JP2017174219A - 情報処理システム、ストレージ装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、ストレージ装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データ移動処理において、移動元の記憶領域の入出力負荷を低減する。【解決手段】情報処理システム1000は、第一のサーバと、第二のサーバと、第一及び第二の記憶領域を備えた第一のストレージ装置と、第三の記憶領域を備えた第二のストレージ装置とを含み、第一のサーバは、移動元である第一の記憶領域のアドレスと移動先である第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を、第二のサーバ及び第一のストレージ装置に対し送信する第一の送信部を備える。第一のストレージ装置は、移動対象データを第一の記憶領域から第二の記憶領域に移動させるデータ移動部を備える。第二のサーバは、第二の記憶領域から取得する取得部と、第三の記憶領域に送信する第二の送信部とを備え、データ移動処理を行う場合に、第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、ストレージ装置、情報処理方法及びプログラムに関し、特にデータ移動を行う情報処理システム、ストレージ装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、ストレージの管理コストを低減できる、SAN(Storage Area Network)およびNAS(Network Attached Storage)という技術が注目されている。SAN及びNASの環境では、一つのストレージ装置を複数のサーバで共有することができる。一方で、一つのストレージ装置を複数のサーバで共有するため、あるストレージ装置の特定の記憶媒体(例えばある磁気ディスク)への入出力(以下、IO(Input−Output)ともいう)要求が集中してしまい、サービス性能が低下することがある。このようなストレージ装置のリソースに由来するボトルネックを解消するため、処理が集中している記憶媒体のデータの一部を同じ環境内にある他のストレージ装置の記憶媒体に移動させることで、複数のストレージ装置に処理を分散させる対処を取ることができる。
特許文献1には、記憶装置内のデータを他の記憶装置に移動させる技術が開示されている。具体的には、記憶装置に対するアクセスを制御するストレージ制御装置において、ストレージ制御装置の処理負荷状態を示す処理指標値と、記憶装置内の各データとそれぞれに対するアクセス処理の負荷状態を示すアクセス指標値とを基に、閾値を超えた処理指標値に対応するアクセス指標値を選択し、選択したアクセス指標値が最大のデータを他の記憶装置に移動させる技術が開示されている。
特許文献2には、論理ボリュームの再配置に関する技術が開示されている。具体的には、論理ボリュームの移動先候補である検索対象のパリティグループを、移動対象となる論理ボリュームを含むストレージサブシステムに限定することにより、論理ボリュームを含むストレージサブシステム内で移動先パリティグループを検索すること、即ちストレージサブシステム筐体内で入出力負荷を分散する技術が開示されている。
特開2015−229235号公報 特開2005−234834号公報
ストレージ装置間におけるデータ移動では、データの移動元のストレージ装置及び移動先のストレージ装置と接続するサーバがデータ移動を仲介する場合がある。この場合、サーバが移動元のストレージ装置から移動させるデータを読み込む時、データが格納された記憶媒体の入出力負荷が高いタイミングでデータを読み込んでしまう可能性がある。この場合、データが格納された記憶媒体の入出力負荷がさらに高まり、さらなるサービス性能の低下につながってしまうといった問題があった。特許文献1及び2には、上記問題を解決するための手段が開示されていない。
本発明は、上述する課題を解決する情報処理システム、ストレージ装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第一の側面は、第一のサーバと、第二のサーバと、第一及び第二の記憶領域を備えた第一のストレージ装置と、第三の記憶領域を備えた第二のストレージ装置とを含み、第一のサーバは、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を、第二のサーバ及び第一のストレージ装置に対し送信する第一の送信部を備え、第一のストレージ装置は、データ移動要求に基づいて移動対象データを第一の記憶領域から第二の記憶領域に移動させるデータ移動部を備え、第二のサーバは、データ移動要求に基づいて移動対象データを第二の記憶領域から取得する取得部と、この取得部が取得した移動対象データを第三の記憶領域に送信する第二の送信部とを備え、データ移動部がデータ移動処理を行う場合に、データ移動処理のために第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、データ移動処理のために第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、情報処理システムである。
本発明の第二の側面は、第一及び第二のサーバに接続されたストレージ装置において、第一及び第二の記憶領域と、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスを指定するデータ移動要求を前記第一のサーバから受信する要求受付部と、データ移動要求に基づいて移動対象データを第一の記憶領域から第二の記憶領域に移動させるデータ移動部とを備え、データ移動部がデータ移動処理を行う場合に、データ移動処理のために第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、データ移動処理のために第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きいものであり、要求受付部は第二のサーバから移動対象データの読み出し要求を受信した場合に、第二の記憶領域から移動対象データを読み出して第二のサーバに出力する、ストレージ装置である。
本発明の第三の側面は、第一のサーバ、第二のサーバ、第一及び第二の記憶領域を備える第一のストレージ装置並びに第三の記憶領域を備える第二のストレージ装置を含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、第二のサーバ及び第一のストレージ装置に対し、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を送信する要求送信ステップと、第一の記憶領域から第二の記憶領域に移動対象データを移動させるデータ移動ステップと、データ移動要求にて指定された移動対象データを第二の記憶領域から取得する取得ステップと、取得した移動対象データを第三の記憶領域に送信するデータ送信ステップと、を含み、データ移動ステップにてデータ移動処理を行う場合に、データ移動処理のために第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、データ移動処理のために第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、情報処理方法である。
本発明の第四の側面は、第一のサーバ、第二のサーバ、第一及び第二の記憶領域を備える第一のストレージ装置並びに第三の記憶領域を備える第二のストレージ装置を含む情報処理システムにおいてコンピュータに、第二のサーバ及び第一のストレージ装置に対し、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を送信する要求送信処理と、第一の記憶領域から第二の記憶領域に移動対象データを移動させるデータ移動処理と、データ移動要求にて指定された移動対象データを第二の記憶領域から取得する取得処理と、取得した移動対象データを第三の記憶領域に送信するデータ送信処理と、を実行させ、データ移動処理を行う場合に、データ移動処理のために第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、データ移動処理のために第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、プログラムである。
また、本発明の目的は、上記のプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても達成される。
本発明における情報処理システム、ストレージ装置、情報処理方法及びプログラムによれば、ストレージ装置間におけるデータ移動処理において、移動対象データの移動元の記憶領域の入出力負荷を低減することができる。
第一の実施形態における情報処理システム1000の構成を示す概念図である。 ストレージ装置300を実現可能なハードウェア構成の一例を説明する図である。 情報処理システム1000の動作を説明するフローチャートである。 第二の実施形態における情報処理システム2000の構成を示す概念図である。 記憶領域313に格納されるデータの一例を示す図である。 ストレージ負荷保存テーブル320の一例を示す図である。 ストレージ負荷保存テーブル320の一例を示す図である。 記憶領域314に格納されるデータの一例を示す図である。 情報処理システム2000の動作を説明するフローチャートである。 第三の実施形態におけるIO要求処理部322の構成を示す概念図である。 情報処理システム3000の動作を説明するフローチャートである。 第四の実施形態における情報処理システム4000の構成を示す概念図である。 情報処理システム4000の動作を説明するフローチャートである。 第五の実施形態におけるストレージ装置300´の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第一の実施形態]
[構成の説明]
図1は、第一の実施形態にかかる情報処理システム1000の構成を示す概念図である。情報処理システム1000は、サーバ100と、サーバ200と、ストレージ装置300と、ストレージ装置400とを含む。
サーバ100は、移動対象データの移動元である記憶領域301のアドレスと該移動対象データの移動先である記憶領域401のアドレスとを指定するデータ移動要求を、サーバ200及びストレージ装置300に対し送信する送信部101を備える。
ストレージ装置300は、記憶領域301、記憶領域302及びデータ移動部303を備える。
データ移動部303は、データ移動要求に基づいて移動対象データを記憶領域301から記憶領域302に移動させる。
データ移動部303がデータ移動処理を行う場合に、データ移動処理のために記憶領域302に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、当該データ移動処理のために記憶領域301に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい。すなわち、記憶領域302への入出力負荷全体に対する、データ移動部303の行うデータ移動処理による入出力負荷の割合が、記憶領域301への入出力負荷全体に対する、データ移動部303の行うデータ移動処理による入出力負荷の割合よりも小さい。
サーバ200は、取得部201及び送信部202を備える。
取得部201は、データ移動要求に基づいて移動対象データを記憶領域302から取得する。
送信部202は、データ移動要求に基づいて取得部201が取得した移動対象データを、ストレージ装置400の記憶領域401に送信する。
(ハードウェア構成の一例)
図2は、第一の実施形態にかかるストレージ装置300を実現可能なハードウェア構成の一例を説明する図である。
ストレージ装置(コンピュータ)300を構成するハードウェアは、CPU(Central Processing Unit)1、メモリ2、HDD(Hard Disk Drive)3および通信インターフェース(通信I/F)4を備える。ストレージ装置300は、入力装置5(不図示)または出力装置6(不図示)を備えていてもよい。ストレージ装置300の機能は、例えばCPU1が、メモリ2に読み出されたコンピュータプログラム(ソフトウェアプログラム、以下単に「プログラム」と記載する)を実行することにより実現される。実行に際して、CPU1は、通信インターフェース4、入力装置5および出力装置6を適宜制御する。
尚、本実施形態および後述する各実施形態を例として説明される本発明は、係るプログラムが格納されたコンパクトディスク等の不揮発性の記憶媒体8によって構成されてもよい。記憶媒体8が格納するプログラムは、例えばドライブ装置7により読み出される。
ストレージ装置300が実行する通信は、例えばOS(Operating System)が提供する機能を使ってアプリケーションプログラムが通信インターフェース4を制御することによって実現される。入力装置5は、例えばキーボード、マウスまたはタッチパネルである。出力装置6は、例えばディスプレイである。ストレージ装置300は、2つ以上の物理的に分離した装置が有線または無線で接続されることによって構成されていてもよい。
図2に示すハードウェア構成例は、後述する各実施形態にも適用可能である。なお、ストレージ装置は専用の装置であってもよい。なお、ストレージ装置およびその各機能ブロックのハードウェア構成は、上述の構成に限定されない。
サーバ100、サーバ200およびストレージ装置400の構成を実現可能なハードウェア構成の一例についても、同様に説明することができる。
[動作の説明]
図3は、情報処理システム1000の動作を説明する図である。
サーバ100の送信部101は、サーバ200及びストレージ装置300に対し、移動対象データの移動元である記憶領域301のアドレスと該移動対象データの移動先である記憶領域401のアドレスとを指定するデータ移動要求を送信する(ステップS1)。データ移動要求を受信したストレージ装置300では、データ移動部303が、該データ移動処理のために割り当て可能な単位時間あたりの入出力量が、該データ移動処理のために記憶領域301に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい記憶領域302に移動対象データを移動させる(ステップS2)。サーバ200の取得部201は、データ移動要求に基づいて移動対象データを記憶領域302から取得する(ステップS3)。送信部202は、ステップS3において取得部201が取得した移動対象データを、ストレージ装置400の記憶領域401に送信する(ステップS4)。
[効果の説明]
第一の実施形態にかかる情報処理システム1000では、ストレージ装置300がストレージ装置間におけるデータ移動の要求を受信すると、まずストレージ装置300内において、移動対象データの移動元の記憶領域301から入出力負荷の小さい別の記憶領域302に該移動対象データを移動させる。そして、サーバ200は記憶領域302から移動対象データを読み出し、ストレージ装置400の記憶領域401に送信する。これにより、ストレージ装置間におけるデータ移動処理において、データ移動元の記憶領域の入出力負荷を低減することができる。
なお、サーバ100とサーバ200とを一つのサーバとすることもできる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
図3は、第二の実施形態にかかる情報処理システム2000の構成を示す概念図である。
情報処理システム2000は、管理サーバ110、サーバ210、ストレージ装置310およびストレージ装置410を含んで構成される。管理サーバ110は、サーバ210およびストレージ装置310と通信可能に接続している。また、サーバ210は、管理サーバ110、ストレージ装置310およびストレージ装置410と通信可能に接続している。
管理サーバ110は、第一の実施形態におけるサーバ100に対応する。管理サーバ110は、データ移動要求部111を備える。
データ移動要求部111は、第一の実施形態における送信部101に対応する。データ移動要求部111は、データ移動の対象となる移動対象データが格納されている記憶領域(以下、移動元記憶領域ともいう)とそのアドレス範囲、該移動対象データの移動先の記憶領域(以下、移動先記憶領域)とそのアドレス範囲を含むデータ移動要求を、サーバ210及びストレージ装置310に送信する。
サーバ210は、第一の実施形態におけるサーバ200に対応する。サーバ210は、IO要求部211およびデータ移動実行部212を備える。
IO要求部211は、ストレージ装置310の記憶領域313もしくは記憶領域314、またはストレージ装置410の記憶領域411に対するデータの読み出しまたは書き込みの要求(入出力(IO)要求)を発行する。
データ移動実行部212は、第一の実施形態における取得部201及び送信部202に対応する。データ移動実行部212は、管理サーバ110から、移動元記憶領域とそのアドレス範囲、移動先記憶領域とそのアドレス範囲を含むデータ移動要求を受信する。また、データ移動実行部212は、IO要求部211を介して、ストレージ装置310の記憶領域313または記憶領域314からデータを読み出し、読み出したデータをストレージ装置410の記憶領域411に書き込む処理を行う。
ストレージ装置310は、第一の実施形態におけるストレージ装置300に対応する。ストレージ装置310は、IO要求受付部311、IO要求処理部312、記憶領域313、記憶領域314、データ移動先決定部315、データ移動制御部316、データ移動実行部317およびストレージ負荷監視部318を備える。
IO要求受付部311は、外部からのIO要求を受信する。IO要求は、移動元記憶領域及び移動先記憶領域を指定する情報、移動元記憶領域及び移動先記憶領域のアドレスを指定する情報、および読み込みまたは書き込みのいずれの処理であるかを指定する情報を含む。また、処理が書き込みである場合、IO要求はさらに書き込むデータを含む。
IO要求処理部312は、IO要求受付部311が受信したIO要求に従って、記憶領域313及び記憶領域314のうち、いずれか一方の指定されたアドレスに対して、データの読み込み、または書き込みを行う。
記憶領域313及び記憶領域314は、それぞれ、第一の実施形態における記憶領域301及び記憶領域302に対応する。記憶領域313及び記憶領域314には、それぞれ、数値で指定するアドレスとそのアドレスに対応するデータが格納されている。図5は、記憶領域313に格納されているデータの一例を示す図である。図5は、例えばアドレス1にデータAAが格納されていることを示している。同様に、図8は、記憶領域314に格納されているデータの一例を示す図である。図8において、アドレス3乃至5にはデータが格納されていないことを示す。
データ移動先決定部315は、ストレージ装置310が管理サーバ110から受信したデータ移動要求に含まれる移動元記憶領域以外の記憶領域のうち、ストレージ負荷保存テーブル320を参照し、残り処理可能データ移動量の最も大きい記憶領域を選択する。残り処理可能データ移動量とは、データ移動実行部317が行う移動対象データの移動処理に割り当て可能な単位時間当たりのIO量をいう。図6は、ストレージ負荷保存テーブル320の一例を示す図である。ストレージ負荷保存テーブル320は、記憶領域313および記憶領域314のそれぞれについての残り処理可能データ移動量に関する情報を保持する。データ移動先決定部315は、選択した記憶領域のアドレスのうちデータが格納されていないアドレスの範囲を、一時的な移動先の記憶領域のアドレス範囲としてデータ移動制御部316及びサーバ210に通知する。すなわち、サーバ210には、データ移動先決定部315が選択した一時的な移動先の記憶領域が該データ移動処理における新たな移動元記憶領域として通知される。
データ移動制御部316は、データ移動先決定部315から通知された一時的な移動先の記憶領域と移動元記憶領域それぞれの残り処理可能データ移動量をストレージ負荷保存テーブル320から取得し、取得した移動量のうち小さい方の移動量を単位時間当たりのデータ移動量とする。そして、移動元記憶領域のアドレスのうちまだデータが移動されていないアドレスの範囲の中から、単位時間当たりのデータ移動量分のアドレス範囲を決定してデータ移動実行部317に通知する。データ移動制御部316は、決定したアドレス範囲とともに、データ移動先決定部315から通知された一時的な移動先の記憶領域のアドレス範囲もデータ移動実行部317に通知する。
データ移動実行部317は、第一の実施形態におけるデータ移動部303に対応する。データ移動実行部317は、データ移動制御部316から通知された記憶領域のアドレス範囲に格納されているデータを、通知された別の記憶領域のアドレス範囲に書き込む。すなわち、データ移動実行部317は、データの移動を実行する。
ストレージ負荷監視部318は、記憶領域313と記憶領域314へのIO状態を監視する。そして、外部からのIO量と記憶領域の処理可能IO量とから残り処理可能データ移動量を求めてストレージ負荷保存テーブル320に保存する。
ストレージ装置410は、第一の実施形態におけるストレージ装置400に対応する。ストレージ装置410は、記憶領域411を備える。記憶領域411は、第一の実施形態における記憶領域401に対応する。ストレージ装置410の他の図示しない構成については、前述のストレージ装置310と同様である。
[動作の説明]
図9は、情報処理システム2000の動作を説明するフローチャートである。
まず、管理サーバ110のデータ移動要求部111が、移動対象データの移動元記憶領域とそのアドレス範囲、移動先記憶領域とそのアドレス範囲を含むデータ移動要求を、サーバ210とストレージ装置310に送信する(ステップS111)。
次に、ストレージ装置310のデータ移動先決定部315が、管理サーバ110から受信したデータ移動要求に含まれる移動元記憶領域以外の記憶領域のうち、残り処理可能データ移動量の最も大きい記憶領域を、ストレージ負荷保存テーブル320を参照して選択する(ステップS112)。そして、データ移動先決定部315は、選択した記憶領域のアドレスの範囲のうちデータが格納されていないアドレス範囲を、一時的な移動先の記憶領域のアドレス範囲としてデータ移動制御部316及びサーバ210に通知する(ステップS113)。
次に、ストレージ負荷監視部318が、記憶領域313と記憶領域314へのIO状態を監視し、外部からのIO量および記憶領域の処理可能IO量から残り処理可能データ移動量を求めてストレージ負荷保存テーブル320を更新する(ステップS114)。
データ移動制御部316は、データ移動先決定部315から通知された移動元記憶領域および一時的な移動先の記憶領域の残り処理可能データ移動量をストレージ負荷保存テーブル320から取得する(ステップS115)。データ移動制御部316は、取得した移動量のうち小さい方の移動量を単位時間当たりのデータ移動量とする(ステップS116)。データ移動制御部316は、移動元記憶領域のアドレス範囲のうちまだ移動対象データが移動されていないアドレスの範囲の中から、単位時間当たりのデータ移動量分のアドレス範囲を決定してデータ移動実行部317に通知する。データ移動制御部316は、決定したアドレス範囲とともに、ステップS113においてデータ移動先決定部315から通知された一時的な移動先の記憶領域もデータ移動実行部317に通知する(ステップS117)。
データ移動実行部317は、データ移動制御部316から通知された記憶領域のアドレス範囲に格納されている移動対象データを、通知された別の記憶領域のアドレス範囲に書き込む(ステップS118)。すなわち、移動元記憶領域が記憶領域313である場合は、記憶領域313の通知されたアドレス範囲に格納されている移動対象データを記憶領域314の通知されたアドレス範囲に書き込む。データ移動要求にて指定された移動元記憶領域のアドレス範囲に格納されている移動対象データすべてが一時的な移動先の記憶領域に移動された場合(ステップS119でYES)、ステップS120に進む。一方、移動対象データすべてが移動されていない場合には(ステップS119でNO)、ステップS114に戻る。
移動元記憶領域のアドレス範囲に格納されている移動対象データすべてが一時的な移動先の記憶領域に移動されると(ステップS119でYES)、サーバ210のデータ移動実行部212は、ストレージ装置310に対するIO要求、すなわち、移動対象データの読み出し要求(IO要求)をIO要求部211に発行させる(ステップS120)。ストレージ装置310のIO要求受付部311がサーバ210からIO要求を受信すると、IO要求処理部312が当該IO要求に従って、一時的な移動先の記憶領域に格納されているデータのうち、移動元記憶領域から移動されたデータ(移動対象データ)を読み出し、サーバ210に出力する(ステップS121)。サーバ210のデータ移動実行部212は、読み出された移動対象データを移動先記憶領域411へと書き込む処理を行う(ステップS122)。
以下、具体例を示して本実施形態における動作を説明する。ここで、ステップS111におけるデータ移動要求で、以下の内容が指定されているとする。つまり、移動元記憶領域をストレージ装置310内の記憶領域313、移動対象データのアドレス範囲を図5の2,3,4とし、移動先記憶領域をストレージ装置410内の記憶領域411とする。また、図示はないが、データ移動要求では、移動先記憶領域のアドレス範囲も指定される。
図6のストレージ負荷保存テーブル320を参照すると、移動元記憶領域313以外の記憶領域のうち、残り処理可能データ移動量の最も大きい記憶領域は、記憶領域314である。すなわち、記憶領域への入出力負荷全体に対する、データ移動実行部317の行う移動対象データの移動処理にともなう入出力負荷の割合が最も小さい記憶領域は、記憶領域314である。データ移動先決定部315は、記憶領域314を一時的な移動先の記憶領域として選択する(ステップS112)。そして、データ移動先決定部315は、図8を参照し、一時的な移動先の記憶領域314のアドレス範囲として、データが格納されていない3,4,5をデータ移動制御部316及びサーバ210に通知する(ステップS113)。
ステップS114において更新されたストレージ負荷保存テーブル320においても、移動元記憶領域313と一時的な移動先の記憶領域314の残り処理可能データ移動量は、それぞれ2と9とする。ステップS116において、データ移動制御部316は、そのうちの小さい数値である2を単位時間当たりのデータ移動量とする。すなわち、移動元記憶領域313の残り処理可能データ移動量が2であるため、単位時間あたり2をこえる量のデータを移動元記憶領域313から他の記憶領域へ移動させることはできない。
ステップS117において、データ移動制御部316は、移動元記憶領域313の、移動対象データが格納されているアドレス範囲として指定された2,3,4のうち、単位時間当たりのデータ移動量2個分のアドレスを選択する。ここでは、データ移動制御部316はアドレス2と3を選択し、選択したアドレスをデータ移動実行部317に通知する。データ移動制御部316は、決定したアドレス範囲とともに、データ移動先決定部315から通知された一時的な移動先の記憶領域のアドレス範囲もデータ移動実行部317に通知する。
図5の記憶領域313の例を参照すると、ステップS118において、データ移動実行部317は、選択されたアドレスである記憶領域313のアドレス2のデータBAを記憶領域314のアドレス3に記憶させ、記憶領域313のアドレス2のデータを消去させる。同様に、データ移動実行部317は、記憶領域313のアドレス3のデータACを記憶領域314のアドレス4に記憶させ、記憶領域313のアドレス3のデータを消去させる。
ステップS119において、この時点では、記憶領域313のアドレス4に格納されているデータがまだ移動されていないため、ステップS114に戻って動作を続ける。ストレージ負荷監視部318により更新されたストレージ負荷保存テーブル320(図7)を参照すると、記憶領域313の残り処理可能データ移動量が0である。そのため、データ移動実行部317によるデータ移動処理は行われない。
再度ステップS114に戻って動作を続ける。再度、ストレージ負荷監視部318により更新されたストレージ負荷保存テーブル320が図6の状態に戻ったとする。すると、データ移動制御部316は、単位時間当たりのデータ移動量を2とする。
記憶領域313から移動されていないデータが格納されているアドレスは4のため、データ移動実行部317は、記憶領域313のアドレス4のデータBAを記憶領域314のアドレス5に記憶させ、記憶領域313にアドレス4のデータを消去させる。
これで、データ移動要求にて指定されたアドレス範囲に格納されているデータすべての移動が完了する。ステップS120において、サーバ210はデータ移動実行部212により、記憶領域314のアドレス3,4,5からデータを読み出し、記憶領域411のアドレス3,4,5に書き込む。続いて、記憶領域314のアドレス3,4,5のデータを消去する。以上でストレージ装置間におけるデータ移動処理が完了する。
[効果の説明]
本実施形態にかかるストレージシステム2000では、サーバ210およびストレージ装置310にてストレージ装置間におけるデータ移動の要求を管理サーバ110から受信すると、まずストレージ装置310において、移動元記憶領域からIO負荷の小さい別の記憶領域(一時的な移動先の記憶領域)に移動対象データを一時的に移動させる。次に、ストレージ装置310は、移動対象データの読み出しを含むIO要求をサーバ210から受信すると、一時的な移動先の記憶領域から移動対象データを読み出し、サーバ210に出力する。これにより、ストレージ装置間におけるデータ移動処理において移動元記憶領域のIO負荷を低減することができる。
なお、ステップS113において、データ移動先決定部315がデータ移動実行部317にも一時的な移動先の記憶領域のアドレス範囲を通知してもよい。この場合、ステップS117においてデータ移動制御部316は、ステップS113においてデータ移動先決定部315から通知された一時的な移動先の記憶領域をデータ移動実行部317に通知しなくてもよい。
また、ステップS111において、管理サーバ110からサーバ210にはデータ移動要求が送信されず、ステップS113において、データ移動先決定部315が一時的な移動先の記憶領域のアドレス範囲とあわせて移動先記憶領域とそのアドレス範囲をサーバ210に通知してもよい。
[第三の実施形態]
[構成の説明]
次に、本発明の第三の実施形態について図10を参照して詳細に説明する。図10は、第三の実施形態におけるストレージシステム3000においてストレージ装置320が備えるIO要求処理部322の構成を示す図である。
IO要求処理部322は、データ移動状態テーブル3221およびIO要求転送先決定部3222を備える点で第二の実施形態にかかるIO要求処理部312と異なる。特に言及しない他の構成については、ストレージシステム2000と同様である。以降、ストレージシステム2000と異なる点について説明する。特に言及しない他の構成については、ストレージシステム2000と同じ番号を用いる。
データ移動状態テーブル3221は、データ移動実行部317によるデータ移動の結果を保持する。具体的には、移動元記憶領域とそのアドレス、および一時的な移動先の記憶領域とそのアドレスを保持する。
IO要求転送先決定部3222は、データ移動状態テーブル3221に保持されたデータ移動結果に従い、移動元記憶領域とそのアドレスへのIO要求を、一時的な移動先の記憶領域とそのアドレスに転送する。具体的には、データ移動状態テーブル3221を参照し、データ移動要求にて指定された記憶領域のアドレスに対するデータの読み出し要求を一時的な移動先の記憶領域のアドレスに対するデータの読み出し要求に読み替える。
[動作の説明]
次に、図11を参照してストレージシステム3000の動作について詳細に説明する。図11は、ストレージシステム3000の動作を説明するフローチャートである。
図11のステップS21からステップS28までは、図9のステップS111からステップS118までと同じである。ストレージシステム3000では、移動元記憶領域とそのアドレス、および一時的な移動先の記憶領域とそのアドレスをデータ移動状態テーブル3221に保存する(ステップS29)。
ステップS30の動作は、図9のステップS119と同じである。そして、サーバ210のデータ移動実行部212は、ステップS21のデータ移動要求にて指定された移動元記憶領域のアドレスに格納されている移動対象データの読み出し要求を含むIO要求をストレージ装置のIO要求受付部に送信する(ステップS31)。
次に、IO要求転送先決定部322は、データ移動状態テーブル3221を参照し、ステップS21のデータ移動要求にて指定されたアドレスに格納されている移動対象データが一時的な移動先の記憶領域に移動されたか調べる(ステップS32)。
ステップS21にて指定されたアドレスに格納されている移動対象データが一時的な移動先の記憶領域に移動された場合、すなわち、移動元記憶領域において、格納するデータが移動されたアドレスがある場合(ステップS33でYES)、データ移動状態テーブル3221を参照して一時的な移動先の記憶領域のアドレスから移動対象データを読み出し、サーバ210のデータ移動実行部212に送信する(ステップS34)。
ステップS21のデータ移動要求にて指定された移動元記憶領域のアドレス範囲に格納されていた移動対象データの全てをサーバ210のデータ移動実行部212に送信した場合(ステップS35でYES)、ステップS36へ進む。一方、まだデータ移動実行部212に送信されていない移動対象データがある場合(ステップS35でNO)、ステップS31へ戻る。
最後に、サーバ210のデータ移動実行部212は、ステップS34で送信された移動対象データをステップS21のデータ移動要求にて指定された移動先記憶領域に書き込む(ステップS36)。
[効果の説明]
第三の実施形態にかかるストレージシステム3000では、移動元記憶領域のアドレスと、ストレージ装置内の一時的な移動先の記憶領域のアドレスとの変換テーブルをデータ移動元のストレージ装置で保持する。この構成により、移動元のストレージ装置は移動元記憶領域とそのアドレスへのIO要求を適宜一時な移動先の記憶領域とそのアドレスへのIO要求に読み替える。そのため、移動対象データの一時的な移動先の記憶領域がサーバ210に通知されていなくでも、第一及び第二の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第四の実施形態]
[構成の説明]
次に、第四の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図12は、第四の実施形態にかかるストレージシステム4000の構成を示す図である。ストレージシステム4000は、ストレージ装置330がさらにデータ移動種別判定部339を含み、管理サーバ130が、データ移動要求部131と、データ移動要求部132とを備えることが第二の実施形態におけるストレージシステム2000及び第三の実施形態におけるストレージシステム3000と異なる。特に言及しない他の構成については、ストレージシステム2000及びストレージシステム3000と同様である。以降、ストレージシステム2000及びストレージシステム3000と異なる点について説明する。特に言及しない他の構成については、ストレージシステム2000及びストレージシステム3000と同じ番号を用いる。
データ移動種別判定部339は、データ移動要求部131からのデータ移動要求に含まれる、移動元記憶領域から移動先記憶領域へのデータ移動がデータ移動実行部337により実行可能か判定し、ストレージ装置内でデータ移動が可能かどうかを示すデータ移動可能情報をデータ移動要求部131へ返却する。
データ移動要求部131は、データ移動種別判定部339に、移動元記憶領域とそのアドレス範囲、移動先記憶領域とそのアドレス範囲を含む移動要求を発行する。また、データ移動要求部131は、データ移動種別判定部339からのデータ移動可能情報を受け取り、移動可能であれば動作を終了する。一方、移動可能でなければ、データ移動要求部132に移動要求を送信する。
データ移動要求部132は、データ移動要求部131から受信した移動要求をサーバ230のデータ移動実行部232に送信する。
[動作の説明]
次に、図13のフローチャートを参照してストレージシステム4000の動作について詳細に説明する。
まず、データ移動要求部131は、データ移動種別判定部339に、移動元記憶領域とそのアドレス範囲、移動先記憶領域とそのアドレス範囲を含むデータ移動要求を発行する(ステップS41)。
次に、データ移動種別判定部339は、ステップS41で受信したデータ移動要求の移動元記憶領域と移動先記憶領域とが同じストレージ装置内にあるか判定する(ステップS42)。同じストレージ装置内にあれば(ステップS42でYES)、ステップS43に進む。一方、同じストレージ装置内になければ(ステップS42でNO)、ステップS45に進む。
移動元記憶領域及び移動先記憶領域が同じストレージ装置内にある場合(ステップS42でYES)、データ移動種別判定部339は、データ移動可能であるとデータ移動要求部131に通知する(ステップS43)。そして、データ移動先決定部335は、ステップS41で指定された移動先記憶領域のアドレスを一時的な移動先のアドレス範囲としてデータ移動制御部336に通知し(ステップS44)、ステップS47へと進む。
移動元記憶領域及び移動先記憶領域が同じストレージ装置内にない場合(ステップS42でNO)、データ移動種別判定部339は、データ移動要求部131に、データ移動不可であると通知し(ステップS45)、ステップS46、およびステップS54の両方に進む。
データ移動先決定部335は、ストレージ負荷保存テーブル340から残り処理可能データ移動量の最も大きい記憶領域を一時的な移動先の記憶領域として選択し、一時的な移動先のアドレス範囲を決定してデータ移動制御部336に通知する。(ステップS46)。
ステップS47からステップS53の動作は、図11のフローチャートのステップS24からステップS30までと同じである。ステップS54においてデータ移動要求部132は、データ移動要求部131から受信したデータ移動要求をサーバ230のデータ移動実行部232に送信する。
次に、データ移動実行部232は、データ移動要求部132から受信したデータ移動要求にて指定された移動元記憶領域のアドレスに格納されているデータの読み出し要求を含むIO要求をストレージ装置330のIO要求受付部332に送信する(ステップS55)。ステップS56からステップS60の動作は、図11のフローチャートのステップS32からステップS36までと同じである。
[効果の説明]
第四の実施形態におけるストレージシステム4000では、ストレージ装置内におけるデータ移動かストレージ装置間におけるデータ移動かを判定する。そのため、ストレージ装置内におけるデータ移動または第一、第二および第三の実施形態に記載したストレージ装置間におけるデータ移動のうち最適な方法でデータ移動を行うことができる。
上述のステップS42では、ストレージ装置内におけるデータ移動が可能であるかどうかを判定する際に、同じストレージ装置内の記憶領域であるかどうか判定した。しかし、設定により、ストレージ装置間であってもストレージ装置内におけるデータ移動が可能であれば、その設定がなされている範囲において、別ストレージ装置の記憶領域であってもステップS43に進むと判定してもよい。
上述のステップS45にてデータ移動不可であると通知された場合に、ステップS46からステップS53が完了したあとにステップS54を実行してもよい。
[第五の実施形態]
次に、第五の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図14は、第五の実施形態にかかるストレージ装置300´の構成を示す図である。
ストレージ装置300´は、サーバ100(不図示)及びサーバ200に接続されている。ストレージ装置300´は、記憶領域301´、記憶領域302´、要求受付部304´及びデータ移動部303´を備える。
要求受付部304´は、移動対象データの移動元である記憶領域301´のアドレスを指定するデータ移動要求をサーバ100から受信する。
データ移動部303´は、データ移動要求に基づいて移動対象データを記憶領域301´から記憶領域302´に移動させる。
データ移動部303´がデータ移動処理を行う場合に、当該データ移動処理のために記憶領域302´に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、当該データ移動処理のために記憶領域301´に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい。
また、要求受付部304´は、サーバ200から移動対象データの読み出し要求を受信した場合に、記憶領域302´から移動対象データを読み出してサーバ200に出力する。
第五の実施形態にかかるストレージ装置300´によれば、第一の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述した各実施の形態は、適宜組み合わせて実施されることが可能である。
各ブロック図に示したブロック分けは、説明の便宜上から表された構成である。各実施形態を例に説明された本発明は、その実装に際して、各ブロック図に示した構成には限定されない。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
(付記1)
第一のサーバと、
第二のサーバと、
第一及び第二の記憶領域を備えた第一のストレージ装置と、
第三の記憶領域を備えた第二のストレージ装置とを含み、
前記第一のサーバは、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である前記第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を、前記第二のサーバ及び前記第一のストレージ装置に対し送信する第一の送信部を備え、
前記第一のストレージ装置は、前記データ移動要求に基づいて前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動させるデータ移動部を備え、
前記第二のサーバは、
前記データ移動要求に基づいて前記移動対象データを前記第二の記憶領域から取得する取得部と、
この取得部が取得した前記移動対象データを前記第三の記憶領域に送信する第二の送信部とを備え、
前記データ移動部がデータ移動処理を行う場合に、前記データ移動処理のために前記第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、前記データ移動処理のために前記第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、情報処理システム。
(付記2)
前記第一のストレージ装置は、前記第二のサーバに前記第二の記憶領域を前記移動対象データの移動元として通知する移動先通知部をさらに備える、付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記第一のストレージ装置は、前記移動対象データの移動元である前記第一の記憶領域のアドレスと一時的な移動先である前記第二の記憶領域のアドレスとを対応づけるテーブルを参照し、前記データ移動要求にて指定されたアドレスに対するデータの読み出し要求を前記第二の記憶領域のアドレスに対するデータの読み出し要求に読み替える読替部をさらに備える、付記1に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記第一のストレージ装置は、前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が、前記第一のストレージ装置内におけるデータ移動か否かを判定する判定部をさらに備え、
前記判定部が前記第一のストレージ装置内におけるデータ移動であると判定した場合に、前記データ移動部は前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動する、付記1乃至3に記載の情報処理システム。
(付記1)
第一及び第二のサーバに接続されたストレージ装置において、
第一及び第二の記憶領域と、
移動対象データの移動元である前記第一の記憶領域のアドレスを指定するデータ移動要求を前記第一のサーバから受信する要求受付部と、
前記データ移動要求に基づいて前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動させるデータ移動部とを備え、
前記データ移動部がデータ移動処理を行う場合に、前記データ移動処理のために前記第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、前記データ移動処理のために前記第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きいものであり、
前記要求受付部は前記第二のサーバから前記移動対象データの読み出し要求を受信した場合に、前記第二の記憶領域から前記移動対象データを読み出して前記第二のサーバに出力する、ストレージ装置。
(付記6)
前記第二のサーバに前記第二の記憶領域を前記移動対象データの移動元として通知する移動先通知部をさらに備える、付記5に記載のストレージ装置。
(付記7)
前記移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの一時的な移動先である前記第二の記憶領域のアドレスとを対応づけるテーブルを参照し、前記データ移動要求にて指定されたアドレスに対するデータの読み出し要求を前記第二の記憶領域のアドレスに対するデータの読み出し要求に読み替える読替部をさらに備える、付記5に記載のストレージ装置。
(付記8)
前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が前記第一のストレージ装置内におけるデータ移動か否かを判定する判定部をさらに備え、
前記判定部が第一のストレージ装置内におけるデータ移動であると判定した場合に、前記データ移動部は前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動する、付記5乃至7に記載のストレージ装置。
(付記9)
第一のサーバ、第二のサーバ、第一及び第二の記憶領域を備える第一のストレージ装置並びに第三の記憶領域を備える第二のストレージ装置を含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、
前記第二のサーバ及び前記第一のストレージ装置に対し、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である前記第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を送信する要求送信ステップと、
前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に前記移動対象データを移動させるデータ移動ステップと、
前記データ移動要求にて指定された前記移動対象データを前記第二の記憶領域から取得する取得ステップと、
前記取得した移動対象データを前記第三の記憶領域に送信するデータ送信ステップと、を含み、
前記データ移動ステップにてデータ移動処理を行う場合に、前記データ移動処理のために前記第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、前記データ移動処理のために前記第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、情報処理方法。
(付記10)
前記第二のサーバに前記第二の記憶領域を前記移動対象データの移動元として通知する移動先通知ステップをさらに含む、付記9に記載の情報処理方法。
(付記11)
前記移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと一時的な移動先である第二の記憶領域のアドレスとを対応づけるテーブルを参照し、前記データ移動要求にて指定されたアドレスに対するデータの読み出し要求を前記第二の記憶領域のアドレスに対するデータの読み出し要求に読み替える読替ステップをさらに含む、付記9に記載の情報処理方法。
(付記12)
前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が、前記第一のストレージ装置内におけるデータ移動か否かを判定する判定ステップをさらに含み、
前記判定ステップにおいて前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が第一のストレージ装置内におけるデータ移動であると判定された場合に、前記データ移動制御ステップにおいて前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動する、付記9乃至11に記載の情報処理方法。
(付記13)
第一のサーバ、第二のサーバ、第一及び第二の記憶領域を備える第一のストレージ装置並びに第三の記憶領域を備える第二のストレージ装置を含む情報処理システムにおいてコンピュータに、
前記第二のサーバ及び前記第一のストレージ装置に対し、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である前記第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を送信する要求送信処理と、
前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に前記移動対象データを移動させるデータ移動処理と、
前記データ移動要求にて指定された前記移動対象データを前記第二の記憶領域から取得する取得処理と、
前記取得した移動対象データを前記第三の記憶領域に送信するデータ送信処理と、を実行させ、
前記データ移動処理を行う場合に、前記データ移動処理のために前記第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、前記データ移動処理のために前記第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、プログラム。
(付記14)
前記第二のサーバに前記第二の記憶領域を前記移動対象データの移動元として通知する移動先通知処理をさらに実行させる、付記13に記載のプログラム。
(付記15)
前記移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと一時的な移動先である第二の記憶領域のアドレスとを対応づけるテーブルを参照し、前記データ移動要求にて指定されたアドレスに対するデータの読み出し要求を前記第二の記憶領域のアドレスに対するデータの読み出し要求に読み替える読替処理をさらに実行させる、付記13に記載のプログラム。
(付記16)
前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が、前記第一のストレージ装置内におけるデータ移動か否かを判定する判定処理をさらに実行させ、
前記判定処理において前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が第一のストレージ装置内におけるデータ移動であると判定された場合に、前記データ移動制御ステップにおいて前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動する、付記13乃至15に記載のプログラム。
1 CPU
2 メモリ
3 HDD
4 通信I/F
100、200、230 サーバ
101 送信部
110、130 管理サーバ
111、131、132 データ移動要求部
201 取得部
202 送信部
211、231 IO要求部
212、232、317、337 データ移動実行部
300、300´、310、330、400、410、430 ストレージ装置
301、301´、302、302´、313、314、333、334、401、411、431 記憶領域
303、303´ データ移動部
304´ 要求受付部
311、331 IO要求受付部
312、322、332 IO要求処理部
315、335 データ移動先決定部
316、336 データ移動制御部
318、338ストレージ負荷監視部
320、340 ストレージ負荷保存テーブル
339 データ移動種別判定部
1000、2000、3000、4000 情報処理システム
3221 データ移動状態テーブル
3222 IO要求転送先決定部

Claims (10)

  1. 第一のサーバと、
    第二のサーバと、
    第一及び第二の記憶領域を備えた第一のストレージ装置と、
    第三の記憶領域を備えた第二のストレージ装置とを含み、
    前記第一のサーバは、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である前記第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を、前記第二のサーバ及び前記第一のストレージ装置に対し送信する第一の送信部を備え、
    前記第一のストレージ装置は、前記データ移動要求に基づいて前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動させるデータ移動部を備え、
    前記第二のサーバは、
    前記データ移動要求に基づいて前記移動対象データを前記第二の記憶領域から取得する取得部と、
    この取得部が取得した前記移動対象データを前記第三の記憶領域に送信する第二の送信部とを備え、
    前記データ移動部がデータ移動処理を行う場合に、前記データ移動処理のために前記第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、前記データ移動処理のために前記第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、情報処理システム。
  2. 第一及び第二のサーバに接続されたストレージ装置において、
    第一及び第二の記憶領域と、
    移動対象データの移動元である前記第一の記憶領域のアドレスを指定するデータ移動要求を前記第一のサーバから受信する要求受付部と、
    前記データ移動要求に基づいて前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動させるデータ移動部とを備え、
    前記データ移動部がデータ移動処理を行う場合に、前記データ移動処理のために前記第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、前記データ移動処理のために前記第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きいものであり、
    前記要求受付部は前記第二のサーバから前記移動対象データの読み出し要求を受信した場合に、前記第二の記憶領域から前記移動対象データを読み出して前記第二のサーバに出力する、ストレージ装置。
  3. 前記第二のサーバに前記第二の記憶領域を前記移動対象データの移動元として通知する移動先通知部をさらに備える、請求項2に記載のストレージ装置。
  4. 前記移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの一時的な移動先である前記第二の記憶領域のアドレスとを対応づけるテーブルを参照し、前記データ移動要求にて指定されたアドレスに対するデータの読み出し要求を前記第二の記憶領域のアドレスに対するデータの読み出し要求に読み替える読替部をさらに備える、請求項2に記載のストレージ装置。
  5. 前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が前記第一のストレージ装置内におけるデータ移動か否かを判定する判定部をさらに備え、
    前記判定部が第一のストレージ装置内におけるデータ移動であると判定した場合に、前記データ移動部は前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動する、請求項2乃至4に記載のストレージ装置。
  6. 第一のサーバ、第二のサーバ、第一及び第二の記憶領域を備える第一のストレージ装置並びに第三の記憶領域を備える第二のストレージ装置を含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記第二のサーバ及び前記第一のストレージ装置に対し、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である前記第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を送信する要求送信ステップと、
    前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に前記移動対象データを移動させるデータ移動ステップと、
    前記データ移動要求にて指定された前記移動対象データを前記第二の記憶領域から取得する取得ステップと、
    前記取得した移動対象データを前記第三の記憶領域に送信するデータ送信ステップと、を含み、
    前記データ移動ステップにてデータ移動処理を行う場合に、前記データ移動処理のために前記第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、前記データ移動処理のために前記第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、情報処理方法。
  7. 前記第二のサーバに前記第二の記憶領域を前記移動対象データの移動元として通知する移動先通知ステップをさらに含む、請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 前記移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと一時的な移動先である第二の記憶領域のアドレスとを対応づけるテーブルを参照し、前記データ移動要求にて指定されたアドレスに対するデータの読み出し要求を前記第二の記憶領域のアドレスに対するデータの読み出し要求に読み替える読替ステップをさらに含む、請求項6に記載の情報処理方法。
  9. 前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が、前記第一のストレージ装置内におけるデータ移動か否かを判定する判定ステップをさらに含み、
    前記判定ステップにおいて前記データ移動要求にて指定されるデータ移動が第一のストレージ装置内におけるデータ移動であると判定された場合に、前記データ移動制御ステップにおいて前記移動対象データを前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に移動する、請求項6乃至8に記載の情報処理方法。
  10. 第一のサーバ、第二のサーバ、第一及び第二の記憶領域を備える第一のストレージ装置並びに第三の記憶領域を備える第二のストレージ装置を含む情報処理システムにおいてコンピュータに、
    前記第二のサーバ及び前記第一のストレージ装置に対し、移動対象データの移動元である第一の記憶領域のアドレスと該移動対象データの移動先である前記第三の記憶領域のアドレスとを指定するデータ移動要求を送信する要求送信処理と、
    前記第一の記憶領域から前記第二の記憶領域に前記移動対象データを移動させるデータ移動処理と、
    前記データ移動要求にて指定された前記移動対象データを前記第二の記憶領域から取得する取得処理と、
    前記取得した移動対象データを前記第三の記憶領域に送信するデータ送信処理と、を実行させ、
    前記データ移動処理を行う場合に、前記データ移動処理のために前記第二の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量は、前記データ移動処理のために前記第一の記憶領域に割り当て可能な単位時間あたりの入出力量よりも大きい、プログラム。
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