JP2017220401A - 燃料電池システムにおける不純物除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料オフガス中の不純物を分離して燃料オフガス中の燃料ガスを有効に活用する。【解決手段】不純物除去装置27は、ハウジング51と、ハウジング51内に収納されたロータ50およびステータ60を含む電動機モータとを備える。ロータ50には、ハウジング51内に導入された燃料オフガスにロータ50の回転中心から径方向外側に向けて遠心力を発生させ得る旋回羽根64が設けられている。ハウジング51は、燃料オフガスを内部に導入するためのオフガス流入部71と、ロータ51の回転中心から径方向外側にあたるハウジング外周に設けられた不純物排出部73と、ハウジング端部におけるロータ51の回転軸付近に設けられた燃料取出部72とを備える。ロータ51の回転軸が他の被駆動装置に直接的または間接的に連結されると、電動機モータが被駆動装置の駆動源とされる。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池システムにおける不純物除去装置に関する。
従来より、アノード側に水素を含有する燃料ガスが供給され、カソード側に酸化剤ガスとして空気が供給される燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、アノード側の循環通路内のオフガスを適切なタイミングでパージし、アノードオフガスを再度アノード供給側に循環させることでオフガス内の水素を有効活用する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−210392号公報
ところで、アノード側のオフガスには、未使用水素の他に不純物が含まれている。このため、単にオフガスをアノード供給側に循環させるだけでは、未使用水素の活用効率が低かった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、燃料オフガス中の不純物を分離して燃料オフガス中の燃料ガスを有効に活用することが可能な不純物除去装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の燃料電池システムにおける不純物除去装置は、
供給される燃料ガス及び酸化ガスの化学反応による発電作用を有する燃料電池ユニットを備えた燃料電池システムに組込まれ、前記燃料電池ユニットから送り出される燃料オフガスから燃料ガス以外の不純物を除去する不純物除去装置であって、
ハウジングと、前記ハウジング内に収納されたロータおよびステータを含む電動機モータと、を備え、
前記ロータには、前記ハウジング内に導入された燃料オフガスに前記ロータの回転中心から径方向外側に向けて遠心力を発生させ得る羽根が設けられており、
前記ハウジングは、燃料オフガスを前記ハウジング内に導入するための流入部と、前記ハウジング内の異なる位置からガスを排出するための第1排出部及び第2排出部とを備え、
前記第1排出部は、前記ロータの回転中心から径方向外側にあたるハウジング外周に設けられており、
前記第2排出部は、ハウジング端部における前記ロータの回転軸付近に設けられており、
前記ロータの回転軸が他の被駆動装置に直接的または間接的に連結されると、前記電動機モータが被駆動装置の駆動源とされている。
この構成によれば、不純物除去装置において、ハウジングの流入部からハウジング内に燃料オフガスが流入すると、燃料オフガスに含まれる二酸化炭素や水などの比較的比重の大きい不純物を多く含む気体は遠心力によって第1排出部から排出され、燃料オフガスに含まれる水素などの比較的比重の小さい燃料ガスを多く含む気体は第2排出部から排出される。
このように、不純物除去装置のハウジング内に燃料オフガスを流入させることで、燃料オフガスの比重の違いを利用して不純物を分離して外部に排出させることができる。これにより、燃料オフガスから水素などの燃料ガスを多く含む気体を効率良く取り出し、有効に活用することができる。
また、不純物除去装置は電動機モータを含むので、外部の被駆動装置の駆動源としてそのまま利用でき、不純物除去と外部装置の駆動の両方の機能を不純物除去装置に持たせることができる。しかも、駆動部の駆動源となる不純物除去装置自体も燃料オフガスによって冷却することができる。
本発明によれば、燃料オフガス中の不純物を分離して燃料オフガス中の燃料ガスを有効に活用することができる。
本発明の一実施形態に係る不純物除去装置が組み込まれた燃料電池システムの概略構成図である。 不純物除去装置の一部を破断させた斜視図である。 不純物除去装置の概略断面図である。
以下、本発明に係る不純物除去装置が組み込まれた燃料電池システムの一実施の形態を説明する。この燃料電池システムは、車両、船舶、航空機、電車、歩行ロボット等のあらゆる移動体の発電システムへの適用や、例えば燃料電池が建物(住宅、ビル等)用の発電設備として用いられる定置用発電システムへの適用が可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る不純物除去装置が組み込まれた燃料電池システムの概略構成図である。
図1に示すように、燃料電池システム1は、燃料電池10と、アノードガス供給系20と、カソードガス供給系30とを備える。燃料電池10は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)である。燃料電池10は、電解質11の表裏に燃料極であるアノード極12と、空気極であるカソード極13とを有する。この燃料電池10は、アノード極12側に設けられた流路15にアノードガス供給系20から燃料ガスが供給され、カソード極13側に設けられた流路16にカソードガス供給系30から酸化ガスとして空気が供給される。燃料電池10は、燃料ガス及び空気の供給を受けて発電する。本例では、電解質11として、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)が用いられ、燃料ガスとして、水素(H2)と一酸化炭素(CO)の混合気がアノード極12側の流路15に供給される。すると、カソード極13に供給される空気中の酸素(O2)が電子を受け取り、酸化物イオン(O2-)になり、電解質11中をアノード極12側へ移動する。アノード極12では、水素(H2)及び一酸化炭素(CO)が酸化物イオン(O2-)と反応して水(H2O)及び二酸化炭素(CO2)が生成され、このときに放出される電子によって発電される。なお、燃料電池10には、各種の負荷40が接続されており、発電した電力が負荷40に給電される。
アノードガス供給系20は、それぞれアノード極12側の流路15に繋がるアノードガス供給配管21とアノードガス排出配管22とを有している。燃料電池10では、アノード極12側の流路15にアノードガス供給配管21から燃料ガスが供給され、流路15を流れた燃料オフガスがアノード排出配管22へ送り出される。
カソードガス供給系30は、それぞれカソード極13側の流路16に繋がるカソードガス供給配管31とカソードガス排出配管32とを有している。燃料電池10では、カソード極13側の流路16にカソードガス供給配管31から空気が供給され、流路16を流れた空気オフガスがカソード排出配管32へ送り出される。
アノード排出配管22には、燃料電池10側から順に、熱交換器25、気液分離器26及び不純物除去装置27が設けられている。
熱交換器25は、アノード排出配管22へ送り出される燃料オフガスを常温程度まで冷却する。これにより、燃料オフガスに含まれる水蒸気が液化される。気液分離器26は、燃料オフガスに含まれる水分を除去する。そして、熱交換器25で冷却され、気液分離器26で水分が除去された燃料オフガスは、不純物除去装置27に送り込まれる。
図2は、不純物除去装置の一部を破断させた斜視図である。図3は、不純物除去装置の概略断面図である。
図2及び図3に示すように、不純物除去装置27は、ロータ50とステータ60とを有する電動機モータを備えており、例えば、燃料電池システム1に用いる水素ポンプ用モータやコンプレッサ用モータなどの駆動源として用いられる。この不純物除去装置27は、更に、ハウジング51と、回転軸61とを備えている。
ハウジング51は、円筒部52と、円筒部52の両端に設けられた端面板部53,54とを有している。ステータ60は、円筒部52の内周面に設けられている。端面板部53,54は、その中心に、軸挿通孔56,57を有している。
回転軸61は、ハウジング51に回転可能に支持されている。ロータ50は、回転軸61の周囲に設けられている。ロータ50には、その両端に、旋回羽根64が設けられている。回転軸61は、その両端が、ハウジング51の端面板部53,54の軸挿通孔56,57に挿通されている。回転軸61は、軸挿通孔56,57と回転軸61との間に設けられた軸受65によってハウジング51に対して回転可能に支持されている。
不純物除去装置27は、オフガス流入部71と、燃料取出部72と、不純物排出部73とを有している。オフガス流入部71は、ハウジング51の一端側の端面板部53に設けられており、燃料取出部72は、ハウジング51の他端側の端面板部54に設けられている。燃料取出部72は、中心軸付近に設けられている。不純物排出部73は、ハウジング51の円筒部52における端面板部54寄りに設けられている。オフガス流入部71には、アノード排出配管22が接続される。燃料取出部72には、アノード供給配管21に繋がるアノード循環配管75に接続され、不純物排出路73には、排気配管76が接続される(図1参照)。
上記の不純物除去装置27が組み込まれた燃料電池システム1では、燃料電池10からアノード排出配管22に送り出され、熱交換器25で冷却されて気液分離器26で水分が除去された燃料オフガスが、オフガス流入部71から不純物除去装置27のハウジング51内に流入する。ハウジング51内では、旋回羽根64を有する回転体61が高速(約10,000rpm)で回転しており、ハウジング51内に流入した燃料オフガスは、回転体61が回転するハウジング51内を、その一端側から他端側へ向かって流れる際に、高速で回転する回転体61の旋回羽根64によって旋回される。
ここで、燃料オフガスは、発電に使われなかった水素と、発電で生成された二酸化炭素とを含んでいる。二酸化炭素は比重1.96kg/m3であり、水素の比重0.09Kg/m3の約20倍である。このため、ハウジング51内で旋回する燃料オフガスは、遠心力によって比較的比重の大きい二酸化炭素を多く含む気体が径方向外方に集まり、比較的比重の小さい水素を多く含む気体が中心軸付近に集まる。これにより、燃料オフガスは、ハウジング51の他端側において、中心軸付近の水素を多く含む気体と径方向外方の二酸化炭素を多く含む気体とに分離される。
そして、ハウジング51内で中心軸付近に集まる水素を多く含む気体は、水素取出部72からアノード循環配管75に送り出され、アノード供給配管21へ送り込まれ、燃料ガスとして燃料電池10へ供給される。これに対して、ハウジング51内で径方向外方に集まる二酸化炭素を多く含む気体は、不純物として不純物排出路73から排気配管76へ送り出されて排出される。
以上、説明したように、本実施形態によれば、不純物除去装置27のハウジング51のオフガス流入部71からハウジング51内に燃料オフガスが流入すると、燃料オフガスに含まれる二酸化炭素などの比較的比重の大きい不純物を含む気体が遠心力によって不純物排出部73から排出され、燃料オフガスに含まれる水素などの比較的比重の小さい燃料ガスを多く含む気体が燃料取出部72から取り出される。
このように、不純物除去装置27のハウジング51内に燃料オフガスを流入させることで、燃料オフガスに含まれる複数種のガスの比重の違いを利用して不純物を外部に排出させることができる。これにより、燃料オフガスから水素などの燃料ガスを多く含む気体を効率良く取り出し、有効に活用することができる。また、不純物除去装置27の回転軸61の回転駆動力によって水素ポンプやコンプレッサなどの各種の駆動部を駆動させることができ、しかも、駆動部の駆動源となる不純物除去装置27自体も燃料オフガスによって冷却することができる。
なお、不純物除去装置27は、回転軸61を高速で回転させて燃料オフガスを旋回させる。したがって、不純物除去装置27の回転軸61と駆動部との間に減速機を設けてもよい。
上記実施形態では、不純物除去装置27から取り出した水素を燃料ガスとして燃料電池10へ供給したが、取り出した水素は、燃料電池10へ供給せずに水素バーナ等へ供給して用いても良い。
また、上記実施形態では、燃料ガスとして、水素と一酸化炭素の混合気を燃料電池10へ供給したが、燃料電池10へ供給する燃料ガスとしては、水素だけでも良い。
1 燃料電池システム
10 燃料電池(燃料電池ユニット)
27 不純物除去装置
51 ハウジング
50 ロータ
60 ステータ
61 回転軸
64 旋回羽根(羽根)
71 オフガス流入部(流入部)
72 燃料取出部(第2排出部)
73 不純物排出部(第1排出部)

Claims (1)

  1. 供給される燃料ガス及び酸化ガスの化学反応による発電作用を有する燃料電池ユニットを備えた燃料電池システムに組込まれ、前記燃料電池ユニットから送り出される燃料オフガスから燃料ガス以外の不純物を除去する不純物除去装置であって、
    ハウジングと、前記ハウジング内に収納されたロータおよびステータを含む電動機モータと、を備え、
    前記ロータには、前記ハウジング内に導入された燃料オフガスに前記ロータの回転中心から径方向外側に向けて遠心力を発生させ得る羽根が設けられており、
    前記ハウジングは、燃料オフガスを前記ハウジング内に導入するための流入部と、前記ハウジング内の異なる位置からガスを排出するための第1排出部及び第2排出部とを備え、
    前記第1排出部は、前記ロータの回転中心から径方向外側にあたるハウジング外周に設けられており、
    前記第2排出部は、ハウジング端部における前記ロータの回転軸付近に設けられており、
    前記ロータの回転軸が他の被駆動装置に直接的または間接的に連結されると、前記電動機モータが被駆動装置の駆動源とされる、燃料電池システムにおける不純物除去装置。
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