JP2017212503A - Communication system and communication device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、一般に通信システム及び通信装置に関し、より詳細には、双方向に通信可能な第1通信装置と第2通信装置とを備える通信システム、及び第1通信装置又は第2通信装置として用いられる通信装置に関する。 The present invention relates generally to a communication system and a communication device, and more specifically, to a communication system including a first communication device and a second communication device capable of bidirectional communication, and as a first communication device or a second communication device. The present invention relates to a communication device.
従来、セキュリティシステム等において、1台の親機と、複数台の子機とを有する通信システムが用いられている(例えば特許文献1参照)。 Conventionally, in a security system or the like, a communication system having one master unit and a plurality of slave units is used (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に記載の通信システム(無線通信システム)では、子機は、一次電池あるいは二次電池を電源としており、電池の消耗を極力防ぐために、受信動作を常時ではなく間欠的に行う。そして、子機は、所望の電波を受信したときには、所定の待機時間が経過した後に、子機受信部を再度起動する。待機時間は、親機から無線信号が再送されるまでの時間以下に設定される。これにより、少なくとも親機から無線信号が再送信されるタイミングで子機受信部が起動しているので、子機受信部は、再送信された無線信号を確実に受信できる。
In the communication system (wireless communication system) described in
上述したような従来の通信システムでは、子機については受信動作を間欠的に行うことにより消費電力の低減を図ることができるが、親機は常時動作するので、システム全体としての消費電力の低減を図ることが難しい。 In the conventional communication system as described above, the power consumption can be reduced by intermittently performing the reception operation for the slave unit. However, since the master unit always operates, the power consumption of the entire system is reduced. It is difficult to plan.
本発明は上記事由に鑑みてなされており、システム全体としての消費電力の低減を図ることができる通信システム及び通信装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the said reason, and it aims at providing the communication system and communication apparatus which can aim at reduction of the power consumption as the whole system.
本発明の一態様に係る通信システムは、双方向に通信可能な第1通信装置と第2通信装置とを備えている。前記第1通信装置は、間欠的に設定されている第1待受期間に受信動作を行うように構成されている。前記第1通信装置は、前記第1待受期間に前記第2通信装置からの第1要求信号を受信した場合、前記第1要求信号の受信時点から第1待機時間経過後の第1受信期間に前記第2通信装置からの上りデータの受信を行うように構成されている。前記第2通信装置は、間欠的に設定されている第2待受期間に受信動作を行うように構成されている。前記第2通信装置は、前記第2待受期間に前記第1通信装置からの第2要求信号を受信した場合、前記第2要求信号の受信時点から第2待機時間経過後の第2受信期間に前記第1通信装置からの下りデータの受信を行うように構成されている。 A communication system according to an aspect of the present invention includes a first communication device and a second communication device capable of bidirectional communication. The first communication device is configured to perform a reception operation during a first standby period that is set intermittently. When the first communication device receives the first request signal from the second communication device during the first standby period, the first reception period after the first standby time elapses from the reception time of the first request signal. And receiving uplink data from the second communication device. The second communication device is configured to perform a reception operation during a second standby period that is set intermittently. When the second communication device receives the second request signal from the first communication device during the second standby period, the second reception period after the second standby time elapses from the reception time of the second request signal. And receiving downlink data from the first communication device.
本発明の一態様に係る通信装置は、前記通信システムにおいて、前記第1通信装置又は前記第2通信装置として用いられる。 A communication apparatus according to an aspect of the present invention is used as the first communication apparatus or the second communication apparatus in the communication system.
本発明によれば、システム全体としての消費電力の低減を図ることができる、という利点がある。 According to the present invention, there is an advantage that power consumption of the entire system can be reduced.
(実施形態1)
(1)通信システムの概要
まず、本実施形態に係る通信システムの概要について、図2を参照して説明する。
(Embodiment 1)
(1) Overview of Communication System First, an overview of a communication system according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
本実施形態に係る通信システム10は、1台の第1通信装置(以下、「親機」とも呼ぶ)1と、複数台(図2の例では4台)の第2通信装置(以下、「子機」とも呼ぶ)201,202,…とを備えている。
The
親機1は、複数台の子機201,202,…の各々と、双方向に通信可能に構成されている。また、親機1は、複数台の子機201,202,…とは別の、監視装置3との間でも通信可能に構成されている。親機1及び複数台の子機201,202,…は建物4内に設けられている。監視装置3は建物4から離れた場所、つまり建物4の遠隔地に設けられている。以下では、複数台の子機201,202,…を特に区別しない場合、複数台の子機201,202,…の各々を「子機2」という。本実施形態では、監視装置3は通信システム10の構成要素には含まれないこととするが、監視装置3は通信システム10の構成要素に含まれていてもよい。
The
以下の説明では一例として、通信システム10が適用される建物4として、戸建住宅を例示する。通信システム10が適用される建物4は、戸建住宅に限らず、例えば集合住宅の各住戸等の戸建住宅以外の住宅、又は事務所や店舗、介護施設等の非住宅であってもよい。
In the following description, a detached house is illustrated as an example of the
要するに、親機1は、同一の建物4内に設けられた子機2、及び建物4の外部に設けられた監視装置3の各々との通信機能を有している。本実施形態では、子機2は、例えば、人感センサ、カメラ、火災感知器、温湿度センサ、窓センサ、又は通話装置等の機能を有している。そのため、親機1は、子機2との通信により、例えば建物4内の状況を監視したり、子機2を制御したりすることが可能である。さらに、親機1は、監視装置3との通信により、例えば子機2の状態を監視装置3に転送したり、監視装置3にて子機2を遠隔制御したりすることができる。これにより、建物4の外部の監視装置3においても、建物4内の状況を監視することが可能になる。
In short, the
親機1は、電池駆動式であって、電池15(図1参照)からの電力供給を受けて動作可能に構成されている。
本実施形態では、親機1と子機2との通信には電波を媒体とした無線通信方式が適用される。親機1と子機2との通信方式として、920〔MHz〕帯の特定小電力無線と、Wi−Fi(登録商標)との2種類の通信方式が適用されている。これら2種類の通信方式は、子機2によって使い分けられてもよいし、1台の子機2でシーンに応じて使い分けられてもよい。
In the present embodiment, a radio communication method using radio waves as a medium is applied to communication between the
また、親機1と監視装置3との通信方式としては、通信事業者が提供する3G(第3世代)回線、LTE(Long Term Evolution)回線等のキャリア網(携帯電話網)5を用いた無線通信方式が適用される。つまり、本実施形態では親機1はキャリア網5に接続され、キャリア網5を介して監視装置3と通信する。
Further, as a communication method between the
親機1は、基本的な機能として、子機2から特定信号を受信すると、監視装置3へ監視信号を送信する機能を有している。ここでいう「特定信号」は、子機2から受信する特定の信号であって、例えば、人感センサ、火災感知器並びに窓センサからの報知信号、カメラからの映像信号、温湿度センサからの測定信号、及び通話装置からの音声信号の少なくとも1つである。また、「監視信号」は、特定信号をトリガに親機1で発生する信号であって、特定信号に含まれる情報を含んでいてもよいし、特定信号に対応する定型のメッセージやコマンドを含んでいてもよい。さらに、親機1は、ユーザ(建物4の住人)の操作を受け付ける機能、及び種々の情報を表示や音声により出力する機能等を有している。
As a basic function, the
また、複数台の子機2はいずれも電池駆動式であって、電池25(図1参照)からの電力供給を受けて動作可能に構成されている。
The plurality of
人感センサの機能を有する子機2は、建物4内の監視エリア(例えばリビングルーム等の居室)における人の存否を検知し、人が存在する場合には報知信号を親機1へ送信する。カメラの機能を有する子機2は、建物4内の撮像エリアを撮像し、撮像された映像を映像信号として親機1へ送信する。火災感知器の機能を有する子機2は、建物4での火災の発生の有無を検知し、火災が発生した場合には報知信号を親機1へ送信する。温湿度センサの機能を有する子機2は、建物4内の温度及び湿度を測定し、測定結果を測定信号として親機1へ送信する。窓センサの機能を有する子機2は、建物4の窓の開閉を検知し、窓が開いた場合には報知信号を親機1へ送信する。通話装置の機能を有する子機2は、スピーカ及びマイクロホンを有し、親機1との間で音声信号を送受信することにより、親機1を介して、監視装置3との間で通話を可能とする。なお、カメラの機能を有する子機2は、マイクロホンを有し、映像信号と共に音声信号を親機1へ送信する構成であってもよい。
The subunit | mobile_unit 2 which has the function of a human sensitive sensor detects the presence or absence of the person in the monitoring area (for example, living rooms, such as a living room) in the
図2の例では、子機201は「人感センサ」の機能を有し、子機202は「カメラ」の機能を有し、子機203は「火災感知器」の機能を有し、子機204は「温湿度センサ」の機能を有している。ただし、この例に限らず、同じ種類の子機2が複数台設けられていてもよいし、空調機器や照明機器等が子機2として設けられていてもよい。
In the example of FIG. 2, the
これらの子機2は、親機1に対して一方的に信号を送信するだけでなく、親機1からの信号を受信する機能を有している。子機2が親機1から受信する信号には、例えば、子機2のアライブチェック(生存確認)のための信号、子機2の状態を問い合わせるための信号、子機2の制御のための信号、及び子機2の設定変更のための信号等がある。子機2の制御には、運転(稼働)/停止(待機)等の子機2の動作モードの切り替えが含まれる。つまり、親機1は、子機2からの特定信号を収集するだけでなく、子機2の制御等を行うコントローラとしても機能する。
These
監視装置3は、例えば、通信システム10を用いたサービスの提供元(警備会社等)が所有する施設に設けられており、キャリア網5に接続されている。監視装置3は、基本的な機能として、親機1からの監視信号を受信すると、監視信号に含まれる情報を表示や音声により出力する機能を有している。さらに、監視装置3は、親機1から一方的に信号を受信するだけでなく、親機1に対して信号を送信する機能を有している。監視装置3が親機1に送信する信号には、例えば、親機1及び子機2のアライブチェック(生存確認)のための信号、子機2の状態を問い合わせるための信号、子機2の制御のための信号、親機1及び子機2の設定変更のための信号等がある。
The
また、監視装置3は、実際には、複数の建物4からなる監視対象群を監視対象とする。この場合、監視対象群に属する複数の建物4に設けられた親機1が、1台の監視装置3と通信することにより、監視装置3と親機1とは一対多の関係となる。ただし、以下では説明を簡単にするため、監視装置3の監視対象が1つの建物4である場合、つまり監視装置3と親機1とが一対一の関係にある場合を例に説明する。
In addition, the
(2)通信装置の構成
次に、本実施形態に係る通信システム10において、親機1(第1通信装置)又は子機2(第2通信装置)として用いられる通信装置の具体的な構成について、図1を参照して説明する。図1では、複数台の子機2のうち1台の子機2のみを図示しているが、他の子機2についても同様の構成である。
(2) Configuration of Communication Device Next, in the
親機1として用いられる通信装置(第1通信装置)は、図1に示すように、第1通信部11と、第1制御部12と、電源部13と、外部通信部14と、入力部16と、出力部17とを有している。
As shown in FIG. 1, the communication device (first communication device) used as the
第1通信部11は、子機2(第2通信部21)との通信用の通信モジュールであって、第1制御部12にて制御される。第1通信部11は、子機2への信号の送信を行う第1送信部111と、子機2からの信号の受信を行う第1受信部112とを有している。本実施形態では、上述したように親機1と子機2との通信方式として、2種類の通信方式が適用されているため、親機1には、2種類の通信方式に対応して2つの第1通信部11が設けられていてもよい。一方の通信方式は特定小電力無線であり、他方の通信方式はWi−Fi(登録商標)である。ここでいう特定小電力無線は、免許を必要としない小電力無線である。特定小電力無線については、用途等に応じて使用する周波数帯域や空中線電力等の仕様が各国で規定されている。
The
外部通信部14は、監視装置3(図2参照)との通信用の通信モジュールであって、第1制御部12にて制御される。外部通信部14は、監視装置3への信号の送信を行う送信部141と、監視装置3からの信号の受信を行う受信部142とを有している。送信部141及び受信部142は個別に動作可能であって、外部通信部14は、例えば送信部141を動作させずに受信部142のみを動作させることが可能である。
The
電源部13は、電池15から電力供給を受けて第1通信部11、外部通信部14及び第1制御部12等の動作電源を生成する。電池15は、親機1の筐体内に収納される一次電池である。電池15は、親機1の構成要素に含まれていてもよいし、親機1の構成要素に含まれていなくてもよい。
The
第1制御部12は、第1通信部11及び外部通信部14を制御する。第1制御部12は、本実施形態ではCPU(Central Processing Unit)及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。言い換えれば、第1制御部12は、CPU及びメモリを有するコンピュータにて実現されており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータが第1制御部12として機能する。プログラムは、ここでは第1制御部12のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
The
さらに、第1制御部12は記憶部121及び時計部122を含んでいる。記憶部121は、スケジュール情報を記憶する。時計部122は、現在時刻(年、月、日も含む)を計時する機能を有し、例えばRTC(Real-Time Clock)である。スケジュール情報は、監視装置3から親機1へ信号が送信されるタイミング(日時)を表す情報である。スケジュール情報は、監視装置3と親機1とで共有されている。
Further, the
入力部16は、操作部に接続され、操作部に対するユーザの操作に応じた入力信号を第1制御部12へ出力する。出力部17は、表示部や音声出力部(スピーカ)等に接続され、第1制御部12からの出力信号を受けて表示部に種々の情報を表示させたり、音声出力部から音声を出力させたりする。親機1は、子機2から特定信号を受信して監視装置3へ監視信号を送信する際、出力部17にて所定の表示や音声出力を行う。これにより、親機1が子機2から特定信号を受信した場合、監視装置3だけでなく、建物4内のユーザに対しても報知が可能となる。入力部16及び出力部17は、親機1に設けられたユーザインタフェースとしての操作部、表示部等に接続されていてもよいし、親機1とは別の端末(スマートフォン、タブレット端末等)と通信により接続されていてもよい。
The
一方、子機2として用いられる通信装置(第2通信装置)は、図1に示すように、第2通信部21と、第2制御部22と、電源部23と、機能モジュール24とを有している。
On the other hand, the communication device (second communication device) used as the
子機2における第2通信部21、第2制御部22及び電源部23は、親機1における第1通信部11、第1制御部12及び電源部13にそれぞれ対応する構成である。そこで、以下では、子機2の各部の構成のうち、対応する親機1の各部の構成と同様の構成については、適宜説明を省略する。
The
機能モジュール24は、子機2における親機1との通信以外の機能を実現するモジュールである。人感センサ等のセンサとしての機能を有する子機2であれば、機能モジュール24はセンサの機能を有する。通話装置としての機能を有する子機2であれば、機能モジュール24は通話装置としての機能を有する。つまり、子機2は、機能モジュール24の機能に、親機1との通信機能が付加された構成である。
The
第2通信部21は、親機1(第1通信部11)との通信用の通信モジュールであって、第2制御部22にて制御される。第2通信部21は、親機1への信号の送信を行う第2送信部211と、親機1からの信号の受信を行う第2受信部212とを有している。
The
電源部23は、電池25から電力供給を受けて第2通信部21、機能モジュール24及び第2制御部22等の動作電源を生成する。電池25は、子機2の筐体内に収納される一次電池である。電池25は、子機2の構成要素に含まれていてもよいし、子機2の構成要素に含まれていなくてもよい。
The
第2制御部22は、マイクロコンピュータにて構成されており、第2通信部21及び機能モジュール24を制御する。マイクロコンピュータを第2制御部22として機能させるためのプログラムは、ここでは第2制御部22のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
The
ところで、親機1(第1通信部11)と子機2(第2通信部21)とは同期方式の通信(同期通信)を行うように構成されている。具体的には、親機1は、複数台の子機2に対して定期的に(例えば10分に1回)ビーコンを送信することで、ビーコンを受信した複数台の子機2との間で同期をとる同期処理を行う。このような同期処理が定期的に行われることによって、親機1と子機2とは同期する。
By the way, the main | base station 1 (1st communication part 11) and the subunit | mobile_unit 2 (2nd communication part 21) are comprised so that communication (synchronous communication) of a synchronous system may be performed. Specifically, the
(3)動作
以下、本実施形態の通信システム10の動作について、図3及び図4を参照して説明する。ここでは、1台の親機1と1台の子機2との間の通信を例に説明する。図3及び図4では、「親機」の「Tx」が親機1の第1送信部111の動作(斜線部が送信動作中)を示し、「親機」の「Rx」が親機1の第1受信部112の動作(斜線部が受信動作中)を示している。また、図3及び図4では、「子機」の「Tx」が子機2の第2送信部211の動作(斜線部が送信動作中)を示し、「子機」の「Rx」が子機2の第2受信部212の動作(斜線部が受信動作中)を示している。
(3) Operation Hereinafter, the operation of the
(3.1)待受状態
本実施形態に係る通信システム10では、上りデータ及び下りデータのいずれも送信されない待受状態においては、図3に示すように、親機1及び子機2の双方が間欠的に受信動作する。ここでいう「上りデータ」は子機2から親機1に送信されるデータを意味する。「下りデータ」は親機1から子機2に送信されるデータを意味する。つまり、待受状態では、親機1と子機2との間の通信において、親機1及び子機2のいずれもデータを送信していない状態を指す。
(3.1) Standby State In the
すなわち、待受状態では、親機1は、第1待受期間T1にて第1通信部11を間欠的に受信動作させている。具体的には、間欠的に設定されている第1待受期間T1以外の期間には、第1制御部12は、第1受信部112への電力供給を停止することで第1通信部11の受信動作を停止させる。第1待受期間T1においては、第1制御部12は、第1受信部112を起動して第1通信部11を受信動作させる。
That is, in the standby state, the
一方、子機2は、待受状態では、第2待受期間T2にて第2通信部21を間欠的に受信動作させている。具体的には、間欠的に設定されている第2待受期間T2以外の期間には、第2制御部22は、第2受信部212への電力供給を停止することで第2通信部21の受信動作を停止させる。第2待受期間T2においては、第2制御部22は、第2受信部212を起動して第2通信部21を受信動作させる。
On the other hand, the
図3の例では、第1待受期間T1及び第2待受期間T2の各々は、等間隔で定期的に設定されている。ただし、第1待受期間T1と第2待受期間T2とでは、互いに時間間隔が異なっていてもよいし、第1待受期間T1及び第2待受期間T2の各々は、不定期に設定されていてもよい。 In the example of FIG. 3, each of the first standby period T1 and the second standby period T2 is set periodically at regular intervals. However, the first standby period T1 and the second standby period T2 may have different time intervals, and each of the first standby period T1 and the second standby period T2 is set irregularly. May be.
(3.2)上りデータ
次に、子機2から親機1への「上りデータ」の送信時の動作について、図3を参照して説明する。
(3.2) Uplink Next, an operation at the time of transmission of “uplink data” from the
子機2は、親機1に対して上りデータDu1を送信する場合、上りデータDu1の送信前に、第1受信部112を起動するための第1要求信号Si1を送信する。第1要求信号Si1は、例えば、特定の意味を持たない空パケットからなるダミーデータである。すなわち、例えば、人感センサの機能を有する子機2が人の存在を検知する等、子機2にて特定のイベントが発生すると、親機1に対して上りデータDu1を送信する必要が生じる。この場合、子機2は、特定のイベントの発生(図3中の「Ev」)後、第1待受期間T1のタイミングに合わせて第1要求信号Si1を送信し、その後に上りデータDu1を送信する。ここで、親機1と子機2とは、上述したように定期的な同期処理によって同期しているので、子機2においては、第1要求信号Si1の送信タイミングを第1待受期間T1に合わせることが可能である。
When transmitting the uplink data Du1 to the
親機1は、上述の待受状態において、いずれかの第1待受期間T1に子機2からの第1要求信号Si1を受信した場合、第1要求信号Si1の受信時点から第1待機時間Tw1経過後の第1受信期間T10に、子機2からの上りデータDu1の受信を行う。図3の例では、親機1は4回目の第1待受期間T1にて子機2からの第1要求信号Si1を受信する。ここで、第1待機時間Tw1は、子機2が第1要求信号Si1を送信してから上りデータDu1を送信するまでの時間間隔と略同じ長さに設定されている。すなわち、第1待受期間T1は、第1要求信号Si1を待ち受けるための期間であって、子機2から親機1に送信される上りデータDu1は、子機2から上りデータDu1が送信されるタイミングに合わせて設定された第1受信期間T10にて受信される。
When the
本実施形態では、親機1は、第1待受期間T1に電波チェックを行うことで、第1要求信号Si1を受信したか否かを判断する。つまり、親機1は、第1待受期間T1における第1通信部11での信号の受信強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)が閾値以上か否かによって、第1要求信号Si1を受信したか否かを判断する。第1待受期間T1において第1通信部11が受信した信号の受信強度が閾値以上であれば、親機1は、信号の内容によらず第1要求信号Si1を受信したと判断する。一方、受信強度が閾値未満であれば、親機1は、信号の内容によらず第1要求信号Si1を受信していないと判断する。
In the present embodiment,
そして、親機1は、第1要求信号Si1を受信した場合に限り、上りデータDu1を受信するために第1受信期間T10を設定して、第1受信期間T10に第1通信部11を受信動作させる。具体的には、親機1は、第1待受期間T1にて第1要求信号Si1を受信した場合、この第1待受期間T1の終了時点にて、第1受信部112への電力供給を停止することで第1通信部11の受信動作を一旦停止させる。そして、第1待受期間T1の終了時点から第1待機時間Tw1が経過して第1受信期間T10になると、親機1は、第1受信部112を再び起動して第1通信部11を受信動作させる。一方、第1待受期間T1に第1要求信号Si1を受信しなかった場合、親機1は、第1待受期間T1での間欠的な受信動作を継続する。つまり、親機1は、第1待受期間T1の終了時点から第1待機時間Tw1が経過しても、第1受信部112を起動しない。
Then, only when receiving the first request signal Si1, the
これにより、親機1は、待受状態では第1通信部11を間欠的に受信動作させながらも、子機2から上りデータDu1が送信されるタイミングに合わせて第1通信部11を受信動作させることができ、上りデータDu1を第1通信部11にて受信可能となる。
As a result, the
(3.3)下りデータ
次に、親機1から子機2への「下りデータ」の送信時の動作について、図4を参照して説明する。ここに、下りデータDd1の送信時の親機1及び子機2の動作は、上りデータDu1の送信時の親機1及び子機2の動作において、親機1と子機2との関係が逆転した動作と同様である。
(3.3) Downlink Data Next, an operation at the time of transmitting “downlink data” from the
すなわち、親機1は、子機2に対して下りデータDd1を送信する場合、下りデータDd1の送信前に、第2受信部212を起動するための第2要求信号Si2を送信する。第2要求信号Si2は、例えば、特定の意味を持たない空パケットからなるダミーデータである。例えば、親機1において操作部に対するユーザの操作等により、特定のイベントが発生すると、子機2に対して下りデータDd1を送信する必要が生じる。この場合、親機1は、特定のイベントの発生(図4中の「Ev」)後、第2待受期間T2のタイミングに合わせて第2要求信号Si2を送信し、その後に下りデータDd1を送信する。ここで、親機1と子機2とは、上述したように定期的な同期処理によって同期しているので、親機1においては、第2要求信号Si2の送信タイミングを第2待受期間T2に合わせることが可能である。
That is, when the
子機2は、上述の待受状態において、いずれかの第2待受期間T2に親機1からの第2要求信号Si2を受信した場合、第2要求信号Si2の受信時点から第2待機時間Tw2経過後の第2受信期間T20に、親機1からの下りデータDd1の受信を行う。図4の例では、子機2は4回目の第2待受期間T2にて親機1からの第2要求信号Si2を受信する。ここで、第2待機時間Tw2は、親機1が第2要求信号Si2を送信してから下りデータDd1を送信するまでの時間間隔と略同じ長さに設定されている。すなわち、第2待受期間T2は、第2要求信号Si2を待ち受けるための期間であって、親機1から子機2に送信される下りデータDd1は、親機1から下りデータDd1が送信されるタイミングに合わせて設定された第2受信期間T20にて受信される。
When the
本実施形態では、子機2は、親機1と同様に、第2待受期間T2に電波チェックを行うことで、第2要求信号Si2を受信したか否かを判断する。つまり、子機2は、第2待受期間T2における第2通信部21での信号の受信強度が閾値以上か否かによって、第2要求信号Si2を受信したか否かを判断する。第2待受期間T2において第2通信部21が受信した信号の受信強度が閾値以上であれば、子機2は、信号の内容によらず第2要求信号Si2を受信したと判断する。一方、受信強度が閾値未満であれば、子機2は、信号の内容によらず第2要求信号Si2を受信していないと判断する。
In this embodiment, the subunit |
そして、子機2は、第2要求信号Si2を受信した場合に限り、下りデータDd1を受信するために第2受信期間T20を設定して、第2受信期間T20に第2通信部21を受信動作させる。具体的には、子機2は、第2待受期間T2にて第2要求信号Si2を受信した場合、この第2待受期間T2の終了時点にて、第2受信部212への電力供給を停止することで第2通信部21の受信動作を一旦停止させる。そして、第2待受期間T2の終了時点から第2待機時間Tw2が経過して第2受信期間T20になると、子機2は、第2受信部212を再び起動して第2通信部21を受信動作させる。一方、第2待受期間T2に第2要求信号Si2を受信しなかった場合、子機2は、第2待受期間T2での間欠的な受信動作を継続する。つまり、子機2は、第2待受期間T2の終了時点から第2待機時間Tw2が経過しても、第2受信部212を起動しない。
And the subunit |
これにより、子機2は、待受状態では第2通信部21を間欠的に受信動作させながらも、親機1から下りデータDd1が送信されるタイミングに合わせて第2通信部21を受信動作させることができ、下りデータDd1を第2通信部21にて受信可能となる。
Accordingly, the
(3.4)親機−監視装置間の通信
次に、親機1(外部通信部14)と監視装置3との間の通信について簡単に説明する。
(3.4) Communication Between Base Unit and Monitoring Device Next, communication between the base unit 1 (external communication unit 14) and the
第1制御部12は、外部通信部14については、スケジュール情報に基づくタイミングで受信動作させるように構成されている。すなわち、時計部122の表す現在時刻がスケジュール情報の表す日時に一致するまでの期間には、第1制御部12は、受信部142への電力供給を停止することで受信部142の動作を停止させる。時計部122の表す現在時刻がスケジュール情報の表す日時に一致すると、第1制御部12は、所定時間(例えば1分間)だけ、受信部142を起動して外部通信部14を受信動作させる。
The
これにより、第1制御部12は、外部通信部14を間欠的に受信動作させながらも、監視装置3からの送信タイミングに合わせて外部通信部14を受信動作させることができ、監視装置3からの信号を外部通信部14にて受信可能となる。
Accordingly, the
(4)効果
以上説明したように本実施形態に係る通信システム10は、双方向に通信可能な親機1(第1通信装置)と子機2(第2通信装置)とを備えている。親機1は、間欠的に設定されている第1待受期間T1に受信動作を行うように構成されている。親機1は、第1待受期間T1に子機2からの第1要求信号Si1を受信した場合、第1要求信号Si1の受信時点から第1待機時間Tw1経過後の第1受信期間T10に子機2からの上りデータDu1の受信を行うように構成されている。子機2は、間欠的に設定されている第2待受期間T2に受信動作を行うように構成されている。子機2は、第2待受期間T2に親機1からの第2要求信号Si2を受信した場合、第2要求信号Si2の受信時点から第2待機時間Tw2経過後の第2受信期間T20に親機1からの下りデータDd1の受信を行うように構成されている。
(4) Effect As described above, the
この構成によれば、親機1は、間欠的に受信動作を行うので、常時受信動作する場合に比べて、待受状態において受信に要する電力(第1受信部112の消費電力)を小さく抑えることができる。しかも、親機1は、子機2から上りデータDu1が送信されるタイミングに合わせて第1受信期間T10にて受信動作することで、子機2からの上りデータDu1を受信することができる。同様に、子機2は、間欠的に受信動作を行うので、常時受信動作する場合に比べて、待受状態において受信に要する電力(第2受信部212の消費電力)を小さく抑えることができる。しかも、子機2は、親機1から下りデータDd1が送信されるタイミングに合わせて第2受信期間T20にて受信動作することで、親機1からの下りデータDd1を受信することができる。その結果、本実施形態に係る通信システム10によれば、システム全体としての消費電力の低減を図ることができる。したがって、例えば親機1及び子機2の両方が電池駆動式の場合、親機1及び子機2間の通信に係る電池の電気エネルギーの消費を抑えて、親機1及び子機2の動作時間の延長を図ることができる。そのため、例えば建物4の住人が旅行や出張、災害による避難等で長期間留守にするために、分電盤のブレーカが遮断される場合、及び系統電源の停電時においても、親機1及び子機2は継続的に通信を行うことができる。
According to this configuration, since
また、本実施形態に係る通信装置は、通信システム10において、親機1(第1通信装置)又は子機2(第2通信装置)として用いられる。この構成によれば、システム全体としての消費電力の低減を図ることができる。
In addition, the communication device according to the present embodiment is used as the parent device 1 (first communication device) or the child device 2 (second communication device) in the
また、本実施形態のように、親機1は、第1通信部11だけでなく、外部通信部14についても間欠的に受信動作させることが好ましい。この構成によれば、親機1において、第1通信部11だけでなく外部通信部14も低消費状態で動作するので、電池15の電気エネルギーの消費をより小さく抑えて、親機1の動作時間の更なる延長を図ることができる。とくに、第1通信部11と比べて消費電力の大きな外部通信部14が低消費状態で動作すると、電池15の電気エネルギーの消費を抑制する効果は大きい。
Further, as in the present embodiment, it is preferable that the
また、本実施形態のように、親機1及び子機2がいずれも電池駆動式であって、かつ親機1と子機2との間の通信方式が無線通信方式であれば、通信システム10(親機1及び子機2)の全体がワイヤレスで構築可能となる。通信システム10全体がワイヤレスで構築可能であれば、通信システム10の導入及び撤去が簡単である。
Further, as in the present embodiment, if both the
(5)変形例
実施形態1の構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は実施形態1に限定されることはなく、実施形態1以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、実施形態1の変形例を列挙する。
(5) Modified Example The configuration of the first embodiment is merely an example of the present invention, and the present invention is not limited to the first embodiment, and the technical idea according to the present invention is not limited to the first embodiment. As long as it does not deviate from the above, various changes can be made according to the design and the like. Below, the modification of
通信システム10において、親機1の通信相手となる子機2は、複数台設けられていることは必須ではなく、1台のみであってもよい。つまり、通信システム10は、1台の親機1と1台の子機2とで構成されていてもよい。
In the
また、実施形態1では、親機1と子機2とは互いに異なる構成の通信装置からなるが、この構成に限らず、親機1と子機2とは同一の構成の通信装置であってもよい。
In the first embodiment, the
また、親機1及び複数台の子機2が全て電池駆動であることは、通信システム10に必須の構成ではなく、親機1及び複数台の子機2の少なくとも一部は、外部電源からの電力供給を受けて動作する構成であってもよい。ここでいう外部電源は、例えば、系統電源(商用電源)、又は太陽光発電設備等の分散電源等である。さらに、例えば、親機1の電源部13は、電池15の電力で動作電源を生成する電池駆動モードと、外部電源の電力で動作電源を生成する外部電源モードとを、切替可能に構成されていてもよい。この場合に、第1制御部12は、電源部13が電池駆動モードであるか外部電源モードであるかによって、第1通信部11の制御を切り替えるように構成されていることが好ましい。例えば、第1制御部12は、電池15の電力で動作電源を生成する電池駆動モードでのみ、第1通信部11を間欠的に受信動作させ、外部電源モードでは、第1通信部11を常時受信動作させる。同様に、子機2の電源部23においても、電池駆動モードと外部電源モードとを切替可能に構成されていてもよい。
In addition, the fact that the
また、親機1が、第1待受期間T1に第1要求信号Si1を受信した場合、この第1待受期間T1の終了時点から第1待機時間Tw1が経過するまでの間に、第1通信部11の受信動作を一旦停止させることは、通信システム10に必須の構成ではない。つまり、親機1は、第1要求信号Si1を受信した第1待受期間T1から、第1受信期間T10までの間、第1通信部11での受信動作を継続してもよい。同様に、子機2は、第2要求信号Si2を受信した第2待受期間T2から、第2受信期間T20までの間、第2通信部21での受信動作を継続してもよい。
In addition, when the
また、親機1での第1要求信号Si1を受信したか否かの判断、及び子機2での第2要求信号Si2を受信したか否かの判断は、信号の受信強度(RSSI)によって行われることに限らない。例えば、信号を受信した時間の長さ、又は受信した信号の内容等によって、第1要求信号Si1(又は第2要求信号Si2)を受信したか否かの判断が行われてもよい。
Further, the determination as to whether or not the first request signal Si1 has been received by the
また、子機2が建物4内に設けられていることは通信システム10に必須の構成ではなく、少なくとも一部の子機2は、建物4の外部(外壁等)に設置されていてもよい。
In addition, the provision of the
また、親機1と子機2との通信方式は、上述した方式に限らず、例えば426〔MHz〕帯の特定小電力無線、DECT(登録商標、Digital Enhanced Cordless Telecommunications)、Bluetooth(登録商標)等であってもよい。さらに、親機1と子機2との通信方式は、電波を媒体にした無線通信に限らず、赤外線通信や有線通信等でもよい。同様に、親機1と監視装置3との通信方式は、上述した方式に限らず、例えば専用回線や、固定電話用の電話回線等を用いた有線通信等でもよい。ただし、いずれの場合でも、電池駆動において親機1及び子機2の間の通信を確保するためには、停電時にも利用可能な通信路を用いることが好ましい。
In addition, the communication method between the
また、電池15及び電池25は、一次電池に限らず二次電池であってもよい。また、電池15及び電池25は、例えば電気二重層コンデンサ等、大容量のコンデンサであってもよい。
Further, the battery 15 and the
(実施形態2)
本実施形態に係る通信システム10は、1台の親機1と複数台の子機2との間の通信において、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)方式を適用した点で、実施形態1に係る通信システム10と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。動作についても、実施形態1と同様の点については適宜説明を省略する。
(Embodiment 2)
The
(6)動作
本実施形態の通信システム10の動作について、図5及び図6を参照して説明する。ここでは、1台の親機1と2台の子機201,202との間の通信を例に説明する。図5及び図6では、「親機」の「Tx」が親機1の第1送信部111の動作(斜線部が送信動作中)を示し、「親機」の「Rx」が親機1の第1受信部112の動作(斜線部が受信動作中)を示している。また、図5及び図6では、「子機A」、「子機B」が子機201,202にそれぞれ対応し、「Tx」が第2送信部211の動作(斜線部が送信動作中)を示し、「Rx」が第2受信部212の動作(斜線部が受信動作中)を示している。また、図5及び図6において、「TS」には、親機1と子機2との間の通信に係るタイムスロットを概念的に表しており、「d」は親機1から子機2への上り通信用のタイムスロット、「u」は子機2から親機1への下り通信用のタイムスロットを表す。さらに、タイムスロットにおける「0」〜「47」の数字は各タイムスロットに付されたスロット番号を表し、「−」はスロット番号が付されていないダミーのタイムスロットを表している。
(6) Operation The operation of the
(6.1)待受状態
本実施形態に係る通信システム10においても、上りデータ及び下りデータのいずれも送信されない待受状態においては、図5に示すように、親機1及び子機2の双方が間欠的に受信動作する。
(6.1) Standby State Also in the
すなわち、待受状態では、親機1は、第1待受期間T1にて第1通信部11を間欠的に受信動作させる。一方、子機2は、待受状態では、第2待受期間T2にて第2通信部21を間欠的に受信動作させる。本実施形態では、上り通信用のダミーのタイムスロットが第1待受期間T1に相当し、下り通信用のダミーのタイムスロットが第2待受期間T2に相当する。
That is, in the standby state, the
(6.2)上りデータ
次に、複数台の子機2(201,202)から親機1への「上りデータ」の送信時の動作について、図5を参照して説明する。
(6.2) Uplink Data Next, an operation at the time of transmitting “uplink data” from the plurality of slave units 2 (201, 202) to the
本実施形態では、親機1は、上りデータDu1を受信する際、第1待受期間T1に複数台の子機2から第1要求信号Si1を受信する。そして、親機1は、第1受信期間T10に複数台の子機2に一対一に対応する複数のタイムスロットTS1〜TS47を設定し、複数台の子機2の各々からの上りデータDu1を、対応するタイムスロットTS1〜TS47で受信する。ここでは、2台の子機201,202から親機1への上りデータDu1の送信を例に説明するが、タイムスロットTS1〜TS47は最大47台の子機2に対応可能に設定されている。つまり、第1受信期間T10には、スロット番号が「1」のタイムスロットTS1から、スロット番号が「47」のタイムスロットTS47までの、47個のタイムスロットが設定されている。これら47個のタイムスロットTS1〜TS47が47台の子機2に一対一に対応する。対応可能な子機2の最大台数は47台に限らず、タイムスロットの数によって適宜変更可能である。
In the present embodiment, when receiving the upstream data Du1, the
すなわち、親機1は、待受状態において、いずれかの第1待受期間T1に子機2からの第1要求信号Si1を受信した場合、第1要求信号Si1の受信時点から第1待機時間Tw1経過後の第1受信期間T10に、子機2からの上りデータDu1の受信を行う。親機1は、第1待受期間T1(上り通信用のダミーのタイムスロット)に少なくとも1台の子機2から第1要求信号Si1を受信すれば、第1受信期間T10に、第1受信部112を起動して第1通信部11を受信動作させる。ここで、親機1は、第1要求信号Si1を受信した場合、第1受信期間T10に、複数のタイムスロットTS1〜TS47を設定し、複数のタイムスロットTS1〜TS47の各々にて第1受信部112を起動して第1通信部11を受信動作させる。これにより、親機1は、第1受信期間T10内において間欠的に受信動作する。
That is, when the
親機1に対して上りデータDu1を送信する子機2は、上りデータDu1の送信前に、第1待受期間T1のタイミングに合わせて第1要求信号Si1を送信する。そして、子機201は、第1受信期間T10のうち、子機201に対応するタイムスロットTS1に合わせて上りデータDu1を送信する。子機202は、第1受信期間T10のうち、子機202に対応するタイムスロットTS2に合わせて上りデータDu1を送信する。つまり、子機2は、第1要求信号Si1の送信時点から第1待機時間Tw1の経過後、更に対応するスロット番号に応じた待ち時間が経過した時点で、上りデータDu1を送信する。これにより、親機1においては、複数台の子機201,202の各々からの上りデータDu1を、対応するタイムスロットTS1,TS2にて受信することができる。すなわち、複数台の子機2(201,202)から親機1への上りデータDu1の送信が、時分割多元接続(TDMA)方式にて行われる。
The subunit |
さらに、親機1は、第1待受期間T1に第1要求信号Si1を受信した場合、第1要求信号Si1の受信後であって第1受信期間T10の開始までの間に、子機2との同期をとるための同期信号Ss1(ビーコン)を送信するように構成されている。ここでいう「同期信号」は、定期的に行われる同期処理時に親機1から送信されるビーコンとは別の信号である。具体的には、親機1は、第1待受期間T1(上り通信用のダミーのタイムスロット)後のスロット番号が「0」の下り通信用のタイムスロットを、同期信号Ss1の送信に使用する。親機1に対して上りデータDu1を送信する子機2は、第1要求信号Si1の送信後、スロット番号が「0」の下り通信用のタイムスロットにて、第2受信部212を起動して第2通信部21を受信動作させる。これにより、同期信号Ss1を受信した子機2と親機1との間で同期をとることができ、その後の時分割多元接続(TDMA)方式での通信における同期精度が向上する。
Further, when receiving the first request signal Si1 during the first standby period T1, the
また、親機1は、少なくとも1台の子機2から上りデータDu1を正常に受信すれば、複数台の子機2に対して応答信号Sa1を送信する。応答信号Sa1は、「(6.3)下りデータ」の欄で説明する下りデータの送信と同様の手順で、スロット番号が「0」の下り通信用のタイムスロットにて、親機1から複数台の子機2に一斉送信される。つまり、親機1は、第2待受期間T2に第2要求信号Si2を送信後、複数台の子機2に対して応答信号Sa1を一斉に送信する。
If
(6.3)下りデータ
次に、親機1から複数台の子機2(201,202)への「下りデータ」の送信時の動作について、図6を参照して説明する。ここに、下りデータDd1の送信時においては、下りデータDd1を受信した複数台の子機2(201,202)から親機1への応答信号Sa2(ACK:ACKnowledgement)の送信に、時分割多元接続(TDMA)方式が適用される。
(6.3) Downlink Data Next, an operation at the time of transmission of “downlink data” from the
本実施形態では、親機1は、子機2に下りデータDd1を送信する際、第2待受期間T2に複数台の子機2に第2要求信号Si2を送信し、第2受信期間T20に複数台の子機2に下りデータDd1を送信する。親機1は、第2受信期間T20の終了後に複数台の子機2に一対一に対応する複数のタイムスロットTS1〜TS47を設定し、下りデータDd1を受信した複数台の子機2の各々からの応答信号Sa2を、対応するタイムスロットTS1〜TS47で受信する。
In the present embodiment, when transmitting the downlink data Dd1 to the
すなわち、親機1は、下りデータDd1を送信する際、第2待受期間T2に複数台の子機2に対して第2要求信号Si2を一斉に送信する。そして、親機1は、第2受信期間T20に複数台の子機2に対して下りデータDd1を一斉に送信する。ここで、第2要求信号Si2及び下りデータDd1は、いずれも親機1から複数台の子機2に対してマルチキャスト(又はブロードキャスト)で送信される。本実施形態では、スロット番号が「0」の下り通信用のタイムスロットが第2受信期間T20に相当する。
That is, when transmitting the downlink data Dd1, the
子機2は、待受状態において、いずれかの第2待受期間T2に親機1からの第2要求信号Si2を受信した場合、第2要求信号Si2の受信時点から第2待機時間Tw2経過後の第2受信期間T20に、親機1からの下りデータDd1の受信を行う。子機2は、第2待受期間T2(下り通信用のダミーのタイムスロット)に親機1から第2要求信号Si2を受信すれば、第2受信期間T20(スロット番号が「0」の下り通信用のタイムスロット)に、第2受信部212を起動して第2通信部21を受信動作させる。
In the standby state, the
そして、親機1は、第2受信期間T20に下りデータDd1を送信すると、その後、複数台の子機2に一対一に対応する複数のタイムスロットTS1〜TS47を設定する。ここでは、親機1から2台の子機201,202への下りデータDd1の送信を例に説明するが、タイムスロットTS1〜TS47は最大47台の子機2に対応可能に設定されている。ここで、親機1は、複数のタイムスロットTS1〜TS47の各々にて第1受信部112を起動して第1通信部11を受信動作させる。これにより、親機1は、下りデータDd1を送信後に、間欠的に受信動作する。
And if the main |
親機1からの下りデータDd1を受信した子機2は、下りデータDd1の受信後に、親機1に対して応答信号Sa2を送信する。このとき、子機201は、子機201に対応するタイムスロットTS1に合わせて応答信号Sa2を送信する。子機202は、子機202に対応するタイムスロットTS2に合わせて応答信号Sa2を送信する。つまり、子機2は、下りデータDd1を受信後、対応するスロット番号に応じた待ち時間が経過した時点で、応答信号Sa2を送信する。これにより、親機1においては、複数台の子機201,202の各々からの応答信号Sa2を、対応するタイムスロットTS1,TS2にて受信することができる。すなわち、複数台の子機2(201,202)から親機1への応答信号Sa2の送信が、時分割多元接続(TDMA)方式にて行われる。
The subunit |
さらに、親機1は、第2待受期間T2に第2要求信号Si2を送信した場合、第2要求信号Si2の送信後であって複数のタイムスロットTS1〜TS47の開始までの間に、子機2との同期をとるための同期信号(ビーコン)を送信するように構成されている。ここでいう「同期信号」は、定期的に行われる同期処理時に親機1から送信されるビーコンとは別の信号である。本実施形態では、親機1は、スロット番号が「0」の下り通信用のタイムスロット(第2受信期間T20)を、同期信号の送信に使用する。すなわち、第2受信期間T20に送信する下りデータDd1に同期信号が含まれている。これにより、同期信号を受信した子機2と親機1との間で同期をとることができ、その後の時分割多元接続(TDMA)方式での通信における同期精度が向上する。
Further, when the
(7)効果
以上説明したように本実施形態に係る通信システム10では、子機2(第2通信装置)は複数台設けられている。親機1(第1通信装置)は、上りデータDu1を受信する際、第1待受期間T1に複数台の子機2から第1要求信号Si1を受信する。そして、親機1は、第1受信期間T10に複数台の子機2に一対一に対応する複数のタイムスロットTS1〜TS47を設定し、複数台の子機2の各々からの上りデータDu1を、対応するタイムスロットTS1〜TS47で受信するように構成されている。この構成によれば、複数台の子機2から親機1への上りデータDu1の送信が、時分割多元接続(TDMA)方式にて行われるので、複数台の子機2からの上りデータDu1同士の衝突を回避することができる。その結果、複数台の子機2から親機1へ一斉に上りデータDu1が送信される際に、上りデータDu1の送信完了までに要する時間の短縮を図ることができる。
(7) Effect As described above, in the
この場合、本実施形態のように、親機1は、第1待受期間T1に第1要求信号Si1を受信した場合、第1要求信号Si1の受信後であって第1受信期間T10の開始までの間に、同期信号Ss1を送信するように構成されていることが好ましい。ここでいう同期信号Ss1は、親機1と子機2との同期をとるための信号である。この構成によれば、同期信号Ss1を受信した子機2と親機1との間で同期をとることができ、上りデータDu1の送信時における同期精度が向上する。つまり、第1受信期間T10の直前に親機1と子機2との再同期が行われるため、複数のタイムスロットTS1〜TS47間のガードタイムを比較的短くして、複数台の子機2からの上りデータDu1の送信に要する時間を短くすることができる。ただし、この構成は通信システム10に必須の構成ではなく、第1要求信号Si1の受信後であって第1受信期間T10の開始までの間に親機1が同期信号Ss1を送信する機能は省略されてもよい。
In this case, as in the present embodiment, when the
また、本実施形態のように、子機2は複数台設けられていることが好ましい。この場合、親機1は、下りデータDd1を送信する際、第2待受期間T2に複数台の子機2に第2要求信号Si2を送信し、第2受信期間T20に複数台の子機2に下りデータDd2を送信することが好ましい。そして、親機1は、第2受信期間T20の終了後に複数台の子機2に一対一に対応する複数のタイムスロットTS1〜TS47を設定すること好ましい。親機1は、下りデータDd1を受信した複数台の子機2の各々からの応答信号Sa2を、対応するタイムスロットTS1〜TS47で受信するように構成されていることが好ましい。この構成によれば、複数台の子機2から親機1への応答信号Sa2の送信が、時分割多元接続(TDMA)方式にて行われるので、複数台の子機2からの応答信号Sa2同士の衝突を回避することができる。その結果、親機1から複数台の子機2へ一斉に下りデータDd1が送信される際に、全ての子機2からの応答信号Sa2の受信完了までに要する時間の短縮を図ることができる。
Moreover, it is preferable that a plurality of
この場合、本実施形態のように、親機1は、第2待受期間T2に第2要求信号Si2を送信した場合、第2要求信号Si2の送信後であって複数のタイムスロットTS1〜TS47の開始までの間に、同期信号を送信するように構成されていることが好ましい。ここでいう同期信号は、親機1と子機2との同期をとるための信号である。この構成によれば、同期信号Ss1を受信した子機2と親機1との間で同期をとることができ、応答信号Sa2の送信時における同期精度が向上する。つまり、複数のタイムスロットTS1〜TS47の直前に親機1と子機2との再同期が行われるため、複数のタイムスロットTS1〜TS47間のガードタイムを比較的短くして、複数台の子機2からの応答信号Sa2の送信に要する時間を短くすることができる。ただし、この構成は通信システム10に必須の構成ではなく、第2要求信号Si2の送信後であって複数のタイムスロットTS1〜TS47の開始までの間に親機1が同期信号を送信する機能は省略されてもよい。
In this case, as in the present embodiment, when the
(8)変形例
実施形態2の構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は実施形態2に限定されることはなく、実施形態2以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、実施形態2の変形例を列挙する。
(8) Modification The configuration of the second embodiment is merely an example of the present invention, and the present invention is not limited to the second embodiment, and the technical idea according to the present invention is not limited to the second embodiment. As long as it does not deviate from the above, various changes can be made according to the design and the like. Below, the modification of
親機1が第1要求信号Si1の受信後であって第1受信期間T10の開始までの間に同期信号Ss1を送信する構成は、実施形態1で説明したように親機1と子機2とが一対一で通信する構成においても適用可能である。つまり、上りデータDu1の送信が時分割多元接続(TDMA)方式にて行われることを前提としなくても、親機1が第1要求信号Si1の受信後であって第1受信期間T10の開始までの間に同期信号Ss1を送信する構成は適用可能である。
The configuration in which the
また、通信システム10は、複数台の子機2から親機1への上りデータDu1の送信と、複数台の子機2から親機1への応答信号Sa2の送信とのいずれか一方にのみ、時分割多元接続(TDMA)方式を適用してもよい。複数台の子機2から親機1への上りデータDu1の送信にのみ時分割多元接続(TDMA)方式が適用される場合には、応答信号Sa2の送信には、例えば、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)が適用される。
Further, the
実施形態2で説明した構成(変形例を含む)は、実施形態1で説明した構成(変形例を含む)と適宜組み合わせて適用可能である。 The configuration (including the modification) described in the second embodiment can be applied in appropriate combination with the configuration (including the modification) described in the first embodiment.
1 親機(第1通信装置)
2,201,202,203,204 子機(第2通信装置)
10 通信システム
Dd1 下りデータ
Du1 上りデータ
Sa2 応答信号
Si1 第1要求信号
Si2 第2要求信号
Ss1 同期信号
T1 第1待受期間
T2 第2待受期間
T10 第1受信期間
T20 第2受信期間
TS1〜TS47 タイムスロット
Tw1 第1待機時間
Tw2 第2待機時間
1 Master unit (first communication device)
2, 201, 202, 203, 204 Slave unit (second communication device)
10 communication system Dd1 downlink data Du1 uplink data Sa2 response signal Si1 first request signal Si2 second request signal Ss1 synchronization signal T1 first standby period T2 second standby period T10 first reception period T20 second reception period TS1 to TS47 Time slot Tw1 First waiting time Tw2 Second waiting time
Claims (6)
前記第1通信装置は、
間欠的に設定されている第1待受期間に受信動作を行い、前記第1待受期間に前記第2通信装置からの第1要求信号を受信した場合、前記第1要求信号の受信時点から第1待機時間経過後の第1受信期間に前記第2通信装置からの上りデータの受信を行うように構成され、
前記第2通信装置は、
間欠的に設定されている第2待受期間に受信動作を行い、前記第2待受期間に前記第1通信装置からの第2要求信号を受信した場合、前記第2要求信号の受信時点から第2待機時間経過後の第2受信期間に前記第1通信装置からの下りデータの受信を行うように構成されている
ことを特徴とする通信システム。 A first communication device and a second communication device capable of bidirectional communication;
The first communication device is
When a reception operation is performed during the first standby period that is set intermittently and the first request signal is received from the second communication device during the first standby period, from the time when the first request signal is received. It is configured to receive uplink data from the second communication device in a first reception period after the first waiting time has elapsed,
The second communication device is
When a reception operation is performed during the second standby period that is set intermittently and the second request signal is received from the first communication device during the second standby period, from the time when the second request signal is received. A communication system configured to receive downlink data from the first communication device in a second reception period after the elapse of a second standby time.
前記第1通信装置は、
前記上りデータを受信する際、
前記第1待受期間に前記複数台の第2通信装置から前記第1要求信号を受信し、
前記第1受信期間に前記複数台の第2通信装置に一対一に対応する複数のタイムスロットを設定し、前記複数台の第2通信装置の各々からの上りデータを、対応するタイムスロットで受信するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 A plurality of the second communication devices are provided,
The first communication device is
When receiving the upstream data,
Receiving the first request signal from the plurality of second communication devices in the first standby period;
In the first reception period, a plurality of time slots corresponding to the plurality of second communication devices are set on a one-to-one basis, and uplink data from each of the plurality of second communication devices is received in the corresponding time slots. The communication system according to claim 1, wherein the communication system is configured to.
前記第1待受期間に前記第1要求信号を受信した場合、前記第1要求信号の受信後であって前記第1受信期間の開始までの間に、前記第2通信装置との同期をとるための同期信号を送信するように構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。 The first communication device is
When the first request signal is received during the first standby period, synchronization with the second communication device is performed after the reception of the first request signal and before the start of the first reception period. The communication system according to claim 1, wherein the communication system is configured to transmit a synchronization signal for the communication.
前記第1通信装置は、
前記下りデータを送信する際、
前記第2待受期間に前記複数台の第2通信装置に前記第2要求信号を送信し、
前記第2受信期間に前記複数台の第2通信装置に前記下りデータを送信し、
前記第2受信期間の終了後に前記複数台の第2通信装置に一対一に対応する複数のタイムスロットを設定し、前記下りデータを受信した前記複数台の第2通信装置の各々からの応答信号を、対応するタイムスロットで受信するように構成されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信システム。 A plurality of the second communication devices are provided,
The first communication device is
When transmitting the downlink data,
Transmitting the second request signal to the plurality of second communication devices in the second standby period;
Transmitting the downlink data to the plurality of second communication devices in the second reception period;
A response signal from each of the plurality of second communication devices that has received the downlink data by setting a plurality of one-to-one time slots corresponding to the plurality of second communication devices after the end of the second reception period. The communication system according to any one of claims 1 to 3, wherein the communication system is configured to receive at a corresponding time slot.
前記第2待受期間に前記第2要求信号を送信した場合、前記第2要求信号の送信後であって前記複数のタイムスロットの開始までの間に、前記第2通信装置との同期をとるための同期信号を送信するように構成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の通信システム。 The first communication device is
When the second request signal is transmitted during the second standby period, synchronization with the second communication device is performed after the transmission of the second request signal and before the start of the plurality of time slots. The communication system according to claim 4, wherein the communication system is configured to transmit a synchronization signal.
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