEに固有のオフロード処理及びCIO適応化を実行することを可能にするための方法及びシステムを提供する。開示された実施例では、オフロード処理前(ここでは、UEが現在のサービングセルにおいてサービス提供される)及びオフロード処理後(ここでは、UEが候補近傍サービングセルの1つにおいてサービス提供される)とのリンクレベルパフォーマンス差がネットワーク側に通知可能である。
これを実現するため、本開示の実施例は、オフロード処理がUEに適用される場合、リンクレベルパフォーマンス差を通知するためのシグナリングを規定する。いくつかの実施例では、当該シグナリングは、サービングセル及び候補近傍サービングセルのリンクレベルパフォーマンスを通知する新たな測定報告を含むことができる。いくつかの実施例では、測定報告は、受信信号コード電力(RSCP)及び受信信号強度インジケータ(RSCP/RSSI)などの従来の測定量を含む。従来の測定量(RSCP及びRSCP/RSSIなど)に加えて(又は代わりに)、測定報告はリンクレベルパフォーマンス差を反映するメトリックを含むことができる。一例となるメトリックCQI_candidateが以下で説明される。
上記測定が与えられると、ネットワークは以下の側面の1つ以上に基づきUEをオフロードするか決定できる。
リンクレベル評価:UE位置は、従来のRSCP測定から取得可能である。オフロード処理後のリンク品質差は、サービングセルと近傍セルとのCQIの間の差から評価可能である。
スケジューリングリソースゲイン評価:リソース使用はRNC又は他のネットワークエンティティにより知られる。ネットワークは、UEが新たなセルにオフロードされる場合、スケジューリングリソースにおいてどれくらいのゲインがUEに対して取得可能であるかを評価できる。
オフロードする決定がなされると、オフロード手順が、(1)従来のRRCシグナリングを利用することによるハンドオーバ手順を直接トリガする、(2)従来のRRCシグナリングを介しUEに対してUEに固有のCIOを設定する、又は(3)他の適した方法によって、実行可能である。
開示される実施例は、以下でより詳細に説明されるように、候補近傍セルからの無線リンクレベルパフォーマンスCQI_candidateの新たな測定、候補近傍セルセットに対して測定を実行するようUEを設定すること、及び新たな測定報告のための1つ以上のトリガイベントに着目する。オフロードするためのネットワークの決定は、従来の測定と新たな測定との双方に基づくものとすることができる。
リンクレベルパフォーマンスを通知するための測定報告
いくつかの実施例では、無線リンクレベルパフォーマンスの新たな測定は、UE側で規定及び設定される。新たな測定を利用して、データチャネルのリンクレベルパフォーマンスを反映する測定量が、サービングセルと1つ以上の候補近傍サービングセルとに対して評価できる。新たな測定報告は、新たな測定を報告するのに利用可能である。測定報告は、サービングセルと候補近傍サービングセルとにおけるリンクレベルパフォーマンスの間の差を反映する測定を含みうる。測定報告はまた、RSCP、RSCP/RSSI及びエネルギー・パー・チップ・オーバ・ノイズ(Ec/No)などの従来の測定を任意的に含むことができる。
CQI_caididateとして参照される新たな測定は、候補近傍セルからのチャネル品質インジケータ(CQI)として規定できる。CQI_candidateの規定は、3GPP TS25.214のセクション6A.2における規定と同様である。例えば、セクション6A.2は、“無制限の観察間隔に基づき、UEは、トランスポートブロックサイズ、HS−PDSCHコードの数、及び報告された又はより低いCQI値に対応する変調によりフォーマット化された単一のHS−DSCHサブフレームが、報告されたCQI値が送信される最初のスロットの開始前の3つのスロットリファレンス期間のエンドの1つのスロットにおいて0.1を超えないトランスポートブロックエラー確率により受信可能な最も高い表形式のCQI値を報告する。”ことについて述べている。本開示では、(セクション6A.2において規定されるように)サービングセルのCQIの推定である代わりに、CQI_candidateは非サービングセル(すなわち、候補近傍セル)のCQIの推定である。この物理レイヤの測定は、本開示の図3に示される3GPP TS25.302のセクション9.1の図7において示される標準化されたモデルに従ってフィルタリングされる。レイヤ3のフィルタリング後、候補近傍セルの長期CQI推定が取得される。長期CQI推定は、LCQI_candidateとして参照される。測定モデルは、3GPP TS25.302のセクション9.1において既に規定され、非サービング候補近傍セルリンクに対して実行される測定を用いてここでは適用可能である。
サービングセルからの従来のCQIはまた、候補近傍セルからのCQIと同じフィルタリング技術を用いてフィルタリングされる。レイヤ3のフィルタリング後、長期CQI推定が取得される。サービングセルの長期CQI推定は、LCQI_candidateとして参照される。
いくつかの実施例では、UEは、測定イベントがトリガされると、フィルタリングされた値、LCQI_serving及びLCQI_candidateをRNCに送信する。RNCは、UEが現在のサービングセルによりサービス提供されているときと、UEが候補近傍セルによってサービス提供されうるときとのUEのリンクレベルパフォーマンス差を推定する。1つの方法は、2つの長期CQIの間の差を計算し、当該差と所定の閾値とを比較することである。
いくつかの実施例では、UEは、サービング及び近傍セルからの長期CQI推定のフィルタリングを実行し、2つのCQI値の間の差を推定する。それから、UEは、当該差の値をRNCに送信する。
候補近傍セルのリストが、新たに規定された測定CQI_candidateに対して設定可能である。候補近傍セルリストを設定する意図は、UE上のオーバヘッドを低下させることである。リストを使用することによって、UEは、非候補セルの不要なポストIC測定を回避できる。UEがアクセス可能であって、ハンドオーバしうる候補セルのみが候補リストのメンバーとして設定される。候補近傍セルリストは、ロードが軽く、オフロード処理の良好な候補セルである近傍セルセットに限定可能である。一例として、いくつかのHetnetシステムでは、マクロセルによりカバーされるLPNのみがCQI_candidateを測定するため設定可能である。他の例として、いくつかのHetnetシステムでは、最も強力な近傍セルからのCQI_candidateのみが測定される。更なる他の例として、いくつかのホモジーニアスなネットワークでは、6セクタ配置がいくつかのNodeB上で用いられる。このシナリオでは、より多くのUEが同一のNodeB上の2つの近接するセクタ間の端のエリアに位置している。これらのUEについて、RNCは、現在のサービングセルの近傍セルを候補近傍セルリストに含め、RRCシグナリングを用いて、候補近傍セルリストのセルのポストIC測定(例えば、長期CQI)を測定するようUEに要求する。
一例として、RNCが測定制御メッセージを用いてポストIC測定(例えば、長期CQI)を実行するようUEを設定するとき、近傍セルリストをUEに通知するための情報要素(IE)が使用される。近傍セルリストのセルは、UEによりアクセス可能な候補セルである。一例は、同じNodeB上の近傍セルと、サービングセルによりカバーされるLPNセルとである。
測定が取得されると、当該測定は、ここに説明されるような測定報告においてネットワーク(例えば、RNC)に報告できる。測定報告は、異なる発生に応答して送信可能である。いくつかの実施例では、測定報告は、所定のイベント又はトリガの発生に応答して送信可能である。他の実施例では、測定報告は、所定のスケジュールに従って(すなわち、定期的に)送信可能である。
測定報告が所定のイベント又はトリガに応答して送信される実施例では、トリガは以下の式に基づくものとすることができる。
Figure 2017508409
ただし、Mcandidateは現在のサービングセルでない候補セルの測定結果であり、Mservingは現在のサービングセルの測定結果であり、f(Mcandidate)及びf(Mserving)はそれぞれMcandidate及びMservingの関数であり、f(z1,z2,...)は変数の個数に依存してz1,z2,...の関数であり、z1,z2,...は、以下の例で説明されるような実施例に依存して変わりうる異なるパラメータである。
第1の例では、式1は以下の式によって表現でき、
Figure 2017508409
ただし、Mcandidateは候補セルの測定結果であり、Mservingは現在のサービングセルの測定結果であり、Threshold1はネットワークにより設定される閾値パラメータ又は値である。
測定Mcandidate及びMservingは、関連するデータチャネルのリンクレベルパフォーマンスを反映する。従って、McandidateとMservingとを比較することによって、UEがサービングセルから候補セルにオフロードされることが想定される場合、リンクレベルパフォーマンス差が評価できる。
candidateとMservingとの間の差が閾値Threshold1以下であるとき、UEがサービングセルから候補セルにオフロードされた後、リンクレベルパフォーマンスは実質的に劣化しないことが想定できる。この場合、UEは、より多くのスケジューリングリソースを提供するよう候補セルにオフロードできる。従って、式2が指定された期間(Time to Triggerとして参照される)において充足されると、測定値が測定報告においてUEによってRNCに送信される。
第2の例では、式1は以下の式によって表現でき、
Figure 2017508409
ただし、Mcandidateは候補セルの測定結果であり、CIOcandidateは候補セルの長期CQI個別オフセット(LCIO)であり、Mservingは現在のサービングセルの測定結果であり、CIOservingは現在のサービングセルの長期CIOであり、H1dはイベントのヒステリシスパラメータである。
測定値Mcandidate及びMservingは、関連するデータチャネルのリンクレベルパフォーマンスを反映する。従って、McandidateとMservingとを比較することによって、UEがサービングセルから候補セルにオフロードされることが想定される場合、リンクレベルパフォーマンス差が評価できる。
candidateとMservingとの間の差が所定の閾値以下であるとき、UEがサービングセルから候補セルにオフロードされた後、リンクレベルパフォーマンスは実質的に劣化しないことが想定できる。この場合、UEは、より多くのスケジューリングリソースを提供するよう候補セルにオフロードできる。従って、式3が指定された期間(Time to Triggerとして参照される)において充足されると、測定値が測定報告においてUEによってRNCに送信される。
上述したように、いくつかの実施例では、測定報告は所定の定期的な報告スケジュールに従って送信可能である。報告間隔Tは、測定制御メッセージにおいて設定され、UEに提供可能である。UEが報告間隔Tを認識すると、UEは、報告間隔Tに従って測定報告をRNCに定期的に送信できる。いくつかの実施例では、定期的な報告は、イベントトリガされた報告後に開始できる。例えば、いくつかのケースでは、イベントトリガされた報告が行われた後、UEは、セル端に配置されてもよい。セル端のUEについて、サービングセル及び候補セルからのチャネル状態は再び変わるかもしれず、セル変更の条件が充足されうる。このようなシナリオでは、定期的な報告は判定によってRNCがオフロードすることに役立ちうる。
図4は、本開示による測定報告及びUEに固有のCIO適応化及びオフロード処理のための一例となる処理のワークフロー図を示す。当該処理400は、Hetnet100、Hetnet200又は他の何れか適したシステムにおいて実行されてもよい。
処理401において、RNCは、サービングセル及び候補近傍サービングセルにおけるリンクレベルパフォーマンスの間の差を反映するUEにより実行される1つ以上の測定を設定するための測定制御メッセージをUEに送信する。当該1つ以上の測定は、1つ以上のCQI_candidate値、長期CQI値、LCQI_candidate値、フィルタリングされたCQI値、他の適した測定値又はこれらの2つ以上の組み合わせを含むことができる。
処理403において、RNCから受信した測定設定に基づき、UEは1つ以上の測定を実行する。
処理405において、トリガイベントの発生後、UEは、測定報告をRNCに送信する。当該トリガイベントは、上述したトリガイベントの1つとすることができる。測定報告は、サービングセル及び1つ以上の候補近傍セルの測定量を含む、処理403において行われた測定を含みうる。従来の測定量がまた測定報告に含まれる場合、RNCは、元のサービングセルとターゲットの候補オフロードセルとの間のUEの位置を推定できる。従って、ジオメトリ差がまた評価でき、適切なCIO値がUEのオフロード処理のため選択できる。
新たな測定報告が受信されると、RNCは、測定報告における測定データを評価し、UEをオフロードするか判断する。これは以下の処理407、409及び411を含みうる。
処理407において、測定報告において報告されるLCQI_candidate値に基づき、RNCは、リンクレベル劣化評価を実行する。当該評価では、RNCは、UEがサービングセルから候補近傍セルにオフロードされ、その後、報告されるLCQI_candidate値を比較することを想定する。当該比較に基づき、RNCは、UEのサービングセルが候補セルの1つに変更された場合、どれくらいのリンクレベルパフォーマンス差が導入されるか評価可能である。
例えば、LCQI_candidate値の間の差が所定の閾値(Threshold2)以下であるとき、RNCは、UEが対応する候補セルにオフロードされた後、リンクレベルパフォーマンスロスが指定された範囲又はパーセンテージ内にあると判断する。特定の例として、リンクレベルパフォーマンスは、ある指定されたBLERtarget(RNCにおいて予め決定されるターゲットブロック誤り率)が実現されると仮定する、調べられたセルとUEとの間のデータチャネルにおいて伝送可能なトランスポートブロックサイズ(TBS)によって測定又は規定できる。リンクレベル劣化を評価することによって、RNCは、UEが報告された近傍セルリストにおける候補セルにオフロードされると仮定すると、どのくらいのリンクレベルパフォーマンスロスが予想可能であるか推定できる。
処理409において、RNCは、UEがオーバロードのサービングセルからロードの軽い候補近傍セルにオフロードされると、どのくらいの(又はいくつの)スケジューリングリソースが取得できるか評価する。各NodeBにおけるロード状態(マクロNodeBとLPNとの双方を含む)は、ネットワークにおける対応するRNCによって知られている。ロード状態に加えて、各NodeBにおけるスケジューリング原理は、通常はRNCによって知られている。この情報に基づき、RNCは、UEが候補セルにオフロードされた場合、スケジューリングリソースに対してどのくらいのゲインがUEに対して取得可能であるか評価できる。
一例として、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)のスケジューリングリソースは、UEにスケジューリング又は割り当てられる利用可能なTTIの数によって測定可能である。あるいは、オフロード後に利用可能な更なる高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−PDSCH)コードリソースの平均数は、スケジューリングリソースに対するゲインの評価におけるもう1つの考慮点とすることができる。他の方法が本開示の範囲内のスケジューリングリソースについて利用可能であることが理解されるであろう。
RNCは、受信した測定報告のセルリストにおける各候補セルに対して処理407及び409の評価を実行可能である。
処理411において、RNCは、UEを候補セルにオフロードするか決定する。処理407及び処理409からの評価結果に基づき、RNCは、UEがオフロード後の強力な干渉によるリンクレベルパフォーマンスの劣化を解消するのに十分なスケジューリングリソースを何れの候補近傍セルから取得可能であるか知る。従って、RNCは、UEをオフロードするための決定を行い、その後、オフロードターゲットセルとして候補セルを選択できる。UEをオフロードするための決定を行う際、RNCは、オフロード処理により全体的なネットワークキャパシティを向上させる課題を検討し、UEのスループットを向上させる課題を検討することができる。
処理407、409及び411の順序は、特定の実現形態に従って再構成可能である。一例として、これらの処理の2つ以上がRNCによって実質的に同時に実行可能である。
RNCがUEを候補セルにオフロードすることを決定した場合、処理413又は処理415の何れかが実行される。換言すると、CIO適応化シグナリングがトリガされ、新たなCIO適応化シグナリングがトリガがLPNに送信されることを意味するか、又は、オフロード手順が直接開始される。
処理413において、RNCは、UEに対してUEに固有のCIOパラメータを設定し、それからRRCシグナリングを用いてUEに固有のCIOパラメータをUEに送信する。RNCは、RRCシグナリングを用いて、UEがLPNにオフロードされる可能性がより高くなることを保証するため、ターゲットLPNに対してUEに固有のCIOパラメータを設定する。
あるいは、処理415において、RNCは、UEをターゲット候補オフロードセルにオフロードするため、マクロNodeBにおいてハンドオーバ/サービングセル変更手順を開始する。
いくつかの実施例では、上述したCQI_candidate測定の代替として、リンクレベルパフォーマンス差の測定値は、以下に従って規定されるΔLCQIcandidateとすることが可能であり、
Figure 2017508409
ただし、LCQIcandidateは、対応する測定制御メッセージにより設定される候補近傍セルの長期CQIであり(上述されたように)、LCQIservingはサービングセルの長期CQIである。測定値ΔLCQIcandidateは、各候補セルについて決定可能である。他の規定として、測定値ΔLCQIcandidateはまた、以下に従って規定できる。
Figure 2017508409
測定値がΔLCQIcandidateである実施例では、UEによってRNCに送信される測定報告は、対応する測定制御メッセージにより設定される候補セルのリストに対応するΔLCQIcandidateのリストを含みうる。測定報告はまた、RSCP、RSCP/RSSI及びEc/Noなどの従来の測定値を任意的に含みうる。
図5は、本開示による測定報告及びUEに固有のCIO適応化及びオフロード処理のための他の一例となる処理のワークフロー図を示す。処理500は、Hetnet100、Hetnet200又は他の何れか適したシステムにおいて実行されてもよい。処理500の処理の多くは、処理400の対応する処理と同一又は類似する。これらの処理の詳細な説明はここでは繰り返されない。
処理501において、RNCは、UEにより実行される1つ以上の測定を設定するため、測定制御メッセージをUEに送信する。処理503において、UEは、1つ以上の測定を実行する。
処理505において、トリガイベントの発生後、UEは、測定報告をRNCに送信する。図4の処理405において送信される測定報告と同様に、処理505における測定報告の送信はイベントトリガされる。しかしながら、処理505におけるトリガイベント及び測定結果のコンテンツは、処理405におけるものと異なる。ここで、トリガイベントはエンハンスされたイベント1Dであり、測定報告はエンハンスされたイベント1Dとして規定される。
エンハンスされたイベント1Dは、RSRP及びEc/Noなどの従来のイベント1D測定の代わりに、長期CQIなどのデータチャネルのリンクレベルパフォーマンスの測定を考慮する。しかしながら、いくつかの実施例では、報告される測定は、長期CQIに加えて、RSCP及びEc/Noなどの従来の測定を含むことができる。
エンハンスされたイベント1Dの測定報告のフォーマットは、従来の測定報告のフォーマットを再利用可能である。エンハンスされたイベント1D測定報告のフォーマットは従来の報告と同様であるが、エンハンスされたイベント1D報告は、異なるタイプの報告として規定され、これにより、ネットワークは、当該イベントが従来のトリガ条件(すなわち、RSCPに基づくイベント1D)によってでなく、異なるイベントトリガ条件(すなわち、長期CQIに基づくエンハンスされたイベント1D)によってトリガされる。さらに、CIO値はまた、測定報告においてネットワークに報告できる。
新たな測定報告が受信されると、RNCは、測定報告における測定データを評価し、UEをオフロードするか判断する。これは以下の処理を含みうる。
処理507において、RNCは、エンハンスされたイベント1Dのトリガ条件が充足していることを知る。これに基づき、RNCは、オフロード処理前後のリンクレベルパフォーマンスの間の差が所定の閾値(Threshold2)の範囲内であると知る。
処理509において、RNCは、UEがオーバロードのサービングセルからロードが軽い候補近傍セルにオフロードされると、どれくらいの(又はいくつの)スケジューリングリソースが取得できるか評価する。処理511において、RNCは、UEを候補セルにオフロードするか決定する。RNCがUEを候補セルにオフロードすることを決定した場合、処理513(CIO適応化シグナリングがトリガされる)又は処理515(オフロード手順が直接開始される)の何れかが実行される。
いくつかの実施例では、UEは、制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するための能力を報告するよう設定される。当該能力は、RNCに報告され、測定報告とは別に報告される。当該能力は、異なる方法で規定できる。一例では、UE能力は、特定の所望のパフォーマンスを維持しながら、制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するためのUE能力に基づきサポート可能な最も強力な近傍セルのRSCP(又はEc/No)とサービングセルのRSCP(又はEc/No)との間の最大差として規定できる。他の例では、UEは、特定の所望のパフォーマンスを維持しながら、制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するためのUE能力に基づきサポート可能な最小のジオメトリ値として規定できる。更なる例では、UE能力は、特定の所望のパフォーマンスを維持しながら、制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するためのUE能力に基づきサポート可能な最小のEc/No値として規定できる。更なる他の例では、UE能力は、特定の所望のパフォーマンスを維持しながら、制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するためのUE能力に基づきサポート可能な最大CIO値として規定できる。
いくつかの実施例では、UEは、処理500の一部として制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するための能力を報告してもよい。例えば、処理505において、エンハンスされたイベント1Dトリガイベントが充足されると、測定報告が上述されたように送信される。しかしながら、エンハンスされたイベント1Dトリガイベントが充足されないとき、UEは、制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するための能力を報告できる。いくつかの実施例では、この報告は、UEがそれのサービングセルを変更した後、又は最後のサービングセル変更からの特定期間後、エンハンスされたイベント1Dトリガイベントが最初に充足されなくなったときに行うことができる。
他の実施例では、UEは、ネットワークがそれの能力を報告するためのトリガ条件又はリクエストをUEに送信したことに応答して、制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するための能力を報告してもよい。UEは、トリガ条件が充足したとき、UE能力報告をネットワークに送信する。
図6は、ここに開示される装置及び方法を実現するのに利用可能な一例となる通信システム600を示す。一般に、システム600は複数の無線ユーザがデータ及び他のコンテンツを送受信することを可能にする。システム600は、符号分割多重接続(CDMA)、時分割多重接続(TDMA)、周波数分割多重接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)又はシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)などの1つ以上のチャネル接続方法を実現してもよい。いくつかの実施例では、システム600は、図1及び2に示されるHetnetシステム100及び200を表してもよい(又はよって表される)。
本例では、通信システム600は、ユーザ装置(UE)610a〜610c、無線アクセスネットワーク(RAN)620a〜620b、コアネットワーク630、公衆交換電話網(PSTN)640、インターネット650及び他のネットワーク600を含む。これらのコンポーネント又は要素の特定数が図6に示されるが、これらのコンポーネント又は要素の何れかの数がシステム600に含まれてもよい。
UE610a〜610cは、システム600において動作及び/又は通信するよう構成される。例えば、UE610a〜610cは、無線信号又は有線信号を送信及び/又は受信するよう構成される。各UE610a〜610cは、何れか適したエンドユーザ装置を表し、このような装置をユーザ装置/デバイス(UE)、無線送信/受信ユニット(WTRU)、移動局、固定又は移動加入者ユニット、ページャ、携帯電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、コンピュータ、タッチパッド、無線センサ又は家電機器として含むものであってもよい。
RAN620a〜620bは、ここではそれぞれ基地局670a〜670bを含む。各基地局670a〜670bは、コアネットワーク630、PSTN640、インターネット650及び/又は他のネットワーク660へのアクセスを可能にするため、UE610a〜610cの1つ以上と無線インタフェースするよう構成される。例えば、基地局670a〜670bは、基地送受信局(BTS)、Node−B(NodeB)、進化型NodeB(eNodeB)、ホームNodeB、ホームeNodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、若しくは無線ルータ、有線若しくは無線ネットワークを備えたサーバ、ルータ、スイッチ又は他の処理エンティティなどの複数の周知の装置の1つ以上を含むものであってもよい。
図6に示される実施例では、基地局670aは、他の基地局、要素及び/又は装置を含みうるRAN620aの一部を形成する。また、基地局670bは、他の基地局、要素及び/又は装置を含みうるRAN620bの一部を形成する。各基地局670a〜670bは、“セル”として参照されることもある特定の地理的領域又はエリア内で無線信号を送信及び/又は受信するよう動作する。いくつかの実施例では、各セルについて複数の送受信機を有する複数入力複数出力(MIMO)技術が、利用されてもよい。
基地局670a〜670bは、無線通信リンクを用いて1つ以上の無線インタフェース690上でUE610a〜610cの1つ以上と通信する。無線インタフェース690は、何れか適した無線アクセス技術を利用してもよい。
システム600は上述したようなスキームを含む複数のチャネルアクセス機能を利用してもよいことが想定される。特定の実施例では、基地局及びUEは、ロングタームエボリューション通信規格(LTE)、LTE Advanced(LTE−A)及び/又はLTE Broadcast(LTE−B)を実現するよう構成される。もちろん、他の複数のアクセススキーム及び無線プロトコルが利用されてもよい。
RAN620a〜620bは、音声、データ、アプリケーション、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VoIP)又は他のサービスをUE610a〜610cに提供するため、コアネットワーク630と通信する。理解できるように、RAN620a〜620b及び/又はコアネットワーク630は、1つ以上の他のRAN(図示せず)と直接的又は間接的に通信してもよい。コアネットワーク630はまた、他のネットワーク(PSTN640、インターネット650及び他のネットワーク660など)のためのゲートウェイアクセスとして機能してもよい。さらに、UE610a〜610cの一部又は全ては、異なる無線技術及び/又はプロトコルを用いて異なる無線リンクを介し異なる無線ネットワークと通信する機能を有してもよい。さらに、UE610a〜610c及び基地局670a〜670bの一部又は全ては、図4及び5に示される処理400及び500など、本開示により測定報告及びUEに固有のCIO適応化及びオフロード処理のための処理を実行するよう構成される。
図6は通信システムの一例を示すが、図6に対して各種変更がなされてもよい。例えば、通信システム600は、何れか適した構成に何れかの数のUE、基地局、ネットワーク又は他のコンポーネントを含みうる。
図7A及び7Bは、本開示による方法及び教示を実現可能な一例となる装置を示す。特に、図7Aは一例となるUE610を示し、図7Bは一例となる基地局670を示す。これらのコンポーネントは、システム600、Hetnetシステム100及び200又は他の何れか適したシステムにおいて利用可能である。これらのコンポーネントは、図4及び5に示される処理400及び500など、本開示による測定報告及びUEに固有なCIO適応化及びオフロード処理のための処理を実行するのに利用可能である。
図7Aに示されるように、UE610は、少なくとも1つの処理ユニット700を有する。処理ユニット700は、UE610の各種処理を実現する。例えば、処理ユニット700は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理又はUE610がシステム600において動作することを可能にする他の何れかの機能を実行可能である。処理ユニット700はまた、より詳細に上述した方法及び教示をサポートする。各処理ユニット700は、1つ以上の処理を実行するよう構成される何れか適した処理又は計算装置を含む。各処理ユニット700は、例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ又は特定用途向け集積回路などを含むことができる。
UE610はまた、少なくとも1つの送受信機702を含む。送受信機702は、少なくとも1つのアンテナ704による送信用のデータ又は他のコンテンツを変調するよう構成される。送受信機702はまた、少なくとも1つのアンテナ704により受信されるデータ又は他のコンテンツを復調するよう構成される。各送受信機702は、無線送信用の信号を生成し、及び/又は無線受信した信号を処理するのに適した何れかの構成を有する。各アンテナ704は、無線信号を送信及び/又は受信するのに適した何れかの構成を含む。1つ以上の送受信機702がUE610において利用可能であり、1つ以上のアンテナ704がUE610において利用可能である。単一の機能ユニットして示されているが、送受信機702はまた、少なくとも1つの送信機及び少なくとも1つの別の受信機を用いて実現可能である。
UE610は更に、1つ以上の入出力装置706を有する。入出力装置706は、ユーザとのインタラクションを実現する。各入出力装置706は、スピーカ、マイクロフォン、キーパッド、キーボード、ディスプレイ又はタッチ画面など、ユーザに情報を提供するか、又はユーザから情報を受信するのに適した何れかの構成を含む。
さらに、UE610は、少なくとも1つのメモリ708を有する。メモリ708は、UE610により使用、生成又は収集される命令及びデータを記憶する。例えば、メモリ708は、処理ユニット700により実行されるソフトウェア又はファームウェア命令と、入力信号における干渉を低減又は排除するのに利用されるデータを記憶可能である。各メモリ708は、何れか適した揮発性及び/又は不揮発性記憶及び抽出装置を含む。ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク、光ディスク、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどの何れか適したタイプのメモリが利用されてもよい。
さらに、本開示の一実施例は、より詳細に上述した方法及び教示を実現及びサポートしうるUEに関するものであってもよい。例えば、UEは、測定手段及び送信手段を有してもよい。特に、測定手段は、サービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンクパフォーマンスに関連する1つ以上の測定を実行するよう構成される。送信手段は、サービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンクパフォーマンスに関連する1つ以上の測定を含む測定報告をネットワークコントローラに送信するよう構成される。測定報告は、例えば、1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルにUEをオフロードするか決定するため、ネットワークコントローラにおいて利用されるよう構成されてもよい。
任意的には、測定報告は、現在のサービングセル及び候補サービングセルの1つからの干渉キャンセレーション又は抑制後の測定、又は受信信号コード電力(RSCP)及び受信信号強度インジケータ(RSCP/RSSI)を示す1つ以上の従来の測定量、又は候補サービングセルの1つのリンク品質と現在のサービングセルのリンク品質との間の差を示す少なくとも1つの測定量を含むものであってもよい。
任意的には、測定報告における少なくとも1つの測定量は、長期のチャネル品質インジケータ測定を含む。
任意的には、サービングセルはNodeBにより提供されてもよく、第2のセルは低電力ノード(LPN)により提供される。第2のセルは、例えば、サービングセルを提供する同一のNodeBにより提供されてもよい。
任意的には、測定報告は、イベント1D又はエンハンスされたイベント1Dの発生に応答して、UEにより送信されてもよい。エンハンスされたイベント1Dは、長期チャネル品質インジケータ(CQI)の測定を含むか、又はサービングセルと候補サービングセルの1つとのリンクレベルパフォーマンスの差の値の決定と、エンハンスされたイベント1Dをトリガするのを決定するための所定の閾値と差の値との比較とを含むものであってもよい。任意的には、測定報告は、所定のスケジュールに従って定期的にUEによって送信されてもよい。
任意的には、情報要素(IE)は、候補サービングセルのリストをUEに示すのに利用される。
任意的には、UEは更に受信手段を有してもよい。受信手段は、ネットワークコントローラから測定制御メッセージを受信するよう構成され、UEは、測定制御メッセージの受信に応答して、1つ以上の測定を実行してもよい。
図7Bに示されるように、基地局670は、少なくとも1つの処理ユニット750、少なくとも1つの送信機752、少なくとも1つの受信機754、1つ以上のアンテナ756及び少なくとも1つのメモリ758を含む。処理ユニット750は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理又は他の何れかの機能など、基地局670の各種処理を実現する。処理ユニット750はまた、より詳細に上述される方法及び教示をサポートできる。各処理ユニット750は、1つ以上の処理を実行するよう構成される何れか適した処理又は計算装置を含む。各処理ユニット750は、例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ又は特定用途向け集積回路を含みうる。
各送信機752は、1つ以上のUE又は他の装置への無線送信用の信号を生成するのに適した何れかの構成を含む。各受信機754は、1つ以上のUE又は他の装置から無線受信した信号を処理するのに適した何れかの構成を含む。別々のコンポーネントとして示されているが、少なくとも1つの送信機752と少なくとも1つの受信機754とは、送受信機に合成できる。各アンテナ756は、無線信号を送信及び/又は受信するのに適した何れかの構成を含む。通常のアンテナ756が送信機752と受信機754との双方に結合されているとしてここでは示されているが、1つ以上のアンテナ756が送信機752に結合可能であり、1つ以上の別のアンテナ756が受信機754に結合可能である。各メモリ758は、何れか適した揮発性及び/又は不揮発性記憶及び抽出装置を含む。
UE610及び基地局670に関する更なる詳細が当業者に知られる。また、これらの詳細は簡単化のためここでは省略される。
さらに、本開示の一実施例は、より詳細に上述した方法及び教示を実現及びサポートしうるネットワークコントローラ装置に関するものであってもよい。例えば、ネットワークコントローラ装置は、受信手段及び判定手段を有してもよい。受信手段は、UEから測定報告を受信するよう構成され、測定報告は、干渉キャンセレーション又は抑制後に測定されるサービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンク測定量を含むものであってもよい。判定手段は、UEからの測定報告に部分的に基づき、1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルにUEをオフロードするか判定するよう構成される。
任意的には、ネットワークコントローラ装置は更に、オフロード手段を有してもよい。オフロード手段は、UEを第2のセルにオフロードするよう構成される。好ましくは、オフロード手段は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介しUEに対してセル個別オフセット(CIO)を設定するか、又はRRCシグナリングを介しオフロード手順をトリガするよう構成されてもよい。
任意的には、測定報告は、受信信号コード電力(RSCP)及び受信信号強度インジケータ(RSCP/RSSI)を示す1つ以上の従来の測定量、又は候補サービングセルの1つのリンク品質と現在のサービングセルのリンク品質との間の差を示す少なくとも1つの測定量を含むものであってもよい。
任意的には、測定報告における少なくとも1つの測定量は、長期チャネル品質インジケータ測定を含む。
任意的には、サービングセルはNodeBにより提供されてもよく、第2のセルは低電力ノード(LPN)により提供される。第2のセルは、例えば、サービングセルを提供する同一のNodeBにより提供されてもよい。
任意的には、測定報告は、イベント1D又はエンハンスされたイベント1Dの発生に応答して、UEにより送信されてもよい。エンハンスされたイベント1Dは、長期チャネル品質インジケータ(CQI)の測定を含むか、又はサービングセルと候補サービングセルの1つとのリンクレベルパフォーマンスの差の値の決定と、エンハンスされたイベント1Dをトリガするのを決定するための所定の閾値と差の値との比較とを含むものであってもよい。任意的には、測定報告は、所定のスケジュールに従って定期的にUEによって送信されてもよい。
任意的には、情報要素(IE)は、候補サービングセルのリストをUEに示すのに利用される。
いくつかの実施例では、装置の1つ以上の機能又は処理の一部又は全ては、コンピュータ可読プログラムコードから形成され、コンピュータ可読媒体に具現化されるコンピュータプログラムによって実現又はサポートされる。“コンピュータ可読プログラムコード”というフレーズは、ソースコード、オブジェクトコード及び実行可能コードを含む何れかのタイプのコンピュータコードを含む。“コンピュータ可読媒体”というフレーズは、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)又は他の何れかのタイプのメモリなど、コンピュータによりアクセス可能な何れかのタイプの媒体を含む。
本特許文献を通じて用いられる特定の単語及びフレーズの定義を以下に提供することが効果的であり得る。“含む”及び“有する”という用語と共にこれらの派生語は、限定することなく包含することを意味する。“又は”という用語は、包含的であり、及び/又はを意味する。“関連する”及び“それに関連する”という用語と共にこれらの派生語は含む、〜内に含まれる、〜と相互接続する、内蔵する、〜内に内蔵される、〜に又は〜と接続する、〜に又は〜と結合する、〜と通信可能である、〜と連携する、インタリーブする、並置する、〜に近接する、〜に又は〜と結び付けされる、有する、〜の性質を有するなどを意味する。
本開示は特定の実施例及び通常関連する方法を説明したが、これらの実施例及び方法の変更及び並び替えが当業者に明らかであろう。従って、一例となる実施例の上記説明は、本開示を規定又は制限するものでない。他の修正、置換及び変更がまた、以下の請求項により規定されるような本開示の精神及び範囲から逸脱することなく可能である。

Claims (37)

  1. ユーザ装置(UE)のオフロード処理のための方法であって、
    ネットワークコントローラが、UEから測定報告を受信するステップであって、前記測定報告はサービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンク測定量を有し、前記測定量は干渉キャンセレーション又は抑制後に測定される、受信するステップと、
    前記ネットワークコントローラが、前記UEからの前記測定報告に部分的に基づき、前記1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルに前記UEをオフロードするか判定するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記第2のセルに前記UEをオフロードするステップを更に有する、請求項1記載の方法。
  3. 前記第2のセルに前記UEをオフロードするステップは、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングを介し前記UEに対してセル個別オフセット(CIO)を設定するステップ、又は
    RRCシグナリングを介しオフロード手順をトリガするステップの一方を有する、請求項2記載の方法。
  4. 前記測定報告は、受信信号コード電力(RSCP)及び受信信号強度インジケータ(RSCP/RSSI)を示す1つ以上の従来の測定量を含む、請求項1乃至3何れか一項記載の方法。
  5. 前記測定報告は、前記候補サービングセルの1つのリンク品質と現在のサービングセルのリンク品質との間の差を示す少なくとも1つの測定量を含む、請求項1乃至3何れか一項記載の方法。
  6. 前記測定報告における少なくとも1つの測定量は、長期チャネル品質インジケータ測定を有する、請求項1乃至3何れか一項記載の方法。
  7. 前記サービングセルはNodeBにより提供され、前記第2のセルは低電力ノード(LPN)により提供される、請求項1乃至6何れか一項記載の方法。
  8. 前記サービングセル及び前記第2のセルは、同一のNodeBによって、又は異なるNodeBによって提供される、請求項1乃至6何れか一項記載の方法。
  9. 前記UEによる測定報告は、イベント1Dの発生によってトリガされる、請求項1乃至8何れか一項記載の方法。
  10. 前記測定報告は、所定のスケジュールに従って定期的に前記UEによって送信される、請求項1乃至8何れか一項記載の方法。
  11. 前記1つ以上の候補サービングセルのリンク品質に対して前記UEにより実行される1つ以上の測定を設定するため、測定制御メッセージを前記UEに送信するステップを更に有する、請求項1乃至10何れか一項記載の方法。
  12. 前記UEによる測定報告は、エンハンスされたイベント1Dの発生によってトリガされる、請求項1乃至8何れか一項記載の方法。
  13. 前記エンハンスされたイベント1Dは、長期チャネル品質インジケータ(CQI)の測定を有する、請求項12記載の方法。
  14. 前記エンハンスされたイベント1Dは、前記サービングセルと前記候補サービングセルの1つとのリンクレベルパフォーマンスの間の差の値の判定と、前記エンハンスされたイベント1Dをトリガすることを決定するため、判定するための所定の閾値と前記差の値との比較とを有する、請求項12記載の方法。
  15. 前記エンハンスされたイベント1Dは、リンクパフォーマンスのための所定の閾値により設定される、請求項12記載の方法。
  16. 候補サービングセルのリストが、無線リンク測定を実行するため前記UEに通知される、請求項1乃至15何れか一項記載の方法。
  17. ユーザ装置(UE)におけるUEのオフロード処理のための方法であって、
    前記UEが、サービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの少なくとも1つの無線リンクパフォーマンスに関連する1つ以上の測定を実行するステップと、
    前記UEが、ネットワークコントローラに測定報告を送信するステップであって、前記測定報告は、前記サービングセル及び前記1つ以上の候補サービングセルの前記少なくとも1つの無線リンクパフォーマンスに関連する前記1つ以上の測定を有する、送信するステップと、
    を有し、
    前記測定報告は、前記1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルに前記UEをオフロードするか判定するため、前記ネットワークコントローラにおいて利用されるよう構成される方法。
  18. 前記測定報告は、現在のサービングセル及び前記候補サービングセルの1つからの干渉キャンセレーション又は抑制後の測定を含む、請求項17記載の方法。
  19. 前記測定報告は、受信信号コード電力(RSCP)及び受信信号強度インジケータ(RSCP/RSSI)を示す1つ以上の従来の測定量を含む、請求項17記載の方法。
  20. 前記測定報告は、前記候補サービングセルの1つのリンク品質と現在のサービングセルのリンク品質との間の差を示す少なくとも1つの測定量を含む、請求項17記載の方法。
  21. 前記測定報告における少なくとも1つの測定量は、長期チャネル品質インジケータ測定を有する、請求項17記載の方法。
  22. 前記サービングセルはNodeBにより提供され、前記第2のセルは低電力ノード(LPN)により提供される、請求項17乃至21何れか一項記載の方法。
  23. 前記第2のセルは、前記サービングセルを提供する同一のNodeBによって提供される、請求項17乃至21何れか一項記載の方法。
  24. 前記測定報告は、イベント1Dの発生に応答して前記UEにより送信される、請求項17乃至23何れか一項記載の方法。
  25. 前記測定報告は、所定のスケジュールに従って定期的に前記UEによって送信される、請求項17乃至23何れか一項記載の方法。
  26. 前記ネットワークコントローラから測定制御メッセージを受信するステップを更に有し、
    前記UEは、前記測定制御メッセージの受信に応答して前記1つ以上の測定を実行する、請求項17乃至25何れか一項記載の方法。
  27. 前記UEは、エンハンスされたイベント1Dの発生に応答して前記測定報告を送信する、請求項17乃至23何れか一項記載の方法。
  28. 前記エンハンスされたイベント1Dは、長期チャネル品質インジケータ(CQI)の測定を有する、請求項27記載の方法。
  29. 前記エンハンスされたイベント1Dは、前記サービングセルと前記候補サービングセルの1つとのリンクレベルパフォーマンスの間の差の値の判定と、前記エンハンスされたイベント1Dをトリガすることを決定するため、所定の閾値と前記差の値との比較とを有する、請求項27記載の方法。
  30. 前記エンハンスされたイベント1Dは、リンクパフォーマンスのための所定の閾値により設定される、請求項27記載の方法。
  31. 情報要素(IE)は、候補サービングセルのリストを前記UEに示すのに利用される、請求項17乃至30何れか一項記載の方法。
  32. ユーザ装置(UE)のオフロード処理のために構成されるネットワークコントローラ装置であって、
    少なくとも1つのメモリと、
    前記少なくとも1つのメモリに結合される少なくとも1つのプロセッサであって、
    UEから測定報告を受信するステップであって、前記測定報告は、サービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの無線リンク状態を有する、受信するステップと、
    前記UEからの前記測定報告に部分的に基づき、前記1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルに前記UEをオフロードするか判定するステップと、
    を実行するよう構成される少なくもと1つのプロセッサと、
    を有する装置。
  33. ユーザ装置(UE)のオフロード処理のために構成されるユーザ装置であって、
    少なくとも1つのメモリと、
    前記少なくとも1つのメモリに結合される少なくとも1つのプロセッサであって、
    サービングセル及び1つ以上の候補サービングセルの無線リンク状態に関連する1つ以上の測定を実行するステップと、
    ネットワークコントローラに測定報告を送信するステップであって、前記測定報告は、前記サービングセル及び前記1つ以上の候補サービングセルの無線リンク状態に関連する1つ以上の測定を有する、送信するステップと、
    を実行するよう構成され、
    前記測定報告は、前記1つ以上の候補サービングセルのうちの第2のセルに前記UEをオフロードするか判定するため、前記ネットワークコントローラにおいて利用されるよう構成されるユーザ装置。
  34. ユーザ装置(UE)の能力報告をネットワークコントローラに送信するステップを有する方法。
  35. 前記UEの能力報告は、制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するための前記UEの能力を示す、請求項34記載の方法。
  36. 前記UEの能力報告を送信する前に、
    現在のサービングセルの受信信号コード電力(RSCP)と最も強力な近傍セルのRSCPとの間の最大差、
    制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するため前記UEによりサポート可能な最小ジオメトリ値、
    制御チャネル及び/又はデータチャネルを受信するため前記UEによりサポート可能な最小エネルギー・パー・チップ・オーバ・ノイズ(Ec/No)値、又は
    サポート可能な最大セル個別オフセット(CIO)値の少なくとも1つを決定するステップを更に有する、請求項34記載の方法。
  37. 前記UEは、前記最大差、前記最小ジオメトリ値、前記最小Ec/No値又は前記最大CIO値の少なくとも1つを前記ネットワークコントローラに報告する、請求項36記載の方法。
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