JP2017204725A - イヤホン - Google Patents

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亮 大塚
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Abstract

【課題】左コードと右コードの絡みを解いてからイヤホン本体の装着する際の手間を低減技術を提供する。【解決手段】プラグ10は、電子機器に接続可能である。基本コード12は、プラグ10から延びる。分岐部14は、基本コード12に接続される。左コード16および右コード18は、分岐部14から延びる。左イヤホン本体20は左コード16に接続され、右イヤホン本体22は右コード18に接続される。分岐部14は、左コード16を接続する左部分30と、右コード18を接続する右部分32とが左右非対称となる形状を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、イヤホンに関し、特に電子機器に接続されるイヤホンに関する。
携帯用音響機器は、一般的にステレオイヤホンを接続して使用する。ステレオイヤホンでは、一対のイヤホン本体の左右を正確に区別して耳に装着することが必要になる。しかしながら、一見しただけでは左右を区別するのが容易でなく、利用者に煩わしさを感じさせている。そのため、一対のイヤホン本体のそれぞれから延びる左コードと右コードには、異なる色彩が施されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−231414号公報
ユーザは、携帯用音響機器を使用する際に、左コードと右コードとが絡まっていれば、絡みを解く。その際、ユーザは、左コードと右コードとを認識せずに絡みを解くので、左手で右イヤホン本体を持ち、右手で左イヤホン本体を持つ場合があり、右イヤホン本体と左イヤホン本体とを装着前に持ち替えなくてはならない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、左コードと右コードの絡みを解いてからイヤホン本体の装着する際の手間を低減する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のイヤホンは、電子機器に接続可能なプラグと、プラグから延びる基本コードと、基本コードに接続される分岐部と、分岐部から延びる左コードおよび右コードと、左コードに接続される左イヤホン本体と、右コードに接続される右イヤホン本体とを備える。分岐部は、左コードを接続する左部分と、右コードを接続する右部分とが左右非対称となる形状を有する。
本発明の別の態様もまた、イヤホンである。このイヤホンは、電子機器に接続可能なプラグと、プラグから延びる基本コードと、基本コードに接続される分岐部と、分岐部から延びる左コードおよび右コードと、左コードに接続される左イヤホン本体と、右コードに接続される右イヤホン本体とを備える。左コードと右コードとでは、質感、太さ、断面形状、材料のうちの少なくとも1つが異なる。
本発明のさらに別の態様もまた、イヤホンである。このイヤホンは、電子機器に接続可能なプラグと、プラグから延びる基本コードと、基本コードに接続される分岐部と、分岐部から延びる左コードおよび右コードと、左コードに接続される左イヤホン本体と、右コードに接続される右イヤホン本体とを備える。左コードと右コードとでは、分岐部からの一定長の区間において、色が異なり、残りの区間において共通である。
本発明によれば、左コードと右コードの絡みを解いてからイヤホン本体の装着する際の手間を低減できる。
図1(a)−(b)は、本発明の実施例1に係るイヤホンの構成を示す図である。 図2(a)−(b)は、本発明の実施例2に係るイヤホンの構成を示す図である。 本発明の実施例3に係るイヤホンの構成を示す図である。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、携帯用音響機器等の電子機器に接続可能なイヤホンに関する。イヤホンとは、イヤホン本体を耳に差し込んだりかぶせたりして、電子機器から出力される音声を聞くための器具である。イヤホンには、ヘッドホンも含まれる。イヤホンでは、電子機器に接続可能なプラグから基本コードが延びるとともに、分岐部において基本コードが左コードと右コードに分岐される。さらに、左コードには左イヤホン本体が接続されるとともに、右コードには右イヤホン本体が接続される。このようなイヤホンの使用時には、左コードと右コードとが絡まっている場合があり、左コードと右コードとの絡みをまず解かなくてはならない。その際、プラグが電子機器に接続されていれば、ユーザは、分岐部を見つけ、分岐部から左コードと右コードとを辿って絡みを解くことが多い。このような動作において、ユーザは、左コードと右コードとを認識していないので、左手で右イヤホン本体を持ち、右手で左イヤホン本体を持つ場合があり、右イヤホン本体と左イヤホン本体とを装着前に持ち替えなくてはならない。
このような持ち替えの手間を省くために、本実施例に係るイヤホンでの分岐部において、左コードを接続する左部分と、右コードを接続する右部分とが左右非対称となるように構成される。これにより、分岐部から延びるコードを触る時点において、左コードであるか、右コードであるかを認識可能になる。そのため、左コードを左手で持ち、右コードを右手で持てば、右イヤホン本体と左イヤホン本体とを装着前に持ち替える必要がなくなる。
図1(a)−(b)は、実施例1に係るイヤホン100の構成を示す。図1(a)においてイヤホン100は、プラグ10、基本コード12、分岐部14、左コード16、右コード18、左イヤホン本体20、右イヤホン本体22を含む。また、プラグ10は、プラグ部60、保護部62を含み、分岐部14は、左部分30、右部分32、左コード接続部40、右コード接続部42、基本コード接続部44を含む。
プラグ10のプラグ部60は、円柱状の導電性の金属で構成されており、電子機器における音声出力用孔部(不図示)に挿入されることによって、電子機器に接続される。プラグ部60には、電子機器から出力される音声信号が入力される。なお、イヤホン100には左イヤホン本体20と右イヤホン本体22とが含まれており、それらからは別の音声が出力されるので、プラグ部60は、2種類の音声信号を独立して入力する。プラグ10の保護部62は、プラグ部60と基本コード12との接続箇所を保護する。
基本コード12では、2つの導電線(不図示)の表面が絶縁性の被覆材によって覆われる。2つの導電線は、プラグ部60に接続されており、プラグ部60に入力される2種類の音声信号のそれぞれを伝送する。基本コード12は、プラグ10から延びて、分岐部14に接続される。分岐部14には基本コード接続部44が配置され、基本コード接続部44は基本コード12を接続する。分岐部14は、基本コード12に含まれた2つの導電線を1つずつに分離し、一方を左コード接続部40に導き、他方を右コード接続部42に導く。
左コード接続部40、右コード接続部42は、分岐部14において基本コード接続部44が配置される側の反対側に配置される。左コード接続部40は左コード16を接続し、右コード接続部42は右コード18を接続する。左コード16は、導電線(不図示)の表面が絶縁性の被覆材によって覆われており、左コード16に含まれる導電線が、分岐部14から導かれた一方の導電線に相当する。右コード18も、左コード16と同様に構成されており、分岐部14から導かれた他方の導電線を被覆材によって覆う。ここで、左イヤホン本体20から出力すべき音声信号を伝送するための導電線が左コード16に含まれ、右イヤホン本体22から出力すべき音声信号を伝送するための導電線が右コード18に含まれる。このように、左コード16、右コード18は、分岐部14から延びており、かつ基本コード12から分岐されている。
左イヤホン本体20は左コード16に接続され、右イヤホン本体22は右コード18に接続される。また、左イヤホン本体20はユーザの左耳に装着され、右イヤホン本体22はユーザの右耳に装着される。左イヤホン本体20は、左コード16に含まれた導電線を介して取得した音声信号に対して電気信号から音声への変換を実行し、かつ音声を外耳道内に出力するスピーカ(不図示)を内蔵する。スピーカは、左イヤホン本体20においてハウジングに覆われている。右イヤホン本体22も、左イヤホン本体20と同様に構成される。
以下では、このようなイヤホン100における分岐部14の構成をさらに詳細に説明する。分岐部14は、左コード接続部40あるいは右コード接続部42が配置される一端側と、基本コード接続部44とが配置される他端側とを結ぶ軸Lを中心にして、左部分30と右部分32に分離される。左部分30の一端側には左コード接続部40が配置され、右部分32の一端側には右コード接続部42が配置される。ここで、左部分30と右部分32において、一端側から他端側までの方向(以下、「第1方向」という)における長さは共通して「x」である。
一方、第1方向とは異なった方向、例えば第1方向に垂直の方向(以下、「第2方向」という)において、左部分30の太さと右部分32の太さとは異なる。図1(b)は、図1(a)のA−A’方向における分岐部14の断面図を示す。この方向が第2方向に相当する。図示のごとく、左側に左部分30が配置され、右側に右部分32が配置される。左部分30の太さは直径「a」と示され、右部分32の太さは直径「b」と示される。また、「a」<「b」であるので、右部分32の太さは左部分30の太さよりも太くされている。なお、右部分32の太さが左部分30の太さよりも細くされてもよい。このように、分岐部14は、左部分30と右部分32とが左右非対称となる形状を有する。なお、図1(b)において、参考のために左コード16と右コード18も示されているが、これらの太さは共通である。
本実施例によれば、分岐部における左部分と右部分とが左右非対称となる形状を有するので、左コードと右コードの絡みを解く場合に、左コードと右コードとを簡易に認識できる。また、左コードと右コードとが認識されるので、左コードと右コードの絡みを解いた場合に、左手で左イヤホン本体を持ち、右手で右イヤホン本体を持つことができる。また、左手で左イヤホン本体を持ち、右手で右イヤホン本体を持つので、持ち替える手間を低減できる。また、左コードと右コードの絡みを解いてからイヤホン本体の装着する際の手間を低減できる。また、左部分の太さと右部分との太さを異なるように構成するので、分岐部における左部分と右部分とが左右非対称となる形状にすることができる。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、イヤホンに関し、右イヤホン本体と左イヤホン本体とを装着前に持ち替える手間を省くことを目的とする。実施例1では、分岐部を構成する左部分の太さと右部分の太さとを異ならせることによって、分岐部における左部分と右部分とが左右非対称となるように構成される。一方、実施例2では、分岐部を構成する左部分の太さと右部分の太さとを共通する代わりに、左部分の第1方向の長さと右部分の第1方向の長さとを異ならせることによって、分岐部における左部分と右部分とが左右非対称となるように構成される。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図2(a)−(b)は、実施例2に係るイヤホン100の構成を示す。図2(a)におけるイヤホン100の構成要素は図1(a)と共通であるが、図2(a)における分岐部14の形状が、図1(a)における分岐部14の形状と異なる。
左部分30における第1方向の長さは、「x」と示され、右部分32における第1方向の長さは「y」と示される。また、「x」<「y」であるので、右部分32の長さは左部分30の長さよりも長くされている。なお、右部分32の長さが左部分30の長さよりも短くされてもよい。このように、分岐部14は、左部分30と右部分32とが左右非対称となる形状を有する。
図2(b)は、図2(a)のB−B’方向における分岐部14の断面図を示す。前述のごとく、この方向が第2方向に相当する。図示のごとく、左側に左部分30が配置され、右側に右部分32が配置される。左部分30の太さは直径「c」と示され、右部分32の太さは直径「c」と示されるので、右部分32の太さは左部分30の太さと共通である。なお、図2(b)において、参考のために左コード16と右コード18も示されているが、これらの太さも共通である。
本実施例によれば、左部分の太さと右部分との長さを異なるように構成するので、分岐部における左部分と右部分とが左右非対称となる形状にすることができる。また、分岐部における左部分と右部分とが左右非対称となる形状を有するので、左コードと右コードの絡みを解いてからイヤホン本体の装着する際の手間を低減できる。
(実施例3)
次に、実施例3を説明する。実施例3は、これまでと同様に、イヤホンに関し、右イヤホン本体と左イヤホン本体とを装着前に持ち替える手間を省くことを目的とする。これまでは、分岐部における左部分と右部分とが左右非対称となるように構成される。一方、実施例3では、分岐部における左部分と右部分とが左右対称に構成される代わりに、左コードと右コードとが異なるように構成される。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図3は、実施例3に係るイヤホンの構成を示す。図3におけるイヤホン100の分岐部14の形状は、図1(a)、図2(a)における分岐部14の形状と異なる。分岐部14における左部分30と右部分32は、第1方向および第2方向において共通に構成されることによって、分岐部14は、左部分30と右部分32とが左右対称となる形状を有する。また、左コード16において、分岐部14の一端側から長さ「z」の部分が第1一定長区間部分50と規定され、右コード18において、分岐部14の一端側から長さ「z」の部分が第2一定長区間部分52と規定される。
第1一定長区間部分50と第2一定長区間部分52とでは、質感、太さ、断面形状、材料のうちの少なくとも1つが異なる。例えば、第1一定長区間部分50の被覆材には、指触りが「つるつる」となる加工がなされており、第2一定長区間部分52の被覆材には、指触りが「ざらざら」となる加工がなされている。また、第1一定長区間部分50は、第2一定長区間部分52よりも太くなるように構成されてもよい。第1一定長区間部分50は、断面形状が丸形状となるように構成されてもよく、第2一定長区間部分52は、断面形状が矩形状となるように構成されてもよい。第1一定長区間部分50と第2一定長区間部分52の被覆材は、互いに異なった材料で構成されてもよい。なお、このような説明において、第1一定長区間部分50と第2一定長区間部分52との関係が逆であってもよいし、他の形態であってもよい。例えば、第1一定長区間部分50は、断面形状が丸形状となるように構成され、第2一定長区間部分52は、断面形状が楕円形状となるように構成されてもよい。
ここで、左コード16における第1一定長区間部分50以外の部分および右コード18における第2一定長区間部分52以外の部分(以下、これらをまとめて「残り部分」という)は、第1一定長区間部分50との第2一定長区間部分52うちの一方と同一になるように構成される。また、左コード16に第1一定長区間部分50が設けられず、右コード18に第2一定長区間部分52が設けられなくてもよい。その場合、左コード16と右コード18とでは、質感、太さ、断面形状、材料のうちの少なくとも1つが異なる。
なお、左コード16と右コード18とにおいて色を変える場合、図3のごとく、第1一定長区間部分50と第2一定長区間部分52において色が異なる。例えば、第1一定長区間部分50が白色にされ、第2一定長区間部分52が赤色にされる。その際、残り部分は、第1一定長区間部分50あるいは第2一定長区間部分52と同一の色にされる。
本実施例によれば、左コードと右コードとにおいて質感を変えるので、左コードと右コードとを認識できる。また、左コードと右コードとにおいて太さを変えるので、左コードと右コードとを認識できる。また、左コードと右コードとにおいて断面形状を変えるので、左コードと右コードとを認識できる。また、左コードと右コードとにおいて材料を変えるので、左コードと右コードとを認識できる。また、左コードと右コードとが認識されるので、左コードと右コードの絡みを解いた場合に、左手で左イヤホン本体を持ち、右手で右イヤホン本体を持つことができる。
また、左手で左イヤホン本体を持ち、右手で右イヤホン本体を持つので、持ち替える手間を低減できる。また、分岐部からの一定長の区間において、質感、太さ、断面形状、材料のうちの少なくとも1つが異なり、残りの区間において共通であるので、左コードと右コードとを認識できる。また、分岐部からの一定長の区間において、左コードと右コードの色が異なり、残りの区間において左コードと右コードの色が共通であるので、左コードと右コードとを認識できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例1から3の任意の組合せも有効である。本変形例によれば、実施例1から3の任意の組合せによる効果が得られる。
10 プラグ、 12 基本コード、 14 分岐部、 16 左コード、 18 右コード、 20 左イヤホン本体、 22 右イヤホン本体、 30 左部分、 32 右部分、 40 左コード接続部、 42 右コード接続部、 44 基本コード接続部、 100 イヤホン。

Claims (6)

  1. 電子機器に接続可能なプラグと、
    前記プラグから延びる基本コードと、
    前記基本コードに接続される分岐部と、
    前記分岐部から延びる左コードおよび右コードと、
    前記左コードに接続される左イヤホン本体と、
    前記右コードに接続される右イヤホン本体とを備え、
    前記分岐部は、前記左コードを接続する左部分と、前記右コードを接続する右部分とが左右非対称となる形状を有することを特徴とするイヤホン。
  2. 前記分岐部において、前記左コードを接続する左コード接続部あるいは前記右コードを接続する右コード接続部から、前記基本コードを接続する基本コード接続部までの方向とは異なった方向の左部分の太さが右部分の太さと異なることを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
  3. 前記分岐部において、前記左コードを接続する左コード接続部から、前記基本コードを接続する基本コード接続部までの左部分の長さが、前記右コードを接続する右コード接続部から前記基本コード接続部までの右部分の長さと異なることを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
  4. 電子機器に接続可能なプラグと、
    前記プラグから延びる基本コードと、
    前記基本コードに接続される分岐部と、
    前記分岐部から延びる左コードおよび右コードと、
    前記左コードに接続される左イヤホン本体と、
    前記右コードに接続される右イヤホン本体とを備え、
    前記左コードと前記右コードとでは、質感、太さ、断面形状、材料のうちの少なくとも1つが異なることを特徴とするイヤホン。
  5. 前記左コードと前記右コードとでは、前記分岐部からの一定長の区間において、質感、太さ、断面形状、材料のうちの少なくとも1つが異なり、残りの区間において共通であることを特徴とする請求項4に記載のイヤホン。
  6. 電子機器に接続可能なプラグと、
    前記プラグから延びる基本コードと、
    前記基本コードに接続される分岐部と、
    前記分岐部から延びる左コードおよび右コードと、
    前記左コードに接続される左イヤホン本体と、
    前記右コードに接続される右イヤホン本体とを備え、
    前記左コードと前記右コードとでは、前記分岐部からの一定長の区間において、色が異なり、残りの区間において共通であることを特徴とするイヤホン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112018004774T5 (de) 2017-09-01 2020-06-10 Koito Manufacturing Co., Ltd. Fahrzeug-Beleuchtungssystem, Fahrzeugsystem, Leuchteneinheit und Fahrzeugleuchte

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DE112018004774T5 (de) 2017-09-01 2020-06-10 Koito Manufacturing Co., Ltd. Fahrzeug-Beleuchtungssystem, Fahrzeugsystem, Leuchteneinheit und Fahrzeugleuchte

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