JP2017200827A - 偏平ボトル - Google Patents

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誉史 大内
Takashi Ouchi
誉史 大内
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Abstract

【課題】偏平した容器を立てて置いたときに短辺方向に倒れやすい。【解決手段】偏平ボトルであって、内容物を出し入れする出し入れ口が設けられた上部と、前記上部に連結している中部と、前記上部とは反対側において前記中部に連結された底部とを備え、前記中部は、前記上部から底部に向かって厚くなる。また、前記中部は、前記上部から底部に向かって連続的に厚くなってよい。さらに、前記底部は前記中部よりも厚くなってもよい。【選択図】図6

Description

本発明は、偏平ボトルに関する。
底面に平行な断面が偏平な偏平ボトルがある(例えば、特許文献1から3を参照)。
特許文献1 実用新案登録3198736号
特許文献2 特開2007−297061号
特許文献3 実公平5−23456号
上記何れの文献に記載の偏平ボトルも、ボトル全体で厚みは均一であると推測される。その場合、偏平した容器を立てて置いたときに短辺方向に倒れやすい。この課題は、偏平ボトルに何も収容されていない空の状態において、特に顕著である。
本発明の第1の態様においては、偏平ボトルであって、内容物を出し入れする出し入れ口が設けられた上部と、前記上部に連結している中部と、前記上部とは反対側において前記中部に連結された底部とを備え、前記中部は、前記上部から底部に向かって厚くなる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一実施形態である偏平ボトルの正面図である。 偏平ボトルの右側面図である。 偏平ボトルの平面図である。 偏平ボトルの底面図である。 図1におけるA−A断面の説明図である。 図1におけるB−B断面の説明図である。 偏平ボトルを横向きにして、積み重ねる例を示す。 図7におけるC−C断面の説明図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1および図2は、本発明の一実施例における偏平ボトル100の正面図および右側面図をそれぞれ示す。偏平ボトル100は、上部110と、 上部110に連結している中部120と、上部110とは反対側において中部120に連結された底部130とを有する。
偏平ボトル100は、上部110に設けられている出し入れ口112を通して、主に、液体、粉状物、または粒子状物からなる内容物を出し入れ、および収容する。出し入れ口112には図示されていないキャップが着脱される。上記キャップの着脱のため、出し入れ口112には、キャップ用ねじ山114とフランジ116a、116bが備えられている。上部110は出し入れ口112から中部120にかけて、緩やかに傾斜した形状を呈する。
中部120は、滑らかな曲線で上部110とつながっている。中部120において、文字デザイン等からなるレリーフ122を設けたり、フィルム等を巻きつけることにより、内容物を表示したり宣伝広告をすることができる。
底部130は、平坦な面を有する底面平坦部132と、偏平ボトル100の外側から内部に向かう底面凸部134とからなる。底面凸部134には、偏平ボトル100の外側へ突出した略円状リブ136が複数存在する。
図3および図4は、一実施例における偏平ボトル100の平面図および底面図をそれぞれ示す。図3で示される外周壁面310は、互いに間隔をあけて対応する一対の外周面312、314と、この外周面312、314に両端でつながり、互いに間隔をあけて対向する一対の外周面316、318を有する。
図4で示される底面平坦部132は、底部130の外周壁面410と凸部外周縁412とをつないで平坦な接地面部を形成する。よって、当該底面平坦部132を下にして偏平ボトル100を立てて置くことができる。底面凸部134には上記略円状リブ136とともに、その凸頂部には、偏平ボトル100の外側へ向かう中央突起414がある。外周面312、314に近い略円状リブ136は、外周面316、318に近い略円状リブ136よりも大きい。
図5は、図1におけるA−A断面図である。中部120は全体として偏平である。すなわち、図5に示すように、中部120は、上部110から底部130に向かう方向に垂直な断面において、第一の方向502について互いに対向する一対の第一の外周面512、514の間の距離d1よりも、第一の方向502に直交する第二の方向504について互いに直交する第二の外周面516、518の間の距離d2の方が短い。
図5において、第一の外周面512、514は、第一の方向502に互いに対向し外に凸の一対の凸領域524を有している。よって図5の断面は略角丸長方形となる。これに代えて、第一の外周面512、514の先端が平坦であってもよい。
第二の外周面516、518は、上記断面において、第二の方向504に互いに対向し外から凹んだ一対の凹部520を有する。凹部520は、第一の方向502に沿って外側から中央に向かって滑らかな曲面で構成されてよい。凹部520の凹み量は、底部130の外周壁部410と中部の第二の外周面516または518との間の距離d3により表される。凹部520の凹み量はわずかであってよく、例えば凸領域524の凸量よりも小さいことが好ましい。凹部520の両端には、相対的に凸になる一対の凹部縁522が形成される。
図5の凹部520は外面も内面も内側に凹んでいる。これに代えて、凹部520の外面が凹んでいて、内面は平坦であったり、内面は内側から外側へ凸であってもよい。なお、上部110および底部130は、図5と同じ方向の断面において、凹部520に対応する部分が平坦であるか、または、凹部520よりも少ない凹み量で凹んでいることが好ましい。
図6は、図1におけるB−B断面図を示す。図中の二本の平行な一点鎖線は、中部120の中間部分を部分的に省略したことを示す。中部120のうち、上部110に近い領域と底部130に近い領域に比べて中央の方が内側に凹んでいる。この場合に、上部110から底部130まで滑らかな曲面で構成されていてもよい。これに代えて、段階的に凹んでもよい。
また、中部120のうち、上部110に近い領域の厚みT1に対して、底部130に近い領域厚みT2の方が大きい。すなわち、中部120は上部110から底部130に向かって厚くなる。図6の例で中部120は上部110から底部130に向かって連続的に厚くなっている。これに代えて、中部120が階段状に厚くなってもよい。
底部130に向かうほど厚みが大きいので、偏平ボトル100の重心位置をより底部130の側に位置させることができる。これにより、偏平ボトル100を立てて置いたときの安定性を高めることができる。また、偏平ボトル100が落下した場合に底部130の側で衝撃を受けるようになるので、肉厚な底部130で衝撃を受け止めることで落下時に割れにくくすることができる。
偏平ボトル100は、ポリエチレンテレフタレート(PET)の一体成型品である。該ポリエチレンテレフタレートには、特性付与のために添加剤等が多少配合されてもよい。また他の樹脂を用いてもよい。樹脂は無色透明であっても良いし、色付きで透明であっても良いし、不透明であっても良い。
偏平ボトル100は例えばブロー成形により形成される。この場合に、底部130に相当する部分の金型をその他の部分よりも少しさらに削っておくことにより樹脂の逃げを作り、底部130に向かうほど厚みを大きくすることができる。
図7は、複数個の偏平ボトル100を積み重ねる例を示した図である。図8は、図7で積み重ねられている2つの偏平ボトル100を併せたC−C断面図を示す。
図8において、積載される一対の偏平ボトル100は凹部520の両側の凹部縁522で互いに接触する。これにより、偏平ボトル100を横置きで上下に安定的に重ねることができる。さらに、これには、同一容量を有する丸型のボトルに比べて、並べたときの稠密度を上げ、同じ大きさのダンボール箱等でも丸型のボトルに比べてたくさん詰めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 偏平ボトル、110 上部、112 出し入れ口、114 キャップ用ねじ山、116a、116b フランジ、120 中部、122 レリーフ、130 底部、132 底面平坦部、134 底面凸部、310 外周壁面、312、314、316、318 外周面、410 外周壁面、412 凸部外周縁、414 中央突起、502 第一の方向、504 第二の方向、512、514 第一の外周面、516、518 第二の外周面、520 凹部、522 凹部縁、524 凸領域

Claims (5)

  1. 内容物を出し入れする出し入れ口が設けられた上部と、
    前記上部に連結している中部と、
    前記上部とは反対側において前記中部に連結された底部と
    を備え、
    前記中部は、前記上部から底部に向かって厚くなる偏平ボトル。
  2. 前記中部は、前記上部から底部に向かって連続的に厚くなる請求項1に記載の偏平ボトル。
  3. 前記底部は前記中部よりも厚い請求項1または2に記載の偏平ボトル。
  4. 前記中部の少なくとも一部の領域は、前記上部から前記底部に向かう方向に垂直な断面において、第一の方向について互いに対向する一対の第一の外周面の間の距離よりも、前記第一の方向に直交する第二の方向について互いに直交する第二の外周面の間の距離の方が短い請求項1から3のいずれか1項に記載の偏平ボトル。
  5. ポリエチレンテレフタレートの一体成型品であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の偏平ボトル。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07156933A (ja) * 1993-12-01 1995-06-20 Dainippon Printing Co Ltd 耐圧自立容器及びその製造方法
WO2013089054A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 吉田プラ工業株式会社 パリソン及びそれを用いた容器のブロー成形方法

Patent Citations (2)

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