JP2017205525A - 複数の屈折率を使用した眼内の物理長の決定 - Google Patents
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Abstract
【課題】眼内の物理長を決定する方法を提供する。
【解決手段】眼の軸は、眼の異なる部分に対応する異なる媒体をそれぞれ通過する異なるセグメントに分割される。角膜セグメント120は、角膜24を通過し、房水セグメント124は房水125を通過し、水晶体セグメント126はレンズ26を通過し、硝子体液セグメント130は硝子体液131を通過する。各セグメントの光路長を決定し、各セグメントの屈折率を決定する。前記光路長及び前記屈折率に基づいて、各セグメントの物理長を計算により求める。
【選択図】図4
【解決手段】眼の軸は、眼の異なる部分に対応する異なる媒体をそれぞれ通過する異なるセグメントに分割される。角膜セグメント120は、角膜24を通過し、房水セグメント124は房水125を通過し、水晶体セグメント126はレンズ26を通過し、硝子体液セグメント130は硝子体液131を通過する。各セグメントの光路長を決定し、各セグメントの屈折率を決定する。前記光路長及び前記屈折率に基づいて、各セグメントの物理長を計算により求める。
【選択図】図4
Description
本開示は、概して、眼の測定に関し、より具体的には、複数の屈折率を使用して眼内の物理長を決定することに関する。
眼内レンズ(IOL)は、眼に移植され得る人工水晶体である。IOLは、IOLの屈折力により説明される量だけ光を屈折する。IOL度数は、患者の眼の特徴から計算され得る。患者の視力を適切に補正するためには、適切な度数を有するIOLが使用されるべきである。IOL度数を計算するための既知の技術は、典型的には、単純化のための仮定を行う。しかしながら、これらの仮定は、ある特定の状況においては好適でない可能性のあるIOL度数値を得る可能性がある。
ある特定の実施形態において、眼の物理長を決定することは、眼の軸の複数のセグメントの各セグメントの光路長を決定することを含み、各セグメントは、眼の一部に対応する。屈折率は、各セグメントに対して決定される。各セグメントの物理長は、セグメントの光路長および屈折率に基づいて決定される。
ここで、例として、本開示の例示的実施形態を、添付の図面を参照しながらより詳細に説明する。
眼内レンズ(IOL)度数を計算するためのシステムおよび方法の例を示す図である。
眼内レンズ(IOL)度数を計算するためのシステムおよび方法の例を示す図である。
IOLの位置を計算するための方法の例を示す図である。
屈折率を使用して長さを調節するための方法の例を示す図である。
ここで、説明および図面を参照して、開示される装置、システムおよび方法の例示的実施形態を詳細に示す。説明および図面は、網羅的であること、または別様に、特許請求の範囲を、図面に示され説明において開示される特定の実施形態に限定もしくは制限することを意図しない。図面は可能な実施形態を表すが、図面は必ずしも縮尺通りではなく、実施形態をより良く例示するために、ある特定の特徴が誇張される、取り除かれる、または部分的に分割される可能性がある。
図1および図2は、眼内レンズ(IOL)度数を計算するためのシステムおよび方法の例を示す。ある特定の実施形態において、IOL度数は、IOLの形状、サイズ、および屈折力等のIOLの様々な特徴を指してもよい。IOL度数を計算することは、特定の眼の視力を最適化する適切なIOLを決定することを指す。適切なIOLは、眼の術前データを使用して決定され得る。
図1は、眼の一部の例を示す略図10を含む。眼の一部は、角膜24、および水晶体(またはレンズ)26、および網膜30、ならびに眼の軸20を含む。角膜24は、光をレンズ26に導く透明な外側部分である。レンズ26は、光を網膜30上に集束させるのを補助する虹彩の後ろの透明部分である。網膜30は、眼の後ろにある感光性組織内膜である。網膜30は、光を電気パルスに変換し、これが視神経を通して脳に送られる。軸20は、それに沿って光が眼を通って網膜30に移動する視軸を指してもよい。
また、略図10は、眼内レンズ(IOL)28を示す。IOL28は、眼に移植され得る合成水晶体である。IOL28は、IOL28を眼の内側の水晶体嚢内の適所に保持する触覚系を有する小型プラスチックレンズ(または光学系)であってもよい。白内障手術の間、水晶体材料が水晶体嚢から取り出され、術後に水晶体嚢が収縮してIOL28を適所に保持する。水晶体嚢およびIOL28の特徴は、IOL28の最終的軸位置に影響する。IOL28の特徴は、IOL度数と、形状、サイズ(例えば、厚さおよび直径)、ならびに光学系および触覚系等のIOL28の一部の配置を含むIOL28の設計とを含んでもよい。
ある特定の実施形態において、IOL度数の計算は、角膜24の度数、ならびに軸20に沿った角膜24、IOL28および網膜30の位置等の、ある特定のパラメータを考慮してもよい。略図10は、ある特定のパラメータの決定の例を示す。例えば、角膜データは、例えばトポグラフィーシステムにより測定された角膜の形状を考慮してもよい。IOL28の位置は、以下でより詳細に説明されるように、直接推定されてもよい。波面計算を使用して、これらのパラメータからIOL度数を決定してもよい。
図2は、システム50を示し、IOL度数の計算に使用され得る。システム50は、1つ以上のインターフェース52、論理54、および1つ以上のメモリ56を含む。インターフェース52は、1つ以上のユーザインターフェース60(UI)および1つ以上の測定デバイス62を含む。論理は、1つ以上の入力モジュール64およびIOL度数計算機68を含む。入力モジュール64は、位置モジュール70および角膜データモジュール74を含む。メモリ56は、システム50の情報、例えば、屈折率80、および位置モジュール70により使用または計算される位置情報82を記憶する。
システム50は、眼の正確な光線追跡モデルを形成するために使用されてもよい。このモデルによって、ユーザは、眼の術後の物理パラメータを測定することができ、このパラメータはモデルを改善するために使用され得る。システム50は、標的度数の1Dまたは0.5D以内等、IOL度数を正確に計算するために使用されてもよい。
UI60により、ユーザは、コンピュータシステムからの出力を受信する、および/またはコンピュータシステムへの入力を提供することができる。UI60の例は、キーボード、ディスプレイ、マウス、マイクロホン、スピーカー、または他のユーザインターフェースデバイスを含む。測定デバイス62は、眼の1つ以上の特徴を測定する。測定デバイスの例は、波面センサおよび光コヒーレンス断層撮影法(OCT)または光学低コヒーレンス反射測定法(OLCR)光学バイオメーター(例えばLENSTARバイオメーター)を含む。
入力モジュール64は、IOL度数計算機68の入力を生成し、計算機68にIOL度数を計算させる。位置モジュール70は、軸20に沿った眼のある特定の部分の位置を決定する。ある特定の実施形態において、位置は、角膜の角膜位置、水晶体の水晶体前部位置、水晶体の水晶体後部位置、および網膜の網膜位置を含む。角膜位置は、軸20に沿った角膜24の位置である。レンズ26の前部位置は、眼の前部に隣接したレンズ26の表面の位置であり、レンズ26の後部位置は、目の後部に隣接したレンズの表面の位置である。網膜位置は、網膜30の表面の位置である。
位置モジュール70は、位置を測定することにより、または1つ以上の受信した測定値および/もしくは値から位置を計算することにより、位置を決定することができる。例えば、眼軸長、水晶体前部位置、および/または水晶体後部位置は、光学バイオメーターシステムを用いた測定により決定され得る。
位置モジュール70は、測定値から位置を直接推定することにより、IOL28の位置を決定してもよい。ある特定の実施形態において、位置モジュールは、IOLの特徴ならびに/または眼の特徴(例えば、角膜度数、眼軸長、水晶体前部位置、および/もしくは水晶体後部位置)に基づいて、IOL位置を計算してもよい。これの一例は、図3を参照してより詳細に説明される。
位置モジュール70は、より正確な位置の値を提供するように位置を調節してもよい。ある特定の実施形態において、位置モジュール70は、軸20のセグメントの屈折率を決定し、屈折率に基づき位置を調節してもよい。これの一例は、図4を参照してより詳細に説明される。
角膜データモジュール74は、角膜24を説明するデータ、例えば角膜度数およびトポグラフィーを決定する。角膜データは、任意の好適な様式で決定され得る。ある特定の実施形態において、角膜データは、角膜の角膜曲率測定法K値に基づき決定される。角膜曲率測定法は、角膜の曲率の測定法であり、K値は、前部および後部角膜表面の合わせた度数の推定値を提供する。ある特定の実施形態において、角膜トポグラフィーシステムが、角膜の屈折率マップを測定および生成し得る。屈折率マップは、角膜にわたる角膜度数の変動を考慮することができる。
ある実施形態において、角膜データは、角膜、例えば角膜の前部および後部表面の物理的形状に基づき決定される。トポグラフィーを説明するために、ゼルニケ多項式が使用されてもよい。いくつかの場合において、後部角膜表面は、前部角膜表面の半径よりも小さい半径(例えば、前部半径の約0.8、例えば0.84)を有する球状であると仮定され得る。他の場合において、角膜の表面は、円錐状表面または円錐環状体表面により近似され得る。また、異なるレベルの非球面性が使用され得る。さらに他の場合において、例えば超音波またはシャインプルーフ測定システムにより、後部角膜トポグラフィーが測定されてもよい。ある実施形態において、物理的角膜トポグラフィーを使用して、眼の光線追跡モデルを形成することができる。
IOL度数計算機68は、IOL28の度数を決定する。ある実施形態において、IOL度数計算機68は、角膜データ、IOL位置、および網膜位置からIOL度数を計算する。IOL度数は、IOL28が(角膜24と組み合わせて)網膜30の位置で像を結ぶように決定され得る。例えば、ほぼ正しい度数のIOLが眼のモデルに挿入され、次いで像が結ばれるまでIOL度数が調節される。焦点位置は、任意の好適な方法に従い、例えば、特定の光線、計算された波面、スルーフォーカス変調伝達関数(MTF)、または他の集束光の側面を使用して計算され得る。ある実施形態において、IOL度数計算機68は、光線追跡または他の好適なソフトウェアを含み得る。ある実施形態において、光学位置を決定する際に触覚系が考慮され得る。
ある実施形態において、IOL度数の計算は、他の因子を考慮に入れてもよい。例えば、瞳孔径が測定され、計算に使用されてもよい。別の例として、角膜に対する瞳孔の分散が考慮されてもよい。
図3は、IOLの位置を計算するための方法の例を示す。ある実施形態において、IOL位置は、水晶体前部位置110と水晶体後部位置112との間の所定の比率距離として計算され得る。
例において、厚さTは、前部位置110と後部位置112との間の距離である。IOL光学系の厚さ(およびIOLの他の特徴)は、IOL度数と共に変動し得る。IOL位置を計算する際に、近似的な必要度数のIOLが使用されてもよい。IOL位置は、距離Dにより説明され得、IOL28は、前部位置110から距離Dだけ後ろにある。IOLの任意の好適な部分、例えば触覚系の中央、前部IOL表面、光学系端部の前部もしくは中央、または光学系の中央が、IOLの基準点として使用されてもよい。IOL位置は、任意の好適な様式で推定され得る。ある実施形態において、距離Dは、厚さTの所定の割合であってもよい。例えば、距離Dは、0.3から0.7×厚さTの範囲内の値、例えばD=0.4Tであってもよい。
ある実施形態において、距離Dは、術後位置を術前パラメータと比較し、位置とパラメータとの間の相関を決定することにより、臨床データから決定されてもよい。
図4は、屈折率を使用して距離を調節するための方法の例を示す。示された例において、軸20は、眼の異なる部分に対応する異なる媒体をそれぞれ通過する異なるセグメントに分割され得る。角膜セグメント120は、角膜24を通過し、房水セグメント124は房水125を通過し、水晶体セグメント126はレンズ26を通過し、硝子体液セグメント130は硝子体液131を通過する。
媒体を通る光の経路の光学距離(または光路長)は、光路の物理的距離(または長さ)と媒体の屈折率との積である。屈折率は、例えば、群屈折率であってもよい。測定デバイスは、典型的には、軸20に沿った距離を光学距離として測定する。光学距離は、屈折率を使用して物理的距離に変換され得る。既知の測定デバイスは、軸20に沿った全ての異なるセグメントに対して同じ屈折率(例えば平均屈折率)を使用する。しかしながら、ある実施形態は、軸20に沿った異なる媒体に対して異なる屈折率を使用し、これにより精度が改善され得る。
これらの実施形態において、各セグメントの光路長が決定され得る。本明細書に記載の任意の好適なセグメント、例えば前部角膜位置と網膜位置との間のセグメントが使用され得る。各セグメントの屈折率が決定され得る。各セグメントの物理長が、セグメントの光路長および屈折率に基づき計算され得る。計算された物理長に従って、1つ以上の位置が調節され得る。例えば、位置は、物理長に一致するように調節され得る。
セグメントの光路長は、任意の好適な様式で決定され得る。ある実施形態において、セグメントの推定物理長が得られてもよい。また、物理長を決定するために使用された1つ以上の推定屈折率が得られてもよい。セグメントの推定物理長および推定屈折率に基づき、各セグメントに対し光路長が計算されてもよい。
屈折率は、任意の好適な様式で決定され得る。いくつかの場合において、屈折率は、メモリからアクセスされてもよい。例えば、IOLの実際の屈折率がメモリに記憶され、メモリからアクセスされてもよい。他の場合において、屈折率は、実験データから計算されてもよい。例えば、IOL手術の前および後の軸の少なくとも一部の物理長を推定する長さの対が得られてもよい。各対は、術前物理長および術後物理長を含んでもよい。術後物理長は、術中に挿入されたIOLのIOL厚を含んでもよい。ある場合において、例えば、術前および術後の眼からデータを計測するために平均屈折率が使用される場合、眼軸長は異なるように見えてもよい。各対に対して、術後物理長に実質的に等しい術前物理長を得る屈折率が決定されてもよい。例えば、屈折率は、眼軸長が同じになるまで調節されてもよい。同じ長さを得る屈折率は、より正確な値とみなされ得る。
任意の好適な値が計算に使用され得る。例えば、IOL厚は、物理的IOL厚を直接測定することにより、または眼内のIOLを測定することにより決定され得る。ある場合において、1つ以上の値が、物理的な状況を大体正確に説明するように調節されてもよい。例えば、光線追跡モデルは、より正確なモデル、またはIOL予測により良好なモデルであってもよい。
ある実施形態において、IOL位置は、物理長を使用して計算され得る。これらの実施形態において、水晶体セグメントの長さが決定され得る。水晶体セグメントの長さおよび他のセグメントの長さから、水晶体前部位置および水晶体後部位置が決定され得る。次いで、IOL位置が、水晶体前部位置、水晶体後部位置、および他のパラメータから計算され得る。例えば、IOL位置は、以下を使用して計算され得る。
ACDIOL=C0+C1 *ACDpreop+C2 *LTpreop+C3 *AL+C4 *Kmean
式中、ACDIOLIOLの予測前房深度(ACD)を表し、C0は、一定のオフセットであり、ACDpreopは、水晶体の術前ACDを表し、LTpreopは、術前水晶体厚を表し、ALは、眼の眼軸長を表し、Kmeanは、平均角膜度数を表す。ACDは、角膜の前部表面からIOLの前部表面までの距離を示し得る。一組の眼を術前および術後に測定して、係数値を決定してもよい。係数には任意の好適な値が使用されてもよく、例えばC0=[−8,−1]、例えばC0=−3.774;C1=[0.5,0.9]、例えばC1=0.675;C2=[0.1,0.7]、例えばC2=0.356;C3=[0,0.3]、例えばC3=0.091;およびC4=[0,0.3]、例えばC4=0.056であってもよい。
ACDIOL=C0+C1 *ACDpreop+C2 *LTpreop+C3 *AL+C4 *Kmean
式中、ACDIOLIOLの予測前房深度(ACD)を表し、C0は、一定のオフセットであり、ACDpreopは、水晶体の術前ACDを表し、LTpreopは、術前水晶体厚を表し、ALは、眼の眼軸長を表し、Kmeanは、平均角膜度数を表す。ACDは、角膜の前部表面からIOLの前部表面までの距離を示し得る。一組の眼を術前および術後に測定して、係数値を決定してもよい。係数には任意の好適な値が使用されてもよく、例えばC0=[−8,−1]、例えばC0=−3.774;C1=[0.5,0.9]、例えばC1=0.675;C2=[0.1,0.7]、例えばC2=0.356;C3=[0,0.3]、例えばC3=0.091;およびC4=[0,0.3]、例えばC4=0.056であってもよい。
他の実施形態において、IOLの物理的基準位置、例えば触覚系の中央までの距離が使用され得る。基準位置は、以下を使用して決定され得る。
ACDIOL+D=C0+C1 *ACDpreop+C2 *LTpreop+C3 *AL+C4 *Kmean
式中、Dは、IOLの前部表面から基準面までの距離である。距離Dは、異なるIOL度数のために異なってもよい。正しい近似的度数を有するIOLの実際の光学的および物理的設計が、IOL度数計算に使用されてもよい。
ACDIOL+D=C0+C1 *ACDpreop+C2 *LTpreop+C3 *AL+C4 *Kmean
式中、Dは、IOLの前部表面から基準面までの距離である。距離Dは、異なるIOL度数のために異なってもよい。正しい近似的度数を有するIOLの実際の光学的および物理的設計が、IOL度数計算に使用されてもよい。
ある実施形態において、IOL度数は、物理長を使用して計算され得る。IOL位置および角膜データは、本明細書に記載のように決定され得る。網膜位置は物理長から決定され得る。次いで、IOLのIOL度数が、角膜データ、IOL位置、および網膜位置に基づき計算され得る。
本明細書に開示されるシステムおよび装置の構成要素は、インターフェース、論理、メモリ、および/または他の好適な要素を含んでもよく、そのいずれも、ハードウェアおよび/またはソフトウェアを含んでもよい。インターフェースは、入力を受信し、出力を送信し、入力および/もしくは出力を処理し、ならびに/または他の好適な操作を実行し得る。論理は、構成要素の操作を実行することができ、例えば、命令を実行して入力から出力を生成することができる。論理は、メモリにコード化されてもよく、またコンピュータにより実行されると操作を実行することができる。論理は、プロセッサ、例えば1つ以上のコンピュータ、1つ以上のマイクロプロセッサ、1つ以上のアプリケーション、および/または他の論理であってもよい。メモリは、情報を記憶することができ、また1つ以上の有形のコンピュータ可読および/またはコンピュータにより実行可能な記憶媒体を含み得る。メモリの例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)もしくは読み取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、データベースおよび/またはネットワーク記憶装置(例えば、サーバ)、ならびに/あるいは他のコンピュータ可読媒体を含む。
具体的な実施形態において、コンピュータプログラム、ソフトウェア、コンピュータにより実行可能な命令、および/またはコンピュータにより実行され得る命令がコード化された1つ以上のコンピュータ可読媒体により、実施形態の操作が実行され得る。具体的な実施形態において、コンピュータプログラムを記憶する、それが具現化された、および/もしくはそれがコード化された、ならびに/または記憶および/もしくはコード化されたコンピュータプログラムを有する1つ以上のコンピュータ可読媒体により、操作が実行され得る。
ある実施形態に関して本開示を説明したが、実施形態の修正(例えば変更、置換、追加、削除、および/または他の修正)が当業者に明らかである。したがって、本発明の範囲から逸脱せずに、実施形態に修正が行われてもよい。例えば、本明細書に開示されるシステムおよび装置に修正が行われてもよい。システムおよび装置の構成要素は、統合または分離されてもよく、システムおよび装置の操作は、より多い、より少ない、または他の構成要素により実行されてもよい。別の例として、本明細書に開示される方法に修正が行われてもよい。方法は、より多い、より少ない、または他のステップを含んでもよく、またステップは、任意の好適な順番で行われてもよい。
本発明の範囲から逸脱せずに、他の修正が可能である。例えば、説明は、具体的な実際の用途における実施形態を例示しているが、他の用途が当業者に明らかである。さらに、本明細書において議論される技術分野において将来の発展が生じ、開示されるシステム、装置、および方法は、そのような将来の発展と共に利用される。
本発明の範囲は、説明を参照して決定されるべきではない。特許法に従い、説明は、例示的実施形態を使用して、本発明の原理および動作形態を説明および例示する。説明によって、当業者は、様々な実施形態におけるシステム、装置および方法を、様々な修正と共に利用することができるが、説明は、本発明の範囲を決定するために使用されるべきではない。
本発明の範囲は、特許請求の範囲、および特許請求の範囲の対象となる均等物の全範囲を参照して決定されるべきである。本明細書において逆の意味が明示的に示されない限り、全ての請求項内の用語には、それらの最も広い合理的な解釈および当業者により理解されるようなそれらの通常の意味が与えられるべきである。例えば、「a」、「the」等の単数形の冠詞の使用は、請求項が逆に明示的な限定を列挙しない限り、示された要素の1つ以上を列挙するものと解釈されるべきである。別の例として、「各」は、集合の各要素または集合の部分集合の各要素を指し、集合は、ゼロ、1つ、または2つ以上の要素を含み得る。要約すると、本発明は、修正が可能であり、本発明の範囲は、説明を参照してではなく、特許請求の範囲およびその均等物の全範囲を参照して決定されるべきである。
Claims (19)
- 眼の1つ以上の物理長を決定するための方法であって、
前記眼の軸の複数のセグメントの各セグメントの光路長を決定することであって、各セグメントは、前記眼の一部に対応することと、
前記複数のセグメントの各セグメントの屈折率を決定して、複数の屈折率を得ることと、
前記複数のセグメントの各セグメントの物理長を、前記セグメントの前記光路長および前記屈折率に基づいて計算して、複数の物理長を得ることと、を含む、方法。 - 前記セグメントは、角膜に対応する角膜セグメント、水晶体に対応する水晶体セグメント、房水部に対応する房水セグメント、および硝子体液部に対応する硝子体液セグメントのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記光路長を決定することは、
各セグメントに対する推定物理長を得ることと、
前記複数のセグメントに対する1つ以上の推定屈折率を得ることと、
各セグメントの前記光路長を、前記セグメントの前記推定物理長と、前記推定屈折率のうちの少なくとも1つとに基づいて計算することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記屈折率を決定することは、
複数の長さの対を得ることであって、各対は、術前物理長と術後物理長とを含み、各対は、前記軸の少なくとも一部の物理長を推定することと、
各対に対して、前記術後物理長に実質的に等しい前記術前物理長を得る前記複数の屈折率を決定することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記屈折率を決定することは、
複数の長さの対を得ることであって、各対は、術前物理長と術後物理長とを含み、各対は、前記軸の少なくとも一部の物理長を推定し、前記術後物理長は、眼内レンズ(IOL)に対応するIOL長を含むことと、
前記IOL長に対して直接決定された物理IOL長を使用して、前記複数の屈折率を決定することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - IOLのIOL位置の計算を、
前記複数のセグメントの水晶体セグメントの水晶体セグメント長を決定することと、
前記水晶体セグメント長から、水晶体前部位置および水晶体後部位置を決定することと、
前記水晶体前部位置および前記水晶体後部位置から、前記IOL位置を計算することと、によって行うことをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - IOLのIOL度数の計算を、
前記物理長に基づいて、前記眼の網膜の網膜位置を計算することと、
前記複数のセグメントの水晶体セグメントから、IOLのIOL位置を計算することと、
前記眼の角膜の角膜度数を決定することと、
前記角膜度数、前記IOL位置、および前記網膜位置に基づいて、前記IOLの前記IOL度数を計算することと、によって行うことをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 眼の1つ以上の物理長を決定するためのシステムであって、
位置情報を記憶するように構成されるメモリと、
1つ以上のプロセッサであって、
前記眼の軸の複数のセグメントの各セグメントの光路長を決定することであって、各セグメントは、前記眼の一部に対応することと、
前記複数のセグメントの各セグメントの屈折率を決定して、複数の屈折率を得ることと、
前記複数のセグメントの各セグメントの物理長を、前記セグメントの前記光路長および前記屈折率に基づいて計算して、複数の物理長を得ることと、を行うように構成される、1つ以上のプロセッサと、を備える、システム。 - 前記セグメントは、角膜に対応する角膜セグメント、水晶体に対応する水晶体セグメント、房水部に対応する房水セグメント、および硝子体液部に対応する硝子体液セグメントのうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載のシステム。
- 前記光路長を決定することは、
各セグメントに対する推定物理長を得ることと、
前記複数のセグメントに対する1つ以上の推定屈折率を得ることと、
各セグメントの前記光路長を、前記セグメントの前記推定物理長と、前記推定屈折率のうちの少なくとも1つとに基づいて計算することと、をさらに含む、請求項8に記載のシステム。 - 前記屈折率を決定することは、
複数の長さの対を得ることであって、各対は、術前物理長と術後物理長とを含み、各対は、前記軸の少なくとも一部の物理長を推定することと、
各対に対して、前記術後物理長に実質的に等しい前記術前物理長を得る前記複数の屈折率を決定することと、をさらに含む、請求項8に記載のシステム。 - 前記屈折率を決定することは、
複数の長さの対を得ることであって、各対は、術前物理長と術後物理長とを含み、各対は、前記軸の少なくとも一部の物理長を推定し、前記術後物理長は、IOLに対応するIOL長を含むことと、
前記IOL長に対して直接決定された物理IOL長を使用して、前記複数の屈折率を決定することと、をさらに含む、請求項8に記載のシステム。 - 前記1つ以上のプロセッサはさらに、IOLのIOL位置の計算を、
前記複数のセグメントの水晶体セグメントの水晶体セグメント長を決定することと、
前記水晶体セグメント長から、水晶体前部位置および水晶体後部位置を決定することと、
前記水晶体前部位置および前記水晶体後部位置から、前記IOL位置を計算することと、によって行うように構成される、請求項8に記載のシステム。 - 前記1つ以上のプロセッサはさらに、IOLのIOL度数の計算を、
前記物理長に基づいて、前記眼の網膜の網膜位置を計算することと、
前記複数のセグメントの水晶体セグメントから、IOLのIOL位置を計算することと、
前記眼の角膜の角膜度数を決定することと、
前記角膜度数、前記IOL位置、および前記網膜位置に基づいて、前記IOLの前記IOL度数を計算することと、によって行うように構成される、請求項8に記載のシステム。 - 眼内レンズ(IOL)度数を計算するための論理を記憶する、1つ以上の持続性コンピュータ可読媒体であって、前記論理は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、
前記眼の軸の複数のセグメントの各セグメントの光路長を決定することであって、各セグメントは、前記眼の一部に対応することと、
前記複数のセグメントの各セグメントの屈折率を決定して、複数の屈折率を得ることと、
前記複数のセグメントの各セグメントの物理長を、前記セグメントの前記光路長および前記屈折率に基づいて計算して、複数の物理長を得ることと、を行うように構成される、1つ以上の持続性コンピュータ可読媒体。 - 前記セグメントは、角膜に対応する角膜セグメント、水晶体に対応する水晶体セグメント、房水部に対応する房水セグメント、および硝子体液部に対応する硝子体液セグメントのうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
- 前記光路長を決定することは、
各セグメントに対する推定物理長を得ることと、
前記複数のセグメントに対する1つ以上の推定屈折率を得ることと、
各セグメントの前記光路長を、前記セグメントの前記推定物理長と、前記推定屈折率のうちの少なくとも1つとに基づいて計算することと、をさらに含む、請求項15に記載の持続性コンピュータ可読媒体。 - 前記屈折率を決定することは、
複数の長さの対を得ることであって、各対は、術前物理長と術後物理長とを含み、各対は、前記軸の少なくとも一部の物理長を推定することと、
各対に対して、前記術後物理長に実質的に等しい前記術前物理長を得る前記複数の屈折率を決定することと、をさらに含む、請求項15に記載の持続性コンピュータ可読媒体。 - 前記屈折率を決定することは、
複数の長さの対を得ることであって、各対は、術前物理長と術後物理長とを含み、各対は、前記軸の少なくとも一部の物理長を推定し、前記術後物理長は、IOLに対応するIOL長を含むことと、
前記IOL長に対して直接決定された物理IOL長を使用して、前記複数の屈折率を決定することと、をさらに含む、請求項15に記載の持続性コンピュータ可読媒体。
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