JP2017206199A - Squib control device and squib control method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スクイブ制御装置及びスクイブ制御方法に関する。 The present invention relates to a squib control device and a squib control method.
車両等の乗り物の衝突が予測される場合に乗員を保護するための装置(以下では「乗員保護装置」と呼ぶことがある)として、例えば、エアバッグや、シートベルトプリテンショナ等がある。エアバッグ及びシートベルトプリテンショナの起動は、スクイブの点火によって行われる。スクイブが点火することにより、エアバッグが起動して展開し、または、シートベルトプリテンショナが起動してシートベルトを強制的に引き込む。 As an apparatus for protecting an occupant when a collision of a vehicle such as a vehicle is predicted (hereinafter sometimes referred to as an “occupant protection apparatus”), for example, there are an air bag, a seat belt pretensioner, and the like. Activation of the air bag and the seat belt pretensioner is performed by ignition of the squib. When the squib is ignited, the airbag is activated and deployed, or the seat belt pretensioner is activated to forcibly retract the seat belt.
スクイブに対する通電制御として様々なものが検討されている。例えば、補助バッテリの残電圧に基づいてスクイブへの通電をカットする技術が提案されている。 Various types of energization control for the squib are being studied. For example, a technique for cutting off energization to the squib based on the remaining voltage of the auxiliary battery has been proposed.
ここで、スクイブが点火していないにもかかわらずスクイブへの通電がカットされてしまうと、乗り物の衝突時に乗員保護装置が起動しない可能性がある。 Here, if energization to the squib is cut off even though the squib is not ignited, the occupant protection device may not be activated at the time of a vehicle collision.
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、乗員保護装置を確実に起動させることを目的とする。 The disclosed technology has been made in view of the above, and an object thereof is to reliably start an occupant protection device.
開示の態様では、スクイブ制御装置は、点火判断部と、供給制御部とを有する。前記点火判断部は、スクイブが点火したか否かを判断する。前記供給制御部は、前記スクイブが点火したか否かに基づいて、前記スクイブへの電流の供給を制御する。 In the disclosed aspect, the squib control device includes an ignition determination unit and a supply control unit. The ignition determination unit determines whether or not the squib has been ignited. The supply control unit controls supply of current to the squib based on whether or not the squib has ignited.
開示の態様によれば、乗員保護装置を確実に起動させることができる。 According to the disclosed aspect, the occupant protection device can be reliably activated.
以下に、本願の開示するスクイブ制御装置及びスクイブ制御方法の実施例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本願の開示するスクイブ制御装置及びスクイブ制御方法が限定されるものではない。以下では、本願の開示するスクイブ制御装置及びスクイブ制御方法が適用される乗り物として車両を一例に挙げて説明するが、本願の開示するスクイブ制御装置及びスクイブ制御方法が適用される乗り物は車両に限定されない。また、各実施例において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。 Embodiments of a squib control device and a squib control method disclosed in the present application will be described below with reference to the drawings. In addition, the squib control device and the squib control method disclosed in the present application are not limited by this embodiment. Hereinafter, a vehicle will be described as an example of a vehicle to which the squib control device and the squib control method disclosed in the present application are applied, but the vehicle to which the squib control device and the squib control method disclosed in the present application are applied is limited to the vehicle. Not. Moreover, the same code | symbol is attached | subjected to the structure which has the same function in each Example, and the overlapping description is abbreviate | omitted.
[実施例1]
<スクイブ制御装置の構成>
図1は、実施例1のスクイブ制御装置を有するECU(Engine Control Unit)の構成例を示す図である。図1に示すECU1は、例えば、エアバッグの起動を制御するエアバッグECU、シートベルトプリテンショナの起動を制御するプリテンショナECU等であり、車両に搭載される。但し、ECU1は、エアバッグECU及びプリテンショナECUに限定されない。ECU1は、スクイブ制御装置10を有するECUであれば良い。
[Example 1]
<Configuration of squib control device>
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration example of an ECU (Engine Control Unit) including the squib control device according to the first embodiment. The ECU 1 shown in FIG. 1 is, for example, an airbag ECU that controls activation of an airbag, a pretensioner ECU that controls activation of a seat belt pretensioner, and the like, and is mounted on a vehicle. However, the ECU 1 is not limited to the airbag ECU and the pretensioner ECU. The ECU 1 may be an ECU having the
図1において、ECU1は、スクイブ制御装置10と、バックアップコンデンサ11と、逆流防止ダイオード12と、定電流回路13,16と、トランジスタ14,15とを有する。
In FIG. 1, the ECU 1 includes a
バックアップコンデンサ11は、平常時には主バッテリ2によって充電される。また、平常時には、主バッテリ2は、ECU1に接続されるスクイブ3へ電流を供給する。バックアップコンデンサ11は、車両の衝突時の衝撃等により主バッテリ2からECU1へ至る給電線が断線した場合でも乗員保護装置を起動させるための電源である「補助バッテリ」として機能する。よって、主バッテリ2からECU1へ至る給電線の断線時には、ECU1に接続されるスクイブ3へは、バックアップコンデンサ11から電流が供給される。つまり、スクイブ3へは、主バッテリ2、または、補助バッテリとしてのバックアップコンデンサ11から電流が供給される。
The
逆流防止ダイオード12は、主バッテリ2またはバックアップコンデンサ11から供給される電流が主バッテリ2側及びバックアップコンデンサ11側に逆流することを防止する。
The
定電流回路13,16は、例えばトランジスタ回路によって形成され、トランジスタ14,15に流れる電流を一定にする。よって、トランジスタ14,15がONである間は、スクイブ3へは、一定の電流I1が供給される。一定の電流I1の値は、例えば1.2[A]である。
The constant
トランジスタ14の一端は定電流回路13に接続され、トランジスタ14の他端はスクイブ3の一方の端子TAH(つまり、スクイブ3の入力端)を介してスクイブ3に接続されている。また、トランジスタ15の一端はスクイブ3の他方の端子TAL(つまり、スクイブ3の出力端)を介してスクイブ3に接続され、トランジスタ15の他端は定電流回路16に接続されている。トランジスタ14,15は、スクイブ制御装置10から出力される制御信号によりON/OFFが制御される「スイッチ」として機能する。以下では、トランジスタ14,15をOFFからONにさせる制御信号を「ON信号」と呼び、トランジスタ14,15をONからOFFにさせる制御信号を「OFF信号」と呼ぶことがある。
One end of the
スクイブ制御装置10は、差動アンプ17と、プロセッサ18と、メモリ19とを有する。プロセッサ18の一例として、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ19の一例として、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリ等が挙げられる。
The
差動アンプ17の2つの入力端は、端子TAH及び端子TALに接続されている。差動アンプ17は、端子TAHにおける電圧(以下では「端子電圧VH」と呼ぶことがある)と、端子TALにおける電圧(以下では「端子電圧VL」と呼ぶことがある)との間の電圧差ΔV(以下では「端子間電圧差ΔV」と呼ぶことがある)をプロセッサ18へ出力する。
Two input terminals of the
メモリ19は、端子間電圧差ΔVに対する閾値V1等を記憶する。
The
プロセッサ18は、プロセッサ18の機能として、点火判断部101と、供給制御部102と、タイマ103とを有する。
The
点火判断部101は、差動アンプ17から入力される端子間電圧差ΔVに基づいて、スクイブ3が点火したか否かを判断し、点火判断部101での判断結果を供給制御部102へ出力する。点火判断部101の詳細については後述する。
The
供給制御部102は、ECU1の外部から入力される点火判定値に基づいて、供給制御部102からトランジスタ14,15へ出力するON信号を制御する。また、供給制御部102は、点火判断部101での判断結果、つまり、スクイブ3が点火したか否かに基づいて、供給制御部102からトランジスタ14,15へ出力するOFF信号を制御する。
ここで、スクイブ3への電流の供給開始前、トランジスタ14,15がOFFになっている間は、スクイブ3への電流の供給が停止される。トランジスタ14,15がOFFからONになった時点でスクイブ3への電流の供給が開始され、トランジスタ14,15がONになっている状態ではスクイブ3への電流の供給が継続される。また、トランジスタ14,15がONからOFFになった時点でスクイブ3への電流の供給が停止される。よって、供給制御部102からトランジスタ14,15へON信号が出力されてからOFF信号が出力されるまでの間、スクイブ3へ電流が供給される。つまり、供給制御部102は、スクイブ3が点火したか否かに基づいて、スクイブ3への電流の供給を制御する。供給制御部102の詳細については後述する。
Here, before the supply of current to the
タイマ103は、トランジスタ14,15がOFFからONになる時点から、トランジスタ14,15がONからOFFなる時点までの所定の時間、つまり、スクイブ3への電流の供給が継続される所定の時間(以下では「電流供給継続時間」と呼ぶことがある)をタイマ103の満了時間EXTとして設定され、電流供給継続時間を管理する。
The
<スクイブ制御装置の処理>
図2は、実施例1のスクイブ制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。図2に示すフローチャートは、一定時間毎に開始される。また、初期状態として、トランジスタ14,15はOFFになっており、電流はスクイブ3へ供給されていない状態にある。
<Processing of squib control device>
FIG. 2 is a flowchart for explaining an example of processing of the squib control device according to the first embodiment. The flowchart shown in FIG. 2 is started at regular intervals. Further, as an initial state, the
まず、供給制御部102は、入力される点火判定値に基づいて、車両が衝突するか否かを判断する(ステップST11)。点火判定値の一例として、車両に搭載されるGセンサ(図示省略)によって検出される加速度の積分値が上げられる。例えば、点火判定値が加速度の積分値である場合、供給制御部102は、加速度の積分値が閾値A1以上の場合は、車両が衝突する(つまり、車両の衝突が予測される)と判断する。一方で、供給制御部102は、加速度の積分値が閾値A1未満の場合は、車両が衝突しない(つまり、車両の衝突が予測されない)と判断する。車両が衝突しないと判断される場合は(ステップST11:No)、図2に示すフローチャートの処理は終了する。
First, the
一方で、車両が衝突すると判断される場合は(ステップST11:Yes)、供給制御部102は、メモリ19に記憶されている所定の電流供給継続時間T1をメモリ19から読み出し、読み出した電流供給継続時間T1を満了時間EXTとしてタイマ103に設定する(ステップST13)。所定の電流供給継続時間T1の値は、例えば2[ms]である。
On the other hand, when it is determined that the vehicle collides (step ST11: Yes), the
次いで、供給制御部102は、満了時間EXTが設定されたタイマ103を起動させるとともに(ステップST15)、トランジスタ14,15へON信号を出力してトランジスタ14,15をOFFからONに切り替える(ステップST17)。トランジスタ14,15がOFFからONになることにより、スクイブ3への電流の供給が開始される(つまり、スクイブ3への通電が開始される)。
Next, the
次いで、点火判断部101及び供給制御部102は、タイマ103を参照し、タイマ103での計測時間(つまり、トランジスタ14,15がONになった時点からの経過時間)が満了時間EXTに達したか否かを判断する(ステップST19)。
Next, the
タイマ103での計測時間が満了時間EXTに達していない場合は(ステップST19:Yes)、点火判断部101は、メモリ19に記憶されている閾値V1をメモリ19から読み出し、差動アンプ17から入力される端子間電圧差ΔVが閾値V1超であるか否かを判断する(ステップST21)。閾値V1は、例えば、理想的には0[V]である。点火判断部101は、端子間電圧差ΔVが閾値V1超であるか否かを示す判断結果を供給制御部102へ出力する。
If the time measured by the
端子間電圧差ΔVが閾値V1以下の場合は(ステップST21:No)、処理はステップST19に戻る。 If the inter-terminal voltage difference ΔV is less than or equal to the threshold value V1 (step ST21: No), the process returns to step ST19.
ここで、トランジスタ14,15がONになった時点(つまり、スクイブ3への電流の供給の開始時点)から、スクイブ3が点火する時点までの間は、主バッテリ2またはバックアップコンデンサ11からの電源電圧(例えば12[V])が端子電圧VH及び端子電圧VLとして観測される。一方で、スクイブ3への電流の供給によりスクイブ3が点火した場合は、スクイブ3が断線してオープンになるため、主バッテリ2またはバックアップコンデンサ11からの電源電圧が端子電圧VHとして観測される一方で、GNDの電圧である0[V]が端子電圧VLとして観測される。つまり、スクイブ3への電流の供給の開始後、スクイブ3が点火していない間は、端子電圧VHと端子電圧VLとの間に差は無い。一方で、スクイブ3への電流の供給の開始後、スクイブ3が点火した時点で、端子電圧VHと端子電圧VLとの間に差が生じる。そこで、点火判断部101は、端子電圧VHと端子電圧VLとの間の差、つまり、端子間電圧差ΔVに基づいて、スクイブ3が点火したか否かを判断する。すなわち、点火判断部101は、端子間電圧差ΔVが閾値V1以下の場合にスクイブ3が点火していないと判断する一方で、端子間電圧差ΔVが閾値V1超の場合にスクイブ3が点火したと判断する。
Here, from the time when the
ステップST19においてタイマ103での計測時間が満了時間EXTに達した場合(ステップST19:No)、または、端子間電圧差ΔVが閾値V1超の場合は(ステップST21:Yes)、供給制御部102は、トランジスタ14,15へOFF信号を出力してトランジスタ14,15をONからOFFに切り替える(ステップST23)。トランジスタ14,15がONからOFFに切り替えられることにより、スクイブ3への電流の供給が停止される。ステップST23の処理後、図2に示すフローチャートの処理は終了する。
When the measurement time in the
つまり、図2に示すフローチャートに依れば、供給制御部102は、スクイブ3への電流の供給時間が電流供給継続時間T1に達する前でも(ステップST19:Yes)、点火判断部101によってスクイブ3が点火したと判断された時点で(ステップST21:Yes)、スクイブ3への電流の供給を停止させる(ステップST23)。
That is, according to the flowchart shown in FIG. 2, the
また、トランジスタ14,15はステップST17でONになり、ステップST23でOFFになる。よって、点火判断部101によってスクイブ3が点火していないと判断された場合は(ステップST21:No)、トランジスタ14,15のON状態が継続されることになる。つまり、スクイブ3への通電開始後、点火判断部101によってスクイブ3が点火していないと判断された場合は、供給制御部102は、スクイブ3への電流の供給を継続させることになる。
The
また、点火判断部101によってスクイブ3が点火していないと判断される場合であっても(ステップST21:No)、供給制御部102は、タイマ103での計測時間が満了時間EXTに達した時点、つまり、スクイブ3への電流の供給時間が電流供給継続時間T1に達した時点で(ステップST19:No)、スクイブ3への電流の供給を停止させる(ステップST23)。
Even when the
<スクイブ制御装置の動作>
図3は、実施例1のスクイブ制御装置の動作の一例を示す図である。
<Operation of squib control device>
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of the operation of the squib control device according to the first embodiment.
図3において、トランジスタ14,15がOFFからONになった時点でスクイブ3への電流I1の供給が開始され、トランジスタ14,15がONなっている間はスクイブ3への電流I1の供給が継続される。そして、トランジスタ14,15がONからOFFになった時点で、スクイブ3への電流I1の供給が停止される。電流波形CW1は、スクイブ3への電流の供給開始後、所定の電流供給継続時間T1までスクイブ3への電流の供給が継続された場合の電流波形を示す。電流波形CW2は、スクイブ3への電流の供給開始後、所定の電流供給継続時間T1が経過する前に、時間T2が経過した時点で、スクイブ3への電流の供給が停止された場合の電流波形を示す。図3では、スクイブ3への電流の供給開始後の経過時間T2の時点で、端子間電圧差ΔVが閾値V1超となって、点火判断部101がスクイブ3が点火したと判断したものとする。
In FIG. 3, supply of the current I1 to the
ここで、スクイブ3へ供給されるエネルギは、供給される電流値と電流の供給時間との積、つまり、図3において電流I1とトランジスタ14,15がONになっている時間とによって規定される面積で表される。よって、スクイブ3へ供給される電流がI1で一定の場合、スクイブ3への電流の供給時間がT2の場合よりもT1の場合の方が、スクイブ3へ供給されるエネルギが大きい。
Here, the energy supplied to the
但し、一般に、所定の電流供給継続時間T1は、スクイブ3の点火が確実に保証されるエネルギに対応する時間として設定される。このため、スクイブ3を点火させるにあたり、所定の電流供給継続時間T1によって規定されるエネルギには十分な余裕がある。よって、スクイブ3への電流の供給時間がT1に達する前でも、スクイブ3へ供給されるエネルギがスクイブ3の点火を誘発する閾値に達してスクイブ3が点火することがある。
However, in general, the predetermined current supply duration T1 is set as a time corresponding to energy for which the ignition of the
そこで、実施例1では、上記のように、点火判断部101は、スクイブ3が点火したか否かを判断する。そして、供給制御部102は、スクイブ3への電流の供給開始時点からT1が経過する前であっても、点火判断部101によってスクイブ3が点火したと判断された時点(つまり、端子間電圧差ΔVが閾値V1超となった時点)で、即座に、スクイブ3への電流I1の供給を停止させる。電流I1が一定の下、時間T2は、時間T1の2分の1程度になるように設計されることが好ましい。
Therefore, in the first embodiment, as described above, the
以上のように、実施例1では、スクイブ制御装置10は、点火判断部101と、供給制御部102とを有する。点火判断部101は、スクイブ3が点火したか否かを判断する。供給制御部102は、スクイブ3が点火したか否かに基づいて、スクイブ3への電流の供給を制御する。
As described above, in the first embodiment, the
こうすることで、スクイブ3が点火していないにもかかわらずスクイブ3への電流の供給がカットされてしまうことを防げるため、スクイブ3の点火により起動するエアバッグ、シートベルトプリテンショナ等の乗員保護装置を確実に起動させることができる。よって、乗員の安全性を高めることができる。
In this way, in order to prevent the supply of current to the
また、実施例1では、供給制御部102は、点火判断部101によってスクイブ3が点火したと判断された時点で、スクイブ3への電流の供給を停止させる。
In the first embodiment, the
こうすることで、スクイブ3への電流の供給開始後、所定の電流供給継続時間T1の経過前に、スクイブ3の点火時点で即座にスクイブ3への電流の供給をカットすることができるため、補助バッテリであるバックアップコンデンサ11の充電電流の消費を抑制することができる。換言すれば、スクイブ3を点火させるにあたり、充電容量が従来よりも小さいバックバックアップコンデンサ11を用いれば足りるようになる。このため、車両内におけるバックアップコンデンサ11の設置スペースの省スペース化を図ることができるとともに、車両の製造コストを低下させることができる。
By doing so, the supply of current to the
また、実施例1では、供給制御部102は、点火判断部101によってスクイブ3が点火していないと判断された場合は、スクイブ3への電流の供給を継続させる。
In the first embodiment, the
こうすることで、スクイブ3が点火していない場合には、スクイブ3が点火するまでスクイブ3への電流の供給を継続できる。
In this way, when the
また、実施例1では、供給制御部102は、点火判断部101によってスクイブ3が点火していないと判断された場合は、スクイブ3への電流の供給開始時点から所定の電流供給継続時間T1経過後の時点で、スクイブ3への電流の供給を停止させる。
Further, in the first embodiment, when the
こうすることで、スクイブ3が点火していない場合には、スクイブ3の点火が確実に保証されるエネルギに対応する時間である電流供給継続時間T1が経過するまでスクイブ3への電流の供給を継続できる。このため、スクイブ3が確実に点火してからスクイブ3への電流の供給をカットすることができる。
In this way, when the
また、実施例1では、点火判断部101は、端子間電圧差ΔVに基づいて、スクイブ3が点火したか否かを判断する。
In the first embodiment, the
こうすることで、簡易かつ正確に、スクイブ3が点火したか否かを判断することができる。
By doing so, it is possible to easily and accurately determine whether or not the
[実施例2]
<スクイブ制御装置の構成>
図4は、実施例2のスクイブ制御装置を有するECUの構成例を示す図である。図4において、プロセッサ18、プロセッサ18の機能として、ショート判断部104を有する。
[Example 2]
<Configuration of squib control device>
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration example of an ECU having the squib control device according to the second embodiment. In FIG. 4, the
ショート判断部104は、端子TAH(つまり、スクイブ3の入力端)、または、端子TAL(つまり、スクイブ3の出力端)にショートが発生しているか否かを判断し、ショート判断部104での判断結果を供給制御部102へ出力する。例えば、車両衝突時の衝撃によるワイヤーハーネスの噛み込み等により、端子TAH、または、端子TALにショートが発生することがある。
The
ここで、端子TAH及び端子TALに発生するショートとして、端子TAHの+Bショート、端子TAHのGNDショート、端子TALの+Bショート、及び、端子TALのGNDショートの4種類のショートが想定される。 Here, four types of shorts, that is, a terminal TAH + B short-circuit, a terminal TAH GND short-circuit, a terminal TAL + B short-circuit, and a terminal TAL GND short-circuit are assumed as shorts generated at the terminal TAH and the terminal TAL.
端子TAHの+Bショートでは、端子TAH側の配線が主バッテリ2の正極にショートした状態となり、端子TAHのGNDショートでは、端子TAH側の配線がGNDラインにショートした状態となる。また、端子TALの+Bショートでは、端子TAL側の配線が主バッテリ2の正極にショートした状態となり、端子TALのGNDショートでは、端子TAL側の配線がGNDラインにショートした状態となる。
When the terminal TAH is + B shorted, the terminal TAH side wiring is shorted to the positive electrode of the
トランジスタ14,15がOFFの状態で、かつ、端子TAH及び端子TALにショートが発生していない状態では、端子電圧VH及び端子電圧VLは、中点電圧に維持されている。例えば、主バッテリ2の電源電圧が12[V]である場合、端子TAH及び端子TALにショートが発生していない状態では、端子電圧VH及び端子電圧VLは、中点電圧の6[V]程度に維持されている。
In the state where the
これに対し、端子TAHに+Bショートが発生すると端子電圧VHは12[V]に上昇し、端子TAHにGNDショートが発生すると端子電圧VHは0[V]に低下する。また、端子TALに+Bショートが発生すると端子電圧VLは12[V]に上昇し、端子TALにGNDショートが発生すると端子電圧VLは0[V]に低下する。 On the other hand, when a + B short circuit occurs at the terminal TAH, the terminal voltage VH increases to 12 [V], and when a GND short circuit occurs at the terminal TAH, the terminal voltage VH decreases to 0 [V]. When a + B short circuit occurs at the terminal TAL, the terminal voltage VL increases to 12 [V], and when a GND short circuit occurs at the terminal TAL, the terminal voltage VL decreases to 0 [V].
そこで、ショート判断部104は、端子電圧VH及び端子電圧VLをモニタする。そして、ショート判断部104は、端子電圧VHが閾値VB以上の場合に端子TAHに+Bショートが発生したと判断し、端子電圧VHが閾値VG未満の場合に端子TAHにGNDショートが発生したと判断する。また、ショート判断部104は、端子電圧VLが閾値VB以上の場合に端子TALに+Bショートが発生したと判断し、端子電圧VLが閾値VG未満の場合に端子TALにGNDショートが発生したと判断する。主バッテリ2の電源電圧が12[V]である場合、例えば、閾値VBを10[V]に設定し、閾値VGを2[V]に設定すると良い。閾値VB,VGは予めメモリ19に記憶されており、ショート判断部104は、閾値VB,VGをメモリ19から読み出して取得する。
Therefore, the
そして、供給制御部102は、実施例1の処理に加えて、端子TAHまたは端子TALにショートが発生しているか否かに基づいて、スクイブ3への電流の供給を制御する。
Then, in addition to the processing of the first embodiment, the
<スクイブ制御装置の処理>
図5は、実施例2のスクイブ制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。図5に示すフローチャートは、実施例1の図2に示すフローチャートに、ステップST31の処理が追加されたものになっている。
<Processing of squib control device>
FIG. 5 is a flowchart for explaining an example of processing of the squib control device according to the second embodiment. The flowchart shown in FIG. 5 is obtained by adding the process of step ST31 to the flowchart shown in FIG. 2 of the first embodiment.
図5において、車両が衝突すると判断される場合は(ステップST11:Yes)、ショート判断部104は、閾値VB,VGをメモリ19から読み出し、端子TAHまたは端子TALにショートが発生しているか否かを判断する(ステップST31)。
In FIG. 5, when it is determined that the vehicle collides (step ST11: Yes), the
端子TAHまたは端子TALに、+BショートまたはGNDショートの何れかが発生している場合は(ステップST31:No)、トランジスタ14,15がOFFの状態のまま、電流がスクイブ3へ供給されない状態で、図5に示すフローチャートの処理は終了する。
When either a + B short circuit or a GND short circuit has occurred at the terminal TAH or the terminal TAL (step ST31: No), the current is not supplied to the
一方で、端子TAH及び端子TALの何れにも、+Bショート及びGNDショートの何れも発生していない場合は(ステップST31:Yes)、処理はステップST13へ進む。 On the other hand, when neither the + B short circuit nor the GND short circuit has occurred in either the terminal TAH or the terminal TAL (step ST31: Yes), the process proceeds to step ST13.
つまり、図5に示すフローチャートに依れば、供給制御部102は、ショート判断部104によって端子TAHまたは端子TALに+BショートまたはGNDショートの何れかが発生していると判断された場合は(ステップST31:No)、スクイブ3への電流の供給が停止されたままにする。
That is, according to the flowchart shown in FIG. 5, the
以上のように、実施例2では、スクイブ制御装置10は、ショート判断部104をさらに有する。ショート判断部104は、端子TAHまたは端子TALにショートが発生しているか否かを判断する。供給制御部102は、端子TAHまたは端子TALにショートが発生しているか否かに基づいて、スクイブ3への電流の供給を制御する。
As described above, in the second embodiment, the
例えば、供給制御部102は、ショート判断部104によって、端子TAHまたは端子TALにショートが発生していると判断された場合は、スクイブ3への電流の供給が停止されたままにする。
For example, when the short determining
こうすることで、車両衝突時の衝撃によるワイヤーハーネスの噛み込み等の異常発生によりスクイブ3の端子にショートが発生した場合の乗員保護装置の誤動作を防止できる。
By doing so, it is possible to prevent the occupant protection device from malfunctioning when a short circuit occurs at the terminal of the
[実施例3]
実施例3では、供給制御部102が端子TAHまたは端子TALにショートが発生しているか否かに基づいてスクイブ3への電流の供給を制御する点は実施例2と同一である。但し、実施例3では、端子TAHまたは端子TALにショートが発生している場合の供給制御部102の処理が実施例2と相違する。
[Example 3]
The third embodiment is the same as the second embodiment in that the
<スクイブ制御装置の処理>
図6は、実施例3のスクイブ制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。ここで、端子TAHまたは端子TALにショートが発生している場合でも、ショートの状態によっては、スクイブ3へ通電可能で、乗員保護装置が正常に動作する可能性が残されている場合がある。そこで、図6に示すフローチャートは、実施例2の図5に示すフローチャートに、ステップST41〜ST47の処理が追加されたものになっている。
<Processing of squib control device>
FIG. 6 is a flowchart for explaining an example of processing of the squib control device according to the third embodiment. Here, even when the terminal TAH or the terminal TAL is short-circuited, depending on the short-circuit state, the
図6において、車両が衝突すると判断される場合は(ステップST11:Yes)、ショート判断部104は、閾値VB,VGをメモリ19から読み出し、端子TAHまたは端子TALにショートが発生しているか否かを判断する(ステップST31)。
In FIG. 6, when it is determined that the vehicle collides (step ST <b> 11: Yes), the
端子TAH及び端子TALの何れにも、+Bショート及びGNDショートの何れも発生していない場合は(ステップST31:Yes)、処理はステップST13へ進む。 If neither + B short circuit nor GND short circuit has occurred in either terminal TAH or terminal TAL (step ST31: Yes), the process proceeds to step ST13.
一方で、端子TAHまたは端子TALに+BショートまたはGNDショートの何れかが発生している場合は(ステップST31:No)、供給制御部102は、メモリ19に記憶されている所定の電流供給継続時間T1をメモリ19から読み出し、読み出した電流供給継続時間T1を満了時間EXTとしてタイマ103に設定する(ステップST41)。
On the other hand, when either the + B short circuit or the GND short circuit has occurred in the terminal TAH or the terminal TAL (step ST31: No), the
次いで、供給制御部102は、満了時間EXTが設定されたタイマ103を起動させるとともに(ステップST43)、トランジスタ14,15へON信号を出力してトランジスタ14,15をOFFからONに切り替える(ステップST45)。トランジスタ14,15がOFFからONになることにより、スクイブ3への電流の供給が開始される(つまり、スクイブ3への通電が開始される)。
Next, the
次いで、供給制御部102は、タイマ103を参照し、タイマ103での計測時間(つまり、トランジスタ14,15がONになった時点からの経過時間)が満了時間EXTに達したか否かを判断する(ステップST47)。
Next, the
タイマ103での計測時間が満了時間EXTに達していない場合は(ステップST47:No)、処理はステップST47に戻る。つまり、タイマ103での計測時間が満了時間EXTに達するまで、ステップST47の処理が繰り返される。
If the time measured by the
そして、ステップST47においてタイマ103での計測時間が満了時間EXTに達した場合は(ステップST47:Yes)、供給制御部102は、トランジスタ14,15へOFF信号を出力してトランジスタ14,15をONからOFFに切り替える(ステップST23)。トランジスタ14,15がONからOFFに切り替えられることにより、スクイブ3への電流の供給が停止される。ステップST23の処理後、図6に示すフローチャートの処理は終了する。
If the measurement time in the
つまり、図6に示すフローチャートに依れば、供給制御部102は、ショート判断部104によって端子TAHまたは端子TALに+BショートまたはGNDショートの何れかが発生していると判断された場合は(ステップST31:No)、タイマ103での計測時間が満了時間EXTに達した時点、つまり、スクイブ3への電流の供給時間が電流供給継続時間T1に達した時点で(ステップST47:Yes)、スクイブ3への電流の供給を停止させる(ステップST23)。
That is, according to the flowchart shown in FIG. 6, when the
以上のように、実施例3では、供給制御部102は、ショート判断部104によって、端子TAHまたは端子TALにショートが発生していると判断された場合は、スクイブ3への電流の供給開始時点から所定の電流供給継続時間T1経過後の時点で、スクイブ3への電流の供給を停止させる。
As described above, in the third embodiment, the
こうすることで、ショートの状態によっては、スクイブ3への通電が可能で、乗員保護装置が正常に動作する可能性が残されている場合に、スクイブ3の点火が確実に保証されるエネルギに対応する時間である電流供給継続時間T1が経過するまで十分にスクイブ3の点火を試みることができる。
In this way, depending on the short-circuit state, it is possible to energize the
[他の実施例]
[1]上記の実施例1〜3では、トランジスタ14,15のON/OFF制御を1つのプロセッサ18が行うこととした。しかし、点火判定値に基づいてトランジスタ14,15をONにするプロセッサと、スクイブ3が点火したか否かに基づいてトランジスタ14,15をOFFにするプロセッサとは異なるプロセッサであっても良い。つまり、第一プロセッサが点火判定値に基づいてトランジスタ14,15をONにする一方で、第二プロセッサが、スクイブ3が点火したか否かに基づいてトランジスタ14,15をOFFにしても良い。このように第一プロセッサがトランジスタ14,15をONにする一方で第二プロセッサがトランジスタ14,15をOFFにする場合、スクイブ制御装置10は、第一プロセッサ及び第二プロセッサの2つのプロセッサを有する。
[Other embodiments]
[1] In the above first to third embodiments, one
[2]上記の実施例1−3では、1つのECU1が1つのバックアップコンデンサ11を有し、1つのバックアップコンデンサ11に対して1つのスクイブ3が接続されていた。これに対し、車両がバックアップコンデンサ11をECU1の外部に有し、1つのバックアップコンデンサ11を複数のECU1で共有し、1つのバックアップコンデンサ11に対して複数のスクイブ3が接続されても良い。1つのバックアップコンデンサ11に対して複数のスクイブ3が接続される場合、スクイブ制御装置10が実施例1の構成を採ることにより、従来と同量の充電容量を有するバックアップコンデンサ11を用いても、複数の各スクイブ3へ供給される電流のバックアップ可能時間を延ばすことができる。
[2] In Example 1-3 described above, one ECU 1 has one
1 ECU(Engine Control Unit)
2 主バッテリ
3 スクイブ
10 スクイブ制御装置
11 バックアップコンデンサ
14,15 トランジスタ
17 差動アンプ
18 プロセッサ
19 メモリ
101 点火判断部
102 供給制御部
103 タイマ
104 ショート判断部
1 ECU (Engine Control Unit)
2
Claims (9)
前記スクイブが点火したか否かに基づいて、前記スクイブへの電流の供給を制御する供給制御部と、
を具備するスクイブ制御装置。 An ignition determination unit for determining whether or not the squib has ignited;
A supply controller that controls the supply of current to the squib based on whether the squib ignited;
A squib control device comprising:
請求項1に記載のスクイブ制御装置。 The supply control unit stops the supply of the current to the squib when the ignition determination unit determines that the squib is ignited.
The squib control device according to claim 1.
請求項1に記載のスクイブ制御装置。 The supply control unit continues the supply of the current to the squib when the ignition determination unit determines that the squib is not ignited,
The squib control device according to claim 1.
請求項1に記載のスクイブ制御装置。 The supply control unit, when the ignition determination unit determines that the squib is not ignited, the current to the squib at a time after a predetermined time has elapsed from the start of supply of the current to the squib. Stop supplying,
The squib control device according to claim 1.
前記供給制御部は、前記ショートが発生しているか否かに基づいて、前記スクイブへの前記電流の供給を制御する、
請求項1から4の何れか一項に記載のスクイブ制御装置。 A short determination unit for determining whether a short has occurred at the input end of the squib or the output end of the squib,
The supply control unit controls the supply of the current to the squib based on whether or not the short circuit has occurred.
The squib control device according to any one of claims 1 to 4.
請求項5に記載のスクイブ制御装置。 When the supply control unit determines that the short circuit has occurred by the short determination unit, the supply of the current to the squib is stopped.
The squib control device according to claim 5.
請求項5に記載のスクイブ制御装置。 The supply control unit, when the short determination unit determines that the short-circuit has occurred, the current to the squib at a time after a predetermined time has elapsed from the supply start time of the current to the squib. Stop supplying,
The squib control device according to claim 5.
請求項1から7の何れか一項に記載のスクイブ制御装置。 The ignition determination unit determines whether or not the squib is ignited based on a voltage difference between the terminals of the squib;
The squib control device according to any one of claims 1 to 7.
前記スクイブが点火したか否かに基づいて、前記スクイブへの電流の供給を制御する、
スクイブ制御方法。 Determine if the squib ignited,
Controlling the supply of current to the squib based on whether the squib ignited;
Squib control method.
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