JP2017174167A - 健康管理プラットフォームサーバ及び健康管理プラットフォームシステム - Google Patents

健康管理プラットフォームサーバ及び健康管理プラットフォームシステム Download PDF

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Abstract

【課題】個々のユーザのニーズに応じて健康管理のためのアプリケーションを提供すること。【解決手段】本発明のプラットフォームサーバは、ユーザの生体情報を利用する2以上のアプリケーションプログラムを実行可能なユーザ端末とネットワークを介して通信可能なものである。サーバは、ユーザ端末から生体情報を受信する受信手段と、ユーザのユーザIDと、ユーザ端末上で利用される2以上のアプリケーションのアプリケーションIDと、ユーザ端末により取得された生体情報と、当該生体情報をアプリケーションプログラム毎に採用するか否かを示すフラグとを関連付けたプラットフォームデータベースを記憶する記憶手段と、生体情報を受信した際にフラグを参照して、当該フラグが設定されている全てのアプリケーションに生体情報の利用を許可する許可手段と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、健康管理プラットフォームサーバに関し、特に、ユーザの生体情報を利用するアプリケーションのプラットフォームサーバに関する。
ダイエットやメタボリックシンドロームの予防等の健康意識の高まりを受けて、健康指導サービスが普及している。このようなサービスの一つとして、ユーザの生体情報をリアルタイムに取得し、端末等において管理・評価する技術が提案されている(特許文献1及び特許文献2)。
特開2008−071263号公報 特開2015−112209号公報
しかしながら、近年、健康管理評価を行う様々なウェアラブル端末及びアプリケーションが提案されているものの、各端末には専用のアプリケーションが決められていることが多く、ユーザにとっては、端末を選ぶとそれ専用のアプリケーションも自動的に決められてしまうといった選択の自由が乏しい状況にある。
そこで、本発明は、個々のユーザのニーズに応じて健康管理のためのアプリケーションを提供し得る健康管理プラットフォームサーバ及び健康管理プラットフォームシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1の健康管理プラットフォームサーバとして、
ユーザの生体情報を利用する2以上のアプリケーションプログラムを実行可能なユーザ端末とネットワークを介して通信可能な健康管理プラットフォームサーバであって、
前記ユーザ端末から前記生体情報を受信する受信手段と、
前記ユーザのユーザIDと、前記ユーザ端末上で利用される2以上のアプリケーションのアプリケーションIDと、前記ユーザ端末により取得された生体情報と、当該生体情報を前記アプリケーションプログラム毎に採用するか否かを示すフラグとを関連付けたプラットフォームデータベースを記憶する記憶手段と、
前記生体情報を受信した際に前記フラグを参照して、当該フラグが設定されている全ての前記アプリケーションに前記生体情報の利用を許可する許可手段と、
を備える健康管理プラットフォームサーバが得られる。
本発明によれば、第2の健康管理プラットフォームサーバとして、第1に記載の健康管理プラットフォームサーバであって、
前記受信手段は、前記ユーザ端末から、前記生体情報を利用すべき前記アプリケーションプログラムの指定情報を更に受信し、
前記許可手段は、前記フラグが設定され且つ前記指定情報により指定された全ての前記アプリケーションに前記生体情報の利用を許可する
健康管理プラットフォームサーバが得られる。
本発明によれば、第3の健康管理プラットフォームサーバとして、第1又は第2に記載の健康管理プラットフォームサーバであって、
前記プラットフォームデータベースは、前記生体情報を継続的に取得して蓄積し、
前記許可手段は、前記前記ユーザ端末上で新たに利用が開始された前記アプリケーションに蓄積された前記生体情報の利用を許可する、
健康管理プラットフォームサーバが得られる。
本発明によれば、ユーザの生体情報を利用する2以上のアプリケーションプログラムを実行可能なユーザ端末と、ネットワークを介して通信可能な健康管理プラットフォームサーバとを備える健康管理プラットフォームシステムであって、
前記健康管理プラットフォームサーバは、前記ユーザ端末から前記生体情報を受信する受信手段、前記ユーザのユーザIDと前記ユーザ端末上で利用されている2以上のアプリケーションプログラム、及び前記ユーザ端末により取得された生体情報と当該生体情報を前記アプリケーションプログラム毎に採用するか否かを示すフラグを関連付けたプラットフォームデータベースを記憶する記憶手段と;を備えており、
前記ユーザ端末は、前記アプリケーションが実行されることによって前記ユーザの生体情報を取得する生体情報取得手段、及び取得した前記生体情報を前記健康管理プラットフォームサーバに送信する送信手段を備えており、
前記プラットフォームサーバは、前記生体情報を受信した際に前記フラグを参照して当該フラグが設定されている全ての前記アプリケーションに前記生体情報の利用を許可すると共に、前記ユーザ端末において前記フラグが設定されたアプリケーションが実行された際に前記生体情報を当該アプリケーションにおいて利用する、
健康管理プラットフォームシステムが得られる。
本発明によれば、個々のユーザのニーズに応じて健康管理のためのアプリケーションを提供し得る健康管理プラットフォームサーバ及び健康管理プラットフォームシステムを提供することができる。
本発明の実施の形態による健康管理システムの構成を示す図である。 図1の健康管理システムに含まれる健康管理プラットフォームサーバの機能構成を示すブロック図である。 図1の健康管理システムに含まれるユーザ端末の機能構成を示すブロック図である。 図1の健康管理システムに含まれるウェアラブル端末の機能構成を示すブロック図である。 図3のウェアラブル端末によりリアルタイムに取得される生体活動情報を図1のユーザ端末上にグラフ表示した場合の表示例である。(A)は体動量の測定グラフであり、(B)は心拍数の測定グラフである。 健康管理プラットフォームデータベースのデータ構造を示す模式図である。 ユーザ端末の表示例である。 図1の健康管理プラットフォームサーバの処理の流れを示すフロー図である。
<概要>
図1に示されるように、本実施の形態による健康管理システム1は、健康管理プラットフォームサーバ(以下「健康管理PFサーバ」と呼ぶ)10と、管理対象者の生体活動情報をリアルタイムに取得可能なウェアラブルデバイス100と通信可能なユーザ端末20と、プラットフォームデータベース(以下「PFDB」と呼ぶ。)30とを備えている。
健康管理システム1は、ネットワーク50を介して相互に通信可能に接続された、健康管理PFサーバ10と、ユーザ端末20とで構成される所謂クライアント/サーバモデルのシステムである。なお、ネットワーク50は、携帯電話機やスマートフォン等に対するキャリアネットワークと、IPベースのコンピュータネットワークとを含む。また、コンピュータネットワークは、図示されていない無線基地局(例えばWiFi)によって構築される無線ネットワークを含んでも良い。
<健康管理PFサーバ>
図2に示されるように、健康管理PFサーバ10は、処理部11、メインメモリ12、外部メモリ13、インタフェース14、通信部15及びディスクドライブ16等を備え、これらはバスを介して電気的に相互に接続される。処理部11は、外部メモリ13に格納されたプログラム・モジュール、及びディスクドライブ16に格納された各種データ等をメインメモリ12にロードして、順次プログラムを実行することにより健康管理システムによる処理を制御する。特に、処理部11は、通信部15を介して取得した管理対象者の生体活動情報及び検査情報と健康情報とに基づいて管理対象者の健康状態を予測する機能や、ユーザ端末10に送信・表示するための情報を生成して通信部15を介してユーザ端末10に戻すように構成される。インタフェース14は、健康管理PFサーバ10の管理者によってアクセスされ、各種サーバ機能設定やネットワーク設定を実施する。
なお、健康管理PFサーバ10に関する情報処理装置としての様々な機能の全部又は一部は、ユーザ端末10が担うように構成してもよい。この場合には、ユーザ端末10単体で情報処理装置を構成するか、またはユーザ端末10及び健康管理PFサーバ10全体で情報処理装置が構成される。
<ユーザ端末>
図3に示されるように、ユーザ端末20は、後述するウェアラブル端末100と連携してユーザの生体活動情報を取得して健康管理PFサーバ10に送信したり、健康管理PFサーバ10で生成される情報をブラウザ等のアプリケーションにより表示したりすることができる装置であればよく、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム用コンソールその他の電子機器等であればよい。
図示されるように、ユーザ端末20は、端末表示部21、端末入力部22、端末処理部23、端末通信部24および端末記憶部25等を備え、これらはバスを介して電気的に相互に接続される。
端末表示部21は、健康管理PFサーバ10から端末通信部24で受信した情報を端末記憶部25に一時的に格納し、ブラウザ等を通じて表示する(表示の仕方はこれに限られない)。端末表示部21は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)等によって実現することができるが、本実施の形態においては、特にタッチ・ディスプレイとして構成するのがよい。端末入力部22は、ユーザ作用(メニュー等の「選択」、「移動」、「削除」等)を受け付ける。入力手段としては、キーボードや仮想キーボードによる文字入力、マウスによるオブジェクトのクリック、画面内のオブジェクトの位置に対応するタッチ・ディスプレイ上での指によるタッチ入力やスタイラスによる入力、およびその組み合わせとすることができるが、これらに限定されない。
端末入力部22で受けた入力命令に基づいて、端末処理部23がユーザ命令を作成し、端末通信部24およびネットワーク50を通じて健康管理PFサーバ10と通信を行う。そして、健康管理PFサーバ10内において関連の健康状態予測プログラム(後述)が実行される。端末記憶部25は、ユーザ端末20に関連付けられる各種データ、および画像データの表示に必要なブラウザ等のアプリケーションを格納すると共に、健康管理PFサーバ10から受信する画像データ等の各種データも一時的に格納する。
<ウェアラブル端末>
図4に示されるように、本実施の形態によるウェアラブル端末100は、腕時計型の端末であり、ユーザの腕等に装着されることにより、ユーザの生体活動情報をリアルタイムに取得する。ウェアラブル端末100は、心拍センサー(又は脈拍センサー)110と、体動センサー120と、心拍数情報取得部112と、基底心拍数情報取得部124と、健康度情報演算部124と、体動情報取得部122と、制御部150と、表示部160と、通信部170とを含む。なお、ウェアラブル端末100の形態は、腕時計型に限られない。また、ウェアラブル端末100の一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加したりするなどの種々の変形が可能である。
心拍センサー(脈拍センサー)110は、心拍数情報取得部112に接続され、体動センサー120は、体動情報取得部122に接続されている。心拍数情報取得部112は、基底心拍数情報取得部114と、健康度情報演算部124に接続されている。基底心拍数情報取得部114、及び体動情報取得部120は、健康度情報演算部124に接続されている。健康度情報演算部124は、制御部150に接続され、制御部150は、表示部160及び通信部170に接続されている。
心拍センサー(脈拍センサー)110としては例えば光電センサーが用いられる。この場合には、生体に対して照射された光の反射光又は透過光を当該光電センサーで検出する手法等が考えられる。血管内の血流量に応じて、照射された光の生体での吸収量、反射量が異なるため、光電センサーで検出したセンサー情報は血流量等に対応した信号となり、当該信号を解析することで拍動に関する情報を取得することができる。ただし、心拍センサー110は光電センサーに限定されず、心電計や超音波センサー等、他のセンサーを用いてもよい。
体動センサー120は、ユーザの体動を検出するセンサーである。体動センサー120としては、加速度センサーや角速度センサー等を用いることが考えられるが、他のセンサーを用いてもよい。
表示部160は、演算された健康度情報等を提示する表示画面を表示するためのものであり、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどにより実現できる。
心拍数情報取得部112は、心拍センサー(脈拍センサー)110からのセンサー情報に基づいて、心拍数情報を取得する。心拍数情報取得部112は、心拍センサー110の動作レートや、心拍数情報取得部112自体の演算レート等に応じたレートで心拍数情報を取得する。
基底心拍数情報取得部114は、深睡眠状態における心拍数を表す基底心拍数情報を取得する。基底心拍数情報の取得手法については後述する。基底心拍数情報の取得は、心拍数情報取得部112からの心拍数情報に基づいて行われてもよいし、心拍センサー10からのセンサー情報に基づいて行われてもよい。
健康度情報演算部124は、ユーザの健康状態を表す健康度情報を演算する。健康度情報の演算は、心拍数情報、基底心拍数情報、及び体動情報等に基づいて行われる。
体動情報取得部122は、体動センサー120からのセンサー情報に基づいて体動情報を取得する。なお、ユーザの体動に起因して心拍センサー110にノイズが生じる可能性があることが知られており、体動情報は健康度情報の演算だけでなく、心拍数情報の演算(ノイズ低減)に用いられてもよい。
制御部150は、演算された健康度情報をウェアラブル端末100の表示部160に表示する制御を行う。心拍数情報等をそのまま提示したとしても、医療知識等を持たない一般ユーザが自身の健康状態を把握することは容易ではない。よって表示制御部は、健康度情報により表されるユーザの健康状態を容易に把握可能な形態で提示することが望ましい。また、制御部150は、上述した健康度情報や、心拍センサー110及び体動センサー120で得られたデータ(生データ)を送信部170を介してユーザ端末20に送信する制御を行う。送信には、USBケーブル等によって有線で行われる他、無線基地局(例えばWiFi)によって構築される無線ネットワークや、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によって行うこととしてもよい。
図5に示されるように、ウェアラブル端末100により取得された生体活動情報は、ユーザ端末20の画面上にプロットして得たグラフ(図のL1及びL2)を表示することによって、ユーザの活動を可視化してもよい。
上述したウェラブル端末100により取得される情報は、ユーザの心拍及び脈拍、体動のみであったが、これに代えて又はこれとともに、血圧、歩数、姿勢、位置および移動並びに位置情報を計測することとしてもよい。
<プラットフォームデータベース(PFDB)>
図6に示されるように、PFDBは、ユーザを特定するUser IDと、当該ユーザが利用しているアプリケーションに関するApp IDと、生体情報を利用するか否かを示すlifelog_flagと、登録(記録)されている生体情報(履歴を含む)life dataとを関連付けて管理するものである。本実施の形態によるPFDBは、健康管理PFサーバ10の外部メモリ13に格納されていてもよいし、ネットワークを介して接続された他の外部メモリに格納されていてもよい。図を参照して、User ID「y0411」で特定されるユーザ(ユーザ端末)は、App ID「aabbcc」と「ddeeff」と「gghhii」と「jjkkll」という4つのアプリケーションを利用している。このうち、生体情報を使用するアプリは「aabbcc」と「gghhii」と「jjkkll」の3つである。このうち「aabbcc」と「jjkkll」は、生体情報として睡眠時間に関する情報「slp_time」と心拍数に関する情報である「h_beat」とを利用し、「gghhii」は、睡眠時間に関する情報「slp_time」のみを利用する。
本実施の形態による健康管理システムは、ユーザ端末20においてPFDBに登録されているいずれかのアプリケーションで生体情報を登録(記録)すれば、生体情報を利用する他のアプリケーションにもその生体情報を共有するものである。例えば、図7(A)に示されるように、アプリケーションaabbccを起動すると、「こんにちはy0411さん。昨日の睡眠時間を入力してください。」というメッセージとともに当該ユーザの直近の睡眠時間を入力するように促される。図示されるように、ユーザが「6」時間と入力し、「登録」ボタンをタッチすることにより、PFDBが更新され、アプリケーションaabbccに関連付けられた生体情報として睡眠時間「6時間」が登録される。
本実施の形態においては、「登録」ボタンにタッチすると、図7(B)に示されるような画面に遷移し、同一プラットフォームから提供されるアプリケーションのうち生体情報を利用する他のアプリケーションであるgghhiiとjjkkll(図6参照)に対して、aabbccに登録した生体情報を反映させるか否かを問い合わせる。ユーザが「OK」をタッチすると、PFDBのこれらのアプリケーションの生体情報が更新される。
図7から理解されるように、本実施の形態においては、生体情報を利用する他のアプリケーションへの反映がデフォルトで選択されているが、生体情報を反映(登録)するアプリケーションをユーザにより選択させることとしてもよい。この場合ね筋されるようにチェックボックス等によって、生体情報を反映したいアプリケーションを選ばせることとすればよい。
また、図7(B)に示されるような確認画面を表示せずに、いずれかのアプリケーションにおいて生体情報が登録された場合に当該生体情報を(自動的に)反映させることとしてもよい。
このように、複数のアプリケーションプログラムにおける生体情報の登録は、最初に複数のアプリケーションプログラムを指定してまとめて行うこともできるし、最初は特定のアプリケーションプログラムのみで行い、あとから別のアプリケーションプログラムで追加登録することもできる。
図8を参照して、実際の処理の流れを説明する。ユーザ端末20においてアプリケーションaabbccが起動されると(SQ101)、ユーザ端末20は、健康管理サーバ10にアクセスしてアプリケーションのログイン処理を行う(SQ102)。健康管理サーバ10は、ユーザ端末20に関連付けられたユーザIDを特定してPFDBを参照し当該ユーザIDの利用するアプリケーションaabbccに関連付けられたlife data(例えば、「睡眠時間」に関する情報)を取得して(SQ103)、ユーザ端末20に送信する(SQ104)。ユーザが直近の睡眠時間を入力すると(SQ105:図7(A)参照)、ユーザ端末20は当該睡眠時間を健康管理サーバ10に送信する(SQ106)。健康管理サーバ10は、登録された睡眠時間をアプリケーションaabbccの新しい生体情報(最新の生体情報)としてPFDBに登録(更新登録)するとともに、lifelog_flag(図6参照)を参照して、生体情報を利用するアプリケーションのうちユーザが利用中のapp IDを特定し(SQ107)、ダウンロード済みアプリケーションに関する情報としてユーザ端末20に送信する(SQ108)。ユーザ端末20においては、アプリケーション名を表示し、ユーザに対して生体情報の反映を促す表示を行う(SQ109:図7(B))。ユーザが反映を承諾すると許可通知が健康管理サーバに送信され(SQ110)、PFDBの生体情報を更新すべきアプリケーションのlife dataの値を更新する(SQ111)。
なお、上述した実施の形態においては「睡眠時間」を生体情報の例として説明をしたが、生体情報はこれに限られず、心拍、血圧、睡眠時間、体温、歩数、活動強度、体重、身長、体脂肪、睡眠の質、メンタル、調子、食事投稿、ふりかえり、目標、アンケート、利用施設、トレーニング内容、購買履歴、SNS利用履歴、健診・検査結果、医科受診、服薬履歴等あらゆる生体情報が採用可能である。
また、これらの生体情報を継続的に取得して蓄積し、測定値の履歴を蓄積して、PFDBに登録し、ユーザ端末上で新たに利用が開始されたアプリケーションにおいて当該蓄積された生体情報を利用(持ち越し)することとしてもよい。
<効果>
以上説明した健康管理システムによれば、ユーザ端末から取得した生体情報を単一のアプリケーションだけでなく、他のアプリケーションにも通知(共有)して、他のアプリケーション上でその生体情報を利用することができる。
<その他>
本発明に係るサービスとして、健康管理サービスを取りあげているが、本発明は当該事業以外の事業においても用いることができる。特に、人の心理や精神への働きかけを用いる事業(例えば、人のモチベーションを上げるため、アドバイスを行う事業)、福祉(例えば、専門家が地域のコミュニティの福祉に対して遠隔でアドバイスする場合等)、教育等の事業において用いることができる。
本発明は、プラットフォーム事業分野に利用する事ができる。
1 健康管理システム
10 健康管理プラットフォームサーバ(健康管理PFサーバ)
20 ユーザ端末
30 プラットフォームデータベース(PFDB)
32 レセプト情報記憶部
34 検査情報記憶部
40 健康状態データベース(健康状態DB)
50 ネットワーク
100 ウェアラブル端末
110 心拍センサー
112 心拍数情報取得部
114 基底心拍数情報取得部
120 体動センサー
122 体動情報取得部
124 健康度演算部
150 制御部
160 表示部
170 通信部

Claims (4)

  1. ユーザの生体情報を利用する2以上のアプリケーションプログラムを実行可能なユーザ端末とネットワークを介して通信可能な健康管理プラットフォームサーバであって、
    前記ユーザ端末から前記生体情報を受信する受信手段と、
    前記ユーザのユーザIDと、前記ユーザ端末上で利用される2以上のアプリケーションのアプリケーションIDと、前記ユーザ端末により取得された生体情報と、当該生体情報を前記アプリケーションプログラム毎に採用するか否かを示すフラグとを関連付けたプラットフォームデータベースを記憶する記憶手段と、
    前記生体情報を受信した際に前記フラグを参照して、当該フラグが設定されている全ての前記アプリケーションに前記生体情報の利用を許可する許可手段と、
    を備える健康管理プラットフォームサーバ。
  2. 請求項1に記載の健康管理プラットフォームサーバであって、
    前記受信手段は、前記ユーザ端末から、前記生体情報を利用すべき前記アプリケーションプログラムの指定情報を更に受信し、
    前記許可手段は、前記フラグが設定され且つ前記指定情報により指定された全ての前記アプリケーションに前記生体情報の利用を許可する
    健康管理プラットフォームサーバ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の健康管理プラットフォームサーバであって、
    前記プラットフォームデータベースは、前記生体情報を継続的に取得して蓄積し、
    前記許可手段は、前記前記ユーザ端末上で新たに利用が開始された前記アプリケーションに蓄積された前記生体情報の利用を許可する、
    健康管理プラットフォームサーバ。
  4. ユーザの生体情報を利用する2以上のアプリケーションプログラムを実行可能なユーザ端末と、ネットワークを介して通信可能な健康管理プラットフォームサーバとを備える健康管理プラットフォームシステムであって、
    前記健康管理プラットフォームサーバは、前記ユーザ端末から前記生体情報を受信する受信手段、前記ユーザのユーザIDと前記ユーザ端末上で利用されている2以上のアプリケーションプログラム、及び前記ユーザ端末により取得された生体情報と当該生体情報を前記アプリケーションプログラム毎に採用するか否かを示すフラグを関連付けたプラットフォームデータベースを記憶する記憶手段と;を備えており、
    前記ユーザ端末は、前記アプリケーションが実行されることによって前記ユーザの生体情報を取得する生体情報取得手段、及び取得した前記生体情報を前記健康管理プラットフォームサーバに送信する送信手段を備えており、
    前記プラットフォームサーバは、前記生体情報を受信した際に前記フラグを参照して当該フラグが設定されている全ての前記アプリケーションに前記生体情報の利用を許可すると共に、前記ユーザ端末において前記フラグが設定されたアプリケーションが実行された際に前記生体情報を当該アプリケーションにおいて利用する、
    健康管理プラットフォームシステム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021196846A (ja) * 2020-06-12 2021-12-27 株式会社Cureapp 情報開示システム、サーバ及び情報開示方法

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