JP2017197928A - 足踏み部材用緩衝部材及び梯子 - Google Patents

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Abstract

【課題】梯子等の足踏み部材に装着し、太陽電池パネルを保護する足踏み部材用緩衝部材を開発することを課題とする。【解決手段】梯子1は、梯子本体2と、足踏み部材用緩衝部材3によって構成されている。足踏み部材用緩衝部材3は、複数の緩衝片10が、紐等の連結部材で連結されたものである。梯子本体2のヒンジ部8よりも上の領域(踏み板部52)に足踏み部材用緩衝部材3が取り付けられている。踏み板部52の太陽電池パネル53側の面には、足踏み部材用緩衝部材3が取り付けられているから、踏み板部52は太陽電池パネル53上にあるものの、金属の梯子本体2は太陽電池パネル53とは接触せず、複数の緩衝片10によって太陽電池パネル53から浮き上がった状態となる。【選択図】図6

Description

本発明は、例えば屋外設置型の太陽光発電システムのメンテナンスや、太陽光発電システムを新規に構築する際の足場として使用される梯子に関するものである。さらに本発明は、梯子等の足踏み部材に装着される足踏み部材用緩衝部材に関するものである。
休耕田や、閉鎖したゴルフ場、廃校のグランド、工場跡地、山林等の空き地を有効利用する方策として、メガソーラシステムが注目されている。
メガソーラシステムは、大規模な屋外設置型の太陽光発電システムであり、地面に傾斜架台を設置し、その上に多数の太陽電池パネルを並べて発電を行わしめるものである。
特許文献1には、屋外設置型の太陽光発電システム及びそれに使用される傾斜架台が開示されている。
また一部に緩衝部材が設けられた伸縮梯子が特許文献2に開示されている。
特開2013−222711号公報 実用新案登録第3021498号公報
屋外設置型の太陽光発電システムにおいても、定期的なメンテナンスや突発的な修理が必要である。
例えば、鳥獣のフンによって太陽電池パネルが汚れることがあり、太陽電池パネルの表面を清掃する場合がある。また一部の太陽電池パネルが破損し、新たな太陽電池パネルに取り替えることもある。
この様な場合には、作業者が傾斜架台の上に乗る必要がある。
しかしながら太陽電池パネルの表面は、透光性を有する必要から、ガラスで覆われていることが多い。そのため作業者が直接太陽電池パネルの上に乗ると、表面のガラスが破損したり、汚れてしまう懸念がある。
そこで現実の作業現場においては、太陽電池パネルの表面に踏み板を置き、その上に作業者が乗って所定の作業を行っている。
ここで本発明者らは、踏み板の代わりに梯子を使用する方策を思いついた。梯子は平行に配された脚柱と、脚柱の間に設けられた複数の踏み桟によって構成されるものであり、作業者が乗ることができる部分が踏み桟に限られる不便はあるが、踏み桟同士の間に空間があるから、太陽電池パネルを観察したり、メンテナンス作業を行いやすいという利点がある。
しかしながら、踏み板の代わりに梯子を使用すると、発明者らが予期しなかった問題が生じた。
即ち踏み板は、太陽電池パネルに対して面接触するのに対し、梯子は太陽電池パネルに対して線接触する。そのため上に乗った作業者の重量が、局所的に太陽電池パネルに掛かり、太陽電池パネルを破損してしまう懸念があった。
本発明は上記した問題点に注目し、太陽電池パネルに掛かる局所的な荷重を分散させ、太陽電池パネルを傷つけない、足踏み部材としての梯子を開発することを課題とするものである。また本発明は、梯子等の足踏み部材に装着し、太陽電池パネルを保護する足踏み部材用緩衝部材を開発することを課題とするものである。
上記した課題を解決するための態様は、傾斜姿勢又は水平姿勢に配された太陽電池パネル上に仮設置し、作業者がその上に乗る足踏み部材に装着される足踏み部材用緩衝部材であり、前記足踏み部材と前記太陽電池パネルとの間に介在することで、前記足踏み部材を、前記太陽電池パネルから浮き上がらせた状態とする、単数又は複数の緩衝片を含む足踏み部材用緩衝部材である。
本態様の足踏み部材用緩衝部材を使用すると、太陽電池パネル上にある全ての脚柱及び踏み桟が、単数または複数の緩衝片によって太陽電池パネルから浮き上がった状態となる。そのため足踏み部材が太陽電池に直接触れにくい。
また作業者の体重が適度に分散され、局所的な荷重が太陽電池パネルに掛からない。
複数の緩衝片を有する場合は緩衝片を間隔を開けて取り付けることが望ましい。
前記緩衝片は、前記足踏み部材の幅方向の過半を覆う長さを有することが望ましい。
本態様の足踏み部材用緩衝部材では、幅方向の過半を覆う長さを有する緩衝片を採用している。そのため足踏み部材を太陽電池パネル上に仮設置した際、足踏み部材が太陽電池に直接触れにくい。
足踏み部材は、平行に配された脚柱と、当該脚柱の間に設けられた複数の踏み桟を有する梯子であり、緩衝片の長さは踏み桟の長さに相当する長さ以上であることが望ましい。
上記した態様によると、緩衝片の長さが適切であり、作業者の体重を適度に分散することができる。
緩衝片を足踏み部材に着脱自在に取り付ける取り付け手段を有することが望ましい。
緩衝片は袋状であって内部に流体を充填可能であり、且つ内部から前記流体を排出可能であり、内部に流体を充填して体積を増大させることが可能であることが望ましい。
本態様によると、流体を排出することにより緩衝片の嵩を下げることができ、持ち運びに便利である。
前記緩衝片を複数有し、前記複数の緩衝片が、連結部材を介して連結されていることが望ましい。
連結部材の長さを調整する調整部を有していることが望ましい。
平行に配された脚柱と、当該脚柱の間に設けられた複数の踏み桟を有する梯子に、前記した足踏み部材用緩衝部材が取り付けられた梯子とすることが望ましい。
前記した梯子は、脚柱の中間部分にヒンジ部を有し、ヒンジ部を曲げて全体を屈曲形状とすることが可能であることが望ましい。
本態様によると、作業者が太陽電池パネルの上に登りやすい。
本発明の足踏み部材及び梯子は、作業者の体重に起因する太陽電池パネルに掛かっていた局所的な荷重を分散させ、太陽電池パネルを傷つけ難いという効果がある。また本発明の足踏み部材用緩衝部材を足踏み部材や梯子に装着して太陽電池パネルに置くと、太陽電池パネルに掛かっていた局所的な荷重が分散し、太陽電池パネルを傷つけ難い。
本発明の実施形態の梯子の斜視図である。 図1の梯子の分解斜視図である。 図1の梯子で採用されている足踏み部材用緩衝部材の斜視図であり、内部の空気を抜いて折り畳んだ状態を示す。 (a)は、図1の梯子の正面図であり、(b)はその側面図である。 図1の実施形態の梯子を傾斜架台に仮置きした状態を示す斜視図である。 図1の実施形態の梯子を傾斜架台に仮置きした状態を示す側面図である。 (a)は本発明の他の実施形態の梯子の分解斜視図であり、(b)はその側面図である。 (a)は図1の梯子で採用されている足踏み部材用緩衝部材の断面斜視図であり、(b)乃至(d)は、その変形例である。 本発明の他の実施形態の梯子の斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態の梯子板の分解斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態の梯子の分解斜視図である。 (a)乃至(d)は、本発明のさらに他の実施形態の梯子の斜視図である。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
図1に示す梯子1は、足踏み部材の一態様である。図1に示す梯子1は、図2の様に梯子本体2と、足踏み部材用緩衝部材3によって構成されている。
梯子本体2は、公知の梯子と同様に、平行に配された2条の脚柱5と、当該脚柱5の間に設けられた複数の踏み桟6を有している。
脚柱5は、アルミニウム等の角パイプや、断面形状がH型、溝型、L型等の押し出し材で作られている。
踏み桟6もアルミニウム等で作られており、断面形状は円、H型、溝型、L型等である。
梯子本体2は、特有の構成として、双方の脚柱5の中間部分にヒンジ部8があり、図4,5,6の様にヒンジ部8を曲げて全体を屈曲形状とすることができる。
ヒンジ部8が設けられた位置は、端部からの高さhが後記する傾斜架台50のテーブル部55の低い側の端部の高さよりもやや高い位置である。
本実施形態では、使用時の姿勢を基準として、ヒンジ部8よりも下にN本の踏み桟6があり、ヒンジ部8よりも上にM本の踏み桟6がある。具体的にはヒンジ部8よりも下に4本の踏み桟6があり、ヒンジ部8よりも上に8本の踏み桟6がある。本実施形態では、ヒンジ部8よりも上にある踏み桟6の数Mは、ヒンジ部8よりも下にある踏み桟6の数Nよりも多い。
本実施形態では、梯子本体2のヒンジ部8の高さ以下の領域(高さhまで)は、作業者が傾斜架台50に登るための登はん部51として機能し、ヒンジ部8の高さ以上の領域(H領域)は、踏み板部52として機能する。登はん部51の高さhは、1m程度である。また踏み板部52の長さHは、2mから3m程度である。踏み板部52は、伸縮可能であることが望ましい。
また梯子本体2の最も先端側の踏み桟6には、ロープ等の線状部材7が取り付けられている。線状部材7の長さは、3乃至6m程度である。
足踏み部材用緩衝部材3は、複数の緩衝片10が、紐等の連結部材11で連結されたものである。本実施形態では、3個の緩衝片10が、連結部材11で連結されている。
緩衝片10は、ゴムや可撓性を有する樹脂で作られた密閉された袋である。緩衝片10にはタイヤの如くバルブ12が設けられている(図1,2,3,8a)。そしてバルブ12を介して緩衝片10の内部に空気を充填することができる。図1,2,8aは、緩衝片10内に空気を充填して体積を増大させ、膨らませた状態を示している。
足踏み部材用緩衝部材3の各緩衝片10は、内部に空気を充填した状態においては、やや長細い形状をしている。
空気を充填した状態における断面形状は、図8(a)の様な四角形である。各緩衝片10の断面形状は任意であり、円形であってもよく、偏平形状であってもよい。
緩衝片10の長さは梯子本体2(足踏み部材)の幅以上の長さであることが望ましい。本実施形態では、緩衝片10の長さLは、梯子本体2の幅Wよりもやや長い。緩衝片10の長さLは、梯子本体2の幅Wよりも10%から30%程度長いことが望ましい。
緩衝片10の幅Aは、梯子本体2の踏み桟6の幅Bよりも大きい。緩衝片10の幅Aは、梯子本体2の踏み桟6の幅Bに対して2倍以上であることが望ましく、さらに3倍以上であることが推奨される。
また緩衝片10の幅Aは、踏み桟6の中心間距離と同等であることが推奨される。具体的には、緩衝片10の幅Aは、踏み桟6の中心間距離の60%から130%程度であることが望ましく、より推奨される範囲は、踏み桟6の中心間距離の80%から110%程度である。
本実施形態では、踏み桟6の中心線と緩衝片10の中心線を一致させて緩衝片10が取り付けられている。
緩衝片10から空気を抜くと、体積が著しく減少する。図3は、内部の空気を抜いて体積を小さくし、折り畳んだ状態を示している。本実施形態の足踏み部材用緩衝部材3は、緩衝片10から空気を抜いた状態で運搬することができるので、嵩張らない。
各緩衝片10には、それぞれ梯子本体2に緩衝片10を固定するための取り付け手段15が設けられている。本実施形態では、取り付け手段15は紐であり、緩衝片10の両端近傍に1組ずつ設けられている。
各緩衝片10の側面部には、連結部材11を収容する収容ポケット17が設けられている。収容ポケット17内には図示しないリールが内蔵されており、連結部材11を巻き取ることができる。また連結部材11を収容ポケット17から繰り出すこともできる。収容ポケット17は、連結部材11の長さを調整する調整部として機能する。
即ち本実施形態の足踏み部材用緩衝部材3では、緩衝片10同士が連結部材11で連結されており、且つ緩衝片10間の距離を調節する調整部を有している。
本実施形態の梯子1は、梯子本体2の一方の面に前記した足踏み部材用緩衝部材3が取り付けられたものである。
即ち本実施形態の梯子1では、梯子本体2のヒンジ部8よりも上の領域(踏み板部52)に足踏み部材用緩衝部材3が取り付けられている。
足踏み部材用緩衝部材3は、梯子本体2の各踏み桟6の一方の面に、緩衝片10を沿わせ、緩衝片10に設けられた取り付け手段(紐)15を、梯子本体2の脚柱5と踏み桟6の接続部分にくくり付けることによって梯子本体2に取り付けられている。
なお本実施形態では、踏み板部52にある踏み桟6の数が緩衝片10の数よりも多いので、緩衝片10は、3本の踏み桟6に一本の割合で取り付けられている。
前記した様に、緩衝片10は紐等の連結部材11で連結されているが、連結部材11の全長は、踏み桟6の3本間の間隔よりも長く、収容ポケット17から適度の長さ連結部材11が繰り出されて長さ調整がなされる。
次に本実施形態の梯子1の使用方法について説明する。
梯子1は、太陽電池パネル53の修理やメンテナンスを行う際に使用される。
太陽電池パネル53は、図5、図6に示す様な傾斜架台50に取り付けられている。傾斜架台50は、脚部56とテーブル部55を有している。テーブル部55は脚部56によって支持され、地面から離れた高さにある。またテーブル部55は太陽光を受けやすいように傾斜している。
太陽電池パネル53は、図5、図6に示す様に、傾斜架台50のテーブル部55に取り付けられている。
本実施形態の梯子1は、図5、図6に示す様に、梯子本体2のヒンジ部8の高さ以上の領域たる踏み板部52をテーブル部55に載せ、ヒンジ部8の高さ以下の領域たる登はん部51をテーブル部55からはみ出させて、梯子本体2の端部を地面に着地させる。
なお図6に示す様に、梯子1の先端に設けられたロープ等の線状部材7が、傾斜架台50に括り付けられ、梯子1がずり落ちない様に固定されている。
梯子1は屈曲姿勢となって踏み板部52がテーブル部55に沿い、登はん部51は地面と踏み板部52を繋ぐ。
踏み板部52の太陽電池パネル53側の面には、足踏み部材用緩衝部材3が取り付けられているから、踏み板部52は太陽電池パネル53上にあるものの、金属の梯子本体2は太陽電池パネル53とは接触せず、複数の緩衝片10によって太陽電池パネル53から浮き上がった状態となる。
作業者は、梯子1の登はん部51を登り、踏み板部52の上に立つか、四つ這い姿勢になるが、この時の作業者の手足は、梯子本体2の踏み桟6を踏んでいる。ここで本実施形態の梯子1では、踏み板部52の各踏み桟6に、緩衝片10が固定されているから、作業者の体重は、緩衝片10で分散されて太陽電池パネル53を押すこととなる。また緩衝片10は比較的大面積で太陽電池パネル53と接している。そのため太陽電池パネル53に局所的な荷重が掛からず、太陽電池パネル53は傷つかない。
以上説明した実施形態では、緩衝片10の長さLは、梯子本体2の幅Wよりもやや長く設定した。この構成によると、梯子本体2の脚柱5にも緩衝片10があるから、脚柱5が太陽電池パネル53に触れることを防止することができ、推奨される構成である。
しかしながら本発明は、この構成に限定されるものではなく、図7の様に梯子本体2の踏み桟6部分だけに緩衝片10を取り付けてもよい。即ち緩衝片10の長さは踏み桟6部分に相当する長さであってもよい。ただしこの場合には、図7(b)の様に、緩衝片10の外側の部分が、脚柱5よりも外側に膨出する様に構成し、脚柱5が直接、太陽電池パネル53と接しない様にすることが望ましい。
また上記した実施形態では、緩衝片10に空気を注入して膨らませたが、他の流体を注入してもよい。例えば水等の液体を充填して緩衝片10の体積を増大させてもよい。
また緩衝片10は、図8(b)の様に中実であってもよい。例えば、発泡スチロールや発泡ウレタン等のクッション性を有する樹脂で緩衝片10を成形してもよい。
また図8(c)の様に、袋状の表皮20を作り、その中に固体を充填してもよい。例えば、樹脂ビーズや綿等を表皮20で包み込んだものであってもよい。
さらに図8(c)の様に、緩衝片10は、袋状の表皮20で成形物21を包んだものであってもよい。
上記した実施形態では、各緩衝片10は、いずれもいわゆる一本物であり、連続した固体形状であるが、図9に示す足踏み部材用緩衝部材25の様に、各緩衝片30が分断された形状であってもよい。例えば、図9に示す緩衝片30の様に空気が充填された袋32が帯状に繋がったものであってもよい。
以上説明し実施形態では、足踏み部材の一態様として通常の梯子1を例示したが、図10に示す梯子板26であってもよい。梯子板26は、板状の部材に足を掛けるための横桟57が設けられ、実質的に梯子として機能するものである。
図10に示す梯子板26は、ヒンジ部8を有し、ヒンジ部8の高さ以上の領域たる踏み板部52をテーブル部55に載せ、ヒンジ部8の高さ以下の領域たる登はん部51をテーブル部55からはみ出させて、梯子本体2の端部を地面に着地させる。
本実施形態では、登はん部51に横桟57が設けられており、踏み板部52及び登はん部51が階段的な機能を発揮する。
また図11に示す足踏み部材60の様に小型の緩衝片61を梯子や板に取り付けたものであってもよい。
上記した梯子1や足踏み部材用緩衝部材3等は、いずれも緩衝片10,30,61を複数有している。緩衝片10,30,61を複数有する足踏み部材用緩衝部材は、作業者の荷重を広く分散するることができ、推奨される。
また上記した実施形態の1は、緩衝片10,30,61は踏み桟6が存在する部位に取り付けられている。
本態様によると、作業者が乗る位置の真下に緩衝片が取り付けられるので、荷重を分散させる効率が高い。
しかしながら本発明は、緩衝片10,30,31の数や位置を限定するものではなく、図12に示す足踏み部材用緩衝部材70,71,72,73の様に、比較的大きな緩衝片75,76,77,78を一個だけ有するものであってもよい。
図12(a)に示す足踏み部材用緩衝部材70は、略正方形であって大面積の緩衝片75を1個だけ有している。緩衝片75は、複数の踏み桟6に跨がる全長を有している。また緩衝片75の幅は、梯子本体2の幅に比べて2倍以上大きい。
緩衝片75は、ゴム等で作られており、緩衝片75は、ゴムや可撓性を有する樹脂で作られた密閉された袋であり、バルブ12が設けられており、バルブ12を介して緩衝片10の内部に空気を充填することができる。
図12(b)に示す足踏み部材用緩衝部材71は、長方形であって複数の踏み桟6に跨がる全長を有する緩衝片76を採用している。緩衝片76の幅は、梯子本体2の幅と同等かやや大きい。
緩衝片76もバルブ12を介して内部に空気を充填して膨らませることができる。
図12(c)に示す足踏み部材用緩衝部材72は、円形であって複数の踏み桟6に跨がる全長を有する緩衝片77を採用している。緩衝片77もバルブ12を介して内部に空気を充填することができる。
図12(d)に示す足踏み部材用緩衝部材72は、タイヤチャーブや浮袋のごとく、環状に繋がった管によって構成された緩衝片78を採用している。緩衝片78はタイヤチャーブを流用することもできる。
上記した実施形態の梯子(足踏み部材)1は、傾斜姿勢又は水平姿勢に配された太陽電池パネル53上に仮設置し、作業者がその上に乗る足踏み部材1,60であって、足踏み部材1,60の幅方向の過半を覆う長さを有する緩衝片10,30を複数備え、前記複数の緩衝片10,30が間隔を開けて取り付けられる足踏み部材である。
また上記した実施形態の梯子(足踏み部材)1は、平行に配された脚柱5と、当該脚柱5の間に設けられた複数の踏み桟6を有する梯子1であって、傾斜姿勢又は水平姿勢に配された太陽電池パネル56上に仮設置し、作業者がその上に乗る足踏み部材として使用される梯子1において、太陽電池パネル56側に接する面に、複数の緩衝片10,30が設けられており、梯子1を太陽電池パネル56上に仮設置したとき、太陽電池パネル56上にある全ての脚柱5及び踏み桟6が、前記複数の緩衝片10,30によって太陽電池パネル56から浮き上がった状態となる梯子1である。
上記した実施形態の梯子(足踏み部材)1は、別部材に固定するための線状部材7を有するので、梯子1を固定しやすい。
以上説明した実施形態では、傾斜架台50に太陽電池パネル53を設置した太陽光発電システムを例に説明したが、本発明の梯子1や足踏み部材用緩衝部材3等は、太陽電池パネル53を水平姿勢に設置する太陽光発電システムに適用することもできる。
以上説明した実施形態では、梯子1の踏み板部52の踏み桟6の3本に1本の割合で、緩衝片10を取り付けたが、全ての踏み桟6に緩衝片10を取り付けてもよい。踏み板部52の先端にある踏み桟6と、最もヒンジ側にある踏み桟6には緩衝片10を取り付けることが望ましい。
また登はん部51の踏み桟6に緩衝片10が取り付けられていてもよい。
以上説明した実施形態では、梯子本体2に緩衝片10を固定するための取り付け手段15として紐を採用したが、針金でもよい。またバンドやベルトで緩衝片10を梯子本体2に固定してもよい。
本実施形態で採用した梯子本体2は、足踏み部材用緩衝部材3を外して通常の梯子としても利用できる。
1 梯子(足踏み部材)
2 梯子本体
3 足踏み部材用緩衝部材
5 脚柱
6 踏み桟
8 ヒンジ部
10,30,61 緩衝片
11 連結部材
17 収容ポケット
20 表皮
25 足踏み部材用緩衝部材
26 足踏み部材
50 傾斜架台
51 登はん部
52 踏み板部
53 太陽電池パネル
55 テーブル部
60 足踏み部材

Claims (9)

  1. 傾斜姿勢又は水平姿勢に配された太陽電池パネル上に仮設置し、作業者がその上に乗る足踏み部材に装着される足踏み部材用緩衝部材であり、
    前記足踏み部材と前記太陽電池パネルとの間に介在することで、前記足踏み部材を、前記太陽電池パネルから浮き上がらせた状態とする、単数又は複数の緩衝片を含むことを特徴とする足踏み部材用緩衝部材。
  2. 前記緩衝片は、前記足踏み部材の幅方向の過半を覆う長さを有することを特徴とする請求項1に記載の足踏み部材用緩衝部材。
  3. 足踏み部材は、平行に配された脚柱と、当該脚柱の間に設けられた複数の踏み桟を有する梯子であり、緩衝片の長さは踏み桟の長さに相当する長さ以上であることを特徴とする請求項1または2項に記載の足踏み部材用緩衝部材。
  4. 緩衝片を足踏み部材に着脱自在に取り付ける取り付け手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の足踏み部材用緩衝部材。
  5. 緩衝片は袋状であって内部に流体を充填可能であり、且つ内部から前記流体を排出可能であり、内部に流体を充填して体積を増大させることが可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の足踏み部材用緩衝部材。
  6. 前記緩衝片を複数有し、前記複数の緩衝片が、連結部材を介して連結されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の足踏み部材用緩衝部材。
  7. 連結部材の長さを調整する調整部を有していることを特徴とする請求項6に記載の足踏み部材用緩衝部材。
  8. 平行に配された脚柱と、当該脚柱の間に設けられた複数の踏み桟を有する梯子において、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の足踏み部材用緩衝部材が取り付けられていることを特徴とする梯子。
  9. 脚柱の中間部分にヒンジ部を有し、ヒンジ部を曲げて全体を屈曲形状とすることが可能であることを特徴とする請求項8に記載の梯子。
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Citations (7)

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