JP2017179629A - 股部換気装置 - Google Patents

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平野 誠
Makoto Hirano
誠 平野
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Abstract

【課題】どんな姿勢でも、他人と接触する可能性のある場所でも、仕事をしながらでも使用することができる、股部換気装置11〜15を提供する。そして、股間に発生する蒸れをなくし、股部を乾いた状態に維持することによって、雑菌やカビの繁殖を防ぎ、かぶれや湿疹といった皮膚炎を起こすことを防止する。【解決手段】ポンプ10、可撓性のチューブ9及び噴出部1〜8を有する股部換気装置11〜15であって、ポンプ10により圧縮した空気を、チューブ9の中を通して送り、噴出部1〜8から大気中に噴出させる。そして、噴出部1〜8を使用者の下穿きの中に取り付け、使用者の股間に直接空気を噴出させて使用する股部換気装置10〜15とする。【選択図】図1

Description

本発明は、股間が蒸れることによって発生する雑菌やカビの繁殖を防ぎ、かぶれや湿疹などの皮膚炎をなくすことにより、かゆみや匂いの発生を防ぐ効果が得られるようしした、股部換気装置に係るものである。
長時間、寝た姿勢でいたり、椅子に座って仕事をしていると、股間には熱がこもりやすく、汗をかくこともあって、股間が蒸れてしまう。特に、夏季は汗をかきやすく気温も高いためいため、股間が蒸れることが多い。冬季であっても、パンツ、パンティ、ふんどし、おむつなど、腰から股部の範囲で肌に直接つけて穿くもの(以下、単に「下穿き」という。)の上に、ももひきやスパッツやパンティ・ストッキングなどを穿き、さらにその上にズボンを穿くなど厚着した状態で、暖かい部屋にいると股間が蒸れてしまう。
外から見える生殖器の部分を外性器といい、股部には外性器があって人の目に触れることは避けられている。このため、日光に当てたり外気にさらすことは少なく、自然に股間が乾燥することは少ない。股間が蒸れた状態で長期間経過すると、外性器の周りに雑菌やカビが繁殖しやすくなり、かぶれや湿疹といった皮膚炎を起こし、かゆみや匂いを発生させる原因となる。
従来、発汗により臀部が多湿状態になり不快感を覚えることを解消する発明として、クッション体の心材の中に電動送風機を配し、上面に通気性のある弾性マットを配設した通気クッションの発明があった(例えば、特許文献1参照。)、しかし、この発明は臀部と弾性マットとの接触部における蒸れは防止できたとしても、股間の蒸れには効果が及ばない問題があった。
また、陰茎、睾丸、前立腺を収納する宝箱を設け、ファンで宝箱に風を送ることにより、睾丸を冷やす構成のムレナイ座布団等の発明があった(例えば、特許文献2参照。)。しかし、この発明は、座布団等に座る姿勢で使用する必要があり、横に寝た姿勢や立った姿勢で使用することができなかった。また、下穿きを脱いだ状態で使用する必要があるため、服を着た状態で使用することができず、他人と接触する可能性のある場所や、仕事をしながら使用することができない問題があった。
特開平6−22829号公報 特開2003−225140号公報
本発明の目的は、横に寝た姿勢でも、立った姿勢でも、腰掛けた姿勢でも股部を乾燥することを可能とし、さらに、他人と接触する可能性のある場所でも、仕事をしながらでも使用することができる股部換気装置を提供することにある。そして、股間に発生する蒸れをなくし、股部を乾いた状態に維持することによって、雑菌やカビの繁殖を防ぎ、かぶれや湿疹といった皮膚炎を起こすことを防止することにある。
ポンプ、可撓性のチューブ及び噴出部を有する換気装置であって、ポンプにより圧縮した空気を、チューブの中を通して送り、噴出部から大気中に噴出させる。そして、噴出部を使用者の下穿きの中に取り付け、使用者の股間に空気を噴出させて使用する構成の股部換気装置とする。
股間に空気を噴出させ、湿気を追い出すことにより股間に発生する蒸れをなくし、股部を乾いた状態に維持することができた。このため、雑菌やカビの繁殖を防ぎ、かぶれや湿疹といった皮膚炎を起こすことを防止することができた。
また、噴出部を下穿きの中に取り付けることが可能な股部換気装置としたので、横に寝た姿勢でも、立った姿勢でも、腰掛けた姿勢でも使用可能となった。さらに、服を着た状態で使用可能な股部換気装置としたので、他人と接触する可能性のある場所でも、仕事をしながらでも使用することが可能になった。
リング状の噴出部を有する、股部乾燥装置の構成図である。 略直線状の噴出部を有する、股部乾燥装置の構成図である。 略U字状の噴出部を有する、股部乾燥装置の構成図である。 略楕円形の噴出部を有する、股部乾燥装置の構成図である。 スポンジの噴出部を有する、股部乾燥装置の構成図である。 凹部を有するスポンジからなる噴出部の図である。 太股に取付可能なリング状の噴出部を人体に取り付けた状態図である。 腰ベルトと2本の略U字状のチューブからなる噴出部の斜視図である。
ポンプ、可撓性のチューブ及び噴出部を有する換気装置であって、ポンプにより圧縮した空気を、チューブの中を通して送り、噴出部から大気中に噴出させるものとする。さらに、下穿きの中に噴出部を取り付け、使用者の股間に空気を噴出させて使用する股部換気装置とする。
ポンプには電動ポンプや手動のポンプがあり、圧縮空気を送風できるものであれば、いずれを使用しても構わないが、金魚や熱帯魚などの水槽に空気を送るための水槽用ポンプは、安価で簡単に入手可能であり股部乾燥装置に適している。
可撓性のチューブとしてはポリウレタン、ナイロン、シリコン、ポリオレフィン、フッ素樹脂などのチューブであって、軟質なチューブが適している。あまり大きいと違和感を生じること、及び、赤ん坊から大人まで使用することを考慮すると、チューブの内径は3〜10mmとし、チューブの外径は4〜14mmとすることが好ましい。
軟質なチューブは、力を加えることによって容易に変形するため一定の形に定まるものではない。そこで本願では、自然状態において変形していたとしても、力を加えることによって略円形、略直線、略U字、略楕円にすることが可能な形状について、それぞれリング状、略直線状、略U字状、略楕円状と表現する。
下穿きの中において、噴出部を使用者の股間に取り付けるのは、外性器やその周辺に向けて直接空気を吹き付けることによって、外性器とその周辺となる股間の湿気を追い出し、股部を乾燥させるためである。
噴出部は可撓性のチューブをリング状に形成したものとし、リング状の中に男性使用者の外性器をさし入れた状態で、噴出部を使用者の股間に取り付けて使用するものとし、リング状の部分に設けた孔から外性器又は外性器の周辺に向けて、空気を噴出させる男性用の股部換気装置とする。
リングの大きさについて、略円形にしたときの大きさで表現すると、赤ん坊用のリングは30mmの内径でよく、大人用のリングは100mmの内径が必要な人がいる。従って、使用者のサイズに合わせて、適宜リングの大きさを選択すればよい。
空気を噴出する方向については、外性器又は外性器の周辺を乾燥させることが可能であれば、特に限定するものではない。しかし、外性器の根元付近には湿気が溜まりやすく、外性器の根元付近に向けて噴出することは好ましい。
噴出部が可撓性のチューブを、略直線状に形成したもの又は略U字状若しくは略楕円状に形成したものとし、略直線状の部分又は略U字状若しくは略楕円状の部分が女性使用者の外性器に沿うようにして、噴出部を使用者の股間に取り付け、略直線状の部分又は略U字状若しくは略楕円状の部分に設けた孔から外性器に向けて、空気を噴出させる女性用の股部換気装置とする。
女性の外性器の中央部にある陰核、小陰唇、膣口などは比較的細長い範囲に存在する。そこで、略直線上に形成した噴出部を、外性器の中央部に沿って取り付け、比較的狭い範囲に集中的に空気を吹き付ける構成としたものである。また、外性器の周辺にある恥丘、大陰唇、会陰などの部分は比較的広い範囲に存在する。そこで、略U字状又は略楕円状に形成した噴出部を、外性器に沿って取り付け、比較的広い範囲に空気を吹き付ける構成としたものである。
赤ん坊から大人の女性まで使用することを考えると、長さ30〜100mm幅5〜60mmの範囲であって、使用者のサイズに合わせた範囲に空気を吹き付けるよう適宜選択することにより、外性器又は外性器の周辺の湿気を追い出し、股間を乾燥させることが可能である。
噴出部がスポンジからなるものとし、噴出部が使用者の外性器に沿うようにして、噴出部を使用者の股間に取り付け、股間に向けて空気を噴出させる、男女兼用の股部換気装置とする。
スポンジからなる噴出部とすると、噴出部の周囲のあらゆる方向に向かって空気を噴出させるため、股間全体の湿気を追い出して乾燥させることが可能である。
赤ん坊から大人まで使用し、男女両方とも使用することを考えると、噴出部は長さ30〜120mm、幅20〜60mm、厚さ6〜10mmの範囲から、適宜使用者に合わせた大きさとすることが好ましい。
噴出部が凹部を設けたスポンジからなるものとし、スポンジの層の中にチューブを挿入し、スポンジの層の中に挿入したチューブに設けた孔から、凹部に向かって空気を噴出させる構成とし、凹部に男性使用者の外性器を収めた状態で、外性器に対してスポンジの層を被せるようにして、噴出部を使用者の股間に取り付け、外性器又は外性器周辺に向けて空気を噴出させる、男性用の股部換気装置とする。
凹部の中に男性の外性器を収めた状態にして、凹部に向かって圧縮空気を噴出させ、凹部の中の空気を乾燥させるものである。スポンジで仕切った空間の中の湿気を追い出すことから、効率よく外性器又は外性器周辺を乾燥させることができる。
赤ん坊から大人まで使用することから、適宜使用者に合わせた大きさの凹部を選定するとすることが好ましい。
噴出部が可撓性のチューブをリング状に形成したものとし、リング状の中に使用者の片足をさし入れ、太股のつけ根付近に取り付けて使用するものとし、リング状の部分であって股間に対応する部位に設けた孔から、使用者の股間に向けて空気を噴出させる、男女兼用の股部換気装置とする。
また、腰ベルトと、腰ベルトから略U字状につり下げた2本の可撓性のチューブとからなる噴出部を有するものとし、2本のチューブの略U字状の中に左右の足を個別に入れ、2本のチューブの略U字状の下部がそれぞれ使用者の股間を通る状態として、腰ベルトを使用者の腰に取り付けて使用するものとし、2本のチューブの略U字状の部分であって股間に対応する部位にそれぞれ設けた孔から、使用者の股間に向けて空気を噴出させる、男女兼用の股部換気装置とする。
空気を噴出する方向については、股間を乾燥させることが可能であれば、特に限定するものではない。チューブに孔を明ける範囲は、赤ん坊から大人まで使用することを考えると、30〜120mmの範囲であって、適宜使用者のサイズにあった長さの範囲とすることが好ましい。
上記の、いずれかに記載した股部換気装置であって、噴出部を体に取り付け、その上に下穿きをはいたときに、チューブが下穿きから外に出た位置に、ワンタッチ継ぎ手を設けた股部換気装置とする。
ポンプ、可撓性のチューブ及び噴出部の全体がコンパクトであって、使用者が立ち上がって歩くときに邪魔にならなければワンタッチ継ぎ手を設けることなく、常に股部換気装置を携帯すればよい。
しかし、例えば、ベッドに横になっている使用者がトイレに立ったり、椅子に座って仕事をしている使用者が椅子から離れ別の作業をする場合などには、股部換気装置を作動させなくても、短時間の間に股間が蒸れてしまうおそれはない。このような場合に、チューブに設けたワンタッチ継ぎ手の部分で切り離し、ワンタッチ継ぎ手からポンプまでのチューブ及びポンプを外し、下穿きの中に噴出部とワンタッチ継ぎ手から噴出部までのチューブを取り付けた状態で、使用者が移動することが可能になる。
また、噴出部に尿感知センサーを取り付け、おむつの交換時期を自動的に知らせる構成にすることは好ましい。さらに、噴出部に通気性のよい使い捨てのカバーを取り付けると、噴出部に汚れが付着することを防ぐと共に、肌と孔の間に隙間が生じるため、孔が肌によって塞がることがなくなるため好ましい。
本発明の実施例1を図1に示し説明する。実施例1はリング状の噴出部1を有する、男性用の股部乾燥装置11の実施例である。ポンプ10は、金魚や熱帯魚などの水槽に空気を送るための水槽用ポンプであって、1.4Wの電動ポンプを使用した。チューブ9は、軟質なシリコン・チューブであって内径4mm外径6mmのチューブを使用した。そして、チューブ9の先端部分をリング状に形成してこれを噴出部1とした。
リングを略円形にしたときの大きさにおいて、内径Aを60mmとした。リング状の噴出部1の内側には多数(実施例1では12固)の孔1aを設けた。さらに、チューブ9にはワンタッチ継ぎ手9aを設けた。
実施例1の股部乾燥装置11を使用するときは、男性使用者の外性器をリング状の中にさし入れ、外性器の根元付近において、リング状の噴出部1が外性器のまわりを一周するようにして取り付ける。男性の外性器には陰茎と睾丸を内包する陰嚢とがあるが、陰茎も陰嚢も股部の皮膚から突出している。そして、これらの根元近くが湿気を帯びやすく、この部分の湿気を追い出すことにより、股間に発生する蒸れをなくす効果が得られるからである。
実施例1では、リング状の噴出部1を男性使用者の外性器の根元近くに取り付け、その上に下穿きをはいたときに、チューブ9が下穿きから外に出た位置にワンタッチ継ぎ手9aを設けた。このため、使用者がリング状の噴出部1を股間に取り付けた状態で、ワンタッチ継ぎ手9aを切り離し、ポンプ10とワンタッチ継ぎ手9aからポンプ10の間のチューブ9を携帯することなく、下穿きの中に噴出部1とワンタッチ継ぎ手9aから噴出部1までのチューブ9を取り付けたまま、自由に移動することが可能である。
実施例1では、内径4mmのシリコン・チューブを使用したが、チューブの材質や内径について特にこだわるものではない。また、リング状を略円形にしたときの内径Aについても、使用者の外性器の大きさに合わせて適宜選択することが好ましい。
実施例1では、リング状の噴出部1の内側に多数の孔を明けたが、これは男性の外性器の根本付近に空気を吹き付けて乾燥させるためである。しかし、人によっては外性器から離れた場所に湿疹ができたりかゆみを感じたりする場合がある。従って、内側に限ることなく、外側を含む多様な方向に噴射するように構成することも好ましい。
本発明の実施例2を図2に示し説明する。実施例2は略直線状の噴出部2を有する、女性用の股部乾燥装置12の実施例である。実施例2は噴出部2の構成及びワンタッチ継ぎ手を設けていない点で実施例1と異なる。そこで、実施例1と同じ構成の部分については重複した記載を避け、噴出部2の構成について説明する。
実施例2では、チューブ9の先端に蓋2bを設け、先端からの長さBを60mmとし、長さBの範囲を噴出部2として多数(実施例2では10個)の孔2aを設けた。
実施例2の股部乾燥装置12を使用するときは、噴出部2を女性使用者の外性器の中央部に沿って取り付け、噴出部2から女性使用者の外性器の中央部付近に向けて空気を吹き出すようにして使用する。女性の外性器の中央部付近は湿気を帯びやすく、この部分の湿気を追い出すことにより、股間に発生する蒸れをなくす効果が得られるからである。
実施例2では長さBを60mmとしたが、使用者の外性器の大きさに合わせて、長さBを30〜100mmの範囲で適宜選択することが好ましい。また、実施例2では、噴出部2に直線状に並べて多数の孔を明けたが、これは女性の外性器の中心部付近に空気を吹き付けて乾燥させるためである。しかし、人によっては外性器の中心部から離れた場所に湿疹ができたりかゆみを感じたりする場合がある。従って、多様な方向に噴射するように構成することも好ましい。
実施例2では、ワンタッチ継ぎ手を設けていない、これは噴出部2の股間への着脱が容易だからである。使用者がワンタッチ継ぎ手を希望する場合は、ワンタッチ継ぎ手を取り付けることも好ましい。
本発明の実施例3を図3に示し説明する。実施例3は略U字状の噴出部3を有する、女性用の股部乾燥装置13の実施例である。実施例3は実施例2に対して、噴出部3の構成だけが異なっている。そこで、実施例2と同じ構成の部分については重複した記載を避け、噴出部3の構成について説明する。
噴出部3はチューブ9を二股にして略U字状に成形したものである。噴出部3には多数(実施例3では15個)の孔を設けた。そして、噴出部3を女性使用者の外性器に沿って取り付けた状態とし、外性器の中央部だけでなく周辺部も含む広い範囲に向けて、空気を噴出させるようにした。
女性使用者の外性器の中央部及び周辺部を含む広い範囲の大きさに合わせ、幅20〜60長さ30〜100mmの範囲で、適宜選択した範囲に向かって空気を噴出させることが好ましい。このようにすれば、女性使用者の外性器全体の周りの股間の湿気を追い出して乾燥させることが可能である。
本発明の実施例4を図4に示し説明する。実施例4は略楕円状の噴出部4を有する、女性用の股部乾燥装置14の実施例である。実施4は実施例2に対して、噴出部4の構成だけが異なっている。そこで、実施例2と同じ構成の部分については重複した記載を避け、噴出部4の構成について説明する。
噴出部4はチューブ9を略楕円状に成形したものである。そして、噴出部4には多数(実施例4では20個)の孔を設けた。噴出部4を女性使用者の外性器に沿って取り付けた状態とし、外性器の中央部だけでなく周辺部も含む広い範囲に向けて、空気を噴出させるようにした。
このとき、女性使用者の外性器の中央部及び周辺部を含む広い範囲の大きさに合わせ、幅20〜60長さ30〜100mmの範囲で、適宜選択した範囲に向かって空気を噴出させることが好ましい。このようにすれば、女性使用者の外性器全体の周りの股間の湿気を追い出して乾燥させることが可能である。
本発明の実施例5を図5に示し説明する。実施例5はスポンジからなる噴出部5を有する、男女兼用の股部乾燥装置15の実施例である。実施例3は噴出部5の構成において実施例1と異なる。そこで、実施例1と同じ構成の部分については重複した記載を避け、噴出部5の構成について説明する。
実施例5では、長さCを70mm、幅Dを40mm、厚さ8mmのスポンジからなる噴出部5とした。実施例3の股部乾燥装置15を使用するときは、噴出部5を男性又は女性使用者の外性器付近に取り付ける。外性器付近は湿気を帯びやすく、この部分の湿気を追い出すことにより、股間に発生する蒸れをなくす効果が大きく得られるからである。
実施例5のスポンジの噴出部5は、噴出部5の周囲のあらゆる方向に向かって空気を噴出させるため、股間全体の湿気を追い出して乾燥させることが可能である。
実施例5では、長さCを70mm、幅Dを40mm、厚さ8mmのスポンジを噴出部5としたが、赤ん坊から大人まで使用し、男女両方とも使用するため、噴出部5の長さCを30〜120mm、幅Dを20〜60mm、厚さを6〜10mmの範囲とし、適宜使用者に合わせた大きさとすることが好ましい。
本発明の実施例6を図6に示し説明する。実施例6は凹部6aを設けたスポンジからなる噴出部6を有する、男性用の股部乾燥装置の実施例である。実施例4は噴出部6の構成において実施例1と異なるだけである。そこで、実施例1と同じ構成の部分については重複した記載を避け、噴出部6の構成について説明する。
実施例4では、凹部6aを設けたスポンジからなる噴出部6とした。また、スポンジの層6bの中にチューブ9を挿入し、スポンジの層6bの中に挿入したチューブ9に孔を設け、凹部6aに向かって空気を噴出させる構成とした。また、赤ん坊から大人まで使用することから、適宜使用者に合わせた大きさの凹部6を設けた。
実施例4の股部乾燥装置を使用するときは、凹部6aの中に男性の外性器を収め、外性器に対してスポンジの層6bを被せるようにして、噴出部を使用者の股間に取り付け、スポンジ6bの層の中に挿入したチューブ9に設けた孔から、凹部6aに向かって空気を噴出させるため、スポンジの層6bによって区切った範囲の湿気を、優先的に追い出して乾燥させることが可能である。
本発明の実施例7を図7に示し説明する。実施例7は、チューブをリング状に形成した噴出部7であって、リング状の中に片足を入れた状態で、太股のつけ根付近に取り付け可能な大きさとした、噴出部7を2本有する男女兼用の股部乾燥装置の実施例である。実施例7は噴出部7の構成において実施例1と異なるだけである。そこで、実施例1と同じ構成の部分については重複した記載を避け、噴出部7の構成について説明する。
実施例7の噴出部7を、使用者が体に取り付けた状態において、股間に対応する部位に孔を明け、股間に向けて空気を噴出させる構成とした。孔を明ける範囲の長さについては、赤ん坊から大人まで使用し、男女両方とも使用するため、30〜120mmの範囲で、適宜使用者に合わた長さとすることが好ましい。
本発明の実施例8を図8に示し説明する。実施例8は、ゴム製の腰ベルト8aと、腰ベルト8aに略U字状につり下げた2本の可撓性のチューブ9とからなる噴出部8を有する、男女兼用の股部乾燥装置の実施例である。実施例8は噴出部8の構成において実施例7と異なるだけである。そこで、実施例7と同じ構成の部分については重複した記載を避け、噴出部8の構成について説明する。
2本のチューブ9の略U字状の中に左右の足を個別に入れた状態で、2本のチューブ9の略U字状の下部が、それぞれ使用者の股間を通る状態として、使用者が腰ベルト8aを腰に取り付けて使用するものとし、2本の略U字状の部分であって、股間に対応する部位にそれぞれ孔を明け、股間に向けて空気を噴出させる構成とした。孔を明ける範囲の長さについては、赤ん坊から大人まで使用し、男女両方とも使用するため、30〜120mmの範囲で、適宜使用者に合わた長さとすることが好ましい。
実施例8では、ゴム製の腰ベルト8aとしたが、これに限定するものではなく、バックルを有する革ベルトや布ベルトでも構わない。
本発明は、股部換気装置を製造販売する産業だけでなく、これを使ってそれぞれ個人的に業務を行う人々や、赤ちゃんの保育、病人の療養、老人の養護等といったあらゆる分野の産業で利用することが可能である。
1 :噴出部 1a:孔 2 :噴出部
2a:孔 2b:蓋 3 :噴出部
4 :噴出部 5 :噴出部 6 :噴出部
6a:凹部 6b:スポンジの層 7 :噴出部 8 :噴出部 8a:腰ベルト 9 :チューブ 9a:ワンタッチ継ぎ手 10 :ポンプ 11 :股部乾燥装置 12 :股部乾燥装置 13 :股部乾燥装置 14 :股部乾燥装置 15 :股部乾燥装置








Claims (9)

  1. ポンプ、可撓性のチューブ及び噴出部を有する換気装置であって、前記ポンプにより圧縮した空気を、前記チューブの中を通して送り、前記噴出部から大気中に噴出させる構成とし、
    パンツ、パンティ、ふんどし、おむつなど、腰から股部の範囲で肌に直接つけて穿くもの(以下、単に「下穿き」という。)の中に前記噴出部を取り付け、使用者の股間に空気を噴出させて使用することを特徴とする股部換気装置。
  2. 請求項1に記載した股部換気装置であって、前記噴出部は可撓性のチューブをリング状に形成したものとし、前記リング状の中に男性使用者の外性器をさし入れた状態で、前記噴出部を使用者の股間に取り付け、前記リング状の部分に設けた孔から前記外性器又は前記外性器の周辺に向けて、空気を噴出させることを特徴とする股部換気装置。
  3. 請求項1に記載した股部換気装置であって、前記噴出部は可撓性のチューブを略直線状に形成したものとし、略直線状の前記噴出部が女性使用者の外性器に沿うようにして、前記噴出部を使用者の股間に取り付け、前記略直線状の部分に設けた孔から前記外性器に向けて、空気を噴出させることを特徴とする股部換気装置。
  4. 請求項1に記載した股部換気装置であって、前記噴出部が可撓性のチューブを略U字状又は略楕円状に形成したものとし、前記略U字状又は前記略楕円状の部分が女性使用者の外性器に沿うようにして、前記噴出部を使用者の股間に取り付け、前記略U字状又は前記略楕円状の部分に設けた孔から前記外性器に向けて、空気を噴出させることを特徴とする股部換気装置。
  5. 請求項1に記載した股部換気装置であって、前記噴出部がスポンジからなるものとし、前記噴出部が使用者の外性器に沿うようにして、前記噴出部を使用者の股間に取り付け、前記股間に向けて空気を噴出させることを特徴とする股部換気装置。
  6. 請求項1に記載した股部換気装置であって、前記噴出部が凹部を設けたスポンジからなるものとし、前記スポンジの層の中にチューブを挿入し、前記スポンジの層の中に挿入した前記チューブに設けた孔から、前記凹部に向かって空気を噴出させる構成とし、
    前記凹部に男性使用者の外性器を収めた状態で、前記外性器に対して前記スポンジの層を被せるようにして、前記噴出部を使用者の股間に取り付け、前記外性器又は前記外性器周辺に向けて、空気を噴出させることを特徴とする股部換気装置。
  7. 請求項1に記載した股部換気装置であって、前記噴出部が可撓性のチューブをリング状に形成したものとし、前記リング状の中に使用者の片足をさし入れ、太股のつけ根付近に取り付けて使用するものとし、前記リング状の部分であって股間に対応する部位に設けた孔から、使用者の股間に向けて空気を噴出させることを特徴とする股部換気装置。
  8. 請求項1に記載した股部換気装置であって、腰ベルトと、前記腰ベルトから略U字状につり下げた2本の可撓性のチューブとからなる噴出部を有するものとし、2本の前記チューブの略U字状の中に左右の足を個別に入れ、2本の前記チューブの略U字状の下部がそれぞれ使用者の股間を通る状態として、前記腰ベルトを使用者の腰に取り付けて使用するものとし、2本の前記略U字状の部分であって股間に対応する部位にそれぞれ設けた孔から、使用者の股間に向けて空気を噴出させることを特徴とする股部換気装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載した股部換気装置であって、前記噴出部を体に取り付け、その上に下穿きを穿いたときに、前記チューブが前記下穿きから外に出た位置に、ワンタッチ継ぎ手を設けたことを特徴とする股部換気装置。






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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020018604A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 哲男 原田 おむつ及びガス噴出体及びおむつ内の消臭・殺菌装置及びその方法
KR20230049976A (ko) * 2021-10-07 2023-04-14 김보영 통풍의 기능이 향상된 남성용 팬티

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