JP2017227797A - Trapezoidal distortion correction mechanism, projection optical device and image projection device - Google Patents
Trapezoidal distortion correction mechanism, projection optical device and image projection device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017227797A JP2017227797A JP2016124692A JP2016124692A JP2017227797A JP 2017227797 A JP2017227797 A JP 2017227797A JP 2016124692 A JP2016124692 A JP 2016124692A JP 2016124692 A JP2016124692 A JP 2016124692A JP 2017227797 A JP2017227797 A JP 2017227797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trapezoidal distortion
- image
- mirror
- correction mechanism
- distortion correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Projection Apparatus (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
Description
本発明は、台形歪み補正機構、投写光学装置および画像投写装置に関するものである。 The present invention relates to a trapezoidal distortion correction mechanism, a projection optical apparatus, and an image projection apparatus.
従来から、光源から出射される光を用いて形成した画像を、反射ミラーにより反射して投写面に投写する画像投写装置に備えられ、投写面に投写された画像の台形歪みを補正する台形歪み補正機構が知られている。 Conventionally, an image projection apparatus that projects an image formed using light emitted from a light source by a reflecting mirror and projects the image onto a projection plane, and corrects the trapezoidal distortion of the image projected on the projection plane. Correction mechanisms are known.
特許文献1には、上記台形歪み補正機構として、画像投写装置本体を鉛直方向回りに回動可能に保持する保持部材を備えたものが記載されている。投写面に投写された投写画像に台形歪みが生じている場合は、ユーザーが、画像投写装置本体を、保持部材に対して鉛直方向回りに回動させて、画像投写装置本体の姿勢を調整することで、投写画像の台形歪みを補正する。
しかしながら、特許文献1に記載の画像投写装置においては、台形歪み補正機構が、画像投写装置本体の姿勢を調整するため、台形歪み補正機構が大型化してしまい、画像投写装置が大型化してしまうという課題があった。
However, in the image projection apparatus described in
上記課題を解決するために、本発明は、光源から出射される光を用いて形成した画像を、反射ミラーにより反射して投写面に投写する画像投写装置に備えられ、前記投写面に投写された画像の台形歪みを補正する台形歪み補正機構において、前記反射ミラーの姿勢を調整して、台形歪みを補正することを特徴とするものである。 In order to solve the above-described problems, the present invention is provided in an image projection apparatus that projects an image formed by using light emitted from a light source onto a projection plane after being reflected by a reflection mirror, and is projected on the projection plane. In the trapezoidal distortion correction mechanism for correcting the trapezoidal distortion of the captured image, the trapezoidal distortion is corrected by adjusting the posture of the reflecting mirror.
本発明によれば、画像投写装置の大型化を抑制することができる。 According to the present invention, an increase in the size of the image projection apparatus can be suppressed.
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。 Hereinafter, embodiments for carrying out the invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, the same components are denoted by the same reference numerals, and redundant description may be omitted.
[画像投写装置の構成]
図1は、実施形態におけるプロジェクタ1を例示する斜視図である。
[Image Projector Configuration]
FIG. 1 is a perspective view illustrating a
プロジェクタ1は、画像投写装置の一例であり、出射窓3、外部I/F9を有し、投写画像を生成する光学エンジンが内部に設けられている。プロジェクタ1は、例えば外部I/F9に接続されるパソコンやデジタルカメラからの入力画像データが送信されると、光学エンジンが送信された画像データに基づいて投写画像を生成し、図1に示されるように出射窓3からスクリーンSに画像を投写する。また、出射窓3を有するプロジェクタ1の上壁面には、ユーザーが操作するための操作部120が設けられている。操作部120は、ユーザーの操作によりプロジェクタの電源をON/OFFする電源ボタン120aを有している。
The
また、プロジェクタ1の側壁面には、遠隔操作装置であるリモコンからの光信号が通過可能な開口部である受光窓121が形成されている。この受光窓121には、リモコンからの光信号を受けるリモコン受信部が設けられている。
[光学エンジンの構成]
次に、プロジェクタ1の光学エンジン15の各部の構成について説明する。
In addition, a
[Configuration of optical engine]
Next, the configuration of each part of the
図2は、実施形態における光学エンジン15を例示する斜視図である。光学エンジン15は、図2に示されるように、光源30、照明光学部40、画像表示部50、投写光学部60を有し、プロジェクタ1の内部に設けられている。
FIG. 2 is a perspective view illustrating the
光源30は、照明光学部40の側面に設けられ、X2方向に光を照射する。光源30は、光源ホルダ31と光源ブラケット32とにより保持されている。照明光学部40は、光源30から照射された光を、下部に設けられている画像表示部50に導く。画像表示部50は、照明光学部40によって導かれた光を用いて投写画像を生成する。投写光学部60は、照明光学部40の上部に設けられ、画像表示部50によって生成された投写画像をプロジェクタ1の外部に投写する。
The
なお、本実施形態に係る光学エンジン15は、光源30から照射される光を用いて上方に画像を投写するように構成されているが、水平方向に画像を投写するような構成であってもよい。
The
[照明光学部]
図3は、光源30と、照明光学部40と、画像表示部50と、投写レンズ601とを例示する斜視図である。
[Illumination optics]
FIG. 3 is a perspective view illustrating the
図3に示されるように、照明光学部40は、カラーホイール401、ライトトンネル402、リレーレンズ403,404、シリンダミラー405、曲面ミラー406を有する。
As shown in FIG. 3, the illumination
カラーホイール401は、例えば周方向の異なる部分にシアン、白、赤、黄、緑、青の各色のフィルタが設けられている円盤である。カラーホイール401は、高速回転することで、光源30から照射される光を、各色に時分割する。
The
ライトトンネル402は、例えば板ガラス等の貼り合わせによって四角筒状に形成されている。ライトトンネル402は、カラーホイール401を透過した各色の光を、内面で多重反射することで輝度分布を均一化してリレーレンズ403,404に導く。
The
リレーレンズ403,404は、ライトトンネル402から出射された光の軸上色収差を補正しつつ集光する。
The
シリンダミラー405及び曲面ミラー406は、リレーレンズ403,404から出射された光を、画像表示部50に設けられている光変調素子502に反射する。光変調素子502は、曲面ミラー406からの反射光を変調して投写画像を生成する。
The
ライトトンネル402、リレーレンズ403,404、シリンダミラー405及び曲面ミラー406は、照明ブラケット407に保持されている。また、この照明ブラケット407には、画像表示部50および、レンズホルダ604を介して投写レンズ601が取り付けられている。
The
[投写光学部]
図4は、実施形態における投写光学部60の内部構成を例示する図である。投写光学部60は、投写レンズ601、平面ミラーである折り返しミラー602、曲面ミラー603、および透過ガラス605を備えている。
[Projection optics]
FIG. 4 is a diagram illustrating the internal configuration of the projection
投写レンズ601は、複数のレンズを有し、画像表示部50の光変調素子502によって生成された投写画像を、折り返しミラー602に結像させる。折り返しミラー602及び曲面ミラー603は、結像された投写画像を拡大するように反射して、透過ガラス605を透過してプロジェクタ1の外部のスクリーンS等に投写する。
The
図2に示すように、折り返しミラー602と透過ガラス605は、ミラーブラケット62に保持されている。曲面ミラー603は、自由ミラーブラケット61に保持されている。折り返しミラー602は、後述するように、Z軸方向回りに回動可能にミラーブラケット62に保持されている。透過ガラス605は、X方向両端が、板バネ状のガラス押さえ部材63によりミラーブラケット62に押し付けられることにより、ミラーブラケット62に位置決め固定されている。
As shown in FIG. 2, the
曲面ミラー603は、上端部の略中央が、板バネ状の自由ミラー押さえ部材64により自由ミラーブラケット61に押し付けられ、下側のX方向両端が、ネジにより自由ミラーブラケット61に固定されている。自由ミラーブラケット61は、ミラーブラケット62に取り付けられている。
The
プロジェクタ1は、通常、ユーザーが机などに設置するため、プロジェクタ1本体が、スクリーンSに対して傾斜して設置される場合がある。この場合、スクリーンSに投写される投写画像に横台形歪みが生じる。また、光学エンジンを構成する部材の製造誤差や組み付け誤差などによっても、上述した横台形歪みが生じるおそれがある。キーストン補正で投写画像の横台形歪みを補正する場合、投写画像が部分的に粗くなるため、投写画像品質が悪くなるという不具合がある。そこで、本実施形態では、折り返しミラー602のX方向一端が、折り返しミラー602の反射面に対して垂直な方向に変位するように回動させて、横台形歪みを補正する台形歪み補正機構を設けている。以下、図面を用いて具体的に説明する。
Since the
図5は、ミラーブラケット62と、折り返しミラー602と、台形歪み補正機構70とを示す概略構成図である。図6は、折り返しミラー602の保持構造について説明する図である。
台形歪み補正機構70は、支点部74と、付勢手段としての弾性部材73と、移動手段としての押し込み装置72とを備えている。
支点部74は、ミラーブラケット62の折り返しミラー602が取り付けられる折り返しミラー取り付け面62aのX方向(折り返しミラー602の長手方向)一端で、折り返しミラー短手方向両端に設けられている。支点部74は、半円柱形状をしており、支点部74の頂点に折り返しミラー602の反射面の長手方向一端が当接している。
FIG. 5 is a schematic configuration diagram showing the
The trapezoidal
The
折り返しミラー取り付け面62aの長手方向他端で、短手方向中央部には、ゴムなどで構成された弾性部材73が取り付けられている。弾性部材73は、上記短手方向に長い直方体である。本実施形態では、弾性部材を用いているが、板バネやコイルスプリングを用いてもよい。折り返しミラー602の反射面602aの長手方向他端が弾性部材73に当接している。
An
図5に示すように、折り返しミラー602を介して支点部74と対向するように設けられ、折り返しミラー602の裏面を押圧して支点部74に押し付ける板バネ71が設けられている。この板バネ71は、ミラーブラケット62にネジ止めされている。
As shown in FIG. 5, a
押し込み装置72は、折り返しミラー602の長手方向他端に設けられ、図中矢印D方向に移動可能に設けられた押し込み部材72aと、押し込み部材72aを図中矢印D方向に移動させる駆動装置72bとを備えている。押し込み部材72aは、折り返しミラー602の裏面の長手方向他端の中央部を押圧して、折り返しミラー602を弾性部材73に押し付けている。押し込み装置72には、制御部80が接続されている。この制御部80には、リモコン受信部81が接続されている。
The pushing
折り返しミラー602は、上記板バネ71と上記押し込み部材72aとにより、折り返しミラー取り付け面62aに向けて押圧されることにより、折り返しミラー取り付け面62aに取り付けられている。
The
図7は、台形歪み補正機構70による台形歪み補正について説明する図である。
図7(a)に示すように、スクリーンSに投写された投写画像Pに横台形歪みが生じているとき、ユーザーは、横台形歪みを補正するべくリモコン83を操作する。すると、リモコン83から送信された操作信号が、受光窓121を通ってリモコン受信部81に受信される。リモコン受信部81は、受信した操作信号を制御部80に送信する。制御部80は、操作信号に基づいて、押し込み装置72の駆動装置72bを駆動制御する。
FIG. 7 is a diagram for explaining trapezoidal distortion correction by the trapezoidal
As shown in FIG. 7A, when a horizontal trapezoidal distortion occurs in the projected image P projected on the screen S, the user operates the
駆動装置72bにより押し込み部材72aが、図5の図中下側(弾性部材側)に移動せしめられると、折り返しミラー602の長手方向他端が、弾性部材73の復元力に抗して図5の図中下側へ変位する。すると、折り返しミラーが、支点部74を支点にして、図5の反時計回りに回動し、折り返しミラーの姿勢(傾き)が変更される。
上記とは逆に駆動装置72bにより押し込み部材72aが、図5の図中上側(弾性部材から離間する方向)移動せしめられると、弾性部材73の復元力により折り返しミラー602の長手方向他端が図5の図中上側へ変位する。すると、折り返しミラー602が、支点部74を支点にして、図5の時計回りに回動し、折り返しミラーの姿勢(傾き)が変更される。
When the pushing
Contrary to the above, when the pushing
押し込み装置72により反射面602aに対して垂直方向に変位せしめられる折り返しミラーの他端側に対応する投写画像の他端側が、一端側よりも短い場合は、押し込み部材72aを図5の図中上側(弾性部材から離間する方向)移動させる。これにより、投写画像の他端側が拡大され、横台形歪みが補正される。一方、投写画像の他端側が、一端側よりも長い場合は、押し込み部材72aを図5の図中下側(弾性部材側)へ移動させる。これにより、投写画像の他端側が拡大され、横台形歪みが補正される。
When the other end side of the projection image corresponding to the other end side of the folding mirror displaced in the direction perpendicular to the reflecting
このように、本実施形態の台形歪み補正機構70は、装置本体内の折り返しミラー602の姿勢を調整することにより、投写画像の台形歪みが補正される。よって、装置本体全体の姿勢を調整して、台形歪みを補正する台形歪み補正機構に比べて、台形歪み機構を小型化することができ、プロジェクタの大型化を抑制することができる。また、台形歪み補正機構70を設けることで、組み付け誤差や製造誤差などにより発生する台形歪みを、台形歪み補正機構により補正することができる。
As described above, the trapezoidal
また、本実施形態においては、折り返しミラー602の一端を支点部と板バネとで狭持し、他端を弾性部材と押し込み装置72により狭持することにより、折り返しミラー602が、ミラーブラケット62に取り付けられている。これにより、折り返しミラー602の姿勢を調整して台形歪みを補正する際に、折り返しミラー602のミラーブラケット62への固定を解除する作業をしたり、台形歪み補正後に折り返しミラー602をミラーブラケット62へ固定する作業を行ったりせずとも、台形歪みの補正を行うことができる。
In the present embodiment, the
また、キーストン補正とは異なり、画素などを間引くことなく、投写画像の横台形歪みを補正することができるので、投写画像の品質劣化を抑制することができる。また、平面ミラーである折り返しミラー602の姿勢を調整して台形歪みを補正することで、曲面ミラー603の姿勢を調整して台形歪みを補正する場合に比べて、スクリーンSに投写された投写画像Pのピントずれを抑制することができる。
Further, unlike keystone correction, it is possible to correct horizontal trapezoidal distortion of a projected image without thinning out pixels or the like, so that quality deterioration of the projected image can be suppressed. Further, by adjusting the attitude of the
また、駆動装置72bから押し込み部材72aへウォームギヤなどの減速機構を介して駆動力を伝達するようにしてもよい。これにより、駆動装置72bの駆動量に対して押し込み部材72aの移動量が少なくなるので、微調整が可能となり、精度の高い台形歪みの補正を行うことが可能となる。
Further, the driving force may be transmitted from the driving
また、本実施形態では、駆動装置72bを設け、自動で折り返しミラー602を回動させて、台形歪みを補正しているが、手動で折り返しミラー602を回動させて、台形歪みを補正してもよい。
In this embodiment, the driving
図8は、手動で折り返しミラー602を回動させて、台形歪みを補正する一例を示す概略構成図である。
図8に示すように移動手段たる押し込み装置90は、調整ネジ93を備えている。この調整ネジ93は、一端がミラーブラケット62に取り付けられた板金状のホルダ92に形成されたネジ穴に螺合し、その先端が折り返しミラー602の裏面に当接している。調整ネジ93の頭部には、ピニオンギヤ91が取り付けられており、このピニオンギヤ91には、ラックギヤ94が噛み合っている。ラックギヤ94の図中右側端部には、調整レバー95の一端が回転自在に取り付けられており、調整レバー95は支持軸95aに回転自在に支持されている。調整レバー95は、プロジェクタ1の上壁面1aを貫通しており、他端が、プロジェクタ1の外部に露出している。
FIG. 8 is a schematic configuration diagram illustrating an example in which the
As shown in FIG. 8, the pushing
ユーザーが調整レバー95の他端を図中矢印方向に動かすと、調整レバー95が支持軸95aを支点にして回動する。調整レバー95が回動すると、ラックギヤ94が移動して、ピニオンギヤ91を回動させ、調整ネジ93を回動させる。調整ネジ93が回動することにより、調整ネジ93が紙面と直交する方向(折り返しミラー602の反射面に対して垂直な方向)に移動して、折り返しミラー602の他端を、反射面と垂直方向に変位させる。これにより、先と同様にして折り返しミラー602が一端を支点にして回動し、折り返しミラー602が傾く。これにより、スクリーンSに投写される投写画像の台形歪みが補正される。
When the user moves the other end of the
また、上述では、折り返しミラー602の長手方向一端を支点にして折り返しミラー602を回動させて台形歪みを補正しているが、折り返しミラーの長手方向中央を支点にして折り返しミラーを回動させて台形歪みを補正してもよい。
In the above description, the trapezoidal distortion is corrected by rotating the
図9は、折り返しミラー602の長手方向中央を支点にして折り返しミラー602を回動させて台形歪みを補正する一例を示す概略構成図である。また、図10は、折り返しミラー602の長手方向中央を支点にした構成における折り返しミラー602の保持構造について説明する図である。
FIG. 9 is a schematic configuration diagram showing an example of correcting trapezoidal distortion by rotating the
図9、図10に示すように、支点部74が、折り返しミラー取り付け面62aの折り返しミラー602の長手方向中央で、折り返しミラー短手方向両端に設けられている。また、支点部74に折り返しミラー602を押し付ける板バネ71が、折り返しミラー602の裏面の長手方向中央で、短手方向端部に当接して、折り返しミラー602を支点部74に向けて付勢している。この図9、図10に示す構成においては、折り返しミラー602の長手方向中央が一対の支点部74と、板バネ71とにより狭持され、長手方向他端が、弾性部材73と押し込み装置72とに狭持されることで、押し返しミラー602がミラーブラケット62に取り付けられる。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
図9、図10に示す構成においては、駆動装置72bにより押し込み部材72aが、図中矢印D方向(折り返しミラーの反射面に対して垂直な方向)に移動させると、折り返しミラー602が、長手方向中央を支点にして回動する。これにより、折り返しミラー602の姿勢(傾き)が変更され、スクリーンSに投写された投写画像の横台形歪みが補正される。
In the configuration shown in FIGS. 9 and 10, when the pushing
中央支点とした場合は、押し込み部材72aを図9の図中上側(弾性部材から離間する方向)移動させると、折り返しミラーの他端側に対応する投写画像の他端側が拡大され、一端側が縮小される。一方、押し込み部材72aを図9の図中下側(弾性部材側)へ移動させると、投写画像の他端側が縮小され、一端側が拡大される。よって、投写画像の他端側が、一端側よりも短い場合は、押し込み部材72aを図9の図中上側(弾性部材から離間する方向)移動させることで、台形歪みが補正される。一方、投写画像の他端側が、一端側よりも長い場合は、押し込み部材72aを図9の図中下側(弾性部材側)へ移動させることで、台形歪みが補正される。
In the case of the center fulcrum, when the push-in
折り返しミラー602の押し込み部材72aが当接する他端側の反射面垂直方向の最大変位量は、反射面602aと折り返しミラー取り付け面62aとの間の隙間や、押し込み部材72aのストローク量、弾性部材の圧縮変形可能量などの装置構成により予め決められる。中央支点とした場合は、折り返しミラー602の他端側を最大で変位させたときの折り返しミラーの回転角度が、一端支点のときの倍にできる。よって、図9、図10に示すように中央支点とすると、歪み補正可能な範囲を広げることができるというメリットがある。
一方で、先の図5、図6で示した端部支点とした場合は、他端側の反射面垂直方向の変位量に対する折り返しミラーの回動量が少ないので、微調整が可能となるメリットがある。従って、図5、図6に示した端部支点とするか、図9、図10に示す中央支点にするかは、プロジェクタの求める機能や構成に基づいて、適宜決めればよい。
The maximum amount of displacement in the vertical direction of the reflecting surface on the other end with which the pushing
On the other hand, when the end fulcrum shown in FIGS. 5 and 6 is used, there is a merit that fine adjustment is possible because the amount of rotation of the folding mirror with respect to the amount of displacement in the direction perpendicular to the reflecting surface on the other end side is small. is there. Therefore, the end fulcrum shown in FIGS. 5 and 6 or the central fulcrum shown in FIGS. 9 and 10 may be determined as appropriate based on the function and configuration required by the projector.
以上に説明したものは一例であり、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
光源30から出射される光を用いて形成した画像を、折り返しミラー602などの反射ミラーにより反射してスクリーンSなどの投写面に投写するプロジェクタなどの画像投写装置に備えられ、前記投写面に投写された画像の台形歪みを補正する台形歪み補正機構70において、前記反射ミラーの姿勢を調整して、台形歪みを補正する。
これによれば、画像投写装置本体内の一部材である反射ミラーの姿勢を調整して、台形歪みを補正するので、画像投写装置本体を、保持部材に対して鉛直方向回りに回動させて、画像投写装置本体の姿勢を調整することで台形歪みを補正する場合に比べて、台形歪み補正機構の小型化を図ることができ、画像投写装置の大型化を抑制することができる。
What was demonstrated above is an example, and there exists an effect peculiar for every following aspect.
(Aspect 1)
An image projection apparatus such as a projector that projects an image formed using light emitted from the
According to this, since the trapezoidal distortion is corrected by adjusting the posture of the reflecting mirror that is one member in the image projection apparatus main body, the image projection apparatus main body is rotated about the vertical direction with respect to the holding member. As compared with the case where the keystone distortion is corrected by adjusting the posture of the image projection apparatus main body, the trapezoid distortion correction mechanism can be reduced in size, and the increase in size of the image projection apparatus can be suppressed.
(態様2)
態様1において、前記反射ミラーとして、折り返しミラー602などの平面ミラーと、曲面ミラー603とを有する画像投写投写装置に備えられるものであって、平面ミラーの姿勢を調整して、台形歪みを補正する。
これによれば、実施形態で説明したように、曲面ミラー603の姿勢を調整して台形歪みを補正する場合に比べて、スクリーンSなどの投写面に投写された画像のピントずれを抑制することができる。
(Aspect 2)
In the
According to this, as described in the embodiment, the focus deviation of the image projected on the projection surface such as the screen S can be suppressed as compared with the case where the posture of the
(態様3)
態様1または態様2において、折り返しミラー602などの反射ミラーの一端を反射ミラーの画像反射面に対して垂直方向に変位させ、前記画像反射面に対して垂直方向に回動させることで前記反射ミラーの姿勢を調整する。
これによれば、実施形態で説明したように、台形歪みを補正することができる。
(Aspect 3)
In the first or second aspect, one end of a reflecting mirror such as the
According to this, as explained in the embodiment, the trapezoidal distortion can be corrected.
(態様4)
態様3において、折り返しミラー602などの反射ミラーの他端を支点して、前記反射ミラーを前記画像反射面に対して垂直方向に回動させる。
これによれば、実施形態で説明したように、反射ミラーの中央を支点にして反射ミラーを回動させる場合に比べて、反射ミラー一端の変位量に対する反射ミラーの回動量を少なくできる。これにより、反射ミラーの中央を支点にして反射ミラーを回動させる場合に比べて、微調整が可能となり、台形歪み補正を精度よく行うことができる。
(Aspect 4)
In the
According to this, as described in the embodiment, the amount of rotation of the reflection mirror relative to the amount of displacement of one end of the reflection mirror can be reduced as compared with the case where the reflection mirror is rotated about the center of the reflection mirror. Thereby, compared with the case where the reflection mirror is rotated with the center of the reflection mirror as a fulcrum, fine adjustment is possible, and trapezoidal distortion correction can be performed with high accuracy.
(態様5)
態様3において、折り返しミラー602などの反射ミラーの中央を支点して、前記反射ミラーを前記画像反射面に対して垂直方向に回動させる。
これによれば、実施形態で説明したように、反射ミラー一端を最大で変位させたときの反射ミラーの回動量を、反射ミラーの端部を支点にして反射ミラーを回動させる場合に比べて多くすることができる。これにより、反射ミラーの端部を支点にして反射ミラーを回動させる場合に比べて台形歪みを補正できる範囲を広げることができる。
(Aspect 5)
In the
According to this, as explained in the embodiment, the rotation amount of the reflection mirror when the reflection mirror one end is displaced at the maximum is compared with the case where the reflection mirror is rotated with the end portion of the reflection mirror as a fulcrum. Can do a lot. Thereby, the range which can correct | amend a trapezoid distortion can be expanded compared with the case where a reflection mirror is rotated by using the edge part of a reflection mirror as a fulcrum.
(態様6)
態様3乃至5いずれかにおいて、折り返しミラー602などの反射ミラーの一端を前記垂直方向一方側に付勢する弾性部材73などの付勢手段と、前記反射ミラーの一端を前記付勢手段の付勢力に抗して前記垂直方向他方側に移動させる押し込み装置72などの移動手段とを備えた。
これによれば、実施形態で説明したように、折り返しミラー602などの反射ミラーの一端を反射ミラーの画像反射面に対して垂直方向に変位させることができる。
(Aspect 6)
In any one of the
According to this, as described in the embodiment, one end of a reflection mirror such as the
(態様7)
態様6において、押し込み装置72などの移動手段は、折り返しミラー602などの反射ミラーの一端を前記垂直方向他方側に押し込む押し込み部材72aと、前記押し込み部材72aを駆動する駆動装置72bなどの駆動手段とを備えた。
これによれば、実施形態で説明したように、リモコンなどの操作で、駆動装置72bなどの駆動手段を制御することにより自動で折り返しミラーなどの反射ミラーが回動して、台形歪みを補正することができる。
(Aspect 7)
In the aspect 6, the moving means such as the pushing
According to this, as described in the embodiment, the reflecting mirror such as the folding mirror is automatically rotated by controlling the driving means such as the
(態様8)
折り返しミラー602などの反射ミラーを備え、画像表示部50などの画像形成部で形成された画像を、前記反射ミラーにより反射してスクリーンSなどの投写面に向けて投写する投写光学部60などの投写光学装置において、態様1乃至7いずれかの台形歪み補正機構を備えた。
これによれば、スクリーンSなどの投写面に投写された画像の台形歪みを補正することができる。
(Aspect 8)
A projection
According to this, the trapezoidal distortion of the image projected on the projection surface such as the screen S can be corrected.
(態様9)
光源30と、光源30からの光を用いて画像を形成する画像表示部50などの画像形成部と、前記画像をスクリーンSなどの投写面に向けて投写する投写光学部60とを備えたプロジェクタ1などの画像投写装置において、上記投写光学部60として、態様8に記載の投写光学装置を用いた。
これによれば、スクリーンSなどの投写面に投写された画像の台形歪みを補正することができる。
(Aspect 9)
A projector including a
According to this, the trapezoidal distortion of the image projected on the projection surface such as the screen S can be corrected.
1:プロジェクタ
1a:上壁面
3:出射窓
15:光学エンジン
30:光源
40:照明光学部
50:画像表示部
60:投写光学部
61:自由ミラーブラケット
62:ミラーブラケット
62a:折り返しミラー取り付け面
70:台形歪み補正機構
71:板バネ
72:押し込み装置
72a:押し込み部材
72b:駆動装置
73:弾性部材
74:支点部
80:制御部
81:リモコン受信部
83:リモコン
90:押し込み装置
91:ピニオンギヤ
92:ホルダ
93:調整ネジ
94:ラックギヤ
95:調整レバー
95a:支持軸
120:操作部
120a:電源ボタン
121:受光窓
601:投写レンズ
602:折り返しミラー
602a:反射面
603:曲面ミラー
604:レンズホルダ
605:透過ガラス
P:投写画像
S:スクリーン
1: projector 1a: upper wall surface 3: exit window 15: optical engine 30: light source 40: illumination optical unit 50: image display unit 60: projection optical unit 61: free mirror bracket 62:
Claims (9)
前記反射ミラーの姿勢を調整して、台形歪みを補正することを特徴とする台形歪み補正機構。 A trapezoidal distortion correction mechanism for correcting a trapezoidal distortion of an image projected on the projection plane, provided in an image projection apparatus that projects an image formed using light emitted from a light source onto a projection plane after being reflected by a reflection mirror In
A trapezoidal distortion correction mechanism for correcting trapezoidal distortion by adjusting the posture of the reflecting mirror.
前記反射ミラーとして、平面ミラーと、曲面ミラーとを有する画像投写投写装置に備えられるものであって、
前記平面ミラーの姿勢を調整して、台形歪みを補正することを特徴とする台形歪み補正機構。 The trapezoidal distortion correction mechanism according to claim 1,
As the reflection mirror, provided in an image projection projection apparatus having a plane mirror and a curved mirror,
A trapezoidal distortion correction mechanism for correcting trapezoidal distortion by adjusting the attitude of the flat mirror.
前記反射ミラーの一端を反射ミラーの画像反射面に対して垂直方向に変位させ、前記画像反射面に対して垂直方向に回動させることで前記反射ミラーの姿勢を調整することを特徴とする台形歪み補正機構。 The trapezoidal distortion correction mechanism according to claim 1 or 2,
A trapezoid in which one end of the reflecting mirror is displaced in a direction perpendicular to the image reflecting surface of the reflecting mirror and rotated in a direction perpendicular to the image reflecting surface to adjust the posture of the reflecting mirror. Distortion correction mechanism.
前記反射ミラーの他端を支点して、前記反射ミラーを前記画像反射面に対して垂直方向に回動させることを特徴とする台形歪み補正機構。 In the trapezoidal distortion correction mechanism according to claim 3,
A trapezoidal distortion correction mechanism, wherein the other end of the reflection mirror is supported as a fulcrum, and the reflection mirror is rotated in a direction perpendicular to the image reflection surface.
前記反射ミラーの中央を支点して、前記反射ミラーを前記画像反射面に対して垂直方向に回動させることを特徴とする台形歪み補正機構。 In the trapezoidal distortion correction mechanism according to claim 3,
A trapezoidal distortion correcting mechanism characterized in that the reflecting mirror is rotated in a direction perpendicular to the image reflecting surface with the center of the reflecting mirror as a fulcrum.
前記反射ミラーの一端を前記垂直方向一方側に付勢する付勢手段と、
前記反射ミラーの一端を前記付勢手段の付勢力に抗して前記垂直方向他方側に移動させる移動手段とを備えたことを特徴とする台形歪み補正機構。 In the trapezoidal distortion correction mechanism according to any one of claims 3 to 5,
Urging means for urging one end of the reflecting mirror toward the one side in the vertical direction;
A trapezoidal distortion correction mechanism comprising: a moving means for moving one end of the reflecting mirror to the other side in the vertical direction against the urging force of the urging means.
前記移動手段は、前記反射ミラーの一端を前記垂直方向他方側に押し込む押し込み部材と、前記押し込み部材を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする台形歪み補正機構。 The trapezoidal distortion correction mechanism according to claim 6,
The trapezoidal distortion correction mechanism, wherein the moving means includes a pushing member that pushes one end of the reflecting mirror into the other side in the vertical direction, and a driving means that drives the pushing member.
請求項1乃至7いずれかに記載の台形歪み補正機構を備えたことを特徴とする投写光学装置。 In a projection optical apparatus that includes a reflection mirror and reflects an image formed by the image forming unit by the reflection mirror and projects the image onto a projection surface.
A projection optical apparatus comprising the trapezoidal distortion correction mechanism according to claim 1.
前記光源からの光を用いて画像を形成する画像形成部と、
前記画像を投写面に向けて投写する投写光学部とを備えた画像投写装置において、
上記投写光学部として、請求項8に記載の投写光学装置を用いたことを特徴とする画像投写装置。 A light source;
An image forming unit that forms an image using light from the light source;
In an image projection apparatus comprising a projection optical unit that projects the image onto a projection surface,
An image projection apparatus using the projection optical apparatus according to claim 8 as the projection optical unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016124692A JP2017227797A (en) | 2016-06-23 | 2016-06-23 | Trapezoidal distortion correction mechanism, projection optical device and image projection device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016124692A JP2017227797A (en) | 2016-06-23 | 2016-06-23 | Trapezoidal distortion correction mechanism, projection optical device and image projection device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017227797A true JP2017227797A (en) | 2017-12-28 |
Family
ID=60891723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016124692A Pending JP2017227797A (en) | 2016-06-23 | 2016-06-23 | Trapezoidal distortion correction mechanism, projection optical device and image projection device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017227797A (en) |
-
2016
- 2016-06-23 JP JP2016124692A patent/JP2017227797A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20180292736A1 (en) | Projector suspension device | |
JP4902184B2 (en) | Projection-type display device having a micro-mirror type display element | |
JP6295528B2 (en) | projector | |
EP2175318B1 (en) | Illuminating device, image display device, and mirror unit | |
JP2011186434A (en) | Image projection device | |
JP2011059459A (en) | Image projection device and image display device | |
JP6721990B2 (en) | Lens alignment adjusting device and projector equipped with the same | |
JP2006301424A (en) | Projector | |
JP5202167B2 (en) | Projection-type image display device | |
JP2013186231A (en) | Lens cover device and projector | |
JP2007316306A (en) | Projection type video display device | |
JP2009008887A (en) | Optical part, optical unit, and display device | |
JP2017227797A (en) | Trapezoidal distortion correction mechanism, projection optical device and image projection device | |
US6494583B2 (en) | Mirror adjustment mechanism for liquid crystal projector | |
JP2003172975A (en) | Casing for optical components, optical unit, and projector | |
US10989992B2 (en) | Adjusting mechanism and projector | |
JP6318711B2 (en) | Mobile device and projector | |
US6808272B1 (en) | Projector and method for assembly thereof | |
KR20170057414A (en) | Optical compensation element adjusting mechanism and projector | |
JP6623693B2 (en) | Projection optics and projector | |
KR100828352B1 (en) | Optical engine structure capable to control screen easily and projection system employing the same | |
JP2009008888A (en) | Optical component, optical unit, and display device | |
JP2005043653A (en) | Projection apparatus | |
JP2006133655A (en) | Projection type display device | |
JP2004347689A (en) | Projector |