JP2017183801A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のボックスに格納されているデータを整理すると同時に、各ボックスの逼迫度を抑制する。更に、逼迫度を削減するための操作の手間を軽減して利便性を向上させる。【解決手段】画像形成装置10は、データを格納する複数のボックス17と、前記複数のボックス17のうちの第1ボックス17のデータ格納量が逼迫した場合に、前記第1ボックス17に格納されているデータを分類するデータ分類手段18と、前記データ分類手段18で分類されたデータのうち一部の分類に属するデータを他の前記ボックス17に移動するデータ移動手段18と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、データを格納するボックス機能において、記憶領域であるボックスの容量が逼迫した場合に、複数のボックスに格納されているデータを分類して各ボックスに分配することで、逼迫したボックスの容量を減らすことができる画像形成装置に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に記載された画像形成装置では、ボックスのデータ保存量が上限値を超過する場合に、そのボックスに保存されているデータの中から削除してもよいデータを選択して他のボックスに移動することで、ボックスのデータ保存量を減らしていた。
特開2011−55340号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、データを移動させる操作や、どのデータを移動させるかを選ぶ必要があるので、操作が煩雑で、非常に手間が掛かっていた。
本発明の画像形成装置は、上記の課題を解決するために、データを格納する複数の記憶領域と、前記複数の記憶領域のうちの第1記憶領域のデータ格納量が予め設定された所定の条件となると、前記第1記憶領域に格納されているデータを分類するデータ分類手段と、前記データ分類手段で分類されたデータのうち一部の分類に属するデータを他の前記記憶領域に移動するデータ移動手段と、を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、複数の記憶領域に格納されているデータを、このデータの属性で整理して各記憶領域に分配し、記憶領域の逼迫度(即ち、予め設定された所定の条件となること)を削減するようにしている。そのため、記憶領域に格納されているデータを整理すると同時に、各記憶領域の逼迫度を抑えられる効果が得られる。更に、記憶領域の逼迫度を削減するための操作の手間も軽減でき、利便性が向上する。
図1は、本発明の実施例1における画像形成装置10の主要な機能を示す構成ブロック図である。 図2は、図1中のオペレーションパネル11を示す外観図である。 図3は、図2中のタッチパネル12に表示される画面の例を示す図である。 図4Aは、図1中の表示制御部14のアクション内容を示す図である。 図4Bは、図1中の表示制御部14のアクション内容を示す図である。 図4Cは、図1中の表示制御部14のアクション内容を示す図である。 図4Dは、図1中の表示制御部14のアクション内容を示す図である。 図4Eは、図1中の表示制御部14のアクション内容を示す図である。 図4Fは、図1中の表示制御部14のアクション内容を示す図である。 図5は、図1中のボックスDB17に保管されているデータの内容(ユーザーAのボックス)を示す図である。 図6は、図1中の文書分類部18で実施する分類規則を示す図である。 図7Aは、文書属性毎の分類の様子を示す文書分類の説明図である。 図7Bは、文書属性毎の分類の様子を示す文書分類の説明図である。 図7Cは、文書属性毎の分類の様子を示す文書分類の説明図である。 図7Dは、文書属性毎の分類の様子を示す文書分類の説明図である。 図7Eは、文書属性毎の分類の様子を示す文書分類の説明図である。 図7Fは、文書属性毎の分類の様子を示す文書分類の説明図である。 図7Gは、文書属性毎の分類の様子を示す文書分類の説明図である。 図8は、本実施例1の画像形成装置1におけるボックスデータの整理処理を示すフローチャートである。 図9Aは、ボックスデータの整理処理における画面の遷移を示す図である。 図9Bは、ボックスデータの整理処理における画面の遷移を示す図である。 図9Cは、ボックスデータの整理処理における画面の遷移を示す図である。 図9Dは、ボックスデータの整理処理における画面の遷移を示す図である。 図9Eは、ボックスデータの整理処理における画面の遷移を示す図である。 図9Fは、ボックスデータの整理処理における画面の遷移を示す図である。 図9Gは、ボックスデータの整理処理における画面の遷移を示す図である。 図10は、ボックスデータの整理処理を示すシーケンスである。 図11は、図1中のボックスDB17に保管されている分類後のデータの内容(ユーザーAのボックス)を示す図である。 図12は、図7Aに対応する本発明の実施例2の図であって分類を段階的に行うときの文書分類の説明図である。 図13は、再分類を行うときのボックスデータの整理処理を示す実施例2のフローチャートである。 図14は、本発明の実施例3におけるボックスデータの整理処理を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における画像形成装置10の主要な機能を示す構成ブロック図である。
画像形成装置10は、例えば、コピー機、プリンタ、イメージスキャナ、ファクシミリ装置(以下「FAX」という。)等の機能が一つにまとめられている複合機(Multi Function Printer/Product/Peripheral、以下「MFP」という。)である。
画像形成装置10は、表示操作部としてのオペレーションパネル11、ボックス管理部16、ボックスデータベース(以下「ボックスDB」という。)17、データ分類手段やデータ移動手段としての文書分類部18、認証部19、読み取り部20、画像メモリ21、印刷部22、送受信部23、制御部24、データ記憶部としてのRAM(Random Access Memory)26、ROM(Read Only Memory)26、及びCPU(Central Processing Unit)27を有し、これらが、共通バス28によって相互に接続されている。
オペレーションパネル11は、認証情報を入力してログインしたり、各機能を実行したり、画像データを送信する等の、画像形成装置10を操作するものであり、タッチパネル12と操作部15とを有している。タッチパネル12は、表示部13及び表示制御部14を有している。
ボックス管理部16は、オペレーションパネル11と、読み取り部20でスキャンした原稿の画像データや、送受信部23でファックス受信した画像データ(以下「文書」という。)を、後から必要なときに出力して使用できるように、記憶領域であるボックスという単位で、その文書を格納して管理するものである。ボックスDB17は、全てのボックスと、このボックスに格納された文書をデータベース化したものである。文書分類部18は、各ボックスに格納されている文書を、この文書の属性情報で分類して、各ボックスに再配置するものである。認証部19は、ログイン時に入力された認証情報を認証するものである。
読み取り部20は、原稿を読み取って画像メモリ21に画像データを一時記憶するものである。画像メモリ21は、画像データを一時記憶するものである。印刷部22は、画像メモリ21に記憶されている画像データを印刷するものである。送受信部23は、ファクシミリ(以下単に「ファックス」という。)の通信プロトコルやTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等のネットワーク関連の通信プロトコルに則って電話回線や通信ネットワークを介して外部の装置とデータの送受信を行うものである。
制御部24は、画像形成装置10全体を統括的に制御するものである。RAM25は、画像形成装置10の各種機能の動作を制御する際に必要となる各種情報を記憶するものである。ROM26は、画像形成装置10の制御プログラム等を予め格納するものである。CPU27は、制御部24の指示に従って演算処理等を行うものである。更に、共通バス28は、画像形成装置10における前記の各部分を接続する信号線である。
図2は、図1中のオペレーションパネル11を示す外観図である。
オペレーションパネル11は、表示部13及び表示制御部14を有するタッチパネル12と、操作部15と、備えている。
タッチパネル12の表示部13は、表示制御部14の制御や操作部15の操作に基づいて画面を表示する機能を有している。
操作部15は、ホーム・コピー・スキャン・プリント・ファックスの各機能を実行する際のアプリケーション(以下「AP」という。)切替キー15−1〜15−5と、英数字記号を入力するためのテンキー15−6と、このテンキー15−6で入力した内容をクリアするクリアキー15−7と、画像形成装置10のステータスを確認するステータスキー15−8と、画像形成装置10への動作指示を行うスタートキー15−9と、動作のキャンセルを行うストップキー15−10と、画像形成装置10を節電モードに移行させるパワーセーブキー15−11と、画像形成装置10の電源スイッチであるパワーキー15−12と、を有している。この操作部15のキー押下は、表示制御部14にその都度通知される。
図3は、図2中のタッチパネル12に表示される画面の例を示す図である。
タッチパネル12には、例えば、ボックス待機画面が表示される。このボックス待機画面は、画像形成装置10の機器設定を行うためのメニューに入る機器設定ボタン12−1、ログアウトするためのログアウトボタン12−2、ボックス機能のヘルプを確認するためのヘルプボタン12−3、ボックス機能の待機画面に表示されているボックス(図3では「仕様書」)の属性情報を編集する際に画面に入るための編集ボタン12−4、及び、仕様書ボックスを選択するための選択ボタン12−5を有している。タッチパネル12は、更に、仕様書ボックスの詳細を確認する詳細ボタン12−6、新たにボックスを登録する登録ボタン12−7、及びスクロールボタン12−8を有している。
スクロールボタン12−8は、図3において無効状態になっているが、ボックスの待機画面に表示されたボックスが1頁に収まらない場合、スクロールするためのボタンである。なお、表示部13に表示されているソフトボタン押下は、表示制御部14にその都度通知される。
表示制御部14は、表示部13が表示している表示内容に応じて、操作部15の各キーの押下時と、表示部13に表示されている各ボタン押下時と、の振る舞いや、画面遷移を管理して表示部13の表示を制御する機能を有している。
図4A〜図4Fは、図1中の表示制御部14のアクション内容を示す図である。
表示制御部14は、図4A〜図4Fに示すように、各「画面表示状態」で「受信する通知」を受けると、「アクション」欄に記載したアクションを実施する機能を有している。
具体的には、以下の(I)〜(VI)の通りである。
(I) 「画面表示状態」がログイン画面D11のとき(図4A)
「ユーザー名」12−9を押下すると、ユーザー入力画面が表示されてユーザー名を入力することができる。「パスワード」12−10を押下すると、パスワード入力画面が表示されてパスワードを入力することができる。「ユーザー名」12−9と「パスワード」12−10が入力された状態で、「OK」ボタン12−14が押下されると、認証部19にログイン情報を渡して認証を依頼する。
「認証方式変更」ボタン12−11が押下されると、表示部13に認証方式変更画面を表示して認証方式を変更することができる。「管理者」ボタン12−12が押下されると、表示部13に管理者のログイン情報入力画面を表示して管理者のログイン情報を入力することができる。又、「ゲスト」ボタン12−13が押下されると、認証部19にゲストログインのための認証を依頼する。
(II) 「画面表示状態」が認証中画面D12のとき(図4B)
ボックス管理部16から「ボックスが逼迫している通知」と一緒に、逼迫しているボックスを所有する「ユーザー名」と、「逼迫度」と、逼迫している「ボックスの識別子」と、後述する文書分類部18が分類した「分類結果」と、を受けとっている場合、「ユーザー名」のユーザーのログイン待ち状態に入る。ログイン待ちのユーザーの認証完了の通知を受けたとき、ボックスが逼迫していることを示す通知画面D13を作成して表示部13に表示する。そうでない場合は、表示部13に、予め設定された設定値であるデフォルト(default)待機画面を表示する。
「キャンセル」ボタン12−15が押下されると、認証部19に対して認証処理を中断して、表示部13にログイン画面D11を表示する。
(III) 「画面表示状態」においてボックスが逼迫していることを示す通知画面D13のとき(図4C)
「はい」ボタン12−16が押下されると、ボックス管理部16から受け取った、文書分類部18が分類した分類結果を利用し、分類結果表示画面D14を作成して表示部13に表示する。
「いいえ」ボタン12−17が押下されると、表示部13にデフォルト待機画面を表示する。
なお、ボックスが逼迫していることを示す通知画面D13に表示する「逼迫度」12−18は、ボックス管理部16からの「ボックスが逼迫している通知」で一緒に受け取った「逼迫度」を表示する。
「ボックス名」12−19は、ボックス管理部16からの「ボックスが逼迫している通知」で一緒に受け取った「ボックスの識別子」を表示する。
(IV) 「画面表示状態」が分類結果表示画面D14のとき(図4D)
「選択」ボタン12−20が押下されると、分類実行中画面D15を作成して表示部13に表示し、ボックス管理部16に対して、対象ユーザーが所有するボックスに格納されている文書を、対象の文書属性で分類することを依頼する。
「詳細」ボタン12−21が押下されると、表示部13に、対象の分類結果の詳細内容を表示する。「キャンセル」ボタン12−23が押下されると、表示部13にデフォルト待機画面を表示する。「▼」ボタン12−22が押下されると、表示部13に次の頁の画面D14−2を表示する。
なお、「選択」ボタン12−20−2や「詳細」ボタン12−21−2のように、ボタンが無効になって選択できない行は非表示にしても良いし、下に移動させても良い。
(V) 「画面表示状態」が分類実行中画面D15のとき(図4E)
分類完了通知を受けると、表示部13に分類完了画面D16を表示する。
なお、分類実行中画面D15に表示する「対象分類」12−24は、分類結果表示画面D14で押下された「選択ボタン」に対応する分類を表示する。例えば、「選択」ボタン12−20が押下されたときは、分類は「文書名」になる。
(VI) 「画面表示状態」が分類完了画面D16のとき(図4F)
「閉じる」ボタン12−25が押下されると、表示部13にデフォルト待機画面を表示する。
ここで、前記図1中のボックス管理部16は、ボックスDB17からボックスが逼迫していることを示す通知と一緒に、逼迫しているボックスを所有する「ユーザー名」と、「逼迫度」と、逼迫しているボックスの「ボックス識別子」と、を受けると、文書分類部18に「ユーザー名」のユーザーが所有する全ボックスに格納されている文書分類を指示する機能と、後述する文書分類部18から文書分類の「分類結果」を受け取ったら、表示制御部14に、「ボックスが逼迫している通知」と一緒に、逼迫しているボックスを所有する「ユーザー名」と、「逼迫度」と、逼迫している「ボックスの識別子」と、「分類結果」と、を渡す機能を有している。又、表示制御部14から分類開始の依頼を受けると、依頼時に受け取った「ユーザー名」のユーザーが所有するボックスに格納されている文書を、指定された文書属性で分類することを文書分類部18に依頼し、文書分類部18から分類完了通知を受けたら、表示制御部14に分類完了を通知する機能を有している。
図5は、図1中のボックスDB17に保管されているデータの内容(ユーザーAのボックス)を示す図である。
ボックスDB17は、図5のように、各ボックス毎に、「ボックス名」と、「ボックスの逼迫度」と、各ボックスに格納されている文書の文書属性情報(文書名、頁数、文字入力手段、画像種類、データサイズ、作成日時、利用日時)と、をユーザー毎に保管している。図5では、各ボックスに格納できる最大文書数は5文書であり、ボックスAには4つの文書が格納されているため、逼迫度は80%になっている。又、ボックスの逼迫度が80%を越えたら、ボックスが逼迫していることを、逼迫しているボックスを所有する「ユーザー名」と「逼迫度」と逼迫している「ボックスの識別子」を一緒に、ボックス管理部16に通知する機能を有している。
図6は、図1中の文書分類部18で実施する分類規則を示す図である。
文書分類部18は、ボックス管理部16から文書の分類を依頼されると、そのときに受け取ったユーザー名のユーザーが所有するボックスに格納されている全ての文書の属性情報を、ボックスDB17から取得して、図6に示す分類規則に基づいて、文書属性毎に分類し、分類結果をボックス管理部16に渡す機能を有している。
図7A〜図7Gは、文書属性毎の分類の様子を示す文書分類の説明図である。
図7Aは文書名で分類するときの説明図、図7Bは頁数で分類するときの説明図、図7Cは文書入力手段で分類するときの説明図、図7Dは画像種類で分類するときの説明図、図7Eはデータサイズで分類するときの説明図、図7Fは作成日時で分類するときの説明図、及び、図7Gは利用日時で分類するときの説明図である。
例えば、図7Aに示す文書名で分類する場合は、文書名の先頭2文字で分類する規則なので、「Docl,Doc2,Doc3」と「シ仕Box編,シ仕Fax編,シ仕概略編」に分類される。その後、各ボックスに順次分配すると、ボックス名=Aのボックスには文書名「Doc1,Doc2,Doc3」の文書を格納し、ボックス名=Bのボックスには文書名「シ仕Box編,シ仕Fax編,シ仕概略編」の文書を格納するので、ボックス名=Aのボックスの逼迫度は80%から60%になり、ボックス名=Bのボックスの逼迫度は20%から60%になる。
よって、ボックス名=Aのボックスの逼迫度を削減できる。そして、分類後にボックスに再格納した場合の各ボックスの逼迫度と空きボックス数の情報が分類結果として、ボックス管理部16に渡される。
又、ボックス管理部16から文書の分類開始を依頼されると、そのときに受け取ったユーザー名のユーザーが所有するボックスに格納されている全ての文書を、指定された文書属性で分類した結果になるように、ボックスDB17の保管状態を更新してボックス管理部16に、分類完了を通知する機能を有している。
認証部19は、画像形成装置10にログインするときに、表示制御部14からログイン情報と一緒に認証依頼を受けると、認証処理を行い、認証結果を表示制御部14に返す機能を有している。認証処理には、画像形成装置10内部にある情報で認証するローカル認証と、送受信部23を経由して外部のサーバにアクセスして認証するネットワーク認証と、がある。
(実施例1の動作)
図8は、本実施例1の画像形成装置10におけるボックスデータの整理処理を示すフローチャートである。図9A〜図9Gは、ボックスデータの整理処理における画面の遷移を示す図である。図10は、ボックスデータの整理処理を示すシーケンスである。更に、図11は、図1中のボックスDB17に保管されている分類後のデータの内容(ユーザーAのボックス)を示す図である。
図8のフローチャートでは、処理F1〜F9が行われる。図9A〜図9Gでは、画面D11〜D17が示されている。更に、図10のシーケンスでは、ステップS1〜S25が実行される。
以下、図9A〜図9G、図10、及び図11を参照しつつ、図8の処理F1〜F9((1)〜(9))について、説明する。
(1) 処理F1
処理が開始され、ボックスDB17は、ユーザーAが所有するボックス名=Aのボックスの逼迫度が80%に達したので、「ユーザー=A,逼迫度=80%、ボックス名=A」の情報と合わせて、ボックス管理部16にボックスが逼迫していることを通知する(図10のステップS1)。
(2) 処理F2
ボックス管理部16は、文書分類部18に対して、ユーザーAが所有する全ボックスに格納されている文書を文書属性毎に分類する指示を出す(図10のステップS2)。
文書分類部18は、その指示を受けて、ボックスDB17からユーザーAが所有する全ボックスに格納されている文書の文書属性情報を取得する。例えば、図5の場合、ボックス名=AとBとCのボックスに格納されている全ての文書の属性情報を取得する(図10のステップS3〜S4)。
文書分類部18は、取得した文書の属性情報より、図6に示す分類規則に従って、図7A〜図7Gに示すように、属性毎に文書を分類して分類結果をボックス管理部16に渡す。分類結果は、図7の「ボックスに再格納」の矢印の右にある7個の表の情報になる(図10のステップS5〜S6)。
ボックス管理部16は、表示制御部14に、「ユーザー=A、逼迫度=80%、ボックス名=A、分類結果」の情報と合わせて、ボックスが逼迫していることを通知する(図10のステップS7)。表示制御部14は、ユーザーAが画像形成装置10にログインすることを監視する状態に入る(図10のステップS8)。
以上までの表示部13に表示されている画面は、特に指定はない。ここでは、図9Aのログイン画面D11が表示されている。
(3) 処理F3
表示部13に表示されている図9Aのログイン画面D11上での操作により、ユーザーAのログイン情報(ユーザー名とパスワード)が入力され、図4Aの「OK」ボタン12−14が押下されたことが、表示制御部14に通知される。又、表示部13は、表示している画面を、図9Bの認証中画面D12に切り替える(図10のステップS9〜S10)。
表示制御部14は、認証部19にログイン情報を渡して、ユーザー認証を依頼する(図10のステップSll)。認証部19は、ユーザーAの認証OKを判断して、その旨を表示制御部14に通知する(図10のステップS12)。
(4) 処理F4
表示制御部14は、表示部13に、ボックスが逼迫していることを示す図9Cの通知画面D13を表示させる(図10のステップS13)。
表示部13に表示されている、ボックスが逼迫していることを示す通知画面D13上の操作で、図4Cの「はい」ボタン12−16が押下されたことが、表示制御部14に通知されると(図10のステップS14)、処理F5に移行する。
表示部13に表示されているボックスが逼迫していることを示す図9Cの通知画面D13上の操作で、図4Cの「いいえ」ボタン12−17が押下されたことが、表示制御部14に通知されると、表示制御部14は、デフォルト待機画面(ここでは、ボックス機能の図9Gの待機画面D17)を表示部13に表示させて処理を終了する。
(5) 処理F5
表示制御部14は、既に取得している分類結果を利用して図9Dの分類結果表示画面D14を作成し、表示部13に表示させる(図10のステップS15)。
表示部13に表示されている図9Dの分類結果表示画面D14上の文書名で図4Dの分類の「選択」ボタン12−20が押下されたことが、表示制御部14に通知されると(図10のステップS16)、処理F6に移行する。
同様に、表示部13に表示されている図9Dの分類結果表示画面D14上の頁数で、分類の「選択」ボタン12−20が押下されたことが、表示制御部14に通知されると、処理F7に移行し、作成日時で分類の「選択」ボタンが押下されたことが、表示制御部14に通知されると、処理F8に移行する。
なお、処理F5において、ユーザーに対して色等の有効な情報を表示しても良い。これにより、利便性がより向上する。
(6) 処理F6
表示制御部14は、図9Eの分類実行中画面D15を作成して、表示部13に表示させる(図10のステップS17)。又、表示制御部14は、ボックス管理部16に、ユーザーAが所有する全ボックスに格納されている文書を文書名属性で分類してボックスに再配置することを依頼する(図10のステップS18)。
ボックス管理部16は、その依頼を、そのまま文書分類部18に依頼する(図10のステップS19)。文書分類部18は、図7Aの「ボックスに再格納」の矢印の右にある表のようになるように、ボックスDB17の保管状態を更新して、「分類と再配置」が完了したことを、ボックス管理部16に通知する(図10のステップS20〜S21)。ボックスDB17の保管状態は、図11のようになる。
ボックス管理部16は、「分類と再配置」が完了したことを、表示制御部14に通知して(図10のステップS22)、処理F9に移行する。
(7) 処理F7
処理F6のときと同様で、表示制御部14は、図9の分類実行中画面D15を作成して、表示部13に表示させる。又、表示制御部14は、ボックス管理部16に対して、ユーザーAが所有する全ボックスに格納されている文書を頁数属性で分類してボックスに再配置することを依頼する。
ボックス管理部16は、その依頼を、そのまま文書分類部18に依頼する。文書分類部18は、図7Bの「ボックスに再格納」の矢印の右にある表のようになるように、ボックスDB17の保管状態を更新して、「分類と再配置」が完了したことをボックス管理部16に通知する。
ボックス管理部16は、「分類と再配置」が完了したことを表示制御部14に通知して、処理F9に移行する。
(8) 処理F8
処理F6のときと同様で、表示制御部14は、図9Eの分類実行中画面D15を作成して、表示部13に表示させる。又、表示制御部14は、ボックス管理部16に対し、ユーザーAが所有する全ボックスに格納されている文書を作成日時属性で分類してボックスに再配置することを依頼する。
ボックス管理部16は、その依頼を、そのまま文書分類部18に依頼する。文書分類部18は、図7Fの「ボックスに再格納」の矢印の右にある表のようになるように、ボックスDB17の保管状態を更新して、「分類と再配置」が完了したことを、ボックス管理部16に通知する。
ボックス管理部16は、「分類と再配置」が完了したことを、表示制御部14に通知して、処理F9に移行する。
(9) 処理F9
表示制御部14は、図9Fの分類完了画面D16を表示部13に表示させる(図10のステップS23)。
表示部13に表示されている分類完了画面D16上の操作で、図4Fの「閉じる」ボタン12−25が押下されたことが、表示制御部14に通知されると(図10のステップS24)、表示制御部14は、デフォルト待機画面(ここでは図9Gのボックス機能の待機画面(D17))を、表示部13に表示させて処理を終了する(図10のステップS25)。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、ボックスに格納されているデータを整理すると同時に、逼迫しているボックスの逼迫度を削減でき、そのための操作の手間も軽減でき、利便性が向上する。
図12は、図7Aに対応する本発明の実施例2の図であって分類を段階的に行うときの文書分類の説明図である。図12において、上段の表は図7Aの左側の表に対応し、中段の表は図7Aの矢印の右の表に対応している。
図7A及び図12に示すように、分類は段階的に行っても良い。例えば、図7Aの「ボックスに再格納」の矢印の右にある表(即ち、図12の中段の表)のように、ボックス名A,B,C,D,Eの全てのボックスを使用して文書名で分類した場合、空きボックスが3つあるので、更なる分類が可能な場合がある。
例えば、空きボックスC〜Eと分類対象のボックスAを使用して文書入力手段で分類すれば、ボックスAの逼迫度を更に減らすことができる。即ち、ボックスAには、文書名=「Doc1,Doc2,Doc3」の3つの文書が格納されているので、文書名以外の属性で、4つ以内(「空きボックス」の3つ+「ボックス名=Aのボックス」の1つ)で分類及び再配置できれば、各ボックスの逼迫度を更に減らすことが可能である。
図13は、再分類を行うときのボックスデータの整理処理を示す実施例2のフローチャートである。
この図13のフローチャートでは、図8のフローチャートにおける完了表示処理F9と終了との間に、再度分類を行うか否かの判定処理F10が追加されている。判定処理F10において、再度分類を行う場合(Yes)には、処理F4に戻り、再度分類を行わない場合(No)には、処理を終了する。このように、判定処理F10を追加すれば、前記の分類及び再配置が可能になる。
なお、ユーザー毎に区分されているボックスにインデックスナンバを割り振っておき(例えば、図7Aのボックスの文書名「Doc1」、「Doc2」、「Doc3」、「シ仕Box編」、「シ仕Fax編」、及び「シ仕概略編」にインデックスナンバ「IN1,IN2,IN3,IN4,IN5,IN6」を割り振っておき)、区分されたボックス「シ仕Box編」、「シ仕Fax編」、及び「シ仕概略編」に、昇順で順次、データを移動するようにしても良い。
図14は、本発明の実施例3におけるボックスデータの整理処理を示すフローチャートであり、実施例1を示す図8のフローチャートと共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例3のフローチャートでは、図8のフローチャートに対して、自動判定処理F11と、デフォルトでの分類処理F12と、が追加されている。文書結果表示処理F5の後に、自動判定処理F11において、デフォルトでの自動選択を行う場合(Yes)には、処理F12で、デフォルトでの分類を行う。自動判定処理F11において、自動選択を行わない場合(No)には、実施例1と同様に、処理F6〜F8を行う。
本実施例3によれば、デフォルトに基づき、逼迫度の大きなボックスのデータが、自動的に分類されるので、利便性が更に向上する。
(実施例1〜3の他の変形例)
本発明は、上記実施例1〜3に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。例えば、実施例1〜3では、画像形成装置10としてMFPを例に説明したが、これに限定されない。コピー機、プリンタ、FAX等において、記憶領域を個人用や共有用に割り当てて様々な機能に利用する装置全般に適用が可能である。
10 画像形成装置
11 オペレーションパネル
12 タッチパネル
13 表示部
14 表示制御部
15 操作部
16 ボックス管理部
17 ボックスDB
19 認証部
18 文書分類部
22 印刷部
24 制御部
27 CPU

Claims (9)

  1. データを格納する複数の記憶領域と、
    前記複数の記憶領域のうちの第1記憶領域のデータ格納量が予め設定された所定の条件となると、前記第1記憶領域に格納されているデータを分類するデータ分類手段と、
    前記データ分類手段で分類されたデータのうち一部の分類に属するデータを他の前記記憶領域に移動するデータ移動手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記データ分類手段は、
    前記記憶領域に格納されているデータを、該データの属性情報で分類することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記データの属性情報は、
    画像データの画像データ名、頁数、文字入力手段、画像種類、データサイズ、作成日時、及び、利用日時を含む情報であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の画像形成装置は、更に、
    前記データ分類手段で分類する分類方法が複数あるとき、どの分類方法で分類するかを選択するための分類方法選択手段、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記記憶領域は、
    データサイズで区分されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶領域は、
    該記憶領域を所有するユーザー毎に区分されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記データ移動手段は、
    前記区分されている前記記憶領域にインデックスナンバが割り振られ、前記区分された前記記憶領域に昇順で順次、前記データを移動することを特徴とする請求項5又6記載の画像形成装置。
  8. 前記データ分類手段は、
    該データ分類手段で分類した分類結果に対して、更に別の前記分類方法で分類可能になっていることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記分類方法選択手段は、
    デフォルトに基づき、前記所定の条件に応じて前記分類方法を自動的に選択することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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