JP2017219566A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

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Katsumasa Tanaka
克昌 田中
徹 小池
Toru Koike
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Abstract

【課題】入力画像の輝度が高い場合のマーカの視認性を向上させる。【解決手段】表示装置1は、入力画像を取得する映像入力インタフェース100と、入力画像の輝度を特定する輝度特定部104と、輝度特定部104が特定した輝度に基づいて決定した線幅のマーカ画像を入力画像に重畳した表示画像を表示する表示パネル110と、を有する。また、表示装置2は、入力画像を取得する映像入力インタフェース100と、入力画像の輝度を特定する輝度特定部104と、輝度特定部104が特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、入力画像の輝度を下げるように入力画像の画素値を補正した補正画像にマーカ画像を重畳した表示画像を表示する表示パネル110と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置及び表示方法に関するものである。
画像を表示する表示装置において、表示する画像にマーカを重畳させて表示する技術が知られている。特許文献1には、表示装置の画面が小さい場合に、マーカの大きさを変更する技術が開示されている。
国際公開第2011/004612号
特許文献1で開示されている技術においては、表示装置の画面の大きさに応じて、表示画面の大きさに対するマーカの大きさを変化させることで、画面が小さい表示装置における表示画像の視認性を向上させることができる。例えば、画面が小さい表示装置においてはマーカを小さくすることで、入力画像が表示される十分な領域を確保することが可能になる。
しかしながら、従来の表示装置においてはマーカの視認性に対して配慮されておらず、表示画像の輝度が高い場合に、マーカの視認性が悪くなってしまうという問題があった。例えば、表示装置がHDR(High Dynamic Range)画像を表示する場合、輝度が高い領域にマーカを表示するとマーカが目立たないので、ユーザがマーカを視認しづらいという問題があった。
そこで、本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、表示する画像の輝度が高い場合のマーカの視認性を向上させることを目的としている。
本発明の第1の態様の表示装置は、入力画像を取得する取得手段と、前記入力画像の輝度を特定する輝度特定手段と、前記輝度特定手段が特定した輝度に基づいて決定した線幅のマーカ画像を前記入力画像に重畳した表示画像を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第2の態様の表示方法は、入力画像を取得するステップと、前記入力画像の輝度を特定するステップと、特定した輝度に基づいて決定した線幅のマーカ画像を前記入力画像に重畳した表示画像を表示するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第3の態様の表示装置は、入力画像を取得する取得手段と、前記入力画像の輝度を特定する輝度特定手段と、前記輝度特定手段が特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、前記入力画像の輝度を下げるように前記入力画像の画素値を補正した補正画像にマーカ画像を重畳した表示画像を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第4の態様の表示方法は、入力画像を取得するステップと、前記入力画像の輝度を特定するステップと、特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、前記入力画像の輝度を下げるように前記入力画像の画素値を補正した補正画像にマーカ画像を重畳した表示画像を表示するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示する画像の輝度が高い場合のマーカの視認性を向上させることができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る表示装置1の構成を示すブロック図である。 表示装置1が表示可能なユーザメニューを示す図である。 微調整判定部103の動作について説明するための概念図である。 微調整判定部103が生成する動きベクトル検出結果150の概念図である。 統計量算出結果200の概念図である。 撮影装置から入力されたHDR画像を表示している状態を示す図である。 画面の中央にセンターマーカ60を表示した状態を示す図である。 線幅決定部106が線幅を決定する方法について説明するための図である。 センターマーカ60を表示する動作の手順を示すフローチャートである。 画面の中央にエリアマーカ90を表示した状態を示す図である。 エリアマーカ90を表示する動作の手順を示すフローチャートである。 ユーザが微調整を実施しているかどうかを判定する手順のフローチャートである。 画面にクロスハッチが表示された状態を示す図である。 クロスハッチ610を表示する動作の手順を示すフローチャートである。 画面にクロスハッチが表示された状態を示す図である。 クロスハッチ620を表示する動作の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る表示装置2の構成を示す図である。 表示輝度算出結果250について説明するための図である。 情報管理部108について説明するための概念図である。 表示装置2のマーカ表示手順のフローチャートである。 高輝度領域にマーカを表示する例を示す図である。 第3の実施形態に係る表示装置3の構成を示す図である。 表示装置3のマーカ表示手順のフローチャートである。
<第1の実施形態>
[表示装置1の構成]
本発明の第1の実施形態に係る表示装置1は、撮影装置から入力されたHDR動画像と各種のマーカとを同時に表示することができる。表示装置1は、例えば、表示装置1の画面の中心位置を示すセンターマーカ、画面内の所定のエリアを示すエリアマーカ、又は縦方向及び横方向の網目状の直線から構成されるクロスハッチを表示することができる。表示装置1は、ユーザにより設定された内容に基づいて、マーカを視認しやすい線幅にして表示することができる。
図1は、第1の実施形態に係る表示装置1の構成を示すブロック図である。表示装置1は、映像入力インタフェース100、ユーザ操作インタフェース101、注目物検出部102、微調整判定部103、輝度特定部104、感度判定部105、線幅決定部106、描画部107、情報管理部108、合成部109及び表示パネル110を有する。
映像入力インタフェース100は、撮影装置から画像を取得するための画像取得手段である。映像入力インタフェース100に入力された画像(以下、入力画像という)は、注目物検出部102、輝度特定部104及び合成部109に送られる。
ユーザ操作インタフェース101は、ユーザが設定する内容を受け付ける設定受付手段である。ユーザ操作インタフェース101は、ユーザにより入力された設定内容を情報管理部108に通知する。
注目物検出部102は、映像入力インタフェース100が取得した入力画像における一部の領域を選択する選択手段である。注目物検出部102は、入力画像に含まれている、人物又は建物などの注目物を検出し、検出した注目物を含む領域を選択する選択手段として機能する。注目物検出部102は、例えば、画像における高周波成分を含むエッジを検出し、エッジによって囲まれた領域を注目物領域として選択する。注目物検出部102は、ユーザ操作インタフェース101を介してユーザにより指定された領域を、注目物が含まれる領域として選択してもよい。
微調整判定部103は、映像入力インタフェース100が複数のフレームで取得した複数の画像における、注目物検出部102が検出した注目物の所定の時間内の移動量を示す動きベクトル量を算出し、動きベクトル量に基づいて、ユーザが撮影装置の位置を微調整しているかどうかを判定する。微調整判定部103は、動きベクトル量がゼロである場合又は動きベクトル量が所定の値よりも大きい場合に、ユーザが微調整をしていないと判定し、動きベクトル量が所定の範囲内である場合、ユーザが微調整をしていると判定する。微調整判定部103の動作の詳細については、後述する。
輝度特定部104は、映像入力インタフェース100が取得した入力画像の輝度を特定する輝度特定手段である。輝度特定部104は、例えば、入力画像の領域ごとの輝度を特定し、領域ごとの輝度の統計量を算出する。具体的には、輝度特定部104は、映像入力インタフェース100が取得した画像を予め定められた複数の領域(例えば、m及びnを整数とした場合にm×n画素の複数の領域)に分割し、それぞれの領域における輝度の平均値を統計量として算出する。輝度特定部104は、算出した統計量を領域に関連付けて情報管理部108内のメモリに記憶させる。輝度特定部104の動作の詳細については、後述する。
感度判定部105は、輝度特定部104が算出した輝度の統計量に基づいて、HDR動画像を視認するユーザが、眩しいと感じるか否かを判定する。感度判定部105は、輝度特定部104が輝度の統計量を算出した領域ごとに、輝度の統計量を所定の閾値と比較し、統計量が閾値以上である領域を、眩しいと感じられる領域であると判定する。感度判定部105は、眩しいと感じられるかどうかを示すフラグを領域に関連付けて情報管理部108内のメモリに記憶させる。
線幅決定部106は、微調整判定部103における判定結果及び感度判定部105における判定結果に基づいて、各領域におけるマーカの線幅を決定することにより、マーカの形状を決定する線幅決定手段である。線幅決定部106は、微調整判定部103が、ユーザが微調整をしていると判定し、かつユーザが眩しいと感じると感度判定部105が判定した場合に、マーカの線幅を変更することによりマーカの形状を変更する。
線幅決定部106は、例えば、マーカを表示する領域の輝度の統計量が、所定の閾値以上である場合に、マーカの形状を、デフォルト形状から、輝度が高い領域においてもユーザが視認しやすい線幅に変更する。線幅決定部106は、画面全体の平均輝度が所定の閾値以上である場合にマーカの線幅を太くしてもよい。また、線幅決定部106は、表示する画像に含まれている注目物の輝度が所定の輝度以上である場合に、注目物に対応する位置に表示されるマーカの線幅を太くしてもよい。
描画部107は、線幅決定部106が決定した線幅でマーカを描画したグラフィックス画像を作成する。
情報管理部108は、ユーザ操作インタフェース101から取得した情報を記録するメモリを有する。情報管理部108は、輝度特定部104が算出した輝度の統計量、及び感度判定部105が判定した眩しさに関するフラグをメモリに記憶する。また、情報管理部108は、ユーザ操作インタフェース101を介して入力された、マーカ表示に関する設定内容を記憶する。
合成部109は、映像入力インタフェース100から取得した画像と描画部107から取得したグラフィックス画像とを合成して表示画像を生成する。
表示パネル110は、合成部109から取得した表示画像を表示する表示手段であり、例えば液晶ディスプレイである。表示パネル110は、輝度特定部104が特定した輝度に基づいて線幅決定部106が決定した線幅のマーカ画像を入力画像に重畳した表示画像を表示する。
図2は、表示装置1が表示可能なユーザメニューを示す図である。ユーザメニューには、マーカ制御設定20、クロスハッチ表示設定21及びマーカ種別設定22が含まれている。ユーザは、マーカ制御設定20を選択することにより、オフ200、自動201、オン202の3種類の動作を選択できる。また、ユーザは、クロスハッチ表示設定21を選択することにより、網状の模様であるクロスハッチをどこに表示させるかを選択することができる。具体的には、ユーザは、クロスハッチを表示する領域を、注目物近傍211又は高輝度領域近傍212の2種類から選択できる。
また、ユーザは、マーカ種別設定22を選択すると、表示するマーカの種別を設定することができる。具体的には、ユーザは、センターマーカ220、エリアマーカ221及びクロスハッチ222のそれぞれを用いるかどうかを設定できる。つまり、ユーザは、センターマーカ220、エリアマーカ221及びクロスハッチ222のそれぞれのオン設定又はオフ設定を行うことができる。例えば、センターマーカを表示する場合、マーカ制御設定20はオン202の設定とされ、マーカ種別設定22のセンターマーカ220がオン設定され、エリアマーカ221及びクロスハッチ222がオフ設定とされる。クロスハッチ表示設定21は使用されない。上記の各種の設定内容は、ユーザがユーザ操作インタフェース101から入力し、情報管理部108に記録される。
[微調整判定処理の方法]
図3は、微調整判定部103の動作について説明するための概念図である。
本実施形態における微調整判定部103は、まず、注目物の動きを検出するために動きベクトル量を算出する。微調整判定部103は、動きベクトル量を求めるために映像フレームを複数のブロック(例えば8x8画素単位のブロック)に分割する。微調整判定部103は、動きベクトル量を求める基準ブロックと参照フレーム(例えば、時間的に1つ前のフレーム)とを比較し、比較した結果が最も類似しているブロックの位置を特定する。
図3におけるフレーム500は、時間t0における映像フレームである。フレーム501は、フレーム500よりも1つ後の時間のフレームであり、時間t1における映像フレームを示す。ここで、t1は、t0から(t1−t0)だけ時間が進んでいるものとする。
フレーム500に含まれるブロック502は、ブロック内に被写体503を有している。注目物検出部102は、時間t1のブロック504の動きベクトル量を求めるために、時間t0の参照フレーム500において、時間t1のブロック504と類似する画素値を有するブロック502を探索する。類似ブロックの探索方法は、例えば差分絶対値和(SAD)を算出して類似ブロックを判定する方法である。
微調整判定部103は、t0における類似ブロックの座標を(x0、y0)、t1における動きベクトル量を求めるブロックの座標を(x1、y1)とした場合に、以下の式(1)によって動きベクトル量を算出することができる。
すなわち、微調整判定部103は、類似ブロックであるブロック502の座標(x0、y0)及びブロック504の座標(x1、y1)を求めて、式(1)を用いることにより、ブロック504の動きベクトル量505を求めることができる。微調整判定部103は、このように全てのブロックに関して動きベクトル量を算出する。
図4は、微調整判定部103が生成する動きベクトル検出結果150の概念図である。ブロック151は分割ブロックの1つである。各分割ブロックはブロック単位の座標を有している。図4は、画像全体を水平方向にx−1個、垂直方向にy−1個に分割した例を示している。例えば、ブロック151の座標は(0,0)であり、ブロック152の座標は(1,1)である。また、各ブロックの数値は動きベクトル量を示している。
微調整判定部103は、注目物検出部102が検出した注目物の動きベクトル検出結果に基づいて被写体の動きを推定し、ユーザによるカメラの撮影位置の微調整が行われたことを判定する。微調整判定部103は、動きベクトル検出結果が所定の範囲内の場合に、微調整が行われていると判定する。例えば、微調整判定部103は、以下の式(2)を用いて微調整を判定することができる。
0 < 動きベクトル量 < 閾値(THV) 式(2)
例えば、閾値THVが10である場合、ブロック151の動きベクトル量が5であることから、微調整判定部103は、ユーザが微調整していると判定する。また、ブロック152の動きベクトル量も5なので、微調整判定部103は、ユーザが微調整していると判定する。このように全てのブロックに対して式(2)を適用し、90%以上のブロックの動きベクトル量が式(2)を満たしているときに、微調整判定部103は、微調整が行われていると判定する。
[統計量の算出方法]
図5は、輝度特定部104による統計量の算出結果200の概念図である。輝度特定部104は、m画素×n画素で構成されるブロック毎に統計量を算出することにより、統計量算出結果200を生成する。各ブロックは、座標(x、y)で指定される。例えば、ブロック201の座標は(0,0)である。
輝度特定部104は、映像入力インタフェース100から入力される映像に基づいて、式(3)を用いて各ブロックの画素値の平均値であるAVE(x、y)を求める。
AVE(x、y)=Σ画素値(m、n)/(m×n) 式(3)
式(3)におけるm及びnは、分割ブロック内の水平方向の画素数及び垂直方向の画素数を示している。例えば、ブロックが16×8画素で構成されている場合、mは16、nは8である。
例えば、輝度特定部104が、式(3)を用いてブロック201のAVE(0,0)を求めた結果は100になる。このように、輝度特定部104は、全ての分割ブロックに対して画素値の平均値を算出して統計量算出結果200を算出する。
[センターマーカの表示例]
図6は、表示装置1においてマーカが表示されておらず、撮影装置から入力されたHDR画像を表示している状態を示す図である。表示画像には、太陽30、山31、雲32、人物33及び道路34が含まれている。
図7は、画面の中央にセンターマーカ60を表示した状態を示す図である。センターマーカ60の中心を部分的に拡大したものが、基本センターマーカ61と拡張センターマーカ62である。図7において灰色で示されている基本センターマーカ61は、輝度特定部104が特定した輝度が所定の範囲内であり、ユーザが眩しく感じないと感度判定部105が判定した領域にセンターマーカ60を表示する場合に表示される基準マーカ画像である。
図7において黒色で示されている拡張センターマーカ62は、ユーザが眩しく感じると感度判定部105が判定した領域にセンターマーカ60を表示する場合に、センターマーカ60の線幅を、線幅決定部106が決定した線幅にするための領域である。具体的には、描画部107が、基本センターマーカ61の上側、下側、左側及び右側の少なくともいずれかに、輝度特定部104が特定した輝度に対応する太さの線を付加することにより、表示パネル110は、基本センターマーカ61よりも線幅が大きいマーカ画像を表示する。
図7に示す例においては、描画部107は、基本センターマーカ61の上側、左側、下側及び右側に、拡張センターマーカ62を描画する。その結果、描画部107は、センターマーカ60の線幅を太くすることができる。このようにして、表示パネル110は、輝度特定部104が特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、輝度特定部104が特定した輝度が所定の閾値未満である場合よりも線幅が大きいセンターマーカ60を表示することができる。
[センターマーカ60の線幅の決定方法]
図8は、線幅決定部106が線幅を決定する方法について説明するための図である。図8における横軸は輝度を示し、縦軸は線幅を示す。線幅決定部106は、輝度が高くなればなるほどセンターマーカ60の線幅を太くする。線幅決定部106は、例えば、輝度がY0からY1の間にある場合、線幅をW0とする。線幅決定部106は、輝度がY1からY2の間にある場合、線幅をW1とする。線幅決定部106は、輝度がY2からY3の間にある場合、線幅をW2とする。線幅決定部106は、輝度がY3以上である場合、線幅をW3とする。線幅決定部106が線幅を決定する方法は、図8に示した例に限られず、輝度に応じて線幅を線形的に太くする方法でもよい。
[センターマーカ60の表示手順]
図9は、センターマーカ60を表示する動作の手順を示すフローチャートである。
まず、描画部107は、情報管理部108に記録されたマーカ制御設定20及びマーカ種別設定22の情報を取得する。そして、描画部107は、センターマーカ220、エリアマーカ221及びクロスハッチ222の少なくとも一つがオン設定になっている場合、マーカ表示を開始すると判定する(S101)。本例では、ユーザが、センターマーカ220をオン設定し、エリアマーカ221及びクロスハッチ222をオフ設定し、マーカ制御設定20をオン202としている場合について説明する。
続いて、感度判定部105は、輝度特定部104が抽出した輝度の統計量に基づいて、ユーザが眩しいと感じるか否かを判定する(S102)。感度判定部105が、ユーザが眩しく感じると判定した場合(S103においてYes)、線幅決定部106は、線幅をデフォルト幅よりも太くすることに決定し(S104)、描画部107は、決定された線幅のセンターマーカ60を描画する(S105)。感度判定部105が、ユーザが眩しく感じないと判定した場合(S103においてNo)、線幅決定部106は、線幅をデフォルト幅とすることに決定し、描画部107は、デフォルト幅のセンターマーカ60を描画する(S105)。
[エリアマーカの表示例]
続いて、表示装置1が、入力画像における所定の領域を示すエリアマーカを表示する場合の例について説明する。
図10は、画面の中央にエリアマーカ90を表示した状態を示す図である。エリアマーカ90は、エリアマーカ90の拡大画像が示すように、灰色で示す基本エリアマーカ91及び黒色で示す拡張エリアマーカ92を含んでいる。線幅決定部106は、基本エリアマーカ91の外側に、輝度特定部104が特定した輝度に対応する太さの線である拡張エリアマーカ92を付加することにより、エリアマーカ90が示す領域の外側に向けてエリアマーカ90の線幅を大きくする。このようにすることで、描画部107は、エリアの内側の画像の視認性を損なうことなく、エリアマーカ90の視認性を向上させることができる。
[エリアマーカ90の表示手順]
図11は、エリアマーカ90を表示する動作の手順を示すフローチャートである。
図9に示した手順と同様に、まず、描画部107は、情報管理部108に記録されたマーカ制御設定20及びマーカ種別設定22の情報を取得する。そして、描画部107は、エリアマーカ221がオン設定になっていると判定する(S101)。
続いて、注目物検出部102は、映像入力インタフェース100から取得した画像において注目物を検出し、注目物の座標を特定する(S201)。微調整判定部103は、注目物検出部102が特定した注目物の座標の複数の画像における変化の有無に基づいて、ユーザが、撮影装置を用いて撮影位置の微調整を実施しているかどうかを判定する(S202)。具体的には、微調整判定部103は、注目物検出部102から取得した注目物の現在の画像フレームの時刻における座標と1つ前の画像フレームの時刻における座標との差に基づいて動きベクトル量を算出することにより、微調整の有無を判定する。微調整の判定の詳細なフローについては図12を用いて後述する。
微調整判定部103が、ユーザが微調整を実施していると判定した場合(S202においてYes)、図9に示した例と同様に、感度判定部105及び線幅決定部106が、ステップS102からステップS104を実行する。
感度判定部105が、ユーザが眩しいと感じると判定した場合(S103においてYes)、線幅決定部106は、線幅を太くすることに決定し(S203)、描画部107は、線幅を太くしたエリアマーカ90を描画する(S204)。感度判定部105が、ユーザが眩しく感じないと判定した場合(S103においてNo)、描画部107は、デフォルト幅のエリアマーカ90を描画する(S204)。このようにすることで、表示パネル110は、微調整判定部103が、撮影装置において撮影位置の調整が行われていると判定した場合に、輝度特定部104が特定した輝度に基づいて決定した線幅のマーカ画像を表示することができる。
[微調整中かどうかの判定手順]
図12は、ユーザが微調整を実施しているかどうかを判定する手順のフローチャートである。
まず、微調整判定部103は、画像内の注目物を識別するための情報(以下、注目物識別情報という)及び注目物の座標を注目物検出部102から取得する(S301)。微調整判定部103は、取得した注目物識別情報を注目物の座標に関連付けてメモリに記憶させる。微調整判定部103は、現在の時刻より前の時刻における注目物識別情報と注目物の座標とを関連付けてメモリに保持している。
続いて、微調整判定部103は、それぞれの注目物に対して、現在の時刻と1つ前の時刻の座標を比較することにより、注目物の動きベクトル量を算出する。そして、微調整判定部103は、算出した動きベクトル量を、情報管理部108が保持する動きベクトル閾値と比較する(S302)。動きベクトル閾値は、ユーザが設定してもよく、予め表示装置1が記憶している複数の閾値からユーザが選択してもよい。
微調整判定部103は、所定の時間にわたって、動きベクトル量が動きベクトル閾値を超えた回数及び超えない回数を集計し、集計結果をメモリに記憶させる。具体的には、微調整判定部103は、動きベクトル量が動きベクトル閾値を超えていない場合(S303においてNo)、閾値を超えない回数を集計する(S304)。より具体的には、微調整判定部103は、メモリに記憶させた動きベクトル閾値を超えなかった回数を示す第1カウント値に1を加算することにより、動きベクトル閾値を超えない回数を集計する。
続いて、微調整判定部103は、第1カウント値を集計値閾値と比較する(S305)。微調整判定部103は、第1カウント値が集計値閾値を超えた場合(S306においてYes)、ユーザが微調整中であると判定する(S310)。微調整判定部103は、第1カウント値が集計値閾値を超えていない場合(S306においてNo)、再判定が必要であると判定する(S311)。
また、微調整判定部103は、動きベクトル量が閾値を超えている場合(S303においてYes)、閾値を超えた回数を集計する(S307)。より具体的には、微調整判定部103は、メモリに記憶させた閾値を超えた回数を示す第2カウント値に1を加算することにより、閾値を超えた回数を集計する。
続いて、微調整判定部103は、第2カウント値を集計値閾値と比較する(S308)。微調整判定部103は、第2カウント値が集計値閾値を超えた場合(S309においてYes)、ユーザが微調整中でないと判定する(S312)。微調整判定部103は、第2カウント値が集計値閾値を超えていない場合(S309においてNo)、再判定が必要であると判定する(S311)。
[クロスハッチの表示例(その1)]
続いて、表示装置1がクロスハッチを表示する場合の例について説明する。
図13は、画面に縦方向及び横方向の網目状の直線から構成されるクロスハッチが表示された状態を示す図である。図13においては、注目物検出部102により選択された注目物の1つである人物33の近傍の注目物領域において、輝度特定部104が特定した輝度に対応し、注目物領域以外の領域よりも線幅が大きいクロスハッチ610が表示されている。
図13に示すクロスハッチを表示させる場合、図2のユーザメニューにおいて、ユーザは、マーカ制御設定20をオン202に、クロスハッチ表示設定21を注目物近傍211に設定する。また、マーカ種別設定22は、クロスハッチ222がオン、センターマーカ220及びエリアマーカ221はオフとなっている。
[クロスハッチ610の表示手順]
図14は、クロスハッチ610を表示する動作の手順を示すフローチャートである。ステップS101からS103までの処理は、図9に示したフローチャートと同一である。
ステップS103において、感度判定部105が、ユーザが眩しく感じると判定した場合(S103においてYes)、線幅決定部106は、注目物検出部102から、注目物検出の結果として、注目物識別情報及び注目物の座標を取得する(S401)。
続いて、線幅決定部106は、ステップS401で取得した情報に基づいて、各座標におけるクロスハッチの線幅を決定する。線幅決定部106は、例えば、図8を参照して説明した方法により、注目物及び注目物近傍の座標に該当するクロスハッチ610の線幅が他の座標のクロスハッチの線幅よりも太くなるように線幅を決定する(S402)。そして、描画部107は、ステップS102で線幅決定部106が決定した線幅に基づいて、クロスハッチ610のグラフィックス画像を作成する(S403)。合成部109は、描画部107が作成したグラフィックス画像をHDR動画像と合成して、クロスハッチの強調表示を完了する。
このように、表示装置1は、撮影装置から入力したHDR動画像から注目物を検出し、注目物及びその近傍の領域に対応するクロスハッチ610を太く描画することができる。これにより、表示装置1が高輝度なHDR動画像を表示している状態においても、ユーザがクロスハッチ610を十分に視認できるので、ユーザが注目物の周辺のエリアの位置を正確に把握することができる。
[クロスハッチの表示例(その2)]
続いて、表示装置1がクロスハッチを表示する場合の他の例について説明する。
図15は、クロスハッチが表示された他の状態を示す図である。図15においては、輝度特定部104が特定した輝度が所定の閾値以上である高輝度領域において、高輝度領域以外の領域よりも線幅が大きいクロスハッチ620が表示されている。
[クロスハッチ620の表示手順]
図16は、クロスハッチ620を表示する動作の手順を示すフローチャートである。ステップS101からS103までの処理は、図14に示したフローチャートと同一である。
ステップS103において、感度判定部105が、ユーザが眩しく感じると判定した場合(S103においてYes)、線幅決定部106は、輝度特定部104から各画素の輝度情報を取得する(S501)。
続いて、線幅決定部106は、ステップS121で取得した情報に基づいてクロスハッチの線幅を決定する。線幅決定部106は、例えば、図8を参照して説明した方法により、輝度がより高い画素に該当するクロスハッチ610の線幅がより太くなるように線幅を決定する(S502)。そして、描画部107は、ステップS102で線幅決定部106が決定した線幅に基づいて、クロスハッチ610のグラフィックス画像を作成する(S503)。合成部109は、描画部107が作成したグラフィックス画像をHDR動画像と合成して、クロスハッチの強調表示を完了する。
このように、表示装置1は、撮影装置から入力したHDR動画像における輝度が高い領域において、クロスハッチ610を太く描画することができる。これにより、表示装置1が高輝度なHDR動画像において高い輝度で画像を表示している状態においても、ユーザがクロスハッチ610を十分に視認できるので、ユーザが注目物の周辺のエリアの位置を正確に把握することができる。
[第1の実施形態における表示装置1による効果]
以上説明したように、第1の実施形態の表示装置1は、撮影装置から入力したHDR動画像の輝度を特定し、特定した輝度に基づいてユーザが眩しく感じると判定した場合に、マーカ画像をデフォルトの場合の線幅よりも太い線幅で描画する。このようにすることで、表示装置1は、高輝度なHDR動画像を表示する場合であっても、ユーザがマーカ画像を視認しやすくすることができる。
なお、以上の説明において、線幅決定部106は、画面に表示する画像の輝度に基づいて、マーカの線を一律に同じ幅だけ太くするように変更することによりマーカの形状を変更したが、マーカの形状を変更する方法は、これに限らない。線幅決定部106は、マーカの一部だけを太くすることによりマーカの形状を変更してもよい。
<第2の実施形態>
図17は、第2の実施形態に係る表示装置2の構成を示す図である。表示装置2は、感度判定部105及び線幅決定部106を有しておらず、表示輝度算出部111、高輝度座標抽出部112、描画領域決定部113及び画素値補正部114を有している点で、第1の実施形態の表示装置1と異なる。以下、第1の実施形態の表示装置1と相違する点を中心に、表示装置2の構成及び動作について説明する。
表示輝度算出部111は、輝度特定部104における統計量算出結果と表示パネル110の特性テーブルを用いてブロック毎の表示輝度を算出する。表示輝度算出部111の動作の詳細については後述する。
高輝度座標抽出部112は、表示輝度算出部111が算出した表示輝度に基づいて、表示輝度が所定の閾値以上の高輝度領域の座標を抽出する。高輝度座標抽出部112の動作の詳細については後述する。
描画領域決定部113は、マーカを描画する領域を決定する。描画領域決定部113は、微調整判定部103における微調整中であるかどうかの判定結果、高輝度座標抽出部112における輝度値、及びマーカの表示モードの設定状態に基づいて、マーカの描画領域、及びマーカの描画領域における表示画像の輝度値を決定する。描画領域決定部113は、決定した描画領域を描画部107に通知する。また、描画領域決定部113は、描画領域、及び描画領域における表示画像の輝度値を画素値補正部114に通知する。
画素値補正部114は、映像入力インタフェース100から入力された映像信号に対して、描画領域決定部113から通知された描画領域、及び情報管理部108から通知されたマーカモード設定情報に基づいて、映像信号の画素値の輝度値が所定の範囲内になるように画素値を補正する。画素値補正部114は、画素値を補正した後の補正画像データを合成部109に入力する。
描画部107は、描画領域決定部113から通知されたマーカの描画領域、及び情報管理部108から通知されたマーカ表示に関する設定内容に基づいて、マーカのグラフィックスデータとマーカの描画領域を示すマーカ描画領域情報とを生成し、生成したグラフィックスデータ及びマーカ描画領域情報を合成部109に入力する。
合成部109は、描画部107から入力されたマーカのグラフィックスデータ及びマーカ描画領域情報を用いて、画素値補正部114から入力される補正画像データにマーカのグラフィックスデータを合成する。
表示パネル110は、合成部109が合成して得られた表示画像データを表示する。すなわち、表示パネル110は、輝度特定部104が特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、入力画像の輝度を下げるように画素値補正部114が入力画像の画素値を補正した後の補正画像にマーカ画像を重畳した表示画像を表示する。
図18は、表示輝度算出部111による表示輝度算出結果250について説明するための図である。図18(a)は、表示輝度算出部111による表示輝度算出結果250の概念図である。表示輝度算出結果250は、複数のブロックに分割されている。各ブロックは座標(x、y)で指定される。例えば、ブロック251の座標は(5,0)、ブロック252の座標は(0,0)である。
表示輝度算出部111は、図5に示した統計量算出結果200を用いて、表示パネル110に表示した際の表示輝度値である表示輝度算出結果250を算出する。輝度特定部104が算出した統計量算出結果200の画素値はRGB値に基づいて得られた値なので、表示輝度算出部111は、RGB値に基づいて輝度成分を算出する。表示輝度算出部111は、一般的な変換式である式(4)を用いて、RGB値に基づいて輝度値Y(x、y)を算出することができる。
Y(x、y)=0.229×R+0.587×G+0.114×B 式(4)
次に、表示輝度算出部111は、各ブロックの表示輝度を求めて表示輝度算出結果250を生成するために、表示パネル110の変換特性テーブルを用いて、Y(x,y)を表示輝度に変換する。変換特性テーブルLUTは、あらかじめ算出した輝度値と表示パネル110の表示輝度特性との関係をテーブルにしたものである。図18(b)に変換特性テーブルLUTの概念図を示す。輝度値Yは、式(4)で求めた値である。また、LUT(Y)は、輝度値Yに対する表示パネル110に表示した際の輝度値である。表示輝度算出結果250をHY(x、y)とすると、表示輝度算出部111は、変換特性テーブルLUTを用いて式(5)を用いて、表示輝度算出結果250を算出することができる。
HY(x、y)=LUT(Y(x、y)) 式(5)
例えば、図18に示す例においては、ブロック251に対応する表示輝度値HY(5,0)は10cd/mである。また、ブロック252の表示輝度値HY(0,0)は1000cd/mである。このように、表示輝度算出部111は、全てのブロックの表示輝度を算出して表示輝度算出結果250を生成する。
図18(c)は、高輝度座標抽出部112について説明するための2値変換結果260の概念図である。高輝度座標抽出部112は、表示輝度算出結果250に基づいて、高輝度の領域の座標を抽出する。2値変換結果260は、表示輝度算出結果250の各ブロックの表示輝度を所定の閾値と比較して、表示輝度が閾値以上のブロックを抽出した結果である。図18(c)に示すように、高輝度座標抽出部112は、表示輝度が閾値以上(例えば、150cd/m以上)の高輝度であると判定した場合、ブロックの輝度判定値を1に設定して、表示輝度が閾値未満の場合、ブロックの輝度判定値を0に設定する。
高輝度座標抽出部112は、一つのフレームを複数のブロックに分割して、ブロックの座標に輝度判定値を関連付けることにより、2値変換結果260を生成する。図18(c)の例においては、2値変換結果260のブロックのうち、座標が(0、0)、(1、0)、(1、1)、(0、1)のブロックを含む領域は、座標輝度判定値が1に設定された高輝度領域261である。高輝度座標抽出部112は、画像内の高輝度領域の座標を抽出し、抽出した座標を描画領域決定部113に通知する。
以上説明したように、表示装置2においては、入力画像を構成する複数の領域それぞれにおける入力画像の輝度に基づいて、表示輝度算出部111が算出した表示輝度を特定することにより、高輝度座標抽出部112が高輝度領域を抽出する。そして、表示パネル110は、複数の領域のうち、輝度特定部104が特定した入力画像の輝度が閾値以上の高輝度領域の画素値を補正した補正画像にマーカ画像を重畳した表示画像を表示する。表示装置2がこのような構成を有することにより、高輝度領域の表示輝度が下がるので、高輝度領域におけるマーカの視認性が向上する。
図19は、第2の実施形態に係る情報管理部108について説明するための概念図である。情報管理部108は、設定受付手段としてのユーザ操作インタフェース101を介して設定されたマーカ制御設定を管理し、マーカの表示状態を制御する。情報管理部108は、マーカを優先して表示するモード、又は画質を優先して表示するモードのどちらのモードで動作するかを管理する。
マーカ制御設定には、「オフ」、「オン」、「自動」の3種類がある。情報管理部108は、マーカ制御設定がオフの場合はマーカ制御を行わない。したがって、情報管理部108は、マーカの描画領域及び映像の最大輝度値を制御しない。情報管理部108は、マーカ制御設定がオンの場合はマーカ制御を行う。具体的には、情報管理部108は、入力画像の輝度に応じてマーカの描画領域及び入力画像の最大輝度値を制御する。情報管理部108は、マーカ制御設定が自動の場合、ユーザがカメラ位置を微調整している際に、マーカのオンとオフを制御する。
マーカ制御設定がオン又は自動の場合、情報管理部108は、さらにマーカ優先モードか画像優先モードかに基づいて制御する。マーカ優先モードは、画像の画質よりもマーカを表示することを優先するモードである。また、画像優先モードは、マーカを表示することよりも入力画像の画質を維持することを優先するモードである。
[表示装置2のマーカ表示手順のフローチャート]
図20は、表示装置2のマーカ表示手順のフローチャートである。
まず、情報管理部108は、ユーザ操作インタフェース101を介して、マーカ制御の設定を受け付ける(S601)。マーカ制御設定がオンに設定された場合、情報管理部108は、ステップS604の優先モード設定処理に進む。また、マーカ制御設定が自動に設定された場合、情報管理部108は、ステップS602の注目物検出処理に進む。さらに、マーカ制御設定がオフに設定された場合、情報管理部108は、ステップS608のマーカ描画処理に進む。
ステップS602の注目物検出処理においては、注目物検出部102が、映像入力インタフェース100から入力された映像内の被写体の動きベクトルを検出する。続いて、微調整判定部103が、ユーザが撮影装置の微調整を行っているかどうかを判定する(S603)。微調整判定部103が、ユーザが微調整をしていると判定した場合、ステップS604の優先モード設定処理に進む。微調整判定部103が、ユーザが微調整をしていないと判定した場合、ステップS608のマーカ描画処理に進む。
ステップS604の優先モード設定処理においては、情報管理部108が、ユーザ操作インタフェース101を介して設定したモードに基づいて、マーカ制御処理のモードを設定する。優先モード設定処理において画像優先モードが設定された場合は、ステップS605に進んで表示輝度の検出処理を実行する。また、優先モード設定処理においてマーカ優先モードが設定された場合は、ステップS609に進んで、表示画像の輝度変換処理を実行する。
ステップS605の表示輝度の検出処理においては、輝度特定部104が統計量を算出するとともに、表示輝度算出部111が表示輝度を算出する。その後、ステップS606に進んで、表示輝度の検出結果に基づいて、高輝度座標抽出部112が、高輝度領域の座標を算出する。
続いて、描画領域決定部113は、微調整判定部103と高輝度座標抽出部112の結果を用いてマーカの描画領域を特定し、特定した描画領域を描画部107に通知する(S607)。描画領域決定部113は、マーカの表示モードがマーカを優先して表示させるモードに設定されている場合は、画素値補正部114に対して、表示画像の輝度値を所定の範囲に収めるように指示を出力するとともに、描画部107に対してマーカの描画領域情報を送信してマーカを描画するように指示する。
また、描画領域決定部113は、マーカの表示モードが画像を優先して表示させる画像優先モードである場合は、描画部107に、画像の高輝度領域にマーカを描画せず、高輝度領域以外の領域にマーカを表示するように指示する。描画部107は、描画領域決定部113からマーカを描画するように指示されると、マーカのグラフィックスデータを合成部109に出力する。具体的には、描画部107は、描画領域決定部113から取得したマーカの描画領域情報を、マーカのグラフィックスデータとともに合成部109に出力することにより、マーカを描画する処理を実行する(S608)。
合成部109は、画素値補正部114から入力された画像データとマーカのグラフィックスデータとを合成する。このとき、合成部109は、描画領域情報に基づいて、補正後の画像データにマーカを合成する。マーカが合成した画像データは、表示パネル110に出力され表示される。表示モードが画像優先モードに設定されている場合、表示パネル110には、高輝度領域にマーカが表示されることなく、画素値が補正されていない入力画像がそのまま表示される。また、表示パネル110には、輝度特定部104が特定した輝度が所定の範囲内である領域においては、入力画像にマーカを重畳した表示画像が表示される。
ステップS604の優先モード設定処理において、マーカの表示を優先するマーカ優先モードが選択された場合、画素値補正部114が、画像データにおける輝度の最大値が所定の範囲に収まるように輝度値を補正する(S609)。画素値補正部114は、補正後の画像データを合成部109に出力する。この場合、表示パネル110には、画素値補正部114において補正された画像データとマーカのグラフィックスデータとが合成された表示画像が表示される。
[高輝度領域へのマーカ表示例]
図21は、高輝度領域にマーカを表示する例を示す図である。図21には、映像入力インタフェースから入力された画像データとマーカのグラフィックスデータとを合成した後に表示パネル110に表示された画面を示している。図21(a)は、画像優先モードにおける高輝度領域へのマーカ表示例であり、図21(b)は、マーカ優先モードにおける高輝度領域へのマーカ表示例である。
図21の画面には、高輝度領域402を除く領域に、網目状のマーカ401が表示されている。高輝度領域402は、入力画像において、輝度が所定の閾値よりも高い領域であり、図20におけるステップS606の高輝度領域の座標抽出処理で抽出した領域であり、画素の輝度値が所定の閾値(例えば150cd/m)以上の領域である。画像優先モードでは、高輝度領域402にマーカ表示を行わないようにされているので、高輝度領域402には、マーカ401が表示されていない。
他方で、図21(b)に示すマーカ優先モードにおいては、高輝度領域421の画像の輝度値が閾値以内になるように輝度変換処理が行われている。高輝度領域421の輝度が低下することにより、高輝度領域421においても網目状のマーカ401が視認できる状態で表示されていることがわかる。
以上説明したように、表示装置2は、表示する画像内に輝度が所定の閾値以上である領域が含まれている場合、画像優先モードにおいては画像をそのまま表示して、高輝度領域内にマーカを表示せず、マーカ優先モードにおいては、高輝度領域内の画像の輝度値を下げて、高輝度領域内にマーカを表示する。このようにすることで、表示装置2は、ユーザが高輝度領域の画像をそのまま視認できるようにするとともに、ユーザがマーカを視認したい場合に、高輝度領域内でもマーカを視認できるようにすることができる。
<第3の実施形態>
図22は、第3の実施形態に係る表示装置3の構成を示す図である。
表示装置3においては、第2の実施形態と異なるフォーマットのHDR映像信号が入力される。HDR映像信号は、第1のダイナミックレンジに対応するRGBフォーマットの映像信号と、第1のダイナミックレンジよりも大きい第2のダイナミックレンジに対応する、RGBフォーマットの映像信号のダイナミックレンジを拡張する差分信号とを含んで構成される。表示装置3は、HDR映像信号を表示するために、一部の構成が第2の実施形態に係る表示装置2と異なっており、以下では、表示装置2と異なる部分について説明する。
表示装置3は、HDR生成部115及び画像選択部116を有する。HDR生成部115は、HDR映像信号に含まれているベース画像(第1のダイナミックレンジの第1画像データ)と差分画像(第2のダイナミックレンジの第2画像データ)とに基づいて、高ダイナミックレンジの画像を生成する。具体的には、HDR生成部115は、例えばベース画像が8ビット階調で、差分画像が4ビット階調である場合に、高ダイナミックレンジ画像として12ビット階調の画像を生成する。
画像選択部116は、映像入力インタフェース100から入力されるベース画像、及びHDR生成部115から入力される高ダイナミックレンジ画像のうち、一方の画像のデータを選択して、選択した画像データを合成部109に出力する。画像選択部116は、例えば、描画領域決定部113から通知された高輝度領域の座標情報に基づいて、高輝度領域の画素の画素値としてベース画像の画素値を選択し、高輝度領域以外の領域の画素の画素値として高ダイナミックレンジ画像の画素値を選択する。このようにすることで、表示パネル110は、輝度特定部104が特定した輝度が所定の閾値以上である場合にベース画像を表示し、輝度特定部104が特定した輝度が所定の閾値未満である場合に高ダイナミックレンジの画像を表示する。その結果、表示パネル110は、高ダイナミックレンジの画像を表示しつつも、マーカの表示に適した輝度の画像を表示することができる。
図23は、表示装置3のマーカ表示手順のフローチャートである。図23に示すフローチャートは、ステップS604とステップS605の間において、HDR生成部115がHDR画像データを作成する手順(S701)を実行する点、及びステップS604においてマーカ優先モードが設定された場合に、画像選択部116がベース画像データを選択する手順(S702)を実行する点で、図20に示した表示装置2のフローチャートと異なり、他の点で同一である。
画像優先モードにおいては、HDR生成部115がHDR画像データを作成した後にステップS605〜ステップS607を実行して、描画領域決定部113がマーカ描画領域を設定する。そして、画像選択部116において、マーカ描画領域の画素値をベース画像の画素値に変更した後に、表示パネル110が、画像データとマーカのグラフィックスデータとを合成して表示する。
以上説明したように、第3の実施形態の表示装置3は、HDR動画像とマーカとを同時に表示する領域において、HDR動画像のベース画像を表示することで、HDR動画像の輝度を制限する。このようにすることで、表示装置3は、マーカが表示される領域の輝度を適正な範囲にすることができるので、HDR動画像を表示する際にもユーザがマーカを視認しやすくすることができる。
<第4の実施形態>
第1の実施形態〜第3の実施形態においては、表示装置の内部において、マーカの線幅を太くしたり、高輝度領域の輝度を下げてマーカを見やすくしたりしたが、これらの処理を表示装置以外の電子機器において実現してもよい。例えば、表示装置や表示パネルに表示する画像を出力するコンピュータが、記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、注目物検出部102、微調整判定部103、輝度特定部104、感度判定部105、線幅決定部106、描画部107、情報管理部108、合成部109、表示輝度算出部111、高輝度座標抽出部112、描画領域決定部113及び画素値補正部114として機能してもよい。
この場合、コンピュータが、入力画像の輝度に基づいてマーカの線幅を太くしたり、高輝度領域の輝度を下げるように画素値を補正したりすることにより、マーカを見やすくしたりした表示画像データを生成し、生成した表示画像データを表示装置に出力することにより、第1の実施形態〜第3の実施形態と同等の作用及び効果を得られるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態、およびいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。また本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 表示装置
100 映像入力インタフェース
104 輝度特定部
110 表示パネル

Claims (20)

  1. 入力画像を取得する取得手段と、
    前記入力画像の輝度を特定する輝度特定手段と、
    前記輝度特定手段が特定した輝度に基づいて決定した線幅のマーカ画像を前記入力画像に重畳した表示画像を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示手段は、前記輝度特定手段が特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、前記輝度特定手段が特定した輝度が前記閾値未満である場合よりも線幅が大きい前記マーカ画像を表示することを特徴とする、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記入力画像を生成する撮影装置において撮影位置の調整が行われているかどうかを判定する調整判定手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記調整判定手段が前記撮影位置の調整が行われていると判定した場合に、前記輝度特定手段が特定した輝度に基づいて決定した線幅の前記マーカ画像を表示することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記表示手段は、前記入力画像における中心位置を示す前記マーカ画像を表示する場合に、前記輝度特定手段が特定した輝度が所定の大きさ未満の場合に表示する基準マーカ画像の上側、下側、左側及び右側の少なくともいずれかに、前記輝度特定手段が特定した輝度に対応する太さの線を付加することにより、前記基準マーカ画像よりも線幅が大きい前記マーカ画像を表示することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記表示手段は、前記入力画像における所定の領域を示す前記マーカ画像を表示する場合に、前記輝度特定手段が特定した輝度が所定の大きさ未満の場合に表示する基準マーカ画像の外側に、前記輝度特定手段が特定した輝度に対応する太さの線を付加することにより、前記基準マーカ画像よりも線幅が大きい前記マーカ画像を表示することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記入力画像における所定の領域を選択する選択手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記入力画像の全体に重畳する前記マーカ画像を表示する場合に、前記選択手段が選択した前記所定の領域において、前記輝度特定手段が特定した輝度に対応し、前記所定の領域以外の領域よりも線幅が大きい前記マーカ画像を表示することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記表示手段は、前記入力画像の全体に重畳する前記マーカ画像を表示する場合に、前記輝度特定手段が特定した輝度が所定の閾値以上である高輝度領域において、前記高輝度領域以外の領域よりも線幅が大きい前記マーカ画像を表示することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記輝度特定手段は、前記マーカ画像を重畳する領域における前記入力画像の輝度を特定することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 前記輝度特定手段は、前記入力画像の輝度の統計量を算出し、
    前記表示手段は、前記入力画像の全体に重畳する前記マーカ画像を表示する場合に、前記輝度特定手段が算出した前記輝度の統計量に対応する線幅の前記マーカ画像を表示することを特徴とする、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の表示装置。
  10. 入力画像を取得するステップと、
    前記入力画像の輝度を特定するステップと、
    特定した輝度に基づいて決定した線幅のマーカ画像を前記入力画像に重畳した表示画像を表示するステップと、
    を有することを特徴とする表示方法。
  11. 表示手段に表示画像データを出力する電子機器であって、
    前記表示画像データに対応する表示画像の輝度を特定する輝度特定手段と、
    前記輝度特定手段が特定した輝度に基づいて決定した線幅のマーカ画像を前記表示画像に重畳した画像データを前記表示手段に出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  12. コンピュータに、
    表示手段に出力する表示画像データに対応する表示画像の輝度を特定するステップと、
    特定した輝度に基づいて決定した線幅のマーカ画像を前記表示画像に重畳した画像データを前記表示手段に出力するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  13. 入力画像を取得する取得手段と、
    前記入力画像の輝度を特定する輝度特定手段と、
    前記輝度特定手段が特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、前記入力画像の輝度を下げるように前記入力画像の画素値を補正した補正画像にマーカ画像を重畳した表示画像を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  14. 前記輝度特定手段は、前記入力画像を構成する複数の領域それぞれにおける前記入力画像の輝度を特定し、
    前記表示手段は、前記複数の領域のうち、前記輝度特定手段が特定した前記入力画像の輝度が前記閾値以上の高輝度領域の画素値を補正した前記補正画像に前記マーカ画像を重畳した前記表示画像を表示することを特徴とする、
    請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記マーカ画像を表示することを優先するマーカ優先モード、又は前記入力画像の画質を維持することを優先する画像優先モードのいずれかの設定を受け付ける設定受付手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記マーカ優先モードに設定された場合に、前記補正画像に前記マーカ画像を重畳した前記表示画像を表示し、前記画像優先モードに設定された場合に、前記入力画像の画素値を補正せずに、前記高輝度領域に前記マーカ画像を表示することなく前記入力画像を表示することを特徴とする、
    請求項14に記載の表示装置。
  16. 前記表示手段は、前記画像優先モードに設定された場合に、前記複数の領域のうち、前記輝度特定手段が特定した前記入力画像の輝度が所定の範囲内の領域の前記入力画像に前記マーカ画像を重畳した前記表示画像を表示することを特徴とする、
    請求項15に記載の表示装置。
  17. 前記取得手段は、第1のダイナミックレンジの第1画像データと、前記第1のダイナミックレンジよりも大きい第2のダイナミックレンジの第2画像データとを取得し、
    前記表示手段は、前記輝度特定手段が特定した輝度が前記所定の閾値以上である場合に、前記第1画像データを表示し、前記輝度特定手段が特定した輝度が前記所定の閾値未満である場合に、前記第2画像データを表示することを特徴とする、
    請求項13から16のいずれか一項に記載の表示装置。
  18. 入力画像を取得するステップと、
    前記入力画像の輝度を特定するステップと、
    特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、前記入力画像の輝度を下げるように前記入力画像の画素値を補正した補正画像にマーカ画像を重畳した表示画像を表示するステップと、
    を有することを特徴とする表示方法。
  19. 表示手段に表示画像データを出力する電子機器であって、
    前記表示画像データに対応する表示画像の輝度を特定する輝度特定手段と、
    前記輝度特定手段が特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、前記表示画像の輝度を下げるように前記表示画像データの画素値を補正した補正画像データにマーカ画像データを重畳した前記表示画像データを前記表示手段に出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  20. コンピュータに、
    表示手段に出力する表示画像データに対応する表示画像の輝度を特定するステップと、
    特定した輝度が所定の閾値以上である場合に、前記表示画像の輝度を下げるように前記表示画像データの画素値を補正した補正画像データにマーカ画像データを重畳した前記表示画像データを前記表示手段に出力するステップと、
    を実行させるためのプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017185347A (ja) * 2012-11-30 2017-10-12 株式会社三洋物産 遊技機
CN112468718A (zh) * 2020-11-09 2021-03-09 广州视源电子科技股份有限公司 一种图像处理方法、装置、设备及存储介质

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