JP2017203382A - 燃料温度上昇抑圧制御方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置 - Google Patents

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一哉 久保田
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Abstract

【課題】比較的簡易な構成で、高圧ポンプへ供給される燃料の不要な温度上昇を確実に抑圧、防止する。
【解決手段】燃料タンクの温度が基準温度を超える一方、ラジエータファンやエアコンファンの回転数が基準回転数を下回り、かつ、車両速度が基準速度を下回っている場合に、ラジエータファンやエアコンファンの回転数を所定の調整基準に基づいて増加せしめ、燃料タンクを通過する空気の流量増加と共に、燃料タンクから高圧ポンプへ至る配管部分や、リターン配管などを通過する空気の流量増加を招き、燃料の温度上昇が確実に抑圧、防止される。
【選択図】図2

Description

本発明は、コモンレール式燃料噴射制御装置における燃料温度の上昇を抑圧、防止するための制御に係り、特に、温度上昇の抑圧、防止のさらなる確実性、信頼性の向上等を図ったものに関する。
いわゆるコモンレール式燃料噴射制御装置は、高圧ポンプによって燃料を加圧し、蓄圧器であるコモンレールへ圧送、蓄圧し、その蓄圧された高圧燃料を燃料噴射弁へ供給することにより、燃料噴射弁による内燃機関への高圧燃料の噴射を可能として、燃費やエミッション特性等に優れるものとして良く知られているものである(例えば、特許文献1等参照)。
かかるコモンレール式燃料噴射制御装置においては、近年、燃料燃焼の際に生ずる煙の抑制等の観点からレール圧のさらなる高圧化が図られている。
特開2013−194718号公報(第5−14頁、図1−図8)
しかしながら、レール圧の高圧化は、燃料温度を従来に比してさらに上昇させるため、高温による部品性能の劣化を招く等の問題が生ずる。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、比較的簡易な構成で、高圧ポンプへ供給される燃料の不要な温度上昇を確実に抑圧、防止し、装置の信頼性向上を可能とする燃料温度上昇抑圧制御方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る燃料温度上昇抑圧制御方法は、
燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射を可能としてなるコモンレール式燃料噴射制御装置における燃料温度上昇抑圧制御方法であって、
前記燃料の温度が基準温度を超える一方、冷却ファンの回転数が基準回転数を下回り、かつ、車両速度が基準速度を下回っている場合に、前記冷却ファンの回転数を所定の調整基準に基づいて増加せしめ、前記燃料の冷却を可能としたものである。
また、上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るコモンレール式燃料噴射制御装置は、
燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射制御を可能とする電子制御ユニットが設けられてなるコモンレール式燃料噴射制御装置であって、
前記電子制御ユニットは、
前記燃料の温度が基準温度を超える一方、冷却ファンの回転数が基準回転数を下回り、かつ、車両速度が基準速度を下回っている場合に、前記冷却ファンの回転数を所定の調整基準に基づいて増加せしめ、前記燃料を冷却可能に構成されてなるものである。
本発明によれば、燃料の温度が基準温度を超え、冷却ファンの回転数や車両速度が所定の条件に合致する場合に、冷却ファンの回転数を所定の調整基準に基づいて増加させるようにしたので、従来と異なり、燃料タンクや燃料フィルタ、並びに、燃料配管周辺における空気の停滞を無くし、より一層の空気の流れを発生させて燃料の温度上昇を確実に抑圧、防止することができ、信頼性の高いコモンレール式燃料噴射制御装置を提供することができるという効果を奏するものである。
本発明の実施の形態におけるコモンレール式燃料噴射制御装置の構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態におけるコモンレール式燃料噴射制御装置に用いられる電子制御ユニットにより実行される燃料温度上昇抑圧制御処理の前半部分における手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるコモンレール式燃料噴射制御装置に用いられる電子制御ユニットにより実行される燃料温度上昇抑圧制御処理の後半部分における手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図3を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における燃料温度上昇抑圧制御方法が適用されるコモンレール式燃料噴射制御装置の概略構成例について、図1を参照しつつ説明する。
本発明の実施の形態におけるコモンレール式燃料噴射制御装置は、高圧燃料の圧送を行う高圧ポンプ1と、この高圧ポンプ1により圧送された高圧燃料を蓄えるコモンレール2と、このコモンレール2から供給された高圧燃料をエンジン(図示せず)の気筒へ噴射供給する複数の燃料噴射弁3−1〜3−nと、燃料噴射制御処理や後述する燃料温度上昇抑圧制御処理などを実行する電子制御ユニット(図1においては「ECU」と表記)4を主たる構成要素として構成されたものとなっている。
かかる構成において、燃料タンク5の燃料は、電動低圧ポンプ6により汲み上げられ、燃料フィルタ7を介して高圧ポンプ1へ供給されるようになっている。
本発明の実施の形態において、燃料タンク5には、その内部にサブタンク8が収納されており、このサブタンク8内に電動低圧ポンプ6が配設されたものとなっている。
また、サブタンク8は、その下部側が一部開口されており、その開口部分には、燃料噴射弁3−1〜3−nからの第1のリターン通路21がジェットポンプ9を介して接続された構成となっている。
かかるジェットポンプ9は、従来から良く知られた構成を有してなるもので、車両の傾きや走行時の加減速などによって、燃料タンク5内の燃料の液面が傾いても、電動低圧ポンプ6の吸込口が常時燃料中に浸漬されて、エアの吸い込み防止が図られている。
一方、コモンレール2の余剰燃料を放出する部位には、電磁制御式の圧力制御弁10が設けられており、この圧力制御弁10には、第2のリターン通路22がの一端が接続されており、この第2のリターン通路22の他端は、次述する第3のリターン通路23に接続されている。
高圧ポンプ1からの余剰燃料の戻しは、高圧ポンプ1と第1のリターン通路21との間に接続された第3のリターン通路23を介して、燃料タンク5へ戻されるようになっている。この第3のリターン通路23には、第2のリターン通路22が接続されており、圧力制御弁10から放出された燃料もこの第3のリターン通路23を介して燃料タンク5へ戻されるようになっている。
燃料噴射弁3−1〜3−nは、エンジン(図示せず)の気筒毎に設けられており、それぞれコモンレール2から高圧燃料の供給を受け、電子制御ユニット4による噴射制御によって燃料噴射を行うようになっている。
電子制御ユニット4は、例えば、公知・周知の構成を有してなるマイクロコンピュータ(図示せず)を中心に、RAMやROM等の記憶素子(図示せず)を有すると共に、燃料噴射弁3−1〜3−nを通電駆動するための回路(図示せず)や、電動低圧ポンプ6、ラジエータファン11、エアコンファン12等を駆動するための回路(図示せず)等を主たる構成要素として構成されたものとなっている。
かかる電子制御ユニット4には、エンジン回転数、アクセル開度、外気温度、大気圧などの各種の検出信号が入力されると共に、ラジエータ(図示せず)の冷却を行うラジエータファン11の回転数を検出する第1の回転センサ31、車両用空調装置(図示せず)における送風を行うエアコンファン12の回転数を検出する第2の回転センサ32の各検出信号が入力されると共に、燃料タンク5内の燃料の温度(タンク温度)を検出するタンク温度センサ34の検出信号が入力されるようになっている。
これらの信号は、エンジン(図示せず)の動作制御や燃料噴射制御、さらには、本発明の実施の形態における燃料温度上昇抑圧制御処理等に供されるものとなっている。
なお、本発明の実施の形態においては、燃料の温度を検出する手段として、上述のようにタンク温度センサ34を設けたが、燃料の温度検出は、燃料タンク5に限定される必要はなく、例えば、燃料フィルタ7において温度検出を行っても良く、また、高圧ポンプ1の入口部分や出口部分で温度検出を行うようにしても良く、そのような検出箇所に温度センサを適宜設けると好適である。
次に、電子制御ユニット4によって実行される本発明の実施の形態の燃料温度上昇抑圧制御処理の手順について、図2及び図3を参照しつつ説明する。
電子制御ユニット4による処理が開始されると、最初に、燃料タンク5の燃料の温度(タンク燃料温度)の計測が行われる(図2のステップS102参照)。
すなわち、タンク温度センサ34により検出されたタンク燃料温度が、電子制御ユニット4に読み込まれ、適宜なデータ記憶領域に最新のタンク燃料温度として記憶されることとなる。
次いで、ステップS102で取得されたタンク燃料温度が予め定められた第1タンク基準温度を超えているか否かが判定され(図2のステップS104参照)、第1タンク基準温度を超えていると判定された場合(YESの場合)には、ステップS106の処理へ進む一方、第1タンク基準温度を超えていないと判定された場合(NOの場合)には、ステップS112の処理へ進むこととなる。
ステップS106においては、第1の回転センサ31によって検出されたラジエータファン11の回転数(ラジエータファン回転数)が予め定められた第1基準回転数を下回っているか否かが判定され、第1基準回転数を下回っていると判定された場合(YESの場合)は、ステップS108の処理へ進む一方、第1基準回転数を下回っていないと判定された場合(NOの場合)には、ステップS112の処理へ進むこととなる。
ステップS108においては、車両速度が第1基準速度を下回っているか否かが判定され、第1基準速度を下回っていると判定された場合(YESの場合)には、ステップS110の処理へ進む一方、第1基準速度を下回っていないと判定された場合(NOの場合)には、ステップS112の処理へ進むこととなる。
なお、車両速度は、自動車両に標準装備されている車速センサ等のセンサの出力信号に基づいて得られるもので、エンジン(図示せず)の動作制御等に用いられている信号を流用することで足りるものである。
ステップS110においては、タンク燃料温度が第1タンク基準温度を上回っている場合に、ラジエータファン回転数が第1基準回転数を下回っており、かつ、車両速度が第1基準速度を下回っている状況においては、ラジエータファン11の回転数の増加が可能であるとして、第1調整基準に基づくラジエータファン回転数の増加調整が行われることとなる。
かかるラジエータファン回転数の増加は、燃料タンク5を通過する空気の流量増加を招くだけでなく、燃料タンク5の周辺、すなわち、燃料タンク5から高圧ポンプ1へ至る配管部分や、リターン配管などを通過する空気の流量増加を招くこととなり、燃料の冷却がより一層促進されることとなる。
具体的には、例えば、ラジエータファン回転数は、タンク燃料温度と第1タンク基準温度との差(第1調整基準)に応じて増加されることとなる。
ここで、便宜的に、ラジエータファン回転数を”N_rad”、第1タンク基準温度を”T1”、タンク燃料温度を”T_tank”とすると、ラジエータファン回転数は、N_rad=α(T_tank−T1)と定義された回転数演算式に基づいて算出され、設定されることとなる。
なお、先の第1基準回転数、第1基準速度、及び、第1タンク基準温度T1、並びに、上述の式は、ラジエータファン11の具体的な仕様等を考慮しつつ、試験結果やシミュレーション結果等に基づいて定めるのが好適である。
一方、ステップS112においては、先のステップS104、S106、及び、S108の全てにおいてYESとの判定結果が得られなかったことを考慮して、ラジエータファン回転数が予め定められた標準回転数に設定されることとなる。
次いで、ステップS114においては、タンク燃料温度計測が再び行われる。
そして、取得されたタンク燃料温度が予め定められた第2タンク基準温度を超えているか否かが判定され(図2のステップS116参照)、第2タンク基準温度を超えていると判定された場合(YESの場合)には、ステップS118(図3参照)の処理へ進む一方、第2タンク基準温度を超えていないと判定された場合(NOの場合)には、ステップS124(図3参照)の処理へ進むこととなる。
ステップS118においては、第2の回転センサ32によって検出されたエアコンファン12の回転数(エアコンファン回転数)が予め定められた第2基準回転数を下回っているか否かが判定され、第2基準回転数を下回っていると判定された場合(YESの場合)には、ステップS120の処理へ進む一方、第2基準回転数を下回っていないと判定された場合(NOの場合)には、ステップS124の処理へ進むこととなる。
ステップS120においては、車両速度が第2基準速度を下回っているか否かが判定され、第2基準速度を下回っていると判定された場合(YESの場合)には、ステップS122の処理へ進む一方、第2基準温度を下回っていないと判定された場合(NOの場合)には、ステップS124の処理へ進むこととなる。
ステップS122においては、タンク燃料温度が第2タンク燃料温度を上回っている場合に、エアコンファン回転数が第2基準回転数を下回っており、かつ、車両速度が第2基準速度を下回っている状況においては、エアコンファン12の回転数増加が可能であるとして、第2調整基準に基づくエアコンファン回転数の増加調整が行われることとなる。
かかるエアコンファン回転数の増加は、先のラジエータファン回転数の増加と同様、燃料タンク5を通過する空気の流量増加を招くだけでなく、燃料タンク5の周辺、すなわち、燃料タンク5から高圧ポンプ1へ至る配管部分や、リターン配管などを通過する空気の流量増加を招くこととなり、燃料の冷却がより一層促進されることとなる。
具体的には、例えば、エアコンファン回転数は、タンク燃料温度と第2タンク基準温度との差(第2調整基準)に応じて増加されることとなる。
ここで、便宜的に、エアコンファン回転数を”N_AC”、第2タンク基準温度を”T2”、タンク燃料温度を”T_tank”とすると、エアコンファン回転数は、N_AC=β(T_tank−T2)と定義された回転数演算式に基づいて算出され、設定されることとなる。
なお、先の第2基準回転数、第2基準速度、及び、第2タンク基準温度T2、並びに、上述の式は、エアコンファン12の具体的な仕様等を考慮しつつ、試験結果やシミュレーション結果等に基づいて定めるのが好適である。
一方、ステップS124においては、先のステップS116、S118、及び、S1120の全てにおいてYESとの判定結果が得られなかったことを考慮して、エアコンファン回転数が予め定められた標準回転数に設定されることとなる。
なお、ラジエータファン11やエアコンファン12は、本来、燃料タンク5に送風する目的で設けられたものではないが、これらの送風空気は本来の送風対象のみならず、周囲の空気の流れを促すため、上述のように、所定の条件の下でその回転数を増大させることは、先に述べたように、燃料タンク5を通過する空気流量の増加と共に、燃料タンク5の周辺、すなわち、燃料タンク5から高圧ポンプ1へ至る配管部分や、リターン配管などを通過する空気流量の増加を招くこととなり、燃料の冷却がより一層促進されることとなる。
次いで、ステップS126、及び、ステップS128においては、第3調整基準に基づくラジエータファン回転数、及び、エアコンファン回転数の調整が行われることとなる。
具体的には、ラジエータファン回転数、及び、エアコンファン回転数は、燃料タンク5における燃料の残量(第3調整基準)に応じて調整されるものとなっている。これは、燃料タンク5における燃料の残量(タンク残量)が少ないと、燃料温度の上昇が急となり危険な温度に達する虞があるため、これを事前に防止、抑圧するためである。
まず、ステップS126において、便宜的に、燃料タンク5におけるタンク残量を”L”、係数を”C1”とすると、ラジエータファン回転数N_radは、N_rad=(C1×L)×N_radと定義された回転数演算式に基づいて算出され、設定されることとなる。
係数C1は、ラジエータファン11の具体的な仕様等を考慮しつつ、試験結果やシミュレーション結果等に基づいて定めるのが好適である。
なお、燃料タンク5におけるタンク残量は、通常、車両に搭載されている燃料センサ(図示せず)の検出信号に基づいて取得することが可能である。
また、上述の式において、右辺のラジエータファン回転数N_radは、ステップS126の処理が実行される直前におけるラジエータファン11の回転数である。
次いで、ステップS128においては、便宜的に、係数を”C2”とすると、エアコンファン回転数N_ACは、N_AC=(C2×L)×N_ACと定義された回転数演算式に基づいて算出され、設定されることとなる。上述の式において、右辺のエアコンファン回転数N_ACは、ステップS128の処理が実行される直前におけるエアコンファン12の回転数である。
なお、係数C2は、先のステップS126における係数C1と同一の値としても良く、また、異なる値としてもいずれでも良い。
かかる係数C2は、エアコンファン12の具体的な仕様等を考慮しつつ、試験結果やシミュレーション結果等に基づいて定めるのが好適である。
次いで、ステップS130、及び、ステップS132においては、第4調整基準に基づくラジエータファン回転数、及び、エアコンファン回転数の調整が行われることとなる。
具体的には、ラジエータファン回転数、及び、エアコンファン回転数は、外気温度(第4調整基準)に応じて調整されるものとなっている。このような調整を行うのは、燃料タンク5内の燃料の冷え方は、外気温度によっても異なるため、その冷却の程度と電源の消費量とのバランスを考慮して、ラジエータファン回転数、及び、エアコンファン回転数を適切に増大させるためである。
まず、ステップS130において、便宜的に、外気温度を”T_out”、係数を”C3”とすると、ラジエータファン回転数N_radは、N_rad=(C3×T_out)×N_radと定義された回転数演算式に基づいて算出され、設定されることとなる。上述の式において、右辺のラジエータファン回転数N_radは、ステップS130の処理が実行される直前におけるラジエータファン11の回転数である。
係数C3は、ラジエータファン11の具体的な仕様等を考慮しつつ、試験結果やシミュレーション結果等に基づいて定めるのが好適である。
次いで、ステップS132においては、係数を”C4”とすると、エアコンファン回転数N_ACは、N_AC=(C4×T_out)×N_ACと定義された回転数演算式に基づいて算出され、設定されることとなる。上述の式において、右辺のエアコンファン回転数N_ACは、ステップS132の処理が実行される直前におけるエアコンファン12の回転数である。
係数C4は、エアコンタファン12の具体的な仕様等を考慮しつつ、試験結果やシミュレーション結果等に基づいて定めるのが好適である。
また、係数C4は、先のステップS130における係数C3と同一の値であっても良く、異なる値であっても、いずれでも良い。
しかして、ステップS132の処理実行後は、図示されないメインルーチンへ一旦戻ることとなる。
なお、上述した本発明の実施の形態においては、圧力制御弁10により放出された燃料を燃料タンク5へ戻す構成とした例を説明したが、このような構成に限定される必要はなく、例えば、燃料フィルタ7の上流側に戻す構成であっても良い。
高圧ポンプへ供給される燃料の不要な温度上昇の確実な抑圧、防止が所望されるコモンレール式燃料噴射制御装置に適用できる。
4…電子制御ユニット
11…ラジエータファン
12…エアコンファン
34…タンク温度センサ

Claims (16)

  1. 燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射を可能としてなるコモンレール式燃料噴射制御装置における燃料温度上昇抑圧制御方法であって、
    前記燃料の温度が基準温度を超える一方、冷却ファンの回転数が基準回転数を下回り、かつ、車両速度が基準速度を下回っている場合に、前記冷却ファンの回転数を所定の調整基準に基づいて増加せしめ、前記燃料の冷却を可能としたことを特徴とする燃料温度上昇抑圧制御方法。
  2. 前記冷却ファンは、ラジエータファンであって、
    前記燃料の温度が第1タンク基準温度を超える一方、前記ラジエータファンの回転数が第1基準回転数を下回り、かつ、車両速度が第1基準速度を下回っている場合に、
    前記燃料の温度と前記第1基準温度との差を入力パラメータとして、前記ラジエータファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記ラジエータファンの回転数を増加せしめることを特徴とする請求項1記載の燃料温度上昇抑圧制御方法。
  3. 前記燃料タンクにおける燃料の残量を入力パラメータとして前記ラジエータファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記ラジエータファンの回転数を増加せしめることを特徴とする請求項2記載の燃料温度上昇抑圧制御方法。
  4. 外気温度を入力パラメータとして前記ラジエータファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記ラジエータファンの回転数を増加せしめることを特徴とする請求項3記載の燃料温度上昇抑圧制御方法。
  5. 前記冷却ファンは、エアコンファンであって、
    前記燃料の温度が第2タンク基準温度を超える一方、前記エアコンファンの回転数が第2基準回転数を下回り、かつ、車両速度が第2基準速度を下回っている場合に、
    前記燃料の温度と前記第2基準温度との差を入力パラメータとして、前記エアコンファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記エアコンファンの回転数を増加せしめることを特徴とする請求項1記載の燃料温度上昇抑圧制御方法。
  6. 前記燃料タンクにおける燃料の残量を入力パラメータとして前記エアコンファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記エアコンファンの回転数を増加せしめることを特徴とする請求項5記載の燃料温度上昇抑圧制御方法。
  7. 外気温度を入力パラメータとして前記エアコンファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記エアコンファンの回転数を増加せしめることを特徴とする請求項6記載の燃料温度上昇抑圧制御方法。
  8. 前記燃料の温度は、燃料タンク、燃料フィルタ、高圧ポンプの入口、又は、前記高圧ポンプの出口のいずれかにおける温度であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の燃料温度上昇抑圧制御方法。
  9. 燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射制御を可能とする電子制御ユニットが設けられてなるコモンレール式燃料噴射制御装置であって、
    前記電子制御ユニットは、
    前記燃料の温度が基準温度を超える一方、冷却ファンの回転数が基準回転数を下回り、かつ、車両速度が基準速度を下回っている場合に、前記冷却ファンの回転数を所定の調整基準に基づいて増加せしめ、前記燃料を冷却可能に構成されてなることを特徴とするコモンレール式燃料噴射制御装置。
  10. 前記冷却ファンは、ラジエータファンであって、
    前記電子制御ユニットは、
    前記燃料の温度が第1タンク基準温度を超える一方、前記ラジエータファンの回転数が第1基準回転数を下回り、かつ、車両速度が第1基準速度を下回っている場合に、
    前記燃料の温度と前記第1基準温度との差を入力パラメータとして、前記ラジエータファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記ラジエータファンの回転数を増加せしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項9記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  11. 前記電子制御ユニットは、
    前記燃料タンクにおける燃料の残量を入力パラメータとして前記ラジエータファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記ラジエータファンの回転数を増加せしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項10記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  12. 前記電子制御ユニットは、
    外気温度を入力パラメータとして前記ラジエータファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記ラジエータファンの回転数を増加せしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項11記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  13. 前記冷却ファンは、エアコンファンであって、
    前記電子制御ユニットは、
    前記燃料の温度が第2タンク基準温度を超える一方、前記エアコンファンの回転数が第2基準回転数を下回り、かつ、車両速度が第2基準速度を下回っている場合に、
    前記燃料の温度と前記第2基準温度との差を入力パラメータとして、前記エアコンファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記エアコンファンの回転数を増加せしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項9記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  14. 前記電子制御ユニットは、
    前記燃料タンクにおける燃料の残量を入力パラメータとして前記エアコンファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記エアコンファンの回転数を増加せしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項13記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  15. 前記電子制御ユニットは、
    外気温度を入力パラメータとして前記エアコンファンの回転数を算出する予め定められた回転数演算式による演算結果に基づいて前記エアコンファンの回転数を増加せしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項14記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  16. 前記燃料の温度は、燃料タンク、燃料フィルタ、高圧ポンプの入口、又は、前記高圧ポンプの出口のいずれかにおける温度であることを特徴とする請求項9乃至請求項15のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
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