JP2017192123A - 画像記録装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶手段の限られたリード/ライト性能を用いて、高精細な拡大表示を行う。【解決手段】画像記録装置100は、画像を縮小して縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、縮小前の画像の一部を切り出して第1の切り出し画像を生成し、記憶手段に記憶させる第1の切り出し画像生成手段と、記憶手段へのデータの記録/読出しを伴う特定の処理を行う処理手段と、記憶手段に記憶された縮小画像に、記憶手段への記録を伴う画像記録用の処理を施して記録媒体に記録する記録処理を行う記録処理手段と、縮小画像に基づく画像を表示手段に出力することで非拡大表示を行い、記録処理中に第1の切り出し画像に基づく画像を表示手段に出力することで画像の拡大表示を行うように制御する表示制御手段と、少なくとも記録処理中に拡大表示を行っている場合は、特定の処理を実行しないように制御する制御手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像を記録するとともに、その画像の一部分を拡大表示する機能を備えた画像記録装置およびその制御方法に関するものである。
撮像装置において、望ましい映像を撮影するために、フォーカスを被写体に正確に合わせることは非常に重要である。特に、4Kや8Kの映像を撮影するときに、撮像装置に備えられた比較的小型のファインダーやモニタを視認しながらマニュアルフォーカスを正確に行うことは難易度が高い。そのため、これをアシストする機能が求められている。なお、4Kとは2160p(4096×2160)あるいはそれに近い画素数であり、8Kとは4320p(8192×4320)あるいはそれに近い画素数を指す。
特許文献1には、マニュアルフォーカス時に所定の倍率で拡大された被写体の動画を表示することによって、被写体細部のフォーカス状態を確認することを容易にすることが提案されている。
特開平11−341331号公報
撮像センサーと映像フォーマットの多画素化が進むにつれて、撮像装置などの画像記録装置に求められる処理性能、特に、装置内のデータ処理に用いる記憶手段(RAM)のリード/ライト性能への要求が高まっている。
例えば、特許文献1のような拡大表示を高品位に行うためには、撮像センサーから得られたRAW信号の部分領域を切り出して現像し、表示装置へデータを渡す必要があり、このときRAW画像の一時保管やVRAMデータの読み書きのために記憶手段を使用する。また、所定の映像フォーマットに適合した動画データを記録媒体へ記録するために、現像処理やエンコード処理によって別途記憶手段への読み書き処理が発生する。さらに、顔検出や外部機器への画像送信などの付加機能も、それぞれの制御のために記憶手段を使用する。
これらの処理をすべて同時に動作させた場合、システムによっては記憶手段のリード/ライト性能が不足する可能性がある。その場合、現像処理やエンコード処理が規定時間内に完了できず、コマ落ちや記録データの破損が発生する。
このような問題に直面する可能性は、4Kや8Kなど多画素の映像データを扱う画像記録装置においてより高い。また、近年多用されているハイフレームレート(スローモーション)撮影の場合は、より短い単位時間の間に1フレーム分の信号処理を行わなければならない。ハイフレームレート撮影と多画素記録を組み合わせて撮影することまで想定すれば、この問題は、近い将来のシステム性能向上によって容易に解決するとはいえない状況であるといえる。
そこで本発明は、記憶手段の限られたリード/ライト性能を用いて、高精細な拡大表示を行うことのできる画像記録装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、画像を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記画像を縮小して縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、縮小画像生成手段で縮小されていない前記画像の一部を切り出して第1の切り出し画像を生成し、記憶手段に記憶させる第1の切り出し画像生成手段と、
前記記憶手段へのデータの記録または前記記憶手段からの読出しを伴う特定の処理を行う処理手段と、
前記記憶手段に記憶された前記縮小画像に、前記記憶手段への記録を伴う画像記録用の処理を施し、処理された画像を記録媒体に記録する記録処理を行う記録処理手段と、
前記縮小画像に基づく画像を表示手段に出力することで非拡大表示を行うように制御し、前記記録処理中に前記第1の切り出し画像に基づく画像を前記表示手段に出力することで画像の拡大表示を行うように制御する表示制御手段と、
少なくとも前記記録処理中に前記拡大表示を行っている場合は、前記特定の処理を実行しないように制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、記憶手段の限られたリード/ライト性能を用いて、高精細な拡大表示を行うことができる。
画像記録装置100のハードウェアブロック図と機能ブロック図である。 画像記録装置100の動作全体を示すフローチャートである。 設定変更処理のフローチャートである。 顔検出および追尾処理のフローチャートである。 ブラウザー通信処理のフローチャートである。 記録状態変更およびMagnify状態変更処理のフローチャートである。 HDMI(登録商標)116からの出力映像およびパネル118における表示例である。 Magnifyキー操作時のHDMI(登録商標)116からの出力映像およびパネル118における表示例である。 Webブラウザー126での表示例である。 変形例における外部出力部115、パネル出力部117の内部構成の一例である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、本発明を適用した一実施形態としての画像記録装置100として、動画像を撮影・記録可能な撮像装置を例に挙げる。
図1(A)は、本実施形態に係る画像記録装置100の内部構成例を示すハードウェアブロック図である。図1(B)は、画像記録装置100が行う画像処理のデータパスを示す機能ブロック図である。図1(B)のブロック150、151、173には、例として4Kで撮像した画像を2Kで記録する場合の各処理での画素数を付記している。言うまでもなく、撮像画像の画素数と記録する画素数の少なくとも一方が異なる画素数の設定である場合にはこの限りではない。
図1(A)において、レンズユニット101は、集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り、変倍レンズ群の動きで移動した結像位置を補正する機能と焦点調節を行う機能とを兼ね備えた補正レンズ群により構成されている。レンズユニット101によって、最終的に後述のイメージセンサー102の結像面上に被写体像が結像される。
イメージセンサー102は、光を電荷に変換し撮像信号を生成する。生成された撮像信号は前処理部103へ出力される。イメージセンサー102は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの撮像素子である。
前処理部103は、イメージセンサー102より入力され取得した撮像信号をRAW縮小部104、RAW切り出し部105が受ける事が出来るRAWデータ(RAW画像)に変換してRAW縮小部104、RAW切り出し部105へ出力する(ブロック150)。
RAW縮小部104は、前処理部103にて生成されたRAWデータを所定の比率で縮小した縮小RAWデータ(縮小RAW画像)を生成し、画像生成部106へ出力する(ブロック151における縮小画像生成)。たとえば前処理部103より入力された4096x2160画素のRAWデータに対して水平および垂直ともに1/2になるような縮小を行って2048x1080の縮小RAWデータを生成して、画像生成部106へ出力する。前処理部103より入力されたデータに対して縮小を行わない場合は縮小処理を行わずにRAWデータを画像生成部106へ出力する。
RAW切り出し部105は、前処理部103にて生成されたRAWデータの所定の範囲を所定のサイズで切りだして切り出しRAWデータを生成し(ブロック173)、DRAM113へ格納する(ブロック174)。たとえば前処理部103より入力された4096x2160画素のRAWデータの、所定の位置より2048x1080画素のRAWデータを切り出して、切り出しRAWデータを生成する。RAW切り出し部105で切り出す範囲は、操作部110による拡大範囲(位置・倍率)を変更するためのユーザー操作によって変更可能である。
画像生成部106は、RAW縮小部104より入力される縮小RAWデータに対して補間処理や画質調整処理等のRAW現像処理を行ってYUV形式の全画角画像データを生成し(ブロック152)、DRAM113に格納する(ブロック153)。全画角画像データは、切り出しをしていない撮像された画像全体範囲の、現像済みのデータである。
また、RAW切り出し部105より入力される切り出しRAWデータについては、DRAM113から読みだしてRAW現像処理を行って切り出し画像データを生成し(ブロック175)、解像度変換部2(114)へ渡す。画像生成部106で単位時間内に処理できる画像サイズが限られているため、縮小RAWデータと切り出しRAWデータを同時に処理することはできない。そのため、切り出しRAWデータについては画像生成部106に入力する前にいったんDRAM113へ格納する(ブロック174)ことによって、処理タイミングをずらしている。
解像度変換部1(123)は、YUVデータの解像度変換を行う。解像度変換部1(123)は、DRAM113に格納されている全画角画像データに対して縮小リサイズ処理を行い顔検出用縮小画像データを生成して(ブロック154)、DRAM113に格納する(ブロック155)。また、DRAM113に格納されている全画角画像データに対して縮小リサイズ処理を行いJPEG圧縮用縮小データを生成し(ブロック154)、DRAM113に格納する(ブロック157)。
静止画圧縮部107は、DRAM113に格納されているJPEG圧縮用縮小データに対してJPEG形式で符号化を行いJPEGデータを生成し(ブロック158)、DRAM113に格納する(ブロック159)。
ネットワーク部108は、WiFi(登録商標)またはBluetooth(登録商標)等の無線通信上で、HTTPプロトコルを利用してWebアプリケーションを通信先のWebブラウザー126へ送信する。Webアプリケーションは、後述のROM125に格納されたHTMLおよびJavaScript(登録商標)およびCSSの各データによって構成される。また、ネットワーク部108は、Webブラウザー126から処理要求を受信し、制御部111へ伝達する機能も果たす。このWebアプリケーションによって、Webブラウザー126は、画像記録装置100のリモートコントローラーとして機能することができる。さらに、ネットワーク部108は、DRAM113に配置されたJPEGデータをWebブラウザー126からの要求に応じて逐次送信する(ブロック160)ことで、Webブラウザー126上でリアルタイムにライブビュー画像を表示させることができる。これら一連の通信機能を総称してブラウザーリモートと呼ぶ。
顔検出部109は、DRAM113に配置された顔検出用縮小画像データより顔の位置を検出して(ブロック156)、顔の位置情報をDRAM113に格納する(被写体検出処理)。また、検出された顔のうちの特定の顔を追尾する機能も備えている。なお、この顔の位置情報は、後述するOSD部124で生成された顔枠用OSDデータを後述する外部出力用画像、パネル出力用画像に合成する際の位置情報として用いられる。
フォーカス/露出制御部127は、顔検出部109で検出された顔の位置情報に基づいてレンズユニット101内のレンズ群や絞りを駆動することによって、フォーカスと露出の自動制御を行う。また、画像生成部106に対して輝度ゲイン制御の指示を行う。
操作部110は、ユーザが操作入力するためのものであり、例えばタッチパネルや操作キー(ボタン、ダイヤル、レバー等)などである。ユーザーが操作部110を操作すると、操作情報は制御部111に通知される。
制御部111は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成される処理部であり、画像記録装置100が備える各ブロックを制御する。
RAM(Random Access Memory)112は、制御部111が作業領域として使用する揮発性メモリである。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)113は、画像記録装置100の各ブロックが作業領域として使用する揮発性メモリである。なお、このDRAM113には、所定期間に読み書き(リード/ライト)できるデータ量(読み出し速度/書き込み速度)に上限があり、その上限を超えてデータの読み書きを行うことは出来ない。なお、DRAM113は、DRAMとは異なる機構による、高速な揮発性メモリや不揮発性メモリと置き換えることもできる。また、RAM112とDRAM113は同一の記憶装置上に共存する構成であっても構わない。
ROM(Read Only Memory)125は、制御部111が実行するプログラムなどが格納された不揮発性の記録媒体であり、例えばFlashROMで構成される。あるいは、後述の記録媒体121に格納されたプログラムデータをRAM112にロードし、ROMとして利用しても構わない。
オンスクリーンディスプレイ(OSD)部124は、各種設定メニューや顔枠などのOSDデータ(表示アイテム)を生成し、DRAM113に配置する。
解像度変換部2(114)は、DRAM113に格納された全画角画像データや、画像生成部106から入力した切り出し画像データから、HDMI(登録商標)116に出力する解像度にリサイズした外部出力用画像を生成する(ブロック161)。全画角画像データと切り出し画像データはいずれも現像済みのYUVデータである。生成された外部出力用画像はDRAM113に格納される(ブロック162)。同様に、パネル118に出力する解像度にリサイズしたパネル出力用画像を生成し(ブロック161)DRAM113に格納する(ブロック165)。同様に動画像圧縮部119で動画像圧縮する解像度にリサイズした動画像記録用画像を生成し(ブロック161)、DRAM113に格納する(ブロック168)。
外部出力部115は、DRAM113に格納された外部出力用画像とOSDデータを合成して外部出力用信号としてHDMI(登録商標)116へ出力する(ブロック163)。なお、この外部出力部115は外部出力用画像の一部を切り出し拡大して、外部出力用信号としてHDMI(登録商標)116へ出力する外部出力用切り出し拡大機能(後述の変形例の処理を行う機能)を有している。
HDMI(登録商標)116は、外部出力部115より入力される外部出力用信号をHDMI(登録商標)形式に変更し外部に出力する(ブロック164)。
パネル出力部117は、DRAM113に格納されたパネル出力用画像とOSDデータを合成してパネル出力用信号としてパネル118へ出力する(ブロック166)。なお、このパネル出力部117はパネル出力用画像の一部を切り出し拡大して、パネル出力用信号としてパネル118へ出力するパネル出力用切り出し拡大機能(後述の変形例の処理を行う機能)を有している。
パネル118は、液晶パネルや有機ELパネルなどのディスプレイパネルであり、パネル出力部117より入力されたパネル出力信号を表示する(ブロック167)。
動画像圧縮部119は、DRAM113に格納された動画像記録用画像をMPEG形式で圧縮し動画像データとしてDRAM113に格納する(ブロック169の圧縮処理,ブロック170)。
メディア制御部120は、動画像圧縮部119で生成され、DRAM113に格納された動画像データをFATファイルシステムなどコンピュータと互換のあるフォーマットに従って、記録媒体121に記録する(ブロック171、ブロック172)。
記録媒体121は、例えばメモリーカードなどがあげられる。この記録媒体は、画像記録装置100から取り外し可能な着脱可能記録媒体であり、画像記録装置100以外にもPC等に装着する事ができる。
バス122は、画像記録装置100の各ブロックがデータのやり取りを行うためのデータバスであり、画像記録装置100の各ブロックはこのバスを介してデータのやり取りを行う。
Webブラウザー126は、画像記録装置100とは異なる外部機器に備えられたWebブラウザーであり、ネットワーク部108から受信したWebアプリケーションを実行し、受け付けた入力に基づいて、画像記録装置100へ処理要求を発行できる。また、JPEGデータを逐次受信して、リアルタイムにライブビュー画像を表示することができる。外部機器としては、例えば画像記録装置100と無線または有線で接続可能な、スマートフォン、デスクトップ型/ノート型/タブレット型などのPC(personal computer)などが利用可能である。また、Webブラウザ機能を備えているものであればこれらに限られるものではない。続いて、図2から図6のフローチャートに基づいて、画像記録装置100の本発明に係る動作を説明する。これらのフローは、ROM125に格納されたプログラムに基づいて、制御部111が画像記録装置100の各部を制御することによって実現されるものである。また、図7(A)〜図7(D)は図2〜4のフローチャートの動作中にHDMI(登録商標)116に出力およびパネル118に表示される表示例である。図8(A)〜(C)は図6のフローチャートの動作中にHDMI(登録商標)116に出力およびパネル118に表示される表示例である。図9(A)〜(C)は図5のフローチャートの動作中にWebブラウザー126に表示される表示例である。それぞれ、本フローとともに説明する。
図2は、本発明に係る動作全体を示すフローチャートである。
S201では、制御部111は、ユーザーの操作に基づいて、画像記録装置100に関する各種設定の変更処理を行う。この設定変更処理の詳細については図3を用いて後述する。
S202では、制御部111は、顔検出および追尾機能の動作が許可された状態かつ、顔検出および追尾機能がON状態であるか否かを判定する。真であればS203へ進み、偽であればS204へ進む。顔検出および追尾機能の動作の許可/不許可は、図3で後述する記録中Magnify優先に設定されたか否かに基づいて決まる。また、顔検出および追尾機能のON/OFFは、メニュー画面における顔検出および追尾機能の設定に関するメニュー項目が選択さることによって表示される選択画面においてユーザーが設定した状態に基づく(詳細は図3のS313で後述する)。
S203では、制御部111は、顔検出および追尾処理を行う。顔検出及び追尾処理の詳細については図4を用いて後述する。
S204では、制御部111は、ブラウザーリモート設定がON状態であるか否かを判定する。真であればS205へ進み、偽であればS206へ進む。ブラウザーリモート設定のON/OFFは、メニュー画面における顔検出および追尾機能の設定に関するメニュー項目が選択されることによって表示される表示される選択画面でユーザーが設定した状態に基づく。
S205では、制御部111は、ブラウザー通信処理を行う。ブラウザー通信処理の詳細については図5を用いて後述する。
S206では、制御部111は、記録状態変更およびMagnify(マニュアルフォーカス調整のための拡大表示機能)状態変更処理を行う。この処理の詳細は図6を用いて後述する。
S207では、制御部111は、記録媒体121への動画の記録制御(記録処理)の動作中(記録処理中)であるか否かを判定する。S207が真であればS208へ進み、偽であればS209へ進む。
図7(A)に、S207の判定が真である場合(記録制御中)にHDMI(登録商標)116に出力される映像の表示例、およびパネル118に表示される撮影画面の表示例を示す。図7(B)に、S207の判定が偽の場合(記録待機中)に、HDMI(登録商標)116に出力される映像の表示例、およびパネル118に表示される撮影画面の表示例を示す。
図7(A)の表示アイテム701a(REC表示)は、画像記録装置100の状態が記録動作中であることを示す表示アイテムである。
図7(B)の表示アイテム701b(STAND―BY表示)は、画像記録装置100の状態が記録待機中(停止中)であることを示す状態表示である。
図7(A)及び図7(B)の表示アイテム702は、現在設定されている撮像フレームレートを示す表示アイテムである。後述の記録データパスやMagnifyデータパスは、ここに表示されたフレームレートに同期して周期動作する。また、図7(A)及び図7(B)において、表示アイテムの背景には、全体LV画像700が表示される。全体LV画像700は、拡大していない状態のライブビュー画像である。HDMI(登録商標)116に出力される全体LV画像700はブロック162でDRAM113に格納された外部出力用画像であり、パネル118に表示される全体LV画像700はブロック165に格納されたパネル出力用画像である。それぞれ、撮像された画像の全体の範囲が表示される。
S208では、制御部111は、記録データパスを動作させ、下記の一連の処理を行わせる。
1.解像度変換部2(114)によってリサイズした動画像記録用画像をDRAM113に格納する処理(ブロック161、ブロック168の処理)
2.動画像記録用画像をDRAM113から読みだして動画像圧縮部119が圧縮し、動画像データとして再びDRAM113に格納する処理(ブロック168からブロック170の処理)
3.動画像データをDRAM113から読みだして、メディア制御部120が記録媒体121に記録する処理(ブロック170からブロック172の処理)
これら一連の処理のために、DRAM113へのリード/ライトが発生する。
S209では、制御部111は、画像記録装置100がMagnify動作中(Magnify動作については図6を用いて後述する)であるか否かを判定する。真であればS210へ進み、偽であればS201へ戻って本フローのステップ全体を繰り返す。
S210では、制御部111は、切り出しによるMagnifyデータパスを動作させる。切り出しによるMagnifyデータパスとは、下記の一連の処理を指す。
1.RAW切り出し部105によって切り出しRAWデータを生成し、DRAM113へ格納する処理(ブロック150、173,174の処理)
2.切り出しRAWデータをDRAM113から読みだして、画像生成部106によって切り出し画像データに変換(現像)する処理(ブロック174、175の処理)
3.解像度変換部2(114)によって切り出し画像データから外部出力用画像およびパネル出力用画像を生成する処理(ブロック161から162への処理、ブロック161から165への処理)
これら一連の処理のために、DRAM113へのリード/ライトが発生する。
図3は、S201の設定変更処理の詳細を示すフローチャートである。
S301では、制御部111は、操作部110に対してメニュー画面表示を要求する操作がされたか否かを判定する。真であればS302へ進み、偽であれば本フローを終了する。
S302では、制御部111は、OSD部124によってメニュー画面をパネル118に表示及びHDMI(登録商標)116に出力する。
S303では、制御部111は、メニュー画面を表示している際の操作部110からのユーザー入力によって、記録中にMagnify動作を優先するか否かを設定するメニュー項目が選択されたか否かを判定する。真であればS304へ進み、偽であればS310へ進む。
S304では、制御部111は、記録中にMagnify動作を優先するか否かの設定の選択画面をHDMI(登録商標)116に出力およびパネル118に表示する。図7(C)に、記録中にMagnify動作を優先するか否かの設定の選択画面の表示例を示す。
画面タイトル703は、現在表示している画面が、記録中にMagnify動作を優先する設定の選択画面であることを示すタイトル表示である。
メッセージ704は、この機能を有効にしたときに、顔検出および追尾機能とブラウザーリモートのライブビュー機能が使用できなくなることを示すメッセージ表示である。この表示によって、ユーザーはこの機能と引き換えにどのような機能が制限されるか、事前に知ることができる。
ボタン705は、この設定を切にするためのボタン、ボタン706は、この設定を入にするためのボタンである。操作部110によってボタン705とボタン706のいずれかを選択し、動作を決定することができる。ここで決定した設定状態はRAM112内に記憶する。背景には、全体LV画像700が表示される。なお、記録中にMagnify動作を優先する設定の選択画面では全体LV画像700を表示しないものとしてもよい。
S305では、制御部111は、操作部110に対するユーザーからの選択操作よって記録中にMagnify動作を優先する設定が有効とされたか否かを判定する。真であればS306へ進み、偽であればS308へ進む。ボタン706が選択されて決定操作がなされた場合には真と判定し、ボタン705が選択されて決定操作がなされた場合には偽と判定する。
S306では、制御部111は、ブラウザーリモートのライブビュー機能の使用を禁止する。
S307では、制御部111は、顔検出および追尾機能の使用を禁止する。このステップによって顔検出および追尾機能の使用が禁止された場合、メニュー画面において、顔検出および追尾機能の設定を行うメニュー項目が選択不可もしくは非表示となり、設定を行うことができなくなる。
S308では、制御部111は、ブラウザーリモートのライブビュー機能の使用を許可する(実行可能状態とする)。
S309では、制御部111は、顔検出および追尾機能の使用を許可する(実行可能状態とする)。
S306からS309で決定された機能の禁止または許可状態は、いずれもRAM112内に記憶する。
S310では、制御部111は、RAM112に記憶された状態を読みだして、顔検出および追尾機能が許可された状態であるか否かを判定する。真であればS311へ進み、偽であればS316へ進む。
S311では、制御部111は、メニュー画面に対する操作部110からの入力によって、顔検出および追尾機能の設定を行うメニュー項目が選択されたか否かを判定する。真であればS312へ進み、偽であればS316へ進む。
S312では、制御部111は、顔検出および追尾機能の選択画面をパネル118に表示及びHDMI(登録商標)116に出力する。この画面では、顔検出および追尾機能を有効にする選択肢と無効にする選択枝がそれぞれ表示され、操作部110によってそのいずれかを選択することができる。
S313では、制御部111は、操作部110に対する操作よって顔検出および追尾機能がONとされたか否かを判定する。真であればS314へ進み、偽であればS315へ進む。
S314では、制御部111は、顔検出および追尾機能をONにする。
S315では、制御部111は、顔検出および追尾機能をOFFにする。
S314およびS315で決定された機能の動作状態(ON/OFF)は、いずれもRAM112内に記憶する。
S316では、制御部111は、メニュー画面に対する操作部110からの入力によって、ブラウザーリモート機能の設定を行うメニュー項目が選択されたか否かを判定する。真であればS317へ進み、偽であればS321へ進む。
S317では、制御部111は、ブラウザーリモート機能の選択画面を表示する。この画面では、ブラウザーリモート機能を有効にする選択肢と無効にする選択枝がそれぞれ表示され、操作部110によってそのいずれかを選択することができる。
S318では、制御部111は、操作部110に対する操作よってブラウザーリモート機能がONとされたか否かを判定する。真であればS319へ進み、偽であればS320へ進む。
S319では、制御部111は、ブラウザーリモート機能をONにする。
S320では、制御部111は、ブラウザーリモート機能をOFFにする。
S319およびS320で決定された機能の動作状態(ON/OFF)は、いずれもRAM112内に記憶する。
S321では、制御部111は、操作部110に対する操作よってメニュー画面終了を要求されたか否かを判定する。真であればS322へ進み、偽であればS303へ戻る。
S322では、制御部111は、メニュー画面を終了し、撮影画面へ遷移する。
図4は、S203の顔検出および追尾処理の詳細を示すフローチャートである。
S401では、制御部111は、解像度変換部1(123)によって顔検出用縮小画像データを生成し、DRAM113へ格納する。これは、前述のブロック154から155の処理に相当する。
S402では、制御部111は、DRAM113に格納された顔検出用縮小画像データから顔の位置を検出する処理および、追尾対象となっている顔の移動先を検出する処理である。この処理は、前述のブロック156の処理に相当する。
S401およびS402の処理のために、DRAM113へのリード/ライトが発生する。
S403では、制御部111は、S402で検出された顔の位置に基づいて、フォーカス/露出制御部127によってフォーカス制御を行う。
S404では、制御部111は、S402で検出された顔の位置に基づいて、フォーカス/露出制御部127によって露出制御を行う。
S405では、制御部111は、S402で検出された顔の位置に基づいて、OSD部124によってHDMI(登録商標)116およびパネル118上に表示された顔枠の表示位置を更新する。顔枠の表示例を図7(D)に示す。
全体LV画像700に重畳して、顔枠707および顔枠708が検出された顔上に表示される。顔枠707は主顔、顔枠708は主顔以外の顔を表している。主顔は操作部110からの入力によって変更可能であり、フォーカス/露出制御部127によるフォーカス制御は主顔を対象に行われる。
図5は、S205のブラウザー通信処理の詳細示すフローチャートである。
S501では、制御部111は、ネットワーク部108とWebブラウザー126の間の接続が確立した状態にあるか否かを判定する。真であればS504へ進み、偽であればS502へ進む。
S502では、制御部111は、ネットワーク部108がWebブラウザー126から接続要求を受信したか否かを判定する。真であればS503へ進み、偽であれば本フローを終了する。
S503では、制御部111は、ネットワーク部108とWebブラウザー126の間の接続処理を行い、接続を確立する。接続処理には、Webブラウザー126でブラウザーリモートのWebアプリケーションを実行するための、HTMLおよびJavaScript(登録商標)およびCSSの各データの送信処理も含まれる。
S504では、制御部111は、画像記録装置100の各部の状態の取得要求をWebブラウザー126から受信したか否かを判定する。各部の状態とは、例えば記録動作を行っているか否かなどの動作状態や、フォーカス/露出制御に関する各種パラメータや、記録媒体121の残り空き容量などが含まれる。また、S306またはS308によって設定された、ブラウザーリモートのライブビュー機能の許可状態も含まれる。これらの状態はいずれもRAM112内に記憶されている。このステップが真であればS505へ進み、偽であればS506へ進む。
S505では、制御部111は、S504で要求された状態情報をRAM112から読みだして、ネットワーク部108を介して送信する。
S506では、制御部111は、ブラウザーリモートのライブビュー画像の更新要求をWebブラウザー126から受信したか否かを判定する。ライブビュー画像の更新要求は、Webブラウザー126でライブビュー画像を表示中であれば、Webブラウザー126から定期的に送信される。このステップが真であればS507へ進み、偽であればS510へ進む。
S507では、制御部111は、S306またはS308で設定され、RAM112内に記憶された状態に基づいて、ブラウザーリモートのライブビュー機能が許可された状態であるか否かを判定する。真であればS508へ進み、偽であればS510へ進む。
S508では、制御部111は、解像度変換部1(123)によってJPEG圧縮用縮小データを生成してDRAM113へ格納し、さらにそのデータを静止画圧縮部107によってJPEG圧縮してDRAM113に格納する処理を行う。この処理は、前述のブロック154,157,158,159の処理に相当する。
S509では、制御部111は、S508で生成したJPEGデータをDRAM113から読みだして、Webブラウザー126へ送信する。この処理は、前述のブロック159、160の処理に相当する。
このS508およびS509の処理のために、DRAM113へのリード/ライトが発生する。
S510では、制御部111は、Webブラウザー126から処理要求を受信したか否かを判定する。処理要求とは、例えば記録の開始や停止の要求、フォーカス/露出制御に関する各種パラメータの変更要求、顔検出および追尾機能における主顔や追尾対象の指定要求などが含まれる。このステップが真であればS511へ進み、偽であれば本フローを終了する。
S511では、制御部111は、S510で受信した処理要求に応じて、画像記録装置100の各部を制御して処理を行う。
Webブラウザー126との通信確立中にWebブラウザー126に表示される画面の表示例を図9(A)〜(C)に示す。
図9(A)は、画像記録装置100がライブビュー許可状態になっており、かつWebブラウザー126側でライブビュー表示状態となっているときの表示例である。
領域901には、S509で画像記録装置100から送信されたJPEGデータを展開したライブビュー画像が表示されている。
ボタン902は、ライブビュー表示を行うか否かを切り替えるボタンである。このボタンを押下(タッチやクリック)すると図9(B)の状態になる。
図9(B)は、画像記録装置100がライブビュー許可状態になっており、かつWebブラウザー126側でライブビュー非表示状態となっているときの表示例である。
領域901は、ライブビュー画像が表示される領域であるが、この状態では非表示となっている。
ボタン902は、ライブビュー表示を行うか否かを切り替えるボタンである。このボタンを押下すると図9(A)の状態になる。
図9(C)は、画像記録装置100がライブビュー禁止状態になっているときの表示例である。
領域901は、ライブビュー画像が表示される領域であるが、この状態では画像記録装置100からJPEGデータが送信されないため、非表示となっている。
ボタン902は、ライブビュー表示を行うか否かを切り替えるボタンであるが、画像記録装置100からライブビュー禁止状態である旨を受信しているため、操作不可状態(グレーアウト表示)となっている。
なお、ブラウザーリモートでの顔選択や追尾機能は、ライブビュー画像に対するタッチ操作に基づいて画像記録装置100への処理要求を発行するため、ライブビュー画像が表示された状態でのみ操作可能である。ライブビュー画像がWebブラウザー126側で表示されている場合、表示されたライブビュー画像上の被写体の顔をタッチやクリックすることで、追尾対象として顔を選択可能である。タッチまたはクリックされた位置の座標を示す情報が画像記録装置100に送信され、画像記録装置100が受信した座標情報に基づいた顔を追尾対象とする。その他の機能に関わる処理要求は、ライブビュー画像の表示状態にかかわらず発行可能であるため、Webブラウザー126上の操作も制限されない。
図6は、S206の記録状態変更およびMagnify状態変更処理の詳細を示すフローチャートである。
S601では、制御部111は、操作部110に含まれるRECキーが押下されたか否かを判定する。あるいは、ブラウザーリモート機能実行中であれば、Webブラウザー126側で記録開始/停止指示の操作を受け付けたことに応じた、RECキー押下と等価な処理要求をWebブラウザー126から受信したか否かを判定する。このステップが真であればS602へ進み、偽であればS608へ進む。
S602では、制御部111は、画像記録装置100が動画の記録動作中であるか否かを判定する。真であればS603へ進み、偽であればS604へ進む。
S603では、制御部111は、画像記録装置100での動画の記録動作を停止する。
S604では、制御部111は、Magnify機能を実行中であるか否かを判定する。真であればS605へ進み、偽であればS607へ進む。
S605では、制御部111は、図3のS304で選択されて設定された情報(RAM112に記憶された状態情報)に基づいて記録中にMagnify動作を優先する設定となっているか否かを判定する。真であればS607へ進み、偽であればS606へ進む。
S606では、制御部111は、Magnify動作を解除する。Magnify動作を解除すると全体LV画像700が表示され、拡大していない表示(画像全体が収まる非拡大表示)となる。また、パネル118の画面上に表示された、Magnify実行中であることを示す表示アイテム801a(図8(A)で後述)または801cを消去する。
なお、S605が真であっても、S606を実行するフローとしてもよい。すなわち、Magnify(拡大表示)の実行中であっても、動画記録の開始に伴って一旦拡大表示を解除する。このようにすることで、記録される動画は、Magnifyで拡大表示している部分だけではなく、全画角画像の範囲であることをユーザーに認識させることができる。動画の記録開始後、記録中にMagnifyの実行指示をする操作があれば、再びMagnifyを行う。
あるいは、S605が真である場合、S607に進んで拡大したまま記録を開始するとともに、Magnifyの実行中であることを警告表示したり、後述の表示アイテム801aや801cを一定期間点滅表示するなどしてもよい。すなわち、拡大表示中であることを強調して通知する表示を行っても良い。このようにすることで、ユーザーが拡大表示された画角(全画角画像の全体では無く一部の範囲)で記録が行われると誤解するのを回避することができる。
S607では、制御部111は、画像記録装置100の記録動作(記録制御)を開始する。これによって、前述のS208と同様の制御が開始される。
S608では、制御部111は、操作部110に含まれるMagnifyキーが押下されたか否かを判定する。真であればS609へ進み、偽であれば本フローを終了する。
S609では、制御部111は、画像記録装置100がMagnify機能を実行中であるか否かを判定する。真であればS610へ進み、偽であればS612へ進む。
S610では、制御部111は、S606と同様に、Magnify動作を解除する。
S611では、制御部111は、パネル118の画面上に表示された、Magnify実行中であることを示す表示アイテム801a(図8(A)で後述)または801cを消去する。
S612では、制御部111は、S602と同様に、画像記録装置100が記録動作中であるか否かを判定する。真であればS613へ進み、偽であればS614へ進む。
S613では、制御部111は、S605と同様に、記録中にMagnify動作を優先する設定となっているか否かを判定する。真であればS614へ進み、偽であればS616へ進む。
S614では、制御部111は、Magnify動作を開始し、後述の図8(A)のような拡大表示を行うように表示制御する。
S615では、制御部111は、Magnify実行中であることを示す表示アイテム801a(図8(A)で後述)をHDMI(登録商標)116に出力およびパネル118の画面上に表示する。
図8(A)に、Magnify実行時の表示例を示す。拡大LV画像804は、撮像されている全体範囲(全画角画像データの範囲)のうち全体ではなく一部の範囲を拡大して表示したライブビュー画像である。この画像は、前述したとおり、RAWデータから拡大範囲に合わせて切り出した画像を、パネル118の画素数またはHDMI(登録商標)の画素数に合わせて縮小した画像である。従って、切り出しRAWデータの画素数がパネル118の画素数に足りている限り処理途中で拡大(元の画素数から画素数を増やす引き延ばしの処理)を行わない。その分画質劣化が少なく、高精細な表示となっているため、マニュアルフォーカス時のピントの合い具合などを確認し易い。表示アイテム801aは、切り出しによるMagnify実行中であることを示すアイコンであり、S615の処理によって、拡大LV画像804に重畳して表示される。画面上に表示された拡大LV画像804が、全体の一部であり、記録される映像の画角(範囲)とは異なることを強調するために、このアイコンは黄色で表示している。
矩形802と矩形803は、映像全体に対する切り出し範囲、すなわち現在表示されている映像領域の位置を示すためのレーダー表示である。矩形802は映像全体(全体LV画像700の範囲)を示している。矩形803は、映像全体のうちの切り出し範囲(拡大LV画像804の範囲)を示している。
Magnifyにおける拡大範囲の位置と拡大倍率は、操作部110に対するユーザーの操作によって変更可能である。Magnifyの実行中に拡大範囲の位置の変更操作、あるいは拡大倍率の変更操作があった場合には、矩形803を変更された拡大範囲の位置、拡大倍率を示すように表示更新する。また、RAW切り出し部105は、変更された拡大範囲に対応する範囲を切り出すことで、拡大LV画像804を更新する。また、Magnify機能の実行中(拡大表示中)に、操作部110に対するユーザーからのマニュアルフォーカス操作(MF操作)の受付が可能である。受け付けたMF操作に基づいて、フォーカス/露出制御部127はレンズユニット101を駆動する。なお、レンズユニット101のフォーカスレンズがフォーカス/露出制御部127により駆動できないものである場合もある。この場合、あるいはフォーカス/露出制御部127により駆動できるものである場合にも、レンズユニット101が備えるフォーカスリングなどのレンズ操作部を直接操作することにより、直接フォーカスレンズの位置が調整される。
一方、S616では、制御部111は、Magnify実行不可状態であることを示す表示アイテム801bをHDMI(登録商標)116に出力およびパネル118の画面上に表示する。この場合の表示例を図8(B)に示す。表示アイテム801bは、Maginifyが実行できなかったことを示すアイコンであり、S608でMagnifyキーが押下される前から表示している全体LV画像700に追加されて表示される。S608でのキー操作に対して機能実行できなかったことを強調するために、このアイコンは赤色で表示している。なおこの表示アイテム801bは、表示開始から所定時間経過したことに応じて自動的に非表示とするようにしてもよい。また、この表示アイテム801bは、Magnifyキーが押下されたか否かに関わらず、Magnify実行不可状態である場合に常に表示するようにしてもよい。
本実施形態によれば、記録中にMagnify動作を優先する設定とした場合、顔検出および追尾機能と、ブラウザーリモートのライブビュー機能を実行しないように制御することができる。それによって、顔検出および追尾機能と、ブラウザーリモートのライブビュー機能の動作によってよって消費されるDRAM113のリード/ライト処理を回避(削減)することができる。そのため、Magnify機能と動画記録処理を同時に動作させても、DRAM113のリード/ライト性能が不足しないようにすることができる。その結果、Mafnyfy機能を利用してマニュアルフォーカスを正確に行いながら、多画素やハイフレームレートなどの高負荷条件を含む所定フォーマットの映像記録を行うことを可能としている。
記録中にMagnify動作を優先するか否かはメニューによって選択可能であるため、顔検出および追尾機能や、ブラウザーリモートのライブビュー機能を使用したいときは、このメニュー設定によって優先する機能を変更することができる。
また、本実施形態によれば、記録中にMagnify動作を優先する設定とした場合は、Magnify機能や動画記録処理を実行しているか否かに関わらず、顔検出および追尾機能と、ブラウザーリモートのライブビュー機能の使用を制限している。そのようにすることで、図7(C)のように機能制限の内容をユーザーに明快に示すことができ、複雑な制限条件によってユーザーが混乱することを回避できる。一方で、Magnify機能や動画記録処理を実行している期間のみ、顔検出および追尾機能や、ブラウザーリモートのライブビュー機能の使用を制限するようにしてもよい。すなわち、Magnify機能による拡大表示をしていない場合及び/または動画記録処理を実行していない場合は、顔検出および追尾機能や、ブラウザーリモートのライブビュー機能の使用を制限せず有効としてもよい。このようにすれば、顔検出および追尾機能や、ブラウザーリモートのライブビュー機能の使用が制限される場面を最小限の期間に留めることができる。
なお、本実施形態においては、記録中のMagnify動作と排他になる機能(制限される機能)を、顔検出および追尾機能と、ブラウザーリモートのライブビュー機能としたがこれに限るものではない。DRAM113のリード/ライト処理を伴う機能がほかにあれば、その機能を排他対象としてもよい。その結果、顔検出および追尾機能や、ブラウザーリモートのライブビュー機能を、記録中のMagnify動作と両立することも、システムの性能によっては可能となる。
<変形例>
変形例として、記録中にMagnify動作を優先する設定となっていなかった場合(S613でNoと判定された場合)、S616で表示アイテム801bの表示を行う代わりに、切り出し画像データを使用しない簡易拡大表示を行ってもよい。この場合の表示例を図8(C)に示す。簡易拡大LV画像805は、撮像されている全体範囲(全画角画像データの範囲)のうち全体ではなく一部の範囲を拡大して表示したライブビュー画像である。簡易拡大LV画像805は、以下のように生成する。
・HDMI(登録商標)116に出力する画像:DRAM113に格納された外部出力用画像(ブロック162で格納されたデータ)から、拡大範囲に合わせて切り出した画像を、HDMI(登録商標)116から出力する画素数に合わせて変倍する。
・パネル118に表示する画像:DRAM113に格納されたパネル出力用画像(ブロック165で格納されたデータ)から、拡大範囲に合わせて切り出した画像を、パネル118の画素数に合わせて変倍する。
ブロック162の外部出力用画像またはブロック165のパネル出力用画像は、記録画素数の設定に合わせて既にブロック151で縮小され、更にブロック162で縮小された画像である。ここから、拡大範囲に合わせて切り出した映像の画素数は、記録画素数よりも少ない。それをパネル118の画素数またはHDMI(登録商標)116の画素数に合わせて変倍するため、拡大範囲に合わせて切り出した映像の画素数がパネル118の画素数またはHDMI(登録商標)の画素数よりも少なければ、拡大(引き延ばしの処理)を行うことになる。その分画質は劣化するため、前述の拡大LV画像804よりは粗い映像となる。拡大LV画像804は、RAW縮小部104にて縮小処理(ブロック151の処理)を行う前のRAWデータから外部出力用画像とパネル出力用画像を生成する。
一方、簡易拡大によるMagnify動作では、RAW縮小部104にて縮小処理を行った後の縮小RAWデータから外部出力用画像とパネル出力用画像を生成する。そのため、HDMI(登録商標)116やパネル118に拡大表示される映像範囲が同じであった場合、簡易拡大LV画像805よりも拡大LV画像804のほうが、より高精細である。
ただし、簡易拡大LV画像805の表示は、少なくとも、比較的データ量の多い切り出しRAWデータをDRAM113に格納する処理(ブロック174の処理)を行わなくても実現可能である。その分DRAM113へのリード/ライトのデータ量を削減できる。従って、簡易拡大LV画像805は、顔検出用のデータ及び/またはブラウザーリモートLV画像のためのJPEG圧縮用のデータのDRAM113へのリード/ライト(ブロック155/157)の処理を制限することなく表示できるというメリットがある。表示アイテム801cは、簡易拡大によるMagnify実行中であることを示すアイコンである。簡易拡大であることを示すために、表示アイテム801aとは異なるアイコンとなっている。また、表示アイテム801aと同様に、画面上に表示された映像(簡易拡大LV画像805)が全体の一部であり、記録される映像の画角(範囲)とは異なることを強調するために、このアイコンは黄色で表示している。
このように、変形例によれば、顔検出および追尾機能と、ブラウザーリモートのライブビュー機能などの他の機能を優先した場合に、Magnify機能が使用できなくなることを避けることができる。また、記録中にブラウザーリモートのライブビュー機能などの他の機能と併用して簡易拡大LV画像805によってMagnify機能も使えるようにするとともに、記録待機中には拡大LV画像804を表示することで高精細な拡大表示を行うことができる。
なお、簡易拡大表示は、記録中にDRAM113へのリード/ライトのデータ量を削減する事が目的である為、記録停止動作を行うと、切り出し画像データを使用した拡大表示を行うことが出来るようになる。その為、簡易拡大表示を行った状態で、S603の記録停止動作を行った際は、簡易拡大表示を解除するものとする。記録停止動作に伴う簡易拡大表示の解除に続いて、拡大を解除して全体LV画像700を表示しても良いし、Magnify動作自体は維持して、簡易拡大表示から拡大LV画像804に表示を直接切り替えてもよい。
また、拡大LV画像804を表示している状態でRECキーが操作された場合、記録中にMagnify動作を優先する設定となっていない場合には、S606の処理を行わず(すなわちMagnifyを解除せず)、簡易拡大LV画像805に切り替えてもよい。
また、変形例においては、記録中にMagnify動作を優先するか否かの設定自体行わない構成とすることも可能である。すなわち、顔検出および追尾機能と、ブラウザーリモートのライブビュー機能などの他の機能をMagnify動作に関わらず実行可能とすることができる。記録中にMagnify動作を優先するか否かの設定自体行わない構成とする場合は、前述のS612で記録中と判定された場合(S612Yes)に、S613の処理を行うことなく、簡易拡大LV805を表示する。また、S604Yesの場合に、S605の処理を行わずに簡易拡大LV805を表示する。なお、S604Yesの場合に、拡大LV804から簡易拡大LV805に直接切り替えると、画質の変化が目立ってしまう可能性、及び拡大処理のパス切り替え時のタイミングずれが起きてしまう可能性がある。これらを防ぐために、記録中にMagnify動作を優先するか否かの設定自体行わない構成であっても、S604Yesの場合に一旦Magnify動作を解除してLV画像700を表示するものとしても良い。
なお、上述の簡易拡大表示の画質を向上させるために、超解像処理を行っても良い。この場合の簡易拡大表示のための変倍処理について説明する。図10に、外部出力部115、もしくはパネル出力部117の内部構成の一例を示す。DRAM_I/F1001は、DRAM113より画像データを読みこむ。解像度変換部1002は、DRAM_I/F1001が読み込んだ画像データに対して、周辺画素を参照し画素補間することで画素数を増やす変倍処理を行う。超解像処理部1003は、DRAM_I/Fが読み込んだ画像データの、複数のフレーム(前後のフレーム)を参照し画素を補間することで画素数を増やす変倍処理を行う。セレクタ1004は、後段(ピーキング処理部1005以降の処理)に対してDRAM_I/F1001が読み込んだデータをそのまま出力するか、解像度変換部1002で処理したデータを出力するか、超解像処理部1003で処理したデータを出力するかを選択する。ピーキング処理部1005は、セレクタ1004を介して取得した画像に対してピーキング処理を行う。ピークング処理とは、画像内の被写体の輪郭部分に色付きの線(レッド、ブルー、イエローなど)で着色する処理のことである。映像中の輪郭部分が合焦状態によって異なる色で強調表示される。なお、強調表示の色は表示のためのものであり、録画される映像には影響しない。セレクタ1006は、出力信号生成1007に対して、ピーキング処理部1005でピーキング処理を行ったデータを出力するか、セレクタ1004から受け取ったピーキング処理を行わないデータを出力するかを選択する。出力信号生成部1007は、セレクタ1006を介して受け取った画像を、HDMI(登録商標)116やパネル118が受け取ることができるデータ形式に変換する。このように、簡易拡大表示のための変倍処理(拡大処理)は、解像度変換による変倍処理と、超解像処理による変倍処理のいずれかで行われる。超解像処理によって前後のフレームを参照し画素を補間した場合、通常の電子ズーム拡大よりも高精細な画像を表示することができる。従ってピントが合っているか否かを視認しやすいため、マニュアルフォーカスをより正確に行うことができる。また、簡易拡大表示を行っている際にピーキング処理を施すことで、フォーカスをより合わせやすくすることができる。
なお、制御部111が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をイメージセンサー102を有する画像記録装置100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、入力された画像を拡大表示するように制御する電子機器であれば適用可能である。例えば、外部入力端子から入力された動画像を、拡大して表示装置に出力するとともに、外部または内蔵の記録媒体に記録するような動画レコーダーに適用可能である。同様に、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、などに適用可能である。また、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置などに適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (23)

  1. 画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記画像を縮小して縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、
    縮小画像生成手段で縮小されていない前記画像の一部を切り出して第1の切り出し画像を生成し、記憶手段に記憶させる第1の切り出し画像生成手段と、
    前記記憶手段へのデータの記録または前記記憶手段からの読出しを伴う特定の処理を行う処理手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記縮小画像に、前記記憶手段への記録を伴う画像記録用の処理を施し、処理された画像を記録媒体に記録する記録処理を行う記録処理手段と、
    前記縮小画像に基づく画像を表示手段に出力することで非拡大表示を行うように制御し、前記記録処理中に前記第1の切り出し画像に基づく画像を前記表示手段に出力することで画像の拡大表示を行うように制御する表示制御手段と、
    少なくとも前記記録処理中に前記拡大表示を行っている場合は、前記特定の処理を実行しないように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記第1の切り出し画像に基づく画像による前記拡大表示を前記記録処理中に有効とするか否かをユーザーの選択操作に基づいて設定する設定手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記設定手段で有効に設定されていない場合には、前記記録処理中に前記特定の処理を実行可能とするように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記設定手段によって有効に設定されている場合、前記制御手段は、前記記録処理中か否かに関わらず、前記特定の処理を実行しないように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記設定手段によって有効に設定されている場合、前記制御手段は、前記記録処理中である場合に前記特定の処理を実行しないように制御し、前記記録処理中でない待機中には前記特定の処理を実行可能とするように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  5. 前記設定手段によって有効に設定されている場合、前記制御手段は、前記拡大表示を行っているかに関わらず、前記特定の処理を実行しないように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の画像記録装置。
  6. 前記設定手段によって有効に設定されている場合、前記制御手段は、前記拡大表示を行っている場合に前記特定の処理を実行しないように制御し、前記拡大表示を行っていない場合には前記特定の処理を実行可能とするように制御することを特徴とする請求項2または4に記載の画像記録装置。
  7. 前記設定手段に有効に設定されていない場合に前記拡大表示の実行を指示する操作があったことに応じて、前記表示制御手段は、拡大表示を行うことなく、前記拡大表示が無効となっていることを示す表示を行うように制御することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  8. 前記縮小画像の一部を切り出して第2の切り出し画像を生成する第2の切り出し画像生成手段を更に有し、
    前記設定手段に有効に設定されていない場合に、前記表示制御手段は、前記記録処理中に前記第2の切り出し画像に基づく画像を前記表示手段に出力することで画像の簡易拡大表示を行うように制御することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  9. 前記簡易拡大表示中に、前記記録処理が終了した際、前記表示制御手段は、前記簡易拡大表示を終了するように制御することを特徴とする請求項8記載の画像記録装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記簡易拡大表示において、前記第2の切り出し画像に対して前後のフレーム画像を参照した補間処理によって画像数を増やす超解像処理を施した画像を表示するように制御することを特徴とする請求項8または9に記載の画像記録装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記簡易拡大表示において、前記第2の切り出し画像に対して、画像内の輪郭部分に色をつけるピーキング処理を施した画像を表示するように制御することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項記載の画像記録装置。
  12. 前記表示制御手段は、前記簡易拡大表示の際に、前記第1の切り出し画像に基づく画像を表示する前記拡大表示とは異なる拡大表示であることを示す表示を行うように制御することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項記載の画像記録装置。
  13. 前記特定の処理は、前記画像から特定の被写体を検出する検出処理、または前記画像を外部機器へ送信する送信処理の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  14. 撮像手段を更に有し、前記取得手段は前記撮像手段で撮像された画像を取得することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  15. 前記画像は動画像であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  16. 前記画像記録用の処理は、圧縮処理を含むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  17. 縮小画像は、前記取得手段で取得されたRAW画像を縮小した縮小RAW画像であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  18. 前記第1の切り出し画像は、前記取得手段で取得された前記RAW画像の一部を切り出した切り出しRAW画像であることを特徴とする請求項17に記載の画像記録装置。
  19. 画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記画像を縮小して縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、
    縮小画像生成手段で縮小されていない前記画像の一部を切り出して第1の切り出し画像を生成し、記憶手段に記憶させる第1の切り出し画像生成手段と、
    前記縮小画像の一部を切り出して第2の切り出し画像を生成する第2の切り出し画像生成手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記縮小画像に、前記記憶手段への記録を伴う画像記録用の処理を施し、処理された画像を記録媒体に記録する記録処理を行う記録処理手段と、
    前記縮小画像に基づく画像を表示手段に出力することで非拡大表示を行うように制御し、前記記録処理中でない場合に前記第1の切り出し画像に基づく画像を前記表示手段に出力することで画像の拡大表示を行うように制御し、
    前記記録処理中には前記第2の切り出し画像に基づく画像を前記表示手段に出力することで画像の拡大表示を行うように制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする画像記録装置。
  20. 画像を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した前記画像を縮小して縮小画像を生成する縮小画像生成ステップと、
    縮小画像生成ステップで縮小されていない前記画像の一部を切り出して第1の切り出し画像を生成し、記憶手段に記憶させる第1の切り出し画像生成ステップと、
    前記記憶手段へのデータの記録または前記記憶手段からの読出しを伴う特定の処理を行う処理ステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記縮小画像に、前記記憶手段への記録を伴う画像記録用の処理を施し、処理された画像を記録媒体に記録する記録処理を行う記録処理ステップと、前記縮小画像に基づく画像を表示手段に出力することで非拡大表示を行うように制御し、前記記録処理中に前記第1の切り出し画像に基づく画像を前記表示手段に出力することで画像の拡大表示を行うように制御する表示制御ステップと、
    少なくとも前記記録処理中に前記拡大表示を行っている場合は、前記特定の処理を実行しないように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする画像記録装置の制御方法。
  21. 画像を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した前記画像を縮小して縮小画像を生成する縮小画像生成ステップと、
    縮小画像生成ステップで縮小されていない前記画像の一部を切り出して第1の切り出し画像を生成し、記憶手段に記憶させる第1の切り出し画像生成ステップと、
    前記縮小画像の一部を切り出して第2の切り出し画像を生成する第2の切り出し画像生成ステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記縮小画像に、前記記憶手段への記録を伴う画像記録用の処理を施し、処理された画像を記録媒体に記録する記録処理を行う記録処理ステップと、
    前記縮小画像に基づく画像を表示手段に出力することで非拡大表示を行うように制御し、前記記録処理中でない場合に前記第1の切り出し画像に基づく画像を前記表示手段に出力することで画像の拡大表示を行うように制御し、
    前記記録処理中には前記第2の切り出し画像に基づく画像を前記表示手段に出力することで画像の拡大表示を行うように制御する表示制御ステップと、を有することを特徴とする画像記録装置の制御方法。
  22. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載された画像記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  23. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載された画像記録装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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