JP2017195453A - 光通信システム、光通信装置、光通信診断監視方法および光通信診断監視プログラム - Google Patents

光通信システム、光通信装置、光通信診断監視方法および光通信診断監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光モジュールの診断監視機能を十分に活用して、通常動作中の状況変化を把握して障害や故障の原因分析あるいは予測に反映させること。【解決手段】光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視する診断監視部と、診断監視部による診断監視結果を格納する不揮発性メモリと、診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集部と、光通信装置の起動時に所定の出力条件を満たす場合、不揮発性メモリに収集された診断監視履歴を出力する出力部と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、光通信システム、光通信装置、光通信診断監視方法および光通信診断監視プログラムに関する。
光モジュールの伝送レートが高速化されるに従い、光モジュールの消費電力も増加し、モジュール自身の持つ発熱量も増大傾向にある。このことは光モジュールの内部に使用している部品の劣化につながることが多い。また、光モジュールの構成部品も精密かつ複雑になって来ており、組立不良や構成部品の耐力低下が増加し、光モジュールの故障によるネットワーク障害も増えつつある。そのため、近年では光モジュールのステータスを確認するためのDDM(デジタル診断監視:digital diagnostics monitoring)機能を有するようになってきている。
上記技術分野において、特許文献1には、光トランシーバ内の各部の動作環境状況に関する状況データを履歴情報として格納しておき、光トランシーバ内で障害が発生した場合に、履歴情報の更新を一時停止し許可信号を受けて再開する技術が開示されている。また、特許文献2には、光トランシーバのコントローラが含む制御部が光トランシーバの異常を検知した場合に不揮発性メモリに異常ログ情報を書き込み、書き込み回数が所定回数に達した後には、書き込まないよう制御する技術が開示されている。
特開2005−117416号公報 特開2013−131893号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、光モジュール(光トランシーバ)における障害の発生や異常の検知をトリガとしてログの書き込みや履歴保持をするので、障害や異常に関連する情報は得られるが、通常動作中の状況変化を把握して障害や故障の原因分析あるいは予測に反映させることができなかった。そのため、例えばDDM機能を十分に活用できていないことが多い。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る光通信装置は、
光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視する診断監視手段と、
前記診断監視手段による診断監視結果を格納する不揮発性メモリと、
前記診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集手段と、
光通信装置の起動時に所定の出力条件を満たす場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る光通信診断監視方法は、
光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視する診断監視ステップと、
前記診断監視ステップによる診断監視結果を不揮発性メモリに格納する格納ステップと、
前記診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集ステップと、
光通信装置の起動時に、前記不揮発性メモリの空領域が無いと判定した場合、あるいは、前記不揮発性メモリへの前記診断監視履歴の書き込みが禁止されていると判定した場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る光通信診断監視プログラムは、
光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視して不揮発性メモリに格納された診断監視結果から、所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集ステップと、
光通信装置の起動時に、前記不揮発性メモリの空領域が無いと判定した場合、あるいは、前記不揮発性メモリへの前記診断監視履歴の書き込みが禁止されていると判定した場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させる。
上記目的を達成するため、本発明に係る光通信システムは、
上記光通信装置を使用する光ネットワークを有し、前記光通信装置の起動時に前記不揮発性メモリの空領域に収集された前記診断監視履歴を取得して、前記光ネットワークの診断監視を行なう。
本発明によれば、光モジュールの診断監視機能を十分に活用して、通常動作中の状況変化を把握して障害や故障の原因分析あるいは予測に反映させることができる。
本発明の第1実施形態に係る光通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る光通信装置を含む光通信システムとしての無線基地局の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る光通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性メモリ(EEPROM)の記憶構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る検出値およびステータスビットの記憶構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るアラームフラグおよびワーニングフラグの記憶構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性メモリ(EEPROM)におけるログ格納領域の記憶構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るログ格納領域に格納される日時情報の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るログ格納領域に格納されるステータス情報の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るログ格納領域のフラグエリアに格納されるログ格納状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る光通信装置の制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るログ収集テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るログ格納判定テーブルおよびログ出力判定テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る本実施形態に係る光通信装置としての無線基地局RF部の制御部による処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る本実施形態に係る光通信装置としての無線基地局RF部の制御部による処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る本実施形態に係る光通信装置としての無線基地局RF部の制御部による処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る光通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る光通信装置を含む光通信システムとしてのコアネットワークの構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る光通信装置を含む光通信システムとしてのデータセンターの構成を示すブロック図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は単なる例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての光通信装置100について、図1を用いて説明する。光通信装置100は、光モジュールの状態を診断監視できる装置である。
図1に示すように、光通信装置100は、診断監視部101と、不揮発性メモリ102と、収集部103と、出力部104と、を含む。診断監視部101は、光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視する。不揮発性メモリ102は、診断監視部101による診断監視結果を格納する。収集部103は、診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して不揮発性メモリ102の空領域121に格納することにより、診断監視履歴を収集する。出力部104は、光通信装置100の起動時に所定の出力条件141を満たす場合、不揮発性メモリ102に収集された診断監視履歴を出力する。なお、図1における、光モジュール110が診断監視部101や不揮発性メモリ102を有する構成は必須ではない。また、収集部103や出力部104が光モジュール110の外部にある構成も必須ではない。
本実施形態によれば、診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して不揮発性メモリの空領域に格納して収集した診断監視履歴を、光通信装置の起動時に所定の出力条件を満たす場合出力するので、光モジュールの診断監視機能を十分に活用して、通常動作中の状況変化を把握して障害や故障の原因分析あるいは予測に反映させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る光通信装置を有する光通信システムについて説明する。本実施形態に係る光通信装置を有する光通信システムは無線基地局であって、光通信装置としての無線基地局ベースバンド部と無線基地局RF(radio frequency)部とを備える。すなわち、本実施形態は、本発明を無線基地局に適用した例である。
《光通信システム(無線基地局)の構成》
図2は、本実施形態に係る光通信装置を含む光通信システムとしての無線基地局200の構成を示すブロック図である。
無線基地局200は、無線基地局ベースバンド部210と、2つの無線基地局RF部220、230とを備える。無線基地局ベースバンド部210は変調前もしくは復調後の信号を扱い、無線基地局RF部220、230は実際に空中を飛ぶ電磁波の周波数帯の信号を処理する。無線基地局ベースバンド部210と無線基地局RF部220とは、光モジュール211と光モジュール221を介して光ネットワーク241で接続され、無線基地局ベースバンド部210と無線基地局RF部230とは、光モジュール212と光モジュール231を介して光ネットワーク242で接続されている。
無線基地局ベースバンド部210は、光モジュール211と、光モジュール212と、SERDES(SERializer/DESerializer)_I/F213と、を備える。SERDES_I/F213は、光モジュール211および212が受光した光信号から電気信号に変換したシリアルデータをパラレルデータに変換する。また、SERDES_I/F213は、送信するパラレルデータを受信してシリアルデータに変換し、光モジュール211および212に出力する。無線基地局RF部220は、光モジュール221とSERDES_I/F222と、を備える。無線基地局RF部230は、光モジュール231とSERDES_I/F232と、を備える。なお、図示しないが、無線基地局ベースバンド部210と、2つの無線基地局RF部220、230とは、装置全体を制御する制御部を有する。
(前提技術の課題)
まず、本実施形態の構成とその効果とを明瞭にするために、前提技術の問題点や課題を、図2を参照しながら説明する。
例えば、図2の無線基地局200では、光ファイバで接続されるネットワークにおいて、送信端と受信端とにある光モジュールのいずれかに障害が起きるとネットワークの切断が発生するが、どちら側に障害が発生したか切り分けが困難であることが多い。すなわち、図2の光ネットワーク241で障害が起き、無線基地局ベースバンド部210と無線基地局RF部220間のネットワークが切断された場合、障害の原因は次のように考えられる。無線基地局ベースバンド部210の光モジュール211が故障した場合、無線基地局RF部220の光モジュール221が故障した場合、光ネットワーク241が故障した場合、無線基地局ベースバンド部210のSERDES_I/F213に問題が発生した場合、または、無線基地局RF部220のSERDES_I/F222に問題が発生した場合、が考えられる。
しかしながら、光ネットワーク241に障害が発生した場合、無線基地局ベースバンド部210と無線基地局RF部220間のネットワークが切れてしまうため、複数ある障害原因を切り分ける方法が無くなってしまい、解析ができないという問題がある。この場合には、光モジュールを有する無線基地局ベースバンド部210か無線基地局RF部220を丸ごと回収し再現調査を試みるか、光モジュール211か光モジュール221を回収し、類似装置にて再現調査を試みる必要があり、障害の再現性が低い場合は多大の時間とコストを浪費することに繋がるという問題がある。
(本実施形態の特徴)
本実施形態においては、光モジュールのステータスを確認するためのDDM(デジタル診断監視:digital diagnostics monitoring)機能をできるだけ活用し、障害時の分析に役立てる仕組み作りを検討し、システムに組み込めるようにする。すなわち、光モジュールが有するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のユーザ利用可能領域を時刻情報付のログ格納エリアとして活用し、障害発生時にはそのログ情報を解析することで光ネットワークを有する装置、もしくは、光モジュールを回収せずに被疑箇所の特定を可能にする。本実施形態においては、光モジュール自身の運用状態と光モジュールに接続されるインタフェースの運用状態を定期的に確認し、光モジュールの持つEEPROMへ運用状態をロギングする。そして、そのログを光モジュールと光ファイバによって接続されている装置へ提供する。なお、ロギングやログ提供の処理は、光モジュールの外部で行なわれるのが望ましい。
ログ情報としては、診断監視結果から選択された診断情報と、診断監視結果から選択された監視情報とが含まれ、さらに、光モジュールと電気信号をやり取りするインタフェースによる診断情報も含まれる。ここで、EEPROMへの運用状態のロギングのタイミングは、既に蓄積された診断監視結果と、新たに選択された診断監視結果とを比較して不一致である場合とすることにより、EEPROMの使用容量が制限されていても、運用状態の長期履歴を保存できる。また、ログの提供タイミングは、例えば、ログ書込みエリアに空きが無くなり、かつ、装置が障害から復帰したタイミング、もしくはネットワーク障害が発生していない場合でも管理者がログ情報を書込み禁止した後に、装置を再起動した場合とする。これは、装置再起動により障害が復旧するケースが多く、かつネットワーク障害がサービス提供業者のサービス中断に繋がることが多く、サービス再開のために装置を再起動することが多いためである。そのため、障害復旧後に上位装置へログを自動的に上げられるようにし、サービス再開後も障害解析ができ、かつ障害のあったネットワークノードにログを回収する費用と時間の無駄を省くことが可能となる。
《光通信装置の構成》
図3は、本実施形態に係る光通信装置の構成を示すブロック図である。図3においては、光通信装置として無線基地局RF部220について説明するが、他の光通信装置においても同様の構成により同様の効果を奏する。なお、図3において、図2と同様の構成要素には同じ参照番号を付している。
無線基地局RF部220は、光モジュール221と、SERDES_I/F222を有するProgrammable IC320と、RF部制御部340と、を備える。
光モジュール221は、例えばSFP(Small Form-factor Pluggable)などの一般的なモジュールであり、DDM機能312とEEPROM313とを有するController311と、Limiting AMP314と、Laser Driver315と、TOSA(Transmitter Optical SubAssembly)およびROSA(Receiver Optical SubAssembly)、または、BOSA(Bi-directional Optical SubAssembly)からなる光サブアセンブリ316と、を有する。
Programmable IC320は、光モジュール221と、高速シリアル送信電気信号331と高速シリアル受信電気信号332とによってSERDES_I/F222で接続され、シリアル光通信をする送受信データを処理する。
RF部制御部340は、Programmable IC320とPeripheral I/F353で接続され、かつ、2線シリアルインタフェースであるI2C(Inter-Integrated Circuit) I/F351で光モジュール221とI2C I/F352でProgrammable IC320と接続され無線基地局RF部220の動作を制御するRF部CPU341を有する。また、RF部制御部340は、RF部CPU341とEMIF(External Memory Interface)345で接続されるMemory342を有する。Memory342は、ログ収集プログラム343とログ収集テーブル344とを記憶し、RF部CPU341はログ収集プログラム343にしたがって、光モジュール221のログを収集して、EEPROM313に履歴を蓄積する。
《不揮発性メモリ(EEPROM)》
図4Aは、本実施形態に係る不揮発性メモリ(EEPROM)313の記憶構成を示す図である。図4Aは、不揮発性メモリ(EEPROM)313の中の、I2CアドレスがA2(Hex)の領域の記憶構成を示す。かかる記憶構成は、光トランシーバの診断監視インタフェース仕様である、SFF-8472 (Specification for Diagnostic Monitoring Interface for Optical Transceivers, Rev 11.0, September 14, 2010)のPage 8に標準仕様が規定されている。
EEPROM313のアドレスA2(Hex)の領域には、光モジュールが診断監視対象とするReal Time Diagnostic Interface (24 bytes)410および420がバイト96〜119に確保される。また、EEPROM313のアドレスA2(Hex)の領域には、ユーザが書き込み可能なUser Writable EEPROM (120 bytes)430がバイト128〜247に確保される。なお、本明細書において、バイト番号はゼロからのカウント値である。
本実施形態においては、光モジュール221自身の運用状態と光モジュール221に接続されるSERDES I/F222の運用状態をログとして格納するために、未使用領域であるUSER WRITABLE EEPROMをログ格納領域430として利用する。
(検出値およびステータスビット)
図4Bは、本実施形態に係る検出値およびステータスビットの記憶構成410を示す図である。かかる記憶構成410は、SFF-8472のPage 35に標準仕様が規定されている。
検出値およびステータスビットの記憶構成410において、バイト96および97が温度モニタ値401、バイト98および99が電源電圧モニタ値402、バイト100および101がバイアス電流モニタ値403、バイト102および103が送信パワーモニタ値404、バイト104および105が受信パワーモニタ値405、である。
検出値およびステータスビットの記憶構成410において、バイト110がステータス/制御ビットであり、本実施形態でログ収集に使用されるビットは、ビット7がTX_DISABLE411、ビット4がRATE_SELECT412、ビット2がTX_FAULT413、ビット1がRX_LOS414、である。
(アラームフラグおよびワーニングフラグ)
図4Cは、本実施形態に係るアラームフラグおよびワーニングフラグの記憶構成420を示す図である。かかる記憶構成420は、SFF-8472のPage 37に標準仕様が規定されている。
アラームフラグおよびワーニングフラグの記憶構成420において、バイト112および113がAlarmビットであり、バイト116および117がWarningビットである。
アラームフラグおよびワーニングフラグの記憶構成420において、本実施形態においてログ収集に使用されるビットは、バイト112の全ビットと、バイト113のビット7および6とのAlarm421〜42Aである。なお、各バイトのビット番号はゼロから始まる。
《ログ格納領域》
図5は、本実施形態に係る不揮発性メモリ(EEPROM)313におけるログ格納領域430の記憶構成を示す図である。なお、ログ格納領域は、図4Aに示したI2CアドレスがA2(Hex)の領域のバイト129〜248のユーザ書き込み可能(User Writable)領域である。なお、図5において、図4Bと同様の構成要素には同じ参照番号を付している。
ログ格納領域430には、7つのLOGエリア510〜570と、1つのリザーブエリア580と、1つのフラグエリア590と、が割り当てられる。各LOGエリア510〜570には、日時情報511と、ステータス情報(Status)512と、温度モニタ値401と、電源電圧モニタ値402と、バイアス電流モニタ値403と、送信パワーモニタ値404と、受信パワーモニタ値405と、が割り当てられ、1つのLOGエリアは16byteの容量を有する。
なお、ログ格納領域430の記憶構成は、図5の構成に限定されない。例えば、図5においては7つのLOGエリアとしたが、LOGエリアの数を少なくすれば、図4Cのバイト116および117に記憶されるWarningビットなども収集できる。また、LOGエリアの数を多くすれば、1回当たりの情報量は減少するが、長期間の履歴あるいは詳細な履歴が取得できる。このように、記憶構成や選択する診断監視情報は、診断監視対象によって種々変更することができる。
(日時情報)
図6は、本実施形態に係るログ格納領域に格納される日時情報511の構成600を示す図である。
図5の日時情報511は、構成600の時間割り当てに従い、年単位610は2000年を基準として0〜99年を7ビット幅(MAXで128年分)で表わし、日付620は365日を9ビット幅(MAXで512日分)で表わし、時刻630は1日を秒換算(86,400秒)で検討し17ビット幅(MAXで131,072秒分)で表わすものとする。
(ステータス情報)
図7は、本実施形態に係るログ格納領域に格納されるステータス情報512の構成を示す図である。図7において、図4Bまたは図4Cと同様の構成要素には同じ参照番号を付している。
ステータス情報512には、図4Bまたは図4Cに示した光モジュール211がDDM機能で診断したEEPROM情報を割り当てる。また、光モジュール211とそれ以外が原因の障害を切り分けるために、1ビットだけ図3のSERDES I/F222のStatusである“LOSS of frame”をステータス情報512へ加えることとする。なお、かかるステータス情報の構成も図7に限定されず、例えばWarningビットとしてもよい。
(フラグエリア)
図8は、本実施形態に係るログ格納領域のフラグエリア590に格納されるログ格納状態を示す図である。フラグエリア590は、LOGエリア510〜570への書き込みと、読み出しとを制御するために使用される。
フラグエリア590は、図8に示す通り、各LOGエリアの使用状況を示すビット811とLOGエリアへの書込みを禁止するLOCKフラグ812とが用意され、ログの上書きによる障害時の情報消失を防ぐ管理を行う。フラグエリア590の上位7ビットが各LOGエリアの使用状況を示すビット811として使用され、最下位ビットがLOGエリア書込みを禁止するLOCKフラグ812として使用される。
各LOGエリア510〜570への書き込み済みが、上位7ビットのそれぞれを“1”とすることで示される。したがって、LOG1(510)への書き込み済み802は80(h)で表わされ、以下順に、LOG2(520)〜LOG6(560)への書き込み済み803〜807は、C0(h)、E0(h)、F0(h)、F8(h)、FC(h)で表わされる。そして、LOG7(570)への書き込み済み808は、ログ格納領域が一杯になったLOCKフラグ812を立てて、FF(h)で表わされる。
その他、ログ格納領域が空の場合の初期設定801を表わす5A(h)、ログの送信ができなかったLOG送信不可810を表わすA5(h)、管理者による上書き禁止の設定809を表わすビット7とビット0が“1”で他のビットは書き込み済み状況を示すフラグが設けられる。なお、XX(h)は、各数字および記号がヘキサデシマル(hexadecimal)の値(0〜F)であることを表わしている。
なお、フラグエリア590の各ビットの役割や、それに基づく制御は、本実施形態に限定されない。ログ格納領域におけるログ格納が制御でき、上書きや削除が発生しないアルゴリズムであれば方法は問わない。
《光通信装置の制御部のハードウェア構成》
図9Aは、本実施形態に係る光通信装置としての無線基地局RF部220のRF部制御部340のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図9Aにおいて、図3と同様の構成要素には同じ参照番号を付している。
図9Aで、RF部CPU(Central Processing Unit)341は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3の機能構成部を実現する。ROM(Read Only Memory)920は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびプログラムを記憶する。通信制御部930は、I2Cを介するController311やSERDES_I/F222との通信を制御する。
RAM(Random Access Memory)940は、RF部CPU341が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM940には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。ログ収集テーブル344は、EEPROM313に格納された診断監視情報から、ログ格納領域に格納するログを生成するために使用されるテーブルである。ログ格納判定テーブル941は、診断監視情報から生成されたログを格納するか否かを判定するために使用されるテーブルである。ログ出力判定テーブル942は、ログ格納領域に格納されたログを出力するか否かを判定するために使用されるテーブルである。プログラム実行領域943は、ストレージ950に格納されたプログラムを実行するための領域である。
ストレージ950は、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。RF部用データ格納部951は、無線基地局RF部220を制御するために必要なデータを格納する。RF部用データ格納部951には、LOG読出しシーケンスの実行タイミングを設定するためのステータス更新周期が含まれる。ストレージ950には、以下のプログラムが格納される。RF部制御プログラム952は、本無線基地局RF部220の全体を制御するプログラムである。ログ収集プログラム343は、EEPROM313に格納された診断監視情報からログ格納領域に格納するログを生成すると共に、ログ格納領域に格納されたログを出力するプログラムである。
入出力インタフェース960は、入出力デバイスとのデータ入出力を制御するためのインタフェースを行なう。本実施形態においては、入出力インタフェース960には、Peripheral I/F353を介してProgrammable IC320が接続される。また。表示部961や操作部962、GPS(Global Positioning System)位置判定部963などが接続されてもよい。
なお、図9AのRAM940やストレージ950には、無線基地局RF部220が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関連するプログラムやデータは図示されていない。
(ログ収集テーブル)
図9Bは、本実施形態に係るログ収集テーブル344の構成を示す図である。ログ収集テーブル344は、図4Bおよび図4CのDDM機能による診断監視情報から、図5のログ格納領域に格納するログ履歴情報を生成するために使用される。
ログ収集テーブル344は、ログ格納用収集データ971と、ログ格納用収集データ971から選択されて生成されたログ格納用生成データ972と、を記憶する。ここで、ログ格納用収集データ971は、図4Bの検出値およびステータスビットと、図4Cのアラームフラグおよびワーニングフラグとを含む。また、ログ格納用生成データ972は、図7のステータス情報512を含む図5の各LOGエリア510〜570のログ情報である。
なお、ログ格納用収集データ971およびログ格納用生成データ972は、本実施形態においてはI2C_I/F351により送受信されるので、図4Aに示したアドレスA2(h)の256バイト(バイト0〜255)を一括して読み出し、図9Bでログ情報を追加して一括して書き込む。しかし、EEPROMの構成あるいはインタフェースの仕様により、他の読み出し/書き込み処理であってもよい。
(ログ格納判定テーブル/ログ出力判定テーブル)
図9Cは、本実施形態に係るログ格納判定テーブル941およびログ出力判定テーブル942の構成を示す図である。ログ格納判定テーブル941は、新たなログ情報をEEPROM313の空領域に追加書き込みするか否かの判定に使用される。ログ出力判定テーブル942は、無線基地局RF部220の起動時にEEPROM313の空領域に収集されたログ情報を出力するか否かの判定に使用される。
ログ格納判定テーブル941は、前回格納されたステータス情報512(t-1)と、今回生成されたステータス情報512(t)と、を記憶する。そして、その比較結果の一致か不一致か981と、一致か不一致か981に基づく格納するか格納しないか982と、を記憶する。なお、図9Cのログ格納判定テーブル941では、ステータス情報の一致か不一致かを判定条件としたが、他の情報の比較を追加してもよい。また、一致か不一致かを判定条件としたが、余裕を持たせてある範囲内の相違や特定情報の相違であれば一致と見なして格納しない判定条件であってもよい。また、ログ情報に重み付けをして、その一致/不一致にスコアを付けて、閾値以上か否かなどを判定条件としてもよい。
ログ出力判定テーブル942は、無線基地局RF部220の起動完了フラグ991と、フラグエリアのビット7およびビット0のデータ992と、ビット7およびビット0のデータ992に基づくログ情報を出力するか否かの判定結果993と、を記憶する。本実施形態のフラグエリアの構成においては、ビット7およびビット0がいずれも“1”の場合に収集したログ情報の出力(送信)を行ない、ビット7とビット0といずれかが“0”の場合はログ情報の出力(送信)はしない。かかる出力判定は、フラグエリアの構成に対応するものであり、図9Cに限定されるものではない。
《光通信装置の制御部の処理手順》
図10A〜図10Cは、本実施形態に係る光通信装置としての無線基地局RF部220のRF部制御部340による処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、RF部制御部340のRF部CPU341がRAM940を使用して実行し、本実施形態のログ収集を実現する。
光通信装置の起動あるいは再起動が完了した後、RF部CPU341は、ステップS1001において、フラグエリア590を読み出してそのチェックを実施する。すなわち、フラグエリア590を図8にある設定パターンの全てと比較する。そして、RF部CPU341は、ステップS1003において、フラグエリア590が図8にある設定パターンのいずれかと一致するかどうか判定する。一致しなかった場合は初めての装置起動と見做し、RF部CPU341は、ステップS1005において、フラグエリア590にA5(h)を書込み、フラグエリア590の初期化を行う。
初期化完了後、RF部CPU341は、ステップS1007において、LOG読出しシーケンスを行う。かかるLOG読出しシーケンスは、所定のタイミングで実行される。かかる所定のタイミングを示すステータス更新周期としては、100ms以上であってSFPの状態遷移を把握できる周期であり、かつ、FR部CPU341の処理を圧迫しない程度が望ましい。これは、EEPROM313のStatusの更新周期はSFF-8472 Rev 12.2上で100ms以内となっているので、最短では、更新周期は100msとなる。しかし、あまり更新周期が短いとFR部CPU341またはマスタデバイスの処理が重くなり、本来FR部CPU341またはマスタデバイスが行う処理速度に影響を与えてしまうためである。例えば、本例では、通常行われるシステムのステータス確認が1sec周期であること多いため、500ms〜1secとする。
LOG読出しシーケンス(S1007)は、図5のLOG1〜LOG7(510〜570)への書き込みのために、DDM機能により収集された診断監視情報を読み出す共通シーケンスである。この共通シーケンスは、ステップS1071における光モジュールのStatus bitの読み出しと、ステップS1073における光モジュールReal time diagnostic registerの読み出しと、ステップS1075におけるSERDES I/FのLOFステータスの読み出しと、ステップS1077における時刻情報の読出しと、を行う。なお、ステップS1071〜S1077の順序は図10Aに限定されない。なお、ステップS1077の時刻情報の読み出しは、年月日の他に時分秒までの情報を残す必要があるため、各装置が基準時間として使用している世界標準時間もしくはGPS情報をRF部CPU341が取得し、図6の時間割り当てに従うものとする。以下、上記共通シーケンスには同じステップ番号を付す。
ステップS1007におけるLOG読出しシーケンス完了後、RF部CPU341は、ステップS1009において、図8のLOG1(510)の情報書込み割り当てビットに従いLOG書込みを実施し、LOG1(510)書込み完了のフラグとしてフラグエリアへ80(h)を書き込む。
ステップS1003の判定でフラグエリア590が設定テーブルのいずれかと一致した場合、RF部CPU341は、ステップS1011において、ログ書込みが可能か否かフラグエリア590のLock bitをチェックする。RF部CPU341は、ステップS1013において、チェック結果を判定する。Lock bitが“0”の場合、LOGエリアに未だ書き込み可能なエリアがあり、かつ、LOG保持のための書き込み禁止もされていないので、図10Bから図10Cへ進む。
Lock bitが“1”の場合は、LOGエリアが全て埋まっているか、もしくは、これ以上の書き込みを禁止されていると判断し、既に書き込まれているLOGを上位装置へ送信する処理を行なう。RF部CPU341は、ステップS1015において、LOG1〜LOG7(510〜570)の読出しを行う。そして、RF部CPU341は、ステップS1017において、SERDES I/F222から上位装置へLOG情報を送信するため、Peripheral I/F353を介してProgrammable IC320へLOG1〜7(510〜570)の送信を行う。すなわち、光通信装置の起動が障害の発生後の再起動である場合、不揮発性メモリに収集された診断監視履歴を障害の発生経路を経由して出力するようにする。
RF部CPU341は、ステップS1019において、上位装置へのLOG情報の送信が成功したか否かを判定する。SERDES I/F222を介して、光モジュール221から上位装置へのLOG1〜7(510〜570)の送信が成功した場合は、LOG1〜7(510〜570)の保持は不要となる。そこで、RF部CPU341は、ステップS1019において、ログ格納領域(図4AのUser Writable EEPROM)430を初期化するために、フラグエリア590にA5(h)を書き込む。
もし光モジュール221から上位装置へLOG1〜7(510〜570)を送信できなかった場合、装置を再起動させても光ネットワーク241の復旧が叶わなかった可能性がある。そこで、RF部CPU341は、ステップS1021において、フラグエリア590に”LOG送信不可“を意味するA5(h)を書込み、ログ書込みを終了する。
図10Bから図10Cの処理は、ログの書き込み位置(510〜570)と、その位置に従い図8のようにフラグエリア590の書き込みデータが異なるのみで、類似の処理手順であるので、以下まとめて説明する。
RF部CPU341は、ステップS1031〜S1081において、フラグエリア590の書き込み可能エリアを図8のビットパターンと照らし合わせる。それぞれの空きエリアが判明したら、RF部CPU341は、ステップS1007において、共通シーケンスのLOG読出しシーケンスを行う。
LOGの保存エリアは本例では7つと限られているため、ログ情報に変化が見えた場合に保存することにする。そのため、RF部CPU341は、ステップS1033〜S1083において、新たに生成したステータス情報の値と直前に保存されたLOGのステータス情報(Status Register)512とを比較する。そして、RF部CPU341は、ステップS1035〜S1085において、比較結果から変化しているか否かを判定する。
変化があれば、RF部CPU341は、ステップS1037〜S1087において、書込み可能なLOGエリアへLOG情報を書込み、フラグエリア590に書き込んだLOGエリアに対応する書込み完了フラグ“1”を書き込む。なお、LOG7エリアにLOGを書き込んだ場合は、これ以上の上書きをさせないため、RF部CPU341は、ステップS1087において、書込み完了フラグと同時にLock bitにも“1”を書き込み、ログ書込みを終了する。
この処置により取得した診断監視情報の履歴が、上位装置(図2の例であれば、無線基地局ベースバンド部210)か、無線基地局RF部220の光モジュール221内のEEPROM313のどちらかに残される。そのため、無線基地局ベースバンド部210に残されている光モジュール周辺のログ情報を解析することで、光ネットワーク241や242で起こった障害を解析することができる。また、光モジュール221のみ回収して、無線基地局ベースバンド部210のログと光モジュール221内のEEPROM313のログを照らし合わせることで、光ネットワーク241や242で起こった障害を解析することができる。すなわち、複数ある障害原因を切り分ける手段が無くなること、装置一式か光ネットワークの両端にある光モジュールを回収し再現試験を行うために費用損失や時間損失が発生すること、を解消することが可能となる。
本実施形態によれば、変化のあった場合に診断監視履歴を格納し、光通信装置の起動時には所定の出力条件を満たす場合出力するので、不揮発性メモリの使用容量を削減しながら情報量を増やし、光モジュールの診断監視機能を十分に活用して、通常動作中の状況変化を把握して障害や故障の原因分析あるいは予測に反映させることができる。
すなわち、光モジュールが有するEEPROMのユーザ利用可能領域を時刻情報付のログ格納エリアとして活用し、障害発生時にはそのログ情報を解析することで光ネットワークを有する装置もしくは光モジュールを回収せずに被疑箇所の特定を可能にする。
例えば、光ネットワーク障害の原因調査のために光ネットワークを利用したサービス事業者にサービス中断させる時間を短時間にすることが可能となる。また、光ネットワークを利用したサービス業者に改めてログ取得をさせる手間を省くことが可能となる。また、早期に光インタフェース周辺の調査が可能となり、障害発生から調査開始までの時間を短時間に抑えることが可能となる。さらに、光ネットワーク障害が復旧しない場合、光インタフェース周辺の確認は被疑となる光モジュールの送付だけで調査することが可能となり、サービス事業者の輸送コストを抑えることが可能となる。
より詳細には、例えば、通常のログ取得方法においては、装置のCPUが監視対象となるインタフェースのステータスレジスタを定期的に確認し、ステータスが異常値を示したときにはその異常値をそのまま上位装置には送らず、各異常値をアラーム情報としてコード割付をし、そのコードを上位装置へ送信する。そして、アラームコードを受信した上位装置は、そのコードから障害を起こした被疑箇所を特定し、システムオペレータへ報告を上げる。この方法によれば、障害発生時に上位装置へ上げる情報量が少なくて済むため、上位装置と接続されているネットワークの伝送容量の圧迫を抑えられる。冗長性の組まれていない単一ネットワークでは、ネットワークに障害が発生した場合に上位装置でアラームコード自体を上げられなくなる上、ネットワーク障害に起因した様々な障害が多発するため、複数のアラームが上位装置へ上がることが考えられる。この場合、上位装置にいち早く届いたアラームコードが障害の原因としてシステムオペレータへ通知されることになるが、必ずしも真の原因に繋がるアラームコードではない可能性が高く、障害解析が上手く行かないケースもしばしばある。
本実施形態によれば、このような状況を避けて、真の原因に繋がるステータスを光通信装置に一時格納し、ネットワークの復旧時に上位装置へステータス情報を送信する仕組みを提供できる。また、ネットワークが復旧しなかった場合には、物理的に障害時のステータス情報を抜き出すために、プラガブルデバイス内のメモリに情報を格納する仕組みが提供できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る光通信装置を有する光通信システムについて説明する。本実施形態に係る光通信システムは、上記第2実施形態と比べると、光通信装置としての無線基地局RF部の制御部が光モジュールの内部にある点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《光通信装置の構成》
図11は、本実施形態に係る光通信装置1120の構成を示すブロック図である。なお、図11において、図3と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明は省略する。
光モジュール1121のController1111には、上記第2実施形態で説明したログ収集プログラム343が搭載されている。図3との構成の変更としては、SERDES_I/F222から“LOSS of Frame”を取得するためのI2C I/F1152と、EEPROM313の空領域に収集したログ情報をProgrammable_IC320に出力するためのPeripheral I/F1153と、を有する点である。
本実施形態によれば、ログ収集プログラムを光モジュールに搭載する簡単な構成変更により、光モジュールの診断監視機能を十分に活用して、通常動作中の状況変化を把握して障害や故障の原因分析あるいは予測に反映させる光通信装置を提供することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る光通信装置を有する光通信システムについて説明する。本実施形態に係る光通信システムは、上記第2実施形態および第3実施形態と比べると、本発明を適用する光通信システムがコアネットワークである点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態または第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《光通信システム(コアネットワーク)の構成》
図12は、本実施形態に係る光通信装置を含む光通信システムとしてのコアネットワーク1210/1220の構成を示すブロック図である。なお、コアネットワークの構成は、図12に限定されない。
コアネットワーク1210/1220は、光通信で接続された複数の通信処理機能部を有し、それらの通信処理機能部がDDM機能を有するSFPで接続される。そして、各通信処理機能部は、診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集し、コアネットワークや各通信処理機能部の起動時に所定の出力条件を満たす場合、不揮発性メモリに収集された診断監視履歴を出力し、本実施形態の光通信装置として動作する。
本実施形態によれば、コアネットワークにおける光通信の診断監視において、光モジュールの診断監視機能を十分に活用して、通常動作中の状況変化を把握して障害や故障の原因分析あるいは予測に反映させることができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る光通信装置を有する光通信システムについて説明する。本実施形態に係る光通信システムは、上記第2実施形態乃至第4実施形態と比べると、本発明を適用する光通信システムがデータセンターである点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態から第4実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《光通信システム(データセンター)の構成》
図13は、本実施形態に係る光通信装置を含む光通信システムとしてのデータセンター1300の構成を示すブロック図である。なお、データセンターの構成は、図13に限定されない。
データセンター1300は、光通信で接続された複数のデータ処理機能部や通信処理機能部を有し、それらのデータ処理機能部や通信処理機能部がDDM機能を有するSFPで接続される。そして、各データ処理機能部や各通信処理機能部は、診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集し、データセンターや各データ処理機能部、各通信処理機能部の起動時に所定の出力条件を満たす場合、不揮発性メモリに収集された診断監視履歴を出力し、本実施形態の光通信装置として動作する。
本実施形態によれば、データセンターにおける光通信の診断監視において、光モジュールの診断監視機能を十分に活用して、通常動作中の状況変化を把握して障害や故障の原因分析あるいは予測に反映させることができる。
[他の実施形態]
なお、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。すなわち、本発明は、ネットワーク機器が冗長性のない単一のインタフェースで組まれ、かつ、その機器のシステムが使用しないメモリエリアがあり、インタフェースのステータスが収集可能な装置あるいはシステムにおいて適用可能であり、同様の効果を奏する。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する光通信診断監視プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視する診断監視手段と、
前記診断監視手段による診断監視結果を格納する不揮発性メモリと、
前記診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集手段と、
光通信装置の起動時に所定の出力条件を満たす場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力手段と、
を備える光通信装置。
(付記2)
前記出力条件は、前記不揮発性メモリの空領域が無いと判定した場合、あるいは、前記不揮発性メモリへの前記診断監視履歴の書き込みが禁止されていると判定した場合、を含む付記1に記載の光通信装置。
(付記3)
前記収集手段は、前回格納された診断監視履歴の特定情報と、新たな診断監視履歴の前記特定情報とを比較する比較手段を有し、前記特定情報が不一致である場合に、前記新たな診断監視履歴を前記不揮発性メモリの空領域に格納する、付記1または2に記載の光通信装置。
(付記4)
前記収集手段による前記診断監視履歴の収集は、前記診断監視手段による診断監視の周期以上であって前記光モジュールの状態遷移を把握できる周期であり、かつ、前記光通信装置の処理を圧迫しない周期で行なわれる、付記1乃至3のいずれか1項に記載の光通信装置。
(付記5)
前記出力手段は、前記光通信装置の起動が障害の発生後の再起動である場合、前記不揮発性メモリに収集された診断監視履歴を前記障害の発生経路を経由して出力する、付記1乃至4のいずれか1項に記載の光通信装置。
(付記6)
前記収集手段が収集する前記診断監視履歴は、少なくとも、前記診断監視履歴を収集した日時情報と、前記診断監視結果から選択された前記光モジュールによる診断情報と、前記光モジュールと電気信号をやり取りするインタフェース手段による診断情報と、前記診断監視結果から選択された監視情報と、を含む付記1乃至5のいずれか1項に記載の光通信装置。
(付記7)
前記診断監視手段と前記不揮発性メモリとは前記光モジュールにあって、前記収集手段と前記出力手段とは前記光モジュールを外部から制御する制御部にある、付記1乃至6のいずれか1項に記載の光通信装置。
(付記8)
前記診断監視手段は、デジタル診断監視(DDM:Digital Diagnostic Monitoring)機能を有し、前記不揮発性メモリは、前記光モジュールが有するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)であり、前記不揮発性メモリの空領域は、前記EEPROMのユーザ書き込み可能領域であり、前記診断監視履歴の情報は、前記EEPROMの診断監視情報の格納領域から選択された情報を含む、付記1乃至7のいずれか1項に記載の光通信装置。
(付記9)
前記ユーザ書き込み可能領域は、光トランシーバの診断監視インタフェース仕様(SFF-8472, Rev 11.0, September 14, 2010)に規定される、2線シリアルインタフェース(I2C:Inter-Integrated Circuit)アドレスがA2(Hex)のバイト128から247の領域であり、前記診断監視情報の格納領域は、2線シリアルインタフェースのアドレスがA2(Hex)のバイト96から119の領域である、付記8に記載の光通信装置。
(付記10)
前記選択された情報は、診断情報、温度モニタ値、電源電圧モニタ値、バイアス電流モニタ値、送信パワーモニタ値、および、受信パワーモニタ値を含む、付記9に記載の光通信装置。
(付記11)
前記診断情報は、2線シリアルインタフェースのアドレスがA2(Hex)のバイト110のビット1、2、4および7と、バイト112のビット0〜7と、バイト113のビット7および6と、を含む、付記10に記載の光通信装置。
(付記12)
光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視する診断監視ステップと、
前記診断監視ステップによる診断監視結果を不揮発性メモリに格納する格納ステップと、
前記診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集ステップと、
光通信装置の起動時に、前記不揮発性メモリの空領域が無いと判定した場合、あるいは、前記不揮発性メモリへの前記診断監視履歴の書き込みが禁止されていると判定した場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力ステップと、
を含む光通信診断監視方法。
(付記13)
光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視して不揮発性メモリに格納された診断監視結果から、所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集ステップと、
光通信装置の起動時に、前記不揮発性メモリの空領域が無いと判定した場合、あるいは、前記不揮発性メモリへの前記診断監視履歴の書き込みが禁止されていると判定した場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させる光通信診断監視プログラム。
(付記14)
付記1乃至11のいずれか1項に記載の光通信装置を使用する光ネットワークを有し、前記光通信装置の起動時に前記不揮発性メモリの空領域に収集された前記診断監視履歴を取得して、前記光ネットワークの診断監視を行なう光通信システム。
(付記15)
前記光通信システムは、光通信で接続されたベースバンド部とRF(radio frequency)部とを有する無線基地局であって、前記ベースバンド部および前記RF部の少なくとも1つが前記光通信装置である、付記14に記載の光通信システム。
(付記16)
前記光通信システムは、光通信で接続された複数の通信処理機能部を有するコアネットワークであって、前記複数の通信処理機能部の少なくとも1つが前記光通信装置である、付記14に記載の光通信システム。
(付記17)
前記光通信システムは、光通信で接続された複数のデータ処理機能部を有するデータセンターであって、前記複数のデータ処理機能部の少なくとも1つが前記光通信装置である、付記14に記載の光通信システム。

Claims (10)

  1. 光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視する診断監視手段と、
    前記診断監視手段による診断監視結果を格納する不揮発性メモリと、
    前記診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集手段と、
    光通信装置の起動時に所定の出力条件を満たす場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力手段と、
    を備える光通信装置。
  2. 前記出力条件は、前記不揮発性メモリの空領域が無いと判定した場合、あるいは、前記不揮発性メモリへの前記診断監視履歴の書き込みが禁止されていると判定した場合、を含む請求項1に記載の光通信装置。
  3. 前記収集手段は、前回格納された診断監視履歴の特定情報と、新たな診断監視履歴の前記特定情報とを比較する比較手段を有し、前記特定情報が不一致である場合に、前記新たな診断監視履歴を前記不揮発性メモリの空領域に格納する、請求項1または2に記載の光通信装置。
  4. 前記出力手段は、前記光通信装置の起動が障害の発生後の再起動である場合、前記不揮発性メモリに収集された診断監視履歴を前記障害の発生経路を経由して出力する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光通信装置。
  5. 前記収集手段が収集する前記診断監視履歴は、少なくとも、前記診断監視履歴を収集した日時情報と、前記診断監視結果から選択された前記光モジュールによる診断情報と、前記光モジュールと電気信号をやり取りするインタフェース手段による診断情報と、前記診断監視結果から選択された監視情報と、を含む請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光通信装置。
  6. 前記診断監視手段と前記不揮発性メモリとは前記光モジュールにあって、前記収集手段と前記出力手段とは前記光モジュールを外部から制御する制御部にある、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光通信装置。
  7. 前記診断監視手段は、デジタル診断監視(DDM:Digital Diagnostic Monitoring)機能を有し、前記不揮発性メモリは、前記光モジュールが有するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)であり、前記不揮発性メモリの空領域は、前記EEPROMのユーザ書き込み可能領域であり、前記診断監視履歴の情報は、前記EEPROMの診断監視情報の格納領域から選択された情報を含む、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光通信装置。
  8. 光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視する診断監視ステップと、
    前記診断監視ステップによる診断監視結果を不揮発性メモリに格納する格納ステップと、
    前記診断監視結果から所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集ステップと、
    光通信装置の起動時に、前記不揮発性メモリの空領域が無いと判定した場合、あるいは、前記不揮発性メモリへの前記診断監視履歴の書き込みが禁止されていると判定した場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力ステップと、
    を含む光通信診断監視方法。
  9. 光通信において光信号と電気信号とを相互に変換する光モジュールの状態を診断監視して不揮発性メモリに格納された診断監視結果から、所定の診断監視結果を選択して前記不揮発性メモリの空領域に格納することにより、診断監視履歴を収集する収集ステップと、
    光通信装置の起動時に、前記不揮発性メモリの空領域が無いと判定した場合、あるいは、前記不揮発性メモリへの前記診断監視履歴の書き込みが禁止されていると判定した場合、前記不揮発性メモリに収集された前記診断監視履歴を出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させる光通信診断監視プログラム。
  10. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光通信装置を使用する光ネットワークを有し、前記光通信装置の起動時に前記不揮発性メモリの空領域に収集された前記診断監視履歴を取得して、前記光ネットワークの診断監視を行なう光通信システム。
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