JP2017212000A - エネルギー管理システム、通信端末、およびエネルギー管理装置 - Google Patents

エネルギー管理システム、通信端末、およびエネルギー管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】管理対象の状態を適切な方法で通信端末に提供する。
【解決手段】エネルギー管理装置17は、第1の通信端末18からの、管理する対象13、14、16との通信に用いている第1のプロトコルによる、該対象の状態に関する情報の要求に対して、第1のプロトコルによる情報を第2のプロトコルを用いて出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、需要家に設けられる負荷機器および分散電源などの管理対象の状態の管理可能なエネルギー管理システム、通信端末、およびエネルギー管理装置に関する。
近年、需要家ごとに設けられるエネルギー管理装置(例えば、HEMS:Home Energy ManagementSystem)によって、需要家に設けられる負荷機器および分散電源などの管理対象を制御する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−309928号公報
管理対象の制御のためにも、管理対象の状態を需要家に報知することが求められていた。例えば、需要家は、パソコン、PDAなどのタブレット型コンピュータ、およびスマートフォンなどの通信端末を用いて、エネルギー管理装置にアクセスし、これらの通信端末を用いて管理対象の状態を確認することが考えられる。しかし、どのような方式により管理対象の状態を通信端末に提供するかについては検討されていなかった。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、管理対象の状態を適切な方法で通信端末に提供可能なエネルギー管理システム、通信端末、およびエネルギー管理装置を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点によるエネルギー管理システムは、管理対象と第1のプロトコルで通信を行うエネルギー管理装置と、前記第1のプロトコルと異なる第2のプロトコルで前記エネルギー管理装置と通信を行う第1の通信端末と、を備え、前記エネルギー管理装置は、前記第1の通信端末から前記第2のプロトコルによって前記管理対象の状態に関する情報が要求されると、前記第1のプロトコルによって入手した前記情報を前記第2のプロトコルを用いて前記第1の通信端末に出力することを特徴とする。
また、第2の観点による通信端末は、管理対象と第1のプロトコルによって通信を行うエネルギー管理装置に対して、前記第1のプロトコルと異なる第2のプロトコルで通信を行う通信端末であって、前記管理対象の状態に関する情報の要求に応じて、前記第1のプロトコルによって入手した前記情報を前記第2のプロトコルにより前記エネルギー管理装置から受信することを特徴とする。
また、第3の観点によるエネルギー管理装置は、管理対象と第1のプロトコルによって通信を行うエネルギー管理装置であって、通信端末から前記第1のプロトコルと異なる第2のプロトコルによって前記管理対象の状態に関する情報が要求されると、前記第1のプロトコルによって入手した前記情報を前記第2のプロトコルを用いて前記第1の通信端末に出力することを特徴とする。
上記のように構成された本発明に係るエネルギー管理システム、通信端末、およびエネルギー管理装置によれば、管理対象の状態を適切な方法で通信端末に提供可能である。
本発明の一実施形態に係るエネルギー管理装置を含むエネルギー管理システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 エネルギー管理装置が実行する応答処理を示すフローチャートである。 第1の通信端末が実行する更新処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、一実施形態に係るエネルギー管理システムについて説明する。本実施形態に係るエネルギー管理システムは、電力系統(商用電源)から供給される電力の他に、分散電源を備える。分散電源としては、例えば太陽光発電あるいは風力など再生可能エネルギーによって電力を供給するシステム、および電力を充放電することができる蓄電池システムのうち少なくとも一方を備えることが好適である。
また、電力を供給するシステムは、太陽光発電および蓄電池によって電力を供給するシステムに限定されるものではなく、例えばSOFC(Solid Oxide Fuel Cell)などの燃料電池を含む燃料電池システムなど、種々の発電システムとすることができる。以下説明する本実施形態においては、発電システムとして太陽光発電システムを備え、さらに蓄電池システムとして蓄電部を備える例について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るエネルギー管理システム10の概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係るエネルギー管理システム10は、スマートメータ11、パワーコンディショナ12、太陽光発電システム13、蓄電部14、分電盤15、負荷機器16、エネルギー管理装置17、第1の通信端末18、および第2の通信端末19を備える。
図1において、各機能ブロックを結ぶ実線は、電力の流れを表す。また、図1において、各機能ブロックを結ぶ破線は、制御信号または通信される情報の流れを表す。当該破線が示す通信の物理層は多様な伝送メディアを適用可能である。例えば、エネルギー管理装置17と負荷機器16との通信の物理層としては、電力線搬送通信(PLC:Power LineCommunication)などの有線通信を適用可能である。また、エネルギー管理装置17と、スマートメータ11、パワーコンディショナ12、第1の通信端末18、および第2の通信端末19との通信の物理層に、無線ルータを介した無線通信を適用可能である。無線ルータはエネルギー管理装置17に内蔵されていてもよく、またエネルギー管理装置17とは別に備えられてもよい。また、エネルギー管理装置17と、負荷機器16との通信の物理層に赤外線通信などの無線通信を適用することもできる。
エネルギー管理システム10において、エネルギー管理装置17と、スマートメータ11、パワーコンディショナ12、負荷機器16、第1の通信端末18、および第2の通信端末19との通信に、第1のプロトコルを適用する。本実施形態において、第1のプロトコルは、例えば、ECHONET Lite(登録商標)である。ただし、ZigBee(登録商標)のSEP2.0、ECHONET(登録商標)、およびKNX(登録商標)などの通信プロトコルを第1のプロトコルとして適用可能である。さらに、エネルギー管理システム10において、エネルギー管理装置17と第1の通信端末18および第2の通信端末19との通信に第2のプロトコルを適用する。第2のプロトコルは例えばHTTPである。ここで、第1のプロトコルおよび第2のプロトコルの物理層については有線あるいは無線のいずれでもよく、直接通信する機器同士で共通さえしていればよい。そして、エネルギー管理装置17と負荷機器16との通信の論理層で前述の第1のプロトコルが用いられていることがさらに望ましい。
エネルギー管理システム10は、商用電源50から供給される電力の他、太陽光発電システム13が発電する電力、および蓄電部14に充電された電力のうち放電された電力を、負荷機器16およびエネルギー管理装置17に供給可能である。
スマートメータ11は、商用電源50に接続されて、商用電源50から供給される電力を計測する。また、スマートメータ11は、パワーコンディショナ12にも接続されて、太陽光発電システム13が発電して電力会社に売電する電力を計測する。
また、スマートメータ11は、系統EMS(Energy Management System)60から、例えば電力に関する予測などの情報を受信可能である。ここで、系統EMS60は、電力に関する各種の予測および制御などを行う設備であり、一般的には、例えば電力会社などに設置される。系統EMS60は、例えばMDMS(メータデータマネジメントシステム)を構成するものを採用可能である。この系統EMS60は、各種の電力に関する情報を記憶するデータベース61を有しており、スマートメータ11が計測した結果の情報を収集して蓄積することもできる。また、系統EMS60は、インターネットなどの外部ネットワーク70に接続可能である。
また、スマートメータ11は水道メータ30およびガスメータ31に接続可能であり、水道メータ30およびガスメータ31から、それぞれ水道の供給量およびガスの供給量を取得する。
パワーコンディショナ12は、太陽光発電システム13および蓄電部14から供給される直流の電力を、交流の電力に変換する。また、パワーコンディショナ12は、変換した交流の電力を、分電盤15で複数に分岐した支幹を介して各負荷機器16に供給する。また、パワーコンディショナ12は、太陽光発電システム13が発電した電力に余剰がある場合には、変換した交流の電力を、分電盤15を介して電力会社に売電することもできる。また、パワーコンディショナ12は、商用電源50から供給される交流の電力を、蓄電部14に充電するための直流の電力に変換可能である。
太陽光発電システム13は、太陽光を利用して発電する。このため、太陽光発電システム13は、太陽電池を備えており、太陽光のエネルギーを直流の電力に変換する。本実施形態において、太陽光発電システム13は、例えば家の屋根などにソーラパネルを設置して、太陽光を利用して発電するような態様を想定している。しかしながら、本発明において、太陽光発電システム13は、太陽光のエネルギーを電力に変換できるものであれば、任意のものを採用することができる。
太陽光発電システム13が発電する電力は、上述したように、パワーコンディショナ12によって交流に変換されてから、各負荷機器16へ供給、および/または、電力会社に売電可能である。また、太陽光発電システム13が発電した電力により、蓄電部14が充電可能であってもよく、さらには直流のまま負荷機器16に供給される構成であってもよい。
蓄電部14は、蓄電池を備えており、この蓄電池に充電された電力を放電することにより、電力を供給可能である。また、蓄電部14は、商用電源50または太陽光発電システム13から供給される電力を充電可能である。また、蓄電部14から放電される電力も、各負荷機器16およびエネルギー管理装置17に供給可能である。
分電盤15は、供給される電力を複数の支幹に分岐させて各負荷機器16に分配する。ここで、各支幹には、消費電力の大きい代表的な負荷機器16が直接接続されるものと、部屋ごとにまとめられたものとがある。前者における負荷機器16は、例えばエアコン、冷蔵庫、IHクッキングヒータなどであって、支幹電力がすなわち該当カテゴリ機器の使用電力に相当する。後者における負荷機器16は、各部屋にいくつか設けられているコンセントの組であって、支幹電力がすなわち該当部屋におけるコンセントの全体使用電力に相当する。ここで、コンセントに対し、どのような負荷機器が接続されるかは不定である。
エネルギー管理システム10に接続される負荷機器16は、任意の数とすることができる。これらの負荷機器16は、例えば、テレビ、エアコン、冷蔵庫など、種々の電化製品である。これらの負荷機器16は分電盤15を介してパワーコンディショナ12に接続されて、電力が供給される。
エネルギー管理装置17は、図1に示すエネルギー管理システム10における管理対象、例えば分散電源、負荷機器16、水道の供給、およびガスの供給を管理する。エネルギー管理装置17は、管理対象の管理のために、管理対象の状態に関する情報を取得する。
例えば、エネルギー管理装置17は、スマートメータ11が計測した電力をスマートメータ11から取得する。また、エネルギー管理装置17は、水道メータ30およびガスメータ31がそれぞれ測定した水道およびガスの供給量を、スマートメータ11を介して取得する。また、エネルギー管理装置17は、太陽光発電システム13の発電した電力および蓄電部14に充電または放電される電力を、パワーコンディショナ12を介して取得する。また、エネルギー管理装置17は、負荷機器16の消費電力および/または負荷機器16の駆動状態、例えばエアコンおよび冷蔵庫であれば設定温度、テレビおよび灯具であれば設定照度などを負荷機器16から第1のプロトコルにより取得する。
エネルギー管理装置17は、取得した管理対象の状態に関するデータベース25に蓄積する。エネルギー管理装置17は、データベース25に蓄積した情報を、必要に応じてデータベース25から読出す。
また、エネルギー管理装置17は、第1の通信端末18の要求に応じて、管理対象の状態に関する情報を第1の通信端末18に出力する。
さらに、エネルギー管理装置17は、エネルギー管理システム10を管理するための管理ページの画像を、HTMLおよびJava Script(登録商標)などのスクリプト言語で書かれたソースとして作成することも可能である。エネルギー管理装置17は、第2の通信端末19の要求に応じて、作成した管理ページの画像を、第2の通信端末19に出力する。エネルギー管理装置17による状態に関する情報の出力、管理ページの画像の作成、および管理ページの画像の出力についての詳細は後述する。
第1の通信端末18はディスプレイを有する端末であり、例えばスマートフォンまたはタブレット型コンピュータである。第1の通信端末18は、エネルギー管理システム10を管理するアプリケーションソフトウェアを実行する。第1の通信端末18は、当該アプリケーションソフトウェアを実行中に、エネルギー管理装置17に対し、周期的、あるいは必要に応じて管理対象の多様な状態に関する情報を要求する。すなわち、第1の通信端末18は、当該アプリケーションソフトウェアを実行中に、要求した情報をエネルギー官吏装置17から取得する。また、第1の通信端末18は、当該アプリケーションソフトウェアを実行中に、取得した情報を多様な表示形式で表示する画像を作成する。さらに、第1の通信端末18は、当該アプリケーションソフトウェアの実行中に、作成した画像をディスプレイに表示する。第1の通信端末18による情報の要求、取得、画像の作成、および表示についての詳細は後述する。
第2の通信端末19はディスプレイを有し、管理ページを閲覧するためのブラウザを実行可能な端末であり、例えばパソコンまたはノートパソコンである。第2の通信端末19は、ブラウザの実行中に、エネルギー管理装置17に対し、周期的、あるいは必要に応じて管理ページの画像を要求可能である。すなわち、第2の通信端末19は、当該ブラウザの実行中に、要求した管理ページの画像をソースとしてエネルギー管理装置17から取得可能である。また、第2の通信端末19は、当該ブラウザの実行中に、取得した管理ページのソースを当該ブラウザあるいは第2の通信端末19の表示能力に適した形式で調整した画像をディスプレイに表示可能である。管理ページの画像の要求、取得、および表示についての詳細は後述する。
次に、エネルギー管理装置17による多様な情報の出力と、第1の通信端末18による多様な情報の要求、取得、画像の作成、および表示とについて、以下に説明する。
第1の通信端末18は、エネルギー管理システム10を管理するアプリケーションソフトウェアが実行されると、まずエネルギー管理システム10と第1の通信端末18との間の通信の物理層、および第1の通信プロトコルを確立する。そして、このアプリケーションソフトウェアの実行中に、エネルギー管理装置17の管理対象の状態を、多様な表示形式に加工し、ディスプレイに表示する。
例えば、第1の通信端末18は、商用電源50から供給される電力の履歴、電力会社に売電する電力の履歴、水道の供給量の履歴、ガスの供給量の履歴、太陽光発電システム13の発電電力の履歴、蓄電部14の充放電の履歴、負荷機器16の消費電力および駆動状態の履歴を、例えば棒グラフおよび折れ線グラフなどの表示形式により表示する。また、第1の通信端末18は、現在駆動中の負荷機器16の消費電力の割合を円グラフおよび面グラフなどの表示形式により表示することも可能である。
第1の通信端末18には、当該アプリケーションソフトウェアの実行中に、ディスプレイに表示させる管理対象、状態の種類、および表示形式を入力可能である。第1の通信端末18は、当該アプリケーションソフトウェアの実行中に入力を検出すると、入力内容に応じた管理対象の状態の情報を第1のプロトコルでエネルギー管理装置17に要求する。
エネルギー管理装置17は、第1の通信端末18からの要求を取得すると、当該要求においてアクセスするポート番号により用いるプロトコルを認識する。ポート番号が第1のプロトコルに対応するポート番号(例えば3610番)であるときに、エネルギー管理装置17は、当該要求が第1のプロトコルによる要求であると認識する。エネルギー管理装置17は、当該要求に基づいて、データベース25から要求された管理対象の状態に関する情報を読出し、読出した情報を第1のプロトコルで、第1の通信端末18に出力する。
第1の通信端末18は、当該アプリケーションソフトウェアの実行中に要求した情報を取得すると、取得した情報に基づいて、入力を検知した表示形式の画像を作成する。第1の通信端末18は、当該アプリケーションソフトウェアの実行中に、作成した画像をディスプレイに表示する。第1の通信端末18は、このようにして作成した画像を表示した状態で、管理対象の状態に関する情報を新たに取得すると、その都度、表示中の画像のパラメータを調整した画像を再度作成し、表示を更新する。
次に、エネルギー管理システム10を管理するアプリケーションソフトウェアによる特定の管理対象に関する状態の作成の禁止について説明する。当該アプリケーションソフトウェアは、汎用のエネルギー管理装置17による管理対象として想定されるすべての管理対象の多様な状態を多様な表意形式で表示する画像を作成可能となるように、予め作成されている。
しかし、需要家によっては、想定された管理対象の中で、実際には使用されない管理対象が存在し得る。例えば、分散電源として数種類が想定されていても実際にはその一部だけ、またはすべてが設けられていないケース、水道メータから水道の供給量がエネルギー管理装置17に通知されない構成になっているケース、ガスメータからガスの供給量をエネルギー管理装置17に通知していないケース、および一部の負荷機器16が設けられていないケースなどがあり得る。
エネルギー管理装置17は、設置者の設定により、想定された管理対象の中で実際に使用されず、エネルギー管理装置17に管理されない管理対象を認識する。エネルギー管理装置17は、第1の通信端末18に、エネルギー管理装置17に管理されない管理対象を通知する。
第1の通信端末18は、管理されない管理対象を示す情報をエネルギー管理装置17から取得すると、以後のエネルギー管理装置17への当該管理対象の状態に関する情報の要求を停止する。要求の停止とともに、例えば、第1の通信端末18は、当該管理されない管理対象の状態を表示する入力(あるいは選択)を検出するためのアイコンを非表示にしたり、アイコンの表示をしてもその受付を停止したり、受付けの停止とともに入力の検出時に当該管理対象は非接続状態であり状態表示が出来ない旨を報知するメッセージをディスプレイに表示する。
次に、エネルギー管理装置17による管理ページの画面の作成および出力と、第2の通信端末19による管理ページの要求、取得、および表示とについて、以下に説明する。
第2の通信端末19は、ブラウザを起動し、予め割当てられたURIを指定すると、エネルギー管理装置17との間で第2のプロトコルによる接続を確立し、エネルギー管理装置17に管理ページの画像を第2のプロトコルで要求する。
エネルギー管理装置17は、第2の通信端末19からの要求を取得すると、当該要求においてアクセスするポート番号により用いるプロトコルを認識する。ポート番号が第2のプロトコルに対応するポート番号(例えば80番)であるときに、エネルギー管理装置17は、当該要求が第2のプロトコルによる要求であると認識する。エネルギー管理装置17は、当該要求に基づいて、管理ページの画像を第2の通信端末19に出力する。
第2の通信端末19は、ブラウザの実行中に管理ページの画像を取得すると、ディスプレイに管理ページを表示する。また、第2の通信端末19は、管理ページの表示中に、エネルギー管理システム10を管理するための多様な指令の入力を受付け可能である。受付け可能な指令の中に、特定の管理対象の状態を特定の表示形式で表示する指令も含まれる。表示の指令において選択可能な管理対象、状態の種類、および表示形式は、第1の通信端末18がアプリケーションソフトウェアにより作成可能な管理対象、状態の種類、および表示形式とそれぞれ同じである。
第2の通信端末19は、ユーザが管理対象、状態の種類、および表示形式を選択すると、選択された管理対象の状態を、選択された表示形式で表示する画像を第2のプロトコルでエネルギー管理装置17に要求する。
エネルギー管理装置17は、第2の通信端末19からの要求を取得すると、再び当該要求においてアクセスするポート番号により用いるプロトコルを認識する。エネルギー管理装置17は、第2の通信端末19の要求に応じてデータベース25から要求された管理対象の状態に関する情報を読出し、読出した情報に基づいて要求された特定の管理対象の状態を特定の表示形式で表示する画像を作成する。エネルギー管理装置17は、作成した画像を含む管理ページの画像を第2の通信端末19に出力する。
第2の通信端末19は、ブラウザの実行中に画像を含む管理ページを取得すると、ディスプレイに取得した管理ページの画像を表示する。前述のように、第2の通信端末19で選択可能な管理対象、状態の種類、および表示形式は第1の通信端末18が表示し得る管理対象、状態の種類、および表示形式とそれぞれ同じである。したがって、第1の通信端末18で表示可能な管理対象の状態の表示形式の画像と同じ画像を第2の通信端末19で表示可能である。ただし、第1の通信端末18および第2の通信端末19において同じ画像を用いて管理対象の状態を表示可能なことが好ましいが、表示形式が異なる、同じ管理対象の同じ状態を示す画像が表示されてもよい。
次に、エネルギー管理装置17が、通信端末からアクセスがあるときに実行する応答処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。エネルギー管理装置17は、第1の通信端末18または第2の通信端末19からの要求があるときに応答処理を開始する。
ステップS100において、エネルギー管理装置17は、要求においてアクセスするポート番号が例えば3610番であるか80番であるかを判別する。ポート番号が3610番であるときに、プロセスはステップS101に進む。ポート番号が80番であるときに、プロセスはステップS103に進む。
ステップS101では、エネルギー管理装置17は、要求された管理対象の状態に関する情報(数値情報)をデータベース25から読出す。データベース25からの読出し後、プロセスはステップS102に進む。
ステップS102では、エネルギー管理装置17は、ステップS101において読出した情報を第1のプロトコルで、情報を要求した通信端末に出力する。情報の出力後に応答処理を終了する。
ステップS103では、エネルギー管理装置17は、通信端末の要求が選択された管理対象の状態を表示する画像の要求、すなわちデータベース25に蓄積された状態に基づく画像の作成要求であるか否かを判別する。画像の作成要求でない、例えば予め作成された画像の要求や設定の変更に関する要求などであるときには、プロセスはステップS104に進む。画像の作成要求であるときには、プロセスはステップS105に進む。
ステップS104では、エネルギー管理装置17は、取得した要求に応じた指令を実行する。指令の実行後に応答処理を終了する。
ステップS105では、エネルギー管理装置17は、要求された管理対象の状態に関する情報(数値情報)をデータベース25から読出す。データベース25からの読出し後、プロセスはステップS106に進む。
ステップS106では、エネルギー管理装置17は、ステップS105において読出した情報を用いて、通信端末からの要求における表示形式で管理対象の状態を示す画像を作成する。画像の作成後、プロセスはステップS107に進む。
ステップS107では、エネルギー管理装置17は、ステップS106で作成した画像のデータ(ソース・画像情報)を、第2のプロトコル上で画像を要求した通信端末に出力する。画像データの出力後に応答処理を終了する。
次に、第1の通信端末18が、エネルギー管理装置17に要求可能な情報を更新をする更新処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。第1の通信端末18は、最初に第1の通信端末18とエネルギー管理装置17との間でネゴシエーションした時や設定変更時など、エネルギー管理装置17から管理されていない管理対象を示す情報を取得するときに、更新処理を開始する。
ステップS200において、第1の通信端末18は、エネルギー管理システム10を管理するアプリケーションソフトウェアにおいて想定されている管理対象の中で、実際のエネルギー管理装置17に管理されていない管理対象を認識する。管理されていない管理対象を認識すると、プロセスはステップS201に進む。
ステップS201では、第1の通信端末18は、管理されていない管理対象(ステップS200において認識した管理対象)の状態に関する情報のエネルギー管理装置17への要求の停止を決定する。要求の停止を決定すると、更新処理を終了する。要求の停止を決定すると、以降、第1の通信端末18のアプリケーションソフトウェアは、管理対象の機器の表示(管理対象を選択するためのアイコンなど)を行う際に、当該管理されていない管理対象については表示を行わないようにする。また、表示を行わないことから、ユーザが当該管理されていない管理対象についての情報更新を行うことが無くなる。その後、第1の通信端末18は、当該管理されていない管理対象以外の管理対象についての情報を第1のプロトコルでエネルギー管理装置17に要求し、情報を取得すると表示を更新する。
以上のような構成の本実施形態のエネルギー管理装置によれば、エネルギー管理装置17と負荷機器16などの管理対象との間の通信に用いている第1のプロトコルによる管理対象の状態を示す情報の要求に対して第1のプロトコルで情報を出力することが可能である。このような構成により、エネルギー管理装置17および第1の通信端末18の間において、管理対象となる負荷機器16、分散電源、水道供給、およびガス供給などを識別するための初期設定および更新設定が不要となる。また、このような構成により、通常であればエネルギー管理装置が実行すべき、管理対象毎のクラス分類および分類したクラスの通信端末への送信という作業が不要となる。
また、本実施形態のエネルギー管理装置によれば、ブラウザにより管理対象の状態の閲覧を望む場合に、アプリケーションで作成される画像と同じ画像を作成可能である。このような構成により、使用者が用いる通信端末が異なっていても同じ画像を閲覧可能となる。
また、本実施形態の通信端末によれば、エネルギー管理装置17が管理していない管理対象を認識し、当該管理対象に対しては状態に関する情報の要求を停止することが可能である。アプリケーションソフトウェアの設計時には多様な管理対象の状態を表示可能にすべきであっても、すべての管理対象をすべての需要家が保有しているわけではないため、エネルギー管理システム10にすべての管理対象が含まれているわけではない。このようにエネルギー管理システム10に含まれていない、すなわち管理されていない管理対象の状態に関する情報が要求されると、通信のトラフィックを無駄に使うことになる。また、管理されていない管理対象に関する画像が表示されると、使用者を混乱させることが考えられる。それゆえ、本実施形態によれば、上述のような構成により、通信のトラフィックの無駄な使用を防止し、使用者の混乱を抑制可能である。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
例えば、本実施形態において、第1の通信端末18がアプリケーションソフトウェアを実行することにより管理対象の状態を示す画像をディスプレイに表示するが、第1の通信端末18がブラウザを実行することにより管理ページをディスプレイに表示することも可能である。また、第2の通信端末19がブラウザを実行することにより管理ページをディスプレイに表示するが、アプリケーションソフトウェアを実行することにより管理対象の状態を示す画像をディスプレイに表示することも可能である。
10 エネルギー管理システム
11 スマートセンサ
12 パワーコンディショナ
13 太陽光発電システム
14 蓄電部
15 分電盤
16 負荷機器
17 エネルギー管理装置
18 第1の通信端末
19 第2の通信端末
25 データベース
30 水道メータ
31 ガスメータ
50 商用電源
60 系統EMS(Energy Management System)
61 データベース
70 ネットワーク

Claims (11)

  1. 管理対象と第1のプロトコルで通信を行うエネルギー管理装置と、
    前記第1のプロトコルと異なる第2のプロトコルで前記エネルギー管理装置と通信を行う第1の通信端末と、を備え、
    前記エネルギー管理装置は、前記第1の通信端末から前記第2のプロトコルによって前記管理対象の状態に関する情報が要求されると、前記第1のプロトコルによって入手した前記情報を前記第2のプロトコルを用いて前記第1の通信端末に出力することを特徴とするエネルギー管理システム。
  2. 前記第1の通信端末がアクセスするポートが前記第2のプロトコルに割当てられたポートであるときに、前記第2のプロトコルによって前記情報を出力することを特徴とする請求項1に記載のエネルギー管理システム。
  3. 前記第1の通信端末は、アプリケーションソフトが実行中のときに、前記情報の要求を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のエネルギー管理システム。
  4. 前記第1の通信端末は、周期的に、又は、必要に応じて前記情報の要求を行うことを特徴とする請求項3に記載のエネルギー管理システム。
  5. 前記第1の通信端末は、前記管理対象、状態の種類、及び、表示形式の入力を検出可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエネルギー管理システム。
  6. 前記第1の通信端末は、前記管理対象から除外された管理外対象に関する情報を前記エネルギー管理装置から受信したときは、前記管理外対象を除いて前記情報を要求することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエネルギー管理システム。
  7. 前記第1の通信端末は、前記エネルギー管理装置から取得した前記情報に基づいて画像を作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエネルギー管理システム。
  8. 前記第1の通信端末は、前記管理対象の状態に関する情報を新たに入手すると、前記画像を更新することを特徴とする請求項7に記載のエネルギー管理システム。
  9. 前記第1の通信端末は、前記情報に基づいて、前記管理対象の状態を示す画像を作成可能であり、
    第2の通信端末から、ブラウザにより表示するための、前記管理対象の状態に関する情報が要求されると、前記第1の通信端末が作成可能な画像と同じ種類の前記管理対象の状態を示す画像を作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエネルギー管理システム。
  10. 管理対象と第1のプロトコルによって通信を行うエネルギー管理装置に対して、前記第1のプロトコルと異なる第2のプロトコルで通信を行う通信端末であって、
    前記管理対象の状態に関する情報の要求に応じて、前記第1のプロトコルによって入手した前記情報を前記第2のプロトコルにより前記エネルギー管理装置から受信することを特徴とする通信端末。
  11. 管理対象と第1のプロトコルによって通信を行うエネルギー管理装置であって、
    通信端末から前記第1のプロトコルと異なる第2のプロトコルによって前記管理対象の状態に関する情報が要求されると、前記第1のプロトコルによって入手した前記情報を前記第2のプロトコルを用いて前記第1の通信端末に出力することを特徴とするエネルギー管理装置。
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