JP2017175782A - 光電変換装置 - Google Patents

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Masayoshi Yoshida
昌義 吉田
清茂 児島
Kiyoshige Kojima
清茂 児島
碧 山合
Midori Yamaai
碧 山合
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Abstract

【課題】簡便に折り畳むことができる光電変換装置を提供する。【解決手段】本発明に係る光電変換装置1は、行列状に配置された複数の薄型パネル状の光電変換モジュールと前記光電変換モジュールを行方向及び列方向にそれぞれ連結する連結部とを備える隣り合う前記光電変換モジュールの間で折り畳み可能な光電変換モジュール連結体10と、紐状の折り畳み補助部材20と、を備え、前記光電変換モジュール連結体は、行方向に沿う前記光電変換モジュールそれぞれに対応する位置に表裏に貫通する貫通孔14をそれぞれ有し、前記折り畳み補助部材は、隣り合う前記貫通孔の表側同士又は裏側同士から前記貫通孔を通過するように設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、光電変換装置に関する。
近年、商用電源を得られない外出先などでも、利用者が、スマートフォン、ノートPC(Personal Computer)、タブレットPCなどの携帯機器を利用できるように、携帯可能な発電装置の需要が高まっている。
例えば、特許文献1には、所定の間隔を空けて配列された複数の太陽電池セル(光電変換モジュール)と、各太陽電池セルの電極を接続するフレキシブル導電部材とを、柔軟性および伸縮性を有するシート状の透明フィルム部材で上下から挟んで形成されたシート状太陽電池が開示されている。このようなシート状太陽電池によれば、使用時には、シート状太陽電池を広げ、太陽電池セルにより発電された電力を取り出して外部機器で利用することができる。また、非使用時には、シート状太陽電池を折り畳んで容易に収納、運搬することができる。
また、特許文献2には、複数個の太陽電池モジュールがマトリックス状に表面に配列されるシート状発電装置用の台座シートにおいて、各太陽電池モジュールが配置される領域を区割りする区割り線を形成し、この区割り線に折癖を付与した台座シートが開示されている。このような台座シートを用いると、シート状発電装置を区割り線に沿って折り畳むことができる。
特開平9−51118号公報 特開2015−88561号公報
上述したように、特許文献1に開示されたシート状太陽電池は、非使用時において、折り畳んで収納することができるが、どのように折り畳めばよいか明確ではなく、折り畳むことが簡便ではなかった。
また、上述したように、特許文献2に開示されたシート状発電装置用の台座シートは、折癖を付与した区割り線を有するので、シート状発電装置を区割り線に沿って折り畳むことができる。しかしながら、より簡便に折り畳むには改善の余地があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、簡便に折り畳むことができる光電変換装置を提供することにある。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、本発明の光電変換装置は、行列状に配置された複数の薄型パネル状の光電変換モジュールと前記光電変換モジュールを行方向及び列方向にそれぞれ連結する連結部とを備える隣り合う前記光電変換モジュールの間で折り畳み可能な光電変換モジュール連結体と、紐状の折り畳み補助部材と、を備え、前記光電変換モジュール連結体は、行方向に沿う前記光電変換モジュールそれぞれに対応する位置に表裏に貫通する貫通孔をそれぞれ有し、前記折り畳み補助部材は、隣り合う前記貫通孔の表側同士又は裏側同士から前記貫通孔を通過するように設けられることを特徴とする。このような構成とすることで、折り畳み補助部材を用いれば、光電変換モジュール連結体を行方向に簡便に折り畳むことができる。
ここで、本発明の光電変換装置において、前記光電変換モジュール連結体は、前記光電変換モジュールが行方向に折り畳まれた状態で、列方向に折り畳み可能となることが好ましい。このような構成とすることで、行方向に折り畳んでから列方向に折り畳むという折り畳み方の順番が特に規定された光電変換モジュール連結体においては、折り畳み補助部材によって使用者に好適な折り畳み方の順番を誘導する効果が得られる。
また、本発明の光電変換装置において、前記折り畳み補助部材は、当該折り畳み補助部材の一端が前記貫通孔を通過して脱離することを抑制する脱離防止部を当該一端に有することが好ましい。このような構成とすることで、折り畳み補助部材の他端を引っ張るという簡便な操作で、光電変換モジュール連結体を行方向に折り畳むことができる。
また、本発明の光電変換装置において、前記折り畳み補助部材は、前記他端に係止部を有し、行方向及び列方向に折り畳まれた状態の前記光電変換モジュール連結体に巻きつけることが可能な長さを有することが好ましい。このような構成とすることで、行方向及び列方向に折り畳まれた状態の光電変換モジュール連結体に折り畳み補助部材を巻きつけて、折り畳み補助部材を係止部で係止させることで、光電変換モジュール連結体が行方向及び列方向に折り畳まれた状態を維持させることができる。
また、本発明の光電変換装置において、前記貫通孔は、前記光電変換モジュール以外の位置に配置されることが好ましい。このような構成とすることで、貫通孔が光電変換モジュールによる発電の妨げとなることを防ぐことができる。
また、本発明の光電変換装置において、前記貫通孔は、前記光電変換モジュール連結体の列方向端部で行方向に沿って配置されることが好ましい。このような構成とすることで、光電変換モジュール連結体が折り畳まれた状態において、折り畳み補助部材が光電変換モジュール連結体の外端部に配置されるので、折り畳み補助部材が折り畳みの妨げとなることを防ぐことができる。
また、本発明の光電変換装置において、前記貫通孔は、前記光電変換モジュール連結体の列方向中央部で行方向に沿って配置されることが好ましい。このような構成とすることで、光電変換モジュール連結体を折り畳み補助部材によって行方向に折り畳む際に、折り畳み補助部材からの応力を列方向に対称に分散させることができる。
また、本発明の光電変換装置において、前記連結部は、前記光電変換モジュールの特定方向への折り畳みを誘導する曲げ癖を有することが好ましい。このような構成とすることで、光電変換モジュール連結体をさらに簡便に折り畳むことができる。
本発明によれば、簡便に折り畳むことができる光電変換装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る光電変換装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す光電変換装置の使用状態における斜視図である。 図1に示す光電変換装置の使用状態における(a)上面図、及び(b)正面図である。 図1に示す光電変換装置の行方向への折り畳み中における(a)上面図、及び(b)正面図である。 図1に示す光電変換装置の行方向に折り畳まれた状態における(a)上面図、及び(b)正面図である。 図1に示す光電変換装置の収納状態における斜視図である。 図1に示す光電変換装置の変形例1の収納状態における斜視図である。 図1に示す光電変換装置の変形例2の使用状態における上面図である。 図1に示す光電変換装置の変形例3の使用状態における上面図である。 図1に示す光電変換装置の変形例4の使用状態における上面図である。 図1に示す光電変換装置の変形例5の使用状態における上面図である。 図1に示す光電変換装置の変形例7の使用状態における斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
なお、本明細書において、上下方向とは、図3(a)などの光電変換装置の上面図の紙面に垂直な方向を意味し、上方は、同図における紙面手前方向、下方はその反対方向を意味するものとする。また、表側とは、光電変換装置の使用状態において上方に面する側、裏側とは、その反対側を意味するものとする。
以下、図1〜図12を参照して、本発明の一実施形態に係る光電変換装置1について詳細に例示説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る光電変換装置1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る光電変換装置1は、図1に示すように、光電変換モジュール連結体10と、折り畳み補助部材20と、本体30と、を備える。なお、光電変換装置1は、商用電源からACアダプター40を介して電力供給を受けることができる。ACアダプター40は、コンセント41とAC/DC変換器42とを備える。交流電圧が商用電源からコンセント41を介してAC/DC変換器42に入力され、AC/DC変換器42は、入力された交流電圧を直流電圧に変換して、本体30に供給する。
光電変換モジュール連結体10は、複数の光電変換モジュール群11と、連結部12とを備える。各光電変換モジュール群11は、電気的に連結した複数の光電変換モジュールPを含む。連結部12は、光電変換モジュール群11を構成する各光電変換モジュールPを、相互に機械的かつ電気的に連結する。また、連結部12は、隣り合う光電変換モジュール群11間の各光電変換モジュールPを、機械的に連結する。また、連結部12は、各光電変換モジュール群11と本体30とを機械的かつ電気的に連結する。
光電変換モジュールPは、太陽電池パネル13を備える。太陽電池パネル13は、太陽光、室内光などの入射光を光電変換して電力を出力する太陽電池で構成されたパネル状の部材である。また、光電変換モジュールPは、他に、太陽電池パネル13を支持する基材(図示省略)や、太陽電池パネル13により発電された電力を取り出す取り出し配線(図示省略)などを備える。
太陽電池パネル13を構成する太陽電池の種類としては、大別して、無機系材料を用いた無機系太陽電池と、有機系材料を用いた有機系太陽電池とが挙げられる。無機系太陽電池としては、シリコン(Si)を用いたSi系、化合物を用いた化合物系などが挙げられる。また、有機系太陽電池としては、有機顔料を用いた低分子蒸着系、導電性高分子を用いた高分子塗布系、変換型半導体を用いた塗布変換系などの薄膜系、チタニア、有機色素および電解質から成る色素増感系などが挙げられる。また、太陽電池パネル13を構成する太陽電池には、有機無機ハイブリッド太陽電池、ペロブスカイト系化合物を用いた太陽電池も含めることができる。本発明においては、薄型パネル状の太陽電池パネル13が用いられ、プラスチックフィルム等に作製された色素増感太陽電池が好適である。なお、薄型パネル状の太陽電池パネル13は、上記プラスチックフィルム等に作製されたものに限定されるものでなく、同様の薄型であれば方式を問わないことは言うまでもない。
折り畳み補助部材20は、紐状の部材であり、光電変換モジュール連結体10の折り畳みを補助する部材である。折り畳み補助部材20の詳細については後述する。
本体30は、インタフェース31と、昇圧回路部32と、光電変換モジュール電圧検出部33と、ACアダプター電圧検出部34と、充電池35と、外部インタフェース(IF)26と、充放電制御回路37と、コントローラ38とを備える。
インタフェース31は、光電変換モジュール群11を本体30に機械的かつ電気的に接続するためのインタフェースである。インタフェース31は、接続された光電変換モジュール群11から供給された電力を、昇圧回路部32に出力する。
昇圧回路部32は、光電変換モジュール群11からインタフェース31を介して供給された電力の電圧を、充電池35の充電に必要な所定電圧まで昇圧して、充放電制御回路37に出力する。
光電変換モジュール電圧検出部33は、本体30のインタフェース31に接続された光電変換モジュール群11から、インタフェース31を介して昇圧回路部32に供給される電圧(光電変換モジュール電圧)を検出し、検出結果をコントローラ38に出力する。
ACアダプター電圧検出部34は、ACアダプター40から充放電制御回路37に供給される電圧(ACアダプター電圧)を検出し、検出結果をコントローラ38に出力する。
充電池35は、鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池などの充放電が可能な電池である。
外部インタフェース(IF)36は、外部機器を接続して、接続された外部機器に電力を供給することが可能なインタフェースである。外部IF36は、特に限定されるものではないが、例えば、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを用いたコネクタ(USBコネクタ)や、先端にコネクタを有するケーブルなどであり、外部機器と接続して、例えば外部機器からの充電要求を受けて外部機器に電力を供給する。光電変換装置1は、この外部IF36を介して、種々の被充電デバイス、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット型デバイス、パーソナルコンピュータといったデバイスに機械的かつ電気的に脱着することができる。
充放電制御回路37は、昇圧回路部32と、ACアダプター40と、充電池35と、外部IF36を介して接続された外部機器との間で充放電制御を行う。
コントローラ38は、本体30の各部の動作を制御する。例えば、コントローラ38は、光電変換モジュール電圧検出部33の検出結果や、ACアダプター電圧検出部34の検出結果や、充電池35の充電量などに基づき、充放電制御回路37を通じて、充放電のためのパスを制御する。
次に、光電変換装置1の構成について、図2を参照してより詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る光電変換装置1の使用状態における斜視図である。ここで、使用状態とは、光電変換装置1を使用して発電するために、各光電変換モジュールPが互いに重ならないように広げられ、光電変換モジュール連結体10全体が平面状をなした状態をいう。図2に示すように、光電変換モジュール連結体10は、使用状態においては、各光電変換モジュールPが行列状に配置される。なお、この使用状態に対して、光電変換装置1を非使用時に収納するために、各光電変換モジュールPが折り畳まれ、全ての光電変換モジュールPが互いに上下方向に重ねられた状態を、収納状態という。本体30のうちインタフェース31以外の構成については、外観上特に限定されないため、破線で示す。
光電変換モジュール連結体10は、図2に示すように、行方向に沿う光電変換モジュールPそれぞれに対応する位置に、連結部12の表裏に貫通する貫通孔14をそれぞれ有する。貫通孔14は、光電変換モジュールP以外の位置に配置され、具体的には、光電変換モジュール連結体10の列方向端部で行方向に沿って配置される。本例では、貫通孔14は、列方向端部で行方向に沿う4行目に配置された4つの光電変換モジュールP(P41,P42,P43,P44)それぞれに対応する位置に、貫通孔14a,14b,14c,14dとして配置される。また、本例では、行方向端部である光電変換モジュールP44に対応する位置には、2つの貫通孔14d1,14d2が配置される。
各光電変換モジュールPは、連結部12によって行方向に機械的かつ電気的に連結されて、光電変換モジュール群11を構成する。また、各光電変換モジュールPは、連結部12によって列方向にも機械的に連結する。また、光電変換モジュール連結体10の行方向端部に配置された複数の光電変換モジュールP、ここでは1列目に配置された4つの光電変換モジュールP(P11,P21,P31,P41)は、機械的かつ電気的にインタフェース31に接続される。
光電変換モジュールPは薄型パネル状であり、また、本例では上面図において矩形状である。光電変換モジュールPの上下方向における厚みは、例えば製造技術面を考慮すると3mm以下が好適である。また、光電変換モジュールPの厚みの下限としては10μm程度が好適である。光電変換モジュールPに耐環境性を付与するための外装材で被覆することもできる。また、光電変換モジュールPは、可撓性を有することが好ましい。さらに、光電変換モジュールPは、外周を剛性部材であるフレームで覆うことが好ましい。これにより、例えば収納状態時等に連結部12から発生する応力による光電変換モジュールPの撓み変形を抑制することができる。
光電変換モジュールPは、太陽電池パネル13を上方からの入射光を受光できるように設けている。光電変換モジュールPは、太陽電池パネル13に接続して光電変換モジュールPの側面上に延出した取り出し配線を備え、太陽電池パネル13により発電された電力を取り出し配線を介して取り出し、連結部12や他の光電変換モジュールPを経て、インタフェース31に出力する。なお、光電変換モジュールPが備える太陽電池パネル13は、上方以外の方向、例えば下方からの入射光を受光可能に設けられていてもよい。
連結部12は、図2に示すように、本例では光電変換モジュール連結体10の裏面全体を覆う1枚の伸縮性シートとして構成される。連結部12は、光電変換モジュールPを行方向及び列方向にそれぞれ連結する。具体的には、連結部12は、光電変換モジュールPの行方向においては、可撓性の導電部材(例えば、導電ケーブルやフレキシブル基板)を含み、光電変換モジュールPを行方向に機械的かつ電気的に連結する。また、連結部12は、光電変換モジュールPの列方向においては、可撓性の部材であり、光電変換モジュールPを列方向に機械的に連結する。連結部12は、導電部材を保護及び/又は補強するための被覆部材を含んでもよい。
連結部12は、連結部12を介して連結した光電変換モジュールPを折り畳み可能に構成される。連結部12は、折り畳み容易性の観点で、光電変換モジュールPよりも高い可撓性を有することが好ましい。
インタフェース31は、複数の剛性部材211を連結して構成される。各剛性部材211には、光電変換モジュール連結体10の行方向端部に配置された光電変換モジュールPが1つずつ機械的かつ電気的に接続される。インタフェース31は、隣り合う剛性部材211の間で折り畳み可能であり、その折り畳み方向は、表側又は裏側の何れか一方に制限されている。インタフェース31を折り畳むことで、光電変換モジュールPも連動させて列方向に折り畳むことができる。
なお、インタフェース31は、必ずしも複数の剛性部材211を連結した構成である必要はなく、インタフェース31と光電変換モジュールPの連結構造は、必ずしも上記の構成である必要はない。光電変換モジュール連結体10を電気的かつ機械的に本体30と接続する機能を有するのであれば、インタフェース31はどのような形態でも構わない。
折り畳み補助部材20は、図2に示すように、隣り合う貫通孔14の表側同士又は裏側同士から貫通孔14を通過するように設けられる。具体的には、折り畳み補助部材20は、貫通孔14を行方向に沿って順次通過しており、貫通孔14aの裏側から表側に通過し、隣の貫通孔14bの表側から裏側に通過し、その隣の貫通孔14cの裏側から表側に通過し、その隣の貫通孔14d1の表側から裏側に通過し、その隣の貫通孔14d2の裏側から表側に通過するというように、貫通孔14の表裏を交互に通過するように設けられている。
また、折り畳み補助部材20は、折り畳み補助部材20の一端が貫通孔14を通過して脱離することを抑制する脱離防止部21を当該一端に有する。ここで、折り畳み補助部材20の一端は、本明細書では、インタフェース31側に位置する端部を意味する。脱離防止部21は、本例では、貫通孔14よりも径の大きい略球状の部材によって構成される。なお、脱離防止部21は、例えば、貫通孔14の径よりも大きい他の形状であってもよいし、光電変換モジュール連結体10に固定されていてもよい。
また、折り畳み補助部材20は、他端に把持部22を有する。把持部22は、使用者が折り畳み補助部材20の他端を把持するための構成部であり、例えば環状に形成される。
次に、図3から図6を参照して、光電変換装置1が、使用状態から折り畳まれて収納状態となる過程について、説明する。
図3(a)は、光電変換装置1の使用状態における上面図であり、図3(b)は、光電変換装置1の使用状態における正面図である。なお、光電変換モジュール連結体10及び折り畳み補助部材20以外の構成部は、図示を省略する。
図3に示す光電変換装置1の使用状態において、折り畳み補助部材20が把持部22を介して他端方向に引っ張られると、脱離防止部21によって、折り畳み補助部材20の一端は光電変換モジュール連結体10の貫通孔14aの位置で固定される。折り畳み補助部材20が他端方向にさらに引っ張られると、貫通孔14d2の表側から折り畳み補助部材20が徐々に通過していき、各貫通孔14の間に位置する折り畳み補助部材20が徐々に短くなっていく。これにより、図4に示すように、光電変換モジュール連結体10が各貫通孔14の間で折り畳まれていく。
図4(a)は、光電変換装置1の行方向への折り畳み中における上面図であり、図4(b)は、光電変換装置1の行方向への折り畳み中における正面図である。なお、光電変換モジュール連結体10及び折り畳み補助部材20以外の構成部は、図示を省略する。
図4に示す光電変換装置1の行方向への折り畳み中においては、光電変換モジュール連結体10は、各貫通孔14の間に位置する折り畳み補助部材20の長さが短くなるのに応じて、各貫通孔14の間で蛇腹状に折り畳まれる。具体的には、光電変換モジュール連結体10は、折り畳み補助部材20に邪魔されない方向、すなわち、貫通孔14aと貫通孔14bとの間では下方、貫通孔14bと貫通孔14cとの間では上方、貫通孔14cと貫通孔14d1との間では下方にそれぞれ凸となるように折り畳まれる。なお、光電変換モジュール連結体10は、貫通孔14d1と貫通孔14d2との間では折り畳まれない。
図5(a)は、光電変換装置1の行方向に折り畳まれた状態における上面図であり、図5(b)は、光電変換装置1の行方向に折り畳まれた状態における正面図である。なお、光電変換モジュール連結体10及び折り畳み補助部材20以外の構成部は、図示を省略する。
光電変換モジュール連結体10の光電変換モジュールPが行方向に折り畳まれると、図5に示すように、貫通孔14a,14b,14c,14d1がこの順番で連続するようにして、行方向の各光電変換モジュールPが重畳する。このとき、1列目及び2列目の各光電変換モジュールPの上面同士が向かい合い、3列目及び4列目の各光電変換モジュールPの上面同士が向かい合って配置される。また、折り畳み補助部材20は、他端が4列目の光電変換モジュールPの上面から出ているため、3列目及び4列目の各光電変換モジュールPの間から他端の一部が排出される。
図6は、光電変換装置1の収納状態における斜視図である。なお、光電変換モジュール連結体10及び折り畳み補助部材20以外の構成部は、図示を省略する。
光電変換モジュール連結体10は、図5に示した行方向に折り畳まれた状態から、各行の光電変換モジュールPを列方向に互い違いに折り畳み、全ての光電変換モジュールPを重ね合わせることで、図6に示すような収納状態となる。具体的には、まず、上下方向に重なった1行目の光電変換モジュールP(P11,P12,P13,P14)を上下方向に重なった2行目の光電変換モジュールP(P21,P22,P23,P24)全体の表側に重なるように折り畳む。次に、上下方向に重なったこれらの1,2行目の光電変換モジュールPを、上下方向に重なった3行目の光電変換モジュールP(P31,P32,P33,P34)全体の裏側に重なるように折り畳む。そして、上下方向に重なったこれらの1〜3行目の光電変換モジュールPを、上下方向に重なった4行目の光電変換モジュールP(P41,P42,P43,P44)全体の表側に重なるように折り畳むことで、収納状態とすることができる。
ここで、光電変換モジュール連結体10は、図5に示した光電変換モジュールPが行方向に折り畳まれた状態とした後で、列方向に折り畳み可能となる構成としてもよい。このような構成とすることで、折り畳み補助部材20によって行方向に折り畳んだ後で、列方向にも折り畳むことができるので、折り畳み補助部材20によって使用者に好適な折り畳み方の順番を誘導することができる。
折り畳み補助部材20は、図7(a)に示すように、他端に係止部23を有してもよく、また、行方向及び列方向に折り畳まれた状態、すなわち収納状態の光電変換モジュール連結体10に巻きつけることが可能な長さを有する構成としてもよい。このように構成することで、図7(b)に示すように、収納状態の光電変換モジュール連結体10に折り畳み補助部材20を巻きつけて、折り畳み補助部材20を係止部23で係止させることで、光電変換モジュール連結体10が折り畳まれた状態を維持させることができる。ここで、係止部23は、光電変換モジュール連結体10に巻きつけた折り畳み補助部材20を係止することができる形状であれば特に限定されないが、例えば、フック、ボタン、面ファスナー等の係止部材によって構成することができる。なお、係止部23は、把持部22としての機能も有してもよい。
また、光電変換モジュール連結体10が備える連結部12は、図8に示すように、光電変換モジュールPの特定方向への折り畳みを誘導する曲げ癖を有してもよい。ここで、破線で示した箇所は谷折りの曲げ癖を有する箇所であり、一点鎖線で示した箇所は山折りの曲げ癖を有する箇所である。具体的には、連結部12に、表側又は裏側の何れか一方へ曲がりやすいように、例えば湾曲させた形状を記憶させることで、曲げ癖を残留させることができる。この場合、連結部12は、曲げ癖を残留させるために、例えば、樹脂、布、又は皮革等を被覆部材として用いることが好ましい。
図8に示す例では、連結部12は、光電変換モジュールP(P11,P21)間、光電変換モジュールP(P13,P23)間、光電変換モジュールP(P22,P32)間、光電変換モジュールP(P24,P34)間、光電変換モジュールP(P31,P41)間、及び、光電変換モジュールP(P33,P43)間では、谷折りの曲げ癖を有する。一方、連結部12は、光電変換モジュールP(P12,P22)間、光電変換モジュールP(P14,P24)間、光電変換モジュールP(P21,P31)間、光電変換モジュールP(P23,P33)間、光電変換モジュールP(P32,P42)間、及び、光電変換モジュールP(P34,P44)間では、山折りの曲げ癖を有する。連結部12がこのような曲げ癖を有することで、光電変換モジュール連結体10が行方向に折り畳まれた状態から、列方向にも簡便に折り畳むことができるので、光電変換モジュール連結体10をさらに簡便に折り畳むことができる。
また、光電変換モジュール連結体10が有する貫通孔14は、光電変換モジュール連結体10の列方向中央部で行方向に沿って配置されていてもよい。例えば、光電変換モジュールPが列方向に偶数個配置される場合には、例えば図9に示すように、貫通孔14は、光電変換モジュール連結体10の中央部で行方向に1列に配置することができる。貫通孔14をこのように配置することで、光電変換モジュール連結体10が折り畳み補助部材20によって行方向に折り畳まれる際に、折り畳み補助部材20からの応力を列方向に対称に分散させることができる。
また、例えば、光電変換モジュールPが列方向に奇数個配置される場合には、例えば図10に示すように、貫通孔14は、光電変換モジュール連結体10の中央の行の光電変換モジュールPの周囲で、行方向に2列に配置することができる。貫通孔14をこのように配置することで、光電変換モジュール連結体10を折り畳み補助部材20によって行方向に折り畳む際に、折り畳み補助部材20からの応力を列方向に対称に分散させることができる。
また、貫通孔14は、連結部12を貫通して設けられることには限定されず、例えば、図11に示すように、連結部12とは別の部材によって貫通孔14を形成してもよい。
さらに、連結部12が図8に示したような曲げ癖を有する場合、列方向に沿う曲げ癖を光電変換モジュールPに対応する位置毎に交互に傾斜するジグザグ状に形成してもよい。なお、これらの列方向に沿う曲げ癖は、各光電変換モジュールPの行毎に、それぞれが平行に形成されていてもよい。
なお、連結部12は、光電変換モジュール連結体10の裏面全体を覆う1枚の伸縮性シートとして構成されるとして説明したが、このような構成には限定されない。例えば、図12に示すように、連結部12は、隣り合う光電変換モジュールP同士をそれぞれ連結する部材、行方向端部に配置された複数の光電変換モジュールPをインタフェース31にそれぞれ接続する部材を別部材として構成してもよい。なお、図12では、連結部12が各光電変換モジュールPを行方向に2箇所ずつで連結するが、このような構成には限定されず、1箇所で連結してもよいし、3箇所以上で連結してもよい。同様に、図12では、連結部12が各光電変換モジュールPを1箇所ずつで連結するが、このような構成には限定されず、2箇所以上で連結してもよい。
前述したところは本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えてもよいことは言うまでもない。例えば、各光電変換モジュールPの配置について、行や列を用いて説明したが、行と列は説明の便宜上規定したものであり、これらを相互に入れ替えてもよい。また、光電変換モジュールPを4行4列の配置とした光電変換モジュール連結体10等を用いて説明したが、光電変換モジュールPの行数及び列数は、それぞれ任意の2以上の整数とすることができる。
また、光電変換装置1が備える光電変換モジュールPは、上面図において矩形状であるとして説明したが、このような形状には限定されず、例えば六角形等の多角形や、円形であってもよい。
また、貫通孔14は、光電変換モジュール連結体10の行方向に沿って配置されていれば、列方向端部や列方向中央部以外の位置に配置されていてもよい。
また、折り畳み補助部材20は、他端を引っ張ることが可能であれば、把持部22を有さなくてもよい。
また、折り畳み補助部材20は、行方向のみならず列方向にも沿って配置されていてもよい。これにより、折り畳み補助部材20の他端を一回引っ張る操作をするだけで、行方向のみならず列方向にも折り畳むことが可能となる。
また、折り畳み補助部材20と同様の折り畳み補助部材が、列方向に沿ってさらに配置されていてもよい。これにより、折り畳み補助部材20を用いて行方向に折り畳んだ後に、列方向に沿って配置された折り畳み補助部材を用いて列方向にも折り畳むことが可能となる。
本発明によれば、簡便に折り畳むことができる光電変換装置を提供することができる。
1 光電変換装置
10 光電変換モジュール連結体
11 光電変換モジュール群
12 連結部
13 太陽電池パネル
14 貫通孔
20 折り畳み補助部材
21 脱離防止部
22 把持部
23 係止部
30 本体
31 インタフェース
32 昇圧回路部
33 光電変換モジュール電圧検出部
34 ACアダプター電圧検出部
35 充電池
36 外部インタフェース
37 充放電制御回路
38 コントローラ
40 ACアダプター
41 コンセント
42 AC/DC変換器
311 剛性部材
P 光電変換モジュール

Claims (8)

  1. 行列状に配置された複数の薄型パネル状の光電変換モジュールと、前記光電変換モジュールを行方向及び列方向にそれぞれ連結する連結部と、を備える、隣り合う前記光電変換モジュールの間で折り畳み可能な光電変換モジュール連結体と、
    紐状の折り畳み補助部材と、
    を備え、
    前記光電変換モジュール連結体は、行方向に沿う前記光電変換モジュールそれぞれに対応する位置に、表裏に貫通する貫通孔をそれぞれ有し、
    前記折り畳み補助部材は、隣り合う前記貫通孔の表側同士又は裏側同士から前記貫通孔を通過するように設けられる、
    光電変換装置。
  2. 前記光電変換モジュール連結体は、前記光電変換モジュールが行方向に折り畳まれた状態で、列方向に折り畳み可能となる、請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記折り畳み補助部材は、当該折り畳み補助部材の一端が前記貫通孔を通過して脱離することを抑制する脱離防止部を当該一端に有する、請求項1又は2に記載の光電変換装置。
  4. 前記折り畳み補助部材は、他端に係止部を有し、行方向及び列方向に折り畳まれた状態の前記光電変換モジュール連結体に巻きつけることが可能な長さを有する、請求項3に記載の光電変換装置。
  5. 前記貫通孔は、前記光電変換モジュール以外の位置に配置される、請求項1から3の何れか一項に記載の光電変換装置。
  6. 前記貫通孔は、前記光電変換モジュール連結体の列方向端部で行方向に沿って配置される、請求項5に記載の光電変換装置。
  7. 前記貫通孔は、前記光電変換モジュール連結体の列方向中央部で行方向に沿って配置される、請求項5に記載の光電変換装置。
  8. 前記連結部は、前記光電変換モジュールの特定方向への折り畳みを誘導する曲げ癖を有する、請求項1から7の何れか一項に記載の光電変換装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102372863B1 (ko) * 2021-06-16 2022-03-11 금강창호기공 주식회사 태양광 버스바 와이어 연결형 태양광 모듈용 어셈블리 및 이를 이용한 창호 일체형 태양광 발전 시스템

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