JP2017200516A - 統合化システム - Google Patents

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【課題】患者の検査効率および患者の治療効率の両方を向上させることが可能な統合化システムを提供すること。【解決手段】患者の検査および患者の治療の両方を行うことが可能な統合化システム1は、患者の検査を行うように構成された検査装置20と、患者の治療を行うように構成された治療装置30と、画面を表示するためのディスプレイ部11を含む表示装置10と、表示装置10の位置を検知する検知装置60と、少なくとも表示装置10の動作を制御する制御装置40とを含むものである。表示装置10は、第1の位置と第2の位置との間で移動するように構成されており、検知装置60は、表示装置10が第1の位置にあることを検知し、表示装置10が第2の位置にあることを検知するように構成されており、制御装置40は、検査用画面100と治療用画面120とを切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、患者の検査および患者の治療の両方を行うことが可能な統合化システムに関する。
従来、医療分野において、内視鏡などの検査装置を用いた患者の検査と電気メスなどの治療装置を用いた患者の治療とは別々のシステムを用いて行われていた。そのため、検査および治療という一連の手順における作業効率が悪いという問題点があった。
本発明は、患者の検査および患者の治療の両方を行う際の作業効率を向上させることが可能な統合化システムを提供することを目的とする。
本発明の統合化システムは、患者の検査および患者の治療の両方を行うことが可能な統合化システムであって、前記統合化システムは、患者の検査を行うように構成された検査装置と、前記患者の治療を行うように構成された治療装置と、画面を表示するためのディスプレイ部を含む表示装置と、前記表示装置の位置を検知する検知装置と、少なくとも前記表示装置の動作を制御する制御装置とを含み、前記表示装置は、第1の位置と第2の位置との間で移動するように構成されており、前記検知装置は、前記表示装置が前記第1の位置にあることを検知し、前記表示装置が前記第2の位置にあることを検知するように構成されており、前記表示装置が前記第1の位置にあることを前記検知装置が検知した場合には検査用画面が前記ディスプレイ部に表示され、かつ、前記表示装置が前記第2の位置にあることを前記検知装置が検知した場合には治療用画面が前記ディスプレイ部に表示されるように、前記制御装置は、前記検査用画面と前記治療用画面とを切り替える。
本発明の1つの実施形態では、前記表示装置が前記第1の位置にあることを前記検知装置が検知した場合には、前記制御装置は、前記治療装置が動作しないように前記治療装置を制御してもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記表示装置の前記第1の位置と前記第2の位置との間での移動は、前記表示装置の第1の角度位置と第2の角度位置との間での所定の回動軸の周りの回動であってもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記第1の位置は、前記表示装置が縦長に配置される位置および前記表示装置が横長に配置される位置のうちの一方であり、前記第2の位置は、前記表示装置が縦長に配置される位置および前記表示装置が横長に配置される位置のうちの他方であるようにしてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記検査装置は撮像装置と、照明装置と、計測装置と、を備え、前記治療装置は、PDT用レーザ装置、焼灼用レーザ装置の少なくとも1つを備え、前記計測装置は形状・距離計測装置と血流計測装置と温度測定装置と、を備えていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記検査装置は、照明用ファイバと、画像伝送用ファイバとを含み、前記治療装置は、治療用ファイバを含み、前記照明用ファイバと、前記画像伝送用ファイバと、前記治療用ファイバとは、バンドルされた複合型光ファイバであってもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記計測装置は、計測用ファイバを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記統合化システムは、さらにキャスタと無停電電源装置とを備えていてもよい。
本発明によれば、患者の検査および患者の治療の両方を行う際の作業効率を向上させることが可能な統合化システムを提供することが可能である。
統合化システム1の外観斜視図。 表示装置10の第1の位置と第2の位置および検知装置60の一例を示す図。 検査用画面100の一例を示す図。 治療用画面120の一例を示す図。 ディスプレイ部11の画面切り替えのフローを示す図。 統合化システム1の構成の一例を示す図。 複合型光ファイバの具体例を示す図。 統合化システム1による吻合血管の検査及び治療の処理の一例を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。

1.統合化システムの概要
出願人は、患者の検査および患者の治療の両方の作業効率を向上させることが可能な新しい統合化システムを提案する。
図1は、統合化システムの外観斜視図を示す。
統合化システム1は、患者の検査を行うように構成された検査装置20と、患者の治療を行うように構成された治療装置30と、画面を表示するためのディスプレイ部11を含む表示装置10と、少なくとも表示装置10の動作を制御する制御装置40とを備えている。
図1に示される実施形態では、検査装置20と治療装置30と制御装置40とは、統合化システム本体1aに収納されている。統合化システム本体1aの一側面には、照明用ファイバ23と画像伝送用ファイバ24と治療用ファイバ31とを統合化システム本体1aに接続するためのコネクタ(図示せず)が設けられており、それぞれのコネクタを介して、照明用ファイバ23および画像伝送用ファイバ24が検査装置20に接続され、治療用ファイバ31が治療装置30に接続されている。照明用ファイバ23と画像伝送用ファイバ24と治療用ファイバ31とがバンドルされた複合型光ファイバにより内視鏡50が構成されている。表示装置10は、制御装置40によって動作が制御されて、内視鏡50の先端からの画像を表示する。
術者は、統合化システム1を用いることにより、表示装置10に表示された内視鏡50の先端からの画像を見ながら内視鏡50を操作して患部の検査および治療を作業効率よく行うことができる。
図1に示される実施形態では、検査装置20は、照明用ファイバ23、画像伝送用ファイバ24に接続されるものとして示されているが、検査装置20と照明用ファイバ23と画像伝送用ファイバ24とをあわせて検査装置としてもよい。同様に、図1に示される実施形態では、治療装置30は、治療用ファイバ31に接続されるものとして示されているが、治療装置30と治療用ファイバ31とをあわせて治療装置としてもよい。図1に示される実施形態では、照明用ファイバ23と画像伝送用ファイバ24と治療用ファイバ31とがバンドルされた複合型光ファイバにより内視鏡50が構成されているが、本発明はこのような構成に限定されない。
表示装置10は、統合化システム本体1aに装着されている。図1に示される実施形態では表示装置10は統合化システム本体1aの上部に設けられているが、表示装置10を設ける位置はこれに限定されず、表示装置10を設ける位置は、術者および/または患者が表示装置10を視認できる位置であればよい。表示装置10は、例えば、統合化システム本体1aの正面や左側面や右側面に設けられていてもよい。
表示装置10は、画面を表示するためのディスプレイ部11を含む。図1に示される実施形態では、表示装置10の形状は縦横で長さが異なる矩形状であるが、表示装置10の形状はこれに限定されず、どのような形状であってもよい。表示装置10の形状は、例えば、正方形状や円形状であってもよい。
表示装置10は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能に構成されている。図2は表示装置10の第1の位置と第2の位置の一例を示す。より具体的には、図2は、表示装置10をディスプレイ部11とは逆側の裏面から見た図である。図2に示されるように、表示装置10は、統合化システム本体1aの上部(図示せず)に設けた回動軸12に対して回動可能な回動カム13を裏面に備えており、回動軸12周りに表示装置10が回動することができるようになっている。図2に示される実施形態では、第1の位置(第1の角度位置)は、図2の左側に示されるように表示装置10が横長に配置される位置であり、第2の位置(第2の角度位置)は、図2の右側に示される表示装置10が縦長に配置される位置であり、この第2の位置は、第1の位置から表示装置10を反時計回りに回動軸12周りに90度回動させた位置である。第1の位置と第2の位置は図2に示される位置に限定されず、第1の位置と第2の位置が図2に示すものと逆のものであってもよく、さらには、図2に示す実施形態のように角度が異なるものに限定されず、位置が異なるものであればどのようなものであってもよい。例えば、第1の位置と第2の位置が、統合化システム本体1aの水平軸方向に異なるものや、統合化システム本体1aの垂直軸方向に異なるものが挙げられる。第1の位置と第2の位置が統合化システム本体1aの水平軸方向に異なるものの場合には、表示装置10は、横軸スライド機構によって統合化システム本体1aに対する相対位置を変化させるようにする。また、第1の位置および第2の位置が統合化システム本体1aの垂直軸方向に異なるものの場合には、表示装置10は、縦軸スライド機構によって統合化システム本体1aに対する相対位置を変化させるようにする。
表示装置10の第1の位置と第2の位置との間の移動は、術者が手動で行ってもよいし、術者による統合化システム1への指示の入力に応じて統合化システム1が自動的に行ってもよい。術者による統合化システム1への指示の入力の一例としては、ディスプレイ部11の画面上に表示される切り替えボタンの選択が挙げられるが、術者による統合化システム1への指示の入力はこれに限定されない。
統合化システム1は、検知装置60をさらに備えている。検知装置60は、表示装置10が第1の位置にあることを検知し、表示装置10が第2の位置にあることを検知する。検知装置60の一例が図2に示されている。図2に示される実施形態では、検知装置60は検知部61を有する。検知装置60は、統合化システム本体1aの上部(図示せず)に設けられている。検知装置60は、図2の左側の図に示されるように検知部61と回動カム13が当接することで導通して検知信号を制御装置40に出力し、表示装置10が第1の位置にあることを検知するように構成されており、かつ、図2の右側の図に示されるように検知部61と回動カム13が当接しない状態では検知信号を制御装置40に出力せず、表示装置10が第2の位置にあることを検知するように構成されている。検知装置60は、図2に示されたものに限定されず、光センサ、リミットスイッチ、角度センサ、ジャイロセンサなど様々なタイプの検知装置を用いることが可能である。
制御装置40は、検知装置60から検知信号が出力される場合には表示装置10が第1の位置にあると判断し、検知装置60から検知信号が出力されない場合には表示装置10が第2の位置にあると判断し、表示装置10が第1の位置にある場合には統合化システム1が検査モードであると判断し、表示装置10が第2の位置にある場合には統合化システム1が治療モードであると判断する。さらに、制御装置40は、統合化システム1が検査モードである場合には、表示装置10のディスプレイ部11に検査のための検査用画面100を表示させ、統合化システム1が治療モードである場合には、表示装置10のディスプレイ部11に治療のための治療用画面120を表示させる。検査用画面100の一例が図3に示され、治療用画面120の一例が図4に示されている。
検査用画面100は、図3に示されるように、撮像画像一覧表示部101と撮像画像表示部102と検査用の操作メニュー103とを有している。撮影画像一覧表示部101には過去に記録された検査データファイルの一覧が表示される。撮像画像表示部102には、撮像装置22(図6)で撮像された画像が表示されるか、撮像画像一覧表示部101に表示された検査データファイルに記録された画像のうち術者が選択した画像が表示される。検査用の操作メニュー103には、照明光量調整部、ディスプレイ部11の画面切り替えボタン、撮像装置22で撮像された観察画像の記録/再生ボタン、内視鏡50の先端と患部までの距離を表示する距離メータ、観察画像から患部の形状・寸法を計測するためのグリッド表示ボタン等(いずれも図示せず)が設けられている。なお、検査用画面には、治療用の操作メニューは表示されない。
治療用画面120は、図4に示されるように、撮像画像表示部121と治療用の操作メニュー122とを有している。撮像画像表示部121には、撮像装置22(図6)で得られた画像データが表示される。治療用の操作メニュー122には、治療装置40(PDTレーザ装置や焼灼用レーザ装置など)の選択メニュー、治療条件の設定メニュー(照射出力、照射時間など)、図6を参照して後述される計測装置25(形状・距離計測装置や血流計測装置など)の選択メニュー、照明光量調整部、ディスプレイ部11の画面切り替えボタン、撮像装置22で撮像された観察画像の記録/再生ボタン、内視鏡50の先端と患部までの距離を表示する距離メータ、観察画像から患部の形状・寸法を計測するためのグリッド表示ボタン等(いずれも図示せず)が設けられている。図3に示される検査用画面100および図4に示される治療用画面120は、検査用画面および治療用画面の一例であって、画面レイアウトや表示項目などは任意に変更することが可能である。
制御装置40は、上述したように検知装置60からの検知信号の有無に応じてディスプレイ部11の画面の切り替えを制御するのに加えて、1つの実施形態では、検知装置60の検知信号の有無に応じて治療装置30の動作を停止させるインターロックの作動、解除の切り替えを制御する。図5は制御装置40によるディスプレイ部11の画面の切り替えおよび治療装置のインターロックの作動、解除の切り替えの処理の一例を示す。
図5に示されるように、制御装置40は、検知装置60から検知信号が出力されているか否かを判断する。検知装置60から検知信号が出力されている場合には、制御装置40は、表示装置10が第1の位置にあると判断し、ディスプレイ部11に検査用画面100を表示させ、さらに、治療装置30の動作を停止させるインターロックを作動させる。制御装置40は、検知装置60から検知信号が出力されている限り、検査用画面100を表示し、治療装置30の動作を停止させるインターロックの作動を維持する。検知装置60から検知信号が出力されない場合には、制御装置40は、表示装置10が第2の位置にあると判断し、ディスプレイ部11に治療用画面120を表示させ、さらに、治療装置30の動作を停止させるインターロックの作動を解除する。制御装置40は、検知装置60から出力信号が出力されるまで、ディスプレイ部11に治療用画面120を表示し、治療装置30の動作を停止させるインターロックの作動を解除することを維持する。
制御装置40は、上述したような表示装置10の制御だけでなく、統合化システム1の動作を統合的に制御することも可能である。
統合化システム本体1aは、統合化システム1の移動を容易にするための回転、固定自在のキャスタ80を底面に備えていてもよい。
統合化システム1は、術者による統合化システム1への各種の指示を入力するための入力手段を備えている。入力手段は、例えば、キーボードまたはマウスである。あるいは、表示装置10を、タッチパネルを備えるものとして構成し、そのタッチパネルを入力手段としてもよい。

2.統合化システムの構成
図6は、本発明の統合化システム1の構成の一例を示す。統合化システム1は、表示装置10と検査装置20と治療装置30と制御装置40と検知装置60とを備えている。統合化システム1は、図6に示すように無停電電源装置70をさらに備えていてもよい。なお、検知装置60については、上記「1.統合化システムの概要」で詳述したので、ここでは説明を省略する。
〔検査装置20〕
検査装置20は、患者の検査を行うように構成されており、これにより、術者が患者の患部を検査することができる。患者の患部の検査は、例えば、照明装置21によって発生された照明光が照明用ファイバ23を介して患者の患部に照射され、その照射の反射光が画像伝送用ファイバ24を介して撮像装置22に伝送されて撮像装置22および画像処理装置27により画像データが生成され、その画像データを表示装置10のディスプレイ部11に表示することにより達成することが可能である。
検査装置20は、照明装置21と撮像装置22と照明用ファイバ23と画像伝送用ファイバ24と計測装置25と画像処理装置27とを含む。ここでは、照明用ファイバ23、画像伝送用ファイバ24および計測用ファイバ26もあわせて検査装置としている。
〔照明装置21〕
照明装置21は、照明光を患者の患部に照射することが可能な任意の装置であり得る。照明装置21の種類は、治療目的等に応じて適宜選択されることが可能である。照明装置21は、例えば、青、緑、赤の各色を発光可能なLEDランプであってもよいし、キセノンランプであってもよいし、ハロゲンランプであってもよい。例えば、照明装置21として青、緑、赤の各色を発光可能なLEDランプを用いることによって、任意の色が発光可能となる。照明装置21は、制御装置40と接続可能なように構成されている。照明装置21は、検査や治療目的に応じて複数種類の照明装置を備えていてもよい。照明装置21が複数種類の照明装置を備えている場合、各照明装置に照明用ファイバ23を設けてもよい。あるいは、複数種類の照明装置に対して照明用ファイバ23を1つのみ設けて、各照明装置の照明のタイミングを制御してその1つの照明用ファイバ23に照明光を照射する照明装置を切り替えるようにしてもよい。そうすることにより、統合化システム1に用いる照明用ファイバ23の数を減らすことができ、統合化システム1の小型・軽量化を図ることが可能である。
〔照明用ファイバ23〕
照明用ファイバ23は、照明装置21に接続されており、照明用ファイバ23が発生させた照明光を伝送して患者の患部に照射するように構成されている。
〔画像伝送用ファイバ24〕
画像伝送用ファイバ24は、撮像装置22に接続されており、照明装置21および照明用ファイバ23によって患者の患部に照射された照明光の患者の患部から反射された光を撮像装置22に伝送することができる。
〔撮像装置22〕
撮像装置22は、画像伝送用ファイバ24によって伝送された患部の患部からの反射光を画像データに変換することが可能な任意の装置であり得る。撮像装置22は、例えば、CCDセンサまたはCMOSセンサ等の固体撮像素子を有する二次元カメラであってもよいし、三次元カメラであってもよい。CCDセンサは、カラーCCDセンサでもよいし、白黒CCDセンサであってもよい。CMOSセンサは、カラーCMOSセンサでもよいし、白黒CMOSセンサであってもよい。CCDセンサまたはCMOSセンサは、蛍光励起用励起光に反応した患部の自家蛍光を検知できるものであってもよい。
〔計測装置25〕
計測装置25は、検査装置20と患者の患部までの距離や患部の状態(患部の形状、温度、血管の血流(血流量、血液量、血流速度など)を計測することが可能な任意の装置であり得る。計測装置25は、例えば、検査装置20と患部までの距離や患部の形状を計測するための、レーザ光を用いた形状・距離計測装置であってもよいし、患部の温度を測定するための熱電対やレーザ光を用いた温度計測装置であってもよいし、血管の血流を計測するためのレーザードップラー式計測装置であってもよいし、さらに、蛍光観察するための特定の波長の励起光を照射する蛍光装置であってもよい。計測装置25として計測用光を用いた計測装置を用いる場合には、計測装置25は計測用ファイバ26を含んでおり、患者の患部の計測は、計測装置25(計測用ファイバ26)から患者の患部に計測用光を照射し、患者の患部からの計測用光の反射光が画像伝送ファイバ24を介して伝送されて計測装置25のフォトディテクター(図示せず)に入射し、フォトディテクターによって反射光の強度に従って電圧(計測信号)が出力されることにより達成することが可能である。計測装置25によって取得された計測信号は、画像処理装置27に送られたのち、計測信号は画像処理装置27により演算処理されることで計測データに変換され、得られた計測データは表示装置10のディスプレイ部11に計測結果として表示される。計測装置25は、計測目的に応じて複数種類の計測装置を備えてもよい。計測装置25が複数種類の計測装置を備えている場合、各計測装置に計測用ファイバ26を設けてもよい。あるいは、複数種類の計測装置に対して計測用ファイバ26を1つのみ設けて、各計測装置の計測のタイミングを制御してその1つの計測用ファイバ26に計測用光を照射する計測装置を切り替えるようにしてもよい。そうすることにより、統合化システム1に用いる計測用ファイバ26の数を減らすことができ、統合化システム1の小型・軽量化を図ることが可能である。また、計測用装置25に代えて、照明装置21が発生させる照明光および照明用ファイバ23を用いて計測を行ってもよい。
〔治療装置30〕
治療装置30は、患者の治療を行うように構成されており、これにより、術者が患者の患部を治療することができる。患者の患部の治療は、例えば、治療装置30によって発生された治療用光が治療用ファイバ31を介して患者の患部に照射されることにより達成されることが可能である。ここで、患者の患部の治療とは、任意の治療であり得る。患者の患部の治療は、例えば、患部を焼灼すること、患部を切断すること、患部を蒸散すること、患部を穴あけすることのうちの少なくとも1つを含む。
治療装置30には、治療装置30の動作をオンオフするスイッチ(図示せず)が設けられている。治療装置30は、術者によって治療装置30のスイッチがオンにされている場合には治療用光を照射し、術者によって治療装置30のスイッチがオフにされている場合には治療用光を照射しない。
治療装置30は、治療を行うためのエネルギーを出力することが可能な任意の装置であり得る。治療装置30は、例えば、治療用レーザ装置であってもよいし、電気メスやヒートプローブ等であってもよい。治療装置30として治療用レーザ装置を用いるある場合には、治療装置30は、患者の患部に治療用光を伝送するための治療用ファイバ31を含んでいる。治療用レーザ装置のレーザの種類は、治療目的等に応じて適宜選択されることが可能である。治療装置から出力されるレーザは、例えば、焼灼等を目的としたYAGレーザであってもよいし、PDT(光線力学的療法)等を目的としたエキシマレーザであってもよいし、網膜凝固手術等を目的としたアルゴンイオンレーザであってもよい。
治療装置30は、治療目的に応じて複数種類の治療装置を備えていてもよい。治療装置30が複数種類の治療装置30を備えている場合、各治療装置に治療用ファイバ31を設けてもよい。あるいは、複数種類の治療装置に対して治療用ファイバ31を1つのみ設けて、各治療装置の治療のタイミングを制御してその1つの治療用ファイバ31に治療用光を照射する治療装置を切り替えるようにしてもよい。そうすることにより、統合化システム1に用いる治療用ファイバ31の数を減らすことができ、統合化システム1の小型・軽量化を図ることが可能である。
〔表示装置10〕
表示装置10は、画面を表示するためのディスプレイ部11を含み、そのディスプレイ部11には、上述したように制御装置40により動作が制御されて、検査用画面100または治療用画面120が表示される。
表示装置10のディスプレイ部11に表示される画像は、動画であっても静止画であっても、動画と静止画が貼り合わされた拡張された画像であってもよい。表示装置10のディスプレイ部11に表示される画像は、術者の効率や治療の確度を考慮すると、動画もしくは動画と静止画が貼り合わされた拡張された画像であることが好ましい。動画もしくは動画と静止画貼り合わされた拡張された画像を得ることは、例えば画像処理装置27によって達成されることが可能である。
〔画像処理装置27〕
画像処理装置27は、撮像装置22で得られた画像データを表示装置10のディスプレイ部11に拡張された画像として表示する処理を行う機能と、撮像装置22で得られた画像データからクラッドを除去して画像を鮮明化する機能と、計測装置25から出力された計測信号を計測データに変換する機能とのうちの少なくとも1つを備えている。拡張された画像を表示するための処理は例えば以下のように行うことで達成されることが可能である。まず、撮像装置22から画像処理装置27へ画像データ信号が入力される。次に、前処理部において画像処理装置27内のビデオキャプチャ回路(図示せず)の初期化等、動画および静止画像を表示するために必要な処理が行われる。その後、撮像装置22から所定周期(例えば、0.1秒毎)で連続的に入力される静止画信号をビデオキャプチャ回路によってAD変換させ、連続的に貼り合わされた状態で表示装置10にリアルタイムに送信させることにより、動画と静止画が貼り合わされた拡張された画像がディスプレイ部11に表示される。これにより、手振れや体内の脈動によりブレが生じている観察像を逆に利用して、視野が拡張された鮮明な検査画像を表示装置10のディスプレイ部11に表示することが可能である。
〔内視鏡50〕
内視鏡50は、照明用ファイバ23と画像伝送用ファイバ24と治療用ファイバ31と計測用ファイバ26とがバンドルされた複合型光ファイバにより構成されている。図7は複合型光ファイバの具体例を示す。複合型光ファイバは、例えば、図7(a)に示されるように、中心部分に治療用ファイバ31を配置し、その周囲に画像伝送用ファイバ24を同軸上に配置し、さらにその周囲に計測用ファイバ26および/または照明用ファイバ23を同軸上に配置したものであってもよいし、図7(b)に示されるように、治療用ファイバ31の周囲に画像伝送用ファイバ24を、治療用ファイバ31と画像伝送用ファイバ24とを覆うように計測用ファイバ26および/または照明用ファイバ23を配置したものであってもよいし、図7(c)に示されるように、中心部分に治療用ファイバ31を配置し、その周囲に画像伝送用ファイバ24を同軸上に配置したものの周囲にもう1つの治療用ファイバ31を配置するとともに、2つの治療用ファイバ31、31と、画像伝送用ファイバ24を覆うように計測用ファイバ26および/または照明用ファイバ23を配したものであってもよい。複合型光ファイバとして、治療用ファイバ31と画像伝送用ファイバ24とが同軸のものを用いる場合、治療用ファイバ31の光軸と画像伝送用ファイバ24の光軸とがずれないようにすることが可能であり、かつ、治療用ファイバ31と画像伝送用ファイバ24とに対して単一の光学系を用いることが可能である。その結果、複合型光ファイバを小型化することが可能である(例えば、複合型ファイバの直径を約1mmにすることが可能である)。なお、内視鏡50は複合型光ファイバに限定されない。
〔制御装置40〕
制御装置40は、プロセッサ部40aとメモリ部40bとを含む。プロセッサ部40aは、制御装置40の全体の動作を制御する。メモリ部40bには、処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムの実行に必要とされるデータや撮像装置22で撮像された画像データや焼灼条件の予測を行うための関係式等が格納される。ここで、プログラムをどのようにして40bに格納するかは問わない。例えば、プログラムは、メモリ部40bにプリインストールされていてもよい。あるいは、プログラムは、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードされることによってメモリ部40bにインストールされるようにしてもよいし、光ディスクやUSBなどの記憶媒体を介してメモリ部40bにインストールされるようにしてもよい。メモリ部40bに格納されているプログラムは、例えば、統合化システムを制御するためのプログラムである。プロセッサ部40aは、メモリ部40bに格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。これにより、制御装置40は、表示装置10、検査装置20(照明装置21、撮像装置22、計測装置25、画像処理装置27)、治療装置30、検知装置60等の統合化システム1を構成する各装置の少なくとも1つ以上の動作を制御することが可能である。メモリ部40bには、焼灼条件の予測を行うための関係式が記録されている。この関係式は、予め実験などにより得られた治療用光の照射出力、照射距離、照射時間等に基づく患部の焼灼範囲や焼灼温度との関係式である。プロセッサ部40aは、このメモリ部40bに記憶された関係式を利用して、治療すべき血管に対して最適な治療用光の照射距離、照射出力、照射時間などの焼灼条件を予測することが可能である。
〔無停電電源装置70〕
無停電電源装置70は、停電時であっても統合化システム1に電源を供給可能である。これにより、停電時などの非常時に統合化システム1が停止してしまうことが避けられ、検査および治療が中断されてしまうことを防止することが可能であり、また、検査および治療中に患者の体内に内視鏡50が取り残されるのを防止することも可能となる。また、無停電電源装置70は、使用は停電時に限定されず、統合化システム1の移動時におけるキャスタ80の駆動源としても利用可能である。

3.統合化システムによる検査および治療の処理
次に、本発明の統合化システム1による検査および治療の処理の一例として、子宮の胎盤内に存在する双胎間輸血症候群(TTTS)の原因となる吻合血管の有無の検査および吻合血管の治療の処理について説明する。図8は、本発明の統合化システム1による吻合血管の検査および治療の処理の一例を示す。
表示装置10の位置は第1の位置(ディスプレイ部11は横長となる位置)で、ディスプレイ部11に検査用画面100が表示されている状態で一連の処理をスタートさせる。
ステップS101:内視鏡50を子宮内に挿入する。
子宮内への内視鏡50の挿入方法は、例えば、トロカールを使用して腹部に切開部分を形成し、トロカールを介して内視鏡を切開部分から子宮内に向けて挿入する方法であってもよいし、腹部の切開をすることなく経腔的に挿入する方法であってもよい。
術者は、検査用画面100の撮像画像表示部102に表示される画像を観察しながら内視鏡50を患者の子宮内に挿入する。
ステップS102:患部の観察および検査を行う。
術者は、検査画像を参照しながら、吻合血管を探索する。術者は、距離・形状計測装置によって、観察部位の形状や大きさを確認しながら治療すべき血管か否かを判断し、検査を進めることが可能である。なお、検査用画面100が表示されているときには、制御装置40により、治療装置30の作動を停止させるインターロックが作動しているので、術者が誤って治療装置30を作動させてしまうことが防止される。
ステップS103:治療すべき血管を決定する。
術者は、ステップS102の検査の結果に基づき、治療すべき血管を決定する。このときに、術者は、検査用画面100を用いて患者に検査結果の説明をしてもよい。
ステップS104:焼灼条件を予測する。
術者は、プロセッサ部40aにより、焼灼条件の予測機能を利用して、治療すべき血管に対して最適な治療用光の照射距離、照射出力、照射時間などの焼灼条件を予測する。焼灼条件の予測が終了するとステップS105に移行する。ステップS105に移行する際、表示装置10の位置を第2の位置(ディスプレイ部11が縦長となる位置)に移動させ表示画面を検査用画面100から治療用画面120に切り替える。
ステップS105:治療を行う。
術者は、ステップS104で予測された焼灼条件を治療用画面120の治療用の操作メニュー122に入力する。入力した条件のもと、表示装置10の撮像画像表示部121に表示される患者の患部の画像を観察しながら、治療用光を患部にむけて照射することで治療を行う。治療用光を患者の患部に照射している間、温度計測装置により治療を行っている血管の温度を計測する。計測された温度は治療用画面120に表示される。制御装置40は、計測された温度に従って患者の患部が所望の焼灼温度になるように治療装置30の治療用光の出力を自動で制御する。制御装置40は、計測された温度によって患部が十分に治療用光により焼灼されたか否かを判断し、制御装置40が十分と判断したときに患者の患部への治療装置30の治療用光の照射を停止する。治療装置の照射が停止されたらステップS106に移行する。ステップS106に移行する際、表示装置10を第1の位置(ディスプレイ部11が横長となる位置)に移動させ、表示画面を治療用画面120から検査用画面100に切り替える。
ステップS106:処置は十分か。
治療が十分に行われたかの確認は患者の患部における血流を測定することにより行うことができる。血流計測装置により血管の血流が測定され、その結果は、治療用画面120に表示される。患部の血液および血管が凝固し、血流が停止していれば、治療は十分に行われたものと術者は判断してステップS107に移行する。血流が停止していなければ、術者は治療が不十分であると判断してステップS104またはステップ105に移行して再度治療を行う。
ステップS107:治療の必要な血管を全て処理?
術者は、治療用光の照射が必要な血管全てに照射を行ったか否かを判断する。全ての血管について照射が終了しているのであれば、この処理を終了する。終了していないのであれば、ステップ102へ移行して別の血管に治療用光の照射を行う。
上述した処理は処理の一例であって、例えば、温度や血流などの計測は治療中に限らず検査中に行ってもよい。上記処理においては、表示装置10の第1の位置と第2の位置との移動(検査用画面100と治療用画面120との切り替え)を、ステップS105の前後で行っているが、これに限定されない。どのタイミングで表示装置10の位置を移動させて検査用画面100と治療用画面120とを切り替えるかは術者の判断のもと、任意のタイミングで行うことが可能である。また、一連の処理を、検査用画面100を表示させず、治療用画面120で行ってもよい。
また、本発明の統合化システム1は、子宮の胎盤内に存在する吻合血管を止める処理に限定されず、尿路結石の検査および治療、網膜凝固の治療および治療、PDDの検査およびPDT治療などの様々な検査および治療に用いることが可能である。

4.統合化システムによって達成される主な効果
上述したように、本発明の統合化システム1は、表示装置10の位置が第1の位置にあるか第2の位置にあるかに応じて、表示装置10のディスプレイ部11に、検査中の検査用画面100と治療中の治療用画面120とを切り替えて表示している。そのため、術者は、現在、検査を行っているのか治療を行っているのかを視覚的かつ直感的に理解でき、誤って検査中に治療装置30を動作させてしまうことを防止することができる。また、検査用画面100が表示されている間は、治療用の操作メニューが検査用画面100に表示されないため、誤って検査中に治療装置30を動作させてしまうことをさらに防止することが可能である。患者にとっても、現在、検査を行っているのか、治療を行っているのかが、表示装置10の位置をみれば直感的に理解できるため、精神的な負担が減り、安心感が得られる。
また、ディスプレイ部11に検査用画面100が表示されているときには、制御装置40が治療装置30の動作を停止させるインターロック機構を作動させることも可能である。それにより、誤って検査中に治療装置30を動作さてしまうことをより確実に防止することが可能である。
本発明の統合化システム1は、観察、検査および治療を一台で全て行うことが可能であるため、検査および治療の両方の作業効率を向上させることが可能である。また、システムの小型軽量化を図ることが可能である。
本発明の統合化システム1は、1つの実施形態では、検査装置20、治療装置30等の各装置を統合して制御可能な制御装置40を備えているため、従来の各装置を別々に操作するシステムと比べて操作が格段に簡単で操作ミスを防止することが可能である。そのため、検査および治療の両方の作業効率をさらに向上させることが可能である。
本発明の統合化システム1は、1つの実施形態では、統合化システム本体1a内に検査装置20、治療装置30、検知装置60等の各装置を統合しているため、配線などの接続が従来の各装置を別々に接続するシステムと比べて格段に簡単で作業効率やメンテナンス性を向上させることが可能である。
本発明の統合化システム1は、1つの実施形態では、キャスタ80により移動自在であるため、手術室での使用の外、移動が困難な患者などのために病室のベッドサイドに移動して検査および治療を行うことが可能である。
本発明の統合化システム1は、1つの実施形態では、無停電電源装置70を備えているため、地震などの災害時における停電時にも使用することが可能である。また、この無停電電源装置70を統合化システム1の移動時におけるキャスタ80の駆動源として利用することも可能であり、それにより、一人でも簡単に移動させることが可能である。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
本発明は、患者の検査および患者の治療の両方を行う際の作業効率を向上させることが可能な統合化システムを提供するものとして有用である。
1 統合化システム
10 表示装置
20 検査装置
21 照明装置
22 撮像装置
25 計測装置
27 画像処理装置
30 治療装置
40 制御装置
50 内視鏡
60 検知装置
70 無停電電源装置

Claims (8)

  1. 患者の検査および患者の治療の両方を行うことが可能な統合化システムであって、前記統合化システムは、
    患者の検査を行うように構成された検査装置と、
    前記患者の治療を行うように構成された治療装置と、
    画面を表示するためのディスプレイ部を含む表示装置と、
    前記表示装置の位置を検知する検知装置と、
    少なくとも前記表示装置の動作を制御する制御装置と
    を含み、
    前記表示装置は、第1の位置と第2の位置との間で移動するように構成されており、
    前記検知装置は、前記表示装置が前記第1の位置にあることを検知し、前記表示装置が前記第2の位置にあることを検知するように構成されており、
    前記表示装置が前記第1の位置にあることを前記検知装置が検知した場合には検査用画面が前記ディスプレイ部に表示され、かつ、前記表示装置が前記第2の位置にあることを前記検知装置が検知した場合には治療用画面が前記ディスプレイ部に表示されるように、前記制御装置は、前記検査用画面と前記治療用画面とを切り替える、統合化システム。
  2. 前記表示装置が前記第1の位置にあることを前記検知装置が検知した場合には、前記制御装置は、前記治療装置が動作しないように前記治療装置を制御する、請求項1に記載の統合化システム。
  3. 前記表示装置の前記第1の位置と前記第2の位置との間での移動は、前記表示装置の第1の角度位置と第2の角度位置との間での所定の回動軸の周りの回動である、請求項1または請求項2に記載の統合化システム。
  4. 前記第1の位置は、前記表示装置が縦長に配置される位置および前記表示装置が横長に配置される位置のうちの一方であり、前記第2の位置は、前記表示装置が縦長に配置される位置および前記表示装置が横長に配置される位置のうちの他方である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の統合化システム。
  5. 前記検査装置は、撮像装置と、照明装置と、計測装置とを備え、前記治療装置は、PDT用レーザ装置、焼灼用レーザ装置のうちの少なくとも1つを備え、前記計測装置は、形状・距離計測装置と血流計測装置と温度計測装置とを備えている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の統合化システム。
  6. 前記検査装置は、照明用ファイバと、画像伝送用ファイバとを含み、前記治療装置は、治療用ファイバを含み、前記照明用ファイバと、前記画像伝送用ファイバと、前記治療用ファイバとは、バンドルされた複合型光ファイバである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の統合化システム。
  7. 前記計測装置は、計測用ファイバを含む、請求項5記載の統合化システム
  8. 前記統合化システムは、さらに、キャスタと無停電電源装置とを備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の統合化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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