JP2017225627A - 光測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の方法では、内視鏡システムにおける照射光の強さであって、可視光領域において分光特性がフラットでなくフラットに近くもない照射光の強さを測定することができない。【解決手段】光測定装置を、電子スコープから又は電子スコープと接続可能な光源装置から射出される照射光の強さを測定するものであり、照射光を分離する分離手段と、分離手段により分離された照射光から、所定の波長幅毎の光成分を検出して信号に変換する変換手段と、各光成分に対応する信号を、電子スコープに備えられる固体撮像素子の分光特性に基づいて設定された係数で補正する補正手段と、補正後の各光成分に対応する信号に基づいて光源装置から射出される照射光の強さを計算する計算手段とを備える構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、光測定装置に関する。
内視鏡用光源装置に組み込まれる光源は、今後、キセノンランプ等のショートアークランプからLED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)等の半導体発光素子が主流になるものと見込まれる。例えば特許文献1に、半導体発光素子を搭載した内視鏡用光源装置の具体的構成が記載されている。
特許文献1に記載の内視鏡用光源装置は、中心波長445nmの青色発光のLDと中心波長405nmの紫色発光のLDの2灯を備えており、観察モードに応じて2つのLDの出射光量比を制御する。モード(出射光量比)に応じて照射光のスペクトルを変化させることにより、例えば白色照明画像や強調観察画像、蛍光観察画像など、モードに応じた観察画像が得られる。
特開2016−5804号公報
ショートアークランプ等の光源では、可視光領域において分光特性がフラットに近いため、照射光の光量と強さとの相関が高い。そのため、この種の光源では、照射光の光量を測定することにより、内視鏡システムの特性を考慮した照射光の強さを高い精度で推定することができる。ここで、光量とは、測光量である。測光量とは、放射量に対して可視領域の光放射が人間の視覚に与える影響を重み付けした量であり、例示的には、放射量の分光密度(微小波長幅に含まれる放射量をその波長幅で割ったもの)に分光視感効率:V(λ)をかけて、可視領域(360μm〜830μm)の波長範囲について積分することによって求まる。測光量の主な用語として、光束(luminous flux)、光度(luminous intensity)、輝度(luminance)、照度(illuminance)等がある。光の強さとは、比視感度特性を考慮しない(比視感度補正されない)物理量であり、内視鏡システムにおいては、固体撮像素子で受光される光の物理量に相当する。
一方、半導体発光素子では、可視光領域において分光特性がフラットでなくフラットに近くもないため、照射光の光量と強さとの相関が低い。例えば、特許文献1に記載の紫色発光のLDは、比視感度特性において感度の低い(視感度係数の低い)405nmにピークを持つ。そのため、紫色発光のLDの経時的な劣化によるピーク値の大幅な低下によって照射光の強さが大幅に低下した場合にも、光量としては低下が少ない。従って、特許文献1では、照射光の光量からその強さを高い精度で推定することができない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内視鏡システムにおける照射光の強さであって、可視光領域において分光特性がフラットでなくフラットに近くもない照射光の強さを測定するのに好適な光測定装置を提供することである。
本発明の一実施形態に係る光測定装置は、電子スコープから又は電子スコープと接続可能な光源装置から射出される照射光の強さを測定するものであり、電子スコープに備えられる固体撮像素子の分光特性に基づいて設定された分光特性を持つ光学フィルタと、光学フィルタによりフィルタリングされた照射光を受光して信号に変換する変換手段と、該信号に基づいて光源装置から射出される照射光の強さを計算する計算手段とを備える。
また、本発明の一実施形態において、光学フィルタの分光特性は、例えば、変換手段の分光特性と掛け合わせたときの特性が、固体撮像素子の分光特性と略等しい。
また、本発明の一実施形態に係る光測定装置は、電子スコープから又は電子スコープと接続可能な光源装置から射出される照射光の強さを測定するものであり、照射光を分離する分離手段と、分離手段により分離された照射光から、所定の波長幅毎の光成分を検出して信号に変換する変換手段と、各光成分に対応する信号を、電子スコープに備えられる固体撮像素子の分光特性に基づいて設定された係数で補正する補正手段と、補正後の各光成分に対応する信号に基づいて光源装置から射出される照射光の強さを計算する計算手段とを備える。
上記の係数は、例えば、光成分の波長に対する変換手段の感度と掛け合わせたときの値が、該波長に対する固体撮像素子の感度と略等しくなる値に設定されている。
また、本発明の一実施形態において、固体撮像素子の分光特性は、例えば、固体撮像素子の受光面の分光特性と、該受光面の前段に設置されたカラーフィルタの分光特性とを掛け合わせた特性である。
また、本発明の一実施形態に係る光測定装置は、光源装置に設けられた電子スコープ用のコネクタ部に又は電子スコープの先端面に着脱可能に取り付けられる構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態に係る光測定装置は、計算手段により計算された照射光の強さを報知する報知手段を備える構成としてもよい。
本発明の一実施形態によれば、内視鏡システムにおける照射光の強さであって、可視光領域において分光特性がフラットでなくフラットに近くもない照射光の強さを測定するのに好適な光測定装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る電子内視鏡システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る光測定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る固体撮像素子の受光面の分光特性及び受光面の前段に設置されたカラーフィルタの分光特性を示す図である。 本発明の一実施形態に係る光測定装置の光学フィルタの分光特性及びPD(Photodiode)の分光特性を示す図である。 本発明の別の一実施形態に係る光測定装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、本発明の一実施形態として電子内視鏡システムを例に取り説明する。
[電子内視鏡システム1の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る電子内視鏡システム1の外観図である。図1に示されるように、本実施形態に係る電子内視鏡システム1は、電子スコープ100及びプロセッサ200を備えている。
図1に示されるように、電子スコープ100は、可撓性を有するシースによって外装された挿入部可撓管102を備えている。挿入部可撓管102の先端部分(湾曲部106)は、挿入部可撓管102の基端に連結された手元操作部108からの遠隔操作に応じて湾曲する。湾曲機構は、一般的な内視鏡に組み込まれている周知の機構であり、手元操作部108の湾曲操作ノブの回転操作に連動した操作ワイヤの牽引によって湾曲部106を湾曲させる。
湾曲部106の先端には、硬質性を有する樹脂製筐体によって外装された先端部104の基端が連結している。先端部104内には固体撮像素子104aが組み込まれている。固体撮像素子104aは、ベイヤ型画素配置を有する単板式カラーCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサである。なお、固体撮像素子104aは、CCDイメージセンサに限らず、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやその他の種類の撮像装置に置き換えられてもよい。固体撮像素子104aはまた、補色系フィルタを搭載したものであってもよい。
先端部104の方向が湾曲操作ノブの回転操作による湾曲動作に応じて変わることにより、固体撮像素子104aによる撮像範囲が移動する。
手元操作部108からはユニバーサルケーブル110が延びており、その基端にコネクタ部112が接続されている。
コネクタ部112は、硬質性を有する合成樹脂で成形されたコネクタケース112aを備えている。コネクタケース112aは、略対称形状を持つ表側ケースと裏側ケースからなり、表側ケースと裏側ケースとを嵌め合わせることによって規定される閉空間内に電子回路基板等の各種部品を収容し保持すると共に外部衝撃から保護している。コネクタケース112aは、電気接続用プラグPe及び光接続用プラグPoを保持している。
プロセッサ200が持つ筐体202のフロントパネル面には、コネクタ部が設けられている。コネクタ部は、電気接続用ジャックJe及び光接続用ジャックJoを備えている。電気接続用ジャックJeは、プロセッサ200に内蔵されている画像処理装置と電気的に接続されており、光接続用ジャックJoは、プロセッサ200に内蔵されている光源装置と光学的に接続されている。
電気接続用ジャックJeは、電気接続用プラグPeに対応する接続構造を有しており、光接続用ジャックJoは、光接続用プラグPoに対応する接続構造を有している。電気接続用プラグPe、光接続用プラグPoがそれぞれ、電気接続用ジャックJe、光接続用ジャックJoと接続されることで、電子スコープ100とプロセッサ200とが電気的及び光学的に接続される。
プロセッサ200内の光源装置には、LEDやLD等の半導体発光素子204が組み込まれている。光源装置には、1つの半導体発光素子204が組み込まれていてもよく、また、互いに異なるスペクトルを持つ複数の半導体発光素子204が組み込まれていてもよい。光源装置(半導体発光素子204)から照射された照射光は、光接続用ジャックJo及び光接続用プラグPoを介して電子スコープ100のLCB(Light Carrying Bundle)内を伝播し、先端部104内に配置されたLCBの射出端面より射出され、先端部104の先端面に配置された配光レンズを介して体腔内の生体組織に照射される。
[光測定装置300の構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る光測定装置300の構成を示すブロック図である。光測定装置300は、プロセッサ200の光源装置から照射される照射光の強さを測定する装置であり、図2に示されるように、光接続用プラグPo’、第一レンズ302、光学フィルタ304、第二レンズ306、PD308、計算回路310及び表示部312を備えている。光接続用プラグPo’は、電子スコープ100の光接続用プラグPoと同一形状を有している。そのため、光測定装置300は、光接続用プラグPo’を光接続用ジャックJoに差し込むことにより、プロセッサ200の光源装置と光学的に接続される。図2においては、便宜上、光接続用ジャックJoを含むプロセッサ200の一部の構成を一点鎖線で示す。
プロセッサ200の光源装置から照射される照射光の強さを測定するにあたり、光接続用プラグPo’が光接続用ジャックJoに差し込まれて、光測定装置300と光源装置と光学的に接続される。光源装置から照射された照射光は、光接続用ジャックJo、光接続用プラグPo’及び第一レンズ302を介して光学フィルタ304に入射される。なお、照射光の強さの測定は、例えば工場出荷検査時やメンテナンス時等に行われる。
光学フィルタ304に入射された照射光は、光学フィルタ304でフィルタリングされた後、第二レンズ306を介してPD308で受光される。PD308は、受光したフィルタリング後の照射光の強さに応じた電流を計算回路310に出力する。
計算回路310は、例えばトランスインピーダンスアンプを備えており、PD308の出力電流を電圧信号に変換する。計算回路310は、電圧信号をそのレベルに応じて数値化する。例示的には、初期(工場出荷段階)の光源装置から照射される照射光の強さに対応する電圧信号(以下、説明の便宜上「基準電圧信号」と記す。)の数値を100とする。計算回路310は、PD308の出力電流から得た電圧信号が基準電圧信号の90%である場合、この電圧信号を90に数値化する。計算回路310は、このようにして計算した値を表示部312に出力する。
表示部312は、計算回路310より入力される値を表示画面に表示する。これにより、検査者(術者やオペレータ等)は、光源装置から照射される照射光の強さを把握することができる。なお、照射光の強さは、表示による報知でなく、音声など、別の手段で検査者に報知されてもよい。また、照射光の強さは、相対値でなく、例えばワットなど、特性の単位系を用いて絶対値で表わしてもよい。
図3(a)は、固体撮像素子104aの受光面の分光特性(以下、説明の便宜上「分光特性1」と記す。)を示し、図3(b)は、受光面の前段に設置されたカラーフィルタ(ここではベイヤ配列のカラーフィルタ)の分光特性(以下、説明の便宜上「分光特性2」と記す。)を示す。図3(a)、図3(b)の各図中、縦軸は、感度(単位:任意)を示し、横軸は、波長(単位:nm)を示す。固体撮像素子104aの分光特性は、オンチップカラーフィルタを持つイメージセンサであることから、分光特性1と分光特性2とを掛け合せたものとなる。
図4(a)は、光学フィルタ304の分光特性を示し、図4(b)は、PD308の分光特性を示す。図4(a)、図4(b)の各図中、縦軸は、感度(単位:任意)を示し、横軸は、波長(単位:nm)を示す。
本実施形態では、光測定装置300も、分光特性1と分光特性2とを掛け合せた分光特性を持つ。具体的には、光学フィルタ304の分光特性とPD308の分光特性とを掛け合せたものが、固体撮像素子104aの分光特性、すなわち、分光特性1と分光特性2とを掛け合せた分光特性と略等しい。言い換えると、光学フィルタ304の分光特性は、固体撮像素子104aの分光特性に基づいて設定されており、具体的には、PD308の分光特性と掛け合わせたときの特性が、固体撮像素子104aの分光特性と略等しくなるように設定されている。
このように、本実施形態では、人間の眼の感度でなく、電子内視鏡システム1の眼として機能する固体撮像素子104aの分光特性に応じた感度で照射光の物理量、すなわち、電子内視鏡システム1の特性を考慮した照射光の強さが測定される。そのため、固体撮像素子104aで受光される観察光の強さをより正確に把握できるようになる。
また、光測定装置300は、単純な構成であることから、持ち運びが容易な寸法・重量で設計することができる。そのため、検査者は、プロセッサ200を工場に戻すことなく、病院等の現場で光測定装置300を用いて照射光の強さを測定することができる。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本発明の実施形態に含まれる。
光測定装置300は、上記の実施形態では、プロセッサ200のコネクタ部(光接続用ジャックJo)に着脱可能に取り付けられているが、別の実施形態では、電子スコープ100の先端部104の先端面に着脱可能に取り付けられてもよい。この場合、先端面の配光レンズから照射された照射光が光測定装置300内の第一レンズ302に入射される。この場合、先端面の配光レンズから照射された照射光が漏れなく光測定装置300に導かれることが望ましい。そのため、先端面の配光レンズと第一レンズ302間を光学的に接続するように構成されたアタッチメント等を介在させてもよい。
なお、光源内蔵型の電子スコープもある。この場合も、光測定装置300を電子スコープの先端部の先端面に取り付けることにより、電子スコープの眼として機能する固体撮像素子の分光特性に応じた感度で照射光の物理量、すなわち、電子スコープの特性を考慮した照射光の強さが測定される。そのため、固体撮像素子で受光される観察光の強さをより正確に把握できるようになる。
また、光測定装置300は、プロセッサ200に内蔵されてもよい。この場合、照射光の強さは、例えば一定期間経過毎に自動的に測定されるようにしてもよい。
図5は、本発明の別の一実施形態に係る光測定装置400の構成を示すブロック図である。図5に示されるように、光測定装置400は、光接続用プラグPo’、分光器402、センサ404、計算回路406及び表示部408を備えている。
光源装置から照射された照射光は、光接続用ジャックJo及び光接続用プラグPo’を介して分光器402に入射される。
分光器402は、プリズムや回折格子等の光学素子を備えており、光接続用プラグPo’を介して入射された照射光を分離する。
センサ404は、例えば複数の画素が線状に並ぶラインセンサである。センサ404の各画素は、分光器402にて分離された照射光から、所定の波長幅毎(例えば1nm幅)の光成分を検出(受光)し、検出された光成分の強さに応じた電流を計算回路406に出力する。
計算回路406は、例えばトランスインピーダンスアンプを備えており、センサ404の各画素の出力電流を電圧信号に変換する。計算回路406は、次いで、各画素に対応する電圧信号のレベルを、波長毎に予め用意されている所定の補正係数で補正する。
別の一実施形態では、センサ404の分光特性と補正係数群(波長毎の補正係数のセット)とを掛け合せたものが、固体撮像素子104aの分光特性、すなわち、分光特性1と分光特性2とを掛け合せた分光特性と略等しい。言い換えると、各補正係数は、固体撮像素子104aの分光特性に基づいて設定されており、具体的には、センサ404(画素)で検出された光成分の波長(注目波長)に対する該画素の感度と掛け合わせたときの値が、注目波長に対する固体撮像素子104aの感度と略等しくなるように設定されている。
計算回路406は、補正後の各画素(言い換えると各波長)に対応する電圧信号をそのレベルに応じて数値化して、表示部408に出力する。表示部408は、計算回路406より入力される値を表示画面に表示する。これにより、検査者は、光源装置から照射される照射光の強さを把握することができる。
このように、別の一実施形態においても、人間の眼の感度でなく、電子内視鏡システム1の眼として機能する固体撮像素子104aの分光特性に応じた感度で照射光の物理量、すなわち、電子内視鏡システム1の特性を考慮した照射光の強さが測定される。そのため、固体撮像素子104aで受光される観察光の強さをより正確に把握できるようになる。
また、表示部408では、照射光の強さとして1つの値(すなわち、各波長に対応する電圧信号の値を合計したもの)が表示されてもよく、また、波長毎の値(すなわち、各波長に対応する電圧信号の各値)が表示されてもよい。
後者の表示では、検査者は、照射光の強さを波長単位で把握することができる。ここで、電子内視鏡システムの分野では、蛍光観察や狭帯域光観察など、視感度係数の低い波長域や肉眼では見ることが難しい波長域の光を用いて体腔内を観察する機能が求められる。検査者は、照射光の強さを波長単位で把握することにより、例えば、この種の波長域の光が十分な強さで生体組織に照射されているかどうかを評価することができる。
1 電子内視鏡システム
100 電子スコープ
102 挿入部可撓管
104 先端部
104a 固体撮像素子
106 湾曲部
108 手元操作部
110 ユニバーサルケーブル
112 コネクタ部
112a コネクタケース
Pe 電気接続用プラグ
Po 光接続用プラグ
200 プロセッサ
202 筐体
204 半導体発光素子
300 光測定装置
302 第一レンズ
304 光学フィルタ
306 第二レンズ
308 PD
310 計算回路
312 表示部
Je 電気接続用ジャック
Jo 光接続用ジャック

Claims (7)

  1. 電子スコープから又は電子スコープと接続可能な光源装置から射出される照射光の強さを測定する光測定装置であって、
    前記電子スコープに備えられる固体撮像素子の分光特性に基づいて設定された分光特性を持つ光学フィルタと、
    前記光学フィルタによりフィルタリングされた照射光を受光して信号に変換する変換手段と、
    前記信号に基づいて前記光源装置から射出される照射光の強さを計算する計算手段と、
    を備える、
    光測定装置。
  2. 前記光学フィルタの分光特性は、
    前記変換手段の分光特性と掛け合わせたときの特性が、前記固体撮像素子の分光特性と略等しい、
    請求項1に記載の光測定装置。
  3. 電子スコープから又は電子スコープと接続可能な光源装置から射出される照射光の強さを測定する光測定装置であって、
    前記照射光を分離する分離手段と、
    前記分離手段により分離された照射光から、所定の波長幅毎の光成分を検出して信号に変換する変換手段と、
    前記各光成分に対応する信号を、前記電子スコープに備えられる固体撮像素子の分光特性に基づいて設定された係数で補正する補正手段と、
    補正後の各光成分に対応する信号に基づいて前記光源装置から射出される照射光の強さを計算する計算手段と、
    を備える、
    光測定装置。
  4. 前記係数は、
    前記光成分の波長に対する前記変換手段の感度と掛け合わせたときの値が、該波長に対する前記固体撮像素子の感度と略等しくなる値に設定されている、
    請求項3に記載の光測定装置。
  5. 前記固体撮像素子の分光特性は、
    前記固体撮像素子の受光面の分光特性と、該受光面の前段に設置されたカラーフィルタの分光特性とを掛け合わせた特性である、
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載の光測定装置。
  6. 前記光源装置に設けられた前記電子スコープ用のコネクタ部に又は前記電子スコープの先端面に着脱可能に取り付けられる、
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の光測定装置。
  7. 前記計算手段により計算された前記照射光の強さを報知する報知手段
    を備える、
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載の光測定装置。
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