JP2017184627A - 培地部材 - Google Patents

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山田 眞次郎
Shinjiro Yamada
眞次郎 山田
卓二 秋山
Takuji Akiyama
卓二 秋山
俊輔 坂口
Shunsuke Sakaguchi
俊輔 坂口
一孝 大嶋
Kazutaka Oshima
一孝 大嶋
耕資 山田
Koji Yamada
耕資 山田
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Abstract

【課題】収穫作業の簡素化に貢献する培地部材を提供する。
【解決手段】培地部材11は、栽培植物の種子よりも小さな通孔17を区画して、重力方向下方から種子を支持する支持体16と、支持体16に連結されて、種子から育つ茎33を囲って、栽培植物ごとに折れやすい内径を有する貫通孔13を区画する本体12とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、栽培植物の種子を支持する培地に関する。
特許文献1は植物栽培装置を開示する。植物栽培装置は植物を植えるポットを備える。ポットの内側には植物を支持する培地が収容される。培地はウレタンやロックウールといった保水性素材で形成される。ポットは樋の養液に浸される。
特開2016−13107号公報
植物の種子は培地の表面に蒔かれる。植物の根はウレタンやロックウールの隙間を縫って成長していく。したがって、収穫にあたって植物の茎は切断されなければならない。切断にあたってハサミなどの切断具が用いられる。1個1個手作業で切断されることから、労働コストが多大であって、しかも収穫作業の時間短縮は難しかった。
本発明は、収穫作業の簡素化に貢献する培地部材を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、栽培植物の種子よりも小さな通孔を区画して、重力方向下方から前記種子を支持する支持体と、前記支持体に連結されて、前記種子から育つ茎を囲って、前記栽培植物ごとに折れやすい内径を有する貫通孔を区画する本体とを備える培地部材は提供される。
支持体上に1粒の種子は蒔かれる。種子から根および茎は育っていく。根は支持体の通孔を通って伸びていく。茎は貫通孔に沿って伸びていく。適熟果の収穫時、作物または培地部材の少なくともいずれかに規定の外力が加わると、茎は簡単に折れて切断される。適熟果は根から分離される。こうして簡単に収穫は実現される。ハサミなどの切断具を用いることなく、個体ごとに相違する形状を有する柔らかい作物の収穫の自動化に大いに貢献することができる。
第2側面によれば、第1側面に記載の構成に加えて、培地部材は、前記貫通孔の内周面から前記貫通孔の中心軸線に向かって突き出ながら周方向に延びる突片を備えればよい。突片は部分的に貫通孔の径を狭める。突片は根や茎に局部的に小径部を形成する。根および茎の少なくとも一方は突片で狭窄される。根や茎は突片の位置で簡単に折れて切断される。
本発明の第3側面によれば、栽培植物の種子よりも小さな通孔を区画して、重力方向下方から前記種子を支持する支持体と、前記支持体に連結されて、前記種子から育つ根および茎の少なくとも一方を狭窄する大きさの内径を有する貫通孔を区画する本体とを備える培地部材は提供される。
支持体上に1粒の種子は蒔かれる。種子から根および茎は育っていく。根は支持体の通孔を通って伸びていく。茎は貫通孔に沿って伸びていく。貫通孔は根や茎の太さを制限する。適熟果の収穫時、作物または培地部材の少なくともいずれかに規定の外力が加わると、根や茎は狭窄の位置で簡単に折れて切断される。適熟果は根から分離される。こうして簡単に収穫は実現される。ハサミなどの切断具を用いることなく、個体ごとに相違する形状を有する柔らかい作物の収穫の自動化に大いに貢献することができる。
以上のように開示の培地部材によれば、収穫作業の簡素化は実現されることができる。
本発明の第1実施形態に係る培地部材の斜視図であって上方から観察される培地部材を描く図である。 第1実施形態に係る培地部材の斜視図であって、下方から観察される培地部材を描く図である。 中心軸線を含む平面で切断された培地部材の断面図である。 培地部材を用いた植物の製造方法を示し、水平面上に並べられた培地部材の垂直断面図である。 培地部材を用いた植物の製造方法を示し、培養装置にセットされた培地部材の垂直断面図である。 培地部材を用いた植物の製造方法を示し、培養装置にセットされた培地部材の垂直断面図である。 成長した植物を支持する培地部材の垂直断面図である。 図6の一部に相当し、培地部材および植物の拡大垂直断面図である。 図7に対応し、茎の切断を模式的に示す拡大垂直断面図である。 図3に対応し、第2実施形態に係る培地部材の断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る培地部材11を示す。培地部材11は円板形状を有する本体12を備える。本体12には貫通孔13が区画される。貫通孔13は本体12に同軸に円筒形状の空間を形成する。本体12の上面12aは貫通孔13の中心軸線に直交する平面内で広がればよい。ここでは、上面12aは培地部材11の使用時に重力方向に上方に位置する。
図2に示されるように、本体12はフランジ14を備える。フランジ14は、本体12の外向き円筒面から外側に突出して本体12の全周にわたって周方向に連続する。フランジ14の上面は本体の上面12aを部分的に構成する。フランジ14の下面14bは貫通孔13の中心軸線に直交する平面内で広がる。
本体12の下面にはすり鉢形状の窪み15が形成される。窪み15は、貫通孔13に向かうにつれて深くなる。窪み15の最深部で、本体12には、重力方向下方から栽培植物の種子を支持する支持体16が連結される。支持体16は種子よりも小さな通孔17を区画する。本体12および支持体16は樹脂で一体成型されればよい。
ここでは、図3に示されるように、支持体16には貫通孔13に通じる複数個の通孔17が配置される。通孔17は、種子から成長する根が通過できる大きさに形成される。支持体16は、中央で重力方向下方に膨らむかご形状(網形状)に形成される。貫通孔13は、栽培植物ごとに折れやすい径を有する。径は、例えば栽培植物の種類および(または)生育度に応じて相違する。ここでは、貫通孔13は、種子から育つ茎を狭窄する大きさの内径Dを有する。内径Dは少なくとも種子の大きさよりも大きい。少なくとも特定の姿勢で貫通孔13に種子が受け入れられればよい。こうした培地部材11は例えば射出成型で量産されることができる。培地部材11は不透明な樹脂材料から成型されるとよい。
次に培地部材11を用いた植物の製造方法を説明する。図4に示されるように、水平面21上に培地部材11は並べられる。個々の培地部材11ごとに貫通孔13に1粒の種子22は投入される。こうして支持体16上に種子22は蒔かれる。
その後、図5に示されるように、培地部材11は培養装置23にセットされる。ここでは、植物の初期段階の成長を見越して培地部材11同士は第1間隔で相互に離れた位置に配置される。培養装置23は、培養液24を湛える液槽25を備える。液槽25は支持板26で覆われる。支持板26には培地部材11の本体12を受け入れる開口27が区画される。開口27の縁にフランジ14の下面14bは受け止められる。フランジ14の係り合いで重力方向下方に向かって培地部材11の抜けは阻止される。
このとき、培養液24の液面と本体12の下面との間には間隔Lが確保される。種子22と培養液24との間には給水装置が確立される。給水装置は例えば紙ひも28を備える。紙ひも28は上端で種子22に接触し、支持体16の通孔17を通過して、下端で培養液24に浸される。給水装置は、紙ひも28の毛管現象を用いて重力に逆らって培養液24から種子22に向かって培養液24を吸い上げる。こうして種子22は常時濡れた状態に維持される。種子22から根および茎は育っていく。給水装置は、紙ひも28以外であっても、毛管現象に基づき液を吸い上げるもので常時濡れた状態に種子22を維持できればよい。
根29は支持体16の通孔17を通って伸びていく。図6に示されるように、培地部材11は濡れない状態で維持される。根29は、通孔17を通って重力方向下方に生長し、培養液24に浸かる。紙ひも28は取り外される。その後も培養液24の液面と本体12の下面との間には間隔Lが維持される。したがって、培地部材11の本体12は培養液24に接触しない。藻の発生は阻止される。
培養装置23は照明装置31を備える。照明装置31は例えばLEDに基づき上方から支持板26に向かって光32を照射する。光32は特定波長に限定されてもよい。茎33は重力に逆らって上方に貫通孔13に沿って伸びていく。葉34は広がっていく。
図7に示されるように、葉34に当たる光32と、根28から吸い上げられる水分および栄養分とで植物(作物)は成長していく。初期段階の成長が完了すると、適熟果までの後期段階の成長を見越して培地部材11同士は第1間隔よりも大きい第2間隔で相互に離れた位置で配列される。図8に示されるように、貫通孔13は茎33の太さを制限する。
図9に示されるように、適熟果の収穫時、作物または培地部材11の少なくともいずれかに規定の外力Fが加わると、茎33は狭窄の位置で簡単に折れて切断される。外力Fは例えば茎33の剪断方向に作用すればよい。適熟果は根28から分離される。こうして簡単に収穫は実現される。
図10は本発明の第2実施形態に係る培地部材11aを示す。培地部材11aは、前述の構成に加えて、貫通孔13の内周面から貫通孔13の中心軸線Xisに向かって突き出る突片36を備える。突片36は周方向に延びる。ここでは、突片36は中心軸線Xis周りで全周にわたって連続する。突片36は、中心軸線Xisに近づくにつれて薄板化して内端で刃を形成する。突片36は貫通孔13の最上端に配置されればよい。こうした突片36の形成にあたって、培地部材11aは、前述と同様な貫通孔13を有する第1部材37aと、第1部材37aの表面に結合されて、貫通孔13の上端に突片36を配置する第2部材37bとで構成されればよい。
突片36は部分的に貫通孔13の径を狭める。突片36は茎33に局部的に小径部を形成する。茎33は突片36で狭窄される。したがって、茎33は突片の位置で簡単に折れて切断される。突片36は茎33や根28の太さを確保しながら簡単な切断を実現することができる。
なお、培地部材11、11aは植物工場で利用されるものであって、植物工場の運用に支障ない範囲で「同軸」「直交」「円板」「円筒」その他の位置精度や形状精度には寸法許容範囲が容認される。また、第1および第2実施形態に係る培地部材11、11aは「円形」基調で構成されるものの、本体12やフランジ14、貫通孔13その他の形状は四角形その他の多角形に基づき構成されてもよい。
11…培地部材、11a…培地部材、12…本体、13…貫通孔、16…支持体、17…通孔、22…種子、33…茎、36…突片。

Claims (2)

  1. 栽培植物の種子よりも小さな通孔を区画して、重力方向下方から前記種子を支持する支持体と、
    前記支持体に連結されて、前記種子から育つ茎を囲って、前記栽培植物ごとに折れやすい内径を有する貫通孔を区画する本体と
    を備えることを特徴とする培地部材。
  2. 請求項1に記載の培地部材において、前記貫通孔の内周面から前記貫通孔の中心軸線に向かって突き出ながら周方向に延びる突片を備えることを特徴とする培地部材。
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