JP2017185050A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着者の生活リズムを改善させることにより、不眠症や睡眠障害といった健康障害を未然に防ぎ、併せて日本おける不眠を原因とする経済損失を低減化させる方法を提供すること。【解決手段】装着者の活動量を少なくとも含む1以上の物理量を測定し、その測定結果を活動データとして出力するウェアラブル型の活動データ測定装置1において、電力の供給を受けて、前記装着者の前記物理量を測定し、前記活動データを出力するための処理を実行する回路部23と、前記装着者の概日リズムをリセットするために必要な照射時間の間日光を集光すると、前記回路部が実行する所定の処理で1日に消費する電力量を賄える発電量の発電をすることが可能な太陽電池部21とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、脈拍や体温といった人体の健康管理等に有用となる情報としての生体情報をウェアラブル型の測定装置を用いて取得し、取得された生体情報を被測定者にフィードバックしたり、被測定者毎の生体情報をサーバ上に記憶し管理するする方法は提案されている。(例えば特許文献1参照)。
特開2012−65707号公報
しかしながら、特許文献1を含め従来の技術では、生体情報を測定する装置は、生体情報を測定する以外に活用方法がない。即ち、生体情報の測定のために用いる装置自体は、生体情報を測定すること以外に、現代人特有の不規則な生活リズムを改善させるために有効活用することができない。
ここで、現在の日本人の5人に1人は不眠症といわれており、また、不眠による経済損失は3.5兆円に達するともいわれている。不眠症は、運動不足や、スマートフォンやゲームのやり過ぎによる昼夜逆転の生活リズムが原因になっている場合が多い。
現代人の不規則な生活リズムを改善させ、規則正しい生活リズムを取り戻させるためには、現代人の多くが抱える不眠症を解消させることが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、装着者の生活リズムを改善させることにより、不眠症や睡眠障害といった健康障害を未然に防ぎ、併せて日本おける不眠を原因とする経済損失を低減化させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の活動データ測定装置は、
装着者の活動量を少なくとも含む1以上の物理量を測定し、その測定結果を活動データとして出力するウェアラブル型の活動データ測定装置において、
電力の供給を受けて、前記装着者の前記物理量を測定し、前記活動データを出力するための処理を実行する回路部と、
前記装着者の概日リズムをリセットするために必要な照射時間の間日光を集光すると、前記回路部が実行する所定の処理で1日に消費する電力量を賄える発電量の発電をすることが可能な太陽電池部と、
を備える。
本発明によれば、装着者は、一定量の太陽光を浴びることで概日リズムをリセットし、装着者の生活リズムを改善させることができるため、不眠症や睡眠障害といった健康障害を未然に防ぎ、併せて日本おける不眠を原因とする経済損失を低減化させることができる。
本発明の一実施形態に係る活動データ測定装置の外観構成を示す図である。 反射体に囲まれた太陽電池部が、日光を効率よく集光する様子を示す断面イメージ図である。 図1の活動データ測定装置のハードウェア構成及び機能的構成の一例を示すブロック図である。 ユーザの概日リズムをリセットさせることを目的とした、図1の活動データ測定装置の太陽電池部の発電量と、当該活動データ測定装置の回路部で実行する所定の処理で1日に消費する電力量の関係を示す図である。 生活向上情報を得るための方法を説明する図である。 生活向上情報を得るための方法として、図3のユーザ端末を用いた場合における、ユーザ端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3のユーザ端末が生活向上情報表示処理を実行する際の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図3のユーザ端末に表示される、生活向上情報、入力画面、及びユーザ端末2によって取得されるコンテクスト情報の具体例を示すイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る活動データ測定装置1の外観構成を示す図である。
図1に示すように、活動データ測定装置1は、ウェアラブル型の装置であって、装着部11と、本体部12と、太陽電池部21と、反射体22とを備える。
装着部11は、ユーザの手首に活動データ測定装置1をブレスレットのように装着させる。このため、装着部11の形状は、ユーザの手首のカーブに合わせて湾曲に変形する。なお、図1においては、装着部11は、平面状に伸ばしたイメージを示す形状により表されている。
本体部12は、太陽電池部21及び反射体22と共に一体成形され、両端が装着部11と接合されている。
太陽電池部21は、セル部21Cと、充放電部21B(図3)と、反射体22とを備え、日光を集光して発電を行う。なお、効率的な集光のため、太陽電池部21には日光の透過性が高い素材を採用することが望ましい。
セル部21Cは、集光性が高い複数個の球形の太陽電池で構成される。本実施形態で採用する球形太陽電池は、一般的な平面形状の太陽電池と異なり、太陽に対する角度を考慮する必要が無いため、集光の効率が落ちることが少なくなるというメリットがある。さらに、後述する反射体22は、セル部21C球形太陽電池の表面に多くの日光を効率よく集光させることができるというメリットもある。なお、太陽電池は球形のものに限定されない。ウェアラブル型の装置に好適となるコンパクトかつ集光性が高いものであれば足りる。具体的には、例えばガラス製等の透明タイプのものを採用するができる。
反射体22は、日光を反射させる部材で構成され、太陽電池部21に対し日光を反射させる。これにより、反射体22は、太陽電池部21のセル部21Cで行われる日光の集光の補助を行う。上述したように、特に太陽電池が球形の場合、太陽電池の表面のうち太陽光の直射を受けない部分に対しても効率よく反射光を照射することができる。ここで、反射体22の表面は、機能上日光を反射させる部材で構成されれば足り、その素材等は特に限定されない。具体的は、例えばシルバーメッキやゴールドメッキを採用することができる。
なお、反射体22によって反射された日光が、太陽電池部21によって集光される様子については、図2を参照して後述する。
活動データ測定装置1は、太陽電池部21によって発電された電力を用いて、次の2種類の物理量を測定する。
1種類目は、ユーザ(活動データ測定装置1の装着者)が歩いた歩数、ユーザが消費したカロリー等、ユーザが身体を動かしたことにより変動する物理量である。このような物理量を「活動量」と呼ぶ。活動データ測定装置1は、活動量の測定結果を示すデータ(以下「活動量データ」と呼ぶ)を出力する。
2種類目は、ユーザの就眠時刻、起床時刻、睡眠時間、睡眠の質等、睡眠に関する物理量である。活動データ測定装置1は、これらの睡眠に関する物理量の測定結果を示すデータ(以下「睡眠データ」と呼ぶ)を出力する。
なお、以下、活動量データと睡眠データとで構成されるユーザの活動全般に関するデータを、「活動データ」と呼ぶ。つまり、活動データ測定装置1は、活動データを出力することができる。
なお、睡眠データには、センサ群34(図3参照)の一部として含まれる加速度センサに専用アルゴリズムを搭載させることにより、ユーザの身体の動きに基づき測定されたユーザの眠りの深さのレベルを含めることもできる。
また、活動データ測定装置1は、活動データに限らず、光量、温度、気圧等、ユーザの外部環境の物理量を測定し、その測定結果を示すデータ(以下「環境データ」と呼ぶ)を出力することもできる。
具体的には、例えば光量は、センサ群34の一部として含まれる照度センサにより、照度データ(単位はlx(ルクス))及び紫外線換算値(WHOの11段階)が取得されることにより、その結果として測定される。温度は、センサ群34の一部として含まれる温度センサにより測定される。気圧は、センサ群34の一部として含まれる気圧センサにより測定される。
ここで、活動データ測定装置1は、二次電池24(図3)からの電力又は太陽電池部21によって発電された電力を用いて、活動データを含む各種データを測定する。ここで説明の便宜上、二次電池24を考慮しないものとすると、太陽電池部21の発電が停止すると、活動データ測定装置1は一定時間の経過と共に電力不足となり、ユーザの活動データ等を測定することができなくなる。
この場合、活動データ測定装置1の電力不足を防ぎ、ユーザの活動データを測定させるためには、太陽電池部21の充放電部21B(図3)又は二次電池24(図3)に電力を供給し、充電させる必要がある。この充電のためには、セル部21Cが一定時間日光の照射を受けることにより発電された電力(太陽光発電により得られる電力)を用いることができる。
即ち、活動データ測定装置1に備えられた太陽電池部21のセル部21Cは、一定時間日光の照射を受けることで、活動データ測定装置1が活動データ等を継続的に測定するための電力を発電することができる。
このため、ユーザに対しては、活動データ測定装置1を装着した状態で屋外に出て日光を浴びることにより、健康維持のための活動データ等を継続的に測定し、同時に活動データ測定装置1の電力不足を防止しようというモチベーションを維持させることができる。
さらにいえば、活動データ測定装置1が概日リズムをリセットさせるために必要な光量を浴びることにより得られる電力量と、回路部23によって消費される電力量とがイコールの関係であることが望ましい。この場合、日光を浴びることによって回路部23の電力不足を防ごうとするユーザのモチベーションをさらに高めることができる。
なお、実際には、後述する図3に示すように、活動データ測定装置1に供給される電力は、太陽電池21の充放電部21のみでなく、二次電池24からも供給可能である。これにより、悪天候等により太陽光発電が十分に行われない場合や、急を要する事情により充電を行う必要がある場合に、活動データ測定装置1の電力不足を解消又は防止することができる。
ここで、現在の日本人の5人に1人は不眠症といわれている。また、不眠による経済損失は3.5兆円に達するともいわれている。不眠症は、運動不足や、スマートフォンやゲームのやり過ぎによる昼夜逆転の生活リズムが原因になっている場合が多い。
現代人の不規則な生活リズムを改善させ、規則正しい生活リズムを取り戻させるためには、現代人の多くが抱える不眠症を解消させることが望ましい。
不眠症を解消させるためには、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を促進させる必要がある。メラトニンの分泌を促進させるためには、アミノ酸の一種であるトリプトファンを材料とする脳内物質セロトニンが必要となる。セロトニンの不足は、セロトニン神経の衰退を招く。これが不眠症や睡眠障害に限らず、うつ病、及び骨粗しょう症といった健康障害の原因となる。
本来、セロトニン神経は、軽い運動や日光浴で自然に活性化される。つまり、セロトニンの不足を解消させるためには、軽い運動や日光浴が必要となる。軽い運動や日光浴を行うことによってセロトニンの分泌が促進されるため、セロトニンの不足が解消し、メラトニンの分泌が促進される。これにより不眠症が解消され、規則正しい生活リズムを取り戻させることができる。
これにより、ユーザは、ウェアラブル型である活動データ測定装置1を装着し、活動データ測定装置1が電力不足を起こさないように、概日リズムをリセットするために必要な照射時間以上、太陽の下で活動することにより、不眠症、睡眠障害、うつ病、及び骨粗しょう症といった健康障害を患うことも未然に防ぐことができることになる。
さらに言えば、不規則な生活リズムが改善されることにより、活動データ測定装置1によって測定されるユーザの活動情報の測定結果についても改善させることができるという連鎖的な効果を得ることができる。
ここで、「概日リズム」とは、一般的には「体内時計」ともいわれ、動物、植物、菌類、藻類等あらゆる生物に存在する約24時間周期で変動する生理現象を意味する。概日リズムは、光、温度、食事等の外界からの刺激によって修正される。
なお、概日リズムをリセットするために必要な照射時間や、その照射時間の間日光を集光した際の太陽電池部21の発電量等については、図4を参照して後述する。
次に、活動データ測定装置1の太陽電池部21のセル部21Cが、効率的に日光を集光する方法について説明する。
図2は、反射体22に囲まれた太陽電池部21のセル部21Cが、日光を効率よく集光する様子を示す断面イメージ図である。
なお、本実施形態における太陽電池のセル部21Cは、球形の太陽電池(以下「球形太陽電池」と呼ぶ)を採用している。平面形状の太陽電池(以下「平面太陽電池」と呼ぶ)の場合、太陽に対し垂直に対向している時は効率良く集光することができるが、太陽に対し垂直に対向していない時には、垂直に対向している時と比べて集光の効率が落ちる。
この問題を解決するため、平面太陽電池と太陽とが常に垂直に対抗するように、平面太陽電池の角度を太陽の動きに合わせて変更させることもできるが、太陽の向きを検知する機能を追加する必要があることと、平面太陽電池の角度を変更させるための電力が別途必要になるというデメリットがある。
また、そもそも活動データ測定装置1はウェアラブル型であるため、活動データ測定装置1に備えられた太陽電池部21は、ユーザの身体の動きに合わせて太陽に対する角度が常に変動する。このとき、活動データ測定装置1の動きと太陽の動きとの両方の動きに合わせて平面太陽電池の角度を変更させる方法も考えられるが、両方の動きを検知する機能とを追加する必要があることと、角度を変更させるための電力が別途必要になるというデメリットがある。
これに対して、球形太陽電池は、太陽に対する角度を考慮する必要が無いため、平面形状の太陽電池に比べて集光の効率が落ちることが少なくなるというメリットがある。
この点について、図2で矢印で示された日光Sは、太陽電池部21のセル部21Cの上部表面に照射されるものと、反射体22によって反射されることによりセル部21Cの下部表面に照射されるものとがある。
このように、太陽電池部21のセル部21Cは、球形であること、及び周囲に反射体22が配置されていることにより、効率良くの日光を集光することができる。
なお、本実施形態におけるセル部21Cは、球形太陽電池を採用しているが、上述したようにセル部21Cは球形のものに限定されない。概日リズムをリセットさせるために必要な光量を浴びることにより回路部23によって消費される電力を補充できるという目的を達成させることができるのであれば、ウェアラブル型の装置に好適となるコンパクトかつ集光性が高いものである限りどのような形態の太陽電池であっても採用することができる。
図3は、活動データ測定装置1のハードウェア構成及び機能的構成の一例を示すブロック図である。
図3(A)は、活動データ測定装置1における電力供給ルートが2つある場合の、活動データ測定装置1のハードウェア構成及び機能的構成の一例を示している。
太陽電池部21は、セル部21Cと、充放電部21Bとを備えている。
回路部23は、昇圧IC31と、切替部32と、CPU(Central Processing Unit)33と、センサ群34と、メモリ35と、入出力部36と、を備えている。
切替部32、センサ群34、メモリ35、及び入出力部36は、夫々CPU33に接続されている。
昇圧IC31は、太陽電池部21で発電された所定電圧の電力を入力し、回路部23の電源電圧まで昇圧して切替部32に出力する。
切替部32は、太陽電池部21から昇圧IC31を介して出力された電力と、商用電源により充電された二次電池24から出力された電力とのうち何れかを、活動データ測定装置1に供給(Out)するための切替えを行う。
CPU33乃至入出力部36等は、切替部32から出力された電力で駆動する。
CPU33は、メモリ35に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。
センサ群34には、ユーザの活動量を含む各種データを測定するための各種センサが含まれる。例えば、照度センサ、温度センサ、気圧センサ等が含まれる。
メモリ35には、上述したプログラムの他、CPU33が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
入出力部36は、例えばBluetooth(登録商標)等を用いて他の装置(図3の例ではユーザ端末2)との間で近距離で無線通信を行うことで、他の装置(図3の例ではユーザ端末2)との間で各種データの入出力を行う。なお、図示はしないが、入出力部36は、インターネット等に接続してもよい。
また、回路部23のCPU33おいては、所定のプログラムが実行されることで、図3(A)に示すように、活動測定部41と、通信制御部42とが機能する。
活動測定部41は、センサ群34を構成する各種センサの測定結果を取得して、ユーザの活動量を含む活動データを生成して出力する。
通信制御部42は、活動測定部41から出力された活動量を含む活動データを、入出力部36を介してユーザ端末2に送信する制御を実行する。
図3(B)は、二次電池24から電力を一括で電力を供給する場合の、活動データ測定装置1のハードウェア構成及び機能的構成の一例を示している。
この場合、二次電池24は、太陽電池部21から昇圧IC31を介して出力された電力、又は商用電源により充電される。
CPU33乃至入出力部36等は、二次電池24から出力された電力で駆動する。
なお、その他のハードウェア構成及び機能的構成は、図3(A)と同様であるため、ここではそれらの説明を省略する。
ユーザ端末2は、ユーザによって管理される端末であり、スマートフォン等で構成される。ユーザ端末2は、活動データ測定装置1によって送信された活動量データを含む各種データを取得し、取得した各種データを解析し、また、重ね合わせることにより、ユーザの生活向上に有用な情報を表示する処理を実行する。
なお、ユーザ端末2における、ユーザの活動データが取得されてから、ユーザの生活向上に有用な情報が表示されるまでの一連の処理については、図6を参照して後述する。
次に、ユーザの概日リズムをリセットさせることを目的とした、太陽電池部21の発電量と、回路部23で1日に消費する電力量の関係性について説明する。
図4は、ユーザの概日リズムをリセットさせることを目的とした、太陽電池部21の発電量と、回路部23で1日に消費する電力量の関係性を示す図である。
図4の左方のブロックに示すように、太陽電池部21のセル部21Cは、一般的に人が1日の概日リズムをリセットするのに必要とされる日光量(以下「必要日光量」と呼ぶ)を集光して、ウェアラブルとして実用的な太陽電池個数で発電量を最大化させることが望ましい。なお、図4に示された必要日光量、発電量、発電時間、消費電力量等の具体的数値は例示であり、当該具体的数値に限定されない。即ち、当該具体的数値は、図4に記載された変数が考慮された活動データ測定装置1によって、ユーザが一定時間日光を浴びることで概日リズムをリセットし、かつ、回路部23の電力不足を防ぐことが実現されることを説明するための例示である。
図4の例において、必要日光量は、5,000乃至10,000lxの日光を、24時間あたり累計2時間浴びた日光量に相当する。つまり、活動データ測定装置1は、5,000乃至10,000ルクスlxの日光を、24時間あたり累計2時間集光することにより、約24時間稼働した後に少なくとも活動測定部41及び通信制御部42が電力不足になるように設計されることが望ましい。
即ち、図4の左方のブロックに示す太陽電池部21の発電量と、図4の右方のブロックに示す活動データ測定装置1の活動測定部41と通信制御部42とが24時間で消費する電力量とが等しくなるという条件を満たすことにより、ユーザは2時間の日光量を浴びることで概日リズムをリセットし、かつ回路部23の電力不足を防ぐことが可能となる。
なお、このような条件を満たすために、太陽電池部21では、以下の措置(1−a)乃至(1−c)が講じられることにより発電効率の向上が図られている。
即ち、太陽電池部21は、
(1−a)発電効率の良い球形太陽電池をウェアラブルとして実用的な個数備え、
(1−b)日光の透過性が高い素材が採用され、
(1−c)集光性の向上のための反射体22を備えている。
これらの措置(1−a)乃至(1−c)を講じることにより、発電効率を向上させ、発電量を最大化させることが可能になっている。
これにより、例えば太陽電池部21は、2mAh(ミリアンペア時)×2h=4mAの発電量を実現することができる。
そこで、活動データ測定装置1は、図4の右方のブロックに示すように、4mAh/日の消費電力量で、少なくとも活動測定部41及び通信制御部42の機能分を稼働できるように設計されることが望ましい。
この点について、活動データ測定装置1では、活動量計の省電力化という措置(2)が講じられている。具体的には、措置(2)として、以下の措置(2−a)乃至(2−c)が講じられている。
即ち、活動データ測定装置1は、
(2−a)定電圧での蓄電を可能とする昇圧IC31を備え、
(2−b)低消費電力の回路部23を採用し、
(2−c)活動測定部41や通信制御部42を機能させるにあたり、省電力の活動計測アルゴリズムを採用し、通信回数及び操作回数に制限を加える等、ソフトウェアの調整が行われている。
これらの措置(2−a)乃至(2−c)が講じられることにより、活動データ測定装置1は、4mAh/日の消費電力量で稼働することができるようになっている。
このように、太陽電池部21の発電量と、活動データ測定装置1の1日の消費電力量とが等しくなるように設計された活動データ測定装置1を、ユーザは装着した状態で2時間以上日光を浴びることで、概日リズムをリセットすることができ、かつ、活動データ測定装置1の電力不足を防ぐことができる。
ここで、活動データ測定装置1から出力された活動データ及び環境データを含むコンテクスト情報と、ユーザの各行動の予定や履歴等ユーザのスケジュールに関するデータ(以下「スケジュールデータ」と呼ぶ)とを解析し、またコンテクスト情報とスケジュールデータとを重ね合わせる処理を行うことにより、ユーザの体調を管理しユーザの生活を改善させたり、ユーザの生活上の利便性をより向上させる、ユーザのための気の利いた情報(以下「生活向上情報」と呼ぶ)をユーザに提供することができる。なお、ユーザ端末2によって取得されたコンテクスト情報及びスケジュールデータについて、解析や重ね合わせを行う際には、機械学習機能等を利用したテキストマイニングを施すことにより、コンテクスト情報及びスケジュールデータを構成する各種データから得られる傾向分析を考慮したデータの保管を行うこともできる。
なお、本明細書においては、コンテクスト(context)とは、ユーザの内的状態および外的状態の全てを指す。ユーザの内的状態とは、ユーザの体調、または、情動(気分や心理状態)等を指す。また、ユーザの外的状態とは、ユーザの空間的または時間的な配置位置(時間的な配置位置とは、例えば、現在時刻を指す)の他、ユーザの周囲の空間方向若しくは時間方向に分布する(または、いずれの方向にも分布する)所定の状態も指す。
コンテクスト情報には、例えば、活動データ、環境データ、ユーザの体調に関する主観的なデータ(以下「体調データ」と呼ぶ)、ユーザの年齢、身長、体重、体温、及び体脂肪率等ユーザの身体的特徴に関する客観的なデータ(以下「身体データ」と呼ぶ)、ユーザの遺伝子に関するデータ(以下「遺伝子データ」と呼ぶ)、及びユーザの各行動の予定や履歴等ユーザのスケジュールデータを含めることができる。
なお、ユーザに生活向上情報を提供する方法は、特に限定されない。例えば、ユーザ端末2に生活向上情報を表示させることによってユーザに提供してもよい。
以下、ユーザに対し生活向上情報を提供する方法の一例として、ユーザ端末2に生活向上情報を表示させる方法について説明する。
図5は、生活向上情報を得るための方法を説明する図である。
図5の左方のブロックに示すように、生活向上情報を得るためには、まず、ユーザに関するコンテクスト情報及びスケジュールデータを包括的に取得する。具体的には、例えばユーザ端末2が、(1)スケジュールデータ、(2)活動量データ、(3)睡眠データ、(4)環境データ、及び(5)体調データを取得する。なお、これら各種データは例示であり、コンテクスト情報に含まれるデータは、上記(1)乃至(5)のデータに限られない。例えば、上述したように、身体データ、遺伝子データ等を含めることができる。
スケジュールデータは、例えばユーザ端末2にインストールされた、ユーザのスケジュールを管理するスケジューラから取得することができる。
活動量データ、睡眠データ、及び環境データは、活動データ測定装置1によって測定されたデータを取得することができる。ただし、活動データ測定装置1から取得する方法以外の方法によって取得してもよい。
体調データは、ユーザが、ユーザ端末2にインストールされた専用アプリケーションソフトウェア(以下「専用アプリ」と呼ぶ」)を用いて、ユーザの主観に基づき入力された内容から取得することができる。
身体データは、ユーザが、専用アプリを用いて、ユーザによって入力された年齢、身長、体重、体脂肪率等の内容から取得することができる。
遺伝子データは、例えば唾液取得キットを用いてユーザの唾液を採取し、所定の遺伝子解析会社に分析を依頼し、その分析結果を取得することとしてもよい。具体的には、例えばユーザのアカウント毎に表示されるWebページを別途作成し、当該Webページに遺伝子データを表示させ、当該表示に基づきユーザが専用アプリを用いて遺伝子データ入力することとしてもよい。
なお、ユーザ端末2が上記のデータを取得する流れについては、図7を参照して後述する。
次に、ユーザ端末2は、取得したコンテクスト情報及びスケジュールデータを用いて、ユーザに対し生活向上情報を提供する。具体的には、例えばユーザ端末2によって取得されたコンテクスト情報及びスケジュールデータを解析する。これにより、ユーザに対し、ユーザ夫々の個別事情に応じた事前準備等の生活向上情報を容易に提供することができる。また、コンテクスト情報とスケジュールデータとを重ね合わせる処理を行うことにより、ユーザのスケジュール内容と、それ以外のデータ(例えば活動データ等)とがユーザ端末の画面上で有機的に連動するように表示させることによって生活向上情報を提供する。
このような表示デザインとすることにより、ユーザは個人的な気付きを得ることができる。
また、ユーザ端末2によって取得されたコンテクスト情報とスケジュールデータとを重ね合わせる際には、機械学習機能等を利用したテキストマイニングを施すことにより、上記各種データから得られる傾向分析を考慮したデータの保管を行うこともできる。
即ち、ユーザに関するコンテクスト情報及びスケジュールデータをユーザ端末2によって包括的に取得させ、ユーザ端末2によって当該コンテクスト情報とスケジュールデータとが解析され、また重ね合わせる作業が行われることにより、ユーザ端末2は、ユーザに対し生活向上情報を提供することができる。
これにより、ユーザは、ユーザの将来の予定をスケジューラに入力することにより、当該スケジューラと有機的に連動したユーザのコンテクスト情報に基づく生活向上情報を容易に取得することができる。
図6は、生活向上情報を得るための方法として、図3のユーザ端末2を用いた場合における、ユーザ端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。
ユーザ端末2は、スマートフォン等で構成される。
ユーザ端末2は、CPU101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、バス104と、入出力インターフェース105と、タッチ操作入力部106と、表示部107と、入力部108と、記憶部109と、通信部110と、ドライブ111と、を備えている。
CPU101は、ROM102に記録されているプログラム、又は、記憶部109からRAM103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM103には、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU101、ROM102及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104にはまた、入出力インターフェース105も接続されている。入出力インターフェース105には、タッチ操作入力部106、表示部107、入力部108、記憶部109、通信部110及びドライブ111が接続されている。
タッチ操作入力部106は、例えば表示部107の表示面に積層される静電容量式又は抵抗膜式(感圧式)の位置入力センサにより構成され、タッチ操作がなされた位置の座標を検出する。
ここで、タッチ操作とは、タッチ操作入力部106に対する物体の接触又は近接の操作をいう。タッチ操作入力部106に対して接触又は近接する物体は、例えばユーザの指やタッチペン等である。
入力部108は、各種ハードウェア釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
記憶部109は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部110は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図3の例では活動データ測定装置1)との間で行う通信を制御する。なお、図示はしないが、例えばBluetooth(登録商標)等を用いて他の装置(図3の例では活動データ測定装置1)との間で近距離で無線通信を行うこともできる。
ドライブ111は、必要に応じて設けられる。ドライブ111には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア121が適宜装着される。ドライブ111によってリムーバブルメディア121から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部109にインストールされる。また、リムーバブルメディア121は、記憶部109に記憶されている各種データも、記憶部109と同様に記憶することができる。
次に、図7を参照して、このようなハードウェア構成を有するユーザ端末2が実行する処理のうち、活動データ測定装置1によって測定された活動データを含むコンテクスト情報とスケジュールデータを取得し、ユーザの生活向上情報を表示するまでの一連の処理(以下「生活向上情報表示処理」と呼ぶ)について説明する。
図7は、図3のユーザ端末2が生活向上情報表示処理を実行する際の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
ユーザ端末2のCPU101(図6)においては、図7に示すように、コンテクスト情報取得部201と、スケジュールデータ取得部202と、データ重ね合わせ部203と、データ解析部204と、生活向上情報表示制御部205とが機能する。
コンテクスト情報取得部201は、ユーザの活動量データ含むコンテクスト情報を取得する。なお、ユーザのコンテクスト情報の取得方法は限定されない。活動データ測定装置1から出力されたデータを取得してもよいし、活動データ測定装置1から取得する方法以外の方法によって取得してもよい。例えば、インターネットを介して他のサーバに保存されたデータを取得してもよい。
なお、コンテクスト情報取得部201が取得するデータには、環境データ、体調データ、身体データ、及び遺伝子データ等を含めることができる。
スケジュールデータ取得部202は、ユーザのスケジュールデータを取得する。例えば、スケジュールデータ取得部202は、ユーザのスケジュールを管理するスケジューラからスケジュールデータを取得する。
データ重ね合わせ部203は、コンテクスト情報取得部201によって取得されたコンテクスト情報と、スケジュールデータ取得部202によって取得されたスケジュールデータとを重ね合わせる。なお、データの重ね合わせに際しては、機械学習機能等を利用したテキストマイニングが施される。
データ解析部204は、コンテクスト情報とスケジュールデータとを解析する。なお、データの解析に際しては、機械学習機能等を利用したテキストマイニングが施される。
なお、コンテクスト情報取得部201又はスケジュールデータ取得部202によって取得された各種データは、記憶部109(図6)に記憶され管理される。
生活向上情報表示制御部209は、データ重ね合わせ部203によって重ね合わされたコンテクスト情報とスケジュールデータとを有機的に連動させながら画面上に表示させる制御を実行する。また、データ解析部204によって解析されたコンテクスト情報及びスケジュールデータに基づき、ユーザ夫々の個別事情に応じた事前準備等の生活向上情報を画面上に表示させる制御を実行する。
このようにして、ユーザに対し生活向上情報が提供される。
図8は、ユーザ端末2に表示される、生活向上情報、入力画面、及びユーザ端末2によって取得されるコンテクスト情報の具体例を示すイメージ図である。
図8(A)は、重ね合わされたコンテクスト情報とスケジュールデータとを有機的に連動させることにより、ユーザ端末2に表示された生活向上情報の具体例を示すイメージ図である。
図8(A)の例では、生活向上情報は、1日が1時間単位で区切られたスケジュールデータがベースとなり、その上にコンテクスト情報の内容が有機的に連動して表示されている。
図8(A)上部に表示された凡例の夫々は、「Active」はユーザの活動量データ、「Sleep」はユーザの睡眠データ、「Sunlight」は環境データに含まれる日光の集光量を示している。
「起床6:00」及び「睡眠23:58」の表示は、ユーザの睡眠データに基づく表示である。上述したように、睡眠データは、ユーザの身体の動きを感知する加速度センサによって段階付けされた眠りの深さのレベルに基づいて測定することができる。
「東京都渋谷区」及び「東京都港区」の表示は、ユーザの位置情報の履歴を示している。このように、スケジュールデータに重ね合わされるデータには、ユーザの位置情報の履歴を含めることもできる。
「電車」、「徒歩」、及び「ドライブ」は、ユーザの移動手段を示している。移動手段は、ユーザの活動量データの変化量、位置情報の変化量、時間、集光量等のデータを重ね合わせることにより、推測値として導き出すこともできるし、ユーザが専用アプリから入力する等、他の手段を用いて表示させることとしてもよい。
「打ち合わせ」の表示は、スケジュールデータに基づく表示である。
図8(A)の例では、ユーザは、午前0時の時点では東京都渋谷区で睡眠中である。その後、数回深い睡眠と浅い睡眠とを繰り返し、ユーザが起床したのは午前6時である。
午前7時半から午前8時までの間は電車に乗り、午前10時に東京都港区に到着している。なお、起床してから東京都港区に到着するまでの間に多くの日光を浴びているため、活動データ測定装置1の電力を確保するための集光がされている。
お昼の12時から午後2時までの間は、徒歩により移動をしている(又は動き回っている)。そのため、活動量データと、環境データにおける集光量とが、いずれも高い値を示している。
午後3時から午後4時までの間は、打ち合わせを行っている。そのため、活動量データは、徒歩により移動をしている(又は動き回っている)時間帯よりも若干低い値を示している。
午後6時から午後9時の間は、自動車で移動をしている。そのため、活動データは極めて低い値を示している。また、日の入りにより環境データにおける集光量も略0(ゼロ)となっている。その後、午後9時に東京都渋谷区に到着し、午後11時58分に就眠している。なお、東京都渋谷区に到着してから就眠するまでの間の活動量は僅かとなっている。
図8(B)は、ユーザ端末2に表示される、専用アプリの入力画面の例を示すイメージ図である。
図8(B)の例では、体調データは、ユーザの主観に基づき入力された内容で構成されている。このため、ユーザは、専用アプリを用いてユーザの体調に関する情報を入力する。
具体的には、例えば2016年2月20日土曜日におけるユーザの体調がどのようなものであるかについて、「今日の体調はいかがですか?」という質問と、その答えとしての「よい」、「まあまあ」、「悪い」という入力画面とを、ユーザ端末2に表示させることができる。
これに対してユーザは、「よい」、「まあまあ」、「悪い」のうち1つをタップすることにより入力する。例えば、ユーザが「よい」をタップした場合、その内容が体調データに反映される。なお、質問の内容は複数作成することができる。また、入力画面には、「次回から表示しない」、「Skip」等の選択ボタンを設けることもできる。
図8(C)は、ユーザ端末2によって取得されるコンテクスト情報の具体例を示すイメージ図である。
図8(C)に示すように、ユーザ端末2が取得するコンテクスト情報としての活動データ、環境データ、体調データ、身体データ、スケジュールデータ、及び遺伝子データは、記憶部109(図6)に記憶される。なお、上述したように、ユーザ端末2が取得するデータは図8(C)に例示されたデータに限定されない。ユーザの位置情報の履歴等を含めることもできる。
ユーザは、ユーザ端末2に表示される内容を見ることにより、過去のスケジュールの内容と活動量とを対査することにより、自らの活動内容を反省することができると共に、未来のスケジュールに対応させた事前準備(準備運動、入眠前の対策等)を行うことにより、自らの体調を崩さないようにすることができる。
換言すると、過去から未来に及ぶスケジュールデータとその他のデータとが重ね合わされた情報が、生活向上情報であり、生活向上情報の提供を受けたユーザは、生活向上情報を用いて、自らの生活を向上させるための行動を行うことが可能となる。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、図3及び6に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図3及び7に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図3及び7の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図3及び7に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものである。
また、上述の実施形態では、ウェアラブル型の活動データ測定装置としてブレスレット型の装置が採用されたが、ブレスレット型に限定されず、ウェアラブル型であれば特に限定されない。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される活動データ測定装置は、
装着者(例えばユーザ)の活動量を少なくとも含む1以上の物理量を測定し、その測定結果を活動データとして出力するウェアラブル型の活動データ測定装置(例えば図1の活動データ測定装置1)において、
電力の供給を受けて、前記装着者の前記物理量を測定し、前記活動データを出力するための処理を実行する回路部(例えば図3の回路部23)と、
前記装着者の概日リズムをリセットするために必要な照射時間の間日光を集光すると、前記回路部が実行する所定の処理で1日に消費する電力量を賄える発電量の発電をすることが可能な太陽電池部(例えば図3の太陽電池部21)と、
を備える。
このように、ユーザは、ウェアラブル型である活動データ測定装置1を装着し、活動データ測定装置1が電力不足を起こさないように、概日リズムをリセットするために必要な照射時間以上、太陽の下で活動することにより、不眠症、睡眠障害、うつ病、及び骨粗しょう症といった健康障害を患うことも未然に防ぐことができる
このような活動データ測定装置が普及されることにより日本おける不眠を原因とする経済損失を低減化させることができる。
1・・・ 活動データ測定装置
2・・・ ユーザ端末
11・・・ 装着部
12・・・ 本体部
21・・・ 太陽電池部
22・・・ 反射体
23・・・ 回路部
31・・・ 昇圧IC
32・・・ 切替部
33、101・・・ CPU
34・・・ センサ群
35・・・ メモリ
36・・・ 入出力部
41・・・ 活動測定部
42・・・ 通信制御部
102・・・ ROM
103・・・ RAM
104・・・ バス
105・・・ 入出力インターフェース
106・・・ タッチ操作入力部
107・・・ 表示部
108・・・ 入力部
109・・・ 記憶部
110・・・ 通信部
111・・・ ドライブ
121・・・ リムーバブルメディア
S・・・ 日光

Claims (1)

  1. 装着者の活動量を少なくとも含む1以上の物理量を測定し、その測定結果を活動データとして出力するウェアラブル型の活動データ測定装置において、
    電力の供給を受けて、前記装着者の前記物理量を測定し、前記活動データを出力するための処理を実行する回路部と、
    前記装着者の概日リズムをリセットするために必要な照射時間の間日光を集光すると、前記回路部が実行する所定の処理で1日に消費する電力量を賄える発電量の発電をすることが可能な太陽電池部と、
    を備える活動データ測定装置。
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