JP2017215371A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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賢充 原澤
Masamitsu Harasawa
賢充 原澤
小峯 一晃
Kazuaki Komine
一晃 小峯
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Abstract

【課題】適切なサイズで画像を表示すること。【解決手段】情報処理装置は、画像を示す画像情報を取得する画像取得部と、視角に関する視角情報を取得する視角取得部と、距離を示す距離情報を取得する距離取得部と、前記画像情報が示す前記画像の表示サイズを、前記視角情報と前記距離情報とに基づいて算出する算出部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、従来よりも大きな画面に画像を表示することができるテレビやプロジェクタ等の情報処理装置が普及している。また、特許文献1には、スクリーン面上の複数点との距離を正確に測定できる光線を用いた距離測定装置を備えるプロジェクタについて記載されている。
特開2009−294227号公報
ところで、従来の情報処理装置では、特に設定を変更しない限り、画像は情報処理装置が表示可能な最大の大きさで表示されてきた。しかしながら、特に大きな画面を備える情報処理装置の場合、必ずしも大きな画像を表示することが適切ではないことがある。例えば、視聴者が画面の近くにいる場合に、大きな画像を表示すると、視聴者はその全体像を把握しにくくなる可能性がある。また、例えば、視聴者が小さなサイズで画像を視聴することを好む場合もある。また、例えば、画像の制作者が推薦する画像の表示サイズが存在する場合もある。このように、従来は、適切なサイズで画像を表示することができない場合があった。
本発明のいくつかの態様は、適切なサイズで画像を表示することができる情報処理装置及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
また、本発明の他の態様は、後述する実施形態に記載した作用効果を奏することを可能にする情報処理装置及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、画像を示す画像情報を取得する画像取得部と、視角に関する視角情報を取得する視角取得部と、距離を示す距離情報を取得する距離取得部と、前記画像情報が示す前記画像の表示サイズを、前記視角情報と前記距離情報とに基づいて算出する算出部と、を備える情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、視角を指定する操作を受け付ける操作受付部、を備え、前記視角取得部は、前記操作受付部を介して指定された視角を示す第1の視角情報と、前記画像情報に予め関連付けられた視角を示す第2の視角情報と、の少なくともいずれか1つに基づいて、前記視角情報を取得する上記の情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、前記第1の視角情報と、前記第2の視角情報とは、視角を示す確率密度関数であり、前記視角取得部は、前記第1の視角情報の確率密度関数と、前記第2の視角情報の確率密度関数と、の積を最尤法により算出することにより、前記視角情報を取得する上記の情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、前記画像情報が示す画像を、前記算出部が算出した表示サイズで投射面に表示されるように投射する投射部、を備える上記の情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、画像を示す画像情報を取得する第1ステップと、視角を示す視角情報を取得する第2ステップと、距離を示す距離情報を取得する第3ステップと、前記画像情報が示す前記画像の表示サイズを、前記視角情報と前記距離情報とに基づいて算出する第4ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様によれば、適切なサイズで画像を表示することができる。
本発明の第1の実施形態の概要を示す第1の模式図である。 同実施形態の概要を示す第2の模式図である。 同実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る表示装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の概要を示す模式図である。 同実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の概要を示す模式図である。 同実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る表示装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1、2は、本実施形態の概要を示す模式図である。
本実施形態に係る表示装置10は、液晶ディスプレイパネルや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイパネル等のディスプレイパネルを表示部13として備える装置である。つまり、表示装置10は、いわゆる直視型表示装置であり、例えば、テレビである。表示装置10は、視聴距離と視聴視角とに基づいて、表示する画像サイズを決定する。
視聴距離とは、ユーザと表示装置10との間の距離である。なお、ユーザとは、表示装置10が表示する画像の視聴者である。
視聴視角とは、表示装置10が表示する画像の両端から、ユーザの眼に至る2直線のなす角である。つまり、視聴視覚とは、画像を眼で見た場合の網膜像の大きさに対応し、眼で見た画像の大小に対応する。視聴視角は、例えば、ユーザの指定や画像の制作者の指定に基づいて定められる。
表示装置10は、視聴視角が一定になるような画像サイズで画像を表示する。例えば、図1に示すように、表示装置10は、サイズDSの画面サイズを備える場合であっても、視聴視角θが一定になるように、サイズDSよりも小さいサイズPSで画像を表示する。また、表示装置10は、視聴距離が変わった場合には、視聴距離の変化に対応して、表示サイズを変更する。例えば、視聴距離が、図1に示す距離UDから図2に示す距離UD’へと縮小した場合には、視聴距離の縮小に合わせて画像の表示サイズを、サイズPSからサイズPS’へと縮小する。
このように表示装置10は、画像の表示サイズを、視聴視角と視聴距離とに基づいて算出する。これにより、表示装置10は、視聴距離に関わらず視聴視角を一定にする。つまり、表示装置10は、ユーザが知覚する画像のサイズを常に一定にする。従って、表示装置10は、適切なサイズで画像を表示することができる。
なお、本実施形態において、サイズとは、空間的な大きさのことである。
また、画面サイズとは、表示装置10の表示面の大きさである。つまり、画面サイズとは、表示装置10が画像を表示することができる最大の大きさである。
また、画像サイズとは、画像情報が示す画像の仮想的な大きさである。具体的には、画像サイズとは、画像の解像度である。
また、表示サイズとは、画像が表示装置10に表示されるときの大きさである。
なお、通常の画像は、水平(横)方向を長手方向とする矩形である。従って、画面サイズ、画像サイズ、表示サイズは、それぞれ、水平(横)方向の長さを基準として処理されてよい。
以上が、第1の実施形態の概要についての説明である。
次に、表示装置10の構成について説明する。
図3は、表示装置10の構成を示すブロック図である。
表示装置10は、入力部11と、受信部12と、表示部13と、視聴距離計測部14と、記憶部15と、制御部16と、を備える。
入力部11は、例えば、リモートコントローラ、タッチセンサ、機械式ボタン等の入力用モジュールを備える。入力部11は、例えば、ユーザによる視聴視角の指定等を受け付ける。
受信部12は、例えば、アンテナ、通信用IC(Integrated Circuit)等の放送受信用モジュールや通信用モジュールを備える。受信部12は、通信や放送を介して、外部装置から各種情報を取得する。
表示部13は、液晶ディスプレイパネルや有機ELディスプレイパネル等の表示用モジュールを備える。表示部13は、各種画像を表示する。
視聴距離計測部14は、光学センサ等の距離計測用モジュールを備える。視聴距離計測部14は、視聴距離を計測する。視聴距離の計測は、任意の方式により行われてよい。例えば、視聴距離の計測には、Time Of Flight方式を採用してもよい。例えば、リモートコントローラに赤外線LED(Light Emissing Diode)と赤外線センサとを設ける。赤外線LEDから送信した信号を表示装置10が反射し、反射信号を赤外線センサが受信する。視聴距離は、赤外線の送信から受信までの時間差に基づいて算出することができる。
記憶部15は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。また、記憶部15は、HDD(Hard Disc Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ等を備えてもよい。記憶部15は、制御部16が行う処理に供される情報や、制御部16が行った処理の結果等を記憶する。
記憶部15は、嗜好サイズ情報記憶部151と、画面情報記憶部152と、を備える。
嗜好サイズ情報記憶部151は、嗜好サイズ情報を記憶する。嗜好サイズ情報については後述する。
画面情報記憶部152は、画面情報を予め記憶する。画面情報とは、表示部13の画面の属性を示す情報である。画面情報には、画面解像度情報と、画面サイズ情報とが含まれる。画面解像度情報とは、表示部13の解像度を示す情報である。画面サイズ情報とは、表示部13の画面サイズを示す情報である。
制御部16は、視角情報取得部161と、画面情報取得部162と、距離取得部163と、表示サイズ算出部164と、画像サイズ変換部166と、画像情報取得部165と、表示制御部167と、を備える。これら制御部16の各構成は、例えばLSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアの集積回路として実現される。
視角情報取得部161は、視角情報を取得する。視角情報とは、視聴視角に関する情報である。本実施形態において、視角情報には、嗜好サイズ情報と、制作サイズ情報との2種類がある。
嗜好サイズ情報とは、ユーザにより指定された視聴視角を示す情報である。つまり、嗜好サイズ情報とは、ユーザが嗜好する視聴視角を示す情報である。視角情報取得部161は、入力部11への操作を介して、嗜好サイズ情報を取得し、取得した嗜好サイズ情報を、嗜好サイズ情報記憶部151に記憶させる。以降は、嗜好サイズ情報を取得する場合には、嗜好サイズ情報記憶部151に記憶された嗜好サイズ情報を参照すればよい。
制作サイズ情報とは、画像の制作者により指定された視聴視角を示す情報である。つまり、制作サイズ情報とは、画像の制作者が、画像の視聴に際して推薦する視聴視角を示す情報である。視角情報取得部161は、例えば受信部12を介して、画像情報の配信元から制作サイズ情報を取得する。
嗜好サイズ情報と、制作サイズ情報とは、視聴視角の角度の値により記述されてもよいし、視聴視角についての関数により記述されてもよい。以下では、一例として、嗜好サイズ情報と、制作サイズ情報とが視聴視角についての確立密度関数の形式で表される場合について説明する。表示サイズ算出部164は、嗜好サイズ情報と、制作サイズ情報とに基づいて最適な視聴視角を算出する。具体的には、表示サイズ算出部164は、最尤法により最適な視聴視角を算出してよい。視角情報取得部161は、算出した視聴視角を示す最適視聴視角情報を、表示サイズ算出部164に出力する。
画面情報取得部162は、画面情報記憶部152に記憶された画面サイズ情報を読み出す。画面情報取得部162は、読み出した画面サイズ情報を表示サイズ算出部164に出力する。
距離取得部163は、視聴距離計測部14を介して、視聴距離情報を取得する。視聴距離情報とは、視聴距離を示す情報である。距離取得部163は、取得した視聴距離情報を表示サイズ算出部164に出力する。
表示サイズ算出部164は、視角情報取得部161から最適視聴視角情報を取得する。表示サイズ算出部164は、距離取得部163から視聴距離情報を取得する。表示サイズ算出部164は、最適視聴視角情報と、視聴距離情報とに基づいて、表示サイズを算出する。表示サイズ算出部164は、例えば、下記の式(1)により表示サイズを算出する。
Z=2×D×tan(ψ/2) ・・・(1)
ここで、サイズZは、表示サイズを示す値である。距離Dは、視聴距離を示す値である。ψは、視聴視角を示す値である。
表示サイズ算出部164は、画面情報取得部162から画面サイズ情報を取得する。表示サイズ算出部164は、式(1)により算出した表示サイズと、画面サイズとを比較する。表示サイズ算出部164は、表示サイズが画面サイズに比して大きい場合、画面サイズを、表示サイズとする。表示サイズが画面サイズ以下の場合、表示サイズはそのままでよい。表示サイズ算出部164は、表示サイズを示す表示サイズ情報を、画像サイズ変換部166に出力する。
画像情報取得部165は、受信部12を介して、画像を示す画像情報を取得する。画像は、映像(動画像)であってもよいし、静止画像であってもよい。以下では、一例として、画像とは、映像である場合について説明する。画像情報取得部165は、取得した画像情報を、画像サイズ変換部166に出力する。
画像サイズ変換部166は、表示サイズ算出部164から表示サイズ情報を取得する。画像サイズ変換部166は、画像情報取得部165から画像情報を取得する。画像サイズ変換部166は、画面情報記憶部152から画面情報を取得する。画像サイズ変換部166は、画像情報が示す画像が、表示部13において表示サイズ情報が示す表示サイズで表示されるように画像情報を変換する。画面の1画素が占める空間的な大きさは、画面の解像度を画面サイズで除算して算出可能である。そして、表示サイズを、画面の1画素が占める空間的な大きさで除算することにより、目的とする変換後の画像の解像度を算出可能である。画像サイズ変換部166は、変換後の画像情報を、表示制御部167に出力する。
表示制御部167は、画像サイズ変換部166から画像情報を取得する。表示制御部167は、取得した画像情報を、表示部13に出力して画像を表示させる。
以上が、表示装置10の構成についての説明である。
次に、表示装置10の動作について説明する。
図4は、表示装置10による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4に示す処理は、例えば、チャンネルの切り替え等、表示する画像を切り替える操作を受け付けたとき、番組が切り替わるとき、又は、ユーザにより表示サイズを調整する指示が行われたとき等のタイミングで実行される。
(ステップS10)視角情報取得部161は、嗜好サイズ情報記憶部151から嗜好サイズ情報を読み出す。その後、制御部16は、ステップS11に処理を進める。
(ステップS11)視角情報取得部161は、受信部12を介して、制作サイズ情報を取得する。制作サイズ情報は、例えば、画像の再生ボタン、チャンネル変更ボタン等、表示する画像の選択操作を受け付けたときに取得されてよい。その後、制御部16は、ステップS12に処理を進める。
(ステップS12)視角情報取得部161は、ステップS10、S11の処理により取得した嗜好サイズ情報と、制作サイズ情報とに基づいて、最適な視聴視角を算出する。視角情報取得部161は、最適視聴視角情報を表示サイズ算出部164に出力する。その後、制御部16は、ステップS13に処理を進める。
(ステップS13)距離取得部163は、視聴距離計測部14を介して、視聴距離情報を取得する。ここで、視聴距離は、例えば、画像の再生ボタン、チャンネル変更ボタン等、リモートコントローラが前回操作されたときに計測されたものを利用してよい。リモートコントローラが操作されるときには、ユーザがリモートコントローラの近傍に位置している。そのため、リモートコントローラの操作時に合わせて視聴距離を計測しておくことにより、視聴距離を精度よく計測することができる。距離取得部163は、取得した視聴距離情報を表示サイズ算出部164に出力する。その後、制御部16は、ステップS14に処理を進める。
(ステップS14)画面情報取得部162は、画面情報記憶部152から画面サイズ情報を取得する。画面情報取得部162は、取得した画面情報を表示サイズ算出部164に出力する。その後、制御部16は、ステップS15に処理を進める。
(ステップS15)表示サイズ算出部164は、最適視聴視角情報と、視聴距離情報と、画面サイズ情報と基づいて、表示サイズを算出する。表示サイズ算出部164は、表示サイズ情報を画像サイズ変換部166に出力する。その後、制御部16は、ステップS16に処理を進める。
(ステップS16)画像サイズ変換部166は、画像情報取得部165から取得する画像情報が示す各フレームの画像サイズを、表示サイズに合わせて変換する。画像サイズ変換部166は、変換後の画像情報を、表示制御部167に出力する。その後、制御部16は、ステップS17に処理を進める。
(ステップS17)表示制御部167は、画像サイズ変換部166から取得した画像情報を、表示部13に出力する。これにより、最適視聴視角に応じたサイズで画像が表示される。そして、制御部16は、図4に示す処理を終了する。
なお、表示制御部167は、画像の表示位置を調整してもよい。画像は、その中心を常に画面の中心に一致させて表示されてもよいし、画面の中心からずらして表示されてもよい。例えば、図1に示すように、ユーザの頭部の正面に対応する中心点CPを、画像の中心に一致させてもよい。また、ユーザの体の位置に応じて、画像を画面の上下左右に寄せて表示してもよい。
以上が、表示装置10の動作についての説明である。
以上説明したように、本実施形態に係る表示装置10は、画像(例えば、映像、静止画像)を示す画像情報を取得する画像情報取得部165と、視角(例えば、視聴視角)に関する視角情報(例えば、嗜好サイズ情報、制作サイズ情報)を取得する視角情報取得部161と、距離(例えば、視聴距離)を示す距離情報を取得する距離取得部163と、画像情報が示す画像の表示サイズを、視角情報と距離情報とに基づいて算出する表示サイズ算出部164と、を備える。
これにより、表示装置10は、視聴距離や視聴視角に応じて画像の表示サイズを決定する。従って、表示装置10は、例えば、視聴距離に無関係に視聴視角を一定とすることができる。この場合、ユーザは、どの位置にいても常に同じ感覚で画像を視聴することができる。このように、表示装置10は、適切なサイズで画像を表示することができる。
また、表示装置10は、視角を指定する操作を受け付ける入力部11、を備え、視角情報取得部161は、入力部11を介して指定された視角を示す第1の視角情報(例えば、嗜好サイズ情報)と、画像情報に予め関連付けられた視角を示す第2の視角情報(例えば、制作サイズ情報)と、の少なくともいずれか1つに基づいて、視角情報を取得する。
これにより、表示装置10は、ユーザの嗜好と、製作者の制作意図との少なくともいずれか1つを、画像の表示サイズに反映させることができる。従って、表示装置10は、適切なサイズで画像を表示することができる。
第1の視角情報と、第2の視角情報とは、視角を示す確率密度関数であり、視角情報取得部161は、第1の視角情報の確率密度関数と、第2の視角情報の確率密度関数と、の積を最尤法により算出することにより、視角情報を取得する。
これにより、表示装置10は、ユーザの嗜好と、製作者の制作意図との両方を、その主張の強さに応じてバランスを取りながら画像の表示サイズに反映させることができる。従って、表示装置10は、適切なサイズで画像を表示することができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態について説明する。ここでは、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を援用する。
まず、第2の実施形態の概要について説明する。
図5は、本実施形態の概要を示す模式図である。
本実施形態に係る表示装置10Aは、表示部13Aとして、画像の投射用モジュールを備える装置である。つまり、表示装置10Aは、いわゆる投射型表示装置であり、例えば、プロジェクタである。表示装置10Aは、スクリーン30に対して所定の投射画角φで光線を放射し、画像をスクリーン30に表示させる。以下では、投射により画像を表示可能な範囲を画面と称する。図5に示す例の場合、画面は、一点鎖線で示す光線が、スクリーン30に交差する範囲である。この場合の画面サイズは、サイズVSである。表示装置10Aは、表示装置10と同様に、画面に占める画像のサイズを、視聴視角と、視聴距離とに基づいて調整する。以下では、簡単のため、投射画角を、一定とする場合について説明する。
以上が、第2の実施形態の概要についての説明である。
次に、表示装置10Aの構成について説明する。
図6は、表示装置10Aの構成を示すブロック図である。
表示装置10Aは、表示装置10が備える表示部13、記憶部15、制御部16に代えて、表示部13A、記憶部15A、制御部16Aを備える。
表示部13Aは、光源、液晶パネル、反射型光変調素子、反射型液晶素子(Liquid Crystal On Silicon)等の投射用モジュールを備える。また、投射用モジュールは、ズーム機能を備えた投射レンズを含む。表示部13Aは、各種画像の光線をスクリーン30に投射して表示する。
記憶部15Aは、記憶部15が備える画面情報記憶部152に代えて、画面情報記憶部152Aを備える。
画面情報記憶部152Aは、画面情報記憶部152と同様に画面情報を予め記憶する。ただし、本実施形態に係る画面情報は、その内容が、第1の実施形態とは異なる。本実施形態に係る投射情報とは、表示部13Aの画面の属性を示す情報である。画面情報には、投射解像度情報と、投射レンズ情報と、投射距離情報と、が含まれる。投射解像度情報とは、投射用モジュールの解像度を示す情報である。投射レンズとは、投射における投射画角を示す情報である。投射レンズには、投射レンズの現在の焦点距離(現在の投射画角の値)、投射レンズの光軸方向の他、設定可能な投射レンズのズーム倍率(焦点距離の最小値、最大値、投射画角の最小値、最大値)の情報を含まれる。投射距離情報とは、投射距離を示す情報である。投射距離とは、表示装置10Aとスクリーン30との間の距離(例えば、図5の距離VD)である。投射距離は、予め定められていてもよいし、任意の方法で表示装置10Aが計測してもよい。
制御部16Aは、制御部16が備える画面情報取得部162、画像サイズ変換部166に代えて、画面情報取得部162A、画像サイズ変換部166Aを備える。
画面情報取得部162Aは、画面情報記憶部152Aから投射レンズ情報と、投射距離情報とを読み出す。画面情報取得部162Aは、投射レンズ情報と投射距離とに基づいて、画面サイズを算出する。画面サイズの算出には、公知の任意の技術を適用してよい。画面情報取得部162Aは、算出した画面サイズを示す画面サイズ情報を表示サイズ算出部164に出力する。
画像サイズ変換部166Aは、画面情報取得部162Aと同様に、投射レンズ情報と投射距離とに基づいて、画面サイズを算出する。そして、画像サイズ変換部166Aは、画像サイズ変換部166と同様に、画像情報を変換する。
以上が、表示装置10Aの構成についての説明である。
以上説明したように、本実施形態に係る表示装置10Aは、画像(例えば、映像、静止画像)を示す画像情報を取得する画像情報取得部165と、視角(例えば、視聴視角)に関する視角情報(例えば、嗜好サイズ情報、制作サイズ情報)を取得する視角情報取得部161と、距離(例えば、視聴距離)を示す距離情報を取得する距離取得部163と、画像情報が示す画像の表示サイズを、視角情報と距離情報とに基づいて算出する表示サイズ算出部164と、を備える。
これにより、表示装置10Aは、視聴距離や視聴視角に応じて画像の表示サイズを決定する。従って、表示装置10Aは、適切なサイズで画像を表示することができる。
また、表示装置10Aは、画像情報が示す画像を、表示サイズ算出部164が算出した表示サイズで投射面に表示されるように、表示部13Aを介して投射する表示制御部167、を備える。
これにより、表示装置10Aは、プロジェクタのように画面と表示装置10Aとの間が空間的に離間している場合であっても、適切なサイズで画像を表示することができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態について説明する。ここでは、上述した各実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を援用する。
まず、第3の実施形態の概要について説明する。
図7は、本実施形態の概要を示す模式図である。
本実施形態に係る表示装置10Bは、表示装置10Aと同様に、投射型表示装置である。ただし、表示装置10Aは、画面に占める画像のサイズを変化させることにより、画像の表示サイズを調整したのに対して、表示装置10Bは、画面のサイズを調整することにより、画像の表示サイズを調整する点が異なる。
図7において、スクリーンのサイズSSは、図5に示す画面サイズVSと同一である。これに対して、表示装置10Bは、投射レンズの焦点距離を変更、すなわち投射画角の角度φからφ’に変更することにより画面サイズをサイズVS’に縮小している。これにより、表示装置10Bは、画像情報を変換することなく、図5に示す例と同様に、画像の表示サイズをサイズPSに調整することができる。
以上が、第3の実施形態の概要についての説明である。
次に、表示装置10Bの構成について説明する。
図8は、表示装置10Bの構成を示すブロック図である。
表示装置10Bは、制御部16Aが備える画像サイズ変換部166Aを備えない。また、表示装置10Bは、制御部16Aが備える表示制御部167に代えて、表示制御部167Bを備える。
表示制御部167Bは、表示制御部167と同様に、画像情報取得部165から画像情報を取得する。表示サイズ算出部164から表示サイズ情報を取得する。表示制御部167Bは、画面情報記憶部152Aから画面情報を取得する。表示制御部167Bは、表示サイズを画面サイズで除算し、投射レンズの焦点距離の変更率(投射画角の変更率)を算出する。表示制御部167Bは、算出した変換率に基づいて、投射レンズの焦点距離を設定する。ただし、変更後の焦点距離の値が、投射レンズに設定可能なズーム倍率の範囲外である場合には、投射画角を最大値、又は、最小値に設定する。そして、画像情報を表示部13Aに出力し、設定した投射画角で投射させる。これにより、画面サイズが表示サイズに一致する。
以上が、表示装置10Bの構成についての説明である。
次に、表示装置10Bの動作について説明する。
図9は、表示装置10Bによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9に示すステップS10〜S15、S17の処理は、図4に示す処理と同様のため、説明を省略する。
(ステップS36)ステップS15の処理の後、表示制御部167Bは、画面サイズがステップS15において算出した表示サイズと一致するように投射画角を算出する。表示制御部167Bは、表示部13Bの投射画角を、算出した投射画角に設定する。その後、制御部16Bは、ステップS17に処理を進める。
以上が、表示装置10Bの動作についての説明である。
以上説明したように、表示装置10Bは、画像情報が示す画像を、表示サイズ算出部164が算出した表示サイズで投射面に表示されるように、表示部13Aを介して投射する表示制御部167B、を備える。
これにより、表示装置10Aは、プロジェクタのように画面と表示装置10Bとの間が空間的に離間している場合であっても、適切なサイズで画像を表示することができる。
なお、第3の実施形態では、投射レンズの焦点距離を変更することにより画面サイズを変更する場合について説明したが、これには限られない。画面サイズの変更は、例えば、投射距離の変更により行われてもよい。
[変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、上述の第1〜3の実施形態において説明した各構成は、任意に組み合わせたり、分離して複数の装置に備えたりすることができる。
例えば、表示装置10、10A、10Bは、テレビ又はプロジェクタと、テレビに接続された別体の情報処理装置として構成されてもよい。このような情報処理装置としては、セットトップボックス、DVD/BDプレイヤー、ゲーム機、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレット、スマートフォン、PHS(Personal Handy−phone System)端末装置、PDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器が挙げられる。
また、上述の表示装置10、10A、10Bの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより表示装置10、10A、10Bとしての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した表示装置10、10A、10Bの機能の一部又は全部を、LSI等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
10、10A、10B…表示装置、11…入力部、12…受信部、13、13A…表示部、14…視聴距離計測部、15…記憶部、151…嗜好サイズ情報記憶部、152、152A…画面情報記憶部、16、16A、16B…制御部、161…視角情報取得部、162、162A…画面情報取得部、163…距離取得部、164、164A…表示サイズ算出部、165…画像情報取得部、166、166A…画像サイズ変換部、167、167B…表示制御部、30…スクリーン

Claims (5)

  1. 画像を示す画像情報を取得する画像取得部と、
    視角に関する視角情報を取得する視角取得部と、
    距離を示す距離情報を取得する距離取得部と、
    前記画像情報が示す前記画像の表示サイズを、前記視角情報と前記距離情報とに基づいて算出する算出部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 視角を指定する操作を受け付ける操作受付部、を備え、
    前記視角取得部は、前記操作受付部を介して指定された視角を示す第1の視角情報と、前記画像情報に予め関連付けられた視角を示す第2の視角情報と、の少なくともいずれか1つに基づいて、前記視角情報を取得する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の視角情報と、前記第2の視角情報とは、視角を示す確率密度関数であり、
    前記視角取得部は、前記第1の視角情報の確率密度関数と、前記第2の視角情報の確率密度関数と、の積を最尤法により算出することにより、前記視角情報を取得する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像情報が示す画像を、前記算出部が算出した表示サイズで投射面に表示されるように投射する投射部、を備える
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータに、
    画像を示す画像情報を取得する第1ステップと、
    視角を示す視角情報を取得する第2ステップと、
    距離を示す距離情報を取得する第3ステップと、
    前記画像情報が示す前記画像の表示サイズを、前記視角情報と前記距離情報とに基づいて算出する第4ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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