JP2017219950A - 映像データ配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 映像送信端末と映像配信サーバーまたは映像配信サーバーと映像受信端末との間で通信セッションが切断された場合、臨機応変に映像ストリーミング配信の回復制御をする。【解決手段】 映像配信サーバー100は、映像送信端末を認証する映像送信端末認証手段110と第2のパスワードを用いて映像受信端末を認証する映像受信端末認証手段120と映像ストリーミング配信手段130と動的配信再開制御手段131を備えている。映像送信端末200は、映像データ送信手段230に加え、第2のパスワードを動的に新第2のパスワードに変更する映像受信端末制御手段220を備えている。通信セッションが切断された場合、映像受信端末制御手段220により新第2のパスワードを動的に変更し、映像受信端末300が新第2のパスワードを入力すれば映像ストリーミング配信手段230が配信を再開する。また、第2のパスワードを維持する運用も可能である。【選択図】 図1

Description

本発明はインターネットを用いて映像データなどを一方向に継続的にストリーミング配信する映像データ配信システムにおけるセッションの管理方法に関するものである。システム構成としては、送信側の送信端末の数は1つで、受信側の受信端末の数は複数という場合もあり得る。
ストリーミング配信のデータ内容は特に限定されず、例えば、通販サイトの商品紹介のライブストリーミング配信、教育事業者によるインターネットを用いた講義のライブストリーミング配信など多様なものがあり得る。
インターネットを介したクライアントサーバー方式のデータ送受信処理は、受信端末がサーバーにログインする必要があるが、一般的には、その際にパスワードを用いた受信端末の認証が行われる。受信端末がサーバーにログインを試みると予め決められたパスワードの入力が求められ、適切なパスワードを入力することによりサーバー側で保存されているパスワード値と一致するか否かが判定され、パスワードが一致した場合にのみ受信端末の認証が成功し、セッションが確立する。
図30は、一般的なウェブシステムにおけるサーバーによる受信端末の認証方法を簡単に示した図である。インターネット上のサーバー10は、認証パスワードを保持しているパスワード記憶部11とクライアント認証部12を備えた構成となっている。なお、パスワード記憶部11を外部のデータベースに構築する構成も可能である。サーバー10に対してインターネットを介して接続された1つまたは複数の受信端末20がある。ここでは受信端末20aと受信端末20bが描かれている。
受信端末20aがインターネットを介してサーバー10にログインを試みると、サーバー10のクライアント認証部12からパスワードの入力が求められ、受信端末20aがパスワードを入力すると、サーバー10のクライアント認証部12は受け取った入力パスワードが正しいものであるかを判定するためパスワード記憶部11にアクセスし、入力パスワードと認証パスワードが一致するか否かをもって、当該受信端末20aがアクセス権限を持った受信端末であるか否かを判定する。このような認証処理により、個々の受信端末によるログイン要求の認証を行っている。受信端末20aからの入力パスワードが、パスワード記憶部11が保持している認証パスワードと合致すれば、セッションを確立し、その後、受信端末20aはサーバー10との間で所望のデータ送受信を行うことができる。
他の受信端末20bも、サーバー10にログインするためには同様の手順にてパスワードを入力し、認証処理に成功すればサーバー10との間でセッションが確立される。
この受信端末20の認証判定の結果は、受信端末20ごとに独立したものであり、サーバー10とある受信端末20aとの間の認証結果が、他の受信端末20bの認証判定に影響を及ぼすことはない。
上記の手順にて行われた受信端末20の認証処理により確立されたセッションは、その後一定時間は有効のまま継続するよう管理される場合が一般的であるが、サーバー10と受信端末20の間でデータ送受信が行われなくなって一定時間を経過すると、直近の認証処理で確立したセッション情報が破棄され、再度、パスワードの入力などの認証処理が必要とされることが一般的である。
特開2003−050537号公報
近年、無線通信が普及している。スマートフォンを用いたアプリケーションの利用では無線を介したネットワーク通信によるデータの送受信が前提である。また、デスクトップ型のパーソナルコンピュータであっても無線を介したネットワーク通信によるデータ送受信が増えている。
無線通信の問題の一つは、電波障害など様々な要因により無線通信が一時的に遮断するなどのトラブルにより通信セッションが破棄されてしまうことが挙げられる。特に、ライブストリーミング配信を実行している間はネットワーク通信のデータ送受信量が大きく、電波障害などで一時的に回線容量が低下すると通信セッションが維持できなくなることがあり得る。
図31は、従来技術における、無線通信を介してネットワークに接続する構成において、映像データを遠隔地にライブ配信するライブストリーミングシステムの一般的な構成を示した図である。
図31に示した構成例では、映像配信サーバー30、映像送信端末40、映像受信端末50を備えた構成となっている。
映像配信サーバー30はライブストリーミング配信手段33を備え、接続認証済みの映像送信端末40から送信された映像データを、接続認証済みの映像受信端末50へ片方向にストリーミング配信するサーバーである。
ここで、映像配信サーバー30は、第1の認証パスワードを用いて映像送信端末40を認証する映像送信端末認証手段31と、第2の認証パスワードを用いて映像受信端末50を認証する映像受信端末認証手段32を備えている。
映像配信サーバー30は、上記の映像送信端末40を認証するための第1の認証パスワードと、映像受信端末50を認証する第2の認証パスワードを記憶している。なお、パスワード自体は外部のデータベースに記憶させる構成も可能である。
映像送信端末40は、映像配信サーバー30との間でセッションを確立するにあたり、映像配信サーバー30の映像送信端末認証手段31により、第1の認証パスワードの入力が求められ、入力した入力パスワードと、第1の認証パスワードが合致すれば、接続が許可されてセッションが確立され、映像送信端末40が送信する映像データが継続的に映像配信サーバー30に対して配信される。
映像受信端末50も、映像配信サーバー30との間でセッションを確立するにあたり、映像配信サーバー30の映像受信端末認証手段32により、第2の認証パスワードの入力が求められ、入力した入力パスワードと、第2の認証パスワードが合致すれば、接続が許可されてセッションが確立され、映像配信サーバー30を介して映像送信端末40が配信する映像データを継続的に受信することができる。
このように、映像配信サーバー30を介する形で、映像配信サーバー30との間で認証済みの映像送信端末40が送信する映像データが、認証済みの映像受信端末50に対して継続的にライブストリーミングとして配信される。
なお、映像受信端末50が複数台である場合も、各々の映像受信端末50が独立して映像配信サーバー30との間で認証処理を経てセッションを確立する必要がある。認証に成功している映像受信端末50のみが映像配信サーバー30を介して映像送信端末40が送信する映像データのライブストリーミング配信を受けることができる仕組みである。
ここで、図31に示したような従来技術における無線通信を介してネットワークに接続された構成におけるライブストリーミング配信では、映像送信端末40側から、映像配信サーバー30と映像受信端末50の間の無線通信のトラブルによる通信セッションの破棄が起こった場合を想定する。
例えば、映像配信サーバー30とある映像受信端末50との間でパスワード認証が成功して現在確立中のセッションにてデータ送受信が実行中に、天候の変化や無線通信端末の移動や障害物の介在などで無線による通信回線容量が低下した場合、ライブストリーミング配信などのデータ送受信の容量の大きな通信はその通信セッションが維持できなくなり、画面がフリーズしたり瞬断したりする不具合が起こり、通信セッションが強制破棄されるなどの現象が発生し得る。
映像受信端末50を視聴している利用者は、画面のフリーズやブラックアウトにより映像配信サーバー30と映像受信端末50の間の通信セッションが破棄されたことを認識し得る。その時点で視聴を止めるという選択肢もあるが、再度、映像配信サーバー30に接続し直し、ライブストリーミング配信の視聴の継続を試みようとする。
ここで、映像配信サーバー30と映像受信端末50とのセッションの管理は、専ら映像配信サーバー30の映像受信端末認証手段32による認証処理に依存している。そこで、映像受信端末50の利用者は無線通信のトラブルが解消した後、映像配信サーバー30に接続し、再度、第2のパスワードを入力することにより通信セッションの確立を試みることとなる。
一方、映像配信サーバー30側は、映像受信端末50の間の通信セッションが破棄されたことを認識し得るが、それが無線通信トラブルに起因する予期せぬ通信セッションの破棄であるか、映像受信端末50の利用者の自らの意思による通信セッションの破棄であるか、判然としない状況に置かれる。
一般には、ライブストリーミング配信は、映像受信端末50の利用者が、視聴の途中で興味がなくなったり、視聴によって必要な情報が得られたりなどの理由により、映像受信端末50側から一方的に通信セッションを破棄してくるケースが多い。この場合の通信セッションの破棄は、ある意味正常な状況とも言える。
ここで、映像受信端末50側から一方的に通信セッションを破棄した場合に、映像受信端末認証手段32で有効な第2のパスワードをそのまま放置しておくと、映像受信端末50の利用者が再度ログインしてくる場合もあれば、映像受信端末50の利用者から第2のパスワードを聞いた第三者が不正にその第2のパスワードを利用して不法にログインしてライブストリーミング配信を視聴できてしまうこともあり得る。
その一方、無線通信のトラブルにより予期せぬ通信セッションの破棄に見舞われた者にとっては、無線通信のトラブルが解消した後に、すみやかにライブストリーミング配信の視聴を再開したい要求があるし、映像配信サーバー30側としてもそれを積極的に拒否する理由もない。そのため、映像受信端末認証手段32で有効な第2のパスワードをそのまま温存しておかなければならないという状況もある。
上記に見たように、通信セッションの破棄の原因によっては、映像受信端末認証手段32で有効な第2のパスワードを破棄した方が好ましい場合と、有効な第のパスワードを温存した方が好ましい場合の両方のケースがあり、それらは相反するものである。これらケースの判別は、通信セッションの破棄が無線通信のトラブルに起因するのか、映像受信端末50の利用者自らの操作によるものかで行えば良いが、映像配信サーバー30側としてはそれを判断する手段がなかった。
また、上記の問題は、映像送信端末40と映像配信サーバー30との間の通信セッションの切断でも生じ得る。つまり、運用規定等によって、映像送信端末40の管理者の意思によりライブストリーミング配信を停止し、通信セッションを破棄する場合もあれば、映像送信端末40と映像配信サーバー30との間の無線通信トラブルにより予期せぬ通信セッションの切断もあり得る。この場合も上記と同様の問題が生じる。
このように、従来技術におけるライブストリーミングシステムでは、通信セッションが破棄された場合に、破棄された原因に応じて、臨機応変に細かく制御したいという要求があるが、従来技術におけるライブストリーミングシステムでは、通信セッションの破棄の原因が判然としないため、臨機応変に通信セッションの切断、再開を細かく制御することができなかった。
なお、従来では、技術的にも臨機応変に通信セッションの切断・再開を細かく制御することができなかった。つまり、映像受信端末50の認証に用いられている認証パスワードである第2のパスワードを動的に細かく変更するような技術は知られておらず、また、仮に認証パスワードを変更しても一度確立されているサーバークライアント間のセッションを強制的に破棄することはできず、セッション確立中に認証パスワードである第2のパスワードを変更するような状況は想定外の事態と言える。つまり、上記した従来技術における映像受信端末50のパスワードを用いた認証処理の管理運用において、映像配信サーバー30と映像受信端末50との間で通信セッションが破棄された後に、当該映像受信端末50の認証に用いられる第2のパスワードを細かく変更する運用は一般的にはない。
従来技術において、一般にパスワードを変更する場合は、正当なアクセス権限を持った受信端末操作者が、パスワードを失念してしまった場合に再設定したり、パスワードが漏えいしてしまって悪用を受ける心配がある場合に再設定したりするものである。つまり、映像配信サーバー30と映像受信端末50との間でセッションが確立されてデータ送受信が行われている時間間隔はサーバー管理の概念から言えば比較的短時間であり、あえてデータ通信中の間に認証パスワードを変更することは想定されていない。
一般的なウェブサーバーのように、映像受信端末50が必要に応じて映像配信サーバー30に接続してサーバーに保存されているデータにアクセスして受信したり、逆に、映像受信端末50から映像配信サーバー30に対してデータを送信したりする利用においては、このようなセッションの管理方法で問題はないと考えられる。
そこで、上記問題を解決するため、本発明は、映像配信サーバー30と映像受信端末50との間で確立された通信セッションが破棄された場合、その破棄の原因が無線通信のトラブルによる予期せぬ通信セッションの破棄であるか、映像受信端末50側の利用者による意図的な通信セッションの破棄であるかの原因の別によらず、映像配信サーバー30側から臨機応変に介入して映像送信端末40および映像受信端末50のセッションを細かく制御できる構造を実現した、映像データ配信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の映像データ配信システムは、インターネットを通じて映像送信端末から映像配信サーバーに送信された映像データを、前記映像配信サーバーから映像受信端末へ片方向にストリーミング配信するシステムであって、前記映像配信サーバーが、第1のパスワードを用いて前記映像送信端末を認証する映像送信端末認証手段と、第2のパスワードを用いて前記映像受信端末を認証する映像受信端末認証手段と、認証済みの前記映像送信端末から送信された前記映像データを認証済みの前記映像受信端末に対してストリーミング配信する映像ストリーミング配信手段と、前記ストリーミング配信の停止と再開を制御する動的配信再開制御手段を備え、前記映像送信端末が、前記第1のパスワードを用いた認証のもと前記映像配信サーバーに前記映像データを送信する映像データ送信手段と、発行した前記第2のパスワードを前記映像配信サーバーに通知する映像受信端末制御手段を備え、前記通信セッションが切断した場合、前記映像受信端末制御手段が、前記第2のパスワードを維持するまたは新たな新第2のパスワードに更新するか選択可能であり、前記映像受信端末認証手段における前記第2のパスワードを維持または更新し、前記映像受信端末による再認証が成功すれば前記動的配信再開制御手段が前記ストリーミング配信を再開する映像データ配信システム。
上記構成において、前記映像受信端末認証手段が、前記映像受信端末に対して再認証を求め、前記維持された前記第2のパスワードまたは前記更新された前記新第2のパスワードによる再認証に成功すれば、前記動的配信再開制御手段に対して前記動的配信停止解除信号を出力し、前記動的配信再開制御手段が、前記映像受信端末認証手段から動的配信停止解除信号を受けると前記映像のストリーミング配信を再開する配信再開機能を備えた構成とする。
上記構成により、映像送信端末と映像配信サーバーの間の通信セッション、または、映像配信サーバーと映像受信端末との間の通信セッションが破棄された場合、その原因が、無線通信のトラブルによる予期せぬ通信セッションの破棄であるか、映像受信端末の利用者の操作による意図的な通信セッションの破棄であるかを問わず、前記映像受信端末制御手段が、直近の第2のパスワードを維持するか、認証パスワードを更新して新第2のパスワードを発行するか選択できるものとする。直近の第2のパスワードを維持する場合、映像受信端末認証手段における認証パスワードをそのままとすれば良い。認証パスワードを更新して新第2のパスワードを発行する場合、映像受信端末認証手段における認証パスワードを更新する処理を行う。このように、それまで有効だった第2のパスワードを維持するか破棄するかいずれかの処理を行うことができ、トラブルによる通信セッションの不意な破棄または映像受信端末の利用者の操作による意図的な通信セッションの破棄に対して適切な処理を選択できる。一律に第2のパスワードを温存しておくことによる不具合(例えば、映像受信端末の利用者が利用規定を超えて同じ第2のパスワードによって再度ログインしたり、映像受信端末の利用者から第2のパスワードを教えてもらった第3者が権限なく第2のパスワードによって再度ログインしたりするなどの不具合)を防止することができる。
無線通信のトラブルによる予期せぬ通信セッションの破棄であった場合を救済するため、映像受信端末の利用者が、維持されている第2のパスワードまたは更新された新たな新第2のパスワードを入手して入力することにより、映像受信端末による再認証が成功すれば動的配信再開制御手段がストリーミング配信を再開する処理を行うものである。
従来技術では映像配信サーバーと映像受信端末との間の通信セッションが一度確立してしまうと容易には介入できず、いわば"静的"であり、通信セッションが破棄された場合、その原因が無線通信トラブルによる予期せぬ通信セッションの破棄なのか、映像受信端末の操作者の意思による通信セッションの破棄であるかの違いによって、その取扱いを臨機応変に制御することができなかったが、本発明では、映像配信サーバーが上記した処理を行うことにより、映像送信端末と連動することができ、通信セッションの破棄の原因がいずれであっても、適切な処理となるよう、いわば"動的"に臨機応変に対応することが可能になる。
なお、映像受信端末認証手段が新第2のパスワードに更新し、映像受信端末認証手段が認証パスワードを新第2のパスワードに更新した場合、ストリーミング配信の再開を希望する映像受信端末は更新された新第2のパスワードを動的に入手する必要があるが、例えば、運用として、映像配信サーバー経由ではなく、別途、映像受信端末がインターネット上のウェブ経由で映像送信端末の映像受信端末制御手段にアクセスし、新第2のパスワードを入手する構成とすることができる。更新後の新第2のパスワードを映像受信端末に通知するか否かは、通信セッションの再開を認めても良い利用者であるかを見極めて行えば良い。
なお、映像データの配信形態としては、ライブストリーミング配信とすることができる。例えば、映像送信端末がローカルにまたはインターネットを介して接続されたカメラおよびマイクロフォンを装備して映像データを生成する映像データ作成手段を備えたものであれば、例えば、自前のスタジオのようなところで映像を撮影しつつ、その撮影内容をライブで映像配信できる。
本発明にかかる映像データ配信システムによれば、通信セッションが破棄された場合、映像配信サーバーと映像受信端末との間に確立された通信セッションの停止および再開を適切に制御し、映像配信サーバーと映像送信端末の連動により即座にかつ動的に細かく制御することができる。
本発明の映像データ配信システムの基本構造を簡単に示す図である。 映像送信端末認証手段110、映像受信端末認証手段120が管理する認証データをごく簡単に表わしたものである。 本発明の映像データ配信システムにおけるデータ処理の流れを簡単に示す図である(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおけるデータ処理の流れを簡単に示すフローチャートである(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおけるデータ処理の流れを簡単に示す図である(その2)。 本発明の映像データ配信システムにおけるデータ処理の流れを簡単に示すフローチャートである(その2)。 映像受信端末認証手段120が保持・管理する映像受信端末に関する認証データのリストである。 本発明の映像データ配信システムにおけるデータ処理の流れを簡単に示す図である(その3)。 本発明の映像データ配信システムにおけるデータ処理の流れを簡単に示すフローチャートである(その3)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示す図である(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示す図である(その2)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その2)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示す図である(その3)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その3)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを維持する運用の流れを簡単に示す図である(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを維持する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを維持する運用の流れを簡単に示す図である(その2)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを維持する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その2)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示す図である(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示す図である(その2)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その2)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示す図である(その3)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを更新する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その3)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを維持する運用の流れを簡単に示す図である(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを維持する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その1)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを維持する運用の流れを簡単に示す図である(その2)。 本発明の映像データ配信システムにおける、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で通信セッションが切断された場合に第2のパスワードを維持する運用の流れを簡単に示すフローチャートである(その2)。 従来技術における一般的なウェブシステムにおけるサーバーによる受信端末の認証方法を簡単に示した図である。 従来技術における映像データ配信システムの構成例を簡単に示す図である。
以下、本発明の映像データ配信システムの実施例を説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
以下、本発明に係る映像データ配信システムの構成例を、図面を参照しながら説明する。以下、分かりやすく3つに大別して説明する。
まず、図1から図9を参照しつつ、[1]本発明に係る映像データ配信システムの構成例を説明する。その後、図10から図22を参照しつつ、[2]本発明の映像データ配信システムにおいて、映像受信端末300と映像配信サーバー100との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断された場合の処理の流れを簡単に説明し、引き続き、図16から図21を参照しつつ、[3]本発明の映像データ配信システムにおいて、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断された場合の処理の流れを簡単に説明する。
[1]本発明に係る映像データ配信システムの構成例
図1は、本発明の映像データ配信システムの基本構造を簡単に示す図である。
図1に示すように、本発明の映像データ配信システムは、映像配信サーバー100、映像送信端末200、一又は複数の映像受信端末300を備え、それぞれがインターネット等の通信ネットワークを介して接続された構成となっている。映像送信端末200から映像配信サーバー100に送信された映像データが映像配信サーバー100から映像受信端末300へ片方向にストリーミング配信するシステムとなっている。
まず、映像配信サーバー100の各部材を説明する。
映像配信サーバー100は、映像送信端末認証手段110、映像受信端末認証手段120、映像ストリーミング配信手段130を備えた構成となっている。
映像送信端末認証手段110は、第1のパスワード(PSW1)を用いて映像送信端末200を認証する部分であり、認証された映像送信端末200のみがストリーミング配信が可能となる。
図2(a)は映像送信端末認証手段110が管理するパスワードをごく簡単に示している。図2(a)の例では、映像送信端末200の端末No.1に対するパスワードPSW1a、端末No.2に対するパスワードPSW1bを管理しているものとなっている。
映像受信端末認証手段120は、第2のパスワード(PSW2)を用いて映像受信端末300を認証する部分であり、認証された映像受信端末300のみがストリーミング受信が可能となる。なお、映像受信端末300が複数ある場合、映像受信端末認証手段120は各々の映像受信端末300に対するパスワードを管理する。
図2(b)は映像受信端末認証手段120が管理するパスワードをごく簡単に示している。図2(b)の例では、映像受信端末300の端末No.1に対するパスワードPSW2a,端末No.1に対するパスワードPSW2b、端末No.3に対するパスワードPSW2c、端末No.4に対するパスワードPSW2dなどを管理している例となっている。
映像ストリーミング配信手段130は、認証済みの映像送信端末200から送信された映像データを認証済みの映像受信端末300に対してストリーミング配信する部分である。
映像ストリーミング配信手段130は、映像送信端末認証手段110から、認証済みの映像送信端末200の端末IDの通知を受け、その端末から送信される映像ストリーミングのみを受け入れる。
また、映像ストリーミング配信手段130は、映像受信端末認証手段120から、認証済みの映像受信端末300のアドレス情報と端末IDの通知を受け、そのアドレスに対して映像ストリーミングを配信する。
ここで、この構成例では、映像ストリーミング配信手段130が動的配信再開制御手段131を備えた構成となっている。
動的配信再開制御手段131は、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間の通信セッション、または映像配信サーバー100と映像受信端末300との間の通信セッションが切断した場合、ストリーミング配信の停止と再開を制御する部分である。
動的配信再開制御手段131は、通信セッションの遮断により、映像ストリーミング配信手段130のストリーミング配信を停止した後、映像受信端末300による映像受信端末認証手段における認証が成功して配信停止解除信号を受ければ、ストリーミング配信を再開する処理である。
後述するように、映像送信端末200の映像受信端末制御手段220は、映像受信端末認証手段120が保持するデータの第2のパスワードのデータを動的に書き換えることができ、映像受信端末認証手段120は第2のパスワードが動的に変更されれば認証が成立しなくなるため、動的配信再開制御手段131に対して動的配信停止設定信号を出力する構成となっている。
このように、映像送信端末200の映像受信端末制御手段220が、既存の第2のパスワードを維持せずに新しい第2のパスワードを発行して映像受信端末認証手段120に保持する第2のパスワードを動的に書き換えて更新すれば、映像受信端末認証手段120の認証が不成立である状態を作り上げることができ、映像受信端末認証手段120から動的配信再開制御手段131に対して動的配信停止設定信号が与えられる状況とすることができる。
映像受信端末認証手段120から動的配信停止設定信号を受けると、動的配信再開制御手段131は映像ストリーミング配信手段130から配信中の映像のストリーミング配信を停止する配信停止機能を備えている。もっとも、ここでは、無線通信のトラブルにより通信セッションが破棄されている状態であるので、この配信停止機能は「新第2のパスワードでの認証に成功しない限り、再開されない」という意味の機能と解釈することができる。
動的配信再開制御手段131によるライブストリーミング配信の再開機能に関しては、後述する[2][3]において詳しく述べる。
次に、映像送信端末200の各構成要素について説明する。
映像送信端末200は、パスワード入力手段210と、映像受信端末制御手段220と、映像データ送信手段230を備えた構成となっている。
パスワード入力手段210は、映像送信端末認証手段110からのパスワード入力の求めに応じて自己の第1のパスワードを入力・送信する手段である。簡単な例では、キーボードなどのI/O機器で良く、映像送信端末200の操作者が当該キーボードなどを介して第1のパスワードを入力しても良い。また、映像送信端末200が備える自動認証機能を利用し、第1のパスワードを記憶しておき、映像送信端末認証手段110からのパスワード入力の求めに応じて自動的に第1のパスワードを返信するものでも良い。
映像受信端末制御手段220は、映像ストリーミングの配信を受け得る映像受信端末300を許可したり制限したりするため、第2のパスワードの発行・管理を行うものである。
映像配信サーバー100に対しては、映像ストリーミング配信に先立ち、映像受信端末制御手段220は、映像受信端末認証手段120に対して、当該映像ストリーミング配信を受ける権限のある映像受信端末に関する端末ID、第2のパスワードなどを設定・付与する機能とともに、映像ストリーミング配信の送信前、送信中、送信後の任意のタイミングで、映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120が保持している第2のパスワードを動的に新たな新第2のパスワードに書き換える機能を備えたものである。
映像送信端末200がこの映像受信端末制御手段220を用いて映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120が保持している第2のパスワードを動的に書き換えれば、上記したように、映像受信端末認証手段120が動的配信再開制御手段131に対して動的配信停止信号を与えることとなる。
なお、この運用例では、映像受信端末300側が第2のパスワードを映像送信端末200から得る方法としては、電話やインターネットのWeb等の連絡手段により別途映像送信端末200や映像送信の管理者から入手するものとする。
映像データ送信手段230は、映像配信サーバー100に映像データを送信する機能を備えたものである。もちろん、映像データ送信手段230の送信は、パスワード入力手段210による第1のパスワードを用いた認証と、映像受信端末制御手段220と映像受信端末認証手段120の間で映像ストリーミング配信を受ける権限のある映像受信端末に関する端末ID、第2のパスワードなどのやり取りが終了していることが条件となる。
この例では、映像データ送信手段230が配信する映像は、いわゆるライブストリーミングとする。ライブストリーミングとは、中継映像・音声をリアルタイムでエンコードし、そのままストリーミング配信することである。通常のストリーミングとは違い、映像配信サーバー100側にはマスターとなる動画音声クリップデータを持っておらず、カメラで撮影した映像データ、マイクロフォンで集音した音声データを動的にエンコードして配信する。
この例では、映像送信端末200は、ローカルにまたはインターネットを介して接続されたカメラおよびマイクロフォンを装備し、リアルタイムで映像データや音声データをエンコードして、ストリーミング配信するデータを作成するデータ作成機能を備えているものとする。
次に、映像受信端末300について説明する。
映像受信端末300は、一又は複数台であっても良い。
各々の映像受信端末300は、視聴要求手段310、パスワード入力手段320と、映像データ受信手段330を備えた構成となっている。
視聴要求手段310は、視聴を要求する手段であり、視聴に必要な第2のパスワードを入手する手段である。この例では、映像配信サーバー100を介さずに、映像受信端末300がインターネットを通じて映像送信端末200が提供するWebページを介してアクセスし、第2のパスワードを発行してもらい、受け取る仕組みとなっている。
なお、映像受信端末300の利用者が電話や郵便などの人手により第2のパスワードを入手する運用の場合、システムとしてはこの視聴要求手段310は不要となる。
パスワード入力手段320は、映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120からのパスワード入力の求めに応じて第2のパスワードを入力・送信する手段である。簡単な例では、キーボードなどのI/O機器で良く、映像受信端末300の操作者が当該キーボードなどを介して第2のパスワードを入力しても良い。また、映像受信端末300が備える自動認証機能を利用し、第2のパスワードを記憶しておき、映像受信端末認証手段120からのパスワード入力の求めに応じて自動的に第2のパスワードを返信するものでも良い。
なお、後述するように、第2のパスワードが書き換えられ、新第2のパスワードとなった後に映像受信端末認証手段120からのパスワード入力の求められた場合は新第2のパスワードを入力する必要がある。
映像データ受信手段330は、映像ストリーミング配信手段130から配信されてくる映像ストリーミングの配信を受けると、データをデコードし、モニタやスピーカーなどを介して映像として再生する。
なお、上記したように、ここでは、配信される映像ストリーミングは、ライブストリーミングであり、映像受信端末300側では、ダウンロード型の再生ではなく、ストリーミング再生方式でコンテンツを再生する。
以上が各構成要素の概略の説明である。
以下、本発明の映像データ配信システムにおいてストリーミング配信が開始されるまでの操作例を、データの流れなどを追いながら説明する。
一例として、スタジオを設営し、生中継の形にて出演者がトークライブを行い、その映像をストリーミング配信する例として説明する。ここでは、テレビ番組のようにテレビ受像機のチャンネルを合わせた視聴者が一斉に視聴するものではなく、インターネットを介して、パーソナルコンピュータなどの情報処理組織を用いて、個別に視聴を申し出て、能動的に視聴を開始するものとする。
図3と図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
初期状態として、映像配信サーバー100の映像送信端末認証手段110が保持・管理している映像送信端末認証用のデータは図2(a)の状態となっているものとする。また、映像受信端末認証手段120が保持・管理している映像受信端末認証用のデータはリストがすべて空欄になっているものとする。また、映像受信端末300のパスワード入力手段は第2のパスワードを持ち合わせていないものとする。
トークライブの開始にあたり、映像送信端末200は、映像配信サーバー100にログインする(図3、図4ステップS1)。
映像配信サーバー100の映像送信端末認証手段110が、ログインしてきた映像送信端末200を認証するため、映像送信端末200に事前に割り当てられている第1のパスワードの入力を求め(図3、図4ステップS2)、映像送信端末200は、パスワード入力手段210を介して、映像配信サーバー100の映像送信端末認証手段110に対して、第1のパスワードを入力する(図3、図4ステップS3)。
映像配信サーバー100の映像送信端末認証手段110は、保持・管理している映像送信端末の端末IDに割り当てられている第1のパスワードと、送信された第1のパスワードとの照合を行い、認証を行う(図3、図4ステップS4)。ここでは、端末IDNo.1に対する第1のパスワードPSW1aと、送信された第1のパスワードPSW1aが合致し、認証が成功したとする(図3、図4ステップS4:Y)。
映像送信端末認証手段110は、映像ストリーミング配信手段130に対して、映像送信端末200の認証が成功した旨と、当該映像送信端末200から映像ストリーミングが送信されてくれば、映像ストリーミング配信を開始するよう通知する(図3、図4ステップS5)。
引き続き、図5と図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
映像受信端末300を使用する視聴者は、視聴要求手段310を介してトークライブの視聴を希望し、視聴に必要な第2のパスワードを要求する(図5、図6ステップS6)。この例では、映像配信サーバー100を介さずに、映像受信端末300がインターネットを通じて映像送信端末200が提供するWebページを介してアクセスし、第2のパスワードを発行してもらい、受け取るものとなっている。
映像送信端末200の映像受信端末制御手段220は、Webを介してアクセスしてきた映像受信端末300の視聴要求手段310からの視聴要求情報を受け、動的に第2のパスワード(PSW2a)を発行し(図5、図6ステップS7)、発行した第2のパスワードを映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120に通知するとともに(図5、図6ステップS8)、インターネットのWebを介して映像受信端末300の視聴要求手段310に通知する(図5、図6ステップS9)。
映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120は、保持・管理する映像受信端末に関する認証データを設定・更新する(図5、図6ステップS10)。
図7は、映像受信端末認証手段120が保持・管理する映像受信端末に関する認証データのリストである。図7に示すように、初期状態で図7(a)のように空欄だったリストに、図7(b)に示すように、映像受信端末300に関する情報が更新され、端末IDとともにパスワード(PSW2a)が登録されている。
引き続き、図8と図9のフローチャートを参照しつつ説明する。
映像送信端末200側では、予定通り、トークライブの撮影と映像ストリーミング配信を開始する。
この例では、映像受信端末300の利用者は、映像配信サーバー100にログインし(図8、図9ステップS11)、映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120が第2のパスワードの入力を求める(図8、図9ステップS12)。映像受信端末300は、映像受信端末認証手段120の求めに応じて、パスワード入力手段320を介して端末IDと第2のパスワードを入力して送信し(図8、図9ステップS13)、映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120は、保持・管理している映像受信端末の端末IDに割り当てられている第2のパスワードと、送信されてきた第2のパスワードとの照合を行い、認証を行う(図8、図9ステップS14)。ここでは、映像受信端末IDNo.1に対する第2のパスワードPSW2aと、送信された第2のパスワードPSW2aが合致し、認証が成功したとする(図8、図9ステップS14:Y)。
映像受信端末認証手段120は、映像ストリーミング配信手段130に対して、映像受信端末300の認証が成功した旨と、映像受信端末300に対して映像送信端末200から送信されてくる映像ストリーミング配信を送信開始するよう通知する(図8、図9ステップS15)。
映像送信端末200が映像ストリーミング配信を映像配信サーバー100に送信し(図8、図9ステップS16)、映像配信サーバー100は、映像受信端末300に対して映像ストリーミング配信を行う(図8、図9ステップS17)。
以上が、本発明の映像データ配信システムにおいてストリーミング配信が開始されるまでの操作例である。
[2]映像配信サーバー100と映像受信端末300との間で通信セッションが切断された場合の処理の流れ
次に、本発明の映像データ配信システムにおいて、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断された場合の処理の流れについて図10から図19を参照しつつ説明する。
なお、映像受信端末制御手段220において第2のパスワードを新第2のパスワードへ更新する運用と、第2のパスワードのまま維持する運用の2通りの運用があるので、まず、第2のパスワードを新第2のパスワードに更新する場合の運用を図10から図15を参照しつつ説明し、第2のパスワードのまま維持する場合の運用を図16から図19を参照しつつ説明する。
[2−1]第2のパスワードを新第2のパスワードに更新する場合の運用
以下、第2のパスワードを新第2のパスワードに更新する場合の運用を順に追って説明する。
まず、図10と図11のフローチャートを参照する。
図10の×印に示すように、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断されたものとする。
映像配信サーバー100の映像ストリーミング配信手段130は、映像受信端末300との通信セッションが切断されていることを認識するが、その原因が、映像受信端末300の利用者の意思により通信セッションが意図的に切断されたものか無線通信のトラブル等で通信セッションが切断されたものか判然としない。
前者の場合であれば、現状として通信セッションが切断され、ストリーミング配信が遮断されているので問題はないが、映像受信端末認証手段120においてそのまま第2のパスワードを温存していると、映像受信端末300が再度ログインしてくる可能性がある。また、後者であっても、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間の無線通信のトラブル等が解消して通信セッションが回復した状況になった後、映像受信端末300が再度ストリーミング配信の再開を希望するか否かを確認する運用は好ましい。
そこで、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131は、ストリーミング配信を能動的に停止する配信停止処理を行うとともに(図10、図11ステップS101)、通信ネットワークを介して映像送信端末200の映像受信端末制御手段220に対して、新しい新第2のパスワードの発行を依頼する(図10、図11ステップS102)。
ここでは、映像受信端末制御手段220により新第2のパスワード(PSW2a')が発行するものとする。
動的配信再開制御手段131の依頼を受けた映像受信端末制御手段220は、新第2のパスワードを発行する(図10、図11ステップS103)。
引き続き、図12と図13のフローチャートを参照しつつ説明する。
映像受信端末制御手段220は、通信ネットワークを介して、発行した新第2のパスワードを映像受信端末認証手段120に送信する(図12、図13ステップS104)。
映像受信端末認証手段120は保持する認証パスワードを旧第2のパスワードからその新第2のパスワードへ更新する処理を実行する(図12、図13ステップS105)。
ここでは、第2のパスワード(PSW2a)が、新第2のパスワード(PSW2a')に更新されたものとする。
映像受信端末認証手段120は、更新前に映像受信端末300から入力された第2のパスワード(PSW2a)と、更新された新しい新第2のパスワード(PSW2a')が不一致であり、認証が成立しないとして、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131に対して、映像ストリーミング配信を停止するアドレス情報と端末IDとともに、動的配信停止信号(ST)を送信する(図12、図13ステップS106)。
映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131は、動的配信停止信号(ST)を受け、映像ストリーミング配信の停止状態に遷移する(図12、図13ステップS107)。なお、現時点では映像受信端末300との通信セッションが切断されているが、敢えて映像ストリーミング配信の停止状態に遷移しておくことにより、無線通信トラブルが回復し、映像受信端末300との通信セッションが回復しても、制御不十分なまま不用意に映像ストリーミング配信が再開される状態を防ぐことができる。
引き続き、図14と図15のフローチャートを参照しつつ説明する。
ここで、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間の無線通信のトラブルが解消し、通信セッションが回復したとする。
映像送信端末200の映像受信端末制御手段220は、インターネットのWebを介して映像受信端末300に対して、ライブストリーミング配信が再開できる旨と再開を希望する場合には新たなパスワードを入手できることを通知する(図14、図15ステップS108)。例えば「停止しているライブストリーミング配信の再開が可能です。視聴をご希望される場合はココから再度パスワードを取得してください。」などのテロップを表示する。
映像受信端末300の利用者は、ライブストリーミング配信の再開を希望する場合は、視聴要求手段310からウェブを介して新パスワードの通知の要求を行ない(図14、図15ステップS109)、映像送信端末200の映像受信端末制御手段220はウェブを介して新第2のパスワード(PSW2a')を視聴要求手段310に対して通知する(図14、図15ステップS110)。
新第2のパスワード(PSW2a')を受けた映像受信端末300は、パスワード入力手段320から新第2のパスワード(PSW2a')を入力し、映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120に対して送信する(図14、図15ステップS111)。
映像受信端末認証手段120は、送信された新第2のパスワード(PSW2a')と、映像受信端末認証手段120が保持・管理する映像受信端末に関する認証データのリスト中の新第2のパスワード(PSW2a')を照合し(図14、図15ステップS112)、両者が合致したことを確認すれば(図14ステップS112:Y)、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131に対して、動的配信停止解除信号(UL)を送信する(図14、図15ステップS113)。
動的配信停止解除信号(UL)を受けた動的配信再開制御手段131は、映像受信端末300に対して映像ストリーミング配信を再開する(図14、図15ステップS114)。
以上の流れにより、従来技術では難しかった、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間の無線通信トラブルにより通信セッションが切断された場合において、映像配信サーバー100と映像送信端末200の連動により、能動的に映像受信端末300に対する映像ストリーミング配信のセッションを破棄するとともに、映像ストリーミング配信を再開させて良い条件であることを確認しつつ映像受信端末300の視聴の再開制御を細かく行うことができる。
[2−2]第2のパスワードを維持する場合の運用
以下、第2のパスワードを維持する場合の運用を順に追って説明する。なお、フローチャートの各ステップにはダッシュ(')を付けて[2−1]のフローチャートとは区別している。
まず、図16と図17のフローチャートを参照する。
図16の×印に示すように、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断されたものとする。
映像配信サーバー100の映像ストリーミング配信手段130は、映像受信端末300との通信セッションが切断されていることを認識するが、その原因が、映像受信端末300の利用者の意思により通信セッションが意図的に切断されたものか無線通信のトラブル等で通信セッションが切断されたものか判然としない。
ここで、後者の場合と想定し、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間の無線通信のトラブル等が解消して通信セッションが回復した状況になった後、映像受信端末300がそのまま再度ストリーミング配信の再開ができるような運用とする。
そこで、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131は、ストリーミング配信を能動的に停止する配信停止処理を行うとともに(図16、図17ステップS101')、通信ネットワークを介して映像送信端末200の映像受信端末制御手段220に対して通信セッションが切れたことを通知する(図16、図17ステップS102')。
ここでは、映像受信端末制御手段220は第2のパスワード(PSW2a)を維持する扱いとし、新第2のパスワードは発行しないものとする(図16、図17ステップS103')。
引き続き、図18と図19のフローチャートを参照しつつ説明する。
ここで、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間の無線通信のトラブルが解消し、通信セッションが回復したとする。
ここで、映像送信端末200の映像受信端末制御手段220が、インターネットのWebを介して映像受信端末300に対して、ライブストリーミング配信が再開できる旨を通知する運用としても良い。例えば「停止しているライブストリーミング配信の再開が可能です。視聴をご希望される場合は再度パスワードを入力してください。」などのテロップを表示する。
映像受信端末300の利用者は、ライブストリーミング配信の再開を希望する場合は、パスワード入力手段320から第2のパスワード(PSW2a)を再入力し、映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120に対して送信する(図18、図19ステップS104')。
映像受信端末認証手段120は、送信された第2のパスワード(PSW2a)と、映像受信端末認証手段120が保持・管理する映像受信端末に関する認証データのリスト中の第2のパスワード(PSW2a)を照合し(図18、図19ステップS105')、両者が合致したことを確認すれば(図18ステップS105':Y)、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131に対して、動的配信停止解除信号(UL)を送信する(図18、図19ステップS106')。
動的配信停止解除信号(UL)を受けた動的配信再開制御手段131は、映像受信端末300に対して映像ストリーミング配信を再開する(図18、図19ステップS107')。
以上の流れにより、映像配信サーバー100と映像受信端末300との間の無線通信トラブルにより通信セッションが切断された場合において、映像配信サーバー100と映像送信端末200の連動により、映像ストリーミング配信を再開させて良い条件であることを確認しつつ映像受信端末300の視聴の再開制御を細かく行うことができる。
[3]映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断された場合の処理の流れ
次に、本発明の映像データ配信システムにおいて、上流側である、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断された場合の処理の流れについて図20から図29を参照しつつ説明する。
なお、映像受信端末制御手段220において第2のパスワードを新第2のパスワードへ更新する運用と、第2のパスワードのまま維持する運用の2通りの運用があるので、まず、第2のパスワードを新第2のパスワードに更新する場合の運用を図20から図25を参照しつつ説明し、第2のパスワードのまま維持する場合の運用を図26から図29を参照しつつ説明する。
[3−1]第2のパスワードを新第2のパスワードに更新する場合の運用
以下、第2のパスワードを新第2のパスワードに更新する場合の運用を順に追って説明する。
まず、図20と図21のフローチャートを参照しつつ説明する。
図20の×印に示すように、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断されたものとする。
映像配信サーバー100の映像ストリーミング配信手段130は、配信すべきストリーミングデータの入力がなくなったことを認識するが、その原因が、映像送信端末200の管理者の意思により通信セッションが意図的に切断されたものか無線通信のトラブル等で通信セッションが切断されたものか判然としない。
前者の場合であれば、現状として通信セッションが切断され、ストリーミング配信が遮断されているので、意図的に切断した結果が反映されているが、映像受信端末認証手段120においてそのまま第2のパスワードを温存していると、映像受信端末300が再度ログインしてくる可能性があるので視聴ができないようにする必要がある。また、後者であっても、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間の無線通信のトラブル等が解消して通信セッションが確立できる状況になった後、映像受信端末300が再度ストリーミング配信の再開を希望するか否かを確認する運用は好ましい。
そこで、映像配信サーバー100側では、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131により、ストリーミング配信を能動的に停止する配信停止処理を行う(図20、図21ステップS201)。
その一方、映像送信端末200側では、映像データ送信手段230が通信セッションの切断を認識すれば、映像受信端末制御手段220に対して通信セッションが切断されていることを通知する(図20、図21ステップS202)。
映像受信端末制御手段220は、通信セッションが切断されている通知を受けると、運用として第2のパスワードを動的に変更し、新しい新第2のパスワードを発行する(図20、図21ステップS202)。
ここでは、新第2のパスワード(PSW2a')が発行されたものとする。
引き続き、図22と図23のフローチャートを参照しつつ説明する。
ここで、映像送信端末200と映像配信サーバー100との間の無線通信のトラブル等が解消して通信セッションが回復したとする。
映像受信端末制御手段220は、通信ネットワークを介して発行した新第2のパスワードを、映像受信端末認証手段120に送信する(図22、図23ステップS204)。なお、切断された通信セッションの回復を待たず、インターネット上のウェブや電話等の別の通信手段を介して行っても良い。
映像受信端末認証手段120は保持する認証パスワードを旧第2のパスワードからその新第2のパスワードへ更新する処理を実行する(図22、図23ステップS205)。
映像受信端末認証手段120は、更新前に映像受信端末300から入力された第2のパスワード(PSW2a)と、更新された新しい新第2のパスワード(PSW2a')が不一致であり、認証が成立しないとして、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131に対して、映像ストリーミング配信を停止する端末IDとともに、動的配信停止信号(ST)を送信する(図22、図23ステップS206)。
映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131は、動的配信停止信号(ST)を受け、映像ストリーミング配信の停止状態が維持される(図22、図23ステップS207)。なお、この運用例では、既にステップS201の段階で、動的配信再開制御手段131がストリーミング配信を停止する配信停止処理を行っており、また、もともと映像送信端末200との通信セッションが切断されているため、映像受信端末300側から不正なアクセスなどはできない状況であるが、映像送信端末200との通信セッションが回復したため、敢えて映像ストリーミング配信の停止状態を確実にしておくことにより、不用意に映像ストリーミング配信が再開される状態を防ぐことができる。
引き続き、図24と図25のフローチャートを参照しつつ説明する。
映像送信端末200の映像受信端末制御手段220は、インターネットのWebを介して映像受信端末300に対して、ライブストリーミング配信が再開できる旨と再開を希望する場合には新たなパスワードを入手できることを通知する(図24、図25ステップS208)。例えば「停止しているライブストリーミング配信の再開が可能です。視聴をご希望される場合はココから新しいパスワードを取得してください。」などのテロップを表示する。
映像受信端末300の利用者は、ライブストリーミング配信の再開を希望する場合は、視聴要求手段310からウェブを介して新パスワードの通知を要求し(図24、図25ステップS209)、映像送信端末200の映像受信端末制御手段220はウェブを介して新第2のパスワード(PSW2a')を視聴要求手段310に対して通知する(図24、図25ステップS210)。
新第2のパスワード(PSW2a')を受けた映像受信端末300は、パスワード入力手段320から新第2のパスワード(PSW2a')を入力し、映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120に対して送信する(図24、図25ステップS211)。
映像受信端末認証手段120は、送信された新第2のパスワード(PSW2a')と、映像受信端末認証手段120が保持・管理する映像受信端末に関する認証データのリスト中の新第2のパスワード(PSW2a')を照合し(図24、図25ステップS212)、両者が合致したことを確認すれば(図24ステップS212:Y)、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131に対して、動的配信停止解除信号(UL)を送信する(図24、図25ステップS213)。
動的配信停止解除信号(UL)を受けた動的配信再開制御手段131は、映像受信端末300に対して映像ストリーミング配信を再開する(図24、図25ステップS214)。
[3−2]第2のパスワードを維持する場合の運用
以下、第2のパスワードを維持する場合の運用を順に追って説明する。なお、フローチャートの各ステップにはダッシュ(')を付けて[3−1]のフローチャートとは区別している。
まず、図26と図27のフローチャートを参照する。
図26の×印に示すように、映像配信サーバー100と映像送信端末200との間で無線通信のトラブル等で通信セッションが切断されたものとする。
映像配信サーバー100の映像ストリーミング配信手段130は、映像送信端末200との通信セッションが切断されていることを認識するが、その原因が、映像送信端末200の管理者の意思により通信セッションが意図的に切断されたものか無線通信のトラブル等で通信セッションが切断されたものか判然としない。
この運用では、後者の場合と想定し、上流側の映像配信サーバー100と映像送信端末200との間の無線通信のトラブル等が解消して通信セッションが回復すれば、下流側の映像受信端末300がそのまま再度ストリーミング配信の再開ができるような運用とする。
そこで、映像配信サーバー100側では、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131により、ストリーミング配信を能動的に停止する配信停止処理を行う(図26、図27ステップS201')。
その一方、映像送信端末200側では、映像データ送信手段230が通信セッションの切断を認識すれば、映像受信端末制御手段220に対して通信セッションが切断されていることを通知する(図26、図27ステップS202')。
ここでは、映像受信端末制御手段220は第2のパスワード(PSW2a)を維持する扱いとし、新第2のパスワードは発行しないものとする(図26、図27ステップS203')。
引き続き、図28と図29のフローチャートを参照しつつ説明する。
ここで、映像配信サーバー100と映像送信端末200との間の無線通信のトラブルが解消し、通信セッションが回復したとする。
ここで、映像送信端末200の映像受信端末制御手段220が、インターネットのWebを介して映像受信端末300に対して、ライブストリーミング配信が再開できる旨を通知する運用としても良い。例えば「停止しているライブストリーミング配信の再開が可能です。視聴をご希望される場合は再度パスワードを入力してください。」などのテロップを表示する。
映像受信端末300の利用者は、ライブストリーミング配信の再開を希望する場合は、パスワード入力手段320から第2のパスワード(PSW2a)を再入力し、映像配信サーバー100の映像受信端末認証手段120に対して送信する(図28、図29ステップS204')。
映像受信端末認証手段120は、送信された第2のパスワード(PSW2a)と、映像受信端末認証手段120が保持・管理する映像受信端末に関する認証データのリスト中の第2のパスワード(PSW2a)を照合し(図28、図29ステップS205')、両者が合致したことを確認すれば(図28ステップS205':Y)、映像ストリーミング配信手段130の動的配信再開制御手段131に対して、動的配信停止解除信号(UL)を送信する(図28、図29ステップS206')。
動的配信停止解除信号(UL)を受けた動的配信再開制御手段131は、映像受信端末300に対して映像ストリーミング配信を再開する(図28、図29ステップS207')。
以上の流れにより、映像配信サーバー100と映像送信端末200との間の無線通信トラブルにより通信セッションが切断された場合において、映像配信サーバー100と映像送信端末200の連動により、映像ストリーミング配信を再開させて良い条件であることを確認しつつ映像受信端末300の視聴の再開制御を細かく行うことができる。
以上、本発明の映像データ配信システムの構成例における好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明の映像データ配信システムは、インターネット経由で映像データを配信するシステム、特に、ライブストリーミング配信システムに対して広く適用することができる。
100 映像配信サーバー
110 映像送信端末認証手段
120 映像受信端末認証手段
130 映像ストリーミング配信手段
131 動的配信再開制御手段
200 映像送信端末
210 パスワード入力手段
220 映像受信端末制御手段
230 映像データ送信手段
300 映像受信端末
310 視聴要求手段
320 パスワード入力手段
330 映像データ受信手段

Claims (4)

  1. インターネットを通じて映像送信端末から映像配信サーバーに送信された映像データを、前記映像配信サーバーから映像受信端末へ片方向にストリーミング配信するシステムであって、
    前記映像配信サーバーが、第1のパスワードを用いて前記映像送信端末を認証する映像送信端末認証手段と、第2のパスワードを用いて前記映像受信端末を認証する映像受信端末認証手段と、認証済みの前記映像送信端末から送信された前記映像データを認証済みの前記映像受信端末に対してストリーミング配信する映像ストリーミング配信手段と、前記ストリーミング配信の停止と再開を制御する動的配信再開制御手段を備え、
    前記映像送信端末が、前記第1のパスワードを用いた認証のもと前記映像配信サーバーに前記映像データを送信する映像データ送信手段と、発行した前記第2のパスワードを前記映像配信サーバーに通知する映像受信端末制御手段を備え、
    前記通信セッションが切断した場合、前記映像受信端末制御手段が、前記第2のパスワードを維持するまたは新たな新第2のパスワードに更新するか選択可能であり、前記映像受信端末認証手段における前記第2のパスワードを維持または更新し、前記映像受信端末による再認証が成功すれば前記動的配信再開制御手段が前記ストリーミング配信を再開する映像データ配信システム。
  2. 前記映像受信端末認証手段が、前記映像受信端末に対して再認証を求め、前記維持された前記第2のパスワードまたは前記更新された前記新第2のパスワードによる再認証に成功すれば、前記動的配信再開制御手段に対して前記動的配信停止解除信号を出力し、
    前記動的配信再開制御手段が、前記映像受信端末認証手段から動的配信停止解除信号を受けると前記映像のストリーミング配信を再開する配信再開機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像データ配信システム。
  3. 前記映像受信端末認証手段が前記新第2のパスワードに更新し、前記映像受信端末認証手段が認証パスワードを前記新第2のパスワードに更新した場合、前記映像受信端末が前記ストリーミング配信の再開を希望する場合、インターネット上のウェブ経由で前記映像送信端末の前記映像受信端末制御手段にアクセスし、前記新第2のパスワードを入手し、前記映像受信端末認証手段に対して前記新第2のパスワードを用いた再認証を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の映像データ配信システム。
  4. 前記映像送信端末がローカルにまたはインターネットを介して接続されたカメラおよびマイクロフォンを装備して映像データを生成する映像データ作成手段を備え、
    前記映像配信サーバーの前記ストリーミング配信手段が、ライブストリーミングであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の映像データ配信システム。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019097806A1 (ja) 2017-11-15 2019-05-23 三菱電機株式会社 整流器、およびレクテナ装置
JP7302806B1 (ja) * 2023-03-19 2023-07-04 17Live株式会社 サーバ、コンピュータプログラム及び端末

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