JP2017172147A - Caught-in detector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、作動体による挟み込みを検出する挟み込み検出装置に関する。 The present invention relates to a pinching detection device that detects pinching by an operating body.
従来、例えば車両ドアのウィンドウガラスのオートアップ作動時に、ウィンドウガラスによる物体の挟み込みを検出する挟み込み検出装置が周知である(特許文献1等参照)。この種の挟み込み検出装置は、例えばモータの回転数を検出するパルスセンサの出力(パルス出力)を基に挟み込みの有無を判定し、パルス幅時間が閾値以上となったとき、挟み込みがあったとして、ウィンドウガラスを反転作動又は停止させる。 2. Description of the Related Art Conventionally, a pinch detection device that detects a pinch of an object by a window glass at the time of, for example, an auto-up operation of a window glass of a vehicle door is known (see Patent Document 1). This type of pinching detection device determines whether pinching has occurred based on, for example, the output (pulse output) of a pulse sensor that detects the number of rotations of the motor. The window glass is turned over or stopped.
この種の挟み込み検出装置においては、挟み込みが発生したとき、これを直ぐに検出したいニーズがあった。特に、パルスセンサのパルス幅時間で判定する場合、挟み込み時には、パルス幅時間が長くなるので、その分、パルスエッジのタイミングが遅く、CPUの処理周期に至るまでに時間を要してしまう問題があった。 In this type of pinching detection device, there is a need to detect immediately when pinching occurs. In particular, when judging by the pulse width time of the pulse sensor, since the pulse width time becomes longer at the time of pinching, the timing of the pulse edge is delayed accordingly, and it takes time to reach the CPU processing cycle. there were.
本発明の目的は、挟み込みの検出タイミングを早くすることができる挟み込み検出装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a pinching detection device that can advance the pinching detection timing.
前記問題点を解決する挟み込み検出装置は、作動体の作動量を検出するのに用いる第1パルスセンサから第1パルス信号を入力し、当該第1パルス信号を基に、作動時における前記作動体の挟み込みを挟み込み制御部により検出する構成において、前記挟み込み制御部は、前記作動体の作動方向を検出するのに用いる第2パルスセンサから第2パルス信号を取得し、前記第1パルス信号を用いた挟み込み判定のみならず、前記第2パルス信号を用いた挟み込み判定も実行する。 The pinch detection device that solves the above problem receives a first pulse signal from a first pulse sensor that is used to detect the amount of operation of the operating body, and based on the first pulse signal, the operating body during operation In the configuration in which the sandwiching control unit detects the sandwiching of the actuator, the sandwiching control unit acquires a second pulse signal from a second pulse sensor used to detect the operating direction of the operating body, and uses the first pulse signal. In addition to the pinching determination, the pinching determination using the second pulse signal is also executed.
本構成によれば、第1パルス信号及び第2パルス信号の両方のエッジをトリガにして挟み込み判定を行うことを可能としたので、挟み込み判定を行うにあたっての検出タイミングが多くなる。よって、従来よりも早く挟み込みを検出して、反転作動を開始することができる。この点、ユーザの安全性を確保するのに一層有利となる。 According to this configuration, it is possible to perform the pinching determination by using both edges of the first pulse signal and the second pulse signal as a trigger, so that the detection timing for performing the pinching determination increases. Therefore, the reversing operation can be started by detecting pinching earlier than in the past. In this respect, it is further advantageous to ensure the safety of the user.
前記挟み込み検出装置において、前記作動体を制御するコントローラは、前記第1パルスセンサの第1パルス信号を基に、前記作動体の作動量が規定値未満となったことを検出したとき、当該作動体の作動量が規定値以上のときの作動速度よりも低い速度で前記作動体を作動させる減速作動を実行し、前記挟み込み制御部は、前記作動体が前記減速作動をとるとき、前記第2パルスセンサの第2パルス信号を用いた挟み込み判定を実行することが好ましい。この構成によれば、減速作動は閉じ切り付近で実施される作動であるので、挟み込みが発生し易い領域となる。よって、挟み込みが発生する可能性の高い領域において、挟み込み判定の処理周期を増やすことが可能となる。 In the pinching detection device, when the controller that controls the operating body detects that the operating amount of the operating body is less than a specified value based on the first pulse signal of the first pulse sensor, the operation is performed. A decelerating operation for operating the operating body at a speed lower than an operating speed when the operating amount of the body is equal to or greater than a predetermined value, and the sandwiching control unit is configured to perform the second operation when the operating body takes the decelerating operation. It is preferable to execute the pinching determination using the second pulse signal of the pulse sensor. According to this configuration, the deceleration operation is an operation performed in the vicinity of the closing position, so that the region is likely to be caught. Therefore, it is possible to increase the processing period for pinching determination in an area where pinching is likely to occur.
前記挟み込み検出装置において、前記作動体は、車両ドアに設けられた自動で昇降されるウィンドウガラスであることが好ましい。この構成によれば、車両ドアのウィンドウガラスによる挟み込みを早期に検出することが可能となる。 In the pinching detection device, it is preferable that the operating body is a window glass that is automatically lifted and lowered provided on a vehicle door. According to this structure, it becomes possible to detect the pinching of the vehicle door by the window glass at an early stage.
本発明によれば、挟み込みの検出タイミングを早くすることができる。 According to the present invention, the pinching detection timing can be advanced.
以下、挟み込み検出装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、車両ドア2のウィンドウガラス3を自動で開閉させるパワーウィンドウ装置4を備える。パワーウィンドウ装置4は、パワーウィンドウ装置4の作動を制御するコントローラ5と、ウィンドウガラス3を昇降させるときに操作するスイッチ部6と、ウィンドウガラス3を昇降させるときの駆動源となるアクチュエータ7とを備える。アクチュエータ7は、例えばモータ7aであることが好ましい。コントローラ5は、スイッチ部6の操作信号を基に、アクチュエータ7を介して、ウィンドウガラス3を昇降させる。
Hereinafter, an embodiment of a pinch detection device will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, the
スイッチ部6は、揺動操作可能なシーソースイッチからなる。シーソースイッチは、傾倒操作の一方が上昇用であり、傾倒操作の他方が下降用である。そして、シーソースイッチの上昇側を1回傾倒操作すると、操作の間、ウィンドウガラス3が上昇し、連続して2回傾倒操作(オートアップ操作)すると、自動上昇する。一方、シーソースイッチの下降側を1回傾倒操作すると、操作の間、ウィンドウガラス3が下降し、連続して2回傾倒操作(オートダウン操作)すると、自動下降する。
The
コントローラ5は、作動体10(本例はウィンドウガラス3)の作動量(開閉量)を検出するのに用いる第1パルスセンサ11と、作動体10(本例はウィンドウガラス3)の作動方向(開閉方向)を検出するのに用いる第2パルスセンサ12とを備える。第2パルスセンサ12は、ウィンドウガラス3の昇降又は下降の作動方向、すなわちパワーウィンドウモータの回転方向を検出する。コントローラ5は、第1パルスセンサ11の検出信号(第1パルス信号S1)と、第2パルスセンサ12の検出信号(第2パルス信号S2)とを入力する。第1パルスセンサ11及び第2パルスセンサ12は、磁気センサや光学センサなどの種々のセンサが適用可能である。
The
コントローラ5は、第1パルス信号S1のエッジをカウントすることにより、ウィンドウガラス3の開閉量判定を実行する。開閉量判定は、ウィンドウガラス3の開閉量(開閉高さ)を判定する処理である。コントローラ5は、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2の組み合わせから、ウィンドウガラス3の作動方向判定を実行する。ウィンドウガラス3の作動方向判定は、モータ7aの回転方向を検出することにより、ウィンドウガラス3が昇降作動又は下降作動のいずれであるのかを判定する処理である。
The
コントローラ5は、ウィンドウガラス3の上昇作動時、ウィンドウガラス3の開閉量が規定値以上の場合、ウィンドウガラス3を通常速度作動により制御し、ウィンドウガラス3の開閉量が規定値未満(ウィンドウガラス3の閉じ切り付近)の場合、ウィンドウガラス3を減速作動(スロー制御)によって制御する。通常速度作動は、ウィンドウガラス3の閉作動速度を優先した作動である。また、減速作動は、ウィンドウガラス3の作動速度(上昇速度)を、通常速度作動時よりも低くした作動である。
The
パワーウィンドウ装置4は、作動体10(本例はウィンドウガラス3)による挟み込みを検出する挟み込み検出機能(挟み込み検出装置15)を備える。挟み込み検出装置15は、例えばウィンドウガラス3が閉作動(例えばオートアップ作動)をとるとき、ウィンドウガラス3が物体に干渉したことを検出すると、ウィンドウガラス3の作動を停止又は反転作動させることにより、挟み込みを解消する。
The
挟み込み検出装置15は、作動体10による挟み込みを制御する挟み込み制御部16を備える。挟み込み制御部16は、コントローラ5に設けられている。挟み込み制御部16は、通常速度作動及び減速作動のどちらの領域においても、第1パルス信号S1をトリガとする挟み込み判定を実行する。また、本例の挟み込み制御部16は、減速作動のとき、第1パルス信号S1を用いた挟み込み判定のみならず、第2パルスセンサ12から入力する第2パルス信号S2を用いて挟み込み判定も実行可能である。挟み込み制御部16は、ウィンドウガラス3の挟み込みを検出すると、ウィンドウガラス3の反転作動を実行する。反転作動は、上昇していたウィンドウガラス3を強制的に下降に切り替える作動である。
The
次に、図2及び図3を用いて、挟み込み検出装置15の作用及び効果を説明する。
図2に示すように、コントローラ5は、コントローラ5に設けられた発振器(図示略)の周期から決まる処理周期に沿って作動する。周期処理は、所定時間間隔で繰り返し発生する。また、コントローラ5は、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2を逐次監視しており、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2のパルスレベル(エッジ)や、第1パルス信号S1のパルス幅時間n(n1〜n7…)や、第2パルス信号S2のパルス幅時間s(s1,s2…)を取得可能である。そして、コントローラ5は、第1パルス信号S1又は第2パルス信号S2のエッジに基づくタイミングの処理周期のとき、ウィンドウガラス3の昇降動作に関係する各種判定処理を実行する。
Next, the operation and effect of the
As shown in FIG. 2, the
本例のコントローラ5は、通常速度作動、減速作動及び反転作動のいずれの状態においても、第1パルス信号S1のエッジ(立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ)を検出した次のタイミングの処理周期のとき、各種判定処理(開閉量判定、作動方向判定、挟み込み判定)を実行する。すなわち、第1パルス信号S1のパルスエッジが検出されたときには、開閉量判定、作動方向判定、挟み込み判定のいずれも実施される。
In the
図2において、最初は、ウィンドウガラス3の開閉量が大きく、通常速度作動が実行されているとする。このとき、コントローラ5は、第1パルス信号S1の図中「Ea」で示す立ち上がりエッジを検出すると、次に到来する処理周期T1において、各種判定処理(開閉量判定、作動方向判定、挟み込み判定)を実行する。ところで、このときの作動方向判定においては、第2パルス信号S2が用いられ、第1パルス信号S1の立ち上がりエッジEaの検出時には、第2パルス信号S2がHiレベルとなっているので、ウィンドウガラス3が上昇作動していると判定される。
In FIG. 2, it is assumed that the opening / closing amount of the
開閉量判定は、ウィンドウガラス3の作動方向を考慮に入れて、位置監視用のカウンタ(図示略)をインクリメント又はデクリメントすることにより、ウィンドウガラス3の開閉量を演算する。すなわち、例えばウィンドウガラス3が全閉なったときを基準として、下降作動したときにカウンタをインクリメントし、逆に上昇作動したときにカウンタをデクリメントして、ウィンドウガラス3の開閉量を検出する。
In the opening / closing amount determination, the opening / closing amount of the
コントローラ5は、第1パルス信号S1の図中「Eb」で示す立ち下がりエッジを検出すると、次に到来する処理周期T2において、各種判定処理を実行する。ところで、このときの挟み込み判定においては、第1パルス信号S1のパルス幅時間n1と、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2のパルスレベルとを取得する。パルスレベルは、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2がHiレベル又はLoレベルのいずれであるのかの情報であって、ウィンドウガラス3の作動方向判定に使用される。ここでは、第1パルス信号S1の立ち下がりエッジEbを検出して、かつ第2パルス信号S2がLoレベルであるので、ウィンドウガラス3が上昇作動していると判定される。
When the
一方、パルス幅時間n1は、ウィンドウガラス3の挟み込み判定に使用される。挟み込み制御部16は、取り込んだパルス幅時間n1を基に、挟み込み判定を実行する。挟み込み制御部16は、パルス幅時間n1が閾値未満であれば、挟み込みが発生していないと判定し、パルス幅時間n1が閾値以上となれば、挟み込みが発生していると判定する。ここでは、パルス幅時間n1が閾値未満となっているので、挟み込みが発生していないと判定される。
On the other hand, the pulse width time n1 is used for determining whether the
図3に示すように、図中「Ec」で示す立ち上がりエッジを検出した後に到来する処理周期T3において、開閉量判定の判定結果により、ウィンドウガラス3の開閉量が規定値未満になったと判定されたとする。このとき、コントローラ5は、モータ7aの回転速度を低下させ、ウィンドウガラス3の作動状態を、通常速度作動から減速作動(スロー制御)に切り替える。これにより、ウィンドウガラス3がゆっくりと上昇する状態に切り替わる。
As shown in FIG. 3, in the processing cycle T3 that comes after detecting the rising edge indicated by “Ec” in the drawing, it is determined that the opening / closing amount of the
減速作動時、本例の挟み込み制御部16は、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2の両方を用いて、挟み込み判定を実行する。すなわち、図中の第1パルス信号S1の「Ed」、「Ee」のエッジのみならず、図中の第2パルス信号S2の「Ef」、「Eg」で示すエッジでも、これらをトリガにして挟み込み判定を行う。
During the deceleration operation, the
具体的には、第2パルス信号S2の図中「Ef」で示す立ち上がりエッジを検出すると、次に到来する処理周期T4において、挟み込み判定(作動方向判定も含む)を実行する。このとき、コントローラ5は、第2パルス信号S2のパルス幅時間s1と、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2のパルスレベルとを取得する。ここでは、第1パルス信号S1がLoレベルであり、第2パルス信号S2がHiレベルであることを確認するので、ウィンドウガラス3が上昇作動していると判定される。また、挟み込み制御部16は、取り込んだパルス幅時間s1を基に、挟み込み判定を実行する。挟み込み制御部16は、パルス幅時間s1が閾値未満であれば、挟み込みが発生していないと判定し、パルス幅時間s1が閾値以上となれば、挟み込みが発生していると判定する。ここでは、パルス幅時間s1が閾値未満となっているので、挟み込みが発生していないと判定される。
Specifically, when a rising edge indicated by “Ef” in the drawing of the second pulse signal S2 is detected, the pinching determination (including the operation direction determination) is executed in the next processing cycle T4. At this time, the
続いて、第2パルス信号S2の図中「Eg」で示す立ち下がりエッジを検出すると、次に到来する処理周期T5において、挟み込み判定(作動方向判定も含む)を実行する。このとき、コントローラ5は、第2パルス信号S2のパルス幅時間s2と、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2のパルスレベルとを取得し、前述と同様に作動方向判定及び挟み込み判定を実行する。
Subsequently, when the falling edge indicated by “Eg” in the drawing of the second pulse signal S2 is detected, the pinching determination (including the operation direction determination) is executed in the next processing cycle T5. At this time, the
ここでは、パルス幅時間s2の経過途中で挟み込みが発生した例を想定している。よって、挟み込み制御部16は、処理周期T5の判定処理において、パルス幅時間s2が閾値以上となることを認識し、これにより「挟み込み有り」と判定する。挟み込み制御部16は、挟み込みが発生したことを認識すると、モータ7aを逆転させ、ウィンドウガラス3の反転作動を開始する。これにより、ユーザの手や指などをウィンドウガラス3の挟み込みから守ることができる。
Here, an example is assumed in which pinching occurs during the lapse of the pulse width time s2. Therefore, the pinching
さて、例えば、第1パルス信号S1のパルスエッジのみをトリガに挟み込み判定を行う場合には、図3の「Eh」のエッジをトリガとする処理周期T6で挟み込みが検出されることになる。すなわち、挟み込みを検出するまでに時間を要してしまう。一方、本例は、第1パルス信号S1及び第2パルス信号S2の両方のエッジをトリガにして挟み込み判定を行うようにしたので、挟み込み判定を行うにあたっての検出タイミング(定期的な処理周期における処理実行の回数)を多くとることが可能となる。よって、従来よりも早く挟み込みを検出して、反転作動を開始することができる。この点、ユーザの安全性を確保するのに一層有利となる。 For example, in the case where the determination is made by using only the pulse edge of the first pulse signal S1 as a trigger, the insertion is detected at the processing cycle T6 using the edge of “Eh” in FIG. 3 as a trigger. That is, it takes time to detect pinching. On the other hand, in this example, the sandwiching determination is performed using both edges of the first pulse signal S1 and the second pulse signal S2 as triggers. Therefore, the detection timing (processing in a regular processing cycle) when performing the sandwiching determination is performed. It is possible to increase the number of executions). Therefore, the reversing operation can be started by detecting pinching earlier than in the past. In this respect, it is further advantageous to ensure the safety of the user.
本例のコントローラ5は、第1パルスセンサ11の第1パルス信号S1を基に、ウィンドウガラス3の開閉量が規定値未満となったことを検出したとき、ウィンドウガラス3の開閉量が規定値以上のときの作動速度よりも低い速度でウィンドウガラス3を作動させる減速作動を実行する。また、挟み込み制御部16は、ウィンドウガラス3が減速作動をとるとき、第2パルスセンサ12の第2パルス信号S2を用いた挟み込み判定を実行する。よって、挟み込みが発生する可能性の高い領域において、挟み込み判定の処理周期を増やすことができる。
When the
本例の作動体10は、車両ドア2に設けられた自動で昇降されるウィンドウガラス3である。よって、本例の場合には、車両ドア2のウィンドウガラス3による挟み込みを早期に検出することができる。
The working
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・挟み込み判定は、オートアップ作動時のみ実施されることに限らず、スイッチ部6を手動で上昇操作しているときに実施されてもよい。
Note that the embodiment is not limited to the configuration described so far, and may be modified as follows.
The pinching determination is not limited to being performed only during the auto-up operation, but may be performed when the
・挟み込み判定は、ウィンドウガラス3が下降操作しているときに実施されてもよい。
・第2パルス信号S2も用いた挟み込み判定は、減速作動の領域のみで実施されることに限らず、通常作動速度の領域や反転作動の領域でも実施してよい。
The pinch determination may be performed when the
The sandwiching determination using the second pulse signal S2 is not limited to being performed only in the deceleration operation region, but may be performed in the normal operation speed region or the reverse operation region.
・作動体10は、ウィンドウガラス3に限定されず、例えばサンルーフなどの他の部材に変更してもよい。
・本例の挟み込み検出装置15は、パワーウィンドウ装置4に適用されることに限らず、他の機器や装置に用いてもよい。
-
The
・第2パルスセンサ12は、作動方向を検出するのに用いられるセンサに限定されず、第1パルスセンサ11以外のセンサであって、作動体10の作動に応じたパルス信号を出力できるものであればよい。
The
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記挟み込み検出装置において、前記作動体を制御するコントローラは、定期的な処理周期のタイミングにおいて、前記第1パルス信号又は第2パルス信号に基づく挟み込み判定を実行する。この構成によれば、定期的な周期で処理を実行するコントローラにおいて、挟み込みを早く検出することができる。
Next, technical ideas that can be grasped from the above-described embodiment and other examples will be described below together with their effects.
(A) In the pinching detection device, the controller that controls the operating body executes pinching determination based on the first pulse signal or the second pulse signal at a timing of a regular processing cycle. According to this configuration, it is possible to quickly detect the jamming in the controller that executes processing at a regular cycle.
(ロ)前記挟み込み検出装置において、前記挟み込み制御部は、前記作動体の挟み込みの有無を判定するにあたり、当該作動体の作動方向も考慮に入れる。この構成によれば、挟み込み有無を、より正しく判定するのに一層有利となる。 (B) In the pinching detection device, the pinching control unit takes into account the operating direction of the operating body when determining whether the operating body is pinched. According to this configuration, it is further advantageous to more accurately determine whether or not pinching has occurred.
1…車両、2…車両ドア、3…作動体の一例であるウィンドウガラス、5…コントローラ、10…作動体、11…第1パルスセンサ、12…第2パルスセンサ、16…挟み込み制御部、S1…第1パルス信号、S2…第2パルス信号。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記挟み込み制御部は、前記作動体の作動方向を検出するのに用いる第2パルスセンサから第2パルス信号を取得し、前記第1パルス信号を用いた挟み込み判定のみならず、前記第2パルス信号を用いた挟み込み判定も実行する
ことを特徴とする挟み込み検出装置。 Pinch detection in which a first pulse signal is input from a first pulse sensor used to detect the amount of actuation of the working body, and the sandwiching of the working body during operation is detected by the sandwiching control unit based on the first pulse signal. In the device
The sandwiching control unit obtains a second pulse signal from a second pulse sensor used to detect the operating direction of the working body, and not only the sandwiching determination using the first pulse signal but also the second pulse signal. A pinching detection device that also performs pinching determination using the above.
前記挟み込み制御部は、前記作動体が前記減速作動をとるとき、前記第2パルスセンサの第2パルス信号を用いた挟み込み判定を実行する
請求項1に記載の挟み込み検出装置。 When the controller that controls the operating body detects that the operating amount of the operating body is less than a specified value based on the first pulse signal of the first pulse sensor, the operating amount of the operating body is specified. Executing a deceleration operation for operating the operating body at a speed lower than the operating speed when the value is greater than or equal to the value,
2. The pinching detection device according to claim 1, wherein the pinching control unit executes pinching determination using a second pulse signal of the second pulse sensor when the operating body performs the deceleration operation.
請求項1又は2に記載の挟み込み検出装置。 The pinching detection device according to claim 1 or 2, wherein the operating body is a window glass that is automatically lifted and lowered provided on a vehicle door.
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