JP2017212904A - Portable work machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、本体部に対して後方にハンドルを備えた手持ち式の携帯用作業機に関する。 The present invention relates to a hand-held portable working machine having a handle behind the main body.
エンジンや電動モータ等の駆動源によって駆動可能な携帯用作業機においては、本体部から一方側に突出するように連結されたハンドルを設けて、作業者はハンドルを把持して本体部を手持ちしながら作業を行う。このハンドルを、回動可能とした回動軸により本体部に接続するようにした携帯用作業機が知られている。例えば、本体部から前方側に向けて上ブレードと下ブレードが相対移動しながら刈り払い作業を行うヘッジトリマでは、生垣の剪定に用いられるため、刈り払う位置や作業者の体勢に応じて様々な作業姿勢で使用される。このため、特許文献1に示すようにリヤハンドルが上ブレードと下ブレードの長手方向と一致する軸周り(水平回動軸)に回動可能な構造とすることで、生垣とリヤハンドルとの間に空間を設け、作業者の手が生垣に当たることを防止している。ハンドルを回動させる際には、意図せぬ箇所を刈り払うことを防ぐために、刈刃が作動しないような構造が採用される。
In a portable work machine that can be driven by a drive source such as an engine or an electric motor, a handle connected so as to protrude from the main body to one side is provided, and the operator holds the main body by holding the handle. Work while. There is known a portable working machine in which the handle is connected to a main body by a pivot shaft that is pivotable. For example, a hedge trimmer that cuts the upper blade and the lower blade relative to each other from the main body toward the front side is used for pruning hedges, so various operations can be performed depending on the position to cut and the worker's posture. Used in posture. For this reason, as shown in
特許文献1に開示された技術は、水平面の生垣の剪定を行う場合には作業効率が良いが、垂直面の生垣の剪定を行う場合、リヤハンドルが生垣の剪定面近傍にあるため生垣が作業者の手に当たる恐れがあり、リヤハンドルの可動範囲の拡大による更なる作業性の向上が望まれていた。
The technique disclosed in
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、本体部分に対して水平回動軸回りに回動するハンドルに、左右方向への揺動機構を追加した携帯用作業機を提供することにある。
本発明の他の目的は、ハンドルの水平回動軸回りの回動と、左右方向の揺動の操作をボタン一つで行うことができるようにした携帯用作業機を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ハンドルの回動操作又は揺動操作を許容しているときには、刈刃の作動を阻止するようにした携帯用作業機を提供することにある。
The present invention has been made in view of the above background, and an object thereof is to provide a portable working machine in which a swing mechanism in the left-right direction is added to a handle that rotates about a horizontal rotation axis with respect to a main body portion. There is to do.
Another object of the present invention is to provide a portable work machine that can perform the rotation of the handle about the horizontal rotation axis and the swinging operation in the left-right direction with a single button.
Still another object of the present invention is to provide a portable working machine that prevents the operation of a cutting blade when a turning or swinging operation of a handle is allowed.
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、エンジンや電動モータ等の駆動源と、駆動源を収容するハウジングと、ハウジングに連結されて前後方向に往復動作する作業具と、駆動源の出力を調節可能な操作レバーを有し、ハウジングに連結されて前後方向に延びるハンドルと、を備えた携帯用作業機において、ハンドルは、操作レバーの操作平面を作業具の往復動作用面に略直交する状態にした際に、操作平面を左右方向に振れるように構成され、左右方向の複数の位置で固定可能とした。また、ハンドルを左右方向に振れるため揺動機構を直交回動軸により実現し、直交回動軸をハウジングとハンドルの接続点よりも後方側に設けた。ハンドルとハウジングは、略水平方向に延びる水平回動軸を中心に回動可能な回動機構によって接続され、直交回動軸は水平回動軸の中心点よりもハンドル側に配置される。
The characteristics of representative ones of the inventions disclosed in the present application will be described as follows.
According to one aspect of the present invention, a drive source such as an engine or an electric motor, a housing that houses the drive source, a work tool that is connected to the housing and reciprocates in the front-rear direction, and an output of the drive source can be adjusted. And a handle that is connected to the housing and extends in the front-rear direction. The handle is in a state in which the operation plane of the operation lever is substantially orthogonal to the reciprocating surface of the work implement. In this case, the operation plane can be swung in the left-right direction, and can be fixed at a plurality of positions in the left-right direction. In addition, the swing mechanism is realized by an orthogonal rotation shaft in order to swing the handle in the left-right direction, and the orthogonal rotation shaft is provided on the rear side of the connection point between the housing and the handle. The handle and the housing are connected by a turning mechanism that can turn around a horizontal turning shaft extending in a substantially horizontal direction, and the orthogonal turning shaft is disposed closer to the handle than the center point of the horizontal turning shaft.
本発明の他の特徴によれば、ハンドルの直交回動軸回りの回転の解除状態と固定状態とを切り替える第一ロック部材を備え、第一ロック部材は操作部を有し、作業者がハンドルを把持した状態で操作可能な位置に操作部が設けられる。ハンドルは、直交回動軸回り、及び、水平回動軸回りの複数の位置で固定可能である。ハンドルの水平回動軸及び直交回動軸回りの回動の解除状態と固定状態を切り替える第一及び第二のロック部材を備え、これらを共通の操作部によって操作可能とした。この操作部の押込み量に応じて、ハンドルの直交回動軸回りの固定解除と水平回動軸回りの固定解除を切り替える。さらに、操作レバーを操作している際には、第一ロック部材及び第二ロック部材の操作部を移動不能とする規制部材を設けた。 According to another feature of the present invention, the first lock member that switches between a released state and a fixed state of rotation about the orthogonal rotation axis of the handle is provided, the first lock member has an operation portion, and an operator handles the handle. An operation unit is provided at a position where the operation can be performed in a state where the handle is held. The handle can be fixed at a plurality of positions around the orthogonal rotation axis and the horizontal rotation axis. First and second lock members that switch between a released state and a fixed state of rotation about the horizontal rotation axis and the orthogonal rotation axis of the handle are provided, and these can be operated by a common operation unit. Depending on the pushing amount of the operation unit, the unlocking of the handle about the orthogonal rotation axis and the fixing release of the horizontal rotation axis are switched. Furthermore, when operating the operation lever, a restriction member is provided that makes the operation portions of the first lock member and the second lock member immovable.
本発明によれば携帯用作業機のハンドル部は、ハウジングに対して水平回動軸により回動可能であり、さらに水平回動軸の中心点よりも後方側において直交回動軸により回動可能であり、水平回動軸及び直交回動軸のそれぞれの複数箇所にて固定可能としたので、どのような作業姿勢においても適切なハンドル位置を設定することが可能となる。また、水平回動軸及び直交回動軸によるハンドル部の回動操作を、一つの操作部の操作でロック解除をすることができるので、ハンドル位置の変更が容易である。さらに、ハンドル部の回動のロック解除の操作部によって、第一ロック部材と第二ロック部材のいずれか又は双方が操作されているときは、駆動源のスロットルレバー(操作レバー)を操作することができないように構成したので、刈刃等の作業機器の誤作動を防ぐことができる。 According to the present invention, the handle portion of the portable work machine can be rotated with respect to the housing by the horizontal rotation shaft, and further, can be rotated by the orthogonal rotation shaft on the rear side of the center point of the horizontal rotation shaft. Since it can be fixed at a plurality of positions on the horizontal rotation axis and the orthogonal rotation axis, it is possible to set an appropriate handle position in any work posture. In addition, since the rotation operation of the handle portion by the horizontal rotation shaft and the orthogonal rotation shaft can be unlocked by the operation of one operation portion, the change of the handle position is easy. Furthermore, when either or both of the first lock member and the second lock member are operated by the unlocking operation portion of the handle portion, the throttle lever (operation lever) of the drive source is operated. Therefore, it is possible to prevent malfunction of work equipment such as a cutting blade.
以下、携帯用作業機の一例としてヘッジトリマ1を用いることにより本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings by using a
図1は本実施例に係るヘッジトリマ1の上面図である。ヘッジトリマ1は刈り込み機とも呼ばれる携帯型のエンジン作業機であり、被処理物である生け垣等を均一に刈り込む作業をおこなう。ヘッジトリマ1は、エンジンを備えた本体部2と、本体部2の前方下側から前方側に延在するブレード部20と、本体部2の後方に延びるリヤハンドル部30と、本体部2の前方上側に延びるフロントハンドル5によって主に構成される。本体部2には、鋼材やアルミニウム合金等の金属材料により形成された本体フレーム3が備えられている。本体部の外殻は、主にシリンダカバー4(図2で後述)とシリンダカバー4の上部に設けられるトップカバー(ファンカバー)7と、マフラー部分を覆うマフラーカバー9によって構成される。本体部の内部には図示しない2サイクルエンジンが横置きに配置され、図示しないピストンが前後方向に延びるように配置され、クランクケース(図示せず)が本体フレーム3に固定される。エンジンの右側には気化器10が設けられ、左側には図示しないマフラーが設けられる。エンジンの後方には燃料タンク12が設けられ、右側には燃料タンクの給油口(図示せず)を閉鎖する燃料キャップ13が設けられる。気化器10の近傍にはエアクリーナ室カバー8が設けられる。シリンダカバー4の上側に装着されるトップカバー7の内側部分には図示しないリコイルスターターが設けられ、トップカバー7の後方側にはリコイルスターターを操作するためのスターターハンドル19が設けられる。フロントハンドル5の前方側であって、作業具としてのブレード部20の付け根付近には刈り払った草や小石等の飛散から作業者の手を保護するためのハンドガード16が設けられる。作業者はフロントハンドル5とリヤハンドル部30を把持した状態で刈り込み作業を行ない、リヤハンドル部30を把持した手(通常右手)によって後述するスロットルレバーを操作する。
FIG. 1 is a top view of a
リヤハンドル部30は、本体フレーム3の後方側に延在するように配置され、フロントハンドル5と共にヘッジトリマ1を把持するために用いられる。リヤハンドル部30は、後述する水平回動軸を介して本体部2に接続されるものであって、本体フレーム3の取付部3aの端部がその接続点となる。リヤハンドル部30は、図1の状態のハンドル位置において、ヘッジトリマ1の長手方向(前後方向)を含む鉛直面D1にて左右2分割方式で形成される。リヤハンドル部30の上側前方には、エンジンの点火プラグへの高圧電流の供給をストップしてエンジンを停止するためのエンジン停止スイッチ14が設けられる。
The
リヤハンドル部30にはロック解除レバー50が設けられ、このロック解除レバー50を押すことにより後述する第一回動軸を中心としてリヤハンドル部30を本体フレーム3に対して右回り方向又は左回り方向に略45度又は90度程度回動させることができる。本実施例のリヤハンドル部30は、さらに、第一回動軸の中心点よりも後方側に中心点が設けられ、第一回動軸と直交するように配置される第二回動軸(直交回動軸)の回りにおいても揺動できるように構成した。このようにリヤハンドル部30を本体部2に対して、2つの回動軸を基準として回動又は揺動可能に構成したので、本体部2に対するリヤハンドル部30の位置を、様々な固定位置に変更できる。
The
図2は本実施例に係るヘッジトリマ1の左側面図である。リヤハンドル部30のハンドルハウジング31は側面視で横にした略D字状の形状であって、上側の円筒部分が作業者により把持されるグリップ部30aとなる。ハンドルハウジング31は合成樹脂の成型品によって左右分割式で構成され、ネジ49a〜49dにて分割面が固定される。グリップ部30aの下側にはスロットルレバー(操作レバー)34が突出するように設けられ、スロットルレバー34を操作することによりエンジンの出力を調節できる。ここではスロットルレバー34の操作平面は、図2のようにリヤハンドル部30が位置するときに前後及び上下方向を含む鉛直面となる。スロットルレバー34は、ロックレバー37が押し込まれた状態(オン状態)でのみ操作が可能であり、スロットルレバー34の引き量によってエンジンの回転速度を増減できる。ロック解除レバー50は、グリップ部30aを把持しながら親指で操作ができるように、その一部がハンドルハウジング31の開口部から外部に突出する。
FIG. 2 is a left side view of the
エンジンのクランク軸(図示せず)はヘッジトリマ1の上下方向に延びるように配置され、クランク軸の一端は、エンジンから下方つまり本体フレーム3側に向けて突出し、図示しない遠心クラッチと動力伝達機構部11を介して、ブレード23を駆動する。ブレード23はブレードガイド24によって案内され、共通部品である上ブレード23aと下ブレード23bからなり、長手方向中心軸A1を含みかつ刃断する面となる摺動面(往復動作用面)が水平方向になるように配置される。ブレード23は、摺動面が下側になるように配置すると上ブレード23aとして使用でき、裏返して摺動面が上側になるように配置すると下ブレード23bとして使用できるように長手方向中心軸A1を基準に回転対称に構成される。動力伝達機構部11には図示しない遠心クラッチが設けられ、エンジンの回転速度が所定回転数以上となると、動力が伝達状態に切り替わり、上ブレード23aと下ブレード23bが本体部2に対して逆位相で前後方向に摺動する。このように上ブレード23aと下ブレード23bを往復動させることにより、上ブレード23aと下ブレード23bとの間に位置する被刈材を刈り払うことができる。
The crankshaft (not shown) of the engine is arranged so as to extend in the vertical direction of the
フロントハンドル5は本体フレーム3の前方側にボルトにて固定され、その形状は全面視で略U字状であって、ハンドガード16と所定の距離を隔てるように設けられる。ハンドガード16の形状は、略台形状であり本体フレーム3から斜め前方側に突出するように取り付けられる。リヤハンドル部30は本体フレーム3の後端の取付部3aによって軸支され、第一回動軸線B1によって所定角度だけ回転可能なように構成される。第一回動軸線B1は、ここでは水平方向に延びるように配置される水平回動軸であって、ブレード23の長手方向中心軸A1と平行になるように配置される。尚、第一回動軸線B1を水平とせずに、図2のように側面から見たときに、第一回動軸線B1の軸線の後方側がやや上向きとなるように又はやや下向きとなるように傾斜させるように配置しても良い。しかしながら、その場合の傾斜の具合はわずかとして、第一回動軸線B1は略水平方向といえる範囲内とすることが好ましい。
The
図3はヘッジトリマ1のリヤハンドル部30の内部構造を示す図であって、左側ハウジング31bを取り外した状態を示す側面図(一部断面図)である。ハンドルハウジング31は、本体フレーム3の後端の略円筒状の取付部3aの後方側に設けられ、第一回動軸線B1を中心に回転可能なように構成される。この回転を可能とするために、本体フレーム3とリヤハンドル部30は、円筒状のスリーブ40を介して軸支される。スリーブ40はハンドルハウジング31側に固定されるものであって、水平回転を許容する円筒状であって、本体フレーム3の取付部3aによって摺動可能な状態で保持される。一方、スリーブ40の後方側の外周部の180度離れた位置には、水平回動軸線B1に対して直角方向に延びる第二回動軸42が設けられる。ハンドルハウジング31は第二回動軸42を中心に第二回動軸線C1を中心に所定角度だけ回動可能に保持される。ここで第一回動軸線B1は水平方向となるように配置され、第二回動軸線C1は第一回動軸線B1に直交するように配置される。また、前後方向に見て第一回動軸線B1回りの第一摺動部位69aが、第二回動軸線C1回りの第二摺動部位69bの前方側(本体部2に近い側)に配置されることに特徴がある。別の言い方をすると、第一摺動部位69aの軸方向の中心点69cが、第二回動軸線C1よりも前側(本体部2側)に位置する。
FIG. 3 is a view showing the internal structure of the
第一回動軸線B1は略円筒状のスリーブ40によって決定される。スリーブ40は、取付部3aの円柱状の内壁部分によって保持され、第一回動軸線B1を中心とする回転方向に所定角度だけ摺動可能とされる。さらにスリーブ40には、第二回動軸線C1を中心に左右方向に揺動可能なように第二回動軸42が構成される。第二回動軸線C1はスリーブ40の後端側であって、外周側の2カ所には、径方向外側に突出する2つの第二回動軸42が形成される。第二回動軸42はスリーブ40の外周部の180度離れた位置から突出し、これらの軸心が第二回動軸線C1と一致するように構成される。第二回動軸42の回りにはリヤハンドル部30の軸固定ボスによって摺動可能な状態で挟持され、リヤハンドル部30は第一回動軸線B1と直交する第二回動軸線C1においても回動可能なように構成される。このように、第一回動軸線B1に加えて第二回動軸線C1においても回動可能なように構成したことによって、リヤハンドル部30の本体部2に対する取り付け位置を実質的に左右方向に揺動するように変更でき、それ以外にも様々な状態に変更することができる。
The first rotation axis B1 is determined by the substantially
第一回動軸線B1の許容回転角度は、図1、図2の状態から一方側に±90度以内とすればよく、例えば後方から見た際に図1の状態から時計回りに45度毎、反時計回りに45度毎回動可能とすれば良い。同様にして第二回動軸線C1の回転角度は、図1の状態から左右方向に±30度程度とすれば良い。ここでは、第一回動軸線B1の回転範囲のうち複数箇所m、第二回動軸線C1の回転範囲のうち複数箇所nの合計m×n箇所にてリヤハンドル部30を固定することができる。
The allowable rotation angle of the first rotation axis B1 may be within ± 90 degrees on one side from the state of FIGS. 1 and 2, for example, every 45 degrees clockwise from the state of FIG. 1 when viewed from the rear. Rotation can be made every 45 degrees counterclockwise. Similarly, the rotation angle of the second rotation axis C1 may be about ± 30 degrees in the left-right direction from the state of FIG. Here, the
スロットルレバー34は、エンジンへの混合ガスの供給量を調整するものである。スロットルレバー34は、前方の揺動軸35を中心に後方側が揺動可能なように形成される。スロットルレバー34は、本体部分から突出するようにしてスロットルワイヤー39の端部を係止する係止部34cと、第一ロック部材50の移動を不能とする揺動片34dが形成される。作業者は指でスロットルレバー34を矢印67の方向に引くことにより、係止部34cによりスロットルワイヤー39が引かれて、図示しない気化器のスロットルが操作されることになる。ハンドルハウジング31の上方にはロックレバー37が突出する。ロックレバー37は、前方に揺動軸38を有し、揺動軸38の下方に突出した突出部37aを有する。ハンドルハウジング31からロックレバー37を突出させた図3に示す状態において、ロックレバー37の突出部37aがスロットルレバー34の一部と当接することで、スロットルレバー34の引き動作を制限する。また、ロックレバー37を押し込んで揺動軸38を中心に時計回りに回動させた時には、突出部37aの位置がずれて溝部34bに入り込むことができるようになると、スロットルレバー34の引き動作が許容されるので、作業者はスロットルレバー34を操作できる。スロットルレバー34とロックレバー37はスプリング36によって作業者の操作方向とは反対方向に付勢されるので、作業者がこれらの把持状態を解除するとスロットルレバー34とロックレバー37は図3に示す初期位置に戻る。
The
スロットルレバー34とロックレバー37の前方側には、リヤハンドル部30の第一回動軸線B1及び第二回動軸線C1回りの回転ロックを解除するためのロック解除レバー(第一のロック部材)50が設けられる。ロック解除レバー50、ロックレバー37、スロットルレバー34はハンドルハウジング31の分割面を挟む凹状の部分に収容される。ロック解除レバー50は、図3の状態でみて押しボタン式の操作部50aを、矢印68のように下方向に押し下げるように操作する部材であって、ロック解除レバー50に設けられた長穴50cと保持ピン51によってハンドルハウジング31の分割面と平行方向に移動可能なように保持される。ロック解除レバー50の下側付近には、第二回動軸線C1回りの回転を許容又は阻止するための第二ストッパ片50dが設けられる。第二ストッパ片50dは図3の位置ではスリーブ40に形成されたロック溝43bと係合している。ロック解除レバー50の下側には、第二ロック部材60が設けられる。第二ロック部材60は揺動軸47を中心に揺動可能に保持されるものであって、アーム状の自由端側の先端たる第一ストッパ片60aが、スリーブ40のロック穴41c(図4で後述)を貫通してストッパ溝3bに入り込むことによってリヤハンドル部30の第一回動軸線B1回りの回転を阻止する。第一ストッパ片60aが、スリーブ40の周方向に設けられたロック穴41cを通してストッパ溝3bから離反するとリヤハンドル部30の第一回動軸線B1回りの回転を許容される。
On the front side of the
ロック解除レバー50は、操作部50a付近を除いてリヤハンドル部30の内部空間内に配置され、上限方向に延びる略直方体状のスライド体50bと、スライド体50bから、下方に向けて立設された爪状の押圧面50eが形成される。押圧面50eの近傍であってスリーブ40に近接する部分には、スリーブ40に形成された凹部(後述するロック溝43b)と当接する凸状の第二ストッパ片50dが形成される。ロック解除レバー50は、ハンドルハウジング31の分割面と同一面上にて移動可能とされる。一方、第二ロック部材60はスリーブ40に対して揺動軸47の位置が変わらないように保持される。ハンドルハウジング31を第一回動軸線B1回りに回転させても、ロック解除レバー50の押圧面50eと第二ロック部材60の作用面60bとの当接状態は変わらない。この回転の際に、取付部3aの内周側の周方向に複数設けられるストッパ溝3bのいずれかと第一ストッパ片60aが嵌合することにより第一回動軸線B1の回動が固定される。
The
ハンドルハウジング31を第一回動軸線C1回りに回転させて、リヤハンドル部30と本体フレーム3との相対位置が変わったら、ロック解除レバー50の長手面方向と、第二ロック部材60の長手面方向のなす角度が変わることになるので、ロック解除レバー50の押圧面50eと第二ロック部材60の作用面60bとの当接状態も替わる。しかしながら、押圧面50eは作用面60bを下方向に押すだけであるので、長手面側の相対角度が変わったとしても押圧作用自体には支障がない。このようにハンドルハウジングを第二回動軸線C1回りに回転させても、ロック解除レバー50から第二ロック部材60への作用を行うことができる。リヤハンドル部30と本体フレーム3との相対位置が変わったら、スリーブ40の内周側に複数設けられるロック溝43a〜43c(図4にて後述)のいずれかと第二ストッパ片50dを当接させる。よってリヤハンドル部30の操作平面を左右方向に振れることが可能となり、図1の状態を基準に考えると、リヤハンドル部30は左右方向の複数の位置でも固定可能となる。
When the relative position between the
ロック解除レバー50の長穴50cよりも後方側には、スロットルレバー34の操作を阻止する手段である阻止部材50fが設けられる。ロック解除レバー50が矢印68の方向に押下されて阻止部材50fが下方に移動すると、スロットルレバー34の揺動片34dの前側に阻止部材50fが位置するので、スロットルレバー34を引くことができなくなる。一方、スロットルレバー34を引いているときには、阻止部材50fの下側の円弧状部分に揺動片34dが入り込むので、ロック解除レバー50を矢印68の方向に移動させることができなくなる。以上のように、遠心クラッチが接続されて作業機器が動作している際にはリヤハンドル部30の取り付け角度の変更操作が行えないように構成される。尚、ロック解除レバー50の操作をエンジンの停止スイッチ57と連動させるようにして、停止スイッチ57が停止状況になっていないとロック解除レバー50を操作できないように構成しても良い。この場合はエンジンを停止させないとロック解除レバー50は操作できないことになる。
A blocking
図4は図3のD−D線の断面図である。スリーブ40の外周面は、外径がやや細く本体フレーム3の取付部3aに対して摺動面となる細径部40aと、細径部40aの後方側であって外径がやや太くされた太径部40bが形成される。細径部40aは本体フレーム3の内部空間に入るように配置され、細径部40aの前方側の外周面に形成された周方向に連続する連続溝40cに配置されるCリング45によってスリーブ40が本体フレーム3から後方に抜け落ちないように保持される。太径部40bはハンドルハウジング31によって挟持される第二回動軸42を取り付ける部分であり、太径部40bの2カ所には径方向に延びる円柱状の第二回動軸42が形成される。ハンドルハウジング31の係合部33が第二回動軸42に係合する。この際、ハンドルハウジング31の前端面は、矢印31c、31dに示すように後方側に傾斜するように斜めに形成されるので、第二回動軸線C1を中心にハンドルハウジング31が左右方向に所定角度θだけ揺動可能なように保持されることになる。
4 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG. The outer peripheral surface of the
スリーブ40の内周前方側には、第二ロック部材60の先端部分、即ち、第一ストッパ片60aを貫通させるようにしたロック穴41cが形成される。ロック穴41cを貫通した第一ストッパ片60aが、取付部3aの内周側の周方向に複数設けられる凹部たるストッパ溝3b(図3参照)のいずれかと当接することによって、リヤハンドル部30の第一回動軸線B1回りの位置が固定される。スリーブ40の内周面41aのうち後方側には、ロック解除レバー50の先端部分(第二ストッパ片50d)を収容するとともに、これがハンドルハウジング31と共に揺動するための空間を確保するための逃がし面41bが形成され、その上側の内壁には3カ所のロック溝43a〜43cが形成される。ロック溝43a〜43cのいずれかにはロック解除レバー50の第二ストッパ片50dが嵌合することにより、第二回動軸線C1回りのリヤハンドル部30の揺動位置が固定される。図4(2)の状態は、(1)の状態からハンドルハウジング31を角度θだけマイナス方向(左側方向)に揺動させた状態を示すもので、ロック解除レバー50の第二ストッパ片50dが(1)に示すロック溝43bとの嵌合状態から、(2)に示すロック溝43cへの嵌合状態に替わった様子を示している。3カ所のロック溝43a〜43cが形成されたことにより、リヤハンドル部30は第一回動軸線B1回りの3カ所で固定可能となる。
On the inner peripheral front side of the
図5はスリーブ40の単体形状を示す断面図で、(1)は第一回動軸線B1及び第二回動軸線C1を含む面での断面図であり、(2)は図3のE−E部の断面図である。第一回動軸線B1及び第二回動軸線C1回りの回転を実現するために、本体フレーム3とハンドルハウジング31との接続はスリーブ40を介して行われる。スリーブ40は金属又は合成樹脂製の略円筒形の一体品であって、円筒形の外周面が本体フレーム3に形成された円筒状の取付け面(内周面)に当接することにより、第一回動軸線B1を中心に回転可能なように保持される。スリーブ40の第二回動軸線C1よりも前方側には、第二ロック部材60の第一ストッパ片60aが貫通するためのロック穴41cが形成される。スリーブ40の内周の後端上壁面には、ロック溝43a〜43cが形成される。このようにスリーブ40の円筒外周面を第一回動軸線B1回りの回動軸として用いて、さらに、このスリーブ40に第二回動軸42を形成するようにした。従って、一つのスリーブ40だけで2つの回動軸機構を実現できた。
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a single shape of the
次に、リヤハンドル部30の回動をロックするロック解除レバー50の動作について図6を用いて説明する。図6は図3の第一回動軸線B1及び第二回動軸線C1付近の部分拡大図であって、(1)はロック解除レバー50の操作部50aを矢印68aのように半分程度押した状態である。(1)の状態ではロック解除レバー50が、最大移動可能量の約半分程度の移動であるため、第二ストッパ片50dがスリーブ40のロック溝43bとの係合状態が解消されていない状態であり、この状態ではリヤハンドル部30は第二回動軸線C1回りに回動することができない。一方、第二ロック部材60の第一ストッパ片60aの位置は、本体フレーム3のストッパ溝3bから離脱し、その先端がスリーブ40のロック穴41cの内部にまで待避しているので、第一回動軸線B1回りの回動が許容される。取付部3aの内周側の周方向には、第一ストッパ片60aが嵌まるストッパ溝3bが、第一回動軸線B1を中心として45°毎に5箇所形成されている。作業者は、ロック解除レバー50を半分程度押し込んだ状態でリヤハンドル部30を回動させ、第一ストッパ片60aが任意のストッパ溝3bに対向する角度に位置するときに、ロック解除レバー50を戻すことにより第一ストッパ片60aが隣接するストッパ溝3bに嵌合され、リヤハンドル部30の回動はロックされる。
Next, the operation of the
図6(2)は、ロック解除レバー50の操作部50aを矢印68bのようにさらに押して一杯まで移動させた状態を示す図である。ここでは、第一ストッパ片60aがロック穴41cからも内側に離反するが、この状態においても第一回動軸線B1回りのリヤハンドル部30の回動が許容される。また、ロック解除レバー50が、下方に最大量の移動をしているため、第二ストッパ片50dがスリーブ40のロック溝43bと離れて、それらの係合状態が解消されるため、リヤハンドル部30は第二回動軸線C1回りにも回動することが可能となる。作業者はロック解除レバー50の操作部50aを一杯に押し込むことにより第一回動軸線B1回りと第二回動軸線C1回りの双方の回動が可能となるので、所望とするいずれかの位置にてリヤハンドル部30を固定することができる。また、第一回動軸線B1回りと第二回動軸線C1回りの回動をするにあたり、一つのロック解除レバーを操作するだけで良いので、操作性が良いハンドル部の二軸回動機構を実現できた。また、新たに追加された第二回動軸線C1回りの回動機構は、第一回動軸線B1回りの摺動面よりも後方側であって、リヤハンドル部30の内部機構の工夫でだけで本実施例の新規な構造を実現したので、従来のヘッジトリマのハンドル部を本実施例のリヤハンドル部30と交換するだけで本実施例を容易に実現できる。
FIG. 6B is a diagram illustrating a state in which the
次に、図7を用いて本発明の第二の実施例を説明する。第一の実施例ではロック解除レバー50が、第1の位置(半分程度押した状態)に配置されているときにハンドルの水平回動軸回りの回動を許容し、第2の位置(一杯に押した状態)に配置されているときにハンドルの水平回動軸回り及び直交回動軸回りの双方の回動を許容するように構成した。しかしながら、ロック解除レバー50が第2の位置に配置されているときに双方の回動軸回りに回動可能であると使いにくい場合がある。そこで、第二の実施例ではロック解除レバー50が第2の位置に配置されているときにハンドルの第二回動軸線C1回りだけの回動を許容して、第一回動軸線B1回りの回動は阻止されるようにした。図7は本発明の第二の実施例に係るヘッジトリマの第一回動軸及び第二回動軸付近の部分拡大図である。
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the first embodiment, when the unlocking
第二の実施例においてロック解除レバー50の構成は第一の実施例の構成と同じであるが、ロック解除レバー50によって移動する回転ストッパ80の形状が異なる。回転ストッパ80の後端側は揺動軸47によってスリーブ70に対して相対回転しない位置に軸支される。ハンドルハウジング31の前方の上部には第一ストッパ片80aが形成される。第一ストッパ片80aはロック時においてスリーブ70に形成されたロック穴71cを貫通してストッパ溝3bと係合し、アンロック時には図7で示すように第一ストッパ片80aがスリーブ70に形成されたロック穴71cより内側に待避する。しかしながら、回転ストッパ80の前方側下部には、第三ストッパ片80cが形成され、第三ストッパ片80cがスリーブ70に形成されたロック穴71dを貫通してストッパ溝3cに嵌合する。この結果スリーブ70は第一回動軸線B1回りの回転ができなくなる。一方、ロック解除レバー50が第2の位置に配置されているときには、第二ストッパ片50dがロック溝43bより下方に離脱するので、第二回動軸線C1回りの回転は許容されることになる。
In the second embodiment, the configuration of the
第二の実施例では、回転ストッパ80とスリーブ70の形状を変更し、本体フレーム3の取付部3aの形状を変更するだけで、ロック解除レバー50が第1の位置の時には第一回動軸線B1回りの回転だけを許容し、第2の位置の時には第二回動軸線C1回りの回転だけを許容するようにして、操作部50aの押込み量に応じて、リヤハンドル部30の直交回動軸たる直交回動軸線C1回りの固定解除と水平回動軸線B1回りの固定解除を切り替えるようにした。尚、ロック解除レバー50が第1又は第2のいずれの位置であっても、阻止部材50fが係止部34cの前方側に位置するので、スロットルレバー34を操作することができない点は第一の実施例と同じである。
In the second embodiment, only the shape of the
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本発明はヘッジトリマだけに限らず、切削機又はチェーンソー等の本体部に対して回動可能に設けられたハンドル部を有する携帯用作業機に広く適用できる。 As mentioned above, although this invention was demonstrated based on the Example, this invention is not limited to the above-mentioned Example, A various change is possible within the range which does not deviate from the meaning. For example, the present invention is not limited to the hedge trimmer, and can be widely applied to a portable working machine having a handle portion that is provided so as to be rotatable with respect to a main body such as a cutting machine or a chain saw.
1 ヘッジトリマ 2 本体部 3 本体フレーム 3a 取付部
3b、3c ストッパ溝 4 シリンダカバー 5 フロントハンドル
7 トップカバー 8 エアクリーナ室カバー 9 マフラーカバー
10 気化器 11 動力伝達機構部 12 燃料タンク
13 燃料キャップ 14 エンジン停止スイッチ 16 ハンドガード
19 スターターハンドル 20 ブレード部 23 ブレード
23a 上ブレード 23b 下ブレード 24 ブレードガイド
30 リヤハンドル部 30a グリップ部 31 ハンドルハウジング
31a 右側ハウジング 31b 左側ハウジング
32a〜32d ネジボス 33 係合部 34 スロットルレバー
34b 溝部 34c 係止部 34d 揺動片(規制部材)
35 揺動軸 36 スプリング 37 ロックレバー
37a 突出部 38 揺動軸 39 スロットルワイヤー
40 スリーブ 40a 細径部 40b 太径部
40c 円環溝 41a 内周面 41b 逃がし面
41c ロック穴(穴部) 42 第二回動軸
43a〜43c ロック溝 45 Cリング 47 揺動軸
49a〜49d ネジ 50 ロック解除レバー(第一ロック部材)
50a 操作部 50b スライド体 50c 長穴
50d 第二ストッパ片(規制片) 50e 押圧面 50f 阻止部材
51 保持ピン 57 停止スイッチ 60 第二ロック部材
60a 第一ストッパ片(規制片) 60b 作用面
69a 第一摺動部位 69b 第二摺動部位 70 スリーブ
71c、71d ロック穴 80 回転ストッパ 80a 第一ストッパ片
80b 作用面 80c 第三ストッパ片 82 第二回動軸
A1 長手方向中心軸(中心線) B1 第一回動軸線(水平回動軸線)
C1 第二回動軸線(直交回動軸線) D1 (リヤハンドル部の)分割面
DESCRIPTION OF
35
C1 Second rotation axis (orthogonal rotation axis) D1 (Rear handle part) split surface
Claims (15)
前記駆動源に連結されて前後方向に往復動作する作業具と、
前記駆動源の出力を調節可能な操作レバーを有し、前記本体部の後方側に連結されて前後方向に延びるハンドルと、を備え、
前記ハンドルは、前記操作レバーの操作平面を往復動作用面に平行な左右方向に振れるように構成され、前記左右方向の複数の位置で固定可能としたことを特徴とする携帯用作業機。 A main body provided with a drive source;
A working tool connected to the drive source and reciprocating in the front-rear direction;
An operation lever capable of adjusting the output of the drive source, and a handle connected to the rear side of the main body and extending in the front-rear direction;
The portable work machine according to claim 1, wherein the handle is configured to swing an operation plane of the operation lever in a horizontal direction parallel to a reciprocating surface, and can be fixed at a plurality of positions in the horizontal direction.
前記第一ロック部材は操作部を有し、作業者が前記ハンドルを把持した状態で操作可能な位置に前記操作部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の携帯用作業機。 A first locking member that switches between a released state and a fixed state of rotation around the orthogonal rotation axis of the handle;
3. The portable work machine according to claim 2, wherein the first lock member has an operation unit, and the operation unit is provided at a position where an operator can operate the device while holding the handle.
前記第一ロック部材と前記第二ロック部材は、共通の操作部によって操作可能であることを特徴とする請求項5又は6に記載の携帯用作業機。 A second lock member that switches between a release state and a fixed state of rotation of the handle around the horizontal rotation axis;
The portable work machine according to claim 5 or 6, wherein the first lock member and the second lock member can be operated by a common operation unit.
前記駆動源によって駆動される作業具と、
前記本体部の後方側に連結され前記駆動源の出力を調節可能な操作レバーを有するハンドル部と、を備え、
前記ハンドル部は、前記本体部に対して水平回動軸により回動可能であり、さらに前記水平回動軸の回動機構の中心点よりも後方側において直交回動軸により回動可能であり、前記水平回動軸及び前記直交回動軸のそれぞれの複数箇所にて固定可能であることを特徴とする携帯用作業機。 A main body provided with a drive source;
A working tool driven by the drive source;
A handle portion having an operation lever connected to the rear side of the main body portion and capable of adjusting the output of the drive source;
The handle portion can be rotated with respect to the main body portion by a horizontal rotation shaft, and further, can be rotated by an orthogonal rotation shaft at a rear side of the center point of the rotation mechanism of the horizontal rotation shaft. The portable working machine can be fixed at a plurality of locations on each of the horizontal rotation shaft and the orthogonal rotation shaft.
前記第一ロック部材及び第二ロック部材は、共通の操作部によって同時に操作可能であることを特徴とする請求項9に記載の携帯用作業機。 The first and second lock members for restricting the rotation of the handle portion around the horizontal rotation axis and the orthogonal rotation axis and fixing the handle portion to the main body portion are provided,
The portable work machine according to claim 9, wherein the first lock member and the second lock member can be simultaneously operated by a common operation unit.
前記スリーブを用いて前記ハンドル部が前記本体部に軸支されることを特徴とする請求項11に記載の携帯用作業機。 The horizontal rotation shaft and the orthogonal rotation shaft are sleeves that are formed in a cylindrical shape that allows horizontal rotation, and a rotation shaft that extends in a right angle direction from a position 180 degrees away from the outer peripheral portion on the rear side.
The portable work machine according to claim 11, wherein the handle portion is pivotally supported by the main body portion using the sleeve.
前記第一ロック部材及び前記第二ロック部材の前記規制片が、前記穴部と前記凹部のいずれかに係合することによって、前記本体部と前記ハンドル部との相対位置を規定することを特徴とする請求項13に記載の携帯用作業機。 The sleeve engages with a restriction piece of the first lock member and engages with a plurality of holes arranged in the circumferential direction, and the restriction piece of the second lock member, and is orthogonal to the sleeve. A plurality of recesses arranged around the rotation axis are formed,
The restriction pieces of the first lock member and the second lock member define a relative position between the main body portion and the handle portion by engaging with either the hole portion or the recess portion. The portable work machine according to claim 13.
The first lock member has an operation portion protruding outward from the handle portion, and the first lock member moved by the operation portion presses the second lock member to restrict the second lock member. The portable working machine according to claim 14, wherein the piece is moved.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016108413A JP2017212904A (en) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | Portable work machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016108413A JP2017212904A (en) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | Portable work machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017212904A true JP2017212904A (en) | 2017-12-07 |
Family
ID=60574807
Family Applications (1)
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JP2016108413A Pending JP2017212904A (en) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | Portable work machine |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017212904A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110558082A (en) * | 2019-09-23 | 2019-12-13 | 烟台艾易网络科技有限公司 | automatic tree trimming device with electric control function |
-
2016
- 2016-05-31 JP JP2016108413A patent/JP2017212904A/en active Pending
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