JP2017185054A - Extrusion mechanism of intraocular lens insertion tool and intraocular lens insertion tool having the mechanism - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、眼内レンズ挿入器具に使用される押し出し機構およびその機構を利用した眼内レンズ挿入器具に関する。 The present invention relates to an extrusion mechanism used for an intraocular lens insertion device and an intraocular lens insertion device using the mechanism.
白内障治療においてヒト混濁水晶体を置換して屈折を補正するために水晶体の代用として挿入される眼内レンズが実用に供されている。白内障治療における眼内レンズ挿入手術においては、例えば角膜、強角膜などの縁に数ミリの切開の創口(切開創)が設けられ、超音波水晶体乳化吸引術などにより水晶体が粉砕されて切開創から取り除かれた後、眼内レンズ挿入器具により眼内レンズが挿入及び固定される。そして、近年においては、眼内レンズ挿入器具を用いた眼内レンズの眼内への挿入を補助する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。 Intraocular lenses that are inserted as a substitute for the crystalline lens to replace the human turbid crystalline lens and correct refraction in cataract treatment are in practical use. In intraocular lens insertion surgery in the treatment of cataracts, for example, a few millimeters of incision wound (incision) is provided at the edge of the cornea, cornea, etc. After removal, the intraocular lens is inserted and fixed by an intraocular lens insertion device. In recent years, a technique for assisting insertion of an intraocular lens into the eye using an intraocular lens insertion device has been proposed (for example, Patent Document 1).
上記の眼内レンズ挿入器具においては、シリンジのプランジャーを押し込むことにより、シリンジ内の空気や液体などの流体が押される圧力を利用して眼内レンズの押し出し部材を移動し、眼内レンズを眼内レンズ挿入器具の先端から射出させる。 In the above intraocular lens insertion device, by pushing the plunger of the syringe, the pushing member of the intraocular lens is moved using the pressure by which fluid such as air or liquid in the syringe is pushed, and the intraocular lens is moved. It is ejected from the tip of the intraocular lens insertion device.
しかしながら、シリンジの操作によって眼内レンズの押し出し部材を移動させる場合、プランジャーの押し込み力に応じて眼内レンズの押し出し力や押し出し速度が変化する。特に粘性の高い粘弾性物質を使用した場合は、押し出す際の抵抗が増加するので、大きい押し出し力が必要となり、押し出し動作の不安定さが増大する。また、これらの押し出し力や押し出し速度は、シリンジ内でプランジャーにより圧縮された流体の特性に左右される。このような理由から、術者が眼内レンズの押し出し部材の移動を好適に制御できない可能性がある。 However, when the push member of the intraocular lens is moved by operating the syringe, the push force and push speed of the intraocular lens change according to the push force of the plunger. In particular, when a highly viscous viscoelastic material is used, the resistance at the time of extrusion increases, so a large extrusion force is required, and the instability of the extrusion operation increases. Further, the pushing force and pushing speed depend on the characteristics of the fluid compressed by the plunger in the syringe. For this reason, there is a possibility that the surgeon cannot properly control the movement of the pushing member of the intraocular lens.
本件開示の技術は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、眼内レンズ挿入器具による眼内レンズの押し出し制御を向上させる眼内レンズ挿入器具の押し出し機構を提供することである。 The technology of the present disclosure has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide an intraocular lens insertion device push-out mechanism that improves the intraocular lens push-out control by the intraocular lens insertion device. It is to be.
本件開示の眼内レンズ挿入器具の押し出し機構は、流体に押圧されることで移動する第1の移動部を有する器具を取り付ける第1の取り付け部と、第1の移動部に押圧されることによって移動する第2の移動部と、眼内レンズ挿入器具のプランジャーを移動させる第3の移動部と、第2の移動部の移動に伴う押圧力を第3の移動部に伝達する伝達部と、を有し、第3の移動部は、伝達部により伝達された押圧力に基づいてプランジャーを移動させる。これにより、眼内レンズ挿入器具の押し出し部材に対する押し出し力および押し出し速度を安定させることができる。 The push-out mechanism of the intraocular lens insertion device of the present disclosure includes a first attachment portion that attaches a device having a first moving portion that moves when pressed by a fluid, and is pressed by the first moving portion. A second moving unit that moves, a third moving unit that moves the plunger of the intraocular lens insertion instrument, and a transmission unit that transmits the pressing force associated with the movement of the second moving unit to the third moving unit. The third moving unit moves the plunger based on the pressing force transmitted by the transmitting unit. Thereby, the pushing force and pushing speed with respect to the pushing member of the intraocular lens insertion device can be stabilized.
好ましくは、伝達部は、第2の移動部および第3の移動部が当接可能であり、所定の軸の周りに回動するてこ部材であり、てこ部材は第2の移動部の移動に伴って回動し、てこ
部材の回動により第3の移動部が移動するように構成してもよい。さらに、第3の移動部は、第2の移動部と所定の軸との間の部分でてこ部材に当接するように構成してもよい。あるいは、伝達部は、第2の移動部の移動とともに移動する第1のラックギアと、第3の移動部の移動とともに移動する第2のラックギアと、第1のラックギアと第2のラックギアとを連結するピニオンギアを有する。さらに、器具はプランジャーを第1の移動部として有するシリンジであり、第2の移動部および第3の移動部は、筐体内の管路を摺動可能なパッキンとしてもよい。
Preferably, the transmission unit is a lever member that can contact the second moving unit and the third moving unit and rotates around a predetermined axis, and the lever member is used to move the second moving unit. You may comprise so that it may rotate with it and a 3rd moving part may move by rotation of a lever member. Further, the third moving unit may be configured to contact the lever member at a portion between the second moving unit and a predetermined axis. Alternatively, the transmission unit connects the first rack gear that moves with the movement of the second moving unit, the second rack gear that moves with the movement of the third moving unit, and the first rack gear and the second rack gear. It has a pinion gear. Furthermore, the instrument may be a syringe having a plunger as a first moving part, and the second moving part and the third moving part may be packing capable of sliding along a pipe line in the housing.
また、上記の眼内レンズ挿入器具の押し出し機構を、眼内レンズ挿入器具を取り付ける第2の取り付け部をさらに有する構成としてもよい。これにより、従前の眼内レンズ挿入器具を本発明の補助具と接続して使用することができる。さらに、上記の眼内レンズ挿入器具の押し出し機構を備える筐体と眼内レンズ挿入器具とが一体的に設けられている眼内レンズ挿入器具を構成してもよい。 Moreover, it is good also as a structure which has further the 2nd attaching part which attaches the pushing mechanism of said intraocular lens insertion instrument to which an intraocular lens insertion instrument is attached. Thereby, the conventional intraocular lens insertion instrument can be used by being connected to the auxiliary tool of the present invention. Furthermore, you may comprise the intraocular lens insertion device by which the housing | casing provided with the extrusion mechanism of said intraocular lens insertion device and the intraocular lens insertion device are provided integrally.
本件開示の技術によれば、眼内レンズ挿入器具による眼内レンズの押し出し制御を向上させる眼内レンズ挿入器具の押し出し機構を提供することができる。 According to the technology of the present disclosure, it is possible to provide an intraocular lens insertion device push-out mechanism that improves the intraocular lens push-out control by the intraocular lens insertion device.
以下に、図面を参照して本発明を眼内レンズ挿入器具に使用した実施の形態について説明する。 Embodiments in which the present invention is used in an intraocular lens insertion device will be described below with reference to the drawings.
図1は、本実施形態に係る眼内レンズ挿入器具により患者の眼内に挿入される眼内レン
ズ2の概略構成を示した図である。図1(a)は平面図、図1(b)は側面図を示す。なお、図1(a)と図1(b)との間では、眼内レンズ2の向きは対応していない。眼内レンズ2は、いわゆるワンピース型であるが、いわゆるスリーピース型を用いてもよい。眼内レンズ2は、所定の屈折力を有するレンズ本体2aと、レンズ本体2aに連結された、レンズ本体2aを眼球内で保持するための長尺平板状の2本の支持部2bとを備える。レンズ本体2aおよび支持部2bは可撓性の樹脂材料で形成されている。
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of an
本実施形態において、後述する眼内レンズ挿入器具1内では、2つの支持部2bのうちの一方の支持部2bが、レンズ本体2aの後側、他方の支持部2bがレンズ本体2aの前側に配置されるように、眼内レンズ2がステージ部12にセットされる。なお、レンズ本体2aの前側に配置される支持部を前方支持部、レンズ本体2aの後側に配置される支持部を後方支持部とする。
In the present embodiment, in the intraocular
本実施形態における眼内レンズ2は、支持部2bにシボ加工が施されている。これにより、プランジャー30による眼内レンズ2の押圧移動の際に、眼内レンズ2の姿勢を安定させることができる。具体的には、例えばプランジャー30によって眼内レンズ2が押圧移動されるときに、支持部2bとノズル本体10の内壁面との間に適度な摩擦力が生じることで眼内レンズ2がノズル本体10内で回転しないように防止することができる。また、支持部2bにシボ加工が施されていることで、眼内レンズ2がノズル本体10内で折り畳まれるときに、支持部2bがレンズ本体2aに張り付かないように防止することもできる。さらに、本実施形態では、図1(b)に示すように、眼内レンズ2のレンズ本体2aの周辺部、すなわちレンズ本体2aと支持部2bとの連結部分に平坦部2cを設け、前面光学部の有効光学部径を小さくする構成を採用することにより、レンズの中心厚を減少させて、レンズの断面積も小さくし、薄型のレンズ形状を実現している。
In the
図2に、本実施形態の眼内レンズの眼内への挿入に用いられる眼内レンズ挿入器具1の概略構成を示す。図2(a)はステージ蓋部13を開蓋した場合の眼内レンズ挿入器具1の平面図、図2(b)はステージ蓋部13を閉蓋した場合の眼内レンズ挿入器具1の側面図を示している。眼内レンズ挿入器具1のノズル本体10は、断面が略矩形の筒状部材であり、片側の端部に大きく開口した後端部10bと、別の側の端部に細く絞られた挿入筒部100としてのノズル部15および先端部10aとを備える。図2(b)に示すように、先端部10aは斜めに開口している。プランジャー30は、ノズル本体10に挿入され往復運動可能である。なお、プランジャー30が、押し出し部材の一例に相当する。
FIG. 2 shows a schematic configuration of an intraocular
以下の説明において、ノズル本体10の後端部10bから先端部10aへ向かう方向を前方向、その逆方向を後方向、図2(a)において紙面手前側を上方向、その逆方向を下方向、図2(b)において紙面手前方向を左方向、その逆方向を右方向とする。また、この場合、上側は後述するレンズ本体2aの光軸前側に、下側はレンズ本体2aの光軸後側に、前側はプランジャー30による押圧方向前側に、後側はプランジャー30による押圧方向後側に相当する。
In the following description, the direction from the
ノズル本体10の後端部10b付近には、板状に迫り出し、使用者がプランジャー30をノズル本体10の先端側に押し込む際に指を掛けるホールド部11が一体的に設けられている。また、ノズル本体10におけるノズル部15の後側には、眼内レンズ2をセットするステージ部12が設けられている。このステージ部12は、ステージ蓋部13を開蓋することでノズル本体10の上側に開口するようになっている。また、ステージ部12には、ノズル本体10の下側から位置決め部材50が取り付けられている。この位置決め部材50によって、使用前(輸送中)においてもステージ部12に眼内レンズ2が安定して位置決めされている。
Near the
すなわち、眼内レンズ挿入器具1においては、製造時に、ステージ蓋部13が開蓋されて位置決め部材50がステージ部12に取り付けられた状態で、眼内レンズ2がステージ部12に、光軸前側が上になるようにセットされる。そして、ステージ蓋部13を閉蓋させた後出荷され、販売される。さらに、使用時には、使用者が、眼内レンズ用の潤滑剤が充填された注射器の針を挿入部20のニードル孔20aからステージ部12内に挿入して潤滑剤を注入する。そして、使用者はステージ蓋部13を閉蓋したままで位置決め部材50を取り外し、その後、プランジャー30をノズル本体10の先端側に押し込む。
That is, in the intraocular
これにより、プランジャー30によって眼内レンズ2を押圧し、ノズル部15まで移動させた上で、先端部10aより眼内レンズ2を眼球内に放出する。なお、眼内レンズ挿入器具1におけるノズル本体10、プランジャー30、位置決め部材50はポリプロピレンなどの樹脂の素材で形成される。ポリプロピレンは医療用機器において実績があり、耐薬品性などの信頼性も高い素材である。
As a result, the
また、ステージ蓋部13の一部には、薄肉部とすることによって確認窓部17が形成されている。なお、ステージ蓋部13において確認窓部17をどの程度の薄肉部にするかは、ステージ蓋部13を形成する材料と確認窓部17からの眼内レンズの視認性に基づいて適宜決定すればよい。また、確認窓部17を形成することで、ステージ蓋部13の成形時のヒケを軽減する効果も期待できる。
In addition, a
図3にはノズル本体10の平面図を示す。前述のようにノズル本体10においては、眼内レンズ2はステージ部12にセットされる。そして、その状態でプランジャー30によって眼内レンズ2が押圧されて先端部10aから放出される。なお、ノズル本体10の内部にはノズル本体10の外形の変化に応じて断面形状が変化する貫通孔10cが設けられている。そして、眼内レンズ2が放出される際は、眼内レンズ2は、ノズル本体10内の貫通孔10cの断面形状の変化に応じて変形し、患者の眼球に形成された切開創に入り易い形に変形した上で放出される。
FIG. 3 shows a plan view of the
また、先端部10aは、ノズル部15の上側の領域が下側の領域より前側になるように斜めにカットされた、いわゆるベベルカット形状となっている。なお、本実施形態に係るノズル部15の先端の詳細については後述するが、この先端部10aの斜めにカットされた形状については、左右方向から見て直線的に斜めにカットされていてもよいし、外側に膨らみを持つように、すなわち曲面形状となるように斜めにカットされていてもよい。
Moreover, the front-end | tip
ステージ部12には、眼内レンズ2のレンズ本体2aの径より僅かに大きな幅を有するステージ溝12aが形成されている。ステージ溝12aの前後方向の寸法は、眼内レンズ2の両側に延びる支持部2bを含む最大幅寸法よりも大きく設定されている。また、ステージ溝12aの底面によって、眼内レンズの載置面であるセット面12bが形成されている。セット面12bの上下方向位置は、ノズル本体10の貫通孔10cの底面の高さ位置よりも上方に設定されており、セット面12bと貫通孔10cの底面とは底部斜面10dによって連結されている。
A
ステージ部12とステージ蓋部13とは一体に形成されている。ステージ蓋部13はステージ部12と同等の前後方向の寸法を有している。ステージ蓋部13は、ステージ部12の側面がステージ蓋部13側に延出して形成された薄板状の連結部14によって連結されている。連結部14は中央部で屈曲可能に形成されており、ステージ蓋部13は、連結部14を屈曲させることでステージ部12に上側から重なり閉蓋することができる。
The
ステージ蓋部13において、閉蓋時にセット面12bと対向する面には、ステージ蓋部13を補強し、眼内レンズ2の位置を安定させるためのリブ13a、13bと、プランジ
ャー30の上側のガイドとしての案内突起13cが設けられている。また、ステージ蓋部13には、眼内レンズ2を眼球内に挿入する作業の前にステージ部12にヒアルロン酸を注射器で注入するための挿入孔としてのニードル孔20aが設けられている。ニードル孔20aは、ステージ蓋部13を閉じたときに、ステージ部12の外部とステージ部12に収納された眼内レンズ2とを接続する孔である。使用者は、眼内レンズ2の挿入作業の前にニードル孔20aから注射器の針を挿入し、ステージ部12内の必要な位置に粘弾性物質であるヒアルロン酸を供給する。
In the
ステージ部12のセット面12bの下側には、位置決め部材50が取外し可能に設けられている。図4に、位置決め部材50の概略構成を示す。図4(a)は位置決め部材50の平面図を示し、図4(b)は位置決め部材50の左側面図を示している。位置決め部材50はノズル本体10と別体として構成されており、一対の側壁部51、51が連結部52で連結された構造とされている。それぞれの側壁部51の下端には、外側に向けて延出して広がる保持部53、53が形成されている。
A positioning
そして、側壁部51、51の内側には、上側に突出した一対の第1載置部54、54が形成されている。さらに、第1載置部54、54の上端面における外周側には、第1位置決め部55、55が突出して形成されている。第1位置決め部55、55の内側どうしの離隔長さは、眼内レンズ2のレンズ本体2aの径寸法よりも僅かに大きく設定されている。
A pair of first mounting
また、側壁部51、51の内側には、上側に突出した一対の第2載置部56、56が形成されている。第2載置部56、56の上面の高さは、第1載置部54、54の上面の高さと同等になっている。さらに、第2載置部56、56の上面において外側の部分には、第2載置部56、56の左右方向の全体にわたって上側にさらに突出する第2位置決め部57、57が形成されている。第2位置決め部57、57の内側どうしの離隔長さは、眼内レンズ2のレンズ本体2aの径寸法よりも僅かに大きく設定されている。
In addition, a pair of
さらに、側壁部51、51の内側には、眼内レンズ2の支持部2bのうち前方支持部の一部が載置される第3載置部58が形成されている。さらに、第3載置部58から上側にさらに突出する第3位置決め部59が形成されている。第3位置決め部59には前方支持部の一部が当接する。そして、側壁部51、51の内側には、眼内レンズ2の支持部2bのうち後方支持部の一部が載置される第4載置部60が形成されている。さらに、第4載置部60から上側にさらに突出する第4位置決め部61が形成されている。第4位置決め部61には後方支持部の一部が当接する。なお、図4(b)に示すように、第4載置部60および第4位置決め部61の上面の高さは、第1〜3載置部および第1〜3位置決め部の上面の高さよりも低くなるように設けられている。一方、側壁部51、51の外側には、位置決め部材50を取り外す際に不必要な回転を防止するための回転防止壁部62が設けられている。
Further, a
上記の位置決め部材50は、ノズル本体10のセット面12bの下側から組み付けられる。ノズル本体10のセット面12bには、厚さ方向にセット面12bを貫通するセット面貫通孔12cが形成されている。セット面貫通孔12cの外形は、位置決め部材50の第1〜4載置部および第1〜4位置決め部を上側から見た形状に対し僅かに大きな略相似形状とされている。そして、位置決め部材50がノズル本体10に取り付けられる際には、第1〜4載置部および第1〜4位置決め部が、セット面12bの下側からセット面貫通孔12cに挿入され、セット面12bの上側に突出する。
The positioning
そして、眼内レンズ2がセット面12bにセットされる際には、レンズ本体2aの外周部底面が、第1載置部54、54及び第2載置部56、56の上面に載置される。また、
レンズ本体2aは第1位置決め部55、55及び第2位置決め部57、57によって水平方向(セット面12bに水平な方向)に対して位置規制される。さらに、眼内レンズ2の2本の支持部2bがそれぞれ第3載置部58、第4載置部60の上面に載置される。また、2本の支持部2bは、それぞれ第3位置決め部59、第4位置決め部61によって水平方向に対して位置規制される。
When the
The position of the
図5にはプランジャー30の概略構成を示す。プランジャー30は、ノズル本体10よりもやや大きな前後方向長さを有している。そして、円柱形状を基本とした先端側の作用部31と、矩形ロッド形状を基本とした後端側の挿通部32とから形成されている。そして、作用部31は、円柱形状とされた円柱部31aと、円柱部31aの左右方向に広がる薄板状の扁平部31bとを含んで構成されている。
FIG. 5 shows a schematic configuration of the
作用部31の先端部分には、切欠部31cが形成されている。この切欠部31cは、図5(b)から分かるように、作用部31の下方向に開口し左右方向に貫通する溝状に形成されている。また、図5(b)から分かるように、切欠部31cの先端側の溝壁は作用部31の先端側に行くに連れて下方に向かう傾斜面で形成されている。
A
また、左右の扁平部31bの前後方向の中途および基端付近には、スリット31d、31fが形成されている。スリット31d、31fは、扁平部31を左右方向に延伸する切り込みと前後方向に延伸する切り込みとからなる略L字形状となるように形成されている。また、扁平部31bには、スリット31d、31fが形成されることにより可動片31e、31gが形成される。可動片31e、31gは、プランジャー30がノズル本体10内を移動する際に、円柱部31aがノズル本体10の左右方向における中央に位置するよう、いわゆる軸ずれ防止の機能を果たす。本実施形態では、二対の可動片31e、31gが形成されているが、一対のみまたは三対以上形成されていてもよい。
In addition, slits 31d and 31f are formed in the middle of the front and rear direction of the left and right
挿通部32は、全体的に略H字状の断面を有しており、その左右方向及び上下方向の寸法は、ノズル本体10の貫通孔10cよりも僅かに小さく設定されている。また、挿通部32の後端には、上下左右方向に広がる円板状の押圧板部33が形成されている。
The
挿通部32の前後方向の中央より先側の部分には、挿通部32の上側に向けて突出し、プランジャー30の素材の弾性により上下に移動可能な爪部32aが形成されている。そして、プランジャー30がノズル本体10に挿入された際には、ノズル本体10の上面において厚さ方向に設けられた図3に示す係止孔10eと爪部32aが係合し、このことにより初期状態におけるノズル本体10とプランジャー30との相対位置が決定される。なお、爪部32aと係止孔10eの形成位置は、係合状態において、作用部31の先端が、ステージ部12にセットされた眼内レンズ2のレンズ本体2aの後側に位置し、レンズ本体2aの後側の支持部2bを切欠部31cが下方から支持可能な場所に位置するよう設定されている。また、挿通部32においても、スリット31d、31fと同様に、左右方向に延伸する切り込みと前後方向に延伸する切り込みとからなる略L字形状のスリットが形成されてもよい。このように挿通部32に形成されたスリットも、プランジャー30の軸ずれ防止の機能を果たす。
A
図6〜11に、本実施形態に係る眼内レンズ挿入器具1の押し出し補助具70の概略構成を例示する。なお、押し出し補助具70が、押し出し機構の一例に相当する。押し出し補助具70は、ポリプロピレンなどの樹脂の素材で形成される筐体79を有する。また、押し出し補助具70は、注射筒のシリンジ200の後端側の開口210と連通される開口71と、眼内レンズ挿入器具1が挿通される開口72を有する。シリンジ200には、パッキン220がシリンジ200の内壁を摺動可能に設けられている。また、パッキン220には、プランジャー230が接続されている。なお、プランジャー230が、第1の移動部の一例に相当する。また、シリンジ200が、流体の圧力によって移動される第1の移動部を有する移動部材の一例に相当する。
6 to 11 illustrate a schematic configuration of the push-out assisting
また、押し出し補助具70には、開口71を一端に有する貫通路である管部73が設けられている。管部73は、押し出し補助具70を貫通するように設けられ、開口71の他端に開口74を有する。また、管部73は、その延伸方向(紙面上下方向)に垂直な平面による断面の断面積が略一定である。本実施形態では、管部73の断面形状は円を想定するが、断面形状はこれに限られない。
Further, the
さらに、管部73の内壁には延伸方向に延びるスリット75、76が形成されている.
後述するように、スリット75、76は、てこ部材77が通るように設けられている。なお、てこ部材77が、伝達部の一例に相当する。てこ部材77は、中心軸77aを中心として押し出し補助具70内を矢印77bの方向に回転可能である。また、管部73には、開口71と初期位置にあるてこ部材77との間に移動部材78が設けられている。図6に移動部材78の概略構成を示す。移動部材78は、管部73の内壁に摺動可能に接している。また、移動部材78は、円錐部78aを有し、円錐部78aの頂点には突起78bが設けられている。突起78bは、てこ部材77と略点接触するように構成されている。なお、移動部材78が、第2の移動部の一例に相当する。
Furthermore, slits 75 and 76 extending in the extending direction are formed on the inner wall of the
As will be described later, the
また、押し出し補助具70には、開口72を一端に有する管部81が設けられている。開口72には、以下に説明する挿入器具固定部85の爪部85dと係合する係合部72aが設けられている。なお、係合部72aが、第1の取り付け部の一例に相当する。係合部72aは、爪部85dが嵌め入れ可能なスリットである。管部78とは異なり、管部81の開口72の他端は、押し出し補助具70の壁部82によって塞がれている。また、管部81の延伸方向(紙面上下方向)に垂直な平面による断面の断面積が略一定である。本実施形態では、管部81の断面形状は円を想定するが、断面形状はこれに限られない。
Further, the
さらに、管部81の内壁には延伸方向に延びるスリット83、84が形成されている.
後述するように、スリット83、84は、てこ部材77が通るように設けられている。また、管部81には、開口72と初期位置にあるてこ部材77との間に移動部材86が設けられている。移動部材86は、管部81の内壁に摺動可能に接している。また、移動部材86は、円錐部86aを有し、円錐部86aの頂点には突起86bが設けられている。突起86bは、てこ部材87と略点接触するように構成されている。なお、移動部材86が、第3の移動部の一例に相当する。
Furthermore, slits 83 and 84 extending in the extending direction are formed on the inner wall of the
As will be described later, the
本実施形態においては、眼内レンズ挿入器具1のプランジャー30が開口72から挿し通され、プランジャー30の後端の押圧板部33が、移動部材86のプランジャー受け部86cに受け入れられる。プランジャー受け部86cは、プランジャー30の押圧板部33が嵌め込まれる凹部を有する。また、開口72には眼内レンズ挿入器具1を押し出し補助具70に対して固定するための挿入器具固定部85が取り付けられる。
In the present embodiment, the
図7に示すように、挿入器具固定部85は、長手方向に垂直な平面における断面が略C字形状の部分円筒部85aを有する。部分円筒部85aは、管部81内に挿入可能に形成されている。また、部分円筒部85aには、眼内レンズ挿入器具1のノズル本体10およびプランジャー30が収容可能な中空部85bが形成されている。また、部分円筒部85aには、眼内レンズ挿入器具1のホールド部11が挿し通されるスリット85cが形成されている。さらに、部分円筒部85aの側面の一部には、側面の外側に向けて突出する爪部85dが形成されている。
As shown in FIG. 7, the insertion
図8は、押し出し補助具70、挿入器具固定部85、眼内レンズ挿入器具のプランジャ
ー30およびノズル本体10の部分断面図である。図8は、挿入器具固定部85を押し出し補助具70に固定した状態を模式的に示す。部分円筒部85aが管部81内に挿入されると、爪部85dが筐体79に当接する。さらに部分円筒部85aが管部81内に押し込まれると爪部85dが、爪部85dと当接している筐体79の一部を矢印79aが示す方向に押し上げ、爪部85dが係合部72aのスリットと係合する。これにより、挿入器具固定部85が押し出し補助具70に対して固定される。なお、本実施形態では挿入器具固定部85を円筒状のものとしたが、その形状は使用される眼内レンズ挿入器具の形状との関係で、設計上適宜決めればよく、例えば中空部85bの部分が円筒ではなく矩形形状になることも考えられる。
FIG. 8 is a partial cross-sectional view of the
本実施形態においては、図9に示すように、シリンジ200が、シリンジ固定部80によって押し出し補助具70に固定される。なお、シリンジ固定部80が、第2の取り付け部の一例に相当する。シリンジ固定部80が、移動部材を筐体に取り付ける取り付け部の一例に相当する。シリンジ固定部80は、シリンジ200の後端側の一部、例えばフランジ230と係合するフランジ係合部80aを有する。フランジ230がフランジ係合部80aと係合され、シリンジ固定部80が押し出し補助具70に取り付けられると、シリンジ200が押し出し補助具70に対して固定される。そして、シリンジ固定部80によってシリンジ200が押し出し補助具70に固定されると、シリンジ200の後端側の開口210と開口71とが連通する。
In the present embodiment, as shown in FIG. 9, the
次に、図9〜11を参照しながら、押し出し補助具70の各部の動作について説明する。本実施形態では、図9に示すように、シリンジ200が、シリンジ固定部80によって押し出し補助具70に対して固定される。また、眼内レンズ挿入器具1のホールド部11が挿入器具固定部85のスリット85cに挿し通され、眼内レンズ挿入器具1に挿入器具固定部85が取り付けられる。そして、挿入器具固定部85が、押し出し補助具70の開口72から管路81内に挿入され、爪部85dと開口72の係合部72aとにより、挿入器具固定部85が押し出し補助具70に対して固定される。さらに、眼内レンズ挿入器具1のプランジャー30の押圧板部33が、移動部材86のプランジャー受け部86cに嵌め込まれる。
Next, the operation of each part of the
次に、シリンジ200の先端に設けられた流体供給部250からシリンジ200に流体が供給されると、流体によってパッキン220がシリンジ200の後端の開口210に向かって摺動する。パッキン220の移動とともにプランジャー230が押し出し補助具70の管路73内に移動し、押圧板部240が移動部材78に当接する。
Next, when fluid is supplied to the
さらに、シリンジ200に流体が供給されると、プランジャー230が移動部材78を開口74に向かって移動させる。そして、図9に示すように、移動部材78の突起78bがてこ部材77に略点接触する。さらに、移動部材78の移動とともに、てこ部材77が回転軸77aを中心として矢印77bの方向に回動する。
Further, when the fluid is supplied to the
てこ部材77が回動すると、図10に示すように、てこ部材77によって移動部材86が開口72に向かって移動される。そして、移動部材86の移動とともに、プランジャー30が眼内レンズ挿入器具1の先端側に移動され、プランジャー30によって眼内レンズ挿入器具1に収納されている眼内レンズが眼内レンズ挿入器具1の先端側に移動される。さらに、シリンジ200に流体が供給されると、プランジャー30がさらに眼内レンズ挿入器具1の先端側に移動され、眼内レンズが眼内レンズ挿入器具1の先端側に移動され、眼内レンズ挿入器具1の先端から射出される。
When the
図12は、図13に例示する従来の押し出し補助具400を用いて眼内レンズ挿入器具300のプランジャー500を移動させる場合と本願との押し出し力(N)と押し出し速
度との関係を示す表である。
FIG. 12 is a table showing the relationship between the pushing force (N) and the pushing speed when the
図13に示すように、従来例においては、押し出し補助具400が係合部410によって、眼内レンズ挿入器具300のホールド部320に取り付けられる。押し出し補助具400のシリンジ420にはシリンジ420の内壁を摺動可能なパッキン430が設けられており、外部から流体供給部440を経由して供給される流体によって、パッキン430がプランジャー500側に移動する。これによりパッキン430がプランジャー500に当接し、パッキン430の移動とともにプランジャー500が眼内レンズ挿入器具300の先端側に移動される。
As shown in FIG. 13, in the conventional example, the pushing assisting
図12に示すように、シリンジ420の容量をM、供給空気圧(Pa)がPとして、プランジャー500の押し出し操作を行うと、従来例では供給される流体からパッキン430を介してプランジャー500に加えられる押し出し力をF、プランジャー500の押し出し速度がVとなったとする。一方、本願の実施形態で前述のM,Pが同様の条件で押し出し操作を行うと、押し出し力は2Fとなり押し出し速度は0.5Vとなり、押し出し力と押し出し速度を変化させることができる。従来例においては、シリンジの容量や供給空気圧を調整しても、プランジャー500の押し出し力および押し出し速度をともに好ましい値に設定することは一般的に難しい。
As shown in FIG. 12, when the
しかし、本実施形態の押し出し補助具70を使用することにより、シリンジ420の容量M、供給空気圧(Pa)Pが固定であっても、プランジャー30の押し出し力または押し出し速度を好ましい値に設定することができ、眼内レンズ挿入器具1を用いた眼内レンズの患者の眼内への挿入を、従来に比べてよりスムーズに行えることが期待できる。
However, by using the
以上が本実施形態に関する説明であるが、本発明の押し出し機構は流体制御する眼内レンズの挿入器具のみならず、手動制御の眼内レンズ挿入器具や眼内レンズの挿入時に使用する粘弾性物質を注入するための注射器などにも利用可能である。特に粘性の高い粘弾性物質を使用する際は注射器の操作が重くなるので、本発明のような補助具を粘弾性物質を注入する注射器に付けて軽い操作感で使用できるようにすることは効果的である。 Although the above description is related to the present embodiment, the push-out mechanism of the present invention is not only a fluid-controlled intraocular lens insertion device, but also a manually controlled intraocular lens insertion device and a viscoelastic material used when inserting an intraocular lens. It can also be used as a syringe for injecting the blood. Especially when using a highly viscous viscoelastic substance, the operation of the syringe becomes heavy. Therefore, it is effective to attach an auxiliary device such as the present invention to a syringe for injecting a viscoelastic substance so that it can be used with a light operational feeling. Is.
なお、上記の押し出し補助具などの構成は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想と同一性を失わない範囲内において種々の変更が可能である。例えば、押し出し補助具70の構成も前述の実施例では移動部材78、86とてこ部材77のそれぞれの移動を利用して眼内レンズ挿入器具1のプランジャー30を移動させる構成としたが、図14に示す変形例のように、ラックギアおよび大きさの異なるピニオンギアを組み合わせた構成を用いて減速する機構として、プランジャー30を移動させてもよい。なお、図14に示す押し出し補助具700の状態は、図10に示す押し出し補助具70の状態に対応する。また、本変形例において、上記の実施形態と対応する構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
Note that the configuration of the push-out assisting tool and the like is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made within a range that does not lose the same technical idea as the present invention. For example, in the above-described embodiment, the push-out assisting
押し出し補助具700は、上記の実施形態における押し出し補助具70のてこ部材77の代わりにラックギア710、740とピニオンギア720、730を組み合わせた構成を備える。なお、ラックギア710、740とピニオンギア720、730を組み合わせた構成が、伝達部の一例に相当する。移動部材78とラックギア710とは一体的に接合されており、ピニオンギア730はピニオンギア720より大きいものを使用することにより減速機構を形成しており、移動部材78とラックギア710との接合部750がスリット76を通るように形成されている。また、移動部材86とラックギア740とは一体的に接合されており、移動部材86とラックギア740との接合部760がスリット84を通るように形成されている。
The
したがって、シリンジ200に流体が供給され、プランジャー230によって移動部材78が開口74側に移動すると、移動部材78の移動とともにラックギア710が移動し、ラックギア710と噛み合うピニオンギア720が回転する。さらに、ピニオンギア720の回転とともに、ピニオンギア720と噛み合うピニオンギア730が回転し、ピニオンギア730と噛み合うラックギア740が開口72側に移動する。そして、ラックギア730の移動とともに移動部材86も開口72に向かって移動し、プランジャー30が眼内レンズ挿入器具1の先端側に移動する。
Therefore, when the fluid is supplied to the
また、ラックギア710、740およびピニオンギア720、730のそれぞれの歯数や寸法などは適宜変更することで、プランジャー30に対する押し出し力および押し出し速度を図12に示すように設定することができる。また、ラックギアおよびピニオンギアの数は、図13に示す例に限定されない。したがって、本変形例の押し出し補助具700によっても、プランジャー30の押し出し力および押し出し速度をともに好ましい値に設定することができ、眼内レンズ挿入器具1を用いた眼内レンズの患者の眼内への挿入を、従来に比べてよりスムーズに行えることが期待できる。
Further, by appropriately changing the number of teeth and dimensions of the rack gears 710 and 740 and the pinion gears 720 and 730, the pushing force and pushing speed with respect to the
さらに、上記の例では、押し出し補助具を従前の眼内レンズ挿入器具に接続して使用する例を述べたが、図15に模式的に示すように、上記の押し出し補助具70と眼内レンズ挿入器具1Aとを一体的に設け、押し出し補助具の上記機構と眼内レンズ挿入器具とを一体として構成してもよい。さらに、眼内レンズ挿入器具に事前に眼内レンズを装填して販売する、いわゆるプリロードタイプの商品にしてもよい。
Further, in the above example, the example in which the push-out assisting tool is connected to a conventional intraocular lens insertion device has been described. However, as schematically shown in FIG. 15, the push-out assisting
1 眼内レンズ挿入器具
2 眼内レンズ
30 プランジャー
70、700 押し出し補助具
78、86 移動部材
77 てこ部材
200 シリンジ
710、740 ラックギア
720、730 ピニオンギア
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記第1の移動部に押圧されることによって移動する第2の移動部と、
眼内レンズ挿入器具のプランジャーを移動させる第3の移動部と、
前記第2の移動部の移動に伴う押圧力を前記第3の移動部に伝達する伝達部と、
を有し、
前記第3の移動部は、前記伝達部により伝達された前記押圧力に基づいて前記プランジャーを移動させる
ことを特徴とする眼内レンズ挿入器具の押し出し機構。 A first attachment portion for attaching an instrument having a first moving portion that moves when pressed by a fluid;
A second moving part that moves by being pressed by the first moving part;
A third moving unit for moving the plunger of the intraocular lens insertion device;
A transmission unit for transmitting a pressing force accompanying the movement of the second moving unit to the third moving unit;
Have
The third moving unit moves the plunger based on the pressing force transmitted by the transmitting unit, and the pushing mechanism of the intraocular lens insertion device.
前記てこ部材は前記第2の移動部の移動に伴って回動し、前記てこ部材の前記回動により前記第3の移動部が移動する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼内レンズ挿入器具の押し出し機構。 The transmission unit is a lever member that can contact the second moving unit and the third moving unit and rotates around a predetermined axis;
2. The intraocular lens according to claim 1, wherein the lever member is rotated in accordance with the movement of the second moving unit, and the third moving unit is moved by the rotation of the lever member. Extrusion mechanism for the insertion tool.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016076777A JP2017185054A (en) | 2016-04-06 | 2016-04-06 | Extrusion mechanism of intraocular lens insertion tool and intraocular lens insertion tool having the mechanism |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220094463A (en) | 2020-12-29 | 2022-07-06 | 원광대학교산학협력단 | Bread and confectionery manufacturing method using Ligularia stenocephala |
-
2016
- 2016-04-06 JP JP2016076777A patent/JP2017185054A/en active Pending
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