JP2017214907A - 内燃機関の尿素水添加システム - Google Patents

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Abstract

【課題】センサに付着した気泡によるセンサの検知性能の低下を抑制する。【解決手段】内燃機関の尿素水添加システムは、尿素水を貯留するためのタンクと、タンク内に配置され、尿素水の濃度を検知するためのセンサ100であって、互いに対向して配置された一対のセンサ面104,105を有するセンサと、少なくとも一方のセンサ面の下方に配置され、センサ面に向けて気泡を吹き出す気泡吹出口81とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は内燃機関の尿素水添加システムに係り、特に、ディーゼルエンジンにおいて選択還元型NOx触媒に尿素水を添加するための尿素水添加システムに関する。
ディーゼルエンジンの排気ガス中のNOxを浄化するためのシステムとして、選択還元型NOx触媒(SCR: Selective Catalytic Reduction)を用いたSCRシステムが開発されている。
このSCRシステムは、尿素水をSCRの排気流れ方向上流側に添加し、排気ガスの熱でアンモニアを生成し、このアンモニアによってSCRでNOxを還元して浄化するものである。尿素水は、SCRの上流側に設けられた尿素水添加弁から添加される。
特開平6−118177号公報
こうした尿素水添加を行うための尿素水添加システム(尿素水添加弁を含む)において、尿素水を貯留するためのタンクと、タンク内に配置され、尿素水の濃度を検知するためのセンサとが設けられることがある。
この場合、センサに気泡が付着し、この気泡により正確な濃度検知が阻害されることがある。
そこで本発明は、上記課題に鑑みて創案され、その目的は、センサに付着した気泡によるセンサの検知性能の低下を抑制することができる内燃機関の尿素水添加システムを提供することにある。
本発明の一の態様によれば、
尿素水を貯留するためのタンクと、
前記タンク内に配置され、尿素水の濃度を検知するためのセンサであって、互いに対向して配置された一対のセンサ面を有するセンサと、
少なくとも一方の前記センサ面の下方に配置され、前記センサ面に向けて気泡を吹き出す気泡吹出口と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の尿素水添加システムが提供される。
好ましくは、前記尿素水添加システムは、
前記気泡吹出口よりも下方の位置に配置され、前記気泡吹出口から吹き出される気泡を供給する気泡供給口と、
前記気泡吹出口と前記気泡供給口の間の高さ位置に配置され、前記気泡供給口から供給された気泡を前記気泡吹出口に案内する案内部材と、をさらに備える。
好ましくは、前記案内部材が、前記気泡供給口を上方から覆う案内カバーからなり、
前記気泡吹出口が、前記案内カバーに設けられた穴からなる。
好ましくは、前記気泡吹出口がノズル状に形成されている。
好ましくは、前記尿素水添加システムは、
前記内燃機関の排気管に配置された尿素水添加弁と、
前記タンク内の尿素水を吸引するための尿素水吸引口と、
前記尿素水吸引口から吸引された尿素水を前記尿素水添加弁に向けて供給する尿素水供給装置と、
前記尿素水添加弁および前記尿素水供給装置を制御する制御ユニットと、をさらに備え、
前記制御ユニットは、
前記内燃機関の停止時に前記尿素水添加弁内の尿素水を前記タンクに回収するよう前記尿素水供給装置を逆転作動させ、回収終了後も前記尿素水供給装置を逆転作動させ、且つ、前記尿素水添加弁を開弁し、前記尿素水添加弁から吸引されたガスを前記尿素水吸引口から吹き出させるように構成され、
前記尿素水吸引口が前記気泡供給口をなす。
好ましくは、前記尿素水添加システムは、
前記内燃機関の排気通路に配置された尿素水添加弁と、
前記タンク内の尿素水を吸引するための尿素水吸引口と、
前記尿素水吸引口から吸引された尿素水を前記尿素水添加弁に向けて供給する尿素水供給装置と、
前記尿素水添加弁および前記尿素水供給装置を制御する制御ユニットと、をさらに備え、
前記制御ユニットは、
前記内燃機関の停止時に前記尿素水添加弁内の尿素水を前記タンクに回収するよう前記尿素水供給装置を逆転作動させ、回収終了後も前記尿素水供給装置を逆転作動させ、且つ、前記尿素水添加弁を開弁し、前記尿素水添加弁から吸引されたガスを前記尿素水吸引口から吹き出させるように構成され、
前記尿素水吸引口が前記気泡吹出口をなす。
本発明によれば、センサに付着した気泡によるセンサの検知性能の低下を抑制することができる。
本実施形態の全体構成を示す概略図である。 尿素水供給装置の正転作動時の様子を示す概略図である。 尿素水供給装置の逆転作動時の様子を示す概略図である。 濃度センサ周辺の構成を示す概略平面図である。 濃度センサ周辺の構成を示す概略正面図である。 案内カバーの断面を示す図4のVI−VI断面図である。 本実施形態の作用を示す概略正面図である。 第1変形例の構成を示す概略側面図である。 第1変形例の作用を示す概略側面図である。 第2変形例の構成および作用を示す概略側面図である。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
先ず、図1を参照して本実施形態の全体構成を説明する。
本実施形態は、車両に搭載された内燃機関(エンジン)、特にディーゼルエンジン10に適用される。ディーゼルエンジン10の吸気マニホールド11には、吸気管12が接続され、排気マニホールド13には排気管14が接続される。吸気管12には、吸気流量を測定するエアフローセンサ15と、吸気スロットルバルブ16とが設けられている。
排気マニホールド13と吸気マニホールド11とは、排気ガスの一部を吸気側に環流するためのEGR管17によって連結され、そのEGR管17にはEGRクーラ18とEGRバルブ19とが設けられる。
排気管14には、排気ブレーキバルブ20と排気スロットルバルブ21が設けられ、その下流に、フィルタ装置22とSCR装置32が設けられる。
フィルタ装置22は、未燃成分(HC,CO)を酸化する前段の酸化触媒(DOC)24と、排ガス中の粒子状物質(PM)を捕集する後段のパティキュレートフィルタ(DPF)25とを備える。
SCR装置32は、排気ガス中のNOxを還元処理する前段の選択還元型NOx触媒(SCR)23と、SCR23の下流側に漏れ出したアンモニアを処理する後段の酸化触媒(DOC)33とを備える。
電子制御ユニット(ECU)30には、エンジンの回転数を検出する回転センサ31や、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ34の検出値等が入力される。
ECU30は、車両走行中、回転数とアクセル開度に応じて筒内インジェクタ35から噴射される燃料噴射量を制御し、また適宜吸気スロットルバルブ16、排気ブレーキバルブ20、排気スロットルバルブ21を制御すると共にEGRバルブ19を開閉してEGR量を制御するようになっている。
次に、排気管14内に尿素水を添加するための尿素水添加システム40について説明する。
尿素水添加システム40は、SCR23の排気流れ方向上流側で尿素水を排気管14内に添加(または噴射もしくは供給)する尿素水添加弁41を含む添加モジュール60と、尿素水を貯留するための尿素水タンク42と、尿素水タンク42内の尿素水を尿素水添加弁41に供給するための尿素水供給装置43と、尿素水添加弁41および尿素水供給装置43を制御する添加制御ユニット(DCU)44とを備える。添加モジュール60は、尿素水添加弁41をハウジングに一体化してなるユニットである。
尿素水供給装置43は、尿素水タンク42から尿素水を吸引して尿素水添加弁41に向かって吐出する尿素水ポンプとこうした尿素水の向きを正逆転方向に切り替える尿素水バルブとを備える。
DCU44およびECU30は、通信可能に接続され、後述の制御および演算処理を行うように構成されプログラムされた制御ユニットもしくはコントローラをなす。ECU30は、尿素水添加制御に必要な情報をDCU44に出力する。詳しくはECU30は、エンジン運転状態、特に回転センサ31およびアクセル開度センサ34によりそれぞれ検出されたエンジン回転数およびアクセル開度に基づいて、尿素水添加弁41から添加される尿素水の量すなわち尿素水添加量を決定し、この情報をDCU44に出力する。DCU44は、決定された尿素水添加量が実際に添加されるよう、尿素水添加弁41を開弁制御する。なおDCU44およびECU30を一体化して制御ユニットもしくはコントローラを形成してもよい。
尿素水タンク42内には後述の濃度センサ100が配置され、尿素水タンク42内に貯留された尿素水の濃度に関する情報が濃度センサからDCU44ひいてはECU30に出力される。ECU30またはDCU44は、この情報に基づき適切な尿素水が添加されているか判断する。またECU30またはDCU44は、尿素水添加量を補正しても良い。
尿素水添加システム40において、尿素水タンク42、尿素水供給装置43および添加モジュール60は、それぞれ、破線で示す尿素水ライン61と、実線で示す温水ライン62とにより互いに接続されている。ここで温水とは、具体的にはエンジン10の冷却に使用され高温となったエンジン冷却水を意味し、尿素水の凍結を防止するために尿素水を加熱する熱流体をなすものである。本実施形態では熱流体として温水を用いる。しかしながら、エンジン排気ガスやエンジンオイル等、種々の熱流体を用いることが可能である。
尿素水ライン61は、尿素水タンク42および尿素水供給装置43を連結して前者から後者に尿素水を送るための第1尿素水管64Uと、尿素水供給装置43および尿素水添加弁41を連結して前者から後者に尿素水を送るための第2尿素水管65Uと、尿素水供給装置43および尿素水タンク42を連結して前者から後者に尿素水を戻すための第3尿素水管66Uとを有する。これら各管は比較的柔軟なホースからなる。
温水ライン62は、エンジン10および尿素水タンク42を連結して前者から後者に温水を送るための第1温水管68Wと、尿素水タンク42および尿素水供給装置43を連結して前者から後者に温水を送るための第2温水管64Wと、尿素水タンク42内で第1温水管68Wおよび第2温水管64Wを連結するヒータパイプ78と、尿素水供給装置43およびエンジン10を連結して前者から後者に温水を戻すための第3温水管69Wとを有する。これら各管も比較的柔軟なホースからなる。第1温水管68Wには温水の送出と停止を切り替えるタンクヒータバルブ50が設けられる。タンクヒータバルブ50はDCU44により制御される。また温水ライン62は、エンジン10および添加モジュール60を連結して前者から後者に温水を送るための第4温水管65Wと、添加モジュール60およびエンジン10を連結して前者から後者に温水を戻すための第5温水管67Wとを有する。これら各管も比較的柔軟なホースからなる。
エンジンの運転中には、尿素水供給装置43の尿素水ポンプが作動されると共に尿素水バルブが正転側に切り替えられ、尿素水供給装置43が正転作動される。このとき尿素水は、破線上の矢印で示す如く尿素水タンク42から第1尿素水管64U、尿素水供給装置43、第2尿素水管65Uを順に通じて添加モジュール60の尿素水添加弁41に供給される。添加に供されない余剰の尿素水は、尿素水供給装置43から第3尿素水管66Uを通じて尿素水タンク42に戻される。かかる尿素水の流れ方向を順流方向という。
また尿素水供給装置43の温水ポンプも作動され、温水が矢示の如くエンジン10から第1温水管68W、ヒータパイプ78、第2温水管64W、尿素水供給装置43、第3温水管69Wを順に通じてエンジン10に戻される。同時に温水は、エンジン10から第4温水管65W、添加モジュール60、第5温水管67Wを順に通じてエンジン10に戻される。この温水の流れ方向を順流方向という。こうして尿素水が流れる経路全体に温水が流されるようになり、外気温低下等に伴う尿素水の凍結が確実に抑制される。
他方、エンジンが停止されると、その直後、尿素水供給装置43の尿素水ポンプが引き続き短時間だけ作動される。そして尿素水供給装置43の尿素水バルブが逆転側に切り替えられ、尿素水供給装置43が逆転作動される。これにより各機器および管内に残っている尿素水は全て尿素水タンク42に回収される。このときの尿素水の流れ方向を逆流方向といい、図中に括弧付き矢印で示す。第1尿素水管64U、第2尿素水管65Uおよび第3尿素水管66Uの尿素水の流れ方向は正転作動時と逆とされる。なお第3尿素水管66Uを逆流した尿素水は尿素水供給装置43内で第1尿素水管64Uに送られた後、第1尿素水管64Uを通じて尿素水タンク42に回収される。
図2に、尿素水供給装置43の正転作動時の様子を概略的に示す。尿素水供給装置43は尿素水ポンプ51と尿素水バルブ52を含み、これらはDCU44により制御される。エンジンが運転中であることを示すエンジン運転信号がECU30からDCU44に送られてきたとき、DCU44は基本的に、尿素水ポンプ51を作動させると共に、尿素水バルブ52を図示するような正転側ないし正転位置に切り替える。すると、第1尿素水管64Uが尿素水ポンプ51の吸引ポート53に接続されると共に、第2尿素水管65Uおよび第3尿素水管66Uが尿素水ポンプ51の吐出ポート54に接続され、上述の順流方向の流れが実現される。
他方、エンジンが停止されたことを示すエンジン停止信号がECU30からDCU44に送られてきたとき、DCU44は、尿素水供給装置43をエンジン停止時から短時間だけ逆転作動させる。このとき図3に示すように、DCU44は、尿素水ポンプ51を引き続き短時間だけ作動させると共に、尿素水バルブ52を図示するような逆転側ないし逆転位置に切り替える。すると、第2尿素水管65Uおよび第3尿素水管66Uが尿素水ポンプ51の吸引ポート53に接続されると共に、第1尿素水管64Uが尿素水ポンプ51の吐出ポート54に接続され、上述の逆流方向の流れが実現される。こうして尿素水経路中の尿素水は全て尿素水タンク42に回収されるが、本実施形態では後に詳しく述べるように、回収終了後も上記状態を維持し、尿素水タンク42内にガスを吹き出させ、このガスにより作られた気泡を利用して濃度センサに付着した気泡を除去する。
図1に戻って、尿素水タンク42は、本実施形態では樹脂製であるが、その材質は任意であり、例えば金属製とされてもよい。尿素水タンク42は、その上面部に形成された開口部を塞ぐ蓋体71を含み、この蓋体71により前述のヒータパイプ78が吊り下げ支持され、尿素水タンク42内に配置されている。このヒータパイプ78以外にも、様々な部品が蓋体71により直接的または間接的に支持された状態で尿素水タンク42内に配置されている。ヒータパイプ78は、金属製U字管からなり、上下方向に延びると共に、尿素水タンク42内の底部(タンク内底部という)で90°曲げられた下端部を有する。
尿素水タンク42内には、上下方向に延びる金属製の吸引パイプ72およびリターンパイプ73が配置される。吸引パイプ72は、尿素水タンク42内から尿素水を吸引するためのパイプであり、その下端に、尿素水の入口をなす尿素水吸引口74を有する。尿素水吸引口74はタンク内底部に配置される。吸引パイプ72の上端部は、蓋体71に支持されると共に、図示しない蓋体71内通路および管継手を介して第1尿素水管64Uに接続される。吸引パイプ72は、蓋体71に吊り下げ支持されたタンク内支持部材(図示せず)によっても、タンク内の適宜の箇所で支持される。なお、ヒータパイプ78がタンク内支持部材を兼用してもよい。
リターンパイプ73は、尿素水タンク42内に尿素水を戻すためのパイプであり、その下端に尿素水排出口を有する。尿素水排出口は尿素水タンク42内の上端部に配置される。リターンパイプ73の上端部は、蓋体71に支持されると共に、図示しない蓋体71内通路および管継手を介して第3尿素水管66Uに接続される。リターンパイプ73はタンク内支持部材によってさらに支持されてもよい。第3尿素水管66Uを順流方向に流れてきた尿素水がリターンパイプ73を通じて尿素水タンク42内に戻される。
また、タンク内底部には、尿素水の濃度を検知するためのセンサすなわち濃度センサ100が配置されている。濃度センサ100はタンク内支持部材によって支持されている。
その他、尿素水タンク42にはレベルセンサ(残量センサ)、温度センサ、ブリーザ、水位ゲージ、フィラーキャップ、ドレンキャップ等も設けられるが、これらは本実施形態の特徴部分でないため説明を省略する。
次に、図4〜図6を参照して濃度センサ100の周辺の構成を説明する。図4は上方から見たときの平面図、図5は前方から見たときの正面図、図6は案内カバーの断面を示す図4のVI−VI断面図である。
濃度センサ100は光学式センサからなり、センサ本体101と、センサ本体101から水平方向に突出した発光部102および受光部103とを備える。発光部102および受光部103は、それぞれ互いに対向して且つ水平方向に離間して配置された発光面104および受光面105を有する。発光面104および受光面105が一対のセンサ面をなす。センサ本体101の内部には発光素子が設けられ、この発光素子から発射された光が、発光部102に内蔵されたプリズムで直角に曲げられた後、発光面104から受光面105に向かって発射される。発射された光(図中Lで示す)は、発光面104および受光面105の間に位置された尿素水中を通過した後、受光面105にて受け入れられる。この受け入れられた光は、受光部103に内蔵されたプリズムで直角に曲げられた後、センサ本体101の内部に設けられた受光素子により感知される。
なお光学式濃度センサ100による尿素水濃度検出方法は既知であるので説明を省略する。センサ本体101は図示しないワイヤハーネスを介してDCU44に電気的に接続される。DCU44はセンサ本体101から尿素濃度もしくは尿素成分濃度に対応した検知信号を受信し、それをECU30に送信する。
ところで、発光面104および受光面105の少なくとも一方に、微細な気泡が表面張力により多数付着することがある。この気泡付着が生じると、気泡により光が拡散され、光を正確に検知できなくなる虞がある。そして尿素水の尿素成分濃度を正確に検知できなくなる虞がある。
そこで本実施形態においては、発光面104および受光面105の両方に気泡を吹きかけ、この気泡により、発光面104および受光面105に付着した気泡を除去するようにしている。以下、気泡除去のための構成を説明する。
本実施形態の尿素水添加システム40は、発光面104および受光面105の下方にそれぞれ配置され、発光面104および受光面105に向けて気泡を吹き出す気泡吹出口81を備える。また尿素水添加システム40は、気泡吹出口81よりも下方の位置に配置され、気泡吹出口81から吹き出される気泡を供給する気泡供給口82と、気泡吹出口81と気泡供給口82の間の高さ位置に配置され、気泡供給口82から供給された気泡を気泡吹出口81に案内する案内部材83とをさらに備える。なお便宜上、図4において案内部材83は透過して示される。また図5、図6において案内部材83は断面で示される。
詳細には、発光面104および受光面105より下方の位置に、案内部材83をなす案内カバー84が配置される。そして案内カバー84より下方の位置に、前述の吸引パイプ72の尿素水吸引口74が配置される。案内カバー84における発光面104および受光面105の真下の位置に、穴すなわちカバー穴85が設けられ、これらカバー穴85が気泡吹出口81をなす。尿素水吸引口74が気泡供給口82をなす。
吸引パイプ72の下端部は水平方向に向かって直角に曲げられ、その先端に尿素水吸引口74を有する。エンジン運転時には尿素水吸引口74から吸引パイプ72内に尿素水が吸引されるが、気泡除去時には後述するように尿素水吸引口74から気泡が吹き出される。尿素水吸引口74には、多数の微細孔を有するフィルタすなわちフィルタ管75が装着され、異物の吸引が防止される。なお尿素水吸引口74以外の場所にフィルタを設けてもよい。
尿素水吸引口74は、平面視(図4)で見たときに、発光面104および受光面105から水平方向に離間されている。よって尿素水吸引口74から吹き出された気泡を、発光面104および受光面105の真下の位置に案内すべく、案内部材83としての案内カバー84が設けられている。
案内カバー84は、尿素水吸引口74ひいてはフィルタ管75全体を上方から覆うと共に、センサ本体101の下方の位置まで水平方向に延びている。本実施形態の案内カバー84は平面視で略台形状であるが、その形状は任意である。尿素水吸引口74から吹き出された気泡を案内カバー84の下面部にて確実に捕獲し、カバー穴85にスムーズに案内する必要がある。このため、案内カバー84の外周縁部は下向きに折曲され、これにより下向きの鍔部89が形成される。また案内カバー84にはカバー穴85に向かうほど高くなる傾斜が付けられている。
カバー穴85は、発光面104および受光面105の全体に効率よく気泡を吹きかけられるよう、平面視において長径Zが発光面104および受光面105の幅Wよりも長い楕円形状とされている。但しカバー穴85の形状はこれに限られない。
本実施形態において案内カバー84には、上方に向かうほど縮径するノズル部86が一体に形成され、このノズル部86の上端にカバー穴85が形成される。すなわち、本実施形態の気泡吹出口81はノズル状に形成されている。これにより、カバー穴85から発光面104および受光面105に効率よく気泡を吹き出すことが可能になる。また気泡除去の際に車両が傾斜していたとしても、ノズル部86により気泡をカバー穴85に集約し、カバー穴85から吹き出させることができる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態において、発光面104および受光面105からの気泡除去はエンジン停止時に行われる。すなわち前述したように、エンジン停止直後、図3に示したように尿素水供給装置43が逆転作動され、尿素水供給装置43の尿素水ポンプ51が引き続き作動され、尿素水バルブ52は逆転側に切り替えられる。また尿素水添加弁41は開弁(オン)される。すると尿素水添加弁41内の尿素水が図示する経路を通って逆流し、尿素水タンク42に回収される。また第3尿素水管66Uおよびリターンパイプ73内の尿素水も図示する経路を通って逆流し尿素水タンク42に回収される。この回収時、尿素水は、吸引パイプ72内を逆流し、尿素水吸引口74から尿素水タンク42内に吹き出される。こうした尿素水回収を行うことにより、エンジン停止中に尿素水経路内で尿素水が凍結したり結晶化したりするのを抑制ないし防止できる。
次いで、この尿素水回収終了後も引き続き尿素水供給装置43は逆転作動され、尿素水添加弁41は開弁される。すると、排気管14内のガス(排気ガス、空気またはその混合ガス)が尿素水添加弁41から吸引され、この吸引されたガスは前述の逆流経路を通って吸引パイプ72の尿素水吸引口74から尿素水タンク42内の尿素水中に吹き出される。また、尿素水タンク42内において尿素水の液面より上方に位置するガス(空気)も、リターンパイプ73内に吸い込まれ、前述の逆流経路を通って吸引パイプ72の尿素水吸引口74から尿素水タンク42内の尿素水中に吹き出される。
すると図7に示すように、尿素水吸引口74から吹き出されたガスは、フィルタ管75を通過する過程で微小気泡B1を生成する。この微小気泡B1は、尿素水中を浮上する過程で徐々に合体して大きくなる。こうしてできた気泡塊B2は、案内カバー84の下面部により捕獲されると共に、案内カバー84の下面部に沿って且つカバー穴85に向かって浮上進行する。この進行過程でも気泡塊B2は徐々に合体して大きくなる。また気泡塊B2は、ノズル部86により効率的にカバー穴85に導かれる。
そして最終的に気泡塊B2は、カバー穴85を通じてその上方へと浮上し、吹き出される。このとき気泡塊B2は、その大きな浮力を利用して比較的勢いよく吹き出されると共に、発光面104および受光面105に表面張力により付着している多数の微小気泡Bを引き剥がし、微小気泡Bを取り込んだ状態で浮上する。気泡塊B2が微小気泡Bより遙かに大きいので、発光面104および受光面105に付着した微小気泡Bを確実に引き剥がして除去することができる。従って、発光面104および受光面105からは微小気泡Bが除去され、微小気泡Bによる濃度センサ100の検知性能の低下を抑制することができる。
エンジン停止時から、微小気泡Bの除去に十分な所定時間が経過したならば、尿素水ポンプ51が停止され、尿素水バルブ52が図2に示したような正転側に切り替えられ、尿素水添加弁41が閉弁(オフ)される。そして車両およびエンジンは停止状態に置かれる。
次いで、エンジンの再始動時、濃度センサ100による濃度検知が行われる。例えば、エンジン再始動のためイグニッションスイッチがオンされたタイミングで、濃度センサ100による濃度検知が行われる。このとき、発光面104および受光面105からは微小気泡Bが既に除去されているので、尿素水濃度の検知を高精度で行うことができる。
なお、濃度検知のタイミングはイグニッションスイッチオンのタイミングに限られない。例えば始動用スタータオンまたはオフのタイミングであってもよいし、エンジンが再始動された直後のタイミングであってもよい。また濃度検知のタイミングは、必ずしもエンジンの再始動時でなくてもよい。
このように本実施形態によれば、発光面104および受光面105に向けて気泡塊B2を吹き出す気泡吹出口81を設けたので、発光面104および受光面105に付着した微小気泡Bを気泡塊B2により引き剥がして除去することができる。よって微小気泡Bによる濃度センサ100の検知性能の低下を抑制することができる。
また本実施形態によれば、気泡供給口82から供給された気泡を気泡吹出口81に案内する案内部材83を設けたので、たとえ気泡供給口82が気泡吹出口81から離れた場所にあっても、供給された気泡を気泡吹出口81に確実に導くことができる。よって気泡供給口82の設置自由度を高め、レイアウト性を向上できる。
特に本実施形態のように、案内部材83を案内カバー84で形成し、気泡吹出口81をカバー穴85で形成した場合には、簡易な構成で的確に気泡を気泡吹出口81に導くことができる。また気泡吹出口81をノズル状に形成した場合には、たとえ車両が傾いた場合であっても、気泡を途中で逸脱させることなく確実に気泡吹出口81に導くことができる。
さらに本実施形態によれば、エンジン停止時における尿素水供給装置43の逆転作動を利用して排気管14内のガスを吸引し、尿素水タンク42内に吹き出すようにしたため、気泡生成のためのガス源を別途設けずに済み、シンプルかつ低コストな構成で気泡除去を実現することができる。
次に、変形例について説明する。
図8に示す第1変形例において、吸引パイプ72の下端部は水平方向に向かって直角に曲げられた後、発光面104および受光面105に向かって二股に分岐され、それら分岐管の先端にそれぞれ尿素水吸引口74を有する。尿素水吸引口74は、発光面104および受光面105の下方、特にほぼ真下でかつ近傍の位置にそれぞれ配置され、図9に示すように、発光面104および受光面105に向けて気泡B3を直接的に吹き出すようになっている。これによっても、発光面104および受光面105に付着した微小気泡Bを、より大きな気泡B3により引き剥がして除去し、微小気泡Bによる濃度センサ100の検知性能の低下を抑制することができる。
この第1変形例では、尿素水吸引口74が気泡吹出口81をなす。前述の案内カバー84は省略されている。またフィルタ管75も省略され、代わりのフィルタは図外の位置に設置されている。他の点は前記基本実施形態とほぼ同様である。エンジン停止時に尿素水供給装置43の逆転作動を利用して気泡B3を生成する点も同様である。
図10に示す第2変形例は、第1変形例の構成にノズル管87を追加したものである。ノズル管87は、上方に向かうほど縮径するテーパ状の短い管とされ、発光面104および受光面105と、尿素水吸引口74との間の高さ位置に配置される。ノズル管87は図示しないタンク内支持部材により支持される。
ノズル管87を設けることにより、尿素水吸引口74から吹き出された気泡B3を発光面104および受光面105に向けてより正確に導くことができる。特に車両が傾いた場合であっても、吹き出された気泡B3を、途中で逸脱させることなく、発光面104および受光面105に向けてより正確に導くことができる。
なおこの第2変形例について、見方を変えれば、尿素水吸引口74が気泡供給口82をなし、ノズル管87が案内部材83をなし、ノズル管87の上端開口部が気泡吹出口81をなし、気泡吹出口81がノズル状に形成されていると解釈することも可能である。
以上の基本実施形態および各変形例の構成は、特に矛盾が無い限り、部分的にまたは全体的に組み合わせることが可能である。本実施形態の尿素水タンク42および濃度センサ100が、それぞれ特許請求の範囲にいうタンクおよびセンサに相当する。
以上、本発明の実施形態を詳細に述べたが、本発明は例えば以下に述べるような他の実施形態も可能である。
(1)上記実施形態では、発光面104および受光面105の両方に対して気泡吹出口81を設けたが、いずれか一方のみに対して気泡吹出口81を設けてもよい。
(2)濃度センサ100の種類は任意であり、例えば超音波センサであってもよい。周知のように超音波センサは、一対のセンサ面をなす発信・受信面と反射面とを有し、発信・受信面から発信した超音波を反射面で反射させ、発信・受信面で受信し、その往復に要する時間に基づいて尿素水の尿素濃度を検出するようになっている。発信・受信面と反射面の少なくとも一方に微小気泡Bが付着すると、超音波の伝播が阻害されてセンサの検知性能が低下する。従って、発信・受信面と反射面の少なくとも一方に対して気泡吹出口81を設ければ、センサの検知性能低下を抑制することができる。なお超音波センサは、複数の反射板からの反射波を受信し、受信の時間差によって尿素濃度を検出するものであってもよい。
(3)上記実施形態では、エンジン停止時における尿素水供給装置43の逆転作動時に、発光面104および受光面105に向けて気泡を吹き出すようにしたが、他のタイミングで気泡を吹き出してもよい。例えば、エンジン運転中で且つSCR23への尿素水添加を行わないタイミング(例えばSCR23が非活性温度となっているタイミング)において、敢えて尿素水供給装置43を逆転作動させて気泡を吹き出してもよい。この場合は尿素水添加弁41を開かなくても良い。あるいは、エンジン再始動時でかつ尿素濃度検知前(特に直前)のタイミングにおいて尿素水供給装置43を逆転作動させ、気泡を吹き出してもよい。
(4)気泡生成方法についても、前述の尿素水供給装置43および尿素水添加弁41を利用する方法の他、例えばエアポンプ等のガス供給源を別途設け、このガス供給源から供給されたガスにより気泡を生成してもよい。
(5)案内部材83も変形可能であり、例えば、気泡供給口82から気泡吹出口81に気泡またはガスを導くパイプで形成しても構わない。
(6)尿素水供給装置43は尿素水タンク42に一体化された形態でも良く、濃度センサ100は尿素水供給装置43に組み込まれた形態でも良い。
(7)尿素水の吸戻し(逆流)は尿素水バルブ52の切替以外に尿素水ポンプ51を逆回転させて行っても良い。
本発明の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。従って本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
10 ディーゼルエンジン
14 排気管
30 電子制御ユニット(ECU)
40 尿素水添加システム
41 尿素水添加弁
43 尿素水供給装置
44 添加制御ユニット(DCU)
74 尿素水吸引口
81 気泡吹出口
82 気泡供給口
83 案内部材
84 案内カバー
85 カバー穴
86 ノズル部
87 ノズル管
100 濃度センサ
104 発光面
105 受光面

Claims (6)

  1. 尿素水を貯留するためのタンクと、
    前記タンク内に配置され、尿素水の濃度を検知するためのセンサであって、互いに対向して配置された一対のセンサ面を有するセンサと、
    少なくとも一方の前記センサ面の下方に配置され、前記センサ面に向けて気泡を吹き出す気泡吹出口と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の尿素水添加システム。
  2. 前記気泡吹出口よりも下方の位置に配置され、前記気泡吹出口から吹き出される気泡を供給する気泡供給口と、
    前記気泡吹出口と前記気泡供給口の間の高さ位置に配置され、前記気泡供給口から供給された気泡を前記気泡吹出口に案内する案内部材と、をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の尿素水添加システム。
  3. 前記案内部材が、前記気泡供給口を上方から覆う案内カバーからなり、
    前記気泡吹出口が、前記案内カバーに設けられた穴からなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の尿素水添加システム。
  4. 前記気泡吹出口がノズル状に形成されている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の内燃機関の尿素水添加システム。
  5. 前記内燃機関の排気管に配置された尿素水添加弁と、
    前記タンク内の尿素水を吸引するための尿素水吸引口と、
    前記尿素水吸引口から吸引された尿素水を前記尿素水添加弁に向けて供給する尿素水供給装置と、
    前記尿素水添加弁および前記尿素水供給装置を制御する制御ユニットと、をさらに備え、
    前記制御ユニットは、
    前記内燃機関の停止時に前記尿素水添加弁内の尿素水を前記タンクに回収するよう前記尿素水供給装置を逆転作動させ、回収終了後も前記尿素水供給装置を逆転作動させ、且つ、前記尿素水添加弁を開弁し、前記尿素水添加弁から吸引されたガスを前記尿素水吸引口から吹き出させるように構成され、
    前記尿素水吸引口が前記気泡供給口をなす
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の尿素水添加システム。
  6. 前記内燃機関の排気通路に配置された尿素水添加弁と、
    前記タンク内の尿素水を吸引するための尿素水吸引口と、
    前記尿素水吸引口から吸引された尿素水を前記尿素水添加弁に向けて供給する尿素水供給装置と、
    前記尿素水添加弁および前記尿素水供給装置を制御する制御ユニットと、をさらに備え、
    前記制御ユニットは、
    前記内燃機関の停止時に前記尿素水添加弁内の尿素水を前記タンクに回収するよう前記尿素水供給装置を逆転作動させ、回収終了後も前記尿素水供給装置を逆転作動させ、且つ、前記尿素水添加弁を開弁し、前記尿素水添加弁から吸引されたガスを前記尿素水吸引口から吹き出させるように構成され、
    前記尿素水吸引口が前記気泡吹出口をなす
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の尿素水添加システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114046195A (zh) * 2021-09-29 2022-02-15 广西玉柴机器股份有限公司 一种尿素喷射装置

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