JP2017194304A - 液面温度測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 発電所の取水温度の測定において、海域の表層温度が急激に低下した場合でも、取水温度を正確に測定できるようにし、取放水温度差の拡大によるユニット出力抑制を少なくする。【解決手段】 海水S中に浸漬される筒状の風波防護壁4と、該風波防護壁4内に配置され、海水面Sa下近傍の海水の温度を測定する温度測定部12と、風波防護壁4内の海水Sを深層部4dと表層部4sとの間で循環させる循環手段20とを備え、循環手段20を駆動して風波防護壁4内の海水Sを循環させることで、風波防護壁4の海水Sの温度の均一化を図り、これにより、海水Sの海水表層温度が急激に低下しても、取水温度を正確に測定できるようにする。【選択図】 図1
Description
この発明は、発電所などの取水温度を測定する液面温度測定装置に関し、海域の表層部温度が急激に低下した場合でも、取水温度を正確に測定できるようにした液面温度測定装置に関する。
火力発電所では、復水器の冷却水として海水が使用されており、この海水は使用前後で温度差に環境規制がかけられていることから、海水を取り入れる取水口の近傍では常に海水の温度測定が行われ、海水の温度測定は海水面で行う必要がある。
海水の温度測定は海水面で行う場合、海水面の変位に伴って上下方向に移動可能となっている。また、温度測定部は、温度測定部を風波から保護するとともに潮に流されないように筒状の風波防護壁(サポート、ガイドパイプと言う場合もある。)に収納されている(特許文献1)。
ところで、公害防止協定に基づき取放水温度差を平均温度差7℃以下(一日平均)、最大温度差10℃以下(瞬時)となるよう運用しているが、春先、梅雨時期の河川放流水量増大(この時期の河川水は海水より温度が低く海域へ流れた場合、密度差で河川水が表層部を流れるため、海域の表層部温度が急激に低下する)および、冬季の放射冷却で海水表層温度が急激に低下することがある。この場合であっても火力発電所からの放水温度は変化が少ないため、取放水温度差が拡大してしまい、公害防止協定値の平均温度差7℃以下(一日平均)または最大温度差10℃(瞬時)を超えてしまう。
そこで、特許文献2は、取水温度が急激に低下した場合でも、取排水温度差が規制値を超えないようにし、かつ、取水口から取水した海水が復水器を経て排水口に到達するまでの所要時間を考慮して、発電所の出力を制御する。
しかしながら、特許文献2の発明にあっては、結局、発電所の出力を制御することにより、取放水温度差が公害防止協定の規制値を超えないようにしているため、発電所の効率が悪いという問題があった。
そこでこの発明は、河川水の流入や放射冷却で表層部の海水温度は急激に低下しても、取水温度そのものは適正な温度で測定できるようにして、取放水温度差が拡大しないようすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、液体中に浸漬される筒状の風波防護壁と、該風波防護壁内に配置され、液体面下近傍の液体の温度を測定する温度測定部と、風波防護壁内の液体を深層部と表層部との間で循環させる循環手段と、を備えたことを特徴とする液面温度測定装置である。
この発明によれば、風波防護壁内の循環手段により、深層部の液体と表層部の液体とが循環して風波防護壁内の液体の温度を均一化する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液面温度測定装置において、温度測定部は風波防護壁内に配置されたフロートの下方に設けられたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1及び請求項2に記載の液面温度測定装置において、風波防護壁の温度測定部を配置した近傍に風波防護壁を貫通する多数の貫通孔を形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3に記載の液面温度測定装置において、循環手段が、送気ポンプと、該送気ポンプから送気されたエアを導く送気管と、該送気管の一端に設けられ風波防護壁の下端から空気を送気する送気口とからなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項3に記載の液面温度測定装置において、循環手段は、風波防護壁内に配設したプロペラと該プロペラを回転させるモータとからなることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項3に記載の液面温度測定装置において、循環手段は、風波防護壁の一部(以下「回転部」)を他の部分(以下「固定部」)に対して回転自在に支持し、回転部の内壁に設けた複数の羽根と、固定部に設け回転部を回転させるモータとからなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、風波防護壁内の循環手段により、深層部の液体と表層部の液体とが循環して風波防護壁内の液体の温度の均一化を図ることができるので、梅雨時期の河川放流水量増大および冬季の放射冷却などで液体表層温度が急激に低下したとしても、液体の温度を測定する風波防護壁内は深層部と表層部との液体の温度が均一化されているので、取液体の温度を極端に低温に測定することがない。そのため、取放水温度差が大きくなってしまうことがなく、よって、取放水温度差が公害防止協定値の平均温度差7℃以下(一日平均)または最大温度差10℃(瞬時)を超えそうになることなく、無駄に発電所の出力を抑制せず、発電所出力の効率化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、液体面の変位に伴って上下方向に移動可能となり、常に液体面から所定の位置(例えば液体面下30cm)での液体の温度の測定をすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、温度測定部の近傍の風波防護壁に多数の貫通孔を設けたので、風波防護壁内外の液体を流出入可能として、深層部と表層部との液体の循環をスムースに行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、エアを風波防護壁の下方から送り込むだけという簡単な機構、構造の循環手段を実現することができる。
請求項5に記載の発明によれば、風波防護壁内のプロペラを回転させるという簡単な機構、構造で循環手段を実現することができ、かつ、モータの回転を制御することで容易に液体の循環量をコントロールすることができる。
請求項6に記載の発明は、循環手段は、風波防護壁自体を回転させるという簡単な機構、構造で循環手段を実現することができ、かつ、モータの回転を制御することで容易に液体の循環量をコントロールすることができる。
以下、この発明を図示の各実施の形態に基づいて説明する。
図1乃至図3は、本発明液面温度測定装置10の第1の実施の形態を示す。この第1の実施の形態にかかる液面温度測定装置10は、火力発電所などの取水口近傍の海水面の温度を測定する温度測定装置に適用したものである。
液面温度測定装置10は、海中に浸漬される筒状の風波防護壁4と、風波防護壁4内に配置され、海面近傍の液体の温度を測定する温度測定部12と、風波防護壁4内の海水を深層部4dと表層部4sとの間で循環させる循環手段20と、を備える。
図2に示すように、火力発電所における冷却水の取水口の近傍の岸壁1には、測定用足場2が岸壁1から海側に張り出すように設けられている。測定用足場2の外周部は、安全柵3によって包囲されている。測定用足場2には、上下方向に延びる円筒状の風波防護壁4が固定されている。風波防護壁4の下方は、海水面Saに向かって延びており、下端部は常時海水S中に浸漬している。風波防護壁4の上部は、安全柵3と同じ高さまで延びており、上端部には計測用ケース5が取付けられている。計測用ケース5内には、後述するフロート11に連動して海水面Saの変位を測定する液面計6が収納されている。
尚、上記風波防護壁4は全長が例えば6m〜8mに形成されている。
そして、風波防護壁4の内側には、フロート11と温度測定部12とを有しており、フロート11は風波防護壁4の内側に海水Sの海水面Saの変位に伴って上下方向に移動可能に収納されている。フロート11は、風波防護壁4の軸方向に延びる円柱状をしており、海水面Saに浮かぶように内部が中空状に形成されている。風波防護壁4の内側には、液面計6とフロート11とを連動させるためのワイヤ7が延びている。ワイヤ7の下端はフロート11の上面と連結されている。
フロート11の下面には温度測定部12が取付けられている。温度測定部12の温度検出部がフロート11の下面から下方に延び、温度測定部12は海水Sの海水面Saの温度を電気信号に変換する機能を有しており、温度測定部12からの電気信号は有線または無線によって制御装置(図示略)に入力されている。温度測定部12は、フロート11が海水面Saの変位に伴って正常に上下動している場合には、常に海水Sに浸漬しており、海水面Saの温度測定が可能となっている。
循環手段20は、送気ポンプ21と、該送気ポンプ21から送気されたエアを導く送気管22と、該送気管22の一端に設けられ風波防護壁4の下端からエア25、25、…を送気する送気口23とからなる。
送気ポンプ21は上記岸壁1の測定用足場2であって風波防護壁4の近傍に配設されている。送気ポンプ21の下面から送気管22が下方に伸び、送気管22は風波防護壁4の側面に沿うように取り付けられて海中に浸水されている。そして、送気管22の下端は折り曲げられた風波防護壁4の下端からその内側に侵入しており、送気管22の先端部は上方を向き、ラッパ状の送気口23が設けられている。
ラッパ状の送気口23の開口面には網目状のフィルタ24が取り付けられている。
送気ポンプ21から送り出されたエアは送気管22を通して送気口23から上方、すなわち、風波防護壁4内に送り出される。このとき、エアは上記フィルタ24を通るときに細かな気泡25、25、…となって風波防護壁4内の深層部4dから表層部4sに向けて浮上する。
また、風波防護壁4の上記フロート11が位置する近傍には風波防護壁4の内外の海水を流入出するための貫通孔26、26、…が設けられている。この実施の形態にあってはこの貫通孔26の形状を縦長な楕円状としたが、本発明はこれに限らず、円形やスリット状であっても良く、また、その形成位置は横一列に限らず、複数段に形成しても良い。むしろ、海面の変位に伴いフロート11が風波防名護壁4内を上下に移動するので、その移動範囲に置いて貫通孔26、26、…を形成するようにした方が良い。
つぎに、循環手段20における作用について説明する。
上記循環手段20により、送気口23から放出された気泡25、25、…が深層部4dから表層部4sに浮上する際、気泡25周囲の海水も巻き込むような形で浮上することになり、海水Sも上昇する。上昇して表層部4sに到達した海水Sは表層部4sにあった海水Saと混ざり合ったり、或いは、海水Saは貫通孔26、26、…から風波防護壁4外に送出される。また、送気口23近傍(深層部4d)では風波防護壁4下端から海水Sが流入することとなる。すなわち、気泡25、25、…の浮上に伴い海水Sは深層部4dから表層部4sへ上昇する流れが生じ、表層部4sまで上昇した海水Sは貫通孔26、26、…から風波防護壁4の外側に送出され、また、深層部4dにおいては風波防護壁4の下方の海水Sを風波防護壁4内に取り入れることになる。このように風波防護壁4内において海水Sの深層部4dから表層部4sへの上昇流を作り出せば海水Sの循環系を形成することができ、風波防護壁4内の海水Sの温度の均一化を図ることができる。
そして、春先や梅雨時期の河川放流水量を増大したり、或いは冬季の放射冷却で海水表層温度が急激に低下しても、上述のように、循環手段20により風波防護壁4内の海水の温度が均一化されているため正確に測定することができるため、取放水温度差が拡大してしまいことがない。これにより、火力発電所における復水器の冷却水として用いられている取水口近傍の海水Sの温度を正確に把握することが可能となり、環境規制を遵守することができる。
尚、風波防護壁4内の海水の循環は、常時行ってもよいし、梅雨時期および冬季などの時期のみ、海表面Sa温度や、深層部4dと表層部4sの温度差などに応じて自動的に切り換えるようにしてもよい。
図4は本発明の第2の実施の形態を示すもので、液面温度測定装置10Aの要部の断面図である。
この第2の実施の形態にかかる液面温度測定装置10Aが上記第1の実施の形態における液面温度測定装置10と相違する点は、フロート11を省略したものである点である。よって、この第2の実施の形態にかかる液面温度測定装置10Aの説明はその相違する部分について主に行い、他の部分については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
すなわち、液面温度測定装置10Aは、海中に浸漬される筒状の風波防護壁4と、風波防護壁4内に配置され、海面近傍の液体の温度を測定する温度測定部12と、風波防護壁4内の海水を深層部4dと表層部4sとの間で循環させる循環手段20と、を備える。
そして、温度測定部12はワイヤ7の下端に吊り下げ状に支持され、液面計6に連動して常に海面Sa下約30cmの位置に保持されている。なお、液面計6は別に設けられた位置センサ(図示は省略する。)により液面の位置を測定するようになっている。
循環手段20も上記第1の実施の形態にかかる液面温度測定装置10と同様に、送気ポンプ21と、該送気ポンプ21から送気されたエアを導く送気管22と、該送気管22の一端に設けられ風波防護壁4の下端からエア25、25、…を送気する送気口23とからなる。
この第2の実施の形態にかかる液面温度測定装置10Aにあってはフロート11を用いないので、風波防護壁4の内壁とフロートとの間隙に異物が侵入することなく誤動作、誤検出を防止することができる。これは正に特許文献1が解決しようとした課題である。
図5及び図6は本発明の第3の実施の形態を示すもので、図5は液面温度測定装置10Bの要部の断面図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。
この第3の実施の形態にかかる液面温度測定装置10Bが上記第1の実施の形態における液面温度測定装置10と相違する点は、循環手段20がエアを用いたものでなく、風波防護壁4内にプロペラを設けた循環手段30である点である。よって、この第3の実施の形態にかかる液面温度測定装置10Bの説明はその相違する部分について主に行い、他の部分については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
循環手段30は風波防護壁4の直径のほぼ半分の直径をした扁平筒状のケース体31と該ケース体31内に収納されたプロペラ32とケース体31に支持されプロペラ32を回転させるモータ33とを備える。このような循環手段30はそのケース体31の周方向の適宜位置に支持棒34、34、…が取り付けられ、これら支持棒34、34、…が風波防護壁4の内面に連結されることにより、循環手段30は風波防護壁4の下端部内側に支持される。
そして、液面温度測定装置10Bにあっては、循環手段30のモータ33を駆動することのよりプロペラ32を回転させて風波防護壁4内の海水Sをその深層部4dから表層部4sへと上昇流を作り出すことができ、海水Sの循環系を形成することができる。よって、風波防護壁4内の海水Sの温度の均一化を図ることができる。
この液面温度測定装置10Bによれば、モータ33の回転を制御するだけで簡単に循環手段30により海水Sの循環をコントロールすることができる。
図7及び図8は本発明の第4の実施の形態を示すもので、図7は液面温度測定装置10Cの要部の断面図、図8は図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
この第4の実施の形態にかかる液面温度測定装置10Cが上記第1の実施の形態における液面温度測定装置10と相違する点は、循環手段20がエアを用いたものでなく、風波防護壁4の下端部内面に複数の羽根41、41、…を設け、その羽根41、41、…を設けた風波防護壁4を回転させるようにした点である。よって、この第4の実施の形態にかかる液面温度測定装置10Cの説明はその相違する部分について主に行い、他の部分については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
具体的には、風波防護壁4の下端部(以下「回転部」)4Dをそれより上方の部分(以下「固定部」)4Uに対して回転自在に支持し、回転部4Dの内周面にその周方向に行くに従い上下位置が変位するように傾斜した羽根41、41、…が複数設けられている。
風波防護壁4の固定部4U外周面であってほぼ180°ずれた位置にモータ42、42が取り付けられ、該モータ42、42の軸は下方に突出され、その下端は回転部4Dの外周面の高さまで位置するようになっている。
モータ42、42の軸にはフリクションホイール43、43がそれぞれ取り付けられており、該フリクションホイール43、43の外周面の一部が風波防護壁4の回転部4Dの外周面に圧接されている。
この液面温度測定装置10Cによれば、モータ42、42を回転するとフリクションホイール43、43が回転する。例えば、モータ42、42及びフリクションホイール43、43が上方から見て反時計回り方向に回転すると(図8の矢印)、フリクションホイール43、43に接触している風波防護壁4の回転部4Dは上方から見て時計回り方向に回転することになる(図8の矢印)。
そして、風波防護壁4の回転部4Dが上方から見て時計回り方向に回転するとその内面に斜めに傾斜して設けられた羽根41、41、…の下端縁が先行して回転するため、羽根41、41、…に押し退けられた海水Sは上方へ押し出される。すなわち、風波防護壁4内の海水Sをその深層部4dから表層部4sへと上昇流を作り出すことができ、海水Sの循環系を形成することができる。よって、風波防護壁4内の海水Sの温度の均一化を図ることができる。
以上、この発明の各実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記の各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、この実施の形態においては、循環手段20、30、40はこれらに限られることなく、風波防護壁4内において海水Sの上昇流を作り出すことが機構であればよい。例えば、風波防護壁4内においてその内部の海水Sを上方に押し出すように流水ポンプを設けても良い。
さらに、この発明の実施の形態では、火力発電所における取水口近傍の海水面Saの温度測定を対象としているが、測定対象となる液体は海水Sに限られず、水位が変化する貯水池などの水面温度の測定にも利用可能である。
なお、風波防護壁内の海水の循環は、常時行ってもよいし、梅雨時期および冬季などの時期のみでも良いし、或いは海表面温度や深層部と表層部との温度差などに応じて自動的に切り換えるようにしてもよい。
4 風波防護壁
4s 表層部
4d 深層部
Sa 海水面
S 海水
10 液面温度測定装置
11 フロート
12 温度測定部
20 循環手段
21 送気ポンプ
22 送気管
23 送気口
10A 液面温度測定装置
10B 液面温度測定装置
30 循環手段
32 プロペラ
33 モータ
10C 液面温度測定装置
4D 風波防護壁の回転部
4U 風波防護壁の固定部
40 循環手段
41 羽根
42 モータ
4s 表層部
4d 深層部
Sa 海水面
S 海水
10 液面温度測定装置
11 フロート
12 温度測定部
20 循環手段
21 送気ポンプ
22 送気管
23 送気口
10A 液面温度測定装置
10B 液面温度測定装置
30 循環手段
32 プロペラ
33 モータ
10C 液面温度測定装置
4D 風波防護壁の回転部
4U 風波防護壁の固定部
40 循環手段
41 羽根
42 モータ
Claims (6)
- 液体中に浸漬される筒状の風波防護壁と、
該風波防護壁内に配置され、液体面下近傍の液体の温度を測定する温度測定部と、
風波防護壁内の液体を深層部と表層部との間で循環させる循環手段と、
を備えたことを特徴とする液面温度測定装置。 - 温度測定部は、風波防護壁内に配置されたフロートの下方に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の液面温度測定装置。
- 風波防護壁の温度測定部を配置した近傍に風波防護壁を貫通する多数の貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の液面温度測定装置。
- 循環手段は、送気ポンプと、該送気ポンプから送気されたエアを導く送気管と、該送気管の一端に設けられ風波防護壁の下端から空気を送気する送気口とからなる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液面温度測定装置。 - 循環手段は、風波防護壁内に配設したプロペラと、該プロペラを回転させるモータとからなる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液面温度測定装置。 - 循環手段は、風波防護壁の一部(以下「回転部」)を他の部分(以下「固定部」)に対して回転自在に支持し、回転部の内壁に設けた複数の羽根と、固定部に設け回転部を回転させるモータとからなる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液面温度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016083364A JP2017194304A (ja) | 2016-04-19 | 2016-04-19 | 液面温度測定装置 |
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JP2016083364A JP2017194304A (ja) | 2016-04-19 | 2016-04-19 | 液面温度測定装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113096361A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-07-09 | 中国科学院、水利部成都山地灾害与环境研究所 | 一种基于水位突变的堵溃型泥石流预警方法 |
-
2016
- 2016-04-19 JP JP2016083364A patent/JP2017194304A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113096361A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-07-09 | 中国科学院、水利部成都山地灾害与环境研究所 | 一种基于水位突变的堵溃型泥石流预警方法 |
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