JP2017228246A - 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ファームウェアの更新が失敗した場合に、復旧すること。【解決手段】情報処理装置において、ファームウェアの更新に失敗した際の復旧に用いるバックアップデータを管理サーバに保存する保存部と、ファームウェアを更新する更新部と、前記更新部によるファームウェアの更新に失敗した場合、前記管理サーバに保存されたバックアップデータを用いて復旧を行う復旧部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法に関する。
従来、情報処理装置において、ファームウェアの更新情報があると、データセンター等の外部サーバからファームウェアをダウンロードし、自身のファームウェアを更新する(書き換える、アップデートする)技術が知られている。
この技術において、ファームウェアの更新が失敗した場合、情報処理装置が正常に起動しないため復旧(リカバリー)作業が必要になる。
そこで、ファームウェアの更新処理を実施する前に、現在のファームウェアや設定データ等のバックアップを行い、ファームウェアの更新が失敗した場合に、自動で復旧する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、例えば組み込み型の情報処理装置等においては、現在のファームウェアや設定データ等をバックアップするための記憶容量等が十分でないため、現在のファームウェアや設定データ等をバックアップできない。そのため、上述した従来技術では、ファームウェアの更新が失敗した場合に、復旧できないという問題がある。
そこで、ファームウェアの更新が失敗した場合に、復旧できる技術を提供することを目的とする。
情報処理装置において、ファームウェアの更新に失敗した際の復旧に用いるバックアップデータを管理サーバに保存する保存部と、ファームウェアを更新する更新部と、前記更新部によるファームウェアの更新に失敗した場合、前記管理サーバに保存されたバックアップデータを用いて復旧を行う復旧部と、を備える。
開示の技術によれば、ファームウェアの更新が失敗した場合に、復旧することが可能となる。
実施形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置のファームウェア更新処理の一例を示すフローチャートである。 リカバリーモジュールの構成の一例を示す図である。 更新履歴設定処理の一例を示すフローチャートである。 更新履歴データの一例を示す図である。 リカバリーモジュール作成処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る情報処理システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置10のファームウェア更新処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る管理サーバ20のリカバリーモジュール作成処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は、実施形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。図1において、情報処理システム「1は、情報処理装置10、管理サーバ20、及びファイルサーバ30を有する。情報処理装置10、及び管理サーバ20は、インターネットやLAN(Local Area Network)等の通信網によって通信可能に接続される。
情報処理装置10は、例えば組み込み型の情報処理装置、パーソナルコンピュータ、プロジェクタ、テレビ会議システム、デジタルカメラ等の情報処理装置である。
<ハードウェア構成>
図2は、実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置101、HDD(Hard disk drive)102、メモリ装置103、CPU(Central Processing Unit;演算処理装置)104、通信インターフェース(I/F)105、操作I/F106を有する。
HDD102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置103は、コンピュータの起動時にHDD102からプログラムを読み出して格納する。そして、CPU104はメモリ装置103に格納されたプログラムに従って、後述するような各種処理を実現する。
通信I/F105は、USBポート、無線LAN(Local Area Network)カード、LANカードなどで構成されており、ネットワークに接続するために用いられる。
操作I/F106は、キーボードやディスプレイ等で実現され、情報処理装置10を操作するための操作画面が表示される。
後述する実施形態の情報処理方法がプログラムによって実現される場合、プログラムは例えば記録媒体110の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。記録媒体110は、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、実施形態のプログラムを記録した記録媒体110がドライブ装置101にセットされると、記録媒体110からドライブ装置101を介してHDD102にインストールされる。プログラムをネットワークからダウンロードした場合は、通信I/F105を介してHDD102にインストールされる。
管理サーバ20、及びファイルサーバ30のハードウェア構成は、図2に示す情報処理装置10のハードウェア構成例と同様でもよい。
(第1の実施形態)
<機能構成>
次に、図3を参照し、第1の実施形態に係る情報処理システム1の機能構成について説明する。図3は、第1の実施形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。
情報処理装置10は、アプリケーション実行部11、保存部12、ファームウェア更新部13、リカバリーモジュール作成部14、及び復旧部15を備える。これら各部は、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムが、情報処理装置10のCPU105に実行させる処理により実現される。
アプリケーション実行部11は、
保存部12は、ファームウェアの更新に失敗した際の復旧に用いるバックアップデータを管理サーバ20に保存する。
ファームウェア更新部13は、情報処理装置10のファームウェアを更新する。
リカバリーモジュール作成部14は、ファームウェアの更新に失敗した場合、管理サーバ20に保存されたバックアップデータを用いて、リカバリーデータを作成する。
復旧部15は、ファームウェアの更新に失敗した場合、リカバリーモジュール作成部14により作成されたリカバリーデータを用いて復旧を行う。
管理サーバ20は、データ管理部21を備える。データ管理部21は、管理サーバ20にインストールされた1以上のプログラムが、管理サーバ20のCPU105に実行させる処理により実現される。
データ管理部21は、情報処理装置10から、ファームウェアのバージョンを示すデータや設定データ等のバックアップデータを受信し、記憶する。なお、バックアップデータに、ファームウェア自体のデータが含まれていてもよい。
データ管理部21は、情報処理装置10に、ファームウェアの更新や復旧を行わせる。
<処理>
次に、図4を参照し、情報処理システム1の処理について説明する。図4は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、情報処理装置10の保存部12は、例えば定期的に、またはファームウェアの更新を行う前に、現在のファームウェアのバージョンを示すデータや設定データ等のバックアップデータを作成し、管理サーバ20に送信する(ステップS1)。
続いて、管理サーバ20のデータ管理部21は、情報処理装置10から受信したバックアップデータを記憶する(ステップS2)。
管理サーバ20は、ファイルサーバ30において、当該ファームウェアに対する新しいバージョンが登録されたことを検知した場合、情報処理装置10にその旨を通知する(ステップS3)。
続いて、情報処理装置10は、管理サーバ20から、更新するファームウェアの情報(取得先URL等の情報)を取得する(ステップS4)。
続いて、情報処理装置10は、ファイルサーバ30から、更新されたファームウェアを取得する(ステップS5)。
続いて、情報処理装置10のファームウェア更新部13は、ファームウェアの更新処理を開始する(ステップS6)。
続いて、情報処理装置10のリカバリーモジュール作成部14は、ファームウェアの更新に失敗したことを検知した場合、管理サーバ20から、復旧用モジュールの情報(取得先URL等の情報)を取得する(ステップS7)。なお、復旧用モジュールの情報は、データ管理部21が、情報処理装置10から受信したバックアップデータに含まれるファームウェアのバージョンを示すデータに応じて決定してもよい。
続いて、情報処理装置10のリカバリーモジュール作成部14は、ファイルサーバ30から、復旧用モジュールを取得する(ステップS8)。
続いて、情報処理装置10のリカバリーモジュール作成部14は、管理サーバ20から、バックアップデータを取得する(ステップS9)。
続いて、情報処理装置10の復旧部15は、復旧用モジュールとバックアップデータに基づいてリカバリーを行う(ステップS10)。
次に、図5を参照し、ファームウェアを更新する際の情報処理装置10の処理について説明する。図5は、第1の実施形態に係る情報処理装置10のファームウェア更新処理の一例を示すフローチャートである。
ファームウェア更新部13は、管理サーバ20からファームウェアの更新情報を受信する(ステップS101)。
続いて、ファームウェア更新部13は、アプリケーション実行部11に、実行中のプロセスを終了させる(ステップS102)。
続いて、ファームウェア更新部13は、管理サーバ20から、更新するファームウェアの取得先情報(取得先URL等の情報)を取得する(ステップS103)。
続いて、ファームウェア更新部13は、ファームウェアの取得先情報に応じて、ファイルサーバ30から更新ファームウェアを取得する(ステップS104)。
続いて、ファームウェア更新部13は、アプリケーション実行部11に、取得したファームウェアを適用する(ステップS105)。
続いて、復旧部15は、ファームウェアの更新が成功したか否かを判定する(ステップS106)。
ファームウェアの更新が成功した場合(ステップS106でYES)、後述するステップS112の処理に進む。
ファームウェアの更新が成功しなかった場合(ステップS106でNO)、リカバリーモジュール作成部14は、管理サーバ20から、バックアップデータを取得する(ステップS107)。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、管理サーバ20から復旧用モジュールの取得先情報を取得する(ステップS108)。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、復旧用モジュールの取得先情報に応じて、ファイルサーバ30から、復旧用モジュールを取得する(ステップS109)。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、復旧用モジュール及びバックアップデータに基づいてリカバリーモジュールを作成する(ステップS110)。図6は、リカバリーモジュールの構成の一例を示す図である。リカバリーモジュールの構成は、情報処理装置10が動作するためのモジュール構成と同様でもよい。例えば、情報処理装置10が動作するためのモジュール構成が図6に示す構成である場合、リカバリーモジュールの構成も図6に示す構成としてもよい。
続いて、復旧部15は、更新に失敗したファームウェア及び関連データを削除する(ステップS111)。
続いて、復旧部15は、アプリケーション実行部11に、リカバリーモジュールに基づいて復旧したファームウェア及び設定データ等を適用する(ステップS112)。
続いて、復旧部15は、アプリケーション実行部11に、ステップS102で終了させたプロセスを起動させ(ステップS113)、処理を終了する。
≪更新履歴設定処理≫
次に、図7、図8を参照し、ステップS106の、ファームウェアの更新が成功したか否かを判定する際に実行する、更新履歴設定処理について説明する。図7は、更新履歴設定処理の一例を示すフローチャートである。
リカバリーモジュール作成部14は、更新履歴データ141において、「after_update」フラグを「true」に設定する(ステップS201)。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、「update_firmware_success」フラグを設定する(ステップS202)。リカバリーモジュール作成部14は、「update_firmware_success」フラグを、ファームウェアのインストールが正常に完了した場合は「true」に設定し、正常に完了しない(失敗した)場合は「false」に設定する。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、「update_settings_success」フラグを設定する(ステップS203)。リカバリーモジュール作成部14は、「update_settings_success」フラグを、設定ファイルの設定(更新)が正常に完了した場合は「true」に設定し、正常に完了しない場合は「false」に設定する。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、「update_database_success」フラグを設定する(ステップS204)。リカバリーモジュール作成部14は、「update_database_success」フラグを、アプリケーションが使用するデータベースの設定(更新)が正常に完了した場合は「true」に設定し、正常に完了しない場合は「false」に設定する。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、「start_up_complete_success」フラグを設定する(ステップS205)。リカバリーモジュール作成部14は、「start_up_complete_success」フラグを、ファームウェア更新後、正常に起動した場合は「true」に設定し、正常に起動しない場合は「false」に設定する。
図8は、更新履歴データ141の一例を示す図である。図8において、「after_update」は、ファームウェア更新後であるか否かを示すフラグである。「update_firmware_success」は、ファームウェアの更新が正常に完了したか否かを示すフラグである。「update_settings_success」は、設定ファイルの更新が正常に完了したか否かを示すフラグである。「update_database_success」は、データベースの更新が正常に完了したか否かを示すフラグである。「start_up_complete_success」は、ファームウェア更新後、正常に起動したか否かを示すフラグである。
≪リカバリーモジュール作成処理≫
次に、図9を参照し、ステップS109、ステップS110の、復旧用モジュールを取得してリカバリーモジュールを作成する処理について説明する。図9は、リカバリーモジュール作成処理の一例を示すフローチャートである。
リカバリーモジュール作成部14は、更新履歴データ141において、「after_update」フラグを判定する(ステップS301)。
「after_update」フラグが「false」であれば(ステップS301で「false」)、処理を終了する。
「after_update」フラグが「true」であれば(ステップS301で「true」)、リカバリーモジュール作成部14は、「after_update」フラグを「false」に設定し(ステップS302)、「update_firmware_success」フラグを判定する(ステップS303)。
「update_firmware_success」フラグが「false」であれば(ステップS303で「false」)、リカバリーモジュール作成部14は、ファイルサーバ30から、更新前のファームウェアを復旧するための復旧用モジュールを取得する(ステップS304)。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、取得した復旧用モジュール及びバックアップデータに基づいてリカバリーモジュールを作成し(ステップS305)、処理を終了する。
これにより、例えば情報処理装置10にて更新に使用したファームウェアが適切ではない場合に、実行前の状態に戻すことができる。なお、更新前のファームウェアを復旧するための復旧用モジュールを識別する情報は、情報処理装置10にて記憶しておいてもよいし、管理サーバ20から取得したバックアップデータから取得してもよい。
「update_firmware_success」フラグが「true」であれば(ステップS303で「true」)、リカバリーモジュール作成部14は、「update_settings_success」フラグを判定する(ステップS306)。
「update_settings_success」フラグが「false」であれば(ステップS306で「false」)、リカバリーモジュール作成部14は、ファイルサーバ30から、最新のファームウェアを復旧用モジュールとして取得する(ステップS307)。
続いて、リカバリーモジュール作成部14は、最新のファームウェア及びバックアップデータに基づいてリカバリーモジュールを作成し(ステップS308)、処理を終了する。これにより、ファームウェアの更新は成功しており、設定データを正しく更新できれば正常動作できる場合に、最新のファームウェアと、管理サーバ20から取得したバックアップデータに含まれる設定データを用いて、ファームウェア更新が正常に完了したときの状態とすることができる。
「update_settings_success」フラグが「true」であれば(ステップS306で「true」)、リカバリーモジュール作成部14は、「update_database_success」フラグを判定する(ステップS309)。
「update_database_success」フラグが「false」であれば(ステップS309で「false」)、ステップS307の処理に進む。これにより、ファームウェアの更新は成功しており、データベースを正しく更新できれば正常動作できる場合に、最新のファームウェアと、管理サーバ20から取得したバックアップデータに含まれるデータベースを用いて、ファームウェア更新が正常に完了したときの状態とすることができる。
「update_database_success」フラグが「true」であれば(ステップS309で「true」)、リカバリーモジュール作成部14は、「start_up_complete_success」フラグを判定する(ステップS310)。
「start_up_complete_success」フラグが「false」であれば(ステップS310で「false」)、ステップS304の処理に進む。これにより、ファームウェア、設定ファイル、データベース全てが正常に更新できているにも関わらず起動できないのは異常状態であるため、正常に動作していた実行前の状態に戻すことができる。
「start_up_complete_success」フラグが「true」であれば(ステップS310で「true」)、処理を終了する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態は、情報処理装置10がリカバリーモジュール作成部14を備える場合の例について説明した。第2の実施形態では、管理サーバ20がリカバリーモジュール作成部22を備える場合の例について説明する。なお、第2の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
<機能構成>
次に、図10を参照し、第2の実施形態に係る情報処理システム1の機能構成について説明する。図10は、第2の実施形態に係る情報処理システム1の機能ブロック図である。第1の実施形態と比較して、情報処理装置10がリカバリーモジュール作成部14を備えず、管理サーバ20がリカバリーモジュール作成部22を備える点が異なる。
<処理>
以下では第2の実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について第1の実施形態との差異を説明する。
図11は、第2の実施形態に係る情報処理システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS1乃至ステップS6の処理は、図4に示す第1の実施形態に係る処理と同様である。
情報処理装置10は、ファームウェアの更新に失敗したことを検知した場合、管理サーバ20に、ファームウェアの更新に失敗したこと、及び失敗の理由(図8の更新履歴データ)を通知する(ステップS7−2)。
続いて、管理サーバ20のリカバリーモジュール作成部22は、ファイルサーバ30から、失敗の理由に応じた復旧用モジュールを取得する(ステップS8−2)。
続いて、管理サーバ20のリカバリーモジュール作成部22は、復旧用モジュールとバックアップデータに基づいてリカバリーモジュールを作成し、情報処理装置10に送信する(ステップS9−2)。なお、リカバリーモジュール作成部22は、図9に示すリカバリーモジュール作成処理と同様の処理により、リカバリーモジュールを作成する。
続いて、情報処理装置10の復旧部15は、管理サーバ20から取得したリカバリーモジュールに基づいてリカバリーを行う(ステップS10−2)。
次に、図12を参照し、ファームウェアを更新する際の情報処理装置10の処理について説明する。図12は、第2の実施形態に係る情報処理装置10のファームウェア更新処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101乃至ステップS106の処理は、図5に示す第1の実施形態に係る処理と同様である。
ファームウェアの更新が成功しなかった場合(ステップS106でNO)、ファームウェア更新部13は、管理サーバ20に、ファームウェアの更新に失敗したこと、及び失敗の理由(図8の更新履歴データ)を通知する(ステップS107−2)。
続いて、復旧部15は、管理サーバ20から、リカバリーモジュールを取得する(ステップS108−2)。
続いて、復旧部15は、更新に失敗したファームウェア及び関連データを削除する(ステップS111)。
続いて、復旧部15は、アプリケーション実行部11に、リカバリーモジュールに基づいて復旧したファームウェア及び設定データ等を適用する(ステップS112)。
続いて、復旧部15は、アプリケーション実行部11に、ステップS102で終了させたプロセスを起動させ(ステップS113)、処理を終了する。
次に、図13を参照し、第2の実施形態に係る管理サーバ20のリカバリーモジュールを作成する際の処理について説明する。図13は、第2の実施形態に係る管理サーバ20のリカバリーモジュール作成処理の一例を示すフローチャートである。
リカバリーモジュール作成部22は、データ管理部21から、情報処理装置10のバックアップデータを取得する(ステップS301)。
続いて、リカバリーモジュール作成部22は、データ管理部21から復旧用モジュールの取得先情報を取得する(ステップS302)。
続いて、リカバリーモジュール作成部22は、復旧用モジュールの取得先情報に応じて、ファイルサーバ30から、復旧用モジュールを取得する(ステップS303)。
続いて、リカバリーモジュール作成部22は、復旧用モジュール及びバックアップデータに基づいてリカバリーモジュールを作成する(ステップS304)。
<まとめ>
例えば組み込み型の情報処理装置等においては、ファームウェアや設定データ等をバックアップするための記憶容量等が十分でないため、現在のファームウェアや設定データ等をバックアップできない場合がある。また、情報処理装置が、ユーザにより簡単に外部からアクセスして状態を確認したりファイル操作を行うことができないように構成されている場合、保守員が現場に行く必要があったり、情報処理装置を回収したりしてリカバリー作業を実施した後ファームウェア更新を行う必要がある。
上述した実施形態によれば、情報処理装置は、ファームウェアの更新に失敗した際の復旧に用いるバックアップデータを管理サーバに保存する。そして、情報処理装置は、ファームウェアの更新に失敗した場合、当該管理サーバに保存されたバックアップデータを用いて復旧を行う。これにより、ファームウェアの更新が失敗した場合に、復旧することができる。
なお、上述した実施形態におけるシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。例えば、管理サーバ20とファイルサーバ30は一体の装置として構成してもよい。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
11 アプリケーション実行部
12 保存部
13 ファームウェア更新部(「更新部」の一例)
14 リカバリーモジュール作成部
15 復旧部
20 管理サーバ
21 データ管理部
22 リカバリーモジュール作成部
30 ファイルサーバ
特開2015−225478号公報

Claims (8)

  1. ファームウェアの更新に失敗した際の復旧に用いるバックアップデータを管理サーバに保存する保存部と、
    ファームウェアを更新する更新部と、
    前記更新部によるファームウェアの更新に失敗した場合、前記管理サーバに保存されたバックアップデータを用いて復旧を行う復旧部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記復旧部は、前記管理サーバに保存されたバックアップデータ、及び通信網を介して取得したファームウェアを用いて復旧を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記管理サーバに保存されたバックアップデータは、ファームウェアの設定データ、またはアプリケーションが使用するデータを含み、
    前記復旧部は、ファームウェアの設定に失敗した場合、またはアプリケーションが使用するデータの設定に失敗した場合、前記更新した後のファームウェアを用いて復旧を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記復旧部は、ファームウェアのインストールに失敗した場合、またはファームウェア更新後に前記情報処理装置が正常に起動しない場合、前記更新する前のファームウェアを用いて復旧を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記復旧部は、前記管理サーバから取得した、前記バックアップデータ、及びファームウェアを含むリカバリーモジュールを用いて復旧を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置、及び管理サーバを有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    ファームウェアの更新に失敗した際の復旧に用いるバックアップデータを管理サーバに保存する保存部と、
    ファームウェアを更新する更新部と、
    前記更新部によるファームウェアの更新に失敗した場合、前記管理サーバに保存されたバックアップデータを用いて復旧を行う復旧部と、
    を備え、
    前記管理サーバは、
    前記情報処理装置から受信した前記バックアップデータを管理する管理部と備えることを特徴とする情報処理システム。
  7. コンピュータに、
    ファームウェアの更新に失敗した際の復旧に用いるバックアップデータを管理サーバに保存するステップと、
    ファームウェアを更新するステップと、
    前記更新に失敗した場合、前記管理サーバに保存されたバックアップデータを用いて復旧を行うステップと、
    を実行させるプログラム。
  8. コンピュータが、
    ファームウェアの更新に失敗した際の復旧に用いるバックアップデータを管理サーバに保存するステップと、
    ファームウェアを更新するステップと、
    前記更新に失敗した場合、前記管理サーバに保存されたバックアップデータを用いて復旧を行うステップと、
    を実行する情報処理方法。
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