JP2017225985A - セラミックスの取付方法及びバーナ構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】輻射熱の影響を受けず、セラミックスの脱落を防止することができるセラミックスの取付方法及びバーナ構造体の提供。
【解決手段】バーナノズル10にセラミックスライナー30を取り付けるセラミックスの取付方法であって、セラミックスライナー30に縮径部31bを有する貫通孔31を設け、貫通孔31に縮径部31bと係合する係合部41を有するスタッド40を挿入し、スタッド40をスタッド溶接によりバーナノズル10に接合させ、貫通孔31から突出しているスタッド40のヘッド部44を除去することにより、セラミックスライナー30の表面30aに連続的に連なる連続面40aを形成する、という手法を採用する。
【選択図】図5

Description

本実施形態は、セラミックスの取付方法及びバーナ構造体に関するものである。
石炭焚ボイラに取り付けられる微粉炭バーナでは、石炭粉砕機で石炭を粉砕して微粉炭としたものを燃焼用空気と混合させ、この混合流体をバーナノズルから火炉に噴出して微粉炭を燃焼させる。この微粉炭バーナは、バーナノズルの内面の接線方向に微粉炭を流入させ、ノズル内部での旋回流によって微粉炭の濃度の濃い部分を形成することで、微粉炭の着火性を向上させている。
しかしながら、微粉炭入口管及びバーナノズルの内面は、微粉炭によって摩耗する。このため、従来では、肉盛り補修を何度も繰り返す必要があった。このようなメンテナンス負荷を低減するため、微粉炭入口管及びバーナノズルの内面にセラミックスライナーを取り付け、耐摩耗性を向上させることが検討されている。しかしながら、セラミックスは、溶接によって金属(母材)に接合することは不可能である。
下記特許文献1には、金属部材に、平板のセラミックスを重ね合せ、両者を取り付けるセラミックスの取付方法が開示されている(特許文献1の図3参照)。この手法は、セラミックスの厚さ方向に貫通し、表面へ開口した複数個のテーパ穴を設け、この穴の底部にろう材を装着し、このろう材を加熱、冷却して両部材の離脱を防止すると共に、その上にテーパ穴を覆うための栓をするものである。
特開昭60−103083号公報
しかしながら、上記手法を採用した場合、テーパ穴を塞ぐ栓は、溶接不可のセラミックスに対しては接着剤貼り付けとなる。このようにテーパ穴を塞ぐ栓を接着剤貼り付けとすると、ボイラ火炉内からの輻射熱によって接着剤が剥がれ、栓が脱落し、穴のあいた接合部分が微粉炭によって顕著に摩耗され、これによってセラミックスが脱落してしまう虞があった。
本実施形態は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、輻射熱の影響を受けず、セラミックスの脱落を防止することができるセラミックスの取付方法及びバーナ構造体の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本実施形態は、金属にセラミックスを取り付けるセラミックスの取付方法であって、前記セラミックスに縮径部を有する貫通孔を設け、前記貫通孔に前記縮径部と係合する係合部を有するスタッドを挿入し、前記スタッドをスタッド溶接により前記金属に接合させ、前記貫通孔から突出している前記スタッドの突出部を除去することにより、前記セラミックスの表面に連続的に連なる連続面を形成する、という手法を採用する。
また、本実施形態においては、前記縮径部は、漸次縮径するテーパ部である、という手法を採用する。
また、本実施形態においては、前記スタッドに括れ部を設け、該括れ部を起点として前記突出部を除去する、という手法を採用する。
また、本実施形態においては、前記セラミックスの前記金属に接触する接触面に、前記貫通孔を拡径させる拡径溝を設け、該拡径溝に前記スタッド溶接によって形成される接合部を収容させる、という手法を採用する。
また、本実施形態においては、金属製の筒状部材と、前記筒状部材の内面に取り付けられたセラミックスライナーと、を備えるバーナ構造体であって、前記セラミックスライナーには、縮径部を有する貫通孔が設けられており、前記貫通孔に挿入されたスタッドと、前記スタッドと前記筒状部材とを接合させる接合部と、を備え、前記スタッドは、前記縮径部と係合する係合部と、前記セラミックスライナーの表面に連続的に連なる連続面と、を有する、という構成を採用する。
また、本実施形態においては、前記連続面には、円形の加工痕が形成されている、という構成を採用する。
本実施形態では、セラミックスに縮径部を有する貫通孔を設け、その貫通孔に縮径部と係合する係合部を有するスタッドを挿入し、そのスタッドをスタッド溶接により金属に接合させる。これにより、セラミックスが機械的に固定されるため、セラミックスの脱落が防止される。また、スタッド溶接後、貫通孔から突出しているスタッドの突出部を除去することにより、セラミックスの表面に連続的に連なる連続面を形成する。これにより、貫通孔を塞ぐ栓が不要となり、接着剤の固定箇所が無くなるため、輻射熱の影響を受なくなる。
したがって、本実施形態では、輻射熱の影響を受けず、セラミックスの脱落を防止することができる。
本実施形態の実施形態におけるバーナ構造体の側面図である。 図1における矢視A−A断面図である。 本実施形態の実施形態におけるセラミックスライナーの取付方法に用いるセラミックスライナー及びスタッドの斜視図である。 本実施形態の実施形態におけるセラミックスライナーの取付方法を経時的に示す工程図である。 本実施形態の実施形態におけるセラミックスライナーの取付方法を経時的に示す工程図である。
以下、本実施形態のセラミックスの取付方法及びバーナ構造体について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、微粉炭バーナを構成するバーナ構造体、及び、そのバーナ構造体へのセラミックスライナーの取付方法を例示する。
図1は、本発明の実施形態におけるバーナ構造体1の側面図である。
図1に示すバーナ構造体1は、微粉炭(粉体)と燃焼用空気(気体)との混合流体を不図示のボイラ火炉内に噴出し、微粉炭を燃焼させるバーナノズル10と、そのバーナノズル10に混合流体を供給する微粉炭入口管20と、を備える。バーナノズル10及び微粉炭入口管20は、いずれも金属製の筒状部材である。
バーナノズル10は、その先端に混合流体を噴出する噴出口11を有する。バーナノズル10は、中心軸Cに同心で設けられた図示しないバーナ内筒とバーナ外筒とを有する二重筒構造となっている。バーナ内筒とバーナ外筒は、略相似形状を有する。このバーナノズル10は、直径が略一定の円筒部12と、円筒部12から先端側へ向かって直径が漸減する第1絞り部13と、第1絞り部13から先端側へ向かってさらに直径が急減する第2絞り部14と、を有する。
微粉炭入口管20は、バーナノズル10の側部に接続されている。微粉炭入口管20は、バーナノズル10の円筒部12に混合流体を供給する。微粉炭入口管20は、円筒部12の内面に沿って接線方向に混合流体を供給し、混合流体の旋回流を形成するようになっている。微粉炭入口管20の上流側には、不図示の微粉炭供給装置及び送風装置が設けられており、微粉炭と燃焼用空気とが予め混合された混合流体が導入されてくる。
図示しない石炭粉砕機で粉砕された微粉炭は、燃焼用空気と混合され、微粉炭入口管20を介してバーナノズル10に供給される。微粉炭と燃焼用空気の混合流体は、バーナノズル10の後端側の円筒部12において内面の接線方向に供給されて旋回流となり、バーナ内筒とバーナ外筒との間を旋回しながら先端側へ流動し、リング状に開口する噴出口11から噴出される。そして、噴出口11から噴出された混合流体は、図示しないボイラ火炉内で燃焼する。
上記構成のバーナ構造体1は、微粉炭による摩耗を抑制するため、バーナノズル10及び微粉炭入口管20の内面に、セラミックスライナー30を取り付けている。具体的に、セラミックスライナー30は、バーナノズル10の円筒部12の内面の全域及び第1絞り部13の内面の一部に取り付けられている。また、セラミックスライナー30は、微粉炭入口管20の内面の全域に取り付けられている。
図2は、図1における矢視A−A断面図である。なお、図2では、バーナノズル10に対するセラミックスライナー30の取り付け構造を図示しているが、微粉炭入口管20に対しても同様の取り付け構造となっている。
図2に示すように、セラミックスライナー30は、スタッド40を介してバーナノズル10に機械的に取り付けられている。
セラミックスライナー30は、微粉炭が衝突する表面30aと、バーナノズル10に接触する接触面30bと、表面30aから接触面30bまで貫通する貫通孔31と、を有する。セラミックスライナー30は、表面30aと接触面20bが平行な板状に形成されている。また、セラミックスライナー30は、バーナノズル10の長手方向に長い平面視長方形状を有しており、その平面視中央部に貫通孔31が設けられている(後述する図3参照)。
貫通孔31は、図2に示すように、第1孔部31aと、縮径部31bと、第2孔部31cと、を有する。第1孔部31aは、セラミックスライナー30の表面30aから接触面30bに向かって一定の直径で形成されている。縮径部31bは、第1孔部31aの下端から接触面30bに向かって漸次縮径するテーパ部である。第2孔部31cは、縮径部31bの下端から接触面30bに向かって一定の直径で形成されている。すなわち、第2孔部31cの直径は、第1孔部31aの直径よりも小さくなっている。
接触面30bには、貫通孔31を拡径させる拡径溝32が形成されている。拡径溝32は、接触面30bから表面30aに向かって貫通孔31の周囲に形成された円環状の溝である。この拡径溝32は、縮径部31bによって縮径した貫通孔31の直径を、第2孔部31cの直径より大きく拡径させる。拡径溝32の直径は、第2孔部31cの直径より大きく、第1孔部31aの直径よりも小さい。この拡径溝32には、スタッド40とバーナノズル10との接合部50(溶接溶け込み部)が収容されている。
スタッド40は、係合部41と、先端部42と、加工痕43と、を有する。係合部41は、貫通孔31の縮径部31bに係合する逆立ち円錐形状を有する。すなわち、係合部41は、先端部42に向かうに従って漸次縮径した形状を有する。この係合部41の最大直径は、第1孔部31aよりも僅かに小さく形成されている。先端部42は、バーナノズル10の内面10aに向かって一定の直径で形成されている。この先端部42の直径は、第2孔部31cの直径よりも僅かに小さく形成されている。
スタッド40は、セラミックスライナー30の表面30aに連続的に連なる連続面40aを有する。連続面40aは、逆立ち円錐形状の係合部41の円形の底面に形成されている。連続面40aは、表面30aと略同一面を形成する。また、連続面40aと表面30aとの間には、係合部41と第1孔部31aとの嵌め合い隙間による微小な環状隙間が形成されている。この連続面40aの中央部には、平面視で円形の加工痕43が形成されている。この加工痕43は、微粉炭の衝突により徐々に削られていくものであるが、ある程度削られても加工痕43の円形の紋様は確認できる。
続いて、上記構成のバーナノズル10にセラミックスライナー30を取り付けるセラミックスライナー30の取付方法(以下、本手法と称することがある)について、図3〜図5を参照しつつ説明する。
図3は、本発明の実施形態におけるセラミックスライナー30の取付方法に用いるセラミックスライナー30及びスタッド40の斜視図である。図4及び図5は、本発明の実施形態におけるセラミックスライナー30の取付方法を経時的に示す工程図である。
本手法では、図3に示すように、セラミックスライナー30に縮径部31bを有する貫通孔31を設ける。貫通孔31は、例えば、セラミックスライナー30の鋳込み成形のときに、同時に形成することができる。貫通孔31は、漸次縮径するテーパ部であるため、金型が抜き易く、成形が容易である。次に、セラミックスライナー30の接触面30bに、貫通孔31を拡径させる拡径溝32を形成する。拡径溝32は、例えば、切削等の機械加工により形成することができる。なお、拡径溝32も鋳込み成形により同時に形成してもよい。また、貫通孔31も切削等の機械加工により形成してもよい。
施工前のスタッド40には、ヘッド部44(突出部)が設けられている。ヘッド部44は、図4に示すように、溶接機60がスタッド40を把持(チャック)する部位である。このヘッド部44は、一定の直径の円柱状に形成されている。本実施形態のヘッド部44の直径は、係合部41の最大直径と略同一に形成されている。ヘッド部44と係合部41との間には、括れ部45が形成されている。括れ部45は、ヘッド部44及び係合部41より直径が小さい円柱状に形成されている。本実施形態の括れ部45は、先端部42の直径よりも小さく形成され、スタッド40の最小直径を有する。
次に、本手法では、図4に示すように、セラミックスライナー30をバーナノズル10の適所に配置し、貫通孔31にスタッド40を挿入する。そして、スタッド40のヘッド部44を溶接機60に把持させ、スタッド溶接を開始する。溶接機60は、バーナノズル10の内面10aに先端部42を接触させたスタッド40を引き上げてアークを発生させ、所定時間電流を流し、バーナノズル10(母材)とスタッド40との溶融池(接合部50となる)が形成されたところでスタッド40の先端部42をバーナノズル10の内面10aに圧入して両者を接合させる。
ここで、貫通孔31の縮径部31bは漸次縮径するテーパ部であるため、スタッド40の圧入により係合部41が縮径部31bに密着し、セラミックスライナー30のガタ付きが防止される。また、スタッド40の係合部41が、貫通孔31の縮径部31bに係合することで、セラミックスライナー30がスタッド40を介してバーナノズル10に機械的に固定され、セラミックスライナー30の脱落が防止される。また、セラミックスライナー30の接触面30bに拡径溝32を設け、その逃がし空間に接合部50を収容させることで、セラミックスライナー30の盛り上がりによる割れの発生を防止することができる。
そして、本手法では、図5に示すように、貫通孔31から突出しているスタッド40のヘッド部44を除去することにより、セラミックスライナー30の表面30aに連続的に連なる連続面40aを形成する。ヘッド部44は、ハンマーによる打撃や、鉄パイプをヘッド部44に差し込んで折り曲げる等することで容易に除去できる。スタッド40には、括れ部45を設けており、該括れ部45を起点としてヘッド部44を除去することで、ヘッド部44の除去を容易に行うことができる。このようにして、ヘッド部44を除去すると、括れ部45があった場所に円形の加工痕43が形成される。
ヘッド部44を除去することにより形成される連続面40aは、微粉炭が衝突するセラミックスライナー30の表面30aと、略同一の面を形成する。これにより、セラミックスライナー30を固定するスタッド40が、微粉炭により顕著に摩耗されることがなくなる。また、この構成によれば、貫通孔31がスタッド40単体で塞がれるため、貫通孔31を塞ぐ栓が不要となる。このため、溶接不可のセラミックスライナー30に対して接着剤を使用して栓を固定する固定箇所無くなり、ボイラ火炉内からの輻射熱の影響を受けなくなる。
このように、上述の本実施形態によれば、バーナノズル10にセラミックスライナー30を取り付けるセラミックスライナー30の取付方法であって、セラミックスライナー30に縮径部31bを有する貫通孔31を設け、貫通孔31に縮径部31bと係合する係合部41を有するスタッド40を挿入し、スタッド40をスタッド溶接によりバーナノズル10に接合させ、貫通孔31から突出しているスタッド40のヘッド部44を除去することにより、セラミックスライナー30の表面30aに連続的に連なる連続面40aを形成する、という手法を採用することによって、輻射熱の影響を受けず、セラミックスライナー30の脱落を防止することができる。
以上、図面を参照しながら本実施形態の好適な実施形態について説明したが、本実施形態は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本実施形態の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、縮径部31bがテーパ状に縮径する形態について説明したが、本発明はこの形態に限定されるものではなく、縮径部41bが段差状に縮径する形態であってもよい。なお、セラミックスライナー30に対する加工性を考慮すると、上述したように、縮径部31bをテーパ状に設けることが好ましい。
また、例えば、上記実施形態では、スタッド40に括れ部45を設け、該括れ部45を起点としてヘッド部44を除去する形態について説明したが、本発明はこの形態に限定されるものではなく、括れ部45が無い形態であってもよい。この形態では、切断工具等を使用してヘッド部44を切除することとなる。
また、例えば、上記実施形態では、本発明をバーナ構造体1に適用した形態を例示したが、本発明はこの形態に限定されるものではない。本発明は、他の用途で用いられる構造体の一部または全部に、耐熱、耐摩耗及び断熱等の目的でセラミックスを取り付けるための手法として、広く使用することができる。
1 バーナ構造体
10 バーナノズル(筒状部材、金属)
20 微粉炭入口管(筒状部材、金属)
30 セラミックスライナー(セラミックス)
30a 表面
30b 接触面
31 貫通孔
31b 縮径部
32 拡径溝
40 スタッド
40a 連続面
41 係合部
43 加工痕
44 ヘッド部(突出部)
45 括れ部
50 接合部

Claims (6)

  1. 金属にセラミックスを取り付けるセラミックスの取付方法であって、
    前記セラミックスに縮径部を有する貫通孔を設け、
    前記貫通孔に前記縮径部と係合する係合部を有するスタッドを挿入し、
    前記スタッドをスタッド溶接により前記金属に接合させ、
    前記貫通孔から突出している前記スタッドの突出部を除去することにより、前記セラミックスの表面に連続的に連なる連続面を形成する、ことを特徴とするセラミックスの取付方法。
  2. 前記縮径部は、漸次縮径するテーパ部である、ことを特徴とする請求項1に記載のセラミックスの取付方法。
  3. 前記スタッドに括れ部を設け、該括れ部を起点として前記突出部を除去する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のセラミックスの取付方法。
  4. 前記セラミックスの前記金属に接触する接触面に、前記貫通孔を拡径させる拡径溝を設け、該拡径溝に前記スタッド溶接によって形成される接合部を収容させる、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のセラミックスの取付方法。
  5. 金属製の筒状部材と、前記筒状部材の内面に取り付けられたセラミックスライナーと、を備えるバーナ構造体であって、
    前記セラミックスライナーには、縮径部を有する貫通孔が設けられており、
    前記貫通孔に挿入されたスタッドと、
    前記スタッドと前記筒状部材とを接合させる接合部と、を備え、
    前記スタッドは、前記縮径部と係合する係合部と、前記セラミックスライナーの表面に連続的に連なる連続面と、を有する、ことを特徴とするバーナ構造体。
  6. 前記連続面には、円形の加工痕が形成されている、ことを特徴とする請求項5に記載のバーナ構造体。
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